JPH0833245B2 - 冷凍装置の運転制御装置 - Google Patents
冷凍装置の運転制御装置Info
- Publication number
- JPH0833245B2 JPH0833245B2 JP2214204A JP21420490A JPH0833245B2 JP H0833245 B2 JPH0833245 B2 JP H0833245B2 JP 2214204 A JP2214204 A JP 2214204A JP 21420490 A JP21420490 A JP 21420490A JP H0833245 B2 JPH0833245 B2 JP H0833245B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- refrigerant
- optimum
- discharge
- detecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷凍装置の運転制御装置に係り、特に冷凍
効率の向上対策に関する。
効率の向上対策に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば特公昭59−12942号公報に開示され
る如く、圧縮機、凝縮器、電動膨張弁及び蒸発器を順次
接続してなる冷媒回路を備えた冷凍装置において、冷媒
の蒸発温度と凝縮温度とに基づき最適な冷凍効果を与え
る吐出管温度の最適温度を算出し、吐出管温度がその最
適温度に収束するよう電動膨張弁の開度を制御すること
により、圧縮機の運転容量を変えることなく効率の高い
運転を確保しようとするものは公知の技術である。
る如く、圧縮機、凝縮器、電動膨張弁及び蒸発器を順次
接続してなる冷媒回路を備えた冷凍装置において、冷媒
の蒸発温度と凝縮温度とに基づき最適な冷凍効果を与え
る吐出管温度の最適温度を算出し、吐出管温度がその最
適温度に収束するよう電動膨張弁の開度を制御すること
により、圧縮機の運転容量を変えることなく効率の高い
運転を確保しようとするものは公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題) 従来のもののように、吐出冷媒の状態を適正状態に維
持することにより、圧縮機の容量制御を行うことなく冷
媒回路の円滑な作動を行うことができ、定容量形圧縮機
を使用して簡素な制御で済ませることができる利点があ
る。しかるに、反面、吐出冷媒の状態量のみを制御指標
として電動膨張弁の開度を制御すると、運転条件によっ
てはその間蒸発器の能力が要求能力とは離れた値に放置
される場合があり、要求能力が十分満足されない虞れが
生じる。
持することにより、圧縮機の容量制御を行うことなく冷
媒回路の円滑な作動を行うことができ、定容量形圧縮機
を使用して簡素な制御で済ませることができる利点があ
る。しかるに、反面、吐出冷媒の状態量のみを制御指標
として電動膨張弁の開度を制御すると、運転条件によっ
てはその間蒸発器の能力が要求能力とは離れた値に放置
される場合があり、要求能力が十分満足されない虞れが
生じる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、吐出冷媒の状態を適正状態に維持しながら、蒸
発能力を要求能力に対応しうるよう制御することによ
り、空調の快適性の向上を図ることにある。
目的は、吐出冷媒の状態を適正状態に維持しながら、蒸
発能力を要求能力に対応しうるよう制御することによ
り、空調の快適性の向上を図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため第1の解決手段は、第1A図に
示すように、圧縮機(1)、凝縮器(3又は6)、電動
膨張弁(5)及び蒸発器(6又は3)を順次接続してな
る冷媒回路(9)を備えた冷凍装置を前提とする。
示すように、圧縮機(1)、凝縮器(3又は6)、電動
膨張弁(5)及び蒸発器(6又は3)を順次接続してな
る冷媒回路(9)を備えた冷凍装置を前提とする。
そして、冷凍装置の運転制御装置として、上記蒸発器
(6又は3)における冷媒の蒸発温度を検出する蒸発温
度検出手段(The)と、上記凝縮器(3又は6)におけ
る冷媒の凝縮温度を検出する凝縮温度検出手段(Thc)
と、上記蒸発温度検出手段(The)及び凝縮温度検出手
段(Thc)の出力を受け、冷媒の蒸発温度と凝縮温度と
に応じて、最適な冷凍効果を与える吐出冷媒温度の最適
温度を演算する最適温度演算手段(51)と、吐出冷媒温
度を検出する吐出温度検出手段(Th2)と、該吐出温度
検出手段(Th2)の出力を受け、吐出冷媒温度が上記最
適温度演算手段(51)で演算される最適温度に収束する
よう上記電動膨張弁(5)の開度を制御する通常域開度
制御手段(52)とを設けるものとする。
(6又は3)における冷媒の蒸発温度を検出する蒸発温
度検出手段(The)と、上記凝縮器(3又は6)におけ
る冷媒の凝縮温度を検出する凝縮温度検出手段(Thc)
と、上記蒸発温度検出手段(The)及び凝縮温度検出手
段(Thc)の出力を受け、冷媒の蒸発温度と凝縮温度と
に応じて、最適な冷凍効果を与える吐出冷媒温度の最適
温度を演算する最適温度演算手段(51)と、吐出冷媒温
度を検出する吐出温度検出手段(Th2)と、該吐出温度
検出手段(Th2)の出力を受け、吐出冷媒温度が上記最
適温度演算手段(51)で演算される最適温度に収束する
よう上記電動膨張弁(5)の開度を制御する通常域開度
制御手段(52)とを設けるものとする。
さらに、上記蒸発器(6又は3)の吸込空気温度を検
出する吸込温度検出手段(Thr)と、該吸込温度検出手
段(Thr)及び上記吐出温度検出手段(Th2)の出力を受
け、吐出冷媒温度が上記最適温度演算手段(51)で演算
される最適温度の上下一定範囲内に収束すると、上記通
常域開度制御手段(52)の制御を強制的に停止させて、
吸込空気温度とその設定値との吸込差温に応じて上記電
動膨張弁(5)の開度を制御する吐出温収束域開度制御
手段(53)とを設ける構成としたものである。
出する吸込温度検出手段(Thr)と、該吸込温度検出手
段(Thr)及び上記吐出温度検出手段(Th2)の出力を受
け、吐出冷媒温度が上記最適温度演算手段(51)で演算
される最適温度の上下一定範囲内に収束すると、上記通
常域開度制御手段(52)の制御を強制的に停止させて、
吸込空気温度とその設定値との吸込差温に応じて上記電
動膨張弁(5)の開度を制御する吐出温収束域開度制御
手段(53)とを設ける構成としたものである。
第2の解決手段は、第1B図に示すように、上記第1の
解決手段と同様の冷凍装置を前提とし、冷凍装置の運転
制御装置として、上記第1の解決手段と同様の蒸発温度
検出手段(The)、凝縮温度検出手段(Thc)、最適温度
演算手段(51)、吐出温度検出手段(Th2)及び通常域
開度制御手段(52)とを設ける。
解決手段と同様の冷凍装置を前提とし、冷凍装置の運転
制御装置として、上記第1の解決手段と同様の蒸発温度
検出手段(The)、凝縮温度検出手段(Thc)、最適温度
演算手段(51)、吐出温度検出手段(Th2)及び通常域
開度制御手段(52)とを設ける。
さらに、上記蒸発器(6又は3)の吸込空気温度を検
出する吸込温度検出手段(Thr)と、該吸込温度検出手
段(Thr)の出力を受け、吸込空気温度がその設定温度
の上下所定範囲内に収束すると、上記通常域開度制御手
段(52)の制御を強制的に停止させて、上記吐出冷媒温
度−最適温度の温度差及び吸込空気温度−設定温度の差
温に所定の重み付けをした値に基づいて上記電動膨張弁
(5)の開度を変化させるよう制御する能力収束域開度
制御手段(54)とを設ける構成としたものである。
出する吸込温度検出手段(Thr)と、該吸込温度検出手
段(Thr)の出力を受け、吸込空気温度がその設定温度
の上下所定範囲内に収束すると、上記通常域開度制御手
段(52)の制御を強制的に停止させて、上記吐出冷媒温
度−最適温度の温度差及び吸込空気温度−設定温度の差
温に所定の重み付けをした値に基づいて上記電動膨張弁
(5)の開度を変化させるよう制御する能力収束域開度
制御手段(54)とを設ける構成としたものである。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)の発明では、冷凍装
置の運転中、最適温度演算手段(51)により、蒸発温度
検出手段(The)で検出される冷媒の蒸発温度と凝縮温
度検出手段(The)で検出される冷媒の凝縮温度とに応
じて最適な冷凍効果を与える吐出管温度の最適温度が算
出される。
置の運転中、最適温度演算手段(51)により、蒸発温度
検出手段(The)で検出される冷媒の蒸発温度と凝縮温
度検出手段(The)で検出される冷媒の凝縮温度とに応
じて最適な冷凍効果を与える吐出管温度の最適温度が算
出される。
そして、通常域開度制御手段(52)により、吐出冷媒
温度がその最適温度に収束するよう電動膨張弁(5)の
開度が制御されるので、圧縮機(1)の運転容量が固定
されていても、冷媒回路(9)における冷媒状態が適正
状態に維持されることになる。
温度がその最適温度に収束するよう電動膨張弁(5)の
開度が制御されるので、圧縮機(1)の運転容量が固定
されていても、冷媒回路(9)における冷媒状態が適正
状態に維持されることになる。
その場合、このような冷凍状態だけに基づいて運転を
行うと、空調要求が無視される場合があり、空調の快適
性が損なわれる虞れが生じるが、本発明では、吐出温収
束域開度制御手段(53)により、吐出冷媒温度がその最
適温度の上下一定範囲内に収束すると、吸込空気温度検
出手段(Thr)で検出される吸込空気温度とその設定温
度との差温に応じて電動膨張弁(5)の開度が制御され
るので、蒸発器(6又は3)の能力が要求能力に応じた
能力に制御され、空調の快適性が向上することになる。
行うと、空調要求が無視される場合があり、空調の快適
性が損なわれる虞れが生じるが、本発明では、吐出温収
束域開度制御手段(53)により、吐出冷媒温度がその最
適温度の上下一定範囲内に収束すると、吸込空気温度検
出手段(Thr)で検出される吸込空気温度とその設定温
度との差温に応じて電動膨張弁(5)の開度が制御され
るので、蒸発器(6又は3)の能力が要求能力に応じた
能力に制御され、空調の快適性が向上することになる。
請求項(2)の発明では、上記請求項(1)の発明と
同様に、通常域開度制御手段(52)により、電動膨張弁
(5)の開度が制御され、冷媒状態が適正状態に維持さ
れる。
同様に、通常域開度制御手段(52)により、電動膨張弁
(5)の開度が制御され、冷媒状態が適正状態に維持さ
れる。
そのとき、吸込温度検出手段(Thr)で検出される吸
込空気温度がその設定値に収束すると、能力収束域開度
制御手段(54)により、蒸発器(6又は3)の吸込空気
温度の変化と吐出冷媒温度の変化との間の相関関係に基
づき、吐出冷媒温度とその最適温度との温度差と、吸込
空気温度とその設定値との差温とに対し、両者に所定の
重み付けした値に応じて電動膨張弁(5)の開度が制御
されるので、冷媒状態が適正状態に維持されるととも
に、蒸発器(6又は3)の能力が要求能力に対応した値
に維持され、サーモオフ・オンの切換え回数の低減によ
り、信頼性が向上することになる。
込空気温度がその設定値に収束すると、能力収束域開度
制御手段(54)により、蒸発器(6又は3)の吸込空気
温度の変化と吐出冷媒温度の変化との間の相関関係に基
づき、吐出冷媒温度とその最適温度との温度差と、吸込
空気温度とその設定値との差温とに対し、両者に所定の
重み付けした値に応じて電動膨張弁(5)の開度が制御
されるので、冷媒状態が適正状態に維持されるととも
に、蒸発器(6又は3)の能力が要求能力に対応した値
に維持され、サーモオフ・オンの切換え回数の低減によ
り、信頼性が向上することになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に
基づき説明する。
基づき説明する。
第2図は本発明を適用した空気調和装置の冷媒配管系
統を示し、(1)は容量固定形のスクロールタイプ圧縮
機、(2)は冷房運転時には図中実線のごとく、暖房運
転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁、(3)
は冷房運転時には凝縮器として、暖房運転時には蒸発器
として機能する熱源側熱交換器である室外熱交換器、
(4)は液冷媒を貯留するためのレシーバ、(5)は冷
媒の減圧機能と冷媒流量の調節機能とを有する電動膨張
弁、(6)は室内に設置され、冷房運転時には蒸発器と
して、暖房運転時には凝縮器として機能する利用側熱交
換器である室内熱交換器、(7)は圧縮機(1)の吸入
管に介設され、吸入冷媒中の液冷媒を除去するためのア
キュムレータである。上記各機器(1)〜(7)は冷媒
配管(8)により順次接続され、冷媒の循環により熱移
動を生ぜしめるようにした冷媒回路(9)が構成されて
いる。
統を示し、(1)は容量固定形のスクロールタイプ圧縮
機、(2)は冷房運転時には図中実線のごとく、暖房運
転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁、(3)
は冷房運転時には凝縮器として、暖房運転時には蒸発器
として機能する熱源側熱交換器である室外熱交換器、
(4)は液冷媒を貯留するためのレシーバ、(5)は冷
媒の減圧機能と冷媒流量の調節機能とを有する電動膨張
弁、(6)は室内に設置され、冷房運転時には蒸発器と
して、暖房運転時には凝縮器として機能する利用側熱交
換器である室内熱交換器、(7)は圧縮機(1)の吸入
管に介設され、吸入冷媒中の液冷媒を除去するためのア
キュムレータである。上記各機器(1)〜(7)は冷媒
配管(8)により順次接続され、冷媒の循環により熱移
動を生ぜしめるようにした冷媒回路(9)が構成されて
いる。
ここで、上記冷媒回路(9)の圧縮機(1)吐出側に
は、吐出冷媒中の油を回収するための油回収器(10)が
介設されていて、該油回収器(10)から圧縮機(1)−
アキュムレータ(7)間の吸入管まで、油回収器(10)
の油を圧縮機(1)の吸入側に戻すための油戻し通路
(11)が設けられている。そして、この油戻し通路(1
1)には、通路を開閉する開閉弁(12)が介設されてい
て、該開閉弁(12)は常時は閉じられている一方、圧縮
機(1)の起動時等には所定の制御により開けられて、
圧縮機(1)の吸入側に油回収器(10)の油及び吐出冷
媒の一部を戻すようになされている。
は、吐出冷媒中の油を回収するための油回収器(10)が
介設されていて、該油回収器(10)から圧縮機(1)−
アキュムレータ(7)間の吸入管まで、油回収器(10)
の油を圧縮機(1)の吸入側に戻すための油戻し通路
(11)が設けられている。そして、この油戻し通路(1
1)には、通路を開閉する開閉弁(12)が介設されてい
て、該開閉弁(12)は常時は閉じられている一方、圧縮
機(1)の起動時等には所定の制御により開けられて、
圧縮機(1)の吸入側に油回収器(10)の油及び吐出冷
媒の一部を戻すようになされている。
また、冷媒回路(9)の液管において、上記レシーバ
(4)と電動膨張弁(5)とは、電動膨張弁(5)がレ
シーバ(4)の下部つまり液部に連通するよう共通路
(8a)に直列に配置されており、共通路(8a)のレシー
バ(4)上部側の端部である点(P)と室外熱交換器
(3)との間は、レシーバ(4)側への冷媒の流通のみ
を許容する第1逆止弁(21)を介して第1流入路(8b)
により、上記共通路(8a)の点(P)と室内熱交換器
(6)との間はレシーバ(4)側への冷媒の流通のみを
許容する第2逆止弁(22)を介して第2流入路(8c)に
よりそれぞれ接続されている一方、共通路(8a)の上記
電動膨張弁(5)側の端部である点(Q)と上記第1逆
止弁(21)−室外熱交換器(3)間の点(S)とは第1
キャピラリチューブ(C1)を介して第1流出路(8d)に
より、共通路(8a)の上記点(Q)と上記第2逆止弁
(22)−室内熱交換器(6)間の点(R)とは第2キャ
ピラリチューブ(C2)を介して第2流出路(8e)により
それぞれ接続されている。
(4)と電動膨張弁(5)とは、電動膨張弁(5)がレ
シーバ(4)の下部つまり液部に連通するよう共通路
(8a)に直列に配置されており、共通路(8a)のレシー
バ(4)上部側の端部である点(P)と室外熱交換器
(3)との間は、レシーバ(4)側への冷媒の流通のみ
を許容する第1逆止弁(21)を介して第1流入路(8b)
により、上記共通路(8a)の点(P)と室内熱交換器
(6)との間はレシーバ(4)側への冷媒の流通のみを
許容する第2逆止弁(22)を介して第2流入路(8c)に
よりそれぞれ接続されている一方、共通路(8a)の上記
電動膨張弁(5)側の端部である点(Q)と上記第1逆
止弁(21)−室外熱交換器(3)間の点(S)とは第1
キャピラリチューブ(C1)を介して第1流出路(8d)に
より、共通路(8a)の上記点(Q)と上記第2逆止弁
(22)−室内熱交換器(6)間の点(R)とは第2キャ
ピラリチューブ(C2)を介して第2流出路(8e)により
それぞれ接続されている。
すなわち、冷房運転時には、室外熱交換器(3)で凝
縮液化された液冷媒が第1逆止弁(21)を経てレシーバ
(4)に貯溜され、電動膨張弁(5)及び第2キャピラ
リチューブ(C2)で減圧された後、室内熱交換器(6)
で蒸発して圧縮機(1)に戻る循環となる一方、暖房運
転時には、室内熱交換器(6)で凝縮液化された液冷媒
が第2逆止弁(22)を経てレシーバ(4)に貯溜され、
電動膨張弁(5)及び第1キャピラリチューブ(C1)で
減圧された後、室外熱交換器(3)で蒸発して圧縮機
(1)に戻る循環となるように構成されている。
縮液化された液冷媒が第1逆止弁(21)を経てレシーバ
(4)に貯溜され、電動膨張弁(5)及び第2キャピラ
リチューブ(C2)で減圧された後、室内熱交換器(6)
で蒸発して圧縮機(1)に戻る循環となる一方、暖房運
転時には、室内熱交換器(6)で凝縮液化された液冷媒
が第2逆止弁(22)を経てレシーバ(4)に貯溜され、
電動膨張弁(5)及び第1キャピラリチューブ(C1)で
減圧された後、室外熱交換器(3)で蒸発して圧縮機
(1)に戻る循環となるように構成されている。
なお、(8f)は、点(P)−点(S)間の第1流入路
(8b)において第1逆止弁(21)をバイパスして設けら
れた液封防止バイパス路であって、該液封防止バイパス
路(8f)には冷媒減圧用の第3キャピラリチューブ
(C3)が介設されている。
(8b)において第1逆止弁(21)をバイパスして設けら
れた液封防止バイパス路であって、該液封防止バイパス
路(8f)には冷媒減圧用の第3キャピラリチューブ
(C3)が介設されている。
また、空気調和装置には、センサ類が配置されてい
て、(Th2)は圧縮機(1)の吐出管に配置され、吐出
管温度T2を検出する吐出温度検出手段としての吐出管セ
ンサ、(Thc)は室外熱交換器(3)の液管に配置さ
れ、冷房運転時に冷媒の蒸発温度を検出する凝縮温度検
出手段としての外熱交センサ、(Tha)は室外熱交換器
(3)の空気吸込口に配置され、外気温度を検出する外
気温センサ、(The)は室内熱交換器(6)の液管に配
置され、冷房運転時に蒸発温度Teを検出する蒸発温度検
出手段としての内熱交センサ、(Thr)は室内熱交換器
(6)の空気吸込口に配置され、吸込空気温度Trを検出
する吸込温度検出手段としての室内吸込センサである。
上記各センサは、空気調和装置の運転を制御するための
コントローラ(図示せず)に信号の入力可能に接続され
ており、該コントローラにより、センサの信号に応じて
各機器の運転を制御するようになされている。
て、(Th2)は圧縮機(1)の吐出管に配置され、吐出
管温度T2を検出する吐出温度検出手段としての吐出管セ
ンサ、(Thc)は室外熱交換器(3)の液管に配置さ
れ、冷房運転時に冷媒の蒸発温度を検出する凝縮温度検
出手段としての外熱交センサ、(Tha)は室外熱交換器
(3)の空気吸込口に配置され、外気温度を検出する外
気温センサ、(The)は室内熱交換器(6)の液管に配
置され、冷房運転時に蒸発温度Teを検出する蒸発温度検
出手段としての内熱交センサ、(Thr)は室内熱交換器
(6)の空気吸込口に配置され、吸込空気温度Trを検出
する吸込温度検出手段としての室内吸込センサである。
上記各センサは、空気調和装置の運転を制御するための
コントローラ(図示せず)に信号の入力可能に接続され
ており、該コントローラにより、センサの信号に応じて
各機器の運転を制御するようになされている。
次に、上記コントローラの制御内容について、第3図
及び第4図に基づき説明する。
及び第4図に基づき説明する。
第3図は冷房運転時における冷凍効果EERを最大に維
持するためのEER制御の内容を示し、ステップS1で、上
記内熱交センサ(The)で検出される蒸発温度Te、外熱
交センサ(Thc)で検出される凝縮温度Tc及び吐出管セ
ンサ(Th2)で検出される吐出管温度T2をそれぞれ入力
し、ステップS2で、下記(1)式 Tk=4−1.13Te+1.72Tc (1) に基づき、最適な冷凍効果EERを与える吐出管温度であ
る最適温度Tkを算出する。
持するためのEER制御の内容を示し、ステップS1で、上
記内熱交センサ(The)で検出される蒸発温度Te、外熱
交センサ(Thc)で検出される凝縮温度Tc及び吐出管セ
ンサ(Th2)で検出される吐出管温度T2をそれぞれ入力
し、ステップS2で、下記(1)式 Tk=4−1.13Te+1.72Tc (1) に基づき、最適な冷凍効果EERを与える吐出管温度であ
る最適温度Tkを算出する。
次に、ステップS3で、式ΔT2=T2−Tkに基づき吐出管
温度T2と最適温度Tkとの温度差ΔT2を算出した後、ステ
ップS4で、|ΔT2|≦5か否か、つまり吐出管温度T2が
最適温度Tkの上下一定範囲内に収束したか否かを判別
し、収束するまでは、ステップS5に進んで、ΔT2が正か
否か、つまり吐出管温度T2が最適温度Tkよりも高いか否
かを判別し、吐出管温度T2の方が高ければステップS
6で、電動膨張弁(5)を中程度に開くよう制御する一
方、吐出管温度T2の方が低ければ、ステップS7で、電動
膨張弁(5)の開度を中程度に閉じるように制御する。
温度T2と最適温度Tkとの温度差ΔT2を算出した後、ステ
ップS4で、|ΔT2|≦5か否か、つまり吐出管温度T2が
最適温度Tkの上下一定範囲内に収束したか否かを判別
し、収束するまでは、ステップS5に進んで、ΔT2が正か
否か、つまり吐出管温度T2が最適温度Tkよりも高いか否
かを判別し、吐出管温度T2の方が高ければステップS
6で、電動膨張弁(5)を中程度に開くよう制御する一
方、吐出管温度T2の方が低ければ、ステップS7で、電動
膨張弁(5)の開度を中程度に閉じるように制御する。
一方、上記ステップS4の判別で、|ΔT2|≦5とな
り、吐出管温度T2が最適温度Tkの上下一定範囲内に収束
すると、ステップS8に移行して、下記のファジー制御を
実行する。
り、吐出管温度T2が最適温度Tkの上下一定範囲内に収束
すると、ステップS8に移行して、下記のファジー制御を
実行する。
すなわち、第4図に示すように、ステップR1で、P−
1=Pとして、電動膨張弁(5)の開度駆動パルスPの
更新を行った後(P−1は前回の駆動パルス)、ステッ
プR2で、異常時に「1」となる吐出管センサ異常フラグ
Ft2が「1」か否かを判別し、異常でなければ、ステッ
プR3に進んで、上記室内吸込センサ(Thr)で検出され
る吸込空気温度Trと設定温度Trsとの差温ΔTr(但し、
冷房運転時にはΔTr=Tr−Trsである)が2.5deg以上か
否かを判別して、ΔTr≧2.5であれば、ステップR4に進
んで、下記(2)式 P=3.2ΔT2 (2) に基づき、電動膨張弁(5)開度の駆動パルスPを演算
する一方、ΔTr≧2.5でなければ、つまり吸込空気温度T
rが設定温度Trsの上下所定範囲内に収束すると、ステッ
プR5に移行して、下記(3)式 P=3.2ΔT2+6.4ΔTr (3) に基づき電動膨張弁(5)開度の駆動パルスPを算出す
る。すなわち、上記(3)式では、吐出管温度T2−最適
温度Tkの温度差ΔT2と、吸込空気温度Tr−設定温度Trs
の差温ΔTrとに1対2の重み付けをした値に基づいて電
動膨張弁(5)の開度を制御するようになされている。
1=Pとして、電動膨張弁(5)の開度駆動パルスPの
更新を行った後(P−1は前回の駆動パルス)、ステッ
プR2で、異常時に「1」となる吐出管センサ異常フラグ
Ft2が「1」か否かを判別し、異常でなければ、ステッ
プR3に進んで、上記室内吸込センサ(Thr)で検出され
る吸込空気温度Trと設定温度Trsとの差温ΔTr(但し、
冷房運転時にはΔTr=Tr−Trsである)が2.5deg以上か
否かを判別して、ΔTr≧2.5であれば、ステップR4に進
んで、下記(2)式 P=3.2ΔT2 (2) に基づき、電動膨張弁(5)開度の駆動パルスPを演算
する一方、ΔTr≧2.5でなければ、つまり吸込空気温度T
rが設定温度Trsの上下所定範囲内に収束すると、ステッ
プR5に移行して、下記(3)式 P=3.2ΔT2+6.4ΔTr (3) に基づき電動膨張弁(5)開度の駆動パルスPを算出す
る。すなわち、上記(3)式では、吐出管温度T2−最適
温度Tkの温度差ΔT2と、吸込空気温度Tr−設定温度Trs
の差温ΔTrとに1対2の重み付けをした値に基づいて電
動膨張弁(5)の開度を制御するようになされている。
次に、上記ステップR4又はR5の制御を終了すると、ス
テップR6に進んで、|P|≦5か否かを判別し、指令され
る駆動パルスPが小さいときには、制御状態を変更する
必要性に乏しいと判断して、上記メインフローに戻る一
方、|P|≦5でなければ、ステップR7に進んで、P>0
か否かを判別する。そして、P>0で電動膨張弁(5)
の開度を増大させる指令であれば、ステップR10で、P
−1≦Pか否かつまり今回の駆動パルスPが前回の駆動
パルスP−1よりも大きいか否かを判別し、今回の方が
大きければ、ステップR11で、駆動指令値Pの通りに電
動膨張弁(5)の開度を開き、今回の駆動指令値Pが前
回の駆動指令値P−1以下であれば、そのままメインフ
ローに戻る。
テップR6に進んで、|P|≦5か否かを判別し、指令され
る駆動パルスPが小さいときには、制御状態を変更する
必要性に乏しいと判断して、上記メインフローに戻る一
方、|P|≦5でなければ、ステップR7に進んで、P>0
か否かを判別する。そして、P>0で電動膨張弁(5)
の開度を増大させる指令であれば、ステップR10で、P
−1≦Pか否かつまり今回の駆動パルスPが前回の駆動
パルスP−1よりも大きいか否かを判別し、今回の方が
大きければ、ステップR11で、駆動指令値Pの通りに電
動膨張弁(5)の開度を開き、今回の駆動指令値Pが前
回の駆動指令値P−1以下であれば、そのままメインフ
ローに戻る。
また上記ステップR6の判別で、P>0でないときに
は、ステップR8に移行して、前回の駆動指令P−1より
今回の駆動指令Pが小さければつまり電動膨張弁(5)
の開度変更量が今回の方が大きいときには、ステップR9
で、その駆動指令Pに応じて電動膨張弁(5)の開度を
閉じるよう制御する一方、今回の駆動指令Pによる変更
量のほうが小さいときには、電動膨張弁(5)の開度変
更を行うことなく、メインフローに戻る。
は、ステップR8に移行して、前回の駆動指令P−1より
今回の駆動指令Pが小さければつまり電動膨張弁(5)
の開度変更量が今回の方が大きいときには、ステップR9
で、その駆動指令Pに応じて電動膨張弁(5)の開度を
閉じるよう制御する一方、今回の駆動指令Pによる変更
量のほうが小さいときには、電動膨張弁(5)の開度変
更を行うことなく、メインフローに戻る。
上記フローにおいて、ステップS2の制御により、冷媒
の蒸発温度Teと凝縮温度Tcとに応じて、最適な冷凍効果
を与える吐出管温度の最適温度Tkを演算する最適温度演
算手段(51)が構成され、ステップS5〜S7の制御によ
り、吐出冷媒温度T2が上記最適温度演算手段(51)で演
算される最適温度Tkに収束するよう上記電動膨張弁
(5)の開度を制御する通常域開度制御手段(52)が構
成されている。
の蒸発温度Teと凝縮温度Tcとに応じて、最適な冷凍効果
を与える吐出管温度の最適温度Tkを演算する最適温度演
算手段(51)が構成され、ステップS5〜S7の制御によ
り、吐出冷媒温度T2が上記最適温度演算手段(51)で演
算される最適温度Tkに収束するよう上記電動膨張弁
(5)の開度を制御する通常域開度制御手段(52)が構
成されている。
また、ステップR3からR4に進んだ後ステップR6〜R11
を実行する制御により、吐出冷媒温度T2が上記最適温度
演算手段で演算される最適温度Tkの上下一定範囲内に収
束すると、上記通常域開度制御手段(52)の制御を強制
的に停止させて、吸込空気温度Trとその設定値Trsとの
吸込差温ΔTrに応じて上記電動膨張弁(5)の開度を制
御する吐出温収束域開度制御手段(53)が構成されてい
る。
を実行する制御により、吐出冷媒温度T2が上記最適温度
演算手段で演算される最適温度Tkの上下一定範囲内に収
束すると、上記通常域開度制御手段(52)の制御を強制
的に停止させて、吸込空気温度Trとその設定値Trsとの
吸込差温ΔTrに応じて上記電動膨張弁(5)の開度を制
御する吐出温収束域開度制御手段(53)が構成されてい
る。
一方、請求項(2)の発明では、ステップR3からR5に
移行した後ステップR6〜R11を実行する制御により、吸
込空気温度Trがその設定温度の上下所定範囲内に収束す
ると、上記通常域開度制御手段(52)の制御を強制的に
停止させて、上記吐出冷媒温度−最適温度の温度差及び
吸込空気温度−設定温度の差温に所定の重み付けをした
値に基づいて上記電動膨張弁の開度を変化させるよう制
御する能力収束域開度制御手段(54)が構成されてい
る。
移行した後ステップR6〜R11を実行する制御により、吸
込空気温度Trがその設定温度の上下所定範囲内に収束す
ると、上記通常域開度制御手段(52)の制御を強制的に
停止させて、上記吐出冷媒温度−最適温度の温度差及び
吸込空気温度−設定温度の差温に所定の重み付けをした
値に基づいて上記電動膨張弁の開度を変化させるよう制
御する能力収束域開度制御手段(54)が構成されてい
る。
したがって、上記実施例では、空気調和装置の運転
中、最適温度演算手段(51)により、内熱交センサ(蒸
発温度検出手段)(The)で検出される冷媒の蒸発温度T
eと外熱交センサ(凝縮温度検出手段)(Thc)で検出さ
れる冷媒の凝縮温度Tcとに応じて、上記(1)式に基づ
き最適な冷凍効果EERを与える吐出冷媒温度T2が算出さ
れる。
中、最適温度演算手段(51)により、内熱交センサ(蒸
発温度検出手段)(The)で検出される冷媒の蒸発温度T
eと外熱交センサ(凝縮温度検出手段)(Thc)で検出さ
れる冷媒の凝縮温度Tcとに応じて、上記(1)式に基づ
き最適な冷凍効果EERを与える吐出冷媒温度T2が算出さ
れる。
すなわち、第5図のモリエル線図に示すように、高圧
側圧力をHp、低圧側圧力をLpとし、圧縮機(1)におけ
るガス冷媒の入口温度をT1、出口温度をT2(つまり、吐
出管温度T2)とすると、ポリトロープ圧縮において、下
記(4)式 T2=T1(Hp/Lp)n-1/n (4) (但し、nはポリトロープ指数であって、圧縮機(1)
の形式、容積等で定まる)が成立するが、高圧側圧力値
Hpは凝縮温度Tc、低圧側圧力値Lpは蒸発温度Teでそれぞ
れ置き換えることができ、また、過熱度Shは例えば2℃
程度が最適と決定する(第5図参照)ことにより、T2と
T1との関係からT1は決定され、結局、下記(5)式 T2=αTe+βTc+γ (5) の形で表されることになる。そして、本実施例では、実
験により、最適な冷凍効果EERを与える吐出管温度T2の
最適温度Tkは上記(1)式で表されるものとなる。
側圧力をHp、低圧側圧力をLpとし、圧縮機(1)におけ
るガス冷媒の入口温度をT1、出口温度をT2(つまり、吐
出管温度T2)とすると、ポリトロープ圧縮において、下
記(4)式 T2=T1(Hp/Lp)n-1/n (4) (但し、nはポリトロープ指数であって、圧縮機(1)
の形式、容積等で定まる)が成立するが、高圧側圧力値
Hpは凝縮温度Tc、低圧側圧力値Lpは蒸発温度Teでそれぞ
れ置き換えることができ、また、過熱度Shは例えば2℃
程度が最適と決定する(第5図参照)ことにより、T2と
T1との関係からT1は決定され、結局、下記(5)式 T2=αTe+βTc+γ (5) の形で表されることになる。そして、本実施例では、実
験により、最適な冷凍効果EERを与える吐出管温度T2の
最適温度Tkは上記(1)式で表されるものとなる。
したがって、通常域開度制御手段(52)により、吐出
管温度T2がその最適温度Tkに収束するよう電動膨張弁
(5)の開度が制御されるので、圧縮機(1)の運転容
量が固定されていても、冷媒回路(9)における冷媒状
態が適度な範囲に制御され、円滑な運転が維持されるこ
とになる。
管温度T2がその最適温度Tkに収束するよう電動膨張弁
(5)の開度が制御されるので、圧縮機(1)の運転容
量が固定されていても、冷媒回路(9)における冷媒状
態が適度な範囲に制御され、円滑な運転が維持されるこ
とになる。
その場合、このような冷凍状態だけに基づいて運転を
行うと、空調要求が無視される場合があり、空調の快適
性が損なわれる虞れが生じるが、請求項(1)の発明で
は、吐出温収束域開度制御手段(53)により、吐出管温
度T2がその最適温度Tkの上下一定範囲(上記実施例で
は、±5deg(第5図参照))内に収束すると、室内吸込
センサ(吸込温度検出手段)(Thr)で検出される吸込
空気温度Trとその設定温度Trsとの差温ΔTrに応じて電
動膨張弁(5)の開度が制御されるので、室内熱交換器
(6)における熱交換量が要求能力に応じた能力に制御
され、空調の快適性が向上することになる。
行うと、空調要求が無視される場合があり、空調の快適
性が損なわれる虞れが生じるが、請求項(1)の発明で
は、吐出温収束域開度制御手段(53)により、吐出管温
度T2がその最適温度Tkの上下一定範囲(上記実施例で
は、±5deg(第5図参照))内に収束すると、室内吸込
センサ(吸込温度検出手段)(Thr)で検出される吸込
空気温度Trとその設定温度Trsとの差温ΔTrに応じて電
動膨張弁(5)の開度が制御されるので、室内熱交換器
(6)における熱交換量が要求能力に応じた能力に制御
され、空調の快適性が向上することになる。
請求項(2)の発明では、上記請求項(1)の発明と
同様に、通常域開度制御手段(52)により、上記(1)
式に基づき、電動膨張弁(5)の開度が制御され、冷媒
状態が適切な状態に維持される。
同様に、通常域開度制御手段(52)により、上記(1)
式に基づき、電動膨張弁(5)の開度が制御され、冷媒
状態が適切な状態に維持される。
そのとき、吸込センサ(Thr)で検出される吸込空気
温度Trがその設定値Trsに収束した状態では、一般的に
微細な電動膨張弁(5)開度の調節が必要となるが、基
本的には、要求能力と冷媒状態の適性さとの両者を満足
する必要がある。
温度Trがその設定値Trsに収束した状態では、一般的に
微細な電動膨張弁(5)開度の調節が必要となるが、基
本的には、要求能力と冷媒状態の適性さとの両者を満足
する必要がある。
ところで、一般に、室内熱交換器(6)の吸込空気温
度Trの変化と吐出管温度T2の変化との間には相関があ
る。例えば、本実施例の場合、実験データから、吸込空
気温度Trが1deg上昇すると、吐出管温度T2が2deg上昇す
る。
度Trの変化と吐出管温度T2の変化との間には相関があ
る。例えば、本実施例の場合、実験データから、吸込空
気温度Trが1deg上昇すると、吐出管温度T2が2deg上昇す
る。
ここで、請求項(2)の発明では、能力収束域開度制
御手段(54)により、吐出管温度T2とその最適温度Tkと
の温度差ΔT2と、吸込空気温度Trとその設定値Trsとの
差温ΔTrとに対し、両者に所定の重み付けした値に基づ
いて電動膨張弁(5)の開度が制御される。すなわち、
上記実施例の(3)式のように、ΔTrとΔT2との重み付
けを2対1として、ファジー制御のプロダクションルー
ルに基づいた制御を行うことにより、冷媒状態の適正さ
が維持されるとともに、室内熱交換器(6)の能力が要
求能力に対応した値に確保される。そして、そのことに
より、空調の快適性を維持しながら、サーモオフ・オン
の切換え回数の低減による信頼性の向上を図ることがで
きるのである。
御手段(54)により、吐出管温度T2とその最適温度Tkと
の温度差ΔT2と、吸込空気温度Trとその設定値Trsとの
差温ΔTrとに対し、両者に所定の重み付けした値に基づ
いて電動膨張弁(5)の開度が制御される。すなわち、
上記実施例の(3)式のように、ΔTrとΔT2との重み付
けを2対1として、ファジー制御のプロダクションルー
ルに基づいた制御を行うことにより、冷媒状態の適正さ
が維持されるとともに、室内熱交換器(6)の能力が要
求能力に対応した値に確保される。そして、そのことに
より、空調の快適性を維持しながら、サーモオフ・オン
の切換え回数の低減による信頼性の向上を図ることがで
きるのである。
なお、上記実施例では、空気調和装置の冷房運転時に
ついて説明したが、本発明は暖房運転時についても適用
しうることはいうまでもなく、また、空気調和装置だけ
でなく、コンテナ冷凍装置等の冷凍機についても適用し
うるものである。
ついて説明したが、本発明は暖房運転時についても適用
しうることはいうまでもなく、また、空気調和装置だけ
でなく、コンテナ冷凍装置等の冷凍機についても適用し
うるものである。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、
圧縮機、蒸発器、電動膨張弁及び蒸発器を順次接続して
なる冷媒回路に備えた冷凍装置において、吐出冷媒温度
がそのときの冷媒の蒸発温度と凝縮温度に基づいて算出
される最適温度に収束するよう電動膨張弁の開度を制御
する一方、吐出冷媒温度が最適温度の上下一定範囲内に
収束すると、吸込空気温度とその設定値との差温に応じ
て電動膨張弁の開度を制御するようにしたので、冷媒状
態を適正に保持して良好な冷凍効果を確保しながら、空
調の快適性の向上を図ることができる。
圧縮機、蒸発器、電動膨張弁及び蒸発器を順次接続して
なる冷媒回路に備えた冷凍装置において、吐出冷媒温度
がそのときの冷媒の蒸発温度と凝縮温度に基づいて算出
される最適温度に収束するよう電動膨張弁の開度を制御
する一方、吐出冷媒温度が最適温度の上下一定範囲内に
収束すると、吸込空気温度とその設定値との差温に応じ
て電動膨張弁の開度を制御するようにしたので、冷媒状
態を適正に保持して良好な冷凍効果を確保しながら、空
調の快適性の向上を図ることができる。
請求項(2)の発明によれば、圧縮機、蒸発器、電動
膨張弁及び蒸発器を順次接続してなる冷媒回路を備えた
冷凍装置において、吐出管温度がそのときの冷媒の蒸発
温度と凝縮温度に基づいて算出される最適温度に収束す
るよう電動膨張弁の開度を制御する一方、吸込空気温度
がその設定値の上下一定範囲内に収束すると、吐出管温
度−最適温度間の温度差と吸込空気温度−設定値間の差
温とに応じて所定の重み付けをした値で電動膨張弁の開
度を制御するようにしたので、冷媒状態と蒸発器の能力
とが適正値になるよう微細に制御しながら、サーモオン
・オフ回数の低減による信頼性の向上を図ることができ
る。
膨張弁及び蒸発器を順次接続してなる冷媒回路を備えた
冷凍装置において、吐出管温度がそのときの冷媒の蒸発
温度と凝縮温度に基づいて算出される最適温度に収束す
るよう電動膨張弁の開度を制御する一方、吸込空気温度
がその設定値の上下一定範囲内に収束すると、吐出管温
度−最適温度間の温度差と吸込空気温度−設定値間の差
温とに応じて所定の重み付けをした値で電動膨張弁の開
度を制御するようにしたので、冷媒状態と蒸発器の能力
とが適正値になるよう微細に制御しながら、サーモオン
・オフ回数の低減による信頼性の向上を図ることができ
る。
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。第2図
以下は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和装置の
構成を示す冷媒配管系統図、第3図及び第4図はコント
ローラの冷房運転時における制御内容を示し、第3図は
その電動膨張弁開度の制御のメインフロー、第4図は該
メインフローのうちファジー制御部分に係るサブフロー
をそれぞれ示すフローチャート図、第5図は吐出管温度
の最適制御の原理を説明するためのモリエル線図であ
る。 1……圧縮機 3……室外熱交換器(凝縮器又は蒸発器) 5……電動膨張弁 6……室内熱交換器(蒸発器又は凝縮器) 9……冷媒回路 51……最適温度演算手段 52……通常域開度制御手段 53……吐出温収束域開度制御手段 54……能力収束域開度制御手段 Thc……外熱交センサ(凝縮温度検出手段) The……内熱交センサ(蒸発温度検出手段) Th2……吐出管センサ(吐出温度検出手段) Thr……室内吸込センサ(吸込温度検出手段)
以下は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和装置の
構成を示す冷媒配管系統図、第3図及び第4図はコント
ローラの冷房運転時における制御内容を示し、第3図は
その電動膨張弁開度の制御のメインフロー、第4図は該
メインフローのうちファジー制御部分に係るサブフロー
をそれぞれ示すフローチャート図、第5図は吐出管温度
の最適制御の原理を説明するためのモリエル線図であ
る。 1……圧縮機 3……室外熱交換器(凝縮器又は蒸発器) 5……電動膨張弁 6……室内熱交換器(蒸発器又は凝縮器) 9……冷媒回路 51……最適温度演算手段 52……通常域開度制御手段 53……吐出温収束域開度制御手段 54……能力収束域開度制御手段 Thc……外熱交センサ(凝縮温度検出手段) The……内熱交センサ(蒸発温度検出手段) Th2……吐出管センサ(吐出温度検出手段) Thr……室内吸込センサ(吸込温度検出手段)
Claims (2)
- 【請求項1】圧縮機(1)、凝縮器(3又は6)、電動
膨張弁(5)及び蒸発器(6又は3)を順次接続してな
る冷媒回路(9)を備えた冷凍装置において、 上記蒸発器(6又は3)における冷媒の蒸発温度を検出
する蒸発温度検出手段(The)と、上記凝縮器(3又は
6)における冷媒の凝縮温度を検出する凝縮温度検出手
段(Thc)と、上記蒸発温度検出手段(The)及び凝縮温
度検出手段(Thc)の出力を受け、冷媒の蒸発温度と凝
縮温度とに応じて、最適な冷凍効果を与える吐出冷媒温
度の最適温度を演算する最適温度演算手段(51)と、吐
出冷媒温度を検出する吐出温度検出手段(Th2)と、該
吐出温度検出手段(Th2)の出力を受け、吐出冷媒温度
が上記最適温度演算手段(51)で演算される最適温度に
収束するよう上記電動膨張弁(5)の開度を制御する通
常域開度制御手段(52)とを備えるとともに、 上記蒸発器(6又は3)の吸込空気温度を検出する吸込
温度検出手段(Thr)と、該吸込温度検出手段(Thr)及
び上記吐出温度検出手段(Th2)の出力を受け、吐出冷
媒温度が上記最適温度演算手段(51)で演算される最適
温度の上下一定範囲内に収束すると、上記通常域開度制
御手段(52)の制御を強制的に停止させて、吸込空気温
度とその設定値との吸込差温に応じて上記電動膨張弁
(5)の開度を制御する収束域開度制御手段(53)とを
備えたことを特徴とする冷凍装置の運転制御装置。 - 【請求項2】圧縮機(1)、凝縮器(3又は6)、電動
膨張弁(5)及び蒸発器(6又は3)を順次接続してな
る冷媒回路(9)を備えた冷凍装置において、 上記蒸発器(6又は3)における冷媒の蒸発温度を検出
する蒸発温度検出手段(The)と、上記凝縮器(3又は
6)における冷媒の凝縮温度を検出する凝縮温度検出手
段(Thc)と、上記蒸発温度検出手段(The)及び凝縮温
度検出手段(Thc)の出力を受け、冷媒の蒸発温度と凝
縮温度とに応じて、最適な冷凍効果を与える最適温度を
演算する最適温度演算手段(51)と、吐出冷媒温度を検
出する吐出温度検出手段(Th2)と、該吐出温度検出手
段(Th2)の出力を受け、吐出冷媒温度が上記最適温度
演算手段(51)で演算される最適温度に収束するよう上
記電動膨張弁(5)の開度を制御する通常域開度制御手
段(52)とを備えるとともに、上記蒸発器(6又は3)
の吸込空気温度を検出する吸込温度検出手段(Thr)
と、該吸込温度検出手段(Thr)及び上記吐出温度検出
手段(Th2)の出力を受け、吸込空気温度がその設定温
度の上下所定範囲内に収束すると、上記通常域開度制御
手段(52)の制御を強制的に停止させて、上記吐出冷媒
温度−最適温度の温度差及び吸込空気温度−設定温度の
差温に所定の重み付けをした値に基づいて上記電動膨張
弁(5)の開度を変化させるよう制御する能力収束域開
度制御手段(54)とを備えたことを特徴とする冷凍装置
の運転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2214204A JPH0833245B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 冷凍装置の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2214204A JPH0833245B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 冷凍装置の運転制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0498050A JPH0498050A (ja) | 1992-03-30 |
| JPH0833245B2 true JPH0833245B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=16651958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2214204A Expired - Fee Related JPH0833245B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 冷凍装置の運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833245B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0833249B2 (ja) * | 1990-10-29 | 1996-03-29 | 松下電器産業株式会社 | ヒートポンプの制御装置 |
| JP3979232B2 (ja) * | 2002-08-27 | 2007-09-19 | ダイキン工業株式会社 | 故障診断装置および故障診断方法 |
| JP2009281648A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Daikin Ind Ltd | 暖房システム |
| JP5821135B2 (ja) | 2013-06-04 | 2015-11-24 | Smc株式会社 | 恒温液循環装置及び恒温液の温度調整方法 |
| JP6320566B2 (ja) * | 2015-01-08 | 2018-05-09 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| CN110594981B (zh) * | 2019-09-11 | 2021-03-02 | 南京晶华智能科技有限公司 | 一种空调蒸发温度间接获取方法、装置、系统及存储介质 |
| CN113494761A (zh) * | 2020-03-19 | 2021-10-12 | 佛山市云米电器科技有限公司 | 送风控制方法、送风装置、送风系统及存储介质 |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP2214204A patent/JPH0833245B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0498050A (ja) | 1992-03-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4562700A (en) | Refrigeration system | |
| EP2075519B1 (en) | Air Conditoning system | |
| US20080022706A1 (en) | Two-stage expansion refrigerating device | |
| WO2000019155A1 (en) | Refrigerator | |
| JP2002081767A (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH11142001A (ja) | 空気調和機 | |
| JPH06257828A (ja) | 多室形空気調和システム | |
| JP3334222B2 (ja) | 空気調和装置 | |
| JP2500519B2 (ja) | 空気調和装置の運転制御装置 | |
| JPH0833245B2 (ja) | 冷凍装置の運転制御装置 | |
| JP3028008B2 (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH04222341A (ja) | 空気調和装置の運転制御装置 | |
| JPH10185343A (ja) | 冷凍装置 | |
| JP2757685B2 (ja) | 空気調和装置の運転制御装置 | |
| JP2003287312A (ja) | 多室形空気調和機の膨張弁制御装置及び多室形空気調和機の膨張弁制御方法 | |
| JP2974381B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP3291357B2 (ja) | 空気調和装置 | |
| JP2000097481A (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH0694954B2 (ja) | 冷凍装置の過熱度制御装置 | |
| JPH0827080B2 (ja) | 空気調和装置の運転制御装置 | |
| JP3353367B2 (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH05240522A (ja) | 空気調和装置 | |
| JPH0814698A (ja) | 空気調和装置の運転制御装置 | |
| JPH08128747A (ja) | 空気調和機の制御装置 | |
| JPH03186156A (ja) | 空気調和機の均圧装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080329 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090329 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090329 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100329 Year of fee payment: 14 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |