JPH08336101A - ビデオデータ記録装置とその方法、ビデオデータ記録媒体、および、ビデオデータ再生装置とその方法 - Google Patents

ビデオデータ記録装置とその方法、ビデオデータ記録媒体、および、ビデオデータ再生装置とその方法

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JPH08336101A
JPH08336101A JP14223995A JP14223995A JPH08336101A JP H08336101 A JPH08336101 A JP H08336101A JP 14223995 A JP14223995 A JP 14223995A JP 14223995 A JP14223995 A JP 14223995A JP H08336101 A JPH08336101 A JP H08336101A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】GOPごとに符号化されているビデオデータ
を、ノントラッキング再生可能に記録するビデオデータ
記録装置を提供する。 【構成】入力されたビデオデータを符号化部110で符
号化し、GOPごとの符号化データをデータパック部1
20で所定フォーマットのデータブロックに配置しメモ
リ部130に記録する。外符号エンコード部150で外
符号パリティを付与し、ID付加部170でその各デー
タブロックにGOPの識別コードを付与する。そして内
符号エンコード部180で内符号パリティを付与して記
録部190でビデオカセットテープ80に記録する。ま
たシステム補助データに基準GOP識別コードを付与し
てビデオデータとともに記録する。再生時に、ノントラ
ッキング制御部230で、その基準GOP識別コードを
参照して、各データブロックを選択することにより、G
OPごとのデータブロックを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グループオブピクチャ
(GOP)を単位として圧縮符号化されたビデオデータ
を、ノントラッキング再生可能に記録媒体に記録するビ
デオデータ記録装置とその方法、そのように記録された
記録媒体、および、その記録媒体を再生するビデオデー
タ再生装置とその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(VTR)やビデ
オカセットレコーダ(VCR)においては、記録信号と
ともに、テープの側縁部に記録されているコントロール
信号を再生し、このコントロール信号によって回転ヘッ
ドおよびキャプスタンの回転を制御し、再生時のヘッド
の走査軌跡とテープ上の記録トラックとが一致するよう
にトラッキングサーボをかけている。
【0003】また最近は、高密度記録のためにトラック
幅が小さくなっているため、より高精度なトラッキング
制御が必要となっている。そのため、たとえば回転ヘッ
ドを圧電素子によって可動できる構成とし、回転ヘッド
をウオブリングさせて得られる生成信号の包絡線の変化
などによって回転ヘッドを動かして正しいトラッキング
を行うようにしているVTR装置などもある。また、そ
のような高精度なトラッキングを行うための前提とし
て、テープ案内ドラムを含むテープ走行路の機械的精度
や強度もより高度なものが提供されており、さらにはテ
ープ記録媒体においても種々の制限が加わり高品質なも
のが提供されている。
【0004】一方、近年の画像符号化技術の進展によ
り、複数フレーム分のビデオデータをグループオブピク
チャ(以後、GOPと言う)として、このGOPを単位
としてフレーム間符号化してビデオデータを記録する方
法が普及している。しかし、このように複数フレームに
わたって符号化されているような画像データにおいて
は、再生する際にデータの欠落や入れ違いが生じると複
数フレームのビデオデータに影響を及ぼすことになる。
そのため、より正確なデータの再生が必要となり、この
点においてもより高精度なトラッキング制御が必要とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような高
精度のトラッキングサーボを行うためには、非常に精度
の高い高級なヘッドや、複雑で誤差の少ない制御回路な
どが要求され、装置のローコスト化ができないという問
題があった。そして特に、GOPごとに符号化されたよ
うなビデオデータに対しても、より簡単なトラッキング
制御で、通常の精度の機構の装置で、また、比較的低品
質のテープ記録媒体を用いて、適切に記録および再生を
行いたいという要望があった。
【0006】したがって、本発明の目的は、GOPごと
に符号化されているようなビデオデータを、実質的にノ
ントラッキング再生のような簡単なトラッキング制御で
再生することができるように、記録媒体に記録する記録
装置とその方法を提供することにある。また、本発明の
他の目的は、実質的にノントラッキング再生のような簡
単なトラッキング制御で再生することができるように、
GOPごとに符号化されたビデオデータが記録されてい
る記録媒体を提供することにある。また、本発明の他の
目的は、GOPごとに符号化されたビデオデータが記録
されている記録媒体を、実質的にノントラッキング再生
のような簡単なトラッキング制御で再生することができ
る再生装置とその方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、データを記録する際には各データブロックにGOP
を識別するコードを付与してGOPごとに記録するよう
にした。また、再生する際には、そのGOPを識別する
コードに基づいてGOPごとに再生するようにし、特に
GOPとGOPの境界付近のトラックのデータを適切に
区別できるようにした。
【0008】したがって、本発明のデータ記録装置は、
GOPを単位として圧縮符号化されたビデオデータを、
記録媒体に記録するビデオデータ記録装置であって、符
号化された同一GOPのビデオデータを、所定のフォー
マットを有する複数のデータブロックの、各々所定の領
域に配置するデータ配置手段と、その同一のGOPのビ
デオデータが配置された複数のデータブロックの、各々
所定の領域に、そのGOPを識別するGOP識別コード
を付与するGOP識別コード付与手段と、そのGOP識
別コードの付与された複数のデータブロックを、記録媒
体の所定数の記録トラックに記録する記録手段とを有す
る。
【0009】好適には、本発明のデータ記録装置は、G
OP識別コードがデータとして所定領域に記録されたデ
ータブロックを生成するGOPデータブロック生成手段
をさらに有し、前記記録手段は、そのGOP識別コード
が付与されビデオデータが配置された複数のデータブロ
ックと、前記生成されたGOP識別コードをデータとし
て有するデータブロックを、同時的に、前記記録媒体の
所定数の記録トラックに記録する。
【0010】特定的には、前記GOP識別コード付与手
段は、ビデオデータを構成する各々少なくとも1系統の
映像データおよび音声データ各々について、独立したG
OP識別コードを付与し、前記GOPデータブロック生
成手段は、前記各データごとに独立して付与された前記
GOP識別コードが各々データとして所定領域に記録さ
れた前記データブロックを生成する。
【0011】また好適には、前記記録手段は、少なくと
も前記GOP識別コードをデータとして有するデータブ
ロックを、前記記録トラック内の離れた複数の領域に重
複して記録する。
【0012】また、本発明のデータ記録方法は、GOP
を単位として圧縮符号化されたビデオデータの、同一の
GOPのビデオデータを、所定のフォーマットを有する
複数のデータブロックの、各々所定の領域に配置し、前
記同一のGOPのビデオデータが配置された複数のデー
タブロックの、各々所定の領域に、さらに、そのGOP
を識別するGOP識別コードを付与し、そのGOP識別
コードがデータとして所定領域に記録されたデータブロ
ックを生成し、前記GOP識別コードの付与された前記
複数のデータブロックと、前記GOP識別コードをデー
タとして有するデータブロックとを記録媒体の所定数の
記録トラックに同時的に記録する。
【0013】また、本発明のデータ記録媒体は、GOP
を単位として圧縮符号化されたビデオデータが、GOP
ごとに、所定フォーマットを有し各々GOPを識別する
GOP識別コードを有する複数のデータブロックに配置
され、その複数のデータブロックがGOPごとに所定数
の記録トラックにほぼ区別されてGOPごとに順に記録
されているビデオデータ記録媒体である。
【0014】好適には、本発明のデータ記録媒体は、前
記GOPごとにビデオデータが配置された複数のデータ
ブロックが記録されている前記所定数の記録トラックの
中の、少なくとも1つ以上の記録トラックの所定領域
に、前記GOP識別コードをデータとして有するデータ
ブロックが少なくとも1つ記録されているデータ記録媒
体である。
【0015】また、本発明のビデオデータ再生装置は、
GOPを単位として圧縮符号化されたビデオデータが、
GOPごとに、所定フォーマットを有し各々GOP識別
コードを有する複数のデータブロックに配置され、その
GOPごとの複数のデータブロックが所定数の記録トラ
ックごとにほぼ区別されて順に記録されているテープ記
録媒体を再生するビデオデータ再生装置であって、前記
テープ記録媒体を順に走査し、前記データブロックを単
位とした記録データを再生する再生手段と、前記再生さ
れたデータブロックの、GOP識別コードを検出するG
OP識別コード検出手段と、前記再生されたデータブロ
ックを、前記テープ記録媒体の走査位置に基づいて、同
一のGOPのビデオデータの可能性があるデータブロッ
クごとに重複して分類するデータブロック分類手段と、
前記分類されたデータブロックより、そのデータブロッ
クに対して前記検出されたGOP識別コードに基づい
て、所定のGOP識別コードを有するデータブロックを
選択し、その選択されたデータブロックを前記テープ記
録媒体のその位置からの再生信号として出力するデータ
ブロック選択手段とを有する。
【0016】好適には、本発明のデータ再生装置は、前
記分類されたデータブロックに対して前記検出されたG
OP識別コードの中で、最も多数のデータブロックが有
するGOP識別コードを検出する基準GOP識別コード
検出手段をさらに有し、前記データブロック選択手段
は、前記検出された基準GOP識別コードを有するデー
タブロックを前記分類されたデータブロックより選択
し、前記再生信号として出力する。
【0017】また、本発明のデータ再生装置は、GOP
を単位として圧縮符号化されたビデオデータが、GOP
ごとに、所定フォーマットを有し各々GOP識別コード
を有する複数のデータブロックに配置され、そのGOP
識別コードをデータとして有するデータブロックととも
に、所定数の記録トラックごとにほぼ区別されて順に記
録されているテープ記録媒体を再生するビデオデータ再
生装置であって、前記テープ記録媒体を順に走査し、前
記データブロックを単位として記録データを再生する再
生手段と、前記再生された前記GOP識別コードをデー
タとして有するデータブロックより、そのデータブロッ
クに記録されているGOP識別コードを抽出し基準GO
P識別コードとする基準GOP識別コード抽出手段と、
前記再生されたビデオデータをデータとして有するデー
タブロックより、GOP識別コードを検出するGOP識
別コード検出手段と、前記再生されたビデオデータをデ
ータとするデータブロックを、前記テープ記録媒体の走
査位置に基づいて、同一のGOPのビデオデータの可能
性があるデータブロックごとに重複して分類するデータ
ブロック分類手段と、前記分類されたデータブロックよ
り、前記基準GOP識別コード抽出手段において抽出さ
れた基準GOP識別コードを有するデータブロックを選
択し、前記テープ記録媒体のその位置からの再生信号と
して出力するデータブロック選択手段とを有する。
【0018】また、本発明のデータ再生方法は、GOP
を単位として圧縮符号化されたビデオデータが、GOP
ごとに、所定フォーマットを有し各々GOP識別コード
を有する複数のデータブロックに配置され、そのGOP
識別コードをデータとして有するデータブロックととも
に、所定数の記録トラックごとにほぼ区別されて順に記
録されているテープ記録媒体を順に走査し、前記データ
ブロックを単位として記録データを再生し、前記再生さ
れた前記GOP識別コードをデータとして有するデータ
ブロックより、そのデータブロックに記録されているG
OP識別コードを抽出し基準GOP識別コードとし、前
記再生されたビデオデータをデータとして有するデータ
ブロックより、GOP識別コードを検出し、前記再生さ
れたビデオデータをデータとするデータブロックを、前
記テープ記録媒体の走査位置に基づいて、同一のGOP
のビデオデータの可能性があるデータブロックごとに重
複して分類し、前記分類されたデータブロックより、前
記抽出された基準GOP識別コードを有するデータブロ
ックを選択し、前記選択されたデータブロックを、前記
テープ記録媒体のその位置からの再生信号として順次出
力する。
【0019】
【作用】本発明のデータ記録装置においては、GOPを
単位として圧縮符号化されたビデオデータの同一GOP
ごとのビデオデータを、データ配置手段において、所定
のフォーマットのデータブロックの所定の領域に配置
し、さらにそのデータの配置されたデータブロックの所
定領域に、GOP識別コード付与手段においてそのGO
Pを識別するGOP識別コードを付与する。そして、そ
れらビデオデータおよびGOP識別コードの付与された
データブロックを、記録手段において、GOPごとに記
録媒体の所定の記録トラックに順に記録する。
【0020】本発明のデータ記録方法においては、GO
Pを単位として圧縮符号化されたビデオデータの同一G
OPごとのビデオデータを、所定のフォーマットのデー
タブロックの所定の領域に配置し、さらにそのデータの
配置されたデータブロックの所定領域に、GOPを識別
するGOP識別コードを付与する。そして、それらビデ
オデータおよびGOP識別コードの付与されたデータブ
ロックを、GOPごとに記録媒体の所定の記録トラック
に順に記録する。
【0021】本発明のデータ記録媒体においては、GO
Pを単位として圧縮符号化されたビデオデータが所定数
の記録トラックにほぼ区別されて順に記録されている。
また、各GOPごとの記録トラックには、そのGOPの
ビデオデータとともに、そのGOPを識別するコードが
記録されたデータブロックを単位として、データが記録
されている。
【0022】本発明のデータ再生装置においては、再生
手段においてデータ記録媒体を順に走査し所定フォーマ
ットのデータブロックを単位とした記録データを再生
し、GOP識別コード検出手段において、その再生され
たデータブロックよりGOP識別コードを検出する。ま
た、データブロック分類手段において、テープ記録媒体
の走査位置に基づいて、再生されたデータブロックを、
同一のGOPのビデオデータの可能性があるデータブロ
ックごとに重複して分類する。そして、データブロック
選択手段において、そのデータブロックのGOP識別コ
ードに基づいて、その分類されたデータブロックより所
定のGOP識別コードを有するデータブロックを選択
し、テープ記録媒体のその位置からの再生信号として出
力する。
【0023】また、本発明の他のデータ再生装置は、再
生手段においてテープ記録媒体を順に走査し所定フォー
マットのデータブロックを単位として記録データを再生
する。そして、基準GOP識別コード抽出手段におい
て、GOP識別コードをデータとして有するデータブロ
ックに記録されているGOP識別コードを抽出し基準G
OP識別コードとする。また、GOP識別コード検出手
段において、ビデオデータをデータとして有するデータ
ブロックより、GOP識別コードを検出する。そして、
データブロック分類手段において、テープ記録媒体の走
査位置に基づいて、再生されたデータブロックを、同一
のGOPのビデオデータの可能性があるデータブロック
ごとに重複して分類する。そして、データブロック選択
手段において、前記基準GOP識別コード抽出手段にお
いて抽出された基準GOP識別コードを有するデータブ
ロックを前記分類されたデータブロックより選択し、テ
ープ記録媒体のその位置からの再生信号として出力す
る。
【0024】また、本発明のデータ再生方法は、テープ
記録媒体を順に走査し所定フォーマットのデータブロッ
クを単位として記録データを再生する。そして、GOP
識別コードをデータとして有するデータブロックに記録
されているGOP識別コードを抽出し基準GOP識別コ
ードとする。また、ビデオデータをデータとして有する
データブロックより、GOP識別コードを検出する。そ
して、テープ記録媒体の走査位置に基づいて、再生され
たデータブロックを、同一のGOPのビデオデータの可
能性があるデータブロックごとに重複して分類する。そ
して、前記抽出された基準GOP識別コードを有するデ
ータブロックを前記分類されたデータブロックより選択
し、テープ記録媒体のその位置からの再生信号として出
力する。
【0025】
【実施例】本発明の一実施例のビデオデータ記録再生装
置を図1〜図8を参照して説明する。本実施例のビデオ
データ記録再生装置は、入力されたビデオデータをカセ
ット形式のテープ媒体にノントラッキング再生可能に記
録する記録部と、そのテープ媒体に記録されたビデオデ
ータをノントラッキング再生する再生部とを有するビデ
オカセットレコーダである。
【0026】まず、本実施例のビデオデータ記録再生装
置の構成について説明する。図1は、本実施例のビデオ
データ記録再生装置の、データの流れに関わる主な構成
部を示したブロック図である。ビデオデータ記録再生装
置10は、記録系100と再生系200を有する。
【0027】まず、記録系100の構成について説明す
る。図1に示すように、記録系100は、符号化部11
0、データパック部120、メモリ部130、外符号エ
ンコード部150、ID生成部160、ID付加部17
0、内符号エンコード部180および記録部190を有
する。記録系100は、映像入力端子Vinおよび音声入
力端子Ainより入力されたビデオオーディオデータを、
たとえばこのビデオデータ記録再生装置10の再生系2
00などの再生装置により再生可能なフォーマットで、
ビデオカセットテープ80に記録する。
【0028】符号化部110は、映像入力端子Vinより
入力された映像信号を圧縮し、符号化し、映像ビットス
トリームとしてデータパック部120に出力する。この
圧縮符号化方法は、MPEGなどの符号化方法と同様
に、DCTなどの直交変換符号化および予測符号化を行
い、量子化、可変長符号化を行って符号化データ列を生
成する方法である。
【0029】符号化部110の動作について図2を参照
して具体的に説明する。符号化部110は、図2(A)
に示すような一連の画像を、1フレームごとに交互にI
ピクチャおよびBピクチャとして符号化を行う。すなわ
ち、1フレームおきにフレーム内符号化を行い、その間
の各フレームはその前後のIピクチャから両方向の予測
符号化を行う。また、各ピクチャは、16画素×16ラ
インのマクロブロックを単位として符号化を行う。その
結果、図2(B)に示すように、Bピクチャに先行して
符号化されたIピクチャのマクロブロックごとの符号化
データと、Bピクチャのマクロブロックごとの符号化デ
ータが順次生成される。これらの2フレームが1つのG
OPとして、各GOPごとのデータがデータパック部1
20に出力される。
【0030】データパック部120は、符号化部110
から入力されたGOPごとの映像符号化データと、音声
入力端子Ainから入力された音声データを、所定フォー
マットのデータブロックの所定のデータ領域に順次配置
する。
【0031】そのデータブロックについて図3を参照し
て説明する。図3は、ビデオカセットテープ80に記録
するデータの単位であるデータブロックのフォーマット
を示す図であり、(A)は映像データのフォーマットを
示す図、(B)は音声データのフォーマットを示す図、
(C)はシステム補助データのフォーマットを示す図で
ある。図3(A)に示すように、1つのGOPに対する
映像データは、同期信号(SYNC)2バイト、データ
識別コード(ID)4バイト、データ108バイト、内
符号パリティ12バイトの、126バイトのデータから
なるデータブロックを単位として構成される。
【0032】そして、データとして映像データが記録さ
れた所定数(図3(A)においては50個)のデータブ
ロックと、データとしてその映像データに対する外符号
パリティが記録された所定数(図3(A)においては1
4個)のデータブロックとで、1つのECC(エラーコ
レクションコード)ブロックを構成し、走査線数625
本フィールド数50フィールドのデータにおいては36
のECCブロックで、また、走査線数525本フィール
ド数60フィールドのデータにおいては、30のECC
ブロックで、1GOP分の映像データが構成される。
【0033】音声データも、図3(B)に示すように、
映像データと同様のデータブロックを単位として構成さ
れる。そして、データとして音声データが記録された所
定数(図3(B)においては6個)のデータブロック
と、データとしてその音声データに対する外符号パリテ
ィが記録された所定数(図3(B)においては8個)の
データブロックとで、1つのECCブロックを構成し、
走査線数625本フィールド数50フィールドのデータ
においては12のECCブロックで、また、走査線数5
25本フィールド数60フィールドのデータにおいて
は、10のECCブロックで、1GOP分の音声データ
が構成される。
【0034】なお、本実施例のビデオデータ記録再生装
置10においては、4チャネルの音声データを記録する
ものとし、各チャネルの音声データごとに図3(B)に
示す音声データが構成される。また、各GOPごとのデ
ータには、図3(C)に示すような、1つのシステム補
助データが生成される。このシステム補助データとして
は、データとして、後述するノントラッキング制御のた
めのIDデータ、および、GOPを構成する各フレーム
ごとの管理データなどが記憶される。
【0035】データパック部120は、図2(C)に示
すように、各マクロブロックごとのデータ、すなわち各
ピクチャのデータ、および音声データを、このようなフ
ォーマットのデータブロックのデータ記録領域に適宜配
置する。この処理は、可変長符号化された各データを所
定のフォーマットのデータブロックに配置することによ
り、固定長のデータを処理すればよいようにし、ビデオ
カセットテープ80に記録可能にする処理と言える。ま
た、データパック部120は、システム補助データのデ
ータブロックを生成する。そして、データパック部12
0で生成された映像データのデータブロック、音声デー
タのデータブロック、および、システム補助データのデ
ータブロックは、各々メモリ部130に記録される。ま
た、GOPごとの区切りを示す信号が、データパック部
120よりメモリ部130およびID生成部160に出
力される。
【0036】メモリ部130は、データパック部120
より順次入力されるGOPごとの映像データ、音声デー
タ、および、システム補助データをGOP単位に記憶し
ておく記憶手段であり、メモリとそのメモリへのデータ
の入出力を制御する制御部より構成される。このメモリ
部130へ記憶されているGOPごとのデータに対し
て、外符号エンコード部150により外符号パリティが
付加される。また、外符号パリティが付加されたデータ
は、ビデオカセットテープ80への記録のために順次I
D付加部170に出力される。なお、メモリ部130の
前記制御部には、データパック部120よりGOPの区
切りを示す信号が入力され、この信号に基づいて順次G
OPごとの処理が行われる。また、データパック部12
0からのデータの入力、外符号エンコード部150との
データの入出力、および、ID付加部170へのデータ
の出力の各処理は、メモリ部130の前記制御部により
制御され、同時的に行われる。
【0037】外符号エンコード部150は、メモリ部1
30に記憶されているGOPごとの映像データおよび音
声データに対して、外符号パリティ(Outer Parity)を
付与する。外符号エンコード部150は、メモリ部13
0の制御部を介して、そのメモリに記憶されている各デ
ータをアクセスし、外符号パリティを生成し、図2
(C)、および、図3(A)、(B)に示すように、外
符号パリティ用のデータブロックのデータ記録領域に配
置する。この生成された外符号パリティ用のデータブロ
ックも、メモリ部130に映像データおよび音声データ
とともに記憶される。
【0038】ID生成部160は、データパック部12
0より入力されたGOPの区切りを示す信号に基づい
て、GOPごとの識別コード(ID)を生成しID付加
部170に出力する。このGOPごとのIDは、映像デ
ータ、および、1〜4チャネルの音声データ各々に独立
して生成される。ID生成部160には、一連のビデオ
データの先頭などにおいて適宜、図示せぬビデオデータ
記録再生装置10の制御部からIDの初期値を決定する
信号が入力され、この信号が入力された時にはこれに従
ってIDを決定する。また、前記信号が入力されない時
には、データパック部120から入力されるGOPの区
切りを示す信号に基づいて、そのIDを所定の規則によ
り更新する。本実施例においては、IDを順次カウント
アップする。
【0039】ID付加部170は、メモリ部130から
外符号パリティの付与されたGOPごとのデータを順次
読み出し、各データブロックごとにID生成部160か
ら入力されたGOPの識別コードをセットする。ID付
加部170は、メモリ部130から読み出した映像デー
タおよび音声データに対しては、各データブロックの先
頭にある識別コード記憶領域にそのIDをセットする。
また、システム補助データに対しては、その識別コード
記憶領域にIDをセットするとともに、図3(C)に示
すように、さらに、そのデータ記憶領域の所定位置に、
ノントラッキング制御を行うためのデータして映像デー
タおよび音声データに付与した各識別コードをセットす
る。
【0040】内符号エンコード部180は、ID付加部
170から入力されるGOPごとの映像データ、音声デ
ータ、および、システム補助データに対して、内符号パ
リティ(Inner Parity)を付与する。内符号エンコード
部180は、図2(C)および図3(A)〜(C)に示
すような各データのデータブロックの末尾12バイトの
位置に、そのデータブロックに対する内符号パリティを
配置する。パリティの配置された各データブロックは、
記録部190に出力される。
【0041】記録部190は、順次入力されるGOPご
との映像データ、音声データおよびシステム補助データ
をビデオカセットテープ80に実際に記録する。そのビ
デオカセットテープ80の記録フォーマットを図4およ
び図5を参照して説明する。図4は、1GOP分のビデ
オデータの記録フォーマットを示す図、図5は、ビデオ
カセットテープ80上に順次GOPごとのデータが記録
されている状態を示す図である。
【0042】図4に示すように、1GOP分のデータ
は、10本または12本のトラックに記録される。この
トラックの数は、たとえば、走査線数625本フィール
ド数50フィールドのデータであれば12本、走査線数
525本フィールド数60フィールドのデータであれば
10本である。そして、各トラックは、映像信号が記録
されるビデオデータ領域、音声信号が記録されるオーデ
ィオデータ領域および、システム補助信号が記録される
システム補助データ領域を有する。本実施例において
は、音声信号としては前述したように4チャネルの音声
信号を有し、また、各信号は、図示のごとく2つの領域
に分割して記録される。
【0043】このように、各GOPごとのデータを12
本または10本のトラックを割り当て、さらにビデオカ
セットテープ80の長手方向にこのGOPごとのビデオ
データを順次記録し、一連のビデオデータを記録する。
その記録の状態を図5に示す。図5は、G1 〜G6 のG
OPのデータが、順に記録されている状態を示す。
【0044】次に、再生系200の構成について説明す
る。再生系200は、再生部210、内符号デコード部
220、ノントラッキング制御部230、外符号デコー
ド部240、メモリ部250、データデパック部260
および復号化部270を有する。なお、再生部210お
よびノントラッキング制御部230の構成を、図6によ
り詳細に示す。
【0045】再生部210は、4つの再生ヘッドA,
A’,B,B’、および、信号抽出部211を有し、こ
れにより、ビデオデータの記録されたビデオカセットテ
ープ80の各記録トラックの信号を拾う。この4つの再
生ヘッドは、同アジマスのPBヘッド2個(ヘッドAと
A’、および、ヘッドBとB’)がトラック幅だけオフ
セットされてマウントされている。したがって、図7に
示すように、トラック曲がりがあっても少なくとも一方
のヘッド(AまたはA’、あるいは、BまたはB’)で
はデータの再生ができるようになっている。そこで、こ
の同アジマスのヘッドから出力された信号を信号抽出部
211で統合して1つの信号として出力する。
【0046】内符号デコード部220は、再生部210
から出力された再生信号の各データブロックごとに、内
符号パリティに基づいてエラー訂正を行い、その結果の
データブロックを順次ノントラッキング制御部230に
出力する。
【0047】ノントラッキング制御部230は、図6に
示すように、バッファ231、ID検出部232、入力
切り換えスイッチ233、第1〜第nのメモリ234-1
〜234-n、出力切り換えスイッチ236を有する。
【0048】バッファ231は、内符号デコード部22
0から入力される再生データブロックの中より映像デー
タのデータブロックと音声データのデータブロックを一
時的に記憶する記憶手段である。
【0049】ID検出部232は、内符号デコード部2
20から入力される再生データブロックより、GOPを
識別するコードを検出し、その検出結果に基づいて入力
切り換えスイッチ233を制御してバッファ231に一
時的に記憶されている再生データブロックを第1〜第n
のメモリ234-1〜234-nに適宜記録する。
【0050】具体的にはID検出部232は、次のよう
な動作を行う。まず、ビデオカセットテープ80上にお
いて、GOPごとのデータの境界付近の位置の再生デー
タブロックが入力された時、すなわち、再生されたシス
テム補助データの内容がその領域のGOPのIDを示す
正しいデータとは限らない場合には、ID検出部232
は、再生データブロックよりIDを検出し、共通のID
を持つ再生データブロックが共通のメモリ234-i(i
=1〜n)に記録されるように、入力切り換えスイッチ
233を制御する。
【0051】次に、ビデオカセットテープ80上におい
て、GOPごとのデータの中心付近の位置の再生データ
ブロックが入力された時、すなわち、再生されたシステ
ム補助データの内容がその領域のGOPのIDを示す正
しいデータと認められる場合には、ID検出部232は
そのシステム補助データの中に記録されているノントラ
ッキング制御を行うためのデータを検出し、その正しい
GOPのIDを検出する。そして、映像データおよび音
声データ各々について、その正しいIDと共通のIDを
有するデータブロックをバッファ231から選択し、そ
れまでそのIDのデータブロックが入力されていたメモ
リ234-i(i=1〜n)に引き続き入力する。
【0052】この時、この検出された正しいIDと共通
でないIDを有するデータブロックは、いずれのメモリ
234にも記録せずにバッファ231において消去す
る。また、前回正しいIDとして検出されており、それ
までメモリ234-i(i=1〜n)に記録されていたデ
ータは、この時点でノントラッキング制御部230から
外符号デコード部240に出力される。また、正しいI
D以外のIDを有するデータブロックが記録されていた
メモリ234のデータも消去される。したがって、シス
テム補助データより検出されたIDが正しいと認められ
た時点で、前回正しいと認められたIDを有するデータ
は外符号デコード部240に出力され、今回正しいと認
められたIDを有するデータのみが残されて引き続き記
録される。
【0053】そして、さらにビデオカセットテープ80
上の走査が進み、再びGOPごとのデータの境界付近の
位置の再生データブロックが入力された時には、ID検
出部232は、再生データブロックよりIDを検出し、
その共通のIDを持つ再生データブロックが共通のメモ
リ234-i(i=1〜n)に記録されるように、再び入
力切り換えスイッチ233を制御する。この時、第1〜
第nのメモリ234-1〜234-nのいずれかのメモリ2
34-i(i=1〜n)には、それまでの正しいIDのデ
ータブロックが記録されているので、このメモリ234
-i(i=1〜n)には引き続きそのIDを有するデータ
ブロックを記録する。このような処理をID検出部23
2が繰り返すことにより、バッファ231より順に適切
なGOPのIDを有するデータブロックを選択すること
ができる。
【0054】なお、再生部210で再生され、内符号デ
コード部220を介して入力されるデータブロックが、
ビデオカセットテープ80上のその位置のデータか、す
なわち、GOPごとのデータの境界付近の位置のデータ
ブロックなのか、GOPごとのデータの中心付近の位置
のデータブロックなのかの判定は、図示せぬビデオデー
タ記録再生装置10の制御部により、コントロールされ
る。
【0055】入力切り換えスイッチ233は、バッファ
231に一時記憶されているデータブロックを第1〜第
nのメモリ234-1〜234-nに記憶するための選択手
段であり、ID検出部232から入力される制御信号に
基づいて動作する。
【0056】第1〜第nのメモリ234-1〜234-n
は、バッファ231より入力切り換えスイッチ233を
介して入力された再生信号を記録しておくメモリであ
る。基本的には、再生されたデータブロックの、識別コ
ードが共通のデータブロックが、1つのメモリに記録さ
れる。
【0057】出力切り換えスイッチ236は、ノントラ
ッキング制御部230からの出力データを選択する選択
回路であり、第1〜第nのメモリ234-1〜234-nの
いずれかのメモリを選択して、外符号デコード部240
から読み出し可能にする。
【0058】外符号デコード部240は、ノントラッキ
ング制御部230のメモリに記録されているデータを読
み出し、各GOPごとの各信号の種類ごとに外符号パリ
ティに基づいてエラー訂正を行い、その結果のデータを
順次メモリ部250に記憶する。
【0059】メモリ部250は、ビデオカセットテープ
80より再生され、内符号パリティおよび外符号パリテ
ィによりエラー訂正されたGOPごとのデータを記憶し
ておくメモリである。
【0060】データデパック部260は、メモリ部25
0に記憶されている各データブロックのデータより、図
2(B)に示すような各GOPの各マクロブロックごと
の符号化データ列を復元し、映像データについては復号
化部270に出力し、音声データは、音声出力端子Aou
t より出力する。
【0061】復号化部270は、データデパック部26
0より入力された圧縮符号化された映像データを復号し
伸長して、通常の映像信号として映像出力端子Vout よ
り出力する。
【0062】次に、ビデオデータ記録再生装置10の動
作について説明する。記録系100の映像入力端子Vin
より入力された映像信号は、符号化部110において2
フレームずつのGOPごとに符号化され、映像ビットス
トリームとして出力される。その映像ビットストリーム
および音声入力端子Ainより入力された音声データは、
データパック部120において、図3に示すようなデー
タブロックの所定のデータ記録領域に配置される。そし
て、このデータに対して外符号エンコード部150にお
いて外符号パリティが付与される。
【0063】また、各GOPを識別するコードがID生
成部160において生成され、ID付加部170で各デ
ータブロックに付与される。GOP識別コードの付与さ
れた各データストリームは、内符号エンコード部180
においてさらに内符号パリティが付与され、記録部19
0よりビデオカセットテープ80上に記録される。ま
た、この映像データおよび音声データに付与した識別コ
ードは、システム補助データにも記録され、映像データ
および音声データとともにビデオカセットテープ80に
記録される。
【0064】ビデオカセットテープ80上では、前記各
データにはGOPごとに所定数のトラックが割り当てら
れ、順次記録される。また、各トラック内においては、
図4に示すように、各データの種類ごとに2箇所のデー
タ記録領域が割り当てられ、各データは各記録領域に振
り分けて記録される。また、システム補助データについ
ては、同一のデータが2箇所の領域の各々に複数回重複
して記録される。
【0065】ビデオカセットテープ80は、再生系20
0においてノントラッキング再生される。まず、ビデオ
カセットテープ80に記録されたビデオデータは、ビデ
オデータ記録再生装置10において、図7に示すような
同アジマスのヘッドを1トラック分ずらして2個有する
ヘッドにより信号が拾われ、信号抽出部211により、
その2個のヘッドの出力を統合して再生信号が生成され
る。そして、内符号デコード部220で内符号パリティ
を利用してエラー訂正を行い、ノントラッキング制御部
230に出力する。
【0066】ノントラッキング制御部230の動作につ
いて、図8を参照して説明する。図8に示すような、G
1 〜G5 のGOP識別コードが付されたデータが記録さ
れているビデオカセットテープ80を再生した場合、た
とえば、領域aの再生の際には、CTLからヘリカルト
ラックまでのオフセット長がずれて再生される可能性が
あるが、領域bの部分まではずれることが無い。したが
って、図8の領域bで再生されたシステム補助データに
基づいてそのGOPに固有な基準IDを検出すればよ
い。
【0067】具体的には、領域aの再生信号について
は、正しい基準IDを検出することができないので、検
出されたすべてのIDを有するデータブロックを、ID
が同じになるように第1〜第nのメモリ234-1〜23
4-nに選択して記憶する。そして、領域bのトラックの
再生信号に基づいて、ID検出部232においてGOP
の基準IDが決定されたら、このIDを有するデータブ
ロックのみが正しいデータブロックと判定できるので、
そのデータブロックを、第1〜第nのメモリ234-1〜
234-nの中のそのIDのデータブロックを記憶したメ
モリ234-i(i=1〜n)に記憶する。その他のID
を有するデータブロックは、メモリ234への入力を行
わずバッファ231中で消去する。
【0068】そして、領域cのトラックの再生が始まる
と、基準IDと等しいIDを有するデータブロックは、
引き続きそのメモリに記憶するとともに、その他のID
を有するデータブロックについても、メモリ234-i
(i=1〜n)への記録を行う。すなわち、IDが同じ
になるように入力切り換えスイッチ233で適宜選択し
て、データを振り分ける。そして、領域cの再生が終了
したら、IDがG2 のGOPのデータブロックはもはや
再生されないので、出力切り換えスイッチ236を制御
して、そのメモリの内容を外符号デコード部240に出
力する。また、その時点では、次のGOPの基準IDも
決定するので、今度はそのIDを有するGOPのみを、
そのメモリ234-j(j=1〜n)に記憶するようにす
ることにより、順次GOPごとの再生が行われる。
【0069】このように、本実施例のビデオデータ記録
再生装置10においては、各データブロックごとにGO
Pを識別するIDを付与して記録しておき、再生すべき
GOPを判定しながら再生を行っているので、ノントラ
ッキング再生を行って、隣接する複数のトラック間でデ
ータブロックの入れ違いなどが生じても、GOPごとに
データをまとめることができ、適切にビデオデータが再
生できる。また、ノントラッキング再生が可能なので、
装置を簡単にすることができ、また安価なテープ媒体を
用いることもできる。
【0070】また、本実施例においては、ビデオデータ
とともに、基準GOPデータを有するシステム補助デー
タをテープ媒体上の記録トラックに記録しているので、
各記録トラックから再生すべきデータブロックのGOP
のIDを迅速に検出することができる。また、本実施例
においては、映像データ、および、複数チャネルの音声
データの各々について、個別にGOPのIDを設定する
ことができるので、後から、いずれかのデータのみを書
き換えた場合などにも適切に対処することができる。
【0071】なお、本発明は、本実施例に限られるもの
ではなく、種々の改変が可能である。たとえば、本実施
例は、ビデオデータをテープ媒体に記録する記録部と、
テープ媒体に記録されたビデオデータを再生する再生部
とをともに有するビデオデータ記録再生装置を例示して
本発明を説明したが、ビデオデータの記録のみを行うビ
デオデータ記録装置や、記録されたデータの再生のみを
行うビデオデータ再生装置であっても本発明の範疇であ
ることは明らかである。また、記録媒体としては、ビデ
オカセットテープを用いるものとしたが、テープを記録
媒体とするものであれば、任意の媒体に対して本発明は
適用可能である。
【0072】また、本実施例においては、映像データ、
各チャネルごとの音声データの各データブロックに対し
てGOPを識別するコードを付与して記録し、さらに、
その識別コードをデータとして持つシステム補助データ
をそれらのデータとともに記録した。しかし、本発明
は、各映像および音声データがGOPごとの識別コード
を有することを特徴とするものであり、識別コードをデ
ータとして持つシステム補助データの記録は行わないよ
うな方法で実施してもよい。そのような記録および再生
について、図9および図10を参照して説明する。図9
は、そのようなシステム補助データの記録の無い、テー
プ媒体へのデータの記録状態を示す図であり、図10は
そのようなデータを再生する再生方法の説明をする図で
ある。
【0073】図9に示すように、本実施例と同様に、G
OPごとに符号化された映像データおよび音声データ
は、所定数のトラックの所定の領域に各々記録される。
そして、再生する際には、図10の領域a、領域b、領
域cの全ての領域について、各データブロックに記録さ
れているIDに基づいてそのデータを区分する。すなわ
ち、複数のメモリに各IDごとにデータブロックを順次
格納していく。領域cの再生信号について前記区分が終
了したら、その時点で最もデータブロック数の多いデー
タブロックが、その領域のGOPのデータブロックと判
定して、そのメモリに記録されているデータブロックを
出力する。この処理を順次繰り返すことにより、図10
において識別コードがG1 〜G6のGOPデータが順次
再生される。ただし、この場合には、システム補助デー
タを用いないため、映像データ、および、音声データの
各チャネルごとに、GOPごとの多数決判定を行う必要
がある。
【0074】また、記録系100のメモリ部130、再
生系200のメモリ部250、および、ノントラッキン
グ制御部230のメモリ234-i(i=1〜n)などの
記憶手段の構成は任意の構成でよい。たとえば、ノント
ラッキング制御部230のメモリ234-i(i=1〜
n)においては、n個のメモリが設けられているような
構成になっているが、実際にn個の独立したデータ記憶
手段を設けてもよいし、1つの記憶領域、メモリ空間を
n個のエリアに分割して実質的にn個の記憶手段を設け
るようにしてもよい。また、識別コードはGOPごと、
あるいは、各GOPの各データの種類ごとに任意のコー
ドを付与してよい。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、GOPごとに符号化さ
れているようなビデオデータを、実質的にノントラッキ
ング再生のような簡単なトラッキング制御で再生するこ
とができるように、記録媒体に記録することができるデ
ータ記録装置および記録方法が提供できる。そして、こ
れにより、安価でビデオデータを効率よく記録すること
ができる種々のビデオデータ記録装置が実現できる。ま
た本発明によれば、実質的にノントラッキング再生のよ
うな簡単なトラッキング制御で再生することができるよ
うに、GOPごとに符号化されたビデオデータが記録さ
れている記録媒体を提供することができる。また、本発
明によれば、GOPごとに符号化されたビデオデータが
記録されている記録媒体を、実質的にノントラッキング
再生のような簡単なトラッキング制御で再生することが
できる再生装置とその方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のビデオデータ記録再生装置
の主な構成部を示すブロック図である。
【図2】図1に示したビデオデータ記録再生装置の記録
系の動作を説明する図であり、(A)は符号化部の動作
を説明する図、(B)は符号化されたデータ列を示す
図、(C)はデータブロックへのデータの配置を示す図
である。
【図3】ビデオカセットテープに記録するデータブロッ
クを示す図であり、(A)は映像データのフォーマット
を示す図、(B)は音声データのフォーマットを示す
図、(C)はシステム補助データのフォーマットを示す
図である。
【図4】1GOP分のビデオデータの記録フォーマット
を示す図である。
【図5】ビデオカセットテープへGOPごとにデータが
記録されている状態を示す図である。
【図6】図1に示したビデオデータ記録再生装置の再生
部およびノントラッキング制御部の構成を詳細に示す図
である。
【図7】図1に示したビデオデータ記録再生装置の再生
部による記録トラックの走査状態と出力信号を示す図で
ある。
【図8】図1に示したビデオデータ記録再生装置のノン
トラッキング制御部の動作を説明する図である。
【図9】ビデオカセットテープへのデータ記録フォーマ
ットの他の例を示す図である。
【図10】ビデオデータ記録再生装置のノントラッキン
グ制御部の他の動作例を説明する図である。
【符号の説明】
10…ビデオデータ記録再生装置、100…記録系、1
10…符号化部、120…データパック部、130…メ
モリ部、150…外符号エンコード部、160…ID生
成部、170…ID付加部、180…内符号エンコード
部、190…記録部、200…再生系、210…再生
部、211…信号抽出部、220…内符号デコード部、
230…ノントラッキング制御部、231…バッファ、
232…ID検出部、233…入力切り換えスイッチ、
234…メモリ、236…出力切り換えスイッチ、24
0…外符号デコード部、250…メモリ部、260…I
D生成部、270…復号化部、80…ビデオカセットテ
ープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/92 H04N 5/92 H 7/32 7/137 Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の複数フレームごとのグループオブピ
    クチャ(GOP)を単位として圧縮符号化されたビデオ
    データを、記録媒体に記録するビデオデータ記録装置で
    あって、 前記符号化された同一GOPのビデオデータを、所定の
    フォーマットを有する複数のデータブロックの、各々所
    定の領域に配置するデータ配置手段と、 前記同一のGOPのビデオデータが配置された複数のデ
    ータブロックの、各々所定の領域に、当該GOPを識別
    するGOP識別コードを付与するGOP識別コード付与
    手段と、 前記GOP識別コードの付与された複数のデータブロッ
    クを、前記記録媒体の所定数の記録トラックに記録する
    記録手段とを有するビデオデータ記録装置。
  2. 【請求項2】前記GOP識別コードがデータとして所定
    領域に記録されたデータブロックを生成するGOPデー
    タブロック生成手段をさらに有し、 前記記録手段は、前記GOP識別コードが付与されビデ
    オデータが配置された複数のデータブロックと、前記G
    OPデータブロック生成手段により生成された当該GO
    P識別コードをデータとして有するデータブロックを、
    同時的に、前記記録媒体の所定数の記録トラックに記録
    する請求項1記載のビデオデータ記録装置。
  3. 【請求項3】前記GOP識別コード付与手段は、当該ビ
    デオデータを構成する各々少なくとも1系統の映像デー
    タおよび音声データ各々について、独立したGOP識別
    コードを付与し、 前記GOPデータブロック生成手段は、前記各データご
    とに独立して付与された前記GOP識別コードが各々デ
    ータとして所定領域に記録された前記データブロックを
    生成する請求項2記載のビデオデータ記録装置。
  4. 【請求項4】前記記録手段は、少なくとも前記GOP識
    別コードをデータとして有するデータブロックを、前記
    記録トラック内の離れた複数の領域に重複して記録する
    請求項2記載のビデオデータ記録装置。
  5. 【請求項5】所定の複数のフレームごとのグループオブ
    ピクチャ(GOP)を単位として圧縮符号化されたビデ
    オデータの、同一のGOPのビデオデータを、所定のフ
    ォーマットを有する複数のデータブロックの、各々所定
    の領域に配置し、 前記同一のGOPのビデオデータが配置された複数のデ
    ータブロックの、各々所定の領域に、さらに、当該GO
    Pを識別するGOP識別コードを付与し、 当該GOP識別コードがデータとして所定領域に記録さ
    れたデータブロックを生成し、 前記GOP識別コードの付与された前記複数のデータブ
    ロックと、前記GOP識別コードをデータとして有する
    データブロックとを記録媒体の所定数の記録トラックに
    同時的に記録するビデオデータ記録方法。
  6. 【請求項6】所定の複数フレームごとのグループオブピ
    クチャ(GOP)を単位として圧縮符号化されたビデオ
    データが、GOPごとに、所定フォーマットを有し各々
    GOPを識別するGOP識別コードを有する複数のデー
    タブロックに配置され、該複数のデータブロックがGO
    Pごとに所定数の記録トラックにほぼ区別されてGOP
    ごとに順に記録されているビデオデータ記録媒体。
  7. 【請求項7】前記GOPごとにビデオデータが配置され
    た複数のデータブロックが記録されている前記所定数の
    記録トラックの中の、少なくとも1つ以上の記録トラッ
    クの所定領域に、前記GOP識別コードをデータとして
    有するデータブロックが少なくとも1つ記録されている
    請求項6記載のビデオデータ記録媒体。
  8. 【請求項8】所定の複数フレームごとのグループオブピ
    クチャ(GOP)を単位として圧縮符号化されたビデオ
    データが、GOPごとに、所定フォーマットを有し各々
    GOP識別コードを有する複数のデータブロックに配置
    され、該GOPごとの複数のデータブロックが所定数の
    記録トラックごとにほぼ区別されて順に記録されている
    テープ記録媒体を再生するビデオデータ再生装置であっ
    て、 前記テープ記録媒体を順に走査し、前記データブロック
    を単位とした記録データを再生する再生手段と、 前記再生されたデータブロックの、GOP識別コードを
    検出するGOP識別コード検出手段と、 前記再生されたデータブロックを、前記テープ記録媒体
    の走査位置に基づいて、同一のGOPのビデオデータの
    可能性があるデータブロックごとに重複して分類するデ
    ータブロック分類手段と、 前記分類されたデータブロックより、当該データブロッ
    クに対して前記検出されたGOP識別コードに基づい
    て、所定のGOP識別コードを有するデータブロックを
    選択し、該選択されたデータブロックを前記テープ記録
    媒体の当該位置からの再生信号として出力するデータブ
    ロック選択手段とを有するビデオデータ再生装置。
  9. 【請求項9】前記分類されたデータブロックに対して前
    記検出されたGOP識別コードの中で、最も多数のデー
    タブロックが有するGOP識別コードを検出する基準G
    OP識別コード検出手段をさらに有し、 前記データブロック選択手段は、前記検出された基準G
    OP識別コードを有するデータブロックを前記分類され
    たデータブロックより選択し、前記再生信号として出力
    する請求項8記載のビデオデータ再生装置。
  10. 【請求項10】所定の複数フレームごとのグループオブ
    ピクチャ(GOP)を単位として圧縮符号化されたビデ
    オデータが、GOPごとに、所定フォーマットを有し各
    々GOP識別コードを有する複数のデータブロックに配
    置され、該GOP識別コードをデータとして有するデー
    タブロックとともに、所定数の記録トラックごとにほぼ
    区別されて順に記録されているテープ記録媒体を再生す
    るビデオデータ再生装置であって、 前記テープ記録媒体を順に走査し、前記データブロック
    を単位として記録データを再生する再生手段と、 前記再生された前記GOP識別コードをデータとして有
    するデータブロックより、該データブロックに記録され
    ているGOP識別コードを抽出し基準GOP識別コード
    とする基準GOP識別コード抽出手段と、 前記再生されたビデオデータをデータとして有するデー
    タブロックより、GOP識別コードを検出するGOP識
    別コード検出手段と、 前記再生されたビデオデータをデータとするデータブロ
    ックを、前記テープ記録媒体の走査位置に基づいて、同
    一のGOPのビデオデータの可能性があるデータブロッ
    クごとに重複して分類するデータブロック分類手段と、 前記分類されたデータブロックより、前記基準GOP識
    別コード抽出手段において抽出された基準GOP識別コ
    ードを有するデータブロックを選択し、前記テープ記録
    媒体の当該位置からの再生信号として出力するデータブ
    ロック選択手段とを有するビデオデータ再生装置。
  11. 【請求項11】所定の複数フレームごとのグループオブ
    ピクチャ(GOP)を単位として圧縮符号化されたビデ
    オデータが、GOPごとに、所定フォーマットを有し各
    々GOP識別コードを有する複数のデータブロックに配
    置され、該GOP識別コードをデータとして有するデー
    タブロックとともに、所定数の記録トラックごとにほぼ
    区別されて順に記録されているテープ記録媒体を順に走
    査し、前記データブロックを単位として記録データを再
    生し、 前記再生された前記GOP識別コードをデータとして有
    するデータブロックより、該データブロックに記録され
    ているGOP識別コードを抽出し基準GOP識別コード
    とし、 前記再生されたビデオデータをデータとして有するデー
    タブロックより、GOP識別コードを検出し、 前記再生されたビデオデータをデータとするデータブロ
    ックを、前記テープ記録媒体の走査位置に基づいて、同
    一のGOPのビデオデータの可能性があるデータブロッ
    クごとに重複して分類し、 前記分類されたデータブロックより、前記抽出された基
    準GOP識別コードを有するデータブロックを選択し、 前記選択されたデータブロックを、前記テープ記録媒体
    の当該位置からの再生信号として順次出力するビデオデ
    ータ再生方法。
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