JPH08339437A - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JPH08339437A
JPH08339437A JP7146353A JP14635395A JPH08339437A JP H08339437 A JPH08339437 A JP H08339437A JP 7146353 A JP7146353 A JP 7146353A JP 14635395 A JP14635395 A JP 14635395A JP H08339437 A JPH08339437 A JP H08339437A
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JP7146353A
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English (en)
Inventor
Seisuke Suzuki
清介 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データ内の出力する領域を容易に把握す
ることができ、操作性を向上させて作業効率を向上させ
ることができる画像編集装置を提供する。 【構成】 コントローラ2bは、CPU8から指示され
た印刷領域に対応する縦長あるいは横長の印刷枠の発生
を印刷枠発生部2c、2dに指示する。コントローラ2
は、CPU8から印刷領域の変更が指示されると、選択
部2eによる切り換えを制御すると共に、フレームメモ
リ1に印刷領域の画像データの読み出しを指示する。画
像処理ブロック12は、この画像データを選択部2eか
らの印刷枠内に合成してD/A変換記14を介してモニ
タ装置15に供給する。画像処理ブロック12は、印刷
領域の画像データをデータ変換記16aに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを取り扱う
機器に設けて好適な画像編集装置に関し、特に、画像デ
ータの一部を抽出して出力する画像編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば紙面あるいはフィルム
等に記録された画像を取り込んで画像データに変換し、
この画像データを光ディスク等の記録媒体に記録し、入
力した画像データあるいは光ディスク等から読み出した
画像データを表示画面あるいは紙面に出力する画像記録
再生装置が知られている。
【0003】このような画像記録再生装置においては入
力した画像データの一部を抽出して、新たな画像データ
として記録したり、紙面に印刷する編集機能が設けられ
ている。このような編集を行う際には、抽出した出力領
域の画像データを出力する前に、抽出した出力領域の画
像を予め表示画面上に表示して確認することができるよ
うになっている。
【0004】すなわち、例えば画像データの一部を印刷
する場合には、図19(a)に示すように、表示画面上
の印刷装置のアスペクト比に応じて横長に設定された印
刷画像表示領域90に印刷する領域の画像データを表示
するようになっている。
【0005】これにより、使用者は、印刷を行う前に印
刷する画像を確認することができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像記録再生装置では、上記印刷画像表示領
域90の形状が横長に固定されているため、画像データ
のズーム、トリミング等を行っても印刷領域のアスペク
ト比は一定のままとなる。
【0007】従って、例えば図19(a)に示すよう
に、複数の人物を撮影して得られた画像からある人物9
1を拡大して印刷したい場合等に、表示画面上に表示さ
れている人物91付近の領域92を新たな印刷領域とし
て指定すると、図19(b)に示すように、指定された
印刷領域内に拡大された人物91の左右に他の人物が含
まれてしまう。従って、人物91のみを抽出したい場合
には、さらに同図中に示す領域93を指定する必要があ
るがこの場合は、人物91の頭部のみの画像となってし
まう。
【0008】このため、人物91の全身の画像を抽出し
たいときは、画像データを90度回転させ、人物91を
含む領域を印刷領域として設定する。これにより、図1
9(c)に示すように、人物91の全身を含む画像を抽
出することができる。
【0009】しかしながら、この場合は、上記図19
(a)に示す元の画像と、同図(c)に示す抽出された
画像の向きが異なることとなるために、画像を把握する
ことが困難となる場合がある。特に、上記図19(c)
に示すように、拡大表示画像に、上述したように文字情
報93等を挿入する場合では、文字等が読み難くなる問
題がある。
【0010】このような場合に、上記印刷画像表示領域
90を回転させて縦長の形状とすることが考えられる
が、単に回転させただけでは、印刷画像表示領域90が
表示画面からはみ出してしまう。このため、印刷画像表
示領域90を縮小して表示し、縮小した印刷画像表示領
域90に対応させて縮小した画像データを表示する必要
が生じるが、制御手順が複雑となるために、印刷画像表
示領域90を回転させて表示することは行われていなか
った。
【0011】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、画像データ内の出力する領域を容易に把握す
ることができ、操作性を向上させて作業効率を向上させ
ることができる画像編集装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像編集装
置は、画像データを記憶する画像データ記憶手段と、画
像データを出力する出力手段と、出力手段において設定
されているアスペクト比に応じた少なくとも2種類の形
状の出力領域を設定する出力領域設定手段と、出力領域
設定手段によって設定された出力領域に対応する形状の
出力枠の画像データを発生する出力枠発生手段とを有す
る。
【0013】また、この画像編集装置は、出力領域設定
手段によって設定された出力領域の1つを選択し、選択
した出力領域に対応する画像データを画像データ記憶手
段から読み出し、読み出した画像データを選択した出力
領域に対応する出力枠の画像データ内に合成すると共
に、使用者からの指示により選択した出力領域に対応す
る画像データを出力手段に供給する合成手段を有する。
【0014】そして、この画像編集装置は、合成手段に
よって合成された画像データを表示する表示手段を有
し、出力手段が、合成手段から供給される出力領域の画
像データに対応する画像データを出力する。
【0015】また、本発明に係る画像編集装置は、出力
領域設定手段は、少なくとも出力手段において設定され
ているアスペクト比に応じた縦長の出力領域と横長の出
力領域を設定する。
【0016】
【作用】本発明に係る画像編集装置では、出力領域設定
手段は、出力手段において設定されているアスペクト比
に応じた少なくとも2種類の形状、例えば縦長の出力領
域と横長の出力領域を設定する。出力枠発生手段は、出
力領域設定手段により設定された出力領域に対応する形
状の出力枠の画像データを発生する。
【0017】合成手段は、出力領域設定手段により設定
された出力領域の内の1つの出力領域を選択し、選択し
た出力領域に対応する画像データを画像データを画像デ
ータ記憶手段から読み出し、読み出したデータを選択し
た出力領域に対応する出力枠の画像データ内に合成して
表示手段に供給する。表示手段は、合成手段からの画像
データに従って、上記出力枠中に出力領域の画像データ
が挿入された画像を表示する。
【0018】ここで、上記縦長の出力領域あるいは横長
の出力領域が選択されており、この出力領域に対応する
出力枠中に当該出力領域の画像データに基づく画像が挿
入された表示手段に表示されているときに、使用者から
の入力等に応じて出力領域を変更して現在選択されてい
ない出力領域を選択すると、合成性手段は、新たに選択
された出力領域の画像データを読み出し、新たに設定さ
れた出力領域に対応する出力枠内に合成して表示手段に
供給する。
【0019】これにより、出力領域が変更されると、変
更された出力領域の画像データが、当該出力領域に対応
した出力枠内に挿入された画像が表示手段によって表示
さる。
【0020】そして、使用者は、表示手段に表示された
画像を見て、設定した出力領域の画像データを確認し、
表示手段に表示された画像で良ければ、出力領域の画像
データの出力を指示する。合成手段は、出力領域の画像
データの出力が指示されると、出力領域に対応する画像
データを出力手段に供給し、出力手段は、供給された出
力領域の画像データを出力する。
【0021】これにより、この画像編集システムでは、
使用者が表示手段によって表示された出力領域の画像を
確認した後、出力手段により出力領域の画像を出力す
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る画像処理装置の好ましい
実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】この実施例は、本発明に係る画像編集装置
を、ビデオテープレコーダ装置等から供給される画像デ
ータ、或いは、スキャナによりフィルムや写真等から画
像を読み取って形成した画像データを光ディスクに記録
し、これを再生してモニタ装置に表示するとともにプリ
ント用紙にプリントする静止画記録再生システムに適用
したものである。
【0024】この静止画記録再生システムは、図1に示
すように、記憶領域が複数の記憶領域に分割され、この
各記憶領域に画像データを記憶するフレームメモリ1
と、上記フレームメモリ1への画像データの書き込み及
び読み出しを制御するメモリコントローラ2と、当該静
止画記録再生システム全体の動作制御を行う中央演算回
路(CPU)8と、後に説明するが、画像データと共に
該画像データの処理等を指定するためのコマンドデータ
を、上記CPU8の介在なしに高速転送するDMAコン
トローラ2aとを有している。
【0025】また、上記静止画記録再生システムは、フ
ィルムや写真等から画像を読み取り画像データを形成す
るスキャナ部10と、ビデオテープレコーダ装置やカメ
ラ装置等の外部機器から供給される画像データに基づい
て、当該静止画記録再生システムに適した画像データを
形成するビデオ入力部11と、上記スキャナ部10或い
はビデオ入力部11から供給された画像データ等を記録
媒体に記録し再生する第1及び第2のストレージ部18
a,18bとを有している。
【0026】また、上記静止画記録再生システムは、上
記スキャナ部10,ビデオ入力部11或いはストレージ
部18a,18bから上記フレームメモリ1に供給され
た画像データに対して、拡大,縮小,ディゾルブ等の画
像処理を施す画像処理ブロック12と、画像データの記
録再生,画像処理等を指定する複数のキーが設けられて
いる操作部13と、上記画像処理等が施された画像デー
タに応じた画像を表示するモニタ装置15と、上記画像
処理等が施された画像データをプリントするプリンタ部
16とを有している。
【0027】上記画像処理ブロック12は、図2に示す
ような構成を有しており、上記メモリコントローラ2か
らの書き込み制御データ及び読み出し制御データに基づ
いて、上記フレームメモリ1の各記憶領域毎に、後に説
明する整数部と小数部で形成された書き込みアドレス及
び読み出しアドレスを形成し、該整数部の書き込みアド
レス及び読み出しアドレスを上記フレームメモリ1に供
給するアドレス発生回路3と、上記アドレス発生回路3
から供給される上記小数部の書き込みアドレス,読み出
しアドレス、及び、上記フレームメモリ1から読み出さ
れた画像データに基づいて、上記画像処理の演算を行う
演算回路4とを有している。
【0028】また、上記画像処理ブロック12は、上記
演算回路4により画像処理された画像データに、色調変
換の処理を施すカラー調整回路5と、複数の外部デバイ
スから供給される画像データを選択して上記演算回路4
に供給する第1のバスセレクタ6と、上記カラー調整回
路5からの画像データを供給する外部デハイスを選択し
て出力する第2のバスセレクタ7とを有している。
【0029】上記フレームメモリ1は、赤色(R)の画
像データが読み書きされるR用フレームメモリ,緑色
(G)の画像データが読み書きされるG用フレームメモ
リ及び青色(B)の画像データが読み書きされるB用フ
レームメモリで構成されている。
【0030】上記各色用フレームメモリは、論理的に
は、例えば縦×横×深さが1024画素×1024画素
×4ビットで計4Mビットの記憶領域を有する4つのD
RAM(Dynamic RAM)を、それぞれ正方形状を形成
するように並べるとともに、この正方形状に並べられた
4つのDRAMを深さ方向に2段積層することにより、
計8つのDRAMから2048×2048×8ビットの
記憶領域を有するようにそれぞれ構成されている。
【0031】そして、上記フレームメモリ1は、論理的
には、上記2048×2048×8ビットの記憶領域を
有する各色用のフレームメモリを、それぞれ深さ方向に
例えばRGBの順で積層して構成されている。従って、
上記フレームメモリ1は、2048×2048×24ビ
ットの記憶領域を有することとなる。
【0032】次に、このような構成を有する静止画記録
再生システムの動作説明をする。
【0033】まず、所望の画像データを上記ストレージ
部18a,18bの光ディスク28に記録する場合、ユ
ーザは、操作部13を操作して画像データの取り込み先
(スキャナ部10或いはビデオ入力部11)を指定する
とともに、取り込んだ画像データの出力先を上記ストレ
ージ部18a,18bに設定する。
【0034】これにより、上記CPU8が、スキャナ部
10或いはビデオ入力部11を動作状態に制御するとと
もに、上記ストレージ部18a,18bに画像データが
出力されるように画像処理ブロック12及びインターフ
ェースブロック17を制御する。
【0035】上記スキャナ部10は、反射原稿,透過原
稿の両方の画像が読み取り可能となっている。具体的に
は、上記スキャナ部10は、例えば上記反射原稿として
Eサイズの写真,Lサイズの写真,A6サイズの写真の
読み取りが可能となっており、また、上記透過原稿とし
て35mm,ブローニサイズのネガフィルムの読み取り
が可能となっている。なお、上記スキャナ部10は、上
記反射原稿として、上記35mm,ブローニサイズのネ
ガフィルムをそのままのサイズでプリントした原稿の読
み取りも可能となっている。
【0036】上記スキャナ部10は、上記フィルム,写
真等が原稿読み取り台に装着されると、この原稿をCC
Dラインセンサ10aを走査して読み取る。上記CCD
ラインセンサ10aは、上記読み取った画像に対応する
画像信号を形成し、これをA/D変換器10bに供給す
る。上記A/D変換器10bは、上記CCDラインセン
サ10aから供給される画像信号をデジタル化すること
により画像データを形成し、これを補正系10cに供給
する。上記補正系10cは、例えば上記35mmフィル
ムから画像の読み取りを行った場合、この画像データを
縦×横のサイズが1200画素×1700画素のサイズ
の画像データに補正して出力する。また、読み取り原稿
がブローニサイズのフィルム,Eサイズの写真,Lサイ
ズの写真,A6サイズの写真の場合、それぞれ1298
画素×975〜1875画素,1050×1450画
素,1120画素×1575画素,1325画素×18
25画素のサイズの画像データに補正して出力する。
【0037】上記ビデオ入力部11は、例えばビデオテ
ープレコーダ装置等からのコンポジットビデオ信号,Y
(輝度)/C(クロマ)セパレートのフォーマットで供
給されるビデオ信号,RGBのフォーマットで供給され
るビデオ信号の3つのフォーマットのビデオ信号の入力
が可能となっており、これらのビデオ信号は、それぞれ
入力端子11a〜11cを介してビデオ処理系11dに
供給される。
【0038】上記ビデオ処理系11dは、上記各フォー
マットのビデオ信号の画素を正方格子の画素とするとと
もに、画像サイズを480画素×640画素とし、これ
をA/D変換器11eに供給する。上記A/D変換器1
1eは、上記ビデオ信号をデジタル化することにより上
記各フォーマットのビデオ信号に対応した画像データを
形成して出力する。
【0039】上記スキャナ部10或いはビデオ入力部1
1により形成された画像データは、それぞれ画像処理ブ
ロック12に供給される。上記画像処理ブロック12
は、後に説明する拡大処理,縮小処理,回転処理,ディ
ゾルブ処理等の画像処理が指定されている場合は、上記
画像データにこのような画像処理を施し、この画像デー
タに上記画像処理に関する画像処理情報を付加して出力
する。この画像データ(及び画像処理情報)は、D/A
変換器14に供給されるとともに、インターフェースブ
ロック17を介してストレージ部18a,18bのイン
ターフェース回路21に供給される。
【0040】上記D/A変換器14は、上記画像データ
をアナログ化することにより画像信号を形成し、これを
モニタ装置15に供給する。これにより、上記フィルム
や写真等から取り込んだ画像データに応じて画像が上記
モニタ装置15に表示されることとなる。
【0041】一方、ユーザは、上記モニタ装置15に表
示される画像が所望の画像であった場合に、ストレージ
部18a,18bの操作部19を操作してその画像の記
録を指定する。
【0042】これにより、ストレージ部18a,18b
のシステムコントローラ20は、上記画像処理ブロック
12から供給される画像データを取り込むように、上記
インターフェース回路21を制御する。上記インターフ
ェース回路21を介して取り込まれた画像データには、
上述のように該画像データの他に、上記画像処理ブロッ
ク12で施された画像処理に関する画像処理情報(画像
加工情報)等が付加されている。このため、上記システ
ムコントローラ20は、上記インターフェース回路21
を介して取り込まれる画像データ及び画像処理情報の中
から、該画像処理情報のみを取り込み、上記画像データ
は、バッファ回路22に供給する。
【0043】上記バッファ回路22は、上記画像データ
を所定の利得で増幅し、これをラスタ−ブロック変換回
路23及び非圧縮回路25に供給する。上記非圧縮回路
25は、上記画像データに圧縮処理を施すことなく、こ
の画像データを高解像度用の画像データとしてそのまま
セレクタ29に供給する。また、上記ラスタ−ブロック
変換回路23は、上記画像データに基づいて、圧縮処理
の1単位である所定画素数からなる圧縮ブロックを形成
し、これを圧縮伸長回路24に供給する。上記圧縮伸長
回路24は、上記圧縮ブロック毎に、例えばそれぞれ解
像度の異なる2種類の圧縮処理を施すことにより、中間
解像度の画像データ及び低解像度の画像データを形成
し、これらをセレクタ29に供給する。
【0044】上記セレクタ29は、システムコントロー
ラ20により切り換え制御されるようになっており、該
セレクタ29を介した上記高解像度,中間解像度及び低
解像度の各画像データは、それぞれいわゆるEFM回路
(8−14変調回路)26に供給され記録に適したフォ
ーマットに変換されディスク記録再生部27に供給され
る。
【0045】上記ディスク記録再生部27は、上記各解
像度の画像データに、該各画像データに関する情報(画
像処理情報,プリンタ制御情報等)を付加し、これを光
ディスク28に記録する。
【0046】具体的には、上記光ディスク28は、例え
ば直径64mmの光磁気ディスクとなっており、上記デ
ィスク記録再生部27は、上記低解像度の画像データを
内周側に記録し、高解像度の画像データを外周側に記録
し、中間解像度の画像データを上記内周側と上記外周側
との中間領域に分けて光磁気記録する。
【0047】この光ディスク28の全記録領域は、例え
ば2200クラスタ分となっており、この記録領域が、
例えば図16に示すように、内周側から外周側にかけて
14クラスタ分が低解像度の画像データの記録領域IA
に、200クラスタ分が中間解像度の画像データの記録
領域MAに、1800クラスタ分が高解像度の画像デー
タの記録領域PAになるように3分割されている。
【0048】そして、システムコントローラ20は、画
像データの解像度に従ってセレクタ29の切り換えを制
御する。これにより、低解像度の画像データは、記録領
域IAの15分の1クラスタ分の領域に記録され、高解
像度の画像データは、記録領域PAの9クラスタ分の領
域に記録され、中間解像度の画像データは、記録領域M
Aの1クラスタ分の領域に記録される。
【0049】これらの画像データは、1枚の画像データ
がディスク上の連続する領域に記録されているため、1
枚の画像データの読み出しの途中で、光学ピックアップ
を移動させてシーク動作を行う必要がなく、高速な読み
出しを行うことができるようになっている。
【0050】この光ディスク28には、例えば200枚
分の画像データが記録可能となっている。そして、上記
200枚分の画像データは、50枚分の画像データを1
つのアルバムとして、計4つのアルバムに分割されて管
理されるようになっている。従って、ユーザは、この画
像データの記録を行う場合、操作部19を用いてその画
像データを記録するアルバムを選択する。これにより、
上記システムコントローラ20は、上記ユーザにより選
択されたアルバムに供給された画像データを取り込み順
に記録するように上記ディスク記録再生部27を制御す
る。
【0051】なお、この際、上記低解像度の画像データ
は、アルバムに記録されている画像を1画面に複数表示
するためのインデックス用として記録され、上記中間解
像度の画像データは、アルバムに記録されている所望の
1つの画像を表示するための表示用として記録され、上
記高解像度の画像データは、プリント用としてそれぞれ
記録されるものである。
【0052】ここで、上記ストレージ部18a,18b
は、上記各アルバム毎のアルバム名,各アルバムの画像
毎の画像名,所望の画像を検索するためのキーワード,
ディスク名が入力できるようになっている。
【0053】この場合、ユーザは、上記ストレージ部1
8a,18bの操作部19に設けられているライトキー
をオン操作する。上記システムコントローラ20は、上
記ライトキーがオン操作されるとこれを検出し、文字情
報の入力を行うライトモードとなる。
【0054】次にユーザは、上下キーを操作する。上記
システムコントローラ20は、上記上下キーが一回操作
される毎に、例えばアルバム名,画像名,キーワード,
ディスク名の文字を順に表示するように表示部19aを
表示制御する。ユーザは、上記表示部19aに表示され
る文字を見て、これからどの情報の入力を行うかを決
め、上記操作部19に設けられているEXECキーをオ
ン操作する。これにより、上記システムコントローラ2
0は、これから入力が行われる情報を認識する。
【0055】次に、ユーザは、上記操作部19に設けら
れているテンキーを操作する。これにより、上記システ
ムコントローラ20は、上記テンキーの操作に応じた文
字を表示するように上記表示部19aを表示制御する。
そして、ユーザは、上記表示部19aに表示されるアル
バム名等が所望のアルバム名等となったときに、再度、
上記EXECキーをオン操作する。
【0056】上記システムコントローラ20は、上記E
XECキーが再度オン操作されるとこれを検出し、この
ライトモードを終了するとともに、上記入力されたアル
バム名等の文字情報を、いわゆるアスキーコードとして
上記光ディスク28に記録するようにディスク記録再生
部27を制御する。
【0057】具体的には、所望の画像名の記録を行う場
合、ユーザは、上記ライトキーをオン操作して上記シス
テムコントローラ20をライトモードとするとともに、
上記上下キーをオン操作して、これから入力を行う情報
である“画像名”を選択する。そして、上記テンキーを
操作してその画像の画像名を入力する。これにより、上
記システムコントローラ20が、上記入力された文字に
対応するアスキーコードを形成し、これをディスク記録
再生部27に供給する。これにより、上記ディスク記録
再生部27は、上記画像名に対応するアスキーコードを
光ディスク28に記録する。
【0058】なお、上記画像名として入力できる文字数
は例えば16文字、上記アルバム名として入力できる文
字数は32文字となっており、アルファベット,カタカ
ナ,漢字等で入力できるようになっている。すなわち、
1画面分で432文字(16文字×25枚分の画像+ア
ルバム名の32文字)の入力ができるようになってい
る。
【0059】次に、このように光ディスク28に記録さ
れた画像データ及び文字データ(アスキーコード)を再
生して上記モニタ装置15に表示する場合における当該
静止画記録再生システムの動作説明をする。
【0060】この場合、ユーザは、まず、上記ストレー
ジ部18a,18bの操作部19に設けられているアル
バムキーを操作する。上記システムコントローラ20
は、上記アルバムキーが1回オン操作される毎に、これ
を検出し、そのアルバムのアルバム名を再生して表示す
るように上記ディスク記録再生部27及び表示部19a
を制御する。上述のように、上記光ディスク28には、
4つのアルバムが記録されるようになっているため、上
記アルバムキーがオン操作される毎に、上記表示部19
aには4つのアルバム名が順に表示されることとなる。
【0061】次にユーザは、上記4つのアルバムの中か
ら所望のアルバムを選択した後に再生キーをオン操作す
る。上記システムコントローラ20は、上記再生キーが
オン操作されるとこれを検出し、上記選択されたアルバ
ムのインデックス用の低解像度の画像データ及びアスキ
ーコード(アルバム名,画像名等)を再生するように上
記ディスク記録再生部27を制御する。
【0062】上述のように、1つのアルバムは50枚分
の画像データで構成されており、この50枚の画像を一
度に表示画面に表示してもよいが、必然的に一枚分の表
示領域が狭くなり、ユーザによる所望の画像の選択が困
難なものとなる虞れがある。このため、上記システムコ
ントローラ20は、一度の指定で25枚分の低解像度用
の画像データを読み出すように上記ディスク記録再生部
27を読み出し制御する。これにより、上記ディスク記
録再生部27は、まず、上記25枚分の低解像度用の画
像データ及びアルバム名のアスキーコード,各画像名の
アスキーコードを上記ディスクの内周側から読み出し、
該画像データをEFM回路26及びセレクタ29を介し
て圧縮伸長回路24に供給するとともに、該アスキーコ
ードをEFM回路26,セレクタ29及び非圧縮回路2
5を介してバッファ回路22に供給する。
【0063】上記圧縮伸長回路24は、上記画像データ
に低解像度用の伸長処理を施し、これをラスタ−ブロッ
ク変換回路23,バッファ回路22に供給する。
【0064】上記バッファ回路22は、上記画像データ
及びアスキーコードを一旦記憶する。
【0065】このように上記バッファ回路22に上記画
像データ及びアスキーコードが記憶されると、上記DM
Aコントローラ2aは、該バッファ回路22に記憶され
たアスキーコードが上記画像データとともに高速転送さ
れるように該バッファ回路22を読み出し制御する。こ
れにより、上記アスキーコードは画像データと共に、イ
ンターフェースブロック17及びインターフェース回路
21を介して、CPU8の介在なしにフレームメモリ1
に高速転送される。
【0066】上記フレームメモリ1の記憶領域は、図1
3に示すように全体的には縦×横が2048画素×20
48画素となっており、そのうち、1024画素×15
36画素(縦×横)の記憶領域が画像データの記憶領域
(画像データエリア)、該画像データの領域以外の余領
域の16画素×32画素(512バイト分)の記憶領域
が、上記アスキーコードの記憶領域であるコマンドエリ
アCAとなっている。
【0067】上記メモリコントローラ2は、上記バッフ
ァ回路22から画像データ及びアスキーコードが高速転
送されると、該画像データを上記フレームメモリ1の画
像データエリアに書き込み制御し、該アスキーコードを
上記コマンドエリアCAに書き込み制御する。
【0068】ここで、このような画像データ及びアスキ
ーコードの転送制御及び該アスキーコードの解釈におけ
る当該静止画記録再生システムの動作を説明する。
【0069】上記メモリコントローラ2は、これから高
速転送されるデータが画像データであるかアスキーコー
ドであるかを判別する。
【0070】この判別結果に基づいて、上記メモリコン
トローラ2は、転送されるデータが上記画像データであ
る場合には、上記DMAコントローラ2aに画像データ
の転送を指示し、上記DMAコントローラ2aは、上記
バッファ回路22に記憶された画像データをフレームメ
モリ1に高速転送する。これにより、上記フレームメモ
リ1の画像データエリアに1024画素×1536画素
分の画像データが書き込まれる。
【0071】一方、転送されるデータがアスキーコード
である場合には、上記メモリコントローラ2は、上記D
MAコントローラ2aにアスキーコードの転送を指示
し、上記DMAコントローラ2aは、上記バッファ回路
22に記憶されたアスキーコードをフレームメモリ1の
コマンドエリアCAに高速転送する。これにより、フレ
ームメモリ1のコマンドエリアCAにアスキーコードが
書き込まれる。
【0072】このようにして上記フレームメモリ1の各
エリアに画像データ及びアスキーコードが書き込まれる
と、上記メモリコントローラ2は、図14(a)に示す
ように上記コマンドエリアCAに書き込まれているアス
キーコードを読み出し、該アスキーコードの解釈を行
う。
【0073】具体的には、例えば図14(b)に示すよ
うに、上記コマンドエリアCAから読み出したアスキー
コードが“41H”の場合、このアスキーコードは、ア
ルファベットの“A”の文字を示しているため、上記メ
モリコントローラ2は例えば24画素×24画素の
“A”の文字の画像データを形成する。
【0074】上述のように、上記光ディスク28に記録
されている各画像には、16文字分の画像名が記録でき
るようになっている。このため、上記メモリコントロー
ラ2は、上記16文字分のアスキーコードの解釈を行
い、このように解釈してアスキーコードから文字に変換
して形成した該文字を示す画像データを、図14(c)
に示すように上記フレームメモリ1の各画像の底面にあ
たる部分に書き込むように該フレームメモリ1を書き込
み制御する。
【0075】このように、フレームメモリ1に画像デー
タ及びアスキーコードの文字を示す画像データ(以下、
この2つの画像データをまとめて単に画像データとい
う。)の書き込みが終了すると、上記メモリコントロー
ラ2は、該フレームメモリ1に書き込まれた画像データ
を読み出し制御する。この画像データは、D/A変換器
14を介してアナログの画像信号とされモニタ装置15
に供給される。
【0076】これにより、図15に示すように、上記モ
ニタ装置15の表示画面に、上記選択したアルバムのア
ルバム名とともに、25枚分のインデックス用の画像及
び各画像の画像名が表示される。
【0077】また、ユーザは、上記選択したアルバムの
残る25枚の画像を表示したい場合、上記操作部19を
操作して該残る25枚の画像の表示を指定する。これに
より、システムコントローラ20は、上記残る25枚の
低解像度用の画像データ及び該各画像データのアスキー
コードを再生するようにディスク記録再生装置27を制
御する。これにより、上記残る25枚の低解像度用の画
像データ及びアスキーコードが上述のように高速転送さ
れ、上記モニタ装置15に該残る25枚の画像が表示さ
れる。
【0078】このように、画像名やアルバム名等を示す
文字データをアスキーコードとして画像データとともに
シリアル転送することにより、パラレル転送のように配
線数を増加することなく、一度に大量のアスキーコード
を転送することができる。しかも、上記画像データ及び
アスキーコードの転送は、上記CPU8の介在なしに上
記DMAコントローラ2aが行うようになっているた
め、高速に転送を行うことができ、データ転送時間を短
縮化することができる。
【0079】また、上記DMAコントローラ2aが上記
高速転送を行うため、該画像データ及びアスキーコード
の転送にCPU8が専有されることがない。このため、
上記画像データ及びアスキーコードの転送中に上記CP
U8を別のデータ処理に使用することができるうえ、該
CPU8として安価な通常の処理速度のものを用いるこ
とができる。従って、上記CPU8のローコスト化を通
じて当該静止画記録再生システムのローコスト化を図る
ことができる。
【0080】本件出願人が、当該静止画記録再生システ
ムを試作して実験を行ったところ、上記ストレージ部1
8a,18bのバッファ回路22からフレームメモリ1
に画像データ及びアスキーコードを高速転送するのに約
2msec、最高で130μsecで高速転送すること
ができた。これにより、転送から解釈まで都合約34m
secで完了することができ(上記アスキーコードの解
釈には32msecを要する。)、従来、転送から解釈
までに1sec以上要していたのを大幅に改善すること
ができた。
【0081】また、上記アスキーコードの解釈に約32
msecの時間を要するのは、上記フレームメモリ1と
CPU8とがそれぞれ独立の構成となっているためであ
る。このため、本件出願人が、上記フレームメモリ1を
上記CPU8のメモリマップ上にのせた構成として実験
を行ったところ上記アスキーコードの解釈を3msec
に短縮することができ、転送から解釈までに要する時間
を都合5msecに短縮することができ、さらなる改善
を図ることができた。
【0082】なお、上記画像データとともに高速転送す
るのはアスキーコードであることとしたが、これは、J
ISコードでもよく、あるいは各部の制御を指定するコ
マンドデータでもよい。すなわち、上記ストレージ部1
8a,18bからCPU8にコマンドデータを転送する
場合、上記フレームメモリ1に画像データとともにコマ
ンドデータが高速転送されて上記コマンドエリアCAに
一旦記憶される。そして、上記CPU8が、上記コマン
ドエリアCAからコマンドデータを読み出しこれに応じ
て実行する。
【0083】これとは、逆に、上記CPU8からストレ
ージ部18a,18bにコマンドデータを転送する場
合、上記フレームメモリ1に画像データとともにコマン
ドデータが転送されて上記コマンドエリアCAに一旦記
憶される。そして、上記ストレージ部18a,18bの
システムコントローラ20がコマンドデータの転送要求
を出力すると、上記メモリコントローラ2がこれに応じ
てDMAコントローラ2aを制御し、上記コマンドエリ
アCAに記憶されたコマンドデータが高速転送される。
上記システムコントローラ20は、上記高速転送された
コマンドデータに応じた制御を実行する。
【0084】このように当該静止画記録再生システム
は、コマンドデータの双方向の高速転送も行うことがで
きる。
【0085】次に、上記モニタ装置15にインデックス
用として25枚の画像が表示されると、ユーザは、この
画像の中から所望の画像を選択するように上記操作部1
9を操作する。
【0086】上記システムコントローラ20は、上記操
作部19が操作され所望の画像が指定されるとこれを検
出し、該選択された画像に対応する中間解像度の画像デ
ータを読み出すように上記ディスク記録再生部27を読
み出し制御する。これにより、上記ディスク記録再生部
27は、光ディスク28の中間領域に記録されている表
示用の中間解像度を有する画像データを読み出しこれを
EFM回路26及びセレクタ29を介して圧縮伸長回路
24に供給する。
【0087】上記圧縮伸長回路24は、上記画像データ
に、中間解像度用の伸長処理を施し、これをラスタ−ブ
ロック変換回路23,バッファ回路22及びインターフ
ェース回路21を介して上記インターフェースブロック
17に供給する。
【0088】上記システムコントローラ2は、上記イン
ターフェースブロック17に上記中間解像度用の画像デ
ータが供給されると、これを上記フレームメモリ1に一
旦記憶し読み出してD/A変換器14に供給する。上記
D/A変換器14は、上記中間解像度用の画像データを
アナログ化することにより、中間解像度用の画像信号を
形成し、これをモニタ装置15に供給する。これによ
り、上記モニタ装置15の表示画面に、ユーザにより選
択された画像が表示される。
【0089】次に、当該静止画記録再生システムは、上
記インデックス用の画像を表示することなく所望の画像
を選択して上記モニタ装置15に表示することができ
る。
【0090】すなわち、ユーザは、所望の画像が記録さ
れているアルバム及び画像番号が分かっている場合、上
述のように上記ストレージ部18a,18bの操作部1
9に設けられているテンキーを操作してアルバムを指定
するとともに画像番号を指定する。
【0091】上述のように、1つのアルバムには、50
枚の画像が記録できるようになっているため、ユーザ
は、上記テンキーにより所望の画像番号を入力すること
により所望の画像を選択する。そして、上記所望の画像
番号を選択した後に再生キーをオン操作する。
【0092】上記システムコントローラ20は、上記再
生キーがオン操作されたことを検出すると、上記指定さ
れたアルバムの画像番号の画像データを読み出すように
上記ディスク記録再生部27を制御する。これにより、
上記光ディスク28から指定された画像番号の画像デー
タが読み出され上記モニタ装置15に供給され表示され
る。
【0093】また、このような所望の画像の選択は、上
記操作部19に設けられている検索キーを用いても行う
ことができる。すなわち、上記検索キーがオン操作され
ると、上記システムコントローラ20は検索モードとな
る。上記システムコントローラ20は、上記検索モード
となると、上下キーが1回操作される毎に、画像名,キ
ーワード,記録日,記録時間の文字を順に表示するよう
に表示部19aを表示制御する。ユーザは、上記画像
名,キーワード,記録日,記録時間の中から入力する情
報を選択すると、上記テンキーを用いて検索を行う画像
の画像名,キーワード,記録日、或いは、記録時間を入
力しEXECキーをオン操作する。
【0094】これにより、上記システムコントローラ2
0は、上記EXECキーがオン操作されたことを検出し
て検索を開始する。そして、上記画像名,キーワード等
に該当する画像を検索し、この検索した画像のアルバム
番号,アルバム名,画像名,画像番号等を表示部19a
に表示するように表示部19aを表示制御する。なお、
該当する画像が複数ある場合は、これらの一覧表を表示
するように上記表示部19aを表示制御する。
【0095】次にユーザは、上記表示部19aに表示さ
れた画像名等の中から所望とする画像を上記上下キーを
用いて選択し、上記再生キーをオン操作する。
【0096】上記システムコントローラ20は、上記再
生キーがオン操作されるとこれを検出し、上記選択され
た画像の画像データを再生するように上記ディスク記録
再生部27を制御する。
【0097】これにより、上記光ディスク28から指定
された画像データが読み出され上記モニタ装置15に供
給され表示される。
【0098】次に、上記スキャナ部10或いはビデオ入
力部11を介して取り込んだ画像、或いは、上記光ディ
スク28に記録した画像をプリントする場合における当
該静止画記録再生システムの動作説明をする。
【0099】まず、上記スキャナ部10或いはビデオ入
力部11を介して取り込んだ画像をプリントする場合、
ユーザは、操作部13を操作して上述と同様にして該ス
キャナ部10或いはビデオ入力部11を介して取り込ん
だ画像をモニタ装置15に表示する。そして、上記モニ
タ装置15に表示される画像が所望の画像であった場
合、上記操作部13を操作してその画像のプリントを指
定する。
【0100】上記スキャナ部10或いはビデオ入力部1
1を介して取り込んだ画像データは、上記画像処理ブロ
ック12のフレームメモリ1に記憶されている。このた
め、上記CPU8は、上記プリントが指定されると、上
記フレームメモリ1に記憶されている画像データが読み
出されるように、上記メモリコントローラ2を介して該
フレームメモリ1を読み出し制御する。上記フレームメ
モリ1から読み出された画像データは、プリンタ部16
のデータ変換回路16aに供給される。
【0101】上記データ変換回路16aは、上記フレー
ムメモリ1から読み出された画像データにプリントに適
したデータ変換処理を施す。すなわち、上記画像データ
が、R,G,B或いはY,Cr,Cbのかたちで供給さ
れると、これをY(イエロー),M(マゼンタ),C
(シアン)のかたちに色座標変換することによりプリン
ト用の画像データを形成し、これをサーマルヘッド16
bに供給する。
【0102】上記サーマルヘッド16bは、上記画像デ
ータに応じた画像を、例えばA6サイズのプリント用紙
16cに、約300DPIでプリントする。これによ
り、上記スキャナ部10或いはビデオ入力部11を介し
て取り込んだ画像データに応じた画像をプリントするこ
とができる。
【0103】次に、上記光ディスク28に記録した画像
をプリントする場合、ユーザは、光ディスク28に記録
されているインデックス用の画像を上述の操作でモニタ
装置15に表示する。そして、このインデックス用の画
像の中から所望の画像を選択する。これにより、上記選
択された画像が上記モニタ装置15に表示される。
【0104】ユーザは、上記モニタ装置15に表示され
た画像が所望の画像であった場合は、上記操作部13を
操作してその画像のプリントを指定する。これにより、
CPU8は、現在モニタ装置に表示されている画像のプ
リント用の画像データの読み出しを指定するプリント制
御データを形成して出力する。このプリント制御データ
は、画像処理ブロック12及びインターフェースブロッ
ク17を介してストレージ部18a,18bのインター
フェース回路21に供給され、該インターフェース回路
21を介してシステムコントローラ20に供給される。
【0105】上述のように、上記光ディスク28には、
インデックス用の低解像度の画像データ,モニタ表示用
の中間解像度の画像データ及びプリント用の高解像度の
画像データの3種類の画像データがそれぞれ記憶されて
いる。
【0106】上記システムコントローラ20は、上記プ
リント制御データが供給されると、そのプリント制御デ
ータで指定される上記プリント用の高解像度の画像デー
タを読み出すようにディスク記録再生部27を制御す
る。これにより、上記モニタ装置15に表示されている
画像に対応する高解像度の画像データが上記光ディスク
28から読み出される。この高解像度の画像データは、
記録の際に圧縮処理が施されていないため、非圧縮回路
25を介してバッファ回路22に供給され、インターフ
ェース回路21,インターフェースブロック17,画像
処理ブロック12を介してプリンタ部16のデータ変換
回路16aに供給される。
【0107】上記データ変換回路16aは、上記高解像
度の画像データにプリントに適したデータ変換処理を施
し、これをサーマルヘッド16bに供給する。これによ
り、上記プリント用紙16cに、上記光ディスク28か
ら読み出された画像データに応じた画像がプリントされ
ることとなる。
【0108】ここで、当該静止画記録再生システムは、
上記画像処理ブロック12において、上記スキャナ部1
0或いはビデオ入力部11を介して取り込んだ画像デー
タに拡大処理,縮小処理,回転処理,ディゾルブ処理等
の画像処理を施して上記モニタ装置15に表示、光ディ
スク28に記録或いはプリンタ部16でプリントするこ
とができる。また、同じく、光ディスク28に記録され
た画像データを再生して上記画像処理を施し、上記モニ
タ装置15に表示、光ディスク28に記録し直し或いは
プリンタ部16でプリントすることができる。
【0109】すなわち、上述のように上記スキャナ部1
0,ビデオ入力部11或いはストレージ部18a,18
bからの画像データは、図1に示す第1のバスセレクタ
6に供給される。
【0110】上記CPU8は、ユーザが操作部13を操
作することにより画像データの取り込みを行うデバイス
(上記スキャナ部10,ビデオ入力部11或いはストレ
ージ部18a,18b)を指定するとこれを検出し、該
指定されたデバイスの入力を選択するように上記第1の
バスセレクタ6を切り換え制御する。上記第1のバスセ
レクタ6を介した画像データは、演算回路4を介してフ
レームメモリ1に供給される。
【0111】具体的には、上記フレームメモリ1は、そ
の内部が図3(b)に示すように第1〜第4の記憶領域
AR1〜AR4に分割されている。上記CPU8は、上
記フレームメモリ1に、例えば図3(a)に○で示すよ
うな画像データが供給されると、これを同図(b)に示
すように隣接する画素が異なる記憶領域に記憶されるよ
うにメモリコントローラ2を介して書き込み制御する。
図3(a)中、00,01,02・・・はその画素のア
ドレスを示しており、最初の数値が横列(行)を、ま
た、次の数値が縦列(列)をそれぞれ示している。従っ
て、“00”は0行,0列の画素のアドレスを示し、
“11”は1行,1列の画素であることを示し、“1
2”は1行,2列の画素であることを示す。
【0112】具体的には、上記フレームメモリ1に供給
された画像データは、図3(b)に示すように上記第1
の記憶領域AR1に上記アドレス00,02,20,2
2・・・の各画素の画像データが書き込まれ、上記第2
の記憶領域AR2に、アドレス01,03,21,23
・・・の各画素の画像データが書き込まれる。また、上
記第3の記憶領域AR3に上記アドレス10,12,3
0,32・・・の各画素の画像データが書き込まれ、上
記第4の記憶領域AR4に上記アドレス11,13,3
1,33・・・の各画素の画像データが書き込まれる。
【0113】なお、後に説明するが、上記各記憶領域A
R1〜AR4に書き込まれた画像データは、該各記憶領
域AR1〜AR4毎に別々に読み出されるようになって
おり、該各記憶領域AR1〜AR4の物理アドレスは図
3(c)に示すようにそれぞれ独立している。このた
め、上述のように隣接する画素が異なる記憶領域となる
ように書き込み制御されても、読み出し時には各記憶領
域AR1〜AR4毎にアドレス00から順に読み出され
ることとなる。
【0114】このように、上記フレームメモリ1に所望
の画像データの取り込みが行われると、該画像データの
画像処理が可能となる。
【0115】まず、上記画像データに拡大処理及び縮小
処理を施す電子ズームを行う場合、ユーザは、操作部1
3に設けられているプラスキー(+)或いはマイナスキ
ー(−)をオン操作する。この電子ズームは、例えば上
記プラスキー或いはマイナスキーがオン操作され続ける
時間に対応して徐々に倍率が上がり或いは倍率が下がる
ようになっている。このため、上記CPU8は、上記プ
ラスキー或いはマイナスキーがオン操作され続けた時間
を検出し、該プラスキー或いはマイナスキーがオン操作
され続けた時間に基づいて、画像の拡大倍率或いは縮小
倍率を算出する。
【0116】具体的には、上記CPU8は、例えば1.
1倍の拡大処理が指定された場合(Δ1.1)、図4
(d)に示す等倍(Δ1)の読み出しアドレスを基準と
し、このΔ1の読み出しアドレスを同図(e)に示すよ
うに1.1倍拡げた場合における増分値を示すアドレス
データ(デルタアドレス)を形成し、これを上記メモリ
コントローラ2を介して図1に示すアドレス発生回路3
に供給する。また、同じく上記CPU8は、1.5倍の
拡大処理が指定された場合(Δ1.5)、上記等倍の読
み出しアドレスを同図(f)に示すように1.5倍拡げ
た場合における増分値であるデルタアドレスを形成し、
これを上記メモリコントローラ2を介して図1に示すア
ドレス発生回路3に供給する。
【0117】また、上記CPU8は、0.4倍の縮小処
理が指定された場合(Δ0.4)、上記等倍の読み出し
アドレスを図4(a)に示すように0.4倍に縮めた場
合における減少値を示すデルタアドレスを形成し、0.
5倍の縮小処理が指定された場合(Δ0.5)、上記等
倍の読み出しアドレスを同図(b)に示すように0.5
倍に縮めた場合における減少値を示すデルタアドレスを
形成し、0.75倍の縮小処理が指定された場合(Δ
0.75)、上記等倍の読み出しアドレスを同図(c)
に示すように0.75倍に縮めた場合における減少値を
示すデルタアドレスを形成し、これらを上記メモリコン
トローラ2を介して図1に示すアドレス発生回路3に供
給する。
【0118】上記デルタアドレスは、拡大処理或いは縮
小処理を行う場合の論理的なアドレスの変化を示すもの
であり、図4(g)に示すような物理アドレスから読み
出した画像データを上記論理的なアドレスに基づいてデ
ータ処理して該論理的なアドレスに対応した画像データ
を形成するようになっている。
【0119】すなわち、上記CPU8は、拡大倍率或い
は縮小倍率に応じてデルタアドレスを形成するととも
に、画像の拡大処理或いは縮小処理を行う部分の読み出
し開始アドレスを示すスタートアドレスを形成し、これ
を上記メモリコントローラ2を介して図1に示すアドレ
ス発生回路3に供給する。
【0120】上記アドレス発生回路3の、上記記憶領域
AR1,AR2用の横方向(行)の読み出しアドレスの
形成部は、図5に示すような構成を有しており、上記C
PU8から供給されたスタートアドレスはスタートアド
レスレジスタ31に、また、デルタアドレスは、デルタ
アドレスレジスタ32に一旦記憶される。
【0121】なお、上記記憶領域AR3,AR4用の横
方向(行)の読み出しアドレス成形部も上記記憶領域A
R1,AR2用の横方向の読み出しアドレスの形成部と
同じ構成を有している。また、上記記憶領域AR1,A
R2用の縦方向(列)の読み出しアドレスの形成部及び
上記記憶領域AR3,AR4用の縦方向(列)の読み出
しアドレスの形成部もそれぞれ上記記憶領域AR1,A
R2用の横方向の読み出しアドレスの形成部と同じ構成
を有している。
【0122】上記スタートアドレスレジスタ31に記憶
されたスタートアドレスは、整数加算部33に供給され
るとともに、イニシャライズセレクタ37に供給され
る。また、上記デルタアドレスレジスタ32に供給され
たデルタアドレスは、加算器34及び加算器35に供給
される。
【0123】ここで、拡大処理或いは縮小処理を行う際
に、図3(a)に×で示す注目画素P1を形成する場
合、後述する演算回路4において、該注目画素P1に隣
接する4つの画素を用いて算出するようになっている。
一方、上記注目画素P1に隣接する画素は、それぞれ上
記フレームメモリ1の異なる記憶領域AR1〜AR4に
記憶されている。また、このように注目画素を算出する
ためには、後に説明する演算回路4における演算の都合
上、各記憶領域AR1〜AR4毎から読み出される各画
素に、時間的な前後関係を必要とする。このため、アド
レス発生回路3においては、時間的に前に相当する読み
出しアドレスが所定分先に出力されるように制御してい
る。
【0124】すなわち、上記整数加算部33は、上記ス
タートアドレスに“1”を加算し、これをイニシャライ
ズセレクタ36に供給する。これにより、例えば上記ス
タートアドレスとして“0”が設定されたとすると、上
記イニシャライズセレクタ36には、図6(a)に示す
ように1,2,3・・・の順でアドレスが供給され、上
記イニシャライズセレクタ37には、同図(b)に示す
ように0,1,2・・・の順でアドレスが供給されるこ
ととなる。
【0125】上記各イニシャライズセレクタ36,37
には、入力端子38を介して図6(c)に示すように、
上記各イニシャライズセレクタ36,37に新たなアド
レスが供給されるタイミングで反転する共通の選択制御
データが供給されている。
【0126】上記イニシャライズセレクタ36は、ハイ
レベルの選択制御データが供給されたときにのみアドレ
スをフリップフロップ39に供給する。また、この逆
に、上記イニシャライズセレクタ37は、ローレベルの
選択制御データが供給されたときにのみアドレスをフリ
ップフロップ40に供給する。
【0127】上記各フリップフロップ39,40には、
入力端子41を介して供給されるクロックに基づいて上
記アドレスをラッチするようになっており、該フリップ
フロップ39は、図6(d)に示すように選択制御デー
タ(同図(c))のパルスの立ち上がりから次の立ち上
がりまでの間、上記ラッチしたアドレスを出力し、ま
た、該フリップフロップ40は、図6(e)に示すよう
に選択制御データのパルスの立ち下がりから次の立ち下
がりまでの間、上記ラッチしたアドレスを出力する。こ
れにより、上記図6(d),(e)に示すように時間的
に前に相当する読み出しアドレスが所定分先に出力され
るようにすることができる。
【0128】上記フリップフロップ39から出力された
アドレスは加算器34に帰還され、上記フリップフロッ
プ40から出力されたアドレスは加算器35に帰還され
る。
【0129】上記加算器34は、上記拡大倍率或いは縮
小倍率に応じて設定されるを増分値或いは減少値を示す
デルタアドレスに、上記フリップフロップ39から帰還
されるアドレスを加算することにより、上記拡大倍率或
いは縮小倍率に応じた上記記憶領域AR1用の読み出し
アドレスを形成し、これをイニシャライズセレクタ36
及びフリップフロップ39を介して出力する。
【0130】同じく、上記加算器35は、上記デルタア
ドレスに、上記フリップフロップ40から帰還されるア
ドレスを加算することにより、上記拡大倍率或いは縮小
倍率に応じた上記記憶領域AR2用の読み出しアドレス
を形成し、これをイニシャライズセレクタ37及びフリ
ップフロップ40を介して出力する。
【0131】従って、このような動作を繰り返すこと
に、上記各フリップフロップ39,40からは、上記デ
ルタアドレスの加算された読み出しアドレスが次々と出
力されることとなる。この読み出しアドレスは、例えば
図7に示すように計22ビットのデータとして出力され
るようになっており、第0ビット〜第7ビットの計8ビ
ットが上記拡大倍率或いは縮小倍率に対応するアドレス
の増分値或いは減少値を示す小数部データ、第8ビット
目が記憶領域AR1〜AR4を選択するためのメモリセ
レクトデータ、第9ビット〜第21ビットの計13ビッ
トが実在する画素のアドレスを示すメモリアドレスとな
っている。
【0132】なお、上記小数部データは、そのアドレス
に対する水平方向の増分値或いは減少値を示す水平方向
係数(KH)及びそのアドレスに対する垂直方向の増分
値或いは減少値を示す垂直方向係数(KV)で構成され
ている。
【0133】そして、図1に示すように、上記メモリセ
レクトデータにより示された記憶領域(AR1〜AR
4)に、上記メモリアドレスが供給され、上記小数部デ
ータ(KH,KV)は演算回路4に供給される。
【0134】例えば、図3(a)において、上記注目画
素P1を算出するためには、アドレス00,01,1
0,11の画素の画像データを読み出す必要がある。こ
のアドレス00,01,10,11の画素の画像データ
は、図3(b)に示すように各記憶領域AR1〜AR4
のアドレス00に全て記憶されている。
【0135】このため、この場合は、上記アドレス発生
回路3において、上記各記憶領域AR1〜AR4毎にア
ドレス00の上記メモリアドレスが形成され、上記フレ
ームメモリ1の各記憶領域AR1〜AR4に供給される
こととなる。
【0136】同じく、図3(a)に×で示す注目画素P
2を算出するためには、アドレス01,02,11,1
2の画素の画像データを読み出す必要がある。上記アド
レス01の画素の画像データは、図3(b)に示すよう
に記憶領域AR2のアドレス00に、上記アドレス02
の画素の画像データは記憶領域AR1のアドレス01
に、上記アドレス11の画素の画像データは記憶領域A
R4のアドレス00に、上記アドレス12の画素の画像
データは記憶領域AR3のアドレス01にそれぞれ記憶
されている。
【0137】このため、この場合は、上記アドレス発生
回路3において、上記各記憶領域AR1〜AR4用のア
ドレス01,00,01,00のメモリアドレスが形成
され、上記フレームメモリ1の各記憶領域AR1〜AR
4に供給されることとなる。
【0138】同じく、図3(a)に×で示す注目画素P
3を算出するためには、アドレス11,12,21,2
2の画素の画像データを読み出す必要がある。上記アド
レス11の画素の画像データは、図3(b)に示すよう
に記憶領域AR4のアドレス00に、上記アドレス12
の画素の画像データは記憶領域AR3のアドレス01
に、上記アドレス21の画素の画像データは記憶領域A
R2のアドレス10に、上記アドレス22の画素の画像
データは記憶領域AR1のアドレス11にそれぞれ記憶
されている。
【0139】このため、この場合は、上記アドレス発生
回路3において、上記各記憶領域AR1〜AR4用のア
ドレス11,10,01,00のメモリアドレスが形成
され、上記フレームメモリ1の各記憶領域AR1〜AR
4に供給されることとなる。
【0140】このようにフレームメモリ1にメモリアド
レスが供給されると、各記憶領域AR1〜AR4の上記
メモリアドレスで指定されたアドレスから画像データが
読み出され、上記演算回路4に供給される。
【0141】上記演算回路4は、上記フレームメモリ1
の各記憶領域AR1〜AR4から読み出される、例えば
図8(a)に○で示す画素からなる画像の画像データ、
及び、上記拡大倍率或いは縮小倍率に応じて形成された
アドレスの増分値或いは減少値を示す小数部データ(K
H,KV)に基づいて、同図(a)中×で示す各画素か
らなる画像の画像データを算出する。
【0142】すなわち、例えば図8(a)に示す、拡大
処理或いは縮小処理に係る仮想的な画素の一つである
“Z”の画素の画像データを算出する場合、上記演算回
路4は、同図(b)に示すように該“Z”の画素の回り
の4画素A〜Dを検出する。そして、図8(b)に示す
ように、上記水平方向のアドレスの増分値或いは減少値
を示す水平方向係数(KH)に基づいて、A画素とB画
素の補間を行いX1画素を検出し、該水平方向係数(K
H)に基づいて、C画素とD画素の補間を行いX2画素
を検出するとともに、垂直方向係数(KV)に基づい
て、上記X1画素とX2画素の補間を行い上記“Z”の
画素の画像データを算出する。
【0143】このような演算処理は、以下の演算式に基
づいて行われる。
【0144】 X1=A(1−KH)+KHB =A+KH(B−A)・・・第1式 X2=C(1−KH)+KHD =C+KH(D−C)・・・第2式 Z=X1(1−KV)+KVX2 =X1+KV(X2−X1)・・・第3式 従って、上記演算回路4は、上述の演算処理を行う構成
となっており、図9に示すように上記第1式の演算を行
う第1の演算部45と、上記第2式の演算を行う第2の
演算部50と、上記第3式の演算を行う第3の演算部5
5とで構成されている。
【0145】上記各演算部45,50,55は、それぞ
れ同じ構成を有しており、セレクタ,減算器,加算器及
び乗算器とで構成されている。
【0146】上記図9において、上記フレームメモリ1
の第1の記憶領域AR1及び第2の記憶領域AR2から
それぞれ上記A画素及びB画素の画像データが読み出さ
れたとすると、該A画素及びB画素の画像データは、上
記第1の演算部45のセレクタ46に供給される。上記
セレクタ46は、上記A画素の画像データを加算器48
及び減算器47に供給する。また、上記B画素の画像デ
ータを減算器47に供給する。
【0147】上記減算器47は、上記B画素の画像デー
タからA画素の画像データを減算処理し(B−A)、こ
れを乗算器49に供給する。上記乗算器49には、入力
端子43を介して上記水平方向係数(KH)が供給され
ている。上記乗算器49は、上記減算器47からの減算
データに上記水平方向係数(KH)を乗算処理し(KH
(B−A))、これを加算器48に供給する。上記加算
器48は、上記セレクタ46からのA画素の画像データ
に、上記乗算器49からの乗算データを加算処理し(A
+KH(B−A)・・・第1式)、これを上記X1画素
の画像データとして第3の演算部55のセレクタ56に
供給する。
【0148】一方、上記フレームメモリ1の第3の記憶
領域AR3及び第4の記憶領域AR4からそれぞれ上記
C画素及びD画素の画像データが読み出されたとする
と、該C画素及びD画素の画像データは、上記第2の演
算部50のセレクタ51に供給される。上記セレクタ5
1は、上記C画素の画像データを加算器54及び減算器
52に供給する。また、上記D画素の画像データを減算
器52に供給する。
【0149】上記減算器52は、上記D画素の画像デー
タからC画素の画像データを減算処理し(D−C)、こ
れを乗算器53に供給する。上記乗算器53には、入力
端子43を介して上記水平方向係数(KH)が供給され
ている。上記乗算器53は、上記減算器52からの減算
データに上記水平方向係数(KH)を乗算処理し(KH
(D−C))、これを加算器54に供給する。上記加算
器54は、上記セレクタ51からのC画素の画像データ
に、上記乗算器53からの乗算データを加算処理し(C
+KH(D−C)・・・第2式)、これを上記X2画素
の画像データとして第3の演算部55のセレクタ56に
供給する。
【0150】上記第3の演算部55のセレクタ56は、
上記X1画素の画像データを加算器57及び減算器58
に供給する。また、上記X2画素の画像データを減算器
58に供給する。
【0151】上記減算器58は、上記X2画素の画像デ
ータからX1画素の画像データを減算処理し(X2−X
1)、これを乗算器59に供給する。上記乗算器59に
は、入力端子54を介して上記垂直方向係数(KV)が
供給されている。上記乗算器59は、上記減算器58か
らの減算データに上記垂直方向係数(KV)を乗算処理
し(KV(X2−X1))、これを上記加算器57に供
給する。上記加算器57は、上記セレクタ56からのX
1画素の画像データに、上記乗算器59からの乗算デー
タを加算処理し(X1+KV(X2−X1)・・・第2
式)、これを上記拡大処理或いは縮小処理に応じたZ画
素の画像データとして出力端子60を介して出力する。
【0152】このように演算処理されて形成された画像
データは、例えば24ビットの画像データとしてカラー
調整回路5に供給される。
【0153】上記カラー調整回路5は、例えばマトリク
ス演算部と、SRAMにより構成されるカラーパレット
部とで構成されており、上記演算回路4からの画像デー
タに色調の変換処理を施し、これを第2のバスセレクタ
7に供給する。
【0154】上記第2のバスセレクタ7は、ユーザによ
り選択されたデバイスに応じてCPU8により切り換え
制御されるようになっている。このため、例えばユーザ
により、拡大処理或いは縮小処理された画像データの出
力先として上記モニタ装置15が選択された場合、上記
CPU8は、上記モニタ装置15に画像データが供給さ
れるように上記第2のバスセレクタ7を切り換え制御す
る。これにより、上記モニタ装置15に拡大処理或いは
縮小処理した画像を表示することができる。
【0155】或いは、ユーザにより、拡大処理或いは縮
小処理された画像データの出力先として上記ストレージ
部18a,18bが選択された場合、上記CPU8は、
上記ストレージ部18a,18bに画像データが供給さ
れるように上記第2のバスセレクタ7を切り換え制御す
る。これにより、上記ストレージ部18a,18bにお
いて、拡大処理或いは縮小処理した画像に応じた画像デ
ータを記録することができる。
【0156】或いは、ユーザにより、拡大処理或いは縮
小処理された画像データの出力先として上記プリンタ部
16が選択された場合、上記CPU8は、上記プリンタ
部16に画像データが供給されるように上記第2のバス
セレクタ7を切り換え制御する。これにより、上記プリ
ンタ部16において、拡大処理或いは縮小処理した画像
をプリント用紙16cにプリントすることができる。
【0157】このように、当該静止画記録再生システム
は、単一のフレームメモリ1の記憶領域を4つの記憶領
域AR1〜AR4に分割し、隣接する画素が異なる記憶
領域に記憶されるように書き込み制御する。そして、拡
大倍率或いは縮小倍率に応じて形成しようとする画素に
隣接する4つの画素を上記各記憶領域AR1〜AR4か
ら読み出し、この読み出した4つの画素と、該拡大倍率
或いは縮小倍率によるアドレスの増分値或いは縮小値と
に基づいて、該拡大倍率或いは縮小倍率に応じた画素を
形成するようにしている。
【0158】すなわち、拡大処理或いは縮小処理は、上
記フレームメモリ1から読み出した画像データに基づい
て行っているため、もとの画像はフレームメモリ1に保
存されている。このため、もとの画像の表示等を指定さ
れたときには、即座に元の画像を表示することができ
る。
【0159】また、上記フレームメモリ1の上記各記憶
領域AR1〜AR4に記憶された画像データを、該各記
憶領域AR1〜AR4から同時に読み出して画像処理を
施すようにしているため、単一のしかもDRAMという
安価なメモリを用いているにも関わらず、ビデオレート
でのリアルタイム処理を可能とすることができる。
【0160】そして、安価なDRAMを用いることがで
きるため、当該静止画記録再生システムのローコスト化
を図ることができる。
【0161】なお、上記フレームメモリ1の記憶領域は
4つに分割されていることとしたが、これは、例えば9
分割,16分割等のように任意の数に分割するようにし
てもよい。この場合、上記4つに分割したときよりもさ
らに高速な画像処理を可能とすることができ、また、9
点補間或いは16点補間により補間精度を向上させるこ
とができる。
【0162】次に、上記モニタ装置15に表示された画
像を所定分回転させて表示する回転処理の説明をする。
【0163】この場合、ユーザは、上述のように操作部
13を操作して、スキャナ部10,ビデオ入力部11或
いはストレージ部18a,18bから取り込んだ画像を
上記モニタ装置15に表示する。そして、上記操作部1
3に設けられている回転指定キーをオン操作する。上記
CPU8は、上記回転指定キーがオン操作される回数を
検出し、該回転指定キーがオン操作される毎に表示画像
を90度,180度,270度,360度の順で回転表
示するように上記フレームメモリ1に記憶されている画
像データを書き換え又読み出し制御する。
【0164】すなわち、上記画像処理ブロック12は、
図10に示すようにフレームメモリ1から読み出された
画像データを一旦記憶する第1,第2のレジスタ65,
66を有している。上記CPU8は、上記回転指定キー
が一回オン操作されたことを検出すると、まず、図11
(a)に示すようにフレームメモリ1に記憶されている
画像データを、対角線Tを境にして入れ換えるような書
き換え制御を行う。
【0165】ここで、上記フレームメモリ1がN画素×
N画素の記憶領域を有しているとすると、上記CPU8
は、上記対角線Tを境にした書き換え制御を行う場合、
ロウアドレスカウンタの値を1からN−1まで増加さ
せ、各々のロウアドレスカウンタの値に対してカラムア
ドレスカウンタの値をNからロウアドレスカウンタの値
まで減少させる。
【0166】そして、各々のアドレスの値に対してロウ
アドレスカウンタの値をロウアドレスとし、カラムアド
レスカウンタの値をカラムアドレスとするフレームメモ
リ1上の画像データと、カラムアドレスカウンタの値を
ロウアドレスとし、ロウアドレスカウンタの値をカラム
アドレスとするフレームメモリ1上の画像データとを第
1及び第2のレジスタ65、66を介して入れ換える。
【0167】このような入れ換え動作を行うと、図12
に示すように上記フレームメモリ1に記憶されている画
像データが、対角線Tを境にして書き換えられることと
なる。このため、上記図11(a)に示すような画像
は、同図(b)に示すように270度回転した画像とな
る。
【0168】次に、上記CPU8は、このように対角線
Tを境にした書き換えを行った後に、図11(b)に示
すように通常の読み出し方向に対して反対方向から画像
データの読み出しを行うように上記フレームメモリ1を
読み出し制御し、この逆読み出しを行った順に画像デー
タを書き換えるようにフレームメモリ1を書き換え制御
する。これにより、上記フレームメモリ1には、図11
(c)に示すように、同図(a)に示すもとの画像に対
して90度回転した画像データが記憶されることとな
る。そして、上記CPU8は、この画像データを読み出
して上記モニタ装置15に供給する。
【0169】これにより、上記モニタ装置15に90度
回転した画像を表示することができる。
【0170】次に、上記CPU8は、上記回転指定キー
が二回オン操作されたことを検出すると、図11(c)
に示す画像に対して、対角線Tを境にした上述の書き換
え制御を行い、該書き換えた画像データを上記モニタ装
置15に供給する。これにより、上記フレームメモリ1
に記憶されている上記図11(c)に示すような画像
は、上記対角線Tを境にして書き換えられるため、同図
(d)に示すようにもとの画像に対して180度回転し
た画像となる。従って、上記モニタ装置15に、上記1
80度回転した画像を表示することができる。
【0171】次に、上記CPU8は、上記回転指定キー
が三回オン操作されたことを検出すると、図11(d)
に示す画像に対して、対角線Tを境にした上述の書き換
え制御を行う。これにより、上記フレームメモリ1に
は、図11(e)に示すような、もとの画像に対して9
0度回転した画像が書き込まれることとなる。そして、
上記CPU8は、このような書き換え制御を行った後
に、通常の読み出し方向とは逆の読み出し方向から画像
データを読み出すように、上記フレームメモリ1を読み
出し制御し、この逆読み出しを行った順に画像データを
書き換えるようにフレームメモリ1を書き換え制御す
る。これにより、上記フレームメモリ1には、図11
(f)に示すように、同図(a)に示すもとの画像に対
して270度回転した画像データが記憶されることとな
る。そして、上記CPU8は、この画像データを読み出
して上記モニタ装置15に供給する。
【0172】これにより、上記モニタ装置15に270
度回転した画像を表示することができる。
【0173】次に、上記CPU8は、上記回転指定キー
が四回オン操作されたことを検出すると、図11(f)
に示す画像に対して、対角線Tを境にした上述の書き換
え制御を行う。これにより、上記フレームメモリ1に記
憶されている画像データは、図11(g)に示すように
元に戻る(360度回転したことを意味する。)。上記
CPU8は、この画像データを読み出して上記モニタ装
置15に供給する。
【0174】これにより、上記モニタ装置15に360
度回転した画像、すなわち、もとの画像を表示すること
ができる。
【0175】ここで、当該静止画記録再生システムにお
いては、この回転処理を行う場合、上述の書き換え制御
を上記フレームメモリ1の4つの記憶領域AR1〜AR
4に対してそれぞれ単独かつ一度に行っている。
【0176】具体的には、上記記憶領域AR1の画像デ
ータの書き換えは、例えば論理アドレス02と論理アド
レス20とが書き換わる等のように該記憶領域AR1内
で行われる。同様に、記憶領域AR4の画像データの書
き換えは、例えば論理アドレス13と論理アドレス31
とが書き換わる等のように該記憶領域AR4内で行われ
る。これに対して、例えば図3(b)に示すように論理
アドレス03の画像データは記憶領域AR2に記憶され
ており、論理アドレス30の画像データは記憶領域AR
3に記憶されている。このため、記憶領域AR2の画像
データは記憶領域AR3の画像データとの間で書き換え
が行われる。
【0177】このため、上記記憶領域AR1及び記憶領
域AR4に設けられているレジスタの入力バス及び出力
バスは、それぞれ同一の記憶領域AR1及び記憶領域A
R4に接続される。これに対して、上記記憶領域AR2
及び記憶領域AR3に設けられているレジスタの入力バ
ス及び出力バスは、それぞれ相手のメモリバスに接続さ
れる。
【0178】このような構成のため、一度に4つの画像
データの書き換えを可能とすることができ、安価なDR
AMを用いているにも関わらず、高速な回転処理を可能
とすることができる。
【0179】また、この静止画記録再生システムは、上
述のようにフレームメモリ1に読み出された画像データ
の一部を拡大して印刷あるいは新たな画像データとして
保存する際に、拡大した画像データと共に印刷領域を示
す印刷枠を上記モニタ装置15の表示画面上に表示する
ようになっている。
【0180】このため、この静止画記録再生システムで
は、図17に示すように、上記メモリコントローラ2
に、印刷領域の設定等を行うコントローラ2bと、該コ
ントローラ2bによって設定された印刷領域に従って、
印刷領域を示す印刷枠の画像データを発生する第1及び
第2の印刷枠発生部2c、2dと、該第1及び第2の印
刷枠発生部2c、2dの出力を切り換える選択部2eと
を備えている。
【0181】以下、使用者から指示された印刷領域に基
づいて、印刷領域を示す印刷枠を表示する動作を説明す
る。上記CPU8は、使用者から上記プリンタ部16あ
るいは上記ストレージ部18a,18b等の出力デバイ
スが指示されると、出力デバイスの出力アスペクト比に
従って縦長あるいは横長の印刷領域の外形を設定し、こ
れらの印刷領域の外形を上記コントローラ2bに供給す
る。
【0182】上記コントローラ2bは、CPU8から供
給された印刷領域の外形に従って縦長あるいは横長の印
刷枠の形状を設定し、縦長の印刷枠の発生を上記第1の
印刷枠発生部2cに指示し、横長の印刷枠の発生を上記
第2の印刷枠発生部2dに指示する。
【0183】これにより、第1の印刷枠発生部2cは、
上記出力デバイスのアスペクト比に応じた縦長の印刷枠
を発生し、上記第2の印刷枠発生部2dは、上記出力デ
バイスのアスペクト比に応じた横長の印刷枠を発生す
る。また、第1及び第2の印刷枠発生部2c、2dは、
これらの印刷枠のサイズを、上記モニタ装置15の表示
画面上に表示可能なサイズとする。あるいは、これらの
印刷枠のサイズを上記モニタ装置15の表示画面上に表
示可能な最大のサイズとしておいてもよい。
【0184】このように発生した印刷枠は、上記選択部
2eを介して画像処理ブロック12に供給される。画像
処理ブロック12は、コントローラ2bからの制御に従
って読み出された画像データに合成し、合成した画像デ
ータをD/A変換器14を介してモニタ装置15に供給
する。これにより、モニタ装置15の表示画面上には、
例えば図18(a)に示すように、上記フレームメモリ
1に記憶されている画像データに基づく画像中に印刷領
域を示す印刷枠82が合成された画像が表示される。
【0185】使用者は、このように表示された印刷枠に
従って印刷領域を選択する。このとき、使用者は、縦長
あるいは横長の印刷領域のいずれかを選択し、選択した
印刷領域の形状を上記操作部13を介して入力する。ま
た、使用者は、印刷領域のサイズを変更したいときは、
上記操作部13を介して印刷枠のズームの指示を入力す
る。
【0186】そして、上記コントローラ2bは、上記入
力部13を介して入力された、印刷領域の形状に従って
上記選択部2eを制御して、印刷枠の形状の変更を行う
と共に、印刷枠のズームの指示に従って上記第1及び第
2の印刷枠発生部2c、2dを制御して印刷枠のサイズ
を変更する。これにより、使用者からの指示に従った形
状及びサイズの印刷枠が発生され、上述と同様にフレー
ムメモリ1に記憶されている画像データ中に合成され
る。そして、モニタ装置15の表示画面上には変更され
た印刷枠が合成された画像が表示される。
【0187】このため、この静止画記録再生システムで
は、使用者が、表示画面に表示された印刷枠を見ながら
印刷領域を変更することができ、抽出しようとする対象
の形状、サイズに応じて印刷領域の形状、サイズを選択
することができるため、操作性を向上させることができ
る。
【0188】また、使用者は、画像データを回転させた
いときは、上記操作部13を操作して回転の指示を入力
する。使用者から回転の指示が入力されると、画像処理
ブロック12は、上述したようにフレームメモリ1に記
憶されている画像データを回転させる。
【0189】この際、上記コントローラ2bは、上述の
ように設定された印刷領域の設定を画像データの回転に
対応させて変更する。また、このときコントローラ2b
は、上記選択部2eの設定を画像データの回転に対応さ
せて変更する。これにより、画像データの回転に対応し
た印刷枠の画像データが画像処理ブロック12に供給さ
れる。なお、印刷枠のサイズは、上述したように、例え
ば表示画面上に表示可能な最大のサイズとされているた
め、回転によって表示画面からはみ出すことはない。そ
して、画像処置ブロック12は、新たに供給された印刷
枠内に印刷領域の画像データを挿入する。これにより、
図18(c)に示すように、使用者からの指示に応じて
回転された印刷枠84中に挿入された印刷領域の画像が
表示される。
【0190】このため、この静止画記録再生システムで
は、使用者が画像データを見やすい方向に回転させて作
業を行うことができるため、操作性を向上させることが
できる。
【0191】そして、コントローラ2bは、使用者によ
って最終的に印刷領域が設定されると、新たに設定され
た印刷領域が、縦長であれば上記第1の印刷枠発生部2
cに当該設定された印刷領域に対応する縦長印刷枠の発
生を指示すると共に、第1の印刷枠発生部2cの出力が
上記画像処理ブロック12に供給されるように上記選択
部2eを制御する。これにより、縦長の印刷枠の画像デ
ータが、上記画像処理ブロック12に供給される。
【0192】また、コントローラ2bは、新たに設定さ
れた印刷領域が、横長であれば上記第2の印刷枠発生部
2dに当該設定された印刷領域に対応する横長の印刷枠
の発生を指示すると共に、第2の印刷枠発生部2dの出
力が上記画像処理ブロック12に供給されるように上記
選択部2eを制御する。これにより、横長の印刷枠の画
像データが、上記画像処理ブロック12に供給される。
【0193】また、コントローラ2bは、フレームメモ
リ1から新たに設定された印刷領域の画像データが読み
出されるように、フレームメモリ1からの読み出しを制
御する。そして、画像処理ブロック12は、フレームメ
モリ1から供給された画像データを選択部2eから供給
された印刷枠中に挿入して上記D/A変換器14を介し
てモニタ装置15に供給する。これにより、図18
(b)に示すように、印刷枠82中に印刷領域の画像デ
ータが挿入された画像がモニタ装置15の表示画面に表
示される。
【0194】すなわち、上記図18(a)に示す複数の
人物を撮影して得られた画像データからある1人の人物
81を抽出する場合に、使用者は縦長の印刷領域82を
設定する。
【0195】このような縦長の印刷領域82が設定され
ると、コントローラ2bは、上述のように第1の印刷枠
発生部2cで発生した印刷枠が画像処理ブロック12に
供給されるように選択部2eを制御する。画像処理ブロ
ック12は、この印刷枠中にコントローラ2bからの制
御によって読み出された印刷領域内の画像データを合成
し、合成した画像データをD/A変換器14を介してモ
ニタ装置15に供給する。これにより、モニタ装置15
の表示画面上には、上記図18(b)に示すように印刷
枠80中に挿入された人物81の画像が表示される。
【0196】一方、横長の印刷領域が指定された場合に
は、コントローラ2bは、第2の印刷枠発生部2dで発
生した印刷枠が画像処理ブロック12に供給されるよう
に選択部2eを制御する。画像処理ブロック12は、こ
の印刷枠中にコントローラ2bからの制御によって読み
出された印刷領域内の画像データを合成し、合成した画
像データをD/A変換器14を介してモニタ装置15に
供給する。これにより、上述の縦長の印刷領域が指示さ
れた場合と同様に、上記モニタ装置15の表示画面上に
印刷枠中に挿入された画像が表示される。
【0197】そして、使用者は、表示されている画像で
よいと判断すると、上記操作部13を介して印刷を指示
する。コントローラ2aは、使用者から印刷が指示され
ると、設定された印刷領域の画像データを上記プリンタ
部16に供給する。
【0198】そして、プリンタ部16は、供給された画
像データに基づく画像をプリント用紙16cにプリント
し、図18(d)に示すように、プリント用紙16cの
領域85に上記人物81に基づく画像86が印刷され
る。
【0199】この静止画記録再生システムでは、上述し
たように、使用者が、抽出しようとする対象に応じて印
刷領域を設定することができ、印刷を実行する前に表示
画面上に表示された画像を見て印刷領域を把握すること
ができるため、使用者が意図したとおりの画像を出力す
ることができ、操作性を向上させることができる。
【0200】ところで、従来の静止画記録再生システム
では、図19(a)に示すように、表示画面上の印刷手
段のアスペクト比に応じて横長に設定された印刷画像表
示領域90に印刷領域の画像データを表示し、使用者が
印刷前に印刷する画像を確認できるようになっている。
また、この従来の静止画記録再生システムでは、上記印
刷画像表示領域90の形状が横長に固定されているた
め、画像データのズーム、トリミング等を行っても印刷
領域のアスペクト比は一定のままとなる。
【0201】すなわち、例えば図19(a)に示すよう
に、複数の人物を撮影して得られた画像からある人物9
1を拡大して印刷したい場合に、表示画面上に表示され
ている人物91付近の領域92を新たな印刷領域として
指定すると、図19(b)に示すように、指定された印
刷領域内に拡大された人物91の左右に他の人物が含ま
れてしまう。従って、人物91のみを抽出したい場合に
は、さらに同図中に示す領域93を指定する必要がある
がこの場合は、人物91の頭部のみの画像となってしま
う。
【0202】このため、人物91の全身の画像を抽出し
たいときは、画像データを90度回転させ、人物91を
含む領域を印刷領域として設定する。これにより、図1
9(c)に示すように、人物91の全身を含む画像を抽
出することができる。そして、このように設定された印
刷領域の画像データは、ユーザから印刷が指示される
と、プリント装置に供給され、プリント用紙16cにプ
リントされる。これにより、図19(d)に示すよう
に、プリント用紙16cの領域95に上記人物91に基
づく画像96が印刷される。
【0203】しかしながら、このような場合では、上記
図19(a)に示す元の画像と、同図(c)に示す抽出
された画像の向きが異なるために、画像を把握すること
が困難となる場合がある。特に、上記図19(c)に示
すように、拡大表示画像に、上述したように文字情報9
3を挿入する場合では、文字が読み難くなる問題があ
る。
【0204】このような場合に、上記印刷画像表示領域
90を回転させて縦長の形状とすることが考えられる
が、単に回転させただけでは、印刷画像表示領域90が
表示画面からはみ出してしまう。このため、印刷画像表
示領域90を縮小して表示し、縮小した印刷画像表示領
域90に対応させて縮小した画像データを表示する必要
が生じるが、制御手順が複雑となるために、印刷画像表
示領域90を回転させて表示することは行われていなか
った。
【0205】これに対し、本実施例に係る静止画記録再
生システムでは、上述したように、縦長の印刷枠と横長
の印刷枠を設定することができるため、縦長の印刷領域
を指定した場合に、新たな印刷領域の表示方向を変更せ
ずに表示することができる。このため、例えば上述の図
18(b)に示すように、印刷領域の画像中に文字等を
挿入する際に、表示方向が変更されていないために、挿
入した文字等の認識を容易にすることができ、使用者が
意図したとおりの画像を出力することができ、操作性を
向上させることができる。
【0206】また、この静止画記録再生システムでは、
上述したようにフレームメモリ1に記憶している画像デ
ータの回転に対応させて上記印刷枠を変更することがで
きるため、例えばフレームメモリ1上の画像データから
縦長の印刷領域を抽出し、抽出した画像データを回転さ
せると共に、印刷枠を横長に切り換えて表示し、横長の
印刷枠中に回転させた画像データを挿入し、さらにこの
ような横長の印刷枠中に上記文字等を挿入する等の多様
な処理を行うことができる。このため、画像データの印
刷の自由度を向上させることができる。
【0207】また、上述の説明では、新たに設定した印
刷領域の画像データを印刷する場合について説明した
が、この静止画記録再生システムでは、設定した印刷領
域の画像データを新たな画像データとして記録すること
ができるようになっている。この場合、上記コントロー
ラ2bの制御により読み出された印刷領域の画像データ
は、第1あるいは第2のストレージ部18a、18bに
供給され、第1あるいは第2のストレージ部18a、1
8bは、供給された画像データを光ディスク28に記録
する。
【0208】なお、上述の実施例の説明では、上記フレ
ームメモリ1は2048×2048の記憶領域を有して
おり、このうち、1024×1536が画像記憶領域、
16×32がコマンドエリアである等のように具体的な
数値をあげて説明したが、これは、ほんの一例であり、
例えば上記コマンドエリアを40×60に拡げる等のよ
うに、仕様に応じて適宣変更可能であることは勿論であ
る。
【0209】
【発明の効果】本発明に係る画像編集装置では、出力領
域設定手段により設定された出力領域の内のある出力領
域が選択されており、出力領域に対応する出力枠中に当
該出力領域の画像データに基づく画像が挿入された表示
手段に表示されているときに、使用者からの入力等に応
じて出力領域を変更して現在選択されていない出力領域
を選択すると、合成性手段は、新たに選択された出力領
域の画像データを読み出し、新たに設定された出力領域
に対応する出力枠内に合成して表示手段に供給する。
【0210】これにより、出力領域が変更されると、変
更された出力領域の画像データが、当該出力領域に対応
した出力枠内に挿入された画像が、表示手段によって表
示さる。従って、使用者は、表示手段によって表示され
た画像を見ることにより、変更された出力領域を容易に
把握することができる。また、使用者が予め出力される
画像を確認することができるため、意図したとおりの画
像を出力することができ、操作性を向上させることがで
き、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置を静止画記録再生シ
ステムに適用した実施例のブロック図である。
【図2】上記静止画記録再生システムに設けられている
画像処理ブロックのブロック図である。
【図3】上記静止画記録再生システムに設けられている
フレームメモリの論理アドレス及び物理アドレスを説明
するための模式図である。
【図4】画像の拡大処理及び縮小処理に応じた論理アド
レスの増分値及び減少値を示す図である。
【図5】上記画像処理ブロックに設けられているアドレ
ス発生回路のブロック図である。
【図6】上記アドレス発生回路により発生される、各記
憶領域用のアドレスデータを説明するためのタイムチャ
ートである。
【図7】上記アドレスデータのフォーマットを示す図で
ある。
【図8】上記画像処理ブロックに設けられている演算回
路の拡大処理時及び縮小処理時における演算動作を説明
するための図である。
【図9】上記演算回路のブロック図である。
【図10】回転処理時における動作を説明するための上
記静止画記録再生システムの概略的なブロック図であ
る。
【図11】回転処理時におけるフレームメモリの書き換
え動作を説明するための模式図である。
【図12】回転処理時におけるフレームメモリの書き換
え動作を説明するための模式図である。
【図13】上記フレームメモリの記憶領域の割り当てを
説明するための図である。
【図14】上記画像データとともにコマンドデータとし
て高速転送されるアスキーコードの解釈を説明するため
の図である。
【図15】上記アスキーコードが解釈されてモニタ装置
の表示画面上に表示される様子を示す図である。
【図16】上記静止画記録再生システムに設けられてい
るストレージ部により各解像度用に3分割された記録領
域を有する光ディスクの模式図である。
【図17】上記静止画記録再生システムに設けられてい
るフレームメモリ及び画像処理ブロックの印刷領域の設
定を行う際の機能を等価的に示すブロック図である。
【図18】上記静止画記録再生装置において、印刷領域
を変更した際にモニタ装置に表示される画像を示す図で
ある。
【図19】従来の静止画記録再生装置において、印刷領
域を変更した際にモニタ装置に表示される画像を示す図
である。
【符号の説明】 1 フレームメモリ 1a,1b エディタメモリ 2 メモリコントローラ 2a DMAコントローラ 2b コントローラ 2c、2d 印刷枠発生部 2e 選択部 8 CPU 12 画像処理ブロック 13 操作部 15 モニタ装置 16 プリンタ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する画像データ記憶手
    段と、 画像データを出力する出力手段と、 該出力手段において設定されているアスペクト比に応じ
    た少なくとも2種類の形状の出力領域を設定する出力領
    域設定手段と、 上記出力領域設定手段によって設定された出力領域に対
    応する形状の出力枠の画像データを発生する出力枠発生
    手段と、 上記出力領域設定手段によって設定された出力領域の1
    つを選択し、該選択した出力領域に対応する画像データ
    を上記画像データ記憶手段から読み出し、該読み出した
    画像データを上記選択した出力領域に対応する出力枠の
    画像データ内に合成すると共に、使用者からの指示によ
    り、上記選択した出力領域に対応する画像データを出力
    手段に供給する合成手段と、 該合成手段によって合成された画像データを表示する表
    示手段とを有し、 上記出力手段は、上記合成手段から供給される出力領域
    の画像データに基づく画像を出力することを特徴とする
    画像編集装置。
  2. 【請求項2】 前記出力領域設定手段は、少なくとも前
    記出力手段において設定されているアスペクト比に応じ
    た縦長の出力領域と横長の出力領域を設定することを特
    徴とする請求項1に記載の画像編集装置。
JP7146353A 1995-06-13 1995-06-13 画像編集装置 Pending JPH08339437A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002312779A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置
US9230184B2 (en) 2004-03-31 2016-01-05 Fujifilm Corporation Image display control apparatus and method, and program for controlling image display control apparatus

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JP2002312779A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置
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