JPH0833138A - 間接活線工法用被覆材 - Google Patents
間接活線工法用被覆材Info
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- JPH0833138A JPH0833138A JP16006594A JP16006594A JPH0833138A JP H0833138 A JPH0833138 A JP H0833138A JP 16006594 A JP16006594 A JP 16006594A JP 16006594 A JP16006594 A JP 16006594A JP H0833138 A JPH0833138 A JP H0833138A
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- Japan
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- covering material
- bag body
- slit
- wire
- insulating gas
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 活線状態で電気工事を行う際、架空線または
充電部を容易に被覆することができ、それらの地絡・短
絡を良好に防止し、防護することができる間接活線工法
用被覆材を提供する。 【構成】 被覆材1は絶縁性気体を注入することにより
略中空直方体状に膨らむ絶縁シート製の袋体により構成
されている。その直方体の正面3には、それより小さい
方形の窓5が形成されている。また、窓5の下には、正
面3を垂直に分割するスリット15が連設されている。
絶縁性気体を注入して被覆材1を膨らませた後、スリッ
ト15を押し広げて充電部を挿入すれば、スリット15
が絶縁性気体の弾性により元の形状に戻り、被覆材1は
充電部を包囲して確実に固定される。
充電部を容易に被覆することができ、それらの地絡・短
絡を良好に防止し、防護することができる間接活線工法
用被覆材を提供する。 【構成】 被覆材1は絶縁性気体を注入することにより
略中空直方体状に膨らむ絶縁シート製の袋体により構成
されている。その直方体の正面3には、それより小さい
方形の窓5が形成されている。また、窓5の下には、正
面3を垂直に分割するスリット15が連設されている。
絶縁性気体を注入して被覆材1を膨らませた後、スリッ
ト15を押し広げて充電部を挿入すれば、スリット15
が絶縁性気体の弾性により元の形状に戻り、被覆材1は
充電部を包囲して確実に固定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空線などに電気を通
したままで電気工事などを行う際、高圧カットアウトス
イッチなどの充電部または架空線を被覆して絶縁し、そ
れらの地絡・短絡を防止し、防護することを目的とする
間接活線工法用被覆材に関する。
したままで電気工事などを行う際、高圧カットアウトス
イッチなどの充電部または架空線を被覆して絶縁し、そ
れらの地絡・短絡を防止し、防護することを目的とする
間接活線工法用被覆材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力の需要が激増し、供給信頼度
の向上要請など電気の質に対する要求は一段と高まって
いる。このためできる限り停電せずに工事を行う、いわ
ゆる間接活線工法で電気工事を行うことが望まれてい
る。そこで、変圧器,リレー,ジャンパー線など、電柱
周辺に配設された配電用機器の取り替えなどや、送電用
機器の取り替えなど、多くの電気工事は架空線などに電
気を通電したままの活線状態で行っている。
の向上要請など電気の質に対する要求は一段と高まって
いる。このためできる限り停電せずに工事を行う、いわ
ゆる間接活線工法で電気工事を行うことが望まれてい
る。そこで、変圧器,リレー,ジャンパー線など、電柱
周辺に配設された配電用機器の取り替えなどや、送電用
機器の取り替えなど、多くの電気工事は架空線などに電
気を通電したままの活線状態で行っている。
【0003】このように活線状態で前述の電気工事を行
う場合、安全・確実な電気工事形態への転換と電気工事
の高効率化、労働環境の改善を図ると共に、充電部など
の地絡・短絡を防止し防護するために、配電用機器,送
電用機器を絶縁物で被覆している。そこで従来ゴム製、
または樹脂製の絶縁シートを中央で折り曲げてこの種の
部材に固定し、これによって充電部などを絶縁すること
により防護していた。
う場合、安全・確実な電気工事形態への転換と電気工事
の高効率化、労働環境の改善を図ると共に、充電部など
の地絡・短絡を防止し防護するために、配電用機器,送
電用機器を絶縁物で被覆している。そこで従来ゴム製、
または樹脂製の絶縁シートを中央で折り曲げてこの種の
部材に固定し、これによって充電部などを絶縁すること
により防護していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの種の絶縁
シートは、中央部分を正確に充電部などの上に配設しな
ければバランスが崩れてずり落ちてしまう。そこで、絶
縁シートがずり落ちないように固定するために、絶縁シ
ート両端に紐を挿入可能な穴を設け、充電部などにかぶ
せた絶縁シートの両端を紐によって結合させることが行
われている。ところがこのような絶縁シートを利用した
場合、高所で紐を結ぶ作業は非常に難しい。このため、
絶縁シート両端を結合させるまでに絶縁シートのバラン
スが崩れ、そのまま絶縁シートがずり落ちてしまうこと
があった。
シートは、中央部分を正確に充電部などの上に配設しな
ければバランスが崩れてずり落ちてしまう。そこで、絶
縁シートがずり落ちないように固定するために、絶縁シ
ート両端に紐を挿入可能な穴を設け、充電部などにかぶ
せた絶縁シートの両端を紐によって結合させることが行
われている。ところがこのような絶縁シートを利用した
場合、高所で紐を結ぶ作業は非常に難しい。このため、
絶縁シート両端を結合させるまでに絶縁シートのバラン
スが崩れ、そのまま絶縁シートがずり落ちてしまうこと
があった。
【0005】そこで本発明は、活線状態で電気工事を行
う際、架空線または充電部を容易に被覆することがで
き、それらの地絡・短絡を良好に防止し、防護すること
ができる間接活線工法用被覆材を提供することを目的と
してなされた。
う際、架空線または充電部を容易に被覆することがで
き、それらの地絡・短絡を良好に防止し、防護すること
ができる間接活線工法用被覆材を提供することを目的と
してなされた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた請求項1記載の発明は、絶縁材料にて構成さ
れ、気体を注入することにより架空線または充電部を包
囲する形状に膨らむ袋体と、該袋体内に気体を給排する
ための給排口と、上記袋体に設けられ、膨らませた上記
袋体を所定形状に弾性変形させたとき上記架空線または
充電部を挿入可能な大きさとなる開口部と、を備えたこ
とを特徴とする間接活線工法用被覆材を要旨としてい
る。
なされた請求項1記載の発明は、絶縁材料にて構成さ
れ、気体を注入することにより架空線または充電部を包
囲する形状に膨らむ袋体と、該袋体内に気体を給排する
ための給排口と、上記袋体に設けられ、膨らませた上記
袋体を所定形状に弾性変形させたとき上記架空線または
充電部を挿入可能な大きさとなる開口部と、を備えたこ
とを特徴とする間接活線工法用被覆材を要旨としてい
る。
【0007】また、請求項2記載の発明は、上記袋体が
略中空直方体状に膨らみ、上記開口部が、上記直方体の
一端面に当該端面より小さく形成された窓と、該窓周縁
の一部に連設されたスリットと、からなることを特徴と
する請求項1記載の間接活線工法用被覆材を要旨として
いる。
略中空直方体状に膨らみ、上記開口部が、上記直方体の
一端面に当該端面より小さく形成された窓と、該窓周縁
の一部に連設されたスリットと、からなることを特徴と
する請求項1記載の間接活線工法用被覆材を要旨として
いる。
【0008】更に、請求項3記載の発明は、上記袋体が
略中空円柱状に膨らみ、上記開口部が、上記中空円柱の
内周壁と外周壁とを全長に渡って連通するスリットであ
ることを特徴とする請求項1記載の間接活線工法用被覆
材を要旨としている。
略中空円柱状に膨らみ、上記開口部が、上記中空円柱の
内周壁と外周壁とを全長に渡って連通するスリットであ
ることを特徴とする請求項1記載の間接活線工法用被覆
材を要旨としている。
【0009】
【作用】このように構成された請求項1記載の発明で
は、給排口から気体を注入すると、袋体は架空線または
充電部を包囲する形状に膨らむ。続いて、膨らませた上
記袋体を所定形状に弾性変形させれば、開口部より架空
線または充電部を挿入することが可能となる。こうして
架空線または充電部を挿入した後、注入された気体の弾
性力により袋体を元の形状に戻せば、袋体は上記架空線
または充電部を包囲する。
は、給排口から気体を注入すると、袋体は架空線または
充電部を包囲する形状に膨らむ。続いて、膨らませた上
記袋体を所定形状に弾性変形させれば、開口部より架空
線または充電部を挿入することが可能となる。こうして
架空線または充電部を挿入した後、注入された気体の弾
性力により袋体を元の形状に戻せば、袋体は上記架空線
または充電部を包囲する。
【0010】この結果、袋体は架空線または充電部を被
覆すると共に、その架空線または充電部に確実に固定さ
れる。また、袋体は絶縁材料にて構成されているので、
架空線または充電部の地絡・短絡を良好に防止して防護
できる。更に、不使用時には、給排口から気体を抜くこ
とにより袋体を縮め、小型化することが可能である。
覆すると共に、その架空線または充電部に確実に固定さ
れる。また、袋体は絶縁材料にて構成されているので、
架空線または充電部の地絡・短絡を良好に防止して防護
できる。更に、不使用時には、給排口から気体を抜くこ
とにより袋体を縮め、小型化することが可能である。
【0011】請求項2記載の発明では、給排口から気体
を注入すると袋体が略中空直方体状に膨らむ。続いて開
口部のスリットを押し広げれば、押し広げられたスリッ
トは窓と共働して開口部を大きくする。そこで、この開
口部より塊状の充電部を挿入した後弾性力によりスリッ
トを元の形状に戻せば、開口部が小さくなり袋体は充電
部を包囲する。この結果、塊状の充電部に対して良好に
請求項1記載の発明の作用を生じる。
を注入すると袋体が略中空直方体状に膨らむ。続いて開
口部のスリットを押し広げれば、押し広げられたスリッ
トは窓と共働して開口部を大きくする。そこで、この開
口部より塊状の充電部を挿入した後弾性力によりスリッ
トを元の形状に戻せば、開口部が小さくなり袋体は充電
部を包囲する。この結果、塊状の充電部に対して良好に
請求項1記載の発明の作用を生じる。
【0012】更に、請求項3記載の発明では、給排口か
ら気体を注入すると袋体が略中空円柱状に膨らむ。続い
て開口部としてのスリットを押し広げれば、スリットの
元の幅より太い長尺状部材を上記中空円柱の中空部に挿
入可能となる。そこで、この中空部に架空線または長尺
状の充電部を挿入した後弾性力によりスリットを元の形
状に戻せば、スリットの幅が狭くなり袋体は架空線また
は長尺状の充電部を包囲する。この結果、架空線および
長尺状の充電部に対して良好に請求項1記載の発明の作
用を生じる。
ら気体を注入すると袋体が略中空円柱状に膨らむ。続い
て開口部としてのスリットを押し広げれば、スリットの
元の幅より太い長尺状部材を上記中空円柱の中空部に挿
入可能となる。そこで、この中空部に架空線または長尺
状の充電部を挿入した後弾性力によりスリットを元の形
状に戻せば、スリットの幅が狭くなり袋体は架空線また
は長尺状の充電部を包囲する。この結果、架空線および
長尺状の充電部に対して良好に請求項1記載の発明の作
用を生じる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、請求項1および2に記載の発明の実施例で
ある第1実施例の間接活線工法用被覆材(以下、単に被
覆材と記載)1の構成を表す斜視図である。なお、図1
は内部に絶縁性気体(例えば窒素)を注入して膨らませ
た状態の被覆材1を表している。
る。図1は、請求項1および2に記載の発明の実施例で
ある第1実施例の間接活線工法用被覆材(以下、単に被
覆材と記載)1の構成を表す斜視図である。なお、図1
は内部に絶縁性気体(例えば窒素)を注入して膨らませ
た状態の被覆材1を表している。
【0014】図に示すように、被覆材1は絶縁性気体を
注入することにより略中空直方体状に膨らむ袋体により
構成されている。その直方体の一端面(以下、正面と記
載)3には、正面3の一短辺側(以下、上方とする)側
に偏って設けられ、正面3より小さい方形の窓5が形成
されている。また、被覆材1の側面11,13には、正
面側から背面側に向かって切込み11a,13aが形成
され、窓5はこの切込み11a,13aに沿って形成さ
れている。更に窓5の下には、正面3を垂直に分割する
スリット15が連設され、このスリット15は、図2の
A−A線断面図に示すように、被覆材1の下面17に渡
って形成されている。
注入することにより略中空直方体状に膨らむ袋体により
構成されている。その直方体の一端面(以下、正面と記
載)3には、正面3の一短辺側(以下、上方とする)側
に偏って設けられ、正面3より小さい方形の窓5が形成
されている。また、被覆材1の側面11,13には、正
面側から背面側に向かって切込み11a,13aが形成
され、窓5はこの切込み11a,13aに沿って形成さ
れている。更に窓5の下には、正面3を垂直に分割する
スリット15が連設され、このスリット15は、図2の
A−A線断面図に示すように、被覆材1の下面17に渡
って形成されている。
【0015】図2では、正面3の一部も破断して描いて
おり、この図に示すように、被覆材1は、絶縁シートに
よって袋状に構成された二重構造を有している。また、
被覆材1を構成する袋は全て内部で連通しており、背面
19の上部には袋内に絶縁性気体を給排する給排口21
が設けられている。この給排口21から絶縁性気体を注
入することにより被覆材1は図1に例示した形状に膨ら
み、給排口21から絶縁性気体を抜くと、被覆材1を縮
めて小型化することができる。
おり、この図に示すように、被覆材1は、絶縁シートに
よって袋状に構成された二重構造を有している。また、
被覆材1を構成する袋は全て内部で連通しており、背面
19の上部には袋内に絶縁性気体を給排する給排口21
が設けられている。この給排口21から絶縁性気体を注
入することにより被覆材1は図1に例示した形状に膨ら
み、給排口21から絶縁性気体を抜くと、被覆材1を縮
めて小型化することができる。
【0016】このように構成された本実施例の被覆材1
では、給排口21から絶縁性気体を注入して膨らませた
後、スリット15を押し広げれば、押し広げられたスリ
ット15は窓5と共働して大きな開口部を形成する。そ
こで、この開口部より、碍子,高圧カットアウトスイッ
チなどの塊状充電部を挿入した後、上記注入された絶縁
性気体の弾性力によりスリット15を元の形状に戻せ
ば、開口部が小さくなり被覆材1はその充電部を包囲す
る。なお、スリット15は窓5が形成された正面3と連
設する下面17に渡って形成されているので、このスリ
ット15を押し広げることによりきわめて大きな開口部
を得ることができる。従って、被覆材1には、窓5より
もきわめて大きな断面積を有する充電部を挿入すること
ができる。
では、給排口21から絶縁性気体を注入して膨らませた
後、スリット15を押し広げれば、押し広げられたスリ
ット15は窓5と共働して大きな開口部を形成する。そ
こで、この開口部より、碍子,高圧カットアウトスイッ
チなどの塊状充電部を挿入した後、上記注入された絶縁
性気体の弾性力によりスリット15を元の形状に戻せ
ば、開口部が小さくなり被覆材1はその充電部を包囲す
る。なお、スリット15は窓5が形成された正面3と連
設する下面17に渡って形成されているので、このスリ
ット15を押し広げることによりきわめて大きな開口部
を得ることができる。従って、被覆材1には、窓5より
もきわめて大きな断面積を有する充電部を挿入すること
ができる。
【0017】図3は、腕金31に固定された高圧カット
アウトスイッチ33を被覆材1にて被覆した使用例を表
す説明図である。高圧カットアウトスイッチ33の断面
積は窓5の面積よりも大きいが、スリット15を押し広
げると高圧カットアウトスイッチ33は被覆材1内に挿
入可能となる。また、高圧カットアウトスイッチ33の
基部33aの断面積は窓5の面積よりも小さい。このた
め、高圧カットアウトスイッチ33を被覆材1内に挿入
した後スリット15が元の形状に戻ると、再びスリット
15を押し広げない限り被覆材1は高圧カットアウトス
イッチ33から離れない。また、高圧カットアウトスイ
ッチ33の基部33aは、被覆材1の側面11,13方
向に広幅に形成されているが、側面11,13には切込
み11a,13aが形成されている。このため、切込み
11a,13aが基部33aと係合して、被覆材1の姿
勢を保持する。従って、被覆材1を一層確実に高圧カッ
トアウトスイッチ33に固定することができる。
アウトスイッチ33を被覆材1にて被覆した使用例を表
す説明図である。高圧カットアウトスイッチ33の断面
積は窓5の面積よりも大きいが、スリット15を押し広
げると高圧カットアウトスイッチ33は被覆材1内に挿
入可能となる。また、高圧カットアウトスイッチ33の
基部33aの断面積は窓5の面積よりも小さい。このた
め、高圧カットアウトスイッチ33を被覆材1内に挿入
した後スリット15が元の形状に戻ると、再びスリット
15を押し広げない限り被覆材1は高圧カットアウトス
イッチ33から離れない。また、高圧カットアウトスイ
ッチ33の基部33aは、被覆材1の側面11,13方
向に広幅に形成されているが、側面11,13には切込
み11a,13aが形成されている。このため、切込み
11a,13aが基部33aと係合して、被覆材1の姿
勢を保持する。従って、被覆材1を一層確実に高圧カッ
トアウトスイッチ33に固定することができる。
【0018】この結果、被覆材1は高圧カットアウトス
イッチ33を確実に被覆することができる。被覆材1は
絶縁シートにて構成されているので、高圧カットアウト
スイッチ33の地絡・短絡を良好に防止し、防護するこ
とができる。また、被覆材1で高圧カットアウトスイッ
チ33を被覆する作業は、スリット15を押し広げ高圧
カットアウトスイッチ33を挿入するだけで容易に実行
することができる。このため、間接活線工法による電気
工事が容易となる。更に、被覆材1は、不使用時には絶
縁性気体を抜き、小型化することができる。このため、
運搬が容易となり電気工事を一層容易にすることができ
る。また、被覆材1を保管するための空間も少なくて済
む。
イッチ33を確実に被覆することができる。被覆材1は
絶縁シートにて構成されているので、高圧カットアウト
スイッチ33の地絡・短絡を良好に防止し、防護するこ
とができる。また、被覆材1で高圧カットアウトスイッ
チ33を被覆する作業は、スリット15を押し広げ高圧
カットアウトスイッチ33を挿入するだけで容易に実行
することができる。このため、間接活線工法による電気
工事が容易となる。更に、被覆材1は、不使用時には絶
縁性気体を抜き、小型化することができる。このため、
運搬が容易となり電気工事を一層容易にすることができ
る。また、被覆材1を保管するための空間も少なくて済
む。
【0019】なお、上記説明では、被覆材1を膨らませ
てから高圧カットアウトスイッチ33に固定する場合を
例にとって説明したが、絶縁性気体を抜いた状態の被覆
材1に高圧カットアウトスイッチ33を挿入し、続いて
被覆材1を膨らませてもよい。この場合も、被覆材1を
高圧カットアウトスイッチ33に確実に固定することが
できる。更に、上記実施例では被覆材1に絶縁性気体を
注入しているが、空気など一般の気体を注入してもよ
い。ただし、上記実施例のように絶縁性気体を注入した
場合、万一被覆材1から気体が漏れ出しても短絡・漏電
などが発生せず安全である。
てから高圧カットアウトスイッチ33に固定する場合を
例にとって説明したが、絶縁性気体を抜いた状態の被覆
材1に高圧カットアウトスイッチ33を挿入し、続いて
被覆材1を膨らませてもよい。この場合も、被覆材1を
高圧カットアウトスイッチ33に確実に固定することが
できる。更に、上記実施例では被覆材1に絶縁性気体を
注入しているが、空気など一般の気体を注入してもよ
い。ただし、上記実施例のように絶縁性気体を注入した
場合、万一被覆材1から気体が漏れ出しても短絡・漏電
などが発生せず安全である。
【0020】次に、図4は、請求項1および3に記載の
発明の実施例である第2実施例の被覆材51の構成を表
す斜視図である。なお、本図も内部に絶縁性気体を注入
して膨らませた状態の被覆材51を、一部破断して表し
ている。図に示すように、被覆材51は絶縁性気体を注
入することにより略中空円筒状に膨らむ絶縁シート製の
袋体により構成されている。その中空円筒の内周壁53
は、円筒の軸に平行した直線状の端縁53a,53bを
有し、外周壁55も同様に、端縁55a,55bを有し
ている。端縁53a,55aの間には平坦部57aが、
端縁53b,55bの間には平坦部57bが連設され、
この平坦部57a,57bの間にスリット59が形成さ
れる。
発明の実施例である第2実施例の被覆材51の構成を表
す斜視図である。なお、本図も内部に絶縁性気体を注入
して膨らませた状態の被覆材51を、一部破断して表し
ている。図に示すように、被覆材51は絶縁性気体を注
入することにより略中空円筒状に膨らむ絶縁シート製の
袋体により構成されている。その中空円筒の内周壁53
は、円筒の軸に平行した直線状の端縁53a,53bを
有し、外周壁55も同様に、端縁55a,55bを有し
ている。端縁53a,55aの間には平坦部57aが、
端縁53b,55bの間には平坦部57bが連設され、
この平坦部57a,57bの間にスリット59が形成さ
れる。
【0021】内周壁53,外周壁55,および平坦部5
7a,57bで区画された空間61の両端は、一対の端
面63によって閉鎖され、外周壁55表面の端縁55b
近傍に設けた給排口65より絶縁性気体を注入すること
により、被覆材51が上記略中空円筒状に膨らむ。ま
た、空間61内には、端面63と略同一形状の中仕切り
71,73,75,…が多数平行に設けられている。更
に、各中仕切り71,73,75,…には連通穴71
a,73a,75a,…が形成され、給排口65より注
入された絶縁性気体はここを通じて空間61全体に供給
される。そして、被覆材51を膨らました状態では、中
仕切り71,73,75,…は内周壁53,外周壁55
と直交し、被覆材51の中空円筒形状を補強する。ま
た、各連通穴71a,73a,75a,…は、円筒形状
の軸を中心に順次180°づつ位置を変えて穿設されて
いる。このため、空間61には絶縁性気体が順次手前か
ら入って行き、被覆材51は設置位置から伸びるように
して膨らむ。従って、絶縁性気体の注入によって被覆材
51が膨らむ方向を予測することができ、絶縁性気体の
注入作業がきわめて容易になる。
7a,57bで区画された空間61の両端は、一対の端
面63によって閉鎖され、外周壁55表面の端縁55b
近傍に設けた給排口65より絶縁性気体を注入すること
により、被覆材51が上記略中空円筒状に膨らむ。ま
た、空間61内には、端面63と略同一形状の中仕切り
71,73,75,…が多数平行に設けられている。更
に、各中仕切り71,73,75,…には連通穴71
a,73a,75a,…が形成され、給排口65より注
入された絶縁性気体はここを通じて空間61全体に供給
される。そして、被覆材51を膨らました状態では、中
仕切り71,73,75,…は内周壁53,外周壁55
と直交し、被覆材51の中空円筒形状を補強する。ま
た、各連通穴71a,73a,75a,…は、円筒形状
の軸を中心に順次180°づつ位置を変えて穿設されて
いる。このため、空間61には絶縁性気体が順次手前か
ら入って行き、被覆材51は設置位置から伸びるように
して膨らむ。従って、絶縁性気体の注入によって被覆材
51が膨らむ方向を予測することができ、絶縁性気体の
注入作業がきわめて容易になる。
【0022】このように構成された被覆材51では、給
排口65から絶縁性気体を注入して膨らませた後、スリ
ット59を押し広げれば、スリット59の元の幅より太
い長尺状部材を上記内周壁53の内側に挿入することが
できる。そこで、この内周壁53の内側に腕金などの長
尺状充電部または架空線を挿入した後、上記注入された
絶縁性気体の弾性力によりスリット59を元の形状に戻
せば、スリット59の幅が狭くなり被覆材51は架空線
などを包囲して確実に固定される。
排口65から絶縁性気体を注入して膨らませた後、スリ
ット59を押し広げれば、スリット59の元の幅より太
い長尺状部材を上記内周壁53の内側に挿入することが
できる。そこで、この内周壁53の内側に腕金などの長
尺状充電部または架空線を挿入した後、上記注入された
絶縁性気体の弾性力によりスリット59を元の形状に戻
せば、スリット59の幅が狭くなり被覆材51は架空線
などを包囲して確実に固定される。
【0023】このため、被覆材51では、絶縁シートに
より架空線などを確実に被覆することができ、架空線な
どの地絡・短絡を良好に防止し、防護することができ
る。また、被覆材51を被覆する作業は、スリット59
を押し広げ架空線などを挿入するだけで実行でき、更
に、被覆材51は絶縁性気体を抜いて小型化することが
できるので、電気工事をきわめて容易にすることができ
る。また、小型化することができるので、被覆材51を
保管するための空間も少なくて済む。なお、上記説明で
は被覆材51を膨らませた後架空線などを挿入している
が、被覆材51に架空線などを挿入した後被覆材51を
膨らませてもよい。更に、絶縁性気体ではなく、空気な
ど一般の気体を注入してもよいが、上記実施例のように
絶縁性気体を注入した場合、一層安全である。
より架空線などを確実に被覆することができ、架空線な
どの地絡・短絡を良好に防止し、防護することができ
る。また、被覆材51を被覆する作業は、スリット59
を押し広げ架空線などを挿入するだけで実行でき、更
に、被覆材51は絶縁性気体を抜いて小型化することが
できるので、電気工事をきわめて容易にすることができ
る。また、小型化することができるので、被覆材51を
保管するための空間も少なくて済む。なお、上記説明で
は被覆材51を膨らませた後架空線などを挿入している
が、被覆材51に架空線などを挿入した後被覆材51を
膨らませてもよい。更に、絶縁性気体ではなく、空気な
ど一般の気体を注入してもよいが、上記実施例のように
絶縁性気体を注入した場合、一層安全である。
【0024】また、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
態様で実施することができる。例えば、種々の形状の充
電部に対して、それぞれの形状に応じた間接活線工法用
被覆材を形成することができる。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
態様で実施することができる。例えば、種々の形状の充
電部に対して、それぞれの形状に応じた間接活線工法用
被覆材を形成することができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の間
接活線工法用被覆材によれば、袋体を膨らませた後その
袋体を弾性変形させ、開口部より架空線または充電部を
挿入するだけで、架空線または充電部を容易に被覆する
ことができる。このため、間接活線工法による電気工事
が容易となる。しかも、このとき袋体は架空線または充
電部に確実に固定されるので、架空線または充電部の地
絡・短絡を良好に防止し、防護することができる。
接活線工法用被覆材によれば、袋体を膨らませた後その
袋体を弾性変形させ、開口部より架空線または充電部を
挿入するだけで、架空線または充電部を容易に被覆する
ことができる。このため、間接活線工法による電気工事
が容易となる。しかも、このとき袋体は架空線または充
電部に確実に固定されるので、架空線または充電部の地
絡・短絡を良好に防止し、防護することができる。
【0026】更に、本発明は、不使用時には、給排口か
ら気体を抜くことにより袋体を縮め、小型化することが
できる。従って、運搬が容易となり電気工事を一層容易
にすることができる。また、保管するための空間も少な
くて済む。また、請求項2記載の間接活線工法用被覆材
では、碍子,高圧カットアウトスイッチなどの塊状充電
部に対して良好に上記効果が得られ、請求項3記載の間
接活線工法用被覆材では、腕金などの長尺状充電部およ
び架空線に対して良好に上記効果が得られる。
ら気体を抜くことにより袋体を縮め、小型化することが
できる。従って、運搬が容易となり電気工事を一層容易
にすることができる。また、保管するための空間も少な
くて済む。また、請求項2記載の間接活線工法用被覆材
では、碍子,高圧カットアウトスイッチなどの塊状充電
部に対して良好に上記効果が得られ、請求項3記載の間
接活線工法用被覆材では、腕金などの長尺状充電部およ
び架空線に対して良好に上記効果が得られる。
【図1】第1実施例の間接活線工法用被覆材の構成を表
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】第1実施例の間接活線工法用被覆材の構成を表
すA−A線断面図である。
すA−A線断面図である。
【図3】第1実施例の間接活線工法用被覆材の使用例を
表す説明図である。
表す説明図である。
【図4】第2実施例の間接活線工法用被覆材の構成を表
す斜視図である。
す斜視図である。
1,51…間接活線工法用被覆材 5…窓
15…スリット 21…給排口 31…腕金 53…内周
壁 55…外周壁 59…スリット 65…給排口 33…高圧
カットアウトスイッチ
15…スリット 21…給排口 31…腕金 53…内周
壁 55…外周壁 59…スリット 65…給排口 33…高圧
カットアウトスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁材料にて構成され、気体を注入する
ことにより架空線または充電部を包囲する形状に膨らむ
袋体と、 該袋体内に気体を給排するための給排口と、 上記袋体に設けられ、膨らませた上記袋体を所定形状に
弾性変形させたとき上記架空線または充電部を挿入可能
な大きさとなる開口部と、 を備えたことを特徴とする間接活線工法用被覆材。 - 【請求項2】 上記袋体が略中空直方体状に膨らみ、 上記開口部が、上記直方体の一端面に当該端面より小さ
く形成された窓と、該窓周縁の一部に連設されたスリッ
トと、からなることを特徴とする請求項1記載の間接活
線工法用被覆材。 - 【請求項3】 上記袋体が略中空円柱状に膨らみ、 上記開口部が、上記中空円柱の内周壁と外周壁とを全長
に渡って連通するスリットであることを特徴とする請求
項1記載の間接活線工法用被覆材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16006594A JPH0833138A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 間接活線工法用被覆材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16006594A JPH0833138A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 間接活線工法用被覆材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0833138A true JPH0833138A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15707143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16006594A Pending JPH0833138A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 間接活線工法用被覆材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833138A (ja) |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4922289A (ja) * | 1972-06-21 | 1974-02-27 | ||
| JPS5262277U (ja) * | 1975-10-31 | 1977-05-07 | ||
| JPS53110381U (ja) * | 1977-02-08 | 1978-09-04 | ||
| JPS59122726U (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-18 | 古河電気工業株式会社 | 水冷ケ−ブル用カバ− |
| JPS6270612U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | ||
| JPS633595U (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-11 | ||
| JPH01174206A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-10 | Tokai Denki Koji Kk | 架空地線活線取付装置 |
| JPH04138007A (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-12 | Ngk Insulators Ltd | 活線作業用防護柵 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP16006594A patent/JPH0833138A/ja active Pending
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4922289A (ja) * | 1972-06-21 | 1974-02-27 | ||
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| JPH04138007A (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-12 | Ngk Insulators Ltd | 活線作業用防護柵 |
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