JPH08336502A - 心拍間隔検出方法及び装置 - Google Patents
心拍間隔検出方法及び装置Info
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- JPH08336502A JPH08336502A JP7167944A JP16794495A JPH08336502A JP H08336502 A JPH08336502 A JP H08336502A JP 7167944 A JP7167944 A JP 7167944A JP 16794495 A JP16794495 A JP 16794495A JP H08336502 A JPH08336502 A JP H08336502A
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- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コスト高精度で高速演算が可能な心拍間隔
検出方法及び装置を提供することを目的とする。 【構成】 心電図をA/D変換して離散化データとした
後、該離散化データの所定区間毎の最大値及びその時刻
を求めて暫定R波ピーク値を特定し、該暫定R波ピーク
値とその前後のデータとの電圧差分を求めてその大小関
係からR波ピーク値の時間を近似演算し、この近似演算
した各R波ピーク値の時間の間隔から心拍間隔を検出す
る。
検出方法及び装置を提供することを目的とする。 【構成】 心電図をA/D変換して離散化データとした
後、該離散化データの所定区間毎の最大値及びその時刻
を求めて暫定R波ピーク値を特定し、該暫定R波ピーク
値とその前後のデータとの電圧差分を求めてその大小関
係からR波ピーク値の時間を近似演算し、この近似演算
した各R波ピーク値の時間の間隔から心拍間隔を検出す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば人間の生理現
象などを検出するために用いる心拍間隔検出方法及び装
置に関する。
象などを検出するために用いる心拍間隔検出方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人間の心拍間隔情報を測定し、こ
の情報に基づいて人間の生理現象(例えば居眠り状態)
を判定するようにした技術が開発されてきている(例え
ば、特開平2−1218号公報及び特開平7−8809
4号公報参照)。
の情報に基づいて人間の生理現象(例えば居眠り状態)
を判定するようにした技術が開発されてきている(例え
ば、特開平2−1218号公報及び特開平7−8809
4号公報参照)。
【0003】このような技術において、心拍間隔情報を
得ようとする場合には、心電図のR波(心室の収縮に伴
う大きな電位変化)の間隔を計測するのが一般的であ
る。
得ようとする場合には、心電図のR波(心室の収縮に伴
う大きな電位変化)の間隔を計測するのが一般的であ
る。
【0004】心電図のR波の間隔を測定するためには、
まず、各R波のピーク値を求めなければならないが、そ
の方法としては、大別すると、アナログ回路によるト
リガ検出と、デジタル信号処理によるピーク点検出の
2つの方法が考えられる。
まず、各R波のピーク値を求めなければならないが、そ
の方法としては、大別すると、アナログ回路によるト
リガ検出と、デジタル信号処理によるピーク点検出の
2つの方法が考えられる。
【0005】アナログ回路によるトリガ検出は、図1
0に示すように、アナログ状態の心電図波形を所定のス
ライスレベルで切って、そのトリガ点PyをR波のピー
ク値と特定するものである。
0に示すように、アナログ状態の心電図波形を所定のス
ライスレベルで切って、そのトリガ点PyをR波のピー
ク値と特定するものである。
【0006】また、デジタル信号処理によるピーク点
検出は、図11に示すように、アナログ信号をA/D変
換器で離散化データ(デジタル信号)に変換し(サンプ
リングレートΔT間隔の離散化データとなる)、この離
散化データを例えば所定の電圧以上で切ってR波のピー
ク成分を抽出し、その最大値PzをR波のピーク値と特
定するものである。
検出は、図11に示すように、アナログ信号をA/D変
換器で離散化データ(デジタル信号)に変換し(サンプ
リングレートΔT間隔の離散化データとなる)、この離
散化データを例えば所定の電圧以上で切ってR波のピー
ク成分を抽出し、その最大値PzをR波のピーク値と特
定するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】こうした技術では心拍
間隔を正確に求めることが重要であり、また、車両の居
眠り防止装置などに利用する場合には、リアルタイムで
処理するため高速度のデータ処理が必要となる。しかし
ながら、上記第1の先行技術で示したアナログ回路によ
るトリガ検出では、図12に示すように、検出したトリ
ガ点Pyと真のピーク値Pxとの間にΔPの誤差が生
じ、R波のピーク値の検出精度(それによるR波間隔検
出の精度)が悪いという問題がある。また、アナログ信
号の処理であるので、電圧変動に非常に弱く、例えば図
13に示すように、ピーク値を2回誤検出(Aで示す)
したり、ピーク値を検出できない(Bで示す)等、種々
の問題点を有しているので、実用に供することができな
い。
間隔を正確に求めることが重要であり、また、車両の居
眠り防止装置などに利用する場合には、リアルタイムで
処理するため高速度のデータ処理が必要となる。しかし
ながら、上記第1の先行技術で示したアナログ回路によ
るトリガ検出では、図12に示すように、検出したトリ
ガ点Pyと真のピーク値Pxとの間にΔPの誤差が生
じ、R波のピーク値の検出精度(それによるR波間隔検
出の精度)が悪いという問題がある。また、アナログ信
号の処理であるので、電圧変動に非常に弱く、例えば図
13に示すように、ピーク値を2回誤検出(Aで示す)
したり、ピーク値を検出できない(Bで示す)等、種々
の問題点を有しているので、実用に供することができな
い。
【0008】また、上述の問題を解決するために用いら
れる上記第2の先行技術で示したデジタル信号処理によ
るピーク点検出では、例えば図14に示すように、サン
プリングレートΔTを小さくしなければ、誤差ΔPが大
きくなり、R波のピーク値の検出精度(それによるR波
間隔検出の精度)がやはり悪くなる。この検出精度を高
めるためには、サンプリングレートΔTを小さくして高
速でA/D変換を行えば良いが、多量のデータを高速で
処理するためには、演算能力が高く多量のデータを高速
に処理できることが可能なA/D変換器を開発・構成す
る必要があり、装置のコスト増大を招く結果となる。さ
らに加えて、このように心電図からR波を検出する処理
は、心電図情報から生理状態を判定する過程の1ステッ
プにすぎず、例えば、リアルタイムにオンラインで処理
を行うことが要求される居眠り判定装置等を構成する場
合には、装置の高速性が要求されるので、心電図からR
波を検出する処理の後処理に悪影響を与えないようによ
り処理速度の速い演算装置が必要となる。
れる上記第2の先行技術で示したデジタル信号処理によ
るピーク点検出では、例えば図14に示すように、サン
プリングレートΔTを小さくしなければ、誤差ΔPが大
きくなり、R波のピーク値の検出精度(それによるR波
間隔検出の精度)がやはり悪くなる。この検出精度を高
めるためには、サンプリングレートΔTを小さくして高
速でA/D変換を行えば良いが、多量のデータを高速で
処理するためには、演算能力が高く多量のデータを高速
に処理できることが可能なA/D変換器を開発・構成す
る必要があり、装置のコスト増大を招く結果となる。さ
らに加えて、このように心電図からR波を検出する処理
は、心電図情報から生理状態を判定する過程の1ステッ
プにすぎず、例えば、リアルタイムにオンラインで処理
を行うことが要求される居眠り判定装置等を構成する場
合には、装置の高速性が要求されるので、心電図からR
波を検出する処理の後処理に悪影響を与えないようによ
り処理速度の速い演算装置が必要となる。
【0009】そこで、この発明は上記問題点に鑑み、低
コスト高精度で高速演算が可能な心拍間隔検出方法及び
装置を提供することを目的とする。
コスト高精度で高速演算が可能な心拍間隔検出方法及び
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る心拍間隔検出方法は、心電図をA/D
変換して離散化データとした後、該離散化データの所定
区間毎の最大値及びその時刻を求めて暫定R波ピーク値
を特定し、該暫定R波ピーク値とその前後のデータとの
電圧差分を求めてその大小関係からR波ピーク値の時間
を近似演算し、この近似演算した各R波ピーク値の時間
の間隔から心拍間隔を検出するものである。
に、本発明に係る心拍間隔検出方法は、心電図をA/D
変換して離散化データとした後、該離散化データの所定
区間毎の最大値及びその時刻を求めて暫定R波ピーク値
を特定し、該暫定R波ピーク値とその前後のデータとの
電圧差分を求めてその大小関係からR波ピーク値の時間
を近似演算し、この近似演算した各R波ピーク値の時間
の間隔から心拍間隔を検出するものである。
【0011】また、この心拍間隔検出方法を具体的に実
現する装置は、心電図ピックアップと、該心電図ピック
アップの出力信号を所定の周波数帯域について増幅する
増幅器と、該増幅器の出力信号を離散化データに変換す
るA/D変換器と、該A/D変換器によって生成された
離散化データの所定区間毎の最大値及びその時刻を求め
て暫定R波ピーク値を特定し、該暫定R波ピーク値とそ
の前後のデータとの電圧差分を求めてその大小関係から
R波ピーク値の時間を近似演算し、この近似演算した各
R波ピーク値の時間の間隔から心拍間隔を検出する演算
部を具備して構成することができる。
現する装置は、心電図ピックアップと、該心電図ピック
アップの出力信号を所定の周波数帯域について増幅する
増幅器と、該増幅器の出力信号を離散化データに変換す
るA/D変換器と、該A/D変換器によって生成された
離散化データの所定区間毎の最大値及びその時刻を求め
て暫定R波ピーク値を特定し、該暫定R波ピーク値とそ
の前後のデータとの電圧差分を求めてその大小関係から
R波ピーク値の時間を近似演算し、この近似演算した各
R波ピーク値の時間の間隔から心拍間隔を検出する演算
部を具備して構成することができる。
【0012】
【作用】まず、心電図をA/D変換して離散化データと
した後、該離散化データを例えば所定の閾値で切ってR
波のピーク成分を抽出したR波ピークデータを作成する
(図1参照)。
した後、該離散化データを例えば所定の閾値で切ってR
波のピーク成分を抽出したR波ピークデータを作成する
(図1参照)。
【0013】そしてこの離散化データの初期の2つの最
大値Vm1、Vm2を含む領域Ixの範囲のデータを読
み込み、このIxのデータの範囲から最大値Vm1、V
m2及びその時間m1、m2を求め、この時間の差分
(m2−m1)によってR波の暫定間隔Inを求める。
つまり、ここまでの過程は、R波の間隔Inを暫定的に
求め、以後のR波のピークを所定区間毎に得るための処
理である。
大値Vm1、Vm2を含む領域Ixの範囲のデータを読
み込み、このIxのデータの範囲から最大値Vm1、V
m2及びその時間m1、m2を求め、この時間の差分
(m2−m1)によってR波の暫定間隔Inを求める。
つまり、ここまでの過程は、R波の間隔Inを暫定的に
求め、以後のR波のピークを所定区間毎に得るための処
理である。
【0014】次に、最初の暫定R波ピーク値VP1を求
めるためには、Ix+Inの時間Aを基準として±(I
n×α)の範囲のデータを読み込み、その区間の最大値
を暫定R波ピーク値VP1とする。なお、ここでαは1
以下であって例えば0.5以上の定数である。
めるためには、Ix+Inの時間Aを基準として±(I
n×α)の範囲のデータを読み込み、その区間の最大値
を暫定R波ピーク値VP1とする。なお、ここでαは1
以下であって例えば0.5以上の定数である。
【0015】そして、この暫定R波ピーク値VP1の前
後のデータの電圧差分を求めて下記するように実際のR
波ピーク値の時間に近似したR波ピーク値の時間を近似
演算することができる。
後のデータの電圧差分を求めて下記するように実際のR
波ピーク値の時間に近似したR波ピーク値の時間を近似
演算することができる。
【0016】心電図におけるR波のピーク近傍の波形は
一定の周波数(8Hz〜14Hz)を持ち、2次曲線近
似ができる。そこでこの2次曲線近似の特性を利用して
実際のR波ピーク値の時間に近似したR波ピーク値の時
間を近似演算することが可能である。
一定の周波数(8Hz〜14Hz)を持ち、2次曲線近
似ができる。そこでこの2次曲線近似の特性を利用して
実際のR波ピーク値の時間に近似したR波ピーク値の時
間を近似演算することが可能である。
【0017】ここで、暫定ピーク位置VP1の時刻をP
t、暫定ピーク位置VP1の1つ前のデータの時刻をP
b、暫定ピーク位置VP1の1つ後のデータの時刻をP
a、求めるピーク位置の時刻をPr、各データの電圧値
をVPt、VPb、VPa、A/D変換器のサンプリン
グレートをΔTとする。
t、暫定ピーク位置VP1の1つ前のデータの時刻をP
b、暫定ピーク位置VP1の1つ後のデータの時刻をP
a、求めるピーク位置の時刻をPr、各データの電圧値
をVPt、VPb、VPa、A/D変換器のサンプリン
グレートをΔTとする。
【0018】図2に示すように、暫定ピーク位置VP1
の電圧値VPtと1つ前のデータの電圧値VPbとの差
分(VPt−VPb)が暫定ピーク位置VP1の電圧値
VPtと1つ後のデータの電圧値VPaとの差分(VP
t−VPa)よりも小さければ((VPt−VPb)<
(VPt−VPa)の場合)、2次曲線の特性から求め
るピーク位置の時刻Prは、暫定ピーク位置VP1の時
刻Ptと1つ前のデータの時刻Pbの間に存在し、Pr
=Pt−1/4ΔTと近似することができる。
の電圧値VPtと1つ前のデータの電圧値VPbとの差
分(VPt−VPb)が暫定ピーク位置VP1の電圧値
VPtと1つ後のデータの電圧値VPaとの差分(VP
t−VPa)よりも小さければ((VPt−VPb)<
(VPt−VPa)の場合)、2次曲線の特性から求め
るピーク位置の時刻Prは、暫定ピーク位置VP1の時
刻Ptと1つ前のデータの時刻Pbの間に存在し、Pr
=Pt−1/4ΔTと近似することができる。
【0019】図3に示すように、暫定ピーク位置VP1
の電圧値VPtと1つ前のデータの電圧値VPbとの差
分(VPt−VPb)が暫定ピーク位置VP1の電圧値
VPtと1つ後のデータの電圧値VPaとの差分(VP
t−VPa)よりも大きければ((VPt−VPb)>
(VPt−VPa)≠0の場合)、2次曲線の特性から
求めるピーク位置の時刻Prは、暫定ピーク位置VP1
の時刻Ptと1つ後のデータの時刻Paとの間に存在
し、Pr=Pt+1/4ΔTと近似することができる。
の電圧値VPtと1つ前のデータの電圧値VPbとの差
分(VPt−VPb)が暫定ピーク位置VP1の電圧値
VPtと1つ後のデータの電圧値VPaとの差分(VP
t−VPa)よりも大きければ((VPt−VPb)>
(VPt−VPa)≠0の場合)、2次曲線の特性から
求めるピーク位置の時刻Prは、暫定ピーク位置VP1
の時刻Ptと1つ後のデータの時刻Paとの間に存在
し、Pr=Pt+1/4ΔTと近似することができる。
【0020】図4に示すように、暫定ピーク位置VP1
の電圧値VPtと1つ後のデータの電圧値VPaとの差
分(VPt−VPa)が0であれば((VPt−VP
a)=0の場合)、2次曲線の特性から求めるピーク位
置の時刻Prは、暫定ピーク位置VP1の時刻Ptと1
つ後のデータの時刻Paとの間に存在し、Pr=Pt+
1/2ΔTと算定することができる。
の電圧値VPtと1つ後のデータの電圧値VPaとの差
分(VPt−VPa)が0であれば((VPt−VP
a)=0の場合)、2次曲線の特性から求めるピーク位
置の時刻Prは、暫定ピーク位置VP1の時刻Ptと1
つ後のデータの時刻Paとの間に存在し、Pr=Pt+
1/2ΔTと算定することができる。
【0021】図5に示すように、暫定ピーク位置VP1
の電圧値VPtと1つ前のデータの電圧値VPbとの差
分(VPt−VPb)が暫定ピーク位置VP1の電圧値
VPtと1つ後のデータの電圧値VPaとの差分(VP
t−VPa)と等しく、且つその値が0でない場合
((VPt−VPb)=(VPt−VPa)≠0の場
合)には、2次曲線の特性から求めるピーク位置の時刻
Prは、暫定ピーク位置VP1の時刻Ptと一致し、P
r=Ptと算定することができる。
の電圧値VPtと1つ前のデータの電圧値VPbとの差
分(VPt−VPb)が暫定ピーク位置VP1の電圧値
VPtと1つ後のデータの電圧値VPaとの差分(VP
t−VPa)と等しく、且つその値が0でない場合
((VPt−VPb)=(VPt−VPa)≠0の場
合)には、2次曲線の特性から求めるピーク位置の時刻
Prは、暫定ピーク位置VP1の時刻Ptと一致し、P
r=Ptと算定することができる。
【0022】このように、暫定R波ピーク値とその前後
のデータとの電圧差分を求めてその大小関係から実際の
R波ピーク値の時間に近似した値を得ることが可能であ
る。
のデータとの電圧差分を求めてその大小関係から実際の
R波ピーク値の時間に近似した値を得ることが可能であ
る。
【0023】以後、順次R波の暫定間隔In毎に離散化
データを読み込み、上記と同様の手順で実際のピーク値
の時刻Prを近似演算していく。
データを読み込み、上記と同様の手順で実際のピーク値
の時刻Prを近似演算していく。
【0024】そして、これら求めた各ピーク値の時刻P
rの間隔から心拍間隔を検出する。
rの間隔から心拍間隔を検出する。
【0025】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を用いて説明
する。
する。
【0026】図6に本発明に係る心拍間隔検出装置の基
本構成例を示す。
本構成例を示す。
【0027】心拍間隔検出装置は、人体20に生体用電
極21〜23を張り付け、人体20の心臓活動に対応す
る皮膚表面の電位を電極21と23及び電極22と23
の差電圧として検出して増幅し、出力信号A,Bとして
それぞれA/D変換部25に送り、ここで離散化データ
(デジタル信号)に変換した後、演算部26で心拍間隔
を検出(算出)するようになっている。
極21〜23を張り付け、人体20の心臓活動に対応す
る皮膚表面の電位を電極21と23及び電極22と23
の差電圧として検出して増幅し、出力信号A,Bとして
それぞれA/D変換部25に送り、ここで離散化データ
(デジタル信号)に変換した後、演算部26で心拍間隔
を検出(算出)するようになっている。
【0028】図7にこの心拍間隔検出装置の具体的構成
例を示す。
例を示す。
【0029】交流アンプ部24は、作動入力アンプ1
と、バンドパスフィルタ2との直列回路で構成されてお
り、バンドパスフィルタ2は、R波を抽出するために8
〜18Hzの通過帯域に設定されている。
と、バンドパスフィルタ2との直列回路で構成されてお
り、バンドパスフィルタ2は、R波を抽出するために8
〜18Hzの通過帯域に設定されている。
【0030】A/D変換部25は、バンドパスフィルタ
2に接続されたアンプ3とサンプルホールド回路4とA
/D変換器5とバッファメモリ6との直列回路で基本的
に構成されており、サンプルホールド回路4とA/D変
換器5は、分周器12から所定のクロック信号を受けて
データのサンプリング及びA/D変換を実行する。
2に接続されたアンプ3とサンプルホールド回路4とA
/D変換器5とバッファメモリ6との直列回路で基本的
に構成されており、サンプルホールド回路4とA/D変
換器5は、分周器12から所定のクロック信号を受けて
データのサンプリング及びA/D変換を実行する。
【0031】演算部26は、バッファメモリ6に接続さ
れたデータバス7に相互接続されたRAM8と演算アル
ゴリズム用ROM9とCPU10と、該CPU10に一
定のクロック信号を与えるための水晶発振器11とで構
成されている。
れたデータバス7に相互接続されたRAM8と演算アル
ゴリズム用ROM9とCPU10と、該CPU10に一
定のクロック信号を与えるための水晶発振器11とで構
成されている。
【0032】図8は図7に示したA/D変換部25の処
理手順を示しており、装置の起動開始後、A/D変換器
5はA/D変換を実行して心電図を離散化データに変換
し(ステップS100)、該離散化データを図示しない
ピーク成分抽出器を使用して所定の閾値でスライスして
R波ピークデータを生成し、そのデータD(n)をバッ
ファメモリ(6)に格納する。そして、このバッファメ
モリ(6)に格納されたデータD(n)を用いて下記す
る演算部26にて心拍間隔の検出が行われるようになっ
ている。
理手順を示しており、装置の起動開始後、A/D変換器
5はA/D変換を実行して心電図を離散化データに変換
し(ステップS100)、該離散化データを図示しない
ピーク成分抽出器を使用して所定の閾値でスライスして
R波ピークデータを生成し、そのデータD(n)をバッ
ファメモリ(6)に格納する。そして、このバッファメ
モリ(6)に格納されたデータD(n)を用いて下記す
る演算部26にて心拍間隔の検出が行われるようになっ
ている。
【0033】図9は図7に示したCPU10による心拍
間隔の検出(演算)を実行する処理手順を示したもの
で、以下、この図9および図1乃至図5を参照しつつ心
拍間隔の検出(演算)方法について説明する。
間隔の検出(演算)を実行する処理手順を示したもの
で、以下、この図9および図1乃至図5を参照しつつ心
拍間隔の検出(演算)方法について説明する。
【0034】まず、CPU10は離散化データの初期の
2つの最大値を読み込んでR波の暫定間隔を特定するた
めのデータ読みとり範囲Ix及びそれ以降のデータを読
み込むための範囲を規定するαの値を1以下であって例
えば0.5以上の定数(実験的・経験的なデータに基づ
いて)に設定すると共に、データ列の順位n及びカウン
タCの値を0に初期化する(ステップS200)。
2つの最大値を読み込んでR波の暫定間隔を特定するた
めのデータ読みとり範囲Ix及びそれ以降のデータを読
み込むための範囲を規定するαの値を1以下であって例
えば0.5以上の定数(実験的・経験的なデータに基づ
いて)に設定すると共に、データ列の順位n及びカウン
タCの値を0に初期化する(ステップS200)。
【0035】そして、バッファメモリ6よりIx個のデ
ータD(1)〜D(Ix)をRAM8に読み込み(ステ
ップS202)、図1に示すように2つの最大値Vm
1,Vm2を算出し、その時刻をデータ列の順位nを用
いて各々m1,m2と設定し(ステップS204)、そ
の差によりR波の暫定間隔Inを求める(ステップS2
06)。
ータD(1)〜D(Ix)をRAM8に読み込み(ステ
ップS202)、図1に示すように2つの最大値Vm
1,Vm2を算出し、その時刻をデータ列の順位nを用
いて各々m1,m2と設定し(ステップS204)、そ
の差によりR波の暫定間隔Inを求める(ステップS2
06)。
【0036】つまり、ここまでの過程は、上述の作用で
説明したように、R波の暫定間隔Inを求め、以後のR
波のピークを所定区間毎に求めるための処理である。
説明したように、R波の暫定間隔Inを求め、以後のR
波のピークを所定区間毎に求めるための処理である。
【0037】次に、最初の暫定R波ピーク値を求めるた
めに、Ix+In−α×In〜Ix+In+α×Inの
範囲のデータD(n)をRAM8に読み込み(ステップ
S208)、カウンタCをインクリメントした後(ステ
ップS210)、読み込んだデータの最大値VPt
(N)(暫定R波ピーク値である)を求め(ステップS
121)、かつその時刻Ptを算出する(ステップS2
14)。
めに、Ix+In−α×In〜Ix+In+α×Inの
範囲のデータD(n)をRAM8に読み込み(ステップ
S208)、カウンタCをインクリメントした後(ステ
ップS210)、読み込んだデータの最大値VPt
(N)(暫定R波ピーク値である)を求め(ステップS
121)、かつその時刻Ptを算出する(ステップS2
14)。
【0038】そして、上記で求めたデータの最大値VP
t(N)及びその時刻及びその前後のデータの電圧差分
に基づいて、実際のR波ピーク値の時刻Pr(C)を近
似演算する(ステップS216,S218)。
t(N)及びその時刻及びその前後のデータの電圧差分
に基づいて、実際のR波ピーク値の時刻Pr(C)を近
似演算する(ステップS216,S218)。
【0039】具体的には、VPt(N)−VPt(N−
1)<VPt(N)−VPt(N+1)であれば、図2
の原理図で説明したように、実際のR波ピーク値の時刻
Pr(C)は、Pr(C)=Pt−(1/4)×ΔTと
近似できる。
1)<VPt(N)−VPt(N+1)であれば、図2
の原理図で説明したように、実際のR波ピーク値の時刻
Pr(C)は、Pr(C)=Pt−(1/4)×ΔTと
近似できる。
【0040】また、VPt(N)−VPt(N−1)>
VPt(N)−VPt(N+1)≠0であれば、図3の
原理図で説明したように、実際のR波ピーク値の時刻
は、Pr(C)=Pt+(1/4)×ΔTと近似でき
る。
VPt(N)−VPt(N+1)≠0であれば、図3の
原理図で説明したように、実際のR波ピーク値の時刻
は、Pr(C)=Pt+(1/4)×ΔTと近似でき
る。
【0041】同様に、VPt(N)−VPt(N+1)
=0であれば、図4の原理図で説明したように、実際の
R波ピーク値の時刻は、Pr(C)=Pt+(1/2)
×ΔTと算定することができる。
=0であれば、図4の原理図で説明したように、実際の
R波ピーク値の時刻は、Pr(C)=Pt+(1/2)
×ΔTと算定することができる。
【0042】また、VPt(N)−VPt(N−1)=
VPt(N)−VPt(N+1)≠0であれば、図5の
原理図で説明したように、実際のR波ピーク値の時刻
は、Pr(C)=Ptと算定できる。
VPt(N)−VPt(N+1)≠0であれば、図5の
原理図で説明したように、実際のR波ピーク値の時刻
は、Pr(C)=Ptと算定できる。
【0043】このようにして近似演算して求めた実際の
R波ピーク値の時刻Pr(C)は、その算出の度に順次
その内容をRAM8に格納され、その各時間の間隔差か
ら心拍間隔が求められる。
R波ピーク値の時刻Pr(C)は、その算出の度に順次
その内容をRAM8に格納され、その各時間の間隔差か
ら心拍間隔が求められる。
【0044】しかる後は、暫定R波間隔Inを順次平均
化処理しつつ(ステップS220〜S226)、次の暫
定R波間隔Inの範囲でデータD(n)を読み込み(ス
テップS228)、ステップS210に戻って上記と同
様の手順で実際のR波ピーク値の時刻Pr(C)の近似
演算を行う。
化処理しつつ(ステップS220〜S226)、次の暫
定R波間隔Inの範囲でデータD(n)を読み込み(ス
テップS228)、ステップS210に戻って上記と同
様の手順で実際のR波ピーク値の時刻Pr(C)の近似
演算を行う。
【0045】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、暫
定R波ピーク値とその前後のデータの電圧差分の大小関
係から真のR波ピーク値の時間を近似演算して心拍間隔
を得るようにしたので、サンプリングレートを小さくし
て高速のA/D変換をせずとも従来と同様のA/D変換
器を使用して高速,高精度にR波ピーク値の時刻の近似
が可能となる。また、多少のアルゴリズムの追加によっ
て本発明の処理の実行及び構成が可能であるので、装置
の低コスト化が図れるものである。
定R波ピーク値とその前後のデータの電圧差分の大小関
係から真のR波ピーク値の時間を近似演算して心拍間隔
を得るようにしたので、サンプリングレートを小さくし
て高速のA/D変換をせずとも従来と同様のA/D変換
器を使用して高速,高精度にR波ピーク値の時刻の近似
が可能となる。また、多少のアルゴリズムの追加によっ
て本発明の処理の実行及び構成が可能であるので、装置
の低コスト化が図れるものである。
【図1乃至図5】本発明に係る心拍間隔検出方法の原理
説明図である。
説明図である。
【図6及び図7】本発明に係る心拍間隔検出装置の一構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
【図8及び図9】本発明に係る心拍間隔検出方法の処理
アルゴリズムの一例を示す図である。
アルゴリズムの一例を示す図である。
【図10乃至図14】従来技術の問題点を説明する図で
ある。
ある。
20 人体 21〜23 交流アンプ 25 A/D変換部 26 演算部 8 RAM 9 ROM 10 CPU
Claims (2)
- 【請求項1】 心電図をA/D変換して離散化データと
した後、該離散化データの所定区間毎の最大値及びその
時刻を求めて暫定R波ピーク値を特定し、該暫定R波ピ
ーク値とその前後のデータとの電圧差分を求めてその大
小関係からR波ピーク値の時間を近似演算し、この近似
演算した各R波ピーク値の時間の間隔から心拍間隔を検
出することを特徴とする心拍間隔検出方法。 - 【請求項2】 心電図ピックアップと、該心電図ピック
アップの出力信号を所定の周波数帯域について増幅する
増幅器と、該増幅器の出力信号を離散化データに変換す
るA/D変換器と、該A/D変換器によって生成された
離散化データの所定区間毎の最大値及びその時刻を求め
て暫定R波ピーク値を特定し、該暫定R波ピーク値とそ
の前後のデータとの電圧差分を求めてその大小関係から
R波ピーク値の時間を近似演算し、この近似演算した各
R波ピーク値の時間の間隔から心拍間隔を検出する演算
部と、を具備することを特徴とする心拍間隔検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7167944A JPH08336502A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 心拍間隔検出方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7167944A JPH08336502A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 心拍間隔検出方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08336502A true JPH08336502A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15858949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7167944A Pending JPH08336502A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 心拍間隔検出方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08336502A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103565427A (zh) * | 2013-11-19 | 2014-02-12 | 深圳邦健生物医疗设备股份有限公司 | 准周期生理信号特征点的检测 |
| JP2015508671A (ja) * | 2012-03-12 | 2015-03-23 | シェンズェン シーレン テクノロジー カンパニー リミテッドShenzhen Seelen Technology Co., Ltd. | 生理信号周期を取得する方法及びシステム |
| JP2015527173A (ja) * | 2012-09-07 | 2015-09-17 | ヴァイタル コネクト, インコーポレイテッドVital Connect, Inc. | マルチレートecg処理を使用するr−r間隔の測定 |
| CN113171107A (zh) * | 2021-04-26 | 2021-07-27 | 中山大学 | 一种心率变异性信号的非接触式提取方法及系统 |
| WO2022091195A1 (ja) * | 2020-10-27 | 2022-05-05 | 日本電信電話株式会社 | Rri計測装置、rri計測方法およびrri計測プログラム |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP7167944A patent/JPH08336502A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015508671A (ja) * | 2012-03-12 | 2015-03-23 | シェンズェン シーレン テクノロジー カンパニー リミテッドShenzhen Seelen Technology Co., Ltd. | 生理信号周期を取得する方法及びシステム |
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| US9814405B2 (en) | 2012-09-07 | 2017-11-14 | Vital Connect, Inc. | R-R interval measurement using multi-rate ECG processing |
| JP2018038830A (ja) * | 2012-09-07 | 2018-03-15 | ヴァイタル コネクト, インコーポレイテッドVital Connect, Inc. | マルチレートecg処理を使用するr−r間隔の測定 |
| US10667713B2 (en) | 2012-09-07 | 2020-06-02 | Vital Connect, Inc. | R-R interval measurement using multi-rate ECG processing |
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| JPWO2022091195A1 (ja) * | 2020-10-27 | 2022-05-05 | ||
| CN113171107A (zh) * | 2021-04-26 | 2021-07-27 | 中山大学 | 一种心率变异性信号的非接触式提取方法及系统 |
| CN113171107B (zh) * | 2021-04-26 | 2024-03-19 | 中山大学 | 一种心率变异性信号的非接触式提取方法及系统 |
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |