JPH083477A - はっ水性塗料及びその塗装方法 - Google Patents
はっ水性塗料及びその塗装方法Info
- Publication number
- JPH083477A JPH083477A JP13744294A JP13744294A JPH083477A JP H083477 A JPH083477 A JP H083477A JP 13744294 A JP13744294 A JP 13744294A JP 13744294 A JP13744294 A JP 13744294A JP H083477 A JPH083477 A JP H083477A
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- water
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- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】従来技術の有していた課題を解決して、特に、
はっ水性、防水性、耐着雪性及び潤滑性に優れた塗料及
びその塗装方法を提供すること。 【構成】上記目的は、分子量が500〜20000でかつ末端ま
でフッ素化した低分子量四フッ化エチレン粉末を、エチ
レン・一酸化炭素共重合体樹脂、エチレン・ビニルケトン
共重合体樹脂、プロピレン・ビニルケトン共重合体樹脂
あるいはスチレン・ビニルケトン共重合体樹脂の少なく
とも1種類以上の樹脂もしくは混合樹脂中に、揮発性成
分揮発後の体積分率で5〜90%混入分散させた自己蘇生
型はっ水性塗料とすることによって解決することができ
る。
はっ水性、防水性、耐着雪性及び潤滑性に優れた塗料及
びその塗装方法を提供すること。 【構成】上記目的は、分子量が500〜20000でかつ末端ま
でフッ素化した低分子量四フッ化エチレン粉末を、エチ
レン・一酸化炭素共重合体樹脂、エチレン・ビニルケトン
共重合体樹脂、プロピレン・ビニルケトン共重合体樹脂
あるいはスチレン・ビニルケトン共重合体樹脂の少なく
とも1種類以上の樹脂もしくは混合樹脂中に、揮発性成
分揮発後の体積分率で5〜90%混入分散させた自己蘇生
型はっ水性塗料とすることによって解決することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、はっ水性、防水
性、耐着雪性及び潤滑性に優れたはっ水性塗料及び該塗
料を用いた塗装方法に関する。
性、耐着雪性及び潤滑性に優れたはっ水性塗料及び該塗
料を用いた塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】はっ水性、防水性、耐着雪性及び潤滑性
に優れた材料が開発されれば、該材料を船舶吃水面に塗
布することによって該塗装面と水との摩擦抵抗の小さい
省エネルギー船舶を実現でき、また、錆びにくい金属物
品、着雪しにくいアンテナ、ケーブル、鉄塔あるいは氷
結しにくい車両、船舶等を実現することができ、さら
に、土木機械用治具等、広範な応用が可能となる。この
ため、上記の特性を備えた塗料及びその塗装方法を開発
する試みがなされてきている。
に優れた材料が開発されれば、該材料を船舶吃水面に塗
布することによって該塗装面と水との摩擦抵抗の小さい
省エネルギー船舶を実現でき、また、錆びにくい金属物
品、着雪しにくいアンテナ、ケーブル、鉄塔あるいは氷
結しにくい車両、船舶等を実現することができ、さら
に、土木機械用治具等、広範な応用が可能となる。この
ため、上記の特性を備えた塗料及びその塗装方法を開発
する試みがなされてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で開発された塗料及びその塗装方法は以下のような欠点
を有していた。例えば、水の接触角が120度程度の値を
示す変性シリコーン系樹脂をマトリックスとしてこれに
特殊金属化合物を混入分散させたはっ水性塗料や変性フ
ッ素樹脂系はっ水材等が開発され、鉄道車両等で難着雪
氷性の検討がなされた。また、通信用アンテナレドーム
の難着雪氷用材料として水の接触角が108度程度のガラ
ス・テフロンシートが使用されている。しかし、これら
のはっ水材料は、自然環境中に飛散している塵埃等の汚
れがその表面に付着すると、その難着雪氷性効果が著し
く低下するという問題点があった。本発明の目的は、上
記従来技術の有していた課題を解決して、特に、はっ水
性、防水性、耐着雪性及び潤滑性に優れた塗料及びその
塗装方法を提供することにある。
で開発された塗料及びその塗装方法は以下のような欠点
を有していた。例えば、水の接触角が120度程度の値を
示す変性シリコーン系樹脂をマトリックスとしてこれに
特殊金属化合物を混入分散させたはっ水性塗料や変性フ
ッ素樹脂系はっ水材等が開発され、鉄道車両等で難着雪
氷性の検討がなされた。また、通信用アンテナレドーム
の難着雪氷用材料として水の接触角が108度程度のガラ
ス・テフロンシートが使用されている。しかし、これら
のはっ水材料は、自然環境中に飛散している塵埃等の汚
れがその表面に付着すると、その難着雪氷性効果が著し
く低下するという問題点があった。本発明の目的は、上
記従来技術の有していた課題を解決して、特に、はっ水
性、防水性、耐着雪性及び潤滑性に優れた塗料及びその
塗装方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、分子量が50
0〜20000でかつ末端までフッ素化した低分子量四フッ化
エチレン粉末を、エチレン・一酸化炭素共重合体樹脂、
エチレン・ビニルケトン共重合体樹脂、プロピレン・ビニ
ルケトン共重合体樹脂あるいはスチレン・ビニルケトン
共重合体樹脂の少なくとも1種類以上の樹脂もしくは混
合樹脂中に、揮発性成分揮発後の体積分率で5〜90%混
入分散させたことを特徴とするはっ水性塗料とするこ
と、及び、被塗装体に直接、あるいは、予めアクリルシ
リコン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂、ウレタン樹脂、フタル酸樹脂、フッ素樹脂、ビ
ニル樹脂の中の少なくとも1種類以上の樹脂もしくは混
合樹脂を付着させた後、上記のはっ水性塗料を塗装する
ことを特徴とするはっ水性塗料塗装方法とすること、あ
るいは、アクリルシリコン樹脂、ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フタル酸樹
脂、フッ素樹脂あるいはビニル樹脂の中の少なくとも1
種類以上の樹脂もしくは混合樹脂中に、分子量500〜200
00でかつ末端までフッ素化した低分子量四フッ化エチレ
ン粉末を揮発性成分揮発後の体積分率で5〜90%混入分
散させたはっ水性塗料を被塗装体に付着させた後、上記
のはっ水性塗料を塗装することを特徴とするはっ水性塗
料塗装方法とすることによって達成することができる。
0〜20000でかつ末端までフッ素化した低分子量四フッ化
エチレン粉末を、エチレン・一酸化炭素共重合体樹脂、
エチレン・ビニルケトン共重合体樹脂、プロピレン・ビニ
ルケトン共重合体樹脂あるいはスチレン・ビニルケトン
共重合体樹脂の少なくとも1種類以上の樹脂もしくは混
合樹脂中に、揮発性成分揮発後の体積分率で5〜90%混
入分散させたことを特徴とするはっ水性塗料とするこ
と、及び、被塗装体に直接、あるいは、予めアクリルシ
リコン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂、ウレタン樹脂、フタル酸樹脂、フッ素樹脂、ビ
ニル樹脂の中の少なくとも1種類以上の樹脂もしくは混
合樹脂を付着させた後、上記のはっ水性塗料を塗装する
ことを特徴とするはっ水性塗料塗装方法とすること、あ
るいは、アクリルシリコン樹脂、ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フタル酸樹
脂、フッ素樹脂あるいはビニル樹脂の中の少なくとも1
種類以上の樹脂もしくは混合樹脂中に、分子量500〜200
00でかつ末端までフッ素化した低分子量四フッ化エチレ
ン粉末を揮発性成分揮発後の体積分率で5〜90%混入分
散させたはっ水性塗料を被塗装体に付着させた後、上記
のはっ水性塗料を塗装することを特徴とするはっ水性塗
料塗装方法とすることによって達成することができる。
【0005】上記組成の塗料の応用範囲は広く、例えば
長期信頼性を必要とする電気通信用屋外施設、鉄道車両
やその屋外施設等への広範な応用が可能である。また、
上記第一の塗装方法とすることによって防食性を補強す
ることができ、上記第二の塗装方法とすることによって
はっ水性等の効果の長期持続性を図ることができる。
長期信頼性を必要とする電気通信用屋外施設、鉄道車両
やその屋外施設等への広範な応用が可能である。また、
上記第一の塗装方法とすることによって防食性を補強す
ることができ、上記第二の塗装方法とすることによって
はっ水性等の効果の長期持続性を図ることができる。
【0006】
【作用】上記のエチレン・一酸化炭素共重合体樹脂、エ
チレン・ビニルケトン共重合体樹脂、プロピレン・ビニル
ケトン共重合体樹脂、スチレン・ビニルケトン共重合体
樹脂等は、自然環境下で太陽光に曝されると光分解し、
分子量が低下し、脆くなって風雨によって崩壊しやすい
光分解性樹脂であるが、分子量500〜20000でかつ末端ま
でフッ素化した低分子量四フッ化エチレンを揮発性成分
揮発後の体積分率で5〜90%となるように混入分散させ
た塗料とすることによって、上記崩壊が生起しても常に
新しいはっ水性の面が現れるいわゆる自己蘇生型のはっ
水性塗料とすることができる。
チレン・ビニルケトン共重合体樹脂、プロピレン・ビニル
ケトン共重合体樹脂、スチレン・ビニルケトン共重合体
樹脂等は、自然環境下で太陽光に曝されると光分解し、
分子量が低下し、脆くなって風雨によって崩壊しやすい
光分解性樹脂であるが、分子量500〜20000でかつ末端ま
でフッ素化した低分子量四フッ化エチレンを揮発性成分
揮発後の体積分率で5〜90%となるように混入分散させ
た塗料とすることによって、上記崩壊が生起しても常に
新しいはっ水性の面が現れるいわゆる自己蘇生型のはっ
水性塗料とすることができる。
【0007】また、上記において、四フッ化エチレンの
分子量を500〜20000の範囲としたのは、分子量500以下
では四フッ化エチレンの固体化が困難であること、ま
た、分子量20000以上では炭素の結合の手を完全にフッ
素化することが困難であり、カルボニル基等が骨格内に
形成され、水分子との水素結合が形成されやすくなるた
め、はっ水性、防水性が低下するためである。また、低
分子量四フッ化エチレン粉末の量を揮発性成分揮発後の
体積分率で5〜90%としたのは、5体積%以下でははっ
水効果が乏しく、90体積%以上では四フッ化エチレン粉
末で太陽光が遮蔽されて、上記樹脂の崩壊が遅れ、はっ
水効果の自己蘇生が遅れることにある。
分子量を500〜20000の範囲としたのは、分子量500以下
では四フッ化エチレンの固体化が困難であること、ま
た、分子量20000以上では炭素の結合の手を完全にフッ
素化することが困難であり、カルボニル基等が骨格内に
形成され、水分子との水素結合が形成されやすくなるた
め、はっ水性、防水性が低下するためである。また、低
分子量四フッ化エチレン粉末の量を揮発性成分揮発後の
体積分率で5〜90%としたのは、5体積%以下でははっ
水効果が乏しく、90体積%以上では四フッ化エチレン粉
末で太陽光が遮蔽されて、上記樹脂の崩壊が遅れ、はっ
水効果の自己蘇生が遅れることにある。
【0008】
【実施例】いか、本発明のはっ水性塗料及びその塗装方
法について、実施例及び比較例によって具体的に説明す
る。
法について、実施例及び比較例によって具体的に説明す
る。
【0009】
【実施例1】分子量2000で末端までフッ素化した四フッ
化エチレン粉末を、揮発性成分揮発後の体積分率が30%
となるようにエチレン・ビニルケトン樹脂と混合し、FRP
基板上に塗布した。この試料に水滴を垂らして接触角
を測定したところ、120度の値を示した。次いで、この
試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したところ
125度の値、6カ月間屋外暴露した後123度の値を示し、
はっ水性効果を持続していることが知られた。
化エチレン粉末を、揮発性成分揮発後の体積分率が30%
となるようにエチレン・ビニルケトン樹脂と混合し、FRP
基板上に塗布した。この試料に水滴を垂らして接触角
を測定したところ、120度の値を示した。次いで、この
試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したところ
125度の値、6カ月間屋外暴露した後123度の値を示し、
はっ水性効果を持続していることが知られた。
【0010】
【実施例2】分子量2000で末端までフッ素化した四フッ
化エチレン粉末を、揮発性成分揮発後の体積分率が60%
となるようにエチレン・ビニルケトン樹脂と混合し、FRP
基板上に塗布した。この試料に水滴をたらして接触角
を測定したところ、145度の値を示した。次いで、この
試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したところ
148度の値、6カ月間屋外暴露した後144度の値を示し、
はっ水性効果を持続していることがしられた。
化エチレン粉末を、揮発性成分揮発後の体積分率が60%
となるようにエチレン・ビニルケトン樹脂と混合し、FRP
基板上に塗布した。この試料に水滴をたらして接触角
を測定したところ、145度の値を示した。次いで、この
試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したところ
148度の値、6カ月間屋外暴露した後144度の値を示し、
はっ水性効果を持続していることがしられた。
【0011】
【実施例3】分子量8000で末端までフッ素化した四フッ
化エチレン粉末を、揮発性成分揮発後の体積分率が70%
となるようにエチレン・ビニルケトン樹脂と混合し、FRP
基板上に塗布した。この試料に水滴を垂らして接触角
を測定したところ、150度の値を示した。次いで、この
試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したところ
148度の値、6カ月間屋外暴露した後151度の値を示し、
はっ水性効果を持続していることが知られた。しかし、
この試料は、鋭利な刃物でたやすく傷付く程度の塗膜強
度であった。
化エチレン粉末を、揮発性成分揮発後の体積分率が70%
となるようにエチレン・ビニルケトン樹脂と混合し、FRP
基板上に塗布した。この試料に水滴を垂らして接触角
を測定したところ、150度の値を示した。次いで、この
試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したところ
148度の値、6カ月間屋外暴露した後151度の値を示し、
はっ水性効果を持続していることが知られた。しかし、
この試料は、鋭利な刃物でたやすく傷付く程度の塗膜強
度であった。
【0012】
【実施例4】分子量2000で末端までフッ素化した四フッ
化エチレン粉末を揮発性成分揮発後の体積分率が60%に
なるようにアクリルシリコーン樹脂に混合して FRP 基
板上に塗布した後、その上に、分子量2000で末端までフ
ッ素化した四フッ化エチレン粉末を揮発性成分揮発後の
体積分率が60%となるようにエチレン・ビニルケトンと
混合して、塗布した。この試料に水滴をたらして接触角
を測定したところ、145度の値を示した。次いで、この
試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したところ
148度の値、6カ月間屋外暴露した後144度の値を示し、
はっ水性効果を持続していることが知られた。さらに、
この試料をサンシャインウェザーメータを用いて600時
間紫外線照射し、上塗りしたはっ水性塗膜を崩壊させ、
除去したときの下塗りのはっ水性塗料の水の接触角は14
5度の値を示し、はっ水効果のより長期的な持続性を示
していることが知られた。
化エチレン粉末を揮発性成分揮発後の体積分率が60%に
なるようにアクリルシリコーン樹脂に混合して FRP 基
板上に塗布した後、その上に、分子量2000で末端までフ
ッ素化した四フッ化エチレン粉末を揮発性成分揮発後の
体積分率が60%となるようにエチレン・ビニルケトンと
混合して、塗布した。この試料に水滴をたらして接触角
を測定したところ、145度の値を示した。次いで、この
試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したところ
148度の値、6カ月間屋外暴露した後144度の値を示し、
はっ水性効果を持続していることが知られた。さらに、
この試料をサンシャインウェザーメータを用いて600時
間紫外線照射し、上塗りしたはっ水性塗膜を崩壊させ、
除去したときの下塗りのはっ水性塗料の水の接触角は14
5度の値を示し、はっ水効果のより長期的な持続性を示
していることが知られた。
【0013】
【実施例5】アクリルシリコーン樹脂を予め FRP 基板
上に塗布した後、その上に、分子量2000で末端までフッ
素化した四フッ化エチレン粉末を揮発性成分揮発後の体
積分率が60%となるようにエチレン・ビニルケトン樹脂
と混合して、塗布した。この試料に水滴をたらして接触
角を測定したところ、145度の値を示した。次いで、こ
の試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したとこ
ろ148度の値、6カ月間屋外暴露した後144度の値を示
し、はっ水性効果を持続していることが知られた。この
試料は、表面の塗膜は鋭利な刃物でたやすく傷付いた
が、この下のアクリルシリコーン樹脂塗膜を傷付けるに
はかなり強い押下力を必要とした。
上に塗布した後、その上に、分子量2000で末端までフッ
素化した四フッ化エチレン粉末を揮発性成分揮発後の体
積分率が60%となるようにエチレン・ビニルケトン樹脂
と混合して、塗布した。この試料に水滴をたらして接触
角を測定したところ、145度の値を示した。次いで、こ
の試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したとこ
ろ148度の値、6カ月間屋外暴露した後144度の値を示
し、はっ水性効果を持続していることが知られた。この
試料は、表面の塗膜は鋭利な刃物でたやすく傷付いた
が、この下のアクリルシリコーン樹脂塗膜を傷付けるに
はかなり強い押下力を必要とした。
【0014】
【比較例1】分子量2000で末端までフッ素化した四フッ
化エチレン粉末を、揮発性成分揮発後の体積分率が60%
になるようにアクリルシリコーン樹脂に混合し、FRP 基
板上に塗布した。この試料に水滴を垂らして接触角を測
定したところ、145度の値を示した。次いで、この試料
を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したところ142
度の値、6カ月間屋外暴露した後には138度の値を示
し、はっ水性効果が経時的に低下する傾向にあることが
知られた。また、試料表面には数μm〜数十μmの塵埃が
付着し、若干黒変していた。
化エチレン粉末を、揮発性成分揮発後の体積分率が60%
になるようにアクリルシリコーン樹脂に混合し、FRP 基
板上に塗布した。この試料に水滴を垂らして接触角を測
定したところ、145度の値を示した。次いで、この試料
を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定したところ142
度の値、6カ月間屋外暴露した後には138度の値を示
し、はっ水性効果が経時的に低下する傾向にあることが
知られた。また、試料表面には数μm〜数十μmの塵埃が
付着し、若干黒変していた。
【0015】
【比較例2】変性シリコーン系樹脂はっ水性コーティン
グ剤を FRP 基板上に塗布した。この試料に水滴を垂ら
して接触角を測定したところ122度の値を示した。次い
で、この試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定し
たところ115度の値、6カ月間屋外暴露した後には110度
の値を示し、はっ水性効果が経時的に低下する傾向にあ
ることが知られた。また、試料表面には塵埃が付着し、
黒変していた。
グ剤を FRP 基板上に塗布した。この試料に水滴を垂ら
して接触角を測定したところ122度の値を示した。次い
で、この試料を3カ月間屋外暴露した後接触角を測定し
たところ115度の値、6カ月間屋外暴露した後には110度
の値を示し、はっ水性効果が経時的に低下する傾向にあ
ることが知られた。また、試料表面には塵埃が付着し、
黒変していた。
【0016】
【発明の効果】以上述べてきたように、はっ水性塗料及
びその塗装方法を本発明構成の塗料及びその塗装方法と
することによって、従来技術の有していた課題を解決し
て、特に、はっ水性、防水性、耐着雪性及び潤滑性に優
れた塗料及びその塗装方法を提供することができた。
びその塗装方法を本発明構成の塗料及びその塗装方法と
することによって、従来技術の有していた課題を解決し
て、特に、はっ水性、防水性、耐着雪性及び潤滑性に優
れた塗料及びその塗装方法を提供することができた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 129/12 PFP 175/04 PHM C09K 3/18 102 (72)発明者 斎藤 博之 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 高井 健一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 上田 利信 東京都武蔵野市御殿山一丁目1番3号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】分子量が500〜20000でかつ末端までフッ素
化した低分子量四フッ化エチレン粉末を、エチレン・一
酸化炭素共重合体樹脂、エチレン・ビニルケトン共重合
体樹脂、プロピレン・ビニルケトン共重合体樹脂あるい
はスチレン・ビニルケトン共重合体樹脂の少なくとも1
種類以上の樹脂もしくは混合樹脂中に、揮発性成分揮発
後の体積分率で5〜90%混入分散させたことを特徴とす
るはっ水性塗料。 - 【請求項2】被塗装体に直接、あるいは、予めアクリル
シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アク
リル樹脂、ウレタン樹脂、フタル酸樹脂、フッ素樹脂、
ビニル樹脂の中の少なくとも1種類以上の樹脂もしくは
混合樹脂を付着させた後、請求項1記載のはっ水性塗料
を塗装することを特徴とするはっ水性塗料塗装方法。 - 【請求項3】アクリルシリコン樹脂、ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フタ
ル酸樹脂、フッ素樹脂あるいはビニル樹脂の中の少なく
とも1種類以上の樹脂もしくは混合樹脂中に、分子量50
0〜20000でかつ末端までフッ素化した低分子量四フッ化
エチレン粉末を揮発性成分揮発後の体積分率で5〜90%
混入分散させたはっ水性塗料を被塗装体に付着させた
後、請求項1記載のはっ水性塗料を塗装することを特徴
とするはっ水性塗料塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13744294A JPH083477A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | はっ水性塗料及びその塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13744294A JPH083477A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | はっ水性塗料及びその塗装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH083477A true JPH083477A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15198725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13744294A Pending JPH083477A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | はっ水性塗料及びその塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083477A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015189854A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 富士重工業株式会社 | 混合塗料 |
| US11268157B2 (en) | 2015-05-08 | 2022-03-08 | Curevac Real Estate Gmbh | Method for producing RNA |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP13744294A patent/JPH083477A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015189854A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 富士重工業株式会社 | 混合塗料 |
| US12104071B2 (en) | 2014-03-28 | 2024-10-01 | Subaru Corporation | Mixed coating material |
| US11268157B2 (en) | 2015-05-08 | 2022-03-08 | Curevac Real Estate Gmbh | Method for producing RNA |
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