JPH0835340A - 戸建住宅 - Google Patents

戸建住宅

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JPH0835340A
JPH0835340A JP31909993A JP31909993A JPH0835340A JP H0835340 A JPH0835340 A JP H0835340A JP 31909993 A JP31909993 A JP 31909993A JP 31909993 A JP31909993 A JP 31909993A JP H0835340 A JPH0835340 A JP H0835340A
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JP
Japan
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floor
underfloor
heat insulating
heat
waterproofing
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JP31909993A
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English (en)
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Takashi Ikuno
隆 生野
Hideharu Yokooka
秀春 横岡
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Sanso KK
Original Assignee
Sanso KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高気密、高断熱構造の戸建住宅を
前提とし、この戸建住宅の床下に形成される半地下室の
床と周壁とが有する断熱性と防水性とによって床下の地
盤からの輻射熱、湿気や床下の空気の温度及び湿気の影
響を遮断することにより、居住生活の寛ぎ感ないしゆと
り感が高められ、しかも、快適性、安全性、経済性及び
衛生性を高められるようにした戸建住宅を提供すること
を目的とする。 【構成】 本発明は、1階の床下下方に建物の平面積全
体又はその一部分にわたって設けられる断熱防水床と、
この周縁から立ち上げた断熱防水周壁と、1階の床とに
よって区画される半地下室を形成し、上記1階の床の一
部分を半地下室側に段落状に低くして、1階の室に連続
する床下拡張室が形成されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、戸建住宅に関し、特
に、居住生活の寛ぎ感ないしゆとり感が高められ、しか
も、快適性、経済性及び衛生性を高められるようにした
戸建住宅に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人々が家庭生活を送るために建築する戸
建住宅は寛ぎ感ないしゆとり感を感じられるように建築
されることが重要である。この寛ぎ感やゆとり感は居室
の広さ、使用勝手の良さ、安全性、衛生性、快適性など
によってもたらされる。
【0003】しかし、地価が高価になった今日では十分
に広い敷地を確保することが困難であることが少なくな
く、特に建ぺい率や容積率の規制が厳しいところでは希
望通りの平面積や容積を有する戸建住宅を建築するため
の用地を確保することが困難になっている。
【0004】このような事情の下では、特に寛ぎ感やゆ
とり感を高めるために、限られた平面積と容積の中でで
きるだけ空間を有効に利用することが試みられている。
【0005】このため、特に戸建住宅の床下空間はこの
ような空間利用の対象として注目され、例えば1階の居
室の床の一部分を段落状に低くして掘こたつを設けた
り、収納部分を設けたりすることがある。
【0006】又、浴槽を床よりも低く形成した基礎の上
に乗せて、浴槽の上縁までの床上高さを低くし、老人、
子供、傷病者などの運動能力の低い人の入浴の安全性を
高めるようにする場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
掘こたつ、収納部分、浴槽などの床下部分に配置された
室或いは設備は床下の地盤からの輻射熱、湿気や床下の
空気の温度及び湿気の影響を受け易く、結露が発生した
り、保温性や加熱に不利になったりするという課題があ
る。
【0008】従って、1階の居室の生活空間を拡げるた
めに居室の床を部分的に段落ち状に低くした床下拡張室
としては掘こたつのように内部に加熱装置を配置したも
のや、缶詰壜詰めなど保存性に格別な問題がない物品の
収納部分に利用される程度に過ぎない。
【0009】又、掘こたつの場合には、結露によって快
適性が損なわれたり、錆が発生したり、故障が起こり易
くなったりするばかりでなく、こたつを加熱する電力や
薪炭の消費が多くなり、経済性を高める上で不利であ
る。
【0010】更に、物品の収納部分においても、昼夜の
温度差に起因する結露によって、缶詰、或いは瓶詰の蓋
部分に錆が発生することが多々見受けられる。
【0011】浴槽の一部分又は全部を床下に配置する場
合には、湯温の低下により快適性が損なわれ易くなると
共に、浴槽を加熱するための燃料や電力の消費が多くな
り、経済性を高める上で不利になる。
【0012】更に、掘こたつや浴槽の底壁や周壁の腐
朽、老朽化などの問題が生じると共に、結露水によって
かびや悪臭の発生源となる細菌が繁殖し、衛生性が損な
われるなどの課題が生じる。
【0013】本発明者は、高気密、高断熱構造の戸建住
宅に着目し、且つこの戸建住宅の床下に形成される半地
下室の床と周壁とが有する断熱性と防水性とによって床
下の地盤からの輻射熱、湿気や床下の空気の温度及び湿
気の影響を遮断できることを見い出し、かかる床下構造
を有為に利用して上記の課題を解決し、本発明を完成す
るに到ったのである。
【0014】即ち、本発明は、上記技術的課題を解決す
るために完成されたものであって、高気密、高断熱構造
の戸建住宅を前提とし、この戸建住宅の床下に形成され
る半地下室の床と周壁とが有する断熱性と防水性とによ
って床下の地盤からの輻射熱、湿気や床下の空気の温度
及び湿気の影響を遮断することにより、居住生活の寛ぎ
感ないしゆとり感が高められ、しかも、快適性、安全
性、経済性及び衛生性を高められるようにした戸建住宅
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る戸建住宅
は、上記目的を達成するために、1階の床下下方に建物
の平面積全体又はその一部分にわたって設けられる断熱
防水床と、この周縁から立ち上げた断熱防水周壁と、1
階の床とによって区画される半地下室を形成し、上記1
階の床の一部分を半地下室側に段落状に低くして、1階
の室に連続する床下拡張室が形成される、という技術的
手段を講じている。
【0016】本発明において、断熱防水床とは、断熱性
及び防水性を有する床のことであり、この断熱性は断熱
層を設けることにより実現されるのであり、防水性は防
水層を設けることにより実現される。更に、この断熱防
水床は、使用に耐える床としての強度を有すればよいの
であるが、それ以上の強度を与えることは何ら妨げず、
例えば建物のべた基礎に兼用することができる。この場
合には、べた基礎として所要の強度を得るために、必要
に応じて、コンクリート、鉄筋コンクリート、モルタル
などからなる構造層が設けられる。
【0017】上記断熱層としては、一般に戸建住宅にお
いて断熱層として用いられるものであれば特に限定され
るものではないが、具体的には、例えば有機質又は無機
質の断熱材、或いはこれらの組み合わせを用いることが
できる。
【0018】上記の無機質の断熱材としては、グラスウ
ール、ロックウール、セラミックファイバー、パーライ
ト板、珪酸カルシウム板、泡ガラス板、軽量気泡コンク
リート板などがその例として挙げられる。又、有機質断
熱材としては、植物繊維からなる軟質繊維板、炭化コル
ク、ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、ポ
リエチレンフォーム、尿素樹脂フォーム、フェノール樹
脂フォームなどがその例として挙げられる。
【0019】これらの中では、施工が簡単で高度の断熱
性が得られる硬質ウレタンフォーム、特にボード状に形
成されたウレタンボードを用いることが推奨される。
【0020】又、上記防水層としては、ゴムシートに代
表される定形材料(シート)を用いるものと、アスファル
トに代表される不定形材料を用いるものと、塗膜材を用
いるものと、金属シートを用いるものと、これらのうち
の2つ以上を複合的に用いるものとがある。
【0021】これらの中では、施工が簡単で高度の防水
性を得ることができる定形材料(シート)を用いることが
推奨される。
【0022】この断熱防水床は、特に限定はされない
が、利用される床下空間の温度や湿度の変化を少なくす
るために、できるだけ広くすることが好ましく、この観
点から建物の平面全体にわたって設けることが好まし
い。
【0023】又、本発明において、断熱防水周壁とは、
断熱性と防水性とを備える周壁のことであり、この断熱
性は断熱層を設けることにより実現されるのであり、防
水性は防水層を設けることにより実現される。更に、こ
の断熱防水周壁は、区画壁としての強度を有することが
必要であるが、それ以上の強度を与えることは何ら妨げ
ない。つまり、この断熱防水周壁は布基礎に兼用するこ
とができ、この場合には布基礎として所要の強度を得る
ために、必要に応じて、コンクリート、鉄筋コンクリー
ト、モルタルなどからなる構造層が設けられる。
【0024】又、この断熱防水周壁のうち地上の部分は
地盤からの湿気の影響が小さいので、断熱防水床のよう
に高度の防水性を必要とせず、例えばコンクリート壁或
いは鉄筋コンクリート壁が有する程度の防水性を備えれ
ばよい。
【0025】本発明において、1階の床は、特に断熱性
や防水性を必要とせず、一般的な床構造を備えておれば
よいが、断熱層や防水層を付加することは自由である。
【0026】本発明において、半地下室とは、1階の床
下に形成され、断熱防水床の下面が地盤面以下に位置し
ているものであれば特に限定されるものではないが、特
に、断熱防水床の上面から地盤面までの高さが断熱防水
床の上面から1階の床の下面までの高さの3分の1より
も小さく、又、断熱防水床の上面から1階の床の下面ま
での高さが1600mmよりも低い室が望ましい。
【0027】本発明においては、この半地下室に1階の
床の一部分を段落状に低くして、1階の室に連続する床
下拡張室が形成される。床下拡張室が形成される1階の
室の用途は特に限定されず、居室、即ち、日常の生活に
用いる空間、茶の間、寝室、客間、応接室、書斎、女中
部屋などの他、浴室、洗濯室等にも設けることができ
る。
【0028】本発明において、1階に浴室を設けるにあ
たり、1階の浴室の一部分に床下拡張室を設け、この床
下拡張室に浴槽の下部又は全部が挿入されるように構成
すると、浴槽の上縁までの床上高さを低くできるので、
老人、子供、傷病者などの運動能力の低い人の入浴の安
全性を高めることができる結果、至極有益である。
【0029】又、本発明においては、1階の洗濯室の一
部に床下拡張室を設け、この床下拡張室に洗濯機の下部
が挿入されるように構成すると、洗濯場の段落ち部によ
って、排水の際に水が床面に流れて当該床面を汚すこと
がなく、しかも洗濯が楽な姿勢で行えるので疲れを防止
できるのである。
【0030】又、居室に床下拡張室が設けられる場合に
は、1階以上の生活空間を拡げるために、床下拡張室か
ら半地下室に張り出した物品収納部や床下拡張室内のデ
ッドスペースに形成した物品収納部を設けることが可能
である。
【0031】
【作用】本発明の戸建住宅においては、1階の床下下方
に建物の平面積全体又はその一部分にわたって設けられ
る断熱防水床と、これの周縁から立ち上げた断熱防水周
壁と、1階の床とによって区画される半地下室が形成さ
れる。
【0032】この半地下室は、断熱防水床と、断熱防水
周壁とによって屋外の空間或いは屋外の空間と連通する
床下空間から区画されているので、地盤や外気の湿気及
び熱の影響を受ける恐れがない。
【0033】従って、この半地下室に1階の床の一部分
を段落状に低くして形成され、1階の室に連通する床下
拡張室も、地盤や外気の湿気及び熱の影響を受ける恐れ
がなくなり、結露が発生し難くなると共に、断熱防水床
及び断熱防水周壁の断熱効果に加えて、半地下室内の空
気の断熱作用によって地盤や外気から高度に断熱される
ことになる。
【0034】又、このように1階の床下空間を有効利用
することにより、1階以上の居住空間を広く有効利用で
きるようになり、寛ぎ感ないしゆとり感の溢れた居住生
活を送れるようになる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて具
体的に説明するが、本発明はこの実施例によって限定さ
れるものではない。
【0036】図1の断面図に示す本発明の一実施例に係
る戸建住宅は、屋根1と、外壁2と基礎3とによって屋
外及び地盤4から区画された高気密・高断熱の戸建住宅
であり、この基礎3は断熱防水床5と、これの周縁から
立ち上げられた断熱防水周壁6とを備えている。そし
て、これら断熱防水床5、断熱防水周壁6と1階の床7
とによって、1階の床下に半地下室8が区画されてい
る。
【0037】上記断熱防水床5は、断熱性及び防水性を
有する床のことであり、図2の断面図に示すように、こ
の断熱性は断熱層9を設けることにより実現されるので
あり、又、防水性は防水層10を設けることにより実現
される。
【0038】更に、この断熱防水床5は、使用に耐える
床としての強度を有すればよいのであるが、それ以上の
強度を与えることは何ら妨げず、ここでは、建物のべた
基礎に兼用しているので、べた基礎として所要の強度を
得るために、必要に応じて、鉄筋コンクリート(コンク
リート、モルタルなどでもよい。)からなる構造層11
が設けられる。
【0039】上記断熱層9としては、一般に戸建住宅に
おいて断熱層として用いられる有機質又は無機質の断熱
材を用いることができる。この無機質の断熱材として
は、グラスウール、ロックウール、セラミックファイバ
ー、パーライト板、珪酸カルシウム、泡ガラス、軽量気
泡コンクリートなどがその例として挙げられる。又、有
機質の断熱材としては、植物繊維からなる軟質繊維板、
炭化コルク、ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォ
ーム、ポリエチレンフォーム、尿素樹脂フォーム、フェ
ノール樹脂フォームなどがその例として挙げられる。
【0040】この実施例では、施工が簡単で高度の断熱
性が得られる硬質ウレタンフォーム、特にボード状に成
形されたウレタンボードが断熱層9として用いられる。
【0041】なお、この実施例では、断熱層9を構造層
11の上側に配置しているが、断熱層は構造層11の下
側に配置してもよい。
【0042】上記防水層10としては、ゴムシートに代
表される定形(シート)材料を用いるものと、アスファル
トに代表される不定形材料を用いるものと、塗膜材を用
いるものと、金属シートを用いるものと、これらのうち
の2つ以上を複合的に用いるものとがある。
【0043】この実施例では、施工が簡単で高度の防水
性を得ることができる定形材料(いわゆる、防水シート)
を用いている。
【0044】なお、この実施例では防水層10を断熱層
9の上側に配置しているが、この防水層10は断熱層9
と構造層11との間に配置してもよく、構造層11の下
側に配置してもよい。
【0045】又、この断熱防水床5は、特に限定はされ
ないが、利用される床下空間の温度や湿度の変化を少な
くするため、できるだけ広くすることが好ましく、この
実施例ではこのような観点から建物の平面全体にわたっ
て設けている。
【0046】上記断熱防水周壁6は、断熱性と防水性と
を備える周壁のことであり、この断熱性は断熱層12を
設けることにより実現されるのであり、又、防水性は防
水層を設けることにより実現される。
【0047】更に、この断熱防水周壁6は、区画壁とし
ての強度を有することが必要であるが、それ以上の強度
を与えることは何ら妨げるものではなく、この実施例で
は断熱防水周壁6を布基礎に兼用しているので、布基礎
として所要の強度を得るため、必要に応じて、鉄筋コン
クリート(コンクリート、モルタルなどでもよい。)から
なる構造層13が設けられる。
【0048】又、この断熱防水周壁6のうち地上の部分
は地盤4からの湿気の影響が小さいので、断熱防水床5
のように高度の防水性を必要とせず、例えばコンクリー
ト壁或いは鉄筋コンクリート壁が有する程度の防水性を
備えればよい。従って、この実施例の断熱防水周壁6
は、構造層13を防水層に兼用し、断熱層12と構造層
13とを備え、更に、外観上の美観を高めるために、モ
ルタルからなる外装材層43が設けられる。
【0049】この断熱層12の構成は、断熱防水床5の
断熱層9と同様であるので、その詳細な説明は重複を避
けるために省略する。
【0050】1階の床7は、特に断熱性や防水性を必要
とせず、一般的な床構造を備えておればよいが、断熱層
や防水層を付加することは自由である。
【0051】なお、この実施例においては、半地下室8
は、1階の床下に形成され、上記断熱防水床5の下面が
地盤面以下に位置し、しかも、断熱防水床5の上面から
地盤面までの高さが断熱防水床の上面から1階の床7の
下面までの高さの3分1よりも小さく、又、断熱防水床
5の上面から1階の床7の下面までの高さが1600mm
よりも低い室に形成されている。
【0052】図1に示すように、この戸建住宅内に設け
られた浴室14の床15の一部分を半地下室8内に段落
ち状に低くして、浴室14に連続する床下拡張室16が
形成され、この床下拡張室16から浴室14にわたって
浴槽17を配置することにより、浴室14の洗い場の床
15から浴槽17の縁までの高さが低くなるようにして
いる。
【0053】これにより、老人、子供、傷病者など運動
能力が低い者でも安全に浴槽17への出入りができるよ
うになる。
【0054】又、浴室14から屋内の他の部分に高湿度
・高温の空気が流出することを防止するため浴室14の
床15、浴槽17、浴室14の壁18及び天井19には
断熱防水層20が設けられる。
【0055】上記半地下室8は、断熱防水床5と、断熱
防水周壁6とによって屋外の空間(或いは屋外の空間と
連通する床下空間)から区画されているので、地盤4や
外気の湿気及び熱の影響を受ける恐れがない。
【0056】従って、この半地下室8に形成された床下
拡張室16も、地盤4や外気の湿気及び熱の影響を受け
る恐れがなくなり、結露が発生し難くなると共に、断熱
防水床5及び断熱防水周壁6の断熱効果に加えて、半地
下室8内の空気の断熱作用によって地盤4や外気から高
度に断熱されることになる。
【0057】その結果、浴槽17内の浴湯が半地下室8
内の空気によって冷却され難くなり、入浴者が湯温の低
下による不快感を感じることが防止され、快適性が高め
られると共に、浴湯を加熱するための燃料や電力の消費
を削減することができ、経済性を高めることができるの
である。
【0058】特にここでは、浴槽17も断熱層20が設
けられているので、この断熱層20の断熱効果により、
一層快適性及び経済性が高められる。
【0059】又、これらのことにより、結露が発生し難
くなることから、床下拡張室11内やその床下に黴や細
菌が繁殖し難くなり、細菌の繁殖による腐朽、悪臭の発
生などを防止することができ、床下拡張室11の耐久性
を高められるとともに、衛生性を高めることができるの
である。
【0060】図1に示すように、この戸建住宅内に設け
られた洗濯室21の床22の一部分を洗濯機23や乾燥
機などに対応して半地下室8内に段落ち状に低くして、
床下拡張室24が設けられる。例えばこの床下拡張室2
4内に洗濯機23を配置することにより、洗濯機23の
洗濯槽の底の高さを床22と同じ高さに配置すると共に
洗濯槽の上縁の床22からの高さを低くすることができ
るので、排水の際に水が床22に溢れ出ることがなく、
しかも洗濯物を高く持ち上げる必要がなくなり、楽に洗
濯をすることができる。
【0061】又、洗濯機23の上に乾燥機がセットされ
ているランドリーシステムの場合には、乾燥機の位置が
低くなるので、洗濯機23への洗濯物の出し入れが楽に
なり、洗濯が一層楽にできるようになる。
【0062】更に、上記半地下室8は、断熱防水床5
と、断熱防水周壁6とによって屋外の空間(或いは屋外
の空間と連通する床下空間)から区画されているので地
盤4や外気の湿気及び熱の影響を受ける恐れがなく、こ
の半地下室8内に設けられた床下拡張室24内も地盤4
や外気の湿気及び熱の影響を受けなくなる。
【0063】その結果、洗濯機23に結露して、洗濯機
23が錆たり、故障したりすることが防止され、洗濯機
23の耐久性の低下を防止できると共に、黴や細菌の繁
殖を防止でき、衛生性を高めることができる。
【0064】図3の断面図に示すように、この戸建住宅
には和室25が設けられており、この床26の一部分を
1段低くして床下拡張空間27として掘こたつが設けら
れている。
【0065】この床下空間27は、断熱防水床5と、断
熱防水周壁6とによって屋外の空間(或いは屋外の空間
と連通する床下空間)から区画されている半地下室8内
に設けられるので、地盤4や外気の湿気及び熱の影響を
受ける恐れがなく、この床下拡張室27の内外に結露す
ることが防止され、床下拡張室27の腐朽が防止されて
その耐久性が高められ、又、衛生性が高められる。
【0066】又、断熱防水床5及び断熱防水周壁6の断
熱効果に加えて、半地下室8内の空気の断熱作用により
地盤4や外気から高度に断熱されるので、保温性が高
く、掘こたつを加熱する薪炭類や電気の消費を削減して
経済性を高めることができる。
【0067】図4に示すように、更にこの戸建住宅に
は、リビングルーム28が設けられており、この床29
の一部分を低くしてファミリーコーナーと呼ばれる談話
室が床下拡張室30として設けられている。
【0068】この床下拡張室30の壁際には一対のソフ
ァ31・32が対向して設けられ、一方のソファ31の
背当て33は、この床下拡張室30から半地下室8内に
張り出させた収納部分34に出し入れされる引出し35
の表板に兼用されている。又、このソファ31の座部3
6の下側には別の収納部分37とこの収納部分37に出
し入れされる引出し38が設けられている。
【0069】もう一つのソファ32の座部39の下にも
収納部分40が設けられ、この収納部分40のには座部
39を上方に開くことにより物品を出し入れできるよう
に構成されている。
【0070】なお、ソファ31・32が置かれていない
壁41には引出し式の収納部分42が設けられている。
【0071】この床下拡張室30は、断熱防水床5と、
断熱防水周壁6とによって屋外の空間(或いは屋外の空
間と連通する床下空間)から区画されている半地下室8
内に設けられるので、地盤4や外気の湿気及び熱の影響
を受ける恐れがなく、この床下拡張室30の内外に結露
することが防止され、使用者の快適性が高められると共
に、結露による黴や細菌の繁殖が防止され、床下拡張室
27の腐朽が防止されてその耐久性が高められ、又、衛
生性が高められる。
【0072】しかも、この床下拡張室30の空調環境は
1階のリビングルーム28と連続しているので、リビン
グルーム28と同じ快適な空調環境となり、快適な生活
が送れる屋内空間が拡大されることになり、寛ぎ感ない
しゆとり感を高めることができる。
【0073】特に、ここでは、床下拡張室30の周囲に
半地下室に張り出す収納部分34・42や、床下拡張室
30内のデッドスペースに収納部分37・40を設けて
いるので、半地下室8内の空間感の利用率が高く、1階
以上に得られる生活空間を一層拡げることができ、寛ぎ
感ないしゆとり感を一層高めることができる。
【0074】ところで、44は床下設置式電気温水器で
あり、この場合、この床下設置式電気温水器44によっ
て台所、浴槽17、洗面所、洗濯場に給湯するように構
成している。
【0075】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の戸建住
宅は、断熱防水床と、断熱防水周壁とによって屋外の空
間或いは屋外の空間と連通する床下空間から区画された
半地下室に床下拡張室を設けられているので、断熱防水
床と、断熱防水周壁の断熱性と防水性によって床下拡張
室への地盤及び屋外空気の湿気や温度の影響をなくすこ
とができる。
【0076】これにより、床下拡張室の内外への結露を
防止できるので、結露に起因する黴や細菌が繁殖を防止
して、床下拡張室、或いは床下拡張室に設置された設備
の腐朽、悪臭の発生などを防止でき、快適性及び衛生性
を高めることができる。
【0077】又、床下拡張室への地盤及び屋外空気の湿
気や温度の影響をなくすことができることから、床下拡
張室の保温性が高められ、浴湯やこたつの加熱、床下拡
張室の空調などに消費される燃料や電気を削減でき、経
済性が高められる。
【0078】その上、1階の居住空間を床下に拡張する
ことにより、1階と同じような快適な生活空間が拡げら
れるので、居住生活の寛ぎ感ないしゆとり感が高められ
る、などの効果が得られる。
【0079】本発明において、特に1階の居室に床下拡
張室が設けられる場合には、1階の居室と同じような快
適な生活空間が拡げられるので、居住生活の寛ぎ感ない
しゆとり感が高められる、などの効果が得られる。
【0080】又、1階の居室に床下拡張室が設けられる
場合には、この床下拡張室から半地下室に張り出す物品
収納部を形成したり、この床下拡張室内のデッドスペー
スに物品収納部を形成すると、半地下室内の空間の有効
利用率が高められ、1階以上の生活空間を一層拡げるこ
とができるので、居住生活の寛ぎ感ないしゆとり感が一
層高められる効果が得られる。
【0081】更に、本発明において、特に1階の洗濯室
に床下拡張室を設け、この床下拡張室に洗濯機が配置さ
れる場合には、床からの洗濯機の洗濯槽の縁の高さを低
くすることができ、排水の際に水が溢れて床を汚すこと
がなく、又、洗濯物を持ち上げる高さが低くなり、洗濯
物を洗濯槽に出し入れする作業が楽になるという効果が
得られる。
【0082】加えて、本発明において、1階の浴室の一
部分に床下拡張室を設け、この床下拡張室に浴槽を配置
する場合には、洗い場から浴槽の縁までの高さを低くし
て、老人、子供、傷病者など運動能力が低い人が浴槽に
出入りし易くすることができ、安全性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の浴室及び洗濯室の
断面図である。
【図2】図2は、本発明の一実施例の基礎の断面図であ
る。
【図3】図3は、本発明の一実施例の和室の説明図であ
る。
【図4】図4は、本発明の一実施例のリビングルームの
説明図である。
【符号の説明】
5 断熱防水床 6 断熱防水周壁 7 1階の床 8 半地下室 14 浴室 15 床 16 床下拡張室 17 浴槽 21 洗濯室 22 床 23 洗濯機 24 床下拡張室

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1階の床下下方に建物の平面積全体又は
    その一部分にわたって設けられる断熱防水床と、この周
    縁から立ち上げた断熱防水周壁と、1階の床とによって
    区画される半地下室を形成し、上記1階の床の一部分を
    半地下室側に段落状に低くして、1階の室に連続する床
    下拡張室が形成されることを特徴とする戸建住宅。
  2. 【請求項2】 1階の浴室の一部分に床下拡張室を設
    け、この床下拡張室に浴槽の下部又は全部が挿入されて
    いる請求項1に記載の戸建住宅。
  3. 【請求項3】 1階の洗濯室の一部に床下拡張室を設
    け、この床下拡張室に洗濯機の下部が挿入されている請
    求項1又は2に記載の戸建住宅。
  4. 【請求項4】 1階の居室に床下拡張室が設けられてい
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の戸建住宅。
  5. 【請求項5】 床下拡張室から半地下室に張り出して物
    品収納部が形成されている請求項4に記載の戸建住宅。
  6. 【請求項6】 床下拡張室内のデッドスペースに物品収
    納部が形成されている請求項4に記載の戸建住宅。
JP31909993A 1993-11-24 1993-11-24 戸建住宅 Pending JPH0835340A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255294A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Asahi Kasei Homes Co 住宅
JP2013036245A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Sekisui House Ltd 床段差部を利用した背もたれ構造
CN111910957A (zh) * 2020-07-26 2020-11-10 张晓卫 一种移动玻璃钢房屋用底座加固结构
JP2022026656A (ja) * 2020-07-31 2022-02-10 積水ハウス株式会社 フロア構造及び住宅

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