JPH0833655A - 歯科用スピットン - Google Patents

歯科用スピットン

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JPH0833655A
JPH0833655A JP17059794A JP17059794A JPH0833655A JP H0833655 A JPH0833655 A JP H0833655A JP 17059794 A JP17059794 A JP 17059794A JP 17059794 A JP17059794 A JP 17059794A JP H0833655 A JPH0833655 A JP H0833655A
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Takayuki Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯科用スピットンにインスツルメント係止部
を設け、インスツルメント内の水回路の洗浄時、或い
は、エアータービンの注油後のならし回転時等におい
て、インスツメントを係止部にかけ、該インスツルメン
トから水を放出し、その水をスピットン内に排出する。 【構成】 散水ノズル15及び殺菌灯16を有する上部
ボックス12と、各種制御部材が配設されている下部給
排水ボックスと、これらの間に回動自在に収納されるス
ピットン3とを有し、スピットン収納時、散水ノズル1
5より水を噴射してスピットンを洗い、殺菌灯16を点
灯してスピットンの表面を殺菌処理する。上部ボックス
12の側壁に開閉扉30を有し、該開閉扉を開いてイン
スツルメント8を係止し、該インスツルメントの水回路
に水を流し、スピットン3内に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科治療において、口
腔内をうがいした水を吐き捨てるためのスピットンに係
り、より詳細には、水回路を有するインスツルメント、
例えば、エアータービン,シリンジ等の水回路を洗浄す
るのに適した歯科用スピットンに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、本発明が適用される歯科治療ユ
ニットの一例を示す全体構成図で、図中、10は歯科治
療ユニットで、該ユニット10は、治療椅子1,ワーク
テーブル2,スピットン3,無影灯4,インスツルメン
トホルダー5,フットスイッチ6,アシスタントインス
ツルメントホルダー7,インスツルメント8,インスツ
ルメントホース9等から成り、インスツルメントホルダ
ー5には、歯科治療において使用する種々のインスツル
メント8が収納されており、周知のように、歯科治療に
当り、患者は椅子1に座り、頭を安頭台に固定して治療
を受ける。治療中、術者は治療椅子1を上下動,倒起
動,傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢にして治
療を行なう。
【0003】図5は、本出願人が先に提案した歯科用ス
ピットンの一例を説明するための要部斜視図で、図中、
3はスピットン、11は下部給排水ボックス、12はス
ピットン3の上部に設けられた上部ボックスで、該上部
ボックス12内には散水ノズル及び殺菌灯が設けられて
いる。スピットン3は下部排給水ボックス11に軸3a
を中心に回動自在に取り付けられており、通常は、図5
(a)に示す上部ボックス12と下部給排水ボックス1
1の間に収納されており、うがい時、図5(b)に示す
ように、軸3aを中心に回転されてうがいができる状態
になり、患者はうがい水供給管13から噴出される水
(噴水式)、或いは、うがい水供給管13からの水をコ
ップ14に受けて(コップ式)、口腔内をうがいし、う
がいした水をスピットン3内に吐き捨てる。
【0004】スピットン3の上述のごとき動きは、好ま
しくは、スピットン専用のスイッチを押した時に、図5
(b)に示すうがい可能状態となり、所定時間経過後、
或いは、治療椅子1の倒スイッチが押された時に図5
(a)の収納状態に戻るようになっている。
【0005】図6は、図5に示したスピットン3の鉢中
心及び回動中心3aを通る概略断面構成図で、上部ボッ
クス12内には、鉢3′を洗うための水を噴射する散水
ノズル15及びスピットン3の表面を殺菌する殺菌灯1
6が設けられており、スピットン3が図5(a)に示す
収納状態にされた時に、所定時間の間、散水ノズル15
より水を噴射して鉢3′を浄い、収納期間中、殺菌灯1
6が点灯されてスピットン3の表面を殺菌する。殺菌灯
16から放射される紫外線は、人間の目に対して悪影響
を与えるので、殺菌灯16からの紫外線が外部に漏れな
いように上部ボックス12とスピットン3との間に隙間
等がないように構成されている。また、殺菌灯16はス
ピットン3が図5(b)に示すうがい状態にされた時は
自動的に消灯され、図5(a)の収納状態に戻された時
に自動的に点灯するように構成されている。
【0006】一方、歯科治療用のインスツルメント、例
えば、エアータービン、マイクロエンジン等のシリン
ジ、スプレー等においては、治療時、該インスツルメン
トから水を噴射するが、使用後、該インスツルメント内
及びインスツルメントホース内に水が残っており、長時
間インスツルメントを使用しないでいると、該インスツ
ルメント内及びインスツルメントホース内にバクテリア
が繁殖し、不衛生であり、また、目詰りの原因になる等
の欠点があった。ただし、インスツルメントに関して
は、最近では、ヘッド部をハンドピース部から切り離し
てオートクレーブする等しているので、上述のごとき衛
生上の問題はそれほどない。
【0007】そのため、本出願人は、先にインスツルメ
ントホース内の洗浄装置について提案した。図7は、本
出願人が先に提案したインスツルメントホース内洗浄装
置の一例を説明するための図で、図7(a)は、インス
ツルメントホース洗浄用トレーの使用状態を示す図、図
7(b)は、該トレーの斜視図で、インスツルメントホ
ース洗浄用トレー20は、図7(a)に示すように、2
0a部をワークテーブル2に挿脱することにより、ワー
クテーブル2に着脱自在に装着される。この洗浄用トレ
ー20の上部には、孔20bがあけられており、該孔2
0bにインスツルメントのヘッド部を取り外した後の、
ハンドピース部8aが挿入される。
【0008】上述のようにして、洗浄用トレー20をワ
ークテーブル2に装着した後、インスツルメントのハン
ドピース部8aを、該トレー20の孔20bに挿入し、
次いで、所定時間の間、インスツルメント使用時と同様
の方法で、インスツルメントホース9を通して水を流す
と、該水は、ハンドピース部8aよりトレー20内に放
出される。この作業を、例えば、朝の診療開始前、及び
夕方の診療終了後等に行なえば、インスツルメントホー
ス9内を洗浄し、また該インスツルメントホース内で繁
殖したバクテリア等を完全に洗い流すことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来
は、インスツルメント内の水回路を洗浄するのにインス
ツルメントホースを通して放出される水を受けるための
トレーをワークテーブル等に着脱自在に設けるようにし
ているが、その都度、トレーを着脱しなければならず、
その作業が面倒であるばかりでなく、トレーから水がこ
ぼれたりして床を汚して、不衛生であった。また、前述
の例では、インスツルメントを取り外さなければなら
ず、その作業が面倒であるばかりでなく、インスツルメ
ント内の水回路を洗浄することができなかった。
【0010】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、特に、歯科用インスツルメント内の水回路
及び該インスツルメントホース内を簡単に洗浄すること
のできる歯科スピットンを提供することを目的としてな
されたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)散水ノズル及び殺菌灯を有する上
部ボックスと、各種制御部材が配設されている下部給排
水ボックスと、前記上部ボックスと下部ボックスとの間
に回動自在に収納されるスピットンとを有し、収納時、
前記散水ノズルより水を噴射して前記スピットンを鉢洗
いし、前記殺菌灯を点灯して前記スピットンの表面を殺
菌処理するようにした歯科用スピットンにおいて、上記
上部ボックスの側壁に開閉扉を有するとともに、該開閉
扉を開いた時に該開閉扉にインスツルメントを係止する
ことのできるインスツルメント係止部を有し、該開閉扉
を開いて該開閉扉にインスツルメントを係止し、該イン
スツルメントの水回路に水を流し、前記スピットン内に
排出するようにしたことを特徴としたものであり、更に
は、(2)前記開閉扉を開いた時に、前記殺菌灯からの
光が漏れないようにしたこと、或いは、(3)前記開閉
扉が水平軸のまわりに回動可能に前記上部ボックスの側
壁に取り付けられ、上部に前記インスツルメントを挿通
する穴を有する上部板を有すること、或いは、(4)前
記開閉扉の下部にインスツルメントを載置するための切
り欠きを有する下部板を有することを特徴としたもので
ある。
【0012】
【作用】歯科用スピットンにインスツルメント係止部を
設け、インスツルメント内の水回路の洗浄時、或いはエ
アータービンの注油後のならし回転時等において、イン
スツメントを該係部にかけ、該インスツルメントから水
を放出し、その水をスピットン内に排出するようにし
た。
【0013】
【実施例】図1は、本発明による歯科用スピットンの一
実施例を説明するための要部構成図で、図1(a)は、
本発明によるインスツルメント係止用開閉扉30が開か
けている状態、図1(b)は、閉じられている状態を示
し、該開閉扉30は、水平軸のまわりに回動可能に開閉
され、通常は、図1(b)に示すように閉じられてお
り、この状態で、前述のように、スピットン3を出し入
れして、うがい、或いは、スピットンの殺菌がなされ
る。
【0014】インスツルメント8内の水回路,インスツ
ルメントホース9内等を洗浄する時、或いは、エアータ
ービンの注油後のならし回転時は、図1(a)に示すよ
うに、インスツルメント係止用開閉扉30が開かれ、該
インスツルメント係止扉30の上部板31に設けられた
穴31aにインスツルメント、或いは、インスツルメン
トが取り外された後のインスツルメントホースが挿入さ
れ、該インスツルメント及びインスツルメントホースを
通して水がスピットン3内に排出され、これによって、
インスツルメント内の水回路及びインスツルメントホー
ス内が洗浄される。
【0015】図2は、本発明による歯科用スピットンの
一使用例を説明するための要部断面図で、前述のよう
に、インスツルメント係止用開閉扉30が開かれ、該イ
ンスツルメント係止用開閉扉30の上部板31に設けら
れた穴31a内にインスツルメント8が挿入され、この
状態で、インスツルメント8より水をスピットン3内に
噴射して該インスツルメント8内の水回路及びインスツ
ルメントホース9内を洗浄する。洗浄後は、当然のこと
ながら、インスツルメント8を引き出し、開閉扉30を
閉めておく。開閉扉30が開かれた時に、殺菌灯16か
らの光が外部に漏れないようにおしておくことが望まれ
ているが、場合によっては、扉を開いた時に、殺菌灯1
6を消し、閉じた時に点灯するようにしてもよい。
【0016】図3は、前記インスツルメント係止用開閉
扉30の一例を示す斜視図で、図示例の場合、扉30の
下部に下部板32を設け、この下部板32にインスツル
メント係止用の切り欠き部32aを設け、又、側部には
殺菌灯からの光が漏れないようにするための側板33が
設けられている。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、歯科用インスツルメント内の水回路、或い
は、インスツルメントホース内を洗浄するのに、これら
インスツルメント、或いは、インスツルメントホース内
を流した洗浄水をスピットンに排出することができるの
で、従来技術のように、トレーを着脱したり、トレー内
の水を捨てたりする頻雑さがなくなり、更には、水を床
にこぼすようなこともなくなり、非常に使い勝手のよい
スピットンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による歯科用スピットンの一実施例を
説明するための要部斜視図である。
【図2】 本発明によるスピットンの一使用例を示す要
部構成図である。
【図3】 本発明の歯科用スピットンに使用するインス
ツルメント係止用開閉扉の一例を示す斜視図である。
【図4】 本発明が適用される歯科治療ユニットの一例
を示す全体構成図である。
【図5】 本出願人が先に提案した歯科用スピットンの
一例を示す斜視図である。
【図6】 図5に示したスピットンの使用例を示す要部
断面図である。
【図7】 本出願人が先に提案したインスツルメントホ
ース洗浄装置の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…治療椅子、2…ワークテーブル、3…スピットン、
4…無影灯、5…インスツルメントホルダー、6…フッ
トスイッチ、7…アシスタントインスツルメントホルダ
ー、8…インスツルメント、8a…ハンドピース部、9
…インスツルメントホース、10…歯科治療ユニット、
11…下部給排水ボックス、12…上部ボックス、13
…水供給管、14…コップ、15…散水ノズル、16…
殺菌灯、20…インスツルメントホース洗浄用トレー、
30…インスツルメント係止用開閉扉、31…上部板、
31a…穴、32…下部板、32a…切り欠き部、33
…側板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 散水ノズル及び殺菌灯を有する上部ボッ
    クスと、各種制御部材が配設されている下部給排水ボッ
    クスと、前記上部ボックスと下部ボックスとの間に回動
    自在に収納されるスピットンとを有し、収納時、前記散
    水ノズルより水を噴射して前記スピットンを鉢洗いし、
    前記殺菌灯を点灯して前記スピットンの表面を殺菌処理
    するようにした歯科用スピットンにおいて、上記上部ボ
    ックスの側壁に開閉扉を有するとともに、該開閉扉を開
    いた時に該開閉扉にインスツルメントを係止することの
    できるインスツルメント係止部を有し、該開閉扉を開い
    て該開閉扉にインスツルメントを係止し、該インスツル
    メントの水回路に水を流し、前記スピットン内に排出す
    るようにしたことを特徴とする歯科用スピットン。
  2. 【請求項2】 前記開閉扉を開いた時に、前記殺菌灯か
    らの光が漏れないようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の歯科用スピットン。
  3. 【請求項3】 前記開閉扉が水平軸のまわりに回動可能
    に前記上部ボックスの側壁に取り付けられ、上部に前記
    インスツルメントを挿通する穴を有する上部板を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科用スピッ
    トン。
  4. 【請求項4】 前記開閉扉の下部にインスツルメントを
    載置するための切り欠きを有する下部板を有することを
    特徴とする請求項3に記載の歯科用スピットン。
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