JPH0835882A - 焦電型赤外線センサ回路および赤外線検出回路 - Google Patents
焦電型赤外線センサ回路および赤外線検出回路Info
- Publication number
- JPH0835882A JPH0835882A JP6172344A JP17234494A JPH0835882A JP H0835882 A JPH0835882 A JP H0835882A JP 6172344 A JP6172344 A JP 6172344A JP 17234494 A JP17234494 A JP 17234494A JP H0835882 A JPH0835882 A JP H0835882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- fet
- input
- infrared sensor
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims abstract description 35
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 19
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 239000003985 ceramic capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 229920006254 polymer film Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高ゲイン化とスタートアップ時間の短縮とを
両立する。 【構成】 第1FET11aのドレインDと第2FET
11bのドレインDとを共通の定電流回路12に接続
し、それぞれのゲートG,Gを入力端子とする差動アン
プを構成する。そして、焦電型赤外線センサS1からの
信号を前記第1FET11aのゲートGに入力し、搬送
波発生回路13から搬送波信号を前記第2FET11b
のゲートGに入力し、前記第1FET11aのソースS
から検出信号Vsを取り出す。この検出信号Vsを、カ
ップリングコンデンサC1と入力抵抗R21とオペアン
プOP1と帰還抵抗R22とを含む反転増幅回路20に
より増幅する。 【効果】 自動ドアの開扉用やビル内の防犯用の人体検
出などの用途に特に有用である。
両立する。 【構成】 第1FET11aのドレインDと第2FET
11bのドレインDとを共通の定電流回路12に接続
し、それぞれのゲートG,Gを入力端子とする差動アン
プを構成する。そして、焦電型赤外線センサS1からの
信号を前記第1FET11aのゲートGに入力し、搬送
波発生回路13から搬送波信号を前記第2FET11b
のゲートGに入力し、前記第1FET11aのソースS
から検出信号Vsを取り出す。この検出信号Vsを、カ
ップリングコンデンサC1と入力抵抗R21とオペアン
プOP1と帰還抵抗R22とを含む反転増幅回路20に
より増幅する。 【効果】 自動ドアの開扉用やビル内の防犯用の人体検
出などの用途に特に有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焦電型赤外線センサ回
路および赤外線検出回路に関し、さらに詳しくは、高ゲ
イン化とスタートアップ時間の短縮とを両立させること
が出来る焦電型赤外線センサ回路および赤外線検出回路
に関する。
路および赤外線検出回路に関し、さらに詳しくは、高ゲ
イン化とスタートアップ時間の短縮とを両立させること
が出来る焦電型赤外線センサ回路および赤外線検出回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の赤外線検出回路の一例を
示す回路図である。この赤外線検出回路500は、焦電
型赤外線センサ回路50と、増幅回路60とから構成さ
れている。前記焦電型赤外線センサ回路50において、
焦電型赤外線センサS1の一端はFET51のゲートG
に接続され、他端は接地されている。また、前記FET
51のゲートGは、ゲート抵抗RGを介して、接地され
ている。また、前記FET51のドレインDは、電源V
ccに接続されている。さらに、前記FET51のソー
スSは、ソース抵抗RSを介して、接地されている。前
記増幅回路60は、カップリングコンデンサC1と入力
抵抗R61とオペアンプOP1と帰還抵抗R62とを含
む反転増幅回路である。前記オペアンプOP1の非反転
入力端子には、基準電圧VREF3が印加されている。
示す回路図である。この赤外線検出回路500は、焦電
型赤外線センサ回路50と、増幅回路60とから構成さ
れている。前記焦電型赤外線センサ回路50において、
焦電型赤外線センサS1の一端はFET51のゲートG
に接続され、他端は接地されている。また、前記FET
51のゲートGは、ゲート抵抗RGを介して、接地され
ている。また、前記FET51のドレインDは、電源V
ccに接続されている。さらに、前記FET51のソー
スSは、ソース抵抗RSを介して、接地されている。前
記増幅回路60は、カップリングコンデンサC1と入力
抵抗R61とオペアンプOP1と帰還抵抗R62とを含
む反転増幅回路である。前記オペアンプOP1の非反転
入力端子には、基準電圧VREF3が印加されている。
【0003】次に、上記の赤外線検出回路500の動作
を説明する。パワーオン時、カップリングコンデンサC
1の両端の電圧差に応じて、カップリングコンデンサC
1が充電される。この充電中は、オペアンプ出力電圧V
o’が電源電圧まで振り切れた状態となるため、赤外線
の検出はできない。すなわち、ある程度のスタートアッ
プ時間がかかる。充電は、抵抗R61,R62を通して
行われるため、その時定数τ=C1(R61+R62)
がスタートアップ時間の目安となる。スタートアップ時
間の後、赤外線の変化がないと、焦電型赤外線センサS
1から電荷が放出されないので、ソース電流Isとして
はバイアス電流だけが流れ、検出信号Vs’は所定の直
流バイアス電圧になる。この直流バイアス電圧は、一般
に、電源Vccが5Vのとき、2V程度である。直流バ
イアス電圧は、カップリングコンデンサC1でカットさ
れるため、オペアンプOP1の反転入力端子には、信号
が入力されない。このため、オペアンプ出力電圧Vo’
は、基準電圧VREF3に一致している。赤外線の変動
があると、焦電型赤外線センサS1が電荷を放出する。
この電荷はゲートGの電位を変化させるので、ソース電
流Isが変化する。この結果、検出信号Vs’が変化す
る。この検出信号Vs’の変化範囲は、一般に、数mV
である。検出信号Vs’の変化分は、カップリングコン
デンサC1および抵抗R61を通り、オペアンプOP1
の反転入力端子に入力される。このため、オペアンプ出
力電圧Vo’は、前記検出信号Vs’の変化範囲を増幅
した電圧範囲で変化する。帰還抵抗R62/入力抵抗R
61がオペアンプOP1のゲインの目安となる。
を説明する。パワーオン時、カップリングコンデンサC
1の両端の電圧差に応じて、カップリングコンデンサC
1が充電される。この充電中は、オペアンプ出力電圧V
o’が電源電圧まで振り切れた状態となるため、赤外線
の検出はできない。すなわち、ある程度のスタートアッ
プ時間がかかる。充電は、抵抗R61,R62を通して
行われるため、その時定数τ=C1(R61+R62)
がスタートアップ時間の目安となる。スタートアップ時
間の後、赤外線の変化がないと、焦電型赤外線センサS
1から電荷が放出されないので、ソース電流Isとして
はバイアス電流だけが流れ、検出信号Vs’は所定の直
流バイアス電圧になる。この直流バイアス電圧は、一般
に、電源Vccが5Vのとき、2V程度である。直流バ
イアス電圧は、カップリングコンデンサC1でカットさ
れるため、オペアンプOP1の反転入力端子には、信号
が入力されない。このため、オペアンプ出力電圧Vo’
は、基準電圧VREF3に一致している。赤外線の変動
があると、焦電型赤外線センサS1が電荷を放出する。
この電荷はゲートGの電位を変化させるので、ソース電
流Isが変化する。この結果、検出信号Vs’が変化す
る。この検出信号Vs’の変化範囲は、一般に、数mV
である。検出信号Vs’の変化分は、カップリングコン
デンサC1および抵抗R61を通り、オペアンプOP1
の反転入力端子に入力される。このため、オペアンプ出
力電圧Vo’は、前記検出信号Vs’の変化範囲を増幅
した電圧範囲で変化する。帰還抵抗R62/入力抵抗R
61がオペアンプOP1のゲインの目安となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カップリングコンデン
サC1としては、漏れ電流が少ないセラミックコンデン
サや高分子フィルムコンデンサが用いられる。このた
め、カップリングコンデンサC1の値は10μF程度で
ある。増幅回路60の低域遮断周波数fzは、 fz=1/(2π・C1・R61) で決まる。人体検出の用途では、信号の周波数帯域が1
Hz〜100Hzであるから、前記低域遮断周波数fz
は、0.1Hz以下にする必要がある。このため、上式
より入力抵抗R61は160kΩ以上にする必要があ
る。一方、検出信号Vo’の変化範囲が数mVであるか
ら、オペアンプ出力電圧Vo’の変化範囲を数Vとする
には、帰還抵抗R62/入力抵抗R61により決まるゲ
インを1000以上とする必要がある。このため、帰還
抵抗R62は160MΩ以上にする必要がある。ところ
が、そうすると、時定数τ=C1(R61+R62)に
より決まるスタートアップ時間が1600秒程度にもな
り、許容できない程の長時間となってしまう。スタート
アップ時間を160秒程度に短縮しようとすると、帰還
抵抗R62を16MΩ程度とせざるを得ないが、そうす
ると、ゲインは100程度になり、オペアンプ出力電圧
Vo’の変化範囲は数100mVとなってしまう。
サC1としては、漏れ電流が少ないセラミックコンデン
サや高分子フィルムコンデンサが用いられる。このた
め、カップリングコンデンサC1の値は10μF程度で
ある。増幅回路60の低域遮断周波数fzは、 fz=1/(2π・C1・R61) で決まる。人体検出の用途では、信号の周波数帯域が1
Hz〜100Hzであるから、前記低域遮断周波数fz
は、0.1Hz以下にする必要がある。このため、上式
より入力抵抗R61は160kΩ以上にする必要があ
る。一方、検出信号Vo’の変化範囲が数mVであるか
ら、オペアンプ出力電圧Vo’の変化範囲を数Vとする
には、帰還抵抗R62/入力抵抗R61により決まるゲ
インを1000以上とする必要がある。このため、帰還
抵抗R62は160MΩ以上にする必要がある。ところ
が、そうすると、時定数τ=C1(R61+R62)に
より決まるスタートアップ時間が1600秒程度にもな
り、許容できない程の長時間となってしまう。スタート
アップ時間を160秒程度に短縮しようとすると、帰還
抵抗R62を16MΩ程度とせざるを得ないが、そうす
ると、ゲインは100程度になり、オペアンプ出力電圧
Vo’の変化範囲は数100mVとなってしまう。
【0005】以上のように、従来の赤外線検出回路50
0では、高ゲイン化とスタートアップ時間の短縮とを両
立させることが出来ない問題点がある。そこで、本発明
の目的は、高ゲイン化とスタートアップ時間の短縮とを
両立させることが出来る焦電型赤外線センサ回路および
赤外線検出回路を提供することにある。
0では、高ゲイン化とスタートアップ時間の短縮とを両
立させることが出来ない問題点がある。そこで、本発明
の目的は、高ゲイン化とスタートアップ時間の短縮とを
両立させることが出来る焦電型赤外線センサ回路および
赤外線検出回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、第1FETのドレインと第2FETのドレインとを
共通の定電流回路に接続し、それぞれのゲートを入力端
子とする差動アンプを構成し、焦電型赤外線センサから
の信号を前記第1FETのゲートに入力し、搬送波信号
を前記第2FETのゲートに入力し、前記第1FETの
ソースから検出信号を取り出すことを特徴とする焦電型
赤外線センサ回路を提供する。
は、第1FETのドレインと第2FETのドレインとを
共通の定電流回路に接続し、それぞれのゲートを入力端
子とする差動アンプを構成し、焦電型赤外線センサから
の信号を前記第1FETのゲートに入力し、搬送波信号
を前記第2FETのゲートに入力し、前記第1FETの
ソースから検出信号を取り出すことを特徴とする焦電型
赤外線センサ回路を提供する。
【0007】第2の観点では、本発明は、上記構成の焦
電型赤外線センサ回路と、その焦電型赤外線センサ回路
からの検出信号を増幅する増幅回路とを具備してなり、
その増幅回路は、カップリングコンデンサと入力抵抗と
オペアンプと帰還抵抗とを含む反転増幅回路であること
を特徴とする赤外線検出回路を提供する。
電型赤外線センサ回路と、その焦電型赤外線センサ回路
からの検出信号を増幅する増幅回路とを具備してなり、
その増幅回路は、カップリングコンデンサと入力抵抗と
オペアンプと帰還抵抗とを含む反転増幅回路であること
を特徴とする赤外線検出回路を提供する。
【0008】
【作用】上記第1の観点の焦電型赤外線センサ回路で
は、第1FETのドレインと第2FETのドレインとを
共通の定電流回路に接続し、それぞれのゲートを入力端
子とする差動アンプを構成する。そして、焦電型赤外線
センサからの信号を前記第1FETのゲートに入力し、
搬送波信号を前記第2FETのゲートに入力し、前記第
1FETのソースから検出信号を取り出す。従って、検
出信号は、焦電型赤外線センサからの信号で搬送波信号
を振幅変調した信号となり、焦電型赤外線センサからの
信号の周波数よりもずっと高い周波数となる。このた
め、カップリングコンデンサと入力抵抗とオペアンプと
帰還抵抗とを含む反転増幅回路により前記検出信号を増
幅するとしたとき、低域遮断周波数fzが比較的高い周
波数でもよくなり、入力抵抗の値を小さく出来る。する
と、帰還抵抗を小さくしても高いゲインを得られること
になる。一方、入力抵抗および帰還抵抗を小さくすれ
ば、スタートアップ時間も短くなる。かくして、後段に
増幅回路を接続したとき、高ゲイン化とスタートアップ
時間の短縮とを両立できるようになる。
は、第1FETのドレインと第2FETのドレインとを
共通の定電流回路に接続し、それぞれのゲートを入力端
子とする差動アンプを構成する。そして、焦電型赤外線
センサからの信号を前記第1FETのゲートに入力し、
搬送波信号を前記第2FETのゲートに入力し、前記第
1FETのソースから検出信号を取り出す。従って、検
出信号は、焦電型赤外線センサからの信号で搬送波信号
を振幅変調した信号となり、焦電型赤外線センサからの
信号の周波数よりもずっと高い周波数となる。このた
め、カップリングコンデンサと入力抵抗とオペアンプと
帰還抵抗とを含む反転増幅回路により前記検出信号を増
幅するとしたとき、低域遮断周波数fzが比較的高い周
波数でもよくなり、入力抵抗の値を小さく出来る。する
と、帰還抵抗を小さくしても高いゲインを得られること
になる。一方、入力抵抗および帰還抵抗を小さくすれ
ば、スタートアップ時間も短くなる。かくして、後段に
増幅回路を接続したとき、高ゲイン化とスタートアップ
時間の短縮とを両立できるようになる。
【0009】上記第2の観点の赤外線検出回路では、上
記第1の観点の焦電型赤外線センサ回路を用いると共
に、カップリングコンデンサと入力抵抗とオペアンプと
帰還抵抗とを含む反転増幅回路により前記焦電型赤外線
センサ回路からの検出信号を増幅するようにした。この
ため、上記と同様に、高ゲイン化とスタートアップ時間
の短縮とを両立させることが出来るようになる。
記第1の観点の焦電型赤外線センサ回路を用いると共
に、カップリングコンデンサと入力抵抗とオペアンプと
帰還抵抗とを含む反転増幅回路により前記焦電型赤外線
センサ回路からの検出信号を増幅するようにした。この
ため、上記と同様に、高ゲイン化とスタートアップ時間
の短縮とを両立させることが出来るようになる。
【0010】
【実施例】以下、図に示す実施例により本発明をさらに
詳しく説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。
詳しく説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。
【0011】図1は、本発明の赤外線検出回路の一実施
例を示す回路図である。この赤外線検出回路100は、
焦電型赤外線センサ回路10と、増幅回路20とから構
成されている。前記焦電型赤外線センサ回路10におい
て、第1FET11aのドレインDと第2FET11b
のドレインDとが共通の定電流回路12に接続され、そ
れぞれのゲートを入力端子とする差動アンプが構成され
ている。焦電型赤外線センサS1の一端は前記第1FE
T11aのゲートGに接続されている。また、前記第1
FET11aのゲートGは、ゲート抵抗RGを介して、
接地されている。また、前記第1FET11aのソース
Sは、ソース抵抗RS1を介して、接地されている。搬
送波発生回路13の一端は前記第2FET11bのゲー
トGに接続されている。また、前記第2FET11bの
ソースSは、ソース抵抗RS2を介して、接地されてい
る。前記増幅回路20は、カップリングコンデンサC1
と入力抵抗R21とオペアンプOP1と帰還抵抗R22
とを含む反転増幅回路である。前記オペアンプOP1の
非反転入力端子には、基準電圧VREF3が印加されて
いる。
例を示す回路図である。この赤外線検出回路100は、
焦電型赤外線センサ回路10と、増幅回路20とから構
成されている。前記焦電型赤外線センサ回路10におい
て、第1FET11aのドレインDと第2FET11b
のドレインDとが共通の定電流回路12に接続され、そ
れぞれのゲートを入力端子とする差動アンプが構成され
ている。焦電型赤外線センサS1の一端は前記第1FE
T11aのゲートGに接続されている。また、前記第1
FET11aのゲートGは、ゲート抵抗RGを介して、
接地されている。また、前記第1FET11aのソース
Sは、ソース抵抗RS1を介して、接地されている。搬
送波発生回路13の一端は前記第2FET11bのゲー
トGに接続されている。また、前記第2FET11bの
ソースSは、ソース抵抗RS2を介して、接地されてい
る。前記増幅回路20は、カップリングコンデンサC1
と入力抵抗R21とオペアンプOP1と帰還抵抗R22
とを含む反転増幅回路である。前記オペアンプOP1の
非反転入力端子には、基準電圧VREF3が印加されて
いる。
【0012】次に、上記の赤外線検出回路100の動作
を説明する。パワーオン時、カップリングコンデンサC
1の両端の電圧差に応じて、カップリングコンデンサC
1が充電される。この充電中は、オペアンプ出力電圧V
oが電源電圧まで振り切れた状態となるため、赤外線の
検出はできない。すなわち、ある程度のスタートアップ
時間がかかる。充電は、抵抗R21,R22を通して行
われるため、その時定数τ=C1(R21+R22)が
スタートアップ時間の目安となる。スタートアップ時間
の後、赤外線の変化がないと、焦電型赤外線センサS1
から電荷が放出されないので、ソース電流Is1として
はバイアス電流だけが流れる。ところが、第2FET1
1bのドレイン電流が搬送波で変化しているため、前記
バイアス電流も搬送波で変化する。従って、検出信号V
sは搬送波で変化する交流バイアス電圧になる。この交
流バイアス電圧は、カップリングコンデンサC1および
入力抵抗R11を通り、オペアンプOP1の反転入力端
子に入力される。このため、オペアンプ出力電圧Vo
は、基準電圧VREF3を中心として搬送波で変化する
交流電圧になる。赤外線の変動があると、焦電型赤外線
センサS1が電荷を放出する。この電荷は第1FET1
1aのゲートGの電位を変化させるので、ソース電流I
s1が変化する。この結果、検出信号Vsとしては、前
記交流バイアス電圧の中心と振幅が前記ゲートGの電位
変化に対応する変化分だけ変化することになる。このた
め、オペアンプ出力電圧Voとしては、前記交流電圧の
中心と振幅が前記ゲートGの電位変化に対応する変化分
だけ変化することになる。従って、オペアンプ出力電圧
Voの振幅変化に着目すれば、赤外線を検出できること
となる。
を説明する。パワーオン時、カップリングコンデンサC
1の両端の電圧差に応じて、カップリングコンデンサC
1が充電される。この充電中は、オペアンプ出力電圧V
oが電源電圧まで振り切れた状態となるため、赤外線の
検出はできない。すなわち、ある程度のスタートアップ
時間がかかる。充電は、抵抗R21,R22を通して行
われるため、その時定数τ=C1(R21+R22)が
スタートアップ時間の目安となる。スタートアップ時間
の後、赤外線の変化がないと、焦電型赤外線センサS1
から電荷が放出されないので、ソース電流Is1として
はバイアス電流だけが流れる。ところが、第2FET1
1bのドレイン電流が搬送波で変化しているため、前記
バイアス電流も搬送波で変化する。従って、検出信号V
sは搬送波で変化する交流バイアス電圧になる。この交
流バイアス電圧は、カップリングコンデンサC1および
入力抵抗R11を通り、オペアンプOP1の反転入力端
子に入力される。このため、オペアンプ出力電圧Vo
は、基準電圧VREF3を中心として搬送波で変化する
交流電圧になる。赤外線の変動があると、焦電型赤外線
センサS1が電荷を放出する。この電荷は第1FET1
1aのゲートGの電位を変化させるので、ソース電流I
s1が変化する。この結果、検出信号Vsとしては、前
記交流バイアス電圧の中心と振幅が前記ゲートGの電位
変化に対応する変化分だけ変化することになる。このた
め、オペアンプ出力電圧Voとしては、前記交流電圧の
中心と振幅が前記ゲートGの電位変化に対応する変化分
だけ変化することになる。従って、オペアンプ出力電圧
Voの振幅変化に着目すれば、赤外線を検出できること
となる。
【0013】さて、人体検出の用途では、信号の周波数
帯域が1Hz〜100Hzであるから、搬送波の周波数
は、少なくとも200Hz以上であり、実用的には10
00Hz位にするのが好ましい。そこで、1000Hz
とすると、増幅回路20の低域遮断周波数fzは、10
0Hz以下にする必要がある。カップリングコンデンサ
C1の値を10μF程度とし、入力抵抗R21を1.6
kΩとすると、 fz=1/(2π・C1・R21) により低域遮断周波数fzは10Hzとなり、上記条件
を十分満足する。一方、帰還抵抗R22を1.6MΩと
すると、帰還抵抗R22/入力抵抗R21により決まる
ゲインは1000となり、十分高いゲインとなる。さら
に、時定数τ=C1(R21+R22)により決まるス
タートアップ時間は16秒程度になり、許容可能な短時
間となる。かくして、上記赤外線検出回路100では、
高ゲイン化とスタートアップ時間の短縮とを両立できる
ようになる。
帯域が1Hz〜100Hzであるから、搬送波の周波数
は、少なくとも200Hz以上であり、実用的には10
00Hz位にするのが好ましい。そこで、1000Hz
とすると、増幅回路20の低域遮断周波数fzは、10
0Hz以下にする必要がある。カップリングコンデンサ
C1の値を10μF程度とし、入力抵抗R21を1.6
kΩとすると、 fz=1/(2π・C1・R21) により低域遮断周波数fzは10Hzとなり、上記条件
を十分満足する。一方、帰還抵抗R22を1.6MΩと
すると、帰還抵抗R22/入力抵抗R21により決まる
ゲインは1000となり、十分高いゲインとなる。さら
に、時定数τ=C1(R21+R22)により決まるス
タートアップ時間は16秒程度になり、許容可能な短時
間となる。かくして、上記赤外線検出回路100では、
高ゲイン化とスタートアップ時間の短縮とを両立できる
ようになる。
【0014】
【発明の効果】本発明の焦電型赤外線センサ回路および
赤外線検出回路によれば、高ゲイン化とスタートアップ
時間の短縮とを両立できるようになる。従って、例え
ば、自動ドアの開扉用やビル内の防犯用の人体検出など
の用途に特に有用である。
赤外線検出回路によれば、高ゲイン化とスタートアップ
時間の短縮とを両立できるようになる。従って、例え
ば、自動ドアの開扉用やビル内の防犯用の人体検出など
の用途に特に有用である。
【図1】本発明の赤外線検出回の一実施例を示す回路図
である。
である。
【図2】従来の赤外線検出回路の一例を示す回路図であ
る。
る。
100 赤外線検出回路 10 焦電型赤外線センサ回路 11a 第1FET 11b 第2FET 12 定電流回路 13 交流電圧発生回路 20 増幅回路 S1 焦電型赤外線センサ RG ゲート抵抗 RS1,RS2 ソース抵抗 Vs 検出信号 Vo オペアンプ出力電圧 C1 カップリングコンデンサ OP1 オペアンプ R21 入力抵抗 R22 帰還抵抗 VREF3 基準電圧
Claims (2)
- 【請求項1】 第1FETのドレインと第2FETのド
レインとを共通の定電流回路に接続して、それぞれのゲ
ートを入力端子とする差動アンプを構成し、焦電型赤外
線センサからの信号を前記第1FETのゲートに入力
し、搬送波信号を前記第2FETのゲートに入力し、前
記第1FETのソースから検出信号を取り出すことを特
徴とする焦電型赤外線センサ回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の焦電型赤外線センサ回
路と、その焦電型赤外線センサ回路からの検出信号を増
幅する増幅回路とを具備してなり、その増幅回路は、カ
ップリングコンデンサと入力抵抗とオペアンプと帰還抵
抗とを含む反転増幅回路であることを特徴とする赤外線
検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6172344A JPH0835882A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 焦電型赤外線センサ回路および赤外線検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6172344A JPH0835882A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 焦電型赤外線センサ回路および赤外線検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835882A true JPH0835882A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15940174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6172344A Pending JPH0835882A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 焦電型赤外線センサ回路および赤外線検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835882A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105711491A (zh) * | 2016-01-21 | 2016-06-29 | 王志 | 手握触发汽车停车开车门声光警示装置 |
| CN105711490A (zh) * | 2016-01-19 | 2016-06-29 | 周玉林 | 指触延时式轿车停车开门声光提醒装置 |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP6172344A patent/JPH0835882A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105711490A (zh) * | 2016-01-19 | 2016-06-29 | 周玉林 | 指触延时式轿车停车开门声光提醒装置 |
| CN105711491A (zh) * | 2016-01-21 | 2016-06-29 | 王志 | 手握触发汽车停车开车门声光警示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7498879B2 (en) | Summing comparator for higher order class D amplifiers | |
| US7622845B2 (en) | Piezoelectric transducer signal processing circuit | |
| US5767724A (en) | Electronic clamping circuit | |
| US4626678A (en) | Light detecting circuit | |
| US7042134B2 (en) | Transconductance circuit for piezoelectric transducer | |
| US7141910B2 (en) | Transconductance circuit for piezoelectric transducer | |
| US7352107B2 (en) | Transconductance circuit for piezoelectric transducer | |
| EP0731345A1 (en) | Signal processor for pyroelectric infrared sensor | |
| JPS6232714A (ja) | オフセツト電圧補正回路 | |
| JPH0835882A (ja) | 焦電型赤外線センサ回路および赤外線検出回路 | |
| EP0022524A1 (en) | Sensor-integrator system | |
| JP3867278B2 (ja) | 増幅器及び負荷の存在を検出する方法 | |
| JP3179838B2 (ja) | ノイズ検出回路 | |
| US6104120A (en) | Electric charge type sensor | |
| JP3656927B2 (ja) | 熱線センサの増幅回路 | |
| JPH0330097A (ja) | 光電式煙感知器 | |
| JPH09119864A (ja) | 焦電型赤外線センサ用信号処理装置 | |
| JPH05340807A (ja) | 赤外線検出装置 | |
| JPH0984153A (ja) | リモコン受信用回路 | |
| JP2833361B2 (ja) | 電池残量検出回路 | |
| JP3158800B2 (ja) | 加速度センサ | |
| JP2000304606A (ja) | 赤外線検出装置 | |
| JP2700500B2 (ja) | 圧力検出回路 | |
| JPS5947356B2 (ja) | 抵抗変化センサ用対数変換回路 | |
| JPH06120737A (ja) | 検波回路 |