JPH08338749A - コリオリ流量計 - Google Patents
コリオリ流量計Info
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- JPH08338749A JPH08338749A JP14717095A JP14717095A JPH08338749A JP H08338749 A JPH08338749 A JP H08338749A JP 14717095 A JP14717095 A JP 14717095A JP 14717095 A JP14717095 A JP 14717095A JP H08338749 A JPH08338749 A JP H08338749A
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コリオリ流量計の取付姿勢により生ずる零ド
リフトをなくす。 【構成】 被測流体が流れるフローチューブ3,4が近
接、離間するように交番駆動してフローチューブ3,4
に生ずるコリオリの力を検出するセンサ10を、フロー
チューブ3と4とに両端8a,8bおよび9a,9cの
各々2個所で溶着し、互いに対向した熱良導性のブラケ
ット8,9の面8c,9cに取り付ける。フローチュー
ブ3,4内に、高温又は低温の流体が流れたとき、流体
の熱がブラケット8,9に応答よく伝達してセンサ10
に達し、同一温度に保たれるので、センサ10はコリオ
リ流量計の取付姿勢変化による雰囲気温度対流に影響さ
れることがなく、流体温度のみに依存して変化するの
で、零ドリフトが生じない。
リフトをなくす。 【構成】 被測流体が流れるフローチューブ3,4が近
接、離間するように交番駆動してフローチューブ3,4
に生ずるコリオリの力を検出するセンサ10を、フロー
チューブ3と4とに両端8a,8bおよび9a,9cの
各々2個所で溶着し、互いに対向した熱良導性のブラケ
ット8,9の面8c,9cに取り付ける。フローチュー
ブ3,4内に、高温又は低温の流体が流れたとき、流体
の熱がブラケット8,9に応答よく伝達してセンサ10
に達し、同一温度に保たれるので、センサ10はコリオ
リ流量計の取付姿勢変化による雰囲気温度対流に影響さ
れることがなく、流体温度のみに依存して変化するの
で、零ドリフトが生じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コリオリ流量計に関
し、より詳細には、コリオリ流量計のセンサ取付部の構
造に関する。
し、より詳細には、コリオリ流量計のセンサ取付部の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、コリオリ流量計は、流体
が流れるフローチューブを両端支持して支持点まわりに
角速度ωの交番振動で駆動したとき、フローチューブに
質量流量mと角速度ωのベクトル積に比例したコリオリ
の力Fが作用することを利用し、コリオリの力Fを計測
して質量流量mを求める質量流量計である。交番駆動さ
れたフローチューブは、このコリオリの力Fにより変形
し、フローチューブの、支持位置からの対称位置では、
コリオリの力Fに比例した位相差が生ずるので、この位
相差を検出して質量流量mを求めることができる。
が流れるフローチューブを両端支持して支持点まわりに
角速度ωの交番振動で駆動したとき、フローチューブに
質量流量mと角速度ωのベクトル積に比例したコリオリ
の力Fが作用することを利用し、コリオリの力Fを計測
して質量流量mを求める質量流量計である。交番駆動さ
れたフローチューブは、このコリオリの力Fにより変形
し、フローチューブの、支持位置からの対称位置では、
コリオリの力Fに比例した位相差が生ずるので、この位
相差を検出して質量流量mを求めることができる。
【0003】フローチューブは、コリオリの力を発生さ
せるコリオリ流量計の要部であり、その形状により直管
と湾曲管に大別できる。いずれのフローチューブをもっ
たコリオリ流量計においても交番振動の角速度ωをフロ
ーチューブの固有振動数ω0に選ぶことにより、固有振
動数ω0から流体の密度ρを計測することが可能とな
り、しかも駆動エネルギが最小となり駆動効率を高める
ことができる。
せるコリオリ流量計の要部であり、その形状により直管
と湾曲管に大別できる。いずれのフローチューブをもっ
たコリオリ流量計においても交番振動の角速度ωをフロ
ーチューブの固有振動数ω0に選ぶことにより、固有振
動数ω0から流体の密度ρを計測することが可能とな
り、しかも駆動エネルギが最小となり駆動効率を高める
ことができる。
【0004】図3は、従来のコリオリ流量計の一例を説
明するための斜視図であり、図中、21はマニホール
ド、22は基台、23,24はフローチューブ、25は
ブレースバー、26,27はブラケット、28は駆動
部、29はセンサである。
明するための斜視図であり、図中、21はマニホール
ド、22は基台、23,24はフローチューブ、25は
ブレースバー、26,27はブラケット、28は駆動
部、29はセンサである。
【0005】図3に示したコリオリ流量計のフローチュ
ーブ23,24は、U字形に湾曲した同一形状の湾曲管
であり、各々の両端部は、基台22に支持されマニホー
ルド21内に開口している。マニホールド21は両端に
接続フランジ21aを有し、接続フランジ21aを介し
て配管接続され、フローチューブ23,24に等流量の
流体が流れるようにマニホールド21の上下流を内部ま
で支切る支切板(図示せず)が設けられている。また、
フローチューブ23,24の両端近傍には、音叉状に駆
動したとき振動の節部を形成させるためのブレースバー
25が設けられ、更に、フローチューブ23,24が平
行な姿勢を保つように相互固着されている。
ーブ23,24は、U字形に湾曲した同一形状の湾曲管
であり、各々の両端部は、基台22に支持されマニホー
ルド21内に開口している。マニホールド21は両端に
接続フランジ21aを有し、接続フランジ21aを介し
て配管接続され、フローチューブ23,24に等流量の
流体が流れるようにマニホールド21の上下流を内部ま
で支切る支切板(図示せず)が設けられている。また、
フローチューブ23,24の両端近傍には、音叉状に駆
動したとき振動の節部を形成させるためのブレースバー
25が設けられ、更に、フローチューブ23,24が平
行な姿勢を保つように相互固着されている。
【0006】また、フローチューブ23の先端位置に
は、マニホールド21と軸平行なブラケット26がフロ
ーチューブ23両脚の接合位置26aで電子ビーム溶接
等により固着され、また同様に、フローチューブ24の
先端位置には、前記ブラケット26と対向した位置にブ
ラケット27がフローチューブ24両脚に電子ビーム溶
接等で固着されている。ブラケット26,27には、中
央位置に駆動部28が、両端位置に一対のセンサ29が
各々固着されている。
は、マニホールド21と軸平行なブラケット26がフロ
ーチューブ23両脚の接合位置26aで電子ビーム溶接
等により固着され、また同様に、フローチューブ24の
先端位置には、前記ブラケット26と対向した位置にブ
ラケット27がフローチューブ24両脚に電子ビーム溶
接等で固着されている。ブラケット26,27には、中
央位置に駆動部28が、両端位置に一対のセンサ29が
各々固着されている。
【0007】駆動部28は、コアー28aとボビン状の
駆動コイル28b、センサ29は、ピックオフコイル2
9aとマグネット29bとからなり、各々のコイルのリ
ード線(図示せず)は基台22の中央部22aに設けら
れたコネクタ(図示せず)を介して外部に導出される。
駆動コイル28b、センサ29は、ピックオフコイル2
9aとマグネット29bとからなり、各々のコイルのリ
ード線(図示せず)は基台22の中央部22aに設けら
れたコネクタ(図示せず)を介して外部に導出される。
【0008】上述の図3に示したコリオリ流量計は、駆
動部28を駆動してフローチューブ23,24を互いに
近接、離間する、いわゆる音叉状に相対運動させ、一対
のセンサ29からはコリオリの力に比例した位相差をも
った正弦波速度信号が検出され、位相差に比例した質量
流量が検出される。しかし、フローチューブ23,24
に作用するコリオリの力は駆動力に比べて極めて小さ
く、従ってコリオリの力に比例した位相差信号も小さ
く、高精度な質量流量を検出するためには、位相差信号
を外乱影響を受けることなく安定して検出することが第
1の条件である。
動部28を駆動してフローチューブ23,24を互いに
近接、離間する、いわゆる音叉状に相対運動させ、一対
のセンサ29からはコリオリの力に比例した位相差をも
った正弦波速度信号が検出され、位相差に比例した質量
流量が検出される。しかし、フローチューブ23,24
に作用するコリオリの力は駆動力に比べて極めて小さ
く、従ってコリオリの力に比例した位相差信号も小さ
く、高精度な質量流量を検出するためには、位相差信号
を外乱影響を受けることなく安定して検出することが第
1の条件である。
【0009】コリオリ流量計は、一般の流量計と同様
に、目的に応じた流体流量を検出する流量計であるか
ら、流体の温度、密度の異なる流体を、計測するととも
に水平又は垂直等の配管条件に適合した姿勢で取り付け
られる。特に、流体の温度が常温に比べて大きい温度差
のある、例えば高温である場合、センサ29は、流体の
温度影響を受けて温度上昇する。しかも、フローチュー
ブ23,24近傍の温度は、対流による外気の流れによ
り変化するので、センサ29の温度はコリオリ流量計の
取り付け姿勢により大きく変化する。
に、目的に応じた流体流量を検出する流量計であるか
ら、流体の温度、密度の異なる流体を、計測するととも
に水平又は垂直等の配管条件に適合した姿勢で取り付け
られる。特に、流体の温度が常温に比べて大きい温度差
のある、例えば高温である場合、センサ29は、流体の
温度影響を受けて温度上昇する。しかも、フローチュー
ブ23,24近傍の温度は、対流による外気の流れによ
り変化するので、センサ29の温度はコリオリ流量計の
取り付け姿勢により大きく変化する。
【0010】図6は、従来のコリオリ流量計が縦配管に
取り付けられたときの特性の変化を示す図で、横軸が温
度、縦軸がピックオフコイルの抵抗値及び変換器(出力
4〜20mA)の零流量における出力電流、すなわち、
出力4mAに対するドリフト量を示している。
取り付けられたときの特性の変化を示す図で、横軸が温
度、縦軸がピックオフコイルの抵抗値及び変換器(出力
4〜20mA)の零流量における出力電流、すなわち、
出力4mAに対するドリフト量を示している。
【0011】一対のピックオフコイル29aの抵抗値
は、測定流体の温度上昇とともに増加し、しかも、取り
付けられたコリオリ流量計の下方側の抵抗値Bよりも、
上方側のピックオフコイル29aの抵抗値Aが大きくな
っている。ピックオフコイル29aの抵抗値の変化に伴
って零ドリフト量も変化し、常温20℃のときに比べ流
体温度が80℃になると直線Cに示すように約0.20
mA零点が移動する。
は、測定流体の温度上昇とともに増加し、しかも、取り
付けられたコリオリ流量計の下方側の抵抗値Bよりも、
上方側のピックオフコイル29aの抵抗値Aが大きくな
っている。ピックオフコイル29aの抵抗値の変化に伴
って零ドリフト量も変化し、常温20℃のときに比べ流
体温度が80℃になると直線Cに示すように約0.20
mA零点が移動する。
【0012】図7は、従来のコリオリ流量計が水平配管
に取り付けられたときの特性変化を示す図で、一対のピ
ックオフコイル29aの抵抗値は、温度上昇に従って増
大するが、共に、略同じ傾斜をもって増大し、同一温度
においては相互の抵抗値A,Bに変化はみられない。従
って、出力電流は直線Cに示すように4mA±0.01
〜0.02mA程度で、温度変化に伴う零ドリフト量は
無視できる程度であった。
に取り付けられたときの特性変化を示す図で、一対のピ
ックオフコイル29aの抵抗値は、温度上昇に従って増
大するが、共に、略同じ傾斜をもって増大し、同一温度
においては相互の抵抗値A,Bに変化はみられない。従
って、出力電流は直線Cに示すように4mA±0.01
〜0.02mA程度で、温度変化に伴う零ドリフト量は
無視できる程度であった。
【0013】以上、コリオリ流量計の取り付け姿勢の違
いによる零点の移動を、センサ29がセンサコイル29
aとマグネット29bの場合について述べたが、銅線を
巻回したコイルを有するセンサのみでなく、例えば、ス
リットの移動変化を光量変化として検知する光センサ、
その他の場合においても、熱影響を受ける種類のセンサ
であれば同様のドリフト現象が生ずる。
いによる零点の移動を、センサ29がセンサコイル29
aとマグネット29bの場合について述べたが、銅線を
巻回したコイルを有するセンサのみでなく、例えば、ス
リットの移動変化を光量変化として検知する光センサ、
その他の場合においても、熱影響を受ける種類のセンサ
であれば同様のドリフト現象が生ずる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】センサ29をフローチ
ューブ23,24に取り付けるため、センサ29とフロ
ーチューブ23,24との間に介在されるブラケット2
6,27は、板状であり、フローチューブ23,24と
接合される固着部26a,27aは、一ヶ所で円形線状
に接合されている。従って、高低温流体が流れるフロー
チューブ23,24からセンサ29に到るまでの熱抵抗
は大きく、センサ29の温度がフローチューブ23,2
4内を流れる流体温度に達するまでの応答時間が長く、
そのため、センサ29の温度は、対流による外気温度に
影響され易く、コリオリ流量計の取り付け姿勢が零点移
動をもたらす。
ューブ23,24に取り付けるため、センサ29とフロ
ーチューブ23,24との間に介在されるブラケット2
6,27は、板状であり、フローチューブ23,24と
接合される固着部26a,27aは、一ヶ所で円形線状
に接合されている。従って、高低温流体が流れるフロー
チューブ23,24からセンサ29に到るまでの熱抵抗
は大きく、センサ29の温度がフローチューブ23,2
4内を流れる流体温度に達するまでの応答時間が長く、
そのため、センサ29の温度は、対流による外気温度に
影響され易く、コリオリ流量計の取り付け姿勢が零点移
動をもたらす。
【0015】特に、センサ29がピックオフコイル29
aと磁石29bを組合せたセンサ29のピックオフコイ
ルの等価回路は、コイル抵抗Rと、線間の静電容量Cお
よびインダクタンスLとからなるインピーダンスZをも
った回路であるから、温度変化によりインピーダンスZ
が変化し、これが検出された正弦波信号の位相変化とし
て出力され、零点移動の原因となる。
aと磁石29bを組合せたセンサ29のピックオフコイ
ルの等価回路は、コイル抵抗Rと、線間の静電容量Cお
よびインダクタンスLとからなるインピーダンスZをも
った回路であるから、温度変化によりインピーダンスZ
が変化し、これが検出された正弦波信号の位相変化とし
て出力され、零点移動の原因となる。
【0016】本発明は、上記課題を解決するために、セ
ンサと、フローチューブとの間の熱抵抗を小さくしてセ
ンサの温度がフローチューブを流れる流体の温度に速応
して変化し、外気影響を無視できるようにしたセンサ取
り付け構造を有するコリオリ流量計を提供することを目
的とする。
ンサと、フローチューブとの間の熱抵抗を小さくしてセ
ンサの温度がフローチューブを流れる流体の温度に速応
して変化し、外気影響を無視できるようにしたセンサ取
り付け構造を有するコリオリ流量計を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)等流量の流体が流れる同一形状の
平行配置された導管で両端支持されたフローチューブ
と、該フローチューブを支持位置まわりに反対位相で交
番駆動する駆動手段と、前記フローチューブの前記支持
位置から対称位置に取り付けられ、前記フローチューブ
に作用するコリオリの力に比例した位相差を検知するセ
ンサとからなり、前記位相差に比例した質量流量を求め
るコリオリ流量計において、各々の前記センサは、前記
フローチューブの取り付け位置に設けられ、該フローチ
ューブに少くとも2個所以上で溶着された熱良導体のブ
ラケットに取り付けられたこと、更には、(2)前記
(1)において、前記センサをボビン状のセンサコイル
と該ボビン状センサコイルに挿入される磁石とで構成
し、前記センサコイル形状を前記ブラケットに対し接合
面積が大きくなる偏平形状をしたこと、更には、(3)
前記(1)又は(2)において、前記熱良導体のブラケ
ットを非磁性材で前記フローチューブと同一材質とした
ことを特徴とするものである。
決するために、(1)等流量の流体が流れる同一形状の
平行配置された導管で両端支持されたフローチューブ
と、該フローチューブを支持位置まわりに反対位相で交
番駆動する駆動手段と、前記フローチューブの前記支持
位置から対称位置に取り付けられ、前記フローチューブ
に作用するコリオリの力に比例した位相差を検知するセ
ンサとからなり、前記位相差に比例した質量流量を求め
るコリオリ流量計において、各々の前記センサは、前記
フローチューブの取り付け位置に設けられ、該フローチ
ューブに少くとも2個所以上で溶着された熱良導体のブ
ラケットに取り付けられたこと、更には、(2)前記
(1)において、前記センサをボビン状のセンサコイル
と該ボビン状センサコイルに挿入される磁石とで構成
し、前記センサコイル形状を前記ブラケットに対し接合
面積が大きくなる偏平形状をしたこと、更には、(3)
前記(1)又は(2)において、前記熱良導体のブラケ
ットを非磁性材で前記フローチューブと同一材質とした
ことを特徴とするものである。
【0018】
【作用】コリオリの力を検出する一対のセンサを取り付
けるフローチューブの各々の位置に、熱良導性のブラケ
ットを少くとも2個所で溶着して、ブラケットの温度が
フローチューブを流れる流体の温度に速応して変化する
ようにし、該ブラケットに固着したセンサの温度がフロ
ーチューブを流れる温度に依存するようにし、コリオリ
流量計の取付姿勢が変ったときでもセンサ温度が外部環
境に影響されず零点のドリフトを防ぐ。
けるフローチューブの各々の位置に、熱良導性のブラケ
ットを少くとも2個所で溶着して、ブラケットの温度が
フローチューブを流れる流体の温度に速応して変化する
ようにし、該ブラケットに固着したセンサの温度がフロ
ーチューブを流れる温度に依存するようにし、コリオリ
流量計の取付姿勢が変ったときでもセンサ温度が外部環
境に影響されず零点のドリフトを防ぐ。
【0019】
【実施例】図1は、本発明によるコリオリ流量計の一例
を説明するための斜視図であり、図中、1はマニホール
ド、2は基台、3,4はフローチューブ、5はブレース
バー、6は駆動部、7はセンサ部、8,9はブラケッ
ト、10はセンサである。
を説明するための斜視図であり、図中、1はマニホール
ド、2は基台、3,4はフローチューブ、5はブレース
バー、6は駆動部、7はセンサ部、8,9はブラケッ
ト、10はセンサである。
【0020】図1に示したコリオリ流量計は、図3に示
したコリオリ流量計との相異点は駆動部6およびセンサ
部7のフローチューブに対する取り付け構造であり、マ
ニホールド1、基台2、フローチューブ3,4およびブ
レースバー5は、図3に示した従来のコリオリ流量計の
マニホールド21、基台22、フローチューブ23,2
4およびブレースバー25からなるコリオリ流量計の主
要な構造と同じであるから、この部分の説明は省略す
る。
したコリオリ流量計との相異点は駆動部6およびセンサ
部7のフローチューブに対する取り付け構造であり、マ
ニホールド1、基台2、フローチューブ3,4およびブ
レースバー5は、図3に示した従来のコリオリ流量計の
マニホールド21、基台22、フローチューブ23,2
4およびブレースバー25からなるコリオリ流量計の主
要な構造と同じであるから、この部分の説明は省略す
る。
【0021】駆動部6は、柱状のコアー6aと円環状の
ドライブコイル6bとからなり、コアー6a,およびド
ライブコイル6bは、U字状のフローチューブ3,4に
対しマニホールド1の軸から直角方向に延びる対称線上
の位置に各々取り付け金具6c,6dを介して取り付け
られている。
ドライブコイル6bとからなり、コアー6a,およびド
ライブコイル6bは、U字状のフローチューブ3,4に
対しマニホールド1の軸から直角方向に延びる対称線上
の位置に各々取り付け金具6c,6dを介して取り付け
られている。
【0022】センサ部7は、ブラケット8,9とセンサ
10とからなり、駆動部6から対称なフローチューブ
3,4の左右脚部に対をなして取り付けられている。
10とからなり、駆動部6から対称なフローチューブ
3,4の左右脚部に対をなして取り付けられている。
【0023】図2は、センサ部の詳細を説明するための
図1の矢視B−B線断面図であり、図1と同じ作用をす
る部分には、図1の場合と同じ参照番号が付してある。
図1の矢視B−B線断面図であり、図1と同じ作用をす
る部分には、図1の場合と同じ参照番号が付してある。
【0024】ブラケット8は、熱良導な非磁性の金属材
料からなる矩形板状体で、対向辺8a,8bが平行に角
度θで折り曲げられ、フローチューブ3と、軸平行に対
向辺8a,8b部の2個所でフローチューブ3に溶着さ
れている。ブラケット9は、ブラケット8と同様に、熱
良導な非磁性の金属材料からなる矩形板状体で対向辺9
a,9bが平行に角度θで折り曲げられ、フローチュー
ブ4と軸平行に対向辺9a,9bの2個所でフローチュ
ーブ4に溶着されている。このとき、折り曲げられて溶
着された、ブラケット8と9の対向する面8c,9cは
互いに平行となっている。
料からなる矩形板状体で、対向辺8a,8bが平行に角
度θで折り曲げられ、フローチューブ3と、軸平行に対
向辺8a,8b部の2個所でフローチューブ3に溶着さ
れている。ブラケット9は、ブラケット8と同様に、熱
良導な非磁性の金属材料からなる矩形板状体で対向辺9
a,9bが平行に角度θで折り曲げられ、フローチュー
ブ4と軸平行に対向辺9a,9bの2個所でフローチュ
ーブ4に溶着されている。このとき、折り曲げられて溶
着された、ブラケット8と9の対向する面8c,9cは
互いに平行となっている。
【0025】ブラケット8cの面には、非磁性材の支柱
10cの一端が直角に固着され、他端には両端に磁極を
有する棒磁石10bが固着されている。他方、ブラケッ
ト9cの面には、中央の前記棒磁石10bを軸上に挿入
した位置に円環状のセンシングコイル10aが固着され
ている。センシングコイル10aは、従来と同一ターン
数であって線径を大きくすることにより抵抗値を減小
し、熱抵抗影響を受けにくくするとともに形状を大きく
して取り付け面積を大きくしている。
10cの一端が直角に固着され、他端には両端に磁極を
有する棒磁石10bが固着されている。他方、ブラケッ
ト9cの面には、中央の前記棒磁石10bを軸上に挿入
した位置に円環状のセンシングコイル10aが固着され
ている。センシングコイル10aは、従来と同一ターン
数であって線径を大きくすることにより抵抗値を減小
し、熱抵抗影響を受けにくくするとともに形状を大きく
して取り付け面積を大きくしている。
【0026】ブラケット8,9は、角度θで折り曲げら
れ、両端の辺8a,8b、9a,9bで、各々フローチ
ューブ3,4に2個所で溶着されているので、熱抵抗が
小さくフローチューブ3,4に高温又は低温の流体が流
れたとき、ブラケット8,9は急速に流体温度に迄加熱
又は冷却され、センシングコイル10aも流体温度と近
い温度に加熱又は冷却され、外気温度の影響が無視でき
るようになり、一対のセンサ10は同一の温度が保持さ
れ、結果的に、コリオリ流量計の取付姿勢の変化による
零点移動もなくなる。
れ、両端の辺8a,8b、9a,9bで、各々フローチ
ューブ3,4に2個所で溶着されているので、熱抵抗が
小さくフローチューブ3,4に高温又は低温の流体が流
れたとき、ブラケット8,9は急速に流体温度に迄加熱
又は冷却され、センシングコイル10aも流体温度と近
い温度に加熱又は冷却され、外気温度の影響が無視でき
るようになり、一対のセンサ10は同一の温度が保持さ
れ、結果的に、コリオリ流量計の取付姿勢の変化による
零点移動もなくなる。
【0027】しかし、フローチューブ3,4の管材と、
ブラケット8,9の材料とが異なる材質であると、ブラ
ケット8,9が熱良導体であってもフローチューブ3,
4との間に熱膨張差による熱歪が生じ、ブラケット8,
9自体の熱ひずみによる零点移動が生ずるので、ブラケ
ット8,9の材料をフローチューブ3,4と同一材料に
選ぶ、例えば、フローチューブ3,4が非磁性のステン
レス鋼管である場合、ブラケット8,9も同じステンレ
ス鋼板を用いる。また、当然ながら、コリオリ流量計を
溶接により組立構成したときの溶接部の熱歪みは、真空
炉中で加熱除冷することにより取り除かれている(請求
項3に対応)。
ブラケット8,9の材料とが異なる材質であると、ブラ
ケット8,9が熱良導体であってもフローチューブ3,
4との間に熱膨張差による熱歪が生じ、ブラケット8,
9自体の熱ひずみによる零点移動が生ずるので、ブラケ
ット8,9の材料をフローチューブ3,4と同一材料に
選ぶ、例えば、フローチューブ3,4が非磁性のステン
レス鋼管である場合、ブラケット8,9も同じステンレ
ス鋼板を用いる。また、当然ながら、コリオリ流量計を
溶接により組立構成したときの溶接部の熱歪みは、真空
炉中で加熱除冷することにより取り除かれている(請求
項3に対応)。
【0028】(具体例)図4は、本発明によるコリオリ
流量計の縦配管時の温度特性の一例を説明するための特
性図であり、横軸に温度(℃)、縦軸にゼロドリフト
(mA)およびセンシングコイル抵抗(Ω)を表わして
いる。なおブラケット8,9は、フローチューブ3,4
と同じ、ステンレス鋼である。
流量計の縦配管時の温度特性の一例を説明するための特
性図であり、横軸に温度(℃)、縦軸にゼロドリフト
(mA)およびセンシングコイル抵抗(Ω)を表わして
いる。なおブラケット8,9は、フローチューブ3,4
と同じ、ステンレス鋼である。
【0029】図4に示すように、縦配管の場合でも、同
一温度での上部のセンシングコイル10aの抵抗値Aの
変化に対して下部のセンシングコイル10aの抵抗値B
の変化は、無視できる程度に小さく、これに伴って生ず
る零ドリフト値Cも0.01mA程であり、図6に示し
た従来の零ドリフト値0.2mAに対し約1/20に減
少した。
一温度での上部のセンシングコイル10aの抵抗値Aの
変化に対して下部のセンシングコイル10aの抵抗値B
の変化は、無視できる程度に小さく、これに伴って生ず
る零ドリフト値Cも0.01mA程であり、図6に示し
た従来の零ドリフト値0.2mAに対し約1/20に減
少した。
【0030】図5は、本発明によるコリオリ流量計の水
平配管時の温度特性の一例を説明するための図で、横
軸、縦軸の表示は、図4の場合と同じである。
平配管時の温度特性の一例を説明するための図で、横
軸、縦軸の表示は、図4の場合と同じである。
【0031】図5に示した水平配管時の温度特性は、図
4に示した垂直配管時の温度特性と同様に、左右のセン
シングコイル10aの抵抗値は同一温度においては略々
同一値を示し、零点ドリフトも±0.01mA以下であ
り、垂直配管の場合と略等しい量であった。
4に示した垂直配管時の温度特性と同様に、左右のセン
シングコイル10aの抵抗値は同一温度においては略々
同一値を示し、零点ドリフトも±0.01mA以下であ
り、垂直配管の場合と略等しい量であった。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下の効果がある。請求項1に対応する効
果:コリオリの力を検出する一対のセンサを、各々フロ
ーチューブに少くとも2個所で溶着され、熱良導性のブ
ラケットを固着したので、センサ温度はフローセンサ内
を流れる流体温度に応答よく追従して変化する。このた
め、コリオリ流量計の取付姿勢によるフローチューブ近
傍に生ずる外気の対流によるセンサへの温度影響は無視
され、零点変動のない計測が可能となる。請求項2に対
応する効果:ブラケットに取り付けられるセンサを、円
環状のセンシングコイルと、円環状のセンシングコイル
と同軸なマグネットで構成し、センシングコイルの線径
を大きくして取付面積を相対的に大きくしたので抵抗値
が小さく、且つ抵抗値が小さくなり熱応答がよく、抵抗
値変化量も小さくできたので、請求項1と同様の効果が
あり、且つSN比がよく、低流量まで計測できるコリオ
リ流量計を提供することができる。請求項3に対応する
効果:センサを取り付けるブラケットの材料をフローチ
ューブの材料と同じ非磁性材料としたので、温度変化に
より熱歪がブラケットに生じることがなく広い温度範囲
で零ドリフトの発生を防ぐことができる。
によると、以下の効果がある。請求項1に対応する効
果:コリオリの力を検出する一対のセンサを、各々フロ
ーチューブに少くとも2個所で溶着され、熱良導性のブ
ラケットを固着したので、センサ温度はフローセンサ内
を流れる流体温度に応答よく追従して変化する。このた
め、コリオリ流量計の取付姿勢によるフローチューブ近
傍に生ずる外気の対流によるセンサへの温度影響は無視
され、零点変動のない計測が可能となる。請求項2に対
応する効果:ブラケットに取り付けられるセンサを、円
環状のセンシングコイルと、円環状のセンシングコイル
と同軸なマグネットで構成し、センシングコイルの線径
を大きくして取付面積を相対的に大きくしたので抵抗値
が小さく、且つ抵抗値が小さくなり熱応答がよく、抵抗
値変化量も小さくできたので、請求項1と同様の効果が
あり、且つSN比がよく、低流量まで計測できるコリオ
リ流量計を提供することができる。請求項3に対応する
効果:センサを取り付けるブラケットの材料をフローチ
ューブの材料と同じ非磁性材料としたので、温度変化に
より熱歪がブラケットに生じることがなく広い温度範囲
で零ドリフトの発生を防ぐことができる。
【図1】 本発明によるコリオリ流量計の一例を説明す
るための斜視図である。
るための斜視図である。
【図2】 センサ部の詳細を説明するための図1の矢視
B−B線断面図である。
B−B線断面図である。
【図3】 従来のコリオリ流量計の一例を説明するため
の斜視図である。
の斜視図である。
【図4】 本発明によるコリオリ流量計の縦配管時の温
度特性の一例を説明するための特性図である。
度特性の一例を説明するための特性図である。
【図5】 本発明によるコリオリ流量計の水平配管時の
温度特性の一例を説明するための図である。
温度特性の一例を説明するための図である。
【図6】 従来のコリオリ流量計が縦配管に取り付けら
れたときの特性の変化を示す図である。
れたときの特性の変化を示す図である。
【図7】 従来のコリオリ流量計が水平配管に取り付け
られたときの特性変化を示す図である。
られたときの特性変化を示す図である。
1…マニホールド、2…基台、3,4…フローチュー
ブ、5…ブレースバー、6…駆動部、7…センサ部、
8,9…ブラケット、10…センサ。
ブ、5…ブレースバー、6…駆動部、7…センサ部、
8,9…ブラケット、10…センサ。
Claims (3)
- 【請求項1】 等流量の流体が流れる同一形状の平行配
置された導管で両端支持されたフローチューブと、該フ
ローチューブを支持位置まわりに反対位相で交番駆動す
る駆動手段と、前記フローチューブの前記支持位置から
対称位置に取り付けられ、前記フローチューブに作用す
るコリオリの力に比例した位相差を検知するセンサとか
らなり、前記位相差に比例した質量流量を求めるコリオ
リ流量計において、各々の前記センサは、前記フローチ
ューブの取り付け位置に設けられ、該フローチューブに
少くとも2個所以上で溶着された熱良導体のブラケット
に取り付けられたことを特徴とするコリオリ流量計。 - 【請求項2】 前記センサをボビン状のセンサコイルと
該ボビン状センサコイルに挿入される磁石とで構成し、
前記センサコイル形状を前記ブラケットに対し接合面積
が大きくなる偏平形状をしたことを特徴とする請求項1
に記載のコリオリ流量計。 - 【請求項3】 前記熱良導体のブラケットを非磁性材で
前記フローチューブと同一材質としたことを特徴とする
請求項1又は2に記載のコリオリ流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14717095A JPH08338749A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | コリオリ流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14717095A JPH08338749A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | コリオリ流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338749A true JPH08338749A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15424173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14717095A Pending JPH08338749A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | コリオリ流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08338749A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999063309A1 (en) * | 1998-05-29 | 1999-12-09 | Oval Corporation | Coriolis mass flowmeter |
| JP2007052016A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Krohne Ag | 質量流量の測定装置 |
| EP1798532A3 (de) * | 2005-12-15 | 2008-02-27 | Krohne AG | Coriolismassendurchflussmessgerät |
| JP2011123077A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Krohne Ag | コリオリ式の質量流量計 |
| JP2016509214A (ja) * | 2013-01-10 | 2016-03-24 | マイクロ モーション インコーポレイテッド | 振動式メーターのための方法および装置 |
| CN106895896A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-06-27 | 太原太航科技有限公司 | 质量流量计自校零测量技术 |
| CN116507579A (zh) * | 2020-12-02 | 2023-07-28 | Its施特尔工程办公室 | 用于确定分配的氢量的测量系统及针对其的方法 |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP14717095A patent/JPH08338749A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999063309A1 (en) * | 1998-05-29 | 1999-12-09 | Oval Corporation | Coriolis mass flowmeter |
| AU731518B2 (en) * | 1998-05-29 | 2001-03-29 | Oval Corporation | Coriolis mass flow meter |
| CN100397047C (zh) * | 1998-05-29 | 2008-06-25 | 株式会社奥巴尔 | 科里奥利质量流量计 |
| JP2007052016A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Krohne Ag | 質量流量の測定装置 |
| DE102005039577B3 (de) * | 2005-08-19 | 2007-05-10 | Krohne Ag | Massendurchflußmeßgerät |
| EP1754960A3 (de) * | 2005-08-19 | 2008-06-18 | Krohne AG | Coriolis-Massendurchflussmessgerät |
| US7543509B2 (en) | 2005-08-19 | 2009-06-09 | Krohne Ag | Device for measuring the mass rate of flow having a bobbin for a magnetic coil made from a material having a specific thermal conductivity |
| EP1798532A3 (de) * | 2005-12-15 | 2008-02-27 | Krohne AG | Coriolismassendurchflussmessgerät |
| JP2011123077A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Krohne Ag | コリオリ式の質量流量計 |
| JP2016509214A (ja) * | 2013-01-10 | 2016-03-24 | マイクロ モーション インコーポレイテッド | 振動式メーターのための方法および装置 |
| CN106895896A (zh) * | 2017-03-03 | 2017-06-27 | 太原太航科技有限公司 | 质量流量计自校零测量技术 |
| CN116507579A (zh) * | 2020-12-02 | 2023-07-28 | Its施特尔工程办公室 | 用于确定分配的氢量的测量系统及针对其的方法 |
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