JPH08329381A - 起点・終点情報作成装置 - Google Patents
起点・終点情報作成装置Info
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- JPH08329381A JPH08329381A JP7133438A JP13343895A JPH08329381A JP H08329381 A JPH08329381 A JP H08329381A JP 7133438 A JP7133438 A JP 7133438A JP 13343895 A JP13343895 A JP 13343895A JP H08329381 A JPH08329381 A JP H08329381A
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- JP
- Japan
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- point
- vehicle
- recognition
- information
- recognizing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両のOD情報を自動的に作成すること。
【構成】 各地点に配置されたAVI装置10で車両番
号を認識し、認識結果を通信制御装置20を介して中央
情報作成装置30へ送信する。中央情報作成装置30で
は、受信した情報を基に、各AVI装置10で認識した
車両番号を照合し、照合結果が一致した組みのうち間隔
が最大となる地点に配置されている組のAVI装置10
を選択し、一方のAVI装置10の属する地点を起点と
し、他方のAVI装置10の属する地点を終点としてO
D情報を作成する。
号を認識し、認識結果を通信制御装置20を介して中央
情報作成装置30へ送信する。中央情報作成装置30で
は、受信した情報を基に、各AVI装置10で認識した
車両番号を照合し、照合結果が一致した組みのうち間隔
が最大となる地点に配置されている組のAVI装置10
を選択し、一方のAVI装置10の属する地点を起点と
し、他方のAVI装置10の属する地点を終点としてO
D情報を作成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は起点・終点情報作成装置
に係わり、特に、道路ネットワークにおいて、道路管理
者が利用頻度の高い路線等の現状を調査する目的で車両
の起点・終点情報を作成するに好適な起点・終点情報作
成装置に関する。
に係わり、特に、道路ネットワークにおいて、道路管理
者が利用頻度の高い路線等の現状を調査する目的で車両
の起点・終点情報を作成するに好適な起点・終点情報作
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速道路等の利用頻度の高い道路
(路線)等の現状を道路管理者等が調べる目的で起点・
終点(OD)調査が行われている。このOD調査として
は、路側OD調査及びオーナーインタビューOD調査が
主に行われている。路側OD調査は、OD調査対象地区
を複数のブロックに分け、各ブロックの境界を通過する
車両を道路の脇に止め、運行内容や運行状況を直接聞く
調査である。一方、オーナーインタビューOD調査は、
自動車の所有者を無作為に抽出し、抽出した人に対して
事前に訪問して調査票を渡し、調査日に運行内容や運行
状況を記入してもらい、後日調査票を取りに行く調査で
ある。
(路線)等の現状を道路管理者等が調べる目的で起点・
終点(OD)調査が行われている。このOD調査として
は、路側OD調査及びオーナーインタビューOD調査が
主に行われている。路側OD調査は、OD調査対象地区
を複数のブロックに分け、各ブロックの境界を通過する
車両を道路の脇に止め、運行内容や運行状況を直接聞く
調査である。一方、オーナーインタビューOD調査は、
自動車の所有者を無作為に抽出し、抽出した人に対して
事前に訪問して調査票を渡し、調査日に運行内容や運行
状況を記入してもらい、後日調査票を取りに行く調査で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、路側OD調査の場合、OD調査対象地区内で
分けられたブロックの全ての境界に作業者を配置しなけ
ればならず、多数の人員を必要とする。また、ブロック
の境界を通過する車両を停止させるため、渋滞の原因と
なり、運転者も調査に必要な時間だけ拘束されてしま
う。一方、オーナーインタビューOD調査の場合は、作
業者が調査対象者を訪問しなければならず、作業負荷が
高く、また調査票回収の時間や調査票作成の費用がかか
る。
技術では、路側OD調査の場合、OD調査対象地区内で
分けられたブロックの全ての境界に作業者を配置しなけ
ればならず、多数の人員を必要とする。また、ブロック
の境界を通過する車両を停止させるため、渋滞の原因と
なり、運転者も調査に必要な時間だけ拘束されてしま
う。一方、オーナーインタビューOD調査の場合は、作
業者が調査対象者を訪問しなければならず、作業負荷が
高く、また調査票回収の時間や調査票作成の費用がかか
る。
【0004】このように、従来技術では、作業者の作業
負荷及び費用が高く、調査票回収に時間が掛かる上、サ
ンプル数に限りがあるため、精度の高いOD情報が作成
できない。以上の理由から年に1度程度しか調査を実施
できないという課題を有している。
負荷及び費用が高く、調査票回収に時間が掛かる上、サ
ンプル数に限りがあるため、精度の高いOD情報が作成
できない。以上の理由から年に1度程度しか調査を実施
できないという課題を有している。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、車両の起点・終点情報を自動的に作成す
ることができる起点・終点情報作成装置を提供すること
を目的とするものである。
るものであり、車両の起点・終点情報を自動的に作成す
ることができる起点・終点情報作成装置を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1の装置として、道路上を走行する車
両の車両番号を相異なる地点で認識する複数の車両認識
手段と、各車両認識手段の認識結果を照合して両者の一
致を判定する判定手段と、判定手段により肯定の判定結
果が得られたときに複数の車両認識手段により認識され
た車両の走行情報として一方の車両認識手段の属する地
点を起点として他方の車両認識手段の属する地点を終点
とする起点・終点情報を生成する起点・終点情報生成手
段とを備えている起点・終点情報作成装置を構成したも
のである。
に、本発明は、第1の装置として、道路上を走行する車
両の車両番号を相異なる地点で認識する複数の車両認識
手段と、各車両認識手段の認識結果を照合して両者の一
致を判定する判定手段と、判定手段により肯定の判定結
果が得られたときに複数の車両認識手段により認識され
た車両の走行情報として一方の車両認識手段の属する地
点を起点として他方の車両認識手段の属する地点を終点
とする起点・終点情報を生成する起点・終点情報生成手
段とを備えている起点・終点情報作成装置を構成したも
のである。
【0007】また本発明は、第2の装置として、道路上
を走行する車両の車両番号を相異なる地点で認識する複
数の車両認識手段、各車両認識手段を基準として対とな
る車両認識手段の組み合せを複数組指定する組み合わせ
指定手段と、組み合わせ指定手段により指定された各組
みに属する車両認識手段の認識結果を照合して両者の一
致を判定する判定手段と、判定手段により肯定の判定結
果が得られた組みのうち間隔が最大となる地点に配置さ
れている組の車両認識手段により認識された車両の走行
情報として一方の車両認識手段の属する地点を起点とし
他方の車両認識手段の属する地点を終点する起点・終点
情報を生成する起点・終点情報生成手段とを備えている
起点・終点情報作成装置を構成したものである。
を走行する車両の車両番号を相異なる地点で認識する複
数の車両認識手段、各車両認識手段を基準として対とな
る車両認識手段の組み合せを複数組指定する組み合わせ
指定手段と、組み合わせ指定手段により指定された各組
みに属する車両認識手段の認識結果を照合して両者の一
致を判定する判定手段と、判定手段により肯定の判定結
果が得られた組みのうち間隔が最大となる地点に配置さ
れている組の車両認識手段により認識された車両の走行
情報として一方の車両認識手段の属する地点を起点とし
他方の車両認識手段の属する地点を終点する起点・終点
情報を生成する起点・終点情報生成手段とを備えている
起点・終点情報作成装置を構成したものである。
【0008】また本発明は、第3の装置として、道路上
を走行する車両の車両番号を相異なる地点で認識する複
数の車両認識手段と、各車両認識手段を基準として対と
なる車両認識手段の組み合わせとして相隣接する地点の
車両認識手段を指定する第1組み合わせ指定手段と、第
1組み合わせ指定手段により指定された組みに属する車
両認識手段の認識結果を照合して両者の一致を判定する
第1判定手段と、各車両認識手段を基準として対となる
車両認識手段の組み合わせとして相隣接する地点より下
流側の地点の車両認識手段を指定する第2組み合わせ指
定手段と、第2組み合わせ指定手段により指定された組
みに属するする車両認識手段の認識結果を照合して両者
の一致を判定する第2判定手段と、第1判定手段と第2
判定手段により肯定の判定結果が得られた車両認識手段
のうち最も上流側に配置されている車両認識手段の属す
る地点を起点とし最も下流側に配置されている車両認識
手段の属する地点を終点とする起点・終点情報を生成す
る起点・終点情報生成手段とを備えている起点・終点情
報作成装置を構成したものである。
を走行する車両の車両番号を相異なる地点で認識する複
数の車両認識手段と、各車両認識手段を基準として対と
なる車両認識手段の組み合わせとして相隣接する地点の
車両認識手段を指定する第1組み合わせ指定手段と、第
1組み合わせ指定手段により指定された組みに属する車
両認識手段の認識結果を照合して両者の一致を判定する
第1判定手段と、各車両認識手段を基準として対となる
車両認識手段の組み合わせとして相隣接する地点より下
流側の地点の車両認識手段を指定する第2組み合わせ指
定手段と、第2組み合わせ指定手段により指定された組
みに属するする車両認識手段の認識結果を照合して両者
の一致を判定する第2判定手段と、第1判定手段と第2
判定手段により肯定の判定結果が得られた車両認識手段
のうち最も上流側に配置されている車両認識手段の属す
る地点を起点とし最も下流側に配置されている車両認識
手段の属する地点を終点とする起点・終点情報を生成す
る起点・終点情報生成手段とを備えている起点・終点情
報作成装置を構成したものである。
【0009】前記各装置を構成するに際しては、以下の
機能を備えることが望ましい。 (1)道路上を走行する車両のうち各車両認識手段の配
置されている地点を走行する車両の台数と各車両認識手
段により認識された車両の台数との割合を示す捕捉率を
算出する捕捉率算出手段と、捕捉率算出手段のの算出値
を基に起点・終点情報生成手段の生成による起点・終点
情報を補正する補正手段とを備えている。 (2)各車両認識手段の車両認識時刻を計測する認識時
刻計測手段を有し、判定手段は、各車両認識手段の認識
結果のうち認識時刻計測手段の計測値が設定時間内に含
まれる認識結果のみを照合する機能を有する。
機能を備えることが望ましい。 (1)道路上を走行する車両のうち各車両認識手段の配
置されている地点を走行する車両の台数と各車両認識手
段により認識された車両の台数との割合を示す捕捉率を
算出する捕捉率算出手段と、捕捉率算出手段のの算出値
を基に起点・終点情報生成手段の生成による起点・終点
情報を補正する補正手段とを備えている。 (2)各車両認識手段の車両認識時刻を計測する認識時
刻計測手段を有し、判定手段は、各車両認識手段の認識
結果のうち認識時刻計測手段の計測値が設定時間内に含
まれる認識結果のみを照合する機能を有する。
【0010】
【作用】従って、本発明によれば、各車両認識手段によ
って車両の車両番号が認識され、この認識結果が一致し
たときには、一方の車両認識手段の属する地点から他方
の認識手段の属する地点を車両が移動したことになり、
一方の、車両認識手段の属する地点を起点とし、他方の
車両認識手段の属する地点を終点とする起点・終点情報
を自動的に生成することができる。この場合、車両の認
識時刻が設定時間内に含まれる認識結果のみを照合する
と、より正確な照合を行うことができる。
って車両の車両番号が認識され、この認識結果が一致し
たときには、一方の車両認識手段の属する地点から他方
の認識手段の属する地点を車両が移動したことになり、
一方の、車両認識手段の属する地点を起点とし、他方の
車両認識手段の属する地点を終点とする起点・終点情報
を自動的に生成することができる。この場合、車両の認
識時刻が設定時間内に含まれる認識結果のみを照合する
と、より正確な照合を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明の第1実施例を示す起点・終
点情報作成装置の全体構成図である。図1において、起
点・終点情報作成装置は、複数の車両認識装置(以下、
AVI装置と称する。)10、通信制御装置20、中央
情報作成装置30を備えて構成されている。各AVI装
置10は高速道路等の路線に沿って相異なる地点に配置
されており、道路上を走行する車両のナンバープレート
を撮像し、車両番号を認識する車両認識手段として構成
されている。さらに各AVI装置10は車両番号を認識
したときの時刻を車両の通過時刻として認識し、通過時
刻に関するデータを出力する認識時刻計測手段を構成す
るようになっている。通信制御装置20は各AVI装置
10から、車両番号、通過時刻のデータを受信し、受信
したデータを中央情報作成装置30へ送信するようにな
っている。中央情報作成装置30は、受信データを基
に、2地点で認識された車両番号の照合を行い、両者の
車両番号が一致したときには、一方のAVI装置10の
属する地点を起点とし、他方のAVI装置10の属する
地点を終点とする起点・終点情報を生成するようになっ
ている。
点情報作成装置の全体構成図である。図1において、起
点・終点情報作成装置は、複数の車両認識装置(以下、
AVI装置と称する。)10、通信制御装置20、中央
情報作成装置30を備えて構成されている。各AVI装
置10は高速道路等の路線に沿って相異なる地点に配置
されており、道路上を走行する車両のナンバープレート
を撮像し、車両番号を認識する車両認識手段として構成
されている。さらに各AVI装置10は車両番号を認識
したときの時刻を車両の通過時刻として認識し、通過時
刻に関するデータを出力する認識時刻計測手段を構成す
るようになっている。通信制御装置20は各AVI装置
10から、車両番号、通過時刻のデータを受信し、受信
したデータを中央情報作成装置30へ送信するようにな
っている。中央情報作成装置30は、受信データを基
に、2地点で認識された車両番号の照合を行い、両者の
車両番号が一致したときには、一方のAVI装置10の
属する地点を起点とし、他方のAVI装置10の属する
地点を終点とする起点・終点情報を生成するようになっ
ている。
【0013】具体的には、中央情報作成装置30は、定
数設定器301、OD情報作成器302、OD(真値)
推定器303を備えて構成されている。定数設定器30
1は各AVI装置10の設置地点間隔及びOD情報の作
成の期間を設定するようになっている。OD情報作成器
302は、通信制御装置20から受信したデータを用い
て、定数設定器301で設定した条件に従って、OD
(起点・終点)情報を作成するようになっている。すな
わち、OD情報作成器302は対となるAVI装置10
の組み合わせ指定する組み合わせ指定手段と、AVI装
置10の認識結果を照合して両者の一致を判定する判定
手段と、判定手段により肯定の判定結果が得られたとき
に、一方のAVI装置10の属する地点を起点とし、他
方のAVI装置10の属する地点を終点とする起点・終
点情報を生成する起点・終点情報生成手段を構成するよ
うになっている。OD推定器303は、各AVI装置1
0の配置されている地点を走行する車両の台数と各AV
I装置により認識された車両の台数との割合を示す捕捉
率を算出する捕捉率算出手段と、捕捉率算出手段の算出
値を基にOD情報作成器302で作成された起点・終点
情報を補正する補正手段を構成するようになっている。
数設定器301、OD情報作成器302、OD(真値)
推定器303を備えて構成されている。定数設定器30
1は各AVI装置10の設置地点間隔及びOD情報の作
成の期間を設定するようになっている。OD情報作成器
302は、通信制御装置20から受信したデータを用い
て、定数設定器301で設定した条件に従って、OD
(起点・終点)情報を作成するようになっている。すな
わち、OD情報作成器302は対となるAVI装置10
の組み合わせ指定する組み合わせ指定手段と、AVI装
置10の認識結果を照合して両者の一致を判定する判定
手段と、判定手段により肯定の判定結果が得られたとき
に、一方のAVI装置10の属する地点を起点とし、他
方のAVI装置10の属する地点を終点とする起点・終
点情報を生成する起点・終点情報生成手段を構成するよ
うになっている。OD推定器303は、各AVI装置1
0の配置されている地点を走行する車両の台数と各AV
I装置により認識された車両の台数との割合を示す捕捉
率を算出する捕捉率算出手段と、捕捉率算出手段の算出
値を基にOD情報作成器302で作成された起点・終点
情報を補正する補正手段を構成するようになっている。
【0014】次に、OD情報作成器302の機能を基に
本実施例の動作について説明する。まず、本実施例で
は、図2に示すように、各AVI装置10をそれぞれ地
点A〜H地点に配置し、図3に示すように、地点Aを起
点に指定し、他の全ての地点のうち終点となりうる地点
(以下、終点候補地点)との間で車両番号の照合を行
い、照合結果が一致、すなわちマッチングされた地点と
終点候補地点の組みのうち最も距離、間隔が長い組を起
点・終点として特定することとしている。この具値的な
処理手順を図4に示す。
本実施例の動作について説明する。まず、本実施例で
は、図2に示すように、各AVI装置10をそれぞれ地
点A〜H地点に配置し、図3に示すように、地点Aを起
点に指定し、他の全ての地点のうち終点となりうる地点
(以下、終点候補地点)との間で車両番号の照合を行
い、照合結果が一致、すなわちマッチングされた地点と
終点候補地点の組みのうち最も距離、間隔が長い組を起
点・終点として特定することとしている。この具値的な
処理手順を図4に示す。
【0015】まず、地点Aを起点に指定する(ステップ
401)。次に、起点すなわち地点Aにおける照合対象
車両を指定する(ステップ402)。照合対象車両は、
図5に示すように、通過時刻順の車両番号データを用い
て、通過時刻の早い車両から順次選択する。次に、指定
された起点(地点A)から車両の進行方向を考慮し、終
点となりうる地点を全て選択する(ステップ403)。
起点が地点Aの場合は、終点候補地点は地点C,D,
E,F,G,Hとなり、地点Bは除かれる。この後、指
定された地点とステップ403で指定された全ての終点
候補地点との間で車両番号の照合を行う(ステップ40
4)。次に、車両番号の照合結果に誤りがないか否かの
判定を行う(ステップ405)。すなわちステップ40
4でのマッチングの結果に矛盾がないかどうかの判定を
行う。例えば、起点である地点Aとの車両照合におい
て、終点候補地点である地点E及び地点Gの両方でマッ
チングされた場合、どちらかの終点候補地点とのマッチ
ングが誤っていると考えられる。そこで、ステップ40
6では、対象車両の旅行時間等を算出し、この算出時間
を基に異常値の除去(誤マッチングの除去)を行う。
401)。次に、起点すなわち地点Aにおける照合対象
車両を指定する(ステップ402)。照合対象車両は、
図5に示すように、通過時刻順の車両番号データを用い
て、通過時刻の早い車両から順次選択する。次に、指定
された起点(地点A)から車両の進行方向を考慮し、終
点となりうる地点を全て選択する(ステップ403)。
起点が地点Aの場合は、終点候補地点は地点C,D,
E,F,G,Hとなり、地点Bは除かれる。この後、指
定された地点とステップ403で指定された全ての終点
候補地点との間で車両番号の照合を行う(ステップ40
4)。次に、車両番号の照合結果に誤りがないか否かの
判定を行う(ステップ405)。すなわちステップ40
4でのマッチングの結果に矛盾がないかどうかの判定を
行う。例えば、起点である地点Aとの車両照合におい
て、終点候補地点である地点E及び地点Gの両方でマッ
チングされた場合、どちらかの終点候補地点とのマッチ
ングが誤っていると考えられる。そこで、ステップ40
6では、対象車両の旅行時間等を算出し、この算出時間
を基に異常値の除去(誤マッチングの除去)を行う。
【0016】次に、ステップ407では、マッチングさ
れた全ての終点候補地点の中で起点から最も遠い終点候
補地点を終点とする。この処理により、起点・終点を特
定する。つまり、起点Aに対し、マッチングされた地点
が地点C,Eであった場合、起点・終点の候補は、A→
C,A→Eとなるが、距離最大の組を選択すると、起点
・終点となる組はA→Eとなる。この後ステップ408
で、起点・終点として決定した組の交通量に1(台)を
加算する。例えば、起点・終点の組み、A→Eの交通量
に1を加える。次に、ステップ409では、起点との車
両番号の照合において、マッチングされた全ての終点候
補地点における対象車両のデータにマッチング済みの印
を付ける。これは、マッチングされた終点候補地点にお
ける対象車両を、以降の処理において起点の対象車両か
ら除くためである。次に、ステップ410ではOD情報
の作成対象期間を考慮し、起点において対象車両が存在
するか否かの判定を行う。例えば、OD情報の作成対象
期間が1日であった場合、23:59までを対象車両と
する。また、地点Aから最も遠い地点Hまでの最大旅行
時間を対象期間の終了時刻から最大旅行時間を差し引い
た時刻までを照合対象車両とする。対象車両がない場合
にはステップ411の処理に移る。ステップ411で
は、次の起点の候補があるか否かの判定を行う。本実施
例の場合、地点F及び地点H以内の全ての地点を起点と
して指定したとき、次の起点の候補は存在しないと判定
する。これは、地点F、地点Hを起点としたとき、終点
候補地点がなくなってしまうためである。以上の処理に
より、対象期間における各ODの合計交通量を算出す
る。
れた全ての終点候補地点の中で起点から最も遠い終点候
補地点を終点とする。この処理により、起点・終点を特
定する。つまり、起点Aに対し、マッチングされた地点
が地点C,Eであった場合、起点・終点の候補は、A→
C,A→Eとなるが、距離最大の組を選択すると、起点
・終点となる組はA→Eとなる。この後ステップ408
で、起点・終点として決定した組の交通量に1(台)を
加算する。例えば、起点・終点の組み、A→Eの交通量
に1を加える。次に、ステップ409では、起点との車
両番号の照合において、マッチングされた全ての終点候
補地点における対象車両のデータにマッチング済みの印
を付ける。これは、マッチングされた終点候補地点にお
ける対象車両を、以降の処理において起点の対象車両か
ら除くためである。次に、ステップ410ではOD情報
の作成対象期間を考慮し、起点において対象車両が存在
するか否かの判定を行う。例えば、OD情報の作成対象
期間が1日であった場合、23:59までを対象車両と
する。また、地点Aから最も遠い地点Hまでの最大旅行
時間を対象期間の終了時刻から最大旅行時間を差し引い
た時刻までを照合対象車両とする。対象車両がない場合
にはステップ411の処理に移る。ステップ411で
は、次の起点の候補があるか否かの判定を行う。本実施
例の場合、地点F及び地点H以内の全ての地点を起点と
して指定したとき、次の起点の候補は存在しないと判定
する。これは、地点F、地点Hを起点としたとき、終点
候補地点がなくなってしまうためである。以上の処理に
より、対象期間における各ODの合計交通量を算出す
る。
【0017】このように、本実施例によれば、AVI装
置10で認識された車両番号を照合し、照合結果が一致
した組みのうち最も距離の長い組を選択し、選択した組
みに属する一方のAVI装置10の属する地点を起点と
し、他方のAVI装置10の属する地点を終点としてO
D情報を作成するようにしたため、対象車両のOD情報
を自動的に作成することができる。
置10で認識された車両番号を照合し、照合結果が一致
した組みのうち最も距離の長い組を選択し、選択した組
みに属する一方のAVI装置10の属する地点を起点と
し、他方のAVI装置10の属する地点を終点としてO
D情報を作成するようにしたため、対象車両のOD情報
を自動的に作成することができる。
【0018】さらに、本実施例によれば、AVI装置1
0を用いることにより、自動的に、かつ短時間に数多く
のデータを収集し、OD情報を作成することが可能であ
るから、作業者の負担及び費用を軽減し、所望のOD情
報を精度よく作成することができる。さらに、OD情報
の作成は2地点間での車両照合を基本としているため、
各AVI装置10における捕捉率の影響が小さいOD情
報を作成することができ、実用性が高いという効果が得
られる。
0を用いることにより、自動的に、かつ短時間に数多く
のデータを収集し、OD情報を作成することが可能であ
るから、作業者の負担及び費用を軽減し、所望のOD情
報を精度よく作成することができる。さらに、OD情報
の作成は2地点間での車両照合を基本としているため、
各AVI装置10における捕捉率の影響が小さいOD情
報を作成することができ、実用性が高いという効果が得
られる。
【0019】次に、本発明の第2実施例を図6と図7に
従って説明する。本実施例は、図6に示すように、上流
地点と隣接の下流地点との間で車両番号の照合を行い、
マッチングされた場合、上流地点と下流地点を一地点づ
つ下流方向に移動し、次の車両照合を行うものである。
このとき、ある一組の上流地点と下流地点との組みにお
いてマッチングされなかった場合でも、二組み連続して
マッチングされなかったとき以外は処理を続行すること
としている。
従って説明する。本実施例は、図6に示すように、上流
地点と隣接の下流地点との間で車両番号の照合を行い、
マッチングされた場合、上流地点と下流地点を一地点づ
つ下流方向に移動し、次の車両照合を行うものである。
このとき、ある一組の上流地点と下流地点との組みにお
いてマッチングされなかった場合でも、二組み連続して
マッチングされなかったとき以外は処理を続行すること
としている。
【0020】具体的には図7に示すように、まず、起点
を指定する(ステップ701)。例えば、地点A,C,
D,E,Fを順次下流地点に指定する。この後、地点に
おける照合対象車両を指定する(ステップ702)。こ
の後、1回目の車両照合であるか否かの判定を行い、1
回目の判定「Yes」のときには、ステップ704で下
流地点を指定する。例えば、起点が地点Aである場合、
下流地点として地点Eを指定する。そして上流地点と下
流地点が指定された後、上流地点と下流地点との間で車
両番号の照合を行う(ステップ705)。
を指定する(ステップ701)。例えば、地点A,C,
D,E,Fを順次下流地点に指定する。この後、地点に
おける照合対象車両を指定する(ステップ702)。こ
の後、1回目の車両照合であるか否かの判定を行い、1
回目の判定「Yes」のときには、ステップ704で下
流地点を指定する。例えば、起点が地点Aである場合、
下流地点として地点Eを指定する。そして上流地点と下
流地点が指定された後、上流地点と下流地点との間で車
両番号の照合を行う(ステップ705)。
【0021】一方、ステップ703で2回目以降の車両
照合であると判定された場合、または、1回目の車両照
合であると判定されて、1回目の車両照合を行った場合
にはステップ706による処理を実行する。なお、ここ
では、説明を簡単にするために、起点を地点Aにした
後、下流地点として地点Eを指定し、これらの地点間で
の車両照合が終了したと仮定する。そしてステップ70
6で、次に選択する下流地点が存在するか否かを判定す
る。下流地点として地点F及びHでの車両照合が既に行
われている場合は、さらにその下流に存在するAVI装
置10が存在しないため、ステップ706での判定は、
「なし」となる。それ以外の場合は、「あり」と判定さ
れる。ここでの例では、下流地点としてFを選択するこ
とが可能であるので、ステップ706での判定は「あ
り」となる。
照合であると判定された場合、または、1回目の車両照
合であると判定されて、1回目の車両照合を行った場合
にはステップ706による処理を実行する。なお、ここ
では、説明を簡単にするために、起点を地点Aにした
後、下流地点として地点Eを指定し、これらの地点間で
の車両照合が終了したと仮定する。そしてステップ70
6で、次に選択する下流地点が存在するか否かを判定す
る。下流地点として地点F及びHでの車両照合が既に行
われている場合は、さらにその下流に存在するAVI装
置10が存在しないため、ステップ706での判定は、
「なし」となる。それ以外の場合は、「あり」と判定さ
れる。ここでの例では、下流地点としてFを選択するこ
とが可能であるので、ステップ706での判定は「あ
り」となる。
【0022】次に、ステップ707に移り、次の下流地
点を指定する。この例の場合、地点Fを指定する。次に
ステップ708に移り、前の車両照合における上流地点
及び下流地点との間でマッチングされたか否かの判定を
行う。この例の場合には、上流地点Dと地点Eとの間で
マッチングされたか否かの判定を行う。ステップ708
での判定が「Yes」(マッチングされた)の場合、ス
テップ709では前の車両照合における下流地点を上流
地点とする。この例の場合には、上流地点を地点E、下
流地点を地点Fとする。上流地点と下流地点が設定され
た後、両地点間換での車両照合を行う(ステップ71
2)。
点を指定する。この例の場合、地点Fを指定する。次に
ステップ708に移り、前の車両照合における上流地点
及び下流地点との間でマッチングされたか否かの判定を
行う。この例の場合には、上流地点Dと地点Eとの間で
マッチングされたか否かの判定を行う。ステップ708
での判定が「Yes」(マッチングされた)の場合、ス
テップ709では前の車両照合における下流地点を上流
地点とする。この例の場合には、上流地点を地点E、下
流地点を地点Fとする。上流地点と下流地点が設定され
た後、両地点間換での車両照合を行う(ステップ71
2)。
【0023】一方、ステップ708での判定結果が「N
o」(マッチングされなかった)の場合は、ステップ7
10に移り、2つ前の車両照合(ステップ707で指定
された下流地点から2地点溯った地点)において、マッ
チングされたか否かの判定を行う。この例の場合では、
ステップ707で指定された下流地点が地点Fであるか
ら、2地点溯ると地点Dとなり、下流地点を地点Dとし
たときにマッチングされたか否かの判定を行う。ここ
で、ステップ710における例外処理として、下流地点
を2地点溯った地点が上流地点と一致してしまう場合、
判定結果は「Yes」とする。これは、ステップ707
で指定された地点が地点Cであった場合、2地点溯ると
地点Aとなり、上流地点と一致してしまうためである。
このような場合、ステップ711では、2地点溯った下
流地点を上流地点とする。例えば、ステップ707で地
点Fを指定した場合、上流地点が地点Dとなる。そして
このように設定された両地点間における車両照合を行う
(ステップ712)。
o」(マッチングされなかった)の場合は、ステップ7
10に移り、2つ前の車両照合(ステップ707で指定
された下流地点から2地点溯った地点)において、マッ
チングされたか否かの判定を行う。この例の場合では、
ステップ707で指定された下流地点が地点Fであるか
ら、2地点溯ると地点Dとなり、下流地点を地点Dとし
たときにマッチングされたか否かの判定を行う。ここ
で、ステップ710における例外処理として、下流地点
を2地点溯った地点が上流地点と一致してしまう場合、
判定結果は「Yes」とする。これは、ステップ707
で指定された地点が地点Cであった場合、2地点溯ると
地点Aとなり、上流地点と一致してしまうためである。
このような場合、ステップ711では、2地点溯った下
流地点を上流地点とする。例えば、ステップ707で地
点Fを指定した場合、上流地点が地点Dとなる。そして
このように設定された両地点間における車両照合を行う
(ステップ712)。
【0024】以上の処理を繰り返して行い、ステップ7
06で選択する下流地点がなくなった場合、またはステ
ップ710での判定が「No」となった場合、ステップ
713でODを特定する。この特定方法は、マッチング
された地点のうち最も下流の地点を終点とする。
06で選択する下流地点がなくなった場合、またはステ
ップ710での判定が「No」となった場合、ステップ
713でODを特定する。この特定方法は、マッチング
された地点のうち最も下流の地点を終点とする。
【0025】ステップ714以降の処理は第1実施例と
同様であり、ステップ714では、起点・終点として決
定した組の交通量に1(台)を加算する。ステップ71
5では、マッチングされた対象車両のデータにマッチン
グ済みの印を付けることにより、以降の処理における起
点の対象車両の規定から除く処理を行う。またステップ
716ではOD情報の作成対象期間を考慮し、起点にお
いて対象車両が存在するか否かの判定を行う。ステップ
717では、次の起点の候補があるか否かの判定を行
う。以上の処理により、対象期間におけるODの合計交
通量を算出する。
同様であり、ステップ714では、起点・終点として決
定した組の交通量に1(台)を加算する。ステップ71
5では、マッチングされた対象車両のデータにマッチン
グ済みの印を付けることにより、以降の処理における起
点の対象車両の規定から除く処理を行う。またステップ
716ではOD情報の作成対象期間を考慮し、起点にお
いて対象車両が存在するか否かの判定を行う。ステップ
717では、次の起点の候補があるか否かの判定を行
う。以上の処理により、対象期間におけるODの合計交
通量を算出する。
【0026】本実施例においてはAVI装置10で認識
された車両番号を照合し、照合結果が一致した組みのう
ち一方のAVI装置10の属する地点を起点とし、他方
のAVI装置の属する地点を終点として起点・終点情報
を生成するようにしたため、OD情報を自動的に作成す
ることができ、作業者の負担及び費用を軽減し、所望の
OD情報を精度よく作成することができる。さらに、本
実施例によれば、起点・終点間の地点においても車両番
号の照合を行っているため、起点から終点までに複数の
径路が存在する場合であっても、1つの径路を特定する
ことができる。
された車両番号を照合し、照合結果が一致した組みのう
ち一方のAVI装置10の属する地点を起点とし、他方
のAVI装置の属する地点を終点として起点・終点情報
を生成するようにしたため、OD情報を自動的に作成す
ることができ、作業者の負担及び費用を軽減し、所望の
OD情報を精度よく作成することができる。さらに、本
実施例によれば、起点・終点間の地点においても車両番
号の照合を行っているため、起点から終点までに複数の
径路が存在する場合であっても、1つの径路を特定する
ことができる。
【0027】次に、本発明の第3実施例を図8〜図11
に従って説明する。本実施例は、OD推定器303で、
各AVI装置10から得られた車両番号及び通過記録の
データを用いて、求められた観測ODから真のODを推
定するようにしたものである。すなわち、各AVI装置
10では、捕捉率100%(全ての通過車両を検出し、
車両番号を認識する)は不可能であり、数台は見逃して
しまう。そのため、この誤差を含むデータから作成した
観測ODには誤差が含まれる。そこで、OD推定器30
3を用いて、この観測ODから捕捉率の値を用いて真の
ODを推定するようにしたものである。以下、具体的な
内容について説明する。
に従って説明する。本実施例は、OD推定器303で、
各AVI装置10から得られた車両番号及び通過記録の
データを用いて、求められた観測ODから真のODを推
定するようにしたものである。すなわち、各AVI装置
10では、捕捉率100%(全ての通過車両を検出し、
車両番号を認識する)は不可能であり、数台は見逃して
しまう。そのため、この誤差を含むデータから作成した
観測ODには誤差が含まれる。そこで、OD推定器30
3を用いて、この観測ODから捕捉率の値を用いて真の
ODを推定するようにしたものである。以下、具体的な
内容について説明する。
【0028】図8は各AVI装置10の設置状況を示し
ており、観測OD(第1実施例の場合)が地点B→地点
Eとなるを示している。ここで、捕捉率をB、見逃し率
を(1−P)とする。そして本実施例では前提条件とし
て、観測ODにおける地点のうち起点と隣接する上流地
点及び終点と隣接する下流地点で、照合対象車両が見逃
される場合について考慮する。つまり、観測ODがB→
Eとなった場合、地点A及び地点Fでの見逃しを考慮す
る。よって、観測ODがB→Eの場合、真のODとして
は、B→E(見逃しはなかった)、A→E(地点Aで見
逃された)、B→F(地点Fで見逃された)、A→F
(地点A,Fで見逃された)が考えられる。この4通り
の真のODが観測OD(B→E)となる確立は、図9に
示す通りである。
ており、観測OD(第1実施例の場合)が地点B→地点
Eとなるを示している。ここで、捕捉率をB、見逃し率
を(1−P)とする。そして本実施例では前提条件とし
て、観測ODにおける地点のうち起点と隣接する上流地
点及び終点と隣接する下流地点で、照合対象車両が見逃
される場合について考慮する。つまり、観測ODがB→
Eとなった場合、地点A及び地点Fでの見逃しを考慮す
る。よって、観測ODがB→Eの場合、真のODとして
は、B→E(見逃しはなかった)、A→E(地点Aで見
逃された)、B→F(地点Fで見逃された)、A→F
(地点A,Fで見逃された)が考えられる。この4通り
の真のODが観測OD(B→E)となる確立は、図9に
示す通りである。
【0029】図9は、1つの観測ODから考えられる真
のODについて示した図である。一方、図10は、逆の
アプローチであり、1つの真のODから、考えられる観
測ODの組とその発生確立を示したものである。つま
り、真のODがB→Eである場合、地点B及び地点Eで
の見逃しを考慮する。
のODについて示した図である。一方、図10は、逆の
アプローチであり、1つの真のODから、考えられる観
測ODの組とその発生確立を示したものである。つま
り、真のODがB→Eである場合、地点B及び地点Eで
の見逃しを考慮する。
【0030】図9と10図に示す内容を考慮して各AV
I装置10の設置地点全体についてまとめると、観測O
Dと真のODとの関係が図11のように表される。
I装置10の設置地点全体についてまとめると、観測O
Dと真のODとの関係が図11のように表される。
【0031】真のODから観測ODへの発生確立は、P
2、P2(1−P)、P2(1−P)2のいずれかであるこ
とは明確であるため、観測ODと真のODとの関係は次
の式で表される。 〔観測OD〕=〔A(捕捉率によって表される行列)〕〔真のOD〕…(1) 行列Aは、図11の関係に各発生確率を組み合わせたも
のであるから、捕捉率Pの値が既知であれば、事前に算
出しておくことができる。このため、逆行列A -1を算出
することが可能であり、以下の式が成り立つ。 〔真のOD〕=〔A-1(Aの逆行列)〕〔観測OD〕…(2) このように、OD推定器303では、捕捉率を用いたA
-1を算出しておくことにより、観測ODから真のODを
推定することができる。上記のように、本実施例では、
各AVI装置10の捕捉率を用いて、OD情報作成器3
02で求めた観測ODから真のODを求めるようにした
ため、より実際の現象に近いOD情報を作成することが
でき、AVI装置10の性能を補うことができる。
2、P2(1−P)、P2(1−P)2のいずれかであるこ
とは明確であるため、観測ODと真のODとの関係は次
の式で表される。 〔観測OD〕=〔A(捕捉率によって表される行列)〕〔真のOD〕…(1) 行列Aは、図11の関係に各発生確率を組み合わせたも
のであるから、捕捉率Pの値が既知であれば、事前に算
出しておくことができる。このため、逆行列A -1を算出
することが可能であり、以下の式が成り立つ。 〔真のOD〕=〔A-1(Aの逆行列)〕〔観測OD〕…(2) このように、OD推定器303では、捕捉率を用いたA
-1を算出しておくことにより、観測ODから真のODを
推定することができる。上記のように、本実施例では、
各AVI装置10の捕捉率を用いて、OD情報作成器3
02で求めた観測ODから真のODを求めるようにした
ため、より実際の現象に近いOD情報を作成することが
でき、AVI装置10の性能を補うことができる。
【0032】本実施例では、前提条件として通過車両の
見逃しに関して、起点と相隣接する上流地点と終点と相
隣接する下流地点のみを考慮しているが、起点の上流
側、終点の下流側の多くの地点を考慮することも可能で
ある。
見逃しに関して、起点と相隣接する上流地点と終点と相
隣接する下流地点のみを考慮しているが、起点の上流
側、終点の下流側の多くの地点を考慮することも可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
に、以下に示す効果を有する。 (1)相異なる地点に配置された各車両認識手段により
認識された車両番号を照合し、照合結果が一致した組み
のうち一方の車両認識手段の属する地点を起点とし、他
方の車両認識手段の属する地点を終点とする起点・終点
情報を生成するようにしたため、起点・終点情報を自動
的に作成することができ、作業者を現場に配置する必要
が無く作業者の作業負荷を軽減することができる。 (2)指定の地点に車両認識手段を設けることができる
ため、調査地点が限定されたり、サンプル数が少なくな
るという問題も解決することができる。 (3)起点・終点情報を自動的に作成できるので、調査
票を回収する作業が不要となり、短時間でOD情報を作
成することができる。 (4)OD情報を作成する範囲を広げる場合でも、車両
認識手段を指定の位置に配置するだけで広範囲における
OD情報を作成することができる。 (5)車両を停止させる事なくOD情報を作成すること
ができるため、OD情報を作成するために渋滞が生じる
のを防止することができる。 (6)車両認識手段の組み合わせとして復数組を指定
し、指定された組みの属する2地点間で車両照合を行
い、このマッチングの結果から1組を選択してOD情報
を作成するようにしたため、車両認識手段の認識情報の
うち捕捉率の影響が小さい情報を基にOD情報を作成す
ることができる。 (7)2地点間での車両照合を行う場合、起点と相隣接
する下流地点の組から車両照合を行い、その後、順に2
地点の組を指定して車両照合を行うようにしているた
め、起点から終点までに複数径路が存在する場合であっ
ても、1つの径路を特定することができる。 (8)車両認識手段の捕捉率を用いることにより、車両
認識手段の認識結果に基づくOD情報から真のOD情報
を求めることができ、実際の現象に近いOD情報を作成
することができる。 (9)車両認識手段の認識結果について捕捉率を用いて
真のOD情報を算出するようにしたため、車両認識手段
の性能を補うことができる。
に、以下に示す効果を有する。 (1)相異なる地点に配置された各車両認識手段により
認識された車両番号を照合し、照合結果が一致した組み
のうち一方の車両認識手段の属する地点を起点とし、他
方の車両認識手段の属する地点を終点とする起点・終点
情報を生成するようにしたため、起点・終点情報を自動
的に作成することができ、作業者を現場に配置する必要
が無く作業者の作業負荷を軽減することができる。 (2)指定の地点に車両認識手段を設けることができる
ため、調査地点が限定されたり、サンプル数が少なくな
るという問題も解決することができる。 (3)起点・終点情報を自動的に作成できるので、調査
票を回収する作業が不要となり、短時間でOD情報を作
成することができる。 (4)OD情報を作成する範囲を広げる場合でも、車両
認識手段を指定の位置に配置するだけで広範囲における
OD情報を作成することができる。 (5)車両を停止させる事なくOD情報を作成すること
ができるため、OD情報を作成するために渋滞が生じる
のを防止することができる。 (6)車両認識手段の組み合わせとして復数組を指定
し、指定された組みの属する2地点間で車両照合を行
い、このマッチングの結果から1組を選択してOD情報
を作成するようにしたため、車両認識手段の認識情報の
うち捕捉率の影響が小さい情報を基にOD情報を作成す
ることができる。 (7)2地点間での車両照合を行う場合、起点と相隣接
する下流地点の組から車両照合を行い、その後、順に2
地点の組を指定して車両照合を行うようにしているた
め、起点から終点までに複数径路が存在する場合であっ
ても、1つの径路を特定することができる。 (8)車両認識手段の捕捉率を用いることにより、車両
認識手段の認識結果に基づくOD情報から真のOD情報
を求めることができ、実際の現象に近いOD情報を作成
することができる。 (9)車両認識手段の認識結果について捕捉率を用いて
真のOD情報を算出するようにしたため、車両認識手段
の性能を補うことができる。
【図1】本発明の第1実施例の起点・終点情報作成装置
における全体構成ブロック図
における全体構成ブロック図
【図2】第1実施例及び第2実施例におけるAVI装置
の設置状況を示す説明図
の設置状況を示す説明図
【図3】第1実施例における起点と終点候補地点との関
係を示す説明図
係を示す説明図
【図4】第1実施例の起点・終点情報作成装置の動作説
明のための流れ図
明のための流れ図
【図5】第1実施例と第2実施例における車両照合の方
法の説明図
法の説明図
【図6】第2実施例における上流地点と下流地点の指定
方法の説明図
方法の説明図
【図7】第2実施例の起点・終点情報作成装置の動作説
明のための流れ図
明のための流れ図
【図8】第3実施例におけるAVI装置の設置状況の説
明図
明図
【図9】第3実施例における観測ODと真のODとの関
係を示す説明図
係を示す説明図
【図10】第3実施例における真のODと観測ODとの
関係の説明図
関係の説明図
【図11】第3実施例におけるAVI装置の設置地点全
体における真のODと観測ODとの関係を示す説明図
体における真のODと観測ODとの関係を示す説明図
10 AVI装置 20 通信制御装置 30 中央情報作成装置 301 定数設定器 302 OD情報作成器 303 OD推定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 正裕 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 道路上を走行する車両の車両番号を相異
なる地点で認識する複数の車両認識手段と、各車両認識
手段の認識結果を照合して両者の一致を判定する判定手
段と、判定手段により肯定の判定結果が得られたときに
複数の車両認識手段により認識された車両の走行情報と
して一方の車両認識手段の属する地点を起点として他方
の車両認識手段の属する地点を終点とする起点・終点情
報を生成する起点・終点情報生成手段とを備えている起
点・終点情報作成装置。 - 【請求項2】 道路上を走行する車両の車両番号を相異
なる地点で認識する複数の車両認識手段、各車両認識手
段を基準として対となる車両認識手段の組み合せを複数
組指定する組み合わせ指定手段と、組み合わせ指定手段
により指定された各組みに属する車両認識手段の認識結
果を照合して両者の一致を判定する判定手段と、判定手
段により肯定の判定結果が得られた組みのうち間隔が最
大となる地点に配置されている組の車両認識手段により
認識された車両の走行情報として一方の車両認識手段の
属する地点を起点とし他方の車両認識手段の属する地点
を終点する起点・終点情報を生成する起点・終点情報生
成手段とを備えている起点・終点情報作成装置。 - 【請求項3】 道路上を走行する車両の車両番号を相異
なる地点で認識する複数の車両認識手段と、各車両認識
手段を基準として対となる車両認識手段の組み合わせと
して相隣接する地点の車両認識手段を指定する第1組み
合わせ指定手段と、第1組み合わせ指定手段により指定
された組みに属する車両認識手段の認識結果を照合して
両者の一致を判定する第1判定手段と、各車両認識手段
を基準として対となる車両認識手段の組み合わせとして
相隣接する地点より下流側の地点の車両認識手段を指定
する第2組み合わせ指定手段と、第2組み合わせ指定手
段により指定された組みに属するする車両認識手段の認
識結果を照合して両者の一致を判定する第2判定手段
と、第1判定手段と第2判定手段により肯定の判定結果
が得られた車両認識手段のうち最も上流側に配置されて
いる車両認識手段の属する地点を起点とし最も下流側に
配置されている車両認識手段の属する地点を終点とする
起点・終点情報を生成する起点・終点情報生成手段とを
備えている起点・終点情報作成装置。 - 【請求項4】 道路上を走行する車両のうち各車両認識
手段の配置されている地点を走行する車両の台数と各車
両認識手段により認識された車両の台数との割合を示す
捕捉率を算出する捕捉率算出手段と、捕捉率算出手段の
算出値を基に起点・終点情報生成手段の生成による起点
・終点情報を補正する補正手段とを備えている請求項
1、2または3記載の起点・終点情報作成装置。 - 【請求項5】 各車両認識手段の車両認識時刻を計測す
る認識時刻計測手段を有し、判定手段は、各車両認識手
段の認識結果のうち認識時刻計測手段の計測値が設定時
間内に含まれる認識結果のみを照合する機能を有する請
求項1、2、3または4記載の起点・終点情報作成装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7133438A JPH08329381A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 起点・終点情報作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7133438A JPH08329381A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 起点・終点情報作成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08329381A true JPH08329381A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15104780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7133438A Pending JPH08329381A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 起点・終点情報作成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08329381A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003107302A1 (ja) * | 2002-06-14 | 2003-12-24 | 松下電器産業株式会社 | ビーコンを用いたfcdシステムと装置 |
| JP2007179373A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Nissan Motor Co Ltd | ナビゲーション情報システムおよびそのための車両端末 |
| JP2015114888A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 株式会社駐車場綜合研究所 | データ生成システム、データ生成装置、データ生成方法、データ生成プログラム |
| CN110751837A (zh) * | 2019-10-23 | 2020-02-04 | 招商华软信息有限公司 | 高速行车路径确定方法、装置、设备和存储介质 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7133438A patent/JPH08329381A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003107302A1 (ja) * | 2002-06-14 | 2003-12-24 | 松下電器産業株式会社 | ビーコンを用いたfcdシステムと装置 |
| JP2007179373A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Nissan Motor Co Ltd | ナビゲーション情報システムおよびそのための車両端末 |
| JP2015114888A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 株式会社駐車場綜合研究所 | データ生成システム、データ生成装置、データ生成方法、データ生成プログラム |
| CN110751837A (zh) * | 2019-10-23 | 2020-02-04 | 招商华软信息有限公司 | 高速行车路径确定方法、装置、设备和存储介质 |
| CN110751837B (zh) * | 2019-10-23 | 2021-12-14 | 招商华软信息有限公司 | 高速行车路径确定方法、装置、设备和存储介质 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040316 |