JPH0838158A - 微細藻類によるco2固定化装置 - Google Patents
微細藻類によるco2固定化装置Info
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- JPH0838158A JPH0838158A JP6176468A JP17646894A JPH0838158A JP H0838158 A JPH0838158 A JP H0838158A JP 6176468 A JP6176468 A JP 6176468A JP 17646894 A JP17646894 A JP 17646894A JP H0838158 A JPH0838158 A JP H0838158A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設置コストおよび運転コストの削減を図り、
排ガス中のCO2 を効率的に除去する。 【構成】 内部への光の照射が可能な密閉型反応槽24
内に、担体28が配置されている。担体28上に微細藻
類29が保持されている。反応槽24内に供給管23か
らCO2 を含む排ガス21が供給され、同時に管27か
ら液体培地25が供給される。微細藻類29に光が照射
され、微細藻類29の光合成反応によりCO2 が固定化
され、処理ガス31となって排出管32から排出され
る。
排ガス中のCO2 を効率的に除去する。 【構成】 内部への光の照射が可能な密閉型反応槽24
内に、担体28が配置されている。担体28上に微細藻
類29が保持されている。反応槽24内に供給管23か
らCO2 を含む排ガス21が供給され、同時に管27か
ら液体培地25が供給される。微細藻類29に光が照射
され、微細藻類29の光合成反応によりCO2 が固定化
され、処理ガス31となって排出管32から排出され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微細藻類を用いて、大
気中のCO2 を直接固定化したり、火力発電所、ボイ
ラ、ゴミ処理場、水処理プラント、および自動車等の排
ガス中に含まれるCO2 を固定化するCO2 固定化装置
に関する。
気中のCO2 を直接固定化したり、火力発電所、ボイ
ラ、ゴミ処理場、水処理プラント、および自動車等の排
ガス中に含まれるCO2 を固定化するCO2 固定化装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCO2 固定化方法を図16に示
す。図16において、火力発電所等のCO2 を含む排ガ
ス1がブロア2によってガス管3を介して反応槽5内の
散気管4に供給される。反応槽5内には、液体培地6と
微細藻類7が投入されて培養液8を形成している。微細
藻類7は、供給されたCO2 を炭素源とし、また液体培
地中のミネラルを栄養源とし、さらに照射された光9の
光エネルギーをエネルギー源として式(1)に示す光合
成反応を起こし、排ガス1中のCO2 をC6 H12O
6 (有機物)として固定化する。CO2 を固定化してC
O2 濃度が減少したガスは、処理ガス10としてガス管
11を介して排出される。また、随時開閉弁12が開と
なり、液体培地6が管13を介して反応槽5内に供給さ
れる。
す。図16において、火力発電所等のCO2 を含む排ガ
ス1がブロア2によってガス管3を介して反応槽5内の
散気管4に供給される。反応槽5内には、液体培地6と
微細藻類7が投入されて培養液8を形成している。微細
藻類7は、供給されたCO2 を炭素源とし、また液体培
地中のミネラルを栄養源とし、さらに照射された光9の
光エネルギーをエネルギー源として式(1)に示す光合
成反応を起こし、排ガス1中のCO2 をC6 H12O
6 (有機物)として固定化する。CO2 を固定化してC
O2 濃度が減少したガスは、処理ガス10としてガス管
11を介して排出される。また、随時開閉弁12が開と
なり、液体培地6が管13を介して反応槽5内に供給さ
れる。
【0003】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
微細藻類によるCO2 固定化方法では、以下のような問
題がある。
微細藻類によるCO2 固定化方法では、以下のような問
題がある。
【0005】すなわち運転を継続していくと、微細藻類
7の濃度が高くなり、光9が培養液8の内部、例えば液
体表面から10cm以下には到達されにくくなる。また微
細藻類7の濃度が高くなるに伴って光9の照射が遮断さ
れ、CO2 固定化速度が低下する。
7の濃度が高くなり、光9が培養液8の内部、例えば液
体表面から10cm以下には到達されにくくなる。また微
細藻類7の濃度が高くなるに伴って光9の照射が遮断さ
れ、CO2 固定化速度が低下する。
【0006】同様に、運転を継続していくと、光9は培
養液8の内部に到達されにくくなるので、垂直方向に大
型化プラントを製作するのが困難となり、そのため水平
方向に拡大してプラントを作らなければならない。この
ため、反応槽5の設置面積が大きくなる。
養液8の内部に到達されにくくなるので、垂直方向に大
型化プラントを製作するのが困難となり、そのため水平
方向に拡大してプラントを作らなければならない。この
ため、反応槽5の設置面積が大きくなる。
【0007】また培養液8(水、栄養塩類、微細藻類)
を用いて液相中で光合成反応を行うので、水や栄養塩類
が多量に必要となり、それらの供給コストが高くなる。
を用いて液相中で光合成反応を行うので、水や栄養塩類
が多量に必要となり、それらの供給コストが高くなる。
【0008】さらに排ガス1を培養液8(水、栄養塩
類、微細藻類)内に供給して液相中で光合成反応を行う
ので、反応槽5を大型化した場合、光照射面積を拡大し
なければならないが、大型化した場合、気泡を発生させ
るブロア2、ガス管3、散気管4が多量に必要となり、
建設費が高くなる。また、ブロア2の電気コストが莫大
なものとなり、実プラントにするのが困難である。
類、微細藻類)内に供給して液相中で光合成反応を行う
ので、反応槽5を大型化した場合、光照射面積を拡大し
なければならないが、大型化した場合、気泡を発生させ
るブロア2、ガス管3、散気管4が多量に必要となり、
建設費が高くなる。また、ブロア2の電気コストが莫大
なものとなり、実プラントにするのが困難である。
【0009】また、反応槽5を大型化した場合、液相内
を撹拌する必要があるが、ブロア2によるバブリングの
みでは反応槽5の液相内を均一に撹拌することはでき
ず、このため撹拌の電気コストが高なる。
を撹拌する必要があるが、ブロア2によるバブリングの
みでは反応槽5の液相内を均一に撹拌することはでき
ず、このため撹拌の電気コストが高なる。
【0010】また、増殖した微細藻類7を回収して燃
料、薬品等に利用する場合、その微細藻類7を沈澱分
離、遠心分離等の濃縮工程を行う必要があるが、この濃
縮工程の設置面積が大きくなり、その工程による電気コ
ストが高くなる。
料、薬品等に利用する場合、その微細藻類7を沈澱分
離、遠心分離等の濃縮工程を行う必要があるが、この濃
縮工程の設置面積が大きくなり、その工程による電気コ
ストが高くなる。
【0011】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、光の利用効率を向上させてCO2 固定化速
度を高くすることによって設置面積を縮小化し、かつ水
・栄養塩類の使用、ブロアの運転、培養液の撹拌、微細
藻類の濃縮・回収、等のランニングコストおよび建設費
を削減することによって、排ガスもしくは大気中のCO
2 を効率的かつ実用的に固定化することができる微細藻
類によるCO2 固定化方法を提供することを目的とす
る。
ものであり、光の利用効率を向上させてCO2 固定化速
度を高くすることによって設置面積を縮小化し、かつ水
・栄養塩類の使用、ブロアの運転、培養液の撹拌、微細
藻類の濃縮・回収、等のランニングコストおよび建設費
を削減することによって、排ガスもしくは大気中のCO
2 を効率的かつ実用的に固定化することができる微細藻
類によるCO2 固定化方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
CO2 ガスを固定化処理する微細藻類を微細藻類への光
の照射が可能な状態で保持する密閉型反応槽と、この反
応槽内へCO2 ガスを含む排ガスを供給する手段と、前
記反応槽から処理ガスを排出する手段と、前記反応槽内
の微細藻類へ水分を供給する手段と、を備えたことを特
徴とする微細藻類によるCO2 固定化装置である。
CO2 ガスを固定化処理する微細藻類を微細藻類への光
の照射が可能な状態で保持する密閉型反応槽と、この反
応槽内へCO2 ガスを含む排ガスを供給する手段と、前
記反応槽から処理ガスを排出する手段と、前記反応槽内
の微細藻類へ水分を供給する手段と、を備えたことを特
徴とする微細藻類によるCO2 固定化装置である。
【0013】請求項2記載の発明は、反応槽内の排ガス
供給空間容積に対する水分容積の比を1以下としたこと
を特徴とする請求項1記載の微細藻類によるCO2 固定
化装置である。
供給空間容積に対する水分容積の比を1以下としたこと
を特徴とする請求項1記載の微細藻類によるCO2 固定
化装置である。
【0014】請求項3記載の発明は、反応槽内の側壁に
おいて、微細藻類が保持されることを特徴とする請求項
1記載の微細藻類によるCO2 固定化装置である。
おいて、微細藻類が保持されることを特徴とする請求項
1記載の微細藻類によるCO2 固定化装置である。
【0015】請求項4記載の発明は、反応槽内において
微細藻類は板状担体により保持され、この担体は反応槽
内に多段に水平方向に配置されていることを特徴とする
請求項1記載の微細藻類によるCO2 固定化装置であ
る。
微細藻類は板状担体により保持され、この担体は反応槽
内に多段に水平方向に配置されていることを特徴とする
請求項1記載の微細藻類によるCO2 固定化装置であ
る。
【0016】請求項5記載の発明は、反応槽内において
微細藻類は板状担体により保持され、この担体は、傾斜
して配置され、この担体上に隔壁を設けたことを特徴と
する請求項1記載の微細藻類によるCO2 固定化装置で
ある。
微細藻類は板状担体により保持され、この担体は、傾斜
して配置され、この担体上に隔壁を設けたことを特徴と
する請求項1記載の微細藻類によるCO2 固定化装置で
ある。
【0017】請求項6記載の発明は、反応槽内において
微細藻類は担体により保持され、この担体は搬送手段上
に配置されるとともに、搬送手段駆動用の駆動装置を設
けたことを特徴とする請求項1記載の微細藻類によるC
O2 固定化装置である。
微細藻類は担体により保持され、この担体は搬送手段上
に配置されるとともに、搬送手段駆動用の駆動装置を設
けたことを特徴とする請求項1記載の微細藻類によるC
O2 固定化装置である。
【0018】請求項7記載の発明は、反応槽内において
微細藻類は、燃焼灰もしくは燃焼炭を加工した材料と接
触した状態で保持されることを特徴とする請求項1記載
の微細藻類によるCO2 固定化装置である。
微細藻類は、燃焼灰もしくは燃焼炭を加工した材料と接
触した状態で保持されることを特徴とする請求項1記載
の微細藻類によるCO2 固定化装置である。
【0019】請求項8記載の発明は、反応槽の排ガス供
給空間内のガスを循環させるため、反応槽に循環配管を
設けたことを特徴とする請求項1記載の微細藻類による
CO2 固定化装置である。
給空間内のガスを循環させるため、反応槽に循環配管を
設けたことを特徴とする請求項1記載の微細藻類による
CO2 固定化装置である。
【0020】請求項9記載の発明は、排ガスの供給手段
に、排ガス温度を60℃以下に冷却する冷却装置を設け
たことを特徴とする請求項1記載の微細藻類によるCO
2 固定化装置である。
に、排ガス温度を60℃以下に冷却する冷却装置を設け
たことを特徴とする請求項1記載の微細藻類によるCO
2 固定化装置である。
【0021】請求項10記載の発明は、内部に光が照射
される密閉型反応槽と、この密閉型反応槽内の気相中を
浮游するとともに、CO2 ガスを固定化処理する微細藻
類を保持する粒状担体と、前記反応槽内の気相中へCO
2 ガスを含む排ガスを供給する手段と、前記反応槽から
処理ガスを排出する手段と、を備えたことを特徴とする
微細藻類によるCO2 固定化装置である。
される密閉型反応槽と、この密閉型反応槽内の気相中を
浮游するとともに、CO2 ガスを固定化処理する微細藻
類を保持する粒状担体と、前記反応槽内の気相中へCO
2 ガスを含む排ガスを供給する手段と、前記反応槽から
処理ガスを排出する手段と、を備えたことを特徴とする
微細藻類によるCO2 固定化装置である。
【0022】請求項11記載の発明は、CO2 ガスを固
定化処理する微細藻類を微細藻類への光の照射が可能な
状態で保持する大気開放型反応槽と、この反応槽内へC
O2ガスを含む排ガスを供給する手段と、前記反応槽か
ら処理ガスを排出する手段と、前記反応槽内の微細藻類
へ水分を供給する手段と、を備えたことを特徴とする微
細藻類によるCO2 固定化装置である。
定化処理する微細藻類を微細藻類への光の照射が可能な
状態で保持する大気開放型反応槽と、この反応槽内へC
O2ガスを含む排ガスを供給する手段と、前記反応槽か
ら処理ガスを排出する手段と、前記反応槽内の微細藻類
へ水分を供給する手段と、を備えたことを特徴とする微
細藻類によるCO2 固定化装置である。
【0023】請求項12記載の発明は、水分を供給する
手段は、雨水または海水の貯水槽に接続されていること
を特徴とする請求項11記載の微細藻類によるCO2 固
定化装置である。
手段は、雨水または海水の貯水槽に接続されていること
を特徴とする請求項11記載の微細藻類によるCO2 固
定化装置である。
【0024】請求項13記載の発明は、CO2 ガスを固
定化処理する微細藻類を微細藻類への光の照射が可能な
状態で保持する密閉型反応槽と、この反応槽内へCO2
ガスを含む排ガスを供給する手段と、前記反応槽から処
理ガスを排出する手段と、前記反応槽内の微細藻類へ水
分を供給する手段と、反応槽内の水分を測定する手段お
よび微細藻類の光合成活性を測定する手段のうち、少な
くとも一方の測定手段と、この測定手段からの測定値に
基づいて微細藻類への水分の供給を制御する手段と、を
備えたことを特徴とする微細藻類によるCO2 固定化装
置である。
定化処理する微細藻類を微細藻類への光の照射が可能な
状態で保持する密閉型反応槽と、この反応槽内へCO2
ガスを含む排ガスを供給する手段と、前記反応槽から処
理ガスを排出する手段と、前記反応槽内の微細藻類へ水
分を供給する手段と、反応槽内の水分を測定する手段お
よび微細藻類の光合成活性を測定する手段のうち、少な
くとも一方の測定手段と、この測定手段からの測定値に
基づいて微細藻類への水分の供給を制御する手段と、を
備えたことを特徴とする微細藻類によるCO2 固定化装
置である。
【0025】
【作用】請求項1記載の発明によれば、反応槽内に排ガ
ス供給手段によりCO2 を含む排ガスを供給し、水分供
給手段から水分を供給すると、反応槽内に保持された微
細藻類にCO2 および水分を接触させることができ、反
応槽に光を照射することにより、排ガス中のCO2 を微
細藻類により固定化して排ガス中のCO2 を低減させる
ことができる。そのガスは処理ガスとして排出される。
ス供給手段によりCO2 を含む排ガスを供給し、水分供
給手段から水分を供給すると、反応槽内に保持された微
細藻類にCO2 および水分を接触させることができ、反
応槽に光を照射することにより、排ガス中のCO2 を微
細藻類により固定化して排ガス中のCO2 を低減させる
ことができる。そのガスは処理ガスとして排出される。
【0026】請求項2記載の発明によれば、気相の容積
に対する液相の容量が液ガス比1以下になるように設定
し、また微細藻類にCO2 を含む排ガスを接触させ光を
照射することによって、水分供給を少なくして排ガス中
のCO2 を固定化してCO2を低減させることができ
る。
に対する液相の容量が液ガス比1以下になるように設定
し、また微細藻類にCO2 を含む排ガスを接触させ光を
照射することによって、水分供給を少なくして排ガス中
のCO2 を固定化してCO2を低減させることができ
る。
【0027】請求項3記載の発明によれば、反応槽側に
保持した数多くの微細藻類を排ガス中のCO2 と水分と
接触させ光を照射させることによって光合成を行い、効
率よく排ガス中のCO2 を固定化することができる。
保持した数多くの微細藻類を排ガス中のCO2 と水分と
接触させ光を照射させることによって光合成を行い、効
率よく排ガス中のCO2 を固定化することができる。
【0028】請求項4記載の発明によれば、多段に配設
した担体の表面に保持した微細藻類に排ガス中のCO2
と水分を接触させると同時に、光を使用して光合成を行
い、効率よく排ガス中のCO2 を固定化することができ
る。
した担体の表面に保持した微細藻類に排ガス中のCO2
と水分を接触させると同時に、光を使用して光合成を行
い、効率よく排ガス中のCO2 を固定化することができ
る。
【0029】請求項5記載の発明によれば、担体の表面
に配設した隔壁により水分を担体の表面に均一に保持さ
せて、微細藻類によって光合成を行うことができる。ま
た隔壁を配設することにより排ガス中のCO2 と微細藻
類との接触機会を多くし、微細藻類のCO2 固定化速度
を向上させ、排ガス中のCO2 をより多く低減させた
後、処理ガスとして排出することができる。
に配設した隔壁により水分を担体の表面に均一に保持さ
せて、微細藻類によって光合成を行うことができる。ま
た隔壁を配設することにより排ガス中のCO2 と微細藻
類との接触機会を多くし、微細藻類のCO2 固定化速度
を向上させ、排ガス中のCO2 をより多く低減させた
後、処理ガスとして排出することができる。
【0030】請求項6記載の発明によれば、通常の運転
時、駆動装置を停止させ、一定の期間毎、微細藻類の表
面の水分が減少した時または微細藻類の光合成能力が低
下した時に、水分を供給する手段と搬送手段の駆動装置
を同時に作動させて、担体の表面に水分を均一に拡散し
て保持させ、その微細藻類で光合成を行う。
時、駆動装置を停止させ、一定の期間毎、微細藻類の表
面の水分が減少した時または微細藻類の光合成能力が低
下した時に、水分を供給する手段と搬送手段の駆動装置
を同時に作動させて、担体の表面に水分を均一に拡散し
て保持させ、その微細藻類で光合成を行う。
【0031】請求項7記載の発明によれば、燃焼灰もし
くは燃焼灰を加工した材料は、微細藻類の保持能力が優
れており、強固かつ迅速に担体に微細藻類を保持でき
る。また、燃焼灰はSiO2 (シリカ)、Al2 O
3 (アルミナ)等を主成分としており、微細藻類のみな
らず排ガス中のCO2 もしくは他の不純物質(SOx、
NOx、SPM等)も付着除去させて、処理ガスとして
排出させる。
くは燃焼灰を加工した材料は、微細藻類の保持能力が優
れており、強固かつ迅速に担体に微細藻類を保持でき
る。また、燃焼灰はSiO2 (シリカ)、Al2 O
3 (アルミナ)等を主成分としており、微細藻類のみな
らず排ガス中のCO2 もしくは他の不純物質(SOx、
NOx、SPM等)も付着除去させて、処理ガスとして
排出させる。
【0032】請求項8記載の発明によれば、反応槽内の
ガスを循環することによって反応槽内の撹拌強度、乱流
強度を増加させて、排ガス中のCO2 と微細藻類との接
触機会を増加させ、CO2 固定化速度を向上させ、CO
2 をより多く減少させた処理ガスを排出させる。
ガスを循環することによって反応槽内の撹拌強度、乱流
強度を増加させて、排ガス中のCO2 と微細藻類との接
触機会を増加させ、CO2 固定化速度を向上させ、CO
2 をより多く減少させた処理ガスを排出させる。
【0033】請求項9記載の発明は、排ガスを熱交換器
に供給して、排ガスの温度を微細藻類が死滅する約10
0℃から生存可能な約60℃以下まで低下させる。温度
が下がったガスを反応槽内に供給することによって、反
応槽内を微細藻類が生存できる温度に維持する。微細藻
類は常に安定してCO2 を固定化し、CO2 を常に低減
した処理ガスを排出させる。
に供給して、排ガスの温度を微細藻類が死滅する約10
0℃から生存可能な約60℃以下まで低下させる。温度
が下がったガスを反応槽内に供給することによって、反
応槽内を微細藻類が生存できる温度に維持する。微細藻
類は常に安定してCO2 を固定化し、CO2 を常に低減
した処理ガスを排出させる。
【0034】請求項10記載の発明によれば、排ガスを
流した時、粒状担体を反応槽内に浮游させることによっ
て、排ガス中のCO2 と担体の表面に保持された微細藻
類との接触機会が増加し、排ガス中のCO2 をより多く
固定化させる。
流した時、粒状担体を反応槽内に浮游させることによっ
て、排ガス中のCO2 と担体の表面に保持された微細藻
類との接触機会が増加し、排ガス中のCO2 をより多く
固定化させる。
【0035】請求項11記載の発明によれば、大気開放
型の反応槽内に自然に大気を混入させて、大気中のCO
2 と、担体に保持した微細藻類と、水分と、光とを接触
させて光合成を行い、大気中のCO2 を低減させる。
型の反応槽内に自然に大気を混入させて、大気中のCO
2 と、担体に保持した微細藻類と、水分と、光とを接触
させて光合成を行い、大気中のCO2 を低減させる。
【0036】請求項12記載の発明によれば、微細藻類
の表面に雨水もしくは海水を供給するとともに、大気と
微細藻類と光を接触させることによって大気中のCO2
を固定化し大気中のCO2 を低減させることができる。
の表面に雨水もしくは海水を供給するとともに、大気と
微細藻類と光を接触させることによって大気中のCO2
を固定化し大気中のCO2 を低減させることができる。
【0037】請求項13記載の発明によれば、微細藻類
表面の水分濃度もしくは微細藻類のCO2 固定化速度を
検知し、その値が設定値を下回った場合、水分を微細藻
類の表面に供給することによって、常に安定したCO2
固定化速度を維持することができる。
表面の水分濃度もしくは微細藻類のCO2 固定化速度を
検知し、その値が設定値を下回った場合、水分を微細藻
類の表面に供給することによって、常に安定したCO2
固定化速度を維持することができる。
【0038】
【実施例】第1の実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。図1は本発明による微細藻類によるCO2 固定化装
置の第1の実施例を示す図である。
る。図1は本発明による微細藻類によるCO2 固定化装
置の第1の実施例を示す図である。
【0039】図1においてCO2 固定化装置は密閉型反
応槽24と、この反応槽24内底部に水平方向に配設さ
れた板状担体28とを備え、この担体28は支持体に接
着されたポアサイズ1.0μmのグラスファイバー槇紙
からなっている。このグラスファイバー槇紙からなる担
体28の表面には、CO2 ガスを固定化処理する直径約
10μmの微細藻類29が塗布されている。この微細藻
類29としては、増殖力の高いクロレラケスレリーC−
531株が用いられ、この微細藻類29は気相中に保持
される。
応槽24と、この反応槽24内底部に水平方向に配設さ
れた板状担体28とを備え、この担体28は支持体に接
着されたポアサイズ1.0μmのグラスファイバー槇紙
からなっている。このグラスファイバー槇紙からなる担
体28の表面には、CO2 ガスを固定化処理する直径約
10μmの微細藻類29が塗布されている。この微細藻
類29としては、増殖力の高いクロレラケスレリーC−
531株が用いられ、この微細藻類29は気相中に保持
される。
【0040】また反応槽24の壁面は光透過性となって
おり、光源30からの太陽光が反応槽24の壁面を透過
して微細藻類29の表面に照射される。さらに排ガス2
1は、ブロア22により供給管23を介して反応槽24
内に供給され、他方反応槽24内の処理ガスは排出管3
2から外方へ排出される。
おり、光源30からの太陽光が反応槽24の壁面を透過
して微細藻類29の表面に照射される。さらに排ガス2
1は、ブロア22により供給管23を介して反応槽24
内に供給され、他方反応槽24内の処理ガスは排出管3
2から外方へ排出される。
【0041】また液体培地25が、開閉弁26を有する
管27を介して反応槽24内に供給されるようになって
いる。
管27を介して反応槽24内に供給されるようになって
いる。
【0042】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。まずブロア22により供給管23
を介して排ガス21が反応槽24内に供給される。反応
槽24内に供給された排ガス21中のCO2 は、微細藻
類29の表面に供給された液体培地25中の水および栄
養塩類と、微細藻類の表面に照射された光エネルギーと
により、式(1)に示す光合成反応を気相中で起こす。
この反応により排ガス21中のCO2 は、C6 H12O6
(有機物)とO2 に変換される。光合成反応して生じた
有機物は、微細藻類29の細胞内もしくは細胞表面に貯
えられ、生成したO2 は未反応のCO2 とともに処理ガ
ス31として排出管32から排出される。このようにし
て処理ガス31中のCO2 濃度は、微細藻類29で固定
化した分だけ減少し、CO2 が低減された処理ガス31
が得られる。
用について説明する。まずブロア22により供給管23
を介して排ガス21が反応槽24内に供給される。反応
槽24内に供給された排ガス21中のCO2 は、微細藻
類29の表面に供給された液体培地25中の水および栄
養塩類と、微細藻類の表面に照射された光エネルギーと
により、式(1)に示す光合成反応を気相中で起こす。
この反応により排ガス21中のCO2 は、C6 H12O6
(有機物)とO2 に変換される。光合成反応して生じた
有機物は、微細藻類29の細胞内もしくは細胞表面に貯
えられ、生成したO2 は未反応のCO2 とともに処理ガ
ス31として排出管32から排出される。このようにし
て処理ガス31中のCO2 濃度は、微細藻類29で固定
化した分だけ減少し、CO2 が低減された処理ガス31
が得られる。
【0043】次に微細藻類29および液体培地25につ
いて説明する。微細藻類29は内部に水分が存在すれば
光合成反応を生じさせることができるので、必ずしも表
面が水分で覆われている必要はない。しかしながら、微
細藻類29内部への水分の補給は、微細藻類29表面か
ら行なわれる。
いて説明する。微細藻類29は内部に水分が存在すれば
光合成反応を生じさせることができるので、必ずしも表
面が水分で覆われている必要はない。しかしながら、微
細藻類29内部への水分の補給は、微細藻類29表面か
ら行なわれる。
【0044】本実施例では、開閉弁26を有する管27
から液体培地25が反応槽24内に供給されるが、この
液体培地25として、表1に示すような組成のものが用
いられる。
から液体培地25が反応槽24内に供給されるが、この
液体培地25として、表1に示すような組成のものが用
いられる。
【0045】また表1中のA5溶液およびFe溶液の組
成を、表2および表3に各々示す。
成を、表2および表3に各々示す。
【0046】 次に、図17および図18により、クロレラケスレリー
C−531株からなる微細藻類29中へ純水および液体
培地25を供給した場合における、微細藻類29のCO
2 固定化量の変化を示す。
C−531株からなる微細藻類29中へ純水および液体
培地25を供給した場合における、微細藻類29のCO
2 固定化量の変化を示す。
【0047】図17は微細藻類29中へ純水または液体
培地25のいずれかを供給した場合における微細藻類2
9のCO2 固定化量の変化を示す。この場合、CO2 は
空気とともに反応槽24内に流入する。図17に示すよ
うに、純水または液体培地25のいずれを供給した場合
でも、その後2日半経過すると水分がなくなりCO2固
定化量が0となる。
培地25のいずれかを供給した場合における微細藻類2
9のCO2 固定化量の変化を示す。この場合、CO2 は
空気とともに反応槽24内に流入する。図17に示すよ
うに、純水または液体培地25のいずれを供給した場合
でも、その後2日半経過すると水分がなくなりCO2固
定化量が0となる。
【0048】また図18は、微細藻類29中へ純水また
は液体培地25のいずれかを定期的に供給した場合にお
ける微細藻類29のCO2 固定化量の変化を示す。この
場合、CO2 は空気とともに反応槽24内に流入する。
図18に示すように、液体培地を定期的に供給した場
合、純水の場合に比較してCO2 固定化能力の減少を押
えることができる。
は液体培地25のいずれかを定期的に供給した場合にお
ける微細藻類29のCO2 固定化量の変化を示す。この
場合、CO2 は空気とともに反応槽24内に流入する。
図18に示すように、液体培地を定期的に供給した場
合、純水の場合に比較してCO2 固定化能力の減少を押
えることができる。
【0049】なお、図18において、時間の経過ととも
に微細藻類29が増殖する。純水を定期的に供給した場
合は、例えば表4に示すように微細藻類29が増殖す
る。
に微細藻類29が増殖する。純水を定期的に供給した場
合は、例えば表4に示すように微細藻類29が増殖す
る。
【0050】 本実施例によれば、担体28としてグラスファイバー槇
紙を用いているので、微細藻類29の保持が容易とな
り、微細藻類29の直径約10μmに比べてグラスファ
イバー槇紙のポアサイズは1.0μmと小さいため、担
体28を液体培地25は通過するが微細藻類29は通過
しない。
紙を用いているので、微細藻類29の保持が容易とな
り、微細藻類29の直径約10μmに比べてグラスファ
イバー槇紙のポアサイズは1.0μmと小さいため、担
体28を液体培地25は通過するが微細藻類29は通過
しない。
【0051】また、微細藻類29としてクロレラケスレ
リーC−531株を用いた場合、この微細藻類29の細
胞は低水分に強いので、比較的雑に取り扱うことができ
る。したがって、水分量の変化に耐性があり、安定した
CO2 固定化速度が維持できる。
リーC−531株を用いた場合、この微細藻類29の細
胞は低水分に強いので、比較的雑に取り扱うことができ
る。したがって、水分量の変化に耐性があり、安定した
CO2 固定化速度が維持できる。
【0052】さらに光源30として太陽光を用い、エネ
ルギー源を太陽エネルギーとしたので、光合成反応すな
わちCO2 固定化反応に必要なエネルギーを他からもっ
てくる必要がない。また反応槽24は平板型であるの
で、簡単な構造となり、反応槽の建設費が低くなり、運
転管理方法も容易となる。
ルギー源を太陽エネルギーとしたので、光合成反応すな
わちCO2 固定化反応に必要なエネルギーを他からもっ
てくる必要がない。また反応槽24は平板型であるの
で、簡単な構造となり、反応槽の建設費が低くなり、運
転管理方法も容易となる。
【0053】さらに開閉弁26の開閉のみで液体培地2
5を供給することができ、簡単かつ低コストの供給が可
能である。
5を供給することができ、簡単かつ低コストの供給が可
能である。
【0054】なお微細藻類29表面への水分の補給とし
て液体培地25を用いたが、純水と固形の栄養塩類を別
々に供給したり、それらを交互に供給したりすることも
できる。また、液体培地25でなく、海水や雨水あるい
は、廃棄物関連の水例えば下水処理場の下水、処理水、
ゴミ処理場の処理水等の使用も可能である。
て液体培地25を用いたが、純水と固形の栄養塩類を別
々に供給したり、それらを交互に供給したりすることも
できる。また、液体培地25でなく、海水や雨水あるい
は、廃棄物関連の水例えば下水処理場の下水、処理水、
ゴミ処理場の処理水等の使用も可能である。
【0055】次に本発明の変形例を示す。図1では、担
体28としてグラスファイバー槇紙を用いたが、担体の
種類、数、粒径、形状、大きさは限定されない。すなわ
ちガラス、アクリル、セラミックス等の担体28を使用
することができる。また、担体28は必ずしも設ける必
要はなく、微細藻類29を反応槽24の壁面に直接設け
てもよい。
体28としてグラスファイバー槇紙を用いたが、担体の
種類、数、粒径、形状、大きさは限定されない。すなわ
ちガラス、アクリル、セラミックス等の担体28を使用
することができる。また、担体28は必ずしも設ける必
要はなく、微細藻類29を反応槽24の壁面に直接設け
てもよい。
【0056】また、微細藻類29としてクロレラケスレ
リーC−531株を使用したが、同じクロレラ属の他の
種であるクロレラピレノイドーサや、他の緑藻ドナリエ
ラ、あるいはらん藻の仲間であるスピルリナ等生物学的
に定義される微細藻類であればいずれでも使用可能であ
る。また、微細藻類29の担体保持量も特に限定されな
い。
リーC−531株を使用したが、同じクロレラ属の他の
種であるクロレラピレノイドーサや、他の緑藻ドナリエ
ラ、あるいはらん藻の仲間であるスピルリナ等生物学的
に定義される微細藻類であればいずれでも使用可能であ
る。また、微細藻類29の担体保持量も特に限定されな
い。
【0057】さらにエネルギー源として太陽光を用いた
が、太陽光以外の光を使用することもできる。例えば、
電気エネルギー由来の蛍光灯等の人工光や、熱エネルギ
ー由来の火の光等を用いてもよく、また、太陽光と太陽
光以外の光を混合して利用することも可能である。
が、太陽光以外の光を使用することもできる。例えば、
電気エネルギー由来の蛍光灯等の人工光や、熱エネルギ
ー由来の火の光等を用いてもよく、また、太陽光と太陽
光以外の光を混合して利用することも可能である。
【0058】また反応槽24の構造を平板型としたが、
反応槽24の構造、形状、種類、数、大きさは限定され
ない。球形や円筒形の構造でもよいし、数も複数個並列
あるいは直列に配すことができる。
反応槽24の構造、形状、種類、数、大きさは限定され
ない。球形や円筒形の構造でもよいし、数も複数個並列
あるいは直列に配すことができる。
【0059】また、液体培地25および排ガス21の供
給方法等も図1の方法に限定されない。例えば、液体培
地25をポンプで反応槽24内に供給することもでき
る。
給方法等も図1の方法に限定されない。例えば、液体培
地25をポンプで反応槽24内に供給することもでき
る。
【0060】第2の実施例 次に図2により本発明の第2の実施例について説明す
る。
る。
【0061】図2に示す第2の実施例は、反応槽24内
の排ガス供給空間(気相部)34の容積に対する、微細
藻類29を囲む水分(液相部)33容積の比率を1以
下、例えば0.1としたものであり、他は図1に示す第
1の実施例と略同一である。
の排ガス供給空間(気相部)34の容積に対する、微細
藻類29を囲む水分(液相部)33容積の比率を1以
下、例えば0.1としたものであり、他は図1に示す第
1の実施例と略同一である。
【0062】図1に示す第1の実施例と同一部分には同
一符号を付して詳細な説明は省略する。
一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0063】図2において、適時、開閉弁26を開ける
ことによって液体培地25を反応槽24内の微細藻類2
9表面に供給すると、この微細藻類29の表面に液体培
地25が接触する。この場合、接触する液体培地25、
すなわち液相部33の気相部34に対する比率(液ガス
比)は0.1となっている。微細藻類29は排ガス21
中のCO2 と、液体培地25中の水とから光源30の光
エネルギーを用いて式(1)に示す光合成反応を起こ
し、排ガス21中のCO2 を固定化する。固定化されず
に残存したCO2 と固定化して発生したCO2 と他のガ
ス成分を含む処理ガス31はガス管32から排出され
る。
ことによって液体培地25を反応槽24内の微細藻類2
9表面に供給すると、この微細藻類29の表面に液体培
地25が接触する。この場合、接触する液体培地25、
すなわち液相部33の気相部34に対する比率(液ガス
比)は0.1となっている。微細藻類29は排ガス21
中のCO2 と、液体培地25中の水とから光源30の光
エネルギーを用いて式(1)に示す光合成反応を起こ
し、排ガス21中のCO2 を固定化する。固定化されず
に残存したCO2 と固定化して発生したCO2 と他のガ
ス成分を含む処理ガス31はガス管32から排出され
る。
【0064】本実施例によれば、液ガス比を0.1とし
たので液体培地25の使用量が低減でき、液体培地25
の供給コストが低減される。また微細藻類29と液体培
地25は、微細藻類29と担体28との接触面以外全て
の部分で接触しているので、微細藻類29の表面を液体
培地25が大部分おおっており、微細藻類29の生物活
性を高く維持することができ、CO2 固定化速度が安定
化する。
たので液体培地25の使用量が低減でき、液体培地25
の供給コストが低減される。また微細藻類29と液体培
地25は、微細藻類29と担体28との接触面以外全て
の部分で接触しているので、微細藻類29の表面を液体
培地25が大部分おおっており、微細藻類29の生物活
性を高く維持することができ、CO2 固定化速度が安定
化する。
【0065】なお、液ガス比を0.1としたが、その値
は限定されない。微細藻類29の表面にわずかに水分が
存在する状態、つまり液ガス同比は1以下であればよ
い。
は限定されない。微細藻類29の表面にわずかに水分が
存在する状態、つまり液ガス同比は1以下であればよ
い。
【0066】微細藻類29と液体培地25との接触面
は、担体接触面を除いて全ての面である必要はなく、こ
の接触面の占有率に関しても限定されない。微細藻鋳2
9の表面の一部が液体培地25に接触するだけで十分で
あり、また微細藻類29の担体28とを液体培地25を
介して接触させてもよい。
は、担体接触面を除いて全ての面である必要はなく、こ
の接触面の占有率に関しても限定されない。微細藻鋳2
9の表面の一部が液体培地25に接触するだけで十分で
あり、また微細藻類29の担体28とを液体培地25を
介して接触させてもよい。
【0067】また、第1の実施例の場合と同様に、排ガ
ス21、液体培地25の供給方法、光源30の種類、反
応槽24と担体28の構造、形状、種類、数、大きさ、
また微細藻類29の種類、量等は限定されない。
ス21、液体培地25の供給方法、光源30の種類、反
応槽24と担体28の構造、形状、種類、数、大きさ、
また微細藻類29の種類、量等は限定されない。
【0068】第3の実施例 次に図3により本発明の第3の実施例を説明する。図3
に示す第3の実施例は反応槽24の槽高を底部と略同一
長とし、反応槽24内底部の担体28に加えて反応槽2
4の側壁にグラスファイバー濾紙からなる担体28aを
設けたものであり、他は図1に示す第1の実施例と略同
一である。また液体培地を供給する管27は連結点35
で管36と管37に分岐し、それぞれの管36,37は
反応槽24内の側壁上部に接続されている。
に示す第3の実施例は反応槽24の槽高を底部と略同一
長とし、反応槽24内底部の担体28に加えて反応槽2
4の側壁にグラスファイバー濾紙からなる担体28aを
設けたものであり、他は図1に示す第1の実施例と略同
一である。また液体培地を供給する管27は連結点35
で管36と管37に分岐し、それぞれの管36,37は
反応槽24内の側壁上部に接続されている。
【0069】図3において、ブロア22を駆動して反応
槽24内に供給された排ガス21は担体28,28aに
保持されている微細藻類29と接触する。この時、微細
藻類29表面に存在する液体培地25の水と排ガス21
中のCO2 が光源30の光エネルギーを用いて式(1)
に示す光合成反応を起こし、有機物とO2 に変換され
る。図3に示すように、反応槽24内の底部のみならず
側壁にも微細藻類29が保持されているので、光源30
の照射面積が大きくなり、光合成反応が促進され排ガス
21中のCO2 をより多く固定化してCO2 を低減し処
理ガス31として排出する。
槽24内に供給された排ガス21は担体28,28aに
保持されている微細藻類29と接触する。この時、微細
藻類29表面に存在する液体培地25の水と排ガス21
中のCO2 が光源30の光エネルギーを用いて式(1)
に示す光合成反応を起こし、有機物とO2 に変換され
る。図3に示すように、反応槽24内の底部のみならず
側壁にも微細藻類29が保持されているので、光源30
の照射面積が大きくなり、光合成反応が促進され排ガス
21中のCO2 をより多く固定化してCO2 を低減し処
理ガス31として排出する。
【0070】本実施例によれば、液体培地25は、連結
点35で分岐し、管36,37により反応槽24内の側
壁上方に供給されるので、開閉弁26の開閉操作のみで
側壁部および底部に配置された微細藻類29の表面を液
体培地25で満たすことができる。
点35で分岐し、管36,37により反応槽24内の側
壁上方に供給されるので、開閉弁26の開閉操作のみで
側壁部および底部に配置された微細藻類29の表面を液
体培地25で満たすことができる。
【0071】また、反応槽24bの槽高を長くしたの
で、より多くの微細藻類29を担体28aの表面に保持
することができ、よってCO2 固定化速度が向上する。
で、より多くの微細藻類29を担体28aの表面に保持
することができ、よってCO2 固定化速度が向上する。
【0072】なお排ガス21、液体培地25の供給方
法、光源30の種類、反応槽24および担体28,28
aの構造、形状、種類、数、大きさ、また微細藻類29
の種類、量等は特に限定されない。
法、光源30の種類、反応槽24および担体28,28
aの構造、形状、種類、数、大きさ、また微細藻類29
の種類、量等は特に限定されない。
【0073】第4の実施例 次に図4により本発明の第4の実施例を説明する。図4
に示す第4の実施例は、担体を水平方向に多段に配置し
たものであり、他は図1に示す第1の実施例と略同一で
ある。
に示す第4の実施例は、担体を水平方向に多段に配置し
たものであり、他は図1に示す第1の実施例と略同一で
ある。
【0074】図4に示すように、反応槽24内には上部
から順に各々アクリル製の第1の担体40、第2の担体
41、第3の担体42が配設されており、それぞれの担
体40,41,42には第1の微細藻類43、第2の微
細藻類44、第3の微細藻類45が保持されている。こ
の微細藻類43,44,45はいずれもクロレラケスレ
リーC−531株からなっている。また、ブロア22を
有する供給管46は、連結点47において供給管48と
供給管49に分岐し、この供給管49は連結点50で更
に供給管51と供給管52に分岐されている。また、開
閉弁26を有する管53は、連結点54で管55と管5
6に分岐し、管56は連結点57で管58と管59に分
岐している。処理ガス31を排出する排出管60は、連
結点61で排出管62と排出管63が合流したものであ
り、排出管63は連結点64で排出管65と排出管66
が合流したものである。
から順に各々アクリル製の第1の担体40、第2の担体
41、第3の担体42が配設されており、それぞれの担
体40,41,42には第1の微細藻類43、第2の微
細藻類44、第3の微細藻類45が保持されている。こ
の微細藻類43,44,45はいずれもクロレラケスレ
リーC−531株からなっている。また、ブロア22を
有する供給管46は、連結点47において供給管48と
供給管49に分岐し、この供給管49は連結点50で更
に供給管51と供給管52に分岐されている。また、開
閉弁26を有する管53は、連結点54で管55と管5
6に分岐し、管56は連結点57で管58と管59に分
岐している。処理ガス31を排出する排出管60は、連
結点61で排出管62と排出管63が合流したものであ
り、排出管63は連結点64で排出管65と排出管66
が合流したものである。
【0075】図4において、開閉弁26を開けることに
よって、液体培地25は第1の微細藻類43、第2の微
細藻類44、第3の微細藻類45それぞれの表面に供給
される。また、排ガス21はブロア22を駆動すること
によって、第1〜第3の微細藻類43,44,45が存
在する気相部に供給され、それぞれの微細藻類43,4
4,45は光源30から照射される光エネルギーを用い
てそれぞれの微細藻類43,44,45の表面に接触す
る液体培地25中の水と排ガス中のCO2 とから光合成
を行い、排ガス21中のCO2 を固定化する。このとき
それぞれの微細藻類43,44,45が光合成を行い、
CO2 が減じられた排ガスは連結点61で混合し、排出
管60を介して処理ガス31として排出される。
よって、液体培地25は第1の微細藻類43、第2の微
細藻類44、第3の微細藻類45それぞれの表面に供給
される。また、排ガス21はブロア22を駆動すること
によって、第1〜第3の微細藻類43,44,45が存
在する気相部に供給され、それぞれの微細藻類43,4
4,45は光源30から照射される光エネルギーを用い
てそれぞれの微細藻類43,44,45の表面に接触す
る液体培地25中の水と排ガス中のCO2 とから光合成
を行い、排ガス21中のCO2 を固定化する。このとき
それぞれの微細藻類43,44,45が光合成を行い、
CO2 が減じられた排ガスは連結点61で混合し、排出
管60を介して処理ガス31として排出される。
【0076】本実施例によれば、液体培地25の供給が
1つの開閉弁26の開閉操作のみで行われるので、運転
管理が容易となる。また、第1〜第3の担体40,4
1,42として光透過性のアクリルを用いたので、それ
ぞれの担体40,41,42を光が通過し、第2および
第3の担体にまで光が届き、第1の微細藻類43のみな
らず第2の微細藻類44および第3の微細藻類45も光
合成を行い、反応槽24の面積当たりのCO2 固定化速
度が向上する。したがって、処理ガス31中のCO2 濃
度が減少できる。
1つの開閉弁26の開閉操作のみで行われるので、運転
管理が容易となる。また、第1〜第3の担体40,4
1,42として光透過性のアクリルを用いたので、それ
ぞれの担体40,41,42を光が通過し、第2および
第3の担体にまで光が届き、第1の微細藻類43のみな
らず第2の微細藻類44および第3の微細藻類45も光
合成を行い、反応槽24の面積当たりのCO2 固定化速
度が向上する。したがって、処理ガス31中のCO2 濃
度が減少できる。
【0077】なお第1の担体40、第2の担体41、第
3の担体42の素材としてアクリルを用いたが、担体の
種類、素材、数、大きさ、形状、色等は限定されない。
素材は光透過性のものであれば使用することができる。
3の担体42の素材としてアクリルを用いたが、担体の
種類、素材、数、大きさ、形状、色等は限定されない。
素材は光透過性のものであれば使用することができる。
【0078】排ガス21および液体培地25を反応槽2
4内に供給する方法および処理ガス31を排出する方法
についても特に限定されない。それぞれの微細藻類4
3,44,45の表面に供給するブロアや開閉弁や配管
を設けることが可能である。
4内に供給する方法および処理ガス31を排出する方法
についても特に限定されない。それぞれの微細藻類4
3,44,45の表面に供給するブロアや開閉弁や配管
を設けることが可能である。
【0079】微細藻類43,44,45としていずれも
同じ種類のクロレラケスレリーを用いたが他の種類の微
細藻類を使用したり、種類の異なる微細藻類を各担体4
0,41,42の表面に保持して使用することも可能で
ある。
同じ種類のクロレラケスレリーを用いたが他の種類の微
細藻類を使用したり、種類の異なる微細藻類を各担体4
0,41,42の表面に保持して使用することも可能で
ある。
【0080】また、光源30の種類、反応槽24の構
造、形状、種類、数、大きさは限定されなれい。
造、形状、種類、数、大きさは限定されなれい。
【0081】第5の実施例 次に図5により本発明の第5の実施例について説明す
る。図5に示す第5の実施例は、反応槽内において板状
担体が傾斜して設けられ、この担体上に隔壁を設けたも
のであり、他は図1に示す第1の実施例と略同一であ
る。
る。図5に示す第5の実施例は、反応槽内において板状
担体が傾斜して設けられ、この担体上に隔壁を設けたも
のであり、他は図1に示す第1の実施例と略同一であ
る。
【0082】図5に示すように、反応槽24が反応槽支
持部79により傾斜し、これにより反応槽24内に設け
られた板状担体28も傾斜する。この担体28の表面
に、排ガス21が流入する方向から順に傾斜方向と直交
して第1の隔壁70、第2の隔壁71、第3の隔壁7
2、第4の隔壁73が配設されている。また、排ガス2
1の流入側にバイオマス回収部78が設けられている。
さらに反応槽支持部79は処理ガス31の排出側に設け
られており、反応槽24は水平方向から10度に傾斜し
ている。なお、隔壁70〜73は反応槽24側壁に固定
されている。
持部79により傾斜し、これにより反応槽24内に設け
られた板状担体28も傾斜する。この担体28の表面
に、排ガス21が流入する方向から順に傾斜方向と直交
して第1の隔壁70、第2の隔壁71、第3の隔壁7
2、第4の隔壁73が配設されている。また、排ガス2
1の流入側にバイオマス回収部78が設けられている。
さらに反応槽支持部79は処理ガス31の排出側に設け
られており、反応槽24は水平方向から10度に傾斜し
ている。なお、隔壁70〜73は反応槽24側壁に固定
されている。
【0083】図5において、予め微細藻類29は各隔壁
70,71,72,73の間の担体28の表面に保持さ
れている。液体培地25は管27を介して微細藻類29
の表面に供給され、第4の隔壁73で液体培地25の液
面が形成される。さらに微細藻類29の供給を続ける
と、液体培地25は第4の隔壁73を超えて第3の隔壁
72に達する。同様に第2の隔壁71と第1の隔壁70
においても液体培地25の液面が形成され、担体28の
表面に保持されている微細藻類29の全てが液体培地2
5でおおわれる。このような状態で排ガス21を反応槽
24d内に供給すると、微細藻類29はその表面をおお
っている液体培地25中の水と排ガス21中のCO2 と
から光源30の光エネルギーを利用して光合成を行う。
CO2 を固定化してCO2 を低減したガスは、処理ガス
31として排出管32から排出される。また微細藻類2
9の増殖した分および微細藻類が分泌する有用物質等
は、バイオマス回収部78に沈降して、排出管77から
バイオマス80として排出される。
70,71,72,73の間の担体28の表面に保持さ
れている。液体培地25は管27を介して微細藻類29
の表面に供給され、第4の隔壁73で液体培地25の液
面が形成される。さらに微細藻類29の供給を続ける
と、液体培地25は第4の隔壁73を超えて第3の隔壁
72に達する。同様に第2の隔壁71と第1の隔壁70
においても液体培地25の液面が形成され、担体28の
表面に保持されている微細藻類29の全てが液体培地2
5でおおわれる。このような状態で排ガス21を反応槽
24d内に供給すると、微細藻類29はその表面をおお
っている液体培地25中の水と排ガス21中のCO2 と
から光源30の光エネルギーを利用して光合成を行う。
CO2 を固定化してCO2 を低減したガスは、処理ガス
31として排出管32から排出される。また微細藻類2
9の増殖した分および微細藻類が分泌する有用物質等
は、バイオマス回収部78に沈降して、排出管77から
バイオマス80として排出される。
【0084】本実施例によれば、隔壁70〜73を反応
槽24内の担体28上に液体培地25の流れ方向に対し
て直交して設けたので、液体培地25が隔壁70〜73
間で滞留し微細藻類29の表面を完全に満たすことがで
きる。また1つの管76から液体培地25を供給するの
で装置の構成が簡単になり、運転管理が容易となる。さ
らにまた反応槽支持部79により反応槽24を傾斜させ
ることにより担体28を傾斜させることができるので、
液体培地25を微細藻類29の表面に自然落下により供
給することができ、供給動力が削減できる。またバイオ
マス回収部78を設けたので、バイオマス80の回収が
容易となる。
槽24内の担体28上に液体培地25の流れ方向に対し
て直交して設けたので、液体培地25が隔壁70〜73
間で滞留し微細藻類29の表面を完全に満たすことがで
きる。また1つの管76から液体培地25を供給するの
で装置の構成が簡単になり、運転管理が容易となる。さ
らにまた反応槽支持部79により反応槽24を傾斜させ
ることにより担体28を傾斜させることができるので、
液体培地25を微細藻類29の表面に自然落下により供
給することができ、供給動力が削減できる。またバイオ
マス回収部78を設けたので、バイオマス80の回収が
容易となる。
【0085】なお隔壁70〜73は、反応槽24内に液
体培地25の流れ方向に対して直交して配設したが、隔
壁の数、設置の方向等は限定されない。すなわち、隔壁
を反応槽24の側壁に連結せずに間隙部を設けたり、隔
壁70〜73を流れ方向に対して斜めにあるいは垂直に
配することも可能である。
体培地25の流れ方向に対して直交して配設したが、隔
壁の数、設置の方向等は限定されない。すなわち、隔壁
を反応槽24の側壁に連結せずに間隙部を設けたり、隔
壁70〜73を流れ方向に対して斜めにあるいは垂直に
配することも可能である。
【0086】また、反応槽24の反応槽支持部79を設
けて反応槽24を傾斜させたが、反応槽支持部79を用
いないで、反応槽24内で担体28のみを傾けることも
可能である。また、傾斜の角度は0〜90度いずれでも
使用でき、かつ自然落下作用を用いないでポンプ等で配
送することも可能である。
けて反応槽24を傾斜させたが、反応槽支持部79を用
いないで、反応槽24内で担体28のみを傾けることも
可能である。また、傾斜の角度は0〜90度いずれでも
使用でき、かつ自然落下作用を用いないでポンプ等で配
送することも可能である。
【0087】バイオマス回収部78を反応槽24d内部
に設置したが、内部に設置しないで、外部に設置しても
よい。
に設置したが、内部に設置しないで、外部に設置しても
よい。
【0088】また、排ガス21、液体培地25の供給方
法、光源30の種類、反応槽24と担体28それぞれの
構造、形状、種類、数、大きさ、また微細藻類29の種
類、量等は特に限定されない。
法、光源30の種類、反応槽24と担体28それぞれの
構造、形状、種類、数、大きさ、また微細藻類29の種
類、量等は特に限定されない。
【0089】第6の実施例 次に図6により本発明の第6の実施例について説明す
る。図6に示す第6の実施例は、反応槽内の担体をベル
トコンベア上に配置したものであり、他は図1に示す第
1の実施例と略同一である。
る。図6に示す第6の実施例は、反応槽内の担体をベル
トコンベア上に配置したものであり、他は図1に示す第
1の実施例と略同一である。
【0090】図6に示すように、反応槽24内にベルト
コンベア82が設けられ、ベルトコンベア82上にグラ
スファイバー濾紙からなる担体28が配置されている。
このベルトコンベア82はモータ81により駆動され
る。
コンベア82が設けられ、ベルトコンベア82上にグラ
スファイバー濾紙からなる担体28が配置されている。
このベルトコンベア82はモータ81により駆動され
る。
【0091】図6において、モータ81を回転させベル
トコンベア82を右方向に駆動させると同時に、液体培
地25を管27から処理ガス31の排出側の微細藻類2
9に供給する。ベルトコンベア82が駆動して液体培地
25の摘下位置が変化し、担体28の表面に保持された
微細藻類29の全面が液体培地で満たされる。また、微
細藻類29の増殖した分および有機物等、担体28から
剥離されやすい成分は、バイオマス回収部78の底部に
落とされ、排出管77からバイオマス80として回収さ
れる。微細藻類29はベルトコンベア82の一方の面の
みに配置され、他方の面には配置されていない。一方の
面の微細藻類29に十分液体培地25を供給した後、ベ
ルトコンベア82の駆動および液体培地25の供給を停
止する。
トコンベア82を右方向に駆動させると同時に、液体培
地25を管27から処理ガス31の排出側の微細藻類2
9に供給する。ベルトコンベア82が駆動して液体培地
25の摘下位置が変化し、担体28の表面に保持された
微細藻類29の全面が液体培地で満たされる。また、微
細藻類29の増殖した分および有機物等、担体28から
剥離されやすい成分は、バイオマス回収部78の底部に
落とされ、排出管77からバイオマス80として回収さ
れる。微細藻類29はベルトコンベア82の一方の面の
みに配置され、他方の面には配置されていない。一方の
面の微細藻類29に十分液体培地25を供給した後、ベ
ルトコンベア82の駆動および液体培地25の供給を停
止する。
【0092】本実施例によれば担体28を移動する駆動
手段としてモータ80とベルトコンベア82を用いたの
で、比較的低コストで均一に微細藻類29の表面に液体
培地25を供給することができる。
手段としてモータ80とベルトコンベア82を用いたの
で、比較的低コストで均一に微細藻類29の表面に液体
培地25を供給することができる。
【0093】なお、担体28を搬送する搬送手段は、ベ
ルトコンベア82に限定されることはなく、また排ガス
21と液体培地25の供給方法、反応槽24と担体28
の構造、形状、数、大きさあるいは傾斜角度等も限定さ
れない。
ルトコンベア82に限定されることはなく、また排ガス
21と液体培地25の供給方法、反応槽24と担体28
の構造、形状、数、大きさあるいは傾斜角度等も限定さ
れない。
【0094】第7の実施例 次に図7により本発明の第7の実施例について説明す
る。図7に示す第7の実施例は、密閉型反応槽内の気相
中に、微細藻類を保持する粒状担体を浮遊した状態で充
てんしたものである。図1に示す第1の実施例と同一部
分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
る。図7に示す第7の実施例は、密閉型反応槽内の気相
中に、微細藻類を保持する粒状担体を浮遊した状態で充
てんしたものである。図1に示す第1の実施例と同一部
分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0095】図7において、反応槽24は上部が円筒
状、下部が逆円錐状の構造をしており、その内部には粒
状担体90として、空気比重1.0の球形プラスチック
担体が投入されている。この粒状担体90の表面には微
細藻類29として、クロレラケスレリーC−531株が
保持されている。光源30として太陽光から照射される
光は反応槽24の側方部から内部に入光する。
状、下部が逆円錐状の構造をしており、その内部には粒
状担体90として、空気比重1.0の球形プラスチック
担体が投入されている。この粒状担体90の表面には微
細藻類29として、クロレラケスレリーC−531株が
保持されている。光源30として太陽光から照射される
光は反応槽24の側方部から内部に入光する。
【0096】図7においてブロア22を駆動させること
によって、排ガス21が反応槽24内に供給される。反
応槽24の内部において、微細藻類29を保持した粒状
担体90は、反応槽24内で浮遊して流動する。また、
開閉弁26を開けることによって管27から液体培地2
5が反応槽24内に供給され、微細藻類29の表面に液
体培地25が接触する。
によって、排ガス21が反応槽24内に供給される。反
応槽24の内部において、微細藻類29を保持した粒状
担体90は、反応槽24内で浮遊して流動する。また、
開閉弁26を開けることによって管27から液体培地2
5が反応槽24内に供給され、微細藻類29の表面に液
体培地25が接触する。
【0097】流動している粒状担体90表面の微細藻類
29は、排ガス21中のCO2 と接触し、微細藻類29
の表面の液体培地中の水と光源30の光エネルギーを利
用して、光合成反応を起こし、CO2 を固定化する。
29は、排ガス21中のCO2 と接触し、微細藻類29
の表面の液体培地中の水と光源30の光エネルギーを利
用して、光合成反応を起こし、CO2 を固定化する。
【0098】本実施例によれば、空気比重1.0のプラ
スチック粒状担体90を使用したので、粒状担体90を
排ガス21の供給により容易に流動化することができ
る。したがって、微細藻類29と排ガス21との接触機
会が増加し、CO2 固定化速度が向上する。また光を反
応槽24の側壁から入光させたので、光の照射面積が大
きくなりCO2 固定化速度が向上する。さらに反応槽2
4の底部を円錐状としたので、粒状担体90の流動状態
を良好に維持することができる。
スチック粒状担体90を使用したので、粒状担体90を
排ガス21の供給により容易に流動化することができ
る。したがって、微細藻類29と排ガス21との接触機
会が増加し、CO2 固定化速度が向上する。また光を反
応槽24の側壁から入光させたので、光の照射面積が大
きくなりCO2 固定化速度が向上する。さらに反応槽2
4の底部を円錐状としたので、粒状担体90の流動状態
を良好に維持することができる。
【0099】なお反応槽24の形状、構造等は、図7に
限定されることはなく、例えば底部を円錐状にしないで
全体を円筒状にしてもよく、球状、方形状等可能であ
る。また粒状担体90の種類、素材、性質、数等も限定
されない。排ガス21を供給して流動化するものであれ
ばいずれのものも使用することができる。
限定されることはなく、例えば底部を円錐状にしないで
全体を円筒状にしてもよく、球状、方形状等可能であ
る。また粒状担体90の種類、素材、性質、数等も限定
されない。排ガス21を供給して流動化するものであれ
ばいずれのものも使用することができる。
【0100】第8の実施例 次に図8により本発明の第8の実施例について説明す
る。図8に示す第8の実施例は、燃焼灰の表面に微細藻
類29を配置したものである。図1に示す第1の実施例
と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
る。図8に示す第8の実施例は、燃焼灰の表面に微細藻
類29を配置したものである。図1に示す第1の実施例
と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0101】図8において、反応槽24の内部にアクリ
ル製の担体28が配設され、この担体28の表面には燃
焼灰91として火力発電所のフライアッシュが接着され
ている。担体28の表面に接着した燃焼灰91の上部お
よび間隙に、微細藻類29としてクロレラケスレリーC
−531株が塗布されている。
ル製の担体28が配設され、この担体28の表面には燃
焼灰91として火力発電所のフライアッシュが接着され
ている。担体28の表面に接着した燃焼灰91の上部お
よび間隙に、微細藻類29としてクロレラケスレリーC
−531株が塗布されている。
【0102】担体28の表面にコーティングされた燃焼
灰91を構成するフライアッシュの組成の主成分は、S
iO2 (シリカ)とAl2 O3 (アルミナ)であり、こ
の2成分は有機体を吸着する性質を有している。したが
って、微細藻類29はこの燃焼灰91の表面もしくは間
隙に迅速かつ強固に保持される。この微細藻類29の光
合成作用により、排ガス21中のCO2 が固定化され
る。また、燃焼灰91の主成分は、排ガス21中で残存
するSPM(粒子性浮遊物質)やSOx 、NOxを取り
除くことができ、処理ガス31として排出される。
灰91を構成するフライアッシュの組成の主成分は、S
iO2 (シリカ)とAl2 O3 (アルミナ)であり、こ
の2成分は有機体を吸着する性質を有している。したが
って、微細藻類29はこの燃焼灰91の表面もしくは間
隙に迅速かつ強固に保持される。この微細藻類29の光
合成作用により、排ガス21中のCO2 が固定化され
る。また、燃焼灰91の主成分は、排ガス21中で残存
するSPM(粒子性浮遊物質)やSOx 、NOxを取り
除くことができ、処理ガス31として排出される。
【0103】本実施例によれば、燃焼灰91としてフラ
イアッシュを用いたので、微細藻類29を強固に担体2
8に保持することが可能となり、安定したCO2 固定化
速度が得られる。
イアッシュを用いたので、微細藻類29を強固に担体2
8に保持することが可能となり、安定したCO2 固定化
速度が得られる。
【0104】なお燃焼灰91としてフライアッシュを用
いたが、それ以外の灰を用いることができる。例えば、
下水処理場の汚泥焼却灰やゴミ処理場の焼却灰等を用い
てもよい。また、燃焼灰のみならず燃焼灰を加工したも
のも使用することができる。例えば、フライアッシュを
焼成して透過性の高いガラスを製造し、これをコーティ
ング材として使用することも可能である。また、コーテ
ィング材だけでなく担体28もしくは反応槽24内壁そ
のものの材料として燃焼灰もしくは燃焼灰加工物を利用
することもできる。
いたが、それ以外の灰を用いることができる。例えば、
下水処理場の汚泥焼却灰やゴミ処理場の焼却灰等を用い
てもよい。また、燃焼灰のみならず燃焼灰を加工したも
のも使用することができる。例えば、フライアッシュを
焼成して透過性の高いガラスを製造し、これをコーティ
ング材として使用することも可能である。また、コーテ
ィング材だけでなく担体28もしくは反応槽24内壁そ
のものの材料として燃焼灰もしくは燃焼灰加工物を利用
することもできる。
【0105】第9の実施例 次に図9により本発明の第9の実施例について説明す
る。図9に示す第9の実施例は、反応槽24に循環配管
を設けたものである。図1に示す第1の実施例と同一部
分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
る。図9に示す第9の実施例は、反応槽24に循環配管
を設けたものである。図1に示す第1の実施例と同一部
分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0106】図9において、反応槽24の排出管32よ
りも上部に、ブロア92を有する循環配管93の一端が
連結され、この循環配管93の他端が供給管23よりも
上部に連結されている。
りも上部に、ブロア92を有する循環配管93の一端が
連結され、この循環配管93の他端が供給管23よりも
上部に連結されている。
【0107】図9において、ブロア22を駆動して排ガ
ス21を反応槽24内に供給する。同時にブロア92を
駆動して反応槽24内の気相部内のガスを循環配管93
を介して循環させる。この場合、式(2)に示すよう
に、この循環ガス流量Q2 は、排ガス21のガス流量Q
1 の10倍に設定される。反応槽24内では、気相部の
乱流強度が増加し、ガス流量律速の場合、微細藻類29
と排ガス21中のCO2との接触機会が増加する。した
がって、CO2 固定化速度が向上し、よりCO2濃度を
低減した処理ガス31が得られる。
ス21を反応槽24内に供給する。同時にブロア92を
駆動して反応槽24内の気相部内のガスを循環配管93
を介して循環させる。この場合、式(2)に示すよう
に、この循環ガス流量Q2 は、排ガス21のガス流量Q
1 の10倍に設定される。反応槽24内では、気相部の
乱流強度が増加し、ガス流量律速の場合、微細藻類29
と排ガス21中のCO2との接触機会が増加する。した
がって、CO2 固定化速度が向上し、よりCO2濃度を
低減した処理ガス31が得られる。
【0108】 Q2 =10×Q1 式(2) 本実施例によれば循環ガス流量Q2 を式(2)のように
10倍に設定したので、乱流強度が増加しCO2 固定化
速度が向上する。循環配管93を排ガスの供給管23お
よび排出管32より高く配設したので、ガスの混合効率
が向上し、微細藻類29とCO2 の接触効率を高くして
CO2 固定化速度を高くすることが可能となる。
10倍に設定したので、乱流強度が増加しCO2 固定化
速度が向上する。循環配管93を排ガスの供給管23お
よび排出管32より高く配設したので、ガスの混合効率
が向上し、微細藻類29とCO2 の接触効率を高くして
CO2 固定化速度を高くすることが可能となる。
【0109】なお循環ガス流量Q2 は、式(2)の比率
に限定されることはない。また、循環配管93の設置場
所、その数およびブロア93の数、大きさ等も限定され
ない。循環配管93を複数個設置することもできる。ま
た、排ガス21と液体培地25等の供給、光源30の種
類、反応槽24と担体28と微細藻類29の種類、形
状、数、大きさ等も特に限定されない。
に限定されることはない。また、循環配管93の設置場
所、その数およびブロア93の数、大きさ等も限定され
ない。循環配管93を複数個設置することもできる。ま
た、排ガス21と液体培地25等の供給、光源30の種
類、反応槽24と担体28と微細藻類29の種類、形
状、数、大きさ等も特に限定されない。
【0110】第10の実施例 次に図10により本発明の第10の実施例について説明
する。図10に示す第10の実施例は、排ガスの供給管
に冷却装置を設けたものである。図1に示す第1の実施
例と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
する。図10に示す第10の実施例は、排ガスの供給管
に冷却装置を設けたものである。図1に示す第1の実施
例と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0111】図10において、排ガスの供給管23に熱
交換器95が連結され、この熱交換器95は微細藻類が
死滅する約100℃の排ガスのガス温度を生存可能な3
0℃に低下させる性能を有している。
交換器95が連結され、この熱交換器95は微細藻類が
死滅する約100℃の排ガスのガス温度を生存可能な3
0℃に低下させる性能を有している。
【0112】図10において、火力発電所排ガス21の
温度は約100℃であり、この排ガス21の温度は熱交
換器95で冷却されて約30℃に低下する。常温付近ま
で下がった排ガスは、供給管23を介して反応槽24内
に供給され、この反応槽24内の担体28に保持される
微細藻類29の光合成作用によりCO2 固定化され、処
理ガス31として排出される。
温度は約100℃であり、この排ガス21の温度は熱交
換器95で冷却されて約30℃に低下する。常温付近ま
で下がった排ガスは、供給管23を介して反応槽24内
に供給され、この反応槽24内の担体28に保持される
微細藻類29の光合成作用によりCO2 固定化され、処
理ガス31として排出される。
【0113】本実施例によれば、排ガス21の温度10
0℃を熱交換器95により30℃まで冷却することによ
り反応槽24内の微細藻類29表面を低温度に維持でき
るので、微細藻類29が死滅することなく高い光合成活
性を維持できる。
0℃を熱交換器95により30℃まで冷却することによ
り反応槽24内の微細藻類29表面を低温度に維持でき
るので、微細藻類29が死滅することなく高い光合成活
性を維持できる。
【0114】なお、熱交換器95の性能、大きさ、数、
配置等は、図10に限定されるものではない。熱交換器
95およびブロア22を直列あるいは並列に複数個配設
してもよい。また、熱交換器95で排ガス21の温度を
100℃から30℃まで冷却する例を示したが、これに
限らず生存可能な温度約60℃程度まで冷却すればよ
い。
配置等は、図10に限定されるものではない。熱交換器
95およびブロア22を直列あるいは並列に複数個配設
してもよい。また、熱交換器95で排ガス21の温度を
100℃から30℃まで冷却する例を示したが、これに
限らず生存可能な温度約60℃程度まで冷却すればよ
い。
【0115】第11の実施例 次に図11により本発明の第11の実施例について説明
する。図11に示す第11の実施例は、密閉型反応槽の
代わりに大気開放型の反応槽を用いたものである。図1
に示す第1の実施例と同一部分には同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
する。図11に示す第11の実施例は、密閉型反応槽の
代わりに大気開放型の反応槽を用いたものである。図1
に示す第1の実施例と同一部分には同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0116】図11において、大気開放型の反応槽10
0が設けられている。担体28の表面に保持された微細
藻類29は、反応槽24上方から進入する大気101と
接触し、供給された液体培地25中の水と、光源30の
光エネルギーを用いてCO2が固定化される。大気10
1は、CO2 を減少させた後、処理ガス102として大
気へ放散させる。
0が設けられている。担体28の表面に保持された微細
藻類29は、反応槽24上方から進入する大気101と
接触し、供給された液体培地25中の水と、光源30の
光エネルギーを用いてCO2が固定化される。大気10
1は、CO2 を減少させた後、処理ガス102として大
気へ放散させる。
【0117】本実施例によれば、大気開放型の反応槽1
00を用いているので、ブロア等の動力が不要となり、
運転コストが安価となる。
00を用いているので、ブロア等の動力が不要となり、
運転コストが安価となる。
【0118】なお反応槽100の構造、大きさ、数、形
状等は図11に限定されない。例えば、反応槽100を
密閉構造にしてブロア等により強制的に大気101を反
応槽100内に供給することも可能である。
状等は図11に限定されない。例えば、反応槽100を
密閉構造にしてブロア等により強制的に大気101を反
応槽100内に供給することも可能である。
【0119】第12の実施例 次に図12により本発明の第12の実施例について説明
する。図12に示す第12の実施例は、液体培地25を
投入する代わりに大気開放型の貯留槽104内に雨水を
貯え、貯留槽104内にポンプ105を有する管106
の一端を連結し、管106の他端を反応槽100に連結
したものである。他は、図11に示す第11の実施例と
略同一である。
する。図12に示す第12の実施例は、液体培地25を
投入する代わりに大気開放型の貯留槽104内に雨水を
貯え、貯留槽104内にポンプ105を有する管106
の一端を連結し、管106の他端を反応槽100に連結
したものである。他は、図11に示す第11の実施例と
略同一である。
【0120】図12において、雨天時貯えられた貯留槽
104内の雨水は、適時、ポンプ105を駆動すること
によって、管106を介して反応槽100内に供給され
る。反応槽100内の担体28表面に保持された微細藻
類29は、供給された雨水中の水と大気中のCO2 とか
ら光源30の光エネルギーを利用してCO2 を固定化す
る。固定化してCO2 を減少させたガスは、処理ガス1
02として大気中に放散させる。
104内の雨水は、適時、ポンプ105を駆動すること
によって、管106を介して反応槽100内に供給され
る。反応槽100内の担体28表面に保持された微細藻
類29は、供給された雨水中の水と大気中のCO2 とか
ら光源30の光エネルギーを利用してCO2 を固定化す
る。固定化してCO2 を減少させたガスは、処理ガス1
02として大気中に放散させる。
【0121】本実施例によれば、大気開放型の貯留槽1
04を用いたので、自然に降雨した時、雨水103が貯
留槽104に貯留される。ポンプ105により貯留槽1
04から雨水を反応槽100内に供給するので、運転管
理が容易となる。
04を用いたので、自然に降雨した時、雨水103が貯
留槽104に貯留される。ポンプ105により貯留槽1
04から雨水を反応槽100内に供給するので、運転管
理が容易となる。
【0122】なお、図12では大気開放型の貯留槽10
4を用いたが、雨天時開放し、それ以外の天候では閉鎖
する構造の貯留槽でもよいし、地下に埋設した貯留槽を
用いることも可能である。ポンプ105を用いて雨水を
反応槽100内に供給したが、開閉弁やエアリフト等他
の手段を用いることもできる。また雨水に限らず海水を
用いてもよい。
4を用いたが、雨天時開放し、それ以外の天候では閉鎖
する構造の貯留槽でもよいし、地下に埋設した貯留槽を
用いることも可能である。ポンプ105を用いて雨水を
反応槽100内に供給したが、開閉弁やエアリフト等他
の手段を用いることもできる。また雨水に限らず海水を
用いてもよい。
【0123】第13の実施例 次に図13により本発明の第13の実施例について説明
する。図13に示す第13の実施例は、液体培地25投
入用の管27にタイマ112により開閉する開閉弁11
0を設けたものであり、図1に示す第1の実施例と同一
部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
する。図13に示す第13の実施例は、液体培地25投
入用の管27にタイマ112により開閉する開閉弁11
0を設けたものであり、図1に示す第1の実施例と同一
部分には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0124】図13において、予めタイマ112に1日
に1回t分間、開閉弁110を開けるように設定してお
く。設定時刻に達すると開閉弁110が開き、液体培地
25が反応槽24内の微細藻類29の表面に供給され
る。t分後開閉弁110を閉じて液体培地25の供給を
停止する。
に1回t分間、開閉弁110を開けるように設定してお
く。設定時刻に達すると開閉弁110が開き、液体培地
25が反応槽24内の微細藻類29の表面に供給され
る。t分後開閉弁110を閉じて液体培地25の供給を
停止する。
【0125】本実施例によれば制御手段としてタイマ1
12を用いたので、安価な装置で運転管理が容易とな
る。また開閉弁110を用いて液体培地25を供給する
ので、運転管理が容易である。
12を用いたので、安価な装置で運転管理が容易とな
る。また開閉弁110を用いて液体培地25を供給する
ので、運転管理が容易である。
【0126】なお、制御手段としてタイマ112を用い
たが、それ以外の制御手段を用いることもできる。ま
た、開閉弁110以外のポンプ、エアリフト等の装置を
用いて液体培地25を供給することもできる。
たが、それ以外の制御手段を用いることもできる。ま
た、開閉弁110以外のポンプ、エアリフト等の装置を
用いて液体培地25を供給することもできる。
【0127】第14の実施例 次に図14により本発明の第14の実施例について説明
する。図14に示す第14の実施例は、反応槽24内に
湿度計120を設け、この湿度計120の信号に基づい
て制御装置121により開閉弁110を開閉したもので
あり、他は図13に示す第13の実施例と略同一であ
る。
する。図14に示す第14の実施例は、反応槽24内に
湿度計120を設け、この湿度計120の信号に基づい
て制御装置121により開閉弁110を開閉したもので
あり、他は図13に示す第13の実施例と略同一であ
る。
【0128】図14において、反応槽24内に湿度計1
20が設けられ、この湿度計120は制御装置121と
電気的に接続され、制御装置121により開閉弁110
が制御される。
20が設けられ、この湿度計120は制御装置121と
電気的に接続され、制御装置121により開閉弁110
が制御される。
【0129】図14において、予め湿度計120の設定
値を上限値80%(相対湿度)、下限値60%として制
御装置121の中に組み込んでおく。湿度計120で反
応槽24内の気相部の湿度を計測し、下限値60%を下
回ったならば開閉弁110を開けて液体培地25を反応
槽24内に供給する。上限値80%を超えたならば開閉
弁110を閉じて液体培地25の供給を停止する。
値を上限値80%(相対湿度)、下限値60%として制
御装置121の中に組み込んでおく。湿度計120で反
応槽24内の気相部の湿度を計測し、下限値60%を下
回ったならば開閉弁110を開けて液体培地25を反応
槽24内に供給する。上限値80%を超えたならば開閉
弁110を閉じて液体培地25の供給を停止する。
【0130】このように常に湿度計の値を60〜80%
に維持でき、微細藻類29の表面に常に液体培地25を
存在させて、CO2 を固定化させることができる。
に維持でき、微細藻類29の表面に常に液体培地25を
存在させて、CO2 を固定化させることができる。
【0131】本実施例によれば湿度計120を用いたの
で、反応槽24内の気相部の水分の量の測定が容易であ
り、運転管理が容易となる。また上下限のON−OFF
制御を制御装置121で行うので、制御方法が簡単かつ
設定変更等が容易である。
で、反応槽24内の気相部の水分の量の測定が容易であ
り、運転管理が容易となる。また上下限のON−OFF
制御を制御装置121で行うので、制御方法が簡単かつ
設定変更等が容易である。
【0132】なお湿度計120以外の水分の量を計量す
る計測器を使用することも可能である。例えば、乾式の
湿度計や水分濃度計等を用いてもよい。また、液体培地
25を用いたが、水、雨水、海水等を使用することも可
能である。さらに反応槽24は閉鎖系の構造であるが、
開放系にして大気中のCO2 を直接固定化することも可
能である。
る計測器を使用することも可能である。例えば、乾式の
湿度計や水分濃度計等を用いてもよい。また、液体培地
25を用いたが、水、雨水、海水等を使用することも可
能である。さらに反応槽24は閉鎖系の構造であるが、
開放系にして大気中のCO2 を直接固定化することも可
能である。
【0133】第15の実施例 次に図15により本発明の第15の実施例について説明
する。図15に示す第15の実施例は、微細藻類の光合
成活性を測定する手段を設けたものであり、他は図14
に示す第14の実施例と略同一である。また供給管23
および排出管32には、各々第1のCO2 濃度計124
および第2のCO2 濃度計126が設けられている。ま
た第1のCO2 濃度計124および第2のCO2 濃度計
126は制御装置121に接続され、制御装置121は
開閉弁110にそれぞれ電気的に接続されている。
する。図15に示す第15の実施例は、微細藻類の光合
成活性を測定する手段を設けたものであり、他は図14
に示す第14の実施例と略同一である。また供給管23
および排出管32には、各々第1のCO2 濃度計124
および第2のCO2 濃度計126が設けられている。ま
た第1のCO2 濃度計124および第2のCO2 濃度計
126は制御装置121に接続され、制御装置121は
開閉弁110にそれぞれ電気的に接続されている。
【0134】図15において、第1のCO2 濃度計12
4の値Cinと第2のCO2 濃度計126の値Cout に基
づいて、制御装置121において式(3)の計算を行
う。式(3)において、A1はCO2 固定化濃度で単位
は%である。まず予め制御装置121内にA1の下限値
を設定しておく。この下限値はこれ以上低下すると、微
細藻類29の光合成活性が低下し死滅の可能性がある設
定値である。ここでCinが10%の場合で、下限値を
0.1%とする。
4の値Cinと第2のCO2 濃度計126の値Cout に基
づいて、制御装置121において式(3)の計算を行
う。式(3)において、A1はCO2 固定化濃度で単位
は%である。まず予め制御装置121内にA1の下限値
を設定しておく。この下限値はこれ以上低下すると、微
細藻類29の光合成活性が低下し死滅の可能性がある設
定値である。ここでCinが10%の場合で、下限値を
0.1%とする。
【0135】A1が下限値を下回った場合、開閉弁11
0を開けて液体培地25を反応槽24内の微細藻類29
表面に一定時間供給する。液体培地25が供給される
と、微細藻類29の光合成活性は徐々に回復する。
0を開けて液体培地25を反応槽24内の微細藻類29
表面に一定時間供給する。液体培地25が供給される
と、微細藻類29の光合成活性は徐々に回復する。
【0136】 A1=Cin−Cout 式(3) 本実施例によれば、微細藻類29の光合成活性を測定す
るため排ガス21中のCO2 濃度Cinから処理ガス31
中のCO2 濃度Cout を差し引いた値、つまりA1値を
用いたので、直接CO2 濃度を測定でき、精度の高いC
O2 固定化速度を測定することが可能となる。また、直
接、処理ガス31中のCO2 濃度を測定しているので、
排出する処理ガス31中のCO2 濃度のモニタリングを
することも可能となる。
るため排ガス21中のCO2 濃度Cinから処理ガス31
中のCO2 濃度Cout を差し引いた値、つまりA1値を
用いたので、直接CO2 濃度を測定でき、精度の高いC
O2 固定化速度を測定することが可能となる。また、直
接、処理ガス31中のCO2 濃度を測定しているので、
排出する処理ガス31中のCO2 濃度のモニタリングを
することも可能となる。
【0137】なお、微細藻類の光合成活性を測定する手
段に関しては特に限定されない。例えば明暗時のCO2
濃度の差による方法、O2 濃度の差による方法、微細藻
類29の細胞濃度、例えば乾燥重量、濁度、OD、PC
V(細胞容量)、ATP、DNA等の細胞濃度の増加分
によって光合成活性を測定してもよい。
段に関しては特に限定されない。例えば明暗時のCO2
濃度の差による方法、O2 濃度の差による方法、微細藻
類29の細胞濃度、例えば乾燥重量、濁度、OD、PC
V(細胞容量)、ATP、DNA等の細胞濃度の増加分
によって光合成活性を測定してもよい。
【0138】また水分源として液体培地25を用いた
が、水、雨水、海水等を使用することも可能である。
が、水、雨水、海水等を使用することも可能である。
【0139】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、少量の水
分を含む微細藻類を反応槽内で保持して光合成反応を行
うので、水分の使用、ブロアの運転、微細藻類の濃縮・
回収等のコストが削減でき、実用的かつ効率的に排ガス
中のCO2 を固定化することができる。
分を含む微細藻類を反応槽内で保持して光合成反応を行
うので、水分の使用、ブロアの運転、微細藻類の濃縮・
回収等のコストが削減でき、実用的かつ効率的に排ガス
中のCO2 を固定化することができる。
【0140】請求項2記載の発明によれば、反応槽に保
持した微細藻類に接触する液相の容量を液ガス比1以下
としたので水分の使用量を削減でき、ブロア等の動力も
削減できる。
持した微細藻類に接触する液相の容量を液ガス比1以下
としたので水分の使用量を削減でき、ブロア等の動力も
削減できる。
【0141】請求項3記載の発明によれば、微細藻類を
保持する担体を反応槽側壁に配設したので、光照射面積
が増加して光の利用効率が向上できる、設置面積を縮小
化することが可能となる。
保持する担体を反応槽側壁に配設したので、光照射面積
が増加して光の利用効率が向上できる、設置面積を縮小
化することが可能となる。
【0142】請求項4記載の発明によれば、担体を光照
射方向に対して多段に配設したので、光照射面積が増加
して担体の設置面積を縮小化することができる。
射方向に対して多段に配設したので、光照射面積が増加
して担体の設置面積を縮小化することができる。
【0143】請求項5記載の発明によれば、担体上に隔
壁を配設したので、均一に水分を担体上の微細藻類の表
面に供給することができ、CO2 固定化を安定して行わ
せることができる。
壁を配設したので、均一に水分を担体上の微細藻類の表
面に供給することができ、CO2 固定化を安定して行わ
せることができる。
【0144】請求項6記載の発明によれば、微細藻類を
保持する担体を搬送手段上に配置したので、均一に水分
を微細藻類の表面に供給でき、CO2 固定化反応を安定
化させることができる。
保持する担体を搬送手段上に配置したので、均一に水分
を微細藻類の表面に供給でき、CO2 固定化反応を安定
化させることができる。
【0145】請求項7記載の発明によれば、微細藻類の
保持材料として燃焼灰もしくは燃焼灰の加工物を用いて
いるので、微細藻類を迅速かつ強固に担体の表面に保持
することが可能となり、また排ガス中の不純物質も除く
ことができる。
保持材料として燃焼灰もしくは燃焼灰の加工物を用いて
いるので、微細藻類を迅速かつ強固に担体の表面に保持
することが可能となり、また排ガス中の不純物質も除く
ことができる。
【0146】請求項8記載の発明によれば、反応槽内の
ガスを循環する循環配管を有しているので、反応槽内の
攪拌強度、乱流強度が高くなり、そのためCO2 と微細
藻類との接触機会が増加してCO2 固定化速度が向上す
る。
ガスを循環する循環配管を有しているので、反応槽内の
攪拌強度、乱流強度が高くなり、そのためCO2 と微細
藻類との接触機会が増加してCO2 固定化速度が向上す
る。
【0147】請求項9記載の発明によれば、排ガスの供
給管に排ガスの温度を60℃以下に冷却する熱交換器を
設けたので、排ガスの温度を微細藻類のCO2 固定化反
応に適した温度まで下げることができる。したがって安
定したCO2 固定化反応が継続される。
給管に排ガスの温度を60℃以下に冷却する熱交換器を
設けたので、排ガスの温度を微細藻類のCO2 固定化反
応に適した温度まで下げることができる。したがって安
定したCO2 固定化反応が継続される。
【0148】請求項10記載の発明によれば、大気中の
CO2 を反応させることができ、直接大気中のCO2 を
固定化し低減させることができる。
CO2 を反応させることができ、直接大気中のCO2 を
固定化し低減させることができる。
【0149】請求項11記載の発明によれば、排ガスを
流した時、反応槽内に微細藻類を保持する粒状担体が浮
遊しているので、排ガス中のCO2 と微細藻類との接触
機会が増加し、CO2 固定化速度が高くなり、反応槽の
設置面積の縮小化が達成できる。
流した時、反応槽内に微細藻類を保持する粒状担体が浮
遊しているので、排ガス中のCO2 と微細藻類との接触
機会が増加し、CO2 固定化速度が高くなり、反応槽の
設置面積の縮小化が達成できる。
【0150】請求項12記載の発明によれば、雨水もし
くは海水を貯留する貯水槽からそれらの液体を反応槽内
に供給して使用するので、自然の水を直接使用でき、水
分の使用コストが大幅に削減できる。
くは海水を貯留する貯水槽からそれらの液体を反応槽内
に供給して使用するので、自然の水を直接使用でき、水
分の使用コストが大幅に削減できる。
【0151】請求項13記載の発明によれば、微細藻類
表面の水分の量を計測しその値を液体培地等の供給制御
に使用したり、微細藻類の光合成活性を直接測定して供
給量の制御に使用するので、精度良く安定したCO2 固
定化運転を継続させることが可能である。
表面の水分の量を計測しその値を液体培地等の供給制御
に使用したり、微細藻類の光合成活性を直接測定して供
給量の制御に使用するので、精度良く安定したCO2 固
定化運転を継続させることが可能である。
【図1】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装置
の第1の実施例を示す概略構成図。
の第1の実施例を示す概略構成図。
【図2】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装置
の第2の実施例を示す概略構成図。
の第2の実施例を示す概略構成図。
【図3】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装置
の第3の実施例を示す概略構成図。
の第3の実施例を示す概略構成図。
【図4】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装置
の第4の実施例を示す概略構成図。
の第4の実施例を示す概略構成図。
【図5】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装置
の第5の実施例を示す概略構成図。
の第5の実施例を示す概略構成図。
【図6】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装置
の第6の実施例を示す概略構成図。
の第6の実施例を示す概略構成図。
【図7】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装置
の第7の実施例を示す概略構成図。
の第7の実施例を示す概略構成図。
【図8】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装置
の第8の実施例を示す概略構成図。
の第8の実施例を示す概略構成図。
【図9】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装置
の第9の実施例を示す概略構成図。
の第9の実施例を示す概略構成図。
【図10】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装
置の第10の実施例を示す概略構成図。
置の第10の実施例を示す概略構成図。
【図11】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装
置の第11の実施例を示す概略構成図。
置の第11の実施例を示す概略構成図。
【図12】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装
置の第12の実施例を示す概略構成図。
置の第12の実施例を示す概略構成図。
【図13】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装
置の第13の実施例を示す概略構成図。
置の第13の実施例を示す概略構成図。
【図14】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装
置の第14の実施例を示す概略構成図。
置の第14の実施例を示す概略構成図。
【図15】本発明による微細藻類によるCO2 固定化装
置の第15の実施例を示す概略構成図。
置の第15の実施例を示す概略構成図。
【図16】従来の微細藻類のCO2 固定化方法を示す概
略構成図。
略構成図。
【図17】水分を一度供給した後のCO2 固定化量の時
間変化を示す図。
間変化を示す図。
【図18】水分を定期的に供給した場合のCO2 固定化
量の時間変化を示す図。
量の時間変化を示す図。
21 排ガス 22,92 ブロア 23 供給管 24,100 反応槽 25 液体培地 26 開閉弁 27、106 管 28 担体 29 微細藻類 30 光源 31 処理ガス 32 排出管 33 液相部 34 気相部 40 第1の担体 41 第2の担体 42 第3の担体 70 第1の隔壁 71 第2の隔壁 72 第3の隔壁 73 第4の隔壁 81 モータ 82 ベルトコンベア 90 粒状担体 91 燃焼灰 93 循環配管 95 熱交換器 101 大気 104 貯留槽 105 ポンプ 112 タイマ 120 湿度計 121 制御装置 124 第1のCO2 濃度計 125 第2のCO2 濃度計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12P 5/02 C12R 1:89)
Claims (13)
- 【請求項1】CO2 ガスを固定化処理する微細藻類を微
細藻類への光の照射が可能な状態で保持する密閉型反応
槽と、 この反応槽内へCO2 ガスを含む排ガスを供給する手段
と、 前記反応槽から処理ガスを排出する手段と、 前記反応槽内の微細藻類へ水分を供給する手段と、 を備えたことを特徴とする微細藻類によるCO2 固定化
装置。 - 【請求項2】反応槽内の排ガス供給空間容積に対する水
分容積の比を1以下としたことを特徴とする請求項1記
載の微細藻類によるCO2 固定化装置。 - 【請求項3】反応槽内の側壁において、微細藻類が保持
されることを特徴とする請求項1記載の微細藻類による
CO2 固定化装置。 - 【請求項4】反応槽内において微細藻類は板状担体によ
り保持され、 この担体は反応槽内に多段に水平方向に配置されている
ことを特徴とする請求項1記載の微細藻類によるCO2
固定化装置。 - 【請求項5】反応槽内において微細藻類は板状担体によ
り保持され、この担体は、傾斜して配置され、この担体
上に隔壁を設けたことを特徴とする請求項1記載の微細
藻類によるCO2 固定化装置。 - 【請求項6】反応槽内において微細藻類は担体により保
持され、この担体は搬送手段上に配置されるとともに、
搬送手段駆動用の駆動装置を設けたことを特徴とする請
求項1記載の微細藻類によるCO2 固定化装置。 - 【請求項7】反応槽内において微細藻類は、燃焼灰もし
くは燃焼炭を加工した材料と接触した状態で保持される
ことを特徴とする請求項1記載の微細藻類によるCO2
固定化装置。 - 【請求項8】反応槽の排ガス供給空間内のガスを循環さ
せるため、反応槽に循環配管を設けたことを特徴とする
請求項1記載の微細藻類によるCO2 固定化装置。 - 【請求項9】排ガスの供給手段に、排ガス温度を60℃
以下に冷却する冷却装置を設けたことを特徴とする請求
項1記載の微細藻類によるCO2 固定化装置。 - 【請求項10】内部に光が照射される密閉型反応槽と、 この密閉型反応槽内の気相中を浮游するとともに、CO
2 ガスを固定化処理する微細藻類を保持する粒状担体
と、 前記反応槽内の気相中へCO2 ガスを含む排ガスを供給
する手段と、 前記反応槽から処理ガスを排出する手段と、 を備えたことを特徴とする微細藻類によるCO2 固定化
装置。 - 【請求項11】CO2 ガスを固定化処理する微細藻類を
微細藻類への光の照射が可能な状態で保持する大気開放
型反応槽と、 この反応槽内へCO2 ガスを含む排ガスを供給する手段
と、 前記反応槽から処理ガスを排出する手段と、 前記反応槽内の微細藻類へ水分を供給する手段と、 を備えたことを特徴とする微細藻類によるCO2 固定化
装置。 - 【請求項12】水分を供給する手段は、雨水または海水
の貯水槽に接続されていることを特徴とする請求項11
記載の微細藻類によるCO2 固定化装置。 - 【請求項13】CO2 ガスを固定化処理する微細藻類を
微細藻類への光の照射が可能な状態で保持する密閉型反
応槽と、 この反応槽内へCO2 ガスを含む排ガスを供給する手段
と、 前記反応槽から処理ガスを排出する手段と、 前記反応槽内の微細藻類へ水分を供給する手段と、 反応槽内の水分を測定する手段および微細藻類の光合成
活性を測定する手段のうち、少なくとも一方の測定手段
と、 この測定手段からの測定値に基づいて微細藻類への水分
の供給を制御する手段と、 を備えたことを特徴とする微細藻類によるCO2 固定化
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176468A JPH0838158A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 微細藻類によるco2固定化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176468A JPH0838158A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 微細藻類によるco2固定化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0838158A true JPH0838158A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16014212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6176468A Pending JPH0838158A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 微細藻類によるco2固定化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0838158A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007116242A1 (en) * | 2006-04-27 | 2007-10-18 | See Chun Sui | Zero emission device |
| WO2013134953A1 (zh) * | 2012-03-16 | 2013-09-19 | 绿鼎生技股份有限公司 | 结合贝类或珊瑚养殖以固定二氧化碳的方法及系统 |
| JP2023047847A (ja) * | 2021-09-27 | 2023-04-06 | 日本電信電話株式会社 | 二酸化炭素固定化システム及び二酸化炭素固定化方法 |
| US20240101941A1 (en) * | 2022-09-27 | 2024-03-28 | Nigel Salvador Pereira | Bioreactor Apparatus and Related Methods for Converting Carbon Dioxide to Oxygen |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176468A patent/JPH0838158A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007116242A1 (en) * | 2006-04-27 | 2007-10-18 | See Chun Sui | Zero emission device |
| WO2013134953A1 (zh) * | 2012-03-16 | 2013-09-19 | 绿鼎生技股份有限公司 | 结合贝类或珊瑚养殖以固定二氧化碳的方法及系统 |
| JP2023047847A (ja) * | 2021-09-27 | 2023-04-06 | 日本電信電話株式会社 | 二酸化炭素固定化システム及び二酸化炭素固定化方法 |
| JP2025061887A (ja) * | 2021-09-27 | 2025-04-11 | 日本電信電話株式会社 | 二酸化炭素固定化システム及び二酸化炭素固定化方法 |
| US20240101941A1 (en) * | 2022-09-27 | 2024-03-28 | Nigel Salvador Pereira | Bioreactor Apparatus and Related Methods for Converting Carbon Dioxide to Oxygen |
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