JPH08338965A - 光アイソレータ - Google Patents

光アイソレータ

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JPH08338965A
JPH08338965A JP17033895A JP17033895A JPH08338965A JP H08338965 A JPH08338965 A JP H08338965A JP 17033895 A JP17033895 A JP 17033895A JP 17033895 A JP17033895 A JP 17033895A JP H08338965 A JPH08338965 A JP H08338965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical isolator
holder
optical
polarizer
analyzer
Prior art date
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Pending
Application number
JP17033895A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kimura
昌行 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH08338965A publication Critical patent/JPH08338965A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着法によらないので、製造工程が短縮化で
き、自動化が容易な高信頼度の光アイソレータを供す
る。 【構成】 光アイソレータを構成する光学素子を接着剤
を使用しないでホルダー個片群1,2に機械的に固定
し、組み立てる。又、ホルダー個片群1,2の材料とし
て、Ni含有量が31〜45wt%のFe−Ni合金を
選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファラデー効果を利用
した光アイソレータに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザからの出射光の一部が、伝
送路、あるいは伝送用光学部品の各接続部で反射して半
導体レーザへ帰還した場合、半導体レーザの発振特性の
不安定や雑音増加を引き起こす原因となる。この戻り光
が帰還するのを防止するために、一般に、光アイソレー
タが使用される。
【0003】光アイソレータの基本構成は、図2に示す
ように、ファラデー効果を有する磁気光学素子5と、偏
光子3、検光子4と磁気光学素子5に磁界を印加するた
めの磁石6とから構成され、磁気光学素子5、偏光子
3、検光子4がそれぞれ光軸調整されている。そして、
矢印aの方向に伝搬入射光は偏光子3を透過後、直線偏
光となって磁気光学素子5に入射し、この磁気光学素子
5を伝搬中、光はその偏波面が磁石6の磁界により、通
常、45゜回転した状態で検光子に入射し、この検光子
の傾きが、予め入射光の偏波面の傾き45゜と等しく設
定されているので、この入射光を透過させる。一方、矢
印bのように、逆方向に伝搬する戻り光は、検光子4と
磁気光学素子5を透過することにより、偏光子3の偏波
面に対し、90゜傾いた偏波面をもった直線偏光になっ
て偏光子に入射するために、この逆方向の戻り光は、偏
光子3を透過しない。
【0004】このような光アイソレータを作製する場
合、図3に示すような構造をとることが多い。小型化を
達成するために、偏光子3、検光子4には、薄型化が可
能なポーラコア(コーニング社製偏光ガラス)、あるい
はルチル単結晶を用い、磁気光学素子5にはガーネット
結晶厚膜を、そして、磁石6には、Sm−Co材、又は
Nd−Fe−B材等、小型で、高Bsの磁石が用いられ
る。
【0005】従来、図4に示す構造の光アイソレータ等
では、これら部品をメタル接着法により接着する場合、
一般的に、光学素子の光の透過部分をマスクし、接着部
分に蒸着、あるいはスパッタリングにより、Ni,Au
等で接着パターン(メタライズ膜18)を形成するもの
である。これらのパターン上にリング型の半田材17を
介してホルダーを接着している。半田の融点は280℃
なので、300℃に加熱後、冷却することにより、接着
が完了する。蒸着、あるいはスパッタリングの作業、及
び、その前後での洗浄作業等、手間のかかる作業が必要
であるため、コストアップの原因となっている。更に、
製造工程が複雑なため、全工程連続での製造自動化が難
しいのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、偏光子、磁
気光学素子、検光子、あるいは磁石を各ホルダーに固定
する際に使用する有機接着剤はもちろんのこと、メタル
接着剤を使用しないで光アイソレータを組み立て、メタ
ル接着法による場合の蒸着、あるいはスパッタリング作
業、及びその前後での洗浄工程をなくして、光アイソレ
ータの製造工程を短縮化、単純化することにより、コス
ト低減が可能で、製造の自動化が容易な構造の光アイソ
レータを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来、有機接着剤、ある
いはメタル接着剤を使用する場合、ホルダーの寸法精度
は、±0.1mm程度で製造されていたが、従来の加工
技術からすると、精度を上げて加工することは、製品コ
ストがアップするために、寸法精度を必要以上に上げる
ことは行なわなかった。しかし、海底中継器用光アイソ
レータ等、高信頼性の光アイソレータが要求されてきて
おり、一方、近年は、加工技術が向上し、寸法精度を上
げて加工することが比較的容易になり、コストも比較的
高くないため、本発明が可能になった。
【0008】本発明は、接着剤なしで固定することを特
徴とし、図3に示すように、偏光子3、磁気光学素子
5、及び磁石6を支持するホルダー個片7及び8、およ
び、検光子4を支持するホルダー個片9及び10につい
て、寸法精度を上げて製作することにより、有機接着
剤、あるいはメタル接着剤を使用することなく、光アイ
ソレータを製造するものである。更に、ホルダーの材質
として、熱膨張係数が3〜10×10-6程度の、ガラス
材料、あるいは酸化物単結晶材料に比較的近い熱膨張係
数を持つ材料を選択することにより、メタル蒸着、ある
いはスパッタリング工程、及びその工程の前後での洗浄
工程等をなくし、コスト低減が可能で、製造の自動化が
容易で、信頼性の高い光アイソレータを提供することが
できる。
【0009】
【作用】加工精度を上げることにより、光アイソレータ
の構成部品である偏光子、磁気光学素子、磁石、及び検
光子を接着剤を使用せずにホルダーに機械的に固定し、
光アイソレータを組み立てることが可能となり、又、ホ
ルダーの材質として、前記のガラス材料、あるいは酸化
物単結晶材料からなる光学素子の熱膨張係数に比較的近
い材料を選択することによって、高信頼性の光アイソレ
ータを工程の簡略化による自動化の実施によって容易に
製造可能とする。
【0010】
【実施例】本発明を実施例を用いて詳細に説明する。
【0011】(実施例1)図1及び図2に、本発明によ
る光アイソレータの構造図を示す。磁気光学素子5には
ガーネット厚膜結晶、偏光子3及び検光子4にはポーラ
コアを、磁石6としてはSmCo材を用いた。ガーネッ
ト結晶厚膜及びポーラコアは、2mm口に加工し、磁石
6の2mm口の穴の中に挿入する。磁石6、偏光子3、
及び磁気光学素子5は、ホルダー個片7及び8で固定し
て、11の部分をYAGレーザスポット溶接して、ホル
ダー個片群1を作製する。検光子4は、ホルダー個片9
及び10で固定し、12の部分をYAGレーザスポット
溶接して、ホルダー個片群2を作製する。更に、ホルダ
ー個片群1と2について、ホルダー個片8とホルダー個
片9の部分を接触させ、回転させることにより、偏光子
3と検光子4の位置合わせを行い、消光比0の位置に合
わせ、13の部分でYAGレーザスポット溶接で固定す
ることにより、光アイソレータを作製した。本実施例で
は、ホルダー材質としては、Ni31wt%−Fe合金
を用いており、磁気光学素子、偏光子、検光子、及び磁
石と接する部分の寸法精度は、±0.05mm程度にし
た。
【0012】(実施例2)実施例1におけるホルダー個
片7,8,9,及び10の材質として、Ni45wt%
−Fe合金の材質を用いた以外は、実施例1と同様にし
て光アイソレータを作製した。
【0013】(実施例3)実施例1におけるホルダー個
片7,8,9,及び10の材質として、Ni38wt%
−Fe合金の材質を用いた以外は、実施例1と同様にし
て光アイソレータを作製した。
【0014】(実施例4)実施例1における偏光子3、
検光子4として、ルチル単結晶を用いた以外は、実施例
1と同様にして光アイソレータを作製した。
【0015】(実施例5)実施例4におけるホルダー個
片7,8,9,及び10の材質として、Ni45wt%
−Fe合金の材質を用いた以外は、実施例4と同様にし
て光アイソレータを作製した。
【0016】(実施例6)実施例4におけるホルダー個
片7,8,9,及び10の材質として、Ni38wt%
−Fe合金の材質を用いた以外は、実施例4と同様にし
て光アイソレータを作製した。
【0017】以上の6つの実施例について、メタル接着
剤使用の光アイソレータと共に、試験数10個ずつ、環
境試験として衝撃試験(MIL−std−883C 方
法2003.3 条件B)、及び振動試験(MIL−s
td−883C 方法2007.1 条件A)を行った
結果を表1に示す。
【0018】
【0019】本発明の実施例それぞれが、メタル接着剤
使用の光アイソレータと遜色はなく、特に、本実施例に
ついて、偏光子、磁気光学素子、磁石、及び検光子等、
部品が各種ホルダーから外れる等の不都合は、1回も発
生せず、接着剤使用の光アイソレータと同等のものが得
られている。有機接着剤使用の光アイソレータについて
は、環境試験は行っていないが、従来より、有機接着剤
使用の光アイソレータは、メタル接着剤使用光アイソレ
ータに比べて、高温高湿試験等で信頼性が劣っているこ
とがわかっているので、比較の対象として使用しなかっ
た。本実施例では、ホルダー材質として、Ni31wt
%〜45wt%からなるFe−Ni合金を使用したが、
他の材料であっても、接着剤を使用しないで光アイソレ
ータを製造できるものであれば、同様の効果を示すこと
がわかっている。
【0020】又、本実施例では、磁気光学素子、偏光
子、検光子をそれぞれ1枚保有する1段型光アイソレー
タの構造を持つ光アイソレータについて述べたが、例え
ば、2段型についても、接着剤を使用しないで構成する
構造についても実施し、衝撃試験、振動試験の結果、良
い結果が得られている。
【0021】
【発明の効果】本発明による光アイソレータの製造工程
において、従来、メタル接着剤を使用した場合に行われ
る蒸着、あるいはスパッタリング作業、及びこれらの工
程の前後での洗浄作業工程をなくすことができ、ホルダ
ー組み立て、及びYAGレーザスポット溶接による各部
品をホルダーに固定する作業のみであるので、光アイソ
レータの製造工程が非常に短縮化、単純化されるため、
低コスト化が可能である。更に、組み立て工程が単純化
されているので、製造の自動化が容易であり、より低コ
ストな光アイソレータの製造が可能である。そして、寸
法精度の良いホルダーを低コストで作製することによ
り、メタル接着剤を使用した光アイソレータと同様、衝
撃試験、振動試験に耐えることが可能で、クラックある
いは歪みが発生しない、信頼性の高い光アイソレータを
製造することができる。又、接着剤を使用しないため、
接着剤からのガス放出による挿入損失の低下を招くこと
もなく、長期信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による組み立て前の光アイソレータの構
造を示し、組み立て順を説明する図。
【図2】光アイソレータの機能を示す説明図。
【図3】本発明による組み立て後の光アイソレータの構
造を示す断面図。
【図4】従来の光アイソレータの構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 (組み立て順を示す)ホルダー個片群 2 (組み立て順を示す)ホルダー個片群 3 偏光子 4 検光子 5 磁気光学素子 6 磁石 7 組み立て前の各ホルダー個片 8 組み立て前の各ホルダー個片 9 組み立て前の各ホルダー個片 10 組み立て前の各ホルダー個片 11 YAGレーザスポット溶接箇所(溶接順序1) 12 YAGレーザスポット溶接箇所(溶接順序2) 13 YAGレーザスポット溶接箇所(溶接順序3) 14 外部ホルダー 15 偏光子側端部ホルダー 16 検光子側端部ホルダー 17 半田材 18 メタライズ膜 a 入射光の方向 b 戻り光の方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光アイソレータの構成部品である偏光
    子、磁気光学素子、磁石、及び検光子をそれぞれ接着剤
    を使用せずに、これらの構成部品を保持するホルダーに
    機械的に固定して組み立てたことを特徴とする光アイソ
    レータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光アイソレータであっ
    て、前記ホルダーの材質はNi含有量が31wt%ない
    し45wt%からなるFe−Ni合金であることを特徴
    とする光アイソレータ。
JP17033895A 1995-06-12 1995-06-12 光アイソレータ Pending JPH08338965A (ja)

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JP17033895A JPH08338965A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 光アイソレータ

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JPH08338965A true JPH08338965A (ja) 1996-12-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1096299A1 (en) * 1999-10-28 2001-05-02 Tokin Corporation Optical component and method of manufacturing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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