JPH08330649A - 光ファイバ増幅器 - Google Patents

光ファイバ増幅器

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Publication number
JPH08330649A
JPH08330649A JP7133626A JP13362695A JPH08330649A JP H08330649 A JPH08330649 A JP H08330649A JP 7133626 A JP7133626 A JP 7133626A JP 13362695 A JP13362695 A JP 13362695A JP H08330649 A JPH08330649 A JP H08330649A
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JP
Japan
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optical fiber
light
diffraction grating
signal
signal light
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Pending
Application number
JP7133626A
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English (en)
Inventor
Masayuki Shigematsu
昌行 重松
Hiroo Kanamori
弘雄 金森
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成で小型であり、また、信号光の損
失が少ない光ファイバ増幅器を提供する。 【構成】 光ファイバ型回折格子は、光ファイバ増幅器
内の信号光の伝送路中に形成され、所定の条件を満たす
波長の光を取り出す。受光部は、光ファイバ型回折格子
から取り出された光を受光する。監視部は、受光部で受
光した光の光量から光ファイバ増幅器内を伝搬する信号
光や増幅自然放出光の光量を監視して、その光ファイバ
増幅器の動作異常の有無や、その光ファイバ増幅器の上
流・下流における異常の有無を判断する。又、制御部
は、受光部で受光した光の光量に基づいて、出力信号光
の光量や利得を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号光を光ファイバ伝
送する光中継伝送に用いられる光ファイバ増幅器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】信号光を伝送する光中継伝送装置に使用
される光増幅器としては、高利得および低ノイズ性に優
れていることから、コアに希土類元素を添加した増幅用
光ファイバを用いた光ファイバ増幅器が検討されてい
る。特に、波長1.55μm帯の光増幅器として、希土
類元素のErを添加した光ファイバ(EDF;Erbium-D
oped Fiber)を用いたEr添加光ファイバ増幅器(ED
FA;Erbium-Doped FiberAmplifier)が有望とされて
いる。
【0003】例えば、文献「首藤、『全光化映像分配シ
ステム』、OPTONICS(1995)、No.2、
pp112−117」に、入力信号光・出力信号光・反
射光の各光量を監視すると共に、出力信号光の光量を一
定に制御する機能を有する光ファイバ増幅器の構成が示
されている。又、文献「中林ら、『ファイバ増幅率制御
を用いた光ファイバ増幅器の多波長一括増幅特性平坦
化』、信学技報、OCS94−66、OPE94−89
(1994−11)、pp31−36」に、増幅自然放
出光や出力信号光の一部を取り出し、これらに基づく光
出力制御機能および利得制御機能を有する光ファイバ増
幅器の構成が示されている。又、文献「D.Bayart, eta
l, "1.55μm fluoride-based EDFA with gain-flatness
control for multiwavelength applications", Electr
onics Letters, 18th August(1994)Vol.30, No.17, pp1
407-1409 」に、増幅自然放出光の一部を取り出し、こ
れに基づいて利得を制御する機能を有する光ファイバ増
幅器の構成が示されている。
【0004】図10は、従来の動作状態監視機能および
光出力制御機能を有する光ファイバ増幅器の構成図であ
る。入射端100に到達した信号光は、入力側光ファイ
バ伝送路110a、光結合器260、入力側光ファイバ
伝送路110b、および入力側光アイソレータ120を
透過し、増幅用光ファイバ130に入力する。増幅用光
ファイバ130には、励起光源150から出力された励
起光が光結合器140を介して、増幅用光ファイバ13
0に入力されている。この時、信号光が増幅用光ファイ
バ130に入力すると、その信号光は増幅される。増幅
用光ファイバ130で増幅された信号光は、光結合器1
40、出力側光ファイバ伝送路111a、出力側光アイ
ソレータ121、出力側光ファイバ伝送路111b、光
結合器261および出力側光ファイバ伝送路111cを
透過して、出力端101から出力される。
【0005】この光ファイバ増幅器に入力する信号光の
光量を監視する為に、入力側光ファイバ伝送路110a
と110bとの間に光結合器260が設けられる。この
光結合器260は、光ファイバ増幅器に入力する信号光
の一部を分配し、受光部270は、その分配された信号
光の一部を受光し、その光量に応じた電気信号に変換す
る。監視部280は、その電気信号から、光ファイバ増
幅器に入力する信号光の異常の有無を判断する。
【0006】同様に、この光ファイバ増幅器から出力さ
れる信号光の光量を監視する為に、出力側光ファイバ伝
送路111bと111cとの間に光結合器261が設け
られる。この光結合器261は、光ファイバ増幅器から
出力される信号光の一部を分配し、受光部271は、そ
の分配された信号光の一部を受光し、その光量に応じた
電気信号に変換する。監視部281は、その電気信号か
ら、光ファイバ増幅器から出力される信号光の異常の有
無を判断する。
【0007】同時に、この光結合器261は、出力端1
01側から伝搬してきた反射光を分配し、受光部272
は、その分配された光の一部を受光し、その光量に応じ
た電気信号に変換する。監視部282は、その電気信号
から、光ファイバ増幅器の出力端以降の信号光伝送路中
における反射異常点の有無を判断する。
【0008】制御部291は、受光部271から到達し
た出力信号光の光量に応じた電気信号に基づいて、励起
光源150を制御し出力信号光の光量を一定に維持す
る。
【0009】又、利得制御機能を有する光ファイバ増幅
器においては、増幅用光ファイバの任意箇所に設けられ
た光結合器により、増幅自然放出光の一部を取り出し光
量を測定する。増幅用光ファイバを伝搬する増幅自然放
出光の光量は、増幅用光ファイバにおける信号光増幅の
利得に対して相関関係を有するので、増幅自然放出光に
基づいて励起光源を制御し利得を一定に維持する。
【0010】これらの光ファイバ増幅器に用いられる光
結合器は、以下のような構成である。図11は、従来の
光結合器の構成図である。光結合器260は、被覆を一
部除去した複数本の光ファイバを融着させながら光軸方
向に延伸させて形成され、保護部材に固定されて構成さ
れる。光ファイバ260aを伝搬してきた光は、光結合
器260の融着部分で所定の割合で分配される。その一
部は光ファイバ260bを伝搬し、増幅用光ファイバ1
30に入力する。残りの光は光ファイバ260cを伝搬
し、その端部260dから出射され、受光部270で受
光される。受光部270で受光した光量に基づいて、光
結合器260に入力する光の光量を監視する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、入力
信号光・出力信号光・反射光等の光ファイバ増幅器を伝
搬する光の光量を監視する為に、多数の光結合器を使用
する必要がある。この光結合器は、複数本の光ファイバ
が融着され保護部材に固定された構成であるので、光フ
ァイバ増幅器の構成が複雑であり、小型化にも限度があ
るという問題点があった。又、光結合器と光ファイバと
の接続点において、信号光の損失が発生するという問題
点もあった。
【0012】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、簡易な構成で小型であり、また、信号
光の損失が少ない光ファイバ増幅器を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ファイバ
増幅器は、(1)入力端から出力端までの信号光の伝送
路中に配置され、入力端に入力した信号光を増幅する増
幅用光ファイバを備えた増幅部と、(2)伝送路中に形
成され、伝送路中を伝搬する光の一部を取り出す光ファ
イバ型回折格子部と、(3)光ファイバ型回折格子部か
ら取り出された当該光の一部を受光して、当該光の一部
の光量に応じた電気信号に変換する受光部と、を備える
ことを特徴とする。
【0014】1つの態様として、受光部から出力された
電気信号に基づいて動作状態を監視する監視手段を更に
備えてもよい。
【0015】光ファイバ型回折格子部が、入力端と増幅
用光ファイバとの間の信号光の伝送路中または前記増幅
用光ファイバの入力端付近に形成され、信号光の一部を
取り出し、受光部が、光ファイバ型回折格子部から取り
出された信号光の一部を受光する位置に配置されて、監
視手段は、入力端に入力する信号光の異常の有無を判断
してもよい。
【0016】光ファイバ型回折格子部が、出力端と増幅
用光ファイバとの間の信号光の伝送路中または前記増幅
用光ファイバの出力端付近に形成され、信号光の一部を
取り出し、受光部が、光ファイバ型回折格子部から取り
出された信号光の一部を受光する位置に配置されて、監
視手段は、出力端から出力される信号光の異常の有無を
判断してもよい。
【0017】光ファイバ型回折格子部が、出力端と増幅
用光ファイバとの間の信号光の伝送路中または前記増幅
用光ファイバの出力端付近に形成され、信号光の進行方
向とは反対方向に伝搬する光の一部を取り出し、受光部
が、光ファイバ型回折格子部から取り出された、信号光
の進行方向とは反対方向に伝搬する光の一部を受光する
位置に配置されて、監視手段は、出力端以降の信号光の
光路上における反射異常点の有無を判断してもよい。
【0018】光ファイバ型回折格子部が、増幅用光ファ
イバに形成されて、監視手段は、増幅用光ファイバにお
ける信号光増幅動作状態を監視してもよい。
【0019】他の態様として、受光部から出力された電
気信号に基づいて動作状態を制御する制御手段を更に備
えてもよい。
【0020】光ファイバ型回折格子部が、出力端と増幅
用光ファイバとの間の信号光の伝送路中または前記増幅
用光ファイバの出力端付近に形成され、信号光の一部を
取り出し、受光部が、光ファイバ型回折格子部から取り
出された信号光の一部を受光する位置に配置されて、制
御手段は、出力端から出力される信号光の光量を制御し
てもよい。
【0021】光ファイバ型回折格子部が、増幅自然放出
光の一部を取り出し、受光部が、光ファイバ型回折格子
部から取り出された増幅自然放出光の一部を受光する位
置に配置されて、制御手段は、増幅自然放出光の光量を
制御することにより、利得を制御してもよい。
【0022】光ファイバ型回折格子部が、入力端と増幅
用光ファイバとの間の信号光の伝送路中または前記増幅
用光ファイバの入力端付近、及び、出力端と増幅用光フ
ァイバとの間の信号光の伝送路中または前記増幅用光フ
ァイバの出力端付近に形成され、信号光の一部を取り出
し、受光部が、光ファイバ型回折格子部から取り出され
たそれぞれの信号光の一部を受光する位置に配置され
て、制御手段は、受光部で受光されたそれぞれの信号光
の一部の光量の比を制御することにより、利得を制御し
てもよい。
【0023】
【作用】本発明に係る光ファイバ増幅器は、上述のよう
に構成されているので、以下のように作用する。
【0024】入力端に入力した信号光は、その伝送路中
に配置された増幅用光ファイバを備える増幅部で増幅さ
れて出力端から出力される。伝送路中を伝搬する光の一
部は、伝送路中に形成された光ファイバ型回折格子部に
より取り出され、受光部で受光されて、その光量に応じ
た電気信号に変換される。この電気信号から、その光フ
ァイバ内を伝搬するその光の光量が得られる。
【0025】監視手段は、受光部から出力された電気信
号に基づいて動作状態を監視して、この光ファイバ増幅
器の異常の有無や、この光ファイバ増幅器が用いられて
いる光中継伝送システムの異常の有無を判断する。
【0026】光ファイバ型回折格子部が、入力端と増幅
用光ファイバとの間の信号光の伝送路中または増幅用光
ファイバの入力端付近に形成され、信号光の一部を取り
出し、受光部が、光ファイバ型回折格子部から取り出さ
れた信号光の一部を受光する場合には、監視手段は、入
力端に入力する信号光の光量を監視して、この光ファイ
バ増幅器が用いられている光中継伝送システムの上流側
における異常の有無を判断する。
【0027】光ファイバ型回折格子部が、出力端と増幅
用光ファイバとの間の信号光の伝送路中または増幅用光
ファイバの出力端付近に形成され、信号光の一部を取り
出し、受光部が、光ファイバ型回折格子部から取り出さ
れた信号光の一部を受光する場合には、監視手段は、出
力端から出力される信号光の光量を監視して、この光フ
ァイバ増幅器の異常の有無や、この光ファイバ増幅器が
用いられている光中継伝送システムの上流側における異
常の有無を判断する。
【0028】光ファイバ型回折格子部が、出力端と増幅
用光ファイバとの間の信号光の伝送路中または増幅用光
ファイバの出力端付近に形成され、信号光の進行方向と
は反対方向に伝搬する光の一部を取り出し、受光部が、
光ファイバ型回折格子部から取り出された、信号光の進
行方向とは反対方向に伝搬する光の一部を受光する場合
には、監視手段は、その光の光量を監視して、出力端以
降の信号光の光路上における反射異常点の有無を判断す
る。
【0029】光ファイバ型回折格子部が、増幅用光ファ
イバに形成される場合には、監視手段は、増幅用光ファ
イバ内を伝搬する信号光や励起光や増幅自然放出光の光
量を監視して、増幅用光ファイバにおける信号光増幅動
作状態を監視する。
【0030】制御手段は、受光部から出力された電気信
号に基づいて、この光ファイバ増幅器の出力信号光の光
量や利得を制御し、或いは、必要に応じて信号光増幅動
作を停止する。
【0031】光ファイバ型回折格子部が、出力端と増幅
用光ファイバとの間の信号光の伝送路中または増幅用光
ファイバの出力端付近に形成され、信号光の一部を取り
出し、受光部が、光ファイバ型回折格子部から取り出さ
れた信号光の一部を受光する場合には、制御手段は、出
力端から出力される信号光の光量を制御する。
【0032】光ファイバ型回折格子部が、増幅自然放出
光の一部を取り出し、受光部が、光ファイバ型回折格子
部から取り出された増幅自然放出光の一部を受光する場
合には、制御手段は、増幅自然放出光の光量を制御する
ことにより、利得を制御する。
【0033】光ファイバ型回折格子部が、入力端と増幅
用光ファイバとの間の信号光の伝送路中または増幅用光
ファイバの入力端付近、及び、出力端と増幅用光ファイ
バとの間の信号光の伝送路中または増幅用光ファイバの
出力端付近に形成され、信号光の一部を取り出し、受光
部が、光ファイバ型回折格子部から取り出されたそれぞ
れの信号光の一部を受光する場合には、制御手段は、受
光部で受光されたそれぞれの信号光の一部の光量の比を
制御することにより、利得を制御する。
【0034】
【実施例】本発明の実施例の説明に先立ち、光ファイバ
型回折格子について説明する。
【0035】例えば、文献「井上ら、『ファイバグレー
ティングの作成と応用について』、信学技報、OPE9
4−5」に、光ファイバ型回折格子の製造方法等が示さ
れている。又、「特開平4−288510」に、光ファ
イバ型回折格子により光ファイバ内を伝搬する光の一部
を側方向に取り出す方法が開示されている。
【0036】図8は、光ファイバ型回折格子の断面構成
および光の回折現象の説明図である。光ファイバ回折格
子は、例えば、Ge添加コア光ファイバの光誘起屈折率
変化を利用して、光ファイバの被覆(図示せず)を一部
除去し、その被覆が除去された箇所のコア10で紫外光
の2光束を干渉させ、その干渉パターンに応じた周期P
と、光ファイバの光軸に垂直な面に対して傾斜角θとを
有するブラッグ回折格子30として形成される。
【0037】コア10の実効屈折率neff 、信号光50
の波長λ、および、ブラッグ回折格子30の周期Pと傾
斜角θが、 λ=2×P×neff ×cosθ … (1) なる関係を満たす場合に、このブラッグ回折格子30に
信号光50が伝搬して到達すると、信号光50は所定の
割合で、一部がブラッグ回折格子30でブラッグ反射
し、残部がブラッグ回折格子30を通過する。ブラッグ
反射した信号光の一部60は、コア10からクラッド2
0へ角度2θ方向に進み、更にクラッド20の外部に出
る。もし、受光部40が、その光の一部60の光路上に
クラッド20の表面に近接して配されていると、受光部
40は、その光の一部60の光量を測定する。その値か
らコア10を伝搬する信号光50の光量を求めることが
できる。受光部40として、例えば、フォトダイオード
が用いられる。
【0038】ここで、(1)式に示されるように、ブラ
ッグ回折格子30でブラッグ反射を起こす信号光50の
波長λは、ブラッグ回折格子30の周期Pと傾斜角θに
依存する。そこで、この光ファイバに張力を加え、ブラ
ッグ回折格子30の周期Pと傾斜角θを変化させれば、
ブラッグ反射を起こす信号光50の波長λが変化する。
即ち、波長多重伝送で多波長の信号光が光ファイバ内を
伝送されている時には、ブラッグ回折格子30が形成さ
れた光ファイバ部分に張力を加えることにより、(1)
式を満たす所定の波長の信号光のみが選択されて光ファ
イバ外部に取り出される。
【0039】尚、光ファイバ内を1波長の信号光のみが
伝搬している場合でも、実際にはその信号光には或る波
長幅が存在する。それ故に、ブラッグ回折格子30で反
射されてコア10からクラッド20に向かう光60は、
角度2θ方向を中心にして或角度幅を持って進む。発明
者による試算では、例えば、信号光50の中心波長15
60nm、波長幅4nm、コア10の実効屈折率1.4
5285、クラッド20の半径62.5μm、ブラッグ
回折格子30の傾斜角5°なる条件の下では、ブラッグ
回折格子30の1点からクラッド20に進む光60は、
クラッド20の表面において約60μmの広がりを有す
る。更に、光ファイバの光軸方向に沿って一定の長さを
有するブラッグ回折格子30からクラッド20に進む光
60の広がりは、ブラッグ回折格子30の長さにも依存
する。
【0040】以上のことより、受光部40でクラッド2
0の表面から出てくる光60を受光するには、受光部4
0が配置されるべき位置およびその受光面の面積は、ブ
ラッグ回折格子30の傾斜角θ、ブラッグ回折格子30
の長さ、受光すべき光の中心波長λとその波長幅、等を
考慮して決定されなければならない。
【0041】尚、受光部40は、クラッド40に直付け
してもよいし、或いは、屈折率整合樹脂で一体化しても
よい。その場合には、ブラッグ回折格子30からクラッ
ド20表面に向かう光60を効率よく受光することがで
きる。又、受光部40の受光面の前面にレンズ系を設け
て、ブラッグ回折格子30から取り出された信号光を集
束して受光してもよい。
【0042】図9は、光ファイバ型回折格子における両
方向から伝搬してきたそれぞれの光の回折現象の説明図
である。
【0043】(1)式を満たす信号光50は、コア10
を一方から伝搬してきて、ブラッグ回折格子30に到達
すると、その一部の光60がクラッド20の外部へ出
る。同様に(1)式を満たす信号光51は、信号光50
とは反対の方向からコア10を伝搬してきて、ブラッグ
回折格子30に到達すると、その一部の光61がクラッ
ド20の外部へ出る。信号光50の一部の光60が進む
方向と、信号光51の一部の光61が進む方向とは、正
反対の方向であり、それぞれの方向に進む光の光量を受
光部40と41とで測定することができる。このことを
利用すれば、信号光の本来の進行方向に進む光の光量
と、出力端101より下流において反射異常点が存在し
た場合に発生する反射光の光量とを測定することができ
る。
【0044】本発明は、このような光ファイバ型回折格
子を利用したものである。以下、添付図面を参照して本
発明の実施例を詳細に説明する。尚、図面の説明におい
て同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省
略する。
【0045】(第1の実施例)先ず、第1の実施例につ
いて説明する。本実施例に係る光ファイバ増幅器は、光
ファイバ型回折格子が増幅用光ファイバの入力側の光フ
ァイバ伝送路に設けられ、入力する信号光を監視するも
のである。図1は、第1の実施例に係る光ファイバ増幅
器の構成図である。
【0046】本実施例に係る光ファイバ増幅器は、
(1)入力端100に入力した信号光を伝搬させる入力
側光ファイバ伝送路110Aと、(2)入力側光ファイ
バ伝送路110Aを伝搬してきた信号光を透過させる入
力側光アイソレータ120と、(3)入力側光アイソレ
ータ120を透過した信号光を増幅する増幅用光ファイ
バ130と、(4)励起光を出力する励起光源150
と、(5)励起光源150から出力された励起光を増幅
用光ファイバ130に導く光結合器140と、(6)増
幅用光ファイバ130から出力された信号光を透過させ
る出力側光アイソレータ121と、(7)増幅用光ファ
イバ130から出力された信号光を出力端101へ伝搬
させる出力側光ファイバ伝送路111aおよび111b
と、(8)入力側光ファイバ伝送路110Aの一部に形
成され、入力信号光の一部を外部に取り出す光ファイバ
型回折格子160と、(9)光ファイバ型回折格子16
0から取り出された光の光量を測定する受光部170
と、(10)受光部170で測定された光量から動作状
態を監視する監視部180と、を備える。
【0047】入力側光ファイバ伝送路110Aは、入力
端100に入力した信号光を、入力側光アイソレータ1
20まで伝搬させる。その一部に、光ファイバ型回折格
子160が形成されている。
【0048】入力側光アイソレータ120は、入力側光
ファイバ伝送路110A上を伝搬されてきた信号光を、
その進行方向に透過させる。しかし、増幅用光ファイバ
130側から入力端100への方向には光を透過させな
い。従って、増幅用光ファイバ130側から来る励起
光、増幅自然放出光、および増幅された信号光は、入力
側光ファイバ伝送路110Aには伝搬しない。
【0049】増幅用光ファイバ130は、励起光源15
0から出力された励起光が入力されている時に、入力側
光アイソレータ120側から信号光が入力すると、その
信号光を増幅して出力する。増幅用光ファイバ130と
して例えば、前述のEDFが用いられ、この時、波長
1.55μm帯域の信号光が用いられる。
【0050】励起光源150は、増幅用光ファイバ13
0における信号光増幅に必要な励起光を発生する。例え
ば、波長1.47μmの光を出力するレーザダイオード
が用いられる。光結合器140は、その励起光を増幅用
光ファイバ130に入力させ、又、増幅用光ファイバ1
30からの信号光を出力側光アイソレータ121に向け
て透過させる。
【0051】出力側光ファイバ伝送路111aおよび1
11bは、増幅用光ファイバ130から出力された信号
光を出力端101へ伝搬させる。出力側光アイソレータ
121は、増幅用光ファイバ130から出力された信号
光を出力端101へ向けて透過させる。しかし、出力端
101側から増幅用光ファイバ130への方向には光を
透過させない。従って、出力端101の後段にある光学
部品(図示せず)からの光は、増幅用光ファイバ130
には到達しない。
【0052】光ファイバ型回折格子160は、入力側光
ファイバ伝送路110Aの一部に形成され、入力端10
0に入力した信号光の内、所定条件を満たす波長の信号
光をクラッド外部に所定方向に取り出す。ここで、所定
条件および所定方向とは、前述の図8および(1)式で
説明した条件等である。
【0053】受光部170は、光ファイバ型回折格子1
60から取り出された光の光路上に設けられ、その光を
受光し、受光した光の光量に応じた電気信号を出力す
る。監視部180は、受光部170で測定された入力信
号光の光量を監視する。
【0054】以上のように構成される光ファイバ増幅器
は、以下のように動作する。
【0055】入力端100から入力された信号光は、入
力側光ファイバ伝送路110A、光ファイバ型回折格子
160および入力側光アイソレータ120を経由して、
増幅用光ファイバ130に入力する。但し、信号光の一
部は光ファイバ型回折格子160で外部に取り出される
ので、増幅用光ファイバ130に入力する信号光の光量
は、入力端100に入力した信号光の光量に比べて一定
の割合で少ない。励起光源150から出力された励起光
は、光結合器140を経由して、増幅用光ファイバ13
0に入力する。その時、信号光が光ファイバ増幅器13
0に入力すると、その信号光は増幅される。光ファイバ
増幅器130で増幅された信号光は、光結合器140、
出力用光ファイバ伝送路111a、出力側光アイソレー
タ121および出力側光ファイバ伝送路111bを経由
して、出力端101から出力される。
【0056】光ファイバ型回折格子160から取り出さ
れた光は、受光部170で受光されて、その光量に応じ
た電気信号に変換される。この電気信号は、光ファイバ
増幅器の入力端100に入力した信号光の光量を表す。
この電気信号は、監視部180に入力されて、光ファイ
バ増幅器に入力した信号光の監視に用いられる。
【0057】例えば、何等かの信号光がこの光ファイバ
増幅器の入力端100に入力することが期待されている
にも拘らず受光部170から光を受光した旨の情報が出
力されない場合や、受光部170で受光した信号光の光
量が期待される光量と異なる場合には、監視部180
は、この光ファイバ増幅器の上流側で何等かの異常が発
生したと推測する。
【0058】尚、光ファイバ型回折格子160が増幅用
光ファイバ130の入力端付近に形成される場合でも、
入力信号光を取り出すことができるので、同様の作用を
得る。
【0059】又、入力側アイソレータ120が設けられ
ない場合には、増幅用光ファイバ130側から、励起
光、増幅自然放出光、および増幅された信号光が、光フ
ァイバ型回折格子160に到達し、これらの光の内の前
述の(1)式を満たす光が、光ファイバ型回折格子16
0から取り出される。受光部170が、その取り出され
た光を受光することにより、監視部180は、この光フ
ァイバ増幅器の増幅動作の状況を監視する。
【0060】(第2の実施例)次に、第2の実施例につ
いて説明する。本実施例に係る光ファイバ増幅器は、光
ファイバ型回折格子が増幅用光ファイバの出力側の光フ
ァイバ伝送路に設けられ、出力される信号光を監視する
ものである。図2は、第2の実施例に係る光ファイバ増
幅器の構成図である。
【0061】本実施例に係る光ファイバ増幅器は、前述
の第1の実施例と比較して以下の点で異なる。第1の実
施例における入力側光ファイバ伝送路110Aの一部に
形成された光ファイバ型回折格子160に替えて、本実
施例では、出力端101に接続する出力側光ファイバ伝
送路111Aの一部に形成され、信号光の一部を外部に
取り出す光ファイバ型回折格子161を備える。又、第
1の実施例における受光部170と監視部180に替え
て、本実施例では、光ファイバ型回折格子161から取
り出された光の光量を測定する受光部171と、受光部
171で測定された光量から動作状態を監視する監視部
181と、を備える。
【0062】光ファイバ型回折格子161は、出力側光
ファイバ伝送路111Aの一部に形成され、増幅用光フ
ァイバ130で増幅されて光結合器140と出力側光ア
イソレータ121とを透過した信号光の内、所定条件を
満たす波長の信号光をクラッド外部に所定方向に取り出
す。ここで、所定条件および所定方向とは、前述の図8
および(1)式で説明した条件等である。
【0063】受光部171は、光ファイバ型回折格子1
61から取り出された光の光路上に設けられ、その光を
受光し、受光した光の光量に応じた電気信号を出力す
る。監視部181は、受光部171で測定された出力信
号光の光量を監視する。
【0064】以上のように構成される光ファイバ増幅器
は、以下のように動作する。
【0065】入力端100から入力された信号光は、入
力側光ファイバ伝送路110と入力側光アイソレータ1
20とを経由して、増幅用光ファイバ130に入力す
る。励起光源150から出力された励起光は、光結合器
140を経由して、増幅用光ファイバ130に入力す
る。その時、信号光が光ファイバ増幅器130に入力す
ると、その信号光は増幅される。光ファイバ増幅器13
0で増幅された信号光は、光結合器140、出力側光フ
ァイバ伝送路111a、出力側光アイソレータ121、
出力側光ファイバ伝送路111Aおよび光ファイバ型回
折格子161を経由して、出力端101から出力され
る。但し、信号光の一部は光ファイバ型回折格子161
で外部に取り出されるので、出力端101から出力され
る信号光の光量は、増幅用光ファイバ130から出力し
た信号光の光量に比べて一定の割合で少ない。
【0066】増幅用光ファイバ130側から出力された
信号光の一部は、光ファイバ型回折格子161で取り出
され、受光部171で受光されて、その光量に応じた電
気信号に変換される。この電気信号は、光ファイバ増幅
器の出力端101から出力される信号光の光量を表す。
この電気信号は、監視部181に入力されて、光ファイ
バ増幅器の出力端101から出力される信号光の監視に
用いられる。
【0067】例えば、何等かの信号光がこの光ファイバ
増幅器の出力端101から出力されることが期待されて
いるにも拘らず受光部171から光を受光した旨の情報
が出力されない場合や、受光部171で受光した信号光
の光量が期待される光量と異なる場合には、監視部18
1は、この光ファイバ増幅器で、或いは、この光ファイ
バ増幅器の上流側で何等かの異常が発生したと推測す
る。
【0068】尚、光ファイバ型回折格子161が増幅用
光ファイバ130の出力端付近に形成される場合でも、
出力信号光を取り出すことができるので、同様の作用を
得る。
【0069】又、光ファイバ型回折格子161の回折格
子の周期と傾斜角が、励起光や増幅自然放出光を取り出
すよう設定されている場合には、受光部171が、その
取り出された光を受光することにより、監視部181
は、この光ファイバ増幅器の増幅動作の状況を監視す
る。
【0070】(第3の実施例)次に、第3の実施例につ
いて説明する。本実施例に係る光ファイバ増幅器は、光
ファイバ型回折格子が増幅用光ファイバの出力側の光フ
ァイバ伝送路に設けられ、信号光の進行方向に進む光
と、それとは反対方向に進む光のそれぞれの光量を測定
・監視するものである。図3は、第3の実施例に係る光
ファイバ増幅器の構成図である。
【0071】本実施例に係る光ファイバ増幅器は、前述
の第2の実施例に加えて、光ファイバ型回折格子161
を挟んで受光部171と反対側に配されて光ファイバ型
回折格子161から取り出された光の光量を測定する受
光部173と、受光部173で測定された光量から動作
状態を監視する監視部183と、を更に備える。
【0072】光ファイバ型回折格子161は、出力側光
ファイバ伝送路111Aの一部に形成される。増幅用光
ファイバ130で増幅されて光結合器140と出力側光
アイソレータ121とを透過した信号光の内、所定条件
を満たす波長の信号光をクラッド外部に所定方向に取り
出す。一方、出力端101から到達した光の内、所定条
件を満たす波長の光をクラッド外部に別の所定方向に取
り出す。ここで、所定条件、所定方向および別の所定方
向とは、前述の図8、図9および(1)式で説明した条
件等である。
【0073】受光部171は、増幅用光ファイバ130
側から到達して光ファイバ型回折格子161で取り出さ
れた信号光の光路上に設けられ、その光を受光し、受光
した光の光量に応じた電気信号を出力する。監視部18
1は、受光部171で測定された出力信号光の光量を監
視する。
【0074】一方、受光部173は、出力端101から
到達して光ファイバ型回折格子161で取り出された光
の光路上に設けられ、その光を受光し、受光した光の光
量に応じた電気信号を出力する。監視部183は、受光
部173で測定された出力端101から到達した光の光
量を監視する。
【0075】以上のように構成される光ファイバ増幅器
は、以下のように動作する。
【0076】入力端100から入力された信号光は、入
力側光ファイバ伝送路110と入力側光アイソレータ1
20とを経由して、増幅用光ファイバ130に入力す
る。励起光源150から出力された励起光は、光結合器
140を経由して、増幅用光ファイバ130に入力す
る。その時、信号光が光ファイバ増幅器130に入力す
ると、その信号光は増幅される。光ファイバ増幅器13
0で増幅された信号光は、光結合器140、出力側光フ
ァイバ伝送路111a、出力側光アイソレータ121、
出力側光ファイバ伝送路111Aおよび光ファイバ型回
折格子161を経由して、出力端101から出力され
る。但し、信号光の一部は光ファイバ型回折格子161
で外部に取り出されるので、出力端101から出力され
る信号光の光量は、増幅用光ファイバ130から出力し
た信号光の光量に比べて一定の割合で少ない。
【0077】増幅用光ファイバ130側から出力された
信号光の一部は、光ファイバ型回折格子161で取り出
され、受光部171で受光されて、その光量に応じた電
気信号に変換される。この電気信号は、光ファイバ増幅
器の出力端101から出力される信号光の光量を表す。
この電気信号は、監視部181に入力されて、光ファイ
バ増幅器の出力端101から出力される信号光の監視に
用いられる。
【0078】例えば、何等かの信号光がこの光ファイバ
増幅器の出力端101から出力されることが期待されて
いるにも拘らず受光部171から光を受光した旨の情報
が出力されない場合や、受光部171で受光した信号光
の光量が期待される光量と異なる場合には、監視部18
1は、この光ファイバ増幅器で、或いは、この光ファイ
バ増幅器の上流側で何等かの異常が発生したと推測す
る。
【0079】一方、出力端101から到達した光の一部
は、光ファイバ型回折格子161で取り出され、受光部
173で受光されて、その光の光量に応じた電気信号に
変換される。この電気信号は、光ファイバ増幅器の出力
端101側から到達した光の光量を表す。この電気信号
は、監視部183に入力されて、光ファイバ増幅器の出
力端101以降の信号光伝送路中の光学部品で反射した
反射光の監視に用いられる。
【0080】例えば、この光ファイバ増幅器の出力端1
01以降に光コネクタ外れ等の反射異常点が存在する場
合には、その反射異常点で反射した反射光が、出力端1
01から光ファイバ型回折格子161に向けて伝搬し、
その一部が光ファイバ型回折格子161で外部に取り出
されて、受光部173で受光される。即ち、受光部17
3で受光した光の光量が所定値より大きい場合には、監
視部183は、この光ファイバ増幅器の出力端101以
降に光コネクタ外れ等の反射異常点が存在すると推測す
る。
【0081】尚、光ファイバ型回折格子161が増幅用
光ファイバ130の出力端付近に形成される場合でも、
出力信号光を取り出すことができるので、同様の作用を
得る。
【0082】(第4の実施例)次に、第4の実施例につ
いて説明する。本実施例に係る光ファイバ増幅器は、光
ファイバ型回折格子が増幅用光ファイバの一部に設けら
れ、増幅動作を監視するものである。図4は、第4の実
施例に係る光ファイバ増幅器の構成図である。
【0083】本実施例に係る光ファイバ増幅器は、前述
の第1の実施例と比較して以下の点で異なる。第1の実
施例における入力側光ファイバ伝送路110Aの一部に
形成された光ファイバ型回折格子160に替えて、本実
施例では、増幅用光ファイバ130Aの一部に形成さ
れ、信号光の一部を外部に取り出す光ファイバ型回折格
子162を備える。又、第1の実施例における受光部1
70と監視部180に替えて、本実施例では、光ファイ
バ型回折格子162から取り出された光の光量を測定す
る受光部172と、受光部172で測定された光量から
動作状態を監視する監視部182と、を備える。
【0084】光ファイバ型回折格子162は、増幅用光
ファイバ130Aの一部に形成され、増幅用光ファイバ
130Aで増幅される信号光の内、所定条件を満たす波
長の信号光をクラッド外部に所定方向に取り出す。ここ
で、所定条件および所定方向とは、前述の図8および
(1)式で説明した条件等である。
【0085】受光部172は、光ファイバ型回折格子1
62から取り出された光の光路上に設けられ、その光を
受光し、受光した光の光量に応じた電気信号を出力す
る。監視部182は、受光部172で測定された信号光
の光量を監視する。
【0086】以上のように構成される光ファイバ増幅器
は、以下のように動作する。
【0087】入力端100から入力された信号光は、入
力側光ファイバ伝送路110と入力側光アイソレータ1
20とを経由して、増幅用光ファイバ130Aに入力す
る。励起光源150から出力された励起光は、光結合器
140を経由して、増幅用光ファイバ130Aに入力す
る。その時、信号光が光ファイバ増幅器130Aに入力
すると、その信号光は増幅される。光ファイバ増幅器1
30Aで増幅された信号光は、光結合器140、出力側
光ファイバ伝送路111a、出力側光アイソレータ12
1および出力側光ファイバ伝送路111bを経由して、
出力端101から出力される。但し、信号光の一部は光
ファイバ型回折格子162で外部に取り出される。
【0088】増幅用光ファイバ130Aで増幅される信
号光の一部は、光ファイバ型回折格子162で取り出さ
れ、受光部172で受光されて、その光量に応じた電気
信号に変換される。この電気信号は、増幅用光ファイバ
130Aで増幅される信号光の光量を表す。この電気信
号は、監視部182に入力されて、増幅用光ファイバ1
30Aで増幅される信号光の監視に用いられる。
【0089】例えば、何等かの信号光がこの光ファイバ
増幅器の入力端100に入力することが期待されている
にも拘らず受光部172から光を受光した旨の情報が出
力されない場合や、受光部172で受光した信号光の光
量が期待される光量と異なる場合には、監視部182
は、この光ファイバ増幅器で、或いは、この光ファイバ
増幅器の上流側で何等かの異常が発生したと推測する。
【0090】尚、光ファイバ型回折格子162が、増幅
用光ファイバ130Aの入力端付近に形成された場合に
は、受光部172は、増幅用光ファイバ130Aに入力
する信号光を測定し、監視部182は、この光ファイバ
増幅器の上流側における異常の有無を検出する。光ファ
イバ型回折格子162が、増幅用光ファイバ130Aの
出力端付近に形成された場合には、受光部172は、増
幅用光ファイバ130Aから出力される信号光を測定
し、監視部182は、この光ファイバ増幅器、或いは、
この光ファイバ増幅器の上流側における異常の有無を検
出する。
【0091】又、光ファイバ型回折格子162の周期P
と傾斜角θが、励起光源150から出力された励起光の
波長λに対して前述の(1)式を満たして形成された場
合には、受光部172は、増幅用光ファイバ130Aに
伝搬する励起光を測定し、監視部182は、励起光源1
50あるいは光結合器140における異常の有無を検出
する。光ファイバ型回折格子162が、増幅用光ファイ
バ130A内を伝搬する増幅自然放出光の一部を取り出
すことによっても、監視部182は、励起光源150あ
るいは光結合器140における異常の有無を検出する。
【0092】(第5の実施例)次に、第5の実施例につ
いて説明する。本実施例に係る光ファイバ増幅器は、光
ファイバ型回折格子が増幅用光ファイバの出力側の光フ
ァイバ伝送路に設けられ、出力される信号光の光量を一
定に制御するものである。図5は、第5の実施例に係る
光ファイバ増幅器の構成図である。
【0093】本実施例に係る光ファイバ増幅器は、
(1)入力端100に入力した信号光を伝搬させる入力
側光ファイバ伝送路110と、(2)入力側光ファイバ
伝送路110を伝搬してきた信号光を透過させる入力側
光アイソレータ120と、(3)入力側光アイソレータ
120を透過した信号光を増幅する増幅用光ファイバ1
30と、(4)励起光を出力する励起光源150と、
(5)励起光源150から出力された励起光を増幅用光
ファイバ130に導く光結合器140と、(6)増幅用
光ファイバ130から出力された信号光を透過させる出
力側光アイソレータ121と、(7)増幅用光ファイバ
130から出力された信号光を出力端101へ伝搬させ
る出力側光ファイバ伝送路111aおよび111Aと、
(8)出力側光ファイバ伝送路111Aの一部に形成さ
れ、出力信号光の一部を外部に取り出す光ファイバ型回
折格子161と、(9)光ファイバ型回折格子161か
ら取り出された光の光量を測定する受光部171と、
(10)受光部171で測定された光量から増幅動作を
制御する制御部191と、を備える。
【0094】入力側光ファイバ伝送路110は、入力端
100に入力した信号光を、入力側光アイソレータ12
0まで伝搬させる。入力側光アイソレータ120は、入
力側光ファイバ伝送路110から伝搬されてきた信号光
を、その進行方向に透過させる。しかし、増幅用光ファ
イバ130側から入力端100への方向には光を透過さ
せない。従って、増幅用光ファイバ130側から来る励
起光、増幅自然放出光、および増幅された信号光は、入
力側光ファイバ伝送路110には伝搬しない。
【0095】増幅用光ファイバ130は、励起光源15
0から出力された励起光が入力されている時に、入力側
光アイソレータ120側から信号光が入力すると、その
信号光を増幅して出力する。増幅用光ファイバ130と
して例えば、前述のEDFが用いられ、この時、波長
1.55μm帯域の信号光が用いられる。
【0096】励起光源150は、増幅用光ファイバ13
0における信号光増幅に必要な励起光を発生する。例え
ば、波長1.47μmの光を出力するレーザダイオード
が用いられる。光結合器140は、その励起光を増幅用
光ファイバ130に入力させ、又、増幅用光ファイバ1
30からの信号光を出力側光アイソレータ121に向け
て透過させる。
【0097】出力側光ファイバ伝送路111aおよび1
11Aは、増幅用光ファイバ130から出力された信号
光を出力端101へ伝搬させる。出力側光アイソレータ
121は、増幅用光ファイバ130から出力された信号
光を出力端101へ向けて透過させる。しかし、出力端
101側から増幅用光ファイバ130への方向には光を
透過させない。従って、出力端101の後段にある光学
部品(図示せず)からの光は、増幅用光ファイバ130
には到達しない。
【0098】光ファイバ型回折格子161は、出力側光
ファイバ伝送路111Aの一部に形成され、出力端10
1に向かう信号光の内、所定条件を満たす波長の信号光
をクラッド外部に所定方向に取り出す。ここで、所定条
件および所定方向とは、前述の図8および(1)式で説
明した条件等である。
【0099】受光部171は、光ファイバ型回折格子1
61から取り出された光の光路上に設けられ、その光を
受光し、受光した光の光量に応じた電気信号を出力す
る。制御部191は、励起光源150から出力される励
起光の光量を制御して、受光部171で測定される出力
信号光の光量を一定に維持する。
【0100】以上のように構成される光ファイバ増幅器
は、以下のように動作する。
【0101】入力端100から入力された信号光は、入
力側光ファイバ伝送路110と入力側光アイソレータ1
20を経由して、増幅用光ファイバ130に入力する。
励起光源150から出力された励起光は、光結合器14
0を経由して、増幅用光ファイバ130に入力する。そ
の時、信号光が光ファイバ増幅器130に入力すると、
その信号光は増幅される。光ファイバ増幅器130で増
幅された信号光は、光結合器140、出力側光ファイバ
伝送路111a、出力側光アイソレータ121、出力側
光ファイバ伝送路111Aおよび光ファイバ型回折格子
161を経由して、出力端101から出力される。
【0102】増幅用光ファイバ130側から出力された
信号光の一部は、光ファイバ型回折格子161で取り出
され、受光部171で受光されて、その光量に応じた電
気信号に変換される。この電気信号は、光ファイバ増幅
器の出力端101から出力される信号光の光量を表す。
【0103】制御部191は、受光部171から出力さ
れた電気信号を入力して、その電気信号に基づいて、励
起光源150から出力される励起光の光量を制御して、
光ファイバ増幅器の出力端101から出力される信号光
の光量を一定に維持する。
【0104】尚、励起光源150と光結合器140との
間の励起光伝送路中に光減衰器(図示せず)を設けて、
制御部191は、この光減衰器の減衰率を制御して、増
幅用光ファイバ130に入力する励起光の光量を調整し
て、光ファイバ増幅器の出力端101から出力される信
号光の光量を一定に維持することとしてもよい。又、光
結合器140と光ファイバ型回折格子161との間の信
号光伝送路中に光減衰器(図示せず)を設けて、制御部
191は、この光減衰器の減衰率を制御して、光ファイ
バ増幅器の出力端101から出力される信号光の光量を
一定に維持することとしてもよい。
【0105】尚、光ファイバ型回折格子161が増幅用
光ファイバ130の出力端付近に形成される場合でも、
出力信号光を取り出すことができるので、同様の作用を
得る。
【0106】(第6の実施例)次に、第6の実施例につ
いて説明する。本実施例に係る光ファイバ増幅器は、光
ファイバ型回折格子が増幅用光ファイバの一部に設けら
れ、利得を一定に制御するものである。図6は、第6の
実施例に係る光ファイバ増幅器の構成図である。
【0107】本実施例に係る光ファイバ増幅器は、前述
の第5の実施例と比較して以下の点で異なる。第5の実
施例における出力側光ファイバ伝送路111Aの一部に
形成された光ファイバ型回折格子161に替えて、本実
施例では、増幅用光ファイバ130Aの一部に形成さ
れ、増幅自然放射光の一部を外部に取り出す光ファイバ
型回折格子162を備える。又、第5の実施例における
受光部171と制御部191に替えて、本実施例では、
光ファイバ型回折格子162から取り出された光の光量
を測定する受光部172と、受光部172で測定された
光量から増幅動作を制御する制御部192と、を備え
る。
【0108】光ファイバ型回折格子162は、増幅用光
ファイバ130Aの一部に形成され、増幅用光ファイバ
130Aを伝搬する増幅自然放射光の内、所定条件を満
たす波長の光をクラッド外部に所定方向に取り出す。こ
こで、所定条件および所定方向とは、前述の図8および
(1)式で説明した条件等である。
【0109】受光部172は、光ファイバ型回折格子1
62から取り出された光の光路上に設けられ、その光を
受光し、受光した光の光量に応じた電気信号を出力す
る。制御部192は、励起光源150から出力される励
起光の光量を制御して、受光部172で測定される増幅
自然放射光の光量を一定に維持する。
【0110】以上のように構成される光ファイバ増幅器
は、以下のように動作する。
【0111】入力端100から入力された信号光は、入
力側光ファイバ伝送路110と入力側光アイソレータ1
20とを経由して、増幅用光ファイバ130Aに入力す
る。励起光源150から出力された励起光は、光結合器
140を経由して、増幅用光ファイバ130Aに入力す
る。その時、信号光が光ファイバ増幅器130Aに入力
すると、その信号光は増幅される。光ファイバ増幅器1
30Aで増幅された信号光は、光結合器140、出力側
光ファイバ伝送路111a、出力側光アイソレータ12
1および出力側光ファイバ伝送路111bを経由して、
出力端101から出力される。
【0112】増幅用光ファイバ130Aを伝搬する増幅
自然放射光の一部は、光ファイバ型回折格子162で取
り出され、受光部172で受光されて、その光量に応じ
た電気信号に変換される。この電気信号は、増幅用光フ
ァイバ130Aを伝搬する増幅自然放射光の光量を表
す。又、増幅自然放射光の光量は、増幅用光ファイバ1
30Aにおける信号光増幅動作の利得を表す。即ち、受
光部172から出力される電気信号は、この光ファイバ
増幅器の利得を表す。
【0113】制御部192は、受光部172から出力さ
れた電気信号を入力して、その電気信号に基づいて、励
起光源150から出力される励起光の光量を制御して、
光ファイバ増幅器の利得を一定に維持する。又、励起光
源150と光結合器140との間の励起光伝送路中に光
減衰器(図示せず)を設けて、制御部192は、この光
減衰器の減衰率を制御して、増幅用光ファイバ130A
に入力する励起光の光量を調整して、光ファイバ増幅器
の利得を一定に維持することとしてもよい。
【0114】尚、光ファイバ型回折格子162が、出力
側光ファイバ伝送路111aまたは111bの一部に形
成された場合でも、増幅自然放出光の光量を取り出すこ
とができるので、同様の作用を得る。
【0115】(第7の実施例)次に、第7の実施例につ
いて説明する。本実施例に係る光ファイバ増幅器は、光
ファイバ型回折格子が増幅用光ファイバの入力側と出力
側の双方の光ファイバ伝送路に設けられ、利得を一定に
制御するものである。図7は、第7の実施例に係る光フ
ァイバ増幅器の構成図である。
【0116】本実施例に係る光ファイバ増幅器は、前述
の第5の実施例と比較して以下の点で異なる。本実施例
では、入力側光ファイバ伝送路110Aの一部に形成さ
れ、入力端100に入力した信号光の一部を外部に取り
出す光ファイバ型回折格子160と、光ファイバ型回折
格子160から取り出された光の光量を測定する受光部
170と、を更に備える。又、第5の実施例における制
御部191に替えて、本実施例では、受光部170およ
び171で測定されたそれぞれの光量から増幅動作を制
御する制御部190を備える。
【0117】光ファイバ型回折格子161は、出力側光
ファイバ伝送路111Aの一部に形成され、出力端10
1に向かう信号光の内、所定条件を満たす波長の信号光
をクラッド外部に所定方向に取り出す。一方、光ファイ
バ型回折格子160は、入力側光ファイバ伝送路110
Aの一部に形成され、入力端100から入力した信号光
の内、所定条件を満たす波長の信号光をクラッド外部に
所定方向に取り出す。ここで、所定条件および所定方向
とは、前述の図8および(1)式で説明した条件等であ
る。
【0118】受光部171は、光ファイバ型回折格子1
61から取り出された光の光路上に設けられ、その光を
受光し、受光した光の光量に応じた電気信号を出力す
る。一方、受光部170は、光ファイバ型回折格子16
0から取り出された光の光路上に設けられ、その光を受
光し、受光した光の光量に応じた電気信号を出力する。
【0119】制御部190は、励起光源150から出力
される励起光の光量を制御して、受光部171で測定さ
れる出力信号光の光量と受光部170で測定される入力
信号光の光量との比を一定に維持する。
【0120】以上のように構成される光ファイバ増幅器
は、以下のように動作する。
【0121】入力端100から入力された信号光は、入
力側光ファイバ伝送路110A、光ファイバ型回折格子
160および入力側光アイソレータ120を経由して、
増幅用光ファイバ130に入力する。励起光源150か
ら出力された励起光は、光結合器140を経由して、増
幅用光ファイバ130に入力する。その時、信号光が光
ファイバ増幅器130に入力すると、その信号光は増幅
される。光ファイバ増幅器130で増幅された信号光
は、光結合器140、出力側光ファイバ伝送路111
a、出力側光アイソレータ121、出力側光ファイバ伝
送路111Aおよび光ファイバ型回折格子161を経由
して、出力端101から出力される。
【0122】入力端100から入力した入力信号光の一
部は、光ファイバ型回折格子160で取り出され、受光
部170で受光されて、その光量に応じた電気信号に変
換される。この電気信号は入力信号光の光量を表す。
【0123】増幅用光ファイバ130から出力端101
に向かう出力信号光の一部は、光ファイバ型回折格子1
61で取り出され、受光部171で受光されて、その光
量に応じた電気信号に変換される。この電気信号は出力
信号光の光量を表す。
【0124】制御部190は、受光部170から出力さ
れた電気信号と受光部171から出力された電気信号と
を入力して、これらの電気信号の比を求める。この比
は、光ファイバ増幅器の利得を表す。制御部190は、
その比に基づいて、励起光源150から出力される励起
光の光量を制御して、光ファイバ増幅器の利得を一定に
維持する。
【0125】尚、励起光源150と光結合器140との
間の励起光伝送路中に光減衰器(図示せず)を設けて、
制御部190は、この光減衰器の減衰率を制御して、増
幅用光ファイバ130に入力する励起光の光量を調整し
て、光ファイバ増幅器の利得を一定に維持することとし
てもよい。又、光結合器140と光ファイバ型回折格子
161との間の信号光伝送路中に光減衰器(図示せず)
を設けて、制御部190は、この光減衰器の減衰率を制
御して、光ファイバ増幅器の利得を一定に維持すること
としてもよい。
【0126】又、光ファイバ型回折格子160が、増幅
用光ファイバ130の入力端付近に形成されていても、
又、光ファイバ型回折格子161が、増幅用光ファイバ
130の出力端付近に形成されていても、同様の作用を
得る。
【0127】本発明は、上述の第1ないし第7の実施例
に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0128】例えば、上述の各実施例では、後方向励起
法により励起光を増幅用光ファイバに供給していたが、
前方向励起法や双方向励起法であっても構わない。
【0129】又、光ファイバ型回折格子は、上述の各実
施例で述べた配置に限られるものではなく、信号光の伝
送路中の任意の箇所に形成されてもよい。例えば、励起
光供給用の光結合器と出力側光アイソレータとの間に形
成されても構わない。この場合、増幅された信号光や増
幅自然放出光の光量を測定・監視することができ、これ
らの測定値に基づいて、出力信号光の光量や信号光増幅
の利得を制御することができる。
【0130】又、光ファイバ型回折格子の両端に張力を
加える機構を設けてもよい。この場合、張力の大きさに
依り光ファイバ型回折格子の周期Pと傾斜角θを変更で
きるので、光ファイバ型回折格子から前述の(1)式を
満たす波長の光を任意に選択して取り出して、所定の光
の光量を測定・監視・制御できる。
【0131】又、1つの光ファイバ増幅器に複数の光フ
ァイバ型回折格子が形成され、上述の第1ないし第7の
実施例の任意が組み合わされても構わない。例えば、入
力側光ファイバ伝送路に光ファイバ型回折格子を形成し
て入力信号光の光量を測定・監視し、出力側光ファイバ
伝送路に別の光ファイバ型回折格子を形成して出力信号
光の光量を測定・監視し、制御部は、入力信号光に異常
を認めない時には出力信号光を一定に制御し、入力信号
光に異常を認めた時には増幅動作を停止することとして
もよい。
【0132】又、光中継伝送装置は、複数の光ファイバ
増幅器から構成されてもよい。例えば、上述の第6の実
施例で説明した増幅自然放出光を測定してこれに基づい
て利得制御する光ファイバ増幅器を前段の光ファイバ増
幅器とし、上述の第5の実施例で説明した出力信号光を
測定してこれに基づいて出力制御する光ファイバ増幅器
を後段の光ファイバ増幅器として、これら1対の光ファ
イバ増幅器を直列に接続して光中継伝送装置を構成して
もよい。
【0133】又、入力側光ファイバ伝送路に光ファイバ
型回折格子を形成して、波長多重伝送されてきた信号光
の内の所定の1信号光を取り出して受光し、必要に応じ
てその信号に所定の処理を施し、その処理の結果を、増
幅用光ファイバで増幅された他の信号光と出力側光ファ
イバ伝送路中に合波して、下流に伝送することとしても
よい。例えば、当該1信号光が、監視信号である場合に
は、光ファイバ増幅器が故障していても、その監視信号
は下流に伝送されるので、監視システムを維持すること
ができる。
【0134】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり本発明によ
れば、光ファイバ増幅器内の信号光の伝送路中に光ファ
イバ型回折格子を形成し、その光ファイバ型回折格子か
ら所定の条件を満たす波長の光を取り出す。その取り出
された光を受光部で受光することにより、光ファイバ増
幅器内を伝搬する信号光や増幅自然放出光を測定する。
更に、その測定結果に基づいて、光ファイバ増幅器の動
作状態の監視や制御を行う。以上のような構成としたの
で、光ファイバ増幅器の構成が簡易で小型になるという
効果を有する。又、信号光の損失が少ないので、励起光
の光量を小さくすることができ、従って、低消費電力で
信号光を増幅することができるという効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る光ファイバ増幅器の構成図
である。
【図2】第2の実施例に係る光ファイバ増幅器の構成図
である。
【図3】第3の実施例に係る光ファイバ増幅器の構成図
である。
【図4】第4の実施例に係る光ファイバ増幅器の構成図
である。
【図5】第5の実施例に係る光ファイバ増幅器の構成図
である。
【図6】第6の実施例に係る光ファイバ増幅器の構成図
である。
【図7】第7の実施例に係る光ファイバ増幅器の構成図
である。
【図8】光ファイバ型回折格子の断面構成および光の回
折現象の説明図である。
【図9】光ファイバ型回折格子における両方向から伝搬
してきたそれぞれの光の回折現象の説明図である。
【図10】従来の動作状態監視機能および光出力制御機
能を有する光ファイバ増幅器の構成図である。
【図11】従来の光結合器の構成図である。
【符号の説明】
100…入力端、101…出力端、110,110A,
110a,110b…入力側光ファイバ伝送路、111
A,111a,111b,111c…出力側光ファイバ
伝送路、120…入力側光アイソレータ、121…出力
側光アイソレータ、130,130A…増幅用光ファイ
バ、140…光結合器、150…励起光源、160,1
61,162…光ファイバ型回折格子、170,17
1,172,173…受光部、180,181,18
2,183…監視部、190,191,192…制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/14 H04B 9/00 Q 10/135 10/13 10/12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端から出力端までの信号光の伝送路
    中に配置され、前記入力端に入力した前記信号光を増幅
    する増幅用光ファイバを備えた増幅部と、 前記伝送路中に形成され、前記伝送路中を伝搬する光の
    一部を取り出す光ファイバ型回折格子部と、 前記光ファイバ型回折格子部から取り出された前記光の
    一部を受光して、前記光の一部の光量に応じた電気信号
    に変換する受光部とを備えることを特徴とする光ファイ
    バ増幅器。
  2. 【請求項2】 前記受光部から出力された前記電気信号
    に基づいて動作状態を監視する監視手段を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ファイバ増幅器。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバ型回折格子部は、前記入
    力端と前記増幅用光ファイバとの間の前記信号光の伝送
    路中または前記増幅用光ファイバの入力端付近に形成さ
    れ、前記信号光の一部を取り出し、 前記受光部は、前記光ファイバ型回折格子部から取り出
    された前記信号光の一部を受光する位置に配置され、 前記監視手段は、前記入力端に入力する前記信号光の異
    常の有無を判断することを特徴とする請求項2記載の光
    ファイバ増幅器。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバ型回折格子部は、前記出
    力端と前記増幅用光ファイバとの間の前記信号光の伝送
    路中または前記増幅用光ファイバの出力端付近に形成さ
    れ、前記信号光の一部を取り出し、 前記受光部は、前記光ファイバ型回折格子部から取り出
    された前記信号光の一部を受光する位置に配置され、 前記監視手段は、前記出力端から出力される前記信号光
    の異常の有無を判断することを特徴とする請求項2記載
    の光ファイバ増幅器。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバ型回折格子部は、前記出
    力端と前記増幅用光ファイバとの間の前記信号光の伝送
    路中または前記増幅用光ファイバの出力端付近に形成さ
    れ、前記信号光の進行方向とは反対方向に伝搬する光の
    一部を取り出し、 前記受光部は、前記光ファイバ型回折格子部から取り出
    された、前記信号光の進行方向とは反対方向に伝搬する
    光の一部を受光する位置に配置され、 前記監視手段は、前記出力端以降の前記信号光の光路上
    における反射異常点の有無を判断することを特徴とする
    請求項2記載の光ファイバ増幅器。
  6. 【請求項6】 前記光ファイバ型回折格子部は、前記増
    幅用光ファイバに形成され、 前記監視手段は、前記増幅用光ファイバにおける信号光
    増幅動作状態を監視することを特徴とする請求項2記載
    の光ファイバ増幅器。
  7. 【請求項7】 前記受光部から出力された前記電気信号
    に基づいて動作状態を制御する制御手段を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ファイバ増幅器。
  8. 【請求項8】 前記光ファイバ型回折格子部は、前記出
    力端と前記増幅用光ファイバとの間の前記信号光の伝送
    路中または前記増幅用光ファイバの出力端付近に形成さ
    れ、前記信号光の一部を取り出し、 前記受光部は、前記光ファイバ型回折格子部から取り出
    された前記信号光の一部を受光する位置に配置され、 前記制御手段は、前記出力端から出力される前記信号光
    の光量を制御することを特徴とする請求項7記載の光フ
    ァイバ増幅器。
  9. 【請求項9】 前記光ファイバ型回折格子部は、増幅自
    然放出光の一部を取り出し、 前記受光部は、前記光ファイバ型回折格子部から取り出
    された前記増幅自然放出光の一部を受光する位置に配置
    され、 前記制御手段は、前記増幅自然放出光の光量を制御する
    ことにより、利得を制御することを特徴とする請求項7
    記載の光ファイバ増幅器。
  10. 【請求項10】 前記光ファイバ型回折格子部は、前記
    入力端と前記増幅用光ファイバとの間の前記信号光の伝
    送路中または前記増幅用光ファイバの入力端付近、及
    び、前記出力端と前記増幅用光ファイバとの間の前記信
    号光の伝送路中または前記増幅用光ファイバの出力端付
    近に形成され、前記信号光の一部を取り出し、 前記受光部は、前記光ファイバ型回折格子部から取り出
    されたそれぞれの前記信号光の一部を受光する位置に配
    置され、 前記制御手段は、前記受光部で受光されたそれぞれの前
    記信号光の一部の光量の比を制御することにより、利得
    を制御することを特徴とする請求項7記載の光ファイバ
    増幅器。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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