JPH08334727A - フルカラー投射装置 - Google Patents
フルカラー投射装置Info
- Publication number
- JPH08334727A JPH08334727A JP7140888A JP14088895A JPH08334727A JP H08334727 A JPH08334727 A JP H08334727A JP 7140888 A JP7140888 A JP 7140888A JP 14088895 A JP14088895 A JP 14088895A JP H08334727 A JPH08334727 A JP H08334727A
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- JP
- Japan
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- light
- projection
- incident
- color
- dichroic mirror
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- Projection Apparatus (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、R,G,B用の各光変調素子から
の出射光を3色合成用ダイクロイックミラーに45度未
満の入射角にて入射するように配置することにより非点
収差の少ない投射装置を提供することを目的とする。 【構成】 フルカラー投射装置の読出し光学系が、R、
G、B用各変調素子1R、1G,1Bから出射された各
色投射光を3色合成用ダイクロイックミラー6、7に4
5度未満の入射角にて入射させ、3色合成を行い投射レ
ンズ8にてスクリーン9に投射する構成である。
の出射光を3色合成用ダイクロイックミラーに45度未
満の入射角にて入射するように配置することにより非点
収差の少ない投射装置を提供することを目的とする。 【構成】 フルカラー投射装置の読出し光学系が、R、
G、B用各変調素子1R、1G,1Bから出射された各
色投射光を3色合成用ダイクロイックミラー6、7に4
5度未満の入射角にて入射させ、3色合成を行い投射レ
ンズ8にてスクリーン9に投射する構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶ライトバルブを用い
て、画像をスクリーンに拡大投影する投射型表示装置、
特にシュリーレン光学系のフルカラーの投射装置に関す
る。
て、画像をスクリーンに拡大投影する投射型表示装置、
特にシュリーレン光学系のフルカラーの投射装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10に従来のシュリーレン光学系のフ
ルカラー投射装置の構成模式図(IPC国際特許公開番
号WO91/02429の図4に示されている)を示
す。光源は例えばキセノンランプ、ハロゲンランプある
いはメタルハライドランプと、該ランプ104の背部に
配設される楕円あるいは球面鏡からなる凹面鏡105か
らなり、該光源から発せられる白色光は集光レンズ10
6、赤外線カットフィルター107、紫外線カットフィ
ルター108、可視光フィルター108’を通り、反射
ミラー109により光路の方向を変換し、レンズ10
6’を経由して三色分離光学系に入射される。三色分離
光学系は青色反射ダイクロイックミラー124と赤色反
射ダイクロイックミラー125によって構成される。
ルカラー投射装置の構成模式図(IPC国際特許公開番
号WO91/02429の図4に示されている)を示
す。光源は例えばキセノンランプ、ハロゲンランプある
いはメタルハライドランプと、該ランプ104の背部に
配設される楕円あるいは球面鏡からなる凹面鏡105か
らなり、該光源から発せられる白色光は集光レンズ10
6、赤外線カットフィルター107、紫外線カットフィ
ルター108、可視光フィルター108’を通り、反射
ミラー109により光路の方向を変換し、レンズ10
6’を経由して三色分離光学系に入射される。三色分離
光学系は青色反射ダイクロイックミラー124と赤色反
射ダイクロイックミラー125によって構成される。
【0003】ミラー109により反射された入射光11
2はまずダイクロイックミラー124にて青色のみ図の
上部に入射光軸に略直角で反射され読みだし光113B
として空間光変調素子101Bに入射される。ダイクロ
イックミラー124を通過した光はダイクロイックミラ
ー125により赤色のみ入射軸に略直角に図の下側に反
射され、読みだし光112Rとして赤色光用空間光変調
素子101Rに入射される。ダイクロイックミラー12
5を通過した緑色光は読みだし光112Gとして緑色光
用空間光変調素子に入射される。各色用の空間光変調素
子は各色用の入力線111B、111R、111Gから
の電気信号にて各色用ブラウン管103B、103R、
103Gに書き込まれる。
2はまずダイクロイックミラー124にて青色のみ図の
上部に入射光軸に略直角で反射され読みだし光113B
として空間光変調素子101Bに入射される。ダイクロ
イックミラー124を通過した光はダイクロイックミラ
ー125により赤色のみ入射軸に略直角に図の下側に反
射され、読みだし光112Rとして赤色光用空間光変調
素子101Rに入射される。ダイクロイックミラー12
5を通過した緑色光は読みだし光112Gとして緑色光
用空間光変調素子に入射される。各色用の空間光変調素
子は各色用の入力線111B、111R、111Gから
の電気信号にて各色用ブラウン管103B、103R、
103Gに書き込まれる。
【0004】各色用ブラウン管上の画像はファイバープ
レート102により各色用空間光変調素子に信号として
書き込まれる。該書き込みにより各色用空間光変調素子
101B、101R、101Gに入射する各書き込み光
を変調させて反射、出射した各色投射光は入射光軸と異
なる光軸で113B、113G、113Gとして各ダイ
クロイックミラーに戻っていき、三色合成される。三色
合成された投射光113はレンズ106’にて集光され
投射レンズ106”にてスクリーン114に投射され
る。この構成図から理解できるように、各色用空間光変
調素子への入射光軸と該空間光変調素子からの投射光の
光軸は異なっており、いわゆるシュリーレン光学系の投
射装置である。
レート102により各色用空間光変調素子に信号として
書き込まれる。該書き込みにより各色用空間光変調素子
101B、101R、101Gに入射する各書き込み光
を変調させて反射、出射した各色投射光は入射光軸と異
なる光軸で113B、113G、113Gとして各ダイ
クロイックミラーに戻っていき、三色合成される。三色
合成された投射光113はレンズ106’にて集光され
投射レンズ106”にてスクリーン114に投射され
る。この構成図から理解できるように、各色用空間光変
調素子への入射光軸と該空間光変調素子からの投射光の
光軸は異なっており、いわゆるシュリーレン光学系の投
射装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシュリ
ーレン光学系投射装置においては、投射像の非点収差が
大きいという問題があった。本発明は、以上の課題に鑑
みて、R,G,B用の各光変調素子からの出射光を3色
合成用ダイクロイックミラーに45度未満の入射角にて
入射するように配置することにより非点収差の少ない投
射装置を提供することを目的とする。
ーレン光学系投射装置においては、投射像の非点収差が
大きいという問題があった。本発明は、以上の課題に鑑
みて、R,G,B用の各光変調素子からの出射光を3色
合成用ダイクロイックミラーに45度未満の入射角にて
入射するように配置することにより非点収差の少ない投
射装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らはシュリーレ
ン光学系投射装置を鋭意研究し、非点収差が大きい原因
が三色合成に使用するダイクロイックミラーにある事を
見いだした。つまり、図10の従来例において、レンズ
106’と106”から構成される投射レンズに対し、
各変調素子上の点とスクリーン上の像は共役関係にあ
る。各色用変調素子と投射レンズの間には三色合成用ダ
イクロイックミラーが存在する。緑色用変調素子101
Gからの投射光はダイクロイックミラー125、124
を透過する。
ン光学系投射装置を鋭意研究し、非点収差が大きい原因
が三色合成に使用するダイクロイックミラーにある事を
見いだした。つまり、図10の従来例において、レンズ
106’と106”から構成される投射レンズに対し、
各変調素子上の点とスクリーン上の像は共役関係にあ
る。各色用変調素子と投射レンズの間には三色合成用ダ
イクロイックミラーが存在する。緑色用変調素子101
Gからの投射光はダイクロイックミラー125、124
を透過する。
【0007】赤色用変調素子101Rからの投射光はダ
イクロイックミラー125を反射し、ダイクロイックミ
ラー124を透過する。青色用変調素子101Bから出
射された投射光はダイクロイックミラー124を反射す
る。各色投射光ともダイクロイックミラーに反射、透過
の場合にも入射角は略45度である。該投射光はこれら
ダイクロイックミラーにて三色合成され、投射レンズを
構成するレンズ106’に入射される。ダイクロイック
ミラー124、125は透明なガラス板面上に所定色反
射膜を形成したものであり、光が透過する際には該ガラ
スにて屈折される。
イクロイックミラー125を反射し、ダイクロイックミ
ラー124を透過する。青色用変調素子101Bから出
射された投射光はダイクロイックミラー124を反射す
る。各色投射光ともダイクロイックミラーに反射、透過
の場合にも入射角は略45度である。該投射光はこれら
ダイクロイックミラーにて三色合成され、投射レンズを
構成するレンズ106’に入射される。ダイクロイック
ミラー124、125は透明なガラス板面上に所定色反
射膜を形成したものであり、光が透過する際には該ガラ
スにて屈折される。
【0008】このように従来例の場合、緑色投射光は2
枚のダイクロイックミラーを透過し、赤色投射光はダイ
クロイックミラーを1枚透過する。このダイクロイック
ミラーを透過の際、子午的光束と球欠的光束の光路長の
差が発生し、投射像に非点収差を発生させている事が判
明した。これら三色合成用のダイクロイックミラーは各
色用変調素子を使用し、単独の投射レンズを使用したフ
ルカラー投射装置には不可欠であり、なくすわけにはい
かない。
枚のダイクロイックミラーを透過し、赤色投射光はダイ
クロイックミラーを1枚透過する。このダイクロイック
ミラーを透過の際、子午的光束と球欠的光束の光路長の
差が発生し、投射像に非点収差を発生させている事が判
明した。これら三色合成用のダイクロイックミラーは各
色用変調素子を使用し、単独の投射レンズを使用したフ
ルカラー投射装置には不可欠であり、なくすわけにはい
かない。
【0009】本発明者らは以上の点を鑑みて、各色変調
素子より出射される投射光を45度未満の入射角で入射
させる構造を採用した。つまり従来例では略平行な各変
調素子への入射光はダイクロイックミラーに略45度で
入射し、変調素子へ向かう反射光は反射則から略45度
で反射する。すなわち、入射光はダイクロイックミラー
への入射光に対し、略垂直に反射されて変調素子に略垂
直に入射する。それに対し、本発明では代表的にはダイ
クロイックミラーには略30度の入射角度で入射し、反
射光はダイクロイックミラーへの入射光に対し略60度
の角度を形成して反射し、変調素子に略垂直に入射する
ようにする。
素子より出射される投射光を45度未満の入射角で入射
させる構造を採用した。つまり従来例では略平行な各変
調素子への入射光はダイクロイックミラーに略45度で
入射し、変調素子へ向かう反射光は反射則から略45度
で反射する。すなわち、入射光はダイクロイックミラー
への入射光に対し、略垂直に反射されて変調素子に略垂
直に入射する。それに対し、本発明では代表的にはダイ
クロイックミラーには略30度の入射角度で入射し、反
射光はダイクロイックミラーへの入射光に対し略60度
の角度を形成して反射し、変調素子に略垂直に入射する
ようにする。
【0010】又別手段として、少なくとも一つのダイク
ロイックミラーへの変調素子からの投射光の入射光軸を
他のダイクロイックミラーへの他の変調素子からの入射
光軸とが略直角になるようにダイクロイックミラーと変
調素子を配置する構成にする。すなわち、互いに垂直な
X軸、Y軸、Z軸を仮定して、X軸に略平行に入射光が
進入しているとするとダイクロイックミラーによって一
色はY軸に略平行に、他色はZ軸に略平行に、残りはX
軸に略平行に進行する様に各ダイクロイックミラーを配
置することにする。
ロイックミラーへの変調素子からの投射光の入射光軸を
他のダイクロイックミラーへの他の変調素子からの入射
光軸とが略直角になるようにダイクロイックミラーと変
調素子を配置する構成にする。すなわち、互いに垂直な
X軸、Y軸、Z軸を仮定して、X軸に略平行に入射光が
進入しているとするとダイクロイックミラーによって一
色はY軸に略平行に、他色はZ軸に略平行に、残りはX
軸に略平行に進行する様に各ダイクロイックミラーを配
置することにする。
【0011】さらに、前手段の構成と本手段を併せた手
段として、同様にX軸に略平行な光はダイクロイックミ
ラーにてX−Y面に略平行に入射光と略60度に角度を
なすように反射させ、略垂直に変調光学素子に入射させ
る。該ダイクロイックミラーを透過した光は次のダイク
ロイックミラーにてX−Z平面に略平行に入射光と略6
0度の角度を成すように各ダイクロイックミラーを配置
する。各変調光学素子から出射された投射光は、シュリ
ーレン光学系のため上記の入射光とは異なる光学系とは
いえ、略同じ光学系でダイクロイックミラーを透過ある
いは該ミラーにて反射される。
段として、同様にX軸に略平行な光はダイクロイックミ
ラーにてX−Y面に略平行に入射光と略60度に角度を
なすように反射させ、略垂直に変調光学素子に入射させ
る。該ダイクロイックミラーを透過した光は次のダイク
ロイックミラーにてX−Z平面に略平行に入射光と略6
0度の角度を成すように各ダイクロイックミラーを配置
する。各変調光学素子から出射された投射光は、シュリ
ーレン光学系のため上記の入射光とは異なる光学系とは
いえ、略同じ光学系でダイクロイックミラーを透過ある
いは該ミラーにて反射される。
【0012】
【作用】投射光学光学系に対し、ダイクロイックミラー
を入射角0度にて入射させた場合には非点収差の問題は
発生しない。変調光学素子上の一点からでた光束を子午
的光束と球欠的光束にわけて考えると、例えば45度入
射でダイクロイックミラーに入射したとすると、各光束
によってダイクロイックミラーを構成するガラス基板へ
の入射角が異なる事となり、該ミラー基板を透過する光
路長が異なることとなる。その結果、結像点が子午的光
束と球欠的光束とで異なることになり非点収差が発生し
てしまう。各変調光学素子を入射した投射光はダイクロ
イックミラーに入射角を45度未満に設定されることに
より、上記子午的光束と球欠的光束の光路差を小さくす
ることができ。非点収差を小さくすることができる。
を入射角0度にて入射させた場合には非点収差の問題は
発生しない。変調光学素子上の一点からでた光束を子午
的光束と球欠的光束にわけて考えると、例えば45度入
射でダイクロイックミラーに入射したとすると、各光束
によってダイクロイックミラーを構成するガラス基板へ
の入射角が異なる事となり、該ミラー基板を透過する光
路長が異なることとなる。その結果、結像点が子午的光
束と球欠的光束とで異なることになり非点収差が発生し
てしまう。各変調光学素子を入射した投射光はダイクロ
イックミラーに入射角を45度未満に設定されることに
より、上記子午的光束と球欠的光束の光路差を小さくす
ることができ。非点収差を小さくすることができる。
【0013】又、互いに垂直なX、Y、Z3軸を想定し
て、それぞれ3軸に平行な軸に略垂直に変調素子を配置
した手段においては、X軸に垂直な変調素子から出射さ
れた投射光は複数のダイクロイックミラーを透過する事
になるが、それぞれのダイクロイックミラーにおいて子
午的光束と球欠的光束の関係がミラーの配置により互い
に逆の関係になるため、この色の両光束の光路長の差を
小さくする事ができる。
て、それぞれ3軸に平行な軸に略垂直に変調素子を配置
した手段においては、X軸に垂直な変調素子から出射さ
れた投射光は複数のダイクロイックミラーを透過する事
になるが、それぞれのダイクロイックミラーにおいて子
午的光束と球欠的光束の関係がミラーの配置により互い
に逆の関係になるため、この色の両光束の光路長の差を
小さくする事ができる。
【0014】さらに、前記の両方法のダイクロイックミ
ラーによる色合成法の特徴を合わせ持った方法、即ち各
色用変調光学素子から出射された投射光が合成用ダイク
ロイックミラーに45度未満の入射角で入射し、且つ合
成光と各変調素子から合成ダイクロイックミラーへの入
射する投射光の光軸の成す平面が互いに略直交するよう
にダイクロイックミラーを配置することにより、前記両
方法の両光路差を減らすことができる機能の相乗によ
り、更に両光束の光路長を小さくする事ができる。
ラーによる色合成法の特徴を合わせ持った方法、即ち各
色用変調光学素子から出射された投射光が合成用ダイク
ロイックミラーに45度未満の入射角で入射し、且つ合
成光と各変調素子から合成ダイクロイックミラーへの入
射する投射光の光軸の成す平面が互いに略直交するよう
にダイクロイックミラーを配置することにより、前記両
方法の両光路差を減らすことができる機能の相乗によ
り、更に両光束の光路長を小さくする事ができる。
【0015】
【実施例】本発明を実施例を用いて説明する。図1は本
発明の第1の実施例である。キセノンランプ、ハロゲン
ランプあるいはメタルハライドランプ3と該ランプの背
面に配設された楕円鏡あるいは球面鏡からなる凹面鏡2
からなる光源から出射された白色光は、集光レンズ4に
よって、図示しない赤外光カットフィルター、紫外光カ
ットフィルターを透過し、微小ミラー5に集光、反射さ
れる。該ミラーにて反射、方向を変換した光源光はレン
ズ4’にて略平行光に整形され、三色分離光学系に入射
される。
発明の第1の実施例である。キセノンランプ、ハロゲン
ランプあるいはメタルハライドランプ3と該ランプの背
面に配設された楕円鏡あるいは球面鏡からなる凹面鏡2
からなる光源から出射された白色光は、集光レンズ4に
よって、図示しない赤外光カットフィルター、紫外光カ
ットフィルターを透過し、微小ミラー5に集光、反射さ
れる。該ミラーにて反射、方向を変換した光源光はレン
ズ4’にて略平行光に整形され、三色分離光学系に入射
される。
【0016】三色分離はダイクロイックミラー6、7に
て行う。ダイクロイックミラー6、7は入射光に対し略
30度の入射角に設定、配置されており、ダイクロイッ
クミラー6では入射面にて青色が反射の法則にて反射さ
れ、青色用変調光学素子1Bに読みだし光として略垂直
に入射される。ダイクロイックミラー6を透過した入射
光はミラー6と同様に入射角略30度にて入射するよう
に配置されたダイクロイックミラー7に入射し、反射し
た赤色光は赤色光用変調光学素子1Rに読みだし光とし
て略垂直に入射される。ミラー7を透過した緑光は緑用
変調光学素子1Gに読みだし光として略垂直に入射す
る。
て行う。ダイクロイックミラー6、7は入射光に対し略
30度の入射角に設定、配置されており、ダイクロイッ
クミラー6では入射面にて青色が反射の法則にて反射さ
れ、青色用変調光学素子1Bに読みだし光として略垂直
に入射される。ダイクロイックミラー6を透過した入射
光はミラー6と同様に入射角略30度にて入射するよう
に配置されたダイクロイックミラー7に入射し、反射し
た赤色光は赤色光用変調光学素子1Rに読みだし光とし
て略垂直に入射される。ミラー7を透過した緑光は緑用
変調光学素子1Gに読みだし光として略垂直に入射す
る。
【0017】ここで変調光学素子を図2を用いて説明す
る。本発明にて使用される変調光学素子1B、1R、1
Gの断面図を図2に示す。基本構造は変調光学素子1
B、1R、1Gとも同じであるので1B用を示す。図2
の左側(書き込み光側)から透明ガラス基板11、透明
導電体(ITO)膜12、水素化非晶質シリコン膜から
なる光導電体膜13、CdTe膜からなる遮光層14、
誘電体多層膜ミラー層14、透明な樹脂マトリクス中に
液晶が分散され閉じこめられた液晶複合体層膜16、透
明導電体(ITO)膜17、透明ガラス基板18であ
る。
る。本発明にて使用される変調光学素子1B、1R、1
Gの断面図を図2に示す。基本構造は変調光学素子1
B、1R、1Gとも同じであるので1B用を示す。図2
の左側(書き込み光側)から透明ガラス基板11、透明
導電体(ITO)膜12、水素化非晶質シリコン膜から
なる光導電体膜13、CdTe膜からなる遮光層14、
誘電体多層膜ミラー層14、透明な樹脂マトリクス中に
液晶が分散され閉じこめられた液晶複合体層膜16、透
明導電体(ITO)膜17、透明ガラス基板18であ
る。
【0018】尚、変調光学素子1を説明する図2は該素
子を構成する各部材の厚みについては実際の寸法に比例
していないことをつけ加えておく。ITO膜12と17
の間には常時交流電圧が印加されている。書き込み光が
存在しないときは、光導電体層13のインピーダンスは
高く、そのために液晶複合体層膜16には電圧はほとん
ど印加されず、該膜中の樹脂マトリクスの中に閉じこめ
られた液晶分子はそれぞれ勝手なランダム方向を向いて
いる。
子を構成する各部材の厚みについては実際の寸法に比例
していないことをつけ加えておく。ITO膜12と17
の間には常時交流電圧が印加されている。書き込み光が
存在しないときは、光導電体層13のインピーダンスは
高く、そのために液晶複合体層膜16には電圧はほとん
ど印加されず、該膜中の樹脂マトリクスの中に閉じこめ
られた液晶分子はそれぞれ勝手なランダム方向を向いて
いる。
【0019】この時液晶の屈折率と樹脂マトリクスの屈
折率が異なることになり、該素子に右側から入射した読
みだし光は勝手な方向を向いた液晶分子からなる液晶と
マトリクス樹脂の屈折率の違いにより散乱される。一方
書き込み光が左側から入射しているときは、該入射光に
より光導電体膜16のインピーダンスが低下し、電圧が
液晶複合体層15に印加される事になり、印加される電
界によって液晶中の液晶分子が電界方向に配列する。
折率が異なることになり、該素子に右側から入射した読
みだし光は勝手な方向を向いた液晶分子からなる液晶と
マトリクス樹脂の屈折率の違いにより散乱される。一方
書き込み光が左側から入射しているときは、該入射光に
より光導電体膜16のインピーダンスが低下し、電圧が
液晶複合体層15に印加される事になり、印加される電
界によって液晶中の液晶分子が電界方向に配列する。
【0020】液晶分子が配列したときの液晶の屈折率と
マトリクス樹脂の屈折率は略一致することになり、読み
だし光からみて透明になる。この状態の時に変調光学素
子1Bに入射した青色読みだし光は透明な液晶複合層1
6を通過し、青色用誘電体ミラー層16にて反射され、
再度液晶複合層16を通過、出射される。遮光層14は
入射読みだし光のうち誘電体ミラー層15の通過光を吸
収し、となりの光導電体層13に悪い影響を与えないた
めに存在する。
マトリクス樹脂の屈折率は略一致することになり、読み
だし光からみて透明になる。この状態の時に変調光学素
子1Bに入射した青色読みだし光は透明な液晶複合層1
6を通過し、青色用誘電体ミラー層16にて反射され、
再度液晶複合層16を通過、出射される。遮光層14は
入射読みだし光のうち誘電体ミラー層15の通過光を吸
収し、となりの光導電体層13に悪い影響を与えないた
めに存在する。
【0021】実際の映像の場合には、書き込み光は変調
光学素子に部分的に入射される事になり、該素子の書き
込み光入射部分に対応する光導電体層13の部分のみイ
ンピーダンスが変化し、その部分のみ液晶複合層が透明
になる。その結果透明になった箇所のみ読みだし光は反
射出射され、他の箇所は散乱反射される。以上が変調光
学素子1Bの機能である。他の1R、1Bの場合には反
射用誘電体ミラーが赤色用、緑色用に作製されている点
が異なるが、上記のように基本構造は1Bと同じであ
る。
光学素子に部分的に入射される事になり、該素子の書き
込み光入射部分に対応する光導電体層13の部分のみイ
ンピーダンスが変化し、その部分のみ液晶複合層が透明
になる。その結果透明になった箇所のみ読みだし光は反
射出射され、他の箇所は散乱反射される。以上が変調光
学素子1Bの機能である。他の1R、1Bの場合には反
射用誘電体ミラーが赤色用、緑色用に作製されている点
が異なるが、上記のように基本構造は1Bと同じであ
る。
【0022】尚、液晶分子が電界に沿って配列したとき
に、樹脂マトリクスとインピーダンスが異なるように、
液晶分子がランダム配向しているときに、該インピーダ
ンスが略一致するようにする液晶と樹脂マトリクスの組
み合わせも可能であるが、上記変調素子にて説明した屈
折率の組み合わせの方が好ましい。変調光学素子に書き
込む方法については、詳しく説明しないがCRT画像を
リレーレンズにて変調光学素子にて書き込んでもよい
し、透過型液晶素子画像を投射し、透過光をリレーレン
ズで書き込んでも良い。
に、樹脂マトリクスとインピーダンスが異なるように、
液晶分子がランダム配向しているときに、該インピーダ
ンスが略一致するようにする液晶と樹脂マトリクスの組
み合わせも可能であるが、上記変調素子にて説明した屈
折率の組み合わせの方が好ましい。変調光学素子に書き
込む方法については、詳しく説明しないがCRT画像を
リレーレンズにて変調光学素子にて書き込んでもよい
し、透過型液晶素子画像を投射し、透過光をリレーレン
ズで書き込んでも良い。
【0023】各色用変調光学素子にて変調されて反射、
出射した各色の投射光はシュリーレン光学系にて入射光
と異なる光学系で三色合成光学系に入射する。変調光学
素子1Gを出射した投射光はダイクロイックミラー7に
て、変調光学素子1Rを出射した投射光と2色合成さ
れ、該合成光はダイクロイックミラー6にて変調光学素
子1Bから出射された投射光と3色合成される。該3色
合成光はレンズ4’にてアパーチャー8を経由して集光
され、レンズ4”にてスクリーン10に投射される。各
色毎に見てみると、変調光学素子1Rからの投射光はダ
イクロイックミラー7にて反射され、ダイクロイックミ
ラー6のガラス基板を透過、投射レンズ系にてスクリー
ンに投射される。
出射した各色の投射光はシュリーレン光学系にて入射光
と異なる光学系で三色合成光学系に入射する。変調光学
素子1Gを出射した投射光はダイクロイックミラー7に
て、変調光学素子1Rを出射した投射光と2色合成さ
れ、該合成光はダイクロイックミラー6にて変調光学素
子1Bから出射された投射光と3色合成される。該3色
合成光はレンズ4’にてアパーチャー8を経由して集光
され、レンズ4”にてスクリーン10に投射される。各
色毎に見てみると、変調光学素子1Rからの投射光はダ
イクロイックミラー7にて反射され、ダイクロイックミ
ラー6のガラス基板を透過、投射レンズ系にてスクリー
ンに投射される。
【0024】変調光学素子1Gからの投射光は、ダイク
ロイックミラー7と6の両ミラーを透過する。変調光学
素子1Bからの投射光はダイクロイックミラー6にて反
射されるのみでミラーの透過は無い。図3には変調素子
1Rの1点から出射された光束のうちの、子午的光束と
球欠的光束がダイクロイックミラーを所定の入射角を有
して入射、透過し投射レンズで投射されたときの非点収
差発生を定性的に示している。
ロイックミラー7と6の両ミラーを透過する。変調光学
素子1Bからの投射光はダイクロイックミラー6にて反
射されるのみでミラーの透過は無い。図3には変調素子
1Rの1点から出射された光束のうちの、子午的光束と
球欠的光束がダイクロイックミラーを所定の入射角を有
して入射、透過し投射レンズで投射されたときの非点収
差発生を定性的に示している。
【0025】さらに、各光束のダイクロイックミラー透
過時の光路差について説明する。図4は、(A)は子午
的光束に平行な方向から見た図、(B)は球欠的光束に
平行な方向からみた図である。つまり、球欠的光束はダ
イクロイックミラーに垂直に入射するのに対し、子午的
光束は所定の入射角を所有して入射するため両者間に光
路差が発生する事が理解できる。これら図3、図4の説
明によりダイクロイックミラーへの入射角が45度より
小さくするにしたがって子午的光束と球欠的光束との光
路差が小さくなる事が理解できる。前記したように入射
角ゼロにすれば両光路差は無くなるが、非現実的であり
実現は不可能である。本実施例では入射角を30度に
し、この場合における非点収差を比べた結果である。こ
のように非点収差を45度入射に比して減らす事ができ
る。
過時の光路差について説明する。図4は、(A)は子午
的光束に平行な方向から見た図、(B)は球欠的光束に
平行な方向からみた図である。つまり、球欠的光束はダ
イクロイックミラーに垂直に入射するのに対し、子午的
光束は所定の入射角を所有して入射するため両者間に光
路差が発生する事が理解できる。これら図3、図4の説
明によりダイクロイックミラーへの入射角が45度より
小さくするにしたがって子午的光束と球欠的光束との光
路差が小さくなる事が理解できる。前記したように入射
角ゼロにすれば両光路差は無くなるが、非現実的であり
実現は不可能である。本実施例では入射角を30度に
し、この場合における非点収差を比べた結果である。こ
のように非点収差を45度入射に比して減らす事ができ
る。
【0026】図5、図6は、ダイクロイックミラーに入
射角30度と入射角45度の時のMTF曲線である。空
間周波数0.5mm/本であり、実線はM方向(子午的
光束)、破線はS方向(球欠的光束)である。横軸は画
像位置、縦軸はMTF値である。入射角30度と45度
での子午的光束と球欠的光束との光路差、すなわち非点
収差は、入射角30度の時の方が広い画像位置において
小さいことが示されている。
射角30度と入射角45度の時のMTF曲線である。空
間周波数0.5mm/本であり、実線はM方向(子午的
光束)、破線はS方向(球欠的光束)である。横軸は画
像位置、縦軸はMTF値である。入射角30度と45度
での子午的光束と球欠的光束との光路差、すなわち非点
収差は、入射角30度の時の方が広い画像位置において
小さいことが示されている。
【0027】図7はシュリーレン光学系の投射装置の第
2の実施例である。光源は例えばキセノンランプ、ハロ
ゲンランプあるいはメタルハライドランプからなるラン
プと該ランプ23の背後に配設された楕円鏡または球面
鏡からなる凹面ミラー22からなり、該光源から出射さ
れた光源光は図示しない赤外光カットフィルター、紫外
カットフィルターを経由してレンズ24、24’にて構
成された整形光学系にて略平行光に整形され、青色反射
ダイクロイックミラー25に入射角略30度にて入射
し、青色は反射法則に従って反射、青色光用変調光学素
子21Bに略垂直に読みだし光として入射する。
2の実施例である。光源は例えばキセノンランプ、ハロ
ゲンランプあるいはメタルハライドランプからなるラン
プと該ランプ23の背後に配設された楕円鏡または球面
鏡からなる凹面ミラー22からなり、該光源から出射さ
れた光源光は図示しない赤外光カットフィルター、紫外
カットフィルターを経由してレンズ24、24’にて構
成された整形光学系にて略平行光に整形され、青色反射
ダイクロイックミラー25に入射角略30度にて入射
し、青色は反射法則に従って反射、青色光用変調光学素
子21Bに略垂直に読みだし光として入射する。
【0028】ダイクロイックミラー25を透過した光は
入射角略30度にて赤色反射ダイクロイックミラー26
に入射、赤色光は反射法則に従い反射され、赤色光用変
調光学素子21Rに略垂直にて読みだし光として入射す
る。ダイクロイックミラー26を透過した光は入射角略
30度に設定された緑反射用ダイクロイックミラー27
にて反射され、緑色用変調光学素子21Gに略垂直に入
射する。ダイクロイックミラー27のみは入射角45度
であってもかまわない。
入射角略30度にて赤色反射ダイクロイックミラー26
に入射、赤色光は反射法則に従い反射され、赤色光用変
調光学素子21Rに略垂直にて読みだし光として入射す
る。ダイクロイックミラー26を透過した光は入射角略
30度に設定された緑反射用ダイクロイックミラー27
にて反射され、緑色用変調光学素子21Gに略垂直に入
射する。ダイクロイックミラー27のみは入射角45度
であってもかまわない。
【0029】各色用変調光学素子にて変調されて反射、
出射した投射光は入射光と異なる光学系でダイクロイッ
クミラー25、26、27に略30度の入射角で入射、
反射されて3色合成される。該3色合成光はレンズ2
4’にてアパーチャー28を経由して微小ミラー29に
集光、反射される。ミラー29にて方向を変えた投射光
はレンズ24”にてスクリーン上に投射される。このシ
ュリーレン光学系を採用すると、光源光が直接微小ミラ
ーに集光されず、各変調素子にて変調されて光量が減少
した状態で微小ミラー29に集光されるためミラーの寿
命が向上する。
出射した投射光は入射光と異なる光学系でダイクロイッ
クミラー25、26、27に略30度の入射角で入射、
反射されて3色合成される。該3色合成光はレンズ2
4’にてアパーチャー28を経由して微小ミラー29に
集光、反射される。ミラー29にて方向を変えた投射光
はレンズ24”にてスクリーン上に投射される。このシ
ュリーレン光学系を採用すると、光源光が直接微小ミラ
ーに集光されず、各変調素子にて変調されて光量が減少
した状態で微小ミラー29に集光されるためミラーの寿
命が向上する。
【0030】ダイクロイックミラー25、26の機能に
付いては前実施例と同様である。ダイクロイックミラー
27については緑光を反射させる機能のみを使用するた
め、入射角は上記したように他のダイクロイックミラー
25、26と異なって大きい入射角度で入射させてもか
まわない。各変調素子からの出射光がダイクロイックミ
ラーを透過する際に子午的光束と球欠的光束とで光路差
が発生し、そのためスクリーン上に発生する非点収差
が、投射光が透過するダイクロイックミラーの入射角を
小さくする事によって減少する事ができる点は同様であ
る。
付いては前実施例と同様である。ダイクロイックミラー
27については緑光を反射させる機能のみを使用するた
め、入射角は上記したように他のダイクロイックミラー
25、26と異なって大きい入射角度で入射させてもか
まわない。各変調素子からの出射光がダイクロイックミ
ラーを透過する際に子午的光束と球欠的光束とで光路差
が発生し、そのためスクリーン上に発生する非点収差
が、投射光が透過するダイクロイックミラーの入射角を
小さくする事によって減少する事ができる点は同様であ
る。
【0031】図8は第3の実施例であり、本実施例の投
射装置の斜視構成図は従来例(図10)で変調光学素子
101Gより変調されて出射された緑投射光はダイクロ
イックミラー125、124と2個のダイクロイックミ
ラーを透過するため、ダイクロイックミラー124の一
個のみを通過する赤色投射光に比して非点収差が大きく
なる点を鑑みてなされたシュリーレン系光学系の投射装
置である。
射装置の斜視構成図は従来例(図10)で変調光学素子
101Gより変調されて出射された緑投射光はダイクロ
イックミラー125、124と2個のダイクロイックミ
ラーを透過するため、ダイクロイックミラー124の一
個のみを通過する赤色投射光に比して非点収差が大きく
なる点を鑑みてなされたシュリーレン系光学系の投射装
置である。
【0032】ランプ33(図示せず)と該ミラーの背後
に配置された凹面反射ミラー32から構成される光源か
ら出射された光源光はレンズ34にて微小ミラー35に
集光、反射されて方向を変え、レンズ34’にて整形さ
れ略平行光になる。この略平行光の進行方向をX軸とす
る。もちろんシュリーレン光学系のため正確にX軸に平
行というわけではない。
に配置された凹面反射ミラー32から構成される光源か
ら出射された光源光はレンズ34にて微小ミラー35に
集光、反射されて方向を変え、レンズ34’にて整形さ
れ略平行光になる。この略平行光の進行方向をX軸とす
る。もちろんシュリーレン光学系のため正確にX軸に平
行というわけではない。
【0033】青色反射ダイクロイックミラー36はミラ
ー面がZ軸に平行(X−Y面に垂直に)に、且つX軸、
Y軸と略45度を形成するように配置される。赤色反射
用ダイクロイックミラー37はY軸に平行(X−Z面に
垂直)に且つX軸、Z軸と略45度を形成するように配
置される。レンズ34’にて略平行光に整形された入射
光はダイクロイックミラー36にて青色光が反射されY
軸と略平行に進み、青色用変調光学素子31Bに略垂直
に読みだし光として入射する。
ー面がZ軸に平行(X−Y面に垂直に)に、且つX軸、
Y軸と略45度を形成するように配置される。赤色反射
用ダイクロイックミラー37はY軸に平行(X−Z面に
垂直)に且つX軸、Z軸と略45度を形成するように配
置される。レンズ34’にて略平行光に整形された入射
光はダイクロイックミラー36にて青色光が反射されY
軸と略平行に進み、青色用変調光学素子31Bに略垂直
に読みだし光として入射する。
【0034】ダイクロイックミラー36を透過した入射
光は赤色光反射ダイクロイックミラー37に入射角略4
5度にて入射し、反射光はZ軸に略平行に進行し、赤色
光用変調光学素子31Rに略垂直に入射する。ミラー3
7を通過した緑色入射光は緑色光用変調光学素子31に
略垂直に入射する。各色用変調光学素子に入射した各色
光は各素子にて変調作用を受け、投射光として入射光と
異なる光学系で投射光として出射される。各素子を出射
した投射光はダイクロイックミラー37、36にて三色
合成を受けレンズ34’を経由、図示しないアパーチャ
ーを経由してレンズ34”にてスクリーン39に投射さ
れる。
光は赤色光反射ダイクロイックミラー37に入射角略4
5度にて入射し、反射光はZ軸に略平行に進行し、赤色
光用変調光学素子31Rに略垂直に入射する。ミラー3
7を通過した緑色入射光は緑色光用変調光学素子31に
略垂直に入射する。各色用変調光学素子に入射した各色
光は各素子にて変調作用を受け、投射光として入射光と
異なる光学系で投射光として出射される。各素子を出射
した投射光はダイクロイックミラー37、36にて三色
合成を受けレンズ34’を経由、図示しないアパーチャ
ーを経由してレンズ34”にてスクリーン39に投射さ
れる。
【0035】この実施例におけるダイクロイックミラー
36、37の構成の場合の各変調光学素子から出射され
る投射光を考えてみる。変調光学素子31Bからの青色
投射光はダイクロイックミラー36にて反射投射される
ので非点収差に関係する要素は存在しない。赤色光用変
調光学素子31Rからの赤色投射光はダイクロイックミ
ラー37にて反射され、ダイクロイックミラー36を透
過する。この際従来例と同様な非点収差を発生させる光
路差が子午的光束と球欠的光束間に発生する。緑色光用
変調光学素子31Gを出射した緑色投射光はダイクロイ
ックミラー37、36を透過する。
36、37の構成の場合の各変調光学素子から出射され
る投射光を考えてみる。変調光学素子31Bからの青色
投射光はダイクロイックミラー36にて反射投射される
ので非点収差に関係する要素は存在しない。赤色光用変
調光学素子31Rからの赤色投射光はダイクロイックミ
ラー37にて反射され、ダイクロイックミラー36を透
過する。この際従来例と同様な非点収差を発生させる光
路差が子午的光束と球欠的光束間に発生する。緑色光用
変調光学素子31Gを出射した緑色投射光はダイクロイ
ックミラー37、36を透過する。
【0036】従来例の場合のダイクロイックミラーが平
行に配置されている場合には子午的光束と球欠的光束の
光路差は互いに増長される配置であるが、本実施例の配
置の場合互いの光束が相補する関係にあるため、両光束
の光路差を最小限にする事ができる。本実施例において
もシュリーレン光学系を第2の実施例における光学系、
つまり、光源光を直接ミラー上に集光させないで、三色
合成された投射光をミラー上に集光させる光学系が使用
できることはいうまでもない。
行に配置されている場合には子午的光束と球欠的光束の
光路差は互いに増長される配置であるが、本実施例の配
置の場合互いの光束が相補する関係にあるため、両光束
の光路差を最小限にする事ができる。本実施例において
もシュリーレン光学系を第2の実施例における光学系、
つまり、光源光を直接ミラー上に集光させないで、三色
合成された投射光をミラー上に集光させる光学系が使用
できることはいうまでもない。
【0037】図9は第4の投射装置の実施例であり、第
1の実施例と第3の実施例の投射装置の3色合成系の特
徴を合体させ、さらなる批点収差の改良を行った例であ
る。ランプ43(図示せず)と凹面鏡42からなる光源
から出射された光はレンズ44にて微笑ミラー45上に
集光され、方向を変えた光はレンズ44’にて略平行光
に整形され三色分離光学系に入射される。
1の実施例と第3の実施例の投射装置の3色合成系の特
徴を合体させ、さらなる批点収差の改良を行った例であ
る。ランプ43(図示せず)と凹面鏡42からなる光源
から出射された光はレンズ44にて微笑ミラー45上に
集光され、方向を変えた光はレンズ44’にて略平行光
に整形され三色分離光学系に入射される。
【0038】三色分離光学系を構成する青色光反射用ダ
イクロイックミラー46はX−Y平面に垂直に、且つ入
射角が略30度に配置される。赤色光反射ダイクロイッ
クミラー47はX−Z平面に垂直に、且つ入射角が略3
0度になるように配置される。ダイクロイックミラー4
6に入射した入射光は、X−Y平面に平行に反射法則に
従い反射されて青色用変調光学素子41Bに略垂直に読
みだし光として入射される。ダイクロイックミラー46
を透過した入射光はダイクロイックミラー47に入射、
X−Z面に平行に反射法則に従って反射され、赤色用変
調光学素子41Rに略垂直に入射される。ミラー47を
透過した緑色光は緑色光用変調光学素子に略垂直に入射
する。各変調素子にて変調を受けた各色投射光は入射光
とは異なる光学系で反射、投射光として出射される。
イクロイックミラー46はX−Y平面に垂直に、且つ入
射角が略30度に配置される。赤色光反射ダイクロイッ
クミラー47はX−Z平面に垂直に、且つ入射角が略3
0度になるように配置される。ダイクロイックミラー4
6に入射した入射光は、X−Y平面に平行に反射法則に
従い反射されて青色用変調光学素子41Bに略垂直に読
みだし光として入射される。ダイクロイックミラー46
を透過した入射光はダイクロイックミラー47に入射、
X−Z面に平行に反射法則に従って反射され、赤色用変
調光学素子41Rに略垂直に入射される。ミラー47を
透過した緑色光は緑色光用変調光学素子に略垂直に入射
する。各変調素子にて変調を受けた各色投射光は入射光
とは異なる光学系で反射、投射光として出射される。
【0039】各色投射光はダイクロイックミラーに入射
し、3色合成されてレンズ44’、44”にてスクリー
ン49に投射される。尚、レンズ44’にて集光される
投射光は集光直前にて図示しないアパーチャーを通る。
変調素子41Bから出射される青色投射光は、ダイクロ
イックミラー46にて反射されるのみであるため、ダイ
クロイックミラーを原因とする非点収差は発生しない。
し、3色合成されてレンズ44’、44”にてスクリー
ン49に投射される。尚、レンズ44’にて集光される
投射光は集光直前にて図示しないアパーチャーを通る。
変調素子41Bから出射される青色投射光は、ダイクロ
イックミラー46にて反射されるのみであるため、ダイ
クロイックミラーを原因とする非点収差は発生しない。
【0040】赤色用変調光学素子41を出射した赤色投
射光はダイクロイックミラー47にて反射、ダイクロイ
ックミラー46を透過する。緑色光用変調光学素子41
Gを出射した投射光はダイクロイックミラー47と46
を透過する。41Bによる赤色投射光はミラー46に略
30度にて入射、透過することにより、子午的光束と球
欠的光束の光路長差を少なくすることができる。緑色光
はミラー47、46に入射角30度に入射する事とミラ
ー47と46が両光束に対して相補的に配置されている
ことによる両効果を得る事ができ、非点収差を上記の実
施例よりも少なくする事ができる。尚、本実施例におい
ても光源光を直接ミラー上に集光させないで、三色合成
された投射光をミラー上に集光させる光学系が使用でき
る事はいうまでもない。
射光はダイクロイックミラー47にて反射、ダイクロイ
ックミラー46を透過する。緑色光用変調光学素子41
Gを出射した投射光はダイクロイックミラー47と46
を透過する。41Bによる赤色投射光はミラー46に略
30度にて入射、透過することにより、子午的光束と球
欠的光束の光路長差を少なくすることができる。緑色光
はミラー47、46に入射角30度に入射する事とミラ
ー47と46が両光束に対して相補的に配置されている
ことによる両効果を得る事ができ、非点収差を上記の実
施例よりも少なくする事ができる。尚、本実施例におい
ても光源光を直接ミラー上に集光させないで、三色合成
された投射光をミラー上に集光させる光学系が使用でき
る事はいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】シュリーレン光学系の投射装置におい
て、3色用各変調素子からの各色の投射光を合成するダ
イクロイックミラーを、各色とも入射角を45度未満に
設定する事により、又は3色用変調光学素子からの出射
投射光が略直交するようにダイクロイックミラーを配置
する事により、さらに両方法を採用することにより、ダ
イクロイックミラーを透過して投射レンズにてスクリー
ンに投射像の非点収差を減らす事ができ、シャープなフ
ルカラーの投射像を投射する事ができる。
て、3色用各変調素子からの各色の投射光を合成するダ
イクロイックミラーを、各色とも入射角を45度未満に
設定する事により、又は3色用変調光学素子からの出射
投射光が略直交するようにダイクロイックミラーを配置
する事により、さらに両方法を採用することにより、ダ
イクロイックミラーを透過して投射レンズにてスクリー
ンに投射像の非点収差を減らす事ができ、シャープなフ
ルカラーの投射像を投射する事ができる。
【図1】 本発明に係る投射装置の第1の実施例を説明
する構成図。
する構成図。
【図2】 本発明で使用する変調光学素子の構成を示す
断面図。
断面図。
【図3】 ダイクロイックミラーを透過する事により非
点収差が発生する事を説明する図。
点収差が発生する事を説明する図。
【図4】 ダイクロイックミラーを透過する事により非
点収差が発生する事を説明する図。
点収差が発生する事を説明する図。
【図5】 ダイクロイックミラーへの入射角30度のM
TF曲線図
TF曲線図
【図6】 ダイクロイックミラーへの入射角45度のM
TF曲線図
TF曲線図
【図7】 本発明に係る投射装置の第2の実施例を説明
する構成図。
する構成図。
【図8】 本発明に係る投射装置の第3の実施例の構成
を説明する斜視図。
を説明する斜視図。
【図9】 本発明に係る投射装置の第4の実施例の構成
を説明する斜視図。
を説明する斜視図。
【図10】 従来の投射装置を説明する構成図。
1 変調光学素子 11、18 透明基板 12、17 透明導電体膜 13 光導電体膜 14 遮光層 15 誘電体反射ミラー層 16 液晶複合体層膜 1B、21B、31B、41B 青色用変調光学素子 1R、21R、31R、41R 赤色用変調光学素子 1G、21G、31G、41G 緑色用変調光学素子 2、22、32、42 光源用凹面鏡 3、23、33、43 光源用ランプ 4、24、34、44 集光レンズ 4’、24’、34’、44’ レンズ 4”、24”、34”、44” レンズ 5、29、35、45 微小ミラー 6、25、36、46 青色反射ダイクロイックミラー 7、26、37、47 赤色反射ダイクロイックミラー 8、28 アパーチャー 9、30、39、49 スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/31 H04N 9/31 C
Claims (3)
- 【請求項1】 光源から光変調素子に入射する読みだし
光が構成する読み出し光学系と該光変調素子から出射さ
れる投射光の構成する投射光学系が異なる、いわゆるシ
ュリーレン光学系投射装置において、R、G、B用光変
調素子から出射された各色投射光を3色合成用ダイクロ
イックミラーに45度未満の入射角にて入射させ、3色
合成を行い投射レンズにてスクリーンに投射する事を特
徴とするフルカラー投射装置。 - 【請求項2】 光源から光変調素子に入射する読みだし
光が構成する読み出し光学系と該光変調素子から出射さ
れる投射光の構成する投射光学系が異なる、いわゆるシ
ュリーレン光学系投射装置において、R、G、B用光変
調素子から出射された各色投射光が3色合成用ダイクロ
イックミラーに入射する光軸がそれぞれ略直角になるよ
うに3色合成用ダイクロイックミラーが配置され、3色
合成された合成光を投射レンズにてスクリーンに投射す
ることを特徴とするフルカラー投射装置。 - 【請求項3】 光源から光変調素子に入射する読みだし
光が構成する読み出し光学系と該光変調素子から出射さ
れる投射光の構成する投射光学系が異なる、いわゆるシ
ュリーレン光学系投射装置において、R、G,B用光変
調素子から出射された各色投射光が3色合成用ダイクロ
イックミラーに45度未満の入射角で入射するように、
且つ、各色光変調素子から3色合成ダイクロイックミラ
ーへ入射する光軸と3色合成光の光軸とのなす平面が互
いに略直角になるように3色合成ダイクロイックミラー
が配置され、該ダイクロイックミラーによって合成され
た合成光を投射レンズにてスクリーンに投射することを
特徴とするフルカラー投射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7140888A JPH08334727A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | フルカラー投射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7140888A JPH08334727A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | フルカラー投射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08334727A true JPH08334727A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15279124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7140888A Pending JPH08334727A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | フルカラー投射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08334727A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6144497A (en) * | 1998-03-26 | 2000-11-07 | Minolta Co., Ltd. | Projection optical system |
| US6176583B1 (en) | 1998-06-22 | 2001-01-23 | Minolta Co., Ltd. | Polarization conversion dichroic mirror and a liquid crystal projector |
| US6231192B1 (en) | 1998-06-23 | 2001-05-15 | Minolta Co., Ltd. | Projecting optical system |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP7140888A patent/JPH08334727A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6144497A (en) * | 1998-03-26 | 2000-11-07 | Minolta Co., Ltd. | Projection optical system |
| US6176583B1 (en) | 1998-06-22 | 2001-01-23 | Minolta Co., Ltd. | Polarization conversion dichroic mirror and a liquid crystal projector |
| US6231192B1 (en) | 1998-06-23 | 2001-05-15 | Minolta Co., Ltd. | Projecting optical system |
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