JPH08332828A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH08332828A JPH08332828A JP14090895A JP14090895A JPH08332828A JP H08332828 A JPH08332828 A JP H08332828A JP 14090895 A JP14090895 A JP 14090895A JP 14090895 A JP14090895 A JP 14090895A JP H08332828 A JPH08332828 A JP H08332828A
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Abstract
の能力調節に消費する電力をを抑える。 【構成】 ステップ120〜140の全てでYESと判
定されたとき、すなわち暖房用熱交換器の暖房負荷が大
きいときには、さらにステップ150にて曇りにくいか
否かを判定し、曇りにくいときのみステップ160、1
80にて風量を低下させ、そうでないときにはステップ
170、180にて通常の風量とする。これによって、
フロントガラスが曇らない範囲で上記消費電力を抑える
ことができる。
Description
吸入口から吸入された内気または外気を、暖房用熱交換
器にて加熱した後に車室内に吹き出し、かつこの熱交換
器における暖房能力を電力で調節するように構成された
車両用空調装置に関し、特には電気自動車用空調装置に
適している。
ては多数出願されており、例えば実開昭58−5490
9号公報には、空調に必要な風量(通常時の風量)V1
と防曇に必要な風量V2 とをそれぞれ演算し、ヒータモ
ード時には、上記V1 とV2 とを比較して大きい方の風
量で制御する旨が記載されている。従って、窓ガラス内
面が曇り易いときには、V1 よりもV2 の方が大きくな
ることがあり、このときには通常時の風量よりも多くな
る。
暖房時に窓ガラス内面が曇ってきたら、外気導入モード
にして風量を増加することによって、窓ガラス内面の曇
りを晴らす旨が記載されている。
来技術はいずれも「防曇」のことを重視しているため、
暖房時で窓ガラス内面が曇り易いあるいは曇ったときに
風量を増加させるという手段を採用している。しかし、
このような手段をそのまま電気自動車用空調装置な、空
調ダクト内の暖房用熱交換器の暖房能力を電力で調節す
る空調装置に採用した場合、防曇の点では確かに効果は
あるにしても、省エネの点からは問題がある。
熱源として例えばヒートポンプ式冷凍サイクルを利用
し、このサイクルの圧縮機を電動モータで駆動するよう
にしている。従って、暖房時で外気導入モードのときに
は、上記熱交換器の吸込側には低温の外気が導かれるの
で、上記各従来技術のように、窓ガラスが曇り易いある
いは曇ったからといって風量を増加させると、上記熱交
換器における暖房負荷が増大し、電動モータの消費電力
が増大してしまうという問題が発生する。
ートポンプ式冷凍サイクルを暖房熱源とするもの以外
に、例えば上記熱交換器が電気ヒータである空調装置と
いったように、上記熱交換器の暖房能力を電力で調節す
るように構成された車両用空調装置で発生する。そこで
本発明は上記問題に鑑み、内気吸入口または外気吸入口
から吸入された内気または外気を、暖房用熱交換器にて
加熱した後に車室内に吹き出し、かつこの熱交換器の暖
房能力を電力で調節するように構成された車両用空調装
置において、窓ガラスが曇らない範囲で上記電力の消費
を抑えることのできる車両用空調装置を提供することを
目的とする。
め、請求項1記載の発明では、一端側に、内気を吸入す
る内気吸入口(5)および外気を吸入する外気吸入口
(6)が形成され、他端側に、車室内に通ずる吹出口
(14〜16)が形成された空気通路(2)と、前記内
気吸入口(5)および外気吸入口(6)を選択的に開閉
する吸入口開閉手段(7)と、前記内気吸入口(5)ま
たは外気吸入口(6)から前記吹出口(14〜16)に
向かって、前記空気通路(2)内に空気流を発生する送
風手段(4)と、前記空気通路(2)内に設けられ、こ
の空気通路(2)内の空気を加熱する暖房用熱(12)
とを備え、この暖房用熱交換器(12)の暖房能力が電
力で調節されるように構成された車両用空調装置におい
て、前記吸入口開閉手段(7)が前記内気吸入口(5)
を閉じて前記外気吸入口(6)を開く外気導入モードか
否かを判定する内外気切換モード判定手段(ステップ1
20)と、車両窓ガラス内面の曇りにくさが所定の曇り
にくさ以上か否かを判定する曇りにくさ判定手段(ステ
ップ150)と、前記内外気切換モード判定手段(ステ
ップ120)によって前記外気導入モードであると判定
され、かつ前記曇りにくさ判定手段(ステップ150)
によって前記所定の曇りにくさ以下であると判定された
とき、前記送風手段(4)における送風量が第1の送風
量となるように前記送風手段(4)を制御する第1の送
風制御手段(ステップ170、180)と前記内外気切
換モード判定手段(ステップ120)によって前記外気
導入モードであると判定され、かつ前記曇りにくさ判定
手段(ステップ150)によって前記所定の曇りにくさ
以上であると判定されたとき、前記送風手段(4)にお
ける送風量が、前記第1の送風量よりも小さな第2の送
風量となるように前記送風手段(4)を制御する第2の
送風制御手段(ステップ160、180)とを備える車
両用空調装置を特徴とする。
載の車両用空調装置において、前記第1の送風量は、通
常の空調に必要な風量であることを特徴とする。また請
求項3記載の発明では、請求項1または2記載の車両用
空調装置において、外気温度を検出する外気温度検出手
段(42)と、この外気温度検出手段(42)によって
検出された外気温度が所定の低外気温度以下か否かを判
定する外気温度判定手段(ステップ140)とを備え、
前記内外気切換モード判定手段(ステップ120)によ
って前記外気導入モードであると判定され、かつ前記外
気温度判定手段(ステップ140)によって外気が前記
所定外気温度以下であると判定されたとき、前記第2の
送風制御手段(ステップ160、180)によって前記
送風手段(4)を制御するように構成されたことを特徴
とする。
いし3いずれか1つ記載の車両用空調装置において、前
記暖房用熱交換器(12)は、冷凍サイクル(20)の
凝縮器であり、前記冷凍サイクル(20)の一部をなす
圧縮機(21)は、電動モータ(30)によって駆動さ
れることを特徴とする。
いし4いずれか1つ記載の車両用空調装置が電気自動車
用である電気自動車用空調装置を特徴とする。なお、上
記各手段の括弧内の符号は、後述する実施例の具体的手
段との対応関係を示すものである。
と、送風手段が駆動することによって、内気循環モード
のときには内気が、また外気導入モードのときには外気
がそれぞれ空気通路内に吸入される。そしてこの内気ま
たは外気が、電力で暖房能力が調節される暖房用熱交換
器によって加熱された後、吹出口から車室内に向かって
吹き出されることによって、車室内暖房が行われる。
ドであるときには、さらに窓ガラス内面の曇りにくさが
所定の曇りにくさ以上か否かを判定する。そしてこの所
定の曇りにくさ以下である、すなわち曇る可能性が高い
と判定されたときには、送風手段における送風量を第1
の送風量として防曇を優先する。反対に、上記所定の曇
りにくさ以上である、すなわち曇る可能性が低いと判定
されたときには、上記送風量を、前記第1の送風量より
も小さな第2の送風量とすることによって、暖房用熱交
換器における暖房負荷を減らし、この熱交換器の熱交換
能力を調節するために消費する電力を抑える。
モードという、暖房用熱交換器における暖房負荷が増大
し、上記消費電力が増大する条件のときに、窓ガラスが
曇りにくいかどうかをみて、曇りにくいときのみに風量
を低下させ、そうでないときには通常の風量とするの
で、窓ガラスが曇らない範囲で上記電力消費量を抑える
ことができる。
車用空調装置においては、上記ように電力消費量を抑制
することによって、車両走行距離を少しでも伸ばすこと
ができる。
用いた第1実施例を図1〜7に基づいて説明する。図1
の空調ユニット1における空調ダクト2は、車室内に空
気を導く空気通路を構成するもので、一端側に内外気切
換手段3および送風手段4が設けられ、他端側に車室内
へ通ずる複数の吹出口14〜16が形成されている。
(内気)を吸入する内気吸入口5と、車室外の空気(外
気)を吸入する外気吸入口6とが形成された内外気切換
箱内に、各吸入口5、6を選択的に開閉する内外気切換
ドア7が設けられ、この内外気切換ドア7がその駆動手
段(図示しない、例えばサーボモータ)によって駆動さ
れる構成である。またこの駆動手段には、内外気切換ド
ア7の位置を検出する手段45(具体的にはポテンショ
メータ、図2参照)が接続されている。
は外気吸入口6から上記各吹出口14〜16に向かっ
て、空調ダクト2内に空気流を発生させるもので、具体
的には、スクロールケーシング8内に多翼ファン9が設
けられ、このファン9がその駆動手段であるブロワモー
タ10によって駆動される構成である。また、ファン9
よりも空気下流側における空調ダクト2内には冷房用室
内熱交換器11が設けられている。この冷房用室内熱交
換器11は、後述する冷凍サイクル20の一部を構成す
る熱交換器であり、後述する冷房運転モード時に、内部
を流れる冷媒の吸熱作用によって、空調ダクト2内の空
気を除湿、冷却する蒸発器として機能する。なお、後述
する暖房運転モード時にはこの冷房用室内熱交換器11
内には冷媒は流れない。
下流側における空調ダクト2内には暖房用室内熱交換器
12が設けられている。この暖房用室内熱交換器12
は、冷凍サイクル20の一部を構成する熱交換器であ
り、後述する暖房運転モード時に、内部を流れる冷媒の
放熱作用によって、空調ダクト2内の空気を加熱する凝
縮器として機能する。なお、後述する冷房運転モード時
にはこの暖房用室内熱交換器12内には冷媒は流れな
い。
交換器12と隣接した位置には、ファン9から圧送され
てくる空気のうち、暖房用室内熱交換器12を流れる量
とこれをバイパスする量とを調節するエアミックスドア
13が設けられている。また上記各吹出口14〜16
は、具体的には、車両フロントガラスの内面に空調空気
を吹き出すデフロスタ吹出口14と、車室内乗員の上半
身に向かって空調空気を吹き出すフェイス吹出口15
と、車室内乗員の下半身に向かって空調空気を吹き出す
フット吹出口16である。またこれらの吹出口の空気上
流側部位には、これらの吹出口を開閉するドア17〜1
9が設けられている。
房用室内熱交換器11と暖房用室内熱交換器12とで車
室内の冷房および暖房を行うヒートポンプ式冷凍サイク
ルで、これらの熱交換器11、12の他に、冷媒圧縮機
21、室外熱交換器22、冷房用減圧装置23、暖房用
減圧装置24、アキュムレータ25、および冷媒の流れ
を切り換える四方弁26を備え、これらが冷媒配管27
で接続された構成となっている。また、図中28は電磁
弁、29は室外ファンである。
0によって駆動されたときに冷媒の吸入、圧縮、吐出を
行う。この電動モータ30は、冷媒圧縮機21と一体的
に密封ケース内に配置されており、インバータ31に制
御されることによって回転速度が連続的に可変する。ま
たこのインバータ31は、制御装置40(図2)によっ
て通電制御される。
に、車室内温度を検出する内気温センサ41、外気温度
を検出する外気温センサ42、車室内の相対湿度を検出
する湿度センサ43、車速を検出する車速センサ44、
および上記ポテンショメータ45からの各信号が入力さ
れるとともに、車室内前面に設けられたコントロールパ
ネル51の各レバー、スイッチからの信号も入力され
る。
ように、各吹出モードの設定を行う吹出モード設定スイ
ッチ52、車室内へ吹き出される風量を設定する風量設
定スイッチ53、内外気切換モードを設定する内外気切
換スイッチ54、冷凍サイクル20の運転モードを設定
する運転モード設定スイッチ55、車室内への吹出風温
度を設定する温度設定レバー56、電動モータ30での
消費電力を節約するモードを設定する節電スイッチ5
7、およびファン9と冷凍サイクル20の運転をオート
制御/マニュアル制御で切り換えるオートスイッチ58
が設けられている。
設定できる風量のモードは、LO 、Me1、Me2、Hi の
4つであり、このスイッチ53を押す度に、前記設定風
量がLO →Me1→Me2→Hi のように1ランクずつアッ
プする。そして、Hi になっている状態で風量設定スイ
ッチ53を押すと、設定風量はオフとなる。また、上記
内外気切換スイッチ54にて設定できる内外気切換モー
ドは、内外気切換ドア7が内気吸入口5を開けて外気吸
入口6を閉じる内気循環モードと、内外気切換ドア7が
内気吸入口5を閉じて外気吸入口6を開ける外気導入モ
ードとがある。
圧縮機21の運転を停止させる停止スイッチ55a、冷
凍サイクル20の運転モードを冷房運転モードにする冷
房スイッチ55b、および冷凍サイクル20の運転モー
ドを暖房運転モードにする暖房スイッチ55c等から成
る。また上記温度設定レバー56は、その設定位置に応
じて、冷房運転モード時には、冷房用室内熱交換器11
における空気冷却度合い(具体的にはこの熱交換器11
を通過した直後の空気温度)の目標値を制御装置40に
決定させ、暖房運転モード時には、暖房用室内熱交換器
12における空気冷却度合い(具体的にはこの熱交換器
12内を流れる冷媒圧力)の目標値を制御装置40に決
定させるものである。
ド時には、冷房用室内熱交換器11を通過した直後の実
際の空気温度が上記目標値となるようにインバータ31
を制御し、暖房運転モード時には、暖房用室内熱交換器
12内を流れる実際の冷媒圧力が上記目標値となるよう
にインバータ31を制御する。また、図2の制御装置4
0の内部には、図示しないCPU、ROM、RAM等か
らなる周知のマイクロコンピュータが設けられ、外気温
センサ41およびポテンショメータ45からの信号、お
よびコントロールパネル51からの各信号は、ECU内
の図示しない入力回路を経て、上記マイクロコンピュー
タへ入力される。
る所定の処理を実行し、その処理結果に基づいてインバ
ータ31等の上記各駆動手段を制御する。なお、制御装
置40は、自動車の図示しないキースイッチがオンされ
たときに、図示しないバッテリーから電源が供給され
る。ところで、車室内乗員が上記冷房スイッチ55bを
オンしたときは、上記マイクロコンピュータが圧縮機2
1を運転させるとともに四方弁26、電磁弁28を制御
することによって、冷凍サイクル20は冷房運転モード
となる。このモードのときの冷媒の流れは、圧縮機21
→室外熱交換器22→冷房用減圧装置23→冷房用室内
熱交換器11→アキュムレータ25→圧縮機21の順で
ある。
cをオンしたときは、上記マイクロコンピュータが圧縮
機21を運転させるとともに四方弁26、電磁弁28を
制御することによって、冷凍サイクル20は暖房運転モ
ードとなる。このモードのときの冷媒の流れは、圧縮機
21→暖房用室内熱交換器12→暖房用減圧装置24→
室外熱交換器22→電磁弁28→アキュムレータ25→
圧縮機21の順である。
風制御処理について、図4を用いて説明する。まず、キ
ースイッチがオンされて制御装置40に電源が供給され
ると図4のルーチンが起動され、ステップ110にて、
上記各センサ41〜44、ポテンショメータ45、およ
びコントロールパネル51の各レバー、スイッチからの
信号を読み込む。
暖房用室内熱交換器12における暖房負荷が大きくなる
条件か否かを判定する。具体的には、ステップ120で
は、ポテンショメータ45からの信号に基づいて外気導
入モードか否かを判定する。またステップ130では、
暖房スイッチ55cがオンされているか否かを判定する
ことによって、暖房運転モードであるか否かを判定す
る。またステップ140では、外気温センサ42からの
信号に基づいて外気温が所定の低外気温度(本実施例で
は5℃)以下か否かを判定する。
YESと判定されたときは、暖房負荷が大きくなる条件
とみなして、さらにステップ150にてフロントガラス
が曇りにくい条件か否かを判定する。具体的にこのステ
ップ150では、まず車室内相対湿度と車室内温度とか
ら車室内空気露点温度を算出し、次に車室内温度と外気
温度と車速とからフロントガラス温度を算出する。その
後、上記車室内空気露点温度が上記フロントガラス温度
に対して所定温度(本実施例では3℃)以上低いか否か
を判定することによって、曇りにくい条件か否かを判定
する。
つでNOと判定されたときは、暖房負荷が大きくない
か、あるいはフロントガラスが曇る可能性があるという
ことなので、ステップ170にて、通常の空調に必要な
ブロワ電圧に決定する。具体的にこのステップ170で
は、ROMに記憶された図5のマップを参照しながら、
実際に風量設定スイッチ53で設定されたモードに対応
するブロワ電圧を決定する。例えば、そのとき風量設定
スイッチ53で設定されているモードがLo モードな
ら、ブロワ電圧はV1 に決定される。
でYESと判定されたときは、暖房負荷が高く、フロン
トガラスが曇りにくいということなので、ステップ16
0にて、上記通常のブロワ電圧よりも低い電圧に決定す
る。具体的にこのステップ160では、ROMに記憶さ
れた図6のマップを参照しながら、実際に風量設定スイ
ッチ53で設定されたモードに対応するブロワ電圧を決
定する。例えば、そのとき風量設定スイッチ53で設定
されているモードがLo モードなら、ブロワ電圧は上記
V1 よりも低い電圧(具体的にはV1 の約80%)であ
るV5 に決定される。なお、図6中の一点鎖線は図5で
示したものを示している。
70の処理を終えたら、次のステップ180にて、上記
ステップ160またはステップ170で決定されたブロ
ワ電圧をブロワモータ10に印加しその後このルーチン
を抜ける。なお、上記各ステップは、それぞれの機能を
実現する手段を構成する。このように本実施例では、ス
テップ120〜150の全てでYESと判定されたとき
に、ステップ160、180の制御を行うので、以下の
ような効果を奏する。
暖房用室内熱交換器12の暖房負荷Q、および電動モー
タ30の消費動力Lは、図7に示すように外気温が低く
なる程大きくなる。また、この暖房負荷Qおよび消費動
力Lは、暖房用室内熱交換器12を流れる風量が多い場
合は図中破線のように大きくなり、熱交換器12を流れ
る風量が少ない場合は図中実線のように小さくなる。
YESと判定されたとき、すなわち室内熱交換器12に
おける暖房負荷が高いときには、通常の風量よりも低下
せさせれば、この熱交換器12の暖房負荷が減って電動
モータ30の消費電力が減るわけだが、フロントガラス
に曇る可能性があるときにこのような風量低下を行って
しまうと、フロントガラスが曇ってしまうという問題が
発生する。
40の全てでYESと判定されたときでも、さらにステ
ップ150の判定を行い、このステップ150でもYE
Sと判定されたときのみステップ160、180の制御
を行い、ステップ150でNOと判定されたときはステ
ップ170、180の制御を行うようにしている。これ
によって、フロントガラスが曇らない範囲で、暖房負荷
Qおよび消費動力Lを図7の実線のようにすることがで
き、電動モータ30の消費電力を低減することができ
る。
タ30の消費電力を低減できるので、この電動モータ3
0での電力消費に伴う車両走行距離の低下量も低減でき
る。また本実施例は、圧縮機21の回転数を温度設定レ
バー56で設定するものであり、圧縮機21の回転数が
固定される。従って、外気導入モードに切り換えたとき
に低温の外気が暖房用室内熱交換器12の吸込側に導か
れて、車室内への吹出風温度が多少低下するが、このと
きには風量を低下させているので、この吹出風温度の低
下幅を小さくすることができる。
実施例のステップ170では、図6のマップを用いてブ
ロワ電圧を決定したが、図8の実線で示されるマップを
用いてブロワ電圧を決定しても良い。本実施例では、最
も強風であるHi モードに設定されたときのみブロワ電
圧を低下させるが、このHi モードのときとは、熱交換
器12における暖房負荷が最も大きいときであるので、
少なくともこのような負荷が最も大きいときにブロワ電
圧を低下させることによって、電動モータ30の省電力
効果は高くなる。
各実施例では、風量設定スイッチ53をプッシュ式スイ
ッチとしたが、温度設定レバー56のようにスライド式
のレバーとしても良い。この場合、ステップ170では
例えば図9の実線に示すマップに基づいてブロワ電圧を
決定し、ステップ180では図9の一点鎖線に示すマッ
プに基づいてブロワ電圧を決定すれば良い。
各実施例では、ステップ160にて決定するブロワ電圧
を、風量設定スイッチ53で設定されたモードに応じて
一律に決定したが、この設定モードに対応するブロワ電
圧をさらに、図10の実線に示すように、外気温度が低
くなる程小さくなるように決定しても良い。
対湿度は低くなり、この外気を車室内に導入しても車室
内湿度は高くならないので、ブロワ電圧を低くしてもフ
ロントガラスに曇りは発生しないという理由、および図
7で示したように、外気温度が低くなる程、電動モータ
30の消費電力が増加するので、風量を低下させてこの
増加を抑えるという理由からである。なお、図10の一
点鎖線はステップ170で制御する場合のブロワ電圧を
示す。
各実施例では、ブロワ電圧は風量設定スイッチ53にて
マニュアルで設定したが、オートで設定するようにして
も良い。この場合、例えば車室内の設定温度、車室内温
度、外気温度、日射量等に基づいて車室内へ吹き出す目
標吹出温度(TAO)を算出し、図11に示すようなT
AOとブロワ電圧との関係をマップとしてROMに記憶
させておき、TAOに応じたブロワ電圧をこの図11の
マップからサーチして決定するようにすれば良い。な
お、図11の実線はステップ160、180で制御した
ときのブロワ電圧、一点鎖線はステップ170、180
で制御したときのブロワ電圧である。
50にて、車室内空気露点温度がフロントガラス温度に
対して所定温度以上高いか否かを判定したが、これ以外
にも、例えば外気湿度が所定湿度(例えば90%RH)
より少ないか否かで判定しても良いし、車室内湿度が所
定湿度(例えば80%RH)より少ないか否かで判定し
ても良いし、車室内乗員数が所定人数(例えば2人)以
下か否かで判定しても良い。またさらには、車室内の暖
房を開始してから所定時間(例えば15分)が経過した
か否かで判定しても良いし、雨が降っているか否かを例
えばワイパーが作動しているか否かで判定しても良い。
要は、暖房運転モード中で外気導入モード中という、暖
房用熱交換器12の暖房負荷が大きいときに、ステップ
150で曇りにくいか否かを判定し、曇りにくいときの
みステップ160、180の制御を行い、そうでないと
きにステップ170、180の制御を行うことによっ
て、フロントガラスに曇りを発生させない範囲で電動モ
ータ30の消費電力を抑えることができる。
の発明でいう暖房用熱交換器を冷凍サイクル20の凝縮
器で構成したが、電気ヒータで構成しても良い。また、
上記各実施例は全て電気自動車用空調装置であったが、
例えば室内用空調装置としても適用できる。
である。
ーチャートである。
るモードとブロワ電圧との関係を示すマップである。
るモードとブロワ電圧との関係を示すマップである。
の、外気温度および風量に対する関係を示す図である。
れるモードとブロワ電圧との関係を示すマップである。
るモードとブロワ電圧との関係を示すマップである。
関係を示すマップである。
とブロワ電圧との関係を示すマップである。
送風手段、5…内気吸入口、6…外気吸入口、7…内外
気切換ドア(吸入口開閉手段)、12…暖房用室内熱交
換器(暖房用熱交換器)、14〜16…吹出口、20…
冷凍サイクル、21…圧縮機、30…電動モータ、40
…制御装置、42…外気温センサ(外気温度検出手
段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 一端側に、内気を吸入する内気吸入口お
よび外気を吸入する外気吸入口が形成され、他端側に、
車室内に通ずる吹出口が形成された空気通路と、 前記内気吸入口および外気吸入口を選択的に開閉する吸
入口開閉手段と、 前記内気吸入口または外気吸入口から前記吹出口に向か
って、前記空気通路内に空気流を発生する送風手段と、 前記空気通路内に設けられ、この空気通路内の空気を加
熱する暖房用熱交換器とを備え、 この暖房用熱交換器の暖房能力が電力で調節されるよう
に構成された車両用空調装置において、 前記吸入口開閉手段が前記内気吸入口を閉じて前記外気
吸入口を開く外気導入モードか否かを判定する内外気切
換モード判定手段と、 車両窓ガラス内面の曇りにくさが所定の曇りにくさ以上
か否かを判定する曇りにくさ判定手段と、 前記内外気切換モード判定手段によって前記外気導入モ
ードであると判定され、かつ前記曇りにくさ判定手段に
よって前記所定の曇りにくさ以下であると判定されたと
き、前記送風手段における送風量が第1の送風量となる
ように前記送風手段を制御する第1の送風制御手段と前
記内外気切換モード判定手段によって前記外気導入モー
ドであると判定され、かつ前記曇りにくさ判定手段によ
って前記所定の曇りにくさ以上であると判定されたと
き、前記送風手段における送風量が、前記第1の送風量
よりも小さな第2の送風量となるように前記送風手段を
制御する第2の送風制御手段とを備えることを特徴とす
る車両用空調装置。 - 【請求項2】 前記第1の送風量は、通常の空調に必要
な風量であることを特徴とする請求項1記載の車両用空
調装置。 - 【請求項3】 外気温度を検出する外気温度検出手段
と、 この外気温度検出手段によって検出された外気温度が所
定の低外気温度以下か否かを判定する外気温度判定手段
とを備え、 前記内外気切換モード判定手段によって前記外気導入モ
ードであると判定され、かつ前記外気温度判定手段によ
って外気が前記所定外気温度以下であると判定されたと
き、前記第2の送風制御手段によって前記送風手段を制
御するように構成されたことを特徴とする請求項1また
は2記載の車両用空調装置。 - 【請求項4】 前記暖房用熱交換器は、冷凍サイクルの
凝縮器であり、 前記冷凍サイクルの一部をなす圧縮機は、電動モータに
よって駆動されることを特徴とする請求項1ないし3い
ずれか1つ記載の車両用空調装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか1つ記載の車
両用空調装置が電気自動車用であることを特徴とする電
気自動車用空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14090895A JP3633034B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14090895A JP3633034B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08332828A true JPH08332828A (ja) | 1996-12-17 |
| JP3633034B2 JP3633034B2 (ja) | 2005-03-30 |
Family
ID=15279618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14090895A Expired - Fee Related JP3633034B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3633034B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010125979A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Sanden Corp | 車両用空調装置 |
| JP2013052750A (ja) * | 2011-09-03 | 2013-03-21 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP14090895A patent/JP3633034B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010125979A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Sanden Corp | 車両用空調装置 |
| JP2013052750A (ja) * | 2011-09-03 | 2013-03-21 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3633034B2 (ja) | 2005-03-30 |
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