JPH08333128A - 光ファイバの製造方法 - Google Patents
光ファイバの製造方法Info
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- JPH08333128A JPH08333128A JP13511595A JP13511595A JPH08333128A JP H08333128 A JPH08333128 A JP H08333128A JP 13511595 A JP13511595 A JP 13511595A JP 13511595 A JP13511595 A JP 13511595A JP H08333128 A JPH08333128 A JP H08333128A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
- C03B37/027—Fibres composed of different sorts of glass, e.g. glass optical fibres
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2203/00—Fibre product details, e.g. structure, shape
- C03B2203/10—Internal structure or shape details
- C03B2203/14—Non-solid, i.e. hollow products, e.g. hollow clad or with core-clad interface
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コア部と該コア部を覆うクラッド部からな
り、クラッド部には複数の貫通孔を有している光ファイ
バの製造方法を提供する。 【構成】 コア相当部と該コア相当部を覆うクラッド相
当部からなり、該クラッド相当部には複数の貫通孔を有
するプリフォームを、該貫通孔にガス圧を加えつつ、プ
リフォームのクラッド相当部外径をD0 、光ファイバの
クラッド部外径をD、プリフォームの二つの貫通孔間の
距離をL0 、L0 に対応する光ファイバの貫通孔間の距
離をLとして、 (D/L)/(D0 /L0 )<1.1 となるように加熱延伸してプリフォームと相似形の光フ
ァイバを線引きする。
り、クラッド部には複数の貫通孔を有している光ファイ
バの製造方法を提供する。 【構成】 コア相当部と該コア相当部を覆うクラッド相
当部からなり、該クラッド相当部には複数の貫通孔を有
するプリフォームを、該貫通孔にガス圧を加えつつ、プ
リフォームのクラッド相当部外径をD0 、光ファイバの
クラッド部外径をD、プリフォームの二つの貫通孔間の
距離をL0 、L0 に対応する光ファイバの貫通孔間の距
離をLとして、 (D/L)/(D0 /L0 )<1.1 となるように加熱延伸してプリフォームと相似形の光フ
ァイバを線引きする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッド部に複数の貫
通孔を備えた真円コアを有する光ファイバの製造方法に
関する。
通孔を備えた真円コアを有する光ファイバの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、真円のコア部を覆うクラッド部に
前記コア部に対して対称となる位置に対向する貫通孔を
有する光ファイバは、偏波安定性を向上させたサイドピ
ット型偏波面保存光ファイバとして知られている。しか
しながら、この種の光ファイバの製造方法は、未だ確立
されていない。
前記コア部に対して対称となる位置に対向する貫通孔を
有する光ファイバは、偏波安定性を向上させたサイドピ
ット型偏波面保存光ファイバとして知られている。しか
しながら、この種の光ファイバの製造方法は、未だ確立
されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】真円のコア相当部に対
して対称となる位置に対向する貫通孔を有する光ファイ
バ用プリフォーム(線引きする前のガラス母材)を加熱
延伸する従来の光ファイバの製造方法には、製造される
光ファイバのコア部を真円にすることが困難であるとい
う問題があった。
して対称となる位置に対向する貫通孔を有する光ファイ
バ用プリフォーム(線引きする前のガラス母材)を加熱
延伸する従来の光ファイバの製造方法には、製造される
光ファイバのコア部を真円にすることが困難であるとい
う問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決した光ファイバの製造方法を提供するもので、鋭意検
討の結果得られたものである。即ち、本発明は、コア相
当部と該コア相当部を覆うクラッド相当部からなり、該
クラッド相当部には複数の貫通孔を有するプリフォーム
を該貫通孔にガス圧を加えつつ、 (D/L)/(D0 /L0 )<1.1 となるように加熱、延伸してプリフォームと相似形の光
ファイバを線引きすることを特徴とする光ファイバの製
造方法。 ただし、D0 はプリフォームのクラッド相当部外径 Dは光ファイバのクラッド部外径 L0 はプリフォームの二つの貫通孔間の距離 LはL0 に対応する光ファイバの貫通孔間の距離 なお、本発明においては、0.5<(D/L)/(D0
/L0 )<1.07を満足するように加熱延伸すると、
一層好ましい。
決した光ファイバの製造方法を提供するもので、鋭意検
討の結果得られたものである。即ち、本発明は、コア相
当部と該コア相当部を覆うクラッド相当部からなり、該
クラッド相当部には複数の貫通孔を有するプリフォーム
を該貫通孔にガス圧を加えつつ、 (D/L)/(D0 /L0 )<1.1 となるように加熱、延伸してプリフォームと相似形の光
ファイバを線引きすることを特徴とする光ファイバの製
造方法。 ただし、D0 はプリフォームのクラッド相当部外径 Dは光ファイバのクラッド部外径 L0 はプリフォームの二つの貫通孔間の距離 LはL0 に対応する光ファイバの貫通孔間の距離 なお、本発明においては、0.5<(D/L)/(D0
/L0 )<1.07を満足するように加熱延伸すると、
一層好ましい。
【0005】ここで、光ファイバのクラッド部外径Dと
は、光ファイバのクラッド部の外形が円である場合に
は、その円の直径を意味し、また、光ファイバのクラッ
ド部の外形が正多角形の場合には、この正多角形の内接
円または外接円の直径を意味する。なお、正多角形の場
合には、これら直径の代わりに一辺の長さを用いてもよ
く、偶数の正多角形の場合には、対向面間隔を用いても
よい。このように、光ファイバのクラッド部外径Dとし
ては、光ファイバのクラッド部の外形を規定するサイズ
を用いることができる。また、クラッド相当部外径は前
記クラッド部をクラッド相当部と読み代えるものとす
る。貫通孔の距離L、L0 とは、例えばコア部中心から
同心円上に貫通孔が有る場合の光ファイバの貫通孔間の
距離Lは、コア部中心と貫通孔側面の距離など、貫通孔
の配置を規定するサイズを用いる。また、貫通孔の距離
L0 は上記コア部をコア相当部と読み代えるものとす
る。
は、光ファイバのクラッド部の外形が円である場合に
は、その円の直径を意味し、また、光ファイバのクラッ
ド部の外形が正多角形の場合には、この正多角形の内接
円または外接円の直径を意味する。なお、正多角形の場
合には、これら直径の代わりに一辺の長さを用いてもよ
く、偶数の正多角形の場合には、対向面間隔を用いても
よい。このように、光ファイバのクラッド部外径Dとし
ては、光ファイバのクラッド部の外形を規定するサイズ
を用いることができる。また、クラッド相当部外径は前
記クラッド部をクラッド相当部と読み代えるものとす
る。貫通孔の距離L、L0 とは、例えばコア部中心から
同心円上に貫通孔が有る場合の光ファイバの貫通孔間の
距離Lは、コア部中心と貫通孔側面の距離など、貫通孔
の配置を規定するサイズを用いる。また、貫通孔の距離
L0 は上記コア部をコア相当部と読み代えるものとす
る。
【0006】本発明において、クラッド相当部及びクラ
ッド部は必ずしも円形断面である必要はなく、4角形、
6角形、8角形などの角形断面であってもよい。これら
角形断面のクラッド相当部からなる光ファイバ用プリフ
ォームからは、角形断面のクラッド部からなる光ファイ
バを製造することができる。角形断面のクラッド部を持
つ光ファイバは、偏波面の方向や貫通孔の方向が容易に
識別できるので、実用上優れている。本発明に関わる光
ファイバには、クラッド相当部及びクラッド部に複数の
貫通孔を有するが、これら貫通孔はコア部に対して対称
の位置に設けられているのが好ましい。貫通孔をコア部
に対して対称の位置に設けると、円形断面のコア部を持
つ光ファイバを製造しやすく、その上、偏波面保持特性
の大きな光ファイバを製造し易くなるからである。
ッド部は必ずしも円形断面である必要はなく、4角形、
6角形、8角形などの角形断面であってもよい。これら
角形断面のクラッド相当部からなる光ファイバ用プリフ
ォームからは、角形断面のクラッド部からなる光ファイ
バを製造することができる。角形断面のクラッド部を持
つ光ファイバは、偏波面の方向や貫通孔の方向が容易に
識別できるので、実用上優れている。本発明に関わる光
ファイバには、クラッド相当部及びクラッド部に複数の
貫通孔を有するが、これら貫通孔はコア部に対して対称
の位置に設けられているのが好ましい。貫通孔をコア部
に対して対称の位置に設けると、円形断面のコア部を持
つ光ファイバを製造しやすく、その上、偏波面保持特性
の大きな光ファイバを製造し易くなるからである。
【0007】
【作用】本発明は新しい実験的知見に基づくものであ
る。即ち、円形断面のコア相当部と該コア相当部を覆う
クラッド相当部からなり、クラッド相当部には複数の貫
通孔を有している光ファイバ用プリフォームを用いて、
前記貫通孔にガス圧を加えて貫通孔が潰れないように
し、かつ、クラッド部外径の光ファイバの貫通孔の距離
に対する比とクラッド相当部のプリフォームの貫通孔間
の距離に対する比を上記条件を満たすように保ちながら
加熱延伸する。その結果、プリフォーム断面の略相似形
状を保持したまま光ファイバを製造することができ、円
形断面のコア部を有する光ファイバを製作することがで
きる。
る。即ち、円形断面のコア相当部と該コア相当部を覆う
クラッド相当部からなり、クラッド相当部には複数の貫
通孔を有している光ファイバ用プリフォームを用いて、
前記貫通孔にガス圧を加えて貫通孔が潰れないように
し、かつ、クラッド部外径の光ファイバの貫通孔の距離
に対する比とクラッド相当部のプリフォームの貫通孔間
の距離に対する比を上記条件を満たすように保ちながら
加熱延伸する。その結果、プリフォーム断面の略相似形
状を保持したまま光ファイバを製造することができ、円
形断面のコア部を有する光ファイバを製作することがで
きる。
【0008】上記加熱延伸する工程は、通常の加熱延伸
装置や線引き装置で行うことができる。通常、貫通孔の
ある光ファイバ用プリフォームを加熱延伸すると、貫通
孔は潰れてしまう。そこで、貫通孔に、貫通孔が潰れ
ず、且つ、貫通孔が拡大、破裂しない範囲のガス圧を加
える。この圧力は加熱温度、延伸速度、光ファイバ用プ
リフォームの寸法などに依存する。通常の石英系シング
ルモード光ファイバ用プリフォームであれば、貫通孔内
外の差圧が1気圧(0.1MPa)以下であることが望
ましい。
装置や線引き装置で行うことができる。通常、貫通孔の
ある光ファイバ用プリフォームを加熱延伸すると、貫通
孔は潰れてしまう。そこで、貫通孔に、貫通孔が潰れ
ず、且つ、貫通孔が拡大、破裂しない範囲のガス圧を加
える。この圧力は加熱温度、延伸速度、光ファイバ用プ
リフォームの寸法などに依存する。通常の石英系シング
ルモード光ファイバ用プリフォームであれば、貫通孔内
外の差圧が1気圧(0.1MPa)以下であることが望
ましい。
【0009】本発明では、また、加熱延伸時に、クラッ
ド部外径の光ファイバの貫通孔の距離に対する比とクラ
ッド相当部外径のプリフォームの貫通孔の距離に対する
比の関係を略一定に保つことに特徴がある。通常の加熱
延伸では、延伸するにつれて、前記クラッド部外径の光
ファイバの貫通孔に対する比は増加する傾向にあり、従
ってコア部は楕円化する。そこで、貫通孔にガス圧を加
えながら、前記変化率とコア部の楕円率(短径/長径)
の関係を実験的に調べたところ、次のような結果が得ら
れた。
ド部外径の光ファイバの貫通孔の距離に対する比とクラ
ッド相当部外径のプリフォームの貫通孔の距離に対する
比の関係を略一定に保つことに特徴がある。通常の加熱
延伸では、延伸するにつれて、前記クラッド部外径の光
ファイバの貫通孔に対する比は増加する傾向にあり、従
ってコア部は楕円化する。そこで、貫通孔にガス圧を加
えながら、前記変化率とコア部の楕円率(短径/長径)
の関係を実験的に調べたところ、次のような結果が得ら
れた。
【0010】即ち、図1に示すように、プリフォームの
クラッド相当部外径をD0 、貫通孔距離をL0 とし、延
伸後の光ファイバのクラッド部外径をD1 、貫通孔距離
をL 1 とする。前記変化率Rは、 R=(D1 /L1 )/(D0 /L0 ) となる。該変化率Rは1より大きくなると、コア部の楕
円化は進むが、ガス圧を調節して、該変化率Rを1近傍
にすれば、コア部の楕円率は1に近くなり、コア部は真
円に近い形状になる。
クラッド相当部外径をD0 、貫通孔距離をL0 とし、延
伸後の光ファイバのクラッド部外径をD1 、貫通孔距離
をL 1 とする。前記変化率Rは、 R=(D1 /L1 )/(D0 /L0 ) となる。該変化率Rは1より大きくなると、コア部の楕
円化は進むが、ガス圧を調節して、該変化率Rを1近傍
にすれば、コア部の楕円率は1に近くなり、コア部は真
円に近い形状になる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。 実施例1.図1は、実施例1に用いたサイドホール付き
光ファイバ用プリフォームの断面図である。VAD法に
より作製されたプリフォーム1は、外形が円形であるク
ラッド相当部2の外径とコア相当部3の直径に対する比
が15.6、クラッド相当部外径D0 が26mmである
シングルモード光ファイバ用プリフォーム(コア相当部
・クラッド相当部間の比屈折率差0.35%)を用い
て、次のように製造された。即ち、コア部3に対して対
称であり、且つ貫通孔の距離L0 が4mmとなるクラッ
ド相当部2の位置に内径6mmの2個の貫通孔4を機械
加工で開けることによりプリフォーム1を製造した。
を詳細に説明する。 実施例1.図1は、実施例1に用いたサイドホール付き
光ファイバ用プリフォームの断面図である。VAD法に
より作製されたプリフォーム1は、外形が円形であるク
ラッド相当部2の外径とコア相当部3の直径に対する比
が15.6、クラッド相当部外径D0 が26mmである
シングルモード光ファイバ用プリフォーム(コア相当部
・クラッド相当部間の比屈折率差0.35%)を用い
て、次のように製造された。即ち、コア部3に対して対
称であり、且つ貫通孔の距離L0 が4mmとなるクラッ
ド相当部2の位置に内径6mmの2個の貫通孔4を機械
加工で開けることによりプリフォーム1を製造した。
【0012】上記貫通孔4を設けたプリフォーム1を、
図2に示した通常の線引き装置により線引き温度195
0℃、線引き速度20m/min.の条件で、クラッド
部外径D1 が125μmの光ファイバ1aに線引きし
た。このとき、プリフォーム1の先端を溶融して封じた
貫通孔4には窒素ガスで圧力を加えた。なお、図2にお
いて、11は圧力緩衝用容器、12は圧力計、13はニ
ードルバルブ、14は真空ポンプ、15は加熱炉、16
は被覆装置、17はキャプスタン、18は巻き取り装置
である。
図2に示した通常の線引き装置により線引き温度195
0℃、線引き速度20m/min.の条件で、クラッド
部外径D1 が125μmの光ファイバ1aに線引きし
た。このとき、プリフォーム1の先端を溶融して封じた
貫通孔4には窒素ガスで圧力を加えた。なお、図2にお
いて、11は圧力緩衝用容器、12は圧力計、13はニ
ードルバルブ、14は真空ポンプ、15は加熱炉、16
は被覆装置、17はキャプスタン、18は巻き取り装置
である。
【0013】窒素ガスの圧力を変えて上記条件で線引き
したときの、光ファイバのクラッド部外径D1 の貫通孔
間隔L1 に対する比の変化率(プリフォーム1を基準と
する)とコアの楕円率との関係を図3に示す。例えば、
貫通孔内の窒素ガス圧力を大気圧+50mmH2 O(即
ち、差圧を+50mmH2 O)とした場合には、得られ
た光ファイバのコア部の楕円率は0.99、クラッド部
外径の貫通孔間隔に対する比の変化率は0.98、貫通
孔径は38μmであり、ほぼ真円のコア部を有する光フ
ァイバが製造された。この光ファイバは図3のA点に相
当する。また、窒素ガス圧を変えて、大気圧+20mm
H2 O(即ち、差圧を+20mmH2 O)とした場合に
は、得られた光ファイバのコア部の楕円率は0.7、ク
ラッド部外径の貫通孔間隔に対する比の変化率は1.1
5、貫通孔径は22.02μmであり、真円に近いコア
部を有する光ファイバが製造された。この光ファイバは
図3のB点に相当する。さらに窒素ガス圧を変えて、大
気圧±0mmH2 O(即ち、差圧を±0)、大気圧−5
0mmH2 O(即ち、差圧を−50mmH2 O)とした
場合には、コア部の楕円率はそれぞれ、0.60、0.
55と低くなり、クラッド部外径の貫通孔間隔に対する
比の変化率は、それぞれ1.42、1.51(図3のC
点およびD点に相当)となる。
したときの、光ファイバのクラッド部外径D1 の貫通孔
間隔L1 に対する比の変化率(プリフォーム1を基準と
する)とコアの楕円率との関係を図3に示す。例えば、
貫通孔内の窒素ガス圧力を大気圧+50mmH2 O(即
ち、差圧を+50mmH2 O)とした場合には、得られ
た光ファイバのコア部の楕円率は0.99、クラッド部
外径の貫通孔間隔に対する比の変化率は0.98、貫通
孔径は38μmであり、ほぼ真円のコア部を有する光フ
ァイバが製造された。この光ファイバは図3のA点に相
当する。また、窒素ガス圧を変えて、大気圧+20mm
H2 O(即ち、差圧を+20mmH2 O)とした場合に
は、得られた光ファイバのコア部の楕円率は0.7、ク
ラッド部外径の貫通孔間隔に対する比の変化率は1.1
5、貫通孔径は22.02μmであり、真円に近いコア
部を有する光ファイバが製造された。この光ファイバは
図3のB点に相当する。さらに窒素ガス圧を変えて、大
気圧±0mmH2 O(即ち、差圧を±0)、大気圧−5
0mmH2 O(即ち、差圧を−50mmH2 O)とした
場合には、コア部の楕円率はそれぞれ、0.60、0.
55と低くなり、クラッド部外径の貫通孔間隔に対する
比の変化率は、それぞれ1.42、1.51(図3のC
点およびD点に相当)となる。
【0014】図3からわかるように、前記変化率Rを
1.1よりも小さくすると、コア部の楕円率は0.7よ
りも大きくなり、真円に近いコア部を有する光ファイバ
が製造される。特に、前記変化率Rを0.5〜1.07
にすると、ほぼ真円のコア部を有する光ファイバを製造
することができる。なお、記変化率Rを0.5よりも小
さくすると、コア部が貫通孔と直交する方向に潰れはじ
める。
1.1よりも小さくすると、コア部の楕円率は0.7よ
りも大きくなり、真円に近いコア部を有する光ファイバ
が製造される。特に、前記変化率Rを0.5〜1.07
にすると、ほぼ真円のコア部を有する光ファイバを製造
することができる。なお、記変化率Rを0.5よりも小
さくすると、コア部が貫通孔と直交する方向に潰れはじ
める。
【0015】実施例2.実施例2では、VAD法で作製
され、クラッド相当部の外径のコア相当部直径に対する
比が44.6、クラッド相当部の外径が41.5mmで
あるプリフォームの外形を機械研削により一辺が長さ2
7.93mmの正方形としたものである。なお、前記正
方形の一辺の長さのコア径に対する比は30.0であ
る。この正方形のプリフォームのクラッド相当部に、径
6mmの貫通孔をコア部を中心として対称となる位置に
4mmの間隔で2個機械加工により開けた。このプリフ
ォームを通常の線引き装置により、線引き温度1950
℃、線引き速度20m/min.の条件で、貫通孔に大
気圧+30mmH2 O(即ち、差圧+30mmH2 O)
の窒素ガス圧を加えて、面間隔(正方形の一辺の長さ)
が125μmである光ファイバに線引きした。その結
果、クラッド部面間隔の貫通孔間隔に対する比の変化率
R(線引き前のプリフォームを基準とする)は0.92
であり、得られた光ファイバのコア部は、楕円率が0.
99であり、ほぼ真円であった。また、上記線引きで、
貫通孔内の窒素ガス圧を大気圧+15mmH2 O(即
ち、差圧+15mmH2 O)とした場合には、前記変化
率Rは1.05、コア部の楕円率は0.89であった。
さらに、貫通孔内の窒素ガス圧を大気圧(即ち、差圧±
0)とした場合には、変化率Rは1.17となり、コア
部の楕円率は0.63になった。以上の結果を図4に示
した。図4からわかるように、クラッド部面間隔の貫通
孔間隔に対する比の変化率Rを1.1よりも小さくする
ことにより、コア部の楕円率が0.7以上のほぼ真円の
コア部を有した光ファイバを製造することができる。
され、クラッド相当部の外径のコア相当部直径に対する
比が44.6、クラッド相当部の外径が41.5mmで
あるプリフォームの外形を機械研削により一辺が長さ2
7.93mmの正方形としたものである。なお、前記正
方形の一辺の長さのコア径に対する比は30.0であ
る。この正方形のプリフォームのクラッド相当部に、径
6mmの貫通孔をコア部を中心として対称となる位置に
4mmの間隔で2個機械加工により開けた。このプリフ
ォームを通常の線引き装置により、線引き温度1950
℃、線引き速度20m/min.の条件で、貫通孔に大
気圧+30mmH2 O(即ち、差圧+30mmH2 O)
の窒素ガス圧を加えて、面間隔(正方形の一辺の長さ)
が125μmである光ファイバに線引きした。その結
果、クラッド部面間隔の貫通孔間隔に対する比の変化率
R(線引き前のプリフォームを基準とする)は0.92
であり、得られた光ファイバのコア部は、楕円率が0.
99であり、ほぼ真円であった。また、上記線引きで、
貫通孔内の窒素ガス圧を大気圧+15mmH2 O(即
ち、差圧+15mmH2 O)とした場合には、前記変化
率Rは1.05、コア部の楕円率は0.89であった。
さらに、貫通孔内の窒素ガス圧を大気圧(即ち、差圧±
0)とした場合には、変化率Rは1.17となり、コア
部の楕円率は0.63になった。以上の結果を図4に示
した。図4からわかるように、クラッド部面間隔の貫通
孔間隔に対する比の変化率Rを1.1よりも小さくする
ことにより、コア部の楕円率が0.7以上のほぼ真円の
コア部を有した光ファイバを製造することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ア相当部と該コア相当部を覆うクラッド相当部からな
り、該クラッド相当部には複数の貫通孔を有するプリフ
ォームを該貫通孔にガス圧を加えつつ、 (D/L)/(D0 /L0 )<1.1 となるように加熱延伸してプリフォームを線引きするた
め、プリフォームの断面の略相似形状を保持した、円形
断面のコア部を有する光ファイバを製作することができ
る。ここで、D0 はプリフォームのクラッド相当部外
径、Dは光ファイバのクラッド部外径、L0 はプリフォ
ームの二つの貫通孔間の距離、LはL0 に対応する光フ
ァイバの貫通孔間の距離である。
ア相当部と該コア相当部を覆うクラッド相当部からな
り、該クラッド相当部には複数の貫通孔を有するプリフ
ォームを該貫通孔にガス圧を加えつつ、 (D/L)/(D0 /L0 )<1.1 となるように加熱延伸してプリフォームを線引きするた
め、プリフォームの断面の略相似形状を保持した、円形
断面のコア部を有する光ファイバを製作することができ
る。ここで、D0 はプリフォームのクラッド相当部外
径、Dは光ファイバのクラッド部外径、L0 はプリフォ
ームの二つの貫通孔間の距離、LはL0 に対応する光フ
ァイバの貫通孔間の距離である。
【図1】本発明に係る光ファイバの製造方法の実施例1
に用いたプリフォームの断面図である。
に用いたプリフォームの断面図である。
【図2】上記製造方法に用いた装置の説明図である。
【図3】上記実施例における、クラッド部外径の貫通孔
間隔に対する比の変化率とコアの楕円率との関係を示す
図である。
間隔に対する比の変化率とコアの楕円率との関係を示す
図である。
【図4】本発明にかかる製造方法の他の実施例における
クラッド部面間隔の貫通孔間隔に対する比の変化率(線
引き前のプリフォームを基準とする)とコア部の楕円率
との関係を示す図である。
クラッド部面間隔の貫通孔間隔に対する比の変化率(線
引き前のプリフォームを基準とする)とコア部の楕円率
との関係を示す図である。
1 プリフォーム 2 クラッド相当部 3 コア相当部 4 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 コア相当部と該コア相当部を覆うクラッ
ド相当部からなり、該クラッド相当部には複数の貫通孔
を有するプリフォームを該貫通孔にガス圧を加えつつ、 (D/L)/(D0 /L0 )<1.1 となるように加熱、延伸してプリフォームと相似形の光
ファイバを線引きすることを特徴とする光ファイバの製
造方法。 ただし、D0 はプリフォームのクラッド相当部外径 Dは光ファイバのクラッド部外径 L0 はプリフォームの二つの貫通孔間の距離 LはL0 に対応する光ファイバの貫通孔間の距離
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13511595A JPH08333128A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ファイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13511595A JPH08333128A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ファイバの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08333128A true JPH08333128A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15144186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13511595A Pending JPH08333128A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ファイバの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08333128A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100728757B1 (ko) * | 2006-01-27 | 2007-06-19 | 주식회사 옵토매직 | 공기홀을 갖는 광섬유의 제조 방법 및 그 광섬유 |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP13511595A patent/JPH08333128A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100728757B1 (ko) * | 2006-01-27 | 2007-06-19 | 주식회사 옵토매직 | 공기홀을 갖는 광섬유의 제조 방법 및 그 광섬유 |
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