JPH08338940A - 顕微鏡用レンズ切換機構 - Google Patents
顕微鏡用レンズ切換機構Info
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- JPH08338940A JPH08338940A JP14464795A JP14464795A JPH08338940A JP H08338940 A JPH08338940 A JP H08338940A JP 14464795 A JP14464795 A JP 14464795A JP 14464795 A JP14464795 A JP 14464795A JP H08338940 A JPH08338940 A JP H08338940A
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- revolver
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】レンズ取付本体自体を検鏡者から見て奥行き方
向へ退避可能にすることにより標本近傍に十分なスペー
スを確保し作業効率を向上させること。 【構成】顕微鏡本体から延びる支持部材31に保持され
て観察光軸近傍に配置されたレボルバーにおいて、レボ
ルバ本体30を観察位置から顕微鏡本体側へ退避移動さ
せる退避機構33,38と、退避状態から観察位置へ復
帰するレボルバ本体30を観察位置上に位置決めする位
置決め機構34,42とを備える。
向へ退避可能にすることにより標本近傍に十分なスペー
スを確保し作業効率を向上させること。 【構成】顕微鏡本体から延びる支持部材31に保持され
て観察光軸近傍に配置されたレボルバーにおいて、レボ
ルバ本体30を観察位置から顕微鏡本体側へ退避移動さ
せる退避機構33,38と、退避状態から観察位置へ復
帰するレボルバ本体30を観察位置上に位置決めする位
置決め機構34,42とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対物レンズ交換用に顕
微鏡に設けられたレボルバーに係り、特にステージ上に
て標本の操作が行われる顕微鏡のレボルバーに関する。
微鏡に設けられたレボルバーに係り、特にステージ上に
て標本の操作が行われる顕微鏡のレボルバーに関する。
【0002】
【従来の技術】図10(a)(b)は、レボルバーが顕
微鏡のアームに取り付けられた状態を示している。同図
(a)は検鏡者側から見た正面図であり、同図(b)は
側面図である。
微鏡のアームに取り付けられた状態を示している。同図
(a)は検鏡者側から見た正面図であり、同図(b)は
側面図である。
【0003】レボルバ1の上面に設けたスライドアリ2
を顕微鏡アーム3の下面に形成したメスアリ4に挿入し
てレボルバ1を顕微鏡アーム3に対して取り付けてい
る。顕微鏡アーム3の側面からメスアリ4にかけて捩子
穴5を水平に形成している。この捩子穴5に螺入した捩
子6の先端をスライドアリ2に押し当てることによりレ
ボルバ1を顕微鏡アーム3に対して固定する。顕微鏡ア
ーム3の下面には、メスアリ4の終端部にレボルバ1を
観察光軸上に位置決めするためのビス7を取り付けてい
る。また、レボルバ1の回転板8に複数個の対物レンズ
9をレボルバ回転軸を中心とする同一円周上に取り付け
可能に構成している。図10(b)に示すように、対物
レンズ9はレボルバ1の回転軸に対して角度θだけ傾け
て固定されているため対物レンズ中心の軌跡は円錐形状
となる。
を顕微鏡アーム3の下面に形成したメスアリ4に挿入し
てレボルバ1を顕微鏡アーム3に対して取り付けてい
る。顕微鏡アーム3の側面からメスアリ4にかけて捩子
穴5を水平に形成している。この捩子穴5に螺入した捩
子6の先端をスライドアリ2に押し当てることによりレ
ボルバ1を顕微鏡アーム3に対して固定する。顕微鏡ア
ーム3の下面には、メスアリ4の終端部にレボルバ1を
観察光軸上に位置決めするためのビス7を取り付けてい
る。また、レボルバ1の回転板8に複数個の対物レンズ
9をレボルバ回転軸を中心とする同一円周上に取り付け
可能に構成している。図10(b)に示すように、対物
レンズ9はレボルバ1の回転軸に対して角度θだけ傾け
て固定されているため対物レンズ中心の軌跡は円錐形状
となる。
【0004】上記したレボルバ1のスライドアリ2をメ
スアリ4上を摺動させて奥側へ挿入し、スライドアリ2
の挿入端がビス7の頭部側面に当接したところで、レボ
ルバ1の側方より捩子6を締め込む。これにより、アー
ム3とレボルバ1に取り付けられ観察光軸の位置にある
対物レンズ9の光軸が観察光軸に対して傾きなく一致し
た状態で固定される。また、捩子5を後退させてスライ
ドアリ2の締め付けを緩めれば、レボルバ1を手前に引
き抜くことによりレボルバ1をアーム3から取り外すこ
とができる。
スアリ4上を摺動させて奥側へ挿入し、スライドアリ2
の挿入端がビス7の頭部側面に当接したところで、レボ
ルバ1の側方より捩子6を締め込む。これにより、アー
ム3とレボルバ1に取り付けられ観察光軸の位置にある
対物レンズ9の光軸が観察光軸に対して傾きなく一致し
た状態で固定される。また、捩子5を後退させてスライ
ドアリ2の締め付けを緩めれば、レボルバ1を手前に引
き抜くことによりレボルバ1をアーム3から取り外すこ
とができる。
【0005】実開平6−40910号公報に記載された
顕微鏡用レンズ切換機構は、図11に示すようにレンズ
取付本体上面のアリ11を介して顕微鏡アームに対して
図中の矢印方向で着脱が行われ、レンズ交換部材12に
複数の対物レンズ9が直線状又は円弧状に保持されてい
る。このレボルバでは、図示矢印方向にレンズ交換部材
12を回動させて各対物レンズ9を観察光軸を含む平面
内を配列方向へ移動させることにより対物レンズを交換
する。
顕微鏡用レンズ切換機構は、図11に示すようにレンズ
取付本体上面のアリ11を介して顕微鏡アームに対して
図中の矢印方向で着脱が行われ、レンズ交換部材12に
複数の対物レンズ9が直線状又は円弧状に保持されてい
る。このレボルバでは、図示矢印方向にレンズ交換部材
12を回動させて各対物レンズ9を観察光軸を含む平面
内を配列方向へ移動させることにより対物レンズを交換
する。
【0006】図12〜図14は、レボルバーを装着した
顕微鏡の外観図を示している。図12にはステージ上下
式の顕微鏡が図示されており、図13及び図14には対
物レンズ上下式の顕微鏡が図示されている。
顕微鏡の外観図を示している。図12にはステージ上下
式の顕微鏡が図示されており、図13及び図14には対
物レンズ上下式の顕微鏡が図示されている。
【0007】図12に示す顕微鏡は、焦準ハンドル13
に連動してステージ14が上下するように構成されてい
る。ステージ上の標本を操作する場合は、ステージ上方
に近接配置した対物レンズ及びレボルバ1が作業の邪魔
にならない所までステージ14を下げる。
に連動してステージ14が上下するように構成されてい
る。ステージ上の標本を操作する場合は、ステージ上方
に近接配置した対物レンズ及びレボルバ1が作業の邪魔
にならない所までステージ14を下げる。
【0008】図13、図14に示す顕微鏡は、焦準ハン
ドル13に連動してレボルバアーム15が上下すること
により焦準動作するように構成されている。顕微鏡観察
下にて電気生理実験を行う場合は、図13に示すように
ステージ上面にマニピュレータ等の標本操作部材16を
設ける。
ドル13に連動してレボルバアーム15が上下すること
により焦準動作するように構成されている。顕微鏡観察
下にて電気生理実験を行う場合は、図13に示すように
ステージ上面にマニピュレータ等の標本操作部材16を
設ける。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように顕微鏡に装着して使用される従来のレボルバー
のようなレンズ取付本体は、顕微鏡アーム3に対してア
リ機構を介して対物レンズ中心と観察光軸中心とが一致
する位置でのみ固定されるように構成されていたので、
ステージ上に作業空間を確保したいときは、図12に示
す顕微鏡であればステージ14を下げて対物レンズを退
避させたり、図13,図14に示す顕微鏡では対物レン
ズを保持しているレボルバアーム15を上昇させて対物
レンズを退避させなければならなかった。しかし、ステ
ージ上下式、及び対物レンズ上下式顕微鏡は、対物レン
ズの退避ストロークとして十分な距離を確保することが
できなかった。これはアイポイント位置の最適化や光学
系の延長に伴う光学性能の劣化があるからである。
たように顕微鏡に装着して使用される従来のレボルバー
のようなレンズ取付本体は、顕微鏡アーム3に対してア
リ機構を介して対物レンズ中心と観察光軸中心とが一致
する位置でのみ固定されるように構成されていたので、
ステージ上に作業空間を確保したいときは、図12に示
す顕微鏡であればステージ14を下げて対物レンズを退
避させたり、図13,図14に示す顕微鏡では対物レン
ズを保持しているレボルバアーム15を上昇させて対物
レンズを退避させなければならなかった。しかし、ステ
ージ上下式、及び対物レンズ上下式顕微鏡は、対物レン
ズの退避ストロークとして十分な距離を確保することが
できなかった。これはアイポイント位置の最適化や光学
系の延長に伴う光学性能の劣化があるからである。
【0010】また、レボルバ1をレボルバアーム15か
ら手前に引き出して(場合に因っては完全に取り外し
て)ステージ上の作業空間を確保していたので、検鏡者
の手前に引いたレボルバ1が作業の邪魔になっていた。
レボルバ1を完全に取り外してしまえば作業の邪魔には
ならないが、前処理が終了した後に再度レボルバを取り
付けなくてはならないため、レボルバの着脱作業が面倒
であると共に、取り外したレボルバを管理する必要が生
じる。
ら手前に引き出して(場合に因っては完全に取り外し
て)ステージ上の作業空間を確保していたので、検鏡者
の手前に引いたレボルバ1が作業の邪魔になっていた。
レボルバ1を完全に取り外してしまえば作業の邪魔には
ならないが、前処理が終了した後に再度レボルバを取り
付けなくてはならないため、レボルバの着脱作業が面倒
であると共に、取り外したレボルバを管理する必要が生
じる。
【0011】なお、対物レンズの付いていないレボルバ
位置へレボルバ1の回転板8を回転させればスペースを
確保できるが、標本近傍に標本操作部材が配置されてい
るときは対物レンズが標本操作部材と干渉する危険性が
ある。
位置へレボルバ1の回転板8を回転させればスペースを
確保できるが、標本近傍に標本操作部材が配置されてい
るときは対物レンズが標本操作部材と干渉する危険性が
ある。
【0012】また、実開平6−40910号公報記載の
レンズ取付本体は、上記したレボルバに比べて対物レン
ズの移動に伴う特に左右の空間占有率が小さく、標本近
傍に配置された各種部品との干渉が軽減される利点はあ
るが、対物レンズ周辺の空間、特に標本近傍の空間を確
保するためには上記した一般的なレボルバと同様の操作
が必要であり上記同様の問題がある。
レンズ取付本体は、上記したレボルバに比べて対物レン
ズの移動に伴う特に左右の空間占有率が小さく、標本近
傍に配置された各種部品との干渉が軽減される利点はあ
るが、対物レンズ周辺の空間、特に標本近傍の空間を確
保するためには上記した一般的なレボルバと同様の操作
が必要であり上記同様の問題がある。
【0013】このため標本操作部材を標本の近傍に配置
したり、又は目視にてピンセット等で操作を行う場合
は、検鏡者は対物レンズ(及びレンズ取付本体)との干
渉に注意しながら作業を行うか、又はレンズ取付本体を
アームから外した後に作業を行わなければならないとい
う問題があった。
したり、又は目視にてピンセット等で操作を行う場合
は、検鏡者は対物レンズ(及びレンズ取付本体)との干
渉に注意しながら作業を行うか、又はレンズ取付本体を
アームから外した後に作業を行わなければならないとい
う問題があった。
【0014】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、レンズ取付本体自体を後方へ退避可能にす
ることにより、対物レンズ又はステージを上下動させ
ず、又レンズ取付本体を着脱すること無く、ステージ上
の標本近傍に十分なスペースを確保でき、作業効率を向
上できる顕微鏡用レンズ切換機構を提供することを目的
とする。
れたもので、レンズ取付本体自体を後方へ退避可能にす
ることにより、対物レンズ又はステージを上下動させ
ず、又レンズ取付本体を着脱すること無く、ステージ上
の標本近傍に十分なスペースを確保でき、作業効率を向
上できる顕微鏡用レンズ切換機構を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、複数の対物レンズを取付け可能であ
り、顕微鏡本体から延びる支持部材に保持され、取付け
られている対物レンズを観察光軸上に選択的に挿入でき
る顕微鏡用レンズ切換機構において、レンズ取付本体を
観察光軸から前記顕微鏡本体側へ退避移動させる退避機
構を備えてなる。
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、複数の対物レンズを取付け可能であ
り、顕微鏡本体から延びる支持部材に保持され、取付け
られている対物レンズを観察光軸上に選択的に挿入でき
る顕微鏡用レンズ切換機構において、レンズ取付本体を
観察光軸から前記顕微鏡本体側へ退避移動させる退避機
構を備えてなる。
【0016】請求項2に対応する本発明は、上記構成の
顕微鏡用レンズ切換機構において、少なくとも退避状態
から観察光軸へ復帰するレンズ取付本体を前記観察光軸
上に位置決めする位置決め機構を備える。
顕微鏡用レンズ切換機構において、少なくとも退避状態
から観察光軸へ復帰するレンズ取付本体を前記観察光軸
上に位置決めする位置決め機構を備える。
【0017】請求項3に対応する本発明は、上記構成の
顕微鏡用レンズ切換機構において、前記退避機構が、前
記支持部材と前記レンズ取付本体との間に設けられ当該
レンズ取付本体を退避方向に進退自在に保持するローラ
ガイドを有する。
顕微鏡用レンズ切換機構において、前記退避機構が、前
記支持部材と前記レンズ取付本体との間に設けられ当該
レンズ取付本体を退避方向に進退自在に保持するローラ
ガイドを有する。
【0018】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
によれば、標本操作等を行うために標本近傍の空間を確
保する必要が生じた場合、レンズ取付本体を顕微鏡アー
ム等から取り外すこと無く退避機構によってレンズ取付
本体が観察光軸から顕微鏡本体側へ退避移動させられ
る。従って、レンズ取付本体が顕微鏡本体側へ退避する
ので、検鏡者の手前にレンズ取付本体を引き出すのに比
べ、ステージ上の標本近傍での作業がやり易くなる。
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
によれば、標本操作等を行うために標本近傍の空間を確
保する必要が生じた場合、レンズ取付本体を顕微鏡アー
ム等から取り外すこと無く退避機構によってレンズ取付
本体が観察光軸から顕微鏡本体側へ退避移動させられ
る。従って、レンズ取付本体が顕微鏡本体側へ退避する
ので、検鏡者の手前にレンズ取付本体を引き出すのに比
べ、ステージ上の標本近傍での作業がやり易くなる。
【0019】請求項2に対応する本発明によれば、例え
ば顕微鏡本体側へ退避させているレンズ取付本体を観察
光軸上へ復帰させようと手前へ移動させると位置決め機
構によりレンズ取付本体が観察位置上に位置決めされ
る。
ば顕微鏡本体側へ退避させているレンズ取付本体を観察
光軸上へ復帰させようと手前へ移動させると位置決め機
構によりレンズ取付本体が観察位置上に位置決めされ
る。
【0020】請求項3に対応する本発明によれば、支持
部材とレンズ取付本体との間に設けられたローラガイド
によりレンズ取付本体が退避方向に進退自在に保持され
るので、レボルバ等のレンズ取付本体を退避移動または
復帰移動させるときの移動による振動が小さくなる。
部材とレンズ取付本体との間に設けられたローラガイド
によりレンズ取付本体が退避方向に進退自在に保持され
るので、レボルバ等のレンズ取付本体を退避移動または
復帰移動させるときの移動による振動が小さくなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (第1実施例)図1は本実施例に係る顕微鏡用レンズ切
換機構を検鏡者側から見た正面図であり、図2(a)は
同顕微鏡用レンズ切換機構の観察時の状態を示し、同図
(b)は対物レンズ退避時の状態を示している。
換機構を検鏡者側から見た正面図であり、図2(a)は
同顕微鏡用レンズ切換機構の観察時の状態を示し、同図
(b)は対物レンズ退避時の状態を示している。
【0022】本実施例は、複数の対物レンズを取付可能
なレンズ取付本体として、例えばレボルバー30が顕微
鏡アーム31に対して検鏡者位置を基準として奥側に摺
動して退避できるように構成されている。顕微鏡アーム
31は、レボルバ30を保持する水平部32が一体形成
されている。顕微鏡アーム31の水平部32の下面にレ
ボルバー30を摺動自在に保持するメスアリ33が長手
方向に沿って形成されている。メスアリ33は、レボル
バー30の検鏡者側端部が観察光軸よりも奥側に少なく
とも対物レンスセ直径分移動できるだけの十分な長さを
有している。メスアリ33の天井面には、レボルバー3
0を観察光軸上に位置決めするためのビス34と、レボ
ルバー30の奥側への退避ストロークを規制するビス3
5とが、それぞれ天井面より下方に突出するように設け
られている。ビス34はメスアリ33の検鏡者側の端部
近傍に設けられており、ビス35はメスアリ33の反対
側端部付近に設けられている。さらにビス34,35は
レボルバ摺動方向に対する直交方向の相対位置が互いに
異なっている。また、水平部32の側面にメスアリ33
の斜面へ貫通する捩子穴36が形成されている。捩子穴
36には先端半円形状の捩子37が螺入されている。
なレンズ取付本体として、例えばレボルバー30が顕微
鏡アーム31に対して検鏡者位置を基準として奥側に摺
動して退避できるように構成されている。顕微鏡アーム
31は、レボルバ30を保持する水平部32が一体形成
されている。顕微鏡アーム31の水平部32の下面にレ
ボルバー30を摺動自在に保持するメスアリ33が長手
方向に沿って形成されている。メスアリ33は、レボル
バー30の検鏡者側端部が観察光軸よりも奥側に少なく
とも対物レンスセ直径分移動できるだけの十分な長さを
有している。メスアリ33の天井面には、レボルバー3
0を観察光軸上に位置決めするためのビス34と、レボ
ルバー30の奥側への退避ストロークを規制するビス3
5とが、それぞれ天井面より下方に突出するように設け
られている。ビス34はメスアリ33の検鏡者側の端部
近傍に設けられており、ビス35はメスアリ33の反対
側端部付近に設けられている。さらにビス34,35は
レボルバ摺動方向に対する直交方向の相対位置が互いに
異なっている。また、水平部32の側面にメスアリ33
の斜面へ貫通する捩子穴36が形成されている。捩子穴
36には先端半円形状の捩子37が螺入されている。
【0023】顕微鏡アーム31への取付け面となるレボ
ルバー30の上面に、断面が台形状をなし上記メスアリ
33に摺動自在に嵌合するスライドアリ38が一体又は
別体にて形成されている。スライドアリ38の上面に
は、退避ストロークを規制するビス35の突出高さより
も深く、且つビス35の径よりも大きな幅の溝39が形
成されている。溝39はビス35とスライドアリ38と
が干渉しないようにレボルバ摺動方向に沿って形成され
ている。レボルバー30の検鏡者側の側面に垂直面41
を形成している。スライドアリ38の検鏡者側の端面に
おける溝39による開口部に重なるようにして方形状の
掛止板42が捩子43にて垂直面41に固定されてい
る。
ルバー30の上面に、断面が台形状をなし上記メスアリ
33に摺動自在に嵌合するスライドアリ38が一体又は
別体にて形成されている。スライドアリ38の上面に
は、退避ストロークを規制するビス35の突出高さより
も深く、且つビス35の径よりも大きな幅の溝39が形
成されている。溝39はビス35とスライドアリ38と
が干渉しないようにレボルバ摺動方向に沿って形成され
ている。レボルバー30の検鏡者側の側面に垂直面41
を形成している。スライドアリ38の検鏡者側の端面に
おける溝39による開口部に重なるようにして方形状の
掛止板42が捩子43にて垂直面41に固定されてい
る。
【0024】以上のように構成された本実施例におい
て、レボルバー30のスライドアリ38をアーム31下
部のメスアリ33に対して水平に挿入し、図2(a)に
示すように掛止板42がビス34に当接するまでレボル
バー30を奥側へ摺動させる。このとき、メスアリ33
の天井面より突出しているビス34はスライドアリ38
の溝39内を相対移動する。掛止板42がビス34に当
接した位置でレボルバー30の捩子穴36に捩子37を
捩じ込むことによりスライドアリ38の斜面38aが捩
子穴36の先端部にて押圧される。掛止板42とビス3
4とが当接した位置で、レボルバー30に取り付けた対
物レンズの光軸と顕微鏡の観察光軸とが一致するように
設計されているので、レボルバー30を捩子37でアー
ム31に固定したことにより、レボルバー30が観察光
軸に対して位置決めされたことになる。
て、レボルバー30のスライドアリ38をアーム31下
部のメスアリ33に対して水平に挿入し、図2(a)に
示すように掛止板42がビス34に当接するまでレボル
バー30を奥側へ摺動させる。このとき、メスアリ33
の天井面より突出しているビス34はスライドアリ38
の溝39内を相対移動する。掛止板42がビス34に当
接した位置でレボルバー30の捩子穴36に捩子37を
捩じ込むことによりスライドアリ38の斜面38aが捩
子穴36の先端部にて押圧される。掛止板42とビス3
4とが当接した位置で、レボルバー30に取り付けた対
物レンズの光軸と顕微鏡の観察光軸とが一致するように
設計されているので、レボルバー30を捩子37でアー
ム31に固定したことにより、レボルバー30が観察光
軸に対して位置決めされたことになる。
【0025】例えば、図12、図14に示す顕微鏡に適
用した場合であれば、焦準ハンドル13を回転操作する
ことにより焦準動作して検鏡可能になる。また、掛止板
42を固定している捩子43を緩めて掛止板42とビス
34との係合が解除するまで掛止板42を捩子43を中
心として回転させ、且つ、捩子37を逆回転させてその
先端が捩子穴37内に入るまで退行させる。これによ
り、掛止板42とビス34との係合が解除され、レボル
バー30をさらに奥行き方向へ摺動させることができる
ようになる。この状態でさらにレボルバー30を奥に押
し込むと、図2(b)に示すようにレボルバー30が観
察光軸から完全に外れた奥側に退避したところでスライ
ドアリ38の挿入側端面がビス35の頭部に当接する。
用した場合であれば、焦準ハンドル13を回転操作する
ことにより焦準動作して検鏡可能になる。また、掛止板
42を固定している捩子43を緩めて掛止板42とビス
34との係合が解除するまで掛止板42を捩子43を中
心として回転させ、且つ、捩子37を逆回転させてその
先端が捩子穴37内に入るまで退行させる。これによ
り、掛止板42とビス34との係合が解除され、レボル
バー30をさらに奥行き方向へ摺動させることができる
ようになる。この状態でさらにレボルバー30を奥に押
し込むと、図2(b)に示すようにレボルバー30が観
察光軸から完全に外れた奥側に退避したところでスライ
ドアリ38の挿入側端面がビス35の頭部に当接する。
【0026】このように、レボルバー30が奥行き方向
に完全に退避した状態においては、対物レンズ9とステ
ージ(標本)との観察光軸方向の位置関係を維持したま
まで標本近傍に十分なスペースの作業空間が確保された
ことになる。
に完全に退避した状態においては、対物レンズ9とステ
ージ(標本)との観察光軸方向の位置関係を維持したま
まで標本近傍に十分なスペースの作業空間が確保された
ことになる。
【0027】再び、対物レンズ9を観察位置に配置する
場合は、横向きに倒している掛止板42がビス34より
も手前位置に来るまでレボルバー30を引き出した後、
掛止板42を元の位置まで回転させた状態で捩子43で
垂直面41に締結する。再びレボルバー30を掛止板4
2がビス34に当接するまで押し込み、捩子37により
スライドアリ38を固定する。
場合は、横向きに倒している掛止板42がビス34より
も手前位置に来るまでレボルバー30を引き出した後、
掛止板42を元の位置まで回転させた状態で捩子43で
垂直面41に締結する。再びレボルバー30を掛止板4
2がビス34に当接するまで押し込み、捩子37により
スライドアリ38を固定する。
【0028】例えば、本実施例のレボルバー30を上記
した図3,図14に示すような対物レンズ上下式顕微鏡
に適用して電気生理実験等をする場合、焦準ハンドル1
3によりレボアーム15を上方に移動し、レボルバー3
0を奥行き方向に退避させてステージ上に標本操作部材
を設置した後、上記した手順にてレボルバー30(対物
レンズ9)を観察位置に配置し、焦準ハンドル13によ
り焦準動作を行う。
した図3,図14に示すような対物レンズ上下式顕微鏡
に適用して電気生理実験等をする場合、焦準ハンドル1
3によりレボアーム15を上方に移動し、レボルバー3
0を奥行き方向に退避させてステージ上に標本操作部材
を設置した後、上記した手順にてレボルバー30(対物
レンズ9)を観察位置に配置し、焦準ハンドル13によ
り焦準動作を行う。
【0029】この様に本実施例によれば、電気生理実験
などを行う場合のように、標本近傍に標本操作部材をス
テージの両側に設置していても、レボルバー30を顕微
鏡アーム31から取り外すこと無く標本近傍に十分な空
間を確保することができ、作業効率を向上できる。レン
ズ取付本体にはレボルバー30のような従来の一般的な
ものの他に図11に示すような構成のものを使用しても
良い。
などを行う場合のように、標本近傍に標本操作部材をス
テージの両側に設置していても、レボルバー30を顕微
鏡アーム31から取り外すこと無く標本近傍に十分な空
間を確保することができ、作業効率を向上できる。レン
ズ取付本体にはレボルバー30のような従来の一般的な
ものの他に図11に示すような構成のものを使用しても
良い。
【0030】電気生理実験などでは、ステージに標本操
作部材を配置し、観察した後にさらに標本操作部材を追
加する場合がある。この様な場合、レボルバーの着脱は
標本操作部材との干渉の危険があるが、本実施例によれ
ばレボルバーの着脱をせずに標本近傍の空間を確保でき
るので干渉の危険を回避できる。
作部材を配置し、観察した後にさらに標本操作部材を追
加する場合がある。この様な場合、レボルバーの着脱は
標本操作部材との干渉の危険があるが、本実施例によれ
ばレボルバーの着脱をせずに標本近傍の空間を確保でき
るので干渉の危険を回避できる。
【0031】(第2実施例)図3及び図4(a)(b)
は実施例に係る顕微鏡用レンズ切換機構を示している。
は実施例に係る顕微鏡用レンズ切換機構を示している。
【0032】本実施例は、上記した第1実施例とレボル
バーの観察光軸位置への位置決め手段を除き同一構成で
ある。第1実施例と同一部分には同一を符号を付してい
る。本実施例のレボルバー40は、メスアリ33の手前
側端部付近の天井面に設けたビス41でレボルバー40
を観察光軸位置に対して位置決めするように構成されて
いる。上記第1実施例ではスライドアリ38の手前側端
面に固定した掛止板をビス34に係合させて位置決めし
ているが、本実施例はスライドアリ38の手前側端面3
8bにビス41を直接係合させることによりレボルバー
40を位置決めする。
バーの観察光軸位置への位置決め手段を除き同一構成で
ある。第1実施例と同一部分には同一を符号を付してい
る。本実施例のレボルバー40は、メスアリ33の手前
側端部付近の天井面に設けたビス41でレボルバー40
を観察光軸位置に対して位置決めするように構成されて
いる。上記第1実施例ではスライドアリ38の手前側端
面に固定した掛止板をビス34に係合させて位置決めし
ているが、本実施例はスライドアリ38の手前側端面3
8bにビス41を直接係合させることによりレボルバー
40を位置決めする。
【0033】レボルバー40を顕微鏡アーム31に取り
付ける場合は、予めビス41をメスアリ33から取り外
しておき、レボルバー40のスライドアリ38をアーム
31下部のメスアリ33に対して水平に挿入し、スライ
ドアリ38の手前側端面38bがビス41の取り付け位
置を通過してビス41の捩子穴が現れるまでレボルバー
40を奥側へ摺動させる。
付ける場合は、予めビス41をメスアリ33から取り外
しておき、レボルバー40のスライドアリ38をアーム
31下部のメスアリ33に対して水平に挿入し、スライ
ドアリ38の手前側端面38bがビス41の取り付け位
置を通過してビス41の捩子穴が現れるまでレボルバー
40を奥側へ摺動させる。
【0034】次に、ビス41をメスアリ33の天井面に
設けた捩子穴に螺入して固定した後、図4(a)に示す
ようにスライドアリ38の手前側端面38bがビス41
の頭部に当接するまでレボルバー40を手前側に引き戻
す。そして、スライドアリ38の手前側端面38bをビ
ス41の頭部に当接させた状態で捩子37を締め込みメ
スアリ33の斜面から突出した捩子37の先端部にてス
ライドアリ38の斜面を反対側へ押圧する。ビス41と
スライドアリ38の手前側端面38bとが当接した位置
で、レボルバー40に取り付けた対物レンズの光軸と顕
微鏡の観察光軸とが一致するように設計されているの
で、レボルバー40を捩子37でアーム31に固定した
ことにより、レボルバー40が観察光軸に対して位置決
めされたことになる。
設けた捩子穴に螺入して固定した後、図4(a)に示す
ようにスライドアリ38の手前側端面38bがビス41
の頭部に当接するまでレボルバー40を手前側に引き戻
す。そして、スライドアリ38の手前側端面38bをビ
ス41の頭部に当接させた状態で捩子37を締め込みメ
スアリ33の斜面から突出した捩子37の先端部にてス
ライドアリ38の斜面を反対側へ押圧する。ビス41と
スライドアリ38の手前側端面38bとが当接した位置
で、レボルバー40に取り付けた対物レンズの光軸と顕
微鏡の観察光軸とが一致するように設計されているの
で、レボルバー40を捩子37でアーム31に固定した
ことにより、レボルバー40が観察光軸に対して位置決
めされたことになる。
【0035】また、レボルバー40を標本近傍から退避
させる場合は、捩子37を緩めてアーム31に対する固
定を解除した後、図4(b)に示すようにスライドアリ
38の奥側端面38aがビス35に当接するまで奥行き
方向へレボルバー40を摺動させる。
させる場合は、捩子37を緩めてアーム31に対する固
定を解除した後、図4(b)に示すようにスライドアリ
38の奥側端面38aがビス35に当接するまで奥行き
方向へレボルバー40を摺動させる。
【0036】この様な本実施例によれば、捩子37の操
作といった非常に簡単な作業で標本(ステージ)と対物
レンズとの観察光軸方向の関係を維持したまま、標本近
傍に空間を確保することができ、また元の状態に簡単に
復帰することができる。
作といった非常に簡単な作業で標本(ステージ)と対物
レンズとの観察光軸方向の関係を維持したまま、標本近
傍に空間を確保することができ、また元の状態に簡単に
復帰することができる。
【0037】(第3実施例)図5、図6(a)(b)は
実施例に係る顕微鏡用レンズ切換機構を示している。
実施例に係る顕微鏡用レンズ切換機構を示している。
【0038】本実施例は、上記した第1実施例とレボル
バーの観察光軸位置への位置決め手段を除き同一構成で
ある。第1実施例と同一部分には同一を符号を付してい
る。本実施例のレボルバー50は、顕微鏡アーム31の
水平部32に設けられたクリック機構により観察光軸上
に位置決め固定されるように構成されている。
バーの観察光軸位置への位置決め手段を除き同一構成で
ある。第1実施例と同一部分には同一を符号を付してい
る。本実施例のレボルバー50は、顕微鏡アーム31の
水平部32に設けられたクリック機構により観察光軸上
に位置決め固定されるように構成されている。
【0039】クリック機構部分の拡大を図7に図示して
いる。レボルバー50が観察位置に配置されたときにス
ライドアリ38の上面38cと対面し得る水平部32の
所定箇所に所定の大きさの径を有する丸穴51が水平部
32下面から上面に掛けて垂直に形成されている。この
丸穴51の上部には丸穴径よりもよび径の大きなタップ
52が形成され、丸穴51の下部には丸穴径よりも僅か
に径の小さな丸穴53が形成されている。丸穴51の中
には丸穴径よりも僅かに径が小さく且つ丸穴53よりも
径の大きいボール54が落とし込まれている。ボール5
4の上面を、丸穴51の上部開口より螺入させたビス5
5により両者間に介挿した圧縮バネ56を介して押圧し
ている。スライドアリ38の上面38cに、レボルバー
50が観察位置に配置されたときボール54が対面する
場所にボール54を係合させるためのV溝57が形成さ
れている。
いる。レボルバー50が観察位置に配置されたときにス
ライドアリ38の上面38cと対面し得る水平部32の
所定箇所に所定の大きさの径を有する丸穴51が水平部
32下面から上面に掛けて垂直に形成されている。この
丸穴51の上部には丸穴径よりもよび径の大きなタップ
52が形成され、丸穴51の下部には丸穴径よりも僅か
に径の小さな丸穴53が形成されている。丸穴51の中
には丸穴径よりも僅かに径が小さく且つ丸穴53よりも
径の大きいボール54が落とし込まれている。ボール5
4の上面を、丸穴51の上部開口より螺入させたビス5
5により両者間に介挿した圧縮バネ56を介して押圧し
ている。スライドアリ38の上面38cに、レボルバー
50が観察位置に配置されたときボール54が対面する
場所にボール54を係合させるためのV溝57が形成さ
れている。
【0040】レボルバー50を顕微鏡アーム31に取り
付ける場合は、レボルバー50のスライドアリ38をア
ーム31下部のメスアリ33に対して水平に挿入し、図
6(a)に示すようにスライドアリ38の上面38cに
形成したV溝57に、圧縮バネ56にて付勢されたボー
ル55が落とし込まれてレボルバー50の移動が規制さ
れるまでレボルバー50を奥側へ摺動させる。この位置
で捩子37を締め込みメスアリ33の斜面から突出した
捩子37の先端部にてスライドアリ38の斜面を反対側
へ押圧する。これによりレボルバー50は焦準動作可能
な状態でアーム31に取付いたことになる。
付ける場合は、レボルバー50のスライドアリ38をア
ーム31下部のメスアリ33に対して水平に挿入し、図
6(a)に示すようにスライドアリ38の上面38cに
形成したV溝57に、圧縮バネ56にて付勢されたボー
ル55が落とし込まれてレボルバー50の移動が規制さ
れるまでレボルバー50を奥側へ摺動させる。この位置
で捩子37を締め込みメスアリ33の斜面から突出した
捩子37の先端部にてスライドアリ38の斜面を反対側
へ押圧する。これによりレボルバー50は焦準動作可能
な状態でアーム31に取付いたことになる。
【0041】ここで、丸穴53はアーム31からレボル
バー50を取り外したときに、ボール54が飛び出すの
を防止するためのものであり、丸穴51と丸穴53との
段差はV溝57にボール54が当接する位置よりも僅か
にボール54が下側に移動できるように設計している。
バー50を取り外したときに、ボール54が飛び出すの
を防止するためのものであり、丸穴51と丸穴53との
段差はV溝57にボール54が当接する位置よりも僅か
にボール54が下側に移動できるように設計している。
【0042】レボルバー50を退避させる場合は、レボ
ルバー50を奥側へ押し込むだけで良い。レボルバー5
0を奥側へ押し込むと、V溝57に落ち込んでいるボー
ル54がV溝57の斜面に押し当てられることによりボ
ール54に圧縮バネ56に抗して上側の力が作用しボー
ル54がV溝57から脱することになる。図6(b)に
示すように、スライドアリ38の奥側端面38aがビス
35に当接するまでレボルバー50を同一方向へ押し込
むことにより標本近傍に十分な空間が確保される。
ルバー50を奥側へ押し込むだけで良い。レボルバー5
0を奥側へ押し込むと、V溝57に落ち込んでいるボー
ル54がV溝57の斜面に押し当てられることによりボ
ール54に圧縮バネ56に抗して上側の力が作用しボー
ル54がV溝57から脱することになる。図6(b)に
示すように、スライドアリ38の奥側端面38aがビス
35に当接するまでレボルバー50を同一方向へ押し込
むことにより標本近傍に十分な空間が確保される。
【0043】レボルバー50を観察位置へ復帰する場合
には、V溝57にボール54が落ち込んでレボルバー5
0が停止するまでレボルバー50を手前側に引き出す。
この様に本実施例によれば、上記第1実施例と同様の作
用効果を奏することができ、さらにクリック方式を採用
したことによりレボルバー50のアーム31に対する着
脱が容易である。
には、V溝57にボール54が落ち込んでレボルバー5
0が停止するまでレボルバー50を手前側に引き出す。
この様に本実施例によれば、上記第1実施例と同様の作
用効果を奏することができ、さらにクリック方式を採用
したことによりレボルバー50のアーム31に対する着
脱が容易である。
【0044】(第4実施例)図8は、本実施例の正面
図、図9(a)は観察時の側面図、図9(b)は退避時
の側面図を示している。
図、図9(a)は観察時の側面図、図9(b)は退避時
の側面図を示している。
【0045】顕微鏡アーム31はスライド部材61を保
持する水平部32が一体形成されている。水平部32か
らの光軸が一致するように構成されたスライド部材61
の長手方向側面には光軸に対して両側対称にV溝68が
形成されている。このV溝68に対向するアーム水平部
32と予圧調整部材72とはそれぞれV溝70とV溝6
9が形成されており、複数個のボール63を介してスラ
イド部材61が摺動自在に保持されている。予圧調整部
材72はアーム31側面に複数のビス74で固定された
長板73に形成されたビス穴に螺合するビス71により
押圧されている。スライド部材61は、適当な予圧を与
えることによりガタなく光軸に対して垂直方向に摺動す
るように設計されている。スライド部材61の奥側には
正面図で見た中央部に第3実施例で示したのと同様なク
リック係止部75が設けられており、図9(a)に示す
ように観察時には対物レンズ9中心が観察光軸と一致す
る位置でスライド部材61が係止されるようにアーム水
平部32下部にV溝67が形成されている。また、退避
時にも同様に退避位置でスライド部材61が係止される
ようにV溝66が形成されると共に、アーム水平部下面
に螺合されたビス65によりオーバーランを防止してい
る。ビス65はクリック位置よりも僅かにスライド部材
61が奥側へ移動したときにスライド部材61端面とビ
ス65頭部側面とが当接するようになっている。スライ
ド部材61下部にはレボルバー60を保持するメスアリ
62が長手方向に沿って形成されており、下部には奥側
端部にビス64が螺合されており、レボルバ上部のオス
アリ38端部がビス64に当接した位置で第1実施例と
同様にネジアリによって固定される。レボルバ60は、
第1実施例のレボルバ30と同様である。
持する水平部32が一体形成されている。水平部32か
らの光軸が一致するように構成されたスライド部材61
の長手方向側面には光軸に対して両側対称にV溝68が
形成されている。このV溝68に対向するアーム水平部
32と予圧調整部材72とはそれぞれV溝70とV溝6
9が形成されており、複数個のボール63を介してスラ
イド部材61が摺動自在に保持されている。予圧調整部
材72はアーム31側面に複数のビス74で固定された
長板73に形成されたビス穴に螺合するビス71により
押圧されている。スライド部材61は、適当な予圧を与
えることによりガタなく光軸に対して垂直方向に摺動す
るように設計されている。スライド部材61の奥側には
正面図で見た中央部に第3実施例で示したのと同様なク
リック係止部75が設けられており、図9(a)に示す
ように観察時には対物レンズ9中心が観察光軸と一致す
る位置でスライド部材61が係止されるようにアーム水
平部32下部にV溝67が形成されている。また、退避
時にも同様に退避位置でスライド部材61が係止される
ようにV溝66が形成されると共に、アーム水平部下面
に螺合されたビス65によりオーバーランを防止してい
る。ビス65はクリック位置よりも僅かにスライド部材
61が奥側へ移動したときにスライド部材61端面とビ
ス65頭部側面とが当接するようになっている。スライ
ド部材61下部にはレボルバー60を保持するメスアリ
62が長手方向に沿って形成されており、下部には奥側
端部にビス64が螺合されており、レボルバ上部のオス
アリ38端部がビス64に当接した位置で第1実施例と
同様にネジアリによって固定される。レボルバ60は、
第1実施例のレボルバ30と同様である。
【0046】レボルバ60を退避させる場合、レボルバ
60をオスアリ38端部がビス64に当接するまで押し
込む。また、レボルバ60を観察位置へ復帰させるに
は、V溝67にボールが落とし込まれてレボルバ60が
停止するまでレボルバ60を手前側に引き出す。
60をオスアリ38端部がビス64に当接するまで押し
込む。また、レボルバ60を観察位置へ復帰させるに
は、V溝67にボールが落とし込まれてレボルバ60が
停止するまでレボルバ60を手前側に引き出す。
【0047】この様に本実施例によれば、第1実施例と
同様の効果を得ることができ、さらにアーム31とレボ
ルバ60の間にスライド部材61を介在させ、ボールガ
イドにより摺動させることで退避位置及び観察位置に対
物レンズ9をスムーズに動作させることができるので、
第1〜第3実施例のようにレボルバ60のオスアリ部を
直接摺動させて移動させる場合に比較してさらに移動時
の振動を小さくした対物レンズ切換が可能となる。
同様の効果を得ることができ、さらにアーム31とレボ
ルバ60の間にスライド部材61を介在させ、ボールガ
イドにより摺動させることで退避位置及び観察位置に対
物レンズ9をスムーズに動作させることができるので、
第1〜第3実施例のようにレボルバ60のオスアリ部を
直接摺動させて移動させる場合に比較してさらに移動時
の振動を小さくした対物レンズ切換が可能となる。
【0048】尚、以上の説明ではレボルバーを手動で摺
動させる場合について説明したが、手動に限らず上記し
た動作を電動で行うように構成することもできる。本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施可能である。
動させる場合について説明したが、手動に限らず上記し
た動作を電動で行うように構成することもできる。本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施可能である。
【0049】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、レ
ンズ取付本体自体を検鏡者から見て奥行き方向へ退避可
能にすることにより、対物レンズ又はステージを上下動
させず、又レンズ取付本体を着脱すること無く、ステー
ジ上の標本近傍に十分なスペースを確保でき、作業効率
を向上できる顕微鏡用レンズ切換機構を提供できる。
ンズ取付本体自体を検鏡者から見て奥行き方向へ退避可
能にすることにより、対物レンズ又はステージを上下動
させず、又レンズ取付本体を着脱すること無く、ステー
ジ上の標本近傍に十分なスペースを確保でき、作業効率
を向上できる顕微鏡用レンズ切換機構を提供できる。
【図1】本発明の第1実施例に係る顕微鏡用レンズ切換
機構の正面図である。
機構の正面図である。
【図2】図1に示す顕微鏡用レンズ切換機構の観察状態
及び退避状態での側面図である。
及び退避状態での側面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る顕微鏡用レンズ切換
機構の正面図である。
機構の正面図である。
【図4】図3に示す顕微鏡用レンズ切換機構の観察状態
及び退避状態での側面図である。
及び退避状態での側面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る顕微鏡用レンズ切換
機構の正面図である。
機構の正面図である。
【図6】図5に示す顕微鏡用レンズ切換機構の観察状態
及び退避状態での側面図である。
及び退避状態での側面図である。
【図7】図5に示す顕微鏡用レンズ切換機構におけるク
リック近傍の断面図である。
リック近傍の断面図である。
【図8】本発明の第4実施例に係る顕微鏡用レンズ切換
機構の正面図である。
機構の正面図である。
【図9】図8に示す顕微鏡用レンズ切換機構の観察状態
及び退避状態での側面図である。
及び退避状態での側面図である。
【図10】従来の顕微鏡用レンズ切換機構の正面図及び
側面図である。
側面図である。
【図11】従来の他の顕微鏡用レンズ切換機構の側面図
である。
である。
【図12】ステージ上下方式の顕微鏡の側面図である。
【図13】対物レンズ上下方式の顕微鏡の正面図であ
る。
る。
【図14】対物レンズ上下方式の顕微鏡の側面図であ
る。
る。
30,40,50,60…レボルバー、31…顕微鏡ア
ーム、32…水平部、33…メスアリ、34,35,4
1,55…ビス、38…スライドアリ、42…掛止板、
51,53…丸穴、52…タップ、54…ボール、56
…圧縮バネ。
ーム、32…水平部、33…メスアリ、34,35,4
1,55…ビス、38…スライドアリ、42…掛止板、
51,53…丸穴、52…タップ、54…ボール、56
…圧縮バネ。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の対物レンズを取付け可能であり、
顕微鏡本体から延びる支持部材に保持されて、取付けら
れている対物レンズを観察光軸上に選択的に挿入できる
顕微鏡用レンズ切換機構において、 レンズ取付本体を前記観察光軸から前記顕微鏡本体側へ
退避移動させる退避機構を備えたことを特徴とする顕微
鏡用レンズ切換機構。 - 【請求項2】 少なくとも退避状態から観察光軸へ復帰
するレンズ取付本体を前記観察光軸上に位置決めする位
置決め機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の顕
微鏡用レンズ切換機構。 - 【請求項3】 前記退避機構は、さらに前記支持部材と
前記レンズ取付本体との間に設けられ当該レンズ取付本
体を退避方向に進退自在に保持するローラガイドを有す
ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の顕微
鏡用レンズ切換機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14464795A JPH08338940A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 顕微鏡用レンズ切換機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14464795A JPH08338940A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 顕微鏡用レンズ切換機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338940A true JPH08338940A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15366944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14464795A Pending JPH08338940A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | 顕微鏡用レンズ切換機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08338940A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6226118B1 (en) | 1997-06-18 | 2001-05-01 | Olympus Optical Co., Ltd. | Optical microscope |
| CN110068920A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-07-30 | 苏州四海通仪器有限公司 | 一种用于显微镜的非接触广角倒像装置及显微镜系统 |
| CN110879449A (zh) * | 2019-12-04 | 2020-03-13 | 东莞市宇瞳光学科技股份有限公司 | 一种镜头切换装置及摄像装置 |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP14464795A patent/JPH08338940A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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