JPH08338548A - 空気弁 - Google Patents

空気弁

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JPH08338548A
JPH08338548A JP14504395A JP14504395A JPH08338548A JP H08338548 A JPH08338548 A JP H08338548A JP 14504395 A JP14504395 A JP 14504395A JP 14504395 A JP14504395 A JP 14504395A JP H08338548 A JPH08338548 A JP H08338548A
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JP
Japan
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valve body
air
piston
small
air hole
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JP14504395A
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English (en)
Inventor
Keiichi Yanase
啓一 柳瀬
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化を図ることができると共に、長期にわ
たって漏水を防止する。 【構成】 遊動弁体6内に組み込まれた小径空気孔用開
閉機構10は、遊動弁体6の下面に形成したシリンダー
室11内に昇降可能に配設されたピストン12と、該ピ
ストン12に突設されてその先端部が小径空気孔7aに
設けた弁座13に嵌入離間可能なピン状弁体14と、シ
リンダー室11のピストン12により密閉された密閉空
間11a内の空気を外部に徐々に逃がす圧抜き孔15と
を有し、ピストン12が空気を通し易くて水を通し難い
多数の細孔12aを有する多孔体により形成され、その
ピストン12の細孔12aを通過して密閉空間11a内
に溜った空気の圧力が所定圧以上になったときに、ピス
トン12を押し下げてピン状弁体14を弁座13から離
間させるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道、農水用などの配
管中の残留空気を排出するための空気弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気弁の一例として図6に示すも
のがある。これは、急速空気弁と称されるものであっ
て、水道用配管(図示せず)に接続される弁箱1内に、
該弁箱1の下部に貫設した連通孔2を通って前記配管内
に連通されると共に、その上端部が弁箱1の上部に貫設
した大径空気孔3を通って外部に連通されるフロート室
4が形成され、該フロート室4内に前記大径空気孔3と
同心状に配置した流通孔5a付き案内筒体5内に、前記
大径空気孔3を開閉するための遊動弁体6と、該遊動弁
体6の中央貫通孔に螺着したノズル7の小径空気孔7a
を開閉するためのフロート弁体8とが昇降可能に設けら
れている。
【0003】上記構成において、配管から弁箱1内に水
が流入して水位が変化することにより、それに連動して
遊動弁体6及びフロート弁体8が昇降し、その遊動弁体
6は、弁座9に当接離間して大径空気孔3を開閉し、こ
れによって、送水開始時の急速排気と送水停止後の急速
吸気とを行なうことができ、また、前記フロート弁体8
は、ノズル7に当接離間して小径空気孔7aを開閉し、
これによって、通水時の吸排気を行なうことができるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
遊動弁体6及びフロート弁体8の専有空間が大きく、空
気弁を小型化する場合の大きな障害になっていた。ま
た、フロート室4内の内圧とフロート弁体8の浮力とに
より、該フロート弁体8を小径空気孔7aに押し付ける
ことにより、小径空気孔7aを閉鎖するようになってお
り、その押付力が小さく、しかも、フロート弁体8の球
状外周面が小径空気孔7aに単に接触しているだけであ
るから、そのフロート弁体8の球状外周面を精密に仕上
げて漏水が生じないようにする必要があり、製作費が高
くつくと共に、そのように精密に仕上げしても、時間が
経過することにより漏水が生じやすくなる。
【0005】本発明は、上記難点に鑑み、小型化を図る
ことができと共に、長期にわたって漏水を防止すること
ができる空気弁を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、水道、農水用などの配管に
接続される弁箱のフロート室内に配置した案内筒体内
に、フロート室の上部に形成した大径空気孔を開閉する
ための遊動弁体が昇降可能に設けられ、該遊動弁体内に
その遊動弁体に形成した小径空気孔を開閉するための小
径空気孔用開閉機構が組み込まれており、該小径空気孔
用開閉機構は、前記遊動弁体の下面に形成したシリンダ
ー室内に昇降可能に配設されたピストンと、該ピストン
に突設されてその先端部が前記小径空気孔に設けた弁座
に嵌入離間可能なピン状弁体と、前記シリンダー室のピ
ストンにより密閉された密閉空間内の空気を外部に徐々
に逃がす圧抜き孔とを有し、前記ピストンが空気を通し
易くて水を通し難い多数の細孔を有する多孔体により形
成され、そのピストンの細孔を通過して前記密閉空間内
に溜った空気の圧力が所定圧以上になったときに、前記
ピストンを押し下げてピン状弁体を弁座から離間させる
ように構成されていることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、水道、農水用など
の配管に接続される弁箱のフロート室内に配置した案内
筒体内に、フロート室の上部に形成した大径空気孔を開
閉するための遊動弁体が昇降可能に設けられ、該遊動弁
体内にその遊動弁体に形成した小径空気孔を開閉するた
めの小径空気孔用開閉機構が組み込まれており、該小径
空気孔用開閉機構は、前記遊動弁体の下面に形成した凹
部を密閉する弾性変形可能なダイヤフラムと、該ダイヤ
フラムの中央部に突設されてその先端部が前記小径空気
孔に設けた弁座に嵌入離間可能なピン状弁体と、前記凹
部のダイヤフラムにより密閉された密閉空間内の空気を
外部に徐々に逃がす圧抜き孔とを有し、前記ダイヤフラ
ムの一部または全体が空気を通し易くて水を通し難い多
数の細孔を有する多孔体により形成され、そのダイヤフ
ラムの細孔を通過して前記密閉空間内に溜った空気の圧
力が所定圧以上になったときに、前記ダイヤフラムを押
し下げてピン状弁体を弁座から離間させるように構成さ
れていることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明において、大径空気孔を閉
鎖した通水状態で、満水時には、フロート室内の内圧に
よりピストンが押し上げられてピン状弁体の先端部が弁
座に嵌入されることにより、小径空気孔が閉鎖されてお
り、この状態からフロート室内に溜まった空気が前記ピ
ストンの細孔を通ってシリンダー室内の密閉空間内に流
入する。その密閉空間には圧抜き孔が連通しているが、
その圧抜き孔を絞って密閉空間内に空気が溜まるように
設定しており、その密閉空間内に溜まった空気の圧力が
所定圧以上になると、ピストンが押し下げられてピン状
弁体の先端部が弁座から離間し、小径空気孔が開放され
てフロート室内に溜まっている空気が外部に放出され
る。
【0009】次に、フロート室内の空気が放出される
と、内圧を受けて前記密閉空間内の空気が圧抜き孔を通
って外部に排出され、ピストンが押し上げられてピン状
弁体の先端部が弁座に嵌入されて小径空気孔が閉鎖され
る。以後、同様の作動が繰り返されてフロート室内の空
気が外部に排出される。
【0010】この場合、従来のフロート弁体に相当する
小径空気孔用開閉機構が遊動弁体内に組み込まれている
ため、空気弁を著しく小型化することができる。また、
フロート室内の内圧によりピストンを押し上げることに
より、ピン状弁体の先端部が弁座に嵌入されるようにな
っているため、小径空気孔を確実に閉鎖して長期にわた
って漏水が生じないようにできる。更に、ピストンを用
いることにより、フロート室内の内圧に即応してピン状
弁体を弁座に対して確実に嵌入離間させることができ
る。
【0011】請求項2記載の発明において、大径空気孔
を閉鎖した通水状態で、満水時には、ピン状弁体の先端
部が弁座に嵌入され、小径空気孔が閉鎖されており、こ
の状態からフロート室内に溜まった空気がダイヤフラム
の一部または全体に形成した細孔を通ってシリンダー室
内の密閉空間内に流入する。その密閉空間には圧抜き孔
が連通しているが、その圧抜き孔を絞って密閉空間内に
空気が溜まるように設定しており、その溜まった空気の
圧力が所定圧以上になると、ダイヤフラムが押し下げら
れてピン状弁体の先端部が弁座から離間し、小径空気孔
が開放されてフロート室内に溜まっている空気が外部に
放出される。
【0012】次に、フロート室内の空気が放出される
と、内圧を受けて前記密閉空間内の空気が圧抜き孔を通
って外部に排出され、ダイヤフラムが押し上げられてピ
ン状弁体の先端部が弁座に嵌入されて小径空気孔が閉鎖
される。以後、同様の作動が繰り返されてフロート室内
の空気が外部に排出される。
【0013】この場合、請求項1記載の発明と同様に、
従来のフロート弁体に相当する小径空気孔用開閉機構が
遊動弁体内に組み込まれているため、空気弁を著しく小
型化することができる。また、ピン状弁体の先端部が弁
座に嵌入されるようになっているため、小径空気孔を確
実に閉鎖して長期にわたって漏水が生じないようにでき
る。更に、ダイヤフラムを用いることにより、構造が簡
単で摺動部が少なく安価に製作することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明の第1の実施例である急速空
気弁を示すものであって、遊動弁体6が水より比重が小
さい材料で製作され、該遊動弁体6内に、その遊動弁体
6の上面中央部に形成した小径空気孔7aを開閉するた
めの小径空気孔用開閉機構10が組み込まれており、該
小径空気孔用開閉機構10は、遊動弁体6の下面に形成
したシリンダー室11内に昇降可能に配設されたピスト
ン12と、該ピストン12に突設されてその先端部が小
径空気孔7aに設けたゴムなどの弾性体からなる弁座1
3に嵌入離間可能なピン状弁体14と、シリンダー室1
1のピストン12により密閉された密閉空間11a内の
空気を外部に徐々に逃がす圧抜き孔15とを有し、前記
ピストン12が空気を通し易くて水を通し難い多数の細
孔12aを有する多孔体により形成され、そのピストン
12の細孔12aを通過して前記シリンダー室11の密
閉空間11a内に溜った空気の圧力が所定圧以上になっ
たときに、前記ピストン12を押し下げてピン状弁体1
4を弁座13から離間させるように構成されている。
【0015】また、17は密閉空間11a内に配設され
てピストン12をフロート室4内の内圧に対抗してピス
トン12を下向きに付勢する圧力調整ばねであって、そ
のばね力は満水時のフロート室4内の内圧による力より
もわずかに小さい程度に設定されており、満水時には圧
縮されてピストン12が上昇するのを許容するようにな
っている(図2参照)。18は遊動弁体6の側面上部に
形成された排気孔であって、弁座13を介して小径空気
孔7aに連通されている。19は水密パッキン、20は
ピストン抜け止めリング、21はピストン12に嵌めた
水密パッキンである。上記以外の構成で図6に示す従来
例と同一の部分については同一符号を付してその説明を
省略する。
【0016】上記構成において、大径空気孔3を閉鎖し
た通水状態で、満水時には、図2実線に示すように水位
W.Lが上がり、フロート室4内の内圧によりピストン
12が押し上げられてピン状弁体14の先端部が弁座1
3に嵌入されることにより、小径空気孔7aが閉鎖され
ており、この状態からフロート室4内に空気が溜まって
図2仮想線に示すように水位W.Lが下がり、その溜ま
った空気がピストン12の細孔12aを通ってシリンダ
ー室11内の密閉空間11a内に流入する。その密閉空
間11aには圧抜き孔15が連通しているが、その圧抜
き孔15を絞って密閉空間11a内に空気が溜まるよう
に設定しており、その密閉空間11a内に溜まった空気
の圧力が所定圧以上になると、図3に示すように、ピス
トン12が押し下げられてピン状弁体14の先端部が弁
座13から離間し、小径空気孔7aが開放されてフロー
ト室4内に溜まっている空気が外部に放出される。
【0017】次に、フロート室4内の空気が放出される
ことにより、その内圧によって前記密閉空間11a内の
空気が圧抜き孔15を通って外部に排出され、ピストン
12が押し上げられてピン状弁体14の先端部が弁座1
3に嵌入されて小径空気孔7aが閉鎖される。以後、同
様の作動が繰り返されてフロート室4内の空気が外部に
排出される。
【0018】この場合、従来のフロート弁体4に相当す
る小径空気孔用開閉機構10が遊動弁体6内に組み込ま
れているため、空気弁を著しく小型化することができ
る。また、フロート室4内の内圧によりピストン12を
押し上げることにより、ピン状弁体14の先端部が弁座
13に嵌入されるようになっているため、小径空気孔7
aを確実に閉鎖して長期にわたって漏水が生じないよう
にできる。更に、ピストン12を用いることにより、フ
ロート室4内の内圧に即応してピン状弁体14を弁座1
3に対して確実に嵌入離間させることができる。
【0019】図4は本発明の第2の実施例を示すもので
あって、遊動弁体6内に組み込まれた小径空気孔用開閉
機構10は、遊動弁体6の下面に形成した凹部23を密
閉する弾性変形可能なダイヤフラム24を有しており、
該ダイヤフラム24は、凹部23の外周部に止着部材2
5により止着されたゴムシートなどの水密性弾性シート
からなるダイヤフラム本体24aと、該ダイヤフラム本
体24aに貼着されて該ダイヤフラム本体24aに貫設
した複数の貫通孔26を塞ぐ通気性フイルム24bとか
らなり、該通気性フイルム24bは、空気を通し易くて
水を通し難い多数の細孔を有する多孔性フイルムにより
形成されている。また、前記ダイヤフラム本体24aの
中央部にピン状弁体14が突設されている。上記以外の
構成は図1〜図3に示す第1の実施例とほぼ同じである
から、同一部分に同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0020】上記構成において、大径空気孔3を閉鎖し
た通水状態で、満水時には、図4実線に示すように水位
W.Lが上がり、フロート室4内の内圧によりダイヤフ
ラム24がほぼ水平状態に維持されてピン状弁体14の
先端部が弁座13に嵌入されることにより、小径空気孔
7aが閉鎖されており、この状態からフロート室4内に
空気が溜まり、図4に仮想線に示すように、水位W.L
が下がって行き、その溜まった空気が通気性フイルム2
4bの細孔を通って凹部23の内の密閉空間23a内に
流入する。その密閉空間23aには圧抜き孔15が連通
しているが、その圧抜き孔15を絞って密閉空間23a
内に空気が溜まるように設定しており、その溜まった空
気の圧力が所定圧以上になると、図4仮想線に示すよう
に、ダイヤフラム24が押し下げられてピン状弁体14
の先端部が弁座13から離間し、小径空気孔7aが開放
されてフロート室4内に溜まっている空気が外部に放出
される。
【0021】次に、フロート室4内の空気が放出される
と、その内圧によって前記密閉空間23a内の空気が圧
抜き孔15を通って外部に排出され、ダイヤフラム24
が押し上げられてピン状弁体14の先端部が弁座13に
嵌入されて小径空気孔7aが閉鎖される。以後、同様の
作動が繰り返されてフロート室4内の空気が外部に排出
される。
【0022】この場合、第1の実施例と同様に、従来の
フロート弁体に相当する小径空気孔用開閉機構10が遊
動弁体6内に組み込まれているため、空気弁を著しく小
型化することができる。また、ピン状弁体14の先端部
が弁座13に嵌入されるようになっているため、小径空
気孔7aを確実に閉鎖して長期にわたって漏水が生じな
いようにできる。更に、ダイヤフラム24を用いること
により、構造が簡単で安価に製作することができる。
【0023】図5は本発明の第3の実施例を示すもので
あって、遊動弁体6内に組み込まれた小径空気孔用開閉
機構10は、遊動弁体6の下面に形成した凹部23を密
閉する弾性変形可能なダイヤフラム28を有しており、
該ダイヤフラム28は、凹部23の外周部に止着部材2
5により止着されたエンジニアリングプラスチックと称
される多孔質のプラスチックシートなどからなり、空気
を通し易くて水を通し難い多数の細孔を有している。上
記以外の構成は図4に示す第2の実施例とほぼ同じであ
るから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0024】上記構成において、大径空気孔3を閉鎖し
た通水状態で、満水時には、図5実線に示すように水位
W.Lが上がり、フロート室4内の内圧によりダイヤフ
ラム28がほぼ水平状態に維持されてピン状弁体14の
先端部が弁座13に嵌入されることにより、小径空気孔
7aが閉鎖されており、この状態からフロート室4内に
空気が溜まって、図5仮想線に示すように、水位W.L
が下がって行くと、その溜まった空気がダイヤフラム2
8の細孔を通って凹部23の内の密閉空間23a内に流
入する。その密閉空間23aには圧抜き孔15が連通し
ているが、その圧抜き孔15を絞って密閉空間23a内
に空気が溜まるように設定しており、その溜まった空気
の圧力が所定圧以上になると、図5仮想線に示すよう
に、ダイヤフラム28が押し下げられてピン状弁体14
の先端部が弁座13から離間し、小径空気孔7aが開放
されてフロート室4内に溜まっている空気が外部に放出
される。
【0025】次に、フロート室4内の空気が放出される
と、その内圧によって前記密閉空間23a内の空気が圧
抜き孔15を通って外部に排出され、ダイヤフラム28
が押し上げられてピン状弁体14の先端部が弁座13に
嵌入されて小径空気孔7aが閉鎖される。以後、同様の
作動が繰り返されてフロート室4内の空気が外部に排出
される。
【0026】この場合、第2の実施例と同様の効果を得
ることができると共に、ダイヤフラム28としてエンジ
ニアリングプラスチックと称される多孔質のプラスチッ
クシートを用いることにより、構造が一層簡単になり、
製作費を安くすることができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来のフ
ロート弁体に相当する小径空気孔用開閉機構が遊動弁体
内に組み込まれているため、空気弁を著しく小型化する
ことができる。また、フロート室内の内圧によりピスト
ンを押し上げることにより、ピン状弁体の先端部が弁座
に嵌入されるようになっているため、小径空気孔を確実
に閉鎖して長期にわたって漏水が生じないようにでき
る。更に、ピストンを用いることにより、フロート室内
の内圧に即応してピン状弁体を弁座に対して確実に嵌入
離間させることができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様に、従来のフロート弁体に相当する小径
空気孔用開閉機構が遊動弁体内に組み込まれているた
め、空気弁を著しく小型化することができる。また、ピ
ン状弁体の先端部が弁座に嵌入されるようになっている
ため、小径空気孔を確実に閉鎖して長期にわたって漏水
が生じないようにできる。更に、ダイヤフラムを用いる
ことにより、構造簡単で製作費を安くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である急速空気弁の縦断
面図である。
【図2】同小径空気孔を閉鎖した状態を示す要部の拡大
縦断面図である。
【図3】同小径空気孔を開放した状態を示す要部の拡大
縦断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例である急速空気弁の要部
の拡大縦断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例である急速空気弁の要部
の拡大縦断面図である。
【図6】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 2 連通孔 3 大径空気孔 4 フロート室 5 案内筒体 6 遊動弁体 7a 小径空気孔 10 小径空気孔用開閉機構 11 シリンダー室 11a 密閉空間 12 ピストン 12a 細孔 13 弁座 14 ピン状弁体 15 圧抜き孔 23 凹部 23a 密閉空間 24 ダイヤフラム 28 ダイヤフラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道、農水用などの配管に接続される弁
    箱のフロート室内に配置した案内筒体内に、フロート室
    の上部に形成した大径空気孔を開閉するための遊動弁体
    が昇降可能に設けられ、該遊動弁体内にその遊動弁体に
    形成した小径空気孔を開閉するための小径空気孔用開閉
    機構が組み込まれており、該小径空気孔用開閉機構は、
    前記遊動弁体の下面に形成したシリンダー室内に昇降可
    能に配設されたピストンと、該ピストンに突設されてそ
    の先端部が前記小径空気孔に設けた弁座に嵌入離間可能
    なピン状弁体と、前記シリンダー室のピストンにより密
    閉された密閉空間内の空気を外部に徐々に逃がす圧抜き
    孔とを有し、前記ピストンが空気を通し易くて水を通し
    難い多数の細孔を有する多孔体により形成され、そのピ
    ストンの細孔を通過して前記密閉空間内に溜った空気の
    圧力が所定圧以上になったときに、前記ピストンを押し
    下げてピン状弁体を弁座から離間させるように構成され
    ていることを特徴とする空気弁。
  2. 【請求項2】 水道、農水用などの配管に接続される弁
    箱のフロート室内に配置した案内筒体内に、フロート室
    の上部に形成した大径空気孔を開閉するための遊動弁体
    が昇降可能に設けられ、該遊動弁体内にその遊動弁体に
    形成した小径空気孔を開閉するための小径空気孔用開閉
    機構が組み込まれており、該小径空気孔用開閉機構は、
    前記遊動弁体の下面に形成した凹部を密閉する弾性変形
    可能なダイヤフラムと、該ダイヤフラムの中央部に突設
    されてその先端部が前記小径空気孔に設けた弁座に嵌入
    離間可能なピン状弁体と、前記凹部のダイヤフラムによ
    り密閉された密閉空間内の空気を外部に徐々に逃がす圧
    抜き孔とを有し、前記ダイヤフラムの一部または全体が
    空気を通し易くて水を通し難い多数の細孔を有する多孔
    体により形成され、そのダイヤフラムの細孔を通過して
    前記密閉空間内に溜った空気の圧力が所定圧以上になっ
    たときに、前記ダイヤフラムを押し下げてピン状弁体を
    弁座から離間させるように構成されていることを特徴と
    する空気弁。
JP14504395A 1995-06-13 1995-06-13 空気弁 Pending JPH08338548A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103925403A (zh) * 2013-01-15 2014-07-16 华为技术有限公司 阀门装置及防水设备
JP2021179217A (ja) * 2020-05-11 2021-11-18 株式会社日邦バルブ 吸排気弁
KR20230130425A (ko) * 2022-03-03 2023-09-12 윤지영 무전원 방식의 솔레노이드 밸브

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