JPH08332575A - ブーツバンドの組付方法および装置 - Google Patents

ブーツバンドの組付方法および装置

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JPH08332575A
JPH08332575A JP7142106A JP14210695A JPH08332575A JP H08332575 A JPH08332575 A JP H08332575A JP 7142106 A JP7142106 A JP 7142106A JP 14210695 A JP14210695 A JP 14210695A JP H08332575 A JPH08332575 A JP H08332575A
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JP
Japan
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boot
band
boot band
assembling
unit
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JP7142106A
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English (en)
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Kazuyoshi Hasegawa
和 芳 長谷川
Chiya Kohama
濱 千 弥 小
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Nissan Motor Co Ltd
Dengensha Toa Co Ltd
Original Assignee
Dengensha Manufacturing Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設備コストが安価で、ブーツバンドの両端部
を確実かつ高強度に接合することができ、ブーツへのブ
ーツバンド組付けを自動的に行うことのできるブーツバ
ンドの組付方法および装置を提供する。 【構成】 ブーツのBの外周部に巻き付けたブーツバン
ドMの両端重ね合わせ部を接合するに際して、ブーツB
とブーツバンドMの間に位置するバックプレート電極6
aと、外側からブーツバンドMに圧接させた可動電極6
bとの間でダイレクトスポット溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のドライ
ブシャフトに設けられた等速ジョイントを保護するため
に、当該等速ジョイント部に被せられたゴム製ブーツを
金属バンドによって固定するのに利用されるブーツバン
ドの組付方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のドライブシャフトに代表される
ように、自動車や各種産業機械における動力伝達機構に
は、等速ジョイントが使用されており、このような等速
ジョイントには、防水や防塵のためにゴム製のブーツが
装着され、ブーツバンドによって固定されていた。
【0003】そして、このようなブーツバンドをブーツ
に組付け、ブーツをシャフトに固定し、シャフトとの隙
間をシールするに際しては、従来、ステンレス鋼製のバ
ンドをリング状にしてブーツの外周に巻き付け、手作業
によって締め付けるようにしていたが、近年、このよう
なブーツバンドの組付けを自動化しようとするいくつか
の試みがなされている。
【0004】例えば、特開平4−171305号および
特開平4−171306号公報には、ブーツに巻き付け
たブーツバンドの両端の重ね合わせを部をシリーズスポ
ット溶接法、あるいはインダイレクトスポット溶接法に
よる抵抗溶接によって接合することが提案されている。
【0005】また、1994年12月に発行された第3
3回レーザ熱加工研究会論文集の第77〜84頁には、
CO2 レーザを用いたブーツバンドの接合が提案されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の自動化方法は、コストや信頼性の面での問題点
があって、必ずしも満足し得るレベルに到達していると
は言えなかった。
【0007】すなわち、上記公報記載のシリーズスポッ
ト溶接法、あるいはインダイレクトスポット溶接法によ
る方法においては、溶接電流が接合部に集中し難いこと
から必要な接合強度を満足することができず、強度アッ
プのために溶接電流を大きくすると、母材部分の強度が
低下して母材部分から破断するようになるという問題点
がある。
【0008】また、上記レーザ熱加工研究会論文集に記
載されたレーザ溶接による方法においては、設備費が大
幅に増大するばかりでなく、コイル状のバンド材をブー
ツの外周部に巻き付けたのち、圧縮した状態でバンド材
を切断するため、バンド材の切断ばりがブーツの側に向
いてしまうことから、ブーツを破損することがないとは
言えないという問題点があり、これらの問題点を解決す
ることがブーツバンドの組付けを自動化する上での課題
となっていた。
【0009】
【発明の目的】本発明は、ブーツバンド組付けの自動化
に対する上記課題に着目してなされたものであって、設
備コストが比較的安価であって、ブーツバンドの両端部
を確実かつ高強度に接合することができ、ブーツへのブ
ーツバンド組付けを自動的に行うことのできるブーツバ
ンドの組付方法および装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
るブーツバンドの組付方法は、ワークに装着されたブー
ツをブーツバンドを用いて当該ワークに固定するに際
し、バックプレート電極をブーツ外周上の所定位置にセ
ットしたのち、所定長さに切断したブーツバンドをブー
ツの外周に巻き付け、ブーツバンドの重ね合わせ部をバ
ックプレート電極上に位置させると共に、当該重ね合わ
せ部に可動電極を外側から圧接させ、両電極間に通電す
ることにより前記ブーツバンドの重ね合わせ部をダイレ
クトスポット溶接する構成としたことを特徴とし、当該
ブーツバンドの組付方法の実施態様として請求項2に係
わる組付方法は、ブーツにブーツバンドを巻き付けるに
際して、ブーツバンドの切断ばりをブーツの外側に向け
る構成としたことを特徴としており、このようなブーツ
バンドの組付方法の構成を前述した従来の課題を解決す
るための手段としている。
【0011】また、本発明の請求項3に係わるブーツバ
ンドの組付装置は、ブーツが装着されたワークを所定位
置に位置決めするワーク位置決め手段と、コイル状のブ
ーツバンドを所定長さに切断して供給するバンド供給手
段と、バンド供給手段から供給された所定長さのブーツ
バンドをブーツの外周に巻き付けるクランプ手段と、バ
ックプレート電極および可動電極を有し両電極間でブー
ツに巻き付けられたブーツバンドの重ね合わせ部をダイ
レクトスポット溶接する溶接手段を設けたバンド組付ユ
ニットと、バンド組付ユニットを所定位置に移動させる
ユニット移送手段を備えている構成とし、当該ブーツバ
ンドの組付装置の実施態様として請求項4に係わる組付
装置は、バンド組付ユニットがバンド供給手段から供給
されたブーツバンドの切断ばりをブーツの外側に向けて
巻き付けるクランプ手段を備えている構成とし、同じく
実施態様として請求項5に係わる組付装置は、バンド組
付ユニットがさらにブーツのバンド装着位置を検出する
位置検出手段を備えている構成とし、請求項6に係わる
組付装置は、バンド組付ユニットの位置検出手段がブー
ツに組付けられたブーツバンドの外径を検出する機能を
併せ持っている構成としており、ブーツバンドの組付装
置におけるこのような構成を上記した従来の課題を解決
するための手段としたことを特徴としている。
【0012】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるブーツバンド
の組付方法においては、ブーツの外周部に巻き付けたブ
ーツバンドの両端重ね合わせ部を接合するに際して、ブ
ーツとブーツバンドの間に位置させたバックプレート電
極と外側からブーツバンドに圧接させた可動電極との間
でダイレクトスポット溶接するようにしていることか
ら、レーザ溶接に較べて設備費が安価であり、しかも所
定の溶接電流が接合部に集中して確実に流れ、バンド母
材部分に深刻な熱影響を与えることがないので、ブーツ
バンドが母材破断することなく確実、高強度に接合され
ることになる。 当該組付方法の実施態様として請求項
2に係わるブーツバンドの組付方法においては、ブーツ
の外周部にブーツバンドを巻き付けるに際して、ブーツ
バンドの切断ばりをブーツの外側に向けるようにしてい
るので、ブーツバンドの切断ばりによってブーツが損傷
することがない。
【0013】本発明の請求項3に係わるブーツバンドの
組付装置は、ワーク位置決め手段と、バンド供給手段
と、クランプ手段と溶接手段を備えたバンド組付ユニッ
トと、ユニット移送手段からなるものであるから、ま
ず、バンド供給手段がコイル状のブーツバンドを所定長
さに切断して、バンド組付ユニットのクランプ手段に供
給し、バンド供給手段から所定長さのブーツバンドを受
取ったバンド組付ユニットをユニット移送手段がワーク
位置決め手段によって位置決めされた所定のワーク位置
まで移送し、所定位置においてバンド組付ユニットのク
ランプ手段がワークに装着されたブーツの外周にブーツ
バンドを巻き付け、溶接手段がバックプレート電極と可
動電極との間でブーツに巻き付けられたブーツバンドの
重ね合わせ部をダイレクトスポット溶接するようになっ
ており、上記のような一連のブーツバンド組付け作業が
自動的かつ円滑に実行されることになる。
【0014】当該ブーツバンドの組付装置の実施態様と
して請求項4に係わる組付装置は、上記バンド組付ユニ
ットのクランプ手段がバンド供給手段から供給されたブ
ーツバンドの切断ばりをブーツの外側に向けて巻き付け
る仕組みになっているので、ブーツがブーツバンドの切
断ばりによって損傷を受けることがない。 同じく実施
態様として請求項5に係わる組付装置は、バンド組付ユ
ニットにブーツのバンド装着位置を検出する位置検出手
段を備えているので、ワークやブーツに製造、あるいは
装着上の誤差があったとしても、バンド装着位置を正確
に検出して、適正な位置にブーツバンドが組付けられる
ようになる。 さらに実施態様として請求項6に係わる
組付装置は、上記位置検出手段がブーツに組付けられた
状態のブーツバンドの外径を検出する機能を併せ持って
いるので、ブーツバンドの外径および偏心を求めること
によってブーツバンドの組付けの良否がオンラインで判
定されることになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明
する。
【0016】図1ないし図3は、本発明に係わるブーツ
バンドの組付方法に適用される組付装置の一実施例を説
明するためのものであって、図1は当該組付装置の全体
構造を示す正面図である。
【0017】図に示すブーツバンドの組付装置1は、自
動車用ドライブシャフトの等速ジョイント部に装着され
たブーツにブーツバンドを組付けるための自動装置であ
って、当該組付装置1は、ワークを所定位置に固定する
ワーク位置決め手段としてのコレクトチャック2,2
と、コイル状のブーツバンドMを所定長さに切断して後
述するバンド組付ユニット4に供給するバンド供給手段
を形成するリール3a,3aおよびバンド供給装置3
b,3bと、クランプ装置(クランプ手段)5および溶
接装置(溶接手段)6を備え、横架されたレール7に沿
って水平移動可能に支持されたバンド組付ユニット4
と、当該バンド組付ユニット4を所定位置に移動させる
ユニット移送手段を形成するサーボモータ8a,8aお
よびボールスクリュー8b,8bから主に構成されてい
る。
【0018】すなわち、ワーク位置決め手段であるコレ
クトチャック2,2は、図1に示すように、パレットP
に載置されて搬入されたワーク、すなわちジョイント部
にブーツBを装着したドライブシャフトSをその両端部
で保持し、当該ドライブシャフトSを所定の位置に位置
決めする。
【0019】この実施例において当該組付装置1は、4
基のバンド組付ユニット4を備え、ドライブシャフトS
に装着された2個のブーツBのそれぞれ2箇所、都合4
箇所へのブーツバンドMの組付けを一度に行うことがで
きるようになっており、各バンド組付ユニット4がサー
ボモータ8aの作動によって、図中の左右方向にそれぞ
れ移動するようになっている。
【0020】図2および図3は、このバンド組付ユニッ
ト4の構造を詳しく示す側面図および平面図であって、
バンド組付ユニット4は、図2に示すように、サーボモ
ータ8aおよびボールスクリュー8b、すなわちユニッ
ト移送手段によって、移動する梁材9の下面に、梁材9
の長さ方向に沿って固定された第1レール9aに摺動自
在に支持され、シリンダ10の作動によって左右に移動
するクランプ装置5と、同じく梁材9の下面に長さ方向
に沿って固定された第2レール9bに摺動自在に支持さ
れ、シリンダ11の作動によって左右に移動する溶接装
置6とを備えている。
【0021】このバンド組付ユニット4のクランプ装置
5には、1対の第1クランパアーム12a,12aと該
第1クランパアーム12a,12aの先端側にそれぞれ
取付けられた第2および第3クランパアーム12bおよ
び12cとからなるクランパ12と、このクランパ12
の第1クランパアーム12aおよび12aを開閉作動す
る第1シリンダ13aと、第2クランパアーム12bを
開閉作動する第2シリンダ13bと、第3クランパアー
ム12cを開閉作動する第3シリンダ13cが設けてあ
る。
【0022】また、バンド組付ユニット4の溶接装置6
には、溶接に際してブーツBの所定位置にバックプレー
ト電極6a(図6参照)をセットすると共に溶接終了後
に当該バックプレート電極6aを抜き出すためのバック
電極用シリンダ14と、溶接に際して可動電極6bをブ
ーツBに巻き付けられたブーツバンドMに圧接させるた
めの加圧用シリンダ15と、多点溶接を行うに際して可
動電極6bを図2の紙面直角方向に移動させるシフト用
シリンダ16が設けてある。 なお、図1中に示す記号
17は溶接用電源装置である。
【0023】バンド供給手段のバンド供給装置3bは、
リール3aに巻き取られたブーツバンドMを送り出す送
給機構と、送り出されたブーツバンドMを所定長さに切
断する切断機構(いずれも図示せず)とを備えており、
図1中に仮想線で示すように、ユニット移送手段のサー
ボモータ8aを作動させることによって、当該バンド供
給装置3bの前面に移動させた状態のバンド組付ユニッ
ト4のクランプ装置5に所定長さに切断したブーツバン
ドMを供給する。 なお、当該バンド供給装置3bは、
ブーツバンドMの切断長さを変更する機構を備えてお
り、ブーツBの太径部を受持つバンド組付ユニット4
と、細径部を受持つバンド組付ユニット4との間で、供
給するブーツバンドMの長さを変更するようにしてあ
る。
【0024】また、このとき、バンド供給装置3bの切
断機構においては、ブーツバンドMの切断ばりがクラン
プ装置5のクランパ12の側、すなわちブーツBの外側
を向くように切断方向が設定されており、当該バンド供
給装置3bからブーツバンドMの供給を受けたクランプ
装置5は、ブーツバンドMの切断ばりをブーツBの外側
に向けて巻き付けるようになっている。
【0025】次に、上記構造を備えたブーツバンドの組
付装置1によるブーツバンドの組付手順について説明す
る。
【0026】まず、図1において、ジョイント部にブー
ツBが装着されたドライブシャフトSがパレットPに載
置されて搬入されると、ワーク位置決め手段であるコレ
クトチャック2,2がこれを感知し、ドライブシャフト
Sの両端部を保持して、当該ドライブシャフトSを所定
の位置に固定する。
【0027】次に、ユニット移送手段のサーボモータ8
a,8aの作動に基づくボールスクリュー8b,8bの
回転によって、図中に仮想線で示すように、各バンド組
付ユニット4がバンド供給手段の供給装置3b,3bの
位置まで移動し、当該バンド供給装置3b,3bから、
あらかじめ入力された車種情報に基づいてそれぞれの長
さに切断されたブーツバンドMの供給を受ける。 この
とき、バンド供給装置3b,3bから各バンド組付ユニ
ット4のクランプ装置5に供給されたブーツバンドM
は、前述したように、その切断ばりがクランプ装置5の
クランパ12の側に向くように、各クランパアーム12
a,12b,12cを開いた状態のクランパ12にそれ
ぞれセットされる。
【0028】各バンド組付ユニット4のクランプ装置5
にクランパ12にブーツバンドMが供給され、ブーツバ
ンドMがそれぞれのクランパ12にセットされると、ユ
ニット移送手段のサーボモータ8a,8aの再作動によ
って、各バンド組付ユニット4が前記車種情報に基づい
て所定の基準位置まで高速移動する。 そして、基準位
置に達した後は、低速で移動しつつ、図4に示すよう
に、各バンド組付ユニット4にそれぞれ取付けてあるレ
ーザセンサ(位置検出手段)18によって、コレクトチ
ャック2,2によって位置決めされているブーツBのバ
ンド溝B1(B2)の段差を検出し、この検出データに
基づいて各バンド組付ユニット4がそれぞれの位置で停
止し、ブーツバンドMのバンド溝B1(B2)への巻き
付け、および溶接が開始される。
【0029】すなわち、バンド組付ユニット4がドライ
ブシャフトSのブーツBに対する所定の位置に停止する
と、まず、溶接装置6のバック電極用シリンダ14の作
動によって、バックプレート電極6aが可動電極6b側
のバンド溝B1上にセットされる(図5および図6参
照)。 なお、このときバンド溝B2およびもう一方の
ブーツのバンド溝に対しても、それぞれのバンド組付ユ
ニット4による同様の操作が進行していることは言うま
でもない。
【0030】バックプレート電極6aがセットされたの
ち、クランプ装置5の第1シリンダ13aの押出し作動
によって、1対の第1クランパアーム12a,12aが
ブーツバンドMをブーツBのバンド溝B1に押付けると
共に、当該ブーツバンドMをバンド溝B1にその半周分
だけ巻き付け、締め付けを行う。 そして、第2シリン
ダ13b、次いで第3シリンダ13cの押出し作動によ
って、第2クランパアーム12bおよび第3クランパア
ーム12cがこの順序でブーツバンドBをクランプして
締め付け、図5に示すように、ブーツバンドBの両端部
がバックプレート電極6a上に重ね合わされる。
【0031】そして、この状態で、溶接装置6の加圧用
シリンダ15の作動によって可動電極6bが前進作動
し,ブーツBのバンド溝B1内に巻き付けられたブーツ
バンドBの重ね合わせ部に圧接されると共に、図6に示
すように、両電極6a,6b間に電流が供給され、当該
重ね合わせ部がダイレクトスポット溶接される。
【0032】最初の溶接が終了したのち、必要に応じて
シフト用シリンダ16を作動させることによって溶接位
置を移動し、もう一度、あるいはそれ以上の多点溶接を
行うことができる。 これにより、図7に示すように、
ブーツBへのブーツバンドMの組付けが終了する。
【0033】こののち、図8に示すように、各バンド組
付ユニット4に設けた前記レーザセンサ18を用いて、
ブーツBに組付けられたブーツバンドMまでの距離を測
定することにより、ブーツバンドMの外径および偏心量
を演算し、得られたデータに基づいてブーツバンドMの
組付けの良否を判定する。 なお、外径および偏心量の
演算に際しては、クランパ12の支点となった部分を除
いた数箇所の距離データを用いることが望ましい。
【0034】このようにしてブーツBに組付けられたブ
ーツバンドMは、その切断ばりがブーツBの外側を向い
ているのでブーツBを損傷することがなく、また、両端
部がダイレクトスポット溶接によって接合されているの
で、母材部に深刻な熱影響を与えることなく高強度に接
合することができる。 因みに、本発明に基づいてダイ
レクトスポット溶接したブーツバンドの接合強度を、シ
リーズ法によってスポット溶接した同一素材、同一寸法
のブーツバンドの場合と比較した結果、シリーズ法によ
る4点溶接の場合の破断荷重が140kgfであるのに
対し、ダイレクトスポット溶接の場合には、2点溶接で
あるにもかかわらず200kgfもの荷重に耐えること
が確認された。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わるブーツバンドの組付方法においては、ブーツと
ブーツバンドの間に位置させたバックプレート電極と外
側からブーツバンドに圧接させた可動電極との間でブー
ツの外周部に巻き付けたブーツバンドの両端重ね合わせ
部をダイレクトスポット溶接するようにしているので、
レーザ溶接にくらべて設備コストがかからず、溶接電流
が接合部に集中して流れ、バンド母材に熱影響を与える
ことが少ないため母材破断することがなく、ブーツバン
ドを高強度に接合することができることから、ブーツ外
周部にブーツバンドを確実に組付けることができ、自動
化にも容易に対応することができるという優れた効果が
もたらされる。 また、このブーツバンドの組付方法の
実施態様として請求項2に係わる組付方法においては、
ブーツにブーツバンドを巻き付けるに際して、ブーツバ
ンドの切断ばりをブーツの外側に向けるようにしている
ので、切断ばりによるブーツの損傷を有効に防止するこ
とができる。
【0036】本発明の請求項3に係わるブーツバンドの
組付装置は、ワーク位置決め手段と、バンド供給手段
と、クランプ手段と溶接手段を備えたバンド組付ユニッ
トと、ユニット移送手段からなるものであるから、ブー
ツバンドの切断、ブーツへの巻き付け、ブーツバンドの
重ね合わせ部の溶接といった一連のブーツバンド組付け
作業を円滑かつ確実に実行することができ、懸案となっ
ていたブーツバンドの組付け作業の自動化を達成するこ
とができるという極めて優れた効果をもたらすものであ
る。 このブーツバンドの組付装置の実施態様として請
求項4に係わる組付装置においては、バンド組付ユニッ
トのクランプ手段がバンド供給手段から供給されたブー
ツバンドの切断ばりをブーツの外側に向けて巻き付ける
ようになっているので、切断ばりによるブーツの損傷を
防止することができ、同じく実施態様として請求項5に
係わる組付装置は、バンド組付ユニットにブーツのバン
ド装着位置を検出する位置検出手段を備えているので、
ワークやブーツに製造、あるいは装着上の誤差があった
としても、ブーツバンドを適正な位置に組付けることが
でき、さらに実施態様として請求項6に係わる組付装置
においては、位置検出手段がブーツに組付けられた状態
のブーツバンドの外径を検出する機能をも有しているの
で、ブーツバンドの外径および偏心を求めることによっ
てブーツバンドの組付けの良否をオンラインで判定する
ことができるという極めて優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるブーツバンドの組付
装置の全体構造を示す正面図である。
【図2】図1に示したブーツバンドの組付装置における
バンド組付ユニットの構造を具体的に示す側面図であ
る。
【図3】図1に示したブーツバンドの組付装置における
バンド組付ユニットの構造を具体的に示す平面図であ
る。
【図4】図1に示したブーツバンドの組付装置における
位置検出要領を示す概念図である。
【図5】図1に示したブーツバンドの組付装置における
ブーツバンドのクランプ要領を説明する側面図である。
【図6】図1に示したブーツバンドの組付装置における
ブーツバンドの溶接要領を説明する平面図である。
【図7】ブーツバンドの組付けを終えた状態のドライブ
シャフトの外観を示す側面図である。
【図8】図1に示したブーツバンドの組付装置における
品質保証の概念図である。
【符号の説明】
1 ブーツバンドの組付装置 2 コレクトチャック(ワーク位置決め手段) 3a リール(バンド供給手段) 3b バンド供給装置(バンド供給手段) 4 バンド組付ユニット 5 クランプ装置(クランプ手段) 6 溶接装置(溶接手段) 6a バックプレ−ト電極 6b 可動電極 8a サーボモータ(ユニット移送手段) 8b ボールスクリュー(ユニット移送手段) 18 レーザセンサ(位置検出手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに装着されたブーツをブーツバン
    ドを用いて当該ワークに固定するに際し、バックプレー
    ト電極をブーツ外周上の所定位置にセットしたのち、所
    定長さに切断したブーツバンドをブーツの外周に巻き付
    け、ブーツバンドの重ね合わせ部をバックプレート電極
    上に位置させると共に、当該重ね合わせ部に可動電極を
    外側から圧接させ、両電極間に通電することにより前記
    ブーツバンドの重ね合わせ部をダイレクトスポット溶接
    することを特徴とするブーツバンドの組付方法。
  2. 【請求項2】 ブーツにブーツバンドを巻き付けるに際
    して、ブーツバンドの切断ばりをブーツの外側に向ける
    ことを特徴とする請求項1記載のブーツバンドの組付方
    法。
  3. 【請求項3】 ブーツが装着されたワークを所定位置に
    位置決めするワーク位置決め手段と、 コイル状のブーツバンドを所定長さに切断して供給する
    バンド供給手段と、 バンド供給手段から供給された所定長さのブーツバンド
    をブーツの外周に巻き付けるクランプ手段と、バックプ
    レート電極および可動電極を有し両電極間でブーツに巻
    き付けられたブーツバンドの重ね合わせ部をダイレクト
    スポット溶接する溶接手段を設けたバンド組付ユニット
    と、 バンド組付ユニットを所定位置に移動させるユニット移
    送手段を備えていることを特徴とするブーツバンドの組
    付装置。
  4. 【請求項4】 バンド組付ユニットは、バンド供給手段
    から供給されたブーツバンドの切断ばりをブーツの外側
    に向けて巻き付けるクランプ手段を備えていることを特
    徴とする請求項3記載のブーツバンドの組付装置。
  5. 【請求項5】 バンド組付ユニットは、さらにブーツの
    バンド装着位置を検出する位置検出手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項3または4記載のブーツバンドの
    組付装置。
  6. 【請求項6】 バンド組付ユニットの位置検出手段は、
    ブーツに組付けられたブーツバンドの外径を検出する機
    能を併せ持っていることを特徴とする請求項5記載のブ
    ーツバンドの組付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102375739B1 (ko) * 2021-04-02 2022-03-17 이래에이엠에스 주식회사 차량의 등속조인트의 부트와 씰링 링을 조립하기 위한 장치

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WO2022211568A1 (ko) * 2021-04-02 2022-10-06 이래에이엠에스 주식회사 차량의 등속조인트의 부트와 씰링 링을 조립하기 위한 장치

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