JPH0837870A - リール式の芝刈機或いは除草装置 - Google Patents

リール式の芝刈機或いは除草装置

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JPH0837870A
JPH0837870A JP20901694A JP20901694A JPH0837870A JP H0837870 A JPH0837870 A JP H0837870A JP 20901694 A JP20901694 A JP 20901694A JP 20901694 A JP20901694 A JP 20901694A JP H0837870 A JPH0837870 A JP H0837870A
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reel
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rotary
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Masaru Tsuda
勝 津田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リール式芝刈機に於いて、回転刃に耐久性を
付与し、リールに着脱自在にして、研磨・修理・交換を
容易にし、受刃と回転刃の間隙が大で、はさみ切れない
時でも、回転刃の切断衝撃力を増大させることで、芝刈
りを可能にする。 【構成】 電動モータ25、内燃エンジン等を搭載した
リール式除草装置の回転刃17を直刃で芝刈り、或いは
多数の突起間に奥刃を設けて固形物より奥刃の鋭利さの
損傷を防ぐとともに、芝生内での雑草刈りを可能とし、
受刃の前縁に、多数の鋭角状の突起を設けるとともに、
突起間に鋭利な奥刃を形成して支持受刃10となし、大
きな固形物との激突を防ぎつつ、対象芝を刈り高さの直
下で後方より押して支持し、回転刃17に衝撃的に切断
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、芝生や雑草を刈る装置
及び芝刈り及び芝生内の草刈り兼用の装置に関する。即
ち、リールの外周に設けた回転刃を装置に搭載した原動
機で駆動回転して前進する。対象の芝生を該装置の支持
受刃で後方より押しつつ該回転刃に前方より衝撃的に切
断せしめるリール式の芝刈機及び該リール式の芝刈機の
回転刃の後縁部に設けた多数の突起間に奥刃を形成し、
逆回転で芝生内の草刈を実施し、更に浅層の地均しも可
能な除草装置に関する。
【従来の技術】従来、リール式芝刈機に於いては、捻れ
た回転刃板をリールの回転軸に対して垂直に近付けた角
度で取り付け、直刃状の受刃との間で芝を鋏切ってきて
いる。双方の刃の間隙は一般的には、新聞紙を一枚挟ん
で切れる程度の精度が必要であるとされている。従っ
て、小さくても固形物を噛ませて、間隙の寸法が狂って
しまうと芝が切れなくなる。 又、刃の微小な破損や磨
耗の研磨仕上げは素人には難かしく、修理や保守の手間
が面倒で、切れ味の耐久性にも問題があった。 又、リ
ール式の芝刈機は一定の寸法で他の雑草も含めて刈るの
みの機能しかなかった。
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、第一に回転刃の刃体を捻れのない形状とするととも
にリールに着脱自在に取り付け、研磨・修理・交換等を
容易にすること、第二に隙間精度の必要なはさみ切りの
代わりに、隙開精度が緩くてよい衝撃切断により、支持
受刃で対象芝の葉茎の刈り高さの僅か下方を押して回転
刃の衝撃切断力を大ならしめ、比較的低速度で芝刈りを
実施すること、第三には、受刃で芝のからみをほぐすと
ともに横傾斜を防いで直立的にさせ、一定の長さで切断
せしめること、第四には受刃を耐久性のある形状と支持
構造に構成すること、第五には芝刈りに加えて芝生内の
草刈りも可能に構成すること、第六には回転刃を固形物
との激突に強くて切れ味を長持ちさせる形状に構成する
こと、第七にはリールを正逆両転可能に構成して正転で
芝刈り、逆転で芝生内の草刈りを可能とする兼用装置を
提供すること、第8には正転のみで、芝刈りと芝生内の
草刈りの2機能を具えた芝刈り兼用草刈機の提供等であ
る。
【課題を解決するための手段】本発明は、基本的に回転
刃と支持受刃の、少なくとも、何れか一方に設けた多数
の突起間に奥刃を設け、該突起間に挟んだ対象の芝草を
他方の刃に激突せしめ衝撃的切断作用をなさしめる構成
にある。 即ち、回転刃体に於いては、リールの回転外
周面に沿った位置に取り付けて高速回転の抵抗を少なく
し、かつ該刃体をリールに着脱自在に取り付けて修理や
研磨を容易にする。 多数の突起間に奥刃を設けて固形
物による奥刃の損傷を防いで鋭利さを長く保たせる。突
起の形状は、芝刈り用では先細で先端が鈍刃で鋭利な側
刃を設けて奥刃に連続せしめるのが最も好ましく、芝生
内で芝を刈らずに雑草のみを選択的に刈らすには、等幅
で鈍刃に形成した先端を鋭利な奥刃とともに上向きに形
成して、若干の小石混じりの芝生地での浅層の地均らし
をも可能とする。 本発明の受刃は、対象物を後方から
支持するので支持受刃と名付ける。 支持受刃が直刃の
場合は、回転刃に設けた多数の突起間に奥刃を設け、該
突起間に対象芝草を挟んで支持受刃に激突せしめる。回
転刃が直刃の場合は、支持受刃の前縁に設けた多数の先
端が丈夫な突起の間に奥刃を形成する。そして、密生す
る芝内では、該突起でからみあった芝をほぐして直立さ
せたり、或いは、固形物を先端で弾いて奥刃の鋭利さを
長く保持せしめる。 対象芝を突起間に挟んで後方から
押して支持し、芝の柔軟さを殺して、回転刃を効果的に
前方の僅か上部に激突せしめて衝撃的に対象の芝草を切
断せしめる。 又、固形物に激突したとき、支持受刃が
弾力的に下がる構成にする。該構成により、例えば、固
形物を噛んだときの衝撃を減殺して、装置や支持受刃或
いは回転刃の損耗を防ぐ。 回動式の支持受刃となして
外方の回動具と連結して、回動操作により、支持受刃を
下の位置で芝刈り、上の位置では草刈り機能を一台の装
置に保持せしめる。 更に、リールを正逆両転可能に構
成する。そして装置内リール後方に草払具と排出空気流
路の分流壁を設けて上下に分け、正回転時の芝刈では下
方の排出空気流路より刈芝を排出し、逆回転時の芝生内
の草刈では上方の排出空気流路より刈草を排出せしめ一
台の装置に2機能をもたせる。 逆転で芝生内の草刈機
能に加えて地均しをも可能ならしめる装置が提供でき
る。 更に、上記の正逆両転式の装置の支持受刃を回動
式に構成し、装置の外部から上方又は下方に操作して、
正転で芝刈りと芝生内の草刈りを、逆転で地均しを兼ね
た除草、の如く回転刃の刃の形状を組合せて一台の装置
で3機能を保持できる。 上記作業の円滑化のためにリ
ール軸のシャフトカバーも必要である。
【実施例I】 (図1より図13) 図面は本発明によるリール式芝刈機のI実施例であり、
芝刈機1はモータ25により、プーリーカバー30内の
モータプーリーとリールプーリーを介してリール軸19
を矢印の方向に駆動回転され、ハンドル3を押して図1
中の矢印の方向に作業する。このハンドル3は取り付け
ボス4に着脱自在であり、手元にスイッチ27がある。
該芝刈機の左右側壁31、32は、プレス加工で、平金
属板の周縁を一定幅で立上がり縁を形成して成り、該機
体1の前上方には集草具2が、着脱自在に取付けてあ
る。 支持受刃の調節構造は、機体下方後部にある調節
ツマミ12と調節棒14とを一体に取付け、支持受刃1
0の後部左右の吊下孔36を貫通させて上側の緩衝バネ
37、下側の調節バネ13を介して上方の調節板15に
より下方向に締付け可能に回転自在である。又、支持受
刃10の中央上部左右には調節軸孔11が設けてあり
(図3)、調節軸16で回動自在に左右の側壁31、3
2に取付けてある。 従って、支持受刃10がずれた
り、磨耗したり、極度に回転刃17との間が開いたと
き、望ましい間隙に調節ツマミで調節できる。リールは
リール軸19に十字型の金属性のリール板18が複数固
定してあり、4個の支持片の外周端部に各一枚の回転刃
体17が合計で4枚がリール板と一体に取り付けてあ
る。該リールの後方下部には左右両側壁31、32に支
持される後輪軸に後輪9が回転自在に嵌めてある。次に
図4、5、6に於いて、前方下部の前輪軸24には前輪
8が左右に回転自在に嵌設してある。該前輪軸24は左
右両端部がそれぞれ左右の高さ調節具7の中央付近の支
持孔23に固着せしめてあり(図3、図6)、該高さ調
節具7の後端部は高さ調節軸20により回転自在に左右
の側壁31、32の下方の約3分の1の前部に取り付け
てあり、前部はコ字状に曲げてあり、前側に設けた調節
孔34に緩嵌する調節棒14は、前端部のネジ山に高さ
調節ツマミ6がネジ込んで固着してある。又、該調節棒
14の中央辺には角型のツバ22が固定してあり、該ツ
バ22の前面には高さ調節バネ23が緩嵌し、前側の高
さ調節具の壁の内面を圧接する。更に、該高さ調節棒1
4の後端部は止め具21の中央の孔に緩く嵌り、ツバ2
2を介して調節バネ圧で止め具21の前側を押してい
る。従って、図5に示す矢印の方向へ高さ調節ツマミ6
を引くと、高さ調節棒14の後端部は図2に示す側壁の
前部の立ち上がり縁に設けた高さ調節孔から外れるので
高さ調節ツマミを引きながら、任意の高さ調節孔5の位
置に移動でき、該ツマミを戻しながら目的の高さ調節孔
に嵌めて、所定の位置の高さ、例えば、L、L、L
で前輪を保つことができる。支持受刃10は多数の三
角状の突起間に奥刃を形成してあり、上面が回転刃の回
転面のアークとほぼ同じ程度に倣ったアーク面を前後方
向に形成してあり、最も望ましい形状となっていて、か
つ突起の前縁は下反りに形成してあるが、これは隙間を
なくすことがあった場合にも回転刃の前縁と噛みあわな
いためである。又、刃体の支持部と前方の刃の部分との
境目で左右の長手方向が下向きに約15度折り曲げてあ
り、該支持部分の左右に設けた耳に調節軸孔11が設け
てあって左右の側壁31、32に調節軸16により回動
自在に取付けてある。又、該調節軸孔11を設けた耳の
後方の吊下孔36に貫通し、支持受刃を吊り下げている
調節棒14の最上端に調節板15が取り付けてある(図
7、8、9)。従って、調節ツマミ12を回して調節棒
を下に下げると、支持受刃10も調節軸16を中心に上
方に回転し、回転刃との隙間を小にできるし、回転刃と
の間に固形物を噛んだ時に上側の調節バネが縮んで矢印
Pの向きに支持受刃が回動するので衝撃を緩和する。
又、下側の調節バネ13の弾力だけ刃先が上に上がるの
を抑制されている。この支持受刃の尖端により対象芝の
葉茎をほぐしたり、直立させたり、大きな固形物から奥
刃の鋭利さを保護して耐久性を高める。尚、回転刃は、
図10、11に於いて、直刃を形成してある回転刃17
は、底面が前後両縁ともに回転円周Rの接線よりも刃外
面が内向きで、直線L−L′の如き角で形成してあり、
支持受刃との隙を僅かに埋めても刃先が支持受刃に咬み
あわない角度である。又、取付孔により、リール板端縁
部にネジ止めができるので、作業現場でも回転刃体を前
後に変換できるし、研磨も容易である。 更に、固形物
から刃を保護し易い形状の一例として、図12、13に
於いて、回転刃体には、多数の突起間に奥刃が設けてあ
り、突起の前端は軸寄りであり固形物に当たった場合は
上に避け易く、大きな固形物から奥刃を保護する作用効
果がある。尚、奥刃は本例に限定されず、アーク形等浅
目が望ましいる。 以上の如く、本発明によるリール式
芝刈機は刈り高さが調節可能である。支持受刃の多数の
突起は大きな固形物から奥刃を保護し、長い芝のからみ
をほぐし、直立的にさせ、芝を挟んで刈り易くする。
又、支持受刃は鋭利な奥刃で対象芝を刈り高さよりやや
下方で前方に押しているので、芝の柔軟性が減殺され、
前方からの回転刃が激突することになり、回転刃の打撃
で押された芝が支持受刃に切断される作用も生まれるの
で、比較的低速度で容易に対象の芝が刈られてしまう。
従って、回転刃と支持受刃との間に固形物をかんで、相
互の隙間が僅かに広がっても、鋏切るのでなく回転刃の
衝撃力で切るので、切断力は殆ど変化しない。芝の堅さ
は季節や湿度、或いは品種によって異なるが、刈り後で
の変色を小にするため、モータコントローラー29で回
転刃の速度を調節して、芝が刈れる最低の速度に落とし
て作業するのが可能であり、仕上げをきれいにするため
に望ましい。
【実施例2】 (図17より図23まで参照) 本例は芝刈兼用芝生内の草刈機2で、モータ25・モー
タコントローラー29後輪9・前輪8・高さ調節構造・
集草具52等の配置と機能は実施例1とほぼ同じである
からここでは説明を省略し、前例と異なる支持受刃につ
いて詳述する。即ち、本例の支持受刃は調節棒・調節バ
ネ等がなく、回動式に構成してあり、後方の左右両端部
に設けた回動支持部40に固定した支持ピンを側壁の支
持孔に通し外側で弾力性の平板製の支持具48の一端に
固着せしめてある。更に、該支持具48の他端には支持
具を操作するツマミ51と固定孔が設けてある。又、該
固定孔に嵌めて支持具を安定せしめる芝刈固定突起50
と草刈固定突起49が側壁の外側の所定位置に設けてあ
る。更に、支持受刃10が芝刈状態の位置にあるとき、
その下面に密接して支持する受具46が両端に於いて左
右側壁内面で固定してあり、該受具の前縁部は回転刃と
の間隙を適宜に大きくしてある。この間隙は草刈りでの
大きな刈り草がその間隙を円滑に飛んで出ていける幅に
構成してある。従って、図18に於いてツマミ51を壁
から引き離して芝刈固定突起50から固定孔を離脱さ
せ、アーク状破線矢印の如く回動させて草刈固定突起4
9に嵌めて破線の位置で支持具48を固定すると、機体
内の支持受刃10は図17中の細いアーク状矢印の如く
回動して、図19の如く案内壁26の前側に固定され
る。この場合芝生内の草刈り状態であり、刈り草はリー
ルの回転風力で、小矢印の如く下方では支持受刃と回転
刃との間を、上方では案内壁26と回転刃との間の空間
を飛ばされて、前上方に取り付けた集草具52に入る。
上記の操作を逆にして、案内具48を図18の位置に戻
して芝刈固定突起に固定孔を嵌めて固定すると回動式の
支持受刃10は受具46の上に重なり、前方よりの衝撃
は受具が支える。この芝刈り状態では、衝撃切断された
刈芝は図17の太い矢印の如く案内壁と回転刃との間を
飛ばされて集草具に入る。上述の受具を弾力的に構成し
たり、バネを介して取り付ければ、回動式の支持受刃が
受けた衝撃を緩和できる。更に、該受具の前縁部に多数
の浅い突起を形成することで芝生内の草刈の際に刈り草
をさらう効果がある。以上のように、本例は回動式の支
持受刃の操作で2作業、即ち、芝刈りと芝生内の草刈り
を分けて実施できる。尚、モータコントローラーは図に
示さなかったが、実施例1と同じ位置で同じ作用を果た
し、加えて季節・湿度等による芝の堅さに対応してモー
タのスピードを制御して作業現場に最適なリールの回転
速度を定めることができる。以上は、電動モータを例示
したが、他の原動機例えば、内燃エンジンを搭載しても
同様の機能を実施して同じ作用と効果が得られる。
【実施例3】 (図24より図29参照) 本例は正逆両転によるリール式の芝刈兼用草刈機2であ
り、その回転刃の形状は図14、15、16に於いて、
回転刃17の前縁に形成した多数の先細突起38は前端
部にいくに従って細くなり、最尖端部は鈍で若干の幅が
あり、突起の両側にも鋭利な刃が形成してあり図16に
示す如く奥刃も下向きであるが、直刃より固形物との衝
突に強く、かつ芝の切断力が大きい形状である。又、後
縁部に設けた等幅突起39は付根から最尖端まで同一幅
で、奥刃は上向きなので、より固形物に対する強度が大
で、該突起間の奥刃は上向きであり、芝生内の草刈りと
同時に浅層での雑草の根起こしや切断、地均らし作業が
できるように強度を大にしてある。従って、正転では芝
刈り力の大きい前縁が使用され、逆転では回転数を極度
にあげない限り芝刈りができないが、回転数を制御して
芝生内の草刈りのできる後縁を使用することになる。
図に示したのは、刃体が平板状であるが、リールの回転
外周面に近い湾曲板であれば、一層好ましく、刃体の前
後の中程を長手方向に10度位、例えばプレス加工で屈
曲させるのも好ましい。その機体は集草具52が着脱自
在に後部の開口部に取り付けてあり、後方よりハンドル
3を押して前進しつつ作業する。本機の高さ調節は後輪
で行なうが、その構成は実施例1と同じなので説明を省
略するが、多様な公知の高さ調節方法があり、適宜に選
ぶのがよい。支持受刃調節装置の実施例1と異なる点
は、第一に調節軸16は高さ調節軸と同一軸である(図
27)。 第二は調節棚35の下方に緩衝バネ37が介
在させてあり、下方の調節板36と調節棚35との間隔
を広げている。従って、固形物が支持受刃10と回転刃
17間に挟まった場合、調節棚35が調節軸16を中心
に回動して矢印Pの方向に弾力で下がれるので、回転刃
の回転外周線Rとの間が広がるので、固形物を挟んだ衝
撃を緩和する(図28)。機体の前部上方には、モータ
25とモータコントローラー29が搭載して連結してあ
り、モータの回転数を0より100%まで無段階制御可
能である。又、上述のリール軸が除草回転するとき、稀
に強靭でかつ長い葉茎が回転刃端と側壁との隙から軸受
けの内側のリール軸に巻き着く現象がおこるが、その防
止の手段として、シャフトカバーが取り付けてある。即
ち、図26、27、29に示す如く、中心のリール軸1
9、その外周に軸受55がはまり、軸受け55は、軸受
けカバー54で側壁内面に取り付けてあり、更に軸受け
カバー外周に円筒状のシャフトカバー53の内壁をかぶ
せて、軸受けカバーと一体に固定してある。従って、リ
ール軸外周が回転刃の両端より幾分中央寄りまで、カバ
ーされているので、長い葉茎もリール軸に巻き付かない
ので円滑に長時間の作業ができる。上記のモータを駆動
し、正転時には矢印Aの方向にリールが回転し、対象芝
は支持受刃と回転刃で衝撃切断された後、リールの後下
方より小矢印の如く、草払具43と分流排草板44によ
り後方の排出口に案内されて集草具に飛び込む。又、逆
転時には、矢印Bの方向にリールが回転しているので、
刈られた草はモータ室の後方下部の壁面である案内前板
42により案内されて後方の草払具43と、該草払具4
3に固定した分流排草板44により、後部上方の空隙を
小矢印の方向に飛び、機体後方に排出され、集草具52
に入る(図23、26)。以上の如く、本例の正逆両転
による芝刈兼用草刈機では、矢印A方向の正転で芝刈
り、矢印B方向では、現場状況に対応してモータ回転数
を制御し、芝生内の草刈りが可能である。 草払具43
は左右の側壁内面に固定した草払支持具56内に左右両
端部を上下に滑移動自在にはめてあり、上からゴムクッ
ション57を介してクッション締付ネジ58で下方に弾
力的に押さえてあり、木片のような固形物を巻き込んだ
場合の衝撃を小とし、かつ回転刃に絡む草を除去し、作
業を円滑にさせる。 本例では、支持受刃に緩衝バネに
よる緩衝構造が用いてあり、回転刃の耐久性がよくな
り、搭載した原動機、例えば内燃エンジンの耐久性にも
好ましい。
【実施例4】本例は実施例3の支持受具を回動式に構成
して、外部の回動具の操作で正転では、芝刈りと草刈り
を実施し、逆転でも芝生内の草刈りを実施可能で、図1
7より図23までと図27に示した如く、実施例3の正
逆両転による芝刈兼用草刈機2に回動式の支持受刃の構
造を容易に加えられる。本例の回動式の正逆両転芝刈兼
用草刈機の回転刃は図14、15、16に示すものが望
ましく、リールの正転に於いて、支持受刃が下方にあれ
ば、先細突起の前縁で衝撃的芝刈りを実施し、上方にあ
れば、若干の芝を刈るリールの回転速度の作業で稲科の
草も刈ることができる。 更に、リールの逆転ては、草
払具43が分流排草板44に固定してあり、回転刃の後
縁が等幅突起で奥刃が上向きであるから、芝生内でも支
障なく選択的に芝生より柔らかい雑草を刈り取り上方か
ら後部に矢印の如く排出する。他は既述例に詳述したと
おりであるが、本例とともに自走式、牽引式に容易に構
成できるのは明白である。
【発明の効果】本発明は原動機例えば、電動モータ、内
燃エンジン等を搭載してリールを駆動回転せしめ、リー
ルの外周に取り付けた回転刃を、刈高さのやや下方を支
持受刃の鋭利な奥刃で押されて柔軟性を殺された対象芝
に衝撃的に当たらしめて、ロータリー芝刈機より比較的
に低速度で芝刈りを実施する。従って、切断部が熱にさ
らされにくいので変色しにくく、刈り後はロータリー式
の芝刈機より美しい。又、従来のリール式芝刈り機と異
なり、挟み切るよりも、むしろ前記の如く芝の柔軟性を
殺して衝撃切断を実施するので、回転刃と受刃との隙間
の精度は柔軟性を殺せる程度の隙間間隔でよくなり、隙
間は広くて調節は容易であり、回転刃の刃板は平板状の
他に、前後方向がアーク状、或いは長手方向に僅かに屈
曲せしめた中折り板状等の選択の幅が広くなり、交換・
研磨・修理等が容易である。更に、前方から回転刃の打
撃を受けた対象芝のうち刈られないで残った芝は後方よ
り支持受刃の鋭利な奥刃に押されいるので前方からの衝
撃で奥刃に食い込まされて容易に刈られてしまう。 回
転刃に設けた多数の突起は大きな固形物との衝突時に奥
刃の鋭利さを保護するので、切れ味の耐久性がたかま
る。先細突起の両側に側刃を形成したものは、直刃のも
のより、固形物の衝突でも奥刃が破損しにくく、切れ味
が長持ちする。等幅突起は、突起が変形しにくく、強く
奥刃を保護するので、若干の小石混じりでも支障なく芝
生内で草刈りができるし、浅層での草の根起こしや地均
らしができる。回転刃に草払具を近接せしめて側壁に取
り付けると刃に絡む刈り草芝を除けるので、除草作業が
円滑に進められる。リール軸にシャフトカバーを取り付
ければ、該軸の草の巻き付きを防止して、除草作業を円
滑に進められる。支持受刃に於いては、多数の突起間に
奥刃が形成してあり、固形物から鋭利な奥刃を保護し、
奥刃が鋭利な間は衝撃による切断なので、間隙が若干広
がっても切断力は衰えない。支持受刃の回動式では、回
動具の操作で芝刈りと、芝生内の草刈りの2機能を正回
転のみで実施できる。支持受具が上部にある時の芝生内
の草刈りでは、受具の突起が刈り草をさらう効果があ
る。支持受刃の緩衝構造では、回転刃と支持受具の間に
固形物を噛んだ時、緩衝バネが縮んで支持受刃を下方に
下げて空隙を広げ、支持受刃と回転刃の損傷を防ぎ、機
体の耐久性を高める。支持受刃の突起は先端で対象芝の
葉茎のからみをすいて、ほぐしたり、直立させたりして
芝を揃えて等長に刈らせる効果がある。そして、回動式
の支持受刃を正逆両転式の芝刈兼用草刈機に加えて、3
機能を一台の装置に具有させる効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のリール式芝刈機の作業時の遠景側
面図、
【図2】 図1中の芝刈機の拡大正面図、
【図3】 図2中の断面a−a′、
【図4】 図3中の高さ調節具の係止状態での拡大側面
図、
【図5】 図4中の高さ調節具の移動時の側面図、
【図6】 図4中の高さ調節具の分解斜視図、
【図7】 図3中の支持受刃の平面図、
【図8】 図7中の支持受刃の底面図、
【図9】 図8中の断面b−b′、
【図10】 図3中の直刃型の回転刃の正面図、
【図11】 図10中の回転刃の勾配の説明側面図、
【図12】 実施例1及び実施例2に用いる回転刃の一
例の正面図、
【図13】 図12中の断面c−c′、
【図14】 実施例3に使用する回転刃の一例の正面
図、
【図15】 図14の背面図、
【図16】 図15中の断面d−d′の拡大図、
【図17】 実施例2の芝刈草刈兼用機の芝刈り時の内
部状態、
【図18】 図17の左側面図、
【図19】 実施例2の芝生内の草刈り時の内部状態、
【図20】 図17中の支持受刃の平面図、
【図21】 図20中の支持受刃の底面図、
【図22】 図17中の受具の平面図、
【図23】 図22中の受具の底面図、
【図24】 実施例3の芝刈兼用草刈機の作業時の遠景
側面図、
【図25】 図24の芝刈兼用草刈機の拡大部分背面
図、
【図26】 図25の正面図、
【図27】 図26の断面e−e′、
【図28】 図27の支持受刃の緩衝支持機構部分拡大
図、
【図29】 図27中の断面f−f′で、シヤフトカバ
ーの位置説明図。
【符号の説明】
1 芝刈機、 2 芝刈兼用草刈機、3 ハンド
ル、 4 取付ボス、5 高さ調節孔、 6 高さ調節
ツマミ、7 高さ調節具、8 前輪、9 後輪、
10 支持受刃、 11 調節軸孔、 12 調節ツ
マミ、13 調節バネ、 14 調節棒、 15
調節板、 16 調節軸、17 回転刃、 18
リール板、 19 リール軸、 20 高さ調節軸、
21 止め具、 22 ツバ、 23 高さ調
節バネ、24 前輪軸、25 モータ、 26 案
内壁、 27 スイッチ、 28 制御スイッチ、
29 モータコントローラー、30 プーリーカバー、
31 左側壁、32 右側壁、33 支持孔、 3
4 調節孔、 35 調節棚 36 吊下孔、
37 緩衝バネ、 38 先細突起、 39 等幅
突起、 40 回動支持部、41 後輪軸、 42
案内前板、 43 草払具、 44 分流排草
板、45 立上り縁、 46 受具、 47
受刃軸、 48 回動具、49 草刈固定突起、50
芝刈固定突起、51 ツマミ 52 集草具。5
3 シャフトカバー、 54 軸受カバー、 55 軸
受 56 草払支持具、57 ゴムクッション、 5
8 クッション締付ネジ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転刃と支持受刃の、少なくとも、何
    れか一方に設けた多数の突起間に奥刃を設け、該突起間
    に挟んだ対象葉茎を所定高さで他方の刃に激突切断せし
    める衝撃切断を特徴とするリール式の芝刈機或いは除草
    装置。
  2. 【請求項2】 多数の突起間に奥刃を設けた支持受刃
    と、該支持受刃の上面に接近して回転する回転刃を設け
    るとともに、所定の刈り高さに調節可能に構成して成る
    リール式の芝刈機或いは除草装置。
  3. 【請求項3】 多数の突起間に奥刃を設けた回転刃
    と、該回転刃の下面に接近して設けた支持受刃を設ける
    とともに、所定の刈り高さに調節可能に構成して成るリ
    ール式の芝刈機或いは除草装置。
  4. 【請求項4】 回動式の支持受刃を、下方では刈り姿
    勢の位置に支持可能とし、上方では刈り草又は刈り芝を
    排出する案内壁に寄せた位置に支持可能とした回動操作
    構造に構成してあり、該回動支持受刃の刈り姿勢の位置
    での上面に接近して回転する回転刃を設けるとともに、
    所定の刈り高さに調節可能に構成して成るリール式の芝
    刈機或いは除草装置。
  5. 【請求項5】 回転刃の少なくとも前後両縁部付近が
    リールの回転外周面上で回転するべく回転刃をリールに
    取り付けて成る請求項2乃至4の何れかに記載のリール
    式の芝刈機或いは除草装置。
  6. 【請求項6】 回転刃の外周に近接する草払具を左右
    の側壁に取り付けてある請求項2又は4の何れかに記載
    のリール式の芝刈機或いは除草装置。
  7. 【請求項7】 リールを正逆両回転可能に構成して成
    る請求項2乃至4の何れかに記載のリール式の芝刈機或
    いは除草装置。
  8. 【請求項8】 支持受刃を調節する調節棒を緩嵌せし
    めた調節棚の下面と調節板との間に弾性体又はそのよう
    な作用をなす装置を介在せしめて成る請求項2または3
    記載のリール式の芝刈機或いは除草装置。
  9. 【請求項9】 回動式の支持受刃を下方に支持した芝
    刈状態で、該支持受刃の下面を支持する受具の前部に多
    数の突出部を設けて装置に取り付けて成る請求項4記載
    のリール式の芝刈機或いは除草装置。
  10. 【請求項10】 リールを正逆両転可能に構成すると
    ともに、排草空気流の分流壁をリールの後方に設け、正
    転時には下方を、逆転時には上方を通らしめるリール式
    の芝刈機或いは除草装置。
  11. 【請求項11】 草払具に分流壁を取り付けてある請
    求項10記載のリール式の芝刈り機或いは除草装置。
  12. 【請求項12】 リールに取り付けた回転刃が、正転
    時の前縁には奥刃を下向きに形成してあり、後縁は上向
    きに構成してあり、かつ支持受刃が回動式に構成されて
    成る請求項10記載のリール式の芝刈機或いは除草装
    置。
  13. 【請求項13】 装置の側壁内に於いて、リール軸の
    両端部の外周を、回転刃よりリール軸寄りでかつ、側壁
    内面から始まり回転刃の端部より中央方向に所定寸法迄
    をカバーするパイプ状のシャフトカバーの一端をリール
    軸のカバー又は側壁に固着せしめて成る請求項2又は3
    又は4または10記載ノリール式の芝刈機或いは除草装
    置。
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