JPH083329Y2 - 簡易祭壇 - Google Patents

簡易祭壇

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JPH083329Y2
JPH083329Y2 JP5093593U JP5093593U JPH083329Y2 JP H083329 Y2 JPH083329 Y2 JP H083329Y2 JP 5093593 U JP5093593 U JP 5093593U JP 5093593 U JP5093593 U JP 5093593U JP H083329 Y2 JPH083329 Y2 JP H083329Y2
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勇治 守屋
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Kyodo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、壁に掛けたり、机上に
置いたりでき、また簡便に移動できる仏壇その他の祭壇
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の仏壇は、堅労な木材でなり、横幅
30〜70cm、奥行き25〜60cm、高さ40〜1
00cm程度の外形寸法でなり、重さ及び寸法の両方に
おいて設置場所を1人で変えるには困難を感じさせるも
のである。
【0003】また従来の仏壇では、礼拝の対象は紙に描
かれた仏陀の像(仏像画)、南無阿弥陀仏などの文字、
または仏陀の彫像であり、常時一定の形態であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の仏壇は、上述の
如く大きく重いから設置のために広い場所を要し、一度
設置すると移動するのが容易でなかった。そこで、マン
ション等の都市部における現在の住環境においては従来
の仏壇は大きさ及び移動の容易性に関し解決すべき課題
があった。
【0005】また上述の如く、従来の仏壇における礼拝
対象は一定の態様で常時視認されたから、礼拝対象を見
慣れてしまい、年月の経過とともに礼拝対象が視覚に訴
える力は低下し、長年月の後には存在することすら忘れ
られることが多い。このように、従来の仏壇には、礼拝
対象表示手段が視覚により礼拝者に訴える力の持続性に
関し解決すべき課題があった。
【0006】また、持続的な書画や彫像による表現の形
式はありふれており、当初から人に感動を与える力はあ
まり強くないから、従来の仏壇には礼拝対象表示手段に
おける表現形式の斬新性に関して解決すべき課題があっ
た。仏教以外の宗教、例えば神道やキリスト教における
神棚等の祭壇についても解決すべき同様な課題があっ
た。
【0007】そこで本考案の目的は、小形軽量で、狭い
場所に設置でき手軽に移動できる祭壇の提供にある。
【0008】また、本考案の他の目的は、礼拝対象表示
手段が視覚により礼拝者に訴える力の持続性に優れた祭
壇の提供にある。
【0009】また、本考案の別の目的は、礼拝対象を斬
新な形式で表現する祭壇の提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本考案は次の手段を提供する。
【0011】(1)仏壇、経文その他の図画文言でなり
仏教において礼拝の対象となるものを平面的に表示する
表示手段と、この表示手段の表示面を窓に位置させて該
表示手段を保持する額と、この額に収容され前記表示手
段に熱を与える板状のヒーターと、前記額に固定され該
額の下方に配置されたローソク立て手段とを備えてな
り、前記表示手段は、前記熱により所定温度以上の温度
に加温されている加温状態のときと、前記所定温度より
低い常温状態のときとでは、透明度または色彩のうちの
少なくとも一方を変える感温材料でなる膜と、この膜を
狭む2枚のフィルム状薄板とでなり、前記2枚のフィル
ム状薄板のうちで前記窓に臨むものは透明であり、前記
礼拝対象は前記膜の背面に配置してあるか又は前記膜に
描かれており、前記常温状態のときには表されていない
前記礼拝対象が前記加熱状態のときに前記表示手段に表
示されることを特徴とする簡易仏壇。
【0012】(2)前記感温材料が、電子供与性呈色性
有機化合物と、フェノール性水酸基を有する化合物と、
アルコール性水酸基を有する化合物との三成分を必須成
分とすることを特徴とする上記(1)に記載の簡易仏
壇。
【0013】(3)前記膜は、前記加温状態のときには
透明になり、前記常温状態のときには不透明になり、前
記礼拝対象は、前期膜の背面に配置されている第1の礼
拝対象と、前期膜に描かれている第2の礼拝対象とから
なり、該第2の礼拝対象は前記膜に部分的に抜きを入れ
ることにより描かれていることを特徴とする上記(2)
に記載の簡易仏壇。
【0014】(4)前記灯明設置手段がローソク立てで
あることを特徴とする上記(1)乃至(3)に記載の簡
易祭壇。
【0015】(5)前記灯明設置手段がランプ用ソケッ
トであり、該ソケットは前記ヒーターに並列に接続され
ていることを特徴とする上記(1)乃至(3)に記載の
簡易祭壇。
【0016】(6)前記額の前面で左右に開閉される両
開き扉が設置され、該両開き扉は、前記額の左側の縁に
取り付けられた蝶番で揺動自在に該左側縁に連結された
左扉と、前記額の右側の縁に取り付けられた蝶番で揺動
自在に該右側縁に連結された右扉とでなり、前記左扉ま
たは右扉のうちの少なくとも一方が所定角度以上にひら
かれているときだけに前記ヒーター及びソケットの電流
路を形成する扉開閉応動スイッチが前記ヒーター及びソ
ケットの並列回路に直列に設けてあることを特徴とする
上記(5)に記載の簡易祭壇。
【0017】
【作用】本考案では、感温材料でなる膜と2枚のフィル
ム状薄板とで表示手段を構成し、その表示手段により礼
拝対象を表示する。そして、その表示手段を加熱する板
状のヒーターを備え、ヒーターで表示手段を加温してい
る加温状態のときだけにある礼拝対象が表れるようにし
ている。
【0018】そこで、この考案の仏壇は、極く薄い構造
とすることができ、ひいては1人で移動できる程度に小
形、軽量に製作でき、それでいて表示手段を額に収めて
祭壇としての品格を保持できるようにしている。
【0019】また、感温材料でなる膜を表示手段に備
え、ヒーターで加温した状態と常温の状態とでその膜の
透明度または色彩が異なり、常温状態では表れない礼拝
対象が加温状態のときには表れるように表示手段が構成
されているから、礼拝するときだけに礼拝対象が表れた
り、普段の時と礼拝時とで表われる礼拝対象を異らせた
りすることができる。したっがて、本考案の祭壇では、
視覚により礼拝者に訴える力が長年月にわったって衰え
ない。
【0020】
【実施例】次に実施例を挙げ本考案を一層詳しく説明す
る。
【0021】図1(a)は扉を開いた状態における本考
案の一実施例の仏壇を示す正面図、同図(b)はその実
施例の右側面図(図1(b)ではケーブル13、スライ
ドスイッチ11及びプラグ12は省略されている。)、
図(2)(a)は扉を閉じた状態におけるその実施例の
正面図、同図(b)はその平面図、図3は図2(a)に
おけるその実施例のA−A矢視断面図、図4はこの実施
例における電気回路を示す図、図5(a)はその実施例
におけるメタモ5の正面図、同図(b)はその側面図で
ある。
【0022】この実施例の仏壇は、額1、蝶番2a,2
b、左扉3a、右扉3b、メタモ5、伝熱板6、ヒータ
ー7、サーモスタットスイッチ8、背面蓋9、台座1
0、スライドスイッチ11、プラグ12及びケーブル1
3からなっている。
【0023】額1は、アルミダイカスト製であり、台座
10と一体に成形されている。額1の左右の縁1aには
蝶番2a及び2bで左扉3a及び右扉3bがそれぞれ連
結されている。額1の足部1dは額1と台座10とを一
体に連結している。
【0024】額1のメタモ収容部1cには正面の窓4側
から、メモタ5、アルミニューム製の伝熱板6、ヒータ
ー7が層状に重ねられて接着剤で固定され、収容されて
いる。サーモスタットスイッチ8は伝熱板6の左端部に
接着剤で固定されている。そしてメタモ収容部1cの背
面開口は背面蓋9で覆われている。背面蓋9は接着剤で
額1に固定されている。
【0025】メタモ5(登録商標)は、示温材料なる名
称で特許された材料の膜と、この膜の背面に設けられ仏
像画が描かれた白色の台紙と、膜及び台紙を表裏から挟
む透明プラスチックフィルムとでなり、パイロットイン
キ株式会社からキャッシュカードサイズで販売されてい
る。その示温材料(感温材料)については特公昭51−
44706に詳しく説明されており、温度に応じて色を
変え、又は不透明から透明に可逆的に変化する。この実
施例では、電子供与性呈色性有機化合物としてCVL
(クリスタルバイオレットラクトン)を1、フェノール
性水酸基を有する化合物としてノニルフェノールを1
0、アルコール性水酸基を有する化合物としてn−ミリ
スチルアルコールを20の割合で混合してなる示温材料
(前記特公昭51−44706における実施例No.9
7)を用いた。この示温材料は常温では青色を呈し、4
0℃以上では無色透明になる。
【0026】このような示温材料を第1の透明プラスチ
ックフィルム上に膜状に塗布し、仏像画を描いた台紙を
示温材料膜の上に載せ、更に第2の透明プラスチックフ
ィルムを台紙の上に載せる。第1及び第2のプラスチッ
クフィルムの輪郭が図5のメタモ5の輪郭であり、示温
材料膜および台紙の輪郭は第1及び第2のプラスチック
フィルムの輪郭より3mm程度小さい。そこで、示温材
料膜および台紙より外側へはみ出した領域(縁部)で第
1及び第2のプラスチックフィルムを互いに接着してキ
ャッシュカードサイズに成形したメタモが得られる。
【0027】示温材料膜には図5にa,b,・・・fで
示す部分に南無阿弥陀仏なる名号が白抜きで描かれてい
る。この名号の文字は、第1のプラスチックフィルムに
示温材料膜を形成した後に、その文字の形にエッチング
により該示温材料膜を除去する(白抜きにする)ことに
より、描かれている。
【0028】ケーブル13は額1のメタモ収容部1cの
側面に貫通されている通孔1eを通り、ヒーター7及び
サーモスタットスイッチ8に接続されている。スライド
スイッチ11をONにすると、プラグ12から100V
の交流電圧がヒーター7へ導かれ、ヒーター7は熱を発
生し、サーモスタットスイッチ8が伝熱板6の温度に応
じて、ヒーター7へ通電する電流路を断続し、伝熱板6
の温度を45±3℃に維持する。
【0029】本実施例の仏壇を礼拝しようとするとき
は、プラグ12を100Vのコンセントに挿入し、次に
スライドスイッチ11を操作し、図4に示す如くにスラ
イダ11eの接点11a及び11bを固定接点11c及
び11dにそれぞれ接触させることにより、スライドス
イッチ11をONとし、ヒーター7に通電する。サーモ
スタットスイッチ8は、温度が常温から47℃に上昇し
たときにONからOFFになり、43℃にまで温度が下
がったときにOFFからONになり、伝熱板6の温度を
45±3℃の範囲に維持する。したがって、スライドス
イッチ11がONにされると、ヒーター7が発熱し、ヒ
ーター7の熱が伝熱板6を介してメタモ5に伝わり、ス
ライドスイッチ11のONから数分間でメタモ5は常温
から40℃以上の温度に加温され、示温材料膜が常温時
の青色から透明に変色する。
【0030】前述の如く、メタモ5の示温材料膜には名
号が白抜きで印されているから、常温では台紙の白色と
示温材料膜の青色とのコントラストにより名号が表示さ
れている。このメタモ5の膜は、ヒーター7の熱で40
℃に加温され、加温状態になると急に青色から透明に変
化し、名号が消えるとともに、台紙に描かれている仏像
画が表われる。ヒーター7には、伝熱板6の温度が40
℃に達しても電流が継続して流れ、サーモスタットスイ
ッチ8の作用により伝熱板6は45±3℃程度の温度を
維持し、メタモ5もほぼ同じ温度になり仏像画を表示し
続ける。なお、台紙における仏像画の位置と示温材料膜
における名号a,b,・・・fの位置とが重なる場合に
は、常温状態においては、名号の色は台紙の白色ではな
く台紙に描かれた仏像画の所定部分の色となる。
【0031】この実施例では、スライドスイッチ11が
OFFか又はプラグ12がコンセントから外されている
平常時においては南無阿弥陀仏なる名号だけが表われ、
プラグ12をコンセントへ差し込み、スライドスイッチ
11をONにし、加温状態にしてお祈りをしようとする
ときには名号は消え、仏像画が表われるから、礼拝者に
は礼拝のときだけに仏陀が出現し、礼拝の都度新鮮な印
象を与える。したがって、本実施例は、長年月使用され
ても見慣れて飽きられ難く、視覚により礼拝者に訴える
力の持続性に優れている。
【0032】台座10の前部上面には3箇所に凹部が設
けられ、これら凹部はローソク立て10a,10b及び
10cをなしている。
【0033】このような構造の本実施例では、礼拝対象
が斬新な形式で、しかもメタモ5という極薄い媒体に表
示される。
【0034】このような本実施例の仏壇は、1人で軽易
に移動できる程度に小形、軽量で、視覚に訴える力の持
続性に優れ、礼拝対象を斬新な形式で表現でき、しかも
額1を備えることにより礼拝者に品格を感じさせること
ができる。
【0035】なお、以上には考案の理解を容易にするた
めに実施例を挙げて具体的に説明したが、本考案はこの
実施例に限定されるものではない。したがって、窓4に
は透明なプラスチック製の板を嵌めてもよく、伝熱板6
は薄い鉄板でも差し支えないし、示温材料としては特公
昭51−44706に示されている各種の材料から選ぶ
ことができる。また、名号a,b,・・・fには、宗
門、宗派ごとに各種のものを選定することができ、名号
を全く印さなくても差し支えない。台紙に描いておく礼
拝対象も宗門、宗派ごとに任意に選べばよい。さらに、
示温材料の選択により、変色温度で有色から無色に変色
するだけではなく、第1の色彩から第2の色彩へ変色す
るもの(上記特公昭51−44706における実施例N
o.366〜369等)もあるから、示温材料膜の色彩
変化により印象を変えるようにしても差し支えない。背
面蓋9に多数の小孔を明けて内外の空気の流通を容易に
することにより、スライドスイッチ11をOFFにした
ときに、短時間に常温状態に戻して、メタモ5の台紙に
描かれた礼拝対象が迅速に消えるようにすることができ
る。伝熱板6や背面蓋9は、接着剤に代えてビスを用い
て額1へ固定しても差し支えない。また、額1のメタモ
収容部1cの上端中央に円環を取り付け、壁のフック等
へ本実施例を掛けられるようにすることにより、本実施
例の設置場所の自由度を一層増大させることができる。
【0036】図6(a)は本考案の他の実施例を示す正
面図、同図(b)はその右側面図、図7は図6の実施例
における電気回路を示す図である。図6(a)のソケッ
ト周辺の台座10は部分的に破断して示してある。この
実施例は、ランプ用ソケット17a,17b、灯明用の
ランプ14a,14b、マイクロスイッチでなる扉開閉
応動スイッチ18を備える。ソケット17aは、雌ネジ
をなし、ランプ14aの雄ネジ状プラグ15aと螺合す
る端子17a1 と、その雌ネジ端子17a1 とで絶縁体
を介して電極対をなし該雌ネジの底に設けられている端
子17a2 とでなっている。端子17a2 の外側は絶縁
体で覆われている。ソケット17bも端子17b1 及び
17b2 でなり、ソケット17aと全く同じ構造であ
る。
【0037】ランプ14aのプラグ15a(いわゆる口
金)はソケット17aに螺合し、ソケット17aの端子
17a1 ,17a2 から100VAC電圧を受け、ラン
プ14aを点灯させる。ランプ14bも同様にソケット
17bから100VAC電圧を受け点灯する。これらラ
ンプは図1の実施例において用いられるローソクの役割
を果し、灯明として設けられている。
【0038】ソケット17a,17b及びヒーター7は
互いに並列に接続されて並列回路をなしており、この並
列回路に直列に扉開閉応動スイッチ18が接続されてい
る。スイッチ18は、額の足部1dに固定され、マイク
ロスイッチでなる。右扉3bを開いていくと、マイクロ
スイッチの押しボタンが次第に押し下げられ、右扉3b
が額1の窓4に対して120度またはそれ以上の角度に
開かれたときに、可動接点18cが固定接点18aに接
触し、ランプ14a,14bは点灯し、ヒーター7には
電流が流れる。
【0039】この実施例では、灯明がランプ14a,1
4bでなるから、ローソクを灯明とする図1の実施例よ
り点灯や消灯が簡単で、灯明による出火の危険も少な
い。また、右扉3bの開閉に応動してスイッチ18が導
通し又は遮断するからランプ14a,14bの点灯及び
消灯のために格別な操作を必要としない。したがって仏
壇の礼拝が簡易に行える。扉を開いている期間だけに灯
明が点灯するから、電力消費も極く僅かで足りる。
【0040】
【考案の効果】以上に実施例を挙げて詳しく説明したよ
うに、本考案によれば、1人で移動できる程度に小形軽
量で狭い場所へも設置でき、しかも礼拝物にふさわしい
程度に品格を備え、視覚により礼拝者に訴える力の持続
性に優れ、また礼拝対象を斬新な形式で表現する祭壇を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉を開いた状態における本考案の一実施例を示
す正面図(a)および右側面図(b)。
【図2】扉を閉じた状態における図1の実施例の正面図
(a)および平面図(b)。
【図3】図2(a)におけるA−A矢視断面図。
【図4】図1の実施例における電気回路を示す図。
【図5】図1の実施例におけるメタモの正面図(a)お
よび側面図(b)。
【図6】本考案の他の実施例を示す正面図(a)および
側面図(b)。
【図7】図6の実施例における電気回路を示す図。
【符号の説明】
1 額 2a,2b 蝶番 3a 左扉 3b 右扉 4 額1の窓 5 メタモ 6 伝熱板 7 ヒーター 8 サーモスタットスイッチ 9 背面蓋 10 台座 10a,10b,10c ローソク立て 11 スライドスイッチ 12 プラグ 13 ケーブル 14a,14b ランプ 15a,15b ランプのプラグ 17a,17b ランプ用ソケット 18 扉開閉応動スイッチ A 右扉3bの揺動方向 B スイッチ18の可動接点の移動方向

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仏像、経文その他の図画文言でなり宗教
    において礼拝の対象となるものを平面的に表示する表示
    手段と、この表示手段の表示面を窓に位置させて該表示
    手段を保持する額と、この額に収容され前記表示手段に
    熱を与える板状のヒーターと、前記額に固定され該額の
    下方に配置された灯明設置手段とを備えてなり、 前記表示手段は、前記熱により所定温度以上の温度に加
    温されている加温状態のときと、前記所定温度より低い
    常温状態のときとでは、透明度または色彩のうちの少な
    くとも一方を変える感温材料でなる膜と、この膜を狭む
    2枚のフィルム状薄板とでなり、 前記2枚のフィルム状薄板のうちで前記窓に臨むものは
    透明であり、 前記礼拝対象は前記膜の背面に配置してあるか又は前記
    膜に描かれており、前記常温状態のときには表されてい
    ない前記礼拝対象が前記加温状態のときに前記表示手段
    に表示されることを特徴とする簡易祭壇。
  2. 【請求項2】 前記感温材料が、電子供与性呈色性有機
    化合物と、フェノール性水酸基を有する化合物と、アル
    コール性水酸基を有する化合物との三成分を必須成分と
    することを特徴とする請求項1にに記載の簡易祭壇。
  3. 【請求項3】 前記膜は、前記加温状態のときには透明
    になり、前記常温状態のときには不透明になり、 前記礼拝対象は、前期膜の背面に配置されている第1の
    礼拝対象と、前期膜に描かれている第2の礼拝対象とか
    らなり、該第2の礼拝対象は前記膜に部分的に抜きを入
    れることにより描かれていることを特徴とする請求項2
    に記載の簡易祭壇。
  4. 【請求項4】 前記灯明設置手段がローソク立てである
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載の簡易祭壇。
  5. 【請求項5】 前記灯明設置手段がランプ用ソケットで
    あり、該ソケットは前記ヒーターに並列に接続されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至3に記載の簡易祭壇。
  6. 【請求項6】 前記額の前面で左右に開閉される両開き
    扉が設置され、該両開き扉は、前記額の左側の縁に取り
    付けられた蝶番で揺動自在に該左側縁に連結された左扉
    と、前記額の右側の縁に取り付けられた蝶番で揺動自在
    に該右側縁に連結された右扉とでなり、 前記左扉または右扉のうちの少なくとも一方が所定角度
    以上に開かれているときだけに前記ヒーター及びソケッ
    トの電流路を形成する扉開閉応動スイッチが前記ヒータ
    ー及びソケットの並列回路に直列に設けてあることを特
    徴とする請求項5に記載の簡易祭壇。
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