JPH08338687A - 生ごみ処理機 - Google Patents

生ごみ処理機

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JPH08338687A
JPH08338687A JP7144615A JP14461595A JPH08338687A JP H08338687 A JPH08338687 A JP H08338687A JP 7144615 A JP7144615 A JP 7144615A JP 14461595 A JP14461595 A JP 14461595A JP H08338687 A JPH08338687 A JP H08338687A
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food waste
exhaust
fan
steam
air
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Yukio Hayashida
幸雄 林田
Tetsuo Obata
哲生 小畑
Hiromi Hirota
弘美 広田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生ごみの乾燥効率を高め、乾燥減量時間の短
縮を図ることを目的とする。 【構成】 生ごみを収容する生ごみ処理容器1と、生ご
み処理容器1内の生ごみを加熱するヒーター10と、生
ごみ処理容器1内の生ごみとヒーターとを略密閉状態で
収容する収容空間Aと、前記収容空間内の空気を撹拌す
る撹拌ファンと、前記収容空間の一部に設けた蒸気排出
口と、この蒸気排出口と連通し、蒸気を収容空間外に排
気する排気経路と、収容空間Aの上部を開閉自在に覆う
蓋6を備え、収容空間Aの空気を撹拌するとともに、排
気経路15内の排気を行う送風用ファン9を蓋6の下面
に配設し、送風用ファン9の外周には仕切板14を配設
して、蓋6の下面と仕切板14との間に排気経路15を
形成した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に家庭の台所で発生す
る生ごみを温風により減量処理する温風乾燥式の生ごみ
処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温風式の生ごみ処理機の構成を図
4に示す。図において、31は生ごみを処理する生ごみ
処理容器で、この生ごみ処理容器31は収容容器32内
に収容されている。生ごみ処理容器31の内部には粉砕
撹拌羽根33を回転自在に配し、生ごみ処理容器31内
の生ごみを撹拌する。また、生ごみ処理容器31の内側
壁には粉砕撹拌羽根33の回転により生ごみを粉砕する
固定刃34を設けている。
【0003】生ごみ処理容器31の上方を開閉可能に覆
う蓋35を有し、この蓋35下面には、送風ファン36
と送風ファンの36の外周に配したヒータ37を取り付
けている。送風ファン36とヒータ37の両方を動作さ
せることで、生ごみ処理容器31内の生ごみに温風を送
り乾燥させることができる。つまり、送風ファン36と
ヒータ37により、生ごみに温風を送り込む加熱送風部
38を構成している。
【0004】加熱送風部38は蓋35の下面より処理容
器31内部に突出しており、また、加熱送風部38は下
面に多数の穴39を有したカバー部40で覆われてい
る。カバー部40の外周部と生ごみ処理容器31の上部
開口部との間には隙間44を設けており、収容容器32
と生ごみ処理容器31とは上記隙間を介して連通してい
る。収容容器32は本体内に設けられており、収容容器
32と本体外側面に設けた排気孔部41とを連通させて
いる。また、送風ファン36の回転軸部42を蓋35の
内部に突出させ、かつ回転軸部42の外周側に蓋35内
部と連通する吸気部43を設け、蓋35内に導入される
外気を生ごみ処理容器31内に導入する構成である。
【0005】上記構成の生ごみ処理機では、生ごみ処理
機31内の生ごみに、加熱送風部38の温風を供給し、
生ごみを加熱乾燥する。加熱送風部38により生ごみの
加熱が進行してくると、生ごみ処理容器31内で蒸気が
発生する。この発生した蒸気の一部は、生ごみ処理容器
31とカバー部40との隙間44より収容容器32内に
流出し、さらに収容容器32から排気孔部41を介して
外気に排気される(強制的に排気するために、収容容器
32と排気孔部41との経路中に排気ファン45を設け
ている)。また、水蒸気の排気が行われると生ごみ処理
容器31内の圧力が低下するので、吸気部43より外気
が生ごみ処理容器31内に流入し、上記動作を繰り返す
ことにより生ごみ処理容器31内の生ごみを乾燥減量さ
せていくものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の生ごみ
処理機では、加熱送風部38から生ごみ処理容器31内
の生ごみへ送られる温風の一部は、生ごみ処理容器31
とカバー部40との隙間から収容容器32側に流れ出し
てしまうため、加熱送風部38の温風の一部は生ごみの
乾燥にほとんど寄与することなく本体外に排気されてし
まう。このため、生ごみを乾燥させる効率が悪く、生ご
みの乾燥減量処理に必要以上の時間がかかっていた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、生ご
みの乾燥効率を向上させ、生ごみの乾燥減量処理する時
間を短縮させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の課題解決手段は、生ごみを収容する
生ごみ処理容器と、この生ごみ処理容器内の生ごみを加
熱する加熱装置と、前記生ごみ処理容器内の生ごみと加
熱装置を略密閉状態で収容する収容空間と、前記収容空
間内の空気を撹拌する撹拌ファンと、前記収容空間の一
部に設けた蒸気排出口と、この蒸気排出口と連通し、蒸
気を収容空間外に排気する排気経路と、排気経路に空気
を流す排気ファンとを備えたものである。
【0009】本発明の第2の課題解決手段は、上記第1
の課題解決手段の構成に加え、生ごみ処理容器内の生ご
みを撹拌する撹拌手段を備えたものである。
【0010】本発明の第3の課題解決手段は、上記第1
の課題解決手段における排気ファンの風量を撹拌ファン
の風量より小さくしたものである。
【0011】第4の課題解決手段は、上記第1〜3の課
題解決手段における収容空間の上部を開閉自在に覆う蓋
を備え、撹拌ファンおよび排気ファンを兼用する送風用
ファンを前記蓋の下面に配設するとともに、前記送風用
ファンの外周には加熱装置を配設し、前記加熱装置より
上部でかつ送風用ファンの外周には仕切板を配設して、
前記蓋の下面と仕切板との間に排気経路を形成したもの
である。
【0012】第5の課題解決手段は、上記第4の課題解
決手段における排気経路の外周を閉塞するとともにに、
排気経路内には、送風用ファンの外周から排気経路外周
の蒸気吹出口に延設した案内部材を設けたものである。
【0013】第6の課題解決手段は、上記第4、5の課
題解決手段における仕切板を下方向に湾曲するお椀形状
としたものである。
【0014】第7の課題解決手段は、上記第1〜6の課
題解決手段における排気経路の蒸気吹出口よりずらした
位置に、水蒸気量を温度により検知する終了センサーを
設けたものである。
【0015】第8の課題解決手段は、上記第1〜7の課
題解決手段における生ごみ処理容器内の温度を制御する
温度センサーを備え、この温度センサーは、収容空間内
の温度と排気経路の蒸気排出口近傍の温度の両方を検知
し、加熱装置の加熱量を制御するものである。
【0016】第9の課題解決手段は、上記第1〜8の課
題解決手段における収容空間の外部に排気された蒸気
を、本体外に排気する排気手段と、前記本体内に空気を
導入する空気取り入れ口を備えたものである。
【0017】
【作用】第1の課題解決手段によれば、生ごみ処理容器
内の生ごみは加熱装置と撹拌ファンの動作により温風加
熱され、生ごみに含まれる水分は水蒸気となる。発生し
た水蒸気は、排気経路と連通した水蒸気排出口から排気
経路内に導入されるのであるが、排気経路内には排気フ
ァンにより導入した水蒸気を速やかに収容容器外に排気
することができ、また、排気ファンの働きにより蒸気排
出口に水蒸気を吸引することができ、円滑かつ速やかに
排気経路内に水蒸気を導入することもできる。また、温
風はほぼ密閉した収容空間内を循環するので、温風が収
容空間外に漏れて加熱乾燥効率を低下せせることを防止
できる。
【0018】第2の課題解決手段では、生ごみ処理容器
内の生ごみを撹拌して、送風ファンおよび加熱装置で発
生した温風が、生ごみに万遍なく行き渡るようにしてい
る。水蒸気が発生し始めると、生ごみが撹拌される毎に
水蒸気が多量に発生しても、蒸気を速やかに排気経路に
導入することができる。
【0019】第3の課題解決手段では、排気ファンによ
る風量が小さいので、排気経路内に蒸気以外に温風を吸
い込むことが抑制でき、収容空間内の温風を無駄に排気
経路から外部に排気するのを抑制することができる。ま
た、収容空間内の温風を撹拌する撹拌ファンの風量は多
いので、生ごみ処理容器の隅々に温風を行き渡らせるこ
とができ、生ごみを万遍なく加熱乾燥する。
【0020】第4の課題解決手段では、収容空間の上部
を開閉自在に覆う蓋を備え、この蓋の下面に撹拌ファン
および排気ファンを兼用する送風用ファンを配設する構
成なので、各ファンを設ける必要もなく、構造が簡素化
でき、小型化を図ることができる。また、送風用ファン
の外周に仕切板を配設して、蓋の下面と仕切板との間に
排気経路を形成しているので、排気経路を別途構成する
必要もなく、蓋を活用して簡易な構造を提供することが
でき、組立性を向上させることができる。
【0021】第5の課題解決手段では、仕切板と蓋の下
面とで構成した排気経路の外周を閉塞してファンケーシ
ングを構成し、しかも、ファンケーシングとして機能す
る排気経路内には、蒸気吹出口に延設して案内部材を設
けているので、送風用ファンの外周方向に流出する蒸気
を案内部材により効率よく蒸気吹出口に導出でき、効率
よく蒸気を排気できるとともに、蒸気吹出口が位置する
決められた箇所に蒸気を排出できる。
【0022】第6の課題解決手段では、排気経路の一部
を構成する仕切板を下方向に湾曲するお椀形状としてい
るので、送風用ファンの外周方向に向かう風の流れを仕
切板で円滑に下向きに変更することができ、生ごみ処理
容器の底部まで風を送り込むことができる。
【0023】第7の課題解決手段では、蒸気吹出口より
ずらした位置に終了センサーを設けているので、蒸気吹
出口から水蒸気と共に温風が流出しても、温風が直接、
終了センサーに影響を与えることがない。つまり、水蒸
気が多く排気される場合にはその蒸気吹出口よりずらし
た位置の温度は高くなり、加熱乾燥が終了するにしたが
い、水蒸気の排気が少なくなるので温度は低くなる。こ
の温度変化により終了を検知することができるが、水蒸
気の排気が少なくなっても、水蒸気とともに排気される
温風は少なくならないので、温風により蒸気吹出口の温
度は水蒸気が減少しても下がらないことになる。よっ
て、蒸気吹出口よりずらした位置の温度を検知すること
により、正確に終了検知を行うことができる。
【0024】第8の課題解決手段では、生ごみ処理容器
内の温度を制御する温度センサーで、収容空間内の温度
と排気経路の蒸気排出口近傍の温度の両方を検知してい
るので、収容空間内に多量に水蒸気が発生する場合に
は、温度センサーの検知温度を低下させて、加熱装置の
加熱量をより高め、素早く生ごみから水分を取り除くこ
とができる。
【0025】第9の課題解決手段では、排気経路から排
気された水蒸気を、排気手段によりさらに本体外に強制
排気するので、排気経路から水蒸気を円滑に本体外に排
気することができ、収容空間内の水蒸気の発生を促進で
き、乾燥減量時間を短縮することができる。
【0026】
【実施例】本発明の一実施例を図1から図3に基づき説
明する。図1において、1は生ごみ処理容器であり、生
ごみ処理容器1の内壁には固定刃2が設けられ、また内
底部には回転刃3が回転自在に配されている。回転刃3
は生ごみ処理容器1内の生ごみを撹拌する撹拌手段で、
固定刃2と回転刃3とにより生ごみを粉砕する。また、
回転刃3は駆動モ−タ4の回転力がベルト5を介して伝
達される。
【0027】6は蓋で、その蓋6の一端側にはヒンジ7
が、多端側にはロック機構8が設けられ、ヒンジ7を軸
として開閉可能に取り付けられている。蓋6の下面には
図2、図3に示す送風用ファン9と、送風用ファン9の
外周に配設された加熱装置の一種であるヒーター10
と、生ごみ処理容器1内を検知し、ヒーター10の加熱
量を制御する温度センサー11とが取り付けられてい
る。ヒーター10より上方で、かつ送風用ファン9の外
周には、蓋6の下面と間隙を有して仕切板14が取り付
けられ、仕切板14と蓋6の下面との間に排気経路15
を形成している。この仕切板14は、図3に示すように
下方に湾曲したお椀形状をしている。
【0028】また、仕切板14の一部には蒸気排出口1
1aが設けられ、蓋6の下面に取り付けた温度センサー
11の先端部が蒸気排出口11aを通り抜けて生ごみ処
理容器1側まで突出している。12は下面に複数の孔を
設けたカバーで、送風用ファン、ヒーター10および温
度センサー11を覆っている。このカバー12は生ごみ
処理容器1の上部開口部からその内部に突出して配され
ており、またカバー12の外周側には段部12aが形成
され、この段部12aと生ごみ処理容器1の上部開口部
の周縁とが近接して位置し、生ごみ処理容器1をほぼ密
閉した状態としている。すなわち、生ごみ処理容器1内
の生ごみとヒーター10および送風用ファン9はほぼ密
閉した収容空間Aに収容されている。
【0029】また、仕切板14の取付位置は、送風用フ
ァン9の回転軸方向で、蓋6の下面から仕切板の間の寸
法aが、仕切板14から送風用ファン9の下端面までの
寸法bより小さくなるようにしている。詳述すると、送
風用ファン9を仕切板14により上下に仕切り、上部の
排気経路15側に位置する送風用ファンを排気ファンと
して機能させ、仕切板14より下方に位置する送風用フ
ァン9を温風を撹拌する撹拌ファンとして機能させ、し
かも、寸法aが寸法bより小さくして、排気ファンの風
量を撹拌ファンの風量より小さくしている。
【0030】また、仕切板14と蓋6下面との間に形成
された排気経路15の外周側は閉塞し、排気経路15側
をファンケーシングとして構成している。その閉塞した
外周側壁の一部に蒸気吹出口13を設けている。送風用
ファン9の外周側から蒸気吹出口13延設して案内部材
16を設けている。送風用ファン9の外周に向かう風の
流れを蒸気吹出口13に効率よく移動させるため、案内
部材16を送風用ファン9の回転接線方向に設け、送風
用ファン9の外周方向に流れ出た風が円滑に蒸気吹出口
13から排気されるようにしている。
【0031】また、生ごみ処理容器1を収容する収容容
器21の外壁には、水蒸気温度により乾燥の終了を検知
する終了センサー17を取り付けている。この終了セン
サー17の取付箇所は、蒸気吹出口13から吹き出され
る水蒸気などが直接当たる位置よりずらし、かつ、なる
べく吹き出された直後の水蒸気の温度を検知できる上流
側に配している。
【0032】さらに、送風用ファン9の回転軸を外周か
ら覆う円筒部材を排気経路15と連通させて設け、しか
も円筒部材の側壁には空気取り入れ口19を設けてい
る。また、収容容器21内の水蒸気などを本体20外に
排気する排気手段である排気ファン18を有し、収容容
器21内の水蒸気などを本体20の側壁から強制的に排
気する構成である。
【0033】以上のように構成された生ごみ処理機にお
いて、その動作を説明する。まず、蓋6のロック機構を
解除して蓋6を開け、生ごみを生ごみ処理容器1内に投
入する。そして、蓋6を閉じ、電源(図示せず)を入れ
て生ごみ処理機の運転を開始させる。生ごみ処理容器1
内に投入された生ごみは、回転刃3により攪拌されると
共に回転刃3と固定刃2により粉砕される。一方、蓋6
の下面に設けられた送風用ファン9により吹き出された
風が、ヒーター10により加熱され、温風となって生ご
み処理容器1内の生ごみに供給される。仕切板14の形
状がお椀形状であるので、仕切板14より下方の送風用
ファン9の外周方向に吹き出された風は、水平方向から
徐々に下方向に向きを変え、生ごみ処理容器1内壁に沿
ってその底部に向かって流れ込む。そして、生ごみ処理
容器1内の生ごみを加熱した後、送風用ファン15の中
心に向かって上昇する。すなわち、図1の矢印Bのよう
な循環風を発生させている。特に、仕切板14の形状が
お椀形状であるので、送風用ファン9の風の流れを生ご
み処理容器1内の底部まで行き渡らせることができ、効
率よく生ごみを加熱する。なお、ヒーター10は、生ゴ
ミ処理容器1内の温度が一定となるよう温度制御用の温
度センサー11により通電がコントロールされている。
【0034】次に、生ごみが加熱されることにより発生
した水蒸気は、生ごみ処理容器1と加熱装置12がほぼ
密閉状態となっているため、排気経路15に設けた蒸気
排出口11aから排気経路15内に導入される。さら
に、排気経路15内に位置する送風用ファン9により、
空気取り入れ口19から蒸気吹出口13に向かって排気
経路15内の空気流が発生しているので、排気経路15
内に流れ込んだ蒸気は速やかに蒸気吹出口13から排気
される。また、排気経路15内に空気の流れがあるの
で、蒸気排出口11a付近には吸引力が働き、収容空間
A内で発生した水蒸気を効率よく排気経路15内に導入
することができる。特に、生ごみ処理容器1内の生ごみ
を回転刃3により撹拌する毎に、多量の水蒸気が発生す
るが、このような多量の水蒸気を排気経路15内に速や
かに導入すると共に、排気経路15内の蒸気も速やかに
蒸気吹出口13から排気でき、蒸気の発生量が変化する
場合にも、十分に対応することができる。
【0035】また、仕切板14の位置を蓋6下面側に近
づけて、すなわち寸法a<寸法bに設定して、排気経路
15内の風量を収容空間A内を循環させる風量より小さ
くしているので、排気経路15内の風量を小さくでき、
収容空間A内の温風を排気経路15内に吸い込むことが
抑制でき、収容空間A内の温風を無駄に排気経路15か
ら外部に排気するのを抑制することができる。また、収
容空間A内の温風を撹拌する風量は多いので、生ごみ処
理容器1の隅々に温風を行き渡らせることができ、生ご
みを万遍なく加熱乾燥する。
【0036】また、収容空間Aの上部を開閉自在に覆う
蓋6の下面に撹拌ファンおよび排気ファンを兼用する送
風用ファン9を配設する構成なので、各ファンを設ける
必要もなく、構造が簡素化でき、小型化を図ることがで
きる。特に、本実施例では、生ごみ処理容器1の上部開
口部内に送風用ファン9を配しているので、送風用ファ
ン9と生ごみとの距離を小さくして、加熱効率を高める
と共に、高さ方向における大きさも小型化できる。ま
た、送風用ファン9の外周に仕切板14を配設して、蓋
6の下面と仕切板14との間に排気経路15を形成して
いるので、排気経路15を別部品により別途組み立てる
必要もなく、蓋6を活用して簡易な構造を提供すること
ができ、組立性を向上させることができる。
【0037】また、排気経路15の外周を閉塞してファ
ンケーシングを構成し、しかも、ファンケーシングとし
て機能する排気経路15内には、蒸気吹出口13に延設
して案内部材16を設けているので、送風用ファン9を
図2の矢印D方向に回転させると、送風用ファン9の外
周方向に流出する風の流れが発生する。この外周方向に
流れ出した風は、排気経路15の外周壁に沿って、すな
わち矢印E方向に流れる。そして、案内部材16に沿っ
て流れ、蒸気吹出口13より流出する。よって、仕切板
14の一部に設けた蒸気排出口11aから流入した蒸気
を蒸気吹出口13に、効率よく排気できるとともに、蒸
気吹出口13が位置する、決められた箇所に蒸気を排出
できる。
【0038】また、蒸気吹出口13よりずらした位置に
終了センサー17を設けているので、蒸気吹出口13か
ら水蒸気と共に温風が流出しても、温風が直接、終了セ
ンサー17に影響を与えることがない。つまり、水蒸気
が多く排気される場合には、その蒸気吹出口13よりず
らした位置の収容容器21の側壁温度は高くなり、加熱
乾燥が終了するにしたがい、水蒸気の排気が少なくなる
のでその温度は低くなる。この温度変化により終了を検
知することができるが、水蒸気の排気が少なくなって
も、水蒸気とともに排気される温風は少なくならないの
で、蒸気吹出口13からの温風が直接当たる収容容器2
1の側壁温度は水蒸気が減少しても下がらないことにな
る。よって、蒸気吹出口13よりずらした収容容器21
の側壁の温度を検知することにより、正確に終了検知を
行うことができる。また、収容容器21に排気された蒸
気は、図2の矢印F方向に移動するが、なるべく水蒸気
の影響をとらえやい上流側、直接温風が当たる収容容器
21の側壁より少し下流側に終了センサー17を配し、
温風の影響を少なく、水蒸気の変化を検知し易くしてい
る。
【0039】また、生ごみ処理容器1内の温度を制御す
る温度センサー11で、収容空間A内の温度と排気経路
15の蒸気排出口近傍の温度の両方を検知しているの
で、収容空間内に多量に水蒸気が発生する場合には、温
度センサー11の検知温度を低下させて、ヒーター7の
加熱量をより高め、素早く生ごみから水分を取り除くこ
とができる。
【0040】また、排気経路15から収容容器21内に
排気された水蒸気を、排気手段18によりさらに本体2
0外に強制排気するので、排気経路15から水蒸気を円
滑に本体20外に排気することができ、収容空間A内の
水蒸気の発生を促進でき、乾燥減量時間を短縮すること
ができる。
【0041】
【発明の効果】第1の課題解決手段によれば、排気経路
内に排気ファンを設けているので、排気経路内に導入し
た水蒸気を速やかに収容空間外に排気することができ、
また、排気ファンの働きにより蒸気排出口に水蒸気を吸
引することができ、円滑かつ速やかに排気経路内に水蒸
気を導入することもできる。また、温風はほぼ密閉した
収容空間内を循環するので、温風が収容空間外に漏れて
加熱乾燥効率を低下せせることを防止できる。
【0042】第2の課題解決手段では、生ごみが撹拌さ
れる毎に水蒸気が多量に発生しても、蒸気を速やかに排
気経路に導入することができる。
【0043】第3の課題解決手段では、排気ファンによ
る風量が小さいので、排気経路内に蒸気以外に温風を吸
い込むことが抑制でき、収容空間内の温風を無駄に排気
経路から外部に排気するのを抑制することができる。ま
た、収容空間内の温風を撹拌する撹拌ファンの風量は多
いので、生ごみ処理容器の隅々に温風を行き渡らせるこ
とができ、生ごみを万遍なく加熱乾燥する。
【0044】第4の課題解決手段では、収容空間の上部
を開閉自在に覆う蓋を備え、この蓋の下面に撹拌ファン
および排気ファンを兼用する送風用ファンを配設する構
成なので、各ファンを設ける必要もなく、構造が簡素化
でき、小型化を図ることができる。また、送風用ファン
の外周に仕切板を配設して、蓋の下面と仕切板との間に
排気経路を形成しているので、排気経路を別途構成する
必要もなく、蓋を活用して簡易な構造を提供することが
でき、組立性を向上させることができる。
【0045】第5の課題解決手段では、仕切板と蓋の下
面とで構成した排気経路の外周を閉塞してファンケーシ
ングを構成し、しかも、ファンケーシングとして機能す
る排気経路内には、蒸気吹出口に延設して案内部材を設
けているので、送風用ファンの外周方向に流出する蒸気
を案内部材により効率よく蒸気吹出口に導出でき、効率
よく蒸気を排気できるとともに、蒸気吹出口が位置する
決められた箇所に蒸気を排出できる。
【0046】第6の課題解決手段では、排気経路の一部
を構成する仕切板を下方向に湾曲するお椀形状としてい
るので、送風用ファンの外周方向に向かう風の流れを仕
切板で円滑に下向きに変更することができ、生ごみ処理
容器の底部まで風を送り込むことができる。
【0047】第7の課題解決手段では、蒸気吹出口より
ずらした位置に終了センサーを設けているので、蒸気吹
出口から水蒸気と共に温風が流出しても、温風が直接、
終了センサーに影響を与えることがなく、終了を正確に
検知することができる。
【0048】第8の課題解決手段では、生ごみ処理容器
内の温度を制御する温度センサーで、収容空間内の温度
と排気経路の蒸気排出口近傍の温度の両方を検知してい
るので、収容空間内に多量に水蒸気が発生する場合に
は、温度センサーの検知温度を低下させて、加熱装置の
加熱量をより高め、素早く生ごみから水分を取り除くこ
とができる。
【0049】第9の課題解決手段では、排気経路から排
気された水蒸気を、排気手段によりさらに本体外に強制
排気するので、排気経路から水蒸気を円滑に本体外に排
気することができ、収容空間内の水蒸気の発生を促進で
き、乾燥減量時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す生ごみ処理機の断面図
【図2】図1のC−C断面図
【図3】同生ごみ処理機の要部断面図
【図4】従来の生ごみ処理機の断面図
【符号の説明】
1 生ごみ処理容器 3 回転刃(撹拌手段) 6 蓋 9 送風用ファン(排気ファン、撹拌ファン) 10 ヒーター(加熱装置) 11 温度センサー 11a 水蒸気排出口 13 水蒸気吹出口 14 仕切板 15 排気経路 16 案内部材 17 終了センサー 18 排気手段 19 空気取り入れ口 20 本体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみを収容する生ごみ処理容器と、こ
    の生ごみ処理容器内の生ごみを加熱する加熱装置と、前
    記生ごみ処理容器内の生ごみと前記加熱装置とを略密閉
    状態で収容する収容空間と、前記収容空間内の空気を撹
    拌する撹拌ファンと、前記収容空間の一部に設けた蒸気
    排出口と、この蒸気排出口と連通し、蒸気を収容空間外
    に排気する排気経路と、排気経路に空気を流す排気ファ
    ンとを備えた生ごみ処理機。
  2. 【請求項2】 生ごみ処理容器内の生ごみを撹拌する撹
    拌手段を備えた請求項1記載の生ごみ処理機。
  3. 【請求項3】 排気ファンの風量を撹拌ファンの風量よ
    り小さくした請求項1記載の生ごみ処理機。
  4. 【請求項4】 収容空間の上部を開閉自在に覆う蓋を備
    え、撹拌ファンおよび排気ファンを兼用する送風用ファ
    ンを前記蓋の下面に配設するとともに、前記送風用ファ
    ンの外周には加熱装置を配設し、前記加熱装置より上部
    でかつ送風用ファンの外周には仕切板を配設して、前記
    蓋の下面と仕切板との間に排気経路を形成した請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の生ごみ処理機。
  5. 【請求項5】 排気経路の外周を閉塞するとともにに、
    排気経路内には、送風用ファンの外周から排気経路外周
    の蒸気吹出口に延設した案内部材を設けた請求項4記載
    の生ごみ処理機。
  6. 【請求項6】 仕切板を下方向に湾曲するお椀形状とし
    た請求項4または5記載の生ごみ処理機。
  7. 【請求項7】 排気経路の蒸気吹出口よりずらした位置
    に水蒸気量を温度により検知する終了センサーを設けた
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の生ごみ処理機。
  8. 【請求項8】 生ごみ処理容器内の温度を制御する温度
    センサーは、収容空間内の温度と排気経路の蒸気排出口
    近傍の温度の両方を検知し、加熱装置の加熱量を制御す
    る請求項1〜7のいずれか1項に記載の生ごみ処理機。
  9. 【請求項9】 収容空間の外部に排気された蒸気を本体
    外に排気する排気手段と、前記本体内に空気を導入する
    空気取り入れ口を備えた請求項1〜8のいずれか1項に
    記載の生ごみ処理機。
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