JPH08338476A - クランク軸ダンパ - Google Patents
クランク軸ダンパInfo
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- JPH08338476A JPH08338476A JP14375395A JP14375395A JPH08338476A JP H08338476 A JPH08338476 A JP H08338476A JP 14375395 A JP14375395 A JP 14375395A JP 14375395 A JP14375395 A JP 14375395A JP H08338476 A JPH08338476 A JP H08338476A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、クランク軸等の駆動系に発生する
該クランク軸に対する曲げ方向の振動を吸収するクラン
ク軸ダンパに関するもので、該クランク軸の該クランク
軸線に対して略垂直で互いに直交する2方向の曲げによ
る振動を、単一のダンパで同時に低減せしめることを目
的としている。 【構成】 ダンパウエイト68と、このダンパウエイト
68を弾性支持する弾性体70とからなるダンパ64
を、クランク軸62と一体に回転する回転体の、クラン
ク軸62の軸線方向の側面に取付け、弾性体70が上記
クランク軸に対して点対称で非真円な非円環状に形成
し、上記2方向の曲げ振動を一つのダンパにより同時に
低減できる構成である。
該クランク軸に対する曲げ方向の振動を吸収するクラン
ク軸ダンパに関するもので、該クランク軸の該クランク
軸線に対して略垂直で互いに直交する2方向の曲げによ
る振動を、単一のダンパで同時に低減せしめることを目
的としている。 【構成】 ダンパウエイト68と、このダンパウエイト
68を弾性支持する弾性体70とからなるダンパ64
を、クランク軸62と一体に回転する回転体の、クラン
ク軸62の軸線方向の側面に取付け、弾性体70が上記
クランク軸に対して点対称で非真円な非円環状に形成
し、上記2方向の曲げ振動を一つのダンパにより同時に
低減できる構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランク軸等の駆動系
に発生する該クランク軸に対する曲げ方向の振動を吸収
するクランク軸ダンパに関する。
に発生する該クランク軸に対する曲げ方向の振動を吸収
するクランク軸ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンのクランク軸一端に弾
性体を介して慣性質量を形成したダンパ装置は、クラン
ク軸の振動を低減する手段として使用されている。この
クランク軸には、捩り方向の振動と曲げ方向の振動の二
種類の振動が発生しており、該エンジンや車両の騒音、
振動の低減を図るため,上記二つの振動を出来るだけ低
く抑制することが必要である。
性体を介して慣性質量を形成したダンパ装置は、クラン
ク軸の振動を低減する手段として使用されている。この
クランク軸には、捩り方向の振動と曲げ方向の振動の二
種類の振動が発生しており、該エンジンや車両の騒音、
振動の低減を図るため,上記二つの振動を出来るだけ低
く抑制することが必要である。
【0003】上記の捩じり方向の振動と曲げ方向の振動
を、単一のダンパで同時に低減させる従来の技術として
は、例えば実開平2−34846号公報がある。該実開
平2−34846号公報の記載によれば、従来例として
図5に示す技術が記載されている。図5に示したダンパ
プーリ11は、捩じり方向の振動を減少するために用い
られる振動低減用ダンパ12を、そのゴム部13に空隙
14を設けて曲げ振動用ダンパとしても機能させるよう
にしたものである。
を、単一のダンパで同時に低減させる従来の技術として
は、例えば実開平2−34846号公報がある。該実開
平2−34846号公報の記載によれば、従来例として
図5に示す技術が記載されている。図5に示したダンパ
プーリ11は、捩じり方向の振動を減少するために用い
られる振動低減用ダンパ12を、そのゴム部13に空隙
14を設けて曲げ振動用ダンパとしても機能させるよう
にしたものである。
【0004】しかし、上記タイプのダンパプーリ11
は、その曲げ振動において、図5(B)の互いに直交す
る2方向、即ちa方向及びb方向においてその固有振動
数が互いに異なり、クランク軸1のクランク軸方向と直
角方向に振られる時、ゴム部13はゴム材の引張、圧縮
方向の弾性変形をするが、a方向にはゴム部13がない
のでばね定数は低く、b方向にはゴム部13があるので
そのばね定数が、高くなる。
は、その曲げ振動において、図5(B)の互いに直交す
る2方向、即ちa方向及びb方向においてその固有振動
数が互いに異なり、クランク軸1のクランク軸方向と直
角方向に振られる時、ゴム部13はゴム材の引張、圧縮
方向の弾性変形をするが、a方向にはゴム部13がない
のでばね定数は低く、b方向にはゴム部13があるので
そのばね定数が、高くなる。
【0005】上記のように、上記ダンパプーリ11の半
径方向の外周に設けられ周方向に変化するダンパでは、
クランク軸1が回転するときに、その振動特性に方向性
が出てしまい、極めて好ましくない。又、b方向の曲げ
を制動する場合、ゴムは圧縮、引張の歪みを受けるた
め、剪断方向で該歪みを受ける場合に比べ該ゴムの耐久
性が低下する等の虞れがある。
径方向の外周に設けられ周方向に変化するダンパでは、
クランク軸1が回転するときに、その振動特性に方向性
が出てしまい、極めて好ましくない。又、b方向の曲げ
を制動する場合、ゴムは圧縮、引張の歪みを受けるた
め、剪断方向で該歪みを受ける場合に比べ該ゴムの耐久
性が低下する等の虞れがある。
【0006】上記種々の課題を解消する為に、上記実開
平2−34846号公報記載の技術が提案されたもので
あるとしている。上記実開平2−34846号公報記載
の技術は、図6に示したように、上記クランク軸に装着
されるプーリ30の外周側のベルト巻掛部31と内周側
のハブ部32とを連結する連結部33にゴム弾性体50
を介してダンパマス40を加硫接着したしものであり、
且つゴム弾性体50にすぐり部55を設けたものであ
る。
平2−34846号公報記載の技術が提案されたもので
あるとしている。上記実開平2−34846号公報記載
の技術は、図6に示したように、上記クランク軸に装着
されるプーリ30の外周側のベルト巻掛部31と内周側
のハブ部32とを連結する連結部33にゴム弾性体50
を介してダンパマス40を加硫接着したしものであり、
且つゴム弾性体50にすぐり部55を設けたものであ
る。
【0007】上記ゴム弾性50とダンパマス40はダン
パマス40の慣性質量とゴム弾性体50の捩じり方向の
スプリングから成る、クランク軸等の回転軸の捩じり方
向振動を吸収する振動ダンパを構成すると共に、ダンパ
マス40の質量とゴム弾性体50の曲げ方向のスプリン
グから成る、クランク軸等の回転軸の曲げ方向振動を吸
収する振動ダンパを構成している。
パマス40の慣性質量とゴム弾性体50の捩じり方向の
スプリングから成る、クランク軸等の回転軸の捩じり方
向振動を吸収する振動ダンパを構成すると共に、ダンパ
マス40の質量とゴム弾性体50の曲げ方向のスプリン
グから成る、クランク軸等の回転軸の曲げ方向振動を吸
収する振動ダンパを構成している。
【0008】この従来例の場合の、ゴム弾体50の捩じ
り方向スプリングは、上記プーリ30の軸心まわりに剪
断弾性変形するゴム弾性体50のスプリング強さによっ
て決定され、ゴム弾性体50の曲げ方向スプリングはプ
ーリ30の軸心と直交方向面内でゴム剪断弾性変形する
ゴム弾性体50のスプリング強さによって決定されるも
のである。
り方向スプリングは、上記プーリ30の軸心まわりに剪
断弾性変形するゴム弾性体50のスプリング強さによっ
て決定され、ゴム弾性体50の曲げ方向スプリングはプ
ーリ30の軸心と直交方向面内でゴム剪断弾性変形する
ゴム弾性体50のスプリング強さによって決定されるも
のである。
【0009】上記公報記載の技術は、該公報の記載によ
れば、上記捩じり方向の振動と曲げ方向の振動を低減す
るために、上記ゴム弾性体50に図6及び図7に示した
ように、すぐり部55を設ける位置やその数を変えて
も、上記曲げ方向のばね定数Krは、 Kr≒(GA/h)・〔1+4h2 /9(D1 2+
D2 2 )〕-1 であり、ここで、D1 .D2 >>hでるため、方向性を
もつ項は非常に小さな値となるので、Kr の式は結局、
略GA/h(G:ゴム剪断弾性係数,A:ゴム弾性体の
面積,h:ゴム弾性体の厚み,D1 ;ゴム弾性体50の
外形,D2 ;ゴム弾性体50の内径)となり、上記曲げ
方向のばね定数はその断面積Aと厚みhによって主に決
定され方向性は実質的にないように形成されたものであ
る。
れば、上記捩じり方向の振動と曲げ方向の振動を低減す
るために、上記ゴム弾性体50に図6及び図7に示した
ように、すぐり部55を設ける位置やその数を変えて
も、上記曲げ方向のばね定数Krは、 Kr≒(GA/h)・〔1+4h2 /9(D1 2+
D2 2 )〕-1 であり、ここで、D1 .D2 >>hでるため、方向性を
もつ項は非常に小さな値となるので、Kr の式は結局、
略GA/h(G:ゴム剪断弾性係数,A:ゴム弾性体の
面積,h:ゴム弾性体の厚み,D1 ;ゴム弾性体50の
外形,D2 ;ゴム弾性体50の内径)となり、上記曲げ
方向のばね定数はその断面積Aと厚みhによって主に決
定され方向性は実質的にないように形成されたものであ
る。
【0010】即ち、同公報記載の技術は図6及び7にお
いて、同公報記載の表1に示されているように、a方向
(すぐり部55がある方向)とb方向(すぐり部55が
ない方向)で曲げ方向ばね定数は互いに略同一の値にな
るように構成されているものである。又、上記同公報記
載の技術は、振動特性に方向性を持たせたくないので、
バネ定数Krを周方向で一定にすることを狙っており、
Kr≒(GA/h)・〔1+4h2 /9(D1 2+
D2 2 )〕-1の中の、h,D1D2 が周方向で変化する
非真円形状としている。
いて、同公報記載の表1に示されているように、a方向
(すぐり部55がある方向)とb方向(すぐり部55が
ない方向)で曲げ方向ばね定数は互いに略同一の値にな
るように構成されているものである。又、上記同公報記
載の技術は、振動特性に方向性を持たせたくないので、
バネ定数Krを周方向で一定にすることを狙っており、
Kr≒(GA/h)・〔1+4h2 /9(D1 2+
D2 2 )〕-1の中の、h,D1D2 が周方向で変化する
非真円形状としている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周知の
ように、該エンジンのクランク軸に発生する曲げ振動
は、図5に二点鎖線で示すように、該エンジンのクラン
ク軸の回転による、燃焼爆発力と慣性力が起因して二種
類の該クランク軸線に対し上記X,Y方向の曲げ力が発
生しているが該Y方向の曲げ力のみの変形を示すもので
ある。
ように、該エンジンのクランク軸に発生する曲げ振動
は、図5に二点鎖線で示すように、該エンジンのクラン
ク軸の回転による、燃焼爆発力と慣性力が起因して二種
類の該クランク軸線に対し上記X,Y方向の曲げ力が発
生しているが該Y方向の曲げ力のみの変形を示すもので
ある。
【0012】この二種類の曲げ力により、該クラン軸中
心線とクランクピンを結ぶ直線Y方向に発生するの該ク
ランク軸の曲げ共振周波数と、該直線と直交するX方向
に発生する該クランク軸の曲げ共振周波数と互いに異な
り、上記クランク軸のX軸,Y軸方向には異なる該曲げ
振動が発生している。このY方向の上下の曲げ該振動
は、図5に二点鎖線で示したようにクランク軸1のクラ
ンクアーム3aと3b間が空隙があり、該エンジン回転
中にクランクアーム3a,3bが開閉するために上記上
下方向に曲がり易く、又X方向は上記のクランク軸部1
a.クランクアーム3a,3b,クランクピン2があ
り、該クランク軸としては実質的に連続性のある構造に
なっているので、上記X方向には曲がり難い構成になっ
ていることが起因している。
心線とクランクピンを結ぶ直線Y方向に発生するの該ク
ランク軸の曲げ共振周波数と、該直線と直交するX方向
に発生する該クランク軸の曲げ共振周波数と互いに異な
り、上記クランク軸のX軸,Y軸方向には異なる該曲げ
振動が発生している。このY方向の上下の曲げ該振動
は、図5に二点鎖線で示したようにクランク軸1のクラ
ンクアーム3aと3b間が空隙があり、該エンジン回転
中にクランクアーム3a,3bが開閉するために上記上
下方向に曲がり易く、又X方向は上記のクランク軸部1
a.クランクアーム3a,3b,クランクピン2があ
り、該クランク軸としては実質的に連続性のある構造に
なっているので、上記X方向には曲がり難い構成になっ
ていることが起因している。
【0013】従って、図示しないが、従来から一般に使
用されている曲げダンパは、軸対称の構造をしており、
上記X方向の曲げに対しても、Y方向の曲げに対しても
同一の共振周波数に設定されていおり効果的に上記曲げ
振動を低減する事ができないことは明らかであるが、上
記した実開平2−34846号公報記載の技術のような
軸対称の上記ダンパプーリのゴム弾性体50に設けられ
る、すぐり部55は、ゴム弾性体50に対する配設され
る位置や数を変え、一見、上記のY方向,X方向の曲げ
に対してそれぞれ相違する共振周波数を発生するように
観察されるが、上記ダンパプーリを該クランク軸に取付
ても、前記で説明したように、この実開平2−3484
6号公報記載の技術のダンパプーリは上記Y方向,X方
向の曲げ共振周波数(ばね定数)は略同じ値になるの
で、上記クランク軸の記Y方向,X方向の曲げ振動を同
時に低減することはできないものである。
用されている曲げダンパは、軸対称の構造をしており、
上記X方向の曲げに対しても、Y方向の曲げに対しても
同一の共振周波数に設定されていおり効果的に上記曲げ
振動を低減する事ができないことは明らかであるが、上
記した実開平2−34846号公報記載の技術のような
軸対称の上記ダンパプーリのゴム弾性体50に設けられ
る、すぐり部55は、ゴム弾性体50に対する配設され
る位置や数を変え、一見、上記のY方向,X方向の曲げ
に対してそれぞれ相違する共振周波数を発生するように
観察されるが、上記ダンパプーリを該クランク軸に取付
ても、前記で説明したように、この実開平2−3484
6号公報記載の技術のダンパプーリは上記Y方向,X方
向の曲げ共振周波数(ばね定数)は略同じ値になるの
で、上記クランク軸の記Y方向,X方向の曲げ振動を同
時に低減することはできないものである。
【0014】即ち、同公報記載によれば、該曲げ振動も
低減できるとしているが、上記のようにY方向,X方向
の曲げ共振周波数(ばね定数)は略同じ値になるとして
いるので、上記Y方向,X方向の曲げ共振周波数(ばね
定数)の平均した数値のばね定数にしているか、或いは
該ダンパプーリの曲げダンパとしての共周波数は一つし
か設定できないので、一つのダンパで上記X,Y方向の
曲げ振動のうち、該曲げ振動の低減に寄与の大きい該Y
方向の上下の縦曲げ振動のみを低減するようにチューニ
ングされているものと考えられ、上記クランク軸の曲げ
振動を効果的に低減することはできない従来のダンパプ
ーリである。
低減できるとしているが、上記のようにY方向,X方向
の曲げ共振周波数(ばね定数)は略同じ値になるとして
いるので、上記Y方向,X方向の曲げ共振周波数(ばね
定数)の平均した数値のばね定数にしているか、或いは
該ダンパプーリの曲げダンパとしての共周波数は一つし
か設定できないので、一つのダンパで上記X,Y方向の
曲げ振動のうち、該曲げ振動の低減に寄与の大きい該Y
方向の上下の縦曲げ振動のみを低減するようにチューニ
ングされているものと考えられ、上記クランク軸の曲げ
振動を効果的に低減することはできない従来のダンパプ
ーリである。
【0015】従って、上記従来例のダンパプーリは上記
X方向,Y方向の曲げ振動を一つのゴム弾性体で同時に
低減する効果が全くなく、又上記ゴム弾性体の曲げの振
動を抑制する前記図5に示す周方向に変化するダンパ装
置では、上記曲げの方向の振動を制動する場合に、上記
ゴム弾性体を圧縮、引張の歪みを受けるため、その耐久
性が低下する虞があり、効果的な上記振動を低減するこ
とができないものである。
X方向,Y方向の曲げ振動を一つのゴム弾性体で同時に
低減する効果が全くなく、又上記ゴム弾性体の曲げの振
動を抑制する前記図5に示す周方向に変化するダンパ装
置では、上記曲げの方向の振動を制動する場合に、上記
ゴム弾性体を圧縮、引張の歪みを受けるため、その耐久
性が低下する虞があり、効果的な上記振動を低減するこ
とができないものである。
【0016】本発明はこのような課題に鑑み創案された
もので、該ダンパウエイトと該ダンパウエイトを弾性支
持する弾性体とからなるダンパを、クランク軸と一体に
回転する回転体の該クランク軸線方向の側面に取付け、
上記のダンパウエイトと弾性体のうち少なくともいずれ
か一方を回転軸に対して点対称で非真円な非円環状に形
成し、上記のY方向の曲げ振動とX方向の曲げ振動を一
つのダンパで同時に低減できるクランク軸ダンパを提供
することを目的としている。
もので、該ダンパウエイトと該ダンパウエイトを弾性支
持する弾性体とからなるダンパを、クランク軸と一体に
回転する回転体の該クランク軸線方向の側面に取付け、
上記のダンパウエイトと弾性体のうち少なくともいずれ
か一方を回転軸に対して点対称で非真円な非円環状に形
成し、上記のY方向の曲げ振動とX方向の曲げ振動を一
つのダンパで同時に低減できるクランク軸ダンパを提供
することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のクランク軸ダンパは、クランク軸に設けられ
該クランク軸と一体に回転する回転体と、該回転体の該
クランク軸線方向の側面に設けられる弾性体に支持され
るダンパウエイトとを備え、上記弾性体が上記クランク
軸に対して点対称で非真円な非円環状に形成されている
ことを特徴としている。
の本発明のクランク軸ダンパは、クランク軸に設けられ
該クランク軸と一体に回転する回転体と、該回転体の該
クランク軸線方向の側面に設けられる弾性体に支持され
るダンパウエイトとを備え、上記弾性体が上記クランク
軸に対して点対称で非真円な非円環状に形成されている
ことを特徴としている。
【0018】請求項2記載の本発明のクランク軸ダンパ
は、請求項1記載の構成において、上記ダンパウエイト
及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の形状が楕円環状
に形成されていることを特徴としている。請求項3記載
の本発明のクランク軸ダンパは、請求項1又は2記載の
構成において、上記ダンパウエイト及び弾性体のうち少
なくとも該弾性体の上記非真円な非円環状又は楕円環状
の長径を、該クランク軸線から該クランク軸のクランク
軸ピンを結ぶ直線に略沿うように配設し、上記の非円環
状又は楕円環状の短径が上記クランクの軸線と該クラン
ク軸ピンとを結ぶ直線に対して略直交する直交線に沿う
ように配設することを特徴としている。
は、請求項1記載の構成において、上記ダンパウエイト
及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の形状が楕円環状
に形成されていることを特徴としている。請求項3記載
の本発明のクランク軸ダンパは、請求項1又は2記載の
構成において、上記ダンパウエイト及び弾性体のうち少
なくとも該弾性体の上記非真円な非円環状又は楕円環状
の長径を、該クランク軸線から該クランク軸のクランク
軸ピンを結ぶ直線に略沿うように配設し、上記の非円環
状又は楕円環状の短径が上記クランクの軸線と該クラン
ク軸ピンとを結ぶ直線に対して略直交する直交線に沿う
ように配設することを特徴としている。
【0019】請求項4記載の本発明のクランク軸ダンパ
は、請求項1又は2記載の構成において、上記ダンパウ
エイト及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の上記非真
円な非円環状又は楕円環状の長径が、該クランク軸の軸
線方向の投影図において隣接する上記クランクアームの
なす角を略二等分する、平面に沿うように配設し、上記
の非円環状又は楕円環状の短径が該クランクの軸線と上
記平面を含む平面に対して略直交する直交線に沿うよう
に配設することを特徴としている。
は、請求項1又は2記載の構成において、上記ダンパウ
エイト及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の上記非真
円な非円環状又は楕円環状の長径が、該クランク軸の軸
線方向の投影図において隣接する上記クランクアームの
なす角を略二等分する、平面に沿うように配設し、上記
の非円環状又は楕円環状の短径が該クランクの軸線と上
記平面を含む平面に対して略直交する直交線に沿うよう
に配設することを特徴としている。
【0020】請求項5記載の本発明のクランク軸ダンパ
は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成において、上
記の弾性体が天然又は合成樹脂性のゴムで形成されてい
ることを特徴としている。請求項6記載の本発明のクラ
ンク軸ダンパは、請求項1〜5のいずれかに記載の構成
において、上記クランク軸に設けられる回転体はベルト
プーリ,チェーンスプロケット又は、ギヤであることを
特徴としている。
は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成において、上
記の弾性体が天然又は合成樹脂性のゴムで形成されてい
ることを特徴としている。請求項6記載の本発明のクラ
ンク軸ダンパは、請求項1〜5のいずれかに記載の構成
において、上記クランク軸に設けられる回転体はベルト
プーリ,チェーンスプロケット又は、ギヤであることを
特徴としている。
【0021】請求項7記載の本発明のクランク軸ダンパ
は、請求項1〜6のいずれかに記載の構成において、上
記の弾性体とダンパウエイトが略同一形状に形成されて
いることを特徴としている。
は、請求項1〜6のいずれかに記載の構成において、上
記の弾性体とダンパウエイトが略同一形状に形成されて
いることを特徴としている。
【0022】
【作用】上述の請求項1記載の本発明クランク軸ダンパ
では、該クランク軸と一体に回転する回転体と、該回転
体の該クランク軸線方向の側面に設けられる弾性体に支
持されるダンパウエイトとを備え、上記弾性体が上記ク
ランク軸に対して点対称で非真円な非円環状に形成され
ているので、共振周波数の異なる該クランク軸の縦曲
げ,横曲げの二つモードに対し、一つのダンパでダイナ
ミックダンパとしての作用を発揮させることが出来るも
のである。
では、該クランク軸と一体に回転する回転体と、該回転
体の該クランク軸線方向の側面に設けられる弾性体に支
持されるダンパウエイトとを備え、上記弾性体が上記ク
ランク軸に対して点対称で非真円な非円環状に形成され
ているので、共振周波数の異なる該クランク軸の縦曲
げ,横曲げの二つモードに対し、一つのダンパでダイナ
ミックダンパとしての作用を発揮させることが出来るも
のである。
【0023】請求項2記載の本発明のクランク軸ダンパ
では、上記の弾性体及びダンパウエイトのうち少なくと
も該弾性体の形状が楕円環状に形成されているので、上
記クランク軸に発生する上記縦曲げ及横曲げ振動に効果
的に共振して該振動を低減するように作用することがで
きる。又、上記の楕円環状の弾性体の長,短径の長さの
比を的確に決定することができるので、上記クランク軸
線に対する略垂直方向の曲げによる振動に適合するよう
に、上記長,短径の長さの比を選定することができる。
では、上記の弾性体及びダンパウエイトのうち少なくと
も該弾性体の形状が楕円環状に形成されているので、上
記クランク軸に発生する上記縦曲げ及横曲げ振動に効果
的に共振して該振動を低減するように作用することがで
きる。又、上記の楕円環状の弾性体の長,短径の長さの
比を的確に決定することができるので、上記クランク軸
線に対する略垂直方向の曲げによる振動に適合するよう
に、上記長,短径の長さの比を選定することができる。
【0024】請求項3記載の本発明のクランク軸ダンパ
では、上記のダンパウエイト及び弾性体のうち少なくと
も該弾性体の上記非真円な非円環状又は楕円環状の長径
を、該クランク軸線から該クランク軸のクランク軸ピン
を結ぶ直線に略沿うように配設し、上記の非円環状又は
楕円環状の短径が上記クランクの軸線と該クランク軸ピ
ンとを結ぶ直線に対して略直交する直交線に沿うように
配設するので、上記クランク軸に発生する上記縦曲げ及
び横曲げ振動に上記ダンパを効果的に共振せしめること
ができる。
では、上記のダンパウエイト及び弾性体のうち少なくと
も該弾性体の上記非真円な非円環状又は楕円環状の長径
を、該クランク軸線から該クランク軸のクランク軸ピン
を結ぶ直線に略沿うように配設し、上記の非円環状又は
楕円環状の短径が上記クランクの軸線と該クランク軸ピ
ンとを結ぶ直線に対して略直交する直交線に沿うように
配設するので、上記クランク軸に発生する上記縦曲げ及
び横曲げ振動に上記ダンパを効果的に共振せしめること
ができる。
【0025】又、上記の楕円環状の弾性体及びダンパウ
エイトの少なくともいずれか一方の長,短径の長さの比
を的確に決定することができるので、上記クランク軸線
に対する略垂直方向の曲げによる振動に適合するよう
に、上記長,短径の長さの比を選定することができる。
請求項4記載の本発明のクランク軸ダンパでは、上記ダ
ンパウエイト及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の上
記非真円な非円環状又は楕円環状の長径が、該クランク
軸の軸線方向の投影図において隣接する上記クランクア
ームのなす角を略二等分する、平面に沿うように配設
し、上記の非円環状又は楕円環状の短径が該クランクの
軸線と上記平面を含む平面に対して略直交する直交線に
沿うように配設したので、V型エンジンにおいても上記
クランク軸に発生する上記縦曲げ及び横曲げ振動に上記
ダンパを効果的に共振せしめることができる。
エイトの少なくともいずれか一方の長,短径の長さの比
を的確に決定することができるので、上記クランク軸線
に対する略垂直方向の曲げによる振動に適合するよう
に、上記長,短径の長さの比を選定することができる。
請求項4記載の本発明のクランク軸ダンパでは、上記ダ
ンパウエイト及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の上
記非真円な非円環状又は楕円環状の長径が、該クランク
軸の軸線方向の投影図において隣接する上記クランクア
ームのなす角を略二等分する、平面に沿うように配設
し、上記の非円環状又は楕円環状の短径が該クランクの
軸線と上記平面を含む平面に対して略直交する直交線に
沿うように配設したので、V型エンジンにおいても上記
クランク軸に発生する上記縦曲げ及び横曲げ振動に上記
ダンパを効果的に共振せしめることができる。
【0026】請求項5記載の本発明のクランク軸ダンパ
では、天然又は合成樹脂性のゴム材で上記弾性体が形成
されているので、上記のクランク軸の曲げの振動に効果
的に共振することができる。請求項6記載の本発明のク
ランク軸ダンパでは、上記クランク軸に設けられる回転
体はベルトプーリ,チェーンスプロケット又はギヤであ
るので、特別に上記回転体を設けることなく、上記クラ
ンク軸に発生する上記曲げ振動に共振させることができ
る。
では、天然又は合成樹脂性のゴム材で上記弾性体が形成
されているので、上記のクランク軸の曲げの振動に効果
的に共振することができる。請求項6記載の本発明のク
ランク軸ダンパでは、上記クランク軸に設けられる回転
体はベルトプーリ,チェーンスプロケット又はギヤであ
るので、特別に上記回転体を設けることなく、上記クラ
ンク軸に発生する上記曲げ振動に共振させることができ
る。
【0027】請求項7記載の本発明のクランク軸ダンパ
では、上記の弾性体とダンパウエイトが略同一形状に形
成され、該ダンパウエイトの背面の全面が上記回転体の
側面に固着されることになるので、安定した所望の共振
振動を発生させることができる。又、該楕円環状のダン
パウエイトの長,短径の長さの比を的確に決定すること
ができるので、上記クランク軸線に対する略垂直方向の
曲げによる振動に適合するように、上記長,短径の長さ
の比を選定することができる。
では、上記の弾性体とダンパウエイトが略同一形状に形
成され、該ダンパウエイトの背面の全面が上記回転体の
側面に固着されることになるので、安定した所望の共振
振動を発生させることができる。又、該楕円環状のダン
パウエイトの長,短径の長さの比を的確に決定すること
ができるので、上記クランク軸線に対する略垂直方向の
曲げによる振動に適合するように、上記長,短径の長さ
の比を選定することができる。
【0028】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例を説明す
る。先ず、図1〜4は実施例を示すものであり、図1は
本発明の実施例を示す概略説明図、図2は図1のP矢視
概略説明図、図3は図1のダンパウエイト及びゴム弾性
体の単体の模式図、図4は図1のクランク軸ダンパの解
析のための模式図であり、(A)は該ダンパの正面図、
(B)は(A)の4B−4B線に沿う断面図である。
る。先ず、図1〜4は実施例を示すものであり、図1は
本発明の実施例を示す概略説明図、図2は図1のP矢視
概略説明図、図3は図1のダンパウエイト及びゴム弾性
体の単体の模式図、図4は図1のクランク軸ダンパの解
析のための模式図であり、(A)は該ダンパの正面図、
(B)は(A)の4B−4B線に沿う断面図である。
【0029】図1は直列4気筒エンジンのクランク軸6
2をその軸心線により模式的に示すものであり、このク
ランク軸62の軸端部に本発明のクランク軸ダンパ64
が取付られたダンパプーリ66が設置されている。ダン
パプーリ66は、図2〜3に示すようにダンパプーリ6
6,ダンパマス68,ゴム弾性体70から構成されてい
る。
2をその軸心線により模式的に示すものであり、このク
ランク軸62の軸端部に本発明のクランク軸ダンパ64
が取付られたダンパプーリ66が設置されている。ダン
パプーリ66は、図2〜3に示すようにダンパプーリ6
6,ダンパマス68,ゴム弾性体70から構成されてい
る。
【0030】このダンパプーリ66は、図1〜3に示す
ように、金属,樹脂等の材料から形成されており、図示
しないベルトが係合するベルト溝部72が外周に形成さ
れ、エンジンのクランク軸62に取付られベルト溝部7
2より内周側でクランク軸線方向に延びる筒状のハブ部
74が形成され、ベルト溝部72とハブ部74との間に
延設されてベルト溝部72とハブ部74とを連結する連
結部76を有している。
ように、金属,樹脂等の材料から形成されており、図示
しないベルトが係合するベルト溝部72が外周に形成さ
れ、エンジンのクランク軸62に取付られベルト溝部7
2より内周側でクランク軸線方向に延びる筒状のハブ部
74が形成され、ベルト溝部72とハブ部74との間に
延設されてベルト溝部72とハブ部74とを連結する連
結部76を有している。
【0031】上記ダンパプーリ66のクランク軸62へ
の取付は、図示しないがハブ部74の内周面に嵌着され
キー等でまわり止めされ固定されている。ダンパマス6
8はベルト溝部72の内周78とハブ部74の外周80
及び連結部76で限界される空間に配設されるものであ
る。このダンパマス68はベルト溝部72の内周78よ
りも小径の外周82を有し、ハブ部74の外周80より
も大きい径の内周84を有し、且つハブ部74の回転軸
線方向に所望の厚さを有する楕円環状に形成されてい
る。
の取付は、図示しないがハブ部74の内周面に嵌着され
キー等でまわり止めされ固定されている。ダンパマス6
8はベルト溝部72の内周78とハブ部74の外周80
及び連結部76で限界される空間に配設されるものであ
る。このダンパマス68はベルト溝部72の内周78よ
りも小径の外周82を有し、ハブ部74の外周80より
も大きい径の内周84を有し、且つハブ部74の回転軸
線方向に所望の厚さを有する楕円環状に形成されてい
る。
【0032】上記ダンパマス68の形状は、該楕円環状
に限られるものではなく、非真円な非円環状のものであ
ればよい。又、ダンパマス68のハブ部74の軸線方向
の両端面68a,68bのうち、連結部76に対向する
側の上記ダンパマス68の側面68bは連結部76の側
面76aと略平行に延びる平面から形成されている。
に限られるものではなく、非真円な非円環状のものであ
ればよい。又、ダンパマス68のハブ部74の軸線方向
の両端面68a,68bのうち、連結部76に対向する
側の上記ダンパマス68の側面68bは連結部76の側
面76aと略平行に延びる平面から形成されている。
【0033】ダンパマス68はこのダンパマス68の側
面68bと上記連結部76との間に介装されるゴム弾性
体70を加硫接合により固着される。上記ゴム弾性体7
0は、ダンパマス68の外周面82と略同一の径の外周
86と、ダンパマス68の内周84と略同一径の内周8
8と、ダンパプーリ66の連結部76に接着された平面
を形成する側面70bと、ダンパマス68の側面68b
に接着された平面を形成する側面70aとから構成され
ている。
面68bと上記連結部76との間に介装されるゴム弾性
体70を加硫接合により固着される。上記ゴム弾性体7
0は、ダンパマス68の外周面82と略同一の径の外周
86と、ダンパマス68の内周84と略同一径の内周8
8と、ダンパプーリ66の連結部76に接着された平面
を形成する側面70bと、ダンパマス68の側面68b
に接着された平面を形成する側面70aとから構成され
ている。
【0034】上記のように構成される、ゴム弾性体70
とダンパマス68は、ダンパマス68の慣性質量とゴム
弾性体70の捩じり方向スプリングとからなるクランク
軸62の捩り方向振動を吸収する振動ダンパを構成す
る。又、ダンパマス68の質量とゴム弾性体70の曲げ
方向スプリングとからなるクランク軸62の曲げ方向振
動を吸収する振動ダンパを構成している。
とダンパマス68は、ダンパマス68の慣性質量とゴム
弾性体70の捩じり方向スプリングとからなるクランク
軸62の捩り方向振動を吸収する振動ダンパを構成す
る。又、ダンパマス68の質量とゴム弾性体70の曲げ
方向スプリングとからなるクランク軸62の曲げ方向振
動を吸収する振動ダンパを構成している。
【0035】上記の場合、ゴム弾性体70の捩じり方向
スプリングは、プーリ66の回転軸線周りに剪断弾性変
形するゴム弾性体70のスプリング強さによってきま
る。又、ゴム弾性体70の曲げ方向スプリングはプーリ
66と直交方向の面内で剪断変形するゴム弾性体70の
スプリング強さによってきまる。従って、上記の捩じり
方向スプリングも、曲げ方向スプリングも、ゴム弾性体
70の剪断方向の形状係数によって決まり、前記従来例
の図5で示したような周方向に変化するダンパウエイト
の場合に発生する上記ゴム弾性体70の引張,圧縮方向
のスプリング強さとは関係がない。
スプリングは、プーリ66の回転軸線周りに剪断弾性変
形するゴム弾性体70のスプリング強さによってきま
る。又、ゴム弾性体70の曲げ方向スプリングはプーリ
66と直交方向の面内で剪断変形するゴム弾性体70の
スプリング強さによってきまる。従って、上記の捩じり
方向スプリングも、曲げ方向スプリングも、ゴム弾性体
70の剪断方向の形状係数によって決まり、前記従来例
の図5で示したような周方向に変化するダンパウエイト
の場合に発生する上記ゴム弾性体70の引張,圧縮方向
のスプリング強さとは関係がない。
【0036】従って、上記実施例においては、ダンパマ
ス68を楕円状に形成し、上記のY方向及びX方向の曲
げ力を変えることにより、該クランク軸に発生する上記
Y,X方向に発生する曲げ振動を低減することができ
る。上記実施例の2つの曲げ共振動周波数をもつ、ダン
パプーリ66の構造において、図4(A),(B)に示
したように上記のダンパウエイト68及び弾性体70を
楕円形状にしたとき、楕円の長径a方向、短径b方向の
共振周波数がどう変化するかについて、検討した結果は
下記のとうりである。
ス68を楕円状に形成し、上記のY方向及びX方向の曲
げ力を変えることにより、該クランク軸に発生する上記
Y,X方向に発生する曲げ振動を低減することができ
る。上記実施例の2つの曲げ共振動周波数をもつ、ダン
パプーリ66の構造において、図4(A),(B)に示
したように上記のダンパウエイト68及び弾性体70を
楕円形状にしたとき、楕円の長径a方向、短径b方向の
共振周波数がどう変化するかについて、検討した結果は
下記のとうりである。
【0037】 曲げ方向固有振動数 F=1/2π(K/M)0.5 剪断バネ定数 K=G・AL /α・h 但し、F: 曲げ方向固有振動数 K: 曲げ方向バネ定数(剪断バネ定数) M: ダンパウエイトの質量 G: 弾性体の剪断弾性係数 AL 弾性体の断面積 α: τmax /τmean τmax : 最大剪断応力 τmean: 平均剪断応力 h: 弾性体の厚さ クランク軸ダンパ64が本実施例の図4に示すように、
楕円形状を呈する場合には、αは上記X,Y方向で異な
る。
楕円形状を呈する場合には、αは上記X,Y方向で異な
る。
【0038】即ち、上記のX,Y方向のαx ,αy は次
式のようになる。
式のようになる。
【0039】
【数1】
【0040】但し、a,bはダンパウエイト68及びゴ
ム弾性体70の略同一形状を有する楕円の長径と短径を
示すものであって、 a1 : ダンパウエイト及び弾性体の長径の内周半径 a2 : ダンパウエイト及び弾性体の長径の外周半径 b1 : ダンパウエイト及び弾性体の短径の内周半径 b2 : ダンパウエイト及び弾性体の短径の外周半径 この時の、上記のダンパウエイト及び弾性体の断面積A
L は次式のようになる。
ム弾性体70の略同一形状を有する楕円の長径と短径を
示すものであって、 a1 : ダンパウエイト及び弾性体の長径の内周半径 a2 : ダンパウエイト及び弾性体の長径の外周半径 b1 : ダンパウエイト及び弾性体の短径の内周半径 b2 : ダンパウエイト及び弾性体の短径の外周半径 この時の、上記のダンパウエイト及び弾性体の断面積A
L は次式のようになる。
【0041】AL =π(a2 b2 −a1 b1 )
【0042】上記のXあるいはY方向に、荷重Wがダン
パウエイトに作用したときの剪断によるダンパウエイト
の変位δは次式のようになる。
パウエイトに作用したときの剪断によるダンパウエイト
の変位δは次式のようになる。
【0043】
【数2】
【0044】従って、剪断ばね定数K=W/δ=G・A
L /α・h 但し、α: τmax /τmean τmax : 最大剪断応力 τmean: 平均剪断応力 以上の式より上記X,Y方向の曲げ固有振動数FX ,F
Y は次式のようになる。
L /α・h 但し、α: τmax /τmean τmax : 最大剪断応力 τmean: 平均剪断応力 以上の式より上記X,Y方向の曲げ固有振動数FX ,F
Y は次式のようになる。
【0045】
【数3】
【0046】これらの周波数を上記G,AL ,M,hが
等しい条件で上記ダンパウエイト68及び弾性体70が
同一形状の略真円のものと比較するため、該真円(外半
径r 2 内半径r1 )の曲げの固有振動数F0 を求める
と、次式のようになる。
等しい条件で上記ダンパウエイト68及び弾性体70が
同一形状の略真円のものと比較するため、該真円(外半
径r 2 内半径r1 )の曲げの固有振動数F0 を求める
と、次式のようになる。
【0047】
【数4】
【0048】上記の条件に、更にダンパウエイトの幅を
等しくするという条件、 a2 −a1 =b2 −b1 =r2 −r1 も加えて、上記の真円環状の曲げ固有振動数F0 、楕円
環状の上記X,Y方向の曲げ固有振動数FX ,Fy の関
係、FX /F0 ,FY /F0 ,FX /Fy を、それぞれ
上記の真円環状の内外周半径r2 ,r1 並びに楕円環状
の長径の内外周の半径a2 , a1 及び短径の内外周の半
径b2 ,b1 を変数として求めると次の表1のとうりで
あり、試験によっても略同様の値が得られたものであ
る。
等しくするという条件、 a2 −a1 =b2 −b1 =r2 −r1 も加えて、上記の真円環状の曲げ固有振動数F0 、楕円
環状の上記X,Y方向の曲げ固有振動数FX ,Fy の関
係、FX /F0 ,FY /F0 ,FX /Fy を、それぞれ
上記の真円環状の内外周半径r2 ,r1 並びに楕円環状
の長径の内外周の半径a2 , a1 及び短径の内外周の半
径b2 ,b1 を変数として求めると次の表1のとうりで
あり、試験によっても略同様の値が得られたものであ
る。
【0049】
【表1】
【0050】上記表1で明らかなように、ダンパウエイ
ト68の楕円環状の長径aが大きくなると共に、該短径
bが小さくなるにしたがい、、上記X方向の曲げの固有
振動数Fx は次第に大きくなり、上記Y方向の曲げの固
有振動数は小さくなっている。又、上記のX,Y方向の
曲げの固有振動数Fx 及びFy は表1に示すように、F
x >Fy であり、Fx /Fy の値は表1のテスト1〜テ
スト5にいくに従って大きくなり、テスト1の1.08
4に対して約1.5倍の1.548なっている。
ト68の楕円環状の長径aが大きくなると共に、該短径
bが小さくなるにしたがい、、上記X方向の曲げの固有
振動数Fx は次第に大きくなり、上記Y方向の曲げの固
有振動数は小さくなっている。又、上記のX,Y方向の
曲げの固有振動数Fx 及びFy は表1に示すように、F
x >Fy であり、Fx /Fy の値は表1のテスト1〜テ
スト5にいくに従って大きくなり、テスト1の1.08
4に対して約1.5倍の1.548なっている。
【0051】上記の結果によれば、上記ダンパの楕円度
を変えることにより、上記クランク軸等の上記X,Y方
向の曲げ固有振動数を任意の比率に変えることによっ
て、一つのクランク軸ダンパ68で該クランク軸62の
上記X,Y方向の曲げ固有振動を同時に低減することが
できるものである。又、上記では、剪断によるたわみか
ら剪断ばね定数を求めて、表1の如く長,短径で異なる
共振周波数を得ることができたものである。
を変えることにより、上記クランク軸等の上記X,Y方
向の曲げ固有振動数を任意の比率に変えることによっ
て、一つのクランク軸ダンパ68で該クランク軸62の
上記X,Y方向の曲げ固有振動を同時に低減することが
できるものである。又、上記では、剪断によるたわみか
ら剪断ばね定数を求めて、表1の如く長,短径で異なる
共振周波数を得ることができたものである。
【0052】又、上記実施例ではダンパウエイト68と
弾性体70を同一形状の楕円環状に形成したが、ダンパ
ウエイト68は真円環状や非円環状に形成してもよく、
弾性体70に一致するようにしなくても上記実施例と略
同様の作用効果を得ることができる。又、上記説明で
は、上記X,Y方向の曲げ固有振動の低減について説明
したが、クランク軸の捩じり方向を含め、それぞれの共
振点近くでダンパマスが大きく振れてクランク軸の振動
エネルギを吸収することができるものである。
弾性体70を同一形状の楕円環状に形成したが、ダンパ
ウエイト68は真円環状や非円環状に形成してもよく、
弾性体70に一致するようにしなくても上記実施例と略
同様の作用効果を得ることができる。又、上記説明で
は、上記X,Y方向の曲げ固有振動の低減について説明
したが、クランク軸の捩じり方向を含め、それぞれの共
振点近くでダンパマスが大きく振れてクランク軸の振動
エネルギを吸収することができるものである。
【0053】又、上記実施例ではエンジンのクランク軸
に適用した場合について説明したが、例えば圧縮機,水
ポンプ等のクランク軸に適用しても、上記実施例と略同
様の作用効果を得ることができる。上記実施例では直列
型4気筒エンジンの場合について説明したが、例えば、
V型6気筒エンジンの場合には、上記ダンパウエイト及
び弾性体のうち少なくとも該弾性体の上記非真円な非円
環状又は楕円環状の長径が、該クランク軸の軸線方向の
投影図において隣接する上記クランクアームのなす角を
略二等分する、平面に沿うように配設し、上記の非円環
状又は楕円環状の短径が該クランクの軸線と上記平面を
含む平面に対して略直交する直交線に沿うように配設す
れば、上記実施例と同様の作用効果を奏することができ
る。
に適用した場合について説明したが、例えば圧縮機,水
ポンプ等のクランク軸に適用しても、上記実施例と略同
様の作用効果を得ることができる。上記実施例では直列
型4気筒エンジンの場合について説明したが、例えば、
V型6気筒エンジンの場合には、上記ダンパウエイト及
び弾性体のうち少なくとも該弾性体の上記非真円な非円
環状又は楕円環状の長径が、該クランク軸の軸線方向の
投影図において隣接する上記クランクアームのなす角を
略二等分する、平面に沿うように配設し、上記の非円環
状又は楕円環状の短径が該クランクの軸線と上記平面を
含む平面に対して略直交する直交線に沿うように配設す
れば、上記実施例と同様の作用効果を奏することができ
る。
【0054】
【発明の効果】上述の請求項1の本発明のクランク軸ダ
ンパによれば、クランク軸に設けられ該クランク軸と一
体に回転する回転体と、該回転体の該クランク軸線方向
の側面に設けられる弾性体に支持されるダンパウエイト
とを備え、上記弾性体が上記クランク軸に対して点対称
で非真円な非円環状に形成されているので、共振周波数
の異なる該クランク軸の縦曲げ,横曲げの二つモードに
対し、一つのダンパウエイトでダイナミックダンパとし
ての効果を発揮させることが出来るものである。
ンパによれば、クランク軸に設けられ該クランク軸と一
体に回転する回転体と、該回転体の該クランク軸線方向
の側面に設けられる弾性体に支持されるダンパウエイト
とを備え、上記弾性体が上記クランク軸に対して点対称
で非真円な非円環状に形成されているので、共振周波数
の異なる該クランク軸の縦曲げ,横曲げの二つモードに
対し、一つのダンパウエイトでダイナミックダンパとし
ての効果を発揮させることが出来るものである。
【0055】即ち、上記クランク軸の回転に伴って発生
する縦曲げ,横曲げの互いに異なる、それぞれの共振周
波数に、該クランク軸ダンパの縦曲げ,横曲げの共振周
波数を合わせて上記クランク軸ダンパを形成すれば、簡
単に極めて容易に一つのダンパウエイトのダイハミック
ダンパで同時に、上記のクランク軸の振動数が上記の
X,Y方向の曲げ方向振動数に近づいたときに、該クラ
ンク軸ダンパのダンパマスの振動が大となって該クラン
ク軸の上記曲げX,Y方向振動のエネルギを吸収し、そ
れぞれの方向の振動を低減し、車室内のこもり音等の騒
音を低減することができる。
する縦曲げ,横曲げの互いに異なる、それぞれの共振周
波数に、該クランク軸ダンパの縦曲げ,横曲げの共振周
波数を合わせて上記クランク軸ダンパを形成すれば、簡
単に極めて容易に一つのダンパウエイトのダイハミック
ダンパで同時に、上記のクランク軸の振動数が上記の
X,Y方向の曲げ方向振動数に近づいたときに、該クラ
ンク軸ダンパのダンパマスの振動が大となって該クラン
ク軸の上記曲げX,Y方向振動のエネルギを吸収し、そ
れぞれの方向の振動を低減し、車室内のこもり音等の騒
音を低減することができる。
【0056】請求項2記載の本発明のクランク軸ダンパ
によれば、請求項1記載の構成において、上記ダンパウ
エイト及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の形状が楕
円環状に形成されているので、上記楕円環状の弾性体の
長,短径の長さの比を的確に決定することができ、上記
クランク軸線に対する略垂直方向の曲げによる振動に適
合するように、上記長,短径の長さの比を選定すること
ができる。
によれば、請求項1記載の構成において、上記ダンパウ
エイト及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の形状が楕
円環状に形成されているので、上記楕円環状の弾性体の
長,短径の長さの比を的確に決定することができ、上記
クランク軸線に対する略垂直方向の曲げによる振動に適
合するように、上記長,短径の長さの比を選定すること
ができる。
【0057】従って、任意のクランク軸に対して上記の
横曲げの振動及び縦曲げの振動に対応した上記弾性体
の、的確な上記長,短径の半径を選定することができる
ので、上記のクランク軸の縦曲げ及び横曲げの振動を一
つの該ダンパで効果的な該曲げ振動を低減することがで
きる。請求項3記載の本発明のクランク軸ダンパによれ
ば、請求項1又は2記載の構成において、上記ダンパウ
エイト及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の上記非真
円な非円環状又は楕円環状の長径を、該クランク軸線か
ら該クランク軸のクランク軸ピンを結ぶ直線に略沿うよ
うに配設し、上記の非円環状又は楕円環状の短径が上記
クランクの軸線と該クランク軸ピンとを結ぶ直線に対し
て略直交する直交線に沿うように配設するので、該楕円
環状の弾性体及びダンパウエイトの少なくとも該弾性体
の長,短径の長さの比を的確に決定することができ、上
記クランク軸線に対する略垂直方向の曲げによる振動に
適合するように、上記長,短径の長さの比を選定するこ
とができる。
横曲げの振動及び縦曲げの振動に対応した上記弾性体
の、的確な上記長,短径の半径を選定することができる
ので、上記のクランク軸の縦曲げ及び横曲げの振動を一
つの該ダンパで効果的な該曲げ振動を低減することがで
きる。請求項3記載の本発明のクランク軸ダンパによれ
ば、請求項1又は2記載の構成において、上記ダンパウ
エイト及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の上記非真
円な非円環状又は楕円環状の長径を、該クランク軸線か
ら該クランク軸のクランク軸ピンを結ぶ直線に略沿うよ
うに配設し、上記の非円環状又は楕円環状の短径が上記
クランクの軸線と該クランク軸ピンとを結ぶ直線に対し
て略直交する直交線に沿うように配設するので、該楕円
環状の弾性体及びダンパウエイトの少なくとも該弾性体
の長,短径の長さの比を的確に決定することができ、上
記クランク軸線に対する略垂直方向の曲げによる振動に
適合するように、上記長,短径の長さの比を選定するこ
とができる。
【0058】従って、任意のクランク軸に対して上記の
横曲げの振動及び縦曲げの振動に対応した上記弾性体及
びダンパウエイトの少なくとも該弾性体の、的確な上記
長,短径の半径を選定することができるので、上記のク
ランク軸の縦曲げ及び横曲げの振動を一つの該ダンパウ
エイトで効果的な該曲げ振動を低減することができる。
横曲げの振動及び縦曲げの振動に対応した上記弾性体及
びダンパウエイトの少なくとも該弾性体の、的確な上記
長,短径の半径を選定することができるので、上記のク
ランク軸の縦曲げ及び横曲げの振動を一つの該ダンパウ
エイトで効果的な該曲げ振動を低減することができる。
【0059】又、該楕円環状ダンパウエイトの背面の全
面を上記弾性体で上記回転体の側面に強固に支持される
ので、上記クランク軸が発生する上記縦曲げ及横曲げ振
動に効果的に共振して該振動を低減することができる。
請求項4記載の本発明のクランク軸ダンパによれば、請
求項1又は2記載の構成において、上記ダンパウエイト
及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の上記非真円な非
円環状又は楕円環状の長径が、該クランク軸の軸線方向
の投影図において隣接する上記クランクアームのなす角
を略二等分する、平面に沿うように配設し、上記の非円
環状又は楕円環状の短径が該クランクの軸線と上記平面
を含む平面に対して略直交する直交線に沿うように配設
したので、V型エンジンにおいても上記クランク軸に発
生する上記縦曲げ及び横曲げ振動に上記ダンパを効果的
に共振せしめることができる。
面を上記弾性体で上記回転体の側面に強固に支持される
ので、上記クランク軸が発生する上記縦曲げ及横曲げ振
動に効果的に共振して該振動を低減することができる。
請求項4記載の本発明のクランク軸ダンパによれば、請
求項1又は2記載の構成において、上記ダンパウエイト
及び弾性体のうち少なくとも該弾性体の上記非真円な非
円環状又は楕円環状の長径が、該クランク軸の軸線方向
の投影図において隣接する上記クランクアームのなす角
を略二等分する、平面に沿うように配設し、上記の非円
環状又は楕円環状の短径が該クランクの軸線と上記平面
を含む平面に対して略直交する直交線に沿うように配設
したので、V型エンジンにおいても上記クランク軸に発
生する上記縦曲げ及び横曲げ振動に上記ダンパを効果的
に共振せしめることができる。
【0060】請求項5記載の本発明のクランク軸ダンパ
によれば、請求項1〜4のいずれかに記載の構成におい
て、天然又は合成樹脂性のゴム材で上記弾性体が形成さ
れているので、上記のクランク軸の曲げの振動に効果的
に共振せしめて上記振動を低減することができる。請求
項6記載の本発明のクランク軸ダンパによれば、請求項
1〜5のいずれかに記載の構成において、上記クランク
軸に設けられる回転体はベルトプーリ,チェーンスプロ
ケット,ギヤであるので、特別に上記回転体を設けるこ
となく、上記クランク軸に発生する上記曲げ振動に共振
せしめ上記振動を低減することができる。
によれば、請求項1〜4のいずれかに記載の構成におい
て、天然又は合成樹脂性のゴム材で上記弾性体が形成さ
れているので、上記のクランク軸の曲げの振動に効果的
に共振せしめて上記振動を低減することができる。請求
項6記載の本発明のクランク軸ダンパによれば、請求項
1〜5のいずれかに記載の構成において、上記クランク
軸に設けられる回転体はベルトプーリ,チェーンスプロ
ケット,ギヤであるので、特別に上記回転体を設けるこ
となく、上記クランク軸に発生する上記曲げ振動に共振
せしめ上記振動を低減することができる。
【0061】従って、該クランク軸の上記の縦曲げ振動
及び横曲げ振動を低減され、該クランク軸の動力がベル
トプーリ,チェーンスプロケット,ギヤ等を介して静粛
に、且つ安定した状態で伝達することができる。請求項
7記載の本発明のクランク軸ダンパによれば、請求項1
〜6のいずれかに記載の構成において、上記の弾性体と
ダンパウエイトが略同一形状に形成され、該ダンパウエ
イトの背面の全面が上記回転体の側面に固着されること
になるので、安定した所望の共振振動を発生させること
ができる。
及び横曲げ振動を低減され、該クランク軸の動力がベル
トプーリ,チェーンスプロケット,ギヤ等を介して静粛
に、且つ安定した状態で伝達することができる。請求項
7記載の本発明のクランク軸ダンパによれば、請求項1
〜6のいずれかに記載の構成において、上記の弾性体と
ダンパウエイトが略同一形状に形成され、該ダンパウエ
イトの背面の全面が上記回転体の側面に固着されること
になるので、安定した所望の共振振動を発生させること
ができる。
【0062】又、該楕円環状のダンパウエイトの長,短
径の長さの比を的確に決定することができ、上記クラン
ク軸線に対する略垂直方向の曲げによる振動に適合する
ように、上記長,短径の長さの比を選定することができ
る。従って、任意のクランク軸に対して上記の横曲げの
振動及び縦曲げの振動に対応した上記ダンパウエイト
の、的確な上記長,短径の半径を選定することができる
ので、上記のクランク軸の縦曲げ及び横曲げの振動を一
つの該ダンパウエイトで効果的な該曲げ振動を低減する
ことができる。
径の長さの比を的確に決定することができ、上記クラン
ク軸線に対する略垂直方向の曲げによる振動に適合する
ように、上記長,短径の長さの比を選定することができ
る。従って、任意のクランク軸に対して上記の横曲げの
振動及び縦曲げの振動に対応した上記ダンパウエイト
の、的確な上記長,短径の半径を選定することができる
ので、上記のクランク軸の縦曲げ及び横曲げの振動を一
つの該ダンパウエイトで効果的な該曲げ振動を低減する
ことができる。
【0063】該楕円環状ダンパウエイトの背面の前面を
上記弾性体で上記回転体の側面に強固に支持されるの
で、上記クランク軸が発生する上記縦曲げ及横曲げ振動
に効果的に共振して該振動を低減するように作用するこ
とができる。
上記弾性体で上記回転体の側面に強固に支持されるの
で、上記クランク軸が発生する上記縦曲げ及横曲げ振動
に効果的に共振して該振動を低減するように作用するこ
とができる。
【図1】本発明の実施例を示す概略説明図である。
【図2】図1のP矢視概略説明図である。
【図3】図1のダンパウエイト及びゴム弾性体の単体の
模式図である。
模式図である。
【図4】図1のクランク軸ダンパの解析ための模式図で
あり、(A)は該ダンパの正面図、(B)は(A)の4
B−4B線に沿う断面図である。
あり、(A)は該ダンパの正面図、(B)は(A)の4
B−4B線に沿う断面図である。
【図5】従来例のダンパ装置を模式的に示した概略説明
図であり、(A)はその縦断面図、(B)はZ矢視説明
である。
図であり、(A)はその縦断面図、(B)はZ矢視説明
である。
【図6】その他の従来例のダンパプーリの説明図であ
り、(A)はその縦断面図であり、(B)は(A)のゴ
ム弾性体の正面図である。
り、(A)はその縦断面図であり、(B)は(A)のゴ
ム弾性体の正面図である。
【図7】図6の応用例を示すもので、(A)はその縦断
面図であり、(B)は(A)のゴム弾性体の正面図であ
る。
面図であり、(B)は(A)のゴム弾性体の正面図であ
る。
62 クランク軸 64 クランク軸ダンパ 66 ダンパプーリ 68 ダンパウエイト 68a 側面 68b 側面 70 ゴム弾性体 70a 側面 70b 側面 72 ベルト溝部 74 ハブ部 76 連結部 78 ベルト溝部の内周 80 ハブ部の外周 82 ダンパマスの外周 84 ダンパマスの内周 86 ゴム弾性体の外周 88 ゴム弾性体の内周
Claims (7)
- 【請求項1】 クランク軸に設けられ該クランク軸と一
体に回転する回転体と、 該回転体の該クランク軸線方向の側面に設けられる弾性
体に支持されるダンパウエイトとを備え、 上記弾性体が上記クランク軸に対して点対称で非真円な
非円環状に形成されていることを特徴とする、クランク
軸ダンパ。 - 【請求項2】 上記ダンパウエイト及び弾性体のうち少
なくとも該弾性体の形状が楕円環状に形成されているこ
とを特徴とする、請求項1記載のクランク軸ダンパ。 - 【請求項3】 上記ダンパウエイト及び弾性体ののうち
少なくとも該弾性体の上記非真円な非円環状又は楕円環
状の長径が、該クランク軸線から該クランク軸のクラン
ク軸ピンを結ぶ直線に略沿うように配設し、 上記の非円環状又は楕円環状の短径が、上記クランクの
軸線と該クランク軸ピンとを結ぶ直線に対して略直交す
る直交線に沿うように配設することを特徴とする、請求
項1又は2記載のクランク軸ダンパ。 - 【請求項4】 上記ダンパウエイト及び弾性体のうち少
なくとも該弾性体の上記非真円な非円環状又は楕円環状
の長径が、該クランク軸の軸線方向の投影図において隣
接する上記クランクアームのなす角を略二等分する、平
面に沿うように配設し、 上記の非円環状又は楕円環状の短径が該クランクの軸線
と上記平面を含む平面に対して略直交する直交線に沿う
ように配設することを特徴とする、請求項1又は2記載
のクランク軸ダンパ。 - 【請求項5】 上記の弾性体が天然又は合成樹脂性のゴ
ムで形成されていることを特徴とする、請求項1〜4の
いずれかに記載のクランク軸ダンパ。 - 【請求項6】 上記クランク軸に設けられる回転体はベ
ルトプーリ,チェーンスプロケット又はギヤであること
を特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のクラン
ク軸ダンパ。 - 【請求項7】 上記の弾性体とダンパウエイトが略同一
形状に形成されていることを特徴とする、請求項1〜6
のいずれかに記載のクランク軸ダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14375395A JPH08338476A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | クランク軸ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14375395A JPH08338476A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | クランク軸ダンパ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338476A true JPH08338476A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15346226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14375395A Withdrawn JPH08338476A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | クランク軸ダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08338476A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000120789A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-25 | Mitsubishi Motors Corp | ダンパ装置 |
| CN116927974A (zh) * | 2022-04-21 | 2023-10-24 | 雅马哈发动机株式会社 | 发动机和包括发动机的鞍乘型车辆 |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP14375395A patent/JPH08338476A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000120789A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-25 | Mitsubishi Motors Corp | ダンパ装置 |
| CN116927974A (zh) * | 2022-04-21 | 2023-10-24 | 雅马哈发动机株式会社 | 发动机和包括发动机的鞍乘型车辆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |