JPH08340659A - モータの鉄心およびそのモータ鉄心の製造方法 - Google Patents
モータの鉄心およびそのモータ鉄心の製造方法Info
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- JPH08340659A JPH08340659A JP7145999A JP14599995A JPH08340659A JP H08340659 A JPH08340659 A JP H08340659A JP 7145999 A JP7145999 A JP 7145999A JP 14599995 A JP14599995 A JP 14599995A JP H08340659 A JPH08340659 A JP H08340659A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータの鉄心の外周面にかえりがない鉄心と
その製造方法を提供することを目的としている。 【構成】 モータの鉄心で、コイルが巻配されるところ
は積層面側にかえり(プレスバリ)が出ないように角の
バリを面取りプレスした鉄心。または半分だけ破断さ
せ、さらに逆方向からプレスして切断して破断面のバリ
と積層面とは逆に面した鉄心。
その製造方法を提供することを目的としている。 【構成】 モータの鉄心で、コイルが巻配されるところ
は積層面側にかえり(プレスバリ)が出ないように角の
バリを面取りプレスした鉄心。または半分だけ破断さ
せ、さらに逆方向からプレスして切断して破断面のバリ
と積層面とは逆に面した鉄心。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はOA機器あるいは音響,
映像機器に使用されるモータの鉄心に関するものであ
る。
映像機器に使用されるモータの鉄心に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器あるいは音響,映像機器
は小型化,薄型化,高信頼性,高性能化の要求があり、
それに呼応してそれに使用されるモータも小型,薄型の
ブラシレスモータが使用されはじめている。そうしたモ
ータではモータの鉄心(電機子、あるいはコアともい
う)とマグネットとの隙間を狭くして性能を向上させた
りしているが鉄心を絶縁するのに粉体塗装や樹脂のイン
シュレータが多用されているが、厚みが厚く薄型化の支
障となっている。最近、電着塗装でコアを薄くコーティ
ングする工法が採用され始めて薄型化に拍車がかかって
きている。
は小型化,薄型化,高信頼性,高性能化の要求があり、
それに呼応してそれに使用されるモータも小型,薄型の
ブラシレスモータが使用されはじめている。そうしたモ
ータではモータの鉄心(電機子、あるいはコアともい
う)とマグネットとの隙間を狭くして性能を向上させた
りしているが鉄心を絶縁するのに粉体塗装や樹脂のイン
シュレータが多用されているが、厚みが厚く薄型化の支
障となっている。最近、電着塗装でコアを薄くコーティ
ングする工法が採用され始めて薄型化に拍車がかかって
きている。
【0003】以下、従来のモータの鉄心について説明す
る。図6は従来のモータの鉄心板のせん断面拡大図であ
る。図6において、1は鉄心板、2はだれ部、3はせん
断面、4は破断面、5はかえり(かえりバリ,バリとも
いう)である。
る。図6は従来のモータの鉄心板のせん断面拡大図であ
る。図6において、1は鉄心板、2はだれ部、3はせん
断面、4は破断面、5はかえり(かえりバリ,バリとも
いう)である。
【0004】モータの鉄心板を加工する場合、一般にい
うせん断加工である。せん断加工でも打ち抜き,穴あけ
のような閉曲線輪郭せん断加工と分断,切り込みのよう
な開曲線輪郭せん断加工があるが、モータの鉄心板を加
工する上では閉曲線輪郭せん断と開曲線輪郭せん断の2
つが要所に使用されている。モータの鉄心板は珪素鋼板
を使用することが多くせん断加工でかえりが発生する。
うせん断加工である。せん断加工でも打ち抜き,穴あけ
のような閉曲線輪郭せん断加工と分断,切り込みのよう
な開曲線輪郭せん断加工があるが、モータの鉄心板を加
工する上では閉曲線輪郭せん断と開曲線輪郭せん断の2
つが要所に使用されている。モータの鉄心板は珪素鋼板
を使用することが多くせん断加工でかえりが発生する。
【0005】せん断の切り口は図6のようになってい
る。工具刃の切り込み前に材料表面が押し下げられた部
分であるだれ部2、工具刃の切り込みの際に工具刃側面
によってこすられてきれいになるバニシ加工された光沢
のあるきれいな面であるせん断面3、亀裂の発生によっ
てつくられる部分で微少の凹凸のはなはだしい面である
破断面4、かえり5からなったせん断切り口のモータの
鉄心板になっている。モータの鉄心は鉄心板を積層して
成形し鉄心板1を絶縁してからティース部に銅線を巻く
ので、かえり5のところの絶縁層が薄く絶縁不良になる
ことがある。そのために、かえりの除去作業にはショト
ブラストやバレル処理,ベルト研磨などを行うが、モー
タの鉄心の場合たくさんの鉄心突極がありその鉄心突極
が変形するので特別な場合しか行われていない。一般に
は粉体塗装などの厚さを厚くしてかえり5を充分覆い絶
縁している。そのためモータの薄型化の問題点となって
いた。
る。工具刃の切り込み前に材料表面が押し下げられた部
分であるだれ部2、工具刃の切り込みの際に工具刃側面
によってこすられてきれいになるバニシ加工された光沢
のあるきれいな面であるせん断面3、亀裂の発生によっ
てつくられる部分で微少の凹凸のはなはだしい面である
破断面4、かえり5からなったせん断切り口のモータの
鉄心板になっている。モータの鉄心は鉄心板を積層して
成形し鉄心板1を絶縁してからティース部に銅線を巻く
ので、かえり5のところの絶縁層が薄く絶縁不良になる
ことがある。そのために、かえりの除去作業にはショト
ブラストやバレル処理,ベルト研磨などを行うが、モー
タの鉄心の場合たくさんの鉄心突極がありその鉄心突極
が変形するので特別な場合しか行われていない。一般に
は粉体塗装などの厚さを厚くしてかえり5を充分覆い絶
縁している。そのためモータの薄型化の問題点となって
いた。
【0006】鉄心板1のせん断加工では、破断面4とな
る亀裂の発生位置が工具の側面寄りにあるために工具が
摩耗してくるとかえり5の高さが高くなり、かえり5の
高さが金型初期とは変わってくるので同じ粉体塗装条件
で鉄心を絶縁しているとかえり5部の絶縁不良が多くな
る。そのために工具摩耗には充分注意をはらい、工具寿
命となる打ち抜く数以下の定常摩耗の進行の早い時期に
金型補修していかないといけないので、金型の管理とし
ては大変むずかしいところがある。
る亀裂の発生位置が工具の側面寄りにあるために工具が
摩耗してくるとかえり5の高さが高くなり、かえり5の
高さが金型初期とは変わってくるので同じ粉体塗装条件
で鉄心を絶縁しているとかえり5部の絶縁不良が多くな
る。そのために工具摩耗には充分注意をはらい、工具寿
命となる打ち抜く数以下の定常摩耗の進行の早い時期に
金型補修していかないといけないので、金型の管理とし
ては大変むずかしいところがある。
【0007】鉄心に電着塗装で絶縁する場合は、ショト
ブラストやバレル処理でバリ取りをしているが、ショッ
トブラストのために鉄心に歪みが残りモータの鉄損が大
きくなりモータの出力特性が低下する。
ブラストやバレル処理でバリ取りをしているが、ショッ
トブラストのために鉄心に歪みが残りモータの鉄損が大
きくなりモータの出力特性が低下する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、モータの鉄心はせん断加工で打ち抜いた鉄
心を積層した状態で使用することが多く、モータの積層
鉄心の一面にはかえり側の面で構成されるので、粉体塗
装で絶縁する際はかえり高さ以上の厚みの絶縁層となり
薄型化の支障となっていた。さらに、かえりが非常に小
さいときに金型補修するので金型寿命が短い状態と同じ
になり、モータの鉄心当たりの金型償却費が高くなるし
かえりの管理を頻繁にする必要が出てくる。
の構成では、モータの鉄心はせん断加工で打ち抜いた鉄
心を積層した状態で使用することが多く、モータの積層
鉄心の一面にはかえり側の面で構成されるので、粉体塗
装で絶縁する際はかえり高さ以上の厚みの絶縁層となり
薄型化の支障となっていた。さらに、かえりが非常に小
さいときに金型補修するので金型寿命が短い状態と同じ
になり、モータの鉄心当たりの金型償却費が高くなるし
かえりの管理を頻繁にする必要が出てくる。
【0009】絶縁層の厚みが同じでも抜き数が増えてく
るとるとかえりの高さが高くなり絶縁不良が発生しやす
くなる。
るとるとかえりの高さが高くなり絶縁不良が発生しやす
くなる。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、モー
タの鉄心のせん断加工のかえりを小さくしたモータ鉄心
を提供することを目的としている。
タの鉄心のせん断加工のかえりを小さくしたモータ鉄心
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のモータの鉄心の製造方法は、かえりを鉄心1
枚1枚の状態でプレス加工で除去する。またはモータの
鉄心の積層状態でかえりをプレス加工で除去する。また
はモータの鉄心を上下打ち抜くせん断加工で行う。ある
いは面押さえプレス加工でかえりを除去する製造方法を
用いている。
に本発明のモータの鉄心の製造方法は、かえりを鉄心1
枚1枚の状態でプレス加工で除去する。またはモータの
鉄心の積層状態でかえりをプレス加工で除去する。また
はモータの鉄心を上下打ち抜くせん断加工で行う。ある
いは面押さえプレス加工でかえりを除去する製造方法を
用いている。
【0012】
【作用】この構成によって、モータの鉄心のかえりを小
さくして巻線の絶縁不良の低減およびモータ部の薄型化
をすることができる。
さくして巻線の絶縁不良の低減およびモータ部の薄型化
をすることができる。
【0013】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0014】図1(a),図1(b)は本発明の一実施
例におけるモータの鉄心のせん断加工でのかえりをプレ
ス加工で小さくした加工前と加工後の加工面の拡大図で
ある。図1(a)において、1は鉄心板、2はだれ部、
3はせん断面、4は破断面、5はかえりであり、図1
(b)において、1は鉄心板、2はだれ部、3はせん断
面、6は面取りかえりつぶし面である。
例におけるモータの鉄心のせん断加工でのかえりをプレ
ス加工で小さくした加工前と加工後の加工面の拡大図で
ある。図1(a)において、1は鉄心板、2はだれ部、
3はせん断面、4は破断面、5はかえりであり、図1
(b)において、1は鉄心板、2はだれ部、3はせん断
面、6は面取りかえりつぶし面である。
【0015】モータの鉄心板は珪素鋼板を使用すること
が多く、モータの鉄心板を加工する場合はせん断加工で
ありかえりが発生しやすい。せん断の切り口は図1
(a)のようになっている。図1(a)では、工具刃の
切り込み前に材料表面が押し下げられて発生するだれ部
2、工具刃の切り込みの際に工具刃側面によってバニシ
加工された光沢のあるきれいな面ができるせん断面3、
亀裂の発生によってつくられる部分で微少の凹凸のはな
はだしい面である破断面4、かえり5からなったせん断
切り口のモータの鉄心板になっている従来の工法で得ら
れる切り口断面である。図1(a)の鉄心板1のかえり
5を面取りプレスで除去して図1(b)のような鉄心板
1とする。図1(b)では面取りプレスによりかえり5
がつぶされ、面取りかえりつぶし面6が形成され積層板
面からかえり5は出ない。
が多く、モータの鉄心板を加工する場合はせん断加工で
ありかえりが発生しやすい。せん断の切り口は図1
(a)のようになっている。図1(a)では、工具刃の
切り込み前に材料表面が押し下げられて発生するだれ部
2、工具刃の切り込みの際に工具刃側面によってバニシ
加工された光沢のあるきれいな面ができるせん断面3、
亀裂の発生によってつくられる部分で微少の凹凸のはな
はだしい面である破断面4、かえり5からなったせん断
切り口のモータの鉄心板になっている従来の工法で得ら
れる切り口断面である。図1(a)の鉄心板1のかえり
5を面取りプレスで除去して図1(b)のような鉄心板
1とする。図1(b)では面取りプレスによりかえり5
がつぶされ、面取りかえりつぶし面6が形成され積層板
面からかえり5は出ない。
【0016】図1(b)の鉄心板1を積層してモータの
鉄心を形成する場合、鉄心最外周の面には面取りかえり
つぶし面6が構成されるのでかえりがないので、モータ
の鉄心に粉体塗装などで絶縁しても銅線を巻くと絶縁不
良になることがない。
鉄心を形成する場合、鉄心最外周の面には面取りかえり
つぶし面6が構成されるのでかえりがないので、モータ
の鉄心に粉体塗装などで絶縁しても銅線を巻くと絶縁不
良になることがない。
【0017】また、モータ鉄心板のせん断加工で発生し
たかえり5をプレスして積層板面から出ないようにした
モータの鉄心をせん断加工工程内で行い、層工程内で図
1(b)のような鉄心板1を積層してモータの鉄心を成
形する。
たかえり5をプレスして積層板面から出ないようにした
モータの鉄心をせん断加工工程内で行い、層工程内で図
1(b)のような鉄心板1を積層してモータの鉄心を成
形する。
【0018】また、図2は本発明の一実施例におけるモ
ータの鉄心板の平面図を示す。せん断加工のかえり5の
面取りつぶしを鉄心板1の全周にわたってするのではな
く、巻線を巻配する部分とその近傍だけを行なった鉄心
板1の実施例が図2である。図2の破線部は面取りかえ
りつぶしを実施した箇所を示す。
ータの鉄心板の平面図を示す。せん断加工のかえり5の
面取りつぶしを鉄心板1の全周にわたってするのではな
く、巻線を巻配する部分とその近傍だけを行なった鉄心
板1の実施例が図2である。図2の破線部は面取りかえ
りつぶしを実施した箇所を示す。
【0019】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0020】図3(a),図3(b)は本発明の第2の
実施例におけるモータの鉄心の上下打ち抜きせん断加工
で切り口の断面図と加工面の拡大図である。図3におい
て、1は鉄心板、2はだれ部、3はせん断面、4は破断
面である。
実施例におけるモータの鉄心の上下打ち抜きせん断加工
で切り口の断面図と加工面の拡大図である。図3におい
て、1は鉄心板、2はだれ部、3はせん断面、4は破断
面である。
【0021】モータの鉄心板は珪素鋼板を使用すること
が多く、モータの鉄心を加工する場合は一般的な従来の
せん断加工ではかえりが発生する。
が多く、モータの鉄心を加工する場合は一般的な従来の
せん断加工ではかえりが発生する。
【0022】モータの鉄心板のせん断加工を一方向から
半分だけせん断させると、だれ2とせん断面3と破断面
4の一部が構成され、さらに逆方向からせん断すると、
だれ2とせん断面3と破断面4が構成される。図3のよ
うな切り口となるのでかえりは発生しない。
半分だけせん断させると、だれ2とせん断面3と破断面
4の一部が構成され、さらに逆方向からせん断すると、
だれ2とせん断面3と破断面4が構成される。図3のよ
うな切り口となるのでかえりは発生しない。
【0023】図3の鉄心板1を積層してモータの鉄心を
形成する場合、鉄心最外周の面にはかえりがないのでモ
ータの鉄心に粉体塗装などで絶縁しても銅線を巻くと絶
縁不良になることがない。
形成する場合、鉄心最外周の面にはかえりがないのでモ
ータの鉄心に粉体塗装などで絶縁しても銅線を巻くと絶
縁不良になることがない。
【0024】また、モータ鉄心板のせん断加工を上下方
向から行うのをせん断加工工程内で行い、積層工程内で
鉄心板1を積層してモータの鉄心を成形する。
向から行うのをせん断加工工程内で行い、積層工程内で
鉄心板1を積層してモータの鉄心を成形する。
【0025】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0026】図4は本発明の第3の実施例におけるモー
タの鉄心のせん断加工でのかえりをプレス加工した積層
切り口断面図の拡大図である。図4において、1は鉄心
板、2はだれ部、3はせん断面、4は破断面、5はかえ
り、6は面取りかえりつぶし面である。
タの鉄心のせん断加工でのかえりをプレス加工した積層
切り口断面図の拡大図である。図4において、1は鉄心
板、2はだれ部、3はせん断面、4は破断面、5はかえ
り、6は面取りかえりつぶし面である。
【0027】モータの鉄心板は珪素鋼板を使用すること
が多く、モータの鉄心板を加工する場合はせん断加工で
ありかえり5が発生する。せん断の切り口の説明は実施
例1で説明してあるのでここでは省略する。
が多く、モータの鉄心板を加工する場合はせん断加工で
ありかえり5が発生する。せん断の切り口の説明は実施
例1で説明してあるのでここでは省略する。
【0028】鉄心板1を積層してモータの鉄心を形成す
る場合、鉄心最外周の面にはかえり5が構成されるの
で、そのかえり5を面取りプレスで除去して面取りかえ
りつぶし面6を形成させ積層鉄心外周からかえり5が出
ないようにする。
る場合、鉄心最外周の面にはかえり5が構成されるの
で、そのかえり5を面取りプレスで除去して面取りかえ
りつぶし面6を形成させ積層鉄心外周からかえり5が出
ないようにする。
【0029】かえり5が積層鉄心外周にないので、モー
タの鉄心に粉体塗装などで絶縁しても銅線を巻くと絶縁
不良になることがない。
タの鉄心に粉体塗装などで絶縁しても銅線を巻くと絶縁
不良になることがない。
【0030】また、鉄心板1を積層してモータの鉄心を
形成する場合、鉄心最外周の面にはかえり5が構成され
るので、そのかえり5を上下からプレスして積層鉄心の
積層板面の外周からかえり5が出ないようにしても、か
えり5が積層鉄心外周になく、あっても問題になるよう
な大きさでないので、モータの鉄心に粉体塗装などで絶
縁しても銅線を巻くと絶縁不良になることがない。
形成する場合、鉄心最外周の面にはかえり5が構成され
るので、そのかえり5を上下からプレスして積層鉄心の
積層板面の外周からかえり5が出ないようにしても、か
えり5が積層鉄心外周になく、あっても問題になるよう
な大きさでないので、モータの鉄心に粉体塗装などで絶
縁しても銅線を巻くと絶縁不良になることがない。
【0031】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0032】図5は本発明の第4の実施例におけるモー
タの鉄心の積層断面の拡大図である。図5において、1
は鉄心板、2はだれ部、3はせん断面、4は破断面、5
はかえりである。
タの鉄心の積層断面の拡大図である。図5において、1
は鉄心板、2はだれ部、3はせん断面、4は破断面、5
はかえりである。
【0033】モータの鉄心板は珪素鋼板を使用すること
が多く、モータの鉄心板を加工する場合はせん断加工で
ありかえりが発生する。せん断の切り口の説明は実施例
1で説明してあるのでここでは省略する。
が多く、モータの鉄心板を加工する場合はせん断加工で
ありかえりが発生する。せん断の切り口の説明は実施例
1で説明してあるのでここでは省略する。
【0034】鉄心板1を積層してモータの鉄心を形成す
る場合、設定積層枚数のモータ鉄心の最外周となる鉄心
板1のかえり5aが残りの鉄心板1のかえり5の方向と
対向する向きに積層している。そのためにモータの鉄心
の外周面にはかえりがでないようになっている。かえり
5が対向しているので、かえりどうし5a,5が接触す
るので積層に隙間が発生しやすいので積層後の鉄心は上
下からプレスする。かえり5aが鉄心板1に食い込んだ
ようになり設定の鉄心厚さとなる。
る場合、設定積層枚数のモータ鉄心の最外周となる鉄心
板1のかえり5aが残りの鉄心板1のかえり5の方向と
対向する向きに積層している。そのためにモータの鉄心
の外周面にはかえりがでないようになっている。かえり
5が対向しているので、かえりどうし5a,5が接触す
るので積層に隙間が発生しやすいので積層後の鉄心は上
下からプレスする。かえり5aが鉄心板1に食い込んだ
ようになり設定の鉄心厚さとなる。
【0035】かえり5が積層鉄心外周にないので、モー
タの鉄心に粉体塗装などで絶縁しても銅線を巻くと絶縁
不良になることがない。
タの鉄心に粉体塗装などで絶縁しても銅線を巻くと絶縁
不良になることがない。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明は、モータの鉄心の
外周にはせん断加工のかえりが出ないので鉄心の表面に
絶縁する層の厚みが薄くできる。また同様に、成形品の
インシュレータの肉厚が薄くできる。
外周にはせん断加工のかえりが出ないので鉄心の表面に
絶縁する層の厚みが薄くできる。また同様に、成形品の
インシュレータの肉厚が薄くできる。
【0037】鉄心に電着塗装で絶縁する場合は、ショト
ブラストやバレル処理でバリ取りをしていたが、本発明
では不要となるので安価な絶縁されたステータコアがで
きる。
ブラストやバレル処理でバリ取りをしていたが、本発明
では不要となるので安価な絶縁されたステータコアがで
きる。
【0038】鉄心を絶縁する層が薄くできるのでモータ
の厚みが薄くできる上に、巻線を鉄心の近くに巻くこと
ができるのでモータの出力特性が向上する。
の厚みが薄くできる上に、巻線を鉄心の近くに巻くこと
ができるのでモータの出力特性が向上する。
【図1】(a)本発明の一実施例における鉄心のせん断
加工でのかえりをプレス加工で小さくするプレス前のせ
ん断面拡大図 (b)本発明の一実施例における鉄心のせん断加工での
かえりをプレス加工で小さくするプレス後のせん断面拡
大図
加工でのかえりをプレス加工で小さくするプレス前のせ
ん断面拡大図 (b)本発明の一実施例における鉄心のせん断加工での
かえりをプレス加工で小さくするプレス後のせん断面拡
大図
【図2】本発明の一実施例におけるモータの鉄心板の平
面図
面図
【図3】(a)本発明の第2の実施例におけるモータの
鉄心の上下打ち抜きせん断加工での切り口の断面拡大図 (b)本発明の第2の実施例におけるモータの鉄心の上
下打ち抜きせん断加工での加工面の拡大図
鉄心の上下打ち抜きせん断加工での切り口の断面拡大図 (b)本発明の第2の実施例におけるモータの鉄心の上
下打ち抜きせん断加工での加工面の拡大図
【図4】本発明の第3の実施例におけるモータの鉄心の
積層断面の拡大図
積層断面の拡大図
【図5】本発明の第4の実施例におけるモータの鉄心の
積層断面の拡大図
積層断面の拡大図
【図6】従来のモータの鉄心板のせん断加工断面拡大図
1 鉄心板 2 だれ部 3 せん断面 4 破断面 5,5a かえり 6 面取りかえりつぶし面
Claims (9)
- 【請求項1】せん断加工で成形するモータの鉄心板を複
数枚積層するモータの鉄心において、モータの鉄心板を
せん断加工で発生したかえりをプレスして積層する板面
からはみ出ないようにして、コイル巻配部の積層する板
面からかえりが出ないようにしたことを特徴とするモー
タの鉄心。 - 【請求項2】モータの鉄心板をせん断加工で生じたかえ
りを面取りプレスで積層する板面よりはみ出ないように
した請求項1記載のモータの鉄心。 - 【請求項3】モータの鉄心をせん断加工で生じたかえり
で、コイルが巻配されるところとこの近傍だけをプレス
して、積層する板面からかえりが出ないようにしたこと
を特徴とする請求項1記載のモータの鉄心。 - 【請求項4】せん断加工で成形するモータの鉄心板を複
数枚積層するモータの鉄心の製造方法において、モータ
の鉄心板をせん断加工で発生したかえりをプレスして積
層板面からはみ出ないようにしたモータの鉄心をせん断
加工工程内で行うようにしたモータ鉄心の製造方法。 - 【請求項5】せん断加工で成形するモータの鉄心板を複
数枚積層するモータの鉄心において、モータの鉄心板を
せん断加工を一方向から半分だけせん断させ、さらに逆
方向からせん断して破断面のかえりを積層面側には発生
させないようにして、コイル巻配部の積層する板面から
かえりが出ないようにしたことを特徴とするモータの鉄
心。 - 【請求項6】せん断加工で成形するモータの鉄心板を複
数枚積層するモータの鉄心の製造方法において、モータ
の鉄心板のせん断加工を一方向から半分だけせん断さ
せ、さらに逆方向からせん断して破断面のかえりを積層
面側には発生させないようにして、コイル巻配部の積層
する板面からかえりが出ないようにしたことを特徴とす
るモータ鉄心の製造方法。 - 【請求項7】せん断加工で成形するモータの鉄心板を複
数枚積層するモータの鉄心において、せん断加工のモー
タの鉄心板を積層したモータ鉄心の状態でせん断加工で
発生した鉄心の外周面に出たかえりをプレスして積層外
周面からはみ出ないようにして、コイル巻配部の積層外
周面からかえりが出ないようにしたことを特徴とするモ
ータの鉄心。 - 【請求項8】せん断加工で成形するモータの鉄心板を複
数枚積層するモータの鉄心の製造方法において、せん断
加工のモータの鉄心板を積層したモータ鉄心の状態でせ
ん断加工で発生した鉄心の外周面に出たかえりをプレス
して積層外周面からはみ出ないようにして、コイル巻配
部の積層外周面からかえりが出ないようにしたことを特
徴とするモータ鉄心の製造方法。 - 【請求項9】せん断加工で成形するモータの鉄心板を複
数枚積層するモータの鉄心において、せん断加工のモー
タの鉄心板をかえり方向を同じに設定積層枚数以下で積
層した、残りの設定積層枚数でモータの鉄心の最外周と
なる鉄心板のかえりを前記のかえり方向を一定にした鉄
心にかえりと対向する向きに積層したかえりがモータの
鉄心の外周面にないようにしたことを特徴とするモータ
の鉄心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7145999A JPH08340659A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | モータの鉄心およびそのモータ鉄心の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7145999A JPH08340659A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | モータの鉄心およびそのモータ鉄心の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08340659A true JPH08340659A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15397820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7145999A Pending JPH08340659A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | モータの鉄心およびそのモータ鉄心の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08340659A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-06-13 JP JP7145999A patent/JPH08340659A/ja active Pending
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