JPH0834478A - エアバブル袋およびその製造方法 - Google Patents

エアバブル袋およびその製造方法

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JPH0834478A
JPH0834478A JP7119962A JP11996295A JPH0834478A JP H0834478 A JPH0834478 A JP H0834478A JP 7119962 A JP7119962 A JP 7119962A JP 11996295 A JP11996295 A JP 11996295A JP H0834478 A JPH0834478 A JP H0834478A
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JP
Japan
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film
seal
air
intermediate film
films
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Withdrawn
Application number
JP7119962A
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English (en)
Inventor
Shuichi Goto
修一 後藤
Hiroshi Odaka
博 小高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造および連続製造工程を簡略かつ効率良く
することができ、かつ良好な緩衝性能が得られるエアバ
ブル袋を提供すること。 【構成】 第一および第二のフィルム21、22間に中
間フィルム23を挟み込み、先端シール31、仕切シー
ル32、基端シール33で気室12を形成し、中間フィ
ルム23を第二のフィルム22に沿わせて逆止弁40と
する。通気路13からの空気1は各逆止弁40を経て各
気室12に入り、気室12を膨張させる。この空気1は
気室12内の内圧を高め、中間フィルム23が第二のフ
ィルム22に押し着けられることで逆止効果を生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバブル袋およびそ
の製造方法に関し、梱包時の緩衝材等として用いられる
エア緩衝袋、エアバルーン、あるいはエア座布団の製造
などに利用されるものである。
【0002】
【背景技術】従来より、家庭電化製品、OA機器、精密
機械や美術品など、破損を避けたい物品の梱包にあたっ
ては、箱内に緩衝材を詰めて運搬時の衝撃緩和を図るこ
とがなされている。このような緩衝材としては、長年に
わたって発泡プラスチックブロック等が用いられてき
た。
【0003】しかし、近年の環境問題への配慮により、
廃棄の難しい発泡プラスチックに代わる緩衝材が要望さ
れている。このような要望に対応するものとして、空気
を緩衝体として利用するエア緩衝体、具体的にはプラス
チックフィルム袋に空気を封入したバブル式のエア緩衝
体が利用されるに至っている。このようなエア緩衝体と
しては、略円筒状のバブルを有するピロー袋型や、正四
面体のバブルを有するテトラ袋型などが利用されてい
る。
【0004】ところで、前述のようなバブル式エア緩衝
体の製造にあたっては、まず2枚のフィルムを重ね合わ
せて熱融着シールを行い、注入口となる一部を除いて周
囲をシールされた気室を形成するとともに、この注入部
から空気を注入してバブルを膨らませ、この後注入部を
熱融着シール等して封止することが行われている。
【0005】しかし、製造工程において空気注入から注
入部のシールまでの間の時間差が大きいと、注入された
空気が漏れ出し、膨らませたバブルがしぼんでしまうこ
とになる。このため、このような場合には注入部に逆止
弁を設け、注入した空気の漏れ出しを防止するようにし
たエア緩衝袋が利用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来より用い
られている逆止弁付きエア緩衝袋は、市販あるいは予め
逆止弁として製造されたものを組み込むため、その構造
および組み込み工程が複雑になり、連続工程による製造
が困難になるとともに、部品コストおよび製造コストの
上昇を招くという問題がある。また、既存の逆止弁は比
較的硬質のプラスチック材料のベース部材等を有するた
め、緩衝材としての利用にあたって当該部分での曲げ等
に支障を来たすとともに、保護すべき物品に接触した際
には損傷を生じる可能性がある。さらに、既存の軟質フ
ィルムからなる逆止弁を用いるものにあっても、これを
連続的に製造するには、各々独立したエアバブル袋に対
して逆止弁を一個ずつ正確に組み込む必要があるが、そ
の制御が非常に難しく、場合によっては不良品の発生が
見られるなど、工業的製造として十分なものではなかっ
た。このような問題は、エア緩衝袋に限らず、同様な構
造を有するエアバルーンあるいはエア座布団においても
共通の問題である。
【0007】本発明の目的は、構造および連続製造工程
を簡略かつ効率良くすることができ、かつ良好な緩衝性
能が得られるエアバブル袋およびその製造方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、バブルとなる
気室を形成する2枚のフィルム間に別のフィルムを挟み
込み、このフィルムを逆止弁とする構造として前記目的
を達成しようとするものである。具体的には、互いに重
ね合わせられた第一および第二のフィルムと、前記第一
および第二のフィルムを互いに接合する所定方向に連続
した先端シールと、前記第一および第二のフィルムを互
いに接合するとともに先端側が前記先端シールと交差す
る少なくとも一対の連続した仕切シールと、前記各仕切
シールの基端側に挟み込まれかつ前記先端シールに沿っ
て連続した中間フィルムと、前記中間フィルムおよび前
記第一のフィルムを接合しかつ前記先端シールに沿って
連続した基端シールとを有し、前記第一および第二のフ
ィルムの間の前記先端シールと各仕切シールと前記基端
シールとで囲われた空間により内部に空気が封入される
気室が形成されることを特徴とする。
【0009】そして、前記第一および第二のフィルムの
間には前記基端シールに沿って前記各フィルムの連続方
向に延びる通気路が形成され、前記気室と通気路とは前
記中間フィルムの前記基端シールより前記先端シール側
の部分と前記第二のフィルムとの間の隙間を通して連通
されていることを特徴とする。さらに、前記中間フィル
ムは前記基端シールで前記第一のフィルムに接合された
第一中間フィルムと前記第二のフィルムに接合された第
二中間フィルムとの二枚で構成され、前記第一および第
二のフィルムの間には前記基端シールに沿って前記各フ
ィルムの連続方向に延びる通気路が形成され、前記気室
と通気路とは前記第一中間フィルムおよび第二中間フィ
ルムの前記基端シールより前記先端シール側の互いに対
向する部分の間の隙間を通して連通されていることを特
徴とする。
【0010】或いは、前記基端シールの前記気室の反対
側には当該基端シールに沿って前記第一および第二のフ
ィルムを接合する通気路シールが形成され、前記通気路
は前記第一および第二のフィルムの間の前記通気路シー
ルと前記基端シールとで挟まれた空間により形成されて
いることを特徴とする。また、前記基端シールは前記第
一および第二のフィルムと前記中間フィルムとを一括し
て接合するとともに、前記仕切シールは前記基端シール
近傍が前記第一のフィルムと前記中間フィルムとを接合
するものとされ、前記通気路は前記第二フィルムと前記
中間フィルムとの間の前記基端シールに沿った空間によ
り形成されていることを特徴とする。
【0011】さらに、前記基端シールは前記第一および
第二のフィルムと前記第一中間フィルムと前記第二中間
フィルムとを一括して接合するとともに、前記仕切シー
ルは前記基端シール近傍が前記第一のフィルムと前記第
一中間フィルムとおよび前記第二のフィルムと前記第二
中間フィルムとを接合するものとされ、前記通気路は前
記第一中間フィルムおよび第二中間フィルムとの間の前
記基端シールに沿った空間により形成されていることを
特徴とする。
【0012】そして、前記通気路を形成する二枚のフィ
ルムの間には前記仕切シールに対応する領域に両フィル
ムの互いに対向する表面どうしの融着を防止する融着防
止層が形成されていることを特徴とする。
【0013】また、互いに重ね合わせられた第一および
第二のフィルムと、前記第一および第二のフィルムを互
いに接合する所定方向に連続した先端シールと、前記第
一および第二のフィルムを互いに接合するとともに先端
側が前記先端シールと交差する少なくとも一対の連続し
た仕切シールと、前記各仕切シールの前記先端シールよ
りも基端側に挟み込まれかつ前記先端シールに沿って連
続した中間フィルムと、前記中間フィルムおよび前記第
二のフィルムを接合しかつ前記先端シールに沿って連続
した基端シールとを有し、前記第一および第二のフィル
ムの間の前記先端シールと各仕切シールと前記基端シー
ルとで囲われた空間により内部に空気が封入される気室
が形成され、この気室は、前記第一および第二のフィル
ムの間に前記基端シールに沿って前記各フィルムの連続
方向に延びて形成された通気路に、前記中間フィルムの
前記基端シールより前記先端シール側の部分と前記第二
のフィルムとの間の隙間を通して連通されていることを
特徴とする。さらに、前記中間フィルムは、前記気室の
前記先端シールと前記基端シールとの中央寄りに形成さ
れていることを特徴とする。
【0014】また、前記第一および第二のフィルムは所
定方向に連続しており、前記先端シールは前記各フィル
ムの連続方向の辺縁に沿って形成され、前記各仕切シー
ルは前記各フィルムの幅方向に所定間隔で多数形成され
ていることを特徴とする。さらに、前記中間フィルムの
前記基端シールより前記先端シール側の部分と当該部分
との間に通気隙間を形成する前記第二のフィルムまたは
他の中間フィルムとの間に挟み込まれかつ前記先端シー
ルに沿って連続したブロッキング剤を有することを特徴
とする。
【0015】また、前記中間フィルムの前記基端シール
より前記先端シール側の部分と当該部分との間に通気隙
間を形成する前記第二のフィルムまたは他の中間フィル
ムとをその前記先端シールに沿った方向の一部で互いに
接合する補助シールを有することを特徴とする。さら
に、前記気室を形成する二枚のフィルムの間には前記補
助シールに対応する領域に前記各フィルムの互いに対向
する表面どうしの融着を防止する融着防止層が形成され
ていることを特徴とする。
【0016】本発明のエアバブル袋の製造方法は、第二
のフィルムを連続的に供給する工程と、この第二のフィ
ルムへ中間フィルムを前記第二のフィルムの流れ方向に
沿って連続的に重ねる工程と、互いに重ね合わせられた
これら第二のフィルムと中間フィルムとに前記流れ方向
と交差する横方向に線状の逆止弁用補助シールを連続的
に形成する工程と、前記第二のフィルムおよび中間フィ
ルムの上に前記第一のフィルムを前記流れ方向に沿って
連続的に供給しかつ重ねる工程と、これらの各フィルム
で独立したエアバブル室を形成するためのシール加工を
行うシール工程およびエア導入用通気路形成りためのシ
ール工程とを備えていることを特徴とする。
【0017】また、エア導入用通気路が、前記第二のフ
ィルムと前記中間フィルムとの間に前記流れ方向に連通
するように形成され、通気路領域で前記第二のフィルム
と前記中間フィルムとの前記通気路を挟んで互いに対向
する表面同士の融着を防止する融着防止層形成工程を有
することを特徴とする。
【0018】さらに、前記第二のフィルムと前記中間フ
ィルムとの間の前記逆止弁用補助シール形成部分に前記
流れ方向に沿ってブロッキング剤層形成工程を有するこ
とを特徴とする。
【0019】
【作用】このような本発明において、第一および第二の
フィルムの間には、先端シール、仕切シール、基端シー
ルで囲まれた気室が形成される。この気室は、第二のフ
ィルムと中間フィルムとの間の隙間(逆止弁)を通して
外部(あるいは通気路)に連通されており、これらより
空気が送り込まれることでバブルとして膨張される。こ
の際、内部に空気が注入されて気室が膨張することによ
り、気室の内部圧力が上昇してゆき、中間フィルムは第
二のフィルムに押し着けられ、相互の間の通気隙間が閉
塞される。
【0020】あるいは、二枚の中間フィルムを用いる場
合、これら二枚の中間フィルムの間を通して空気が送り
込まれてバブルが膨張され、かつ、内部圧力で両中間フ
ィルムが互いに押し着けられて各々の間の通気隙間が閉
塞される。但し、この状態でも、外部からの空気の注入
圧力により各フィルムの間の通気隙間を押し開き、更に
空気の注入を行うことができる。
【0021】つまり、第二のフィルムと中間フィルム、
あるいは二枚の中間フィルムなど、通気隙間を形成する
一組のフィルムにより逆止弁としての機能が実現される
ことになる。従って、本発明においては、別個の逆止弁
等を組み込むことなく注入された空気の逆流防止を図る
ことができるとともに、逆止弁の形成が熱融着等のシー
ル工程で連続して行える。加えて、逆止弁がバブルを形
成するフィルムそのもので形成されるため、良好な緩衝
性能を確保することができるようになり、これらにより
前記目的が達成されることになる。
【0022】そして、気室に連通する通気路を設けるこ
とで、複数の気室への空気注入を一括して行え、製造効
率を一層向上できるようになる。この通気路は、基端シ
ールの外側に設ける場合には、気室と重なることがない
ため、シールおよびフィルムの構造を簡単にできる。ま
た、基端シールの内側に設ける場合には、気室と重なる
ことで通気路専用の領域が必要なく、緩衝体としての有
効面積を稼ぐことができる。
【0023】ここで、通気路を基端シールの内側に設け
る場合、仕切シールで通気路が遮断されないようにする
必要があるが、第一のフィルムと中間フィルムの該当部
分等を先の工程でシールしておく等で対応することがで
きる。あるいは、第二のフィルムと中間フィルムとの間
の該当部分等に融着防止層を形成しておくことで、一括
シールをした場合でも通気の際に第二のフィルムと中間
フィルムとを容易に剥離させ、通気路を確保することが
でき、製造効率を高めることができる。
【0024】また、第二のフィルムと中間フィルムとを
接合した場合、第一および第二のフィルムの間には、先
端シール、仕切シール、基端シールで囲まれた気室が形
成される。この気室は、第二のフィルムと中間フィルム
との間の隙間を通して外部(あるいは通気路)に連通さ
れており、これらより空気が送り込まれることでバブル
として膨張される。この際、内部に空気が注入されて気
室が膨張することにより、気室の内部圧力が上昇してゆ
き、中間フィルムは第二のフィルムに押し着けられ、相
互の間の通気隙間が閉塞される。
【0025】また、中間フィルムを、気室の先端シール
と基端シールとの中央寄りに形成した場合、気室の端部
はバブルの形態がいびつであるが、中間部は形状が安定
しているため、中間フィルムの逆止弁としての性能が良
好となる。
【0026】一方、第一および第二のフィルムは所定方
向に連続したものとし、先端シールは前記各フィルムの
連続方向の辺縁に沿って形成され、各仕切シールは前記
各フィルムの幅方向に所定間隔で多数形成されるように
することで、ロールフィルムを用いた連続製造が行え、
効率を一層高めることができる。さらに、通気隙間を形
成する一組のフィルムの間は、逆止弁としての機能を高
めるために、互いに表面どうしの密着性が高いことが望
ましい。
【0027】例えば、各フィルム材質を軟質PVC等と
しておけばよい。通気隙間を二枚の中間フィルムで形成
する場合、第一中間フィルムおよび第二中間フィルムを
第一、第二のフィルムと別体にできるため、第一、第二
フィルムに強度を確保しつつ各中間フィルムは密着性の
良い素材にする等の選択自由度が高められる。あるい
は、当該フィルム間の隙間にブロッキング剤(粘着剤、
粘度の高い樹脂や油脂類など)を挟み込むことで、他の
フィルム材質であっても密着性を確保することができ
る。
【0028】そして、通気隙間を形成する一組のフィル
ムを補助シールで間欠的に接合することで、通気可能性
を確保しながら各フィルムを互いに沿わせた状態に維持
することができ、逆止弁としての安定した性能を得るこ
とができる。ここで、補助シールを設ける場合、この補
助シールは間に気室を形成する他のフィルムとの間の接
合を行わないようにする必要があるが、通気隙間を形成
する一組のフィルムの該当部分を先の工程でシールして
おく等で対応することができる。あるいは、気室を形成
する他のフィルムとの間の補助シール該当部分に融着防
止層を形成しておくことで、他のシールと一括シールを
した場合でも空気の注入に伴って前記他のフィルムどう
しを容易に剥離させ、気室の膨張を確保することがで
き、製造効率を高めることができる。
【0029】本発明のエアバブル袋の製造方法によれ
ば、第二のフィルムを連続的に供給し、この第二のフィ
ルムへ中間フィルムを連続的に重ね、次に、線状の補助
シールを連続的に形成し、この後、第二のフィルムおよ
び中間フィルムの上に第一のフィルムを連続的に供給し
かつ重ね、次いで、これらの各フィルムにシール加工を
行えば、連続して独立したエアバブル室を形成できるの
で、位置制御を精密に行う必要もなく、従って、連続製
造が可能となる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1ないし図6には本発明の第一実施例が示され
ている。なお、図4(S1)、(S2)は、それぞれ図
3のS1断面およびS2断面を示すものである。
【0031】図1に示すように、本実施例のエアバブル
袋10は、所定方向に連続し、その一方の辺縁から他方
に向かって延びる細長いバブル11を有する。各バブル
11はエアバブル袋10の連続方向に複数平行に配列さ
れている。各バブル11の内部には空気が注入される気
室12が形成され、この気室12に空気を注入封止する
ことでバブル11が膨張した状態に維持されている。エ
アバブル袋10の他方の辺縁に沿って通気路13が形成
され、この通気路13を通して各気室12に一括して空
気の注入が行えるようになっている。
【0032】図2ないし図4に示すように、このエアバ
ブル袋10は、互いに重ね合わせられた第一のフィルム
21および第二のフィルム22と、各々の間に挟み込ま
れた中間フィルム23とを備えている。本実施例におい
て、各フィルム21〜23は透明なフィルムである。第
一および第二のフィルム21、22は、互いに同じ幅を
有し、各々の両側辺縁が一致するように重ね合わせられ
ている。一方、中間フィルム23は幅が細く、2枚のフ
ィルム21、22の間の片側の辺縁の近傍に挟み込まれ
ている。そして、これらの各フィルム21、22、23
は、それぞれ先端シール31、仕切シール32、基端シ
ール33、補助シール34、通気路シール35により所
定の関連で互いに熱融着シール接合されている。
【0033】ここで、このようなエアバブル袋10を製
造するエアバブル袋製造装置50の概略を、図5に基づ
いて説明する。このエアバブル袋製造装置50は、第二
のフィルム22を連続的に引き出す第1原反ロール51
と、この第1原反ロール51から引き出された第二のフ
ィルム22にブロッキング剤42を塗布するブロッキン
グ剤塗布機52と、中間フィルム23を連続的に引き出
す第2原反ロール53と、中間フィルム23に融着防止
層43を印刷する融着防止印刷機54と、重ねられた第
二のフィルム22と中間フィルム23に補助シール34
を形成する第1熱シールドラム55と、これらの第二の
フィルム22と中間フィルム23の上に第一のフィルム
21を連続的に引き出す第3原反ロール56と、重ねら
れた第二のフィルム22と第一のフィルム21とに先端
シール31、仕切シール32、基端シール33、通気路
シール35を形成する第2熱シールドラム57とを備え
て構成されている。
【0034】なお、第一、第二のフィルム21、22お
よび中間フィルム23は、上述したようにそれぞれ第1
〜3原反ロール51,53,56から巻き出された連続
フィルムであり、各シール31〜35を施された後、適
当な長さにカットされるものである。このうち、第一お
よび第二のフィルム21、22の材質は、単層もしくは
多層のフィルムであり、多層の場合にはシール面基材の
融点が被シール面の融点より低いことが望ましい。
【0035】具体的には、シール層としてLDPE、H
DPE、L−LDPE、CP、EVA、PETG等であ
り、被シール層としてOP、Ny、PET、PC、SP
S、PEH等であり、中間層としてはAl、EVOH、
PVDC、SiOxコーティング等であることが望まし
い。なお、中間層は省略してもよい。また、中間フィル
ム23の材質は、前述した第一および第二のフィルム2
1、22との密着性、接着性に優れたものであることが
望ましく、前記各フィルム21、22と同様な材質とす
ればよい。
【0036】一方、各フィルム21〜23を接合する各
シール31〜35は次のような形態で設けられている。
先端シール31は、各フィルム21、22の一方の辺縁
に沿って配置され、各フィルム21、22の連続方向に
連続して延びている。この先端シール31は第一および
第二のフィルム21、22を互いに接合するものであ
る。
【0037】仕切シール32は、バブル11となる気室
12を互いに区切るものであり、各気室12の境界位置
に複数配置され、各々は各フィルム21、22の幅方向
(先端シール31と直交方向)に連続して延びている。
また、仕切シール32は、一方の端部が先端シール31
と交差され、他方の端部は中間フィルム23が配置され
た部分を通って中間フィルム23の通気路13側端縁近
傍まで達している。この仕切シール32は、中間フィル
ム23がない部分では第一、第二のフィルム21、22
を接合するとともに、中間フィルム23がある部分では
第一および第二のフィルム21、22と中間フィルム2
3とを一括して接合している。但し、中間フィルム23
の通気路13側辺縁近傍では第一のフィルム21と中間
フィルム23とを接合するようになっている。
【0038】基端シール33は、各フィルム21、22
の他方の辺縁の近傍(通気路13と気室12との境界部
分)に沿って配置され、各仕切シール32の通気路13
側端部と交差した状態で形成され、各フィルム21、2
2の連続方向(先端シール31と平行方向)に連続して
延びている。この基端シール33は第一のフィルム21
と中間フィルム23とを互いに接合するものである。
【0039】補助シール34は、基端シール33と中間
フィルム23の先端シール31側辺縁との間の部分に複
数(ここでは各気室12を形成する各2本の仕切シール
32の間に2本づつ)が配置され、それぞれ気室12の
長手方向(各フィルム21〜23の連続方向と直交方
向)に平行に延びている。なお、各々の端部は基端シー
ル33および中間フィルム23辺縁から所定距離だけ離
されている。また、各補助シール34どうしの間および
各補助シール34と各気室12を形成する各2本の仕切
シール32との間には所定の間隔が形成されている。
【0040】通気路シール35は、基端シール33との
間に通気路13を形成するものであり、各フィルム2
1、22の他方の辺縁に沿って配置され、基端シール3
3と平行に各フィルム21、22の連続方向に連続して
延びている。この通気路シール35は第一および第二の
フィルム21、22を互いに接合するものである。
【0041】これらの各シール31〜35により、各フ
ィルム21〜23の間を区画することで前述した気室1
2および通気路13が形成されている。気室12は、先
端シール31、2本の仕切シール32、基端シール33
に囲まれた区画内に形成され、中間フィルム23のない
部分では第一および第二のフィルム21、22の間、中
間フィルム23がある部分では第一のフィルム21と中
間フィルム23との間の隙間が気室12となる。通気路
13は、基端シール33と通気路シール35とで挟まれ
た区画内に形成される。
【0042】これらの気室12と通気路13とは、第二
のフィルム22と中間フィルム23との間の通気隙間4
1を通して連通されている。この通気隙間41は、各フ
ィルム22、23の間の前述した各補助シール34どう
しの間および各補助シール34と各気室12を形成する
各2本の仕切シール32との間の間隔部分が適宜拡開す
ることで連通を行うものである。つまり、通気路13側
から気室12へと空気1が圧送供給され、中間フィルム
23が第二のフィルム22から持ち上げられて、通気隙
間41が拡開されることで連通状態となり、供給された
空気1が気室12内に充満し、バブル11を膨張させる
ことになる。
【0043】一方、気室12内に空気が充満することで
内圧2が高まることで、中間フィルム23は第二のフィ
ルム22に押し着けられるため、通気隙間41は閉鎖さ
れることになる。但し、より高い圧力で空気1を供給す
れば通気隙間41は容易に開かれて空気供給が可能であ
る。これらの中間フィルム23、第二のフィルム22、
各々の通気隙間41により逆止弁40が構成されてい
る。
【0044】なお、逆止弁40としての機能を果たす中
間フィルム23は、補助シール34により所定間隔毎に
第二のフィルム22に接合されているため、通気の有無
に関わらず常時第二のフィルム22寄りに保持され、捲
れ上がる等により通気隙間41が大きく開放されて逆止
弁40としての機能を損なう等の支障がないようになっ
ている。
【0045】また、通気隙間41には粘着性を有するブ
ロッキング剤42が挟み込まれ、通気遮断時の気密シー
ル性を高められるようになっている。このブロッキング
剤42としては、粘着剤や粘度の高い樹脂あるいは油脂
などが用いられる。具体的には、PB−1(ポリブテ
ン)等である。これらのブロッキング剤42は、その粘
性により遮断時の気密性が確保され、かつ通気路13か
らの通気によって通気隙間41が拡げられる動作を妨げ
ることがないような性状となるように選択される。この
ブロッキング剤42は、予め中間フィルム23または第
二のフィルム22の何れかの表面に塗布しておくことで
各フィルム22、23の間に挟み込まれるようにすれば
よい。
【0046】さらに、中間フィルム23と第二のフィル
ム22との間には、基端シール33に対応した位置に融
着防止層43が形成されている。本実施例における融着
防止層43は、各フィルム21〜23の材質よりも融点
が高い樹脂塗料であり、この樹脂塗料を中間フィルム2
3の基端シール33形成位置裏面(第二のフィルム22
側の表面)に印刷することで形成されている。この融着
防止層43は、各フィルム21〜23を3枚重ねて基端
シール33を施した場合でも、中間フィルム23と第二
のフィルム22との融着を防止し、僅かに融着が生じて
も通気隙間41への通気により容易に引き剥がされるよ
うにするものである。
【0047】次に、このような本実施例のエアバブル袋
10の製造方法を図5,6に基づいて説明する。まず、
第1の原反ロール51から第二のフィルム22を連続的
に引き出すとともに、この第二のフィルム22の表面に
ブロッキング剤塗布機52によってブロッキング剤42
を連続的に塗布し、図6(A)の下側に示すような状態
とする。次いで、第2の原反ロール53から中間フィル
ム23を連続的に引き出すとともに、この中間フィルム
23の裏面に、融着防止層印刷機54により融着防止層
43を連続的に印刷し、図6(A)の上側に示すような
状態とする。
【0048】これらの各フィルム22、23を重ねたの
ち、これらを第1熱シールドラム55に導き、この第1
熱シールドラム55により各フィルム22、23に補助
シール34を連続的に形成して各フィルム22、23を
接合する。そして図6(B)の下側に示すような状態と
する。次に、第一のフィルム21を第3の原反ロール5
6から連続的に引き出すとともに、この第一のフィルム
21を中間フィルム23が接合された第二のフィルム2
2の表面に重ねる。そして、これらのフィルム22、2
1を第2熱シールドラム57に導き、この第2熱シール
ドラム57により、第二のフィルム22、第一のフィル
ム21に先端シール31、仕切シール32、基端シール
33、通気路シール35を形成して各フィルム21〜2
3を接合するとともに、気室12および通気路13を形
成する。この際、補助シール34が仕切シール32の間
にくるように、各フィルム21,22の送り位相を調整
する。しかし、中間フィルム23で形成された逆止弁は
連続しているので、この仕切シール32と補助シール3
4との位置関係が同一にならなくても特に不都合はな
い。
【0049】気室12および通気路13が形成された
ら、各フィルム12〜23を所定長さに切り出し、通気
路13の一端を閉じた状態で他端から空気を注入する。
注入された空気1は通気路13から逆止弁40を通って
各気室12内に充填され、各気室12を膨張させてバブ
ル11を形成する(図2参照)。気室12内の空気1は
逆止弁40により再び通気路13ないし外部に戻ること
はなく、空気1の注入を停止してもバブル11が維持さ
れる。これらにより多数のバブル11を有するエアバブ
ル袋10が製造される。
【0050】このような本実施例によれば、第二のフィ
ルム22と中間フィルム23とにより逆止弁40を形成
することができる。従って、従来のように別個の逆止弁
等を組み込むことなく注入された空気の逆流防止を図る
ことができる。また、各フィルム21〜23の区画によ
る各気室12および通気路13の形成、および各気室1
2に至る逆止弁40の形成を、熱融着等のシール工程で
連続して行うことができ、連続製造が容易かつ確実にで
きるうえ、効率を高めることができる。さらに、逆止弁
40がバブル11を形成する第二のフィルム22と中間
フィルム23そのもので形成されるため、曲げ等が自由
であるとともに、他物品への衝撃等を生じる可能性がな
く、エアバブル袋10として良好な緩衝性能を確保する
ことができる。
【0051】そして、多数の気室12に連通する通気路
13を設けることで、各気室12への空気注入を一括し
て行え、製造効率を一層向上することができる。この通
気路13は、基端シール33の外側に設けるため、気室
12と重なることがなく、周辺の各シール33、35お
よびフィルム21〜23の構造を簡単にできる。
【0052】一方、各フィルム21〜23を連続フィル
ムとし、先端シール31、基端シール33、通気路シー
ル35を各フィルム21〜23の連続方向に沿って形成
し、各仕切シール32および補助シール34を各フィル
ム21〜23の幅方向に所定間隔で順次形成すること
で、ロールフィルムを用いた連続製造が行え、効率を一
層高めることができる。さらに、中間フィルム23と第
二のフィルム22との間(通気隙間41)にはブロッキ
ング剤42を挟み込んだので、逆止弁40の通気遮断時
の密着性を一層高めることができる。
【0053】そして、逆止弁40においては、通気隙間
41となる中間フィルム23と第二のフィルム22とを
補助シール34で間欠的に接合したため、各々の間隔部
分で通気可能性を確保しながら、各フィルム22、23
を互いに沿わせた状態に維持することができ、逆止弁4
0としての安定した性能を得ることができる。ここで、
補助シール34を設ける場合、この補助シール34は第
一のフィルム21との接合を行わないようにする必要が
あるが、第二のフィルム22と中間フィルム23とのシ
ールを第一のフィルム21とのシールに先立つ工程で行
うことで対応することができる。
【0054】なお、前記第一実施例では、ブロッキング
剤42を第二のフィルム22に塗布しておき、中間フィ
ルム23を重ねた際に挟み込まれるようにしたが、中間
フィルム23側に塗布しておいてもよい。あるいは、両
フィルム22、23を重ねる際にテープ状にしたブロッ
キング剤42を挟み込んでもよい。また、融着防止層4
3は中間フィルム23に印刷するものに限らず、第二の
フィルム22側に印刷しておいてもよく、あるいは印刷
に限らず連続塗布、テープ状物の挟み込み等であっても
よい。
【0055】図7には本発明の第二実施例が示されてい
る。本実施例は、前記第一実施例と同じエアバブル袋1
0を製造するものであり、その製造方法が異なり、これ
に伴って融着防止層の配置が異なるものである。すなわ
ち、前記第一実施例では、先ず第二のフィルム22と中
間フィルム23とを補助シール34で接合し、次にこれ
らのフィルム22、23に第一のフィルム21を接合す
る際に基端シール33が第二のシール22まで及ばない
ようにするために、第二のフィルム22と中間フィルム
23との間に融着防止層43を設けた。
【0056】しかし、本実施例では、先ず第一のフィル
ム21と中間フィルム23とを基端シール33で接合
し、次にこれらのフィルム21、23に第二のフィルム
22を接合する際に補助シール34が第一のシール21
まで及ばないようにするために、先の融着防止層43を
省略するとともに、第一のフィルム21と中間フィルム
23との間に融着防止層44を設ける。この融着防止層
44は、補助シール34の該当箇所において有効であれ
ばよく、一方で仕切シール32において第一のフィルム
21と他のフィルム22、23との接合を阻害してはな
らないので、中間フィルム23表面の各仕切シール32
の間の部分の矩形領域に形成されている(図3参照)。
【0057】このような本実施例のエアバブル袋10
は、図7に示すような工程により製造される。まず、図
7(A)のように、第一のフィルム21を原反ロール等
から引き出し、その裏面に別の原反ロール等から引き出
された中間フィルム23を重ねる。重ねる前に、中間フ
ィルム23の表面には融着防止層44を所定間隔で印刷
しておく。これらの各フィルム21、23を重ねたの
ち、熱シールドラム等に導き、基端シール33を形成し
て各フィルム21、23を接合する。
【0058】次に、図7(B)のように、中間フィルム
23が接合された第一のフィルム21の裏面に、原反ロ
ール等から引き出された第二のフィルム22を重ねる。
重ねる前に、第二のフィルム22の表面にはブロッキン
グ剤42を連続的に塗布しておく。そして、これらを熱
シールドラム等に導き、先端シール31、仕切シール3
2、補助シール34、通気路シール35を形成し、各フ
ィルム21〜23を接合するとともに、気室12および
通気路13を形成する。この際、仕切シール32が融着
防止層44の間に来るように、各フィルム21〜23の
送り位相を調整する。この第二実施例は、融着防止層4
4を連続的にできない点、仕切シール32の位置が特定
される点において、前記第一実施例の製造方法よりも複
雑となることがある。
【0059】気室12および通気路13が形成された
ら、各フィルム12〜23を所定長さに切り出し、通気
路13の一端を閉じた状態で他端から空気を注入する。
注入された空気1は通気路13から逆止弁40を通って
各気室12内に充填され、各気室12を膨張させてバブ
ル11を形成する(図2参照)。気室12内の空気1は
逆止弁40により再び通気路13ないし外部に戻ること
はなく、空気1の注入を停止してもバブル11が維持さ
れる。これらにより多数のバブル11を有するエアバブ
ル袋10が製造される。
【0060】このような本実施例によれば、異なる手順
で前記第一実施例と同様なエアバブル袋10を製造する
ことができ、同様の効果を得ることができる。なお、融
着防止層44は中間フィルム23に印刷するものに限ら
ず、第一のフィルム21側に印刷しておいてもよく、あ
るいは印刷に限らず塗布、テープ状物の挟み込み等であ
ってもよい。その他、前記第一実施例で述べたような変
形等は本実施例においても適用できる。
【0061】図8には本発明の第三実施例が示されてい
る。前記第一実施例および第二実施例が熱融着シール工
程を二回に分けて行っていたのに対し、本実施例は一回
のシール工程で行うものである。このために、本実施例
では前記第一実施例と同様なフィルム21〜23および
シール31〜35の基本構成に加え、前記第一実施例と
同様な融着防止層43および前記第二実施例と同様な融
着防止層44を共に備えている。
【0062】このような本実施例のエアバブル袋10
は、図8に示すような工程により製造される。すなわ
ち、第一のフィルム21、中間フィルム23、第二のフ
ィルム22をそれぞれ原反ロール等から引き出し、互い
に重ねる。重ねる前に、中間フィルム23の表面には融
着防止層44を所定間隔で印刷しておき、裏面には融着
防止層43を連続的に印刷しておく。これらの各フィル
ム21〜23を重ねたのち、熱シールドラム等に導き、
各シール31〜35を一括して形成し、各フィルム21
〜23を接合するとともに、気室12および通気路13
を形成する。この際、仕切シール32が融着防止層44
の間に来るとともに、補助シール34が融着防止層44
内に来るように、各フィルム21〜23の送り位相を調
整する。
【0063】気室12および通気路13が形成された
ら、各フィルム12〜23を所定長さに切り出し、通気
路13の一端を閉じた状態で他端から空気を注入する。
注入された空気1は通気路13から逆止弁40を通って
各気室12内に充填され、各気室12を膨張させてバブ
ル11を形成する(図2参照)。気室12内の空気1は
逆止弁40により再び通気路13ないし外部に戻ること
はなく、空気1の注入を停止してもバブル11が維持さ
れる。これらにより多数のバブル11を有するエアバブ
ル袋10が製造される。
【0064】このような本実施例によれば、一回の熱シ
ールで前記第一実施例あるいは前記第二実施例と同様な
エアバブル袋10を製造することができ、同様の効果を
得ることができる。なお、前記第一実施例あるいは前記
第二実施例で述べたような変形等は本実施例においても
適用できる。
【0065】図9および図10には本発明の第四実施例
が示されている。なお、図10(S3)、(S4)は、
それぞれ図9のS3断面およびS4断面を示すものであ
る。前記第一ないし第三の各実施例においては、通気路
13が通気路シール35により、気室12の区画の外
(基端シール33の先端シール31とは反対側)に形成
されていた。これに対し、本実施例では、第一および第
二のフィルム21、22の全幅にわたって気室12を形
成するとともに、各気室12となる区画内に通気路13
を設けたものである。
【0066】仕切シール32は、それぞれ各フィルム2
1、22の一方の辺縁(先端シール31の位置)から、
他方の辺縁(前記各実施例で通気路シール35を形成し
た位置)まで延長されている。そして、仕切シール32
は、先端シール31から中間フィルム23が挟まれた位
置までの間では第一および第二のフィルム21、22を
接合し、中間フィルム23の先端シール31側では各フ
ィルム21〜23をまとめて接合するようになってい
る。
【0067】一方、仕切シール32は、中間フィルム2
3の基端シール33側(通気路13となる部分)では第
一のフィルム21と中間フィルム23を接合し、中間フ
ィルム23と第二のフィルム22とを接合しないように
なっている。なお、この部分の各フィルム22、23の
接合を防止するために、必要に応じて中間フィルム23
裏面には融着防止層43が形成される。
【0068】これらの各シール31〜33により、各フ
ィルム21〜23の間には気室12が形成され、この気
室12は中間フィルム23がある部分ではその第一のフ
ィルム21側に形成される。そして、中間フィルム23
の下面側には、中間フィルム23と第二のフィルム22
とを接合しない部分により、各仕切シール32を潜って
順次連通する基端シール33に沿った通気路13が形成
される。
【0069】そして、中間フィルム23の下面側の他の
部分により気室12と通気路13を連通する通気隙間4
1が形成され、この通気隙間41にはブロッキング剤4
2が挟まれているとともに、補助シール34が形成され
ている。なお、補助シール34部分の各フィルム21、
23の接合を防止するために、必要に応じて中間フィル
ム23表面には融着防止層44が形成される。
【0070】このような本実施例のエアバブル袋10
は、前記第一ないし第三の何れかの実施例の製造方法と
同様な工程により、連続フィルムからの製造を行うよう
にすればよい。このような本実施例によれば、前述した
各実施例と同様な効果が得られるとともに、独自の効果
として、第一に通気路シール35を省略でき、シール工
程を簡略化できるとともに、第二に、通気路13として
専用の領域が必要ないため、第一および第二のフィルム
21、22の全幅に渡ってバブル11を形成することが
でき、同じフィルム21、22を用いてもクッションと
して機能する領域を拡げることができる。
【0071】図11および図12には本発明の第五実施
例が示されている。なお、図12は、図11のS6断面
を示すものである。そして、図11のS5断面は前記図
10(S3)と同じ、図11のS7断面は前記図10
(S4)と同じである。本実施例は、前記第四実施例と
同様に、第一および第二のフィルム21、22の全幅に
わたって気室12を形成するとともに、各気室12とな
る区画内に通気路13を設けたものである。但し、前記
第四実施例では全ての仕切シール32を各フィルム2
1、22の全幅に渡って形成したのに対し、本実施例で
は所定間隔で設けられた仕切シール32Aが全幅に及ぶ
が、その間の他の仕切シール32Bは基端シール33に
達しないで途中まで形成されている。
【0072】このような本実施例においては、仕切シー
ル32Bを挟んで隣接する各気室12は互いに仕切シー
ル32Bが途絶えた部分32Cを通して連通されること
になり、この間は互いに内部の空気が流通可能である。
このため、本実施例によれば、前記第四実施例と同様な
効果が得られるとともに、独自の効果として、第一に、
クッションとして使用した際に、一部の気室12(バブ
ル11)に強い圧力が加えられても、その気室12の内
部空気が隣りの気室12に移動し、過大な内圧による破
裂等を未然に回避することができるとともに、第二に、
通気路13に影響するものは全幅におよぶ仕切シール3
2Aだけであり、融着防止層43を設ける場合にはこの
部分のみでよいため、間欠的に設けることで材料の節約
を図ることができる。
【0073】図13には本発明の第六実施例が示されて
いる。本実施例は、基本的に前記第一ないし第五の実施
例の何れかと同様な基本構成を有するとともに、所定間
隔で仕切シール32Dが全てのシール21〜23をまと
めて接合することにより、通気路13を所定間隔毎に仕
切るように形成したものである。このような本実施例に
おいては、先ず図13(A)のように連続フィルム形成
したうえ、仕切シール32Dに沿って切り離すことで、
図13(B)のように通気路13は一端のみが開放され
て他端が閉じられたものとなる。従って、本実施例によ
れば、前記各実施例と同様な効果の他に、空気注入にあ
たって通気路13の反対側を閉じる作業を省略すること
ができるという効果が得られる。
【0074】図14には本発明の第七実施例が示されて
いる。本実施例は、前記各実施例が各フィルム21、2
2の一方の辺縁に沿って通気路13を形成していたのに
対し、中央に通気路13を形成してその両側に気室12
が形成されるようにしたものである。
【0075】具体的に、本実施例のエアバブル袋10で
は、第一および第二のフィルム21、22の両側辺縁に
沿って先端シール31を形成するとともに、中央に挟ん
だ中間シール23の中央を基端シール33で第一のフィ
ルム21に接合し、この中間フィルム23の両側辺縁を
第二のフィルム22に近接させて逆止弁40を形成す
る。そして、各フィルム21、22の全幅に渡る仕切シ
ール32で仕切って気室12を形成する。この際、適宜
前記各実施例のような補助シール34、ブロッキング剤
42、融着防止層43、44を設ければ良い。
【0076】これにより、中間フィルム23の上側ない
し各フィルム21、22の両側辺縁にかけて一対づつの
気室12が形成され、中間フィルム23の下側には通気
路13が形成され、各気室12は逆止弁40を介して通
気路13に連通されることになる。このような本実施例
によっても前記各実施例と同様な効果を得ることができ
るとともに、多様な形態のバブル11を有するエアバブ
ル袋10、あるいは広い面積でバブル11を有するエア
バブル袋10を形成することができる。
【0077】図15および図16には本発明の第八実施
例が示されている。本実施例は、前記各実施例が一枚の
中間フィルム23により第二のフィルム22との間に通
気隙間41を形成したのに対し、二枚の中間フィルム2
3A、23Bを用いてこれらの間に通気隙間41を形成
するものである。本実施例のエアバブル袋10におい
て、バブル11を形成する気室12、通気路13、第一
および第二のフィルム21、22、先端シール31、仕
切シール32、通気路シール35等は前記第一実施例と
同様であり、簡略化のためここでは説明を省略し、以下
には異なる点についてのみ説明する。
【0078】第一中間フィルム23Aは、基端側を基端
シール33Aにより第一のフィルム21に接合され、第
二中間フィルム23Bは、基端側を基端シール33Bに
より第二のフィルム22に接合されている。各々の基端
シール33A、33Bは基本的に前記各実施例の基端シ
ール33と同様な配置形態であり、各フィルム21、3
3A、33B、22を重ねて一括シールした場合でも各
中間フィルム33A、33Bの間の融着を防止し、各々
の間に通気路13が確保できるように、各中間フィルム
33A、33Bの対向する何れかの表面に前記各実施例
と同様な融着防止層43が形成されている。
【0079】二枚の中間フィルム23A、23Bの先端
側は互いに沿わされ、各々の間の隙間により通気隙間4
1が形成されている。この通気隙間41には前記各実施
例と同様なブロッキング剤42が充填され、気密性を高
められている。また、通気隙間41を形成する二枚のフ
ィルム23A、23Bは、前記各実施例と同様な補助シ
ール34で接合され、互いに近接状態を維持するように
なっている。
【0080】なお、補助シール34の背面にあたる第一
中間フィルム23Aの第一のフィルム21に対向する表
面、および第二中間フィルム23Bの第二のフィルム2
2に対向する表面には、それぞれ対向する各フィルム2
1、22との間の融着を防止し、各々の間に気室12が
確保できるように、前記各実施例と同様な融着防止層4
4A、44Bが形成されている。これらは第一および第
二のフィルム21、22の表面に設けてもよい。
【0081】このような本実施例においては、4枚のフ
ィルム21、23A、23B、22を重ねあわせた上、
各シール31〜35を一括して形成することで、気室1
2および通気路13が形成され、通気路13からの空気
1が通気隙間41を通して気室12内に充填され、かつ
二枚のフィルム23A、23Bによる逆止弁40により
逆流防止され、前記各実施例と同様にバブル11が形成
される。そして、本実施例においては、前記第一実施例
と同様な効果が得られるとともに、逆止弁40とくに通
気隙間41が二枚の中間フィルム23A、23Bで形成
され、外装用の第一、第二のフィルム21、22と関係
なくできる。
【0082】つまり、各中間フィルム23A、23Bに
密着性のよいポリオレフィンを用い、第一、第二のフィ
ルム21、22に強度や外観等に優れた延伸フィルムベ
ースのラミネートフィルム等とするなど、各々に適した
材質を適宜選定することができる。さらに、通気隙間4
1において同じ材質の中間フィルム23A、23Bが対
向することで、シール時の熱収縮等が均等になり、収縮
率の相違に基づくしわ等の発生を防止することができ
る。
【0083】なお、二枚の中間フィルム23A、23B
を重ねて補助シール34を施しておき、これを第一、第
二のフィルム21、22間に挟んで他のシール31〜3
3、35を形成してもよく、この場合第一、第二のフィ
ルム21、22と各中間フィルム23A、23Bとの融
着を防止する融着防止層44A、44Bは省略してよ
い。また、各中間フィルム23A、23Bをそれぞれ第
一、第二のフィルム21、22に沿わせて基端シール3
3A、33Bを施しておき、これらを重ね合わせて他の
シール31、32、34、35を形成してもよく、この
場合には融着防止層43を省略してよい。
【0084】図17〜19には本発明の第九実施例が示
されている。本実施例は、前記各実施例が中間フィルム
23を仕切シール32の基端側に挟み込んで逆止弁を形
成したのに対し、中間フィルム23を仕切シール32の
先端側より基端側寄りに、つまり気室12の中央寄りに
配置したものである。本実施例のエアバブル袋10にお
いて、バブル11を形成する気室12、通気路13、第
一および第二のフィルム21、22、先端シール31、
仕切シール32、基端シール33、通気路シール35等
は前記第一実施例と同様であり、簡略化のためここでは
説明を省略し、以下には異なる点についてのみ説明す
る。
【0085】本実施例のエアバブル袋10では、第一お
よび第二のフィルム21、22の両側辺縁に沿って先端
シール31を形成するとともに、第二のフィルム22に
中間フィルム23の一端部を通気路シール35と補助シ
ール34とで接合する。中間フィルム23の他端部の裏
面と第二のフィルム22との間にはブロッキング剤42
が設けられ、さらに、中間フィルム23の通気路シール
35とブロッキング剤42との間において、中間フィル
ム23と第二のフィルム22との対向する表面には、融
着防止層43が形成されている。そして、このような中
間フィルム23によって逆止弁40が形成されている。
また、各フィルム21、22の全幅に渡る仕切シール3
2で仕切って気室12を形成する。
【0086】これにより、中間フィルム23の上側ない
し各フィルム21、22の両側辺縁にかけての気室12
が形成され、中間フィルム23の下側には通気路13が
形成され、各気室12は逆止弁40を介して通気路13
に連通されることになる。このような本実施例によって
も前記各実施例と同様な効果を得ることができるととも
に、多様な形態のバブル11を有するエアバブル袋1
0、あるいは広い面積でバブル11を有するエアバブル
袋10を形成することができる。また、逆止弁40は、
バブル11の形態が安定している幅方向中央寄りに形成
されているので、逆止弁40の性能が良好となる。
【0087】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変
形は本発明に含まれるものであり、本発明は以下のよう
な変形等をも含むものである。すなわち、前記各実施例
において、逆止弁40の通気隙間41の過大な拡開を防
止するために補助シール34を設けたが、その本数や長
さ等は適宜選択すればよく、その形態も連続したシール
に限らず点シールを配列したもの等であってもよい。そ
して、気室12(バブル11)の幅が狭い場合など、通
気隙間41の過大な拡開が生じにくい場合には、補助シ
ール34を省略してもよい。
【0088】また、中間フィルム23と第二のフィルム
22との間(通気隙間41)のブロッキング剤42は必
須ではなく、各フィルム22、23を互いに表面どうし
の密着性が高い材質、例えば軟質PVC等とした場合な
ど、十分な気密密着が得られるようであれば、ブロッキ
ング剤42を省略してもよい。さらに、融着防止層4
3、44の位置、形状なども適宜設定すればよく、形成
するフィルム21〜23の別も同様に任意であり、製造
手順によっては各々省略してもよい。
【0089】一方、前記各実施例では、各気室12の基
端側に通気路13を設け、各気室12に通気路13から
一括して空気注入を行うようにしたが、通気路13は本
発明に必須ではなく、図20に示す変形例のように省略
してもよい。このような場合には、各気室12にノズル
を順次接続したり、あるいは各気室12の逆止弁40部
分に同時に接続する複数のノズルを接続することによ
り、それぞれ空気1を注入すればよい。
【0090】さらに、各フィルム21〜23の材質は前
記第一実施例で述べたもの等から適宜選択すればよく、
その厚みや色彩、透明性の有無なども適宜選択すればよ
いものである。そして、エアバブル袋10としての大き
さ、形状、バブル11の厚み、大きさなども実施にあた
って適宜選択すればよい。
【0091】また、前記第九実施例では、中間フィルム
23を気室12の中央寄りに設けたが、これに限らず、
図21に示す変形例のように中間フィルム23を仕切り
シール32の基端側に配置するとともに、中間フィルム
23の一端を第二のフィルム22、第一のフィルム21
とともにシールしてもよい。
【0092】さらに、前記製造方法におけるブロッキン
グ剤塗布工程、融着防止層形成工程、各部分のシール工
程はその順序を変えてもよく、場合によっては、融着防
止層形成工程は製造方法に先立って前処理されたもので
もよい。また、融着防止は主として通気路形成確保のた
めであり、他の不融材料を挟んで仕切シール等を行った
最終工程で通気路シールを行ったり、あるいは、高融点
フィルムの挟み込みのままであってもよい。
【0093】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のエアバブ
ル袋およびその製造方法によれば、バブルとなる気室を
形成する2枚のフィルム間に別のフィルムを挟み込み、
このフィルムを逆止弁とする構造としたので、構造およ
び連続製造工程を簡略かつ効率良くすることができ、か
つ良好な緩衝性能を得ることができる。さらに、通気路
を形成することで、各気室への空気注入を一括して行う
ことができ、利用率を高めることができる。
【0094】そして、融着防止層を形成することで、通
気路となる部分への不必要な接合を回避しながら同じ部
分に重なる他のフィルムのシールを行うことができ、シ
ール作業の一括化により製造効率を更に高めることがで
きる。さらに、逆止弁となる通気隙間にブロッキング剤
を挟むことで通気遮断時の気密性を一層高めることがで
きるとともに、補助シールを設けることで通気隙間の過
大な拡開を防止することができ、逆止弁としての良好な
性能を確保することができる。
【0095】また、本発明のエアバブル袋の製造方法に
よれば、個別の逆止弁でなく、連続した逆止弁構造をと
ることにより、逆止弁との位置制御を実質不要とし、か
つ、エアバブル袋の大きさ(直径)も自由に変えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の全体外観を示す斜視図。
【図2】前記第一実施例の構造を示す部分破断斜視図。
【図3】前記第一実施例の構造を示す平面図。
【図4】前記図3のS1断面およびS2断面を示す断面
図。
【図5】本発明の第一実施例のエアバブル袋の製造装置
を示す概略図。
【図6】前記第一実施例の製造手順を示す分解斜視図。
【図7】前記第二実施例の製造手順を示す分解斜視図。
【図8】前記第三実施例の製造手順を示す分解斜視図。
【図9】本発明の第四実施例を示す平面図。
【図10】前記図9のS3断面およびS4断面を示す断
面図。
【図11】本発明の第五実施例を示す平面図。
【図12】前記図11のS6断面を示す断面図。
【図13】本発明の第六実施例を示す模式図。
【図14】本発明の第七実施例を示す模式図。
【図15】本発明の第八実施例を示す平面図。
【図16】前記図15のS8断面およびS9断面を示す
断面図。
【図17】本発明の第九実施例を示す平面図。
【図18】図17で気室に空気を充満させる前の状態を
示す断面図。
【図19】前記図17のS10断面およびS11断面を
示す断面図。
【図20】本発明の変形例を示す断面図。
【図21】本発明の変形例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 空気 2 気室の内圧 10 エアバブル袋 11 バブル 12 気室 13 通気路 21 第一のフィルム 22 第二のフィルム 23 中間フィルム 23A、23B 第一中間フィルムおよび第二中間フィ
ルム 31 先端シール 32、32A、32B、32D 仕切シール 33、33A、33B 基端シール 34 補助シール 35 通気路シール 40 逆止弁 41 通気隙間 42 ブロッキング剤 43、44、44A、44B 融着防止層 51 第1原反ロール 53 第2原反ロール 55 第1熱シールドラム 56 第3原反ロール 57 第2熱シールドラム

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに重ね合わせられた第一および第二
    のフィルムと、前記第一および第二のフィルムを互いに
    接合する所定方向に連続した先端シールと、前記第一お
    よび第二のフィルムを互いに接合するとともに先端側が
    前記先端シールと交差する少なくとも一対の連続した仕
    切シールと、前記各仕切シールの前記先端シールよりも
    基端側に挟み込まれかつ前記先端シールに沿って連続し
    た中間フィルムと、前記中間フィルムおよび前記第一の
    フィルムを接合しかつ前記先端シールに沿って連続した
    基端シールとを有し、前記第一および第二のフィルムの
    間の前記先端シールと各仕切シールと前記基端シールと
    で囲われた空間により内部に空気が封入される気室が形
    成されることを特徴とするエアバブル袋。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したエアバブル袋におい
    て、前記第一および第二のフィルムの間には前記基端シ
    ールに沿って前記各フィルムの連続方向に延びる通気路
    が形成され、前記気室と通気路とは前記中間フィルムの
    前記基端シールより前記先端シール側の部分と前記第二
    のフィルムとの間の隙間を通して連通されていることを
    特徴とするエアバブル袋。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したエアバブル袋におい
    て、前記中間フィルムは前記基端シールで前記第一のフ
    ィルムに接合された第一中間フィルムと前記第二のフィ
    ルムに接合された第二中間フィルムとの二枚で構成さ
    れ、前記第一および第二のフィルムの間には前記基端シ
    ールに沿って前記各フィルムの連続方向に延びる通気路
    が形成され、前記気室と通気路とは前記第一中間フィル
    ムおよび第二中間フィルムの前記基端シールより前記先
    端シール側の互いに対向する部分の間の隙間を通して連
    通されていることを特徴とするエアバブル袋。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載したエア
    バブル袋において、前記基端シールの前記気室の反対側
    には当該基端シールに沿って前記第一および第二のフィ
    ルムを接合する通気路シールが形成され、前記通気路は
    前記第一および第二のフィルムの間の前記通気路シール
    と前記基端シールとで挟まれた空間により形成されてい
    ることを特徴とするエアバブル袋。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載したエアバブル袋におい
    て、前記基端シールは前記第一および第二のフィルムと
    前記中間フィルムとを一括して接合するとともに、前記
    仕切シールは前記基端シール近傍が前記第一のフィルム
    と前記中間フィルムとを接合するものとされ、前記通気
    路は前記第二フィルムと前記中間フィルムとの間の前記
    基端シールに沿った空間により形成されていることを特
    徴とするエアバブル袋。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載したエアバブル袋におい
    て、前記基端シールは前記第一および第二のフィルムと
    前記第一中間フィルムと前記第二中間フィルムとを一括
    して接合するとともに、前記仕切シールは前記基端シー
    ル近傍が前記第一のフィルムと前記第一中間フィルムと
    および前記第二のフィルムと前記第二中間フィルムとを
    接合するものとされ、前記通気路は前記第一中間フィル
    ムおよび第二中間フィルムとの間の前記基端シールに沿
    った空間により形成されていることを特徴とするエアバ
    ブル袋。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載したエア
    バブル袋において、前記通気路を形成する二枚のフィル
    ムの間には前記仕切シールに対応する領域に両フィルム
    の互いに対向する表面どうしの融着を防止する融着防止
    層が形成されていることを特徴とするエアバブル袋。
  8. 【請求項8】 互いに重ね合わせられた第一および第二
    のフィルムと、前記第一および第二のフィルムを互いに
    接合する所定方向に連続した先端シールと、前記第一お
    よび第二のフィルムを互いに接合するとともに先端側が
    前記先端シールと交差する少なくとも一対の連続した仕
    切シールと、前記各仕切シールの前記先端シールよりも
    基端側に挟み込まれかつ前記先端シールに沿って連続し
    た中間フィルムと、前記中間フィルムおよび前記第二の
    フィルムを接合しかつ前記先端シールに沿って連続した
    基端シールとを有し、前記第一および第二のフィルムの
    間の前記先端シールと各仕切シールと前記基端シールと
    で囲われた空間により内部に空気が封入される気室が形
    成され、この気室は、前記第一および第二のフィルムの
    間に前記基端シールに沿って前記各フィルムの連続方向
    に延びて形成された通気路に、前記中間フィルムの前記
    基端シールより前記先端シール側の部分と前記第二のフ
    ィルムとの間の隙間を通して連通されていることを特徴
    とするエアバブル袋。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載したエアバブル袋におい
    て、前記中間フィルムは、前記気室の前記先端シールと
    前記基端シールとの中央寄りに形成されていることを特
    徴とするエアバブル袋。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9までの何れかに
    記載したエアバブル袋において、前記第一および第二の
    フィルムは所定方向に連続しており、前記先端シールは
    前記各フィルムの連続方向の辺縁に沿って形成され、前
    記各仕切シールは前記各フィルムの幅方向に所定間隔で
    多数形成されていることを特徴とするエアバブル袋。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項10までの何れか
    に記載したエアバブル袋において、前記中間フィルムの
    前記基端シールより前記先端シール側の部分と当該部分
    との間に通気隙間を形成する前記第二のフィルムまたは
    他の中間フィルムとの間に挟み込まれかつ前記先端シー
    ルに沿って連続したブロッキング剤を有することを特徴
    とするエアバブル袋。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11までの何れか
    に記載したエアバブル袋において、前記中間フィルムの
    前記基端シールより前記先端シール側の部分と当該部分
    との間に通気隙間を形成する前記第二のフィルムまたは
    他の中間フィルムとをその前記先端シールに沿った方向
    の一部で互いに接合する線状の補助シールを有すること
    を特徴とするエアバブル袋。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載したエアバブル袋に
    おいて、前記気室を形成する二枚のフィルムの間には前
    記補助シールに対応する領域に前記各フィルムの互いに
    対向する表面どうしの融着を防止する融着防止層が形成
    されていることを特徴とするエアバブル袋。
  14. 【請求項14】 エアバブル袋製造装置によりエアバブ
    ル袋を製造する方法であって、第二のフィルムを連続的
    に供給する工程と、この第二のフィルムへ中間フィルム
    を前記第二のフィルムの流れ方向に沿って連続的に重ね
    る工程と、互いに重ね合わせられたこれら第二のフィル
    ムと中間フィルムとに前記流れ方向と交差する横方向に
    線状の逆止弁用補助シールを連続的に形成する工程と、
    前記第二のフィルムおよび中間フィルムの上に前記第一
    のフィルムを前記流れ方向に沿って連続的に供給しかつ
    重ねる工程と、これらの各フィルムで独立したエアバブ
    ル室を形成するためのシール加工を行うシール工程およ
    びエア導入用通気路形成のためのシール工程とを備えて
    いることをことを特徴とするエアバブル袋の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載したエアバブル袋の
    製造方法において、前記エア導入用通気路が、前記第二
    のフィルムと前記中間フィルムとの間に前記流れ方向に
    連通するように逆止弁に沿って形成され、通気路領域
    で、前記第二のフィルムと前記中間フィルムとの前記通
    気路を挟んで互いに対向する表面同士の融着を防止する
    融着防止層形成工程を有することを特徴とするエアバブ
    ル袋の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載したエア
    バブル袋の製造方法において、前記第二のフィルムと前
    記中間フィルムとの間の前記逆止弁用補助シール形成部
    分に前記流れ方向に沿ってブロッキング剤層形成工程を
    有することを特徴とするエアバブル袋の製造方法。
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