JPH08336461A - 多段炊飯装置 - Google Patents

多段炊飯装置

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JPH08336461A
JPH08336461A JP14455595A JP14455595A JPH08336461A JP H08336461 A JPH08336461 A JP H08336461A JP 14455595 A JP14455595 A JP 14455595A JP 14455595 A JP14455595 A JP 14455595A JP H08336461 A JPH08336461 A JP H08336461A
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rice cooker
rice
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stop position
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Minoru Aoki
稔 青木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大量の飯を炊飯可能で作業効率の高い炊飯装
置を提供すること。 【構成】 IH炊飯器2a乃至2cを筺体1内の上下方
向に所定間隔を以って3段に設け、筺体1の上下方向に
沿って移動して各炊飯器に対応する位置に停止し得るキ
ャリッジCを設け、キャリッジCにレール7を介して上
記筺体1内外に摺動可能なスライドフレーム8を設け、
キャリッジCが何れかのIH炊飯器に対応する上レベル
停止位置において停止した状態でフレーム8を筺体1内
部に摺動することにより、フレーム8上の炊飯釜9をI
H炊飯器上に設置できるように構成する。 【効果】 高い位置へ炊飯釜を持ち上げる等の作業を必
要とせず、極めて簡単な操作で炊飯釜の設置、取り出し
作業を行い得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の炊飯器を多段に
構成すると共に、各炊飯器への炊飯釜の着脱を容易に行
うことのできる多段炊飯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用のIH炊飯器等には、容量
の大きな釜を用いて一度に多くの飯を炊飯可能なものが
あるが、大量の飯を必要とする場合は、かかる業務用炊
飯器を複数台用いて炊飯を行っていた。この場合、厨房
等において複数台のIH炊飯器を横に並設し、或いはラ
ック等を用いて縦に並べて用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
IH炊飯器はそれ自体大きなものであり、同炊飯器を並
設すると厨房において大きな設置スペースを占有し、特
に狭い厨房では設置が不可能となるとの欠点があった。
また、IH炊飯器をラック等により縦に並べると、上方
位置の炊飯器への釜の装着及び取り出しが容易ではな
く、作業効率が極めて悪いとの問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みて成され
たものであり、IH炊飯器等の炊飯手段を上下方向に多
段構成とすると共に、各炊飯手段への釜の着脱を容易化
し、かつ各釜の炊飯を自動的に行い得る多段炊飯装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1に、炊飯機能を有する複数の炊飯手段
を筺体内の上下方向に所定間隔を以って設け、同筺体の
一側面に上記各炊飯手段に対応する開口部を設け、上記
一側面に沿って上下方向に案内レールを設けて同レール
に沿って上下方向に移動して上記各炊飯手段に対応する
位置に停止可能な移送手段を設け、上記筺体内に移送手
段を上下方向に昇降駆動する駆動手段と、同駆動手段の
オンオフ制御を行うスイッチ手段を設け、かつ、上記移
送手段にレールを介して上記筺体外の前方位置から上記
筺体内の後方位置に摺動可能な炊飯釜支持手段を設け、
上記移送手段がいづれかの上記炊飯手段に対応する上レ
ベル停止位置において停止した状態で上記支持手段を上
記前方位置から上記後方位置まで摺動可能とし、さら
に、上記支持手段を上記筺体内の後方位置に摺動した状
態で上記移送手段を下レベル停止位置まで少許下降させ
ることにより、上記支持手段上の炊飯釜を上記炊飯手段
に設置し得るように構成したものであることを特徴とす
る多段炊飯装置、第2に、上記後方位置における上記下
レベル停止位置にある上記移送手段を上記上レベル停止
位置まで少許上昇させることにより、上記炊飯手段に設
置された炊飯釜を上記炊飯釜支持手段で支持可能に構成
し、かかる上レベル停止位置から上記支持手段を炊飯釜
共々筺体外の前方位置に摺動可能に構成したことを特徴
とする上記第1記載の多段炊飯装置、第3に、上記炊飯
釜支持手段に炊飯釜の有無を検出するセンサーを設ける
と共に、同センサーからの信号により上記移動手段の停
止位置を制御する制御手段を設け、同制御手段は、上記
センサーからの信号に基づいて上記支持手段に炊飯釜が
保持されていることの検出に基づいて上記駆動手段を以
って上記移送手段を上記各段の炊飯手段の上記上レベル
停止位置に停止し、上記炊飯釜が支持されていないこと
の検出に基づいて上記支持手段を上記各段の上記下レベ
ル停止位置に停止するものであることを特徴とする上記
第1又は2記載の多段炊飯装置、により構成されるもの
である。
【0006】
【作用】第1の発明では、まずスイッチ手段を操作して
移送手段を下方に移動し、前方位置にある炊飯釜支持手
段上に炊飯釜を設置する。その後、スイッチ手段を操作
して移動手段を昇降させ、同移送手段を例えば2段目の
炊飯手段に対応する上レベル停止位置に停止させる。そ
の後、炊飯釜支持手段を上記前方位置から筺体内の後方
位置に摺動させると、上記炊飯釜支持手段は筺体内の2
段目の炊飯手段の上方に位置する。その後、上記スイッ
チ手段を操作することにより上記移送手段を下レベル停
止位置まで少許下降させる。すると、上記炊飯釜支持手
段に支持されていた炊飯釜は上記炊飯手段に設置され、
炊飯可能状態となる。その後は、上記炊飯釜支持手段を
上記後方位置から上記筺体外の前方位置に引き出し、上
記支持手段上に他の炊飯釜を設置して再びスイッチ手段
を操作して上記移送手段を所望の炊飯手段に対応する上
レベル停止位置まで昇降させ、上記と同様に支持手段を
筺体内に摺動して炊飯釜を炊飯手段に設置する。
【0007】第2の発明では、移送手段が下レベル停止
位置にあり、炊飯釜支持手段が筺体内の後方位置にある
状態において、スイッチ手段を操作して移送手段を上記
上レベル停止位置まで少許上昇させることにより、上記
炊飯手段に設置された炊飯釜を上記支持手段により支持
することができる。その後、上記炊飯釜支持手段を上記
後方位置から筺体外の前方位置まで引き出すことで、上
記炊飯釜を筺体外に取り出すことができる。
【0008】第3の発明では、移送手段に設けたセンサ
ーにより制御手段が炊飯釜支持手段に炊飯釜が支持され
ていることを検出しているときは、スイッチ手段を操作
して移送手段を昇降させると、上記制御手段が同移送手
段を各段の炊飯手段に対応する上レベル停止位置に停止
させる。従って、この上レベル停止位置から炊飯釜支持
手段を筺体内の後方位置に摺動することで速やかに炊飯
釜を筺体内に移動させることができる。また、上記セン
サーからの信号により制御手段が炊飯釜支持手段に炊飯
釜が保持されていないことを検出したときは、スイッチ
手段を操作して移送手段を昇降させると、上記制御手段
が同移送手段を各段の炊飯手段に対応する下レベル停止
位置に停止させる。従って、この下レベル位置から炊飯
釜支持手段を筺体内の後方位置に摺動させることで、速
やかに筺体内の炊飯釜の取り出し操作を行うことができ
る。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明の多段炊飯装置の一実
施例の斜視図、図2は図1の左側面の筺体壁を取り去っ
た状態の側面図、図3は筺体内のIH炊飯器の位置を示
す説明図、図5乃至図8は炊飯釜を筺体内に収納し又は
取り出す状態を示す側面図である(同図においても図2
と同様筺体壁を取り去った状態を示している)。これら
の図において、1は本体外形を構成する筺体であり、同
筺体1内部に所定間隔を以って3つのIH炊飯器(炊飯
手段)2a,2b,2cが縦方向に3段に設置されてお
り(図3参照)、各炊飯器2a,2b,2cの前面側の
開口部2a’,2b’,2c’は、前面スライドカバー
3により開閉自在となっている。
【0010】2d,2d’,2e,2e’及び2f,2
f’は上記各炊飯器2a,2b,2cに対応して上記筺
体1内の壁面に設けられた各々一対の炊飯釜係合部であ
り、上記筺体1内に移送された炊飯釜9は後述するキャ
リッジCの動作により少許下降することでその2カ所の
把持部9a,9bが上記係合部(例えば2d,2d’)
上に載置され、この状態で炊飯動作が行われる(図1参
照)。
【0011】4,4’は上記筺体1前面両側に設けられ
た溝5,5’に沿って上下方向に昇降自在に設けられた
キャリッジ保持部、6,6’は上記保持部4,4’にそ
の後端部を主軸58(図2参照)により枢支された転動
アーム、8は上記両アーム6,6’間にスライドレール
7,7’を介して支持され同レール7,7’に沿って前
方に引き出した前方位置(図5(a),(b)の位置)
及び筺体1内に収納した後方位置(図6(a),(b)
の位置)の二位置間を前後方向に摺動可能な炊飯釜支持
用のスライドフレーム(炊飯釜支持手段)であり、同フ
レーム8の切欠部8a(図8参照)上に炊飯釜9の開口
周縁のリブ9cを載置することにより同炊飯釜9を支持
し得るように構成されている。図4は上記スライドレー
ル7,7’の構成を示すものであり、上記転動アーム6
側に設けられた固定レール7aと、同レール7aに対し
て摺動可能に設けられたスライドレール7b、同レール
7bに対して摺動可能であって上記スライドフレーム8
側に設けられたスライドレール7cからなり、上記フレ
ーム8を筺体1内部方向に摺動すると上記レール7b,
7cが後方に移行しながらスライドし、上記後方位置に
おいて上記フレーム8は上記スライドレール7bにより
支持された状態でロックされる(図4,図6の状態)。
尚、以下上記キャリッジ保持部4,4’、転動アーム
6,6’、及びスライドフレーム8をまとめてキャリッ
ジ(移送手段)Cという。
【0012】10a,10bは上記スライドフレーム8
の前面に設けられた上昇及び下降スイッチ(スイッチ手
段)、11は同じく上記フレーム8の前面に設けられ、
上記フレーム8の上記二位置での同フレーム8のロック
及びロック解除機能を有する操作グリップであり、上記
上昇又は下降スイッチ10a又は10bを操作すること
で後述するモータ22により上記キャリッジCを上下方
向に昇降できるようになっており、またキャリッジCの
上記各停止位置において上記操作グリップ11を把持す
ることにより上記フレーム8の上記二位置でのロックを
解除して同フレーム8を上記筺体1内外にスライドでき
るようになっている。尚、図1中12はIH炊飯器2a
乃至2cの炊飯動作を行うためのリモコン操作パネル、
13,13’は転動アーム6,6’をその後端の主軸5
8を中心として回動させるためのロック解除レバーであ
る。
【0013】図2は上記キャリッジCの昇降機構を示す
ものであり、4aは上記キャリッジ保持部4におけるキ
ャリッジ保持枠であり、前端部において上記転動アーム
6を上記主軸58で軸支すると共にその中央部には昇降
ローラ14a,14bがボルト14a’,14b’によ
り回転自在に軸支されている。また上記ローラ14a,
14bは、上記筺体1内において上記溝5,5’に沿っ
て設けられた案内レール15内に係合しており同レール
15内で回転可能となっている。さらに上記保持枠4a
後端の突出片4b及び4b’に各々吊りボルト16及び
テンションボルト17がナット16a,17aで固定さ
れており、かかるボルト16及び17には昇降用チエン
18が連結され、同チエン18の駆動により上記キャリ
ッジ保持枠4a即ちキャリッジCを上記案内レール15
に沿って上下方向に昇降できるように構成されている。
尚、上記テンションボルト17に装着されたテンション
スプリング17bは、機械的な摩耗によって発生するチ
エン18の伸びを自動的に吸収するためのものである。
【0014】上記チエン18は上記案内レール15の上
端部のフレーム20a上に設けた上部従動スプロケット
19及び上記案内レール15下端部のフレーム20b上
に設けた下部従動スプロケット21間に張設されてお
り、同チエン18はモータ22の出力軸に設けたドライ
ブスプロケット23と下部従動軸21aに設けたドライ
ブスプロケット24との間に張設されたドライブチエン
25により駆動され、上記キャリッジCの上昇又は下降
動作を行うものである。上記モータ22には適正な昇降
速度を得るために減速機と停止時のキャリッジCの落下
を防ぐブレーキが付属している。尚、図2中矢印はキャ
リッジC上昇時の各部の回転方向、及び各チエンの移動
方向を示している。また、上記モータ22、ドライブチ
エン25、昇降用チエン18等により駆動手段を構成し
ている。26はエンコーダであり、そのプーリ26aと
上記上部従動スプロケット19の従動軸19aとの間に
張設されたベルト27により上記従動軸19aの回転量
を検出するものである。
【0015】28a及び28bは上記キャリッジCの上
限位置及び下限位置に対応して設けられたリミットスイ
ッチであり、上記キャリッジCが上限位置又は下限位置
に位置したとき、上記キャリッジ保持枠4a後端に設け
られた突出片29が各スイッチ28a又は28bに当接
してオンされるものである。同スイッチ28a又は28
bのオン信号は後述するコントロール基板上の入力部3
3、デジタルマルチプレクサ34を介してワンチップマ
イコン35に入力し(図9参照)、同信号に基づいて上
記マイコン35が上記キャリッジCの上限位置及び下限
位置を記憶する。その後、上記マイコン35は上記上限
位置及び下限位置を基準として上記エンコーダ26から
のパルス信号のカウント値により上記キャリッジCの各
停止位置を決定する。尚、上記図2に示す昇降機構は上
記他方のキャリッジ保持部4’側にも同一の構成の機構
(ローラ14c、ボルト14c’案内レール15’等)
が設けられており、上記モータ22により駆動される
(図11参照)。
【0016】30,30’は上記転動アーム6,6’の
後端部内面に対向して設けられた一対の光電センサーで
あり(図5(a),(b)参照)、上記マイコン35は
同センサー30,30’により上記スライドフレーム8
上に炊飯釜9が載置されているか否かを検出可能となっ
ている。31,31’は上記転動アーム6,6’の内側
面に設けられた一対の検出センサーであり、上記マイコ
ン35は同センサー31,31’により上記スライドフ
レーム8が前方位置(図5の位置)にあるか、後方位置
(図6の位置)にあるかを検出可能となっている。
【0017】次に、図9は上記キャリッジCの昇降動作
を制御する制御回路32のブロック図であり、上記光電
センサー30,30’、リミットスイッチ26,26’
及び検出センサー31,31’の出力信号は入力部3
3、デジタルマルチプレクサ34を介してワンチップマ
イコン35に入力している。また、上記エンコーダ26
のパルス信号はパルスカウント部36に入力しそのカウ
ント値が上記デジタルマルチプレクサ34を介して上記
マイコン35に入力する。さらに、上記上昇又は下降ス
イッチ10a,10bの押圧に基づく信号はリモコン基
板37のスイッチ部38よりリモコン通信ドライバ部3
9を介して上記マイコン35に入力する。上記マイコン
35は、予め定められた手順(図10参照)により上記
キャリッジCの昇降動作を制御するものであり、入力す
る上記各信号に基づいてモータブレーキドライバ部4
0、モータインバータ制御信号出力部41に制御指令を
与え、モータインバータ42及び機械ブレーキ43を制
御して上記モータ22の回転、停止、即ちキャリッジC
の昇降制御を行うものである。
【0018】上記マイコン35は上記リミットスイッチ
28a,28bからの信号を検出し、その位置でのエン
コーダ26からのパルス信号のカウント値に基づいて、
キャリッジCの上限位置及び下限位置を記憶する(図1
0P1参照)。そして、かかる位置を基準として上記各
段の上下レベル停止位置(図3の6カ所)を演算し記憶
しておく(P2)。その後は、検出センサー31,3
1’からの信号に基づいてスライドフレーム8が前方位
置に有るか否か(P4)、上記光電センサー30,3
0’からの信号に基づいて炊飯釜9がスライドフレーム
8上に有るか無いかを検出し(P5)、上記キャリッジ
Cの停止位置の制御を行う。即ち、上記スライドフレー
ム8が引き出された状態において、センサー30,3
0’からの信号に基づいて炊飯釜9が上記フレーム8上
にあると判断したときは(P5)、上記上昇又は下降ス
イッチ10a又は10bの押圧に基づいて上記キャリッ
ジCを上昇又は下降させ、上記1、2又は3段目の各上
レベル停止位置(即ち、炊飯釜9をIH炊飯器2a乃至
2cに装着可能な位置)で同キャリッジCを一旦停止す
るように制御を行う(P6,P7)。また、上記スライ
ドフレーム8が引き出された状態で(P4)、センサー
30,30’からの信号により炊飯釜9がフレーム8上
に無いと判断したときは、上記上昇又は下降スイッチ1
0a又は10bの押圧に基づいて上記1、2、又は3段
目の各下レベル停止位置(即ち、IH炊飯器から炊飯釜
9を取り出し可能な位置)でキャリッジCを一旦停止す
るように制御を行う(P14,P15)。また、キャリ
ッジCが一旦停止した後、フレーム8が前方位置にある
状態で、さらに上昇又は下降スイッチ10a又は10b
を押し続けたときは(P8)、再びキャリッジCを昇降
させ、上記スイッチ10a又は10bの押圧が解除され
た任意の位置でキャリッジCを停止させるように制御を
行う(P9,P10,P11,P16,P17)。また
キャリッジCの移動中に上又は下レベル停止位置にきた
ときは一旦停止する(P9,P10,P11,P1
2)。さらに、上記スライドフレーム8が上記筺体1内
部に押し込まれた状態(後方位置)で上記上昇又は下降
スイッチ10a又は10bを押し続けた場合は(P1
8)、押されたスイッチの方向に応じて上記上レベル停
止位置又は下レベル停止位置に上記キャリッジCを停止
させるように制御を行い(P19,P20,P21)、
途中で上昇又は下降スイッチ10a,10bを離すと任
意の位置で停止するように制御を行うものである(P2
3,P24)。
【0019】上記マイコン35はモータインバータ42
の周波数変換によりモータ22の加減速制御を行い、こ
れによりモータ22のなめらかな正転、逆転及び停止を
行う。モータ22の停止時には、モータ付属のメカブレ
ーキ43を働かせるよりも一瞬速くモータインバータ4
2の直流制動ブレーキを利用して電気的にモータ22を
ロックさせ、その後上記メカブレーキ43によって上記
各停止位置での位置保持を行う。また上記マイコン35
は、各段のIHインバータ44のコイル44aをIHイ
ンバータ通信ドライバ部45を介して駆動し、各段の温
度センサー46a乃至46cからの温度信号を温度信号
アナログマルチプレクサ47、温度検出回路48を介し
て受けて、同温度信号に基づいて上記IHインバータ4
4、流水ドライバ部49を介して流水バルブ50等を制
御して各段のIH炊飯器2a乃至2cの炊飯動作を自動
的に行うものである。尚、51はリモコン操作部の表示
部、52はリモコン操作部のワンチップマイコン52、
53は同リモコン操作部の通信ドライバ部、54はLC
D画像処理部、55は各種炊飯等の動作情報を表示する
ためのLCD表示部、56はAC200Vを受けるトラ
ンス、57は制御回路32の電源部である。
【0020】次に図11は、キャリッジ枠4a’と転動
アーム6’との関係を示すものであり、58は上記キャ
リッジ保持枠4a’に固定された支持枠59に一端58
aを支持された主軸であり、上記アーム6’の後端部は
上記主軸58の他端に支持されており、同アーム6’は
上記保持枠4a’に対して上記一端58aを支点として
回動可能に支持されている。上記転動アーム6’は通常
は図11に示す水平位置にロックされており、上記解除
レバー13の操作により同ロックを解除することにより
フリー状態となり、上記主軸58を中心に回動させるこ
とで、上記水平位置から、垂直位置(図13)及び上記
水平位置から60度下方の位置(図12)にロック可能
に構成されている。
【0021】60は上記支持枠59の盤面に穿設された
案内溝、61は上記主軸58に連結され上記転動アーム
6’とともに回動する回動杆、62は同回動杆61の先
端部に突出形成され上記案内溝60に係合する係合ピン
であり、同係合ピン62は上記転動アーム6’の回動に
伴って上記案内溝60内を移動し、上記垂直位置及び下
方60度位置において上記溝の両端部に位置して上記転
動アーム6’の回動を規制するものである。
【0022】本発明は上述のように構成されるものであ
り、次に本発明の動作を説明する。まず、マイコン35
は上記キャリッジCの上限位置及び下限位置においてリ
ミットスイッチ28a,28bからの信号に基づいて上
記両位置のパルスカウント値を記憶し(図9P1)、そ
の値に基づいてキャリッジCの各段の上下レベル停止位
置を演算し、各位置を記憶する(図9P2)。
【0023】そこで、キャリッジCを引き出した状態で
スライドフレーム8上に研いだ米の入った炊飯釜9を載
置する。そして、上昇又は下降スイッチ10a又は10
bを押して所定のIH炊飯器(ここでは中央の炊飯器2
bとする)に対応する位置まで同キャリッジCを移動す
る。例えば、上昇スイッチ10aを押圧すると、マイコ
ン35は検出センサー31,31’からの信号に基づい
て上記フレーム8が前方位置にあることを検出し(図9
P3,P4)、さらに光電センサー30,30’からの
信号により炊飯釜9ありと判断し(図9P5)、モータ
インバータ42を制御してモータ22を駆動してキャリ
ッジCを上昇させ、エンコーダ26からのパルスカウン
ト値に基づいて上記キャリッジCが2段目の上レベル停
止位置まできたときモータを停止する(図5(a),
(b)の位置,図10P6,P7参照)。
【0024】次に、操作者は操作グリップ11を操作し
てスライドフレーム8のロックを解除し同フレーム8を
後方に押して、同フレーム8を上記炊飯釜9がIH炊飯
器2bの上方の後方位置に来るまでスライドさせる(図
6(a),(b)の位置)。このとき、マイコン35は
検出センサー31,31’からの信号によりスライドフ
レーム8が後方位置にあることを検出する(図10P
8)。その後、操作者が上記下降スイッチ10bを押圧
し続けると、上記マイコン35はパルスカウント部36
からのパルスカウント値に基づいて上記モータ22を駆
動して(P18,P19)、2段目の下レベル停止位置
まで同キャリッジCを下降させる(図7の位置、図10
P19,P20,P21)。また、この時上記上昇又は
下降スイッチ10a、10bを途中で離すと、任意の位
置でキャリッジCを停止することができる(図10P2
3,P24)。
【0025】上記キャリッジCが下レベル停止位置に移
行するとき、炊飯釜9はその両側の把持部9a,9bを
上記筺体1内部両側面に設けられた係合部2e,2e’
に支持され、上記IH炊飯器2b底面の近接位置に設置
され、上記スライドフレーム8は上記炊飯釜9から下方
に離間して同フレーム8の切欠部8aと炊飯釜9のリブ
9cの係合が解除される(図7参照)。その後、操作者
は操作グリップ11をつかんで上記後方位置でのロック
解除し、上記スライドフレーム8を前方位置まで引き出
せば良い。このとき、上記炊飯釜9は上記係合部2e,
2e’上に支持されているため、フレーム8だけが上記
前方位置に復帰する(図8(a),(b)の位置)。そ
の後は同様の動作により、他の炊飯釜をスライドフレー
ム8上に載置し同フレーム8を昇降することにより、最
上段のIH炊飯器2a及び最下段のIH炊飯器2c上に
設置することができ、かかる状態で上記マイコン35の
制御により各炊飯釜の炊飯動作を行うことができる。
【0026】炊飯が終了し、各炊飯釜(例えばIH炊飯
器2bの炊飯釜9)を取り出すときは、例えばキャリッ
ジCが2段目より上方に位置しているときは下降スイッ
チ10bを押圧すれば良い。すると、上記マイコン35
は検出センサー31,31’からの信号に基づいてスラ
イドフレーム8が前方位置にあることを検出し(図10
P4)、かつ光電センサー30,30’からの信号に基
づいてフレーム上には炊飯釜9が載置されていないこと
を判断し(図10P5)、上記モータ22を駆動して上
記キャリッジCを2段目下レベル停止位置まで移動させ
る(図8(b)の位置,図9P14,P15)。その
後、操作者は摺動用レバー11でスライドフレーム8の
ロックを解除すると共に同フレーム8を後方に押して同
フレーム8をその切欠部8aが上記炊飯釜9の下方に位
置する後方位置までスライドさせる(図7の位置、図1
0P8)。その後、操作者が上昇スイッチ10aを押し
続けると、マイコン35はモータ22を駆動して上記キ
ャリッジCを2段目上レベル停止位置まで上昇させる
(図10P18乃至P21)。すると、上記フレーム8
はその切欠部8a上面が炊飯釜9のリブ9c下面に当接
して同炊飯釜9を持ち上げる。このとき、炊飯釜9の把
持部9a,9bと上記係合部2e,2e’との係合が解
除されて上記炊飯釜9は上記スライドフレーム8上に支
持された状態となる(図6(a),(b)の位置)。そ
の後、操作者は上記操作グリップ11をつかんでスライ
ドフレーム8のロックを解除し、同フレーム8を上記炊
飯釜9共々手前の前方位置まで引き出せば良い(図5
(a),(b)の位置)。
【0027】その後、上記炊飯釜9内の飯を取り出すと
きは、上記下降スイッチ10bを押圧して、キャリッジ
Cを適所まで下降させ(図10P8乃至P11,P1
6,P17)、解除レバー13,13’を操作してキャ
リッジCを主軸58を支点として下方に回動させ、水平
位置より60度回動した位置(図12の位置)でレバー
13,13’を離すと同位置でキャリッジCがロックさ
れる。かかる状態で、蓋を取り外し、内部の飯を他の収
納容器等に移せば良い。また、上記IH炊飯器2a、2
c上にある炊飯器も上記同様にキャリッジCを3段目下
レベル位置又は1段目下レベル位置に移動して各段の炊
飯釜をスライドフレーム8により取り出してキャリッジ
Cを適所まで下降させ、同キャリッジCを図12の位置
に回動することにより容易に飯を取り卸し可能となる。
【0028】また、全ての炊飯釜を取り出した後、或い
は炊飯中は、上記キャリッジCを適所に停止させ、上記
レバー13,13’の操作によりフリー状態とし、同キ
ャリッジCを上方に回動させ垂直位置においてロックす
ることにより、キャリッジCを収納することができ(図
13参照)、未使用時或いは炊飯時はこの状態にしてお
けば、キャリッジCが邪魔になることがなく、スペース
を有効に活用できる。
【0029】以上のように、本発明によれば、IH炊飯
器2a,2b,2cを上下方向に多段(実施例では3
段)に構成したものであるから、左右方向のスペースを
とることがなく、小さな設置スペースで大量の飯を製造
することができ、しかも、キャリッジCとスライドフレ
ーム8により各段のIH炊飯器に対応する位置への炊飯
釜9の移動、及びかかる位置から筺体1内のIH炊飯器
上への炊飯釜9の設置を容易に行うことができ、IH炊
飯器が高い位置にあっても何ら支障なく炊飯釜9の移
動、炊飯器への設置を行うことができ、従来のように炊
飯釜9を高い位置に持ち上げる、高い位置から降ろす等
の人力作業を必要とせず、作業効率を大幅に向上するこ
とができる。
【0030】また、IH炊飯器上にある炊飯釜の取り出
しも、キャリッジCの上方への移動及びスライドフレー
ム8の前方への摺動操作により容易に行うことができ、
高い位置で取り出した炊飯釜9もその後キャリッジCを
下降させることにより、作業のし易い位置で同炊飯釜9
内の飯を取り卸しすることができる。
【0031】また、キャリッジCに設けたセンサー3
0,30’によりスライドフレーム8に炊飯釜9が保持
されているか否かを検出し、かかる検出に基づいてマイ
コン35によりキャリッジCを上又は下レベル停止位置
に自動的に停止するように構成したものであるから、上
記各停止位置から速やかに炊飯釜9のIH炊飯器への設
置又は筺体1内の炊飯釜9の取り出し動作を行うことが
でき、作業効率をより高めることができる。
【0032】また、スライドフレーム8を後方位置に摺
動した状態において、昇降スイッチ10a,10bによ
り上又は下レベル停止位置にキャリッジCを昇降させる
ことができるため、炊飯釜9のIH炊飯器への設置又は
フレーム8上への保持を容易に行うことができ、作業を
極めてスムーズに行うことができる。
【0033】また、キャリッジCを任意の位置で停止す
ることができるため、飯を取り卸すときは最も作業のし
易い位置で飯の取り卸しをすることができ、しかもキャ
リッジCを水平位置から下方に傾斜させることができる
ため、飯の取り卸し作業を極めて容易に行い得る。
【0034】さらに炊飯中又は炊飯終了後はキャリッジ
Cを垂直に立てて収納することができ、炊飯中又は炊飯
終了後の前後方向のスペースを縮小することができ、空
いたスペースを有効に活用することができる。
【0035】また、キャリッジCの各停止位置は上限位
置と下限位置のパルスカウント値に基づいてマイコン3
5の演算により求めているため、キャリッジCをチエン
等の伸びに影響されることなく、常に正確な位置に停止
させることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、炊飯手
段を上下方向に多段に構成したものであるから、小さな
設置スペースで大量の飯を製造することができ、しか
も、移送手段と炊飯釜保持手段により各段の炊飯手段に
対応する位置への炊飯釜の移動、及びかかる位置から筺
体内の炊飯手段への炊飯釜の設置を容易に行うことがで
き、炊飯手段が高い位置にあっても何ら支障なく炊飯釜
の移動、設置を行うことができ、従来のように炊飯釜を
高い位置に持ち上げる等の人力作業を必要とせず、作業
効率を大幅に向上することができる。
【0037】また、炊飯手段内にある炊飯釜の取り出し
も、移送手段の上方への移動及び炊飯釜保持手段の前方
への摺動操作により容易に行うことができ、高い位置で
取り出した炊飯釜もその後移送手段を下降させること
で、同炊飯釜内の飯を容易に取り卸すことができる。
【0038】また、移送手段に設けたセンサーにより炊
飯釜保持手段に炊飯釜が保持されているか否かで、移送
手段を上又は下レベル停止位置に自動的に停止するよう
に構成したものであるから、上記各停止位置からすみや
かに炊飯釜の炊飯手段への設置又は筺体内の炊飯釜の取
り出し動作を行うことができ、作業効率をより高めるこ
とができる。
【0039】また、移送手段を任意の位置で停止させる
ことができるため、最も作業のし易い位置で飯の取り卸
し作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多段炊飯装置の斜視図である。
【図2】同上装置の筺体壁を取り去った状態の側面図で
ある。
【図3】同上装置のIH炊飯器の位置を示す説明図であ
る。
【図4】同上装置のスライドレールの伸張状態を示す同
レール近傍の平面図である。
【図5】(a)は同上装置のスライドフレームを引き出
した状態におけるキャリッジCの上レベル停止位置の平
面図、(b)は図(a)の側面図である。
【図6】(a)は同上装置のスライドフレームを筺体内
に押し込んだ状態におけるキャリッジCの上レベル位置
の平面図、(b)は図(a)の側面図である。
【図7】図5のキャリッジを下レベル停止位置に下降さ
せた状態の同上装置の側面図である。
【図8】(a)は同上装置のスライドフレームを引き出
した状態におけるキャリッジの下レベル停止位置の平面
図、(b)は図(a)の側面図である。
【図9】同上装置の制御回路及びその周辺の電気的ブロ
ック図である。
【図10】同上装置のキャリッジの移動に関する制御手
順を示すフローチャートである。
【図11】同上装置の転動アームとキャリッジ保持枠と
の関係を示す同保持枠近傍の斜視図である。
【図12】同上装置のキャリッジを傾斜させた状態の側
面図である。
【図13】同上装置のキャリッジを収納した状態の側面
図である。
【符号の説明】
C キャリッジ 1 筺体 2a乃至2c IH炊飯器 2a’乃至2c’ 開口部 7,7’ スライドレール 8 スライドフレーム 9 炊飯釜 10a 上昇スイッチ 10b 下降スイッチ 15,15’ 案内レール 18 チエン 22 昇降用モータ 25 ドライブチエン 30,30’ 光電センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯機能を有する複数の炊飯手段を筺体
    内の上下方向に所定間隔を以って設け、 同筺体の一側面に上記各炊飯手段に対応する開口部を設
    け、 上記一側面に沿って上下方向に案内レールを設けて同レ
    ールに沿って上下方向に移動して上記各炊飯手段に対応
    する位置に停止可能な移送手段を設け、 上記筺体内に移送手段を上下方向に昇降駆動する駆動手
    段と、同駆動手段のオンオフ制御を行うスイッチ手段を
    設け、 かつ、上記移送手段にレールを介して上記筺体外の前方
    位置から上記筺体内の後方位置に摺動可能な炊飯釜支持
    手段を設け、上記移送手段がいづれかの上記炊飯手段に
    対応する上レベル停止位置において停止した状態で上記
    支持手段を上記前方位置から上記後方位置まで摺動可能
    とし、 さらに、上記支持手段を上記筺体内の後方位置に摺動し
    た状態で上記移送手段を下レベル停止位置まで少許下降
    させることにより、上記支持手段上の炊飯釜を上記炊飯
    手段に設置し得るように構成したものであることを特徴
    とする多段炊飯装置。
  2. 【請求項2】 上記後方位置における上記下レベル停止
    位置にある上記移送手段を上記上レベル停止位置まで少
    許上昇させることにより、上記炊飯手段に設置された炊
    飯釜を上記炊飯釜支持手段で支持可能に構成し、かかる
    上レベル停止位置から上記支持手段を炊飯釜共々筺体外
    の前方位置に摺動可能に構成したことを特徴とする請求
    項1記載の多段炊飯装置。
  3. 【請求項3】 上記炊飯釜支持手段に炊飯釜の有無を検
    出するセンサーを設けると共に、同センサーからの信号
    により上記移動手段の停止位置を制御する制御手段を設
    け、 同制御手段は、上記センサーからの信号に基づいて上記
    支持手段に炊飯釜が保持されていることの検出に基づい
    て上記駆動手段を以って上記移送手段を上記各段の炊飯
    手段の上記上レベル停止位置に停止し、上記炊飯釜が支
    持されていないことの検出に基づいて上記支持手段を上
    記各段の上記下レベル停止位置に停止するものであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の多段炊飯装置。
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