JPH08337043A - 記録媒体及びこれを用いたインクジェット記録方法 - Google Patents
記録媒体及びこれを用いたインクジェット記録方法Info
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- JPH08337043A JPH08337043A JP7143023A JP14302395A JPH08337043A JP H08337043 A JPH08337043 A JP H08337043A JP 7143023 A JP7143023 A JP 7143023A JP 14302395 A JP14302395 A JP 14302395A JP H08337043 A JPH08337043 A JP H08337043A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水性インクによる記録、なかでもインクジェ
ット記録における上述の諸要求特性をバランス良く満足
し、かつ良好な表面光沢度を有し、しかも、より高い画
像濃度での記録が可能な記録媒体及び該記録媒体を用い
たインクジェット記録方法を提供すること。 【構成】 基材上に、吸水性樹脂粒子及びバインダーを
主体として構成された被覆層と、必要に応じて表面層を
設け、その表面に光沢を付与して記録媒体とする。
ット記録における上述の諸要求特性をバランス良く満足
し、かつ良好な表面光沢度を有し、しかも、より高い画
像濃度での記録が可能な記録媒体及び該記録媒体を用い
たインクジェット記録方法を提供すること。 【構成】 基材上に、吸水性樹脂粒子及びバインダーを
主体として構成された被覆層と、必要に応じて表面層を
設け、その表面に光沢を付与して記録媒体とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性インク、中でもイ
ンクジェット記録における記録特性に優れ、かつ表面光
沢性が良好で、しかも高画像濃度が得られる記録媒体及
び該記録媒体を用いたインクジェット記録方法に関す
る。
ンクジェット記録における記録特性に優れ、かつ表面光
沢性が良好で、しかも高画像濃度が得られる記録媒体及
び該記録媒体を用いたインクジェット記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録方法による画
像形成に用いる記録媒体としては、特公平3−2666
5号公報に記載されているように基紙上に微粉シリカと
ポリビニルアルコールのような水溶性バインダーを含む
塗工層を設けた記録紙や、特公平5−36237号公報
に記載されているように合成紙等の不透明基材上に水溶
性樹脂を主体とする皮膜を形成した光沢紙が用いられて
きた。また、特開昭63−265680号公報には、シ
リカとバインダーを主体とする塗工層をキャスト法によ
り形成したインクジェット記録用のキャストコート紙が
記載されている。
像形成に用いる記録媒体としては、特公平3−2666
5号公報に記載されているように基紙上に微粉シリカと
ポリビニルアルコールのような水溶性バインダーを含む
塗工層を設けた記録紙や、特公平5−36237号公報
に記載されているように合成紙等の不透明基材上に水溶
性樹脂を主体とする皮膜を形成した光沢紙が用いられて
きた。また、特開昭63−265680号公報には、シ
リカとバインダーを主体とする塗工層をキャスト法によ
り形成したインクジェット記録用のキャストコート紙が
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、記録の高速化、
多色化などインクジェット記録装置の性能の向上に伴
い、解像度、濃度等の各種特性をバランス良く満足する
画像を得る上で、インクジェット用の記録媒体に対して
も、より高度で広範な特性が要求されるに至っている。
このような特性として、例えば、(1)インクの吸収能
力が高く、インクの乾燥が速いこと、(2)インクドッ
トの光学濃度が高く、ドット周辺がぼけないこと、
(3)ドット形状が真円に近く、その周辺が滑らかであ
ること、(4)ベタ印字部において濃淡ムラがなく、画
像の光学濃度が均一であること、(5)異色のインクが
隣り合って印字されても、境界が鮮明であり、にじみを
発生しないこと、(6)画像の耐水性、耐湿性、耐光性
等が良好であり、画像が長期保存に安定で変質しないこ
と、等の特性を挙げることができる。
多色化などインクジェット記録装置の性能の向上に伴
い、解像度、濃度等の各種特性をバランス良く満足する
画像を得る上で、インクジェット用の記録媒体に対して
も、より高度で広範な特性が要求されるに至っている。
このような特性として、例えば、(1)インクの吸収能
力が高く、インクの乾燥が速いこと、(2)インクドッ
トの光学濃度が高く、ドット周辺がぼけないこと、
(3)ドット形状が真円に近く、その周辺が滑らかであ
ること、(4)ベタ印字部において濃淡ムラがなく、画
像の光学濃度が均一であること、(5)異色のインクが
隣り合って印字されても、境界が鮮明であり、にじみを
発生しないこと、(6)画像の耐水性、耐湿性、耐光性
等が良好であり、画像が長期保存に安定で変質しないこ
と、等の特性を挙げることができる。
【0004】更に、銀塩写真等のような高解像度で高濃
度の画像をインクジェット記録法によって形成するため
の検討も種々行われている。銀塩写真に匹敵する程度の
画質を得る手段の1つとして、インク吸収性、インク中
の記録剤の定着性、画像の耐水性、カラー記録における
発色性等の記録特性を維持しつつ、表面光沢度及び画像
濃度を更に向上させる方法がある。
度の画像をインクジェット記録法によって形成するため
の検討も種々行われている。銀塩写真に匹敵する程度の
画質を得る手段の1つとして、インク吸収性、インク中
の記録剤の定着性、画像の耐水性、カラー記録における
発色性等の記録特性を維持しつつ、表面光沢度及び画像
濃度を更に向上させる方法がある。
【0005】ところが、特公平3−26665号公報に
記載のコート紙の表面は無光沢で、光沢が要求される用
途には向かない。また、特公平5−36237号公報に
記載の光沢紙は、高光沢、高濃度の画像の形成が可能で
ある反面、インクを受容する層が親水性の樹脂皮膜であ
るために、その表面に付着したインクの乾燥・定着が遅
く、印字後(インク付与後)の印字部がいつまでもべた
ついて、連続記録に支障をきたすという問題がある。ま
た、この光沢紙では、インクの吸収速度が遅いために紙
面上でのインクの移動が生じ易く、ベタ印字部において
濃淡ムラを発生する場合が多いという問題もあり、また
その構造上、画像の耐水性が劣るという問題もある。
記載のコート紙の表面は無光沢で、光沢が要求される用
途には向かない。また、特公平5−36237号公報に
記載の光沢紙は、高光沢、高濃度の画像の形成が可能で
ある反面、インクを受容する層が親水性の樹脂皮膜であ
るために、その表面に付着したインクの乾燥・定着が遅
く、印字後(インク付与後)の印字部がいつまでもべた
ついて、連続記録に支障をきたすという問題がある。ま
た、この光沢紙では、インクの吸収速度が遅いために紙
面上でのインクの移動が生じ易く、ベタ印字部において
濃淡ムラを発生する場合が多いという問題もあり、また
その構造上、画像の耐水性が劣るという問題もある。
【0006】一方、特開昭63−265680号公報に
記載のインクジェット用キャストコート紙は、インクの
乾燥・定着性の面では良好であるが、画像の耐水性や耐
湿性等の耐久性、あるいは発色性が不十分であるという
問題がある。
記載のインクジェット用キャストコート紙は、インクの
乾燥・定着性の面では良好であるが、画像の耐水性や耐
湿性等の耐久性、あるいは発色性が不十分であるという
問題がある。
【0007】本発明は、以上のような従来技術における
問題点を解決すべくなされたものであり、その目的は、
水性インクによる記録、なかでもインクジェット記録に
おける上述の諸要求特性をバランス良く満足し、かつ良
好な表面光沢度を有し、しかも、より高い画像濃度での
記録が可能な記録媒体及び該記録媒体を用いたインクジ
ェット記録方法を提供することにある。
問題点を解決すべくなされたものであり、その目的は、
水性インクによる記録、なかでもインクジェット記録に
おける上述の諸要求特性をバランス良く満足し、かつ良
好な表面光沢度を有し、しかも、より高い画像濃度での
記録が可能な記録媒体及び該記録媒体を用いたインクジ
ェット記録方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成し得る
本発明の記録媒体は、基材上に、被覆層を設け、その表
面に光沢が付与された記録媒体において、前記被覆層
が、吸水性樹脂粒子とバインダーを含有してなることを
特徴とする。
本発明の記録媒体は、基材上に、被覆層を設け、その表
面に光沢が付与された記録媒体において、前記被覆層
が、吸水性樹脂粒子とバインダーを含有してなることを
特徴とする。
【0009】本発明の記録媒体においては、被覆層表面
に良好な光沢が付与されており、更に、被覆層が、少な
くとも吸水性樹脂粒子とバインダーからなるので、被覆
層におけるインク吸収性とインクの記録剤成分の定着性
が大幅に向上したものとなっており、より高い画像濃度
での記録が可能となる。
に良好な光沢が付与されており、更に、被覆層が、少な
くとも吸水性樹脂粒子とバインダーからなるので、被覆
層におけるインク吸収性とインクの記録剤成分の定着性
が大幅に向上したものとなっており、より高い画像濃度
での記録が可能となる。
【0010】本発明の被記録媒体を構成する基材として
は、所望とする記録媒体の形状を安定に維持できるもの
で、その上部に設けられる被覆層との良好な接合強度が
得られるものであれば制限なく利用できる。この基材と
しては、例えば、紙、プラスチックからなる板、フィル
ムまたはシート等が利用できる。基材用の紙としては、
例えば、パルプ材(LBKP、NBKP等に代表される
化学パルプ、機械パルプ、古紙再生パルプ等)、サイズ
剤及び填料を主体とし、各種抄紙助剤が必要に応じて添
加され、常法により抄紙されたものを挙げることができ
る。この場合のパルプ材としては、化学パルプ、機械パ
ルプ及び古紙再生パルプ等の1種を、あるいはこれらの
2種以上を組合せて用いたものであってもよい。また、
サイズ剤としては、ロジンサイズ、アルキルケテンダイ
マー、アルケニル無水コハク酸、石油樹脂系サイズ、エ
ピクロルヒドリン、アクリルアミド等が挙げられる。填
料としては、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、二酸
化チタン等が挙げられる。基材をプラスチック材料から
構成する場合のプラスチック材料としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ジアセテート、トリアセテート、セ
ロハン、セルロイド、ポリカーボネート、ポリイミド、
ポリビニルクロライド、ポリビニリデンクロライド、ポ
リアクリレート、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを
挙げることができる。
は、所望とする記録媒体の形状を安定に維持できるもの
で、その上部に設けられる被覆層との良好な接合強度が
得られるものであれば制限なく利用できる。この基材と
しては、例えば、紙、プラスチックからなる板、フィル
ムまたはシート等が利用できる。基材用の紙としては、
例えば、パルプ材(LBKP、NBKP等に代表される
化学パルプ、機械パルプ、古紙再生パルプ等)、サイズ
剤及び填料を主体とし、各種抄紙助剤が必要に応じて添
加され、常法により抄紙されたものを挙げることができ
る。この場合のパルプ材としては、化学パルプ、機械パ
ルプ及び古紙再生パルプ等の1種を、あるいはこれらの
2種以上を組合せて用いたものであってもよい。また、
サイズ剤としては、ロジンサイズ、アルキルケテンダイ
マー、アルケニル無水コハク酸、石油樹脂系サイズ、エ
ピクロルヒドリン、アクリルアミド等が挙げられる。填
料としては、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、二酸
化チタン等が挙げられる。基材をプラスチック材料から
構成する場合のプラスチック材料としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ジアセテート、トリアセテート、セ
ロハン、セルロイド、ポリカーボネート、ポリイミド、
ポリビニルクロライド、ポリビニリデンクロライド、ポ
リアクリレート、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを
挙げることができる。
【0011】基材に紙を用いる場合のそのステキヒト・
サイズ度は特に限定されず、所望とする構成において良
好なインク吸収性、乾燥性が得られる範囲内で適宜選択
されるが、例えば、好ましくは0〜40秒の範囲内とさ
れる。ステキヒト・サイズ度がこの範囲よりも高いと、
インク吸収性、特にインクの溶媒成分の基紙中への浸透
吸収が不十分となる場合がある。また、紙の坪量も、所
望の剛性等が得られる範囲内で適宜選択できるが、例え
ばその上限は、200g/m2程度が好ましい。また、
その下限は、例えば50g/m2とされる。
サイズ度は特に限定されず、所望とする構成において良
好なインク吸収性、乾燥性が得られる範囲内で適宜選択
されるが、例えば、好ましくは0〜40秒の範囲内とさ
れる。ステキヒト・サイズ度がこの範囲よりも高いと、
インク吸収性、特にインクの溶媒成分の基紙中への浸透
吸収が不十分となる場合がある。また、紙の坪量も、所
望の剛性等が得られる範囲内で適宜選択できるが、例え
ばその上限は、200g/m2程度が好ましい。また、
その下限は、例えば50g/m2とされる。
【0012】本発明の記録媒体において基材上に設けら
れる被覆層は、少なくとも吸水性樹脂粒子とバインダー
を含んで構成される。
れる被覆層は、少なくとも吸水性樹脂粒子とバインダー
を含んで構成される。
【0013】吸水性樹脂としては、例えば、自重の50
〜1000倍程度までの水吸収能力を有する樹脂粒子が
好適に利用できる。具体的には特開昭57−17319
4号公報及び特開昭58−24492号公報に記載され
ているようなポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸リ
チウム、ポリアクリル酸カリウム、ビニルアルコール−
アクリルアミド共重合系ポリマー、アクリル酸ソーダ−
アクリルアミド共重合系ポリマー、セルロース系(カル
ボキシメチル化合物、グラフト重合物)ポリマー、澱粉
系(アクリロニトリルグラフト化合物の加水分解物、ア
クリル酸グラフト化物)ポリマー、イソブチレン−無水
マレイン酸共重合系ポリマー、ビニルアルコール−アク
リル酸共重合系ポリマー、ポリエチレンオキサイド変性
物、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩、ポリアクリ
ル酸エステル四級アンモニウム塩等を挙げることがで
き、これらの1種以上を用いることができる。
〜1000倍程度までの水吸収能力を有する樹脂粒子が
好適に利用できる。具体的には特開昭57−17319
4号公報及び特開昭58−24492号公報に記載され
ているようなポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸リ
チウム、ポリアクリル酸カリウム、ビニルアルコール−
アクリルアミド共重合系ポリマー、アクリル酸ソーダ−
アクリルアミド共重合系ポリマー、セルロース系(カル
ボキシメチル化合物、グラフト重合物)ポリマー、澱粉
系(アクリロニトリルグラフト化合物の加水分解物、ア
クリル酸グラフト化物)ポリマー、イソブチレン−無水
マレイン酸共重合系ポリマー、ビニルアルコール−アク
リル酸共重合系ポリマー、ポリエチレンオキサイド変性
物、ポリジアリルジメチルアンモニウム塩、ポリアクリ
ル酸エステル四級アンモニウム塩等を挙げることがで
き、これらの1種以上を用いることができる。
【0014】吸水性樹脂粒子の平均粒子径としては、1
〜100μmのものが、被覆層の平滑性、均一かつ速や
かなインク吸収性、均一な解像度等の面で好適であり、
その上限としては50μmが好ましく、30μmがより
好ましく、その下限としては5μmが好ましく、10μ
mがより好ましい。
〜100μmのものが、被覆層の平滑性、均一かつ速や
かなインク吸収性、均一な解像度等の面で好適であり、
その上限としては50μmが好ましく、30μmがより
好ましく、その下限としては5μmが好ましく、10μ
mがより好ましい。
【0015】吸水性樹脂とともに被覆層の構成に用いる
バインダーとしては、水性インクを吸収し、インク中の
染料等の記録剤を定着することができ、かつバインダー
としての機能を有するものであればいずれの材料も制限
なく利用できる。このようなバインダーとしては、例え
ば、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、デンプン、カチ
オン化デンプン、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ等の
水溶性の天然樹脂、カルホキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、イオン変性ヒドロキシエチル
セルロース、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリエ
チレンイミン、ポリビニルピロリドン、四級化ポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルピリジウムハライド、メラミ
ン樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタ
ン、ポリビニルアルコール、イオン変性ポリビニルアル
コール、ポリエステル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエ
チレンオキサイド、ポリ−2−ヒドロキシエチルメタク
リレート等の水溶性の合成樹脂、またはこれらのポリマ
ーを架橋処理して水不溶性にした親水性ポリマー、2種
以上のポリマーからなる親水性かつ水不溶性のポリマー
コンプレックス、親水性セグメントを有する親水性かつ
水不溶性のポリマー等を挙げることができ、これらの1
種以上を用いることができる。
バインダーとしては、水性インクを吸収し、インク中の
染料等の記録剤を定着することができ、かつバインダー
としての機能を有するものであればいずれの材料も制限
なく利用できる。このようなバインダーとしては、例え
ば、アルブミン、ゼラチン、カゼイン、デンプン、カチ
オン化デンプン、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ等の
水溶性の天然樹脂、カルホキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、イオン変性ヒドロキシエチル
セルロース、ポリアミド、ポリアクリルアミド、ポリエ
チレンイミン、ポリビニルピロリドン、四級化ポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルピリジウムハライド、メラミ
ン樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタ
ン、ポリビニルアルコール、イオン変性ポリビニルアル
コール、ポリエステル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエ
チレンオキサイド、ポリ−2−ヒドロキシエチルメタク
リレート等の水溶性の合成樹脂、またはこれらのポリマ
ーを架橋処理して水不溶性にした親水性ポリマー、2種
以上のポリマーからなる親水性かつ水不溶性のポリマー
コンプレックス、親水性セグメントを有する親水性かつ
水不溶性のポリマー等を挙げることができ、これらの1
種以上を用いることができる。
【0016】吸水性樹脂粒子とバインダーとの配合割合
としては、例えば20/1〜1/5の範囲とすることが
でき、その下限としては10/1が、上限としては1/
2が好ましい。吸水性樹脂が多過ぎる場合には層の強度
が弱くなり、樹脂粒子の脱離等が起きる傾向が強くな
る。バインダーが多過ぎる場合には、樹脂粒子のインク
吸収能力が阻害され十分な画像濃度やインク吸収性が得
られないという問題が生じ易くなる。
としては、例えば20/1〜1/5の範囲とすることが
でき、その下限としては10/1が、上限としては1/
2が好ましい。吸水性樹脂が多過ぎる場合には層の強度
が弱くなり、樹脂粒子の脱離等が起きる傾向が強くな
る。バインダーが多過ぎる場合には、樹脂粒子のインク
吸収能力が阻害され十分な画像濃度やインク吸収性が得
られないという問題が生じ易くなる。
【0017】被覆層には、必要に応じて顔料を併用する
ことができる。併用できる顔料としては、例えば、シリ
カ、アルミナ、アルミナ水和物、ケイ酸アルミニウム、
ケイ酸マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、タル
ク、クレイ、ハイドロタルサイト、炭酸カルシウム、酸
化チタン、酸化亜鉛などからなる無機顔料;ポリエチレ
ン、ポリスチレン、ポリアクリレートなどからなるプラ
スチックピグメント等が挙げられ、これらの1種を、あ
るいはこれらの2種以上を組合せて用いることができ
る。より高濃度、高解像度の画像を形成する上では、シ
リカ、アルミナ、アルミナ水和物及び塩基性炭酸マグネ
シウムから選択した1種以上を少なくとも用いるのが好
ましい。この顔料の粒径としては、例えば0.1〜20
μmの範囲内のものが利用できる。
ことができる。併用できる顔料としては、例えば、シリ
カ、アルミナ、アルミナ水和物、ケイ酸アルミニウム、
ケイ酸マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、タル
ク、クレイ、ハイドロタルサイト、炭酸カルシウム、酸
化チタン、酸化亜鉛などからなる無機顔料;ポリエチレ
ン、ポリスチレン、ポリアクリレートなどからなるプラ
スチックピグメント等が挙げられ、これらの1種を、あ
るいはこれらの2種以上を組合せて用いることができ
る。より高濃度、高解像度の画像を形成する上では、シ
リカ、アルミナ、アルミナ水和物及び塩基性炭酸マグネ
シウムから選択した1種以上を少なくとも用いるのが好
ましい。この顔料の粒径としては、例えば0.1〜20
μmの範囲内のものが利用できる。
【0018】被覆層における顔料の配合割合としては、
上記の樹脂粒子に対して1/1を超えない範囲が好まし
い。
上記の樹脂粒子に対して1/1を超えない範囲が好まし
い。
【0019】被覆層にはカチオン性物質を更に含有させ
ることができる。カチオン性物質を含有させる場合に
は、例えば、(a)カチオン性物質を被覆層形成用の材
料に含有させて用いる方法や、(b)上記のバインダー
をカチオン化して用いる方法などによって得ることがで
きる。この被覆層に含有されるカチオン性物質は、イン
ク中の記録剤の定着剤として作用するものであり、カチ
オン性物質の存在によって良好な耐水性、耐湿性が得ら
れる。
ることができる。カチオン性物質を含有させる場合に
は、例えば、(a)カチオン性物質を被覆層形成用の材
料に含有させて用いる方法や、(b)上記のバインダー
をカチオン化して用いる方法などによって得ることがで
きる。この被覆層に含有されるカチオン性物質は、イン
ク中の記録剤の定着剤として作用するものであり、カチ
オン性物質の存在によって良好な耐水性、耐湿性が得ら
れる。
【0020】上記(a)の方法に利用できるカチオン性
物質としては、以下のものを例示することができる。 (I)ポリアリルアミン塩酸塩、ポリアミンスルホン塩
酸塩、ポリビニルアミン塩酸塩及びキト酸酢酸塩等の塩
類、(II)ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチ
ルアミノエチルメタアクリレート、ジエチルアミノエチ
ルメタアクリレート、ジエチルアミノエチルメタアクリ
レート、メチルエチルアミノエチルアクリレート、メチ
ルエチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノス
チレン、ジエチルアミノスチレン及びメチルエチルアミ
ノスチレン等の1〜3級アミンを側鎖に有するカチオン
性モノマー、並びにこれらモノマーから誘導される4級
アンモニウム塩基を側鎖に有するモノマーから選択され
た1種のモノマーの単独重合体またはこれらモノマーの
2種以上の共重合体、(III)上記(II)のモノマー
と、他のモノマーとの共重合体、等を挙げることがで
き、また、アンモニウム4級塩と他のモノマーとの共重
合体の具体例としては、ビニルピロリドンとアミノアル
キルアルキレート4級塩との共重合体、アクリルアマイ
ドとアミノメチルアクリルアマイド4級塩との共重合体
等を挙げることができる。ただし、上記のものに限定さ
れるわけではない。
物質としては、以下のものを例示することができる。 (I)ポリアリルアミン塩酸塩、ポリアミンスルホン塩
酸塩、ポリビニルアミン塩酸塩及びキト酸酢酸塩等の塩
類、(II)ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチ
ルアミノエチルメタアクリレート、ジエチルアミノエチ
ルメタアクリレート、ジエチルアミノエチルメタアクリ
レート、メチルエチルアミノエチルアクリレート、メチ
ルエチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノス
チレン、ジエチルアミノスチレン及びメチルエチルアミ
ノスチレン等の1〜3級アミンを側鎖に有するカチオン
性モノマー、並びにこれらモノマーから誘導される4級
アンモニウム塩基を側鎖に有するモノマーから選択され
た1種のモノマーの単独重合体またはこれらモノマーの
2種以上の共重合体、(III)上記(II)のモノマー
と、他のモノマーとの共重合体、等を挙げることがで
き、また、アンモニウム4級塩と他のモノマーとの共重
合体の具体例としては、ビニルピロリドンとアミノアル
キルアルキレート4級塩との共重合体、アクリルアマイ
ドとアミノメチルアクリルアマイド4級塩との共重合体
等を挙げることができる。ただし、上記のものに限定さ
れるわけではない。
【0021】被覆層の形成に用いられるバインダーやカ
チオン性物質は、水溶性であると都合がよいが、ラテッ
クスやエマルジョンのような分散体として提供されるも
のであってもよい。
チオン性物質は、水溶性であると都合がよいが、ラテッ
クスやエマルジョンのような分散体として提供されるも
のであってもよい。
【0022】更に、被覆層にカチオン性物質を併用する
場合のその配合量は、例えば、0.01〜7g/m2の
範囲が好ましい。0.01g/m2未満であると耐水性
が不十分となり、また、7g/m2を超えると耐光性が
悪くなる恐れがある。より好ましい範囲は、0.1〜3
g/m2である。
場合のその配合量は、例えば、0.01〜7g/m2の
範囲が好ましい。0.01g/m2未満であると耐水性
が不十分となり、また、7g/m2を超えると耐光性が
悪くなる恐れがある。より好ましい範囲は、0.1〜3
g/m2である。
【0023】この被覆層は、必要に応じて、メラミン樹
脂、グリオキザール、イソシアネート等の架橋剤、界面
活性剤、消泡剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、紫外線吸収
剤、分散剤、粘度調整剤、pH調整剤、防カビ剤、可塑
剤などを更に含むものであっても良い。また、被覆層
は、1層からなる構造のものでも良いし、複数の層から
なる多層構造のものでもよい。多層構造の場合は、各層
が同一の構成を有するものでも、各層のうち少なくとも
1層が他の層と異なる構成を有する、すなわち複数の層
に異なる構成の層の組合せが1つ以上あるようにしても
よい。
脂、グリオキザール、イソシアネート等の架橋剤、界面
活性剤、消泡剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、紫外線吸収
剤、分散剤、粘度調整剤、pH調整剤、防カビ剤、可塑
剤などを更に含むものであっても良い。また、被覆層
は、1層からなる構造のものでも良いし、複数の層から
なる多層構造のものでもよい。多層構造の場合は、各層
が同一の構成を有するものでも、各層のうち少なくとも
1層が他の層と異なる構成を有する、すなわち複数の層
に異なる構成の層の組合せが1つ以上あるようにしても
よい。
【0024】本発明の記録媒体の有する被覆層は、その
表面に付与されたインクを吸収する機能を有するもので
あり、吸水性樹脂粒子が含有されていることで、インク
吸収性が大幅に向上している。更に、吸水性樹脂粒子中
へのインクの記録剤成分の吸着も良好で、インク中の記
録剤成分の基材内部への浸透が困難となり、被覆層の表
層における記録剤成分の定着が効果的に行われ、より高
い画像濃度が達成できる。また、記録液としてアニオン
性基を有する記録剤を含むものを用いた場合には、被覆
層中のカチオン性物質がインク中のアニオン性基を有す
る記録剤と会合することにより耐水性、耐湿性が更に良
好となる。
表面に付与されたインクを吸収する機能を有するもので
あり、吸水性樹脂粒子が含有されていることで、インク
吸収性が大幅に向上している。更に、吸水性樹脂粒子中
へのインクの記録剤成分の吸着も良好で、インク中の記
録剤成分の基材内部への浸透が困難となり、被覆層の表
層における記録剤成分の定着が効果的に行われ、より高
い画像濃度が達成できる。また、記録液としてアニオン
性基を有する記録剤を含むものを用いた場合には、被覆
層中のカチオン性物質がインク中のアニオン性基を有す
る記録剤と会合することにより耐水性、耐湿性が更に良
好となる。
【0025】本発明の記録媒体は、上記被覆層の表面に
直接光沢処理を施しても良いが、光沢層としての表面層
を別途被覆層の上に設けたものが望ましい。
直接光沢処理を施しても良いが、光沢層としての表面層
を別途被覆層の上に設けたものが望ましい。
【0026】この表面層は、有機樹脂微粒子を主体とし
て構成することができる。この有機樹脂微粒子を主体と
する表面層は、有機樹脂微粒子の一部が融着して平滑な
光沢表面を形成したもので、必要に応じて、インク吸収
性等を改善する目的でコロイダルシリカや上述した顔
料、あるいはバインダー等を更に含むものであっても良
い。この有機樹脂微粒子としては、高光沢の表面を有す
る表面層を形成できるもので、所望とする記録特性が得
られるものであれば特に制限されない。例えば、アクリ
ル酸エステルやメタクリル酸エステルの重合体又はこれ
らモノマーと他のモノマーとの共重合体等のアクリル系
重合体のラテックス、カルボキシル変性共役ジエン系共
重合体のラテックス、エチレン−酢酸ビニル系共重合体
などのビニル系共重合体のラテックス、ポリ塩化ビニル
微粒子及びポリエチレン微粒子、ビニルピロリドンとス
チレンの共重合体からなる微粒子、ビニルアルコールと
スチレンの共重合体からなる微粒子を用いることができ
る。
て構成することができる。この有機樹脂微粒子を主体と
する表面層は、有機樹脂微粒子の一部が融着して平滑な
光沢表面を形成したもので、必要に応じて、インク吸収
性等を改善する目的でコロイダルシリカや上述した顔
料、あるいはバインダー等を更に含むものであっても良
い。この有機樹脂微粒子としては、高光沢の表面を有す
る表面層を形成できるもので、所望とする記録特性が得
られるものであれば特に制限されない。例えば、アクリ
ル酸エステルやメタクリル酸エステルの重合体又はこれ
らモノマーと他のモノマーとの共重合体等のアクリル系
重合体のラテックス、カルボキシル変性共役ジエン系共
重合体のラテックス、エチレン−酢酸ビニル系共重合体
などのビニル系共重合体のラテックス、ポリ塩化ビニル
微粒子及びポリエチレン微粒子、ビニルピロリドンとス
チレンの共重合体からなる微粒子、ビニルアルコールと
スチレンの共重合体からなる微粒子を用いることができ
る。
【0027】この有機樹脂微粒子の粒径としては、例え
は゛0.01μm〜5μm、より好ましくは0.05μ
m〜2μmの範囲のものが利用できる。
は゛0.01μm〜5μm、より好ましくは0.05μ
m〜2μmの範囲のものが利用できる。
【0028】上記の有機樹脂微粒子の中では、ビニルピ
ロリドンとスチレンの共重合体微粒子、ビニルアルコー
ルとスチレンの共重合体微粒子が好ましく、これらの共
重合体は、ランダム、ブロック、グラフト共重合のいず
れでも良いが、ランダム及びグラフト共重合が特に好ま
しい。これらの共重合体は、分子中にインクとの親和性
の強い構造を持っているため表面層内をインクが浸透し
ていく際に、インク中の記録剤成分が微粒子に捕捉され
る確立が高くなり、そのため濃度が高く、耐湿性にも優
れる画像の形成が可能となる。ビニルピロリドンとスチ
レンの共重合体としては、アンタラの商品名(GAF
製)で市販されているものが、また、ビニルアルコール
とスチレンの共重合体としては、酢酸ビニルとスチレン
の共重合体をケン化することによって得ることができ
る。
ロリドンとスチレンの共重合体微粒子、ビニルアルコー
ルとスチレンの共重合体微粒子が好ましく、これらの共
重合体は、ランダム、ブロック、グラフト共重合のいず
れでも良いが、ランダム及びグラフト共重合が特に好ま
しい。これらの共重合体は、分子中にインクとの親和性
の強い構造を持っているため表面層内をインクが浸透し
ていく際に、インク中の記録剤成分が微粒子に捕捉され
る確立が高くなり、そのため濃度が高く、耐湿性にも優
れる画像の形成が可能となる。ビニルピロリドンとスチ
レンの共重合体としては、アンタラの商品名(GAF
製)で市販されているものが、また、ビニルアルコール
とスチレンの共重合体としては、酢酸ビニルとスチレン
の共重合体をケン化することによって得ることができ
る。
【0029】被覆層や表面層の表面には光沢処理が施さ
れており、その表面光沢としては、JIS−Z−874
1に基づいて測定された75度鏡面光沢が45%以上で
あるものが好ましく、更に、銀塩写真により近い光沢を
得るには、JIS−Z−8741に基づいて測定された
75度鏡面光沢が65%以上で、かつ20度鏡面光沢が
20%以上であることが好ましい。
れており、その表面光沢としては、JIS−Z−874
1に基づいて測定された75度鏡面光沢が45%以上で
あるものが好ましく、更に、銀塩写真により近い光沢を
得るには、JIS−Z−8741に基づいて測定された
75度鏡面光沢が65%以上で、かつ20度鏡面光沢が
20%以上であることが好ましい。
【0030】以上の構成からなる本発明の記録媒体は、
例えば以下の方法により得ることができる。まず、前記
被覆層形成用の材料を、必要に応じて他の添加剤ととも
に、適当な溶媒、例えば、水、アルコール、あるいは各
種有機溶媒に添加して塗工液を調製し、これを基材上に
塗工し、乾燥させて被覆層を形成する。被覆層は必要に
応じて多層構成としてもよい。塗工層の形成には、例え
ば、ロールコーター法、ブレードコーター法、エアナイ
フコーター法、ゲートロールコーター法、バーコーター
法、サイズプレス法、スプレーコーター法、グラビアコ
ーター法、カーテンコーター法などの各種方法が利用で
きる。被覆層として複数の塗工層からなるものを設ける
場合には、まず第1層形成用の塗工液を塗布した後、常
法により乾燥させて第1層を形成し、その上に更に第2
層形成用の塗工液を塗布し、乾燥させて第2層を形成す
る。更に、必要に応じて、順次所望数の塗工層を重ねて
多層構成の被覆層を得ることができる。被覆層全体での
塗工量の上限は、40g/m2、好ましくは10g/m2
程度とされる。また、その下限は、3g/m2程度とさ
れる。被覆層表面(多層の場合はその最表層)に光沢処
理を行って記録媒体を得ることができる。
例えば以下の方法により得ることができる。まず、前記
被覆層形成用の材料を、必要に応じて他の添加剤ととも
に、適当な溶媒、例えば、水、アルコール、あるいは各
種有機溶媒に添加して塗工液を調製し、これを基材上に
塗工し、乾燥させて被覆層を形成する。被覆層は必要に
応じて多層構成としてもよい。塗工層の形成には、例え
ば、ロールコーター法、ブレードコーター法、エアナイ
フコーター法、ゲートロールコーター法、バーコーター
法、サイズプレス法、スプレーコーター法、グラビアコ
ーター法、カーテンコーター法などの各種方法が利用で
きる。被覆層として複数の塗工層からなるものを設ける
場合には、まず第1層形成用の塗工液を塗布した後、常
法により乾燥させて第1層を形成し、その上に更に第2
層形成用の塗工液を塗布し、乾燥させて第2層を形成す
る。更に、必要に応じて、順次所望数の塗工層を重ねて
多層構成の被覆層を得ることができる。被覆層全体での
塗工量の上限は、40g/m2、好ましくは10g/m2
程度とされる。また、その下限は、3g/m2程度とさ
れる。被覆層表面(多層の場合はその最表層)に光沢処
理を行って記録媒体を得ることができる。
【0031】光沢層として表面層を設ける場合は、上記
の被覆層上に表面層形成用の塗工液を塗布してから、光
沢仕上げを行い、光沢性を有する表面層を得ることがで
きる。塗工液は、表面層形成用の材料を、必要に応じて
他の添加剤とともに、適当な溶媒、例えば、水、アルコ
ール、あるいは各種有機溶媒に添加して調製することが
できる。塗工層の形成には、上述の被覆層の形成と同様
の各種コーティング法等が利用できる。塗工量の上限
は、40g/m2、好ましくは10g/m2程度とされ
る。また、その下限は、1g/m2、好ましくは3g/
m2程度とされる。
の被覆層上に表面層形成用の塗工液を塗布してから、光
沢仕上げを行い、光沢性を有する表面層を得ることがで
きる。塗工液は、表面層形成用の材料を、必要に応じて
他の添加剤とともに、適当な溶媒、例えば、水、アルコ
ール、あるいは各種有機溶媒に添加して調製することが
できる。塗工層の形成には、上述の被覆層の形成と同様
の各種コーティング法等が利用できる。塗工量の上限
は、40g/m2、好ましくは10g/m2程度とされ
る。また、その下限は、1g/m2、好ましくは3g/
m2程度とされる。
【0032】被覆層や表面層への光沢の付与には、各種
の方法が利用できるが、なかでもキャスト法が好まし
い。キャスト法としては、例えば、鏡面からなる仕上げ
面を加熱しておき、これに湿潤塗工層を圧着して光沢仕
上げを行うウエットキャスト法、湿潤塗工層を一旦乾燥
した後に再湿潤により可塑化し、これに仕上げ面の加熱
鏡面を圧着して光沢仕上げを行うリウエットキャスト
法、湿潤塗工面をゲル状態にして、これに仕上げ面の加
熱鏡面を圧着するゲルキャスト法等を用いることができ
る。
の方法が利用できるが、なかでもキャスト法が好まし
い。キャスト法としては、例えば、鏡面からなる仕上げ
面を加熱しておき、これに湿潤塗工層を圧着して光沢仕
上げを行うウエットキャスト法、湿潤塗工層を一旦乾燥
した後に再湿潤により可塑化し、これに仕上げ面の加熱
鏡面を圧着して光沢仕上げを行うリウエットキャスト
法、湿潤塗工面をゲル状態にして、これに仕上げ面の加
熱鏡面を圧着するゲルキャスト法等を用いることができ
る。
【0033】以上の構成の本発明の記録媒体へのインク
ジェット記録法による画像形成は、例えば以下のように
して行うことができる。
ジェット記録法による画像形成は、例えば以下のように
して行うことができる。
【0034】画像形成に用いるインクとしては、インク
ジェット法に適用できるインクであれば制限なく利用で
きる。例えば、像を形成するための記録剤と、該記録剤
を溶解または分散させるための液媒体を必須成分とし、
必要に応じて各種の分散剤、界面活性剤、粘度調整剤、
比抵抗調整剤、pH調整剤、防カビ剤、記録剤の溶解ま
たは分散の安定化剤等を添加した組成のものが挙げられ
る。
ジェット法に適用できるインクであれば制限なく利用で
きる。例えば、像を形成するための記録剤と、該記録剤
を溶解または分散させるための液媒体を必須成分とし、
必要に応じて各種の分散剤、界面活性剤、粘度調整剤、
比抵抗調整剤、pH調整剤、防カビ剤、記録剤の溶解ま
たは分散の安定化剤等を添加した組成のものが挙げられ
る。
【0035】インクに使用される記録剤としては、直接
染料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料、食用色素、
分散染料、油性染料、各種顔料等が挙げられ、従来公知
のものを制限なく使用することができる。インク中の記
録剤の含有量は、インクに要求される特性等において決
定されるが、約0.1〜20重量%程度の一般的な濃度
のものが利用できる。先に述べたように、記録液として
アニオン性基を有する記録剤を含むものを用いた場合に
は、被覆層中のカチオン性物質がインク中のアニオン性
基を有する記録剤と会合することにより耐水性、耐湿性
が更に良好となる。
染料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料、食用色素、
分散染料、油性染料、各種顔料等が挙げられ、従来公知
のものを制限なく使用することができる。インク中の記
録剤の含有量は、インクに要求される特性等において決
定されるが、約0.1〜20重量%程度の一般的な濃度
のものが利用できる。先に述べたように、記録液として
アニオン性基を有する記録剤を含むものを用いた場合に
は、被覆層中のカチオン性物質がインク中のアニオン性
基を有する記録剤と会合することにより耐水性、耐湿性
が更に良好となる。
【0036】記録剤の溶解または分散に用いる液媒体と
しては、水、あるいは水と水溶性有機溶剤との混合溶媒
を利用することができる。水溶性有機溶剤としては、例
えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブタノール等のアルキルアルコール類;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;
アセトン、アセトンアルコール等のケトン、ケトアルコ
ール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、
トリエチレングリコール、チオジグリコール、ジエチレ
ングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、ポリ
エチレングリコール等のアルキレングリコール類;グリ
セリン類;(ジ)エチレングリコールモノメチル(また
はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノ(ま
たはジ)メチル(またはエチル)エーテル等の多価アル
コールのアルキルエーテル類;スルホラン;n−メチル
−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリ
ジノン等が挙げられ、これらの1種以上が使用される。
これらのなかでは、インクの記録ヘッド中での乾燥防止
に効果のある水混和性グリコール類もしくはグリコール
エーテル類がよく利用される。
しては、水、あるいは水と水溶性有機溶剤との混合溶媒
を利用することができる。水溶性有機溶剤としては、例
えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブタノール等のアルキルアルコール類;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;
アセトン、アセトンアルコール等のケトン、ケトアルコ
ール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、
トリエチレングリコール、チオジグリコール、ジエチレ
ングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、ポリ
エチレングリコール等のアルキレングリコール類;グリ
セリン類;(ジ)エチレングリコールモノメチル(また
はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノ(ま
たはジ)メチル(またはエチル)エーテル等の多価アル
コールのアルキルエーテル類;スルホラン;n−メチル
−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリ
ジノン等が挙げられ、これらの1種以上が使用される。
これらのなかでは、インクの記録ヘッド中での乾燥防止
に効果のある水混和性グリコール類もしくはグリコール
エーテル類がよく利用される。
【0037】本発明の画像形成方法に用いるインクジェ
ット記録法に用いる記録ヘッドとしては、インクをイン
ク流路の先端に設けられた吐出口(オリフィス)から効
果的に離脱させて射程体である記録媒体にインクの小滴
を付与できる方式であればいかなる方式のものも使用可
能である。なかでも、特開昭54−59936号公報に
記載されている方式で、インク流路中で熱エネルギーの
作用を受けたインクが急激な体積変化を生じ、この状態
変化による作用力によってインクをインク流路先端の吐
出口から吐出させる方式を好適に用いることができる。
ット記録法に用いる記録ヘッドとしては、インクをイン
ク流路の先端に設けられた吐出口(オリフィス)から効
果的に離脱させて射程体である記録媒体にインクの小滴
を付与できる方式であればいかなる方式のものも使用可
能である。なかでも、特開昭54−59936号公報に
記載されている方式で、インク流路中で熱エネルギーの
作用を受けたインクが急激な体積変化を生じ、この状態
変化による作用力によってインクをインク流路先端の吐
出口から吐出させる方式を好適に用いることができる。
【0038】本発明の画像形成方法に用いるインクジェ
ット記録方法に用い得るインクジェット記録装置の一例
を図面を用いて以下に説明する。図1、2及び3は該装
置の主要部である記録ヘッドの構成例を示したものであ
る。図1は記録ヘッドのインク流路に沿った断面図であ
り、図2は図1のA−B線での断面図である。記録ヘッ
ド13はインク流路となる溝14を有するガラス、セラ
ミックまたはプラスチック等からなる板と、発熱ヘッド
15(発熱ヘッドの構成は図示したものに限定されな
い)とを接着して得られた構成を有する。発熱ヘッド1
5は、アルミナ等の放熱性の良い基板20上に、蓄熱層
19、ニクロム等で形成される発熱抵抗層18、アルミ
ニウム等からなる電極17−1、17−2及び保護層を
この順に積層した構成を有し、電極17−1、17−2
に通電することによって、発熱抵抗体層18の電極が積
層されていない部分(nで示す領域内にある部分)が発
熱し、その上方に位置するインクに熱エネルギーが作用
するようになっている。
ット記録方法に用い得るインクジェット記録装置の一例
を図面を用いて以下に説明する。図1、2及び3は該装
置の主要部である記録ヘッドの構成例を示したものであ
る。図1は記録ヘッドのインク流路に沿った断面図であ
り、図2は図1のA−B線での断面図である。記録ヘッ
ド13はインク流路となる溝14を有するガラス、セラ
ミックまたはプラスチック等からなる板と、発熱ヘッド
15(発熱ヘッドの構成は図示したものに限定されな
い)とを接着して得られた構成を有する。発熱ヘッド1
5は、アルミナ等の放熱性の良い基板20上に、蓄熱層
19、ニクロム等で形成される発熱抵抗層18、アルミ
ニウム等からなる電極17−1、17−2及び保護層を
この順に積層した構成を有し、電極17−1、17−2
に通電することによって、発熱抵抗体層18の電極が積
層されていない部分(nで示す領域内にある部分)が発
熱し、その上方に位置するインクに熱エネルギーが作用
するようになっている。
【0039】記録に際して、インク21は、溝14の端
部微細開口である吐出口(オリフィス)22まで充填さ
れ、その状態で、記録信号に対応して電極17−1、1
7−2に通電されると、発熱ヘッド15のnで示される
領域が急激に発熱し、ここに接しているインク21に気
泡が発生し、その圧力でインク21が吐出口22より小
滴24となって吐出され、記録媒体25に向って飛翔す
る。
部微細開口である吐出口(オリフィス)22まで充填さ
れ、その状態で、記録信号に対応して電極17−1、1
7−2に通電されると、発熱ヘッド15のnで示される
領域が急激に発熱し、ここに接しているインク21に気
泡が発生し、その圧力でインク21が吐出口22より小
滴24となって吐出され、記録媒体25に向って飛翔す
る。
【0040】図3には、図1に示すインク流路を多数並
べたマルチヘッドの外観が示されている。このマルチヘ
ッドは並列に構成されたインク流路を構成する多数の溝
からなるマルチ溝26を有する溝付き板27と、各溝中
の所定の位置に図1と同様の構成からなる発熱領域
(n)が配置されるように形成された発熱ヘッド28と
を接着することで得られたものである。
べたマルチヘッドの外観が示されている。このマルチヘ
ッドは並列に構成されたインク流路を構成する多数の溝
からなるマルチ溝26を有する溝付き板27と、各溝中
の所定の位置に図1と同様の構成からなる発熱領域
(n)が配置されるように形成された発熱ヘッド28と
を接着することで得られたものである。
【0041】図4は、図3に示したようなマルチヘッド
を組込んだインクジェット記録装置の一例を示すもので
ある。図4において、61はワイピング部材としてのブ
レートであり、その一端はブレード保持部材によって保
持されて固定端となり、カンチレバーの形態をなす。ブ
レード61は記録ヘッドより記録領域に隣接した位置に
配設され、また、本例の場合、記録ヘッドの移動経路中
に突出した形態で保持される。62はキャップであり、
ブレード61に隣接するホームポジションに配設され、
記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐出口面
と当接し、キャッピングを行う構成を備える。更に63
はブレード61に隣接して設けられたインク吸収体であ
り、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経路中に突
出した形態で保持される。上記ブレード61、キャップ
62、インク吸収体63によって吐出回復部64が構成
され、ブレード61及びインク吸収体63によってイン
ク吐出口面からの水分、塵埃等の除去が行われる。
を組込んだインクジェット記録装置の一例を示すもので
ある。図4において、61はワイピング部材としてのブ
レートであり、その一端はブレード保持部材によって保
持されて固定端となり、カンチレバーの形態をなす。ブ
レード61は記録ヘッドより記録領域に隣接した位置に
配設され、また、本例の場合、記録ヘッドの移動経路中
に突出した形態で保持される。62はキャップであり、
ブレード61に隣接するホームポジションに配設され、
記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐出口面
と当接し、キャッピングを行う構成を備える。更に63
はブレード61に隣接して設けられたインク吸収体であ
り、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経路中に突
出した形態で保持される。上記ブレード61、キャップ
62、インク吸収体63によって吐出回復部64が構成
され、ブレード61及びインク吸収体63によってイン
ク吐出口面からの水分、塵埃等の除去が行われる。
【0042】65はインクジェット記録方式により記録
を行う記録ヘッドで、例えば図1〜3で示したような熱
エネルギーによってインクを吐出する構成を有する。6
6は記録ヘッド65を搭載して記録ヘッド65の移動を
行うためのキャリッジである。キャリッジ66はガイド
軸67と摺動可能に係合し、キャリッジ66の一部はモ
ータ68によって駆動されるベルト69と接続(不図
示)している。これによりキャリッジ66はガイド軸6
7に沿った移動、すなわち、記録ヘッド65による記録
領域及びその隣接した領域へ移動が可能となる。
を行う記録ヘッドで、例えば図1〜3で示したような熱
エネルギーによってインクを吐出する構成を有する。6
6は記録ヘッド65を搭載して記録ヘッド65の移動を
行うためのキャリッジである。キャリッジ66はガイド
軸67と摺動可能に係合し、キャリッジ66の一部はモ
ータ68によって駆動されるベルト69と接続(不図
示)している。これによりキャリッジ66はガイド軸6
7に沿った移動、すなわち、記録ヘッド65による記録
領域及びその隣接した領域へ移動が可能となる。
【0043】51は、記録媒体を挿入するための給紙
部、52は不図示のモータにより駆動される紙送りロー
ラである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面
と対向する位置へ記録媒体が供紙され、記録は進行する
につれて排紙ローラ53を介して排紙される。
部、52は不図示のモータにより駆動される紙送りロー
ラである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面
と対向する位置へ記録媒体が供紙され、記録は進行する
につれて排紙ローラ53を介して排紙される。
【0044】上記構成において、記録ヘッド65が記録
終了時等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部6
4のキャップ65は記録ヘッドの移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。また、キャップ62が記録ヘッド65の吐出口面に
当接してキャッピングを行う際には、キャップ62は記
録ヘッドの移動経路中に突出するように移動する。
終了時等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部6
4のキャップ65は記録ヘッドの移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。また、キャップ62が記録ヘッド65の吐出口面に
当接してキャッピングを行う際には、キャップ62は記
録ヘッドの移動経路中に突出するように移動する。
【0045】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。
【0046】上述の記録ヘッドのホームポジションへの
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録のための記録領域を移動する間に所定の間隔
で記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この
移動に伴って上記ワイピングが行われる。
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録のための記録領域を移動する間に所定の間隔
で記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この
移動に伴って上記ワイピングが行われる。
【0047】カラー記録の場合は、1ヘッド中に、シア
ン用、マゼンタ用、イエロー用及びブラック用の吐出口
を並列した記録ヘッドを、あるいはシアン用記録ヘッ
ド、マゼンタ用記録ヘッド、イエロー用記録ヘッド及び
ブラック用記録ヘッドを並列に用いて行うことができ
る。この場合、各色の吐出は、1つの吐出口から行って
も良いし、各色について同時に複数の吐出口からの吐出
を行って2以上の同一色の液滴が記録媒体に同時に付着
するようにしてもよい。
ン用、マゼンタ用、イエロー用及びブラック用の吐出口
を並列した記録ヘッドを、あるいはシアン用記録ヘッ
ド、マゼンタ用記録ヘッド、イエロー用記録ヘッド及び
ブラック用記録ヘッドを並列に用いて行うことができ
る。この場合、各色の吐出は、1つの吐出口から行って
も良いし、各色について同時に複数の吐出口からの吐出
を行って2以上の同一色の液滴が記録媒体に同時に付着
するようにしてもよい。
【0048】
実施例1〜4 原料パルプとして、LBKP90重量部、NBKP10
重量部を混合し、叩解した後、カオリン(土屋カオリン
製)10重量部、アルケニル無水コハク酸0.1重量
部、カチオン化デンプン0.2重量部を配合して、常法
により、坪量72g/m2、ステキヒトサイズ度10秒
の基紙を抄造した。
重量部を混合し、叩解した後、カオリン(土屋カオリン
製)10重量部、アルケニル無水コハク酸0.1重量
部、カチオン化デンプン0.2重量部を配合して、常法
により、坪量72g/m2、ステキヒトサイズ度10秒
の基紙を抄造した。
【0049】次に、表1〜4に示す塗工液、の組合
せを個々に用いて、4種のシート状記録媒体を得た。す
なわち、まず、塗工液をワイヤーバーを用いて基紙上
に乾燥塗工量で10g/m2となるように塗布した後、
100℃、5分間乾燥させて被覆層(下塗り層)とし、
この被覆層上に塗工液をワイヤーバーを用いて乾燥塗
工量で5g/m2の割合で塗布し、被膜が湿潤状態にあ
るうちに120℃に加熱したステンレスロールに圧着し
て乾燥させて表面層を形成してシート状記録媒体を得
た。
せを個々に用いて、4種のシート状記録媒体を得た。す
なわち、まず、塗工液をワイヤーバーを用いて基紙上
に乾燥塗工量で10g/m2となるように塗布した後、
100℃、5分間乾燥させて被覆層(下塗り層)とし、
この被覆層上に塗工液をワイヤーバーを用いて乾燥塗
工量で5g/m2の割合で塗布し、被膜が湿潤状態にあ
るうちに120℃に加熱したステンレスロールに圧着し
て乾燥させて表面層を形成してシート状記録媒体を得
た。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】表3(実施例3用塗工液組成)
【0053】
【表4】 比較例1 下記塗工液を塗工液の代りに用いる以外は実施例1
と同様にしてシート状記録媒体を得た。
と同様にしてシート状記録媒体を得た。
【0054】
【表5】表5(塗工液組成) 比較例2 表面層を設けない以外は実施例1と同様にしてシート状
記録媒体を得た。
記録媒体を得た。
【0055】実施例5 実施例1〜4及び比較例1、2で得られたシート状記録
媒体の被覆層側に、下記組成のインクを用いて熱エネル
ギーを利用してインクを発泡させてインクを吐出させる
インクジェット記録装置により下記条件でカラー記録を
行った。記録に使用した記録媒体とインクの組合せにつ
いては表7に記載した。
媒体の被覆層側に、下記組成のインクを用いて熱エネル
ギーを利用してインクを発泡させてインクを吐出させる
インクジェット記録装置により下記条件でカラー記録を
行った。記録に使用した記録媒体とインクの組合せにつ
いては表7に記載した。
【0056】
【表6】 *)染料: Y:C.I.ダイレクトイエロー#86 M:C.I.アシッドレッド#23 C:C.I.ダイレクトブルー#199 BK:C.I.フードブラック#2 記録条件: 吐出周波数:5kHz 吐出液滴の容量:45pl 記録密度:360DPI 単色の最大記録密度:9nl/mm2 得られたカラープリントサンプルを以下の項目について
評価した。 評価項目: (1)画像濃度 ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)及び
イエロー(Y)のベタ印字部のそれぞれの画像濃度をマ
クベス濃度計RD−918を用いて測定した。 (2)表面光沢度 シート状記録媒体の被覆層表面の白地部のJIS−Z−
8741に基づく75度及び20度鏡面光沢度を、デジ
タル変角光沢計UGV−5D(スガ試験機製)を用いて
測定した。
評価した。 評価項目: (1)画像濃度 ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)及び
イエロー(Y)のベタ印字部のそれぞれの画像濃度をマ
クベス濃度計RD−918を用いて測定した。 (2)表面光沢度 シート状記録媒体の被覆層表面の白地部のJIS−Z−
8741に基づく75度及び20度鏡面光沢度を、デジ
タル変角光沢計UGV−5D(スガ試験機製)を用いて
測定した。
【0057】各評価結果を表7に示す。
【0058】
【表7】
【0059】
【発明の効果】本発明の記録媒体では、被覆層に吸水性
樹脂粒子が含有されているので、水性インク、中でもイ
ンクジェット記録に対するインク吸収性、インク中の記
録剤成分の定着性等の記録特性が良好であり、かつ表面
光沢度も高く、しかも耐水性、耐湿性が良好な画像を形
成することが可能となる。その結果、本発明の記録媒体
を用いたインクジェット記録方法によれば、なかでも画
像濃度及び表面光沢性に優れた画像を得ることができ、
銀塩写真相当の画質の記録画像を提供することが可能と
なる。
樹脂粒子が含有されているので、水性インク、中でもイ
ンクジェット記録に対するインク吸収性、インク中の記
録剤成分の定着性等の記録特性が良好であり、かつ表面
光沢度も高く、しかも耐水性、耐湿性が良好な画像を形
成することが可能となる。その結果、本発明の記録媒体
を用いたインクジェット記録方法によれば、なかでも画
像濃度及び表面光沢性に優れた画像を得ることができ、
銀塩写真相当の画質の記録画像を提供することが可能と
なる。
【図1】本発明の方法に用い得るインクジェット記録装
置のヘッド部のインク流路に沿った縦断面部分図であ
る。
置のヘッド部のインク流路に沿った縦断面部分図であ
る。
【図2】図1に示したヘッド部のA−B線における断面
図である。
図である。
【図3】複数のインク流路を並列配置したマルチヘッド
の外観を示す斜視図である。
の外観を示す斜視図である。
【図4】本発明の方法に用い得るインクジェット記録装
置の概要を示す斜視図である。
置の概要を示す斜視図である。
13 記録ヘッド 14 溝 15 発熱ヘッド 16 保護膜 17−1、17−2 電極 18 発熱抵抗体 19 蓄熱層 20 基板 21 インク 22 吐出口 24 記録小滴 25 記録媒体 26 マルチ溝 27 ガラス板 28 発熱ヘッド 51 給紙部 52 紙送りローラ 53 排紙ローラ 61 ワイピング部材 62 キャップ 63 インク吸収体 64 吐出回復部 65 記録ヘッド 66 キャリッジ 67 ガイド軸 68 モータ 69 ベルト
フロントページの続き (72)発明者 森屋 研一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 西岡 裕子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 片山 正人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 基材上に、被覆層を設け、その表面に光
沢が付与された記録媒体において、前記被覆層が、吸水
性樹脂粒子とバインダーを含有してなることを特徴とす
る記録媒体。 - 【請求項2】 前記被覆層がカチオン性物質を更に含有
する請求項1に記載の記録媒体。 - 【請求項3】 前記被覆層表面の75°鏡面光沢度が4
5%以上である請求項1または2に記載の記録媒体。 - 【請求項4】 前記被覆層表面にキャスト法により光沢
が付与されている請求項1〜3のいずれかに記載の記録
媒体。 - 【請求項5】 前記基材が紙である請求項1〜4のいず
れかに記載の記録媒体。 - 【請求項6】 インク液滴を記録信号に従って記録ヘッ
ドの吐出口から吐出させ、請求項1〜5の記録媒体に付
着させて画像形成を行うことを特徴とするインクジェッ
ト記録方法。 - 【請求項7】 前記インク液滴が、少なくともアニオン
性基を有する記録剤を含むインクの液滴である請求項6
に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項8】 シアン、マゼンタ、イエロー及びブラッ
クの各インクの小滴を記録信号に従って記録ヘッドの吐
出口から吐出させ、請求項1〜5のいずれかに記載の記
録媒体に付着させて、画像形成を行うことを特徴とする
インクジェット記録方法。 - 【請求項9】 前記記録ヘッドとして、インクを吐出す
る吐出口を各色ごとに2つ以上有する記録ヘッドを用
い、同時に同色のインク滴を2滴以上吐出させることに
より画像形成を行う請求項8に記載のインクジェット記
録方法。 - 【請求項10】 前記記録ヘッドからのインクの吐出が
熱エネルギーの作用により行われる請求項6〜9のいず
れかに記載のインクジェット記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7143023A JPH08337043A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 記録媒体及びこれを用いたインクジェット記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7143023A JPH08337043A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 記録媒体及びこれを用いたインクジェット記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08337043A true JPH08337043A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15329126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7143023A Pending JPH08337043A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 記録媒体及びこれを用いたインクジェット記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08337043A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003006251A1 (en) * | 2001-07-11 | 2003-01-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | Ink jet-use recording sheet |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP7143023A patent/JPH08337043A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003006251A1 (en) * | 2001-07-11 | 2003-01-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | Ink jet-use recording sheet |
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