JPH08338A - 真空二重食品容器 - Google Patents

真空二重食品容器

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JPH08338A
JPH08338A JP13728994A JP13728994A JPH08338A JP H08338 A JPH08338 A JP H08338A JP 13728994 A JP13728994 A JP 13728994A JP 13728994 A JP13728994 A JP 13728994A JP H08338 A JPH08338 A JP H08338A
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Makoto Nakano
誠 仲野
Mitsuo Takahashi
光夫 高橋
Hisanori Kuwajima
久典 桑島
Yoshiaki Okura
善昭 大倉
Ryoichi Iwakura
良一 岩倉
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Silver Seiko Ltd
Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで取扱性に優れた真空二重食品容
器を提供する。 【構成】 容器本体6と蓋体7とからなる。容器本体6
は、内胴8及び外胴9からなる有底筒状で、内部に真空
断熱空間が形成されている。前記内胴8の内面には、抗
菌剤を配合したセラミック系塗料による塗膜15が積層
されている。前記容器本体6の上方開口部の内面には段
部13、外面には第1係止部9aがそれぞれ形成されて
いる。蓋体7は、ケース19,20内に断熱部材18を
収容した断熱部16に蓋部17を着脱可能に一体化した
ものである。前記断熱部16には、前記容器本体6の段
部13により、容器本体6内への落下を防止される膨出
部21が形成されている。前記蓋部17には、前記容器
本体6の第1係止部9aに着脱自在に係止して容器本体
6からの脱落を防止する第1係止受部25が形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品を保温状態で収容す
る、携帯に適した真空二重食品容器、特に、ランチボッ
クスに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ランチボックスとしては、例えば、実公平4─4992
8号公報に開示されるように、内胴と、この内胴との間
に真空断熱空間を形成する外胴とからなる真空二重構造
を備えたものがある。しかしながら、この種のランチボ
ックスでは、内胴内には直接食品(主に、飯米)を収容
せずに、別途、プラスチック製の内容器を必要としてい
た。このため、ランチボックス自体が大型化し、携帯に
適さないという問題があった。
【0003】また、前記内容器の蓋は二重構造になって
いるものの、ランチボックスの蓋は複数段に重ねた内容
器を覆うだけのものであり、保温性の点で不十分であ
る。これに対し、蓋を断熱構造としたものが、例えば、
実開平4─108046号公報に開示されている。すな
わち、この蓋の断熱構造では、容器本体の上方の口金開
口部に断熱材である中栓を載置することにより閉塞し、
口金に設けた雄ねじに蓋を螺合することにより中栓を覆
っている。
【0004】しかしながら、このような蓋の断熱構造で
は、断熱部材である中栓と蓋とを別体で設けているた
め、例えば、容器本体内に収容した食品を食する場合に
は、一旦、蓋を取り外し、これを適当な場所に置いた
後、中栓を取り外す必要があり、取り扱いに不便であ
る。しかも、中栓上面と蓋との間には空間が形成されて
いるため、携帯すれば、振動により中栓が上方向に移動
して、収容した食品(特に、液状の食品)がこぼれる恐
れがある。したがって、携帯用として利用する場合に
は、中栓を口金に圧入するように構成する必要があり、
着脱が困難となる。そこで、本発明は前記問題点に鑑
み、コンパクトで取扱性に優れた真空二重食品容器を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、真空二重食品容器を、内胴及び外胴か
らなる有底筒状で、内部に真空断熱空間が形成され、上
方開口部の内面に段部、外面に係止部をそれぞれ有する
と共に、前記内胴の内面に抗菌剤を配合したセラミック
系塗料による塗膜が積層された容器本体と、該容器本体
の段部に嵌合し、容器内への脱落を防止する膨出部を形
成した断熱部を、前記容器本体の係止部に着脱自在に係
止する係止受部を形成した蓋部へ着脱可能に一体化した
蓋体とから構成したものである。
【0006】
【作用】本発明の構成によれば、容器本体では、内胴内
に直接食品が収容される。内胴の内面には抗菌剤を配合
したセラミック系塗料を塗布してなる塗膜が積層されて
おり、食品に雑菌の増殖をもたらすことはない。また、
スプーン、お箸等を使用して、直接食事しても、前記塗
膜は表面高度が高く、滑り性に優れるため、傷付くこと
はなく、食品(特に、米飯)が付着しにくい。そして、
容器本体の係止部と蓋部の係止受部とを係脱すれば、蓋
部は、この蓋部に一体化した断熱部と共に着脱される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1はランチボックスの外観を示す斜視図で、
収容ケース1は、ファスナー2により上方が開閉するよ
うになっており、そこには、図2に示すように、米飯が
収容される米飯容器3と、2段重ねにしたおかず容器4
とが収容されている。2段に重ねられたおかず容器4の
上方には、スプーン、お箸等5を収容するための空間が
形成されている。
【0008】前記米飯容器3は、図3に示すように、容
器本体6と、この容器本体6の上方開口部を閉塞する蓋
体7とから構成されている。容器本体6はステンレス製
で、有底円筒状の内胴8及び外胴9の間に、輻射防止用
の銅又はアルミ箔10を挿入した状態で、互いの上端部
同士を接合すると共に、外胴9の底面中央部に設けたチ
ップ管11を覆うように基台12を取り付けたものであ
る。前記容器本体6の上端部内面は拡開する段部13と
なっている。前記内胴8と外胴9とで形成された空間
は、前記チップ管11を介して排気され、高真空状態に
減圧されることにより真空断熱空間を構成する。なお、
14はゲッターで、チップ管11の封止後にさらに真空
度を高める役割を果す。
【0009】前記内胴8の内面には抗菌剤を配合したセ
ラミック系塗料により、約20μmの塗膜15が積層さ
れている。セラミック系塗料としては、ビヒクルとして
無機高分子物質を含有するものを使用し、抗菌剤は、銀
粒子及び銅粒子を混合して前記セラミック塗料に分散さ
せる。また、前記外胴9の上方開口部外面には第1係止
部9aが突設されている。
【0010】前記蓋体7は、図5に示すように、断熱部
16と蓋部17とから構成されている。断熱部16は、
図6に示すように、発泡スチロール等の断熱部材18
を、樹脂製の底ケース19に収容し、蓋ケース20で閉
塞したものである。
【0011】前記断熱部材18は略円柱形状で、上下面
は凹状となっている。前記底ケース19は有底筒状で、
底面には前記断熱部材18の下面形状に沿った凸状とな
っている。また、この底ケース19の上方開口縁部には
外方に向かって膨出部21が延設されている。この膨出
部21は、前記容器本体6の上端部内面に形成した段部
13に係止して、容器本体6内をシールすると共に、断
熱部16が容器本体6内に落下することを防止する。ま
た、膨出部21の内面側には溝状の第2係止受部22が
形成されている。
【0012】前記蓋ケース20は略円盤形状で、周縁が
円筒状に突出し、その外周面に第2係止部23が突設さ
れることにより、前記底ケース19の上方開口部内面に
嵌合した際、前記第2係止部23が底ケース19の第2
係止受部22に係止して一体化されるようになってい
る。また、蓋ケース20の中央部は、前記断熱部材18
の上面形状に沿った凸状に形成されている。さらに、蓋
ケース20の上面中央部は環状に突出することにより、
その外面に第3係止部24が形成されている。
【0013】前記蓋部17は深さの浅い有底筒状で、開
口縁部内面に、前記容器本体6の外胴9に形成した第1
係止部9aが係止する第1係止受部25が形成されてい
る。また、この蓋部17の底面(天井面)中央部が環状
に突出することにより、その内面に前記蓋ケース20に
形成した第3係止部24が係止する第3係止受部26が
形成されている。
【0014】前記構成からなる真空二重食品容器は次の
ようにして形成される。容器本体6では、内胴8の内面
に、抗菌剤を配合したセラミック系塗料を下地処理を行
った内胴の内面に塗布し、これを120℃前後で約20
分間加熱して硬化させることにより塗膜15を形成す
る。
【0015】そして、前記内胴8の外周部にアルミ箔1
0を配設した後、外胴9を外装し、両者を上端部で接合
することにより一体化する。続いて、チップ管11を介
して内部空間を真空引きした後、このチップ管11を封
止することにより真空断熱空間を形成する。その後、前
記チップ管11を覆うように外胴9の底面に基台12を
接着、溶接等により一体化する。
【0016】一方、蓋体7では、まず、底ケース19内
に断熱部材18を収容し、底ケース19の上方開口部に
蓋ケース20を被せることにより断熱部16を形成し、
断熱部16に蓋部17を取り付けて一体化する。一体化
された蓋体7は、その蓋部17に設けた第1係止受部2
5を、前記容器本体6の上部に設けた第1係止部9aへ
着脱自在に係止される。その際、蓋体7の断熱部16に
設けた膨出部21は、蓋部17に設けた第3係止受部2
6の先端が断熱部16の蓋ケース20の上面を押すこと
により、容器本体6の段部13に圧着される。なお、確
実に圧着されるように、断熱部16の第3係止部24と
蓋部17の第3係止受部26とは、図4に示すように、
上下方向に若干の隙間を設けるとよい。断熱部16と蓋
部17を一体化することにより、容器本体6から両部材
を一度に取り外すことができるので、食事する場合等、
取り扱いが便利となる。
【0017】また、断熱部16と蓋部17とは、断熱部
16の蓋ケース20に形成した第3係止部24と、蓋部
17の第3係止受部26とを係止することにより一体化
されるので、その後、両者を分離することが可能であ
る。したがって、両者の対向面等の洗浄等を十分に行な
うことができ、衛生面でも優れている。
【0018】前記収容ケース1には、前述のように、真
空二重食品容器を構成する米飯容器3以外におかず容器
4が収容される。このおかず容器4は、図7に示すよう
に、断面略半円状の有底筒状の容器本体27と(図8参
照)、この容器本体27の上方開口部を閉塞する蓋体2
8とから構成されている。蓋体28は弾性を有する樹脂
材料で構成され、その周縁部には、前記容器本体27の
上方開口縁部に形成された係止部29に係合する係止受
部30が形成されている。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る真空二重食品容器では、内胴の内面に抗菌剤を配
合したセラミック系塗料を塗布して塗膜を形成すること
により、食品を直接収容できるようにしたので、従来の
ように、別体の内容器を必要とせず、コンパクトに形成
できる。また、前記塗膜は表面硬度が高く、かつ、滑り
性に優れているため、フォーク、スプーン等を使用して
直接食事するようにしても、傷が付くことがなく、ま
た、食品が付着して洗浄が困難となるといった不具合も
発生しない。
【0020】また、蓋体を断熱部に蓋部を一体化したも
のとしたので、取り扱いが便利であり、かつ、両者を分
離可能としたので、洗浄性に優れている。そして、断熱
部に形成した膨出部を容器本体の段部に載置するように
したので、たとえ、使用時に両者が分離したとしても、
不具合は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る真空二重食品容器が収容され
るケースの斜視図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 図1のケース内に収容される米飯容器の断面
図である。
【図4】 図3の部分拡大断面図である。
【図5】 図3の分解図である。
【図6】 図5の断熱部の分解図である。
【図7】 図1のケース内に収容されるおかず容器の断
面分解図である。
【図8】 図7の容器本体の平面図である。
【符号の説明】
6…容器本体、7…蓋体、8…内胴、9…外胴、15…
塗膜、16…断熱部、17…蓋部、19…底ケース、2
0…蓋ケース、21…膨出部、22…段部、24…第3
係止部、26…第3係止受部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑島 久典 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 (72)発明者 大倉 善昭 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 (72)発明者 岩倉 良一 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内胴及び外胴からなる有底筒状で、内部
    に真空断熱空間が形成され、上方開口部の内面に段部、
    外面に係止部をそれぞれ有すると共に、前記内胴の内面
    に抗菌剤を配合したセラミック系塗料による塗膜が積層
    された容器本体と、 該容器本体の段部に嵌合し、容器内への脱落を防止する
    膨出部を形成した断熱部を、前記容器本体の係止部に着
    脱自在に係止する係止受部を形成した蓋部へ着脱可能に
    一体化した蓋体と、から構成したことを特徴とする真空
    二重食品容器。
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Cited By (6)

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