JPH08329509A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
光ピックアップ装置Info
- Publication number
- JPH08329509A JPH08329509A JP7137765A JP13776595A JPH08329509A JP H08329509 A JPH08329509 A JP H08329509A JP 7137765 A JP7137765 A JP 7137765A JP 13776595 A JP13776595 A JP 13776595A JP H08329509 A JPH08329509 A JP H08329509A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens holder
- resin
- support shaft
- optical pickup
- pickup device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 26
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 51
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 51
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 239000003607 modifier Substances 0.000 description 6
- 229920001343 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 description 6
- 239000004810 polytetrafluoroethylene Substances 0.000 description 6
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 239000004734 Polyphenylene sulfide Substances 0.000 description 4
- 229920000069 polyphenylene sulfide Polymers 0.000 description 4
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 4
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 4
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 3
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229920013629 Torelina Polymers 0.000 description 2
- 239000004742 Torelina™ Substances 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- -1 whiskers Substances 0.000 description 2
- KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 2-methoxy-6-methylphenol Chemical compound [CH]OC1=CC=CC([CH])=C1O KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N phenol group Chemical group C1(=CC=CC=C1)O ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 229920001568 phenolic resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レンズホルダの曲げ弾性率と摺動性とをとも
に高レベルの水準で両立させる。 【構成】 対物レンズ2を保持するレンズホルダ3と、
このレンズホルダ3に設けられた軸受孔に挿入される支
持軸5とを有し、レンズホルダ3を支持軸5方向に移動
可能且つ支持軸5周りに揺動可能に保持し、レンズホル
ダ3を高剛性樹脂3aにより成形すると共に、このレン
ズホルダ3の少なくとも支持軸5に接触する軸受面4を
摺動性樹脂3bで構成する。
に高レベルの水準で両立させる。 【構成】 対物レンズ2を保持するレンズホルダ3と、
このレンズホルダ3に設けられた軸受孔に挿入される支
持軸5とを有し、レンズホルダ3を支持軸5方向に移動
可能且つ支持軸5周りに揺動可能に保持し、レンズホル
ダ3を高剛性樹脂3aにより成形すると共に、このレン
ズホルダ3の少なくとも支持軸5に接触する軸受面4を
摺動性樹脂3bで構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置等に組
み込まれる光ピックアップ装置に関する。更に詳述する
と、本発明は光ピックアップ装置の対物レンズを保持す
るレンズホルダの改良に関する。
み込まれる光ピックアップ装置に関する。更に詳述する
と、本発明は光ピックアップ装置の対物レンズを保持す
るレンズホルダの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル記録媒体である光ディスクの再
生を行う光ディスク装置に組み込まれている光ピックア
ップ装置としては、従来、例えば特開平1−30702
9号公報に開示されているものがある。この光ピックア
ップ装置101では、図4から図6に示すように、樹脂
性のレンズホルダ102が支持軸103の周りに回動可
能且つ支持軸103に沿って移動可能に支持されてい
る。レンズホルダ102には、一対のフォーカス用駆動
コイル104,104及び一対のトラッキング用駆動コ
イル105,105が固着されている。
生を行う光ディスク装置に組み込まれている光ピックア
ップ装置としては、従来、例えば特開平1−30702
9号公報に開示されているものがある。この光ピックア
ップ装置101では、図4から図6に示すように、樹脂
性のレンズホルダ102が支持軸103の周りに回動可
能且つ支持軸103に沿って移動可能に支持されてい
る。レンズホルダ102には、一対のフォーカス用駆動
コイル104,104及び一対のトラッキング用駆動コ
イル105,105が固着されている。
【0003】一方、支持軸103を固定しているヨーク
106には、各コイル104,105に対向する一対の
マグネット107,107が固定されている。したがっ
て、フォーカス用駆動コイル104に駆動電流を流すこ
とでレンズホルダ102に支持軸103方向の推力が作
用し、レンズホルダ102が移動してフォーカシングが
行われる。また、トラッキング用駆動コイル105に駆
動電流を流すことでレンズホルダ102に支持軸103
周りのモーメントが作用し、レンズホルダ102が移動
してトラッキングが行われる。
106には、各コイル104,105に対向する一対の
マグネット107,107が固定されている。したがっ
て、フォーカス用駆動コイル104に駆動電流を流すこ
とでレンズホルダ102に支持軸103方向の推力が作
用し、レンズホルダ102が移動してフォーカシングが
行われる。また、トラッキング用駆動コイル105に駆
動電流を流すことでレンズホルダ102に支持軸103
周りのモーメントが作用し、レンズホルダ102が移動
してトラッキングが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピック
アップの高速化を図るためにはレンズホルダ102の高
次共振周波数を高くすることが必要であり、そのために
はレンズホルダ102の曲げ弾性率を増加させる必要が
ある。即ち、レンズホルダ102を樹脂成形する場合に
は、成形前の樹脂に改質目的の充填材例えばカーボン繊
維やガラス繊維あるいはウィスカなどを加えて成形品の
曲げ弾性率を増加させる必要がある。一方、フォーカシ
ング及びトラッキングの応答性を向上させるためには、
レンズホルダ102の摺動性を確保して支持軸103に
対する摩擦抵抗を減少させる必要がある。ところが、充
填材を添加した樹脂で成形されたレンズホルダ102
は、摺動性が悪化してフォーカシングやトラッキングの
応答性が悪化する虞がある。即ち、レンズホルダ102
の曲げ弾性率の向上と摺動性向上とは相反する傾向にあ
り、これらを高レベルで両立させることが困難であっ
た。
アップの高速化を図るためにはレンズホルダ102の高
次共振周波数を高くすることが必要であり、そのために
はレンズホルダ102の曲げ弾性率を増加させる必要が
ある。即ち、レンズホルダ102を樹脂成形する場合に
は、成形前の樹脂に改質目的の充填材例えばカーボン繊
維やガラス繊維あるいはウィスカなどを加えて成形品の
曲げ弾性率を増加させる必要がある。一方、フォーカシ
ング及びトラッキングの応答性を向上させるためには、
レンズホルダ102の摺動性を確保して支持軸103に
対する摩擦抵抗を減少させる必要がある。ところが、充
填材を添加した樹脂で成形されたレンズホルダ102
は、摺動性が悪化してフォーカシングやトラッキングの
応答性が悪化する虞がある。即ち、レンズホルダ102
の曲げ弾性率の向上と摺動性向上とは相反する傾向にあ
り、これらを高レベルで両立させることが困難であっ
た。
【0005】また、レンズホルダ102には支持軸10
3を通すための軸受孔を形成する必要があるが、充填材
を添加した樹脂の射出成形では高寸法精度の軸受孔を得
るのは困難であり、軸受面108の真円度を高精度(真
円度5μm未満が要求される)に確保することが難し
い。即ち、この点からも支持軸103に対するレンズホ
ルダ102の円滑な移動を確保し難い。この場合、軸受
面108を機械加工して所望の寸法を確保することも考
えられるが、充填材を添加した樹脂を切削・研削加工し
た場合には加工面に充填材が露出してしまうので、摺動
性が悪化してレンズホルダ102の円滑な移動を確保し
難い。
3を通すための軸受孔を形成する必要があるが、充填材
を添加した樹脂の射出成形では高寸法精度の軸受孔を得
るのは困難であり、軸受面108の真円度を高精度(真
円度5μm未満が要求される)に確保することが難し
い。即ち、この点からも支持軸103に対するレンズホ
ルダ102の円滑な移動を確保し難い。この場合、軸受
面108を機械加工して所望の寸法を確保することも考
えられるが、充填材を添加した樹脂を切削・研削加工し
た場合には加工面に充填材が露出してしまうので、摺動
性が悪化してレンズホルダ102の円滑な移動を確保し
難い。
【0006】本発明は、レンズホルダの弾性率と摺動性
とをともに高レベルに両立させることができると共に、
レンズホルダの移動を円滑なものとして応答性を向上さ
せることができる光ピックアップ装置を提供することを
目的とする。
とをともに高レベルに両立させることができると共に、
レンズホルダの移動を円滑なものとして応答性を向上さ
せることができる光ピックアップ装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明では、対物レンズを保持するレンズホルダ
と、このレンズホルダに設けられた軸受孔に挿入される
支持軸とを有し、レンズホルダを支持軸方向に移動可能
且つ支持軸周りに揺動可能に保持してなる光ピックアッ
プ装置において、レンズホルダを高剛性樹脂により成形
すると共に、このレンズホルダの少なくとも支持軸に接
触する軸受面を摺動性樹脂で構成するようにしている。
めに本発明では、対物レンズを保持するレンズホルダ
と、このレンズホルダに設けられた軸受孔に挿入される
支持軸とを有し、レンズホルダを支持軸方向に移動可能
且つ支持軸周りに揺動可能に保持してなる光ピックアッ
プ装置において、レンズホルダを高剛性樹脂により成形
すると共に、このレンズホルダの少なくとも支持軸に接
触する軸受面を摺動性樹脂で構成するようにしている。
【0008】
【作用】したがって、レンズホルダの軸受面と支持軸と
の間の摩擦抵抗が減少し、レンズホルダの摺動が滑らか
になる。また、摺動性樹脂により成形されている部分以
外の部分は高剛性樹脂により成形されているので、レン
ズホルダの曲げ弾性率は増加する。
の間の摩擦抵抗が減少し、レンズホルダの摺動が滑らか
になる。また、摺動性樹脂により成形されている部分以
外の部分は高剛性樹脂により成形されているので、レン
ズホルダの曲げ弾性率は増加する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
【0010】図1から図3は、本発明に係る光ピックア
ップ装置の一実施例を示し、この光ピックアップ装置1
は、対物レンズ2を保持するレンズホルダ3と、このレ
ンズホルダ3に設けられた軸受孔に挿入されてこのレン
ズホルダ3を支持する支持軸5とを有している。
ップ装置の一実施例を示し、この光ピックアップ装置1
は、対物レンズ2を保持するレンズホルダ3と、このレ
ンズホルダ3に設けられた軸受孔に挿入されてこのレン
ズホルダ3を支持する支持軸5とを有している。
【0011】レンズホルダ3は、高剛性樹脂3aにより
大部分が成形されると共に少なくとも支持軸5に接触す
る軸受面4を構成する部分が摺動性樹脂3bで成形され
一体化されている。即ち、レンズホルダ3は二色成形品
であり、軸受面4の周辺部分を摺動性樹脂3bで、それ
以外の部分を高剛性樹脂3aで成形したものである。
大部分が成形されると共に少なくとも支持軸5に接触す
る軸受面4を構成する部分が摺動性樹脂3bで成形され
一体化されている。即ち、レンズホルダ3は二色成形品
であり、軸受面4の周辺部分を摺動性樹脂3bで、それ
以外の部分を高剛性樹脂3aで成形したものである。
【0012】ここで、高剛性樹脂3aは、例えばPPS
(ポリフェニレンスルフィド)系のもので、弾性率を向
上させるための改質材が所定量だけ充填された複合材
(例えば、商品名:トレリナA−310M,東レ株式会
社製)である。改質材としては、例えばカーボン繊維、
ガラス繊維、ウィスカ,セラミック等がある。また、改
質材の充填率は、樹脂成形可能な範囲で可能な限り高め
る。本実施例では、高剛性樹脂3aの充填率は60〜7
0wt%の値が望ましく、より好ましくは、65wt%
前後である。充填率が60wt%未満では弾性率を大き
くするのには不十分であり、70wt%を超えると成形
不能になるからである。
(ポリフェニレンスルフィド)系のもので、弾性率を向
上させるための改質材が所定量だけ充填された複合材
(例えば、商品名:トレリナA−310M,東レ株式会
社製)である。改質材としては、例えばカーボン繊維、
ガラス繊維、ウィスカ,セラミック等がある。また、改
質材の充填率は、樹脂成形可能な範囲で可能な限り高め
る。本実施例では、高剛性樹脂3aの充填率は60〜7
0wt%の値が望ましく、より好ましくは、65wt%
前後である。充填率が60wt%未満では弾性率を大き
くするのには不十分であり、70wt%を超えると成形
不能になるからである。
【0013】また、高剛性樹脂3aの曲げ弾性率は、例
えば15〜50GPaの範囲の値が望ましく、より好ま
しくは、40GPa前後である。この曲げ弾性率は、高
次共振周波数に影響する。即ち、曲げ弾性率が増加する
と、高次共振周波数が高くなる傾向にある。高次共振周
波数はピックアップアクチュエータの重要特性であり、
今後ピックアップが高速化すればする程高くする必要が
ある。
えば15〜50GPaの範囲の値が望ましく、より好ま
しくは、40GPa前後である。この曲げ弾性率は、高
次共振周波数に影響する。即ち、曲げ弾性率が増加する
と、高次共振周波数が高くなる傾向にある。高次共振周
波数はピックアップアクチュエータの重要特性であり、
今後ピックアップが高速化すればする程高くする必要が
ある。
【0014】また、摺動性樹脂3bは、例えばPTFE
(ポリテトラフルオロエチレン)のような摺動性の良い
材料、又は摺動性材料でもPTFEの入っていないもの
である。これらの材料は、切削あるいは研削加工で面精
度が得られる。本実施例では、摺動性樹脂3bとして、
例えばPPS系のもの(例えば、商品名:トレリナA−
515,東レ株式会社製)を使用している。高剛性樹脂
3aと同様のPPS系の樹脂を使用することで、二色成
形による摺動性樹脂3bと高剛性樹脂3aとの一体化を
可能にしている。また、摺動性樹脂3bには改質材を充
填していないので、射出成形により所望の寸法精度を得
易く、後の機械加工を不要にしても軸受面4の真円度は
良好な値になる。
(ポリテトラフルオロエチレン)のような摺動性の良い
材料、又は摺動性材料でもPTFEの入っていないもの
である。これらの材料は、切削あるいは研削加工で面精
度が得られる。本実施例では、摺動性樹脂3bとして、
例えばPPS系のもの(例えば、商品名:トレリナA−
515,東レ株式会社製)を使用している。高剛性樹脂
3aと同様のPPS系の樹脂を使用することで、二色成
形による摺動性樹脂3bと高剛性樹脂3aとの一体化を
可能にしている。また、摺動性樹脂3bには改質材を充
填していないので、射出成形により所望の寸法精度を得
易く、後の機械加工を不要にしても軸受面4の真円度は
良好な値になる。
【0015】なお、このようにして製造したレンズホル
ダ3の実装評価を行った結果、切削加工などにより寸法
調整をしなくとも軸受面4の真円度は4μmを得ること
ができた。また、このときの高次共振周波数は20kH
zであった。
ダ3の実装評価を行った結果、切削加工などにより寸法
調整をしなくとも軸受面4の真円度は4μmを得ること
ができた。また、このときの高次共振周波数は20kH
zであった。
【0016】このレンズホルダ3の外周面には、一対の
フォーカス用駆動コイル7,7及び一対のトラッキング
用駆動コイル8,8が固着されている。また、レンズホ
ルダ3には、支持軸5を挟んだ対物レンズ2の反対側に
バランサ6が固着されている。
フォーカス用駆動コイル7,7及び一対のトラッキング
用駆動コイル8,8が固着されている。また、レンズホ
ルダ3には、支持軸5を挟んだ対物レンズ2の反対側に
バランサ6が固着されている。
【0017】支持軸5は、ヨーク9の中央に固定されて
いる。この支持軸5は、例えばPTFE含有の熱硬化性
樹脂塗料によりコーティングされている。したがって、
この支持軸5に対するレンズホルダ3の摩擦抵抗は小さ
な値になり、レンズホルダ3は支持軸5の軸線方向に移
動自在且つ軸線周りに揺動自在に支持される。
いる。この支持軸5は、例えばPTFE含有の熱硬化性
樹脂塗料によりコーティングされている。したがって、
この支持軸5に対するレンズホルダ3の摩擦抵抗は小さ
な値になり、レンズホルダ3は支持軸5の軸線方向に移
動自在且つ軸線周りに揺動自在に支持される。
【0018】ヨーク9には、一対のマグネット10が取
り付けられている。各マグネット10は、フォーカス用
駆動コイル7及びトラッキング用駆動コイル8の組に対
向して配置されている。各マグネット10は、フォーカ
ス用駆動コイル7に対向するフォーカス用マグネット部
とトラッキング用駆動コイル8に対向するトラッキング
用マグネット部とに分割されている。各フォーカス用マ
グネット部は、N極とS極が支持軸5の軸線方向に並ん
で配置されている。また、各トラッキング用マグネット
部は、N極とS極が周方向に並んで配置されている。
り付けられている。各マグネット10は、フォーカス用
駆動コイル7及びトラッキング用駆動コイル8の組に対
向して配置されている。各マグネット10は、フォーカ
ス用駆動コイル7に対向するフォーカス用マグネット部
とトラッキング用駆動コイル8に対向するトラッキング
用マグネット部とに分割されている。各フォーカス用マ
グネット部は、N極とS極が支持軸5の軸線方向に並ん
で配置されている。また、各トラッキング用マグネット
部は、N極とS極が周方向に並んで配置されている。
【0019】フォーカス用駆動コイルは、横長の長方形
になるように形成されて、その長辺がフォーカス用マグ
ネット部の各磁極と対向するように配置されている。ま
た、トラッキング用駆動コイルは、横長の縦長の長方形
になるように形成されて、その長辺がトラッキング用マ
グネット部の各磁極と対向するように配置されている。
になるように形成されて、その長辺がフォーカス用マグ
ネット部の各磁極と対向するように配置されている。ま
た、トラッキング用駆動コイルは、横長の縦長の長方形
になるように形成されて、その長辺がトラッキング用マ
グネット部の各磁極と対向するように配置されている。
【0020】なお、ヨーク9には、別のヨーク11が固
定されている。
定されている。
【0021】この光ピックアップ装置1の各フォーカス
用駆動コイル7に駆動電流が流れると、各フォーカス用
マグネット部との間に磁力線の変化が生じて支持軸5の
軸線に沿った方向の推力が発生する。当該推力は一対の
マグネット10について等しく発生し、レンズホルダ3
を支持軸5に沿って移動させる。レンズホルダ3の軸受
面4は摺動性樹脂3bで構成されており、また支持軸5
はPTFE(通称テフロン)を分散させた熱硬化性樹脂
塗料でコーティングされている。したがって、レンズホ
ルダ3と支持軸5との間に作用する摩擦抵抗は極めて小
さく、レンズホルダ3は素早く円滑に移動してフォーカ
シング動作が行われる。
用駆動コイル7に駆動電流が流れると、各フォーカス用
マグネット部との間に磁力線の変化が生じて支持軸5の
軸線に沿った方向の推力が発生する。当該推力は一対の
マグネット10について等しく発生し、レンズホルダ3
を支持軸5に沿って移動させる。レンズホルダ3の軸受
面4は摺動性樹脂3bで構成されており、また支持軸5
はPTFE(通称テフロン)を分散させた熱硬化性樹脂
塗料でコーティングされている。したがって、レンズホ
ルダ3と支持軸5との間に作用する摩擦抵抗は極めて小
さく、レンズホルダ3は素早く円滑に移動してフォーカ
シング動作が行われる。
【0022】また、各トラッキング用駆動コイル8に駆
動電流が流れると、各トラッキング用マグネット部との
間に磁力線の変化が生じて支持軸5の周方向に沿う推力
が発生する。当該推力は一対のマグネット10について
等しく発生し、レンズホルダ3を支持軸5周りに揺動さ
せる。上述したように、レンズホルダ3の軸受面4は摺
動性樹脂3bで構成され、また、支持軸5は熱硬化性樹
脂塗料でコーティングされているので、レンズホルダ3
の支持軸5周りの揺動は円滑で素早いものになってスム
ーズにトラッキング動作が行われる。
動電流が流れると、各トラッキング用マグネット部との
間に磁力線の変化が生じて支持軸5の周方向に沿う推力
が発生する。当該推力は一対のマグネット10について
等しく発生し、レンズホルダ3を支持軸5周りに揺動さ
せる。上述したように、レンズホルダ3の軸受面4は摺
動性樹脂3bで構成され、また、支持軸5は熱硬化性樹
脂塗料でコーティングされているので、レンズホルダ3
の支持軸5周りの揺動は円滑で素早いものになってスム
ーズにトラッキング動作が行われる。
【0023】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、レンズホルダ3を構成する高剛性樹脂3a
として、フェノール系高弾性材(例えば、フェノールレ
ジン30%,カーボン繊維70%、曲げ弾性率40GP
a)を使用すると共に、摺動性樹脂3bとして、潤滑塗
料(例えば、商品名:S−6100,東洋ドライルーブ
株式会社)を使用しても良い。この場合には、先ずレン
ズホルダ3を高剛性樹脂3aで射出成形する。この後、
成形されたレンズホルダ3の軸受面4に摺動性樹脂3b
を塗布して焼き付けると共に、このようにして形成され
た摺動性樹脂3bの層を切削や研削等の方法で機械加工
し、軸受面4の寸法出しを行う。このようにしてレンズ
ホルダ3を製造した場合でも、上述の場合と同様に、レ
ンズホルダ3の軸受面4と支持軸5との間の摩擦抵抗が
極めて小さくなり、レンズホルダ3の動きを滑らかで素
早いものにできる。なお、このようにして製造されたレ
ンズホルダ3の実装評価を行った結果、軸受面4の真円
度は切削による寸法調整が可能であるため1.5μmを
得ることができた。また、高次共振周波数は26kHz
であった。
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、レンズホルダ3を構成する高剛性樹脂3a
として、フェノール系高弾性材(例えば、フェノールレ
ジン30%,カーボン繊維70%、曲げ弾性率40GP
a)を使用すると共に、摺動性樹脂3bとして、潤滑塗
料(例えば、商品名:S−6100,東洋ドライルーブ
株式会社)を使用しても良い。この場合には、先ずレン
ズホルダ3を高剛性樹脂3aで射出成形する。この後、
成形されたレンズホルダ3の軸受面4に摺動性樹脂3b
を塗布して焼き付けると共に、このようにして形成され
た摺動性樹脂3bの層を切削や研削等の方法で機械加工
し、軸受面4の寸法出しを行う。このようにしてレンズ
ホルダ3を製造した場合でも、上述の場合と同様に、レ
ンズホルダ3の軸受面4と支持軸5との間の摩擦抵抗が
極めて小さくなり、レンズホルダ3の動きを滑らかで素
早いものにできる。なお、このようにして製造されたレ
ンズホルダ3の実装評価を行った結果、軸受面4の真円
度は切削による寸法調整が可能であるため1.5μmを
得ることができた。また、高次共振周波数は26kHz
であった。
【0024】また、本実施例では、レンズホルダ3を二
色成形して軸受面4を構成する部分のみを摺動性樹脂3
bで成形しているが例えば、レンズホルダ3の軸受部全
体を摺動性樹脂3bで成形しても良い。
色成形して軸受面4を構成する部分のみを摺動性樹脂3
bで成形しているが例えば、レンズホルダ3の軸受部全
体を摺動性樹脂3bで成形しても良い。
【0025】また、上述の光ピックアップ装置1では、
熱硬化性樹脂を塗布した支持軸5を使用しているが、必
ずしも支持軸5をコーティング処理する必要はなく、こ
のようなコーティング処理を行っていない金属製(例え
ば、SUS材)のシャフトを支持軸5として使用しても
良い。
熱硬化性樹脂を塗布した支持軸5を使用しているが、必
ずしも支持軸5をコーティング処理する必要はなく、こ
のようなコーティング処理を行っていない金属製(例え
ば、SUS材)のシャフトを支持軸5として使用しても
良い。
【0026】さらに、高剛性樹脂3aの改質材として
は、セラミック等の摺動性に劣る材料を使用しても良
い。また、高剛性樹脂3aに代えて、例えばアルミニウ
ム(縦弾性率70GPa)等の金属を使用してレンズホ
ルダ3を形成しても良い。
は、セラミック等の摺動性に劣る材料を使用しても良
い。また、高剛性樹脂3aに代えて、例えばアルミニウ
ム(縦弾性率70GPa)等の金属を使用してレンズホ
ルダ3を形成しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光ピック
アップ装置をレンズホルダを高剛性樹脂により成形する
と共に、このレンズホルダの少なくとも支持軸に接触す
る軸受面を摺動性樹脂で構成したので、高剛性樹脂に改
質材を充填して曲げ弾性率を向上させることでその摺動
性が悪化した場合でも、摺動性樹脂で構成された軸受面
の摺動性を確保することができ、レンズホルダの曲げ弾
性率と摺動性とを共に高レベルで両立させることが可能
になる。
アップ装置をレンズホルダを高剛性樹脂により成形する
と共に、このレンズホルダの少なくとも支持軸に接触す
る軸受面を摺動性樹脂で構成したので、高剛性樹脂に改
質材を充填して曲げ弾性率を向上させることでその摺動
性が悪化した場合でも、摺動性樹脂で構成された軸受面
の摺動性を確保することができ、レンズホルダの曲げ弾
性率と摺動性とを共に高レベルで両立させることが可能
になる。
【0028】また、高剛性樹脂として弾性率が大きな値
のものを使用することができるので、ピックアップアク
チュエータの高次共振周波数を高くすることができる。
このため、ピックアップの高速化を図ることができる。
のものを使用することができるので、ピックアップアク
チュエータの高次共振周波数を高くすることができる。
このため、ピックアップの高速化を図ることができる。
【0029】また、摺動性樹脂は改質材を含んでいない
ので、切削・研削等の機械加工を施した場合でもその加
工面の摺動性を維持できる。このため、機械加工により
軸受面の寸法調整をすることができ、その真円度が良好
になって光ピックアップの高速化を図ることができる。
ので、切削・研削等の機械加工を施した場合でもその加
工面の摺動性を維持できる。このため、機械加工により
軸受面の寸法調整をすることができ、その真円度が良好
になって光ピックアップの高速化を図ることができる。
【0030】さらに、レンズホルダの軸受面を成形する
場合にPTFEを高充填した材料等を使用することがで
きるので、レンズホルダの摺動性をより向上させること
ができて、フォーカシング及びトラッキング時の応答性
が向上する。
場合にPTFEを高充填した材料等を使用することがで
きるので、レンズホルダの摺動性をより向上させること
ができて、フォーカシング及びトラッキング時の応答性
が向上する。
【図1】本発明を適用した光ピックアップ装置の一実施
例を示す横断面図である。
例を示す横断面図である。
【図2】図1の光ピックアップ装置の平面図である。
【図3】図1の光ピックアップ装置の縦断面図である。
【図4】従来の光ピックアップ装置の横断面図である。
【図5】図4の光ピックアップ装置の平面図である。
【図6】図4の光ピックアップ装置の縦断面図である。
1 光ピックアップ装置 2 対物レンズ 3 レンズホルダ 3a 高剛性樹脂 3b 摺動製樹脂 4 軸受面 5 支持軸
Claims (1)
- 【請求項1】 対物レンズを保持するレンズホルダと、
このレンズホルダに設けられた軸受孔に挿入される支持
軸とを有し、上記レンズホルダを上記支持軸方向に移動
可能且つ上記支持軸周りに揺動可能に保持してなる光ピ
ックアップ装置において、上記レンズホルダを高剛性樹
脂により成形すると共に、このレンズホルダの少なくと
も上記支持軸に接触する軸受面を摺動性樹脂で構成した
ことを特徴とする光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7137765A JPH08329509A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7137765A JPH08329509A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 光ピックアップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08329509A true JPH08329509A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15206312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7137765A Pending JPH08329509A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08329509A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006092654A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Funai Electric Co Ltd | 光ピックアップのアクチュエータ |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP7137765A patent/JPH08329509A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006092654A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Funai Electric Co Ltd | 光ピックアップのアクチュエータ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4021101A (en) | Optical focussing device for focussing a radiation beam | |
| JP2007059040A (ja) | チャッキング装置およびこのチャッキング装置を搭載したブラシレスモータ、ディスク駆動装置 | |
| US7602678B2 (en) | Lens holder and lens protector for use in optical pick-up and method of manufacturing same | |
| JPH08329509A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
| US5132850A (en) | Lens actuator | |
| WO2006123773A1 (ja) | スピンドルモータおよびそれを用いたディスク駆動装置 | |
| JP2000020986A (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
| JPH09305999A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
| JP2797500B2 (ja) | 対物レンズアクチュエータの製造方法 | |
| JP2886741B2 (ja) | レンズホルダ及びその製造方法 | |
| JP2621200B2 (ja) | 対物レンズアクチュエータ | |
| JP3875415B2 (ja) | 光学式ピックアップ用レンズホルダ | |
| JPH06124466A (ja) | 光学部品駆動装置 | |
| JP4011760B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置及びそれを備えた光ディスク装置 | |
| JP3662358B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
| JPH10320801A (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
| JP3325494B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置およびその製造方法 | |
| JP3190248B2 (ja) | 光ピックアップの対物レンズ駆動装置 | |
| JP3246651B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
| JP2614043B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
| JPH10312652A (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JPH11203699A (ja) | 光学式ピックアップのレンズホルダおよびその製造方法 | |
| JPH10143892A (ja) | 対物レンズ駆動装置のレンズホルダ及びその製造方法 | |
| KR200146341Y1 (ko) | 축섭동 액츄에이터의 회전축 마찰 방지구조 | |
| JP2000030273A (ja) | 光学式ピックアップのレンズホルダ |