JPH08337321A - 粉体用包装機の運転方法 - Google Patents

粉体用包装機の運転方法

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JPH08337321A
JPH08337321A JP14702495A JP14702495A JPH08337321A JP H08337321 A JPH08337321 A JP H08337321A JP 14702495 A JP14702495 A JP 14702495A JP 14702495 A JP14702495 A JP 14702495A JP H08337321 A JPH08337321 A JP H08337321A
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Shinichi Yanai
信一 箭内
Masaji Nomura
正次 野村
Takushi Haraguchi
卓士 原口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給用スクリューフイーダと充填スクリュー
とを備えた粉体用包装機に置いて、袋詰めする粉体の種
類を変更する等による負荷の変動が激しい時に、粉体袋
詰め機の運転条件をすばやく調整し、常に負荷を十分に
かけて運転し、充填能力を向上させることができる粉体
用包装機の運転方法を提供すること。 【構成】 粉体を供給用スクリューフィーダ14から充
填スクリュー16に送り、充填スクリューにより袋に充
填し、充填された粉体の量を自動的に計量し、その計量
値が設定値に達した時、充填済み袋を自動的に落下させ
るようにした充填方式の粉体用包装機11において、充
填スクリューの負荷電流が予め設定した一定範囲の定格
電流値内に入るように供給用スクリューフィーダの回転
数を制御して一定量供給した後、第2段階の充填スクリ
ューの充填速度を無段階減速する際その負荷電流を0よ
りやや多めに維持するように回転数を減らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉体用包装機の運転方法
に関する。
【0002】
【従来技術】従来、小麦粉やセメント等をクラフト袋等
に包装するために、スクリュー吹き込み式の粉体袋詰め
機が使用されてきた。この充填機は包装すべき粉体をク
ラフト袋に備えられた弁をノズルにより開きノズル内を
スクリューと押し込み空気を併用して流入させて包装す
る。小麦粉や穀粉を主体とする粉体食品に使用するこの
種の充填機は、充填する粉体の種類が変わると性能が極
端に変わることが多く、例えば、一部に油脂を含む場合
には、あたかも湿潤粉体のような状態になって充填が困
難になったり、非常に充填時間がかかったりする。
【0003】このような粉体をクラフト袋に充填するに
は、単に空気量を増やしても充填できるものでなく、む
しろ空気量を減らして、スクリューの押し込みを主体に
した充填法が望ましいことが多い。また、小麦粉のよう
な水分の少ない扱いやすい粉体でも空気の不使用は発塵
現象も少なくなり好ましい。本発明者は少量の空気によ
る粉体用包装機において、正確にしかも能力を保ちつつ
充填することができる種々の装置を開発して特許出願し
た(特願昭58ー225278、特願昭62ー1968
86)。このような粉体用包装機の開発は主としてその
構造に関するものであった。また、計量装置への粉体の
供給方法に関して第2段階の小投入時の供給量を無段階
に減少させることにより精度が上り能力を高く保つ方法
を開発している(特願平7ー98554)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、小麦粉を主原料
とするミックス工場に置いては、上述の多量の油脂を含
む製品から小麦粉と同じような扱い易い粉体に至るま
で、種々の粉体を1台の包装機または1系統の包装ライ
ンでそれぞれ銘柄により切り替えて使用している。この
ような場合には、単位時間あたりの能力や計量精度の良
いことが必要であるのは勿論であるが、その他に製品の
切り替え時にできるだけ早く調整し、切り替え時間を短
くすることが必要である。
【0005】この切り替え作業は、対象となる製品を何
袋か流して切り替え製品として包装し、この間に計量値
と充填速度を調整することであり、その間の製品は不良
品となることが多い。このような観点から、切り替え調
整作業をできるだけ少ない製品で済ますことが必要であ
る。この作業は具体的には前回の作業の調整値に基づ
き、計量と充填速度の調整および大出し、小出しの時間
配分を手作業で行っている。この切り替え作業時の立ち
上げを自動的にできることが求められている。
【0006】また、このような粉体用包装機の運転にお
いては、包装すべき粉体原料の種類によっては粉温の変
化等による負荷の変動が著しく、負荷を多くかけると、
ややもすると過負荷となって停止することもあり、した
がって、安定的に運転するために低負荷で運転しておく
ことが普通となっている。このような原料に対しては、
常に負荷を十分にかけて運転できるようにして、充填能
力を上げて運転できるような制御方法が望まれている。
【0007】本発明は上述の点にかんがみてなされたも
ので、供給用スクリューフィーダと充填スクリューとを
備えた粉体用包装機において、袋詰めする粉体の種類を
変更する等による負荷の変動が激しい時に、粉体用包装
機の運転条件をすばやく調整し、常に負荷を十分にかけ
て運転し、充填能力を向上させることができる粉体用包
装機の運転方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は粉体を供給用スクリューフィーダから充填
スクリューに送り、該充填スクリューにより袋に充填
し、充填された粉体の量を自動的に計量し、その計量値
が設定値に達した時、充填済み袋を自動的に落下させる
ようにした充填方式の粉体用包装機において、前記充填
スクリューの負荷電流が予め設定した一定範囲の定格電
流値内に入るように前記供給用スクリューフィーダの回
転数を制御して一定量供給した後、第2段階の前記充填
スクリューの充填速度を無段階減速する際その負荷電流
を0よりやや多めに維持するように回転数を減らすこと
を特徴とする。
【0009】また、本発明は無段階減速時の充填スクリ
ューの負荷電流値がゼロ(0)より多めに維持するよう
に第2段階の供給量を調整しつつ行うことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明は1袋ごとに調整を繰り返し
て行くことを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0012】図1は粉体用包装機の概略構成を説明する
図である。
【0013】粉体用包装機11は貯槽12に収納された
粉体を供給用スクリューフィーダ14により、連絡口1
5を通して充填スクリュー16へ送り、さらにレジュー
サ17を通ってノズル1に受けた充填用袋(図示せず)
へ充填される。この充填袋は袋受け台25で荷重を受け
つつノズル1より粉体を充填される。袋受け台25の荷
重は槓杆によりロードセル26aに伝達され重量を読
む。
【0014】一定重量の粉体が供給されて所定値例えば
25kgに達すると、袋受け台25は重心点の移動によ
り回転し、ノズル1より外れて落下する。これらの作動
サイクルは空の袋をノズル1に差し込むことにより、こ
の部分にセッチされたスイッチにより自動的に開始す
る。スクリューフィーダ14は可変モータにより駆動さ
れる。本実施例では直流モータの電圧調整により回転数
をかえている。充填スクリュー16はスクリューフィー
ダ14と同時に回転する。変速はサーボモータの電圧調
整により行う。攪拌機13は貯槽12内の粉体の攪拌を
行いその排出作用を補助するものである。
【0015】従来の粉体用包装機11では充填スクリュ
ー16の中空回転軸を利用して、その中空部より充填ス
クリュー16の先端に向けて高圧空気を吹き出し、粉体
の補助充填またはメイン充填としている。しかし、本発
明では空気の補助は使用しなくてもよい。
【0016】粉体用包装機11における、製品切り替え
時の調整は次のように行っていた。
【0017】充填スクリュー16の回転数の調整は大投
入と小投入の二段階の投入速度を変更して行い、初めに
大投入として大能力で供給し、途中で小投入として能力
を小さくして供給する。また、大投入と小投入の切り替
え時の重量は各銘柄ことに行う。スクリューフィーダ1
4はその回転数を充填スクリュー16の負荷電流が定格
以内に収まるように調整する。
【0018】この従来の調整方法では、一旦上記のパラ
メータを設定して包装し、その重量を1袋ずつ計量す
る。その結果により、充填スクリュー16のモータの負
荷電流を確認して、それが定格電流以下であればそのま
まとし、もし少な過ぎれば大投入の電流を増やすように
スクリューフィーダ14の回転数を増やす。しかし、こ
のように調整しても通常の運転時はこのまま運転できる
が、粉体の状態が変わると充填スクリュー16の負荷電
流が増えて定格を越えることがある。この場合は故障と
なってしまうことがある。
【0019】このため、充填スクリュー16の負荷が多
少変動しても対応ができるように負荷を少なくして、す
なわち、スクリューフィーダ14の回転数を低く抑えて
設定し運転することが多く、結果的に能力を落として運
転していることになる。したがって、負荷変動に十分に
且つ自動的に対応できるような制御を行うことにより充
填能力を増やすことになる。
【0020】図2は本発明による粉体用包装機の運転方
法を実施する装置のブロック図である。
【0021】スクリューフィーダ14、充填スクリュー
16はそれぞれ直流モータ14a、16aにより駆動さ
れる。また、直流モータ14a、16aの負荷電流は電
流測定装置31によりそれぞれ測定される。これらの直
流モータ14a、16aは電圧を増減することにより回
転数の増減を行うためそれぞれに制御電圧の増減装置3
0、34がついている。充填スクリュー16により充填
された袋詰め粉体の重量を測るため秤量部24があり、
袋は粉体を充填されるとその重量が秤量される。秤量部
24からの重量信号と電流測定装置からの電流信号はい
づれも設定演算装置35に送られる。電流測定装置31
からは14aの電流値のみは比較器33に送られる。設
定値入力装置から秤量と包装すべき銘柄等が入力され
る。これらの値は演算装置35へ送られ制御用信号とな
る一方この値に基づくパラメータの設定を行う。この設
定値のうち、初期値の14aに対する制御幅の上下限値
が比較器33に送られる。空袋の装填により自動的に直
流モータ14a、16aの設定値に基づき第1回の制御
電圧により運転する。14aの電流値と設定値との差に
よりステップ幅制御32が行われ増減の指令が制御電圧
増減装置30へいく。ここで14aの電圧が変更されて
回転数が変わる。それに対して16aの電圧は秤量部2
4の重量と設定値により演算装置35から回転数が無段
階に変化するように増減装置34に指令される。
【0022】図3は本発明による粉体用包装機の運転方
法のフローチャートである。
【0023】図3を参照して本発明の自動運転方法を詳
細に説明する。 (1)予め設定してある、または前回の調整値に各パラ
メータを設定したおなじ銘柄の大出し時間、大出し時の
スクリューフィーダ14の回転数(制御電圧)、大出し
量を設定する。(F−1) (2)この設定条件にて運転して、スタートと同時に1
袋を包装する。この計量時に充填スクリュー16に供給
時間中の最大負荷電流値を切り替えて、小出し供給時
(このとき無段減速運転中)の負荷電流を測定してお
く、最初の1袋は無調整となる。(F−2) (3)第2回目の充填スクリュー16の最大負荷電流値
を見て、所定の下限値より低ければ最小のステップ中で
スクリューフィーダ14の制御電圧を上げていき(スク
リューフィーダ14の回転数をあげる)、これにより充
填スクリュー16の負荷電流値が下限値より大きくなる
まで上げて行く。次に、この時の充填スクリュー16の
最大負荷電流値が上限に入ってなければ、制御電圧値を
下げてこの範囲にする。この動作を行ってこの段階での
充填スクリュー16の負荷電流の制御を行う。(F−
3)(F−4)(F−5) (4)最初の設定値で設定した充填量に無段階制御して
いる時に充填スクリュー16の負荷電流を測定して充填
する。もし、この時負荷電流が(+)になっていると、
次回の充填条件では無段階制御する量を少なくする。こ
の状態で充填する。(F−6)(F−7) (5)この状態の1袋を計量し、この時まだ(+)であ
れば、この調整を繰り返す。(F−8)(F−9)(F
−10) (6)(−)になれば、無段階制御する量を増やして充
填し、やや(+)になったところで調整終わりとする。
(F−11) (7)最初の設定で(4)の無段階制御で負荷電流が
(−)を示せば、無段階制御の量を増やして包装する。
さらにこれを繰り返す。充填スクリュー16の負荷電流
が若干(+)になれば調整終わりとなる。(F−12)
(F−13)(F−14) 本発明の粉体用包装機の自動運転方法は2段階制御法す
なわち2段階充填方式で2段目は定量供給方式でなく、
無段階に粉体の供給を減少させて供給する方式である。
【0024】この二段目の無段階減少供給方式において
は、供給速度を減らすため、充填スクリュー16の回転
数を減少させていくが、減速度が速過ぎるとブレーキ状
態となり粉詰まりになって充填スクリュー16が停止す
る原因となる。この時は減速度を減らす必要があり、そ
の指標としてモータに発生する逆電流を利用する。すな
わち、逆電流が発生した場合、二段投入の減速度が早過
ぎるため、慣性力によりモータに逆電流が発生したもの
と判断し、二段目の投入速度を調整する必要があること
を示している。
【0025】この二段目の無段階制御においては、減速
度が大きいと小投入時間が短くなるが、減速度が大きす
ぎるとブレーキ状態になるが減速度を落とすことによ
り、このブレーキ状態が無くなる。しかし減速度を落と
すすことは無段階投入の時間が長くなり、したがって小
投入量が増えることになるのである。小投入量を増やす
には、大投入から小投入への切り替え時間を早くする。
また、逆電流が生じない場合は、少しの逆電流が生ずる
ように減速度を増やすすなわち小投入の投入量を増やし
て行くように調節するのである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粉体用包
装機の運転方法は、粉体を供給用スクリューフィーダか
ら充填スクリューに送り、該充填スクリューにより袋に
充填し、充填された粉体の量を自動的に計量し、その計
量値が設定値に達した時、充填済み袋を自動的に落下さ
せるようにした充填方式の粉体用包装機において、前記
充填スクリューの負荷電流が予め設定した一定範囲の定
格電流値内に入るように前記供給用スクリューフィーダ
の回転数を制御して一定量供給した後、第2段階の前記
充填スクリューの充填速度を無段階減速する際その負荷
電流をやや多めに維持するように回転数を減らすように
構成したので、次のような優れた効果が得られる。 (1)全体の投入時間が短縮し、投入精度が向上した。 (2)製品切り替え時の切り替えが早くなり、切り替え
時間が短縮された。 (3)大投入時のモータ負荷が十分にかかるようにな
り、全体の能力が上がった。 (4)粉体用包装機の充填調整作業における製品切り替
え作業を全自動化することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】粉体袋詰め機の概略構成を説明する図である。
【図2】本発明による粉体用包装機の運転方法を実施す
る装置のブロック図である。
【図3】本発明による粉体用包装機の運転方法のフロー
チャートである。
【符号の説明】
11 粉体袋詰め機 12 貯槽 13 攪拌機 14 スクリューフィーダ 14a 直流モータ 16 充填スクリュー 16a 直流モータ 17 レジューサ 24 秤量部 25 袋受け台 26 制御装置 26a ロードセル 30 制御電圧増減装置 31 負荷電流値 32 ステップ幅制御 33 45上下限比較器 34 制御電圧増減装置 35 設定演算装置 36 秤量計測 37 設定値入力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉体を供給用スクリューフィーダから充填
    スクリューに送り、該充填スクリューにより袋に充填
    し、充填された粉体の量を自動的に計量し、その計量値
    が設定値に達した時、充填済み袋を自動的に落下させる
    ようにした充填方式の粉体用包装機において、前記充填
    スクリューの負荷電流が予め設定した一定範囲の定格電
    流値内に入るように前記供給用スクリューフィーダの回
    転数を制御して一定量供給した後、第2段階の前記充填
    スクリューの充填速度を無段階減速する際その負荷電流
    を0よりやや多めに維持するように回転数を減らすこと
    を特徴とする粉体用包装機の運転方法。
  2. 【請求項2】無段階減速時の充填スクリューの負荷電流
    値がゼロ(0)より多めに維持するように第2段階の供
    給量を調整して行うことを特徴とする請求項1に記載の
    粉体用包装機の運転方法。
  3. 【請求項3】1袋ごとに第2段階の供給量の調整を繰り
    返して行くことを特徴とする請求項1又は2に記載の粉
    体用包装機の運転方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003165501A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Nisshin Seifun Group Inc 粉粒体充填装置
CN103171877A (zh) * 2013-02-18 2013-06-26 天津市国达测控技术有限公司 一种双螺旋微分定量输送系统及其控制方法
DE102013207363A1 (de) * 2013-04-23 2014-10-23 Rovema Gmbh Dosiervorrichtung zum Dosieren eines fließfähigen Produkts

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DE102013207363A1 (de) * 2013-04-23 2014-10-23 Rovema Gmbh Dosiervorrichtung zum Dosieren eines fließfähigen Produkts

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