JPH08334211A - 蒸気発生プラントの給水制御装置 - Google Patents
蒸気発生プラントの給水制御装置Info
- Publication number
- JPH08334211A JPH08334211A JP14035995A JP14035995A JPH08334211A JP H08334211 A JPH08334211 A JP H08334211A JP 14035995 A JP14035995 A JP 14035995A JP 14035995 A JP14035995 A JP 14035995A JP H08334211 A JPH08334211 A JP H08334211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- control
- supply system
- change rate
- steam generating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、より短時間で蒸気発生プラン
トへの複数の給水制御系統の切替等が可能な蒸気発生プ
ラントの給水制御装置を提供するにある。 【構成】モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)の給水系統
を用いて、蒸気発生プラントのプラント負荷であるボイ
ラ20の水位yに基づいて、一定になるように水位制御
器23によりフィ−ドバック制御する。制御信号変化率
設定部10は、蒸気発生プラントの状態を表すシステム
状態値d1を用いて、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)の給水系統を手動モ−ドで制御するための制御信号
の第1の信号変化率及びこの信号変化率よりも絶対値が
小さく、しかも、逆極性の第2の信号変化率を出力す
る。制御信号生成部11は、第1及び第2の信号変化率
をそれぞれ積分して制御信号を出力する。制御信号生成
部12が出力する制御信号に基づいて、タ−ビン駆動ポ
ンプ(TD−RFP)の給水系統を制御する。モ−タ駆
動ポンプ(MD−RFP)の給水系統は、第2の信号変
化率に基づいても制御される。
トへの複数の給水制御系統の切替等が可能な蒸気発生プ
ラントの給水制御装置を提供するにある。 【構成】モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)の給水系統
を用いて、蒸気発生プラントのプラント負荷であるボイ
ラ20の水位yに基づいて、一定になるように水位制御
器23によりフィ−ドバック制御する。制御信号変化率
設定部10は、蒸気発生プラントの状態を表すシステム
状態値d1を用いて、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)の給水系統を手動モ−ドで制御するための制御信号
の第1の信号変化率及びこの信号変化率よりも絶対値が
小さく、しかも、逆極性の第2の信号変化率を出力す
る。制御信号生成部11は、第1及び第2の信号変化率
をそれぞれ積分して制御信号を出力する。制御信号生成
部12が出力する制御信号に基づいて、タ−ビン駆動ポ
ンプ(TD−RFP)の給水系統を制御する。モ−タ駆
動ポンプ(MD−RFP)の給水系統は、第2の信号変
化率に基づいても制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の給水ポンプを有
する蒸気発生プラントの給水制御装置に係り、特に、複
数の給水ポンプの制御系統を蒸気発生プラントの運転稼
働状態に関連して切替える方式に好適な蒸気発生プラン
トの給水制御装置に関する。
する蒸気発生プラントの給水制御装置に係り、特に、複
数の給水ポンプの制御系統を蒸気発生プラントの運転稼
働状態に関連して切替える方式に好適な蒸気発生プラン
トの給水制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の給水ポンプを用いる蒸気発生プラ
ントとしては、原子力プラントや火力プラントがある
が、これらの蒸気発生プラントにおいては、例えば,タ
−ビン駆動ポンプ(以下TD−RFPと称する)や、モ
−タ駆動ポンプ(以下MD−RFPと称する)のような
複数の給水ポンプを使用している。これらの給水ポンプ
は、その給水能力や給水特性が異なるので、プラントの
出力に対応した給水性能を得るために、複数の給水ポン
プを順次切替えて使用している。モ−タ駆動ポンプ(M
D−RFP)は、モ−タの回転数は一定として、給水量
は一定のまま、その後段の給水系に配置した給水調節弁
の開度を制御して給水量を制御するものであるため、原
子力プラントや火力プラント等の蒸気発生プラントの低
出力時の給水に使用される。また、タ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)は、蒸気発生プラントから発生した蒸
気を利用するものであり、タ−ビンの回転数を制御し
て、給水量を制御するものであるため、蒸気発生プラン
トの高出力時の給水に使用される。
ントとしては、原子力プラントや火力プラントがある
が、これらの蒸気発生プラントにおいては、例えば,タ
−ビン駆動ポンプ(以下TD−RFPと称する)や、モ
−タ駆動ポンプ(以下MD−RFPと称する)のような
複数の給水ポンプを使用している。これらの給水ポンプ
は、その給水能力や給水特性が異なるので、プラントの
出力に対応した給水性能を得るために、複数の給水ポン
プを順次切替えて使用している。モ−タ駆動ポンプ(M
D−RFP)は、モ−タの回転数は一定として、給水量
は一定のまま、その後段の給水系に配置した給水調節弁
の開度を制御して給水量を制御するものであるため、原
子力プラントや火力プラント等の蒸気発生プラントの低
出力時の給水に使用される。また、タ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)は、蒸気発生プラントから発生した蒸
気を利用するものであり、タ−ビンの回転数を制御し
て、給水量を制御するものであるため、蒸気発生プラン
トの高出力時の給水に使用される。
【0003】したがって、蒸気発生プラントの出力の上
昇に伴って、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)により
給水する制御状態から、タ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)による給水の制御状態への切替が行われる。この
切替は、第1には、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)を起動し、それに伴って、モ−タ駆動ポンプ(MD
−RFP)からの給水量を減少する切替起動制御と、第
2には、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)とタ−ビン
駆動ポンプ(TD−RFP)のそれぞれの給水制御状態
が所定の状態になった段階で、モ−タ駆動ポンプ(MD
−RFP)を停止するように給水量を減少制御し、最終
的にはモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)を停止するよ
うに制御し、一方では、タ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)からの給水量を増加する切替停止制御がある。
昇に伴って、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)により
給水する制御状態から、タ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)による給水の制御状態への切替が行われる。この
切替は、第1には、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)を起動し、それに伴って、モ−タ駆動ポンプ(MD
−RFP)からの給水量を減少する切替起動制御と、第
2には、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)とタ−ビン
駆動ポンプ(TD−RFP)のそれぞれの給水制御状態
が所定の状態になった段階で、モ−タ駆動ポンプ(MD
−RFP)を停止するように給水量を減少制御し、最終
的にはモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)を停止するよ
うに制御し、一方では、タ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)からの給水量を増加する切替停止制御がある。
【0004】また、1台のタ−ビン駆動ポンプ(TD−
RFP)によって給水している状態から、2台目のタ−
ビン駆動ポンプ(TD−RFP)による給水を開始し、
1台目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)の給水量
を減少することにより、2台のタ−ビン駆動ポンプ(T
D−RFP)を並列運転する追加起動制御がある。さら
には、上述の制御とは逆に、蒸気発生プラントの出力の
減少に伴って、2台用いていたタ−ビン駆動ポンプ(T
D−RFP)の内の1台を停止する停止制御、及びタ−
ビン駆動ポンプ(TD−RFP)からモ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)への切替制御がある。
RFP)によって給水している状態から、2台目のタ−
ビン駆動ポンプ(TD−RFP)による給水を開始し、
1台目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)の給水量
を減少することにより、2台のタ−ビン駆動ポンプ(T
D−RFP)を並列運転する追加起動制御がある。さら
には、上述の制御とは逆に、蒸気発生プラントの出力の
減少に伴って、2台用いていたタ−ビン駆動ポンプ(T
D−RFP)の内の1台を停止する停止制御、及びタ−
ビン駆動ポンプ(TD−RFP)からモ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)への切替制御がある。
【0005】なお、これらの切替制御,追加制御や停止
制御にあっては、蒸気発生プラントの出力は一定に保た
れた状態で給水系の制御が行われる。
制御にあっては、蒸気発生プラントの出力は一定に保た
れた状態で給水系の制御が行われる。
【0006】そこで、従来の給水制御系では、最初に、
タ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)をオープンループ
制御の手動モード運転とし、給水制御装置よりポンプ流
量増加信号を出力し、給水ポンプタービンの回転数を増
加させる。このタービン回転数の増加に伴い、タ−ビン
駆動ポンプ(TD−RFP)の回転数が増加し、その結
果、給水流量が増加する。この時、モ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)は水位や水蒸気流量等のプラントの負
荷が一定となるようにフィードバック制御される自動モ
ード運転となっている。タ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)の手動起動により、給水流量が増加し、原子炉の
水位や火力プラントのボイラーの水位や水蒸気流量等の
プラント負荷が上昇するが、モ−タ駆動ポンプ(MD−
RFP)の給水制御装置は、自動運転モードにより、主
水位制御器の制御演算によって給水量を減少させる制御
信号を出力し、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)から
の給水量を減少させ、水位や水蒸気流量等のプラント負
荷を減少させ、水位や水蒸気流量等のプラント負荷を一
定にするようにフィードバック制御を行っている。
タ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)をオープンループ
制御の手動モード運転とし、給水制御装置よりポンプ流
量増加信号を出力し、給水ポンプタービンの回転数を増
加させる。このタービン回転数の増加に伴い、タ−ビン
駆動ポンプ(TD−RFP)の回転数が増加し、その結
果、給水流量が増加する。この時、モ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)は水位や水蒸気流量等のプラントの負
荷が一定となるようにフィードバック制御される自動モ
ード運転となっている。タ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)の手動起動により、給水流量が増加し、原子炉の
水位や火力プラントのボイラーの水位や水蒸気流量等の
プラント負荷が上昇するが、モ−タ駆動ポンプ(MD−
RFP)の給水制御装置は、自動運転モードにより、主
水位制御器の制御演算によって給水量を減少させる制御
信号を出力し、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)から
の給水量を減少させ、水位や水蒸気流量等のプラント負
荷を減少させ、水位や水蒸気流量等のプラント負荷を一
定にするようにフィードバック制御を行っている。
【0007】以上の操作の場合には、手動操作、自動制
御に係わらず、操作対象となる制御系統は手動運転モー
ドとよび、一方、システムの運転状態を保つため制御装
置によりフィードバック制御により自動制御されている
制御系統は自動運転モードとよぶ。一般に、システムの
運転稼働状態における安全上の観点から、制御系統の切
替起動,切替停止,追加起動,停止等の各制御モードに
おいても自動運転モードは機能させている。そのため、
前述した操作信号あるいは制御信号は、手動運転モード
の制御系統にのみ入力され、その他の制御系統は通常運
転時と同様に、システムの運転状態の変動を抑制するこ
とを目的として自動制御されている。
御に係わらず、操作対象となる制御系統は手動運転モー
ドとよび、一方、システムの運転状態を保つため制御装
置によりフィードバック制御により自動制御されている
制御系統は自動運転モードとよぶ。一般に、システムの
運転稼働状態における安全上の観点から、制御系統の切
替起動,切替停止,追加起動,停止等の各制御モードに
おいても自動運転モードは機能させている。そのため、
前述した操作信号あるいは制御信号は、手動運転モード
の制御系統にのみ入力され、その他の制御系統は通常運
転時と同様に、システムの運転状態の変動を抑制するこ
とを目的として自動制御されている。
【0008】蒸気発生プラントにおいて、モ−タ駆動ポ
ンプ(MD−RFP)により給水を行っている状態か
ら、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)を起動して給
水ポンプ切替を行う場合、自動モード運転中のモ−タ駆
動ポンプ(MD−RFP)は、原子炉の水位等のプラン
ト負荷の変動が生じてから、主水位制御器より出力され
る制御信号により、水位変動を抑えるようにポンプ流量
を調節するため、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)
の流量変化に対して、モ−タ駆動ポンプ(MD−RF
P)の流量変化に遅れが発生する。この遅れ(ミスマッ
チ)により、給水流量が変動する。給水流量が大幅に変
動して警戒水位等のプラント負荷の許容値をオーバーす
ると、切替操作の一時中断等を行う必要が発生するため
に、給水系統の切替に時間を要する。また、大幅な水位
変動を発生させないようにするには、タ−ビン駆動ポン
プ(TD−RFP)に与える給水流量増加のための制御
信号の変化率を低めに設定すればよいが、このように変
化率を低くした場合も切替に時間を要することになる。
いづれにしても、従来の方法にあっては、給水系統の切
替等に時間を要し、一例を上げるならば、タ−ビン駆動
ポンプ(TD−RFP)を起動し、モ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)を停止するまでの、切替起動制御及び
切替停止制御に約1時間を要していた。
ンプ(MD−RFP)により給水を行っている状態か
ら、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)を起動して給
水ポンプ切替を行う場合、自動モード運転中のモ−タ駆
動ポンプ(MD−RFP)は、原子炉の水位等のプラン
ト負荷の変動が生じてから、主水位制御器より出力され
る制御信号により、水位変動を抑えるようにポンプ流量
を調節するため、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)
の流量変化に対して、モ−タ駆動ポンプ(MD−RF
P)の流量変化に遅れが発生する。この遅れ(ミスマッ
チ)により、給水流量が変動する。給水流量が大幅に変
動して警戒水位等のプラント負荷の許容値をオーバーす
ると、切替操作の一時中断等を行う必要が発生するため
に、給水系統の切替に時間を要する。また、大幅な水位
変動を発生させないようにするには、タ−ビン駆動ポン
プ(TD−RFP)に与える給水流量増加のための制御
信号の変化率を低めに設定すればよいが、このように変
化率を低くした場合も切替に時間を要することになる。
いづれにしても、従来の方法にあっては、給水系統の切
替等に時間を要し、一例を上げるならば、タ−ビン駆動
ポンプ(TD−RFP)を起動し、モ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)を停止するまでの、切替起動制御及び
切替停止制御に約1時間を要していた。
【0009】そこで、これらに要する時間を短縮する方
法として、例えば、特開平4−194503号公報や特
開平1−263598号公報に記載のように、手動運転
モードの制御系統への増加の制御信号の出力に合わせ
て、自動運転モードの制御系統の自動制御を行なう制御
装置の出力信号に、この増加の制御信号と絶対値が等し
く逆極性の減少のバイアス信号を加算して補正する方法
が知られている。
法として、例えば、特開平4−194503号公報や特
開平1−263598号公報に記載のように、手動運転
モードの制御系統への増加の制御信号の出力に合わせ
て、自動運転モードの制御系統の自動制御を行なう制御
装置の出力信号に、この増加の制御信号と絶対値が等し
く逆極性の減少のバイアス信号を加算して補正する方法
が知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者らがかかる切替方法等について実証した結果、上述の
絶対値が等しく逆極性のバイアス信号を用いる方法を利
用しても、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)を起動
し、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)を停止するまで
の、切替起動制御及び切替停止制御に約30分間を要す
ることが判明した。
者らがかかる切替方法等について実証した結果、上述の
絶対値が等しく逆極性のバイアス信号を用いる方法を利
用しても、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)を起動
し、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)を停止するまで
の、切替起動制御及び切替停止制御に約30分間を要す
ることが判明した。
【0011】本発明の目的は、より短時間で蒸気発生プ
ラントへの複数の給水制御系統の切替等が可能な蒸気発
生プラントの給水制御装置を提供するにある。
ラントへの複数の給水制御系統の切替等が可能な蒸気発
生プラントの給水制御装置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の給水系統から蒸気発生プラントに
給水する給水系統を切替えて制御する蒸気発生プラント
の給水制御装置において、第1の給水系統を用いて、上
記蒸気発生プラントのプラント負荷に基づいて、このプ
ラント負荷が一定になるようにフィ−ドバック制御する
第1の制御手段と、上記蒸気発生プラントの状態を表す
システム状態値を用いて、第2の給水系統を手動モ−ド
で制御するための制御信号の第1の信号変化率を出力
し、この信号変化率を用いて、第2の給水系統を制御す
るとともに、さらに、上記信号変化率よりも絶対値が小
さく、しかも、逆極性の第2の信号変化率を出力する第
2の制御手段とを備え、上記第1の制御手段は、上記第
2の信号変化率に基づいて上記第1の給水系統を制御す
るようにしたものである。
に、本発明は、複数の給水系統から蒸気発生プラントに
給水する給水系統を切替えて制御する蒸気発生プラント
の給水制御装置において、第1の給水系統を用いて、上
記蒸気発生プラントのプラント負荷に基づいて、このプ
ラント負荷が一定になるようにフィ−ドバック制御する
第1の制御手段と、上記蒸気発生プラントの状態を表す
システム状態値を用いて、第2の給水系統を手動モ−ド
で制御するための制御信号の第1の信号変化率を出力
し、この信号変化率を用いて、第2の給水系統を制御す
るとともに、さらに、上記信号変化率よりも絶対値が小
さく、しかも、逆極性の第2の信号変化率を出力する第
2の制御手段とを備え、上記第1の制御手段は、上記第
2の信号変化率に基づいて上記第1の給水系統を制御す
るようにしたものである。
【0013】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記第2の制御手段は、上記蒸気発
生プラントの状態を表すシステム状態値を用いて、第2
の給水系統を手動モ−ドで制御するための制御信号の第
1の信号変化率を出力する制御信号変化率設定手段と、
この制御信号変化率設定手段が出力する第1及び第2の
信号変化率をそれぞれ積分して制御信号を出力する制御
信号生成手段から構成され、この制御信号生成手段が出
力する制御信号に基づいて、第2の給水系統を制御する
ようにしたものである。
いて、好ましくは、上記第2の制御手段は、上記蒸気発
生プラントの状態を表すシステム状態値を用いて、第2
の給水系統を手動モ−ドで制御するための制御信号の第
1の信号変化率を出力する制御信号変化率設定手段と、
この制御信号変化率設定手段が出力する第1及び第2の
信号変化率をそれぞれ積分して制御信号を出力する制御
信号生成手段から構成され、この制御信号生成手段が出
力する制御信号に基づいて、第2の給水系統を制御する
ようにしたものである。
【0014】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記第1の給水系統は、第1のタ−
ビン駆動ポンプを用いる給水系統であり、上記第2の給
水系統は、第2のタ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統
であり、上記第1の制御手段により、上記第1の給水系
統が自動制御モ−ドで制御されている状態において、上
記第2の制御手段により、上記第2の給水系統を手動制
御モ−ドで起動するようにしたものである。
いて、好ましくは、上記第1の給水系統は、第1のタ−
ビン駆動ポンプを用いる給水系統であり、上記第2の給
水系統は、第2のタ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統
であり、上記第1の制御手段により、上記第1の給水系
統が自動制御モ−ドで制御されている状態において、上
記第2の制御手段により、上記第2の給水系統を手動制
御モ−ドで起動するようにしたものである。
【0015】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記第1の給水系統は、第1のタ−
ビン駆動ポンプを用いる給水系統であり、上記第2の給
水系統は、第2のタ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統
であり、上記第1の給水系統及び上記第2の給水系統に
より上記蒸気発生プラントへの給水が行われている状態
において、上記第1の制御手段により、上記第1の給水
系統が自動制御モ−ドで制御し、上記第2の制御手段に
より、上記第2の給水系統を手動制御モ−ドで停止する
ようにしたものである。
いて、好ましくは、上記第1の給水系統は、第1のタ−
ビン駆動ポンプを用いる給水系統であり、上記第2の給
水系統は、第2のタ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統
であり、上記第1の給水系統及び上記第2の給水系統に
より上記蒸気発生プラントへの給水が行われている状態
において、上記第1の制御手段により、上記第1の給水
系統が自動制御モ−ドで制御し、上記第2の制御手段に
より、上記第2の給水系統を手動制御モ−ドで停止する
ようにしたものである。
【0016】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、さらに、上記第2の制御手段は、上
記制御信号生成手段が出力する第1及び第2の制御信号
を切替える制御モ−ド切替手段と、上記第1及び第2の
制御信号に基づいて、制御モ−ドを切替えるタイミング
を判定するモ−ド切替判定手段を備えるようにしたもの
である。
いて、好ましくは、さらに、上記第2の制御手段は、上
記制御信号生成手段が出力する第1及び第2の制御信号
を切替える制御モ−ド切替手段と、上記第1及び第2の
制御信号に基づいて、制御モ−ドを切替えるタイミング
を判定するモ−ド切替判定手段を備えるようにしたもの
である。
【0017】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記第1の給水系統は、モ−タ駆動
ポンプを用いる給水系統であり、上記第2の給水系統
は、第1のタ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統であ
り、上記第1の制御手段により、上記第1の給水系統が
自動制御モ−ドで制御されている状態において、上記第
2の制御手段により、上記第2の給水系統を手動制御モ
−ドで起動し、さらに、上記モ−ド切替判定手段が出力
するタイミング信号により、上記制御モ−ド切替手段の
切替動作を行い、上記第1の制御手段により、上記第2
の給水系統を自動制御モ−ドで制御し、上記第1の制御
手段により、上記第2の給水系統を手動制御モ−ドで停
止制御するようにしたものである。
いて、好ましくは、上記第1の給水系統は、モ−タ駆動
ポンプを用いる給水系統であり、上記第2の給水系統
は、第1のタ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統であ
り、上記第1の制御手段により、上記第1の給水系統が
自動制御モ−ドで制御されている状態において、上記第
2の制御手段により、上記第2の給水系統を手動制御モ
−ドで起動し、さらに、上記モ−ド切替判定手段が出力
するタイミング信号により、上記制御モ−ド切替手段の
切替動作を行い、上記第1の制御手段により、上記第2
の給水系統を自動制御モ−ドで制御し、上記第1の制御
手段により、上記第2の給水系統を手動制御モ−ドで停
止制御するようにしたものである。
【0018】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記第2の制御手段により、上記第
2の給水系統を手動制御モ−ドで起動する時の制御信号
変化率の絶対値は、上記第1の制御手段により、上記第
2の給水系統を手動制御モ−ドで停止制御する時の制御
信号変化率の絶対値よりも小さいものとするものであ
る。
いて、好ましくは、上記第2の制御手段により、上記第
2の給水系統を手動制御モ−ドで起動する時の制御信号
変化率の絶対値は、上記第1の制御手段により、上記第
2の給水系統を手動制御モ−ドで停止制御する時の制御
信号変化率の絶対値よりも小さいものとするものであ
る。
【0019】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記第1の給水系統は、第1のタ−
ビン駆動ポンプを用いる給水系統であり、上記第2の給
水系統は、モ−タ駆動ポンプを用いる給水系統であり、
上記第1の制御手段により、上記第1の給水系統が自動
制御モ−ドで制御されている状態において、上記第2の
制御手段により、上記第2の給水系統を手動制御モ−ド
で起動し、さらに、上記モ−ド切替判定手段が出力する
タイミング信号により、上記制御モ−ド切替手段の切替
動作を行い、上記第1の制御手段により、上記第2の給
水系統を自動制御モ−ドで制御し、上記第1の制御手段
により、上記第2の給水系統を手動制御モ−ドで停止制
御するようにしたものである。
いて、好ましくは、上記第1の給水系統は、第1のタ−
ビン駆動ポンプを用いる給水系統であり、上記第2の給
水系統は、モ−タ駆動ポンプを用いる給水系統であり、
上記第1の制御手段により、上記第1の給水系統が自動
制御モ−ドで制御されている状態において、上記第2の
制御手段により、上記第2の給水系統を手動制御モ−ド
で起動し、さらに、上記モ−ド切替判定手段が出力する
タイミング信号により、上記制御モ−ド切替手段の切替
動作を行い、上記第1の制御手段により、上記第2の給
水系統を自動制御モ−ドで制御し、上記第1の制御手段
により、上記第2の給水系統を手動制御モ−ドで停止制
御するようにしたものである。
【0020】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記第1の制御手段により、上記第
1の給水系統が自動制御モ−ドで制御する時の制御信号
変化率の絶対値は、上記第1の制御手段により、上記第
2の給水系統を手動制御モ−ドで停止制御する時の制御
信号変化率の絶対値よりも大きいようにしたものであ
る。
いて、好ましくは、上記第1の制御手段により、上記第
1の給水系統が自動制御モ−ドで制御する時の制御信号
変化率の絶対値は、上記第1の制御手段により、上記第
2の給水系統を手動制御モ−ドで停止制御する時の制御
信号変化率の絶対値よりも大きいようにしたものであ
る。
【0021】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記プラント負荷は、ボイラの水位
としたものである。
いて、好ましくは、上記プラント負荷は、ボイラの水位
としたものである。
【0022】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記プラント負荷は、ボイラが発生
する水蒸気流量としたものである。
いて、好ましくは、上記プラント負荷は、ボイラが発生
する水蒸気流量としたものである。
【0023】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記プラント負荷は、上記ボイラの
水位の計測値と目標水位の偏差としたものである。
いて、好ましくは、上記プラント負荷は、上記ボイラの
水位の計測値と目標水位の偏差としたものである。
【0024】上記蒸気発生プラントの給水制御装置にお
いて、好ましくは、上記制御信号生成手段は、さらに、
制御信号変化率として零を記憶する記憶手段を備え、上
記蒸気発生プラントの異常発生時には、この記憶手段に
記憶された制御信号変化率に基づいて制御信号を生成す
るようにしたものである。
いて、好ましくは、上記制御信号生成手段は、さらに、
制御信号変化率として零を記憶する記憶手段を備え、上
記蒸気発生プラントの異常発生時には、この記憶手段に
記憶された制御信号変化率に基づいて制御信号を生成す
るようにしたものである。
【0025】
【作用】本発明では、第1の給水系統を用いて、蒸気発
生プラントのプラント負荷に基づいて、このプラント負
荷が一定になるようにフィ−ドバック制御する第1の制
御手段と、蒸気発生プラントの状態を表すシステム状態
値を用いて、第2の給水系統を手動モ−ドで制御するた
めの制御信号の第1の信号変化率を出力し、この信号変
化率を用いて、第2の給水系統を制御するとともに、さ
らに、信号変化率よりも絶対値が小さく、しかも、逆極
性の第2の信号変化率を出力する第2の制御手段とを備
え、第1の制御手段は、第2の信号変化率に基づいて第
1の給水系統を制御することにより、給水制御系統の切
替を短時間で行い得るものとなる。
生プラントのプラント負荷に基づいて、このプラント負
荷が一定になるようにフィ−ドバック制御する第1の制
御手段と、蒸気発生プラントの状態を表すシステム状態
値を用いて、第2の給水系統を手動モ−ドで制御するた
めの制御信号の第1の信号変化率を出力し、この信号変
化率を用いて、第2の給水系統を制御するとともに、さ
らに、信号変化率よりも絶対値が小さく、しかも、逆極
性の第2の信号変化率を出力する第2の制御手段とを備
え、第1の制御手段は、第2の信号変化率に基づいて第
1の給水系統を制御することにより、給水制御系統の切
替を短時間で行い得るものとなる。
【0026】また、第2の制御手段は、蒸気発生プラン
トの状態を表すシステム状態値を用いて、第2の給水系
統を手動モ−ドで制御するための制御信号の第1の信号
変化率を出力する制御信号変化率設定手段と、この制御
信号変化率設定手段が出力する第1及び第2の信号変化
率をそれぞれ積分して制御信号を出力する制御信号生成
手段から構成され、この制御信号生成手段が出力する制
御信号に基づいて、第2の給水系統を制御することによ
り、連続的に切替を行い得るものとなる。
トの状態を表すシステム状態値を用いて、第2の給水系
統を手動モ−ドで制御するための制御信号の第1の信号
変化率を出力する制御信号変化率設定手段と、この制御
信号変化率設定手段が出力する第1及び第2の信号変化
率をそれぞれ積分して制御信号を出力する制御信号生成
手段から構成され、この制御信号生成手段が出力する制
御信号に基づいて、第2の給水系統を制御することによ
り、連続的に切替を行い得るものとなる。
【0027】また、さらに、第1の給水系統は、第1の
タ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統であり、第2の給
水系統は、第2のタ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統
であり、第1の制御手段により、第1の給水系統が自動
制御モ−ドで制御されている状態において、第2の制御
手段により、記第2の給水系統を手動制御モ−ドで起動
することにより、タ−ビン駆動ポンプの給水系統を短時
間で追加起動し得るものとなる。
タ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統であり、第2の給
水系統は、第2のタ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統
であり、第1の制御手段により、第1の給水系統が自動
制御モ−ドで制御されている状態において、第2の制御
手段により、記第2の給水系統を手動制御モ−ドで起動
することにより、タ−ビン駆動ポンプの給水系統を短時
間で追加起動し得るものとなる。
【0028】また、第1の給水系統は、第1のタ−ビン
駆動ポンプを用いる給水系統であり、第2の給水系統
は、第2のタ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統であ
り、第1の給水系統及び第2の給水系統により蒸気発生
プラントへの給水が行われている状態において、第1の
制御手段により、第1の給水系統が自動制御モ−ドで制
御し、第2の制御手段により、第2の給水系統を手動制
御モ−ドで停止することにより、タ−ビン駆動ポンプの
給水系統の停止を短時間で行い得るものとなる。
駆動ポンプを用いる給水系統であり、第2の給水系統
は、第2のタ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統であ
り、第1の給水系統及び第2の給水系統により蒸気発生
プラントへの給水が行われている状態において、第1の
制御手段により、第1の給水系統が自動制御モ−ドで制
御し、第2の制御手段により、第2の給水系統を手動制
御モ−ドで停止することにより、タ−ビン駆動ポンプの
給水系統の停止を短時間で行い得るものとなる。
【0029】また、さらに、第2の制御手段は、制御信
号生成手段が出力する第1及び第2の制御信号を切替え
る制御モ−ド切替手段と、第1及び第2の制御信号に基
づいて、制御モ−ドを切替えるタイミングを判定するモ
−ド切替判定手段を備えることにより、制御モ−ドの切
替えを含む給水系統の切替えを短時間で行い得るものと
なる。
号生成手段が出力する第1及び第2の制御信号を切替え
る制御モ−ド切替手段と、第1及び第2の制御信号に基
づいて、制御モ−ドを切替えるタイミングを判定するモ
−ド切替判定手段を備えることにより、制御モ−ドの切
替えを含む給水系統の切替えを短時間で行い得るものと
なる。
【0030】また、第1の給水系統は、モ−タ駆動ポン
プを用いる給水系統であり、第2の給水系統は、第1の
タ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統であり、第1の制
御手段により、第1の給水系統が自動制御モ−ドで制御
されている状態において、第2の制御手段により、第2
の給水系統を手動制御モ−ドで起動し、さらに、モ−ド
切替判定手段が出力するタイミング信号により、制御モ
−ド切替手段の切替動作を行い、第1の制御手段によ
り、第2の給水系統を自動制御モ−ドで制御し、記第1
の制御手段により、第2の給水系統を手動制御モ−ドで
停止制御することにより、モ−タ駆動ポンプからタ−ビ
ン駆動ポンプへの切替えを短時間で行い得るものとな
る。
プを用いる給水系統であり、第2の給水系統は、第1の
タ−ビン駆動ポンプを用いる給水系統であり、第1の制
御手段により、第1の給水系統が自動制御モ−ドで制御
されている状態において、第2の制御手段により、第2
の給水系統を手動制御モ−ドで起動し、さらに、モ−ド
切替判定手段が出力するタイミング信号により、制御モ
−ド切替手段の切替動作を行い、第1の制御手段によ
り、第2の給水系統を自動制御モ−ドで制御し、記第1
の制御手段により、第2の給水系統を手動制御モ−ドで
停止制御することにより、モ−タ駆動ポンプからタ−ビ
ン駆動ポンプへの切替えを短時間で行い得るものとな
る。
【0031】また、さらに、第2の制御手段により、第
2の給水系統を手動制御モ−ドで起動する時の制御信号
変化率の絶対値は、第1の制御手段により、第2の給水
系統を手動制御モ−ドで停止制御する時の制御信号変化
率の絶対値よりも小さいものとすることにより、モ−タ
駆動ポンプの切替停止を速やかに行い得るものとなる。
2の給水系統を手動制御モ−ドで起動する時の制御信号
変化率の絶対値は、第1の制御手段により、第2の給水
系統を手動制御モ−ドで停止制御する時の制御信号変化
率の絶対値よりも小さいものとすることにより、モ−タ
駆動ポンプの切替停止を速やかに行い得るものとなる。
【0032】また、第1の給水系統は、第1のタ−ビン
駆動ポンプを用いる給水系統であり、第2の給水系統
は、モ−タ駆動ポンプを用いる給水系統であり、第1の
制御手段により、第1の給水系統が自動制御モ−ドで制
御されている状態において、第2の制御手段により、第
2の給水系統を手動制御モ−ドで起動し、さらに、モ−
ド切替判定手段が出力するタイミング信号により、制御
モ−ド切替手段の切替動作を行い、第1の制御手段によ
り、第2の給水系統を自動制御モ−ドで制御し、第1の
制御手段により、第2の給水系統を手動制御モ−ドで停
止制御することにより、タ−ビン駆動ポンプからモ−タ
駆動ポンプへの切替えを短時間で行い得るものとなる。
駆動ポンプを用いる給水系統であり、第2の給水系統
は、モ−タ駆動ポンプを用いる給水系統であり、第1の
制御手段により、第1の給水系統が自動制御モ−ドで制
御されている状態において、第2の制御手段により、第
2の給水系統を手動制御モ−ドで起動し、さらに、モ−
ド切替判定手段が出力するタイミング信号により、制御
モ−ド切替手段の切替動作を行い、第1の制御手段によ
り、第2の給水系統を自動制御モ−ドで制御し、第1の
制御手段により、第2の給水系統を手動制御モ−ドで停
止制御することにより、タ−ビン駆動ポンプからモ−タ
駆動ポンプへの切替えを短時間で行い得るものとなる。
【0033】また、さらに、第1の制御手段により、第
1の給水系統が自動制御モ−ドで制御する時の制御信号
変化率の絶対値は、第1の制御手段により、第2の給水
系統を手動制御モ−ドで停止制御する時の制御信号変化
率の絶対値よりも大きくすることにより、タ−ビン駆動
ポンプの切替え停止を速やかに行い得るものとなる。ま
た、上記プラント負荷は、ボイラの水位とすることによ
り、原子力プラントの給水系統の切替えを短時間で行い
得るものとなる。
1の給水系統が自動制御モ−ドで制御する時の制御信号
変化率の絶対値は、第1の制御手段により、第2の給水
系統を手動制御モ−ドで停止制御する時の制御信号変化
率の絶対値よりも大きくすることにより、タ−ビン駆動
ポンプの切替え停止を速やかに行い得るものとなる。ま
た、上記プラント負荷は、ボイラの水位とすることによ
り、原子力プラントの給水系統の切替えを短時間で行い
得るものとなる。
【0034】また、さらに、プラント負荷は、ボイラが
発生する水蒸気流量とすることにより、火力プラントの
給水系統の切替えを短時間で行い得るものとなる。
発生する水蒸気流量とすることにより、火力プラントの
給水系統の切替えを短時間で行い得るものとなる。
【0035】また、プラント負荷は、ボイラの水位の計
測値と目標水位の偏差とすることにより、新たな検出手
段を設けることなく、プラント負荷を検出し得るものと
なる。
測値と目標水位の偏差とすることにより、新たな検出手
段を設けることなく、プラント負荷を検出し得るものと
なる。
【0036】また、さらに、制御信号生成手段は、さら
に、制御信号変化率として零を記憶する記憶手段を備
え、蒸気発生プラントの異常発生時には、この記憶手段
に記憶された制御信号変化率に基づいて制御信号を生成
することにより、蒸気発生プラントの異常発生時にも自
動制御し得るものとなる。
に、制御信号変化率として零を記憶する記憶手段を備
え、蒸気発生プラントの異常発生時には、この記憶手段
に記憶された制御信号変化率に基づいて制御信号を生成
することにより、蒸気発生プラントの異常発生時にも自
動制御し得るものとなる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を用
いて説明する。
いて説明する。
【0038】図1は、本発明の一実施例による蒸気発生
プラントとして原子力プラントの給水制御装置のブロッ
ク図である。
プラントとして原子力プラントの給水制御装置のブロッ
ク図である。
【0039】ボイラ20では、蒸気発生プラントで使用
する水を3系統の給水系から供給されている。第1は、
ポンプpB及び流量調節弁(バルブ)vBから構成され
るモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)である。このモ−
タ駆動ポンプ(MD−RFP)の給水能力は、2000
t/時である。流量調節弁vBの開度を変えることによ
り、給水量を可変できる。第2は、ポンプpA,タービ
ンtA及び蒸気加減弁(バルブ)vAから構成されるタ
−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)である。このタ−ビ
ン駆動ポンプ(TD−RFP)の給水能力は、4000
t/時である。蒸気加減弁vAの開度を変えることによ
り、タービンtAの回転数を変えて給水量を可変でき
る。第3は、ポンプpC,タービンtC及び蒸気加減弁
(バルブ)vCから構成される第2のタ−ビン駆動ポン
プ(TD−RFP)である。このタ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)の給水能力は、同じく4000t/時
である。蒸気加減弁vCの開度を変えることにより、タ
ービンtCの回転数を変えて給水量を可変できる。な
お、これらの給水系以外に、一般には、バックアップ用
の給水系を備えているが、この図では図示を省略してい
る。
する水を3系統の給水系から供給されている。第1は、
ポンプpB及び流量調節弁(バルブ)vBから構成され
るモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)である。このモ−
タ駆動ポンプ(MD−RFP)の給水能力は、2000
t/時である。流量調節弁vBの開度を変えることによ
り、給水量を可変できる。第2は、ポンプpA,タービ
ンtA及び蒸気加減弁(バルブ)vAから構成されるタ
−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)である。このタ−ビ
ン駆動ポンプ(TD−RFP)の給水能力は、4000
t/時である。蒸気加減弁vAの開度を変えることによ
り、タービンtAの回転数を変えて給水量を可変でき
る。第3は、ポンプpC,タービンtC及び蒸気加減弁
(バルブ)vCから構成される第2のタ−ビン駆動ポン
プ(TD−RFP)である。このタ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)の給水能力は、同じく4000t/時
である。蒸気加減弁vCの開度を変えることにより、タ
ービンtCの回転数を変えて給水量を可変できる。な
お、これらの給水系以外に、一般には、バックアップ用
の給水系を備えているが、この図では図示を省略してい
る。
【0040】給水系の切替は、原子力プラントの出力が
25%の段階で、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)か
らタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)への切替が行わ
れ、この時の給水量は、1800t/時である。また、
出力が50%の段階で、第2のタ−ビン駆動ポンプ(T
D−RFP)の追加が行われるが、この時の給水量は、
3300t/時である。また、出力が100%の段階で
は、第1及び第2のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)から給水が行われ、この時の給水量は、6600t
/時である。
25%の段階で、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)か
らタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)への切替が行わ
れ、この時の給水量は、1800t/時である。また、
出力が50%の段階で、第2のタ−ビン駆動ポンプ(T
D−RFP)の追加が行われるが、この時の給水量は、
3300t/時である。また、出力が100%の段階で
は、第1及び第2のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)から給水が行われ、この時の給水量は、6600t
/時である。
【0041】ボイラ20の水位レベルyは、検出器21
により検出される。減算器22は、検出器21の検出し
た水位検出値zと、水位設定値rとの差を計算し、水位
偏差eを出力する。水位制御器23は、水位偏差eに応
じてポンプ操作信号uを生成し、水位偏差eがゼロとな
るように、ポンプpAまたはポンプpBのポンプ流量を
調節する。この制御は、自動運転モードによるフィード
バック制御を行っている。
により検出される。減算器22は、検出器21の検出し
た水位検出値zと、水位設定値rとの差を計算し、水位
偏差eを出力する。水位制御器23は、水位偏差eに応
じてポンプ操作信号uを生成し、水位偏差eがゼロとな
るように、ポンプpAまたはポンプpBのポンプ流量を
調節する。この制御は、自動運転モードによるフィード
バック制御を行っている。
【0042】次に、本実施例の切替制御装置について説
明する。切替制御装置は、制御信号変化率設定部10,
制御信号生成部11,自動制御信号補正部12,制御モ
ード切替部13及びモード切替判定部14から構成され
ている。
明する。切替制御装置は、制御信号変化率設定部10,
制御信号生成部11,自動制御信号補正部12,制御モ
ード切替部13及びモード切替判定部14から構成され
ている。
【0043】切替制御装置は、運転稼働状態において、
検出器により収集されるボイラの水位レベルなどのシス
テム状態値d1と、システムの設計仕様などで設定する
システムの構成要素である各ポンプやバルブなどの応答
特性データd2に基づき、制御信号変化率設定部10に
より、各ポンプに対する切替制御信号変化率s1A、お
よびs1Bを設定する。システム状態値d1としては、
水位レベルに関連する減算器22の出力である水位偏差
eや、蒸気加減弁vA,vCの開度やボイラ20への総
給水量が上げられる。また、応答特性データd2は、各
切替モード毎にマップ形式で記憶されており、その内容
については、図3を用いて後述する。
検出器により収集されるボイラの水位レベルなどのシス
テム状態値d1と、システムの設計仕様などで設定する
システムの構成要素である各ポンプやバルブなどの応答
特性データd2に基づき、制御信号変化率設定部10に
より、各ポンプに対する切替制御信号変化率s1A、お
よびs1Bを設定する。システム状態値d1としては、
水位レベルに関連する減算器22の出力である水位偏差
eや、蒸気加減弁vA,vCの開度やボイラ20への総
給水量が上げられる。また、応答特性データd2は、各
切替モード毎にマップ形式で記憶されており、その内容
については、図3を用いて後述する。
【0044】切替制御信号変化率s1Aおよびs1B
は、切替信号生成部11により、手動運転モードのポン
プあるいは自動運転モードのポンプのいずれの切替制御
信号として用いるかを決定し、それぞれ切替制御信号s
2,自動制御補正信号s3を出力する。自動制御信号補
正部12は、自動制御補正信号s3と、水位制御器23
の生成する自動制御信号uを入力とし、これら2つの信
号を加算演算して、自動制御信号uの補正を実行し、自
動制御信号補正部12の出力信号s4として出力する。
制御モード切替部13では、切替制御信号s2と、自動
制御信号補正部の出力信号s4を、それぞれポンプpA
の制御信号uA、ポンプpBの制御信号uBに対応さ
せ、これらの制御信号により、ポンプpAとポンプpB
との切替制御を実行する。モード切替判定部14は、制
御信号uAおよびuBを入力し、例えば、切替制御の場
合には、切替起動制御から切替停止制御へと制御モード
を切り替えるタイミングを判定し、制御モード切替信号
を制御信号変化率設定部10,切替信号生成部11及び
制御モード切替部13に出力して、制御モードの切替を
行う。
は、切替信号生成部11により、手動運転モードのポン
プあるいは自動運転モードのポンプのいずれの切替制御
信号として用いるかを決定し、それぞれ切替制御信号s
2,自動制御補正信号s3を出力する。自動制御信号補
正部12は、自動制御補正信号s3と、水位制御器23
の生成する自動制御信号uを入力とし、これら2つの信
号を加算演算して、自動制御信号uの補正を実行し、自
動制御信号補正部12の出力信号s4として出力する。
制御モード切替部13では、切替制御信号s2と、自動
制御信号補正部の出力信号s4を、それぞれポンプpA
の制御信号uA、ポンプpBの制御信号uBに対応さ
せ、これらの制御信号により、ポンプpAとポンプpB
との切替制御を実行する。モード切替判定部14は、制
御信号uAおよびuBを入力し、例えば、切替制御の場
合には、切替起動制御から切替停止制御へと制御モード
を切り替えるタイミングを判定し、制御モード切替信号
を制御信号変化率設定部10,切替信号生成部11及び
制御モード切替部13に出力して、制御モードの切替を
行う。
【0045】次に、図2を用いて、制御信号変化率設定
部10,切替信号生成部11及び制御モード切替部13
の内部構成について説明する。
部10,切替信号生成部11及び制御モード切替部13
の内部構成について説明する。
【0046】図2は、本発明の一実施例による蒸気発生
プラントの給水制御装置の要部のブロック図である。
プラントの給水制御装置の要部のブロック図である。
【0047】制御信号変化率設定部10は、制御演算周
期毎に、システム運転状態値d1を入力し、この値d1
に対応する切替操作の対象となるポンプ、弁などの応答
特性データd2をマップから呼び出して、各々切替制御
信号変化率s1A、s1Bを出力する。応答特性データ
d2がマップ形式でない場合には、制御信号変化率演算
部10は、システム運転状態値d1と応答特性データd
2を引数とする非線形関数制御信号の変化率を演算す
る。演算部における演算式をそれぞれfA、fBとする
ならば、 s1A = fA(d1,d2) s1A = fB(d1,d2) という式に基づいて、それぞれ、切替制御信号変化率s
1A、s1Bを演算するようにしてもよい。
期毎に、システム運転状態値d1を入力し、この値d1
に対応する切替操作の対象となるポンプ、弁などの応答
特性データd2をマップから呼び出して、各々切替制御
信号変化率s1A、s1Bを出力する。応答特性データ
d2がマップ形式でない場合には、制御信号変化率演算
部10は、システム運転状態値d1と応答特性データd
2を引数とする非線形関数制御信号の変化率を演算す
る。演算部における演算式をそれぞれfA、fBとする
ならば、 s1A = fA(d1,d2) s1A = fB(d1,d2) という式に基づいて、それぞれ、切替制御信号変化率s
1A、s1Bを演算するようにしてもよい。
【0048】一般に、ポンプを追加起動する場合は、ポ
ンプの制御信号は増加信号で、停止する場合の制御信号
は減少信号である。切替制御の場合は、2台目のポンプ
の追加起動と1台目のポンプの停止の両方の制御を行な
う。そのため、応答特性データd2のマップとしては、
一方が正の値を出力するテーブル、もう一方が負の値を
出力するテーブルの2種類を設定する。
ンプの制御信号は増加信号で、停止する場合の制御信号
は減少信号である。切替制御の場合は、2台目のポンプ
の追加起動と1台目のポンプの停止の両方の制御を行な
う。そのため、応答特性データd2のマップとしては、
一方が正の値を出力するテーブル、もう一方が負の値を
出力するテーブルの2種類を設定する。
【0049】次に、制御信号生成部11は、積分演算器
112A,112B及び切替スイッチ110,111か
ら構成されている。ここでは、切替制御信号変化率s1
Aは増加信号生成のため、正の値をとり、切替制御信号
変化率s1Bは減少信号生成のため、負の値をとるもの
とする。
112A,112B及び切替スイッチ110,111か
ら構成されている。ここでは、切替制御信号変化率s1
Aは増加信号生成のため、正の値をとり、切替制御信号
変化率s1Bは減少信号生成のため、負の値をとるもの
とする。
【0050】ポンプの切替制御は、第1に、タ−ビン駆
動ポンプ(TD−RFP)の追加起動から開始する。こ
のとき、手動運転モードのタ−ビン駆動ポンプ(TD−
RFP)の制御信号は、増加信号になり、一方、自動運
転モードのモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)の制御信
号は、減少信号になる。これを実現するためには、切替
制御信号変化率s1Aの信号を、積分演算器112Aに
入力し、また切替制御信号変化率s1Bの信号を、積分
演算器112Bに入力する必要がある。この場合、制御
信号変化率の選択手段のスイッチ110,111におい
ては、端子110Aと110Cを接続し、端子111B
と111Cを接続する。切替制御が進行し、ポンプ制御
信号同士がバランスしたら、次にポンプの停止に移行す
る。このバランスの状態は、モード切替判定装置14に
よって判定される。モード切替判定装置14によって、
ポンプ制御信号同士がバランスしたことが判定される
と、手動運転モードのタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)は、自動運転モードとなり、しかも、制御信号は減
少信号になり、一方、自動運転モードのモ−タ駆動ポン
プ(MD−RFP)の制御信号は増加信号になる。これ
を実現するためには、切替制御信号変化率s1Aを、積
分演算器112Bに入力し、また切替制御信号変化率s
1Bを、積分演算器112Aに入力する必要がある。こ
の場合、切替制御信号変化率の選択手段110,111
では、端子110Bと110Cが接続し、端子111C
と111Cが接続することになる。選択手段110,1
11のスイッチの切替は、モード切替判定部14からの
信号によって行われる。
動ポンプ(TD−RFP)の追加起動から開始する。こ
のとき、手動運転モードのタ−ビン駆動ポンプ(TD−
RFP)の制御信号は、増加信号になり、一方、自動運
転モードのモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)の制御信
号は、減少信号になる。これを実現するためには、切替
制御信号変化率s1Aの信号を、積分演算器112Aに
入力し、また切替制御信号変化率s1Bの信号を、積分
演算器112Bに入力する必要がある。この場合、制御
信号変化率の選択手段のスイッチ110,111におい
ては、端子110Aと110Cを接続し、端子111B
と111Cを接続する。切替制御が進行し、ポンプ制御
信号同士がバランスしたら、次にポンプの停止に移行す
る。このバランスの状態は、モード切替判定装置14に
よって判定される。モード切替判定装置14によって、
ポンプ制御信号同士がバランスしたことが判定される
と、手動運転モードのタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)は、自動運転モードとなり、しかも、制御信号は減
少信号になり、一方、自動運転モードのモ−タ駆動ポン
プ(MD−RFP)の制御信号は増加信号になる。これ
を実現するためには、切替制御信号変化率s1Aを、積
分演算器112Bに入力し、また切替制御信号変化率s
1Bを、積分演算器112Aに入力する必要がある。こ
の場合、切替制御信号変化率の選択手段110,111
では、端子110Bと110Cが接続し、端子111C
と111Cが接続することになる。選択手段110,1
11のスイッチの切替は、モード切替判定部14からの
信号によって行われる。
【0051】次に、制御モード切替部13によるポンプ
制御信号の詳細な切替手段を説明する。切替制御信号s
2は、手動運転モードのタ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)への制御信号に対応し、一方、自動制御信号補正
部の出力信号s4は、自動運転モードのモ−タ駆動ポン
プ(MD−RFP)への制御信号に対応する。図2に
は、ポンプpAが手動運転モードで、ポンプpBが自動
運転モードの場合を示している。運転モードが切り替わ
る場合は、それに応じて、切替手段130,131にお
いて、ポンプ制御信号uAでは端子130Bと130C
が接続し、一方、ポンプ制御信号uBでは端子131A
と131Cが接続する。切替手段130,131のスイ
ッチの切替は、モード切替判定部14からの信号によっ
て行われる。
制御信号の詳細な切替手段を説明する。切替制御信号s
2は、手動運転モードのタ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)への制御信号に対応し、一方、自動制御信号補正
部の出力信号s4は、自動運転モードのモ−タ駆動ポン
プ(MD−RFP)への制御信号に対応する。図2に
は、ポンプpAが手動運転モードで、ポンプpBが自動
運転モードの場合を示している。運転モードが切り替わ
る場合は、それに応じて、切替手段130,131にお
いて、ポンプ制御信号uAでは端子130Bと130C
が接続し、一方、ポンプ制御信号uBでは端子131A
と131Cが接続する。切替手段130,131のスイ
ッチの切替は、モード切替判定部14からの信号によっ
て行われる。
【0052】次に、ボイラへの給水を制御系統の一つで
あるポンプpB(MD−RFP)が行なっているとし
て、システムの運転状態であるボイラの水位を一定に保
ちながら、ポンプpBからもう一方の制御系統のポンプ
pA(TD−RFP)に切り替える場合について説明す
る。
あるポンプpB(MD−RFP)が行なっているとし
て、システムの運転状態であるボイラの水位を一定に保
ちながら、ポンプpBからもう一方の制御系統のポンプ
pA(TD−RFP)に切り替える場合について説明す
る。
【0053】まずポンプの応答特性データd2について
説明すると、ポンプpA(TD−RFP)においては、
ポンプpAの回転数を変えることで流量を調節する。一
方ポンプpB(MD−RFP)は、ポンプpB出口側の
流量調節弁vBの開度で流量を調節する。また、この実
施例においては、ポンプpAの容量は、ポンプpBの2
倍であるとする。これらの相違点をポンプの応答特性デ
ータd2とする。
説明すると、ポンプpA(TD−RFP)においては、
ポンプpAの回転数を変えることで流量を調節する。一
方ポンプpB(MD−RFP)は、ポンプpB出口側の
流量調節弁vBの開度で流量を調節する。また、この実
施例においては、ポンプpAの容量は、ポンプpBの2
倍であるとする。これらの相違点をポンプの応答特性デ
ータd2とする。
【0054】この応答特性データd2のマップは、図3
(A−1),(A−2)に示すとおりである。
(A−1),(A−2)に示すとおりである。
【0055】図3において、(A−1)は、モ−タ駆動
ポンプ(MD−RFP)からタ−ビン駆動ポンプ(TD
−RFP)への切替時の切替起動モードにおいて、タ−
ビン駆動ポンプ(TD−RFP)を手動運転モードで制
御する場合のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に対
する切替制御信号変化率s1Aのマップを示している。
このマップにおいて、横軸は、ボイラ20の水位偏差、
即ち、システム状態値d1を表しており、水位偏差値が
0cmの時の信号変化率は、0.09%/sとしてあ
る。そして、水位が増加し、水位偏差値が正の値になる
か、若しくは、水位が減少し、水位偏差値が負の値とな
ると、信号変化率は、0.09%/sより減少する。し
かも、信号変化率の減少割合は、水位偏差値が正の場合
の方が大きくしてある。即ち、水位偏差値が正の場合に
は、給水量が多すぎるためであり、水位が危険水位に至
るのを事前に防止するため、信号変化率の減少割合を大
きくしてある。所定水位偏差以上になると、信号変化率
を零として、制御信号を一定に保ち、自動運転モード系
のフィードバック制御により、水位を下げるように調整
する。
ポンプ(MD−RFP)からタ−ビン駆動ポンプ(TD
−RFP)への切替時の切替起動モードにおいて、タ−
ビン駆動ポンプ(TD−RFP)を手動運転モードで制
御する場合のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に対
する切替制御信号変化率s1Aのマップを示している。
このマップにおいて、横軸は、ボイラ20の水位偏差、
即ち、システム状態値d1を表しており、水位偏差値が
0cmの時の信号変化率は、0.09%/sとしてあ
る。そして、水位が増加し、水位偏差値が正の値になる
か、若しくは、水位が減少し、水位偏差値が負の値とな
ると、信号変化率は、0.09%/sより減少する。し
かも、信号変化率の減少割合は、水位偏差値が正の場合
の方が大きくしてある。即ち、水位偏差値が正の場合に
は、給水量が多すぎるためであり、水位が危険水位に至
るのを事前に防止するため、信号変化率の減少割合を大
きくしてある。所定水位偏差以上になると、信号変化率
を零として、制御信号を一定に保ち、自動運転モード系
のフィードバック制御により、水位を下げるように調整
する。
【0056】また、図3の(A−2)は、モ−タ駆動ポ
ンプ(MD−RFP)からタ−ビン駆動ポンプ(TD−
RFP)への切替時の切替起動モードにおいて、モ−タ
駆動ポンプ(MD−RFP)を自動運転モードで制御す
る場合のモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)に対する切
替制御信号変化率s1Bのマップを示している。このマ
ップにおいて、横軸は、ボイラ20の水位偏差、即ち、
システム状態値d1を表しており、水位偏差値が0cm
の時の信号変化率は、−0.06%/sとしてある。
ンプ(MD−RFP)からタ−ビン駆動ポンプ(TD−
RFP)への切替時の切替起動モードにおいて、モ−タ
駆動ポンプ(MD−RFP)を自動運転モードで制御す
る場合のモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)に対する切
替制御信号変化率s1Bのマップを示している。このマ
ップにおいて、横軸は、ボイラ20の水位偏差、即ち、
システム状態値d1を表しており、水位偏差値が0cm
の時の信号変化率は、−0.06%/sとしてある。
【0057】即ち、この自動運転モードで制御されるモ
−タ駆動ポンプ(MD−RFP)の信号変化率を、手動
運転モードで制御されるタ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)の信号変化率より小さくしてある。
−タ駆動ポンプ(MD−RFP)の信号変化率を、手動
運転モードで制御されるタ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)の信号変化率より小さくしてある。
【0058】これが本発明の特徴の一つであり、従来
は、自動運転モードと手動運転モードのポンプに与える
制御信号の信号変化率は、極性が異なるのみで、絶対値
が同じものであったが、本発明では、自動運転モードの
方のポンプに与える制御信号の信号変化率を手動運転モ
ードの方のポンプに与える制御信号の変化率よりも小さ
くすることにより、水位変動を抑え、従って、給水系統
の切替に要する時間を短縮できるものである。
は、自動運転モードと手動運転モードのポンプに与える
制御信号の信号変化率は、極性が異なるのみで、絶対値
が同じものであったが、本発明では、自動運転モードの
方のポンプに与える制御信号の信号変化率を手動運転モ
ードの方のポンプに与える制御信号の変化率よりも小さ
くすることにより、水位変動を抑え、従って、給水系統
の切替に要する時間を短縮できるものである。
【0059】さらに、そして、水位が増加し、水位偏差
値が正の値になるか、若しくは、水位が減少し、水位偏
差値が負の値となると、信号変化率は、ー0.06%/
sより絶対値としては減少するようにしている。しか
も、信号変化率の減少割合は、水位偏差値が負の場合の
方が大きくしてある。
値が正の値になるか、若しくは、水位が減少し、水位偏
差値が負の値となると、信号変化率は、ー0.06%/
sより絶対値としては減少するようにしている。しか
も、信号変化率の減少割合は、水位偏差値が負の場合の
方が大きくしてある。
【0060】また、システム状態値d1は、ボイラ水位
検出器21により得られるボイラ水位検出値zと水位設
定値rの偏差eを用いる。
検出器21により得られるボイラ水位検出値zと水位設
定値rの偏差eを用いる。
【0061】切替制御信号変化率のマップとしては、水
位偏差eと信号変化率の2次元のマップとしているが、
さらに、切替速度設定を第2のパラメータとする3次元
のマップでもよい。給水ポンプ系の切替速度は、通常の
運転時のように、短時間で給水制御系を切り替える場合
の他に、ポンプ系の保守点検若しくは交換後などは、ポ
ンプの稼動状態を見極めながら、ゆっくりと切替を行い
たい場合もある。このような場合には、切替速度設定を
ゆっくり切替るモードに変えられるようにする。
位偏差eと信号変化率の2次元のマップとしているが、
さらに、切替速度設定を第2のパラメータとする3次元
のマップでもよい。給水ポンプ系の切替速度は、通常の
運転時のように、短時間で給水制御系を切り替える場合
の他に、ポンプ系の保守点検若しくは交換後などは、ポ
ンプの稼動状態を見極めながら、ゆっくりと切替を行い
たい場合もある。このような場合には、切替速度設定を
ゆっくり切替るモードに変えられるようにする。
【0062】次に、モード切替判定部14によるモード
切替の判定は、制御モード切替部13の出力信号uA,
uBが等しくなった時点で行われる。この時点からは、
制御モードが、切替起動制御から切替停止制御に替わ
り、停止されるモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)は手
動運転モードになり、また、タ−ビン駆動ポンプ(TD
−RFP)は自動運転モードになる。モード切替判定部
14からの制御信号によって、制御信号生成部11及び
制御モード切替部13におけるスイッチ110,11
1,130,131の切替が行われると同時に、制御信
号変化率設定部10が読み出す応答特性データd2のマ
ップも切り替わる。
切替の判定は、制御モード切替部13の出力信号uA,
uBが等しくなった時点で行われる。この時点からは、
制御モードが、切替起動制御から切替停止制御に替わ
り、停止されるモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)は手
動運転モードになり、また、タ−ビン駆動ポンプ(TD
−RFP)は自動運転モードになる。モード切替判定部
14からの制御信号によって、制御信号生成部11及び
制御モード切替部13におけるスイッチ110,11
1,130,131の切替が行われると同時に、制御信
号変化率設定部10が読み出す応答特性データd2のマ
ップも切り替わる。
【0063】図3(B−1)は、切替停止モード時に自
動運転モードとされるタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)に供給する制御信号の信号変化率のマップである。
水位偏差値が0cmの時の信号変化率は、0.09%/
sとしてある。そして、水位が増加し、水位偏差値が正
の値になるか、若しくは、水位が減少し、水位偏差値が
負の値となると、信号変化率は、0.09%/sより減
少する。しかも、信号変化率の減少割合は、水位偏差値
が正の場合の方が大きくしてある。
動運転モードとされるタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)に供給する制御信号の信号変化率のマップである。
水位偏差値が0cmの時の信号変化率は、0.09%/
sとしてある。そして、水位が増加し、水位偏差値が正
の値になるか、若しくは、水位が減少し、水位偏差値が
負の値となると、信号変化率は、0.09%/sより減
少する。しかも、信号変化率の減少割合は、水位偏差値
が正の場合の方が大きくしてある。
【0064】また、図3の(B−2)は、切替停止制御
時において、手動運転モードで制御されるモ−タ駆動ポ
ンプ(MD−RFP)に対する切替制御信号変化率s1
Bのマップを示している。このマップにおいて、水位偏
差値が0cmの時の信号変化率は、−0.18%/sと
してある。しかも、信号変化率の減少割合は、水位偏差
値が負の場合の方が大きくしてある。
時において、手動運転モードで制御されるモ−タ駆動ポ
ンプ(MD−RFP)に対する切替制御信号変化率s1
Bのマップを示している。このマップにおいて、水位偏
差値が0cmの時の信号変化率は、−0.18%/sと
してある。しかも、信号変化率の減少割合は、水位偏差
値が負の場合の方が大きくしてある。
【0065】ここで、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)の信号変化率の絶対値は、モ−タ駆動ポンプ(MD
−RFP)の信号変化率の絶対値よりも小さくしてあ
る。これは、切替停止モードでは、タ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)が自動運転モードとなっているため、
自動運転モードされる方の信号変化率を、手動運転モー
ドされる信号変化率よりも小さくしているものである。
P)の信号変化率の絶対値は、モ−タ駆動ポンプ(MD
−RFP)の信号変化率の絶対値よりも小さくしてあ
る。これは、切替停止モードでは、タ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)が自動運転モードとなっているため、
自動運転モードされる方の信号変化率を、手動運転モー
ドされる信号変化率よりも小さくしているものである。
【0066】以上説明した給水制御系の切替起動及び切
替停止を実施した場合の水位変動について、図4を用い
て説明する。
替停止を実施した場合の水位変動について、図4を用い
て説明する。
【0067】図4(A)において、横軸は、時間(mi
n)を表し、縦軸は、ポンプ流量制御信号uA,uBを
表している。流量制御信号uAは、制御信号変化率s1
Aを積分した信号であるため、最大、0.09%/sで
変化する信号である。それに対して、流量制御信号uB
は、制御信号変化率s1Bを積分した信号にフィードバ
ック制御による信号分を加算したものである。したがっ
て、制御信号変化率s1B自体は、最大−0.06%/
sで変化し、これに、水位増加分を自動運転モードの制
御によりフィードバック補正する補正分が重畳している
ので、流量制御信号uBの変化率の絶対値は、流量制御
信号uAの変化率の絶対値よりも大きくなっている。
n)を表し、縦軸は、ポンプ流量制御信号uA,uBを
表している。流量制御信号uAは、制御信号変化率s1
Aを積分した信号であるため、最大、0.09%/sで
変化する信号である。それに対して、流量制御信号uB
は、制御信号変化率s1Bを積分した信号にフィードバ
ック制御による信号分を加算したものである。したがっ
て、制御信号変化率s1B自体は、最大−0.06%/
sで変化し、これに、水位増加分を自動運転モードの制
御によりフィードバック補正する補正分が重畳している
ので、流量制御信号uBの変化率の絶対値は、流量制御
信号uAの変化率の絶対値よりも大きくなっている。
【0068】流量制御信号uAと流量制御信号uBは、
時間t1において、等しくなるが、ここまでが、切替起
動制御である。
時間t1において、等しくなるが、ここまでが、切替起
動制御である。
【0069】図4(B)において、縦軸は、ポンプpA
及びポンプpBからの吐出流量及びボイラ20への給水
流量を表している。ポンプpAの吐出量は、制御信号u
Aに応じて増加し、ポンプpBの吐出量は、制御信号u
Bに応じて減少する。そして、ボイラ20への給水量
は、ほぼ一定に保たれている。ポンプpBは、バルブv
Bを全閉した状態でも常に動作させておく必要があるた
め、この時流れる流量をミニマム流量とすると、(ボイ
ラ20への給水流量=ポンプpAの吐出流量+ポンプp
Bの吐出流量−ミニマム流量)の関係がある。ここで、
給水流量は、ほぼ1800t/時となっている。
及びポンプpBからの吐出流量及びボイラ20への給水
流量を表している。ポンプpAの吐出量は、制御信号u
Aに応じて増加し、ポンプpBの吐出量は、制御信号u
Bに応じて減少する。そして、ボイラ20への給水量
は、ほぼ一定に保たれている。ポンプpBは、バルブv
Bを全閉した状態でも常に動作させておく必要があるた
め、この時流れる流量をミニマム流量とすると、(ボイ
ラ20への給水流量=ポンプpAの吐出流量+ポンプp
Bの吐出流量−ミニマム流量)の関係がある。ここで、
給水流量は、ほぼ1800t/時となっている。
【0070】図4(C)は、以上のようにして制御され
た結果のボイラ20の水位偏差を表している。時間0か
ら時間t1までの間において、制御開始直後に、水位の
若干の変動が見られるが、これは、制御系の遅れに起因
するものであり、その後は、水位偏差もさほど発生する
ことなく、制御されていることは明かである。
た結果のボイラ20の水位偏差を表している。時間0か
ら時間t1までの間において、制御開始直後に、水位の
若干の変動が見られるが、これは、制御系の遅れに起因
するものであり、その後は、水位偏差もさほど発生する
ことなく、制御されていることは明かである。
【0071】また、図4(A)において、時間t1にお
いて、制御モードの切替が行われ、モ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)の流量制御信号uBは、手動運転モー
ドで、時間t2において流量制御信号が0になるまで、
減少する。また、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)
の流量制御信号uAは、自動運転モードで、信号UBの
減少分を補うように増加する。
いて、制御モードの切替が行われ、モ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)の流量制御信号uBは、手動運転モー
ドで、時間t2において流量制御信号が0になるまで、
減少する。また、タ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)
の流量制御信号uAは、自動運転モードで、信号UBの
減少分を補うように増加する。
【0072】この時も、給水流量は、図4(B)に示す
ようにほぼ一定となる。その結果、図4(C)に示すよ
うに、水位偏差も殆ど発生しないことが明かである。し
かも、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)からタ−ビン
駆動ポンプ(TD−RFP)への切替のために、切替起
動制御と切替停止制御を行い、完全に切替が終了するま
での時間t2は、本実施例の場合、約10分で済み、従
来に比べても極めて短時間で切替を完了できる。
ようにほぼ一定となる。その結果、図4(C)に示すよ
うに、水位偏差も殆ど発生しないことが明かである。し
かも、モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)からタ−ビン
駆動ポンプ(TD−RFP)への切替のために、切替起
動制御と切替停止制御を行い、完全に切替が終了するま
での時間t2は、本実施例の場合、約10分で済み、従
来に比べても極めて短時間で切替を完了できる。
【0073】次に、図1,図2,図3及び図5を用い
て、1台のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)で給水
している状態からさらに2台目のタ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)を追加起動する場合について説明す
る。
て、1台のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)で給水
している状態からさらに2台目のタ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)を追加起動する場合について説明す
る。
【0074】蒸気加減弁vCに与えられる流量制御信号
uCを発生するための回路は、図2と実質的同一な回路
でよいため、ここでは、図2を用いて相違点について説
明する。即ち、図2において、蒸気加減弁vCに与えら
れる流量制御信号uCは、制御モード切替部13の端子
130Cから取り出すことができ、また、流量制御信号
uAは制御モード切替部13の端子131Cから取り出
すことができる。また、制御信号変化率設定部10に取
り込まれる応答特性データd2は、制御モードが異なる
ため、上述したものとは異なっている。即ち、ここで、
用いるマップは、図3(C−1),(C−2)に記載の
ものである。図3(C−1)は、追加起動される2台目
のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に与えられる手
動運転モードの制御信号の信号変化率であり、水位偏差
が0cmの時、変化率は、0.2%/sである。タ−ビ
ン駆動ポンプ(TD−RFP)は、応答性がよいため、
モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)からタ−ビン駆動ポ
ンプ(TD−RFP)への切替時に比べて変化率を大き
くできるからである。そして、水位が増加し、水位偏差
値が正の値になるか、若しくは、水位が減少し、水位偏
差値が負の値となると、信号変化率は、0.2%/sよ
り減少する。しかも、信号変化率の減少割合は、水位偏
差値が正の場合の方が大きくしてある。
uCを発生するための回路は、図2と実質的同一な回路
でよいため、ここでは、図2を用いて相違点について説
明する。即ち、図2において、蒸気加減弁vCに与えら
れる流量制御信号uCは、制御モード切替部13の端子
130Cから取り出すことができ、また、流量制御信号
uAは制御モード切替部13の端子131Cから取り出
すことができる。また、制御信号変化率設定部10に取
り込まれる応答特性データd2は、制御モードが異なる
ため、上述したものとは異なっている。即ち、ここで、
用いるマップは、図3(C−1),(C−2)に記載の
ものである。図3(C−1)は、追加起動される2台目
のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に与えられる手
動運転モードの制御信号の信号変化率であり、水位偏差
が0cmの時、変化率は、0.2%/sである。タ−ビ
ン駆動ポンプ(TD−RFP)は、応答性がよいため、
モ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)からタ−ビン駆動ポ
ンプ(TD−RFP)への切替時に比べて変化率を大き
くできるからである。そして、水位が増加し、水位偏差
値が正の値になるか、若しくは、水位が減少し、水位偏
差値が負の値となると、信号変化率は、0.2%/sよ
り減少する。しかも、信号変化率の減少割合は、水位偏
差値が正の場合の方が大きくしてある。
【0075】また、図3の(C−2)は、自動運転モー
ドの1台目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に対
する制御信号の信号変化率のマップを示している。水位
偏差値が0cmの時の信号変化率は、−0.02%/s
としてある。即ち、この自動運転モードで制御されるタ
−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)の信号変化率を、手
動運転モードで制御されるタ−ビン駆動ポンプ(TD−
RFP)の信号変化率より小さくしてある。自動運転モ
ードの方のポンプに与える制御信号の信号変化率を手動
運転モードの方のポンプに与える制御信号の変化率より
も小さくすることにより、水位変動を抑え、従って、給
水系統の切替に要する時間を短縮できるものである。
ドの1台目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に対
する制御信号の信号変化率のマップを示している。水位
偏差値が0cmの時の信号変化率は、−0.02%/s
としてある。即ち、この自動運転モードで制御されるタ
−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)の信号変化率を、手
動運転モードで制御されるタ−ビン駆動ポンプ(TD−
RFP)の信号変化率より小さくしてある。自動運転モ
ードの方のポンプに与える制御信号の信号変化率を手動
運転モードの方のポンプに与える制御信号の変化率より
も小さくすることにより、水位変動を抑え、従って、給
水系統の切替に要する時間を短縮できるものである。
【0076】さらに、図3(C−2)における信号変化
率の絶対値は、(A−2)に比べても小さくなっている
が、自動運転モードされる1台目のタ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)の応答性がよいため、追加される2台
目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)を手動運転モ
ードで給水量を増加させることによる水位増加をフィー
ドバック制御によりかなりの程度に追従できるため、自
動運転モードのタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に
与える信号変化率はわずかなものでよい。しかも、この
値は、0ではないので、これによって、2台目のタ−ビ
ン駆動ポンプ(TD−RFP)の追加起動を速やかに行
えるものである。
率の絶対値は、(A−2)に比べても小さくなっている
が、自動運転モードされる1台目のタ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)の応答性がよいため、追加される2台
目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)を手動運転モ
ードで給水量を増加させることによる水位増加をフィー
ドバック制御によりかなりの程度に追従できるため、自
動運転モードのタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に
与える信号変化率はわずかなものでよい。しかも、この
値は、0ではないので、これによって、2台目のタ−ビ
ン駆動ポンプ(TD−RFP)の追加起動を速やかに行
えるものである。
【0077】以上のようにしておこなわれる制御状態に
ついて、図5を用いて説明する。図5(A)に示すよう
に、2台目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に与
えられる流量制御信号uCは、最大0.2%/sの変化
率を積分したものである。また、流量制御信号uAは、
この流量制御信号uCによって2台目のタ−ビン駆動ポ
ンプ(TD−RFP)の起動に伴うボイラ20の水位上
昇をフィードバック制御する信号及び1台目のタ−ビン
駆動ポンプ(TD−RFP)に与えられる信号変化率を
積分した信号の和として与えられる。これらの流量制御
信号uC,uAの変化に応じて、1台目のポンプpAの
吐出量及び2台目のポンプpBの吐出量は、図5(B)
に示すように変化し、その時のボイラ20への給水流量
は、ほぼ3300t/時で一定に保持されている。その
結果、図5(C)に示すように、起動直後の応答遅れに
よる変位を除いて、水位偏差はほぼ一定に保たれる。し
かも、図5(A)に示されるように、時間T1におい
て、流量制御信号uCと流量制御信号uAが等しくなっ
た時点で、2台目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)の追加起動は終了し、これに要する時間は従来に比
べて短縮できるものである。
ついて、図5を用いて説明する。図5(A)に示すよう
に、2台目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に与
えられる流量制御信号uCは、最大0.2%/sの変化
率を積分したものである。また、流量制御信号uAは、
この流量制御信号uCによって2台目のタ−ビン駆動ポ
ンプ(TD−RFP)の起動に伴うボイラ20の水位上
昇をフィードバック制御する信号及び1台目のタ−ビン
駆動ポンプ(TD−RFP)に与えられる信号変化率を
積分した信号の和として与えられる。これらの流量制御
信号uC,uAの変化に応じて、1台目のポンプpAの
吐出量及び2台目のポンプpBの吐出量は、図5(B)
に示すように変化し、その時のボイラ20への給水流量
は、ほぼ3300t/時で一定に保持されている。その
結果、図5(C)に示すように、起動直後の応答遅れに
よる変位を除いて、水位偏差はほぼ一定に保たれる。し
かも、図5(A)に示されるように、時間T1におい
て、流量制御信号uCと流量制御信号uAが等しくなっ
た時点で、2台目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)の追加起動は終了し、これに要する時間は従来に比
べて短縮できるものである。
【0078】以上説明した以外に、給水系統の切替制御
としては、プラントの出力が低下する時の停止制御及び
切替起動制御がある。これらに用いるマップについて、
図3(D−1),(D−2),(E−1),(E−
2),(F−1),(F−2)を用いて説明する。
としては、プラントの出力が低下する時の停止制御及び
切替起動制御がある。これらに用いるマップについて、
図3(D−1),(D−2),(E−1),(E−
2),(F−1),(F−2)を用いて説明する。
【0079】図3(D−1),(D−2)は、2台稼動
しているタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)の内の1
台を停止する場合の、信号変化率のマップである。図3
(D−2)は、手動運転モードで2台目のタ−ビン駆動
ポンプ(TD−RFP)を停止するために用いられる制
御信号変化率のマップを示している。水位偏差値が0c
mの時の信号変化率は、−0.18%/sとしてある。
図3(C−1)に示す2台目のタ−ビン駆動ポンプ(T
D−RFP)を追加する場合に比べて信号変化率の絶対
値を低めにしているのは、急激な減水を回避するためで
ある。そして、水位が増加し、水位偏差値が正の値にな
るか、若しくは、水位が減少し、水位偏差値が負の値と
なると、信号変化率は、−0.18%/sより減少す
る。しかも、信号変化率の減少割合は、水位偏差値が負
の場合の方が大きくしてある。
しているタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)の内の1
台を停止する場合の、信号変化率のマップである。図3
(D−2)は、手動運転モードで2台目のタ−ビン駆動
ポンプ(TD−RFP)を停止するために用いられる制
御信号変化率のマップを示している。水位偏差値が0c
mの時の信号変化率は、−0.18%/sとしてある。
図3(C−1)に示す2台目のタ−ビン駆動ポンプ(T
D−RFP)を追加する場合に比べて信号変化率の絶対
値を低めにしているのは、急激な減水を回避するためで
ある。そして、水位が増加し、水位偏差値が正の値にな
るか、若しくは、水位が減少し、水位偏差値が負の値と
なると、信号変化率は、−0.18%/sより減少す
る。しかも、信号変化率の減少割合は、水位偏差値が負
の場合の方が大きくしてある。
【0080】また、図3の(D−1)は、自動運転モー
ドで制御される1台目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)に対する切替制御信号変化率のマップを示してい
る。水位偏差値が0cmの時の信号変化率は、0.06
%/sとしてある。即ち、この自動運転モードで制御さ
れるモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)の信号変化率
を、手動運転モードで制御されるタ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)の信号変化率より小さくしてある。こ
のようにして、自動運転モードの方のポンプに与える制
御信号の信号変化率を手動運転モードの方のポンプに与
える制御信号の変化率よりも小さくすることにより、水
位変動を抑え、従って、給水系統の切替に要する時間を
短縮できるものである。
ドで制御される1台目のタ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)に対する切替制御信号変化率のマップを示してい
る。水位偏差値が0cmの時の信号変化率は、0.06
%/sとしてある。即ち、この自動運転モードで制御さ
れるモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)の信号変化率
を、手動運転モードで制御されるタ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)の信号変化率より小さくしてある。こ
のようにして、自動運転モードの方のポンプに与える制
御信号の信号変化率を手動運転モードの方のポンプに与
える制御信号の変化率よりも小さくすることにより、水
位変動を抑え、従って、給水系統の切替に要する時間を
短縮できるものである。
【0081】さらに、図3(D−1)における信号変化
率の絶対値は、(C−2)に比べても大きくなっている
が、これは、減水制御の応答性が増水に比べて悪いため
である。これによって、2台目のタ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)の停止を速やかに行えるものである。
率の絶対値は、(C−2)に比べても大きくなっている
が、これは、減水制御の応答性が増水に比べて悪いため
である。これによって、2台目のタ−ビン駆動ポンプ
(TD−RFP)の停止を速やかに行えるものである。
【0082】次に、図3(E−1),(E−2)は、タ
−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)からモ−タ駆動ポン
プ(MD−RFP)への切替の場合のモ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)の起動制御の信号変化率のマップであ
る。
−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)からモ−タ駆動ポン
プ(MD−RFP)への切替の場合のモ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)の起動制御の信号変化率のマップであ
る。
【0083】図3(E−1)は、手動運転モードでモ−
タ駆動ポンプ(MD−RFP)を起動するために用いら
れる制御信号変化率のマップを示している。水位偏差値
が0cmの時の信号変化率は、0.2%/sとしてあ
る。図3(A−1)に示すタ−ビン駆動ポンプ(TD−
RFP)を起動する場合に比べて信号変化率の絶対値を
高めにしているのは、モ−タ駆動ポンプ(MD−RF
P)はタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に比べて給
水能力が小さいためである。そして、水位が増加し、水
位偏差値が正の値になるか、若しくは、水位が減少し、
水位偏差値が負の値となると、信号変化率は、0.2%
/sより減少する。しかも、信号変化率の減少割合は、
水位偏差値が正の場合の方が大きくしてある。
タ駆動ポンプ(MD−RFP)を起動するために用いら
れる制御信号変化率のマップを示している。水位偏差値
が0cmの時の信号変化率は、0.2%/sとしてあ
る。図3(A−1)に示すタ−ビン駆動ポンプ(TD−
RFP)を起動する場合に比べて信号変化率の絶対値を
高めにしているのは、モ−タ駆動ポンプ(MD−RF
P)はタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に比べて給
水能力が小さいためである。そして、水位が増加し、水
位偏差値が正の値になるか、若しくは、水位が減少し、
水位偏差値が負の値となると、信号変化率は、0.2%
/sより減少する。しかも、信号変化率の減少割合は、
水位偏差値が正の場合の方が大きくしてある。
【0084】また、図3の(E−2)は、自動運転モー
ドで制御されるタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に
対する切替制御信号変化率のマップを示している。水位
偏差値が0cmの時の信号変化率は、−0.06%/s
としてある。即ち、この自動運転モードで制御されるモ
−タ駆動ポンプ(MD−RFP)の信号変化率を、手動
運転モードで制御されるタ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)の信号変化率より小さくしてある。このようにし
て、自動運転モードの方のポンプに与える制御信号の信
号変化率を手動運転モードの方のポンプに与える制御信
号の変化率よりも小さくすることにより、水位変動を抑
え、従って、給水系統の切替に要する時間を短縮できる
ものである。
ドで制御されるタ−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)に
対する切替制御信号変化率のマップを示している。水位
偏差値が0cmの時の信号変化率は、−0.06%/s
としてある。即ち、この自動運転モードで制御されるモ
−タ駆動ポンプ(MD−RFP)の信号変化率を、手動
運転モードで制御されるタ−ビン駆動ポンプ(TD−R
FP)の信号変化率より小さくしてある。このようにし
て、自動運転モードの方のポンプに与える制御信号の信
号変化率を手動運転モードの方のポンプに与える制御信
号の変化率よりも小さくすることにより、水位変動を抑
え、従って、給水系統の切替に要する時間を短縮できる
ものである。
【0085】次に、図3(F−1),(F−2)は、タ
−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)からモ−タ駆動ポン
プ(MD−RFP)への切替の場合のタ−ビン駆動ポン
プ(TD−RFP)の切替停止の場合の信号変化率のマ
ップであり、上述のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)からモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)への起動制
御に引き続いて行われる。これは、図3(E−1),
(E−2)における切替起動によるモ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)とタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)の流量制御信号の大きさが等しくなったことをモー
ド切替判定部14によって判定されて、切替使用され
る。
−ビン駆動ポンプ(TD−RFP)からモ−タ駆動ポン
プ(MD−RFP)への切替の場合のタ−ビン駆動ポン
プ(TD−RFP)の切替停止の場合の信号変化率のマ
ップであり、上述のタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)からモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)への起動制
御に引き続いて行われる。これは、図3(E−1),
(E−2)における切替起動によるモ−タ駆動ポンプ
(MD−RFP)とタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)の流量制御信号の大きさが等しくなったことをモー
ド切替判定部14によって判定されて、切替使用され
る。
【0086】図3(F−2)は、手動運転モードでタ−
ビン駆動ポンプ(TD−RFP)を停止するために用い
られる制御信号変化率のマップを示している。水位偏差
値が0cmの時の信号変化率は、−0.09%/sとし
てある。そして、水位が増加し、水位偏差値が正の値に
なるか、若しくは、水位が減少し、水位偏差値が負の値
となると、信号変化率の絶対値は、−0.09%/sよ
り減少する。しかも、信号変化率の減少割合は、水位偏
差値が負の場合の方が大きくしてある。
ビン駆動ポンプ(TD−RFP)を停止するために用い
られる制御信号変化率のマップを示している。水位偏差
値が0cmの時の信号変化率は、−0.09%/sとし
てある。そして、水位が増加し、水位偏差値が正の値に
なるか、若しくは、水位が減少し、水位偏差値が負の値
となると、信号変化率の絶対値は、−0.09%/sよ
り減少する。しかも、信号変化率の減少割合は、水位偏
差値が負の場合の方が大きくしてある。
【0087】また、図3の(F−1)は、自動運転モー
ドで制御されるモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)に対
する切替制御信号変化率のマップを示している。水位偏
差値が0cmの時の信号変化率は、0.06%/sとし
てある。即ち、この自動運転モードで制御されるモ−タ
駆動ポンプ(MD−RFP)の信号変化率を、手動運転
モードで制御されるタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)の信号変化率より小さくしてある。このように、自
動運転モードの方のポンプに与える制御信号の信号変化
率を手動運転モードの方のポンプに与える制御信号の変
化率よりも小さくすることにより、水位変動を抑え、従
って、給水系統の切替に要する時間を短縮できるもので
ある。
ドで制御されるモ−タ駆動ポンプ(MD−RFP)に対
する切替制御信号変化率のマップを示している。水位偏
差値が0cmの時の信号変化率は、0.06%/sとし
てある。即ち、この自動運転モードで制御されるモ−タ
駆動ポンプ(MD−RFP)の信号変化率を、手動運転
モードで制御されるタ−ビン駆動ポンプ(TD−RF
P)の信号変化率より小さくしてある。このように、自
動運転モードの方のポンプに与える制御信号の信号変化
率を手動運転モードの方のポンプに与える制御信号の変
化率よりも小さくすることにより、水位変動を抑え、従
って、給水系統の切替に要する時間を短縮できるもので
ある。
【0088】以上の説明では、プラント負荷としては、
ボイラの水位を基に制御していたが、火力プラントのよ
うに、水蒸気流量を基に制御してもよい。
ボイラの水位を基に制御していたが、火力プラントのよ
うに、水蒸気流量を基に制御してもよい。
【0089】本実施例によれば、切替制御等において、
自動運転モードの方のポンプに与える制御信号の信号変
化率を手動運転モードの方のポンプに与える制御信号の
変化率よりも小さくすることにより、給水制御系統の切
替を短時間で行えるものとなる。
自動運転モードの方のポンプに与える制御信号の信号変
化率を手動運転モードの方のポンプに与える制御信号の
変化率よりも小さくすることにより、給水制御系統の切
替を短時間で行えるものとなる。
【0090】次に、切替或いは追加起動制御等中に、シ
ステムに異常が発生したことなどにより、制御動作を中
止する場合の動作状況について、図2を用いて説明す
る。
ステムに異常が発生したことなどにより、制御動作を中
止する場合の動作状況について、図2を用いて説明す
る。
【0091】図2の制御信号生成部11には、信号変化
率の記憶部113A,113Bが備えられている。そし
て、制御を中止するに当たっては、信号変化率の記憶部
113A,113Bに、各々値として零を記憶させてお
き、制御の中止要求が発生したら、端子110Cと11
0Dを接続するようにスイッチ110を切替え、端子1
11Cと111Dを接続するようにスイッチ111を切
替える。これにより、切替制御信号S2および自動制御
補正信号S3の増加あるいは減少変化が停止し、その時
点での各制御信号値が保持されたまま、水位制御器23
による自動制御に移行することが可能となる。
率の記憶部113A,113Bが備えられている。そし
て、制御を中止するに当たっては、信号変化率の記憶部
113A,113Bに、各々値として零を記憶させてお
き、制御の中止要求が発生したら、端子110Cと11
0Dを接続するようにスイッチ110を切替え、端子1
11Cと111Dを接続するようにスイッチ111を切
替える。これにより、切替制御信号S2および自動制御
補正信号S3の増加あるいは減少変化が停止し、その時
点での各制御信号値が保持されたまま、水位制御器23
による自動制御に移行することが可能となる。
【0092】本実施例によれば、切替制御中断時にも、
全体の制御を安全に自動制御により行い得るものとな
る。
全体の制御を安全に自動制御により行い得るものとな
る。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、蒸気発生プラントの給
水制御装置による蒸気発生プラントの複数の給水制御系
統の切替等をより短時間で行うことが可能となる。
水制御装置による蒸気発生プラントの複数の給水制御系
統の切替等をより短時間で行うことが可能となる。
【0094】
【図1】本発明の一実施例による蒸気発生プラントの給
水制御装置のブロック図である。
水制御装置のブロック図である。
【図2】図1の要部の詳細構成図である。
【図3】本発明の一実施例による蒸気発生プラントの給
水制御装置に用いるマップの例図である。
水制御装置に用いるマップの例図である。
【図4】本発明の一実施例による蒸気発生プラントの給
水制御装置による制御状態の一例を示す図である。
水制御装置による制御状態の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例による蒸気発生プラントの給
水制御装置による制御状態の他の例を示す図である。
水制御装置による制御状態の他の例を示す図である。
10…制御信号変化率設定部 11…制御信号生成部 12…自動制御信号補正部 13…制御モード切替部 14…モード切替判定部 20…ボイラ 21…水位検出器 22…減算器 23…水位制御器 110,111,130,131…スイッチ 112A,112B…積分演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 尚司 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (13)
- 【請求項1】 複数の給水系統から蒸気発生プラントに
給水する給水系統を切替えて制御する蒸気発生プラント
の給水制御装置において、 第1の給水系統を用いて、上記蒸気発生プラントのプラ
ント負荷に基づいて、このプラント負荷が一定になるよ
うにフィ−ドバック制御する第1の制御手段と、 上記蒸気発生プラントの状態を表すシステム状態値を用
いて、第2の給水系統を手動モ−ドで制御するための制
御信号の第1の信号変化率を出力し、この信号変化率を
用いて、第2の給水系統を制御するとともに、さらに、
上記信号変化率よりも絶対値が小さく、しかも、逆極性
の第2の信号変化率を出力する第2の制御手段とを備
え、 上記第1の制御手段は、上記第2の信号変化率に基づい
て上記第1の給水系統を制御することを特徴とする蒸気
発生プラントの給水制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の蒸気発生プラントの給水
制御装置において、 上記第2の制御手段は、 上記蒸気発生プラントの状態を表すシステム状態値を用
いて、第2の給水系統を手動モ−ドで制御するための制
御信号の第1の信号変化率を出力する制御信号変化率設
定手段と、 この制御信号変化率設定手段が出力する第1及び第2の
信号変化率をそれぞれ積分して制御信号を出力する制御
信号生成手段から構成され、 この制御信号生成手段が出力する制御信号に基づいて、
第2の給水系統を制御することを特徴とする蒸気発生プ
ラントの給水制御装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の蒸気発生プラントの給水
制御装置において、 上記第1の給水系統は、第1のタ−ビン駆動ポンプを用
いる給水系統であり、 上記第2の給水系統は、第2のタ−ビン駆動ポンプを用
いる給水系統であり、 上記第1の制御手段により、上記第1の給水系統が自動
制御モ−ドで制御されている状態において、上記第2の
制御手段により、上記第2の給水系統を手動制御モ−ド
で起動することを特徴とする蒸気発生プラントの給水制
御装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の蒸気発生プラントの給水
制御装置において、 上記第1の給水系統は、第1のタ−ビン駆動ポンプを用
いる給水系統であり、 上記第2の給水系統は、第2のタ−ビン駆動ポンプを用
いる給水系統であり、 上記第1の給水系統及び上記第2の給水系統により上記
蒸気発生プラントへの給水が行われている状態におい
て、上記第1の制御手段により、上記第1の給水系統が
自動制御モ−ドで制御し、上記第2の制御手段により、
上記第2の給水系統を手動制御モ−ドで停止することを
特徴とする蒸気発生プラントの給水制御装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の蒸気発生プラントの給水
制御装置において、さらに、 上記第2の制御手段は、 上記制御信号生成手段が出力する第1及び第2の制御信
号を切替える制御モ−ド切替手段と、 上記第1及び第2の制御信号に基づいて、制御モ−ドを
切替えるタイミングを判定するモ−ド切替判定手段を備
えたことを特徴とする蒸気発生プラントの給水制御装
置。 - 【請求項6】 請求項5記載の蒸気発生プラントの給水
制御装置において、 上記第1の給水系統は、モ−タ駆動ポンプを用いる給水
系統であり、 上記第2の給水系統は、第1のタ−ビン駆動ポンプを用
いる給水系統であり、 上記第1の制御手段により、上記第1の給水系統が自動
制御モ−ドで制御されている状態において、上記第2の
制御手段により、上記第2の給水系統を手動制御モ−ド
で起動し、 さらに、上記モ−ド切替判定手段が出力するタイミング
信号により、上記制御モ−ド切替手段の切替動作を行
い、上記第1の制御手段により、上記第2の給水系統を
自動制御モ−ドで制御し、上記第1の制御手段により、
上記第2の給水系統を手動制御モ−ドで停止制御するこ
とを特徴とする蒸気発生プラントの給水制御装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の蒸気発生プラントの給水
制御装置において、 上記第2の制御手段により、上記第2の給水系統を手動
制御モ−ドで起動する時の制御信号変化率の絶対値は、
上記第1の制御手段により、上記第2の給水系統を手動
制御モ−ドで停止制御する時の制御信号変化率の絶対値
よりも小さいことを特徴とする蒸気発生プラントの給水
制御装置。 - 【請求項8】 請求項5記載の蒸気発生プラントの給水
制御装置において、 上記第1の給水系統は、第1のタ−ビン駆動ポンプを用
いる給水系統であり、 上記第2の給水系統は、モ−タ駆動ポンプを用いる給水
系統であり、 上記第1の制御手段により、上記第1の給水系統が自動
制御モ−ドで制御されている状態において、上記第2の
制御手段により、上記第2の給水系統を手動制御モ−ド
で起動し、 さらに、上記モ−ド切替判定手段が出力するタイミング
信号により、上記制御モ−ド切替手段の切替動作を行
い、上記第1の制御手段により、上記第2の給水系統を
自動制御モ−ドで制御し、上記第1の制御手段により、
上記第2の給水系統を手動制御モ−ドで停止制御するこ
とを特徴とする蒸気発生プラントの給水制御装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の蒸気発生プラントの給水
制御装置において、 上記第1の制御手段により、上記第1の給水系統が自動
制御モ−ドで制御する時の制御信号変化率の絶対値は、
上記第1の制御手段により、上記第2の給水系統を手動
制御モ−ドで停止制御する時の制御信号変化率の絶対値
よりも大きいことを特徴とする蒸気発生プラントの給水
制御装置。 - 【請求項10】 請求項1記載の蒸気発生プラントの給
水制御装置において、 上記プラント負荷は、ボイラの水位であることを特徴と
する蒸気発生プラントの給水制御装置。 - 【請求項11】 請求項1記載の蒸気発生プラントの給
水制御装置において、 上記プラント負荷は、ボイラが発生する水蒸気流量であ
ることを特徴とする蒸気発生プラントの給水制御装置。 - 【請求項12】 請求項9記載の蒸気発生プラントの給
水制御装置において、 上記プラント負荷は、上記ボイラの水位の計測値と目標
水位の偏差であることを特徴とする蒸気発生プラントの
給水制御装置。 - 【請求項13】 請求項2記載の蒸気発生プラントの給
水制御装置において、 上記制御信号生成手段は、さらに、制御信号変化率とし
て零を記憶する記憶手段を備え、 上記蒸気発生プラントの異常発生時には、この記憶手段
に記憶された制御信号変化率に基づいて制御信号を生成
することを特徴とする蒸気発生プラントの給水制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14035995A JPH08334211A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 蒸気発生プラントの給水制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14035995A JPH08334211A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 蒸気発生プラントの給水制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08334211A true JPH08334211A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15266996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14035995A Pending JPH08334211A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 蒸気発生プラントの給水制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08334211A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104764001A (zh) * | 2015-04-24 | 2015-07-08 | 重庆大学 | 多锅炉汽包液位母管制节能供水控制系统及其控制方法 |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP14035995A patent/JPH08334211A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104764001A (zh) * | 2015-04-24 | 2015-07-08 | 重庆大学 | 多锅炉汽包液位母管制节能供水控制系统及其控制方法 |
| CN104764001B (zh) * | 2015-04-24 | 2017-01-04 | 重庆大学 | 多锅炉汽包液位母管制节能供水控制系统及其控制方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH042762B2 (ja) | ||
| JPH08334211A (ja) | 蒸気発生プラントの給水制御装置 | |
| RU2156865C2 (ru) | Система регулирования для регулирования частоты вращения турбины, а также способ регулирования частоты вращения турбины при сбросе нагрузки | |
| JP2008269165A (ja) | 複数コイルサーボ弁の制御装置 | |
| JPH0849505A (ja) | 蒸気弁試験装置 | |
| JP2007336669A (ja) | 電源系統安定化方法及びその方法を用いた電源系統安定化システム | |
| JP4901774B2 (ja) | 多重化蒸気タービン制御装置 | |
| JP3785706B2 (ja) | 石炭焚ボイラのミル残炭起動時における出炭量算出方法及び装置 | |
| JPH0631285Y2 (ja) | 燃焼制御装置 | |
| JP3315783B2 (ja) | 発電機の停止装置 | |
| JPH0256481B2 (ja) | ||
| JPH03267512A (ja) | 蒸気タービン制御装置 | |
| JP2000297902A (ja) | ドラムボイラの給水制御装置 | |
| JPH02192501A (ja) | ドラムボイラのfcb時の給水制御装置 | |
| JP4437258B2 (ja) | 水力発電所の制御装置 | |
| SU1684859A1 (ru) | Способ автоматического управлени мощностью резервных генераторов при аварийном понижении частоты в энергосистеме | |
| JP2999884B2 (ja) | 給水ポンプ駆動用タービン制御方法及びその装置 | |
| JPH09178110A (ja) | 給水制御方法及びその装置 | |
| JPS623289B2 (ja) | ||
| JP3967448B2 (ja) | 蒸気タービン制御方法 | |
| JP2005105912A (ja) | 複数コイルサーボ弁の制御装置 | |
| JP2005330927A (ja) | 原動機の制御装置 | |
| JPS63243405A (ja) | 給水制御装置 | |
| JPH10127099A (ja) | タービン制御装置 | |
| JPH0638719B2 (ja) | 発電機解列準備制御方法 |