JPH0834481A - マイクロ波加熱パッケージ - Google Patents

マイクロ波加熱パッケージ

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JPH0834481A
JPH0834481A JP6169800A JP16980094A JPH0834481A JP H0834481 A JPH0834481 A JP H0834481A JP 6169800 A JP6169800 A JP 6169800A JP 16980094 A JP16980094 A JP 16980094A JP H0834481 A JPH0834481 A JP H0834481A
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microwave
package
food
sheet
heating
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JP6169800A
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Tomoyasu Sugiyama
友康 杉山
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/34Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
    • B65D81/3446Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package specially adapted to be heated by microwaves
    • B65D81/3453Rigid containers, e.g. trays, bottles, boxes, cups
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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    • B65D2581/3402Cooking or heating method specially adapted to the contents of the package characterised by the type of product to be heated or cooked
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロ波加熱パッケージ内部に収納された
冷凍食品をマイクロ波調理器を用いて調理加熱すること
で、該冷凍食品の表面を狐色に焼上げ、茶色に焦がすこ
とができると共に、調理中に発生する蒸気を凝結させる
ことなく随時、素早く逃がすことができ、調理後の食品
の表面全体をパリパリに焼上げることができ、優れた食
味を与えることのできるマイクロ波加熱パッケージを提
供する。 【構成】 食品片を収納するためのマイクロ波加熱パッ
ケージであって、該パッケージは、マイクロ波が通過す
る外包体と、前記外包体の内部に配された1ないし複数
のマイクロ波受感加熱シート状物とからなり、このマイ
クロ波受感加熱シート状物が1ないし複数の区画を形成
するように加工されてなることを特徴とするマイクロ波
加熱パッケージにおいて、該外包体が排気口を有し、該
マイクロ波受感加熱シート状物が前記食品片の表面に対
向する位置に配置された構造であることを特徴とするマ
イクロ波加熱パッケージである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジ等のマイク
ロ波による調理器の中で冷凍食品等の食料品の加熱に使
用されるマイクロ波に感受性のあるシート材を用いてな
るマイクロ波加熱パッケージに関するものである。
【0002】より詳しくは、マイクロ波により直接、水
を含んだ冷凍食品の解凍、加熱および該マイクロ波に感
受性のあるシート材を介して間接的に加熱することによ
り食品を調理し、該調理中に生じる蒸気を好適にパッケ
ージの外部へ逃がすことができ、パッケージの内部の食
品の表面をぱりぱりにた状態に仕上げ、ベトベトな状態
になるのを防止することができるマイクロ波加熱パッケ
ージに関するものである。
【0003】
【従来の技術】近年、冷凍加工技術の急速な進歩に伴
い、多種多様な食品が冷凍食品化されてきており、例え
ば、フライドチキン、チキンナゲット、ピザ、グラタ
ン、パン生地およびパイ生地などがでてきている。
【0004】こうした多くの冷凍食品の多くは、通常、
オーブンレンジ、オーブントースターなどのオーブン機
能をもつ調理器で解凍、加熱しながら調理する方法が取
られている。これは、調理器のオーブン機能を使うこと
により、上記冷凍食品を、通常の食品を調理した場合と
変りなく、食品の表面をパリパリにしたり、茶色に焦げ
をつけたり、狐色に焼上げたりでき、見た目にもおいし
く仕上げることができるものである。
【0005】しかしながら、こうしたオーブン機能を使
う場合には、調理に時間がかかり、また一旦、市販され
ている包装容器などから取り出して、オブーン調理器に
使用できる容器に移し換えたりホイルなどにくるむ必要
があり、調理の準備にも手間がかかる。さらに、フライ
ドチキン、チキンナゲット、ピザ、グラタンなどの冷凍
食品の利用者は、比較的自炊しないかまったく自炊でき
ない単身者や独身者が多く、手間を欠けるのを嫌がる人
も多い。
【0006】またこれら利用者とは別に、単身者や独身
者では、24時間営業のコンビニエンスストアなどで調
理された食品を暖めるのに便利な電子レンジなどのマイ
クロ波調理器程度は持っていても、オーブンまでは持っ
ていないような家庭では利用できないものであった。電
子レンジで暖める場合には買ってき食品を、食品が入っ
た容器のそのまま利用でき、暖める前の準備が不要であ
り、暖めるのに時間もかからない点でメリットがある。
【0007】従って、電子レンジなどのマイクロ波調理
器の利点を生かせるように、該電子レンジを用いて上記
冷凍食品を加熱して調理できることが望ましいが、こう
した冷凍食品を電子レンジで調理する場合、使用されて
いるマグネトロン(磁電管)で発生された2450MH
zという極超短波(マイクロ波)が食品に照射され、食
品自体に含まれる水の分子振動を引き起こし、この分子
同士の運動によって生ずる摩擦熱で調理が行われるもの
であるが、通常、食品は食品包装用ラップフィルムなど
に包まれた状態で調理されるため、食品をオーブンで調
理したときのように、食品表面をパリパリに焼上げるこ
とはできず、オーブンで焼上げたときに比べて、水分な
どの蒸気を外部に逃がすことができず、食品の表面に吸
着され、表面側がふやけたり、ベトベトになったりする
現象が生じ、食品の持つ食味が損なわれ、また見た目に
も不味そうなものとなってしまうなど、なお解決すべき
多くの課題があり、上記冷凍食品を電子レンジなどのマ
イクロ波調理器で調理して用いる例はなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、新規なマイクロ波加熱パッケージを提供するも
のである。
【0009】また、本発明の他の目的は、マイクロ波加
熱パッケージ内部に収納された冷凍食品をマイクロ波調
理器を用いて調理加熱することで、該冷凍食品の表面を
狐色に焼上げ、茶色に焦がすことができると共に、調理
中に発生する蒸気を凝結させることなく随時、素早く逃
がすことができ、調理後の食品の表面全体をパリパリに
焼上げることができ、優れた食味を与えることのできる
マイクロ波加熱パッケージを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特願平6
−169624号において、フレンチフライポテトのよ
うな略棒状の食品片を電子レンジを用いて加熱調理する
マイクロ波加熱パッケージを提案している。
【0011】同公報によれば、略棒状の複数の食品片を
収納するためのマイクロ波加熱パッケージであって、該
パッケージは、マイクロ波が通過する外包体と、前記外
包体の内部に配された1ないし複数のマイクロ波受感加
熱シートとからなり、このマイクロ波受感加熱シートが
前記複数の食品片を前記外包体の略軸方向に沿って相互
に離間配列するために略軸方向に沿う複数の溝路を形成
するように軸方向に略平行な面部とこの面から立設する
複数の隔壁部とを有する形状に加工されてなることを特
徴とするパッケージにおいて、前記外包体の軸方向に略
直角な側面のいずれか一方の面を解放面とし、該他方の
面に該他方の面側を下に向けた状態で該食品片が抜け落
ちない形状の排気口を形成してなることを特徴とするマ
イクロ波加熱パッケージとすることにより、収納された
略棒状の食品片をマイクロ波調理器を用いて調理加熱す
ることで、該食品片の表面を狐色に焼上げ、茶色に焦が
すことができると共に、調理中に発生する蒸気を凝結さ
せることなく随時、素早く逃がすことができ、さらに該
食品片の表面全体をパリパリに焼上げることができ、優
れた食味を与えることができるとするものである。
【0012】しかしながら、同公報に開示されたマイク
ロ波加熱パッケージでは、主にフレンチフライポテトの
ような略棒状の食品片を対象としており、フライドチキ
ン、チキンナゲット、ピザ、グラタン、パン生地および
パイ生地など種々の形状の冷凍食品にそのまま適用する
には、なお十分な構造ではなかった。
【0013】従って、本発明者らは、上記目的を達成す
べく、新規なマイクロ波加熱パッケージに関して鋭意検
討した結果、本発明者らが特願平6−169624号に
提案した技術的思想に基づき発明の構成を上記冷凍食品
の対応できる該マイクロ波加熱パッケージの構造として
新たに創作することで、上記諸目的が達成できることを
見出だし、この知見に基づき本発明を完成するに至った
ものである。
【0014】すなわち、本発明の目的は、(1) 食品
片を収納するためのマイクロ波加熱パッケージであっ
て、該パッケージは、マイクロ波が通過する外包体と、
前記外包体の内部に配された1ないし複数のマイクロ波
受感加熱シート状物とからなり、このマイクロ波受感加
熱シート状物が1ないし複数の区画を形成するように加
工されてなることを特徴とするマイクロ波加熱パッケー
ジにおいて、前記外包体が排気口を有し、さらに前記マ
イクロ波受感加熱シート状物が前記食品片の表面に対向
する位置に配置された構造であることを特徴とするマイ
クロ波加熱パッケージにより達成される。
【0015】また、本発明の目的は、(2) 外包体の
側面および上面の少なくとも1面が、開閉自在な構造で
あることを特徴とする上記(1)に示すマイクロ波加熱
パッケージによっても達成される。
【0016】さらに本発明の目的は、(3) 食品片を
マイクロ波加熱パッケージの内部に収納した後に前記外
包体の表面全体が、保護フィルムで密封包装されてなる
上記(1)または(2)に示すマイクロ波加熱パッケー
ジによっても達成される。
【0017】
【作用】本発明のマイクロ波加熱パッケージでは、外包
体が排気口を有し、マイクロ波受感加熱シート状物が食
品片を相互に離間配列するために複数の区画を形成する
ように隔壁部を有する形状に加工され、該食品片の表面
に対向する位置に配置された構造であるため、従来、オ
ーブン機能を有する調理器による調理を必要としたフラ
イドポテトをはじめ、さらにフライドチキン、チキンナ
ゲット、ピザ、グラタン、パン生地およびパイ生地など
の冷凍食品の表面をパリパリにしたり、茶色に焦げをつ
けたり、狐色に焼上げたりでき、見た目にもおいしく仕
上げることができる。
【0018】また、本発明のマイクロ波加熱パッケージ
では、外包体の側面および上面の少なくとも1面が、開
閉自在な構造であることにより、当該面を調理時に開口
して排気口とすることで、調理時に蒸気を素早く逃がす
ことができ、また、調理後の食品片を簡単に取り出すこ
とができる。
【0019】さらに、本発明のマイクロ波加熱パッケー
ジでは、前記食品片をマイクロ波加熱パッケージに収納
した後に前記外包体の表面全体が、保護フィルムで密封
包装されているため、密封包装後から調理するまでの
間、食品片を新鮮な状態で衛生的に保存することができ
るものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて説明する。
【0021】まず、図1に本発明に係るマイクロ波加熱
パッケージに用いられるマイクロ波受感加熱シート状物
の一実施態様を示す概略斜視図を示す。
【0022】図1より、マイクロ波に反応するマイクロ
波受感加熱シート状物1には、部分的に設けられたカッ
トまたはスリット2が形成されている。該カットまたは
スリット2を設けることにより、第1のマイクロ波受感
加熱シート状物1aが、第2のマイクロ波受感加熱シー
ト状物1bに、相互に垂直になるように差し込まれて噛
み合わされ、互いに直交に交差されてマイクロ波に反応
するマイクロ波受感加熱シート状物1が組み立てられ、
収納される食品片を相互に離間配列するための複数の区
画(6区画)を形成するように隔壁部を有する形状に加
工されるものである。これにより、前記マイクロ波受感
加熱シート状物1は、各区画に収納される食品片の表面
に対向する位置に配置された構造とすることができる。
そのため、食品片を各区画に収納して、マイクロ波調理
器を用いて加熱調理する際に、それぞれの食品片の表面
を囲むマイクロ波受感加熱シート状物1の発熱による熱
伝導によって、該食品、例えば、フライドチキン、フラ
イドポテトやチキンナゲットなどの冷凍食品の表面をぱ
りぱりに焼上げることができるものである。
【0023】なお、本発明のマイクロ波受感加熱シート
状物1の構造は、上述のものに制限されるものでなく、
例えば、図2に示すような、複数の直角に2度折り曲げ
られた階段状のマイクロ波受感加熱シート状物1cと水
平断面工字形のマイクロ波受感加熱シート状物1dを適
当に組合せて、収納される食品片を相互に離間配列する
ための複数の区画を形成するように隔壁部を有する形状
に加工してなる構造(形状)のもの、図3に示すよう
な、矩形をした波形状に折り曲げてたマイクロ波受感加
熱シート状物1により、収納される食品片を相互に離間
配列するための複数の区画を形成するように隔壁部を有
する形状に加工してなる構造(形状)のもの、および図
4に示すように、フレキシブルなフィルム状のマイクロ
波受感加熱シート状物1を波形状に曲げることにより、
収納される食品片を相互に離間配列するための複数の区
画を形成するように隔壁部を有する形状に加工してなる
構造(形状)のたものなど、用いる外包体の形状、並び
に収納する食品片の種類、形状などに応じて適宜設計さ
れるものであり、従来より収納箱や収納包みなどの種々
の収納容器の中敷部材、仕切り部材および内張り部材な
どに用いられている従来公知の様々な他のシート状物の
構造(形状)も適用することができる。
【0024】また図5に、本発明に用いられるマイクロ
波受感加熱シートの一実施態様として、図1に用いたマ
イクロ波受感加熱シートの断面構造を表す概略図を示
す。
【0025】図5より、マイクロ波受感加熱シート状物
1は、3枚の別々のシートを積層して作られたものであ
り、食品片に面する内側紙シート3、外側紙シート4お
よびポリエステルフィルムのようなフレキシブルなプラ
ステックシート5で構成されている。該プラステックシ
ート5は、2ミル(2/1000インチ厚)の厚さを有
し、該プラステックシート5の表面には、アルミニウム
などの金属が真空蒸着によってコートされ、入射波に対
して約40〜60%の透過率がある半導電金属コーティ
ング6が施されている。これにより、該プラステックシ
ート5は、マイクロ波に反応する半導電金属コーティン
グ6に対する裏打ち材料の役目を果たす。なお、半導電
金属コーティング6は、半導電性であり、マイクロ波調
理器の中で、マイクロ波エネルギーと相互作用し、マイ
クロ波エネルギーの一部を吸収し、該エネルギーを熱に
交換する。したがって、半導電金属コーティング6の代
わりに、マイクロ波調理器の中で、熱くなる他の既知の
コーティングあるいは物質、例えば、鉱物、金属酸化
物、塩またはカーボンのような物質を適当に組み合わせ
て使用することもできるとするものである。
【0026】なお、上記半導電金属としては、米国特許
4970358号公報に記載されているものなどを用い
ることができ、その1例としては、分散媒体中に、導電
性でかつマイクロ波と相互作用する粒子、例えば、カー
ボン(必要に応じてアルミニウム、銅、ニッケルなどの
粒子を1〜20%の割合で含んでも良い)と、非導電性
でかつマイクロ波と相互作用しない粒子、例えば、同公
報の表1に列記されているような無機水和物とが均質に
混合されて形成されたものなどを用いることができる。
【0027】また、内側紙シート3、外側紙シート4お
よびプラステックシート5のそれぞれの接着に用いられ
る接着剤としては、特に制限されるものでなく、例え
ば、ポリビニルアセテート乳剤タイプの接着剤7のよう
な適切な接着剤が用いられている。また、内側紙シート
3には、耐油性の紙が望ましく、外側紙シート4には、
通常のクラフト紙を用いることができる。
【0028】図6に、本発明に係るマイクロ波加熱パッ
ケージに用いられる外包体の一実施態様の展開図を示
す。
【0029】図6よりマイクロ波が通過し得る外包体を
形成するには、食品用の紙板から形成される平板カート
ン原紙10を打ち抜く。該平板カートン原紙10は、外
包体の側面壁を形成するための複数の側面パネル11〜
14、上面の壁を形成するためのタブ15〜17、下面
に壁を形成するためのタブ18〜20およびパネル14
に接着するためのパネル21とからなり、また打抜きと
同時に、パネル11〜14、21並びにタブ15〜20
との境目には、垂直および水平の谷折線が形成されてい
る。次に、該平板カートン原紙10には、これを外包体
として組み立て状態で内側になる面に、内張的に該マイ
クロ波受感加熱シートを該外包体の内周面に沿って接着
剤で張り付ける。この段階で、側面パネル11〜14に
は、適当な大きさの蒸気の排気口22が20箇所に空け
られている。
【0030】マイクロ波が通過し得る外包体を作りなが
ら、マイクロ波加熱パッケージを形成するには、上記平
板カートン原紙10のパネル11〜14、18を図1の
左から右に向かって順番に上記垂直の谷折線に従って相
互に直角になるように折り曲げていき、最後に側面パネ
ル14にパネル18を接着して、筒状に外包体を形成す
る。次に、下面に壁を形成するためのタブ18〜20の
うち、始めにタブ19および20を順次、上記水平の谷
折線に従って直角に折り曲げていき、続いてタブ、18
および18aを水平の谷折線に従って直角に折り曲げて
いき、タブ19および20をそれぞれタブ18に接着
し、またタブ18aを側面パネル13の内側に接着し
て、外包体の底面の壁を形成する。
【0031】続いて、図1に示すマイクロ波受感加熱シ
ート状物を組み立てたものを、上記外包体の上面開口部
より、該外包体の中に差し込み、食品片を相互に離間配
列するために区画を6箇所形成する。次に、フライドチ
キンなどの食品片が、マイクロ波受感加熱シート状物を
組立てたものを、上記外包体の上面開口部より、該外包
体の中に差し込んだ後に、順次、形成された各区画にそ
れぞれ1片づつ収納される。
【0032】次に、タブ15〜17を上記水平の谷折線
に従って直角に折り曲げていき、最後にタブ16aを側
面パネル11の内側に差し込んで開閉自在な上面の壁を
形成することにより、図1に示すマイクロ波受感加熱シ
ート状物と、図6に示す外包体を用いて組み立てて図7
に示すマイクロ波加熱パッケージの一実施態様を表して
なる概略斜視図にあるパッケージに仕上げた。これによ
り、収納される食品片のすべての表面は、マイクロ波に
反応するマイクロ波受感加熱シート状物1によって囲ま
れることとなる。その結果、加熱の過程で、該マイクロ
波受感加熱シート状物1がマイクロ波エネルギーを吸収
し、発熱した熱を直接食品片の表面に伝達して、食品片
のすべての表面を茶色に焦がし、狐色に焼きあげ、また
外包体の周囲に設けられた排気口22が、食品片から生
じた蒸気を外部に逃がすようになるために、パリパリな
状態に仕上げるとするものである。
【0033】なお、本発明に係る外包体としては、上述
した実施態様に示す構造(形状)になんら制限されるも
のでなく、上述したような冷凍食品類の形状に適宜対応
できる適当な構造(形状)の包装包み、包装箱などの中
から好適なものを選択して利用することができるもので
ある。
【0034】さらに上記マイクロ波加熱パッケージに
は、実際に調理に供するまで、収納された食品片を新鮮
な状態に保存するために、該外包体の表面全体が、ポリ
プロピレンやポリ塩化ビニリデン(サラン)などの食品
包装用フィルムのような保護フィルムで包まれてシール
された状態で急速冷凍されて保存、貯蔵される。
【0035】ここで、本発明に係るマイクロ波加熱パッ
ケージに用いることのできる保護フィルムとしては、特
に制限されず、従来公知のものを用いることができ、例
えば、セルロースフィルムにポリエチレンをラミネート
したもの、ポリエステルに低密度ポリエチレンをラミネ
ートしたもの、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリ
アミド、ポリ塩化ビニリデンなどを利用することができ
るが、本発明に利用可能な保護フィルムは、これらに制
限されるものでなく、従来公知の他のものを適用するこ
とができる。
【0036】次に、上記マイクロ波加熱パッケージを調
理器で加熱調理する場合には、まず、該外包体の表面全
体の保護フィルムを取り外し、電子レンジなどのマイク
ロ波調理器に該マイクロ波加熱パッケージを入れ、所定
時間マイクロ波により加熱調理する。加熱調理後は、電
子レンジから出し、開閉自在な上面の壁を開けて、該解
放面から調理されたフライドチキン、フライドポテト、
チキンナゲット、ピザなどの食品片を取り出して食べる
ことができるほか、食パン、パイ、グラタン、ラザニア
などの食品は、適当な皿などに移してもよい。
【0037】また、上記区画に収納し得る食品片として
は、例えば、通常、オーブンレンジ、オーブントースタ
ーなどのオーブン機能をもつ調理器で解凍、加熱しなが
ら調理する方法が取られており、一般に電子レンジによ
る調理に向かないとされてきたような、フライドチキ
ン、フライドポテト、チキンナゲット、ピザ、グラタ
ン、ドリア、ラザニア、クレープ、パンケーキ、パン生
地およびパイ生地などが挙げられる。
【0038】こうした食品は、それぞれ異なる外観形状
を有しており、それぞれの食品に応じて、適当な外包体
およびシートを選択する必要がある。
【0039】例えば、ピザ、グラタン、ドリア、ラザニ
アなどの厚みの薄い食品では、表面に当たるのは、主に
上面のみであるため、上述の図1〜図4に示すような構
造(形状)のマイクロ波受感加熱シートは、利用するこ
とができず、該ピザなどが収納できるような厚みの薄い
箱(外包体)に内張的に該マイクロ波受感加熱シートを
該箱の内周面に沿って張り付ける構造とするのが好まし
く、この場合には、上記箱の上面を開閉自在な構造とし
て、調理の際に、これを開口するか、あるいは上面部分
に上記が逃げることができるように複数の大きな排気口
(例えば、上面の上壁の全面積の約50%以上とする排
気口)を設けることが必要である。
【0040】また、パン生地などのように、調理中にそ
の容積が大きく変化するものにおいては、収納する冷凍
食品よりも大きな外包体を用いる必要があり、例えば、
食パン生地などでは、調理後のふっくら焼上がった時の
食パンの形状をした容器(外包体)を用い、この場合に
も、該外包体内部を複数に区画する必要はなく、容器
(外包体)に内張的に該マイクロ波受感加熱シートを該
容器の内周面に沿って張り付ける構造とするのが好まし
く、同様に、上記容器の上面を開閉自在な構造として、
調理の際に、これを開口するか、あるいは上面部分に上
記が逃げることができるように複数の大きな排気口(例
えば、上面の上壁の全面積の約50%以上とする排気
口)を設け、該外包体の底部にパン生地を収納して調理
することにより、該パン生地が焼き上がるにつれて、収
納容器にしたがってふっくらと焼き上げられるものであ
る。
【0041】さらに、クレープやパンケーキなど薄く型
崩れしない食品では、図13および図4に示すような矩
形をした波形状のシート状物やフレキシブルな波形状の
シート状物のそれぞれの区画に該食品を挟み込む形で収
納することができ、これを通常の四角い箱(外包体)を
用い、該箱の中にに差し込むことで、食品の平たい表面
部分を両側から加熱することができる。この場合にも、
上記箱の上面を開閉自在な構造として、調理の際に、こ
れを開口するか、あるいは上面部分に上記が逃げること
ができるように複数の大きな排気口(例えば、上面の上
壁の全面積の約50%以上とする排気口)を設けること
が必要である。
【0042】なお、先述したフライドチキン、フライド
ポテトやチキンナゲットなどの食品では、図1に示すシ
ート状物の他に図2に示すシート状物などを用いてもよ
い。
【0043】
【発明の効果】本発明に係るマイクロ波加熱パッケージ
においては、電子レンジのマイクロ波を使って、マイク
ロ波受感加熱シート状物を加熱することによって、食品
をオーブンで焼き上げるのと同様に冷凍食品を短時間で
素早く解凍し焼き上げることができ、さらに調理後の食
品片の表面を狐色に焼上げ、茶色に焦がすことができる
と共に、食品片の表面全体をパリパリに焼上げることが
でき、優れた食味を与えることができ、さらにパッケー
ジを持ったまま開閉自在な上面の壁を開けて、調理され
た食品を取り出し食べることができるため、携帯性にも
優れている。
【0044】また、本発明のマイクロ波加熱パッケージ
では、密封包装後から調理するまでの間、食品片を新鮮
な状態で衛生的に保存することができ、さらに冷凍保存
することにより、鮮度を失うこと無く、長期間の賞味期
間を得ることができるものである。
【0045】さらに、単身者や独身者など、オーブン調
理のできない者や、オーブン調理器を持たない者にで
も、電子レンジさえあれば、冷凍食品の収納されている
本発明のパッケージを買ってきて、これをそのまま電子
レンジに入れて、一定時間加熱するだけで簡単に利用で
きる製品を提供できるほか、電子レンジを設置してお弁
当などを暖めるサービスを行っている通常のファースト
フード店や、路上に面した位置に設置可能なマイクロ波
による調理機能を内蔵した自動販売機等により、直接役
務の提供や販売に供することができ、さらにパッケージ
製品の構造上、携帯性(持運び性)に優れているため、
利用者は、家庭に持ち帰って利用する以外に、その場で
もしくは移動しながら(持ち歩きながら)調理された暖
かい食品を食することが可能となるものである。
【0046】したがって、本発明に係るパッケージ製品
は、いつでも、どこでも、新鮮な状態のものを入手で
き、貯蔵性があって、衛生的で、調理の手間が省けて便
利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るマイクロ波加熱パッケージに用
いられるマイクロ波受感加熱シート状物の一実施態様を
示す概略斜視図を示す。
【図2】 本発明に係るマイクロ波加熱パッケージに用
いられるマイクロ波受感加熱シート状物の構造を示す他
の一実施態様を示す概略斜視図を示す。
【図3】 本発明に係るマイクロ波加熱パッケージに用
いられるマイクロ波受感加熱シート状物の構造を示す、
また他の一実施態様を示す概略斜視図を示す。
【図4】 本発明に係るマイクロ波加熱パッケージに用
いられるマイクロ波受感加熱シート状物の構造を示す、
さらに他の一実施態様を示す概略斜視図を示す。
【図5】 本発明に用いられるマイクロ波受感加熱シー
トの一実施態様として、図1に用いたマイクロ波受感加
熱シートの断面構造を表す概略図を示す。
【図6】 本発明に係るマイクロ波加熱パッケージに用
いられる外包体の一実施態様の展開図を示す。
【図7】 図1に示すマイクロ波受感加熱シート状物
と、図6に示す外包体を用いて組み立てたマイクロ波加
熱パッケージの一実施態様を表してなる概略斜視図を示
す。
【符号の説明】
1…マイクロ波受感加熱シート状物、 2…カットまた
はスリット、3…内側紙シート、 4
…外側紙シート、5…プラステックシート、
6…半導電金属コーティング、7…接着剤、
10…平板カートン原紙、11〜14、
21…パネル、 15〜20…タブ、22…排
気口、 30…マイクロ波加熱パ
ッケージ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品片を収納するためのマイクロ波加熱
    パッケージであって、該パッケージは、マイクロ波が通
    過する外包体と、前記外包体の内部に配された1ないし
    複数のマイクロ波受感加熱シート状物とからなり、この
    マイクロ波受感加熱シート状物が1ないし複数の区画を
    形成するように加工されてなることを特徴とするマイク
    ロ波加熱パッケージにおいて、 前記外包体が排気口を有し、さらに前記マイクロ波受感
    加熱シート状物が前記食品片の表面に対向する位置に配
    置された構造であることを特徴とするマイクロ波加熱パ
    ッケージ。
  2. 【請求項2】 前記外包体の側面および上面の少なくと
    も1面が、開閉自在な構造であることを特徴とする請求
    項1に記載のマイクロ波加熱パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記食品片をマイクロ波加熱パッケージ
    に収納した後に前記外包体の表面全体が、保護フィルム
    で密封包装されてなる請求項1または2に記載のマイク
    ロ波加熱パッケージ。
JP6169800A 1994-07-21 1994-07-21 マイクロ波加熱パッケージ Pending JPH0834481A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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