JPH0838598A - 血液浄化器 - Google Patents

血液浄化器

Info

Publication number
JPH0838598A
JPH0838598A JP6078095A JP6078095A JPH0838598A JP H0838598 A JPH0838598 A JP H0838598A JP 6078095 A JP6078095 A JP 6078095A JP 6078095 A JP6078095 A JP 6078095A JP H0838598 A JPH0838598 A JP H0838598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow fiber
dialysis
blood
blood purifier
molecular weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6078095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2812890B2 (ja
Inventor
Shoji Mizutani
昭治 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=13152156&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0838598(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP7060780A priority Critical patent/JP2812890B2/ja
Publication of JPH0838598A publication Critical patent/JPH0838598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2812890B2 publication Critical patent/JP2812890B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 血液透析や血液濾過透析において、低分子量
領域の有害物質と共に中分子量領域の有害物質も除去し
得る血液浄化を提供しようとするものである。 【構成】 選択透過性を有する中空糸を用いて組立てら
れた血液浄化器において、使用した中空糸が、湿潤状態
での該中空糸膜壁における平均空隙率が50%以上であ
り37℃における水透過性能(UFR)が6ml/hr
・mmHg・m2以上、分子量10,000のデキスト
ランを0.1重量%含む水溶液を用いた該デキストラン
の篩係数(SC)が0.4以上であり、かつ該血液透析
器の透析開始直後と5時間透析終了直前でのUFRの低
下率が40%以下、透析前後でのβ 2 ―MGの除去率が
7%以上、血流側流量200ml/分、透析液流量50
0ml/分で測定した0.01重量%の尿素水溶液の3
7℃における尿素の総括物質移動係数(K0 )が60×
10-5cm/sec以上であることを特徴とする血液浄
化器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は選択透過性中空糸に関す
るものである。更に詳細には、特定の空隙率を有した中
空率であって特定のデキストラン篩係数を有し且つ透析
器における優れた分離性能を呈する選択透過性を有する
ものであり、血液透析、血液濾過透析等の血液処理に適
し、特に低分子量領域の有害物質と共に中高分子量領域
の有害物質を除去するのに適した選択透過性中空糸を提
供するものである。
【0002】
【従来の技術】選択透過性中空糸は、逆浸透や血液透析
等において従来より実用的に使用されて来ている。特に
腎不全患者の血液を浄化するために、現在では中空糸型
血液透析器がよく使用されている。これは筐体の中に透
析膜、例えば、中空糸の膜を多数本、収納し、その中空
内部に患者の血液を流し、外部、即ち、中空糸間隙部に
透析液を流して、中空糸膜壁を介して透析によって、血
液中の老廃物を除去し電解質濃度を是正するとともに、
中空糸内外に圧力差を与えて限外濾過によって血液中の
余剰水分を除去するものである。更に、血液中から血漿
のみを分離し、或いは、その血漿の中から特定成分を除
去して自己免疫疾患などを治療するために、中空糸が使
用されることもある。また最近になってタンパク透過性
血液透析やタンパク透過性血液濾過透析に中空糸を用い
ることによって治療効果が得られることが確認されるよ
うになってきている。
【0003】このように血液処理用の中空糸は目的に応
じて特定の物質を選択的に透過せしめなければならな
い。その性能は、中空糸の素材、ポロシテイ(孔の大き
さ、数など)、膜厚などによって決定される。しかし、
それだけではなく、例えば多数本の中空糸を如何に集束
して膜面全体を有効に機能させるかということも、その
性能を決定する重要なポイントとなる。例えば透析に際
して、中空糸どうしの長さ方向に沿って、密着すると、
透析液がその部分の近傍で、それぞれの中空糸の周りを
均等に流れにくくなりある特定の流域を形成する結果と
なり、この流れにあずからない中空糸を通しての透析が
殆ど行われなくなって全体としての透過効果は低下す
る。通常の透析操作において中空糸膜の両側の濃度差が
物質移動のドライビングフォースとなるから、透析液を
中空糸の外側空間にできるだけ均等に流し、外側境膜抵
抗が周囲より大きくなる部分をできるだけ減少させ、血
液側(中空糸の内側)と透析液側(中空糸の外側)との
濃度差を増大させ得るように、中空糸自体の形状を工夫
すること等が必要である。
【0004】例えば本発明者等の一部が先に提案したよ
うに、中空糸外表面に突起をもたせることによって中空
糸間の密着を防止する効果を発揮させる方法が利用でき
る(特開昭48―75481号)。
【0005】しかしながら、例えばタンパク透過性血液
透析やタンパク透過性血液濾過透析に使用される目的で
開発されたポリメチルメタアクリレート(PMA)膜や
エチレン―ビニルアルコール共重合体(EVAL)膜や
セルロースアセテート(CA)膜等では、アミロイド―
シスの原因物質と考えられるβ2 ―MG(ミクログロブ
リン)(分子量11,800)、痒感、高脂血症に関係
すると考えられる副甲状腺ホルモン(分子量約9,50
0)、貧血に関与する赤芽球抑制因子(分子量数1,0
00)、更に骨痛貧血に係わるAlなどの分子量領域の
有害物質の除去と共に尿素等の低分子量領域の有害物質
の除去を高いレベルで効率的に行なうことができなかっ
た。尚、比較的良好な除去性能を発揮するものとして、
フィン付きのセルロースアセテート中空糸が提案されて
いる(「腎と透析」別冊16〜19頁(1986年))
ものの、更に高い除去性能の膜の開発が望まれていた。
【0006】
【発明の目的】本発明は、この様な従来技術の問題点を
解決することを目的とするものであって、特に血液透析
や血液濾過透析においてβ2 ―MG等の中分子量領域の
有害物質の除去性能と尿素等の低分子量領域の有害物質
の除去性能の両方を十分高めることが可能な選択透過性
中空糸を提供することを目的としている。
【0007】
【発明の構成】本発明者は、係る目的を達成するために
鋭意研究した結果、特定の空隙率と水透過性及びデキス
トラン篩係数を有する中空糸を用いた血液浄化器が飛躍
的に高められた分離性能を発揮することを見い出し、本
発明に到達した。
【0008】即ち本発明は、選択透過性を有する中空糸
を用いて組立てられた血液浄化器において、使用した中
空糸が、湿潤状態での該中空糸膜壁における平均空隙率
が50%以上であり37℃における水透過性能(UF
R)が6ml/hr・mmHg・m2 以上、分子量1
0,000のデキストランを0.1重量%含む水溶液を
用いた該デキストランの篩係数(SC)が0.4以上で
あり、かつ該血液透析器の透析開始直後と5時間透析終
了直前でのUFRの低下率が40%以下、透析前後での
β2 ―MGの除去率が7%以上、血流側流量200ml
/分、透析液流量500ml/分で測定した0.01重
量%の尿素水溶液の37℃における尿素の総括物質移動
係数(K0 )が60×10-5cm/sec以上であるこ
とを特徴とする血液浄化器を提供するものである。
【0009】かかる本発明には、該UFRの低下率が3
0%以下である血液浄化器が含まれる。
【0010】さらにかかる本発明には、該デキストラン
の篩係数(SC)が0.5%以上である血液浄化器が含
まれる。
【0011】さらにかかる本発明には、該β2 ―MGの
除去率が30%以上である血液浄化器が含まれる。
【0012】さらにかかる本発明には、該選択透過性中
空糸が、実質的にセルロース高分子からなるものである
血液浄化器が含まれる。
【0013】さらにかかる本発明には、該選択透過性中
空糸が、該中空糸の外周に少なくとも1条の突起部を有
するものである血液浄化器が含まれる。
【0014】以下に本発明について更に詳細に説明す
る。即ち本発明における中空糸は選択透過性を有するも
のであり、その素材の具体例としてはセルロース高分
子、ポリメチルメタアクリレート、ポリスルホン、アク
リロニトリル重合体、ナイロン、エチレン―ビニルアル
コール共重合体等があげられるが中でもセルロース高分
子が好ましい。かかるセルロース高分子の具体例として
は再生セルロースがあげられ、セルロースエステルの加
水分解により得られたものや、銅アンモニウム法、ビス
コース法で得られた実質的にセルロースからなる高分子
があげられる。尚、実質上とは、このセルロース高分子
の特性を損わない範囲で他の高分子も含有してよいこと
を意味している。
【0015】また本発明の中空糸の膜壁の構造に関して
は、湿潤時の平均空隙率が50%以上であり、更には6
0%以上が好ましい。尚ここで湿潤時の空隙率とは、水
を含浸した状態における膜壁全体の体積に対するその膜
壁中の水及び空隙の占める割合を百分率で表示したもの
である。また湿潤時の膜厚(t)としては50μ以下、
更には30μ以下が好ましく、その範囲内でも20μ以
上が実用的である。尚かかる膜厚とは、後述の如くフィ
ン状等の突起部が存在する場合には、フィン状部分の膜
壁部を除いた通常の膜壁部の平均厚さを意味する。膜壁
内部の構造に関しては、約80Å以下であって、好まし
くは約30Å以上の程度の細孔を有していることが望ま
しく、その細孔の分布が膜壁全体に均一化されているも
のが分離特性を高めるうえで特に好ましい態様であると
言える。言い換えるとかかる微細な細孔が出来るだけ均
一な状態で膜壁に存在していて、その細孔部の平均占有
率が50%以上である中空糸が、本発明の中空糸の好ま
しい態様である。尚中空糸の外径としては約100〜約
400μ程度が好ましく、更には約200〜約300μ
が好ましい。
【0016】更に本発明の中空糸の形態として、その外
周上に少なくとも1条の突起部を有していることが好ま
しい。かかる突起部としては、中空糸膜の有効な膜面積
を過大に低下させることがなく、血液浄化器に充填した
場合の中空糸通しの密着防止効果が得られるものであれ
ばいかなるものであってもよい。製造の容易さから言っ
て、中空糸の長毛方向に連続して延長されたフィン状の
突起部が最も実質的であるが、それ以外に外周にラセン
状にめぐらされていてもよく、或いは連続していなくて
もよい。かかる突起部の形状としては、突起部の高さ
(h)と平均膜厚(t)の比h/tが0.5〜3が好ま
しく、更には1〜2の範囲にあるものが実用上好まし
い。また突起部の根元の巾としては、15〜50μ程度
のものが適当である。更に突起部の数としては、少なく
とも1条あればよいが、分離効率を高めるうえで、3条
以上が好ましく、また上限としては10条以下が好まし
く、更には8条以下が実用的である。
【0017】また本発明の中空糸の37℃における水透
過性能(UFR)は6ml/hr・mmHg・m2 以上
であって、より好ましくは10ml/hr・mmHg・
2以上である。さらに本発明の中空糸は、その膜に分
子量10,000のデキストランを0.1重量%含む水
溶液の一部を透過せしめた際のそのデキストランの篩係
数(SC)が0.4以上であることを特徴としている。
尚このSCの測定条件は、測定しようとする中空糸束を
充填率46%で充填して組立てた有効膜表面積1.5m
2 の中空部側に200ml/分の流量でデキストラン水
溶液を供給し、中空糸間隙部側から10ml/分の流量
で透過液を取り出し、透過液が流出し始めて10分後の
透過液をサンプリング液として採取するものである。こ
の様にして得られたサンプリング液中のデキストラン濃
度を例えばアンスロン―硫酸法により測定して、次式か
らCが得られる。
【0018】
【数1】
【0019】またUFR及びSCを算出する際に用いる
有効膜面積は、突起部が存在する部分の膜壁部も含めた
通常の膜壁部の中空糸内壁面を基準とするものである。
【0020】この様に本発明の中空糸は、UFRが6m
l/hr・mmHg・m2 以上であり且つSCが0.4
以上であることを特徴とするものであるが、UFRが6
ml/hr・mmHg・m2 未満の場合には、必要な除
水をする為にある程度以上のTMP(中空糸膜の両側に
かかる差圧)をかける必要があり、その場合、中空糸膜
内の細孔への血中蛋白質などの浸入による物質の透過量
の経時変化が大となるという点で好ましくない。またS
Cが0.4未満の場合には中分子量領域の有害物質の除
去性能が低下することから好ましくない。尚、SCの下
限としては0.5が更に好ましく、他方望ましい上限と
しては0.8、更に好ましくは0.7が挙げられる。
【0021】また本発明の中空糸の特徴の1つとして、
その中空糸束を用いて組み立てた透析器において尿素の
総括物質移動係数K0 が60×10-5cm/sec以上
であることが挙げられる。尚かかるK0 の測定方法とし
ては、円筒状容器に46%充填率で中空糸束を装填して
両端を接着剤でシール固化した後切断して中空部を開口
することにより1.5m2 の有効膜表面積の透析器を組
み立てたものを用いて、37℃において血液側即ち中空
部側に0.01重量%の尿素水溶液を200ml/分で
流し、透析液側即ち中空糸間隙部側に水を500ml/
分で流した場合の血液側及び透析液側の流出液中の尿素
濃度を測定することによって、下記式よりK0 が得られ
る。
【0022】
【数2】
【0023】QB :血液側の流量[cm3 /sec] QD :透析側の流量[cm3 /sec] DA :尿素のダイアリザンスでその測定法は、昭和57
年9月の日本人工臓器学会によるダイアライザー性能評
価基準によって測定した。 A :中空糸有効膜面積[cm2 ];中空糸の湿潤状態
での内径基準の膜面積であり、フィン付中空糸の場合に
は物質移動に有効に機能しないフィン根元の部分を除
く。
【0024】本発明の中空糸のK0 として、更には70
×10-5cm/sec以上、特に75×10-5cm/s
ec以上が好ましく、またその上限としては100×1
-5cm/sec、更には90×10-5cm/secが
実用上好ましい。
【0025】この様に本発明の中空糸は、血液透析器や
血液濾過透析器に充填した場合に中分子量の領域の有害
物質の除去性能が高く、且つ低分子量領域の有害物質の
除去性能も高いという優れた分離性能が得られる。尚、
本発明にいう中分子量の領域の有害物質とは、血液等の
体液中に存在し除去するのが望ましい分子量が約500
〜約20,000程度の範囲のβ2 ―MG等物質を意味
し、低分子量領域の有害物質とは、血液等の体液中にあ
って除去する必要のある分子量が約50〜約500程度
の範囲の尿素、窒素、クレアチニン、尿酸等をいう。ま
た本発明の中空糸を血液浄化器に用いる場合の充填率と
しては約40%以上、約60%以下が好ましく、更には
約55%以下が充填が容易であるので好ましい。
【0026】かかる本発明の中空糸の製造方法は特に限
定されるものではなく、例えば実質上セルロース高分子
からなる中空糸の場合には、セルロースエステルを可塑
剤と共に溶融紡糸して得られた中空糸又はセルロースエ
ステル溶液を湿式紡糸して得られた中空糸をケン化して
得る方法やセルロースの銅アンモニア溶液、又はビスコ
ース原液を湿式紡糸にて凝固、固化して得る方法等が挙
げられる。中でもセルロースエステルの可塑剤と共に溶
融紡糸して得られた中空糸のケン化による方法が好まし
く、その場合にはセルロース高分子の平均重合度が15
0以上のものが特にフィン状突起部の成形性が良好であ
って実用上有利である。
【0027】以下本発明について実施例をあげて更に具
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何
ら限定されるものではない。
【0028】
【実施例1〜10、比較例1〜4】セルロースジアセテ
ート100部に対し、ポリエチレングリコール(分子量
400)を60部加えたものを混合し、その混合物を2
10℃で溶融し、フィン付きの中空糸紡糸用口金及び通
常のフィンのない円環状口金から紡糸し冷却した後、5
0℃の2重量%水酸化ナトリウム水溶液に浸漬すること
によって鹸化反応を行なわしめ、つづいて水洗して約5
0重量%グリセリン水溶液に浸漬した後、熱風乾燥する
ことによって第1表及び第2表に示すフィンを有する形
状の内周が円形の中空糸及びフィンを有しない形状の円
形中空糸を製造した。これらの湿潤時における中空糸は
いづれも中空糸の内径は約20μ、フィンのない部分の
膜厚さは約30μであり、フィンを有する場合にはフィ
ンの高さが約30μ、その根元の部分の巾が約20μで
あった。
【0029】以上の如くにして得られた中空糸を円管状
の容器内に挿入充填して、有効膜面積が約1.5m2
血液透析器を作製しin vitroでの限外濾過性能
(UFR)、尿素の総括物質移動係数(K0 )及びデキ
ストラン分子量10,000の篩係数(SC)を測定し
た。又、製品化したものについて5時間の血液透析を行
ない、透析前後でのβ2 ―MGの除去率即ち
【0030】
【数3】
【0031】を算出した後除水によるβ2 ―MGの濃縮
効果の補正を行なった。更に透析直後と5時間透析終了
直前でのUFRの低下率、即ち
【0032】
【数4】
【0033】を算出した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】以上の如く、特許請求の範囲の条件におい
て、尿素K0 及びβ2 ―MG除去率が共に大であり、又
UFRの経時変化も小さいことがわかる。
【0037】
【比較例5、6、7】実施例1と同様にして、セルロー
スジアセテート100重量部に対しポリエチレングリコ
ール(分子量400)を100部とジエチレングリコー
ル40重量部を添加した紡糸原液を用いて6条のフィン
付異型中空糸を紡糸した後熱水処理によって添加剤を抽
出除去し、さらに水洗後グリセリン水溶液に浸漬し、つ
づいて熱風乾燥して透析用中空糸を得た。その中空糸の
内径は200μでフィン部以外の膜厚は20μであっ
た。かかる中空糸を用いて第3表に示すような有効表面
積約1.5m2 の透析器を作成し、それについて得られ
た測定結果を示した。
【0038】
【表3】
【0039】この様に、セルロースアセテートの場合に
は、フィン付中空糸といえど低分子の透析性能がセルロ
ース程高値でなく十分とはいえない。
【0040】
【発明の効果】本発明の中空糸は、その集束体を用いて
血液浄化器を組み立てた場合に、β2―MG等の中分子
量領域の有害物質のみならず尿素等の低分子量領域の有
害物質も高い効率で除去し得るという優れた効果を奏す
るものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択透過性を有する中空糸を用いて組立
    てられた血液浄化器において、使用した中空糸が、湿潤
    状態での該中空糸膜壁における平均空隙率が50%以上
    であり37℃における水透過性能(UFR)が6ml/
    hr・mmHg・m2 以上、分子量10,000のデキ
    ストランを0.1重量%含む水溶液を用いた該デキスト
    ランの篩係数(SC)が0.4以上であり、かつ該血液
    透析器の透析開始直後と5時間透析終了直前でのUFR
    の低下率が40%以下、透析前後でのβ2 ―MGの除去
    率が7%以上、血流側流量200ml/分、透析液流量
    500ml/分で測定した0.01重量%の尿素水溶液
    の37℃における尿素の総括物質移動係数(K0 )が6
    0×10-5cm/sec以上であることを特徴とする血
    液浄化器。
  2. 【請求項2】 該UFRの低下率が30%以下である請
    求項1の血液浄化器。
  3. 【請求項3】 該デキストランの篩係数(SC)が0.
    5%以上である請求項1の血液浄化器。
  4. 【請求項4】 該β2 ―MGの除去率が30%以上であ
    る請求項1の血液浄化器。
  5. 【請求項5】 該選択透過性中空糸が、実質的にセルロ
    ース高分子からなるものである請求項1の血液浄化器。
  6. 【請求項6】 該選択透過性中空糸が、該中空糸の外周
    に少なくとも1条の突起部を有するものである請求項1
    の血液浄化器。
JP7060780A 1995-03-20 1995-03-20 血液浄化器 Expired - Lifetime JP2812890B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7060780A JP2812890B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 血液浄化器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7060780A JP2812890B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 血液浄化器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62162230A Division JPH0613048B2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01 選択透過性中空糸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0838598A true JPH0838598A (ja) 1996-02-13
JP2812890B2 JP2812890B2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=13152156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7060780A Expired - Lifetime JP2812890B2 (ja) 1995-03-20 1995-03-20 血液浄化器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2812890B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6193801A (ja) * 1984-07-17 1986-05-12 フレゼニウス アクチエンゲゼルシヤフト 非対称微孔性中空繊維の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6193801A (ja) * 1984-07-17 1986-05-12 フレゼニウス アクチエンゲゼルシヤフト 非対称微孔性中空繊維の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2812890B2 (ja) 1998-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100503020C (zh) 血浆净化膜和血浆净化系统
US4874522A (en) Polysulfone hollow fiber membrane and process for making the same
US6042783A (en) Hollow yarn membrane used for blood purification and blood purifier
AU672856B2 (en) High flux hollow fiber membrane
JP3714686B2 (ja) ポリスルホン系中空糸膜及びその製造方法
EP0012630A1 (en) Process for producing a cellulose acetate-type permselective membrane, permselective membrane thus produced, and use of such membrane in artificial kidney
JPH10263375A (ja) 選択透過性中空糸膜
JP3253861B2 (ja) 選択透過性中空糸膜
JPH0194902A (ja) ポリスルホン中空繊維膜およびその製法
JP3295321B2 (ja) 選択透過性中空糸膜
JP2812890B2 (ja) 血液浄化器
JP2001190934A (ja) 溶出物の少ない中空糸膜モジュール
JPS6160165B2 (ja)
JP3424810B2 (ja) 高性能血液浄化膜
JP2003175320A (ja) 中空糸状膜の製造方法
JPH0613048B2 (ja) 選択透過性中空糸
JP3020016B2 (ja) 中空糸膜
JPH09308685A (ja) 血液浄化用中空糸膜及び血液浄化器
JPH0970431A (ja) ポリスルホン系中空糸型人工腎臓の製造方法および人工腎臓
JP4003982B2 (ja) ポリスルホン系選択透過性分離膜
JP3253885B2 (ja) 選択透過性中空糸膜
JPH09308684A (ja) 選択分離膜
JP3253867B2 (ja) 選択透過性中空糸膜
JP3345260B2 (ja) 選択透過性中空糸膜
JP2710711B2 (ja) セルロースジアセテート中空糸