JPH0834272A - 車両用シート回転制御装置 - Google Patents

車両用シート回転制御装置

Info

Publication number
JPH0834272A
JPH0834272A JP19005494A JP19005494A JPH0834272A JP H0834272 A JPH0834272 A JP H0834272A JP 19005494 A JP19005494 A JP 19005494A JP 19005494 A JP19005494 A JP 19005494A JP H0834272 A JPH0834272 A JP H0834272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
vehicle
rotation
vehicle seat
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19005494A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Tokumitsu
満 修 一 徳
Yutaka Takizawa
澤 裕 滝
Kota Horisawa
沢 宏 太 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP19005494A priority Critical patent/JPH0834272A/ja
Publication of JPH0834272A publication Critical patent/JPH0834272A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各シートの整列制御装置の設置スペースを広
く確保する必要がないと共に、製作コストを低減するこ
とができる車両用シート回転制御装置を得る。 【構成】 車両用シートの整列方向を判断し、ロック状
態にない車両用シートををロック状態とし、各車両用シ
ートのアクチュエータを作動させて、リクライニング機
構を復帰動作させてから、反転動作を必要とする車両用
シートを反転させる整列制御を行う電源回路及びプログ
ラマブルコントローラを備えた整列制御装置32を移動
式に構成する。この整列制御装置32の電源回路及びプ
ログラマブルコントローラを車両側に形成した電源コン
セント35及び各シートに接続された制御信号線MHが
接続された集中接続盤34に接続可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鉄道車両等に乗
物用座席として用いて好適な車両用シートを自動的に一
定方向に整列させる車両用シート回転制御装置に関し、
更に詳細に説明すると、車室床面上に固定された脚部に
ベースフレームが支持され、該ベースフレームに回動位
置を少なくとも2個所でロック可能な回動調整機構を介
してシート本体が回動調整可能に支持されたシートが複
数縦列配列された車両用シートと、制御信号の入力によ
って前記車両用シートを所定のロック位置に回動させる
自動回動機構とを備えた車両用シート回転制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電車等の乗物座席として使用されるシー
トは、電車の進行方向に応じて、あるいは着座者の好み
や要求に応じて、シートへの着座方向を任意に選択可能
とし得る方向回動構造が採用されている。
【0003】即ち、この種の方向転換型の車両用シート
として最も一般的には、シートクッション下部で設置床
面上に設けた支持用台座に、シートバックを立設状態で
支える揺動アームを軸支し、この揺動アームを揺動動作
させ、シートバックを、シートクッション上でシート
前、後部に位置させることにより、シートへの着座方向
を任意に転換し得るような構成となっている。然し、こ
のような構造では、シートバックの傾動角度を調整する
と言ったリクライニング機能を得ることができない。
【0004】このため、シート本体にリクライニング機
構を付設し、シートバックをシートクッションの後端側
に傾動可能に立設させると共に、シートクッション下部
で設置床面上の支持用台座に回動調整機構を設けてなる
方向転換型の車両用シートも知られている。そして、こ
のような車両用シートによれば、シートバックの傾動角
度を調整し、所要のリクライニング機能を発揮できると
共に、前記回動調整機構によってシート本体の向きを反
転させ、シートでの着座方向を変更できるものであっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の方向転換型の車両用シートでは、乗客の好み
や要求に応じて、シートの着座方向を任意に選択し得る
ことから、シートの整列方向がばらばらとなっているた
め、終着駅等で電車を折り返し運転する場合には、進行
方向が変わるため、人手によって各シートの着座方向を
進行方向に揃えるようにしており、このシート整列作業
に多大の労力と時間を要し、折り返し運転する場合の省
人化と時間短縮とが要請されていた。
【0006】このため、方向転換型の車両用シートをそ
の着座方向を検出して、自動的に着座方向を一定に整列
させるようにした車両用シート回転制御装置が考えられ
ているが、この車両用シート回転制御装置に使用するコ
ントローラの使用電源と鉄道車両の電源とは異なるた
め、電源のマッチングをとるAC−DC変換器を車両毎
に設ける必要があると共に、プログラマブルコントロー
ラ等の制御回路自体も車両毎に配設する必要があり、回
転制御装置の設置スペースを必要とすると共に、回転制
御装置の製作コストが嵩むという未解決の課題がある。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各シートの整列制御装置の設置スペースを
広く確保する必要がないと共に、製作コストを低減する
ことができる車両用シート回転制御装置を得ることを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために、請求項1に係る車両用シート回転制御装置は、
車室床面上に固定された脚部にベースフレームが支持さ
れ、該ベースフレームに回動位置を少なくとも2個所で
ロック可能な回動調整機構を介してシート本体が回動調
整可能に支持されたシートが複数縦列配列された車両用
シートと、制御信号の入力によって前記車両用シートを
所定のロック位置に回動させる自動回動機構とを備えた
車両用シート回転制御装置において、車両毎に配設され
た各車両用シートに対する自動回動機構の制御信号線が
集合された集中接続盤と、該集中接続盤と車両に配設さ
れた所定の交流電源との間を接続する移動可能な電源回
路及び前記自動回動機構を作動させて各シートを一定方
向に整列させる自動整列制御回路を備えた移動式整列制
御装置とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係る車両用シート回転制
御装置は、車室床面上に固定された脚部にベースフレー
ムが支持され、該ベースフレームに回動位置を少なくと
も2個所でロック可能な回動調整機構を介してシート本
体が回動調整可能に支持され、前記シート本体がシート
クッション及びその後端側にガスシリンダとピストンロ
ッドとを有するガスロック機構を有するリクライニング
装置を介して前後傾動可能に立設されたシートバックと
からなるシートが複数縦列配列されてなる車両用シート
と、前記回動調整機構に設けたシート本体を自動的に所
定のロック位置に回動させる自動回動機構とを備えた車
両用シート回転制御装置において、前記回動調整機構の
ロック状態を解除すると同時に前記リクライニング機構
を復帰動作させるロック解除機構と、前記シート本体の
ロック位置を検出するロック位置検出手段と、車両毎に
配設された各車両用シートに対する自動回動機構、ロッ
ク解除機構及びロック位置検出手段の制御信号線が集合
された集中接続盤及び所定の交流電源と、該集中接続盤
及び交流電源との間を接続する移動可能な電源回路及び
前記ロック位置検出手段の検出値に基づいて前記ロック
解除機構及び自動回動機構を作動させて各シートを一定
方向に整列させる自動整列制御回路を備えた移動式整列
制御装置とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に係る発明によれば、車両にはシート
を回転させる自動回転機構の制御信号線を集合させた集
中接続盤と所定の交流電源とを設け、シートの整列作業
を行うときに、交流電源と集中接続盤との間に、電源回
路及び自動回動機構を作動させて各シートを一定方向に
整列させる自動整列制御回路を有する移動式整列制御装
置を接続して、シートの自動整列作業を行い、自動整列
作業が終了すると、移動式整列制御装置を他の車両に移
動させてシートの自動整列作業を行う。
【0011】請求項2に係る発明によれば、上記作用に
加えてシートクッションのロック位置即ちシートの着座
方向をロック位置検出手段で検出し、その検出結果に基
づいて整列制御装置で、シート本体の着座方向が電車の
進行方向と異なるシートを選択すると共に、互いに干渉
することなく同時に回動可能なシートを検索し、一度に
回動可能なシートについてシート本体のロックを解除す
ると共に、自動回動機構によってシート本体を他のロッ
ク位置まで自動的に回動させる。このとき、ロック解除
機構によって回動機構のロック解除とリクライニング機
構の復帰動作とを行うので、シートの回動時に隣接する
シートとの干渉を防止できる。その後、未回動のシート
がある場合には、これらについても同様にロックを解除
してからシート本体を回動させて、全てのシートを車両
の進行方向に自動的に整列させる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る車両用シート回転制御装
置を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明に
係る方向転換型の車両用シートの一実施例を示すもの
で、これらの図において、全体を符号1で示すものは、
電車等の乗物用座席として用いられるベンチシート式の
方向転換型シートである。この方向転換型シート1は、
図2から明らかなように、シートクッション2とその後
端側に立設される左、右シートバック3,3とからな
り、鉄道車両等のシート設置床面4上に載置して設けら
れている。
【0013】更に、図中、5,5は上述したシートクッ
ション2とシートバック3,3とからなるシート本体1
0の左,右側部に設けられるアームレストで、図1から
明らかなように、略コ字状を呈する部材として構成され
ている場合を例示している。
【0014】ここで、図2中、符号6は鉄道車両等の車
室壁面、7は電車等の窓部である。また、この方向転換
型の車両用シート1は、ベンチシートとして周知の構造
を有するが、その詳細な説明は省略する。
【0015】さて、本発明によれば、上述したような方
向転換型の車両用シート1は、図1及び図2から明らか
な通り、設置床面4上でシート1の幅方向の一側寄りの
部分(車室壁面6側)に立設して設けられている脚部1
1に片持ち支持された状態でシート1の幅方向に向かっ
て延設されているベースフレームとしての片持ち支持杆
12と、この支持杆12上にシートクッション2及びシ
ートバック3,3からなるシート本体10を回動調整可
能に支持する回動調整機構13を備えている。
【0016】また、前記シートクッション2を構成する
シートクッションフレーム15の両側には、前記シート
バック3,3を傾動動作させる左、右リクライニング機
構16a,16bを構成する左、右ガスシリンダ17
a,17bが配設され、その先端部が回動自在に軸支さ
れている。更に、これら左、右ガスシリンダ17a,1
7bのピストンロッド先端部は、前記左、右シートバッ
ク3,3を構成するシートバックフレーム18,18に
おいてシートクッションフレーム15との枢支軸19よ
りも下端側に延設されているアーム部18a,18bに
連結されている。
【0017】そして、前記左、右ガスシリンダ17a,
17bが適宜作動されることにより、左、右シートバッ
ク3,3がシートクッション2の後端側で適宜傾動動作
されることになる。ここで、このような左、右ガスシリ
ンダ17a,17bをシート1への着座者が操作するた
めの操作部である操作釦20,20(一方は図示せず)
が、前記左、右アームレスト5,5の内側に設けられて
いる。尚、図1中21a,21bは操作釦20,20と
連結されその動きを対応する側の左、右ガスシリンダ1
7a,17bに伝えて作動させるための伝達用ワイヤで
ある。
【0018】また、図1において符号22はシート本体
10の中央部分に回動可能に設けられた補助用のアーム
レストである。そして、上述したシート本体10を支持
する回動調整機構13のロック状態を解除すると同時に
前記左、右リクライニング機構16a,16bを共に復
帰動作させる左、右操作レバー25a,25bが、左、
右アームレスト5,5に付設されている。
【0019】ここで、上述した左、右操作レバー25
a,25bから引き出されている伝達用ワイヤ26,2
6は、途中で三分割され、前記回動調整機構13のロッ
ク状態を解除するために夫々反対側のラッチ27bまた
は27aと、左、右リクライニング機構16a,16b
の傾動位置を規制するガスシリンダ17a,17bとに
操作状態を伝達するようになっている。
【0020】即ち、本実施例では、シートクッションフ
レーム15の左、右部分に、左、右ラッチ27a,27
bを回動可能に設けると共に、これらのラッチ27a,
27bの何れかが選択的に嵌合することにより片持ち支
持杆12上でシート本体10をロックするストライカー
28を、該片持ち支持杆12上の片側(窓部7側)に設
けている。一方、この種のシート1を反転させるように
操作する場合、電車等の車両において、通路側から操作
するのが普通であり、上述したように反対側のラッチ2
7bまたは27aをロック解除し得るように構成してい
る。
【0021】そして、回動調整機構13は、図1に示す
ように、片持ち支持杆12に固定されたインナーリング
13aと、このインナーリング13aに回動自在に外嵌
され、シートクッションフレーム15に固定されたアウ
ターリング13bと、このアウターリング13bの外周
面に形成された歯部に係合するピニオンギヤー13c
と、このピニオンギヤー13cを正逆転駆動する片持ち
支持杆12に固定された駆動モータ13dとで構成され
ている。
【0022】また、ラッチ27a,27b内には、夫々
ストライカー28が嵌合されたときにオン状態となるシ
ート本体10のロック状態の回動位置を検出するロック
位置検出スイッチ30a,30bが内蔵されている。
【0023】更に、前述したリクライニング機構16
a,16bのガスシリンダ17a,17bのロック状態
を解除すると共に、回動調整機構13のラッチ27a,
27bによるストライカー28のロック状態を解除する
ために、伝達用ワイヤ21a,21bを作動させるアク
チュエータ31a,31bを備えている。
【0024】そして、各シート1の回動調整機構13の
駆動モータ13d及びアクチュエータ31a,31bが
移動式整列制御装置32によって駆動制御される。この
ために、図3に示すように、鉄道車両の連結器側通路を
構成する壁面33に、各シートの駆動モータ13d、ロ
ック位置検出スイッチ30a,30b及びアクチュエー
タ31a,31bの制御信号線(メインハーネス)MH
が束ねられて接続された複数の雌型コネクタを有する集
中接続盤34が配設され、且つこの壁面33に例えば1
00Vの交流電源コンセント35が配設されている。
【0025】そして、移動式整列制御装置32は、図4
に示すように、交流電源コンセント35に接続される電
源コード36と、この電源コード36に接続された10
0Vの交流電力を12Vの直流電力に変換するAC−D
C変換器37と、このAC−DC変換器37から出力さ
れる直流電力を電源として作動するプログラマブルコン
トローラ38と、このプログラマブルコントローラ38
と集中接続盤34の雌型コネクタとの間を接続する先端
に雌型コネクタに係合する雄型コネクタを接続した多芯
ケーブル39とを有し、これらがキャスター40aを有
するワゴン40に載置されている。
【0026】ここで、プログラマブルコントローラ38
は、中央処理装置、記憶装置、入力ユニット及び出力ユ
ニットを少なくとも備えており、入力ユニットに各シー
トのロック位置検出スイッチ30a,30bのスイッチ
信号が入力されると共に、ワゴン40上に配設された整
列方向選択スイッチ41a,41bのスイッチ信号が入
力され、出力ユニットがワゴン40上に配設されたモニ
ターランプ42a,42bと各シートの駆動モータ13
d及びアクチュエータ31a,31bとに接続され、予
め図5に示す処理プログラムがロードされることによ
り、中央処理装置で、整列方向選択スイッチ41aまた
は41bのスイッチ信号に基づきロック位置検出スイッ
チ30a,30bのスイッチ信号を参照してアクチュエ
ータ31a,31b及び回動調整機構13の駆動モータ
13dを駆動制御して各車両用シート1のシート本体1
0を所望方向に整列させる自動整列処理を実行する。
【0027】次に、上記実施例の動作をプログラマブル
コントローラ38の処理手順の一例を示す図5のフロー
チャートを伴って説明する。プログラマブルコントロー
ラ38は、電源コード36を電源コンセント35に接続
し、且つ入力ユニット及び出力ユニットを多芯ケーブル
39を介して集中接続盤34に接続した状態で、例えば
整列方向選択スイッチ36a及び36bの何れか一方を
オン状態とすることにより、作動状態となって、図5の
処理を実行開始する。
【0028】先ず、ステップS1で、整列方向選択スイ
ッチ41a及び41bの何れがオン状態であるかを判定
し、整列方向選択スイッチ41aがオン状態であるとき
には、例えば鉄道車両が下り方向となったときの座席方
向Aが選択されたものと判断してモニターランプ42a
を点灯させた後ステップS2に移行する。
【0029】このステップS2では、ロック位置検出ス
イッチ30a及び30bの何れもがオフ状態となってい
る車両用シート1を検索し、該当する車両用シートに予
め設定された識別番号を記憶装置の回動途中シートを表
わす回動途中シート記憶領域に格納する。
【0030】次いで、ステップS3に移行して、回動途
中シート記憶領域に格納された識別番号を読出して、隣
接して回動時に互いに干渉するシートがあるか否かを判
定し、干渉するシートがない場合には直接ステップS4
に移行し、干渉するシートがある場合に、ステップS4
に移行して何れか識別番号が大きい方の識別番号を記憶
装置の干渉シート記憶領域に転記してからステップS5
に移行する。
【0031】このステップS5では、全ての車両用シー
ト1のアクチュエータ31a,31bを所定時間作動さ
せる制御信号をアクチュエータ駆動回路35に出力し
て、アクチュエータ31a,31bを駆動することによ
り、該当する車両用シート1のリクライニング機構16
aのガスシリンダ17a,17bのロック状態を解除し
てシートバック3,3を起立状態に復帰させる。
【0032】次いで、ステップS6に移行して、該当す
る車両用シート1の駆動モータ13dを正転駆動して、
シート本体10を正転させ、次いでステップS7に移行
して、ロック位置検出スイッチ34aがオン状態となっ
たか否かを判定し、オフ状態であるときには前記ステッ
プS6に戻り、オン状態となったときには下り方向への
旋回が終了したものと判断してステップS8に移行す
る。
【0033】このステップS8では、干渉シート記憶領
域に格納されている識別番号が存在するか否かを判定
し、識別番号が存在する場合には、ステップS9に移行
して、前述したステップS5〜S7と同様のA方向回動
処理を行ってからステップS10に移行し、識別番号が
存在しない場合には、直接ステップS10に移行する。
【0034】ステップS10では、ロック位置検出スイ
ッチ30bがオン状態となっている車両用シート1、即
ちこれから整列させる方向とは逆方向となっている車両
用シート1を検索し、該当する車両用シート1の識別番
号を記憶装置の反転シート記憶領域に格納する。
【0035】次いで、ステップS11に移行して、反転
シート記憶領域に格納されている識別番号の内、奇数番
号を抽出して、該当する車両用シート1のアクチュエー
タ31a,31bを所定時間駆動する制御信号をアクチ
ュエータ駆動回路35に出力して、回動調整機構13の
ラッチ27a,27bを所定時間ロック解除状態とす
る。
【0036】次いで、ステップS12に移行して、該当
する車両シート1の駆動モータ13dを正転させる制御
信号をモータ駆動回路34に出力して、駆動モータ13
dを正転させる。次いで、ステップS13に移行して、
ロック位置検出スイッチ30aがオン状態となったか否
かを判定し、オフ状態であるときにはステップS12に
戻り、オン状態となったときにはステップS14に移行
する。
【0037】このステップS14では、反転シート記憶
領域に格納されている識別番号の内、偶数番号を抽出し
て前記ステップS11〜S13と同様のシート反転処理
を実行してから処理を終了する。
【0038】一方、ステップS1の判定結果が整列方向
選択スイッチ36bがオン状態であるときには、各車両
用シート1を例えば進行方向が上り方向となる場合の整
列方向Bに整列させるものと判断してモニターランプ4
2bを点灯させた後ステップS22〜S33に移行し、
前述したステップS2〜S13とは、駆動モータ13d
が逆転駆動されると共に、ロック位置検出スイッチ30
aに代えてロック位置検出スイッチ30bがオン状態と
なったか否かを判定することを除いてはステップS2〜
S13と同様の処理を行って、車両用シート1を整列方
向Bに整列させる。
【0039】従って、所望の鉄道車両の車両用シート1
をA及びBの何れかに整列させる場合に、先ず、該当鉄
道車両にワゴン40を移動させて、その電源コード36
及び多芯ケーブル39を夫々連結器側通路を構成する壁
面に形成された電源コンセント35及び集中接続盤34
に接続し、この状態でプログラマブルコントローラ38
を作動状態とすることにより、各車両用シート1のアク
チュエータ31a,31bを作動状態として、リクライ
ニング機構16a,16bのガスシリンダ17a,17
bのロック状態を解放して、シートバック3,3を起立
させ、且つロック状態となっていない不安定な車両用シ
ート1を検索して、これを所定方向に回動させてロック
状態とする。
【0040】次いで、反転を必要とする車両用シート1
のみに対して、干渉を生じないように、奇数番号及び偶
数番号の順に自動的に反転駆動して、所望の方向に整列
させることができる。そして、所望の鉄道車両の整列作
業が完了すると、電源コード36及び多芯ケーブル39
を夫々電源コンセント35及び集中接続盤34から取り
外し、次に整列作業を行う車両がある場合には、その該
当車両にワゴン40を移動させて、上記と同様の作業を
行うことにより、整列作業を自動的に行うことができ
る。
【0041】このように、上記実施例によると、各車両
には車両用シート1を整列制御するための制御装置を設
けず、移動式整列制御装置32を各車両に移動させて、
車両用シート1の自動整列作業を行うようにしているの
で、各車両毎に制御装置を配置する必要がなく、製造コ
ストを大幅に低減することができると共に、車両内で制
御装置を格納する大きなスペースを確保する必要がな
く、車両設計の自由度を大幅に向上させることができる
と共に、既設の車両にも容易に自動整列機構を設置する
ことができる。
【0042】尚、上記実施例においては、回動調整機構
13のアウターリング13bに噛合するピニオンギヤ1
3cを駆動モータ13dで駆動する場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、インナーリング
13aをシートクッションフレーム15に連結すると共
に、片持ち支持杆12内に駆動モータ13dを配設し
て、インナーリング13aに噛合するピニオンギヤ13
cを駆動するようにしてもよく、更には脚部11に駆動
モータを配置し、これとアウターリング13bとの間に
駆動チェーンを張設するようにしてもよい。
【0043】また、上記実施例においては、奇数及び偶
数番号のシートを個別に回動させる場合について説明し
たが、反転を必要としたシートを検索した状態で、互い
に干渉するシートを選択し、干渉するシートについての
み後から反転動作させるようにしてもよい。
【0044】更に、上記実施例においては、制御装置と
してプログラマブルコントローラを適用した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、他のシ
ーケンサやマイクロコンピュータ等の任意の制御装置を
適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、車両毎に配設された各車両用シートに対す
る自動回動機構の制御信号線が集合された集中接続盤
と、該集中接続盤と車両に配設された所定の交流電源と
の間を接続する移動可能な電源回路及び自動回動機構を
作動させて各シートを一定方向に整列させる自動整列制
御回路を有する移動式整列制御装置とを備えた構成とし
たので、車両側に整列制御装置を常設する必要がなく、
製造コストを大幅に低減することができると共に、車両
側に整列制御装置のために大きな設置スペースを確保す
る必要がなく、車両設計レイアウト時の自由度を大幅に
向上させることができるという効果が得られる。
【0046】また、請求項2に係る発明によれば、回動
調整機構のロック状態を解除すると同時に前記リクライ
ニング機構を復帰動作させるロック解除機構と、前記シ
ート本体のロック位置を検出するロック位置検出手段
と、車両毎に配設された各車両用シートに対する自動回
動機構、ロック解除機構及びロック位置検出手段の制御
信号線が集合された集中接続盤及び所定の交流電源と、
該集中接続盤及び交流電源との間を接続する移動可能な
電源回路及び前記ロック位置検出手段の検出値に基づい
て前記ロック解除機構及び自動回動機構を作動させて各
シートを一定方向に整列させる自動整列制御回路を有す
る移動式整列制御装置とを備えた構成としたので、請求
項1の発明の効果に加えて、車両用シートを反転させる
ときに、リクライニング機構を復帰動作させて、シート
バックを起立状態として反転動作させることができ、反
転動作中に、隣接する車両用シートが干渉することを確
実に防止しながら、自動的に所望方向に整列させること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用シート回転制御装置を適用
した車両用シートの一実施例を示す要部を拡大した概略
分解斜視図。
【図2】本発明に係る車両用シート回転制御装置を適用
した車両用シートの概略構成を説明するための正面図。
【図3】本発明に係る車両用シート回転制御装置を適用
した車両の概略構成を説明するための側面説明図。
【図4】本発明に係る車両用シート回転制御装置の移動
式整列制御装置を説明するための正面図。
【図5】本発明に適用し得る移動式整列制御装置の処理
手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 方向転換型の車両用シート 2 シートクッション 3 シートバック 10 シート本体 11 脚部 12 片持ち支持杆 13 回動調整機構 15 シートクッションフレーム 16a 左リクライニング機構 16b 右リクライニング機構 17a 左ガスシリンダ 17b 右ガスシリンダ 21a 伝達用ワイヤ 21b 伝達用ワイヤ 27a 左ラッチ 27b 右ラッチ 28 ストライカー 30a ロック位置検出スイッチ 30b ロック位置検出スイッチ 31a アクチュエータ 31b アクチュエータ 32 移動式整列制御装置 34 集中接続盤 35 電源コンセント 36 電源コード 37 AC−DC変換器 38 プログラマブルコントローラ 39 多芯ケーブル 40 ワゴン 41a 整列方向選択スイッチ 41b 整列方向選択スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室床面上に固定された脚部にベースフ
    レームが支持され、該ベースフレームに回動位置を少な
    くとも2個所でロック可能な回動調整機構を介してシー
    ト本体が回動調整可能に支持されたシートが複数縦列配
    列された車両用シートと、制御信号の入力によって前記
    車両用シートを所定のロック位置に回動させる自動回動
    機構とを備えた車両用シート回転制御装置において、車
    両毎に配設された各車両用シートに対する自動回動機構
    の制御信号線が集合された集中接続盤と、該集中接続盤
    と車両に配設された所定の交流電源との間を接続する移
    動可能な電源回路及び前記自動回動機構を作動させて各
    シートを一定方向に整列させる自動整列制御回路を有す
    る移動式整列制御装置とを備えたことを特徴とする車両
    用シート回転制御装置。
  2. 【請求項2】 車室床面上に固定された脚部にベースフ
    レームが支持され、該ベースフレームに回動位置を少な
    くとも2個所でロック可能な回動調整機構を介してシー
    ト本体が回動調整可能に支持され、前記シート本体がシ
    ートクッション及びその後端側にガスシリンダとピスト
    ンロッドとを有するガスロック機構を有するリクライニ
    ング装置を介して前後傾動可能に立設されたシートバッ
    クとからなるシートが複数縦列配列されてなる車両用シ
    ートと、前記回動調整機構に設けたシート本体を自動的
    に所定のロック位置に回動させる自動回動機構とを備え
    た車両用シート回転制御装置において、前記回動調整機
    構のロック状態を解除すると同時に前記リクライニング
    機構を復帰動作させるロック解除機構と、前記シート本
    体のロック位置を検出するロック位置検出手段と、車両
    毎に配設された各車両用シートに対する自動回動機構、
    ロック解除機構及びロック位置検出手段の制御信号線が
    集合された集中接続盤及び所定の交流電源と、該集中接
    続盤及び交流電源との間を接続する移動可能な電源回路
    及び前記ロック位置検出手段の検出値に基づいて前記ロ
    ック解除機構及び自動回動機構を作動させて各シートを
    一定方向に整列させる自動整列制御回路を有する移動式
    整列制御装置とを備えたことを特徴とする車両用シート
    回転制御装置。
JP19005494A 1994-07-20 1994-07-20 車両用シート回転制御装置 Pending JPH0834272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19005494A JPH0834272A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 車両用シート回転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19005494A JPH0834272A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 車両用シート回転制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0834272A true JPH0834272A (ja) 1996-02-06

Family

ID=16251582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19005494A Pending JPH0834272A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 車両用シート回転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0834272A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015020556A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 トヨタ紡織株式会社 シートシステム
JP2015020557A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 トヨタ紡織株式会社 シートシステム
CN109153328A (zh) * 2016-06-10 2019-01-04 凯斯纽荷兰工业美国有限责任公司 用于自主作业车辆的操作员站
US11393238B1 (en) * 2017-12-11 2022-07-19 Zoox, Inc. Safety control system for vehicles with child car seats

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015020556A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 トヨタ紡織株式会社 シートシステム
JP2015020557A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 トヨタ紡織株式会社 シートシステム
CN109153328A (zh) * 2016-06-10 2019-01-04 凯斯纽荷兰工业美国有限责任公司 用于自主作业车辆的操作员站
US11393238B1 (en) * 2017-12-11 2022-07-19 Zoox, Inc. Safety control system for vehicles with child car seats

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5311876B2 (ja) 座席制御装置
JPH0274425A (ja) 自動車用フロントシートの回転装置
WO1998043849A1 (en) Vehicular rotary seat
KR20030084937A (ko) 차량 시트
CN110869241B (zh) 座椅控制装置
JPH0834272A (ja) 車両用シート回転制御装置
JPS63284043A (ja) 自動車のリヤシ−トシステム
KR20240096129A (ko) 차량의 시트 제어 시스템 및 그 방법
JPH08282292A (ja) モード切換式車両用ドア装置
JP2025143504A (ja) 乗物用シート
JPH07144563A (ja) 車両用シート
JP2011177311A (ja) 車椅子収納兼移乗用補助装置及び車両
JP3127904B2 (ja) 車両用リフトアップシート
JP3127743B2 (ja) 自動車用シート昇降装置
JP2001347859A (ja) 車両用シート
JPH07180191A (ja) バックホーの安全装置
JP3098222B2 (ja) 自動車用フロントシートの回転装置
KR102815396B1 (ko) 차량용 풀플랫 시트
JP2019202696A (ja) 乗物用シートの制御方法
JP3167884B2 (ja) 車両用座席の背凭れ部の姿勢制御装置
CN114454693B (zh) 前排中央扶手、汽车及车窗控制方法
JP2838024B2 (ja) サイドサポート付シート装置
JP2822902B2 (ja) 鉄道車両用シート
JPH07186794A (ja) ダブルデッキ車輌における座席回転装置
JPH0245230A (ja) パワーシートの操作装置