JPH0836639A - 画像解析装置 - Google Patents

画像解析装置

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JPH0836639A
JPH0836639A JP7137488A JP13748895A JPH0836639A JP H0836639 A JPH0836639 A JP H0836639A JP 7137488 A JP7137488 A JP 7137488A JP 13748895 A JP13748895 A JP 13748895A JP H0836639 A JPH0836639 A JP H0836639A
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JP7137488A
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English (en)
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Takashi Kaneko
孝史 金子
Masato Some
真人 染
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、画像データに基づいて、画
像をCRT画面など表示手段に形成し、所望の画像領域
を指定して、定量解析することのできる画像解析装置を
提供することにある。 【構成】 画像解析装置は、画像濃度の下限値を設定す
る画像濃度下限値設定手段102と、画像濃度の上限値
を設定する画像濃度上限値設定手段104と、CRT5
0に表示された画像のうち、画像濃度下限値設定手段に
より設定された画像濃度の下限値以上で、かつ、画像濃
度上限値設定手段により設定された画像濃度の上限値以
下の濃度の画像領域を特定する画像領域特定部80を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像解析装置に関する
ものであり、さらに詳細には、所望のように、画像を定
量解析することのできる画像解析装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】放射性標識を付与した物質を、生物体に
投与した後、その生物体あるいはその生物体の組織の一
部を試料とし、この試料を、高感度X線フィルムなどの
放射線フィルムに一定時間重ね合わせることによって、
放射線フィルムを感光させ或いは露光し、放射線フィル
ムの感光された部位に基づき、試料中の放射性標識物質
の位置情報を得るようにしたオートラジオグラフィ検出
方法や、蛋白質、核酸配列などの固定された高分子を、
化学発光物質と接触して、化学発光を生じさせる標識物
質により、選択的に標識し、標識物質によって選択的に
標識された高分子と、化学発光物質とを接触させて、化
学発光物質と標識物質との接触によって生ずる可視光波
長域の化学発光を検出することによって、遺伝子情報な
どの高分子に関する情報を得るようにした化学発光検出
方法、金属あるいは非金属試料などに電子線を照射し、
試料の回折像あるいは透過像などを検出して、元素分
析、試料の組成解析、試料の構造解析などをおこなった
り、生物体組織に電子線を照射して、生物体組織の画像
を検出する電子顕微鏡による検出方法、放射線を試料に
照射し、得られた放射線回折像を検出して、試料の構造
解析などをおこなう放射線回折画像検出方法などが知ら
れている。
【0003】これらの方法は、従来、検出材料として、
写真フイルムを用い、写真フイルム上に、放射線画像、
化学発光画像、電子顕微鏡画像、放射線回折画像などを
記録し、目視によって、可視画像を検出することによっ
て、おこなわれていたが、検出材料として、写真フイル
ムを用いる場合には、オートラジオグラフィ検出方法や
放射線回折画像検出方法にあっては、放射線フイルムの
感度が低く、画像記録に多大な時間を要するという問題
があり、また、化学発光検出方法にあっては、微弱な化
学発光を確実に検出するために、γ値の高い高感度フイ
ルムを用いる必要があるが、γ値の高い高感度フイルム
を用いるときは、確実に、特性曲線の直線部を用いて、
露光することが困難であって、露光ミスが多く、露光条
件を変えて、繰り返し、露光する必要があるという問題
があり、さらには、電子顕微鏡による検出方法にあって
は、電子顕微鏡用の写真フイルムは、特性曲線の直線部
が少ないため、露光条件の選択が難しく、露光ミスによ
り、繰り返し、露光をしなければならないという問題が
あり、また、いずれの方法にあっても、現像処理という
化学的処理が必要不可欠であって、操作が煩雑であると
いう問題を有している。
【0004】そこで、従来の写真フイルムに代えて、放
射線、可視光、電子線などが照射されると、そのエネル
ギーを吸収して、蓄積し、その後に、特定の波長域の電
磁波を用いて励起すると、照射された放射線、可視光、
電子線などのエネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発
する特性を有する輝尽性蛍光体を、放射線、可視光、電
子線などの検出材料として用い、輝尽性蛍光体から発せ
られた輝尽光を、光電的に検出して、ディジタル信号に
変換し、得られた画像データに所定の画像処理を施した
後に、画像を、CRT画面などの表示手段あるいは写真
フイルム上に再生するようにしたオートラジオグラフィ
検出方法、化学発光検出方法、電子顕微鏡による検出方
法、放射線回折画像検出方法が提案されている(たとえ
ば、特公平1−60784号公報、特公平1−6078
2号公報、特公平4−3952号公報、米国特許第5,
028,793号、英国特許出願公開GB第2,24
6,197A、特開昭61−51738号公報、特開昭
61−93538号公報、特開昭59−15843号公
報など)。この輝尽性蛍光体を用いた検出方法によれ
ば、現像処理という化学的処理が不必要であるだけでな
く、オートラジオグラフィ検出方法や放射線回折画像検
出方法にあっては、露光時間を大幅に短縮することがで
き、化学発光検出方法や電子顕微鏡による検出方法にあ
っては、露光ミスが少なく、容易に、露光をおこなうこ
とができるという利点があり、さらには、ディジタル信
号に変換された後に、画像が再生されるので、画像デー
タに、信号処理を施すことによって、所望のように、画
像を再生し、あるいは、コンピュータによる定量解析が
可能になり、好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなオートラジ
オグラフィ検出方法や、化学発光検出方法、電子顕微鏡
による検出方法、放射線回折画像検出方法においては、
画像を定量解析するために、特定の画像領域を指定し、
その画像領域内の画素の濃度を積算する必要がしばしば
ある。このような定量解析をCRTなどの表示手段を利
用しておこなう場合、従来の画像解析装置においては、
所定濃度以上の濃度のみが指定できるようになっている
ため、定量解析するべき画像領域の濃度よりも濃度の高
い画像領域が存在すると、所望の画像領域を指定して、
定量解析をすることができないという問題があった。オ
ートラジオグラフィ画像や、化学発光画像、電子顕微鏡
画像、放射線回折画像などを、一旦、写真フイルムに記
録し、記録された画像を光電的に読み取り、ディジタル
信号化し、得られた画像信号に、所望の信号処理を施す
ことにより、可視画像として、CRT画面などの表示手
段や、写真フイルム上に再生する場合にも、同様な問題
が生ずる。
【0006】
【発明の目的】本発明は、画像データに基づいて、画像
をCRT画面など表示手段に形成し、定量解析する画像
解析装置であって、所望の画像領域を指定して、定量解
析することのできる画像解析装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【発明の構成】本発明のかかる目的は、画像濃度の下限
値を設定する画像濃度下限値設定手段と、画像濃度の上
限値を設定する画像濃度上限値設定手段と、表示手段に
表示された画像のうち、画像濃度下限値設定手段により
設定された画像濃度の下限値以上で、かつ、画像濃度上
限値設定手段により設定された画像濃度の上限値以下の
濃度の画像領域を特定する画像領域特定手段を備えた画
像解析装置によって達成される。本発明の好ましい実施
態様においては、さらに、表示手段に表示された画像の
うち、定量解析すべき画像領域の外延を指定する画像領
域外延指定手段を備え、画像領域特定手段が、画像領域
外延指定手段により指定された外延内の画像領域に含ま
れる画像のうち、画像濃度下限値設定手段により設定さ
れた画像濃度の下限値以上で、かつ、画像濃度上限値設
定手段により設定された画像濃度の上限値以下の濃度の
画像領域を特定するように構成されている。本発明のさ
らに好ましい実施態様においては、さらに、試料中の放
射性標識物質の位置情報を電気信号に変換して得た画像
データを記憶する画像データ記憶手段と、画像データ記
憶手段に記憶された画像データを、二次元的に展開し
て、一時的に記憶するメモリ手段とを備え、画像領域特
定手段により特定された画像領域に対応し、メモリ手段
に記憶された画像データ領域内の画像データに対し、画
像領域特定手段が、その画像領域が、表示手段に、所定
の濃度で表示されるように、データ処理可能に構成され
ている。
【0008】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、表示手段に表示されるべき図形に対応する
図形データを記憶する図形データ記憶手段を備え、画像
領域外延指定手段が、図形データ記憶手段に記憶された
図形データに基づいて、解析すべき画像領域の外延を指
定するように構成されている。本発明のさらに好ましい
実施態様においては、前記メモリ手段が、画像データ記
憶手段に記憶された画像データを、二次元的に展開し
て、一時的に記憶する一時メモリ手段と、該一時メモリ
手段に記憶された画像データの一部が選択されて、拡大
もしくは縮小され、または、拡大、縮小されることな
く、二次元的に展開されて、一時的に記憶される選択画
像データメモリ手段と、該選択画像データメモリ手段に
記憶された画像データが、前記図形データ記憶手段に記
憶された図形データと合成されて、二次元的に展開さ
れ、一時的に記憶される合成データメモリ手段と、該合
成データメモリ手段に記憶された画像データおよび図形
データの一部が、二次元的に展開され、一時的に記憶さ
れるウインドメモリと手段を有し、さらに、前記一時メ
モリ手段に一時的に記憶された画像データの一部を選択
する画像データ選択手段と、該画像データ選択手段によ
って選択された画像データを、拡大または縮小して、前
記選択画像データメモリ手段に、二次元的に展開して、
一時的に記憶する画像データ拡大/縮小手段と、該選択
画像データメモリ手段に記憶された画像データに、前記
図形データ記憶手段に記憶された図形データを合成し
て、前記合成データメモリ手段に、二次元的に展開し
て、一時的に記憶するデータ合成手段と、前記合成デー
タメモリ手段に記憶された画像データおよび図形データ
の一部の領域を、前記ウインドメモリ手段に、二次元的
に展開して、一時的に記憶するデータ領域選択手段とを
備え、前記画像領域特定手段が、前記表示手段に表示さ
れた画像のうち、前記画像濃度下限値設定手段によって
設定された画像濃度の下限値以上で、かつ、前記画像濃
度上限値設定手段により設定された画像濃度の上限値以
下の濃度の画像領域が、特定されるように、前記ウイン
ドメモリ手段に記憶された画像データをデータ処理可能
に構成されている。
【0009】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記画像データが、蓄積性蛍光体シートを用いて生
成されている。本発明のさらに好ましい実施態様におい
ては、前記画像データが、オートラジオグラフィ画像デ
ータ、放射線回折画像データ、電子顕微鏡画像データお
よび化学発光画像データよりなる群から選ばれる画像デ
ータにより構成されている。本発明のさらに好ましい実
施態様においては、オートラジオグラフィ画像データ、
放射線回折画像データまたは電子顕微鏡画像データが、
試料から発せられる放射線または電子線を、輝尽性蛍光
体に蓄積、吸収させ、しかる後に、前記輝尽性蛍光体
に、電磁波を照射して、該輝尽性蛍光体から発せられた
光を光電変換することにより得られている。本発明のさ
らに好ましい実施態様においては、化学発光画像データ
が、試料から発せられる可視光を、輝尽性蛍光体に蓄
積、吸収させ、しかる後に、前記輝尽性蛍光体に、電磁
波を照射して、該輝尽性蛍光体から発せられた光を光電
変換することにより得られている。
【0010】本発明において、オートラジオグラフィ画
像、放射線回折画像または電子顕微鏡画像を生成するた
めに使用することのできる輝尽性蛍光体としては、放射
線または電子線のエネルギーを蓄積可能で、電磁波によ
って励起され、蓄積している放射線または電子線のエネ
ルギーを光の形で放出可能なものであればよく、とくに
限定されるものではないが、可視光波長域の光によって
励起可能であるものが好ましい。具体的には、たとえ
ば、特開昭55−12145号公報に開示されたアルカ
リ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光体(Ba
1-x,2+ x )FX:yA(ここに、M2+はMg、Ca、
Sr、ZnおよびCdからなる群より選ばれる少なくと
も一種のアルカリ土類金属元素、XはCl、Brおよび
Iからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン、
AはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、Pr、He、N
d、YbおよびErからなる群より選ばれる少なくとも
一種の3価金属元素、xは0≦x≦0.6、yは0≦y
≦0.2である。)、特開平2−276997号公報に
開示されたアルカリ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光体
SrFX:Z(ここに、XはCl、BrおよびIからな
る群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン、ZはEu
またはCeである。)、特開昭59−56479号公報
に開示されたユーロピウム付活複合ハロゲン物系蛍光体
BaFX・xNaX’:aEu2+(ここに、Xおよび
X’はいずれも、Cl、BrおよびIからなる群より選
ばれる少なくとも一種のハロゲンであり、xは0<x≦
2、aは0<a≦0.2である。)、特開昭58−69
281号公報に開示されたセリウム付活三価金属オキシ
ハロゲン物系蛍光体であるMOX:xCe(ここに、M
はPr、Nd、Pm、Sm、Eu、Tb、Dy、Ho、
Er、Tm、YbおよびBiからなる群より選ばれる少
なくとも一種の三価金属元素、XはBrおよびIのうち
の一方あるいは双方、xは、0<x<0.1であ
る。)、特開昭60−101179号公報および同60
−90288号公報に開示されたセリウム付活希土類オ
キシハロゲン物系蛍光体であるLnOX:xCe(ここ
に、LnはY、La、GdおよびLuからなる群より選
ばれる少なくとも一種の希土類元素、XはCl、Brお
よびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲ
ン、xは、0<x≦0.1である。)および特開昭59
−75200号公報に開示されたユーロピウム付活複合
ハロゲン物系蛍光体MIIFX・aMI X’・bM'II
'' 2 ・cMIII ''' 3 ・xA:yEu2+(ここに、M
IIはBa、SrおよびCaからなる群より選ばれる少な
くとも一種のアルカリ土類金属元素、MI はLi、N
a、K、RbおよびCsからなる群より選ばれる少なく
とも一種のアルカリ金属元素、M' IIはBeおよびMg
からなる群より選ばれる少なくとも一種の二価金属元
素、MIII はAl、Ga、InおよびTlからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種の三価金属元素、Aは少なく
とも一種の金属酸化物、XはCl、BrおよびIからな
る群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン、X’、X
''およびX''' はF、Cl、BrおよびIからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり、aは、0
≦a≦2、bは、0≦b≦10-2、cは、0≦c≦10
-2で、かつ、a+b+c≧10-2であり、xは、0<x
≦0.5で、yは、0<y≦0.2である。)が、好ま
しく使用し得る。
【0011】本発明において、化学発光画像を生成する
ために、使用することのできる輝尽性蛍光体としては、
可視光波長域の光のエネルギーを蓄積可能で、電磁波に
よって励起され、蓄積している可視光波長域の光のエネ
ルギーを光の形で放出可能なものであればよく、とくに
限定されるものではないが、可視光波長域の光によって
励起可能であるものが好ましい。具体的には、たとえ
ば、特開平4−232864号公報に開示された金属ハ
ロリン酸塩系蛍光体、希土類元素付活蛍光体、アルミン
酸塩系蛍光体、珪酸塩系蛍光体、フッ化物系蛍光体が、
好ましく使用し得る。
【0012】
【作用】本発明によれば、画像解析装置は、画像濃度上
限値設定手段および画像濃度下限値設定手段を備え、画
像領域特定手段により、表示手段に表示された画像のう
ち、画像濃度下限値設定手段により設定された画像濃度
の下限値以上で、かつ、画像濃度上限値設定手段により
設定された画像濃度の上限値以下の濃度の画像領域を特
定することができるから、表示手段に表示された画像中
に、定量解析すべき画像領域の濃度よりも、濃度の高い
画像領域が存在しても、画像濃度上限値設定手段および
画像濃度下限値設定手段により、所望のように、濃度範
囲を設定することによって、定量解析すべき画像領域を
特定して、定量解析を実行することが可能になる。本発
明の好ましい実施態様によれば、さらに、表示手段に表
示された画像のうち、定量解析すべき画像領域の外延を
指定する画像領域外延指定手段を備え、画像領域特定手
段が、画像領域外延指定手段により指定された外延内の
画像領域に含まれる画像のうち、画像濃度下限値設定手
段により設定された画像濃度の下限値以上で、かつ、画
像濃度上限値設定手段により設定された画像濃度の上限
値以下の濃度の画像領域を特定するように構成されてい
るから、表示手段に表示された画像中に、定量解析すべ
き画像領域以外に、画像濃度下限値設定手段により設定
された画像濃度の下限値以上で、かつ、画像濃度上限値
設定手段により設定された画像濃度の上限値以下の濃度
の画像領域が存在しても、画像領域外延指定手段により
指定された外延内の画像領域に含まれる画像のみについ
て、定量解析を実行することができ、効率的に、定量解
析をおこなうことが可能になる。
【0013】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、さらに、試料中の放射性標識物質の位置情報を電気
信号に変換して得た画像データを記憶する画像データ記
憶手段と、画像データ記憶手段に記憶された画像データ
を、二次元的に展開して、一時的に記憶するメモリ手段
とを備え、画像領域特定手段により特定された画像領域
に対応し、メモリ手段に記憶された画像データ領域内の
画像データに対し、画像領域特定手段が、その画像領域
が、表示手段において、所定の濃度で表示されるよう
に、データ処理可能に構成されているから、定量解析す
べき画像領域を、表示手段により、認識しつつ、定量解
析することが可能になる。本発明のさらに好ましい実施
態様によれば、さらに、表示手段に表示されるべき図形
に対応する図形データを記憶する図形データ記憶手段を
備え、画像領域外延指定手段が、図形データ記憶手段に
記憶された図形データに基づいて、解析すべき画像領域
の外延を指定するように構成されているから、解析すべ
き画像領域を含む画像領域の外延を、表示手段におい
て、視覚的に指定することが可能になる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明にかかる
好ましい実施例につき、詳細に説明を加える。図1は、
本発明の実施例にかかるオートラジオグラフィ画像解析
装置により解析すべき画像データを生成する画像読み取
り装置を示す略斜視図である。図1において、蓄積性蛍
光体シート1には、試料(図示せず)に含まれる放射性
標識物質の位置情報が、放射線エネルギーの形で、蓄積
されている。ここに、本明細書において、位置情報と
は、試料中における放射性標識物質もしくはその集合体
の位置を中心とした各種の情報、たとえば、試料中に存
在する放射性標識物質の集合体の存在位置と形状、その
位置における放射性標識物質の濃度、分布などからなる
情報の一つもしくは任意の組み合わせとして得られる各
種の情報を意味するものである。本実施例においては、
実験用マウスにおける投与物質の代謝、吸収、排泄の経
路、状態などを研究するための放射性標識物質の位置情
報が、蓄積性蛍光体シート1に蓄積記録されている。
【0015】こうして試料中の放射性標識物質の位置情
報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート1を、レーザ光
2により、走査して、励起し、輝尽光を発生させる。レ
ーザ光2は、レーザ光源3により発生され、フィルタ4
を通過することにより、レーザ光2による励起によって
蓄積性蛍光体シート1から発生する輝尽光の波長領域に
対応する波長領域の部分がカットされる。次いで、レー
ザ光2は、ビーム・エクスパンダ5により、そのビーム
径が正確に調整され、ガルバノミラー等の光偏向器6に
入射する。光偏向器6によって偏向されたレーザ光2
は、fθレンズ7を介して、平面反射鏡8により反射さ
れ、蓄積性蛍光体シート1上に、一次元的に入射する。
fθレンズ7は、蓄積性蛍光体シート1上を、レーザ光
2により走査するときに、つねに、均一のビーム速度
で、走査がなされることを保証するものである。このよ
うなレーザ光2による走査と同期して、蓄積性蛍光体シ
ート1は、図1において、矢印の方向に移動され、その
全面が、レーザ光2によって走査されるようになってい
る。蓄積性蛍光体シート1は、レーザ光2が照射される
と、蓄積記録していた放射線エネルギーに比例する光量
の輝尽光を発光し、発光した輝尽光は、導光性シート9
に入射する。
【0016】導光性シート9は、その受光端部が直線状
をなし、蓄積性蛍光体シート1上の走査線に対向するよ
うに近接して配置され、また、その射出端部は、円環状
をなし、フォトマルチプライアなどの光電変換型の光検
出器10の受光面に接続されている。この導光性シート
9は、アクリル系合成樹脂などの透明な熱可塑性樹脂シ
ートを加工して作られており、受光端部から入射した光
が、その内面で、全反射を繰り返しながら、射出端部を
経て、光検出器10の受光面に伝達されるように、その
形状が定められている。したがって、レーザ光2の照射
に応じて、蓄積性蛍光体シート1から発光した輝尽光
は、導光性シート9に入射し、その内部で、全反射を繰
り返しながら、射出端部を経て、光検出器10によって
受光される。光検出器10の受光面には、蓄積性蛍光体
シート1から発光される輝尽光の波長領域の光のみを透
過し、レーザ光2の波長領域の光をカットするフィルタ
が貼着されており、光検出器10は、蓄積性蛍光体シー
ト1から発光された輝尽光のみを光電的に検出するよう
に構成されている。光検出器10によって光電的に検出
された輝尽光は、電気信号に変換され、所定の増幅率を
有する増幅器11によって、所定のレベルの電気信号に
増幅された後、A/D変換器12に入力される。電気信
号は、A/D変換器12において、信号変動幅に適した
スケールファクタで、ディジタル信号に変換され、ライ
ンバッファ13に入力される。ラインバッファ13は、
走査線1列分の画像データを一時的に記憶するものであ
り、以上のようにして、走査線1列分の画像データが記
憶されると、そのデータを、ラインバッファ13の容量
よりもより大きな容量を有する送信バッファ14に出力
し、送信バッファ14は、所定の容量の画像データが記
憶されると、画像データを、オートラジオグラフィ画像
解析装置に出力するように構成されている。
【0017】図2は、本発明の実施例にかかるオートラ
ジオグラフィ画像解析装置および画像読み取り装置のブ
ロックダイアグラムである。図2において、オートラジ
オグラフィ画像解析装置30は、蓄積性蛍光体シート1
に蓄積記録され、画像読み取り装置20により読み取ら
れて、ディジタル信号に変換された試料に含まれる放射
性標識物質の位置情報を含む画像データを受け、濃度、
色調、コントラストなどが適正で、観察解析特性に優れ
た可視画像を再生し得るように、データ処理を施すデー
タ処理手段60と、画像読み取り装置20からデータ処
理装置60に入力され、データ処理が施された画像デー
タを記憶する画像データ記憶手段40と、試料に含まれ
る放射性標識物質の位置情報を含む画像データを画像と
して再生するCRT50を備えている。画像読み取り装
置20の送信バッファ14に、一時的に記憶された画像
データは、オートラジオグラフィ画像解析装置30のデ
ータ処理手段60の受信バッファ62に入力されて、一
時的に記憶され、受信バッファ62内に、所定量の画像
データが記憶されると、記憶された画像データが、画像
データ記憶手段40の画像データ一時記憶部41に出力
され、記憶される。このようにして、画像読み取り装置
20の送信バッファ14から、データ処理手段60の受
信バッファ62に送られ、一時的に記憶された画像デー
タは、さらに、受信バッファ62から、画像データ記憶
手段40の画像データ一時記憶部41に記憶される。こ
うして、蓄積性蛍光体シート1の全面を、レーザ光2に
よって走査して得られた画像データが、画像データ記憶
手段40の画像データ一時記憶部41に記憶されると、
データ処理手段60のデータ処理部64は、画像データ
一時記憶部41から画像データを読み出し、データ処理
手段60の一時メモリ66に記憶して、必要なデータ処
理を施した後、このような画像データのみを、画像デー
タ記憶手段40の画像データ記憶部42に記憶させる。
しかる後、データ処理部64は、画像データ一時記憶部
41に記憶されている画像データを消去する。
【0018】画像データ記憶手段40の画像データ記憶
部42に記憶された画像データは、操作者が、画像を観
察解析するために、データ処理部64によって、読み出
されて、CRT50の画面上に表示されるようになって
いる。図3は、データ処理手段60のブロックダイアグ
ラムである。図3において、データ処理手段60は、画
像読み取り装置20の送信バッファ14から、画像デー
タを受け取る受信バッファ62と、データ処理を実行す
るデータ処理部64と、画像データを、二次元的に展開
して、一時的に記憶する一時メモリ66を備えている。
データ処理手段60は、さらに、一時メモリ66に一時
的に記憶された画像データの中から、画像データの一部
を選択する画像データ選択部68と、画像データ選択部
68により選択された画像データを拡大あるいは縮小可
能な画像データ拡大/縮小部70と、画像データ拡大/
縮小部70により拡大あるいは縮小された画像データ
を、二次元的に展開して、一時的に記憶する拡大/縮小
画像データ記憶部72と、CRT50の画面上に表示す
べき種々の図形データを記憶する図形データ記憶部74
と、拡大/縮小画像データ記憶部72に一時的に記憶さ
れた画像データと、図形データ記憶部74に記憶され、
CRT50の画面上に表示すべき図形データとを合成す
るデータ合成部76と、データ合成部76によって合成
された画像データおよび図形データを、二次元的に展開
して、一時的に記憶する合成データ記憶部77と、合成
データ記憶部77に一時的に記憶された画像データおよ
び図形データの中から、所定のデータ領域を選択するデ
ータ領域選択部78と、データ領域選択部78によって
選択された画像データおよび図形データのデータ領域
を、二次元的に展開して、一時的に記憶するウインドメ
モリ79と、CRT50の画面上に表示される画像のう
ち、特定の画像領域が、所定の濃度で表示されるよう
に、ウインドメモリ79に記憶された画像データをデー
タ処理する画像領域特定部80と、ウインドメモリ79
に記憶された画像データおよび図形データを、CRT5
0の画面上に表示する画像表示部82を備えている。
【0019】図3に示されるように、画像データ選択部
68には、選択画像データ決定手段88からの画像デー
タ選択信号が入力され、画像データ拡大/縮小部70に
は、画像データ倍率決定手段90からの拡大/縮小信号
が入力されている。また、図形データ記憶部74には、
図形データ選択手段94からの図形データ選択信号およ
び画像データ倍率決定手段90からの拡大/縮小信号が
入力され、データ合成部76には、どの図形データを選
択し、どのように画像データと図形データを合成して、
CRT50の画面上に表示するかを決定するデータ合成
指示手段96からのデータ合成信号が入力されている。
さらに、データ領域選択部78には、データ領域指定手
段98からのデータ領域指定信号が入力され、拡大/縮
小画像データ記憶部72およびウインドメモリ79に
は、色調設定手段92からの色調設定信号が入力されて
いる。また、画像表示部82には、画像表示指示手段1
00からの画像表示指示信号が入力されている。さらに
は、画像領域特定部82には、データ合成指示手段96
から、データ合成指示信号が入力され、画像領域特定部
82によって、ウインドメモリ79に記憶された画像デ
ータがデータ処理され、CRT50の画面上の所定の濃
度の画像領域を特定するために、画像濃度の下限値を設
定する画像濃度下限値設定手段102からの画像濃度下
限値設定信号、画像濃度の上限値を設定する画像濃度上
限値設定手段104からの画像濃度上限値設定信号が、
それぞれ、入力され、さらに、図形データ選択手段94
から、図形データ選択信号が入力されているときは、図
形データ選択手段94により選択された図形データに対
応する図形によって囲まれた画像領域で、画像濃度下限
値設定手段102によって設定された画像濃度下限値以
上で、かつ、画像濃度上限値設定手段104によって設
定された画像濃度上限値以下の濃度の画像領域を、所望
の濃度になるように、変換する濃度変換手段106か
ら、濃度変換信号が入力されている。
【0020】ここに、本実施例においては、選択画像デ
ータ決定手段88、画像データ倍率決定手段90、色調
設定手段92、図形データ選択手段94、データ合成指
示手段96、データ領域指定手段98、画像表示指示手
段100、画像濃度下限値設定手段102、画像濃度上
限値設定手段104および濃度変換手段106、マウス
(図示せず)によって操作可能に構成されている。図4
は、以上のように構成された本発明の実施例にかかるオ
ートラジオグラフィ画像解析装置において、CRT50
の画面上に表示された画像のうち、所定の濃度を有する
特定の画像領域を定量解析する場合の実施例を示すフロ
ーチャートである。
【0021】まず、CRT50の画面上に表示するべき
画像データが、画像データ記憶手段40の画像データ記
憶部42から、一時メモリ66に読み出され、二次元的
に展開して、一時的に記憶される。次いで、マウスを用
いて、選択画像データ決定手段88を操作し、画像デー
タ選択部68に画像データ選択信号を入力して、一時メ
モリ66に二次元的に展開されて、一時的に記憶された
画像データから、観察解析すべき画像領域を含む画像デ
ータを選択するとともに、必要に応じて、画像データ倍
率決定手段90を操作して、画像データ拡大/縮小部7
0に、拡大/縮小信号を入力し、選択した画像データを
拡大あるいは縮小して、拡大/縮小画像データ記憶部7
2に、二次元的に展開して一時的に記憶させ、さらに、
色調設定手段92を操作して、CRT50の画面上に表
示される画像の色調を設定する。その後、操作者は、デ
ータ合成指示手段96を操作して、拡大/縮小画像デー
タ記憶部72に記憶された画像データを、図形データを
合成することなく、合成データ記憶部77に、二次元的
に展開して一時的に記憶させる。次いで、操作者は、デ
ータ領域指定手段98を操作し、データ領域選択部78
に、データ領域指定信号を入力して、CRT50の画面
上に表示すべき画像データの領域を選択し、ウインドメ
モリ79に、二次元的に展開して一時的に記憶させる。
こうして、画像表示指示手段100から、画像表示指示
信号が入力されると、画像表示部82により、ウインド
メモリ79に、二次元的に展開されて、一時的に記憶さ
れた画像データが、CRT50の画面上に表示され、色
調設定手段92によって設定された色調を有する画像が
CRT50の画面上に得られる。
【0022】こうして、CRT50の画面上に、所定の
色調を有する画像が表示されると、操作者は、CRT5
0の画面上に表示された画像を観察し、定量解析すべき
画像領域ならびにその濃度の上限値および下限値を決定
して、画像濃度下限値設定手段102を操作し、画像領
域特定部80に、画像濃度下限値設定信号を入力すると
ともに、画像濃度上限値設定手段104を操作して、画
像領域特定部80に、画像濃度上限値設定信号を入力し
て、定量解析すべき画像領域の濃度が、画像濃度下限値
設定手段102により設定された画像濃度下限値以上
で、かつ、画像濃度上限値設定手段104により設定さ
れた画像濃度上限値以下になるようにし、次いで、濃度
変換手段106を操作して、濃度変換信号を、画像領域
特定部80に入力し、画像濃度下限値設定手段102に
より設定された画像濃度下限値以上で、かつ、画像濃度
上限値設定手段104によって設定された画像濃度上限
値以下の濃度を有する画像領域の濃度を、所望の濃度に
変換する。図5は、こうして、CRT50の画面上で、
定量解析すべき画像領域が選択された状態を示してい
る。図5に示されるように、本実施例においては、画像
濃度下限値設定手段102によって設定された画像濃度
下限値以上で、かつ、画像濃度上限値設定手段104に
よって設定された画像濃度上限値以下の範囲の濃度を有
する二以上の画像領域が、CRT50の画面上に存在し
ている。したがって、画像領域を定量解析する際、定量
解析すべき画像領域に対応する定量データを選択するこ
とにより、操作者は、実験用マウスの特定の臓器に含ま
れる放射線量などを求めることができる。
【0023】本実施例によれば、CRT50の画面上
に、定量解析をすべき画像領域の濃度よりも濃度の高い
画像領域があっても、定量解析すべき画像領域を特定し
て、所望のように、定量解析を実行することが可能にな
る。図6は、本発明の実施例にかかるオートラジオグラ
フィ解析装置において、操作者が、図形データ選択手段
94を操作し、CRT50の画面上で、定量解析すべき
画像領域を含む領域を、選択された図形データに対応す
る図形によって特定して、定量解析する場合の実施例を
示すフローチャートである。まず、CRT50の画面上
に表示するべき画像データが、画像データ記憶手段40
の画像データ記憶部42から、一時メモリ66に読み出
され、二次元的に展開して、一時的に記憶される。次い
で、マウスを用いて、選択画像データ決定手段88を操
作し、画像選択部68に画像データ選択信号を入力し
て、一時メモリ66に二次元的に展開されて、一時的に
記憶された画像データから、観察解析すべき画像領域を
含む画像データを選択するとともに、必要に応じて、画
像データ倍率決定手段90を操作して、画像データ拡大
/縮小部70に、拡大/縮小信号を入力し、選択した画
像データを拡大あるいは縮小して、拡大/縮小画像デー
タ記憶部72に、二次元的に展開して、一時的に記憶さ
せ、さらに、色調設定手段92を操作して、CRT50
の画面上に表示される画像の色調を設定する。その後、
操作者は、図形データ選択手段94を操作して、所定の
図形データを選択し、データ合成指示手段96を操作し
て、データ合成部76により、選択した所定の図形デー
タと、拡大/縮小画像データ記憶部72に記憶された画
像データとを合成して、合成データ記憶部77に記憶さ
せる。さらに、操作者は、データ領域指定手段98を操
作し、データ領域選択部78に、データ領域指定信号を
入力して、CRT50の画面上に表示すべき画像データ
の領域を選択し、ウインドメモリ79に、二次元的に展
開して、一時的に記憶させる。こうして、画像表示指示
手段100から、画像表示指示信号が入力されると、画
像表示部82により、ウインドメモリ79に、二次元的
に展開されて、一時的に記憶された画像データおよび図
形データが、CRT50の画面上に表示され、色調設定
手段92によって設定された色調を有する画像がCRT
50の画面上に得られる。
【0024】こうして、得られたCRT50の画面上の
画像および図形を、操作者は観察して、定量解析すべき
画像領域が、選択された図形データに対応する図形によ
って囲まれて、特定されているか否かを判定する。その
結果、選択された図形データに対応する図形によって囲
まれて、特定されていないと判定したときは、操作者
は、再度、データ合成指示手段96を操作して、定量解
析すべき画像領域が、選択された図形データに対応する
図形によって囲まれて、特定されるまで、データ合成部
76により、選択した所定の図形データの位置を調整す
る。こうして、図7に示されるように、CRT50の画
面上に、所定の色調を有する画像が表示され、定量解析
すべき画像領域が、選択された図形データに対応する図
形120により囲まれて、特定されると、操作者は、画
像データ倍率決定手段90を操作し、画像データ拡大/
縮小部70および図形データ記憶部74に、拡大信号を
出力して、定量解析すべき画像領域に対応する画像デー
タおよび図形120に対応する図形データを等しい倍率
で拡大して、合成データ記憶部77に、拡大した画像デ
ータおよび図形データを、二次元的に展開して、記憶さ
せ、さらに、データ領域指定手段98を操作して、デー
タ領域選択部78により、合成データ記憶部77に記憶
された画像データおよび図形データの所定の領域を選択
させ、ウインドメモリ79に、二次元的に展開されて、
記憶された画像データおよび図形データに重ね合わせる
ように、二次元的に展開して、記憶させる。図8は、こ
うして、ウインドメモリ79内に一時的に記憶された画
像データおよび図形データを、CRT50の画面上に、
画像および図形として、表示した図面である。図8に示
されるように、CRT50の画面上には、図形120に
よって囲まれた定量解析すべき画像領域が拡大されて、
表示されている。
【0025】操作者は、こうして、CRT50の画面上
に表示された画像を観察し、特定された画像領域の濃度
に応じて、画像濃度下限値設定手段102を操作して、
画像領域特定部82に、画像濃度下限値設定信号を入力
するとともに、画像濃度上限値設定手段104を操作し
て、画像領域特定部82に、画像濃度上限値設定信号を
入力して、図形120によって囲まれ、特定された画像
領域の濃度が、画像濃度下限値設定手段102により設
定された画像濃度下限値以上で、かつ、画像濃度上限値
設定手段104によって設定された画像濃度上限値以下
の範囲の濃度となるようにし、次いで、濃度変換手段1
06を操作して、濃度変換信号を、画像領域特定部82
に入力し、図形120により囲まれて、特定された画像
領域の濃度を、所望の濃度に変換する。図9は、こうし
て、CRT50の画面上で、定量解析すべき画像領域が
選択された状態を示している。図9に示されるように、
本実施例においては、定量解析すべき画像領域は、図形
データを選択し、画像データと合成することによって、
CRT50の画面上で、選択された図形データに対応す
る図形120により囲まれて、特定されており、その図
形120内の画像領域のみが、所望の濃度に変換されて
いる。
【0026】したがって、本実施例によれば、図形12
0を用いて、定量解析すべき画像領域のみを特定し、容
易に定量解析することが可能になる。図6ないし図9の
実施例と同様に、図形を用いて、定量解析すべき画像領
域を特定し、画像濃度の下限値および画像濃度の上限値
を、調整して、定量解析すべき画像領域の輪郭部のみ
が、所望の濃度で、CRT50の画面上に表示されるよ
うにすることもできる。図10は、こうして得られ、C
RT50の画面上に表示された画像を示すものである。
本実施例によれば、定量解析すべき画像領域の内部の画
像を観察しつつ、所望の画像領域の定量解析を実行する
ことができる。本発明は、以上の実施例に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることがいうまでもない。
【0027】たとえば、前記実施例においては、実験用
マウスにおける投与物質の代謝、吸収、排泄の経路、状
態などを研究するための放射性標識物質の位置情報を、
蓄積性蛍光体シート1に蓄積記録し、光電的に読み出
し、所定のデータ処理を施し、CRT50の画面上に表
示して、表示された画像を定量解析しているが、本発明
は、かかるオートラジオグラフィに限定されることな
く、たとえば、サザン・ブロッティング法によるハイブ
リタイゼーション法を利用した遺伝子のオートラジオグ
ラフィ画像、ポリアクリルアミドゲル電気泳動法によっ
て、蛋白質の分離、同定、あるいは、分子量、特性の評
価などをおこなうオートラジオグラフィ画像、蛋白質の
薄層クロマトグラフィ(TLC)によって生成されたオ
ートラジオグラフィ画像などのオートラジオグラフィ画
像を解析する場合はもとより、サザン・ブロット・ハイ
ブリダイゼーション法を用いた遺伝子の化学発光画像、
蛋白質の薄層クロマトグラフィによって生成された化学
発光画像、ポリアクリルアミドゲル電気泳動法によっ
て、蛋白質の分離、同定、あるいは、分子量、特性の評
価などをおこなうための化学発光画像などの化学発光法
を利用した化学発光画像を解析する場合にも、電子顕微
鏡を用いて生成された金属あるいは非金属試料の電子線
透過画像や電子線回折画像、生物体組織などの電子顕微
鏡画像、さらには、金属あるいは非金属試料などの放射
線回折画像を解析する場合にも、広く適用することがで
きる。
【0028】さらに、前記実施例においては、CRT5
0の画面上に、カラー画像を表示するようにしている
が、モノクロ画像を表示するようにしてもよい。また、
前記実施例においては、蓄積性蛍光体シート1を用い
て、試料中の放射性標識物質の位置情報を電気信号に変
換して得た画像データを、CRT60の画面上に、画像
として表示しているが、蓄積性蛍光体シート1に代え
て、放射線フィルムを用いて、一旦、可視画像を形成
し、この可視画像を光電的に読み取り、電気信号に変換
した画像データに対して、同様の処理をおこなうことも
可能である。さらに、前記実施例においては、画像を、
CRT50の画面上に形成しているが、CRT50以外
の表示手段に、画像を形成させてもよい。さらには、本
明細書において、手段とは、必ずしも物理的手段を意味
するものではなく、各手段の機能が、ソフトウエアによ
って実現される場合も包含する。また、一つの手段の機
能が二以上の物理的手段により実現されても、二以上の
手段の機能が一つの物理的手段により実現されてもよ
い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、画像データに基づい
て、画像をCRT画面など表示手段に形成し、定量解析
する画像解析装置であって、所望の画像領域を指定し
て、定量解析することのできる画像解析装置を提供する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ画像解析装置により解析すべき画像データを生
成する画像読み取り装置の一例を示す略斜視図である。
【図2】図2は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ画像解析装置および画像読み取り装置のブロッ
クダイアグラムである。
【図3】図3は、データ処理手段のブロックダイアグラ
ムである。
【図4】図4は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ解析装置において、実行される定量解析の実施
例における操作を示すフローチャートである。
【図5】図5は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ解析装置によって、CRT画面上に生成された
定量解析すべき画像領域の一例を示す図面である。
【図6】図6は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ解析装置において、実行される定量解析の他の
実施例における操作を示すフローチャートである。
【図7】図7は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ解析装置によって、CRT画面上に生成された
図形および画像領域の例を示す図面である。
【図8】図8は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ解析装置によって、CRT画面上に拡大、生成
された図形および画像領域の例を示す図面である。
【図9】図9は、本発明の実施例にかかるオートラジオ
グラフィ解析装置によって、CRT画面上に生成された
定量解析すべき画像領域の他の例を示す図面である。
【図10】図10は、本発明の実施例にかかるオートラ
ジオグラフィ解析装置によって、CRT画面上に生成さ
れた定量解析すべき画像領域の他の例を示す図面であ
る。
【符号の説明】
1 蓄積性蛍光体シート 2 レーザ光 3 レーザ光源 4 フィルタ 5 ビーム・エクスパンダ 6 光偏向器 7 fθレンズ 8 平面反射鏡 9 導光性シート 10 光検出器 11 増幅器 12 A/D変換器 13 ラインバッファ 14 送信バッファ 20 画像読み取り装置 30 オートラジオグラフィ画像解析装置 40 画像データ記憶手段 41 画像データ一時記憶部 42 画像データ記憶部 50 CRT 60 データ処理手段 62 受信バッファ 64 データ処理部 66 一時メモリ 68 画像データ選択部 70 画像データ拡大/縮小部 72 拡大/縮小画像データ記憶部 74 図形データ記憶部 76 データ合成部 77 合成データ記憶部 78 データ領域選択部 79 ウインドメモリ 80 画像領域特定部 82 画像表示部 88 選択画像データ決定手段 90 画像データ倍率決定手段 92 色調設定手段 94 図形データ選択手段 96 データ合成指示手段 98 データ領域指定手段 100 画像表示指示手段 102 画像濃度下限値設定手段 104 画像濃度上限値設定手段 106 濃度変換手段 120 図形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01N 23/04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づき、画像を表示手段に
    形成し、定量解析する画像解析装置において、画像濃度
    の下限値を設定する画像濃度下限値設定手段と、画像濃
    度の上限値を設定する画像濃度上限値設定手段と、前記
    表示手段に表示された画像のうち、前記画像濃度下限値
    設定手段により設定された画像濃度の前記下限値以上
    で、かつ、前記画像濃度上限値設定手段により設定され
    た画像濃度の前記上限値以下の濃度の画像領域を特定す
    る画像領域特定手段を備えたことを特徴とする画像解析
    装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記表示手段に表示された画像
    のうち、定量解析すべき画像領域の外延を指定する画像
    領域外延指定手段を備え、前記画像領域特定手段が、前
    記画像領域外延指定手段により指定された外延内の画像
    領域に含まれる画像のうち、前記画像濃度下限値設定手
    段により設定された画像濃度の前記下限値以上で、か
    つ、前記画像濃度上限値設定手段により設定された画像
    濃度の前記上限値以下の濃度の画像領域を特定するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像解
    析装置。
  3. 【請求項3】 さらに、画像データを記憶する画像デー
    タ記憶手段と、該画像データ記憶手段に記憶された画像
    データを、二次元的に展開して、一時的に記憶するメモ
    リ手段とを備え、前記画像領域特定手段により特定され
    た画像領域に対応し、前記メモリ手段に記憶された画像
    データ領域内の画像データに対し、前記画像領域特定手
    段が、その画像領域が、表示手段に、所定の濃度で表示
    されるように、データ処理可能に構成されたことを特徴
    とする請求項1または2に記載の画像解析装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記表示手段に表示されるべき
    図形に対応する図形データを記憶する図形データ記憶手
    段を備え、前記画像領域外延指定手段が、前記図形デー
    タ記憶手段に記憶された前記図形データに基づいて、解
    析すべき画像領域の外延を指定するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載の画像解析装
    置。
  5. 【請求項5】 前記メモリ手段が、画像データ記憶手段
    に記憶された画像データを、二次元的に展開して、一時
    的に記憶する一時メモリ手段と、該一時メモリ手段に記
    憶された画像データの一部が選択されて、拡大もしくは
    縮小され、または、拡大、縮小されることなく、二次元
    的に展開されて、一時的に記憶される選択画像データメ
    モリ手段と、該選択画像データメモリ手段に記憶された
    画像データが、前記図形データ記憶手段に記憶された図
    形データと合成されて、二次元的に展開され、一時的に
    記憶される合成データメモリ手段と、該合成データメモ
    リ手段に記憶された画像データおよび図形データの一部
    が、二次元的に展開され、一時的に記憶されるウインド
    メモリと手段を有し、さらに、前記一時メモリ手段に一
    時的に記憶された画像データの一部を選択する画像デー
    タ選択手段と、該画像データ選択手段によって選択され
    た画像データを、拡大または縮小して、前記選択画像デ
    ータメモリ手段に、二次元的に展開して、一時的に記憶
    する画像データ拡大/縮小手段と、該選択画像データメ
    モリ手段に記憶された画像データに、前記図形データ記
    憶手段に記憶された図形データを合成して、前記合成デ
    ータメモリ手段に、二次元的に展開して、一時的に記憶
    するデータ合成手段と、前記合成データメモリ手段に記
    憶された画像データおよび図形データの一部の領域を、
    前記ウインドメモリ手段に、二次元的に展開して、一時
    的に記憶するデータ領域選択手段とを備え、前記画像領
    域特定手段が、前記表示手段に表示された画像のうち、
    前記画像濃度下限値設定手段によって設定された画像濃
    度の下限値以上で、かつ、前記画像濃度上限値設定手段
    により設定された画像濃度の上限値以下の濃度の画像領
    域が、特定されるように、前記ウインドメモリ手段に記
    憶された画像データをデータ処理可能に構成されたこと
    を特徴とする請求項4に記載の画像解析装置。
  6. 【請求項6】 前記画像データが、蓄積性蛍光体シート
    を用いて生成されたものであることを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれか1項に記載のオートラジオグラフ
    ィ画像解析装置。
  7. 【請求項7】 前記画像データが、オートラジオグラフ
    ィ画像データ、放射線回折画像データ、電子顕微鏡画像
    データおよび化学発光画像データよりなる群から選ばれ
    る画像データによって構成されたことを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれか1項に記載の画像解析装置。
  8. 【請求項8】 前記オートラジオグラフィ画像データ、
    前記放射線回折画像データまたは前記電子顕微鏡画像デ
    ータが、試料から発せられる放射線または電子線を、輝
    尽性蛍光体に蓄積、吸収させ、しかる後に、前記輝尽性
    蛍光体に、電磁波を照射して、該輝尽性蛍光体から発せ
    られた光を光電変換することにより生成されたことを特
    徴とする請求項7に記載の画像解析装置。
  9. 【請求項9】 化学発光画像データが、試料から発せら
    れる可視光を、輝尽性蛍光体に蓄積、吸収させ、しかる
    後に、前記輝尽性蛍光体に、電磁波を照射して、該輝尽
    性蛍光体から発せられた光を光電変換することにより生
    成されたことを特徴とする請求項7に記載の画像解析装
    置。
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