JPH0832995B2 - イオン交換性ろ紙の製法 - Google Patents
イオン交換性ろ紙の製法Info
- Publication number
- JPH0832995B2 JPH0832995B2 JP1212087A JP1212087A JPH0832995B2 JP H0832995 B2 JPH0832995 B2 JP H0832995B2 JP 1212087 A JP1212087 A JP 1212087A JP 1212087 A JP1212087 A JP 1212087A JP H0832995 B2 JPH0832995 B2 JP H0832995B2
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- Japan
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- cellulose
- ion
- filter paper
- slurry
- paper
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- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙質改良剤としてミクロフィブリル化セル
ロース又は、ミクロフィブリル化イオン交換性セルロー
ス誘導体を使用するイオン交換性ろ紙の製法に関するも
のである。
ロース又は、ミクロフィブリル化イオン交換性セルロー
ス誘導体を使用するイオン交換性ろ紙の製法に関するも
のである。
〔従来の技術および問題点〕 現在一般に使用されているイオン交換性セルロース誘
導体は、繊維状のセルロースにイオン交換性基を導入し
たものであり、抄造すると紙になる能力を有している。
以下このようなイオン交換性セルロース誘導体を単にイ
オン交換セルロースと呼ぶ。パルプ、リンターのような
セルロース原料の叩解度を増大させると、ろ紙の透気度
は減少し、粒子捕捉性は増大する。しかしイオン交換セ
ルロースを叩解しても繊維長が小さくなる効果の方が大
きく、紙力強度の有るイオン交換ろ紙を作ることは困難
である。透気度の調整方法には、このほか抄紙後のろ紙
を2次加工する方法があるが、これは単に目をつめるだ
けで、みかけの透気度は減少するが、ろ過効率が低下す
るという問題がある。
導体は、繊維状のセルロースにイオン交換性基を導入し
たものであり、抄造すると紙になる能力を有している。
以下このようなイオン交換性セルロース誘導体を単にイ
オン交換セルロースと呼ぶ。パルプ、リンターのような
セルロース原料の叩解度を増大させると、ろ紙の透気度
は減少し、粒子捕捉性は増大する。しかしイオン交換セ
ルロースを叩解しても繊維長が小さくなる効果の方が大
きく、紙力強度の有るイオン交換ろ紙を作ることは困難
である。透気度の調整方法には、このほか抄紙後のろ紙
を2次加工する方法があるが、これは単に目をつめるだ
けで、みかけの透気度は減少するが、ろ過効率が低下す
るという問題がある。
発明者らは、イオン交換セルロースから製造したろ紙
を粒子捕捉性を向上させる手段として、セルロース或い
はイオン交換セルロースのミクロフィブリル化物をスラ
リーに添加し抄紙するのが有効であることをみとめ、本
発明に到達した。
を粒子捕捉性を向上させる手段として、セルロース或い
はイオン交換セルロースのミクロフィブリル化物をスラ
リーに添加し抄紙するのが有効であることをみとめ、本
発明に到達した。
即ち、本発明は、イオン交換セルロースを必須成分と
して含有するスラリーを抄造してイオン交換性ろ紙を製
造するにあたり、該スラリーにセルロースのミクロフィ
ブリル化物又はイオン交換性セルロース誘導体のミクロ
フィブリル化物を、スラリー固形分中に占める割合が0.
5〜10重量%となるよう添加することを特徴とするイオ
ン交換性ろ紙の製法に関するものである。本発明に使用
するイオン交換セルロースとは、パルプ、リンターのよ
うな繊維状セルロース原料に固体のままイオン性基を導
入して得られるもので、スルホエチル化物、スルホメチ
ル化物、リン酸化物、カルボキシメチル化物、トリエチ
ルアミノ化物、ジエチルアミノエチル化物、アミノエチ
ル化物、ポリエチレンイミノ化物、アミノベンジル化
物、グアニドエチル化物などがある。
して含有するスラリーを抄造してイオン交換性ろ紙を製
造するにあたり、該スラリーにセルロースのミクロフィ
ブリル化物又はイオン交換性セルロース誘導体のミクロ
フィブリル化物を、スラリー固形分中に占める割合が0.
5〜10重量%となるよう添加することを特徴とするイオ
ン交換性ろ紙の製法に関するものである。本発明に使用
するイオン交換セルロースとは、パルプ、リンターのよ
うな繊維状セルロース原料に固体のままイオン性基を導
入して得られるもので、スルホエチル化物、スルホメチ
ル化物、リン酸化物、カルボキシメチル化物、トリエチ
ルアミノ化物、ジエチルアミノエチル化物、アミノエチ
ル化物、ポリエチレンイミノ化物、アミノベンジル化
物、グアニドエチル化物などがある。
セルロースのミクロフィブリル化物又はイオン交換セ
ルロースのミクロフィブリル化物とは、セルロース又は
イオン交換セルロースを次の方法で処理して得たもので
ある。即ち、繊維状のセルロース又はイオン交換セルロ
ース繊維を1〜10重量%濃度の水性スラリーとし、この
スラリーを、少なくとも200kg/cm2の圧力差をその前後
に有する小径オリフィスを通過させ、高速で器壁に衝突
させて急速に減速し、これにより剪断力を与えるように
設計された循環装置内をくりかえし循環させると、繊維
がミクロフィブリル単位の小さな径を有するものの集合
体に分割されるものである。Gaulin社の均質化装置は本
処理に適した装置である(特公昭60−3855号公報参
照)。
ルロースのミクロフィブリル化物とは、セルロース又は
イオン交換セルロースを次の方法で処理して得たもので
ある。即ち、繊維状のセルロース又はイオン交換セルロ
ース繊維を1〜10重量%濃度の水性スラリーとし、この
スラリーを、少なくとも200kg/cm2の圧力差をその前後
に有する小径オリフィスを通過させ、高速で器壁に衝突
させて急速に減速し、これにより剪断力を与えるように
設計された循環装置内をくりかえし循環させると、繊維
がミクロフィブリル単位の小さな径を有するものの集合
体に分割されるものである。Gaulin社の均質化装置は本
処理に適した装置である(特公昭60−3855号公報参
照)。
このようにして、水質懸濁液の形で得られたセルロー
スのミクロフィブリル化物又はイオン交換セルロースの
ミクロフィブリル化物を、抄紙のためのスラリーにスラ
リー固形分中に占める割合が0.5〜10重量%となるよう
添加する。0.5重量%以下では添加効果が少なく、10重
量%以上ではろ水性が悪くなり、抄紙に時間がかかる。
スのミクロフィブリル化物又はイオン交換セルロースの
ミクロフィブリル化物を、抄紙のためのスラリーにスラ
リー固形分中に占める割合が0.5〜10重量%となるよう
添加する。0.5重量%以下では添加効果が少なく、10重
量%以上ではろ水性が悪くなり、抄紙に時間がかかる。
本発明の方法を用いることにより、イオン交換容量及
び抄紙速度をあまり変化させずに粒子捕捉性を向上さ
せ、また同時に紙力も改良することができる。又、本発
明品はセルロース又はセルロース誘導体が微細にフィブ
リル化されて添加されているため、キレート構造を形成
し易く、金属イオンを選択的に吸着する効果も有る。
び抄紙速度をあまり変化させずに粒子捕捉性を向上さ
せ、また同時に紙力も改良することができる。又、本発
明品はセルロース又はセルロース誘導体が微細にフィブ
リル化されて添加されているため、キレート構造を形成
し易く、金属イオンを選択的に吸着する効果も有る。
以下に実施例にあげて本発明を説明するが、本発明は
これにより限定されるものではない。
これにより限定されるものではない。
比較例−1 ジエチルアミノエチルセルロース(ニチリン化学工業
(株)製、平均繊維長6mm)を軽く叩解し、カナダ標準
ろ水度350mlに調整したこのものを0.2%スラリーとし、
TAPPI標準形抄紙器(25cm×25cm、80メッシュ)を用い
て抄造し、坪量60g/m2のろ紙を得た。ろ紙の透気度は、
6sec/100ml air・10枚であった。
(株)製、平均繊維長6mm)を軽く叩解し、カナダ標準
ろ水度350mlに調整したこのものを0.2%スラリーとし、
TAPPI標準形抄紙器(25cm×25cm、80メッシュ)を用い
て抄造し、坪量60g/m2のろ紙を得た。ろ紙の透気度は、
6sec/100ml air・10枚であった。
比較例−2 比較例−1のジアミノエチルセルローススラリーに、
水溶性添加剤ポリストロン705(紙の改質剤)を固形分
に占める割合が1.0%となるよう添加し、抄紙したとこ
ろ坪量60g/m2のろ紙を得た。透気度は6sec/100ml air・
10枚であった。
水溶性添加剤ポリストロン705(紙の改質剤)を固形分
に占める割合が1.0%となるよう添加し、抄紙したとこ
ろ坪量60g/m2のろ紙を得た。透気度は6sec/100ml air・
10枚であった。
実施例−1 比較例−1の抄紙スラリーとしたジアミノエチルセル
ロースに、2%の水性懸濁液としたジアミノエチルセル
ロースをGaulin社均質化装置で、420kg/cm2の圧力で30
回処理したものを固形分中1重量%含有量となるよう添
加し、比較例−1と同様に抄紙し、坪量60g/m2のろ紙を
得た。透気度は9sec/100ml air・10枚であった。
ロースに、2%の水性懸濁液としたジアミノエチルセル
ロースをGaulin社均質化装置で、420kg/cm2の圧力で30
回処理したものを固形分中1重量%含有量となるよう添
加し、比較例−1と同様に抄紙し、坪量60g/m2のろ紙を
得た。透気度は9sec/100ml air・10枚であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 15/02
Claims (1)
- 【請求項1】イオン交換性セルロース誘導体を必須成分
として含有するスラリーを抄造してイオン交換性ろ紙を
製造するにあたり、該スラリーにセルロースのミクロフ
ィブリル化物又はイオン交換性セルロース誘導体のミク
ロフィブリル化物を、スラリー固形分中に占める割合が
0.5〜10重量%となるよう添加することを特徴とするイ
オン交換性ろ紙の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1212087A JPH0832995B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | イオン交換性ろ紙の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1212087A JPH0832995B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | イオン交換性ろ紙の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63182498A JPS63182498A (ja) | 1988-07-27 |
| JPH0832995B2 true JPH0832995B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=11796688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1212087A Expired - Lifetime JPH0832995B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | イオン交換性ろ紙の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0832995B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023181451A1 (ja) | 2022-03-23 | 2023-09-28 | 帝人株式会社 | ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(nad+)又はニコチンアミドモノヌクレオチド(nmn)を定量する方法、並びにその方法を実施するためのキット及び濾紙 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5566731B2 (ja) * | 2010-03-10 | 2014-08-06 | 森山 裕子 | 濾過材の製造方法 |
| JP7119609B2 (ja) * | 2018-06-12 | 2022-08-17 | 王子ホールディングス株式会社 | シート及びシートの製造方法 |
-
1987
- 1987-01-21 JP JP1212087A patent/JPH0832995B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023181451A1 (ja) | 2022-03-23 | 2023-09-28 | 帝人株式会社 | ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(nad+)又はニコチンアミドモノヌクレオチド(nmn)を定量する方法、並びにその方法を実施するためのキット及び濾紙 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63182498A (ja) | 1988-07-27 |
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