JPH08329819A - 高電圧遮断ヒューズ - Google Patents

高電圧遮断ヒューズ

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JPH08329819A
JPH08329819A JP15563295A JP15563295A JPH08329819A JP H08329819 A JPH08329819 A JP H08329819A JP 15563295 A JP15563295 A JP 15563295A JP 15563295 A JP15563295 A JP 15563295A JP H08329819 A JPH08329819 A JP H08329819A
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JP
Japan
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insulating
fuse
solder
voltage
voltage cutoff
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Withdrawn
Application number
JP15563295A
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English (en)
Inventor
Hideaki Nakagawa
英昭 中川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高電圧遮断ヒューズにおいて、回路を遮断し
たときの放電を停止して信頼性を向上する。 【構成】 口金2a、2bによって密封された絶縁管1
内に、低融点の半田5によって接続された発熱用抵抗4
と引っ張りバネ6が配置され、発熱用抵抗4に異常電流
が流れたときに半田5を溶かして電流を遮断する高電圧
遮断ヒューズにおいて、所定量の絶縁油7を絶縁管1に
充填してその内壁に被膜を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば高電圧が印加さ
れる表示デバイスの異常電流を検出して、電圧印加回路
を遮断する高電圧遮断ヒューズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば蛍光体等のデバイスに高電
圧を印加し、電子で光を励起させる発光管を多数個配列
して構成されている超大型映像表示装置が知られてい
る。このような超大型映像表示装置において、例えば何
らかの原因でいずれかの発光管が故障して異常電流が流
れた場合に、その発光管が破損して高電圧がリークして
電源やその周辺回路に悪影響を与える場合がある。この
ような異常を検出したときに電源を切ることも可能であ
るが、これにより複数の発光管が光らなくなってしまう
ので、電源やその周辺回路を保護するために各発光管に
電圧を印加する回路に高電圧遮断ヒューズを挿入してい
る。
【0003】図6は高電圧遮断ヒューズが挿入された電
圧印加回路の一部を模式的に示す図である。この図に示
されているように電源HVから供給される電圧は高電圧遮
断ヒューズ10を介して例えば高輝度陰極線管である発
光管13に供給されるようになされており、実際には高
電圧遮断ヒューズ10及び発光管13は上記したように
他数個配列されている。高電圧遮断ヒューズ10は、発
熱用抵抗11と引っ張りバネ13を低融点の半田12に
よって接続した構成とされており、異常電流が流れたと
きに発熱用抵抗11で異常電流を検出して、半田12が
溶けるようになされている。そして半田12が溶けるこ
とにより、電源HVと発光管14の接続を遮断して高電圧
の印加を防止するとともに、引っ張りバネ13が縮んで
発熱用抵抗11と引っ張りバネ13の先端で空気中絶縁
破壊が起きない絶縁距離が保てるように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高電圧遮断ヒューズ10は半田12が溶けるときに、ヒ
ューズを形成する絶縁管内に溶けた半田12が飛散する
場合がある。また、半田12が溶けたときに、発熱用抵
抗11と引っ張りバネ13の先端が空気中絶縁破壊をお
こさなくなる絶対距離まで離れる間に、溶けた半田12
やアーク放電による金属の飛散物が絶縁管の内壁に付着
して絶縁管内のインピーダンスを低下させ、発熱用抵抗
11の端子と引っ張りバネ13の先端の絶対距離がとれ
た場合でも絶縁間内壁を通じた放電が持続する場合があ
るという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、両端部が口金によ
って密封された絶縁管内に、低融点半田によって接続さ
れた発熱用抵抗と引っ張りバネが配置され、前記発熱用
抵抗に異常電流が流れたときに前記低融点半田を溶かし
て電流を遮断する高電圧遮断ヒューズにおいて、前記絶
縁管内に所定量の絶縁油を充填して高電圧遮断ヒューズ
を構成する。また、前記絶縁油は前記絶縁管の内壁に被
膜を形成する量を充填することとする。
【0006】
【作用】本発明の高電圧遮断ヒューズは、例えばガラ
ス、セラミック等の絶縁管内に低融点の半田で接続され
た発熱用抵抗と引っ張りバネを有し、さらに前記絶縁管
内に所定量の絶縁油を封入して構成されているので、異
常電流によって半田が溶けてアーク放電が起きた場合で
も、溶けた半田等の飛散物は絶縁油中に捕獲され、口金
両端の電界で口金方向に引き寄せられるので、絶縁管内
壁のインピーダンスが下がることを防止することができ
る。また、アーク放電の熱により絶縁油が蒸発するの
で、絶縁管内の気圧が上がり放電が停止することができ
(パッシェンの法則)、信頼性を向上することができる
ようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の高電圧遮断ヒューズの実施例
を説明する。図1(a)は本実施例の高電圧遮断ヒュー
ズの構成を示す図であり、図1(b)は高電圧遮断ヒュ
ーズの両端に構成される口金が断面的に示されている図
である。絶縁管1は例えばガラス、セラミック等によっ
て筒状に構成され、高電圧遮断ヒューズの胴部を形成し
ている。口金2a、2bはそれぞれ絶縁管1の端部に取
り付けられており、高電圧遮断ヒューズが配置される回
路との接点であるとともに絶縁管1を密閉している。接
着剤3a、3bは絶縁管1と口金2a、2bの嵌合部分
の全周にわたって施されており、絶縁管1と口金2a、
2bを完全密閉している。
【0008】絶縁管1内には所定の温度で溶ける低融点
の半田5によって発熱用抵抗4と引っ張りバネ6が接続
されている。引っ張りバネ6の接続部分、すなわち先端
6aは例えば図2に示されているように、真直ぐに形成
するとともに従来よりも例えば約1.5ミリ程度短く構
成して、半田5が溶けたときの絶縁管1の内壁に対する
飛散を軽減するようにしている。
【0009】発熱用抵抗4は上記した従来の高電圧遮断
ヒューズと同様に、高電圧が印加されるデバイス(例え
ば発光管の蛍光体等)の異常電流を検出する抵抗であ
り、ここで異常電流が検出されるとその先端部分に配さ
れている半田5が溶けて、口金2aと2bが遮断される
ようになる。このとき。例えば図3に示されているよう
に、引っ張りバネ6が縮んで発熱用抵抗4と引っ張りバ
ネ6の先端で空気中絶縁破壊が起きない絶縁距離が保て
るように構成されている。例えば、この高電圧遮断ヒュ
ーズを9Kvの高電圧で使用する場合は、絶遠距離Rが
約9mm程度となるように構成する。
【0010】絶縁油7は絶縁管1内に所定量充填され
て、半田5が溶けてアーク放電が起きたときに、半田5
や金属の飛散物を捕獲する。なお、絶縁油7の充填量は
絶縁管1の内壁と引っ張りばね6の間に張力で付着する
程度でよい。この絶縁油7には例えばNEOIL−S
S、NEOIL−SSC等の鉱物油や、フォンブリオイ
ル等の合成油等が用いられる。特にNEOIL−SSは
ある程度の粘度を有しており、半田5が溶けて引っ張り
ばね6が縮んだ場合でも、その張力によって絶縁管1と
引っ張りばね6の間に付着するようになるので、扱いや
すさとともに高い信頼性を得ることができるようにな
る。
【0011】次に図4、図5にしたがい絶縁油7の充填
量について詳しく説明する。なお、以下説明する絶縁油
7の量と放電状態は、接着剤3aを部分的に施して図1
に示した高電圧遮断ヒューズよりやや密閉度を低くして
測定したものである。図4は本実施例の高電圧遮断ヒュ
ーズに例えば11Kv、12Kvの電圧が加わったとき
の半田5が解けるまでの時間と絶縁油7の充填量の関係
をグラフで示す図である。図中11Kvの溶断時間は■
印、11Kvのアーク放電の持続時間は◆印、12Kv
の溶断時間は□印、12Kvのアーク放電の持続時間は
◇印で示されており、絶縁油7の充填量は0〜60mg
の範囲で示されている。図4に示されているように、絶
縁油7の充填量を増加すると発熱用抵抗4に絶縁油7が
付着して熱容量が増え、半田5が解けるまでの時間は長
くなるが、アーク放電の持続時間にはほとんど差を見る
ことができない。
【0012】また、図5は高電圧遮断ヒューズの放電状
態をグラフで示す図であり、図中、11Kvの電圧が加
わったときの不良率は□印、同じく12Kvの電圧が加
わったときの不良率は■印で示されている。なお、例え
ば10Kvの電圧が加わった場合は11Kvの電圧が加
わった場合とほぼ同等の不良率となる。不良率は絶縁油
7の充填量の増加に伴って改善されるとは限らず、図5
に示されているように10mg〜20mgの間が安定し
ている。つまり、ヒューズ製造時に充填した絶縁油7が
発熱用抵抗4側に溜まってしまうことを考慮して、引っ
張りばね6側にも回すために、例えば約20mg程度の
充填量であればよい。したがって、例えば20mg程度
の絶縁油7を充填することによって耐圧の信頼性を向上
することができるようになる。また、図1に示したよう
な完全密閉型の構成にしなくても、上記したように例え
ば約20mg程度の絶縁油7を充填すれば12Kvの耐
圧を保証することができるといえる。
【0013】このように、絶縁管1に絶縁油7を充填す
ることにより、アーク放電が起きた場合でも、半田5や
金属の飛散物は絶縁油7中に捕獲されて消えてしまい、
口金2a、2bの電界で口金方向に引き寄せられるの
で、絶縁管1の内壁のインピーダンスが下がることを防
止することができる。また、アーク放電の熱により絶縁
油7が気化して、絶縁管1内の気圧が上がり直接放電を
低減することができ、信頼性を向上することができるよ
うになる。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の高電圧遮
断ヒューズは、異常電流によって半田が溶けてアーク放
電が起きた場合でも、溶けた半田や金属の飛散物は絶縁
油中に捕獲され、口金両端の電界で口金方向に引き寄せ
られるので、絶縁間内壁のインピーダンスが下がること
を防止することができる。また、アーク放電の熱により
絶縁油が蒸発するので、絶縁管内の気圧が上がり放電を
停止することができ、ヒューズとしての信頼性を向上す
ることができるようになる。したがって、高電圧を印加
する例えば発光管の蛍光体等のデバイスの高電圧印加回
路に挿入した場合でも、デバイスに異常電流が流れ半田
が溶けた後に確実に放電を停止して高電圧印加回路を遮
断することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の高電圧遮断ヒューズを示す正
面図である。
【図2】本実施例の高電圧遮断ヒューズの引っ張りバネ
の接合部分を示す図である。
【図3】本実施例の高電圧遮断ヒューズの半田が溶けた
場合を示す図である。
【図4】本実施例の高電圧遮断ヒューズの半田が解ける
までの時間と、アーク放電の持続時間をグラフで示す図
である。
【図5】本実施例の高電圧遮断ヒューズの絶縁油の不良
率をグラフで示す図である。
【図6】高電圧遮断ヒューズが挿入されている高電圧印
加回路の一例を模式的に示す図である。
【符号の説明】 1 絶縁管 2a、2b 口金 3 接着剤 4 発熱用抵抗 5 半田 6 引っ張りバネ 7 絶縁油

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部が口金によって密封された絶縁管
    内に、低融点半田によって接続された発熱用抵抗と引っ
    張りバネが配置され、前記発熱用抵抗に異常電流が流れ
    たときに前記低融点半田を溶かして電流を遮断する高電
    圧遮断ヒューズにおいて、 前記絶縁管内に所定量の絶縁油を充填したことを特徴と
    する高電圧遮断ヒューズ。
  2. 【請求項2】 前記絶縁油は前記絶縁管の内壁に被膜を
    形成するようになされていることを特徴とする請求項1
    に記載の高電圧遮断ヒューズ。
  3. 【請求項3】 前記絶縁管と口金の嵌合部分には、全周
    にわたって接着剤が施されていることを特徴とする請求
    項1に記載の高電圧遮断ヒューズ。
  4. 【請求項4】 前記引っ張りバネの端部は真直ぐに形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の高電圧遮
    断ヒューズ。
JP15563295A 1995-05-31 1995-05-31 高電圧遮断ヒューズ Withdrawn JPH08329819A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102881537A (zh) * 2012-09-20 2013-01-16 王桂生 高压熔断器
CN114520134A (zh) * 2022-02-25 2022-05-20 徐州志欧机电设备有限公司 一种用于电器设备的环保式熔断器
WO2025099443A1 (en) * 2023-11-10 2025-05-15 Alphagen Ltd Device for disconnecting dc circuits

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Effective date: 20020806