JPH0836703A - 磁気消去装置 - Google Patents

磁気消去装置

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Publication number
JPH0836703A
JPH0836703A JP19359194A JP19359194A JPH0836703A JP H0836703 A JPH0836703 A JP H0836703A JP 19359194 A JP19359194 A JP 19359194A JP 19359194 A JP19359194 A JP 19359194A JP H0836703 A JPH0836703 A JP H0836703A
Authority
JP
Japan
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erasing
head
recording
signal
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP19359194A
Other languages
English (en)
Inventor
Morikazu Kamikura
守一 神蔵
Yasuyuki Yamada
康之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP19359194A priority Critical patent/JPH0836703A/ja
Publication of JPH0836703A publication Critical patent/JPH0836703A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープ等の記録媒体の高速消去を行うに
好適な磁気消去装置を提供するものである。 【構成】 磁気記録媒体T上に形成された複数の記録ト
ラックに記録された信号を夫々消去する複数の消去ヘッ
ドを備えた磁気消去装置であって、複数の記録トラック
の内、少なくとも1つの記録トラックを直流電流により
消去する直流消去ヘッド(12)と、複数の記録トラックの
内、少なくとも1つの記録トラックを交流電流により消
去する交流消去ヘッド(13)とを有し、直流消去ヘッド(1
2)及び交流消去ヘッド(13)を用いて複数の記録トラック
に記録された信号を消去する際、通常で信号を消去する
ときよりも磁気記録媒体Tを高速に走行させて全記録ト
ラックを同時に消去することを特徴とする磁気消去装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ等の記録媒
体の高速消去を行うに好適な磁気消去装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般的に、いわゆる家庭用VTRは、映
像信号および音声信号とを磁気テープ等の磁気記録媒体
に記録する際に、全幅消去ヘッドによって磁気テープ上
に形成されたリニア音声トラック、ビデオトラック、コ
ントロールトラックを消去して、回転ヘッドに搭載され
た記録再生ヘッドにより、磁気テープ等の磁気記録媒体
の所定のビデオトラックの深層にHiFi音声信号を記
録して映像信号をこのHiFi音声信号に重畳して記録
し、固定音声ヘッドによりリニア音声トラックにノーマ
ル音声を記録していくものである。
【0003】このような家庭用VTRの普及によりユー
ザは手軽にビデオカセットに収納された磁気テープ等の
磁気記録媒体に映像及び音声信号を記録することができ
る半面、一度記録されたテープカセットの数が増えてし
まい、効率的なテープカセットの利用が求められてい
る。
【0004】そこで、上記した効率的なテープカセット
の利用法として、記録内容が不要になった記録済みテー
プカセットの磁気テープ上に記録された信号を全て高速
(短時間)で消去(初期化)することで、テープカセッ
トを始めて使用するときに近い状態でこれを再利用する
ことができる磁気消去装置の出現が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、磁気テープ上に
記録された信号の消去を行うとき、交流信号発生器から
消去ヘッドに供給される交流信号によって消去を行う交
流消去、定電流回路から消去ヘッドに供給される直流信
号によって消去を行う直流消去等があり、走行速度(消
去速度)に対して十分に高い周波数の消去信号を用いれ
ば、この磁気テープの信号消去には交流消去が最も望ま
しい。
【0006】しかし、磁気テープ等の磁気記録媒体の高
速消去を行う際、上記した交流消去においては、磁気テ
ープの走行速度が早いため、消去信号の周波数増大に伴
う消去ヘッドの発熱により消去信号の周波数を高くする
には限界があるので、高速で走行する磁気テープに対し
て十分な記録減磁が得られずに消去信号が磁気テープ上
に記録されてしまう。よって、後に通常再生を行ったと
き周波数が高い消去信号が音声ヘッドによって低い周波
数の音声信号として再生され、これがノイズとなって再
生されるという欠点があった。
【0007】また、上記した直流消去においては、磁気
テープの走行速度に関係なく高速消去を行うことができ
るが、磁気テープの磁性層を一方向に磁化してしまうた
め、この消去後に映像信号及びHiFi音声信号の記録
を行うと通常記録時に映像信号及びHiFi音声信号の
全治消去を行う全幅消去ヘッドと磁気ヘッドとの間で偶
数次高調波歪を発生し、映像信号に悪影響を与えるとい
う欠点があった(但し、このときリニア音声トラックに
も偶数次高調波歪が発生するが、通常記録時にはリニア
音声録音/再生ヘッドの直前に設けられたリニア音声ト
ラック専用の交流消去ヘッドが前置消去を行うため、実
用上影響はない。一方、上記した直流消去を行う消去ヘ
ッドがこのリニア音声トラック専用の交流消去ヘッドか
ら離れた位置に設けられると、この消去ヘッドと交流消
去ヘッドとの間のリニア音声トラックに偶数次高調波歪
が発生する)。
【0008】そこで、直流消去信号の映像信号及びHi
Fi音声信号への影響を考慮して、磁気記録媒体を交流
信号によって消去し、更にこの交流消去信号のリニア音
声トラックへの影響を考慮して、磁気記録媒体のリニア
音声トラックを直流信号によって消去することにより、
この後記録される映像信号、HiFi音声信号及びリニ
ア音声への通常再生時の影響を改善し、従来より高速消
去を行う磁気消去装置の出現が望まれていた。
【0009】これに対して、磁気テープの走行方向に沿
って直流消去ヘッド、交流消去ヘッド、録音ヘッドの順
序で配列したテープレコーダの消去方式(特開昭58−
200408号公報)、全幅消去ヘッド及び音声消去ヘ
ッドを共に直流消去ヘッドとし、更にこれらを切換える
切換接点を有する映像信号記録再生装置の消去装置(実
開昭57−94610号公報)、フルイレースヘッド
(全幅消去ヘッド)に直流消去ヘッドを用いる磁気録画
装置(実開昭58−105012号公報)等が提案され
ていたが、上記したような磁気消去装置について何等開
示されていなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を解決するため、以下(1)〜(3)の構成を有
する磁気記録媒体を提供するものである。 (1) 磁気記録媒体上に形成された複数の記録トラッ
クに記録された信号を夫々消去する複数の消去ヘッドを
備えた磁気消去装置であって、前記複数の記録トラック
の内、少なくとも1つの記録トラックを直流電流により
消去する直流消去ヘッドと、前記複数の記録トラックの
内、少なくとも1つの記録トラックを交流電流により消
去する交流消去ヘッドとを有し、前記直流消去ヘッド及
び交流消去ヘッドを用いて前記複数の記録トラックに記
録された信号を消去する際、通常で信号を消去するとき
よりも前記磁気記録媒体を高速に走行させて前記複数の
記録トラックを同時に夫々消去することを特徴とする磁
気消去装置。 (2) 磁気記録媒体上に形成された複数の記録トラッ
クに記録された信号を夫々消去する複数の消去ヘッドを
備えた磁気消去装置であって、前記複数の記録トラック
の内、少なくともリニア音声トラックを直流電流により
消去する直流消去ヘッドと、前記複数の記録トラックの
内、少なくとも映像トラック及び制御信号トラックを交
流電流により消去する交流消去ヘッドとを有し、前記直
流消去ヘッド及び交流消去ヘッドを用いて前記複数の記
録トラックに記録された信号を消去する際、通常で信号
を消去するときよりも前記磁気記録媒体を高速に走行さ
せて前記複数の記録トラックを同時に夫々消去すること
を特徴とする磁気消去装置。 (3) 磁気記録媒体上に形成された複数の記録トラッ
クに記録された信号を夫々消去する複数の消去ヘッドと
を備えた磁気消去装置であって、前記複数の記録トラッ
クの内、リニア音声トラックを直流電流により消去する
直流消去ヘッドと、前記複数の記録トラックの内、映像
トラック及び制御信号トラックを交流電流により消去す
る交流消去ヘッドとを有し、前記直流消去ヘッド及び交
流消去ヘッドを用いて前記複数の記録トラックに記録さ
れた信号を、通常で信号を消去するときよりも前記磁気
記録媒体を高速に走行させて前記複数の記録トラックを
同時に夫々消去する際、前記磁気記録媒体の走行方向に
対し、前記複数の記録トラックに信号を記録する記録ヘ
ッドに先立って、前記直流消去ヘッド及び交流消去ヘッ
ドを設けたことを特徴とする磁気消去装置。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係る磁気消去装置の磁気テー
プ走行系概略構成図、図2は本発明の要部である消去ヘ
ッドの第1実施例を説明するための図、図3は本発明の
要部である消去ヘッドを説明するための回路図、図4は
本発明に係る磁気消去装置の第2実施例を説明するため
の磁気テープ走行系概略構成図である。また、前述した
ものと同一の構成部分には同一符号を記し、その説明を
省略する。
【0012】以下図1〜4に沿って、先ず本発明に係る
磁気消去装置の第1実施例を、次に本発明に係る磁気消
去装置の第2実施例を説明する。
【0013】(第1実施例)本磁気消去装置は、図1に
示すように、図示しないテープカセットに格納されてい
る磁気記録媒体(以下磁気テープTとする)を巻取側へ
送り出す供給側SPリール1から送り出された磁気テー
プTの走行を案内するガイドポール3a、このガイドポ
ール3aを介して送り出された磁気テープTの全幅消去
を行う全幅消去ヘッド2、全幅消去した磁気テープTに
映像、HiFi音声信号を記録する磁気ヘッド8a,8
b,8c,8dが搭載された回転ドラム4の周面に18
0°の範囲に亘り巻き付けるガイドポール3b,3c、
この磁気テープT上のリニア音声トラックの前置消去を
行うリニア音声消去ヘッド12と、後述するビデオ/コ
ントロールトラック消去ヘッド13と、リニア音声トラ
ックに音声信号を記録再生するリニア音声録音/再生ヘ
ッド14と、コントロールトラックにコントロール信号
を記録再生するコントロール信号記録/再生ヘッド15
とが一体に構成されている消去ヘッド11、この磁気テ
ープTを挟み所定の走行速度でこの磁気テープTを走行
させるピンチローラ5及びキャプスタン6とから構成さ
れる。こうして、ピンチローラ5及びキャプスタン6を
経た磁気テープTは上記したテープカセットの巻取側T
Uリール7によって巻き取られる。
【0014】ここで、上記した全幅消去ヘッド2は、例
えば、通常、磁気テープTに入力映像及び音声信号を記
録(通常記録時)するときにこの磁気テープTの前置消
去を行うためのものであり、磁気ヘッド8a〜8dはこ
の前置消去が行われた磁気テープTに映像、HiFi音
声信号を記録するものである。そしてこの磁気ヘッド8
a〜8dは信号再生時には磁気テープT上に記録された
映像、HiFi音声信号を再生するものである。また、
上記した消去ヘッド11において、リニア音声消去ヘッ
ド12は後述する高速消去時と通常記録時とで切換わる
消去信号によってリニア音声トラックの消去を行い、リ
ニア音声録音/再生ヘッド14は通常記録時にリニア音
声消去ヘッド12が前置消去したリニア音声トラックに
ノーマル音声信号を記録し、通常再生時にはこれを再生
するものである。更に、コントロール信号記録/再生ヘ
ッド15は通常記録時にコントロールトラックにコント
ロール信号を記録し、通常再生時にはこれを再生するも
のである。そして、ビデオ/コントロールトラック消去
ヘッド13は、本発明に係る高速消去時によってビデオ
/コントロールトラックの交流消去を行うものである。
【0015】さて、以下本発明に係る磁気消去装置の高
速消去動作について説明するに、便宜上高速消去を行う
記録済みテープカセットは供給側SPリール1に磁気テ
ープTが巻かれており、この状態でこれを早送り(F
F)方向に高速消去を行うものとする。
【0016】上記した供給側SPリール1から送り出さ
れた磁気テープTは、ガイドポール3cを介して、図2
に示すように、上記した消去ヘッド11によって磁気消
去が行われ、ピンチローラ5及びキャプスタン6に供給
される。このとき消去ヘッド11のリニア音声消去ヘッ
ド12は直流消去ヘッドとして機能してリニア音声トラ
ックを直流消去し、ビデオ/コントロールトラック消去
ヘッド13は交流消去ヘッドとしてビデオ/コントロー
ルトラックを交流消去する。但し、図2において、消去
ヘッド11を構成する各ヘッドを説明するためこれらヘ
ッドを磁気テープTと接触するのと反対の面に図示した
が、実際はこれらヘッドが磁気テープTと接触するのは
勿論である。
【0017】本磁気消去装置の消去動作を行うとき、ビ
デオ/コントロールトラック消去ヘッド13には、図3
(A)に示すように、交流発振回路22からの交流信号
が供給され、ビデオトラック及びコントロール信号トラ
ックを交流消去する。ここで、消去信号の発振周波数を
高く設定すると、消去ヘッドに加わる電圧振幅が高くな
ると共に消去ヘッドの材料自体が発熱するため、この発
振周波数を高く設定するには限界があり、その限界に伴
って磁気テープの走行速度を設定する必要がある。
【0018】そこで、少なくとも通常再生時、FM変調
記録される映像信号の低域変換搬送色信号の帯域である
629kHz±500kHzを含まないような周波数
(例えば、1.3MHz)で消去信号が記録されるよう
に磁気テープの走行速度を設定する。因みにこの消去信
号に対して、FM変調記録される映像信号の輝度信号の
帯域は低域変換搬送色信号に比べ十分に高いので問題が
ない。また、FM変調記録されるHiFi音声の周波数
帯域は1.15〜1.85MHzであるが、磁気ヘッド
のアジマス損失のため影響はない。
【0019】こうして、例えば、発振周波数200kH
zの交流信号を消去信号として、磁気テープTをVTR
(例えば、VHS(商標)型VTR)の通常走行速度
(標準モード)の24倍で走行させることにより、磁気
テープT上に約1.3MHzの信号を新しく記録するこ
とになり、この信号は磁気テープTの通常再生時に再生
されたとしても映像信号に悪影響を与えないのであたか
も信号が消去されたような効果を得る。
【0020】また、上記した走行速度によってこの消去
動作を行うことにより、例えば、VHS(商標)型テー
プカセットで2時間記録再生可能なものを約5分で消去
することが可能となる。
【0021】しかしここで、上記した200kHzの交
流信号を上記した通常走行速度の24倍にて磁気テープ
に記録すると映像信号は消去される半面、この磁気テー
プの通常再生時にはリニア音声録音/再生ヘッド14に
よって可聴域の信号成分(例えば、周波数約8.3kH
z)がノイズとして再生されてしまうので、リニア音声
消去ヘッド12には、図3(B)に示すように、高速消
去時は直流電流回路24からの直流信号を供給し、上記
した可聴域の信号成分を消去する直流消去を行う。
【0022】また、通常記録時(音声信号を記録する
時)は前置消去信号発振回路23からの交流消去信号を
供給する必要から前置消去信号発振回路23内に交流消
去時の直流電流が流れないようコンデンサC1 を設け
る。即ち、高速消去時は、直流電流回路24からの直流
信号がリニア音声消去ヘッド12に供給され、リニア音
声トラックの消去を行う。このとき上述したように、リ
ニア音声トラックは直流信号によって一方向に磁化され
るため高調波歪が発生するが、通常記録時は、前置消去
発振回路23からの交流消去信号がリニア音声ヘッド1
2に供給され、リニア音声トラックを交流消去すること
により音声信号の記録を行うことができるので、実用上
(例えば、高速消去したテープカセットに映像/音声を
記録する)高調波歪の影響は無くなる。
【0023】こうして、記録内容が不要になった記録済
みテープカセットの高速(例えば、VHS(商標)型V
TRの標準モードの24倍で磁気テープを走行させる)
消去を行うことが可能となり、ノイズや高調波歪の影響
なく、初めて使用するときに近い状態にしてテープカセ
ットを再利用することができる。
【0024】尚、通常テープカセットにおいて、磁気テ
ープは磁性層が構成されないリーダーテープ部を介して
供給側SPリール1及び巻取側TUリール7に巻き取ら
れるため、磁気テープTが十分に供給側SPリール1に
巻かれた状態では磁気テープTはリーダーテープ部を介
してこの消去ヘッド11によって高速消去されるので、
磁気テープTの記録始めの消し残りが解消できる。
【0025】尚、上記した高速消去は、供給側SPリー
ル1に磁気テープTが巻かれた記録済みテープカセット
を早送り(FF)方向に高速消去を行うことについて述
べたが、巻取側TUリール7に磁気テープTが巻かれた
記録済みテープカセットを巻き戻し(REW)方向に高
速消去を行っても良いことは勿論である。
【0026】(第2実施例)上述の第1実施例において
用いた消去ヘッド11は、上記したようにリニア音声ト
ラックの前置消去を行うリニア音声消去ヘッド12と、
ビデオ/コントロールトラック消去ヘッド13と、リニ
ア音声トラックに音声信号を記録再生するリニア音声録
音/再生ヘッド14と、コントロールトラックにコント
ロール信号を記録再生するコントロール信号記録/再生
ヘッド15とを一体に構成するため、例えば、リニア音
声消去ヘッド12とビデオ/コントロールトラック消去
ヘッド13とを高い精度で一体に形成する必要がある。
このような新規の消去ヘッドを開発することは、例え
ば、普及型VTRの製造上コスト高になるという問題が
ある。
【0027】そこで、上記した磁気テープ走行系におい
て用いられている全幅消去ヘッド2を上記した高速交流
消去用ヘッドに置き換え、消去ヘッド11を周知のVT
Rのオーディオ/コントロールヘッドに置き換え、しか
もこのオーディオ/コントロールヘッドのリニア音声消
去ヘッドを上記したリニア音声消去ヘッド12に置き換
えることによって、簡易な構成により上記した高速消去
を行う磁気消去装置を提供することができる。
【0028】本第2実施例において、図4に示すよう
に、図1に示めした全幅消去ヘッド2に図3(A)に示
すように交流発振回路22からの交流信号を供給するこ
とによってこれを全幅交流消去ヘッド31とし、上記し
た消去ヘッド11をオーディオ/コントロールヘッド3
2に置き換える。このオーディオ/コントロールヘッド
32は、周知のVTRのオーディオ/コントロールヘッ
ドのリニア音声消去ヘッドに図3(B)に示すように前
置消去信号発振回路23及び直流電流回路24からの消
去信号を夫々供給することによってこれをリニア音声消
去ヘッド12と同様に、高速消去時には直流消去を行
い、通常消去時には前置交流消去を行うようにしたもの
である。
【0029】このとき上記した全幅交流消去ヘッド31
は、FF方向の高速消去時に動作させることにより、供
給側SPリール1に巻き付けられた磁気テープTの記録
始めから上述したFF方向の高速消去を行うことが可能
となる。一方、この全幅交流消去ヘッド31と同様な構
成を持つ交流消去用ヘッドを全幅交流消去ヘッド33と
して上記したピンチローラ5及びキャプスタン6と巻取
側TUリール7との間に設けることにより、上述したR
EW方向の高速消去を行うことが可能となる。ここで、
上記した全幅交流消去ヘッド31について、FF方向の
高速消去時に上記した交流消去信号を供給するだけで、
供給側SPリール1に巻き付けられた磁気テープTの全
幅を信号(映像、HiFi音声信号及びノーマル音声信
号)の記録始めから交流消去することができる。また、
上記した全幅交流消去ヘッド33について、REW方向
の高速消去時に上記した交流消去信号を供給するだけ
で、供給側TUリール7に巻き付けられた磁気テープT
の全幅を信号の記録終りから交流消去することができ
る。そしてFF方向、REW方向に夫々高速交流消去さ
れた磁気テープTは、上記したオーディオ/コントロー
ルヘッド32においてリニア音声トラックの直流消去が
行われ、高速交流消去によって生じる可聴域の信号成分
が消去される。
【0030】こうして、本磁気消去装置において、特殊
な消去ヘッド11を用いなくともFF方向用に全幅交流
消去ヘッド31及びREW方向用に全幅交流消去ヘッド
33を用いて上記したオーディオ/コントロールヘッド
32のリニア音声消去ヘッド12によって、簡易にFF
方向及びREW方向の高速消去を行うことができるた
め、上記した高速消去後に新しく映像/音声信号を記録
するときでも記録始めに消し残りの信号による映像信号
のクロスビート、HiFi音声信号のスイッチングノイ
ズ等を除去することが可能となる。
【0031】尚、上記した全幅交流消去ヘッド31,3
3は、夫々磁気テープT上の信号の記録始めと、記録終
わりとを確実に消去するため、夫々の方向に対して常に
回転ドラム4に先行して磁気テープTの消去を行うこと
ができる位置であれば、上述したような位置に限定され
ないことは勿論である。
【0032】尚、上述した高速消去は、交流消去が行わ
れたリニア音声トラックに可聴域の信号成分が生じると
いう不都合を解消するため、リニア音声トラックの交流
消去後に直流消去を行うよう上記した各種消去ヘッドを
配置すれば、上述したような位置に限定されないことは
勿論である。
【0033】尚、リニア音声トラックは、通常記録時に
前置消去が行われてからすぐにノーマル音声信号が記録
されるので上記した偶数次高調波歪の影響をほとんど受
けないため、必ずしも上述したように交流消去を行った
後に直流消去を行う必要がないので、高速消去時にリニ
ア音声トラックを直流消去する高速直流消去ヘッドと、
ビデオ/コントロールトラックを交流消去する高速交流
消去ヘッドとを個別に設けても良いことは勿論である。
【0034】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の本発明
の構成によれば、磁気記録媒体を消去する際、複数の記
録トラックに記録された信号を交流消去することによっ
てこの磁気記録媒体を高速で消去することができると共
に、交流消去された記録トラックから再生されるノイズ
成分を直流消去によって完全に除去することが可能とな
るので、磁気記録媒体の初期化が可能となり、記録内容
が不要となった磁気記録媒体の有効利用ができるという
効果がある。
【0035】また、請求項2記載の本発明の構成によれ
ば、上記した効果に加え、交流消去によって高速消去を
行った複数の記録トラックの内、リニア音声トラックを
直流消去によって高速消去することにより、交流消去後
にこのリニア音声トラックから再生されるノイズ成分を
完全に除去することができるので、高速消去を行った磁
気記録媒体に再び信号を記録し、これを再生しても映像
信号及びリニア音声信号に悪影響がないという効果があ
る。
【0036】更に、請求項3記載の本発明の構成によれ
ば、上記した効果に加え、磁気記録媒体上に形成された
複数の記録トラックに信号を記録する記録ヘッドに先立
って直流消去ヘッド及び交流消去ヘッドを設けたことに
より、高速消去を行った磁気記録媒体上の信号の消し残
りを除去することができるので、再び信号を記録し、こ
れを再生してもこの消し残りによる映像信号のクロスビ
ート、音声信号のスイッチングノイズ等を除去した良好
な映像信号及び音声信号を記録することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気消去装置の磁気テープ走行系
概略構成図である。
【図2】本発明の要部である消去ヘッドの第1実施例を
説明するための図である。
【図3】本発明の要部である消去ヘッドを説明するため
の回路図である。
【図4】本発明に係る磁気消去装置の第2実施例を説明
するための磁気テープ走行系概略構成図である。
【符号の説明】
12 直流消去ヘッド 13 交流消去ヘッド 8a,8b,8c,8d 磁気ヘッド T 磁気記録媒体(磁気テープ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体上に形成された複数の記録ト
    ラックに記録された信号を夫々消去する複数の消去ヘッ
    ドを備えた磁気消去装置であって、 前記複数の記録トラックの内、少なくとも1つの記録ト
    ラックを直流電流により消去する直流消去ヘッドと、 前記複数の記録トラックの内、少なくとも1つの記録ト
    ラックを交流電流により消去する交流消去ヘッドとを有
    し、 前記直流消去ヘッド及び交流消去ヘッドを用いて前記複
    数の記録トラックに記録された信号を消去する際、通常
    で信号を消去するときよりも前記磁気記録媒体を高速に
    走行させて前記複数の記録トラックを同時に夫々消去す
    ることを特徴とする磁気消去装置。
  2. 【請求項2】磁気記録媒体上に形成された複数の記録ト
    ラックに記録された信号を夫々消去する複数の消去ヘッ
    ドを備えた磁気消去装置であって、 前記複数の記録トラックの内、少なくともリニア音声ト
    ラックを直流電流により消去する直流消去ヘッドと、 前記複数の記録トラックの内、少なくとも映像トラック
    及び制御信号トラックを交流電流により消去する交流消
    去ヘッドとを有し、 前記直流消去ヘッド及び交流消去ヘッドを用いて前記複
    数の記録トラックに記録された信号を消去する際、通常
    で信号を消去するときよりも前記磁気記録媒体を高速に
    走行させて前記複数の記録トラックを同時に夫々消去す
    ることを特徴とする磁気消去装置。
  3. 【請求項3】磁気記録媒体上に形成された複数の記録ト
    ラックに記録された信号を夫々消去する複数の消去ヘッ
    ドとを備えた磁気消去装置であって、 前記複数の記録トラックの内、リニア音声トラックを直
    流電流により消去する直流消去ヘッドと、 前記複数の記録トラックの内、映像トラック及び制御信
    号トラックを交流電流により消去する交流消去ヘッドと
    を有し、 前記直流消去ヘッド及び交流消去ヘッドを用いて前記複
    数の記録トラックに記録された信号を、通常で信号を消
    去するときよりも前記磁気記録媒体を高速に走行させて
    前記複数の記録トラックを同時に夫々消去する際、前記
    磁気記録媒体の走行方向に対し、前記複数の記録トラッ
    クに信号を記録する記録ヘッドに先立って、前記直流消
    去ヘッド及び交流消去ヘッドを設けたことを特徴とする
    磁気消去装置。
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