JPH08331056A - 双方向光空間伝送装置 - Google Patents
双方向光空間伝送装置Info
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- JPH08331056A JPH08331056A JP7161518A JP16151895A JPH08331056A JP H08331056 A JPH08331056 A JP H08331056A JP 7161518 A JP7161518 A JP 7161518A JP 16151895 A JP16151895 A JP 16151895A JP H08331056 A JPH08331056 A JP H08331056A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 実用上支障がないように常に正確な光軸角度
の補正を行うことができる。 【構成】 相手側装置からの受信光は光軸角度調節駆動
機構部を経てハーフミラーにより一部が光軸角度誤差検
出系20の4個に分割された光−電気変換素子21a〜
21dで受光されて電流信号となり、電流−電圧変換器
22a〜22dで電圧信号Va〜Vdに変換され、下限リミ
ッタ回路23〜23dにおいて所定下限値以上に電圧信
号Va’〜Vd’が制限され、演算回路24a〜24fによ
りX方向、Y方向の誤差電圧Vx、Vyが算出されて角度ず
れ信号が求まる。この角度ずれ信号に基づいて光軸角度
駆動制御部は光軸角度調節駆動機構部を制御して光軸角
度のずれ補正を行う。
の補正を行うことができる。 【構成】 相手側装置からの受信光は光軸角度調節駆動
機構部を経てハーフミラーにより一部が光軸角度誤差検
出系20の4個に分割された光−電気変換素子21a〜
21dで受光されて電流信号となり、電流−電圧変換器
22a〜22dで電圧信号Va〜Vdに変換され、下限リミ
ッタ回路23〜23dにおいて所定下限値以上に電圧信
号Va’〜Vd’が制限され、演算回路24a〜24fによ
りX方向、Y方向の誤差電圧Vx、Vyが算出されて角度ず
れ信号が求まる。この角度ずれ信号に基づいて光軸角度
駆動制御部は光軸角度調節駆動機構部を制御して光軸角
度のずれ補正を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、角度補正機能を備え、
光信号により双方向の情報伝送を行う双方向光空間伝送
装置に関するものである。
光信号により双方向の情報伝送を行う双方向光空間伝送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、遠隔地に対し光信号により情
報伝送を行う双方向光空間伝送装置においては、風雨や
日射等の外的作用や人為的作用によって、相手側装置か
ら伝送された受信光の光軸と自装置の受光部との光軸に
ずれが生じ、最悪の場合は通信が断絶するという問題が
発生し易い。従って、予め自装置内において送信光と受
信光の光軸を一致させておき、自装置の受光部の光軸と
相手側装置から伝送される受信光の光軸とのずれ角度
を、運転中に常時検出して補正を行うことによって光軸
のずれを回避するという手段を採用している。
報伝送を行う双方向光空間伝送装置においては、風雨や
日射等の外的作用や人為的作用によって、相手側装置か
ら伝送された受信光の光軸と自装置の受光部との光軸に
ずれが生じ、最悪の場合は通信が断絶するという問題が
発生し易い。従って、予め自装置内において送信光と受
信光の光軸を一致させておき、自装置の受光部の光軸と
相手側装置から伝送される受信光の光軸とのずれ角度
を、運転中に常時検出して補正を行うことによって光軸
のずれを回避するという手段を採用している。
【0003】図8は従来例の双方向光空間伝送装置の構
成図を示し、送信信号は送光部1の電気−光変換素子2
により光信号となり、ビームスプリッタ3、光軸角度調
節駆動機構部4を通ってレンズ5から相手側装置に向け
て投光される。一方、相手側装置から伝送されてきた受
信光は、レンズ5を介して装置内に取り込まれ、光軸角
度調節駆動機構部4、ビームスプリッタ3を通り受光部
6に導かれ、ハーフミラー7により主信号受光素子8と
光軸角度誤差検出系9に分割される。
成図を示し、送信信号は送光部1の電気−光変換素子2
により光信号となり、ビームスプリッタ3、光軸角度調
節駆動機構部4を通ってレンズ5から相手側装置に向け
て投光される。一方、相手側装置から伝送されてきた受
信光は、レンズ5を介して装置内に取り込まれ、光軸角
度調節駆動機構部4、ビームスプリッタ3を通り受光部
6に導かれ、ハーフミラー7により主信号受光素子8と
光軸角度誤差検出系9に分割される。
【0004】図9は光軸角度誤差検出系9の構成図を示
し、受信光の一部は角度誤差検出系9の4要素に分割さ
れた光−電気変換素子10a〜10dに受光され、それ
ぞれ抵抗器などの電流−電圧変換器11a〜11dで電
圧信号となる。そして、これらの信号の加減算が行われ
ることにより、受信光の光軸と受光部6の光軸との角度
ずれが検出され、この角度誤差情報に基づいて、光軸角
度調節制御部12は光軸角度調節駆動機構部4を駆動し
角度ずれの補正を行う。
し、受信光の一部は角度誤差検出系9の4要素に分割さ
れた光−電気変換素子10a〜10dに受光され、それ
ぞれ抵抗器などの電流−電圧変換器11a〜11dで電
圧信号となる。そして、これらの信号の加減算が行われ
ることにより、受信光の光軸と受光部6の光軸との角度
ずれが検出され、この角度誤差情報に基づいて、光軸角
度調節制御部12は光軸角度調節駆動機構部4を駆動し
角度ずれの補正を行う。
【0005】以上のような操作を対向するそれぞれの装
置において行うことにより、予め装置内の送光部1の光
軸と受光部6の光軸は一致するように調節されているの
で、相手側装置から伝送される受信光と同一光軸で送信
光を投光することができ、常に安定した双方向光空間伝
送を行うことができる。
置において行うことにより、予め装置内の送光部1の光
軸と受光部6の光軸は一致するように調節されているの
で、相手側装置から伝送される受信光と同一光軸で送信
光を投光することができ、常に安定した双方向光空間伝
送を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、外的又は人為的作用によって伝送路上
で光信号の強度が減衰した場合には、受信光と雑音の信
号比の所謂S/N比が劣化し、これらの信号に基づいて
検出される光軸角度誤差情報が著しく損われてしまい、
送信光と受信光の正確な角度補正を行うことができなく
なるという問題が発生する。また、光信号が部分的に遮
断されたり、光軸がずれて正確な位置で受信できない場
合には、変換素子に生ずる暗電流や付加回路中の雑音レ
ベルのばらつきによって受信電圧にアンバランスが生
じ、誤った方向に角度補正を行ってしまうという問題が
発生する。
来例においては、外的又は人為的作用によって伝送路上
で光信号の強度が減衰した場合には、受信光と雑音の信
号比の所謂S/N比が劣化し、これらの信号に基づいて
検出される光軸角度誤差情報が著しく損われてしまい、
送信光と受信光の正確な角度補正を行うことができなく
なるという問題が発生する。また、光信号が部分的に遮
断されたり、光軸がずれて正確な位置で受信できない場
合には、変換素子に生ずる暗電流や付加回路中の雑音レ
ベルのばらつきによって受信電圧にアンバランスが生
じ、誤った方向に角度補正を行ってしまうという問題が
発生する。
【0007】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
実用上支障がないように正確な光軸角度補正を行うこと
のできる双方向光空間伝送装置を提供することにある。
実用上支障がないように正確な光軸角度補正を行うこと
のできる双方向光空間伝送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る双方向光空間伝送装置は、送光部と受
光部の光軸を一致させて送信光の角度補正を行う機能を
有し、所定距離を隔てて対向配置して光信号により双方
向の情報伝送を行う双方向光空間伝送装置において、相
手側装置からの信号光を受光する複数個の光−電気変換
素子と、これら複数個の光−電気変換素子の信号光強度
に対応する複数の電圧信号を発生する電圧発生手段と、
これらの電圧信号を所定の下限値以上に制限する電圧制
限手段とを備えたことを特徴とする。
めの本発明に係る双方向光空間伝送装置は、送光部と受
光部の光軸を一致させて送信光の角度補正を行う機能を
有し、所定距離を隔てて対向配置して光信号により双方
向の情報伝送を行う双方向光空間伝送装置において、相
手側装置からの信号光を受光する複数個の光−電気変換
素子と、これら複数個の光−電気変換素子の信号光強度
に対応する複数の電圧信号を発生する電圧発生手段と、
これらの電圧信号を所定の下限値以上に制限する電圧制
限手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上述の構成を有する双方向光空間伝送装置は、
予め送光部と受光部の光軸を一致させるよう送信光の角
度補正を行い、相手側装置からの光信号を複数個に分割
された光−電気変換素子により受光し、これらの複数個
の信号に基づいて電圧発生手段はそれぞれの光強度に対
応した電圧信号を発生し、これら電圧信号が所定下限値
以下にならないように、電圧制限手段により制限して角
度ずれ信号に変換する。
予め送光部と受光部の光軸を一致させるよう送信光の角
度補正を行い、相手側装置からの光信号を複数個に分割
された光−電気変換素子により受光し、これらの複数個
の信号に基づいて電圧発生手段はそれぞれの光強度に対
応した電圧信号を発生し、これら電圧信号が所定下限値
以下にならないように、電圧制限手段により制限して角
度ずれ信号に変換する。
【0010】
【実施例】本発明を図1〜図7に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は従来例の双方向光空間伝送装
置の光軸角度誤差検出系に下限リミッタ回路を設けた本
実施例の構成図を示し、その他は従来例の図8、図9と
同様の構成とされている。光軸角度誤差検出系20にお
いて、相手側装置からの受信光の強度に対応した電流を
発生する4個の光−電気変換素子21a〜21dの出力
は、それぞれ抵抗器などから成る電流−電圧変換器22
a〜22dに接続され、更に図2に示すような比較器、
整流器、抵抗器から成る下限リミッタ回路23a〜23
dに接続されている。
て詳細に説明する。図1は従来例の双方向光空間伝送装
置の光軸角度誤差検出系に下限リミッタ回路を設けた本
実施例の構成図を示し、その他は従来例の図8、図9と
同様の構成とされている。光軸角度誤差検出系20にお
いて、相手側装置からの受信光の強度に対応した電流を
発生する4個の光−電気変換素子21a〜21dの出力
は、それぞれ抵抗器などから成る電流−電圧変換器22
a〜22dに接続され、更に図2に示すような比較器、
整流器、抵抗器から成る下限リミッタ回路23a〜23
dに接続されている。
【0011】図3に示すように光−電気変換素子21a
〜21dの間には、各素子21a〜21dを互いに分離
するためにギャップtが設けられている。そして、下限
リミッタ回路23aと23bの出力は演算回路24a
に、下限リミッタ回路23bと23cの出力は演算回路
24bに、下限リミッタ回路23cと23dの出力は演
算回路24cに、下限リミッタ回路23aと23dの出
力は演算回路24dにそれぞれ接続され、演算回路24
aと24cの出力は演算回路24eに、演算回路24b
と24dの出力は演算回路24fに接続されており、そ
れぞれX方向、Y方向のずれ角度を示す誤差電圧Vx、Vy
を発生するようになっている。
〜21dの間には、各素子21a〜21dを互いに分離
するためにギャップtが設けられている。そして、下限
リミッタ回路23aと23bの出力は演算回路24a
に、下限リミッタ回路23bと23cの出力は演算回路
24bに、下限リミッタ回路23cと23dの出力は演
算回路24cに、下限リミッタ回路23aと23dの出
力は演算回路24dにそれぞれ接続され、演算回路24
aと24cの出力は演算回路24eに、演算回路24b
と24dの出力は演算回路24fに接続されており、そ
れぞれX方向、Y方向のずれ角度を示す誤差電圧Vx、Vy
を発生するようになっている。
【0012】図8の従来例と同様に、送信用信号は送光
部1の電気−光変換素子2から、ビームスプリッタ3、
光軸角度調節駆動機構部4を通ってレンズ5から出射さ
れる。一方、受信光はレンズ5に入射し、光軸角度調節
駆動機構部4、ビームスプリッタ3、ハーフミラー7を
通って主信号受光素子8に受光され受信用信号となる。
部1の電気−光変換素子2から、ビームスプリッタ3、
光軸角度調節駆動機構部4を通ってレンズ5から出射さ
れる。一方、受信光はレンズ5に入射し、光軸角度調節
駆動機構部4、ビームスプリッタ3、ハーフミラー7を
通って主信号受光素子8に受光され受信用信号となる。
【0013】ハーフミラー7で反射された受信光の一部
は、図1に示すように角度誤差検出系20において、4
個の光−電気変換素子21a〜21dに半径rの円状の
スポットとして入射して電流信号に変換される。これら
の電流信号は電流−電圧変換器22a〜22dにおいて
それぞれ電圧信号Va〜Vdに変換される。ここで、光−電
気変換素子21a〜21d間のギャップtを0と仮定し
てギャップtでの受信光の損失を無視すると、電圧信号
Va〜Vdと各素子21a〜21dでの受信光強度とは図4
に示すように比例関係にある。
は、図1に示すように角度誤差検出系20において、4
個の光−電気変換素子21a〜21dに半径rの円状の
スポットとして入射して電流信号に変換される。これら
の電流信号は電流−電圧変換器22a〜22dにおいて
それぞれ電圧信号Va〜Vdに変換される。ここで、光−電
気変換素子21a〜21d間のギャップtを0と仮定し
てギャップtでの受信光の損失を無視すると、電圧信号
Va〜Vdと各素子21a〜21dでの受信光強度とは図4
に示すように比例関係にある。
【0014】電圧信号Va〜Vdはそれぞれ下限リミッタ回
路23〜23dに入力され、図2に示すように比較器を
介して予め設定された所定の下限電圧値Voと比較され、
この下限電圧値Vo以下とならないように自動調節されて
電圧信号Va’〜Vd’となる。これら電圧信号Va’〜Vd’
は演算回路24a〜24fにより演算されて、受信光の
光軸と受光部の光軸とのX方向、Y方向の誤差電圧Vx、
Vyに変換されて角度ずれ信号となる。
路23〜23dに入力され、図2に示すように比較器を
介して予め設定された所定の下限電圧値Voと比較され、
この下限電圧値Vo以下とならないように自動調節されて
電圧信号Va’〜Vd’となる。これら電圧信号Va’〜Vd’
は演算回路24a〜24fにより演算されて、受信光の
光軸と受光部の光軸とのX方向、Y方向の誤差電圧Vx、
Vyに変換されて角度ずれ信号となる。
【0015】従来例の図8に示すように、この角度ずれ
信号に基づいて、光軸角度駆動用制御部12は光軸角度
調節駆動機構部4を駆動して角度ずれを補正するように
制御を行う。図5に示すように、ギャップtを0とした
場合の受信光と受光部の光軸角度誤差量を表す受信光ス
ポットSの移動量は、X方向及びY方向の誤差電圧とは
比例関係にある。ただし、実際上のギャップtは0では
ないので、ギャップtに或る数値を考慮すると、図5の
点線のように直線に対し若干のずれが生ずる。
信号に基づいて、光軸角度駆動用制御部12は光軸角度
調節駆動機構部4を駆動して角度ずれを補正するように
制御を行う。図5に示すように、ギャップtを0とした
場合の受信光と受光部の光軸角度誤差量を表す受信光ス
ポットSの移動量は、X方向及びY方向の誤差電圧とは
比例関係にある。ただし、実際上のギャップtは0では
ないので、ギャップtに或る数値を考慮すると、図5の
点線のように直線に対し若干のずれが生ずる。
【0016】いま、受信光スポットSが光−電気変換素
子21a〜21d上の中心位置にあってその強度分布が
均一であれば、各素子21a〜21dからの電圧信号は
全て同一となり誤差電圧は0となる。ここで、伝送路上
の光強度が減衰することにより、各素子21a〜21d
で受光される受信光強度が低下すると、電圧信号Va〜Vd
のS/N比が劣化して相対的に雑音電圧の影響が大きく
なり、例えば受信光スポットSが図3の点線で示す位置
ΔxだけX方向にずれた位置にある場合も、誤差電圧が
0となることがある。従って、受信光スポットSは斜線
で示すΔxを半径とする円内を中心とした範囲をふらつ
くことになる。
子21a〜21d上の中心位置にあってその強度分布が
均一であれば、各素子21a〜21dからの電圧信号は
全て同一となり誤差電圧は0となる。ここで、伝送路上
の光強度が減衰することにより、各素子21a〜21d
で受光される受信光強度が低下すると、電圧信号Va〜Vd
のS/N比が劣化して相対的に雑音電圧の影響が大きく
なり、例えば受信光スポットSが図3の点線で示す位置
ΔxだけX方向にずれた位置にある場合も、誤差電圧が
0となることがある。従って、受信光スポットSは斜線
で示すΔxを半径とする円内を中心とした範囲をふらつ
くことになる。
【0017】説明を単純化するために、図6に示すよう
に2分割した光−電気変換素子21a、21bを考える
と、伝送路で減衰された受信光はスポットSの位置で素
子21a、21bに受光され、受信光強度はそれぞれ電
流−電圧変換器22a、22bにより電圧信号VA、VBに
変換される。これらの電圧信号VA、VBには図7(a) 、
(b) に示すように振幅Va、Vbの正弦波の雑音電圧が重畳
されている。
に2分割した光−電気変換素子21a、21bを考える
と、伝送路で減衰された受信光はスポットSの位置で素
子21a、21bに受光され、受信光強度はそれぞれ電
流−電圧変換器22a、22bにより電圧信号VA、VBに
変換される。これらの電圧信号VA、VBには図7(a) 、
(b) に示すように振幅Va、Vbの正弦波の雑音電圧が重畳
されている。
【0018】いま、受信光スポットSは光−電気変換素
子21a、21bの中心に位置しているのでVA=VBとな
り、或る時点で変換器22a側が図7(a) の点A、変換
部22b側が図7(b) の点Bの位置にあるとすると、こ
のときの誤差電圧は(VA+Va)−(VB−Vb)=Va+Vbと
なり、受信光スポットSを図6の点線位置にシフトする
ように角度補正を行う必要が生ずる。従って、このよう
な動作を各時点ごとに繰り返すことによって、受信光ス
ポットSは図3の斜線で示したΔxを半径とする円内を
中心とした範囲をふらつくことになる。
子21a、21bの中心に位置しているのでVA=VBとな
り、或る時点で変換器22a側が図7(a) の点A、変換
部22b側が図7(b) の点Bの位置にあるとすると、こ
のときの誤差電圧は(VA+Va)−(VB−Vb)=Va+Vbと
なり、受信光スポットSを図6の点線位置にシフトする
ように角度補正を行う必要が生ずる。従って、このよう
な動作を各時点ごとに繰り返すことによって、受信光ス
ポットSは図3の斜線で示したΔxを半径とする円内を
中心とした範囲をふらつくことになる。
【0019】ここで、下限リミッタ電圧を予めVA(=V
B)に設定しておくと、変換部22b側は図7(b) の点
B’の位置でVB=0となり、誤差電圧はVaとなる。従っ
て、各素子21a、21bで受光される受信光強度が減
少し、電圧信号のS/N比が低下して相対的に雑音電圧
の影響が大きくなった場合でも、下限リミッタ電圧を設
けることにより受信光スポットSがふらつく範囲を狭く
することができる。
B)に設定しておくと、変換部22b側は図7(b) の点
B’の位置でVB=0となり、誤差電圧はVaとなる。従っ
て、各素子21a、21bで受光される受信光強度が減
少し、電圧信号のS/N比が低下して相対的に雑音電圧
の影響が大きくなった場合でも、下限リミッタ電圧を設
けることにより受信光スポットSがふらつく範囲を狭く
することができる。
【0020】また、伝送路上での受信光強度の減衰が非
常に大きく、光−電気変換素子21a〜21dの感度が
なくなるような場合や、光信号が部分的に遮断され、全
ての素子21a〜21dにおいて受光できない場合に
は、各素子21a〜21dに生ずる暗電流や付加回路中
の雑音レベルのばらつきにより、各電流−電圧変換器2
2a〜22dで出力される雑音電圧にばらつきが発生
し、光軸角度を調節する可動ミラーがX軸、Y軸共に或
る一方向に貼り付いてしまうことがある。この状態で光
信号が復帰しても、受信光スポットSは光−電気変換素
子21a〜21dの視野外にあって、正常な通信状態に
戻らなくなるが、このような問題も下限リミッタ電圧を
設定しておくことにより解決することができる。
常に大きく、光−電気変換素子21a〜21dの感度が
なくなるような場合や、光信号が部分的に遮断され、全
ての素子21a〜21dにおいて受光できない場合に
は、各素子21a〜21dに生ずる暗電流や付加回路中
の雑音レベルのばらつきにより、各電流−電圧変換器2
2a〜22dで出力される雑音電圧にばらつきが発生
し、光軸角度を調節する可動ミラーがX軸、Y軸共に或
る一方向に貼り付いてしまうことがある。この状態で光
信号が復帰しても、受信光スポットSは光−電気変換素
子21a〜21dの視野外にあって、正常な通信状態に
戻らなくなるが、このような問題も下限リミッタ電圧を
設定しておくことにより解決することができる。
【0021】なお、光−電気変換素子21a〜21dに
対応する電流−電圧変換器22a〜22dからの電圧信
号をアナログ−デジタル変換した上で、それぞれの下限
リミッタ回路23〜23dをソフトウエアにより制御す
るようにすることも可能である。
対応する電流−電圧変換器22a〜22dからの電圧信
号をアナログ−デジタル変換した上で、それぞれの下限
リミッタ回路23〜23dをソフトウエアにより制御す
るようにすることも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る双方向
光空間伝送装置は、角度誤差検出のための複数個の光−
電気変換素子それぞれに対応した電流−電圧変換器から
の出力レベルを、所定の下限値以下とならないよう電圧
制限手段を設けることにより、伝送路上で光強度が減衰
して光−電気変換素子で出力される電圧信号のS/N比
が劣化した場合にも、雑音電圧の影響によって生ずる受
信光スポットのふらつき範囲を狭めることができるの
で、実用上支障のない送信光の角度補正を行うことがで
き、伝送路上で光信号が遮断されて光−電気変換素子が
光信号を全く受光しないような場合にも、光軸角度を調
節する可動ミラーが或る方向に貼り付いて通信不能とな
ることを防止することができる。
光空間伝送装置は、角度誤差検出のための複数個の光−
電気変換素子それぞれに対応した電流−電圧変換器から
の出力レベルを、所定の下限値以下とならないよう電圧
制限手段を設けることにより、伝送路上で光強度が減衰
して光−電気変換素子で出力される電圧信号のS/N比
が劣化した場合にも、雑音電圧の影響によって生ずる受
信光スポットのふらつき範囲を狭めることができるの
で、実用上支障のない送信光の角度補正を行うことがで
き、伝送路上で光信号が遮断されて光−電気変換素子が
光信号を全く受光しないような場合にも、光軸角度を調
節する可動ミラーが或る方向に貼り付いて通信不能とな
ることを防止することができる。
【図1】本実施例の光軸角度誤差検出部の構成図であ
る。
る。
【図2】下限リミッタ回路の構成図である。
【図3】光−電気変換素子の説明図である。
【図4】受信光強度と電圧信号のグラフ図である。
【図4】受信光スポットの移動量と誤差電圧のグラフ図
である。
である。
【図6】2分割に光−電気変換素子の接続回路図であ
る。
る。
【図7】電圧信号のS/N比劣化の説明図である。
【図8】従来例の双方向光空間伝送装置の構成図であ
る。
る。
【図9】光軸角度誤差検出部の構成図である。
20 光軸角度誤差検出系 21a〜21d 光−電気変換素子 22a〜22d 電流−電圧変換器 23a〜23d 下限リミッタ回路 24a〜24d 演算回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の光軸角度誤差検出部の構成図であ
る。
る。
【図2】下限リミッタ回路の構成図である。
【図3】光−電気変換素子の説明図である。
【図4】受信光強度と電圧信号のグラフ図である。
【図5】受信光スポットの移動量と誤差電圧のグラフ図
である。
である。
【図6】2分割に光−電気変換素子の接続回路図であ
る。
る。
【図7】電圧信号のS/N比劣化の説明図である。
【図8】従来例の双方向光空間伝送装置の構成図であ
る。
る。
【図9】光軸角度誤差検出部の構成図である。
【符号の説明】 20 光軸角度誤差検出系 21a〜21d 光−電気変換素子 22a〜22d 電流−電圧変換器 23a〜23d 下限リミッタ回路 24a〜24d 演算回路
Claims (4)
- 【請求項1】 送光部と受光部の光軸を一致させて送信
光の角度補正を行う機能を有し、所定距離を隔てて対向
配置して光信号により双方向の情報伝送を行う双方向光
空間伝送装置において、相手側装置からの信号光を受光
する複数個の光−電気変換素子と、これら複数個の光−
電気変換素子の信号光強度に対応する複数の電圧信号を
発生する電圧発生手段と、これらの電圧信号を所定の下
限値以上に制限する電圧制限手段とを備えたことを特徴
とする双方向光空間伝送装置。 - 【請求項2】 前記複数の電圧信号の下限値は全て同一
とした請求項1に記載の双方向光空間伝送装置。 - 【請求項3】 前記電圧制限手段は入力された電圧を予
め設定した値に制限して出力する電気回路とした請求項
1に記載の双方向光空間伝送装置。 - 【請求項4】 前記電圧制限手段をアナログ−デジタル
変換後にソフトウエアにより制御する請求項1に記載の
双方向光空間伝送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16151895A JP3368103B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 双方向光空間伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16151895A JP3368103B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 双方向光空間伝送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08331056A true JPH08331056A (ja) | 1996-12-13 |
| JP3368103B2 JP3368103B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=15736603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16151895A Expired - Fee Related JP3368103B2 (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 双方向光空間伝送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3368103B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999020002A1 (en) * | 1997-10-09 | 1999-04-22 | Seiko Epson Corporation | Space optical transmission apparatus and space optical transmission method |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP16151895A patent/JP3368103B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999020002A1 (en) * | 1997-10-09 | 1999-04-22 | Seiko Epson Corporation | Space optical transmission apparatus and space optical transmission method |
| US6219133B1 (en) | 1997-10-09 | 2001-04-17 | Seiko Epson Corporation | Spatial optical transmission device and method of spatial optical transmission |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3368103B2 (ja) | 2003-01-20 |
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