JPH083725Y2 - アクスルケースのスプリングシート構造 - Google Patents
アクスルケースのスプリングシート構造Info
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- JPH083725Y2 JPH083725Y2 JP1989150049U JP15004989U JPH083725Y2 JP H083725 Y2 JPH083725 Y2 JP H083725Y2 JP 1989150049 U JP1989150049 U JP 1989150049U JP 15004989 U JP15004989 U JP 15004989U JP H083725 Y2 JPH083725 Y2 JP H083725Y2
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- welded
- bolt
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両のアクスルケースに固設され、リーフ
スプリングを支持するアクスルケースのスプリングシー
ト構造に関する。
スプリングを支持するアクスルケースのスプリングシー
ト構造に関する。
[従来の技術] 第9図に示すように、車輪19を両側端に連結するアク
スルケース11aの上下にはアッパスプリングシート2aと
ロアスプリングシート1aが固設され、リーフスプリング
17を介して車両重量21を支持する。第10図にも示すよう
にリーフスプリング17はアッパスプリングシート2aのフ
ラットの着座面にその中央部を当接し、車両重量21側の
フレーム20に固定されるブラケット22によりその両端を
支持される。また、ロアスプリングシート1aにはリーフ
スプリング17を緊締するUボルト16の自由端部が貫通す
る挿通孔と、Uボルト16を固定するナット18が当接する
フラットのナット座面7aとが形成される。
スルケース11aの上下にはアッパスプリングシート2aと
ロアスプリングシート1aが固設され、リーフスプリング
17を介して車両重量21を支持する。第10図にも示すよう
にリーフスプリング17はアッパスプリングシート2aのフ
ラットの着座面にその中央部を当接し、車両重量21側の
フレーム20に固定されるブラケット22によりその両端を
支持される。また、ロアスプリングシート1aにはリーフ
スプリング17を緊締するUボルト16の自由端部が貫通す
る挿通孔と、Uボルト16を固定するナット18が当接する
フラットのナット座面7aとが形成される。
以上のように、ロアおよびアッパスプリングシート1
a,2aは、アクスルケース11aに一体的に溶接固定され
る。そして、リーフスプリング17を安定支持すると共に
車両重量21の荷重に十分耐え得る強度を有し、かつUボ
ルト16の締結力に耐え得る剛性を有することが必要とさ
れる。
a,2aは、アクスルケース11aに一体的に溶接固定され
る。そして、リーフスプリング17を安定支持すると共に
車両重量21の荷重に十分耐え得る強度を有し、かつUボ
ルト16の締結力に耐え得る剛性を有することが必要とさ
れる。
第11図乃至第13図に従来のスプリングシート構造を示
す。なお、アクスルケースの横断面は第10図のように中
空円筒状のものや、第13図に示すような中空四角筒状の
もの等の各種形状のものが採用されている。
す。なお、アクスルケースの横断面は第10図のように中
空円筒状のものや、第13図に示すような中空四角筒状の
もの等の各種形状のものが採用されている。
第11図はロアスプリングシート1bを示すもので、Uボ
ルト16の挿通する挿通孔5aを四隅に貫通形成した底板23
と、挿通孔5aを囲むように折り曲げ成形されアクスルケ
ース11aに嵌め込み溶接可能な形状に形成された補強部
材24等とから構成される。すなわち、ロアスプリングシ
ート1bは補強部材24をプレス成形した後、それを底板23
に溶接固定して製作されるものである。第12図はアッパ
スプリングシート2bを示すもので、一枚板を折り曲げ成
形し、アクスルケース11aに嵌め込み溶接するものから
なる。
ルト16の挿通する挿通孔5aを四隅に貫通形成した底板23
と、挿通孔5aを囲むように折り曲げ成形されアクスルケ
ース11aに嵌め込み溶接可能な形状に形成された補強部
材24等とから構成される。すなわち、ロアスプリングシ
ート1bは補強部材24をプレス成形した後、それを底板23
に溶接固定して製作されるものである。第12図はアッパ
スプリングシート2bを示すもので、一枚板を折り曲げ成
形し、アクスルケース11aに嵌め込み溶接するものから
なる。
第13図は他の従来技術を示すもので、アッパスプリン
グシート2cは図示のようにアクスルケース11に嵌め込み
溶接される折り曲げ部材25に補強板26を溶着したものか
ら形成され、ロアスプリングシート1cは同じくアクスル
ケース11に嵌め込み溶接される折り曲げ部材27に補強板
28を溶着したものから構成される。
グシート2cは図示のようにアクスルケース11に嵌め込み
溶接される折り曲げ部材25に補強板26を溶着したものか
ら形成され、ロアスプリングシート1cは同じくアクスル
ケース11に嵌め込み溶接される折り曲げ部材27に補強板
28を溶着したものから構成される。
実開昭61−163705号公報はスプリングシートの公知技
術の一例を示すものである。本号公報によるスプリング
シートは、リーフスプリングが着座するフラットのスプ
リングシートと、Uボルト締結用のナットが当接するフ
ラットのスプリングシートを上下に配設し、その間をス
プリングシートサポートプレートで連結し、上下のスプ
リングシートと両側のスプリングシートサポートプレー
トとで囲まれた空隙内にアクスルケース11を挿通し、ア
クスルケースとの当接部を溶接して固着したものから構
成される。スプリングシートサポートプレートは補強部
材として機能すべく折り曲げ成形され、前記したように
その上下を前記スプリングシートに溶接固定すると共
に、その中間部に打ち抜き形成された溶接孔をアクスル
ケースに溶接して固定するように形成される。
術の一例を示すものである。本号公報によるスプリング
シートは、リーフスプリングが着座するフラットのスプ
リングシートと、Uボルト締結用のナットが当接するフ
ラットのスプリングシートを上下に配設し、その間をス
プリングシートサポートプレートで連結し、上下のスプ
リングシートと両側のスプリングシートサポートプレー
トとで囲まれた空隙内にアクスルケース11を挿通し、ア
クスルケースとの当接部を溶接して固着したものから構
成される。スプリングシートサポートプレートは補強部
材として機能すべく折り曲げ成形され、前記したように
その上下を前記スプリングシートに溶接固定すると共
に、その中間部に打ち抜き形成された溶接孔をアクスル
ケースに溶接して固定するように形成される。
[考案が解決しようとする課題] 第11図,第13図に示すロアスプリングシート1b,1cお
よび実開昭61−163705号公報に開示する従来技術では、
前記したようにスプリングシートは少なくとも2部品を
互いに溶接結合し合ったものから形成される。すなわ
ち、構成部品点数が多い。また、それらの部品はプレス
等により打ち抜きおよび折り曲げ成形されて製作される
ため、それぞれの打ち抜き型や折り曲げ型を必要とす
る。そのため構成部品が多ければ当然多くの型を必要と
し設備コストが多額のものとなる問題点が生ずる。ま
た、スプリングシートは前記したようにリーフスプリン
グおよびUボルトの着座するフラットの面を形成する必
要があると共に、アクスルケースに溶着固定される際に
生ずる溶接残留応力を極力低減する必要があるため比較
的高精度形状に形成する必要がある。しかしながら、構
成部品が多い場合にはその接合部に溶接歪が生じると共
に、溶接残留応力が生じ、形状が変形する場合が発生す
る。従って、溶接後に歪み取り工程や応力除去工程が必
要となり、更に、形状寸法および接合部の溶接品質を検
査する工程が必要となる。従って、製作コストが大とな
る問題点が生ずる。更に、第8図に示すように、アクス
ルケース11はその下面側に引張り応力が作用するため、
下面側に溶接箇所があるとその部分に引張り力が作用
し、応力集中が生じ溶接剥離が発生する恐れが生ずる。
前記した従来技術のスプリングシートはすべてアクスル
ケースの下面に溶接結合される形式のものからなり、そ
の溶接部に引張り応力が集中する問題点を有する。
よび実開昭61−163705号公報に開示する従来技術では、
前記したようにスプリングシートは少なくとも2部品を
互いに溶接結合し合ったものから形成される。すなわ
ち、構成部品点数が多い。また、それらの部品はプレス
等により打ち抜きおよび折り曲げ成形されて製作される
ため、それぞれの打ち抜き型や折り曲げ型を必要とす
る。そのため構成部品が多ければ当然多くの型を必要と
し設備コストが多額のものとなる問題点が生ずる。ま
た、スプリングシートは前記したようにリーフスプリン
グおよびUボルトの着座するフラットの面を形成する必
要があると共に、アクスルケースに溶着固定される際に
生ずる溶接残留応力を極力低減する必要があるため比較
的高精度形状に形成する必要がある。しかしながら、構
成部品が多い場合にはその接合部に溶接歪が生じると共
に、溶接残留応力が生じ、形状が変形する場合が発生す
る。従って、溶接後に歪み取り工程や応力除去工程が必
要となり、更に、形状寸法および接合部の溶接品質を検
査する工程が必要となる。従って、製作コストが大とな
る問題点が生ずる。更に、第8図に示すように、アクス
ルケース11はその下面側に引張り応力が作用するため、
下面側に溶接箇所があるとその部分に引張り力が作用
し、応力集中が生じ溶接剥離が発生する恐れが生ずる。
前記した従来技術のスプリングシートはすべてアクスル
ケースの下面に溶接結合される形式のものからなり、そ
の溶接部に引張り応力が集中する問題点を有する。
本考案は、以上の問題点を解決するもので、構成部品
点数を低減すると共に、必要にして十分の剛性を有し、
溶接長も短く、かつ溶接部の応力集中が発生せず、Uボ
ルトの組み付け保持を容易に、かつ確実にするようにし
たアクスルケースのスプリングシート構造を提供するこ
とを目的とする。
点数を低減すると共に、必要にして十分の剛性を有し、
溶接長も短く、かつ溶接部の応力集中が発生せず、Uボ
ルトの組み付け保持を容易に、かつ確実にするようにし
たアクスルケースのスプリングシート構造を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、以上の目的を達成するために、一枚板を折
り曲げて形成され、アクスルケースの上下に嵌合溶着さ
れるアッパスプリングシートとロアスプリングシートと
を備え、前記アッパスプリングシート上に搭載されるリ
ーフスプリングに係合するUボルトを前記ロアスプリン
グシート側で締結してなるアクスルケースのスプリング
シート構造であって、前記アッパスプリングシートは、
アクスルケース軸方向の巾寸法bの着座面と、該着座面
の両端より垂下する折り曲げ部とを備え、該折り曲げ部
にはアクスルケースの上方側に嵌まり込んで溶着される
嵌合部が形成されており、前記ロアスプリングシート
は、巾寸法aだけ離れて相対向して配置される折り曲げ
部と、該折り曲げ部の下端より内側に連設され前記Uボ
ルトの貫通する挿通孔を有するナット座面と、該ナット
座面間に屈曲形成される補強用曲げ部とを備え、該補強
用曲げ部と前記ロアスプリングシートの折り曲げ部には
アクスルケースの下方側に嵌まり込む嵌合部が形成さ
れ、該嵌合部はアクスルケースの下面側を除いた部分で
当該アクスルケースに溶着固定され、(a−b)/2の値
が前記Uボルトの直径よりやや大き目に形成されてなる
アクスルケースのスプリングシート構造を構成するもの
である。
り曲げて形成され、アクスルケースの上下に嵌合溶着さ
れるアッパスプリングシートとロアスプリングシートと
を備え、前記アッパスプリングシート上に搭載されるリ
ーフスプリングに係合するUボルトを前記ロアスプリン
グシート側で締結してなるアクスルケースのスプリング
シート構造であって、前記アッパスプリングシートは、
アクスルケース軸方向の巾寸法bの着座面と、該着座面
の両端より垂下する折り曲げ部とを備え、該折り曲げ部
にはアクスルケースの上方側に嵌まり込んで溶着される
嵌合部が形成されており、前記ロアスプリングシート
は、巾寸法aだけ離れて相対向して配置される折り曲げ
部と、該折り曲げ部の下端より内側に連設され前記Uボ
ルトの貫通する挿通孔を有するナット座面と、該ナット
座面間に屈曲形成される補強用曲げ部とを備え、該補強
用曲げ部と前記ロアスプリングシートの折り曲げ部には
アクスルケースの下方側に嵌まり込む嵌合部が形成さ
れ、該嵌合部はアクスルケースの下面側を除いた部分で
当該アクスルケースに溶着固定され、(a−b)/2の値
が前記Uボルトの直径よりやや大き目に形成されてなる
アクスルケースのスプリングシート構造を構成するもの
である。
[作用] ロアおよびアッパスプリングシートはすべて一枚板を
折り曲げ成形したものからなり、構成部品点数が低減さ
れると共に、構成部品間の溶接がなく溶接歪等が生じな
い。また、折り曲げ部をアクスルケースに嵌め込み溶接
するもので、アクスルケースの引張り側に溶接結合しな
いため、応力集中が防止される。更に、ロアスプリング
シートはその中間部に補強用曲げ部を一体的に形成し、
かつアクスルケースに嵌め込み溶接するため高剛性に形
成される。また、アッパスプリングシートの折り曲げ部
の外面とロアスプリングシートの折り曲げ部の内面との
間でUボルトを案内するため、組み付けが容易になると
共に、Uボルトが安定支持されることになる。
折り曲げ成形したものからなり、構成部品点数が低減さ
れると共に、構成部品間の溶接がなく溶接歪等が生じな
い。また、折り曲げ部をアクスルケースに嵌め込み溶接
するもので、アクスルケースの引張り側に溶接結合しな
いため、応力集中が防止される。更に、ロアスプリング
シートはその中間部に補強用曲げ部を一体的に形成し、
かつアクスルケースに嵌め込み溶接するため高剛性に形
成される。また、アッパスプリングシートの折り曲げ部
の外面とロアスプリングシートの折り曲げ部の内面との
間でUボルトを案内するため、組み付けが容易になると
共に、Uボルトが安定支持されることになる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本実施例のロアスプリングシート1の形状を
示す斜視図である。ロアスプリングシート1は第3図に
示すように平板を横巾mの一枚板に打ち抜き、これを折
り曲げ成形したものからなる。すなわち、中央に貫通孔
3と、両端に開口溝4およびUボルト用の挿通孔5とを
打ち抜いた一枚板の両端をコ字状に折り曲げて折り曲げ
部6とUボルト用のナット座面7とを形成すると共に、
中央部には補強用曲げ部8をそれぞれ折り曲げ成形して
形成される。開口溝4および貫通孔3は前記の折り曲げ
成形によりアクスルケース11(第4図)にそれぞれ嵌ま
り込む嵌合部9,10を形成するものである。
示す斜視図である。ロアスプリングシート1は第3図に
示すように平板を横巾mの一枚板に打ち抜き、これを折
り曲げ成形したものからなる。すなわち、中央に貫通孔
3と、両端に開口溝4およびUボルト用の挿通孔5とを
打ち抜いた一枚板の両端をコ字状に折り曲げて折り曲げ
部6とUボルト用のナット座面7とを形成すると共に、
中央部には補強用曲げ部8をそれぞれ折り曲げ成形して
形成される。開口溝4および貫通孔3は前記の折り曲げ
成形によりアクスルケース11(第4図)にそれぞれ嵌ま
り込む嵌合部9,10を形成するものである。
以上の折り曲げ成形は普通の折り曲げ型により高精度
に、かつ比較的容易にプレス成形することが可能であ
る。
に、かつ比較的容易にプレス成形することが可能であ
る。
第2図はアッパスプリングシート2の斜視図である。
アッパスプリングシート2はロアスプリングシート1と
ほぼ同一の横巾mに打ち抜きされた一枚板をコ字状に折
り曲げ、リーフスプリング17の当接するフラットの着座
面12と折り曲げ部13とを成形したものから形成される。
折り曲げ部13にはアクスルケース11に嵌まり込む嵌合部
14が形成される。なお、中央に穿設されたセンタ孔15は
リーフスプリング17のセンタボルトの頭部(図略)が挿
入される干渉防止用の孔である。
アッパスプリングシート2はロアスプリングシート1と
ほぼ同一の横巾mに打ち抜きされた一枚板をコ字状に折
り曲げ、リーフスプリング17の当接するフラットの着座
面12と折り曲げ部13とを成形したものから形成される。
折り曲げ部13にはアクスルケース11に嵌まり込む嵌合部
14が形成される。なお、中央に穿設されたセンタ孔15は
リーフスプリング17のセンタボルトの頭部(図略)が挿
入される干渉防止用の孔である。
第7図に示すように、ロアスプリングシート1の折り
曲げ部6,6の内面間の巾寸法をaとし、アッパスプリン
グシート2の折り曲げ部13,13の外面間の巾寸法をbと
すると、寸法aは寸法bにUボルト16の直径の2倍を加
算したものよりやや大き目の寸法のものから形成され
る。すなわち、(a−b)/2の値を前記Uボルトの直径
よりやや大き目にする。また、ロアスプリングシート1
のUボルト16用の挿通孔5は、折り曲げ部6の内面と折
り曲げ部13の外面とのほぼ中央位置に位置決め穿設され
る。従って、Uボルト16は折り曲げ部6と13との間に挟
み込まれた状態で案内される。また、ロアスプリングシ
ート1の補強用曲げ部8の巾寸法はアッパスプリングシ
ート2の巾寸法bよりも小さめに形成される。
曲げ部6,6の内面間の巾寸法をaとし、アッパスプリン
グシート2の折り曲げ部13,13の外面間の巾寸法をbと
すると、寸法aは寸法bにUボルト16の直径の2倍を加
算したものよりやや大き目の寸法のものから形成され
る。すなわち、(a−b)/2の値を前記Uボルトの直径
よりやや大き目にする。また、ロアスプリングシート1
のUボルト16用の挿通孔5は、折り曲げ部6の内面と折
り曲げ部13の外面とのほぼ中央位置に位置決め穿設され
る。従って、Uボルト16は折り曲げ部6と13との間に挟
み込まれた状態で案内される。また、ロアスプリングシ
ート1の補強用曲げ部8の巾寸法はアッパスプリングシ
ート2の巾寸法bよりも小さめに形成される。
第4図は第1図および第2図により説明したロアスプ
リングシート1およびアッパスプリングシート2をアク
スルケース11に溶着すると共にリーフスプリング17をア
ッパスプリングシート2の着座面12に当接させてUボル
ト16とナット18により緊締した状態を示すものである。
リングシート1およびアッパスプリングシート2をアク
スルケース11に溶着すると共にリーフスプリング17をア
ッパスプリングシート2の着座面12に当接させてUボル
ト16とナット18により緊締した状態を示すものである。
第4図乃至第6図に示すように、ロアスプリングシー
ト1は折り曲げ部6および補強用曲げ部8の嵌合部9,10
をアクスルケース11の下方に嵌め込み、アクスルケース
11と嵌合部9,10の両側面との当接部を嵌め込み溶接して
アクスルケース11に固着される。従って、それ以外の部
分、特にアクスルケース11の引張り側の下面と嵌合部9,
10の当接部とは溶接されない。また、同様にアッパスプ
リングシート2はアクスルケース11の上方に折り曲げ部
13の嵌合部14を嵌め込み、アクスルケース11と嵌合部14
との当接部を溶接して固定されるものである。
ト1は折り曲げ部6および補強用曲げ部8の嵌合部9,10
をアクスルケース11の下方に嵌め込み、アクスルケース
11と嵌合部9,10の両側面との当接部を嵌め込み溶接して
アクスルケース11に固着される。従って、それ以外の部
分、特にアクスルケース11の引張り側の下面と嵌合部9,
10の当接部とは溶接されない。また、同様にアッパスプ
リングシート2はアクスルケース11の上方に折り曲げ部
13の嵌合部14を嵌め込み、アクスルケース11と嵌合部14
との当接部を溶接して固定されるものである。
第4図に示すように、アッパスプリングシート2の着
座面12上にはリーフスプリング17の中央部が着座され
る。2本のUボルト16,16はその上端の折り曲げ部をリ
ーフスプリング17の上面に当接し、前記したようにロア
スプリングシート1とアッパスプリングシート2の折り
曲げ部6の内面と折り曲げ部13の外面との間をそれ等に
案内された状態で通り抜け、その自由端をロアスプリン
グシート1の挿通孔5内に挿入して配置される。Uボル
ト16の自由端側に螺合するナット18を緊締することによ
りナット18はロアスプリングシート1のナット座面7に
圧接され、Uボルト16を介してリーフスプリング17を固
定する。ロアスプリングシート1は折り曲げ部6および
補強用曲げ部8の嵌合部9,10をアクスルケース11に嵌め
込み溶接して固定されるためナット18の締結力に対して
十分の剛性を有し、形状変形等が生じない。また、第8
図に示すようにアクスルケース11の下面側には引張り応
力が作用するがアクスルケース11の下面にロアスプリン
グシート1が溶接結合しないため引張り応力の影響を受
けない。また、ロアスプリングシート1はアクスルケー
ス11と嵌合部9,10の両側面との当接部のみ溶接するため
溶接長は短くてすむ。
座面12上にはリーフスプリング17の中央部が着座され
る。2本のUボルト16,16はその上端の折り曲げ部をリ
ーフスプリング17の上面に当接し、前記したようにロア
スプリングシート1とアッパスプリングシート2の折り
曲げ部6の内面と折り曲げ部13の外面との間をそれ等に
案内された状態で通り抜け、その自由端をロアスプリン
グシート1の挿通孔5内に挿入して配置される。Uボル
ト16の自由端側に螺合するナット18を緊締することによ
りナット18はロアスプリングシート1のナット座面7に
圧接され、Uボルト16を介してリーフスプリング17を固
定する。ロアスプリングシート1は折り曲げ部6および
補強用曲げ部8の嵌合部9,10をアクスルケース11に嵌め
込み溶接して固定されるためナット18の締結力に対して
十分の剛性を有し、形状変形等が生じない。また、第8
図に示すようにアクスルケース11の下面側には引張り応
力が作用するがアクスルケース11の下面にロアスプリン
グシート1が溶接結合しないため引張り応力の影響を受
けない。また、ロアスプリングシート1はアクスルケー
ス11と嵌合部9,10の両側面との当接部のみ溶接するため
溶接長は短くてすむ。
本実施例においては、ロアスプリングシート1の補強
用曲げ部8を図示のような形状のものとしたが梯形状等
に折曲されたものでもよく、また、補強用曲げ部8は1
箇所に限定するものでもない。また、アッパスプリング
シート2には補強用曲げ部8のようなものが形成されて
いないが、広巾のリーフスプリング17を使用する場合に
はアッパスプリングシート2側にも補強用曲げ部を形成
するようにしてもよい。
用曲げ部8を図示のような形状のものとしたが梯形状等
に折曲されたものでもよく、また、補強用曲げ部8は1
箇所に限定するものでもない。また、アッパスプリング
シート2には補強用曲げ部8のようなものが形成されて
いないが、広巾のリーフスプリング17を使用する場合に
はアッパスプリングシート2側にも補強用曲げ部を形成
するようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案によれば、次のような顕著な効果を奏する。
1)ロアスプリングシートおよびアッパスプリングシー
トとも一枚板を折り曲げ成形したもののみから形成され
るため構成部品点数が従来のものに較べ約半分に低減さ
れる。
トとも一枚板を折り曲げ成形したもののみから形成され
るため構成部品点数が従来のものに較べ約半分に低減さ
れる。
2)一枚板を折り曲げて形成するもので、構成部品間の
溶接結合がなく、溶接歪や溶接残留応力が生じないため
比較的高精度に形成され、歪み取りや応力除去等の後処
理が必要とならず、製造時間が短縮されると共に、製造
コストが低減される。
溶接結合がなく、溶接歪や溶接残留応力が生じないため
比較的高精度に形成され、歪み取りや応力除去等の後処
理が必要とならず、製造時間が短縮されると共に、製造
コストが低減される。
3)比較的簡単な折り曲げ形状のものから形成されるた
め、既存の折り曲げ型等により容易に、かつ短時間に製
作することが出来る。
め、既存の折り曲げ型等により容易に、かつ短時間に製
作することが出来る。
4)補強用曲げ部により全体が高剛性に形成され、Uボ
ルトの締結力に十分耐え得る強度を有する。
ルトの締結力に十分耐え得る強度を有する。
5)Uボルトがロアスプリングシートの折り曲げ部の内
面とアッパスプリングシートの折り曲げ部の外面との間
で案内され、かつ保持されて挿入されるためUボルトの
組み付け作業が容易となり、作業効率を向上することが
出来る。また、補強用曲げ部は中央部に形成されるた
め、Uボルト挿入の邪魔にならない。
面とアッパスプリングシートの折り曲げ部の外面との間
で案内され、かつ保持されて挿入されるためUボルトの
組み付け作業が容易となり、作業効率を向上することが
出来る。また、補強用曲げ部は中央部に形成されるた
め、Uボルト挿入の邪魔にならない。
6)アクスルケースの引張り応力が生ずる下面側に溶接
結合部がなく、溶接部の応力集中や、溶接剥離等の問題
が生じない。
結合部がなく、溶接部の応力集中や、溶接剥離等の問題
が生じない。
7)ロアスプリングシートの嵌合部の両側面のみをアク
スルケースに嵌め込み溶接して固着するため従来技術に
較べ溶接長が短縮化され、作業効率を向上することが出
来る。
スルケースに嵌め込み溶接して固着するため従来技術に
較べ溶接長が短縮化され、作業効率を向上することが出
来る。
第1図は本考案の一実施例のロアスプリングシートを示
す斜視図、第2図は実施例のアッパスプリングシートの
斜視図、第3図はロアスプリングシートの折り曲げ前の
形状を示す平面図、第4図はアクスルケースに実施例の
ロアおよびアッパスプリングシートを溶着し、Uボルト
でリーフスプリングを固定した状態を示す正面図、第5
図はアクスルケースとロアおよびアッパスプリングシー
トの溶接結合状態を示す側面図、第6図は第5図の上面
図、第7図はロアおよびアッパスプリングシートとアク
スルケースの溶接結合状態を示す正面図、第8図はアク
スルケースに作用する応力分布を説明するための説明用
正面図、第9図は一般に使用されているスプリングシー
トによるアクスルケースと車両重量側との連結状態を説
明する正面図、第10図は従来のスプリングシートまわり
の構造を示す部分側面図、第11図は従来のロアスプリン
グシートの平面図、第12図は従来のアッパスプリングシ
ートの平面図、第13図は従来のスプリングシートの他の
一例を示す側面図である。 1……ロアスプリングシート、2……アッパスプリング
シート、3……貫通孔、4……開口溝、5……挿通孔、
6,13……折り曲げ部、7……ナット座面、8……補強用
曲げ部、9,10,14……嵌合部、11……アクスルケース、1
2……着座面、15……センタ孔、16……Uボルト、17…
…リーフスプリング、18……ナット、19……車輪、21…
…車両重量。
す斜視図、第2図は実施例のアッパスプリングシートの
斜視図、第3図はロアスプリングシートの折り曲げ前の
形状を示す平面図、第4図はアクスルケースに実施例の
ロアおよびアッパスプリングシートを溶着し、Uボルト
でリーフスプリングを固定した状態を示す正面図、第5
図はアクスルケースとロアおよびアッパスプリングシー
トの溶接結合状態を示す側面図、第6図は第5図の上面
図、第7図はロアおよびアッパスプリングシートとアク
スルケースの溶接結合状態を示す正面図、第8図はアク
スルケースに作用する応力分布を説明するための説明用
正面図、第9図は一般に使用されているスプリングシー
トによるアクスルケースと車両重量側との連結状態を説
明する正面図、第10図は従来のスプリングシートまわり
の構造を示す部分側面図、第11図は従来のロアスプリン
グシートの平面図、第12図は従来のアッパスプリングシ
ートの平面図、第13図は従来のスプリングシートの他の
一例を示す側面図である。 1……ロアスプリングシート、2……アッパスプリング
シート、3……貫通孔、4……開口溝、5……挿通孔、
6,13……折り曲げ部、7……ナット座面、8……補強用
曲げ部、9,10,14……嵌合部、11……アクスルケース、1
2……着座面、15……センタ孔、16……Uボルト、17…
…リーフスプリング、18……ナット、19……車輪、21…
…車両重量。
Claims (1)
- 【請求項1】一枚板を折り曲げて形成され、アクスルケ
ースの上下に嵌合溶着されるアッパスプリングシートと
ロアスプリングシートとを備え、前記アッパスプリング
シート上に搭載されるリーフスプリングに係合するUボ
ルトを前記ロアスプリングシート側で締結してなるアク
スルケースのスプリングシート構造であって、前記アッ
パスプリングシートは、アクスルケース軸方向の巾寸法
bの着座面と、該着座面の両端より垂下する折り曲げ部
とを備え、該折り曲げ部にはアクスルケースの上方側に
嵌まり込んで溶着される嵌合部が形成されており、前記
ロアスプリングシートは、巾寸法aだけ離れて相対向し
て配置される折り曲げ部と、該折り曲げ部の下端より内
側に連設され前記Uボルトの貫通する挿通孔を有するナ
ット座面と、該ナット座面間に屈曲形成される補強用曲
げ部とを備え、該補強用曲げ部と前記ロアスプリングシ
ートの折り曲げ部にはアクスルケースの下方側に嵌まり
込む嵌合部が形成され、該嵌合部はアクスルケースの下
面側を除いた部分で当該アクスルケースに溶着固定さ
れ、(a−b)/2の値が前記Uボルトの直径よりやや大
き目に形成されることを特徴とするアクスルケースのス
プリングシート構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989150049U JPH083725Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | アクスルケースのスプリングシート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989150049U JPH083725Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | アクスルケースのスプリングシート構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0389235U JPH0389235U (ja) | 1991-09-11 |
| JPH083725Y2 true JPH083725Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31696417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989150049U Expired - Lifetime JPH083725Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | アクスルケースのスプリングシート構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083725Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53103090U (ja) * | 1977-01-25 | 1978-08-19 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1989150049U patent/JPH083725Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0389235U (ja) | 1991-09-11 |
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