JPH0838718A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH0838718A
JPH0838718A JP19793794A JP19793794A JPH0838718A JP H0838718 A JPH0838718 A JP H0838718A JP 19793794 A JP19793794 A JP 19793794A JP 19793794 A JP19793794 A JP 19793794A JP H0838718 A JPH0838718 A JP H0838718A
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JP
Japan
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mounting
plate
frame
ball
hole
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Withdrawn
Application number
JP19793794A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾球遊技機の構成要素を減少することができ
ると共に組付けが作業が容易である弾球遊技機を提供す
る。 【構成】 枠基体3の側部に透明板保持枠や上皿取付板
を開閉自在に軸支するためのヒンジ部材を位置決めして
取り付けるヒンジ取付凹部48,49,50を一体的に
形成した。 【効果】 透明板保持枠や上皿取付板が枠基体3に直接
開閉自在に設けられているので、従来の金枠に対応する
構成要素が不必要であると共に、組付作業の簡略化及び
組付精度の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外枠に対して開閉自在
であり且つ遊技盤を固定する遊技盤固定部が設けられた
枠基体と、該枠基体に対して開閉自在に設けられる開閉
部材と、を有する弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弾球遊技機は、遊技機設置島に固
定される外枠と、該外枠に対して開閉自在であり且つ遊
技盤を固定する遊技盤固定部がその裏面に設けられた前
面枠と、該前面枠の長方形状の開口に周設固定される金
枠に開閉自在に設けられ且つ前記遊技盤の前方を覆うガ
ラス板を保持するガラス扉枠と、前記金枠に開閉自在に
設けられ且つ景品玉を貯留する上皿(打球供給皿とも言
われる)が固着される上皿前面扉板と、前記前面枠の裏
面に開閉自在に設けられ且つ前記遊技盤において発生し
た入賞玉に基づいて景品玉を払い出すための各種の機構
がセット化される機構板と、から構成されている。そし
て、上記した弾球遊技機の構成要素のうち、外枠と前面
枠と遊技盤は、合板や板材等の木によって構成され、金
枠とガラス扉枠と上皿前面扉板とは、鉄板等の金属によ
って構成され、遊技盤固定部と機構板とは、合成樹脂に
よって構成されるのが一般的であった。
【0003】しかしながら、近年、環境保護の観点から
リサイクル可能な材料で弾球遊技機の各構成要素を製作
しようとする傾向にあり、そのような中で弾球遊技機の
構成要素の中で最も大きな前面枠を合成樹脂によって構
成したものが僅かではあるが提案されつつある。例え
ば、実公平6−3659号(以下、先行技術という)が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、この先行技
術は、従来の木製の前面枠を単に合成樹脂で置換したに
過ぎず、構成要素の減少を提案するものではない。即
ち、防犯上重要な金枠は、そのまま使用して前面枠の開
口に周設する構造であり、その金枠にガラス扉枠や上皿
前面扉板を取り付けるものであり、未だ十分にリサイク
ルを考慮したものとなっていない。本発明は、上記した
事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
弾球遊技機の構成要素を減少することができると共に組
付けが作業が容易である弾球遊技機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、外枠に対して開閉自在であ
り且つ遊技盤を固定する遊技盤固定部が設けられた枠基
体と、該枠基体に対して開閉自在に設けられる開閉部材
と、を有する弾球遊技機において、前記枠基体は、合成
樹脂によって成形されると共に、その側部に前記開閉部
材を開閉自在に軸支するためのヒンジ部材を位置決めし
て取り付ける位置決め取付部を一体的に形成したことを
特徴とするものである。
【0006】前記位置決め取付部は、前記ヒンジ部材の
外周形状に合致する凹状の取付凹部であり、該取付凹部
内に少なくとも前記ヒンジ部材をビスで止着するための
取付穴を一体的に穿設形成することにより、組付作業の
簡略化及び組付精度の向上を図る点で有利である。
【0007】前記枠基体には、前記上皿取付板の下方に
下皿と操作ハンドルと灰皿を取付得るように構成すると
共に、それらを位置決めして取り付ける位置決め取付部
を一体的に形成することにより、枠基体の前面側に取り
付けられる透明板保持枠、上皿取付板、下皿、操作ハン
ドル、及び灰皿の組付作業の手間を簡略化できる点で有
利である。
【0008】
【作用】従来の前面枠に対応する枠基体に対して従来の
ガラス板保持枠や上皿前面扉板に対応する開閉部材が直
接開閉自在に設けられているので、従来の金枠に対応す
る構成要素が不必要であると共に、枠基体の側部に開閉
部材を開閉自在に軸支するためのヒンジ部材を位置決め
して取り付ける位置決め取付部を一体的に形成したの
で、組付作業の簡略化及び組付精度の向上を図ることが
できる。
【0009】
【実施例】 (1)弾球遊技機全体の概略構成 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。まず、弾球遊技機1全体の概略構成について図1乃
至図4を参照して説明する。図1は、弾球遊技機1の正
面図であり、図2は、枠基体3及び透明板保持枠4を開
放した状態の弾球遊技機の斜視図であり、図3は、枠基
体3の前面側に取り付けられる各種の構成要素を分離し
て示す斜視図であり、図4は、枠基体3の裏面側の構成
を示す斜視図である。本実施例における弾球遊技機1と
しては、弾発された打玉が遊技盤5に形成された入賞口
や入賞球装置に入賞した入賞玉に基づいて所定個数の景
品玉を払い出す形式のパチンコ遊技機を図示したもので
あるが、弾発された打玉が遊技盤に設けられる複数の入
球口に入球して、その入球口の組合せによって得点が与
えられ、その得点に応じた景品玉が払い出される形式の
弾球遊技機(属にアレンジ遊技機と称される)であって
もよい。
【0010】しかして、弾球遊技機1は、縦長な方形状
に枠組み形成される外枠2と、該外枠2の一側に開閉自
在に軸支され且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべ
てが集約して設けられる枠基体3と、該枠基体3の前面
上部に開閉自在に設けられ且つ遊技盤5の前方を覆う透
明板(一般的にガラス板が多いが、透明な合成樹脂でも
良い)を保持する透明板保持枠4と、枠基体3の前面下
部に開閉自在に設けられ且つ上皿7が固着される上皿取
付板6と、該上皿取付板6の下方の枠基体3の前面に取
り付けられる下皿8、操作ハンドル9、及び灰皿10と
から構成されている。以下、弾球遊技機1を構成する上
記した構成毎に説明する。
【0011】(2)外枠 外枠2は、木製の板材を枠組み構成することにより形成
され、その一側上下に固着される開閉支持金具12,1
5を介して枠基体3が開閉自在に軸支される。また、外
枠2の下部前面には、閉じたときに枠基体3の下辺部を
載置する当て板11が固定されている。更に、外枠2の
開放側の内側上下には、後に詳述する錠装置136と係
脱して枠基体3を閉じたり開放したりするための係合金
具19a,19bが固着されている。なお、当て板11
を含む外枠2を木製の板材ではなく、合成樹脂によって
一体成形又は別体に成形して組み立てて構成しても良
い。また、枠基体3を開閉支持する構造については、後
に詳述する。
【0012】(3)枠基体 枠基体3は、後に詳述するように合成樹脂によって一体
成形されるものであるが、長方形状の開口部20を有す
るように額縁状に成形され、該開口部20の開口周縁に
沿った形状で裏面側に一体的に成形される遊技盤収納部
21に遊技盤5が着脱自在に装着固定し得るようになっ
ている。また、枠基体3の下方部は、板状に形成され、
その板状部に下皿8、操作ハンドル9、及び灰皿10が
取り付けられている。これらの取付態様については、後
に説明する。更に、枠基体3の前面上部に開閉自在に設
けられる透明板保持枠4も主要部品は、合成樹脂によっ
て成形され、同様に枠基体3の前面下部に開閉自在に設
けられる上皿7を含む上皿取付板6もほとんど合成樹脂
によって成形されている。
【0013】そこで、枠基体3の詳細な構成について図
5及び図6を参照して説明する。図5は、枠基体3の正
面図であり、図6は、枠基体3の背面図である。図にお
いて、枠基体3は、合成樹脂によって一体成形されるも
のであり、図5に示すように、その上部にほぼ長方形状
の開口部20が形成され、その下部が板状となってい
る。つまり、枠基体3は、従来の合板によって形成され
た前面枠とほぼ同等のものであるが、従来の前面枠と相
違する点は、枠基体3の裏面であって遊技盤5を収納固
定する遊技盤固定部としての遊技盤収納部21が枠基体
3と一体的に形成されている点である。即ち、従来の前
面枠と遊技盤収納部との関係においては、木製の前面枠
の裏面に合成樹脂製の遊技盤収納部を固着しているのに
対し、本実施例における枠基体3は、前面枠に相当する
部分も合成樹脂で形成されているので、遊技盤収納部4
を含む全体を合成樹脂によって一体成形したものであ
り、これによって工場における組み付け作業の簡略化を
達成することができるものである。
【0014】ところで、上記遊技盤収納部21の下方部
分も板状の支持板部22として形成されており、その支
持板部22の一側上部に上皿連通口23が形成され、該
上皿連通口23の下部前方に溢れ玉誘導部材125(図
7参照)が取着される。上皿連通口23の内部一側面に
は、景品玉の誘導をスムーズに行う櫛状の玉誘導リブ2
4が一体的に設けられ、また、上皿連通口23の前端面
の上部及ぶ側部に沿って立壁25が立設され、該立壁2
5の上端から前方に向かって防犯水平リブ26が延設さ
れる。この立壁25及び防犯水平リブ26によって形成
される空間には、上皿取付板6を閉じた状態で上皿取付
板6の上皿連通口251(図16参照)の裏面に止着さ
れる玉誘導部材286(図16参照)の後端部が侵入し
得るようになっており、玉誘導部材286の後端と上皿
連通口23との間からピアノ線等の不正具を挿入させな
いようにしている。なお、本実施例においては、透明板
保持枠4と上皿取付板6との境界線がその中央部分で円
弧状となっているため、その境界線から挿入される不正
具の侵入を阻止するために、立壁25の図示右側上部に
防犯用張り出し部27が突設され、その防犯用張り出し
部27の上端にも前方に向かって突設される防犯水平リ
ブ28が形成されている。また、防犯用張り出し部27
の一部は、後述するガラス取付支持部材194(図2参
照)の後端部が当ってしまうので、対応する部分に取付
部材回避穴29が穿設されている。また、上皿連通口2
3の後端縁の上部には、突出片部30が延設されている
が、この突出片部30は、機構板330の図示しない景
品玉払出通路の前端縁に侵入して、上皿連通口23の後
端縁と機構板330の景品玉払出通路の前端縁との間か
らピアノ線等の不正具を挿入させないようにしている。
【0015】一方、上皿連通口23の反対側の支持板部
22の上部にも防犯用立壁31が立設され、該防犯用立
壁31の上部にも防犯水平リブ32が前方に向かって延
設されている。この防犯水平リブ32も透明板保持枠4
と上皿取付板6の開放側上部及び側部からの不正具の侵
入を阻止するためのものである。また、防犯用立壁31
の裏面には、遊技盤5を載置したときに遊技盤5に形成
される位置決め穴と係合する位置決め突起33が突設さ
れている。
【0016】上記した支持板部22の上端は、遊技盤5
を載置し得るように遊技盤5とほぼ同じ幅を有するよう
に形成されるが、そのほぼ中央には、図6に示すよう
に、凹部34が形成されている。凹部34には、遊技盤
5に形成されるアウト口から導かれるアウト玉を後述す
る機構板330のアウト玉誘導通路(図示しない)にス
ムーズに導くためのアウト玉誘導リブ35が形成される
と共に、遊技盤5の裏面下部を遊技盤収納部21に収納
した際に押圧固定するための固定レバー部材36a(図
4参照)を取り付ける固定レバー取付用ボス36が突設
形成されている。
【0017】一方、支持板部22の前面には、溢れ玉誘
導部材125及び発射点レール130(図7参照)を取
り付けるための取付穴37やそれらを位置決めするため
の位置決めボス38が多数形成されている。このうち取
付穴37に対応する支持板部22の裏面側には、ボス4
0が突設され、該ボス40に取付穴37が所定の厚みを
もって形成されている。また、上皿取付板6の開放側に
対応する位置には、上皿取付板6の開放端裏面に固着さ
れる錠止め装置288(図17参照)のフック部291
と係脱する係止金具135(図7参照)を止着するため
の係止金具取付部39も突設形成されている。更に、支
持板部22には、その開放側に連結穴41が開設され、
該連結穴41の下方に打球杆貫通切欠穴44が形成さ
れ、前記溢れ玉誘導部材125の下流側前方に対応する
位置に抜き玉連通口42が開設され、軸支側に配線通し
穴43が開設されている。連結穴41は、機構板330
に設けられる景品玉タンクの貯留玉量が不足したときに
動作する玉欠乏検知レバーと打玉を1個ずつ発射位置に
供給する打球供給装置の玉送りレバーとを連結するため
の連結杆を貫通させるものである。また、抜き玉連通口
42は、前記溢れ玉誘導部材125に流入された玉(上
皿連通口23からこぼれ落ちた玉、上皿7から玉抜きさ
れた玉、及び後述するファール口133から導かれた
玉)を裏面側に導くためのものであり、その抜き玉連通
口42の裏面には、合流樋350(図4参照)が取り付
けられ、この合流樋350によって抜き玉連通口42か
らの玉を前記下皿8に導くものである。また、配線通し
穴43は、前記上皿7に電気的部品(例えば、スイッチ
や表示器やスピーカ等)が設けられている場合に、これ
らの電気的部品からの配線を枠基体3の裏面側に導くも
のである。更に、打球杆貫通切欠穴44は、後述する打
球発射装置340の打球杆343が貫通して発射点レー
ル130の発射位置に臨むようにさせるものである。
【0018】一方、図5に示すように、枠基体3の前面
枠部分において、開口部20に対応する枠部の外周縁に
は、透明板保持枠4の下辺を除く3辺から後方に突出す
るように設けられる凸条としての防犯用フランジ辺部1
84(図14・図15参照)が突入係合する凹溝として
の防犯用凹溝45,51が形成されている。正面から見
て上部及び右側方の防犯用凹溝45の一部には、深さの
浅いビス用回避凹部46も連続して形成されている。こ
のビス用回避凹部46は、透明板保持枠4の裏面に止着
される後述する補強金属板172a,172b(図14
参照)を止めるためのビスの頭部を受け入れるようにな
っている。また、正面から見て左周縁に形成される防犯
用凹溝51は、防犯用フランジ辺部184が突入係合す
るだけでなく防犯用フランジ辺部184が軸回転するた
めに、他の防犯用凹溝45よりも幅広に形成されてお
り、その断面形状は、底面が円弧状となっている。
【0019】更に、枠基体3の前面枠部分の開口部20
に対応する部分には、開放側上下にフック連通穴47
a,47b、軸支側の中程上中下に位置決め取付部とし
てのヒンジ取付凹部48,49,50、軸支側上部に配
線通し穴52、軸支側上部寄りに玉抜きピン挿入穴54
と玉抜きレバー取付穴55、左右中程に干渉回避凹部5
6、軸支側の一か所と開放側の上下二か所に固定レバー
取付用穴57、軸支側の上部から下部にかけてフック用
開口60、開放側の中程よりやや下方に錠穴73がそれ
ぞれ形成されている。フック連通穴47a,47bは、
透明板保持枠4の開放側に設けられるL形金属181
(図14参照)と一体的に設けられるフック部183
a,183bを後方に貫通させて錠装置136のスライ
ド可能な係合穴(図示しない)と係合させるものであ
る。また、配線通し穴52は、透明板保持枠4に設けら
れる後述する電装部品から延びる配線を枠基体3の裏面
側に通すものである。なお、配線通し穴52の周囲がや
や凹状に成形され、開閉に伴う配線の弛みが生じても断
線しないような配線防止凹部53となっている。玉抜き
ピン挿入穴54は、営業終了時等に前方からピンを挿入
して枠基体3の裏面側に取り付けられる玉抜きレバー
(図示しない)を作用させて機構板330の景品玉タン
ク等に貯留されていた景品玉を弾球遊技機1の外部に排
出するためのものであり、玉抜きレバー取付穴55は、
上記した図示しない玉抜きレバーを枠基体3の裏面側に
取り付けるための穴である。なお、玉抜きピン挿入穴5
4に対するピン挿入穴が透明板保持枠4にも形成されて
いる。干渉回避凹部56は、透明板保持枠4を閉じたと
きに蛍光管234を被覆する円弧状の蛍光管カバー23
1(図2参照)の一部との当接状態を回避するためのも
のであり、このため、干渉回避凹部56は、円弧状に刻
設されている。また、固定レバー取付用穴57には、遊
技盤収納部21に収納された遊技盤5の裏面を押圧固定
するための固定レバー部材57a(図4参照)を取り付
けるためのものである。また、フック用開口60は、裏
面に一体的に成形される配線止めフック61を形成する
ために形成される(金型の設計上必要とされる)もので
あり、その配線止めフック61は、前記配線通し穴52
を通って枠基体3の裏面に導かれた配線を掛け止めるも
のである。更に、錠穴73には、錠装置136のシリン
ダー錠140が挿入されるものである。
【0020】また、枠基体3の中程左右に検出器取付穴
58,59が貫通形成されている。この検出器取付穴5
8,59は、その前面から検出器を取り付けるものであ
り、図示の実施例では、軸支側に形成される検出器取付
穴58には、図2に示すように検出器142のアクチュ
エータが前面側に突出しており、透明板保持枠4を開放
したときに検出器142がOFFとなるようになってい
る。この検出器142は、高電圧が供給される蛍光管2
34(後述する蛍光管カバー231に収納されて第1装
飾部材190に取り付けられている)の回路途中に挿入
されるものであり、透明板保持枠4を開放したときに蛍
光管への電流の供給が停止されて開放時の安全を確保し
ている。また、開放側に形成される検出器取付穴59に
は、透明板保持枠4を僅かに開放してセル板やピアノ線
等の不正具を挿入する不正行為を検出するための不正開
放検出器143が取り付けられている。また、ヒンジ取
付凹部48,49,50は、それぞれ金属製のヒンジ部
材104,113,119(図17参照)を止着する領
域である。
【0021】枠基体3の正面構造において、上記した構
成以外に、遊技盤収納部21の前面ほぼ中央の左右に防
犯用水平リブ62が一体的に突設されている。この防犯
用水平リブ62は、透明板保持枠4を閉じたときに蛍光
管カバー231の防犯用水平リブ232の上端が当接す
るものであり、ピアノ線等の不正具の侵入を防止するも
のである。また、開放側の防犯用水平リブ62の下方に
も、その上部に水平リブ63aを有する防犯用板63が
一体的に取り付けられている。この防犯用板63の形成
位置は、透明板保持枠4と上皿取付板6との境界部分で
あり、その境界部分からの不正具の侵入を防止するため
である。
【0022】一方、枠基体3の裏面構造においては、図
6に示すように、遊技盤収納部21が合成樹脂によって
一体的に成形されている。しかして、遊技盤収納部21
は、遊技盤5を支持し且つ固定するものであるため、遊
技盤5を支持する構造及び遊技盤5を正確に固定するた
めの部品を有する。また、遊技盤収納部21は、遊技盤
5の裏面に設けられて所定個数の景品玉を払い出すため
の各種の機構が設けられる機構板330を正確に取り付
けるための部品も有する。具体的には、遊技盤5を収納
支持する構造として遊技盤5の左右を規制する遊技盤収
納案内リブ64と、複数(2個)の位置決め突起33,
67と、位置決めリブ66とがある。2つの位置決め突
起33,67のうち、一方の位置決め突起33は、前記
したように防犯用立壁31の裏面側に突設されるが、他
方は、枠基体3の上部中央に突設される。また、位置決
めリブ66は、位置決め突起67の側方に突設され、該
位置決めリブ66に対応する部分の遊技盤5が切り欠け
られており、その切欠部が位置決めリブ66と係合する
ようになっている。また、図6の右側上部にも、遊技盤
収納案内リブ64が形成されているので、この部分の遊
技盤5も切り欠けられている。
【0023】上記のような遊技盤収納構造においては、
遊技盤5の下部は、前記支持板部22の上面に載置され
ると共に位置決め突起33によって位置決めされ、左右
を遊技盤収納案内リブ64によって記載され、更に、上
部を位置決め突起67と位置決めリブ66とによって位
置決めすることにより遊技盤5を正確な位置に収納され
るようになっている。なお、位置決めリブ66の隣接す
る位置には、上動防止部材68が突設されているが、こ
の上動防止部材68は、外枠2と枠基体3の内側との間
隔を狭くして、枠基体3の上動範囲を小さくするもので
ある。また、位置決めリブ66の左右部分は、遊技盤5
の前面が当接する遊技盤当接リブ65となっている。
【0024】また、遊技盤5を固定するための部品とし
て複数(4個)の固定レバー部材36a,57aとがあ
る。固定レバー部材36a,57aは、遊技盤5を遊技
盤収納部21に正確に装着した状態で回動することによ
り遊技盤5の裏面から押圧して遊技盤5を遊技盤収納部
21に堅固に固定するものである。しかして、固定レバ
ー36aは、前記支持板部22の凹部34に突設される
固定レバー取付用ボス36に固着されるものであり、固
定レバー57aは、前記固定レバー取付用穴57に固着
されるものである。
【0025】また、機構板330を取り付けるための部
品として、開閉支持金具144,145と、複数(3
個)の止着部材69a(共に図4参照)とがある。開閉
支持金具144,145は、軸支側の遊技盤収納部21
の裏面上下に取り付けられるものであり、図8に示すよ
うにL字状に曲折された金属板の水平部に係合ピン14
4a(開閉支持金具145の係合ピン145aは図示し
ない)を有して構成され、この係合ピン144a,14
5aに機構板330の上下に固着される開閉金具33
1,332のヒンジ穴(図示しない)が係合されること
により、機構板330が枠基体3に対して開閉自在に設
けられる。また、開閉支持金具144,145を取り付
けるために前記遊技盤収納案内リブ64及び支持板部2
2の下方に開閉支持金具取付穴83,84と位置決め突
起83a,84aがそれぞれ形成されている。また、複
数の止着部材69aのうち、1つの止着部材69aは、
前記支持板部22の裏面を被覆する支持板部カバー22
aの表面に取り付けられるものであり、この止着部材6
9aを止着するために支持板部22の裏面には、止着部
材用取付穴69が形成されるボスが突設されている。ま
た、他の2つの止着部材69aは、開放側の上部と軸支
側の上辺とに設けられ、このため、枠基体3には、対応
する位置の前記遊技盤収納案内リブ64に止着部材用取
付穴69が形成されている。更に、枠基体3の軸支側の
上下端裏面には、開閉金具100,110を止着するた
めの開閉金具取付穴70,71も形成されている。
【0026】枠基体3の裏面構造において、上記した以
外の構成は、開放側に錠装置136を止着するための錠
装置取付穴72が形成され、また、その錠装置136の
シリンダー錠140が貫通する錠穴73が穿設されてい
る。なお、錠装置136を正確に取り付けるために、図
6に示すように、上方部に位置決め突起72aが一体的
に突設されている。
【0027】枠基体3の透明板保持枠4及び上皿取付板
6に対応する部分の構成は、以上の通りであるが、枠基
体3の前面枠部分の下方部分は、板状の平板部74を構
成しており、図5に示すように、その前面のほぼ全域に
取付凹部75が刻設されている。この取付凹部75は、
下皿8や操作ハンドル装置9及び灰皿10を組み付け固
定する際に一応の位置決めを行うものであり、組み付け
作業の容易化を図ることができるものである。また、取
付凹部75には、そのほぼ中央に下皿連通口76が、そ
の開放側よりの側部にハンドル作動開口77がそれぞれ
開設形成されている。下皿連通口76に対応して下皿8
が取り付けられるが、その取付を容易ならしめるために
下皿取付係合穴79と下皿取付位置決め穴80とが取付
凹部75内に形成されている。同様に、灰皿取付係合穴
78、ハンドル取付穴81、配線貫通穴82も取付凹部
75内に形成されている。なお、これらの取付について
は、後に詳述する。
【0028】(4)枠基体への装着部材 以上、合成樹脂製の枠基体3の構成について説明してき
たが、この枠基体3に装着される各部材について以下説
明する。枠基体3に装着される部材としては、外枠2に
対して開閉自在に軸支するための開閉金具100,11
0、透明板保持枠4及び上皿取付板6を開閉自在に軸支
するためのヒンジ部材104,113,119、支持板
部22に止着される溢れ玉誘導部材125及び発射点レ
ール130、透明板保持枠4及び上皿取付板6の施錠・
解錠を行う錠装置136、開閉部材としての透明板保持
枠4、開閉部材としての上皿取付板6、平板部74の取
付凹部75に止着される下皿8・灰皿10・操作ハンド
ル9、枠基体3の裏面側に開閉自在に軸支される機構板
330、枠基体3の裏面下部に固着される打球発射装置
340と合流樋350、がある。以下、装着される部材
毎に説明する。
【0029】(4−1)外枠への枠基体の開閉支持構造 外枠2への枠基体3の開閉を支持するものは、開閉金具
100,110である。そこで、図8乃至図10を参照
して開閉金具100,110の構成及び作用について説
明する。図8は、外枠2と枠基体3との上方部分での開
閉支持構造を示す断面図であり、図9は、外枠2と枠基
体3と透明板保持枠4との上方部分での開閉支持構造を
示す分解斜視図であり、図10は、外枠2と枠基体3と
の下方部分での開閉支持構造を示す分解斜視図である。
まず、外枠2の上部端部には、前記したように上部開閉
支持金具12が固着されるが、この上部開閉支持金具1
2は、図8に示すように、外枠2の上面と側面に当接す
るようにL字状に折曲され、その外枠2の上面と当接す
る部分にボルト12aを差し込んで外枠2の内側からナ
ット12bで締着することにより、外枠2に固着される
ものである。また、外枠2の側面に当接する部分からは
前方に向かって開閉支持片13が延設され、該開閉支持
片13の先端部上方に軸支ピン14が突設固着されてい
る。
【0030】一方、枠基体3には、図9に示すように、
その裏面隅角部に上部開閉金具100が固着される。上
部開閉金具100は、断面コ字状に形成され、その上辺
の一部が前方に突出した支持片部102となっており、
その支持片部102に支持穴101が形成されている。
この支持穴101が前記軸支ピン14に係合されるよう
になっている。なお、上部開閉金具100は、裏面から
ビスによって前記上部開閉金具取付穴70に止着される
と共に、後述する上部ヒンジ部材104とビス103に
よって一体的に止着されるようになっている。
【0031】次に、外枠2の下方であって前記当て板1
1の上面部分には、図10に示すように、下部開閉支持
金具18がビスによって固着されている。この下部開閉
支持金具18は、その一部が前方側方に突出した開閉支
持片16となっており、その開閉支持片16の先端部に
軸支ピン17が突設されている。また、軸支ピン17の
側方には、枠基体3の開放角度を規制するストッパー1
8が突設されている。一方、枠基体3の下部隅角部裏面
の前記下部開閉金具取付穴71には、下部開閉金具11
0が図示しないビスによって固着されている。下部開閉
金具110は、断面コ字状に形成され、その下辺が枠基
体3の下辺部よりも前方に突出する支持片部111とな
っており、その支持片部111に支持穴112に形成さ
れている。この支持穴112に前記軸支ピン17が挿入
係合されるようになっている。
【0032】上記のように構成される軸支構造におい
て、まず、枠基体3の下部開閉金具110の支持穴11
2を下部開閉支持金具15の軸支ピン17の上端部に僅
かに係合させた状態で、枠基体3の上部開閉金具100
の支持穴101を上部開閉支持金具12の軸支ピン14
に一致させ、その一致した状態で枠基体3を下方に降ろ
すことにより、各支持穴112,101が軸支ピン1
7,14と係合して枠基体3を外枠2に対して開閉自在
に装着することができる。ただし、枠基体3を大きく開
放したときには、枠基体3の下部前面がストッパー18
と当接してそれ以上の開放を規制するので、枠基体3が
隣接する弾球遊技機1と当ってしまうほど開放すること
ができないようになっている。
【0033】(4−2)枠基体への透明板保持枠及び上
皿取付板の軸支構造 次に、透明板保持枠4及び上皿取付板6の枠基体3への
軸支構造について図7、図9、図11、図12を参照し
て説明する。図7は、各種の部品を装着した状態での枠
基体3の正面図であり、図9は、前述した通りであり、
図11は、透明板保持枠4の下部及び上皿取付板6の上
部の軸支構造を示す分解斜視図であり、図12は、上皿
取付板6の下部の軸支構造を示す分解斜視図である。し
かして、透明板保持枠4の軸支は、前記ヒンジ取付凹部
48,49に取り付けられる金属製のヒンジ部材10
4,113によって行われ、上皿取付板6の軸支は、前
記ヒンジ取付凹部49,50に取り付けられる金属製の
ヒンジ部材113,119によって行われる。そこで、
まず、各ヒンジ部材104,113,119について説
明する。
【0034】まず、図9に示すように、枠基体3の軸支
側上部に形成されるヒンジ取付凹部48(以下、上ヒン
ジ取付凹部48という)には、ヒンジ部材104(以
下、上ヒンジ部材104という)が取り付けられるよう
になっている。上ヒンジ部材104は、L字状に形成さ
れ、その垂直面にヒンジカバー107の後方に向かって
突設される貫通取付ボス108が嵌入される取付貫通穴
105が形成され、その水平面に支持穴106が形成さ
れている。ところで、上ヒンジ取付凹部48には、前記
貫通取付ボス108を貫通させる取付穴48aが形成さ
れると共に、その外周形状が上ヒンジ部材104の垂直
面の外周形状と合致するように刻設されている。このた
め、上ヒンジ部材104を上ヒンジ取付凹部48に取り
付ける際には、上ヒンジ部材104を上ヒンジ取付凹部
48に埋め込むようにして合致させ、その状態でヒンジ
カバー107の貫通取付ボス108を前方から取付貫通
穴105及び取付穴48aに貫通させ、裏面から前記上
部開閉金具100と一緒にビス103によって貫通取付
ボス108に螺着することにより、上ヒンジ部材104
を枠基体3の前面上部に固着することができる。なお、
支持穴106に対応するヒンジカバー107には、挿入
溝109が切欠形成されている。
【0035】また、図11に示すように、ヒンジ取付凹
部49(以下、中ヒンジ取付凹部49という)に止着さ
れるヒンジ部材113(以下、中ヒンジ部材113とい
う)は、L字型に形成され、その垂直面に取付穴114
と位置決め穴115とが形成され、その水平面である水
平支持片118にヒンジピン117が上下に貫通するよ
うに固着されている。一方、中ヒンジ取付凹部49に
は、前記取付穴114に対応する位置に取付穴49aが
穿設され、前記位置決め穴115に対応する位置に位置
決め突起49bが突設されると共に、その外周形状が中
ヒンジ部材113の垂直面の外周形状と合致するように
刻設されている。このため、中ヒンジ部材113を中ヒ
ンジ取付凹部49に取り付ける際には、中ヒンジ部材1
13を中ヒンジ取付凹部49に埋め込むように合致させ
ると共に位置決め突起49bを位置決め穴115に嵌入
し、その状態で取付穴114にビス116を螺着するこ
とにより、中ヒンジ部材113を枠基体3の前面中部に
固着することができる。
【0036】更に、図12に示すように、ヒンジ取付凹
部50(以下、下ヒンジ取付凹部50という)に止着さ
れるヒンジ部材119(以下、下ヒンジ部材119とい
う)は、L字型に形成され、その垂直面に取付穴120
と位置決め穴121とが形成され、その水平面である水
平支持片124にヒンジ穴123が形成されている。一
方、下ヒンジ取付凹部50には、前記取付穴120に対
応する位置に取付穴50aが穿設され、前記位置決め穴
121に対応する位置に位置決め突起50bが突設され
ると共に、その外周形状が下ヒンジ部材119の垂直面
の外周形状と合致するように刻設されている。このた
め、下ヒンジ部材119を下ヒンジ取付凹部50に取り
付ける際には、下ヒンジ部材119を下ヒンジ取付凹部
50に埋め込むように合致させると共に位置決め突起5
0bを位置決め穴121に嵌入し、その状態で取付穴1
20にビス122を螺着することにより、下ヒンジ部材
119を枠基体3の前面中部に固着することができる。
【0037】上記したヒンジ部材48,49,50に
は、透明板保持枠4と上皿7が取着される上皿取付板6
とが開閉自在且つ着脱自在に取り付けられるものであ
る。具体的には、まず、透明板保持枠4の着脱構造につ
いて説明すると、透明板保持枠4の軸支側上端には、ヒ
ンジピン177が後述するスプリング178の付勢力に
より上方に付勢されており、また、軸支側下端裏面に
は、係合穴169を有する軸支部材168がビスで止着
されている。しかして、下部の軸支部材168の係合穴
169に中ヒンジ部材113のヒンジピン117の上部
突設側に差し込んだ状態で上端のヒンジピン177を付
勢力に抗して押し下げて上ヒンジ部材104の支持穴1
06に差し込むことにより、透明板保持枠4が枠基体3
に開閉自在に軸支される。逆に、透明板保持枠4を取り
外す場合には、後述する切欠179bから例えば目通し
を差し込んでヒンジピン177を押し下げて支持穴10
6からヒンジピン177を抜き出した後に全体を持ち上
げて係合穴169をヒンジピン117から外すことによ
り簡単に行うことができる。なお、透明板保持枠4の開
閉動作については、後に詳述する。
【0038】次に、上皿取付板6の着脱構造について説
明すると、上皿取付板6の軸支側上端には、ピン挿入穴
261が形成され、また、軸支側下端には、軸支ピン2
63がスプリング264により常に下方に向けて付勢さ
れている。しかして、上端のピン挿入穴261を中ヒン
ジ部材113のヒンジピン117の下部突設側に差し込
み、その状態で下部の軸支ピン263を付勢力に抗して
持ち上げて下ヒンジ部材119のヒンジ穴123に差し
込むことにより、上皿7の上皿取付板6が枠基体3に開
閉自在に軸支される。逆に、上皿取付板6を取り外す場
合には、スプリング264の付勢力に抗して軸支ピン2
63を持ち上げてヒンジ穴123から外し、その後、全
体を下方に引き下げてヒンジピン117からピン挿入穴
261を引き抜くことにより簡単に行うことができる。
【0039】このように、透明板保持枠4や上皿7の上
皿取付板6を枠基体3に対して開閉自在であり且つ着脱
自在に設けたので、弾球遊技機1の工場における組付作
業や遊技場における点検作業時を簡単に行うことができ
る。特に、本実施例のように、透明板保持枠4に電装部
品を備えたものにあっては、電装部品等の故障に基づく
修理・交換が必要となることが予想され、そのように予
想される場合において、従来の透明板保持枠(ガラス板
保持枠)が着脱できない構造のものに比べて、透明板保
持枠4を取り外すことができるので、修理・交換を簡単
に行うことができると共に、従来の金枠に相当する部材
を省略することができる。また、本実施例においては、
ヒンジ部材104,113,119を取り付けるべき位
置の枠基体3にその外形形状に合致したヒンジ取付凹部
48,49,50が刻設形成されているので、ヒンジ部
材104,113,119の取付作業の簡略化を図るこ
とができる。それに加えて、ヒンジ取付凹部48,4
9,50内には、それぞれ取付穴48a,49a,50
aや位置決め突起49b,50bが形成されているの
で、精度良くヒンジ部材104,113,119を取り
付けることができる。
【0040】(4−3)支持板部への装着部品 枠基体3の支持板部22の前面における装着部品として
は、溢れ玉誘導部材125と発射点レール130とがあ
る。これらについて図7を参照して説明する。まず、溢
れ玉誘導部材125について説明すると、溢れ玉誘導部
材125は、前記上皿連通口23の下方から抜き玉連通
口42までの長さを有する樋状に形成されるものであ
り、上皿取付板6を開放したときに上皿連通口23の後
端又は機構板330の景品玉払出通路(図示しない)の
下流端からこぼれ落ちる玉を前記抜き玉連通口42に導
き、最終的に下皿8に誘導するものである。また、溢れ
玉誘導部材125は、上皿7に貯留されている玉を玉抜
きしたとき受け入れるために抜き玉連通口42のやや上
方であってその前面に玉抜き用開口126が開設され、
更に、発射点レール130から発射された打玉であって
遊技盤5に到達せずに戻ってきたファール玉を受け入れ
るために抜き玉連通口42のやや上方であってその側面
にファール玉用開口127が形成されている。しかし
て、上皿連通口23部分から落下した玉が転動する傾斜
底面128の流下端と玉抜き用開口126とファール玉
用開口127の位置が抜き玉連通口42に対して相互に
段差状の位置関係となっているので、抜き玉連通口42
部分での玉詰まりを確実に防止することができる。な
お、溢れ玉誘導部材125は、支持板部22に形成され
た位置決めボス38によって位置決めされ、その後、取
付穴37にビス129によって止着されて取り付けられ
ている。
【0041】溢れ玉誘導部材125の側方には、発射点
レール130が取り付けられるが、この発射点レール1
30は、レール132が固着された取付セット板131
を前記支持板部22の取付穴37にビス134で止着す
ることにより支持板部22の表面に装着されるものであ
る。なお、取付セット板131を装着する際には、位置
決めボス38によって取付セット板131の位置決めが
行われる。また、発射点レール130の先端部には、遊
技盤5の表面に固着される誘導レールの下端部との間に
ファール口133が形成され、該ファール口133から
の玉が前記したように溢れ玉誘導部材125のファール
玉用開口127に導かれるようになっている。
【0042】更に、支持板部22には、前記係止金具取
付部39に係止金具135が取り付けられている。この
係止金具135は、上皿取付板6の開放側裏面に取り付
けられる錠止め装置288と係合して上皿取付板6の施
錠・解錠を行うものである。しかして、係止金具135
を固着する係止金具取付部39は、その上下に係止金具
135がはさみ込まれるように位置規制突片39aが突
設されており、係止金具135を位置規制突片39aで
規制した状態で係止金具取付部39にビスを止着するこ
とにより、係止金具135を正確に且つ簡単に取り付け
ることができる。このように、支持板部22の表面に取
り付けられる溢れ玉誘導部材125、発射点レール13
0、及び係止金具135は、いずれもそれらを位置決め
するための位置決め用の突起38,39aが一体的に成
形され且つ取付部37,39も形成されているので、そ
れらの装着部品の組付作業を簡単に行うことができる。
【0043】(4−4)錠装置の取付構造 枠基体3の開放側裏面には、透明板保持枠4及び枠基体
3を開閉する錠装置136が取り付けられるものである
が、該錠装置136は、位置決め突起72aに位置決め
されて錠装置取付穴72に取り付けられるものであり、
図3に示すように、断面L字錠の基体137の取付面の
内側にガラス用スライド杆(図示しない)が上下動可能
に設けられ、側面に枠基体用スライド杆(図示しない)
が上下動可能に設けられている。このガラス用スライド
杆と枠基体用スライド杆とは、前記錠穴73に挿入され
るシリンダー錠140によって上下動せしめられるもの
であり、一方向に回動したときにガラス用スライド杆が
上下動し、他方向に回動したときに枠基体用スライド杆
が上下動する。また、ガラス用スライド杆には、係合穴
(図示しない)が形成され、透明板保持枠4の後述する
フック部183a,183bが基体137の貫通穴13
8を貫通して係合穴と係合することにより、透明板保持
枠4を枠基体3に対して閉止した状態とし、シリンダー
錠140を一方向に回動操作することによりガラス用ス
ライド杆を移動させて係合穴とフック部183a,18
3bとの係合状態を解除することにより、透明板保持枠
4を枠基体3に対して開放せしめることができる。一
方、枠基体用スライド杆の上下には、外枠用フック13
9a,139bが一体的に形成され、該外枠用フック1
39a,139bを外枠2の上下に固着された係合金具
19a,19bに係止させることにより、枠基体3を外
枠2に対して閉止した状態とし、シリンダー錠140を
他方向に回動操作することにより枠基体用スライド杆を
移動させて外枠用フック139a,139bと係合金具
19a,19bとの係合状態を解除することにより、枠
基体3を外枠2に対して開放せしめることができる。な
お、ガラス用スライド杆は、ガラス開放用レバー141
を手動的に操作してもスライドさせることができる。
【0044】(4−5)平板部への装着部品 次に、枠基体3の下部の平板部74に装着される下皿
8、灰皿10、操作ハンドル9、打球発射装置340等
について説明する。
【0045】(4−5−1)下皿 前述したように、枠基体3の前面枠部分の下方部分は、
板状の平板部74となっており、その前面のほぼ全域に
係合凹部75が刻設されている。この係合凹部75は、
下皿8や操作ハンドル9を組み付け固定する際に一応の
位置決めを行うものであり、組み付け作業の容易化を図
ることができるものである。ところで、図3及び図18
に示すように、下皿8は、詳細に図示しないが複数の部
材を組み付けた状態でセット化されて枠基体3の下部中
央に止着固定されているものであり、多量の玉を貯留し
得る貯留部300を有するように形成されている。ま
た、枠基体3への止着構造は、セット化された下皿8の
裏面に取付ネジ301を後方に向けて複数本設け、その
取付ネジ301を枠基体3に穿設された下皿取付係合穴
79に貫通させて枠基体3の裏面からナットを螺着する
ことにより固定する。なお、下皿8の裏面であって前記
貯留部300の左右には、位置決め片302が突設され
ており、この位置決め片302を枠基体3に形成された
下皿取付位置決め穴80に差し込むことにより、下皿連
通口76と下皿8の貯留部300との接続状態を確実に
確保することができると共に下皿8の取付作業の容易化
を図ることができる。なお、図示の実施例における下皿
8には、その前面壁内に玉抜き操作レバー305が設け
られ、これを操作することにより、玉抜き操作レバー3
05に連結される玉抜き弁304がスプリング306の
付勢力に抗して貯留部300の底面の玉抜き開口303
を開放するように移動するので、貯留部300に貯留さ
れている景品玉を下方(通常、玉箱が設置される)に落
下せしめることができる。このように、図示の実施例に
おいては、玉抜き操作レバー305を下皿8の前面壁の
中央に内蔵して設けたので、従来のように操作レバーを
下皿の底面に沿って設けたものに比較して外部からのイ
タズラによって故障せしめられることが少なくなるとい
う利点がある。
【0046】(4−5−2)灰皿 上記した下皿8の隣接した位置であって前記係合凹部7
5の端部よりには、灰皿10が設けられるが、この灰皿
10は、枠基体3の下部前面に固着され且つ灰皿10を
収納する凹部が形成された灰皿取付枠310に回転自在
に取り付けられるものである。即ち、灰皿取付枠310
は、その裏面に複数の取付ネジ311が後方に向かって
突設され、枠基体3に穿設された灰皿取付係合穴78に
取付ネジ311を貫通させた後に、裏面から図示しない
ナットで締着することにより灰皿取付枠310を枠基体
3に固着する。このように固着された灰皿取付枠310
に対して灰皿10を凹部に収納した状態で、灰皿取付枠
310の前端部に形成される取付穴312及び灰皿10
の前方上部に形成される支点穴314に支点棒313を
側方から差し込んで固定することにより、灰皿10を回
転自在に装着し得るものである。
【0047】(4−5−3)操作ハンドル また、前記ハンドル作動開口77に対応して操作ハンド
ル9が装着される。操作ハンドル9は、前記上皿7の側
壁から装飾的に連続する取付基板320に所謂ハンドル
が突設されて構成されるものであり、その取付基板32
0の裏面には、複数の取付ネジ321と位置決め突起3
22とが後方に向かって突設されており、取付ネジ32
1をハンドル作動開口77の周囲に穿設されるハンドル
取付穴81に差し込んで裏面から打球発射装置340の
取付セット板341と共締めするようにナットで締着す
ることにより、取付基板320が枠基体3に固定され
る。なお、位置決め突起322は、ハンドル作動開口7
7を貫通して対面する打球発射装置340の取付セット
板341と係合して相互の全体的な位置決めを行うもの
である。また、ハンドル作動開口77の側方には、配線
貫通穴82が形成されているが、これは、操作ハンドル
9内に設けられるスイッチ(メインスイッチやタッチセ
ンサ)の配線を枠基体3の裏面側に導くものである。
【0048】(4−5−4)打球発射装置 打球発射装置340は、図4に示すように、取付セット
板341に打玉を弾発する打球杆343と、該打球杆3
43に往復回動動作を付与する打球モータ342と、打
球杆343の往復回動動作に基づいて上下動し且つ後述
する打球供給装置287(図17参照)を動作させる玉
送り昇降杆344と、が一体的に集約形成されて、枠基
体3の裏面下部一側に取着されるものである。
【0049】以上、枠基体3に装着される部品の概略に
ついて説明してきたが、枠基体3には、上記した装着部
品以外に、機構板330、合流樋350、及び透明板保
持枠4と上皿取付板6とが装着される。このうち、機構
板330と合流樋350については、すでに簡単に説明
したので、以下には、透明板保持枠4と上皿取付板6に
ついて詳細に説明する。
【0050】(4−6)透明板保持枠 透明板保持枠4の構成について図13乃至図15を参照
して詳細に説明する。図13は、正面から見た主枠構成
部材150と各装飾部材190,202,205,20
6,210,225との関係を示す分解斜視図であり、
図14は、背面から見た透明板保持枠4の分解斜視図で
あり、図15は、透明板保持枠4を枠基体3に対して閉
じた状態を示す部分断面図である。透明板保持枠4は、
前記遊技盤5の遊技領域を透視し得る透明板としてのガ
ラス237を装着し得るものであると共に、本実施例に
おいては、特に装飾効果を高め得るように構成されたも
のである。しかして、本実施例における透明板保持枠4
は、円形状の遊技開口を規制する合成樹脂製の主枠構成
部材150と、該主枠構成部材150の前面側に装着さ
れる複数の合成樹脂製の装飾部材190,202,20
5,206,210,225と、から構成される。そこ
で、以下、透明板保持枠4を構成する構成部材毎に順次
説明する。
【0051】(4−6−1)主枠構成部材 まず、主枠構成部材150について説明する。主枠構成
部材150は、三日月状に成形される左右2つの主枠構
成部材150a,150bを組み付けることにより構成
されている。即ち、主枠構成部材150a,150b
は、左主枠構成部材150aの上端部に形成された取付
穴153に右主枠構成部材150bの上端部に突設形成
された係合突出部164を後方から重合してビスで螺着
することにより、一体的に組み付けられ、中央に大型の
円形の開口188が形成される。ただし、図示の実施例
では、左右の主枠構成部材150a,150bの下端部
では連結しておらず、後述する円形状の第1装飾部材1
90によって下端部が連結されている。このようにして
主枠構成部材150を左右の2つに分割して成形するこ
とにより、成形の容易化を図ると共に、成形時の歪みを
なくして精度の高い主枠構成部材150を提供すること
ができる。また、主枠構成部材150を分割成形した場
合には、当然のことながらこれらを組み付ける必要があ
るが、その組み付け部分である取付穴153と係合突出
部164との関係において、右主枠構成部材150bの
上部端縁から突出して形成される係合突出部164を左
主枠構成部材150aの端縁に形成される係合突部15
3aに係合させて位置決めを行った状態で係合突出部1
64に穿設された取付穴を取付穴153に重合させてビ
スで止着するので、左右の主枠構成部材150a,15
0bの組み付け作業の容易化を図ることができる。な
お、上下の係合突部153aの中間には、主枠構成部材
150b側に設けられるスピーカ221の配線を通す配
線通し凹部167が形成されている。また、主枠構成部
材150の分割は、左右だけでなく、上下に分割成形し
ても良いし、必要に応じて3分割以上で成形しても良
い。
【0052】上記のようにして組み付けられた主枠構成
部材150の前面側の上辺部には、装飾部材としての上
部装飾部材210及びLEDカバー225の組み付け位
置を一義的に決める取付凹部151が刻設されている。
これにより上部装飾部材210及びLEDカバー225
の組付けの容易化を図ることができる。また、上部装飾
部材210の内部には、後に詳述するようにスピーカ2
21が組み込まれるため、前記取付凹部151の左右端
部には、スピーカ効果穴152が開設され、更に、LE
Dカバー225の内部には、後に詳述するように多数の
LED223を有するLED基板222が組み込まれる
ので、そのLED基板222から延びる配線を外側に導
く円弧状の開口162(本実施例の場合、軸支側の主枠
構成部材150aの開口162からのみ配線が引き出さ
れる)が開設されている。また、主枠構成部材150の
前面側において、上記した取付凹部151以外の領域
は、全体に平滑平面となっている。ただし、中央左右位
置には、後に詳述する左装飾部材205及び右装飾部材
206の先端部である係合爪207を受け入れる楔状の
係合凹部163が複数個刻設され、該係合凹部163の
うち、中央の係合凹部163を除く他の係合凹部163
には、左右装飾部材205,206の先端を係合させる
係合穴154が裏面に貫通するように形成されている。
中央の係合凹部163は、左右装飾部材205,206
の先端部を載置させるだけである。なお、軸支側の主枠
構成部材150aの最上部の係合凹部163の近傍に
は、玉抜き穴166が穿設されている。この玉抜き穴1
66に細いピンを差し込むことにより機構板330に設
けられる玉抜き装置(図示しない)又は玉抜き用スイッ
チを操作することができ、これにより閉店時等に貯留タ
ンクに貯留されていた景品玉の玉抜き動作を行うことが
できる。
【0053】一方、主枠構成部材150の裏面側の構造
においては、端縁に沿ってリブ187が立設され、主枠
構成部材150の強度の向上を図っている。また、この
リブ187のために主枠構成部材150の裏面側は、全
体が凹状に形成されており、その凹状の内部には、前記
外側のリブ187に沿って位置決め突起157と取付穴
158とが適宜間隔で突設されている。取付穴158だ
けは、内側上部のリブ187に沿っても突設されてい
る。しかして、位置決め突起157と取付穴158に
は、外側のリブ187に沿ってL形金属180,18
1,182が取り付けられると共にほぼ扇形状の補強金
属板172a,172bが左右上部に取り付けられるよ
うになっている。
【0054】具体的には、開放側に取着されるL形金属
181の水平面には、前記取付穴158に対応する取付
穴185と前記位置決め突起157に対応する位置決め
穴186が形成される一方、L形金属130の垂直面
は、前記リブ187の外側に突出する防犯用フランジ辺
部184として形成されると共にそのフランジ辺部18
4と対面する辺部の上下に前記錠装置136と係脱する
フック部183a,183bが一体的に突設されてい
る。また、上辺に取着されるL形金属180の水平面に
も、前記取付穴158に対応する取付穴185と前記位
置決め突起157に対応する位置決め穴186が形成さ
れる一方、L形金属180の垂直面は、前記リブ187
の外側に突出する防犯用フランジ辺部184として形成
される。同様に軸支側に取着されるL形金属182の水
平面にも、前記取付穴158に対応する取付穴185と
前記位置決め突起157に対応する位置決め穴186が
形成される一方、L形金属182の垂直面は、前記リブ
187の外側に突出する防犯用フランジ辺部184とし
て形成される。ただし、L形金属182の防犯用フラン
ジ辺部184は、上方部分で切り欠けられて形成されて
いない。
【0055】また、補強金属板172a,172bにも
前記取付穴158に対応する取付穴173と前記位置決
め突起157に対応する位置決め穴174とが形成され
ている。また、開放側の上部に取り付けられる補強金属
板172bには、前記スピーカ効果穴152に対応する
スピーカ効果穴175が形成されているだけであるのに
対し、軸支側の上部に取り付けられる補強金属板172
aには、スピーカ効果穴175が形成されていると共に
前記開口162やスピーカ効果穴152から引き出され
る配線を補強金属板172aの裏面に引き出す配線引き
回し穴176が形成されており、更に、その端部上方に
ヒンジピン177が貫通支持される作動筒179が形成
されている。ヒンジピン177は、透明板保持枠4の開
閉支持軸の上端軸を担当するものであり、L字形に形成
された下端に、一端が補強金属板172aに形成される
係止部179aに係止されるスプリング178の他端が
係止されるものである。したがって、ヒンジピン177
は、作動筒179に案内された状態でスプリング178
により常に上方付勢されており、その上端がリブ187
を切欠いて形成されるピン作動凹部160から外側に突
出している。なお、作動筒179の下部には、切欠17
9bが形成されており、作動筒179に収納されたヒン
ジピン177の下端部が臨むようになっている。しかし
て、ヒンジピン177をスプリング178の付勢力に抗
して下方に下げようとする場合(透明板保持枠4を枠基
体3から外そうとする場合)には、切欠179bに例え
ば目通し等を差し込んでヒンジピン177下部の曲折部
を押し下げることにより行うことができる。
【0056】上記のように構成されるL形金属180,
181,182及び補強金属板172a,172bにお
いては、リブ187に沿って形成される位置決め突起1
57及び取付穴158にL形金属180,181,18
2の位置決め穴186及び取付穴185に対応させ、そ
の後、補強金属板172a,172bの位置決め穴17
4及び取付穴173を位置決め突起157及び取付穴1
58に対応させた状態でビスで同時に止着する。そし
て、この止着した状態では、L形金属180,181,
182の防犯用フランジ辺部184は、外側のリブ18
7よりも外側に突出した状態となり、透明板保持枠4を
枠基体3に対して閉じた状態では、枠基体3に形成され
る前記防犯用凹溝45,51に侵入するようになってい
る。これにより透明板保持枠4と枠基体3との隙間から
ピアノ線等の不正具を挿入する不正遊技を防止すること
ができる。また、すべてのL形金属180,181,1
82と補強金属板172a,172bとが接続された状
態となっているため、いずれか任意の位置でアース線と
接続しておけば、透明板保持枠4のいずれの場所で漏電
又は静電気が生じていてもそれらをアースして高電圧に
よる障害を防止することもできるようになっている。な
お、上記したL形金属180,181,182及び補強
金属板172a,172bの主枠構成部材150への組
み付けは、主枠構成部材150への装飾部材190,2
02,205,206,210,225の取付が終了し
た後に行われる。
【0057】主枠構成部材150の裏面には、上記した
位置決め突起157及び取付穴158以外に、前記検出
器取付穴58,59に対応する位置にスイッチ押圧凸部
159,161が突設され、軸支側の主枠構成部材15
0aの端部下方に軸支部材取付用位置決め突起155と
軸支部材取付穴156とが形成され、更に、後に詳述す
る第1装飾部材190を係止するための取付穴165,
170,171が形成される。スイッチ押圧凸部15
9,161は、透明板保持枠4を閉じたときに検出器取
付穴58,59に取り付けられた検出器142,143
をOFF(検出器の機能によっては、ON)させるもの
である。軸支部材取付用位置決め突起155及び軸支部
材取付穴156には、金属製の軸支部材168がビスに
よって位置決めされた後に止着される。軸支部材168
には、前述したように係合穴169が形成され、この係
合穴169に中ヒンジ部材113のヒンジピン117の
上部突設側が差し込まれるようになっている。
【0058】第1装飾部材190を係止するための取付
穴165,171は、主枠構成部材150の斜め上部両
側及び斜め下部両側に形成され、第1装飾部材190の
後述する取付用フランジ191,192の取付穴193
と対応させてビスで止着されるものである。また、取付
穴170は、主枠構成部材150の上部下方位置に形成
されるものであり、第1装飾部材190と主枠構成部材
150とを第1装飾部材190の前方からビスで直接止
着するものである。更に、主枠構成部材150には、前
記取付穴165の配置位置から下流側であって内側の円
弧状のリブ187の外側に突出するように被係合フラン
ジ189が突設されている。この被係合フランジ189
は、主枠構成部材150の前面側から外側に延長するよ
うに突設されると共に前記係合凹部163に対応する部
分は、形成されていない。そして、第1装飾部材190
を装着したときには、第1装飾部材190の後述する係
合片フランジ196の前面と当接するようになってい
る。
【0059】(4−6−2)第1装飾部材 次に、上記した主枠構成部材150に取り付けられる装
飾部材について説明するが、まず、第1装飾部材190
の構成について説明する。第1装飾部材190は、光を
透過し得る透過性の合成樹脂によってほぼ真円の円盤状
に形成され、主枠構成部材150の開口188の内側に
沿って取り付けられるものである。このように、主枠構
成部材150の開口188の内側に沿って取り付けられ
るものであるため、第1装飾部材190の内側内周縁が
遊技盤5の遊技領域を透視し得る遊技開口を形成してい
ることとなる。そして、このように形成された第1装飾
部材190は、裏面斜め左右上方及び裏面斜め下方に外
側に向かって突設される取付用フランジ191,192
に穿設される取付穴193(図示の実施例では、2つの
取付穴193のうち、一方は、取付用の穴であるが、他
方は、取付用の突起である)を主枠構成部材150の前
記取付穴165,171の裏側に対応されて重合し、そ
の重合した取付穴193と取付穴165,171とを裏
面からビス(図示しない)で締着することにより第1装
飾部材190を主枠構成部材150に止着している。更
に、第1装飾部材190の主枠構成部材150への取付
は、上記取付用フランジ191,192だけでなく、第
1装飾部材190の上部左右に形成される取付穴197
を前記取付穴170に前面側から対応させて前方(主枠
構成部材150の後方からでも良い)から図示しないビ
スで螺着することによりより強固に止着され得る。もち
ろん、この取付穴197,170のビスによる締着を行
わなくても良い。また、第1装飾部材190を主枠構成
部材150に装着した際には、取付用フランジ191の
やや上部から取付用フランジ192のやや下部にかけて
第1装飾部材190の外側に突設形成される係合片フラ
ンジ196が主枠構成部材150の内周縁に沿って内側
に向かって突設される被係合フランジ189と裏面側に
当接して第1装飾部材190の両サイド部分が変形等し
ても突出しないようになっていると共に第1装飾部材1
90と主枠構成部材150との組み付け位置を相互に規
制している。つまり、第1装飾部材190の主枠構成部
材150への組み付け構造に関しては、上方の取付穴1
97,170部分では、主枠構成部材150の前方に第
1装飾部材190が当接する状態で配置され、取付用フ
ランジ191,192及び係合片フランジ196,被係
合フランジ189部分では、主枠構成部材150の後方
に第1装飾部材190が当接する状態で配置される。こ
のため、合成樹脂の組付けによる透明板保持枠4の強度
的な強さを、主枠構成部材150と第1装飾部材190
との積層状態を部分的に相前後させることにより大幅に
向上させている。
【0060】ところで、第1装飾部材190は、断面が
凹状であってしかも上面が波形に形成され、その表面側
に下部装飾部材202、左右装飾部材205,206、
上部装飾部材210が取り付けられ、その裏面側にガラ
ス収納部材236に二重のガラス237をセット化した
セットガラス235、及び蛍光管カバー231に収納さ
れた蛍光管234が取り付けられるようになっている。
各装飾部材202,205,206,210の取付構造
については、各装飾部材202,205,206,21
0の構造の説明において詳述するが、セットガラス23
5及び蛍光管234の取付については、ここで説明す
る。
【0061】第1装飾部材190の裏面には、斜め対角
線状に複数(4つ)の金属製のガラス取付支持部材19
4が成形時に一体的に設けられている。ガラス取付支持
部材194は、その先端部に係合溝195が周設されて
いる。このように設けられるガラス取付支持部材194
に対して、遊技開口よりも若干大きな直径で形成される
ガラス収納部材236に2枚のガラス237を前後面よ
り貼り合わせて構成したセットガラス235が装着され
るものであるが、その脱着は、極めて簡単に行うことが
できるようになっている。即ち、ガラス収納部材236
には、その前面側に前記ガラス取付支持部材194を貫
通する貫通穴を有する取付片部238が一体的に形成さ
れ、該取付片部238の基部に形成される止め金具取付
穴に止め金具239がビス止めされている。しかして、
ガラス237を装着するには、ガラス取付支持部材19
4に取付片部238の貫通穴を貫通させ、その状態で止
め金具239を回動して係合溝195に係止させること
によりガラス237を第1装飾部材190、即ち透明板
保持枠4に装着することができる(図22参照)。一
方、ガラス237を取り外す場合には、止め金具239
を回動させて係合溝195との係合を解除した後に、ガ
ラス収納部材236全体をガラス取付支持部材194か
ら引き抜くことによりガラス237を第1装飾部材19
0、即ち透明板保持枠4から取り外すことができる。な
お、ガラス237の脱着は、組み付け完成した透明板保
持枠4を枠基体3に対して開放した状態で行えること
は、言うまでもない。また、透明板としてガラスではな
く透明な合成樹脂板等を使用したものでも良い。
【0062】蛍光管234は、蛍光管カバー231に収
納されて第1装飾部材190の裏面に装着される。蛍光
管カバー231は、絶縁材質の合成樹脂によって断面コ
字状に形成されると共に遊技開口に沿って円弧状に形成
されるものである。また、蛍光管カバー231の外側に
は、図4に示すように、防犯用水平リブ232が一体的
に形成されている。この防犯用水平リブ232は、第1
装飾部材190の下部裏面に取り付けられる金属補強板
233と共に、枠基体3に形成される前記防犯用張り出
し部27や防犯用立壁31及び防犯用水平リブ62と協
働してピアノ線等の付勢具の侵入を防止するようになっ
ている。
【0063】(4−6−3)下部装飾部材 上記した第1装飾部材190に取り付けられる下部装飾
部材202、左右装飾部材205,206、及び上部装
飾部材210は、第1装飾部材190の前面左右両側で
あって櫛状に形成される左右装飾部材205,206の
上面形状を嵌合するように突設形成される係合凸部20
0によって形成し得る取付凹部200a,200b,2
00cにそれぞれ係合して取り付けられるようになって
いる。そこで、まず、第1装飾部材190の下方部に形
成される取付凹部200aに取り付けられる下部装飾部
材202について説明する。下部装飾部材202は、第
1装飾部材190の下部形状に合致した円弧状の不透明
な合成樹脂によって成形されており、全長に亘って断面
形状が蒲鉾状に形成されている。そして、裏面には、適
宜間隔をおいて複数の取付穴203,204が突設形成
されている。この取付穴203,204は、いずれも裏
面からビスが止着されるので、前面まで貫通していな
い。
【0064】上記のように形成される下部装飾部材20
2は、第1装飾部材190の下方部に形成される円弧状
の取付凹部200aに嵌め込まれるように前方からあて
がわれる。この状態で第1装飾部材190に穿設された
取付穴201と下部装飾部材202の取付穴203,2
04とが合致しているので、第1装飾部材190の裏面
からビスで螺着することにより下部装飾部材202を第
1装飾部材190に止着することができる。ただし、中
央の3つの取付穴201と取付穴203とを螺着する際
には、前記金属補強板233が一体的に止着される。こ
れにより、主枠構成部材150の存在しない透明板保持
枠4の強度の向上を図っている。また、下部装飾部材2
02を第1装飾部材190に取り付けた状態では、蛍光
管234の下端部のソケットが正面から見て不透明の下
部装飾部材202によって被覆されるので、蛍光管23
4が点灯したときにそのソケット部分が遊技者に視認さ
れることがなく、美観の向上を図っている(特に蛍光管
234の劣化時にソケット部分の黒ずみを隠すことがで
きる)。同様に、蛍光管234の上端部のソケットが正
面から見て不透明の上部装飾部材210の円弧状部によ
って被覆されることにより、遊技者に視認されることが
ない。
【0065】(4−6−4)左装飾部材・右装飾部材 次に、第1装飾部材190の左右部に形成される取付凹
部200bに取り付けられる左装飾部材205及び右装
飾部材206について説明する。なお、左装飾部材20
5と右装飾部材206とは、同一のものである。左右装
飾部材205,206は、前記したように櫛状(複数の
楔状突起が連続している)に不透明(第1装飾部材19
0と色彩が異なれば、透明でも差し支えない)の合成樹
脂で成形され、その各楔状の先端部に主枠構成部材15
0に形成される前記係合穴154に係合される係合爪2
07が形成される(ただし、5個ある楔状の突起のう
ち、中央の楔状突起の先端には係合爪207がない)。
一方、左右装飾部材205,206の後端部は、連続し
ており、その下端縁に適宜間隔をおいて係合爪209が
形成されている。この係合爪209は、第1装飾部材1
90の内周縁よりやや内側に形成される係合溝195に
係合するようになっている。
【0066】上記のように構成される左右装飾部材20
5,206を取り付けるには、第1装飾部材190を主
枠構成部材150裏面から前記係合片フランジ196と
被係合フランジ189とをあてがうように当接させた状
態(この状態では、いずれの箇所もビス止めしていな
い)で、左右装飾部材205,206の先端部の係合爪
207を係合穴154に差し込み、その後、左右装飾部
材205,206の前記係合爪209の上部を強く押し
込むことにより係合爪209を係合溝195に挿入さ
せ、これにより取付凹部200bに左右装飾部材20
5,206が正規に嵌合した係合状態となる。この状態
により主枠構成部材150と第1装飾部材190とが仮
止め状態となっており、このような仮止め状態のままで
次に説明する上部装飾部材210及びLEDカバー22
5を主枠構成部材150の前面側から装着を行い、その
後、主枠構成部材150を裏返して裏面からのビス止め
を順次行えば良い。つまり、本実施例においては、多く
の他の装飾部材を装着し得る第1装飾部材190と主枠
構成部材150とを前面側から仮止め手段によって一時
的に装着することができ、これによって主枠構成部材1
50の前面側の装着が終了した後、主枠構成部材150
の裏面からビス止め等の螺着手段によって強固に組み付
けることができるので、透明板保持枠4の組付作業の容
易化を図ることができる。なお、上記した下部装飾部材
202は、仮止めを行う前に第1装飾部材190に装着
しておけば良い。
【0067】(4−6−5)上部装飾部材(LEDカバ
ーを含む) 次に、第1装飾部材190の上部に形成される取付凹部
200cに取り付けられる上部装飾部材210及び該上
部装飾部材210の上部であって主枠構成部材150の
取付凹部151に対応して取り付けられるLEDカバー
225について説明する。上部装飾部材210は、取付
凹部200cに嵌合される円弧状部と該円弧状の両端に
スピーカ221を取り付ける正方形状のスピーカ取付部
とが不透明の合成樹脂によって一体的に成形されてい
る。上部装飾部材210の円弧状部の裏面には、第1装
飾部材190の取付穴198と対応する位置に取付穴
(図示しない)が突設成形され、円弧状部を取付凹部2
00cに嵌合させた状態で裏面からビスで螺着すること
により、上部装飾部材210を第1装飾部材190に装
着することができる。また、上部装飾部材210のスピ
ーカ取付部の後端縁は、主枠構成部材150の取付凹部
151に嵌合するようになっており、その裏面四隅に形
成される取付穴(符号なし)が主枠構成部材150の取
付凹部151に形成される取付穴(符号なし)に対応し
ている。
【0068】各スピーカ取付部の下方には、波形のラン
プ用レンズ取付開口211,212が開設される。この
ランプ用レンズ取付開口211,212には、裏面から
ランプ用レンズ217,218が挿入固定される。ラン
プ用レンズ217,218の背面には、LED217a
又は218aを有するLED基板219,220がビス
によって取付ボス213,215に取り付けられてい
る。なお、図示左側に設けられるランプ用レンズ217
に対応するLED217aは、入賞玉が発生したことに
基づいて払い出される景品玉の払出時に表示駆動される
ものであり、図示右側に設けられるランプ用レンズ21
8に対応するLED218aは、機構板330の貯留タ
ンクに貯留される景品玉量が不足したときに表示駆動さ
れるものである。
【0069】一方、スピーカ取付部は、上部装飾部材2
10の円弧状部の曲率半径の延長上となるように、しか
も、その前面がやや内側を向くボックス状に成形され、
その前面に楕円形状の開口214が貫通されている。開
口214の前面には、透孔付カバー216(金網)が前
方から装着される。一方、開口214の周囲には、スピ
ーカ221を取り付けるための取付穴(図示しない)が
形成され、該取付穴にビスでスピーカ221を固定す
る。
【0070】また、上部装飾部材210の左右のスピー
カ取付部の間には、LEDカバー225が設けられる。
このLEDカバー225は、主枠構成部材150の取付
穴(符号なし)に前方からビスで止着される多数のLE
D223を有するLED基板222の前方を覆うもので
あり、正面形状は、扇状に形成され、断面形状は、L字
状(Lの短辺と長辺との角度は90度よりも小さい角
度)に形成されている。しかして、上部の短辺の後端縁
には、内部で発生する熱を逃がす熱逃がし穴226が形
成されると共に主枠構成部材150に穿設される前記係
合穴(符号なし)に遊嵌される位置決め突起228も突
設され、更に主枠構成部材150に穿設される前記取付
穴(符号なし)に対応する取付穴229も形成されてい
る。長辺の下端縁には、前記上部装飾部材210の上端
後面と第1装飾部材190の上部前面との間の間隙に挿
入される係合フランジ230が形成されると共に、長辺
の前面中央にシールを貼付することが可能な平滑面状の
シール貼付部227が形成され、長辺の裏面全体が光を
反射するように凹凸状に形成される光反射部となってい
る。なお、LEDカバー225は、LED223から発
せられる光が透過し得る合成樹脂によって成形されてい
る。また、多数のLED223を有するLED基板22
2の裏面には、先端部に配線コネクタ224を有する配
線が直接接続され、該配線が開口162及び配線引き回
し穴176を介して透明板保持枠4の裏面に導かれ、更
に、配線通し穴52を介して枠基体3の裏面に導かれて
最終的に電飾制御基板(図示しない)に接続されるよう
になっている。
【0071】上記のように構成されるLEDカバー22
5を取り付けるには、上部装飾部材210と同時に取り
付けると便利である。即ち、位置決め突起228を主枠
構成部材の係合穴に遊嵌した状態で係合フランジ230
を第1装飾部材190の上部前面に当接し、その状態で
上部装飾部材210を前方から所定の位置に装着するこ
とによりLEDカバー225が一義的に仮止めされる。
その仮止めされた状態で裏返して取付穴229にビスを
螺着してLEDカバー225を主枠構成部材150に強
固に固定する。
【0072】(4−7)上皿取付板 次に、上皿7が取り付けられる上皿取付板6の構成につ
いて図16及び図17を参照して説明する。図16は、
上皿取付板6の分解斜視図であり、図17は、上皿取付
板6の背面図である。上皿取付板6は、合成樹脂製の板
材であり、その表面に上皿7が取り付けられている。上
皿7は、複数の合成樹脂によって形成された部材を組み
付けることによって構成されるものであるが、本実施例
では、その詳細な説明は、省略する。
【0073】上皿取付板6は、ほぼ長方形の平面板状に
形成され、その上部が前記透明板保持枠4の下部装飾部
材202部分が侵入するように凹状に形成された凹部と
なっている。また、上皿取付板6の表面には、その前面
側に上皿7及び装飾補強板270の後端当接外周縁に沿
った形状の取付用凹部250が形成されている。この取
付用凹部250は、その上部が装飾補強板270に対応
する部分であり、その下部が上皿7に対応する部分であ
る。しかして、上皿取付板6の表面に装飾補強板270
を取り付ける際には、上部の取付用凹部250に嵌め込
むようにすれば、簡単に位置決めが行え、その取付作業
が簡単であり、また、上皿7を取り付ける際にも、下部
の取付用凹部250に嵌め込めば、上皿7の上皿取付板
6に対する位置決めも簡単に行うことができる。これ
も、上皿取付板6を従来の金属板に代えて合成樹脂で成
形したため、容易に取付用凹部250を成形することが
できるからである。
【0074】ところで、上記した取付用凹部250内に
は、多数の開口が開設されているが、これについて説明
すると、その左側やや上部に長方形状の上皿連通口25
1がが開設され、その左右上部であって前記凹部の左右
両側には、窓252,253が開設され、右側の窓25
3の下方に玉抜きレバー動作枠254が凹設されてい
る。また、前記玉抜きレバー動作枠254の下方に玉送
り部材用取付穴257が開設され、その側方に玉抜きレ
バー連結穴255が開設され、ほぼ中央に玉抜き穴25
6が開設されている。また、前記上皿連通口251の下
方には、配線用穴258が開設されている。
【0075】上記した開口について順次説明すると、上
皿連通口251は、枠基体3に形成される前記上皿連通
口23に対応するものであり、上皿連通口251の裏面
側に取りつけられる後述する玉誘導部材286によって
上皿連通口23と上皿連通口251とが連絡されるよう
になっている。窓252,253は、本実施例の場合、
遊技盤5の下部両端部の前方に位置し、遊技盤5に貼付
される各種のシールや証明のためのシールを覗き見るこ
とができるものである。玉抜きレバー動作枠254に
は、後述する操作レバー281が摺動自在に収納される
ものであり、また、玉送り部材用取付穴257は、後述
する打球供給装置287を取り付けるものであって上皿
7の流下端部に形成される玉送り部材取付ボス(図示し
ない)を貫通させるための穴である。また、玉抜きレバ
ー連結穴255は、上皿7内に収納される玉抜き弁28
3に突設される連結突片を後方に貫通させるものであ
り、玉抜き穴256は、その玉抜き弁283が動作され
たときに玉抜きされた玉が前記溢れ玉誘導部材125の
玉抜き用開口126に放出するものである。更に、配線
用穴258は、使用する場合と使用しない場合とがある
が、使用する場合には、上皿7内に電気的部品(表示器
やスイッチ等)が設けられている場合である。
【0076】取付用凹部250内には、上記した各種の
開口の他、嵌合取付部260、突起部259、取付ボス
266がそれぞれ形成されている。これらについて順次
説明すると、嵌合取付部260は、上皿取付板6の前面
側に取り付けられる部材の後面側に向かって突設される
取付ボスの先端部を嵌合し、その嵌合した状態で上皿取
付板6の裏面から嵌合取付部260の中心に穿設される
取付穴にビスを螺着することによりそれらの部材の上皿
取付板6への取付作業の容易化と強度の向上を図るもの
である。具体的には、取付用凹部250の上部に形成さ
れる複数(3つ)の嵌合取付部260には、透明板保持
枠4の前記下部装飾部材202に連続する上部装飾部材
268が取り付けられるものである。また、取付用凹部
250の上部左右から中央にかけて所定間隔をおいて形
成される複数(5つ)の嵌合取付部260には、装飾補
強板270が取り付けられるものである。更に、取付用
凹部250の左右両側に複数個(3つ)ずつ三角状に所
定間隔をおいて形成される嵌合取付部260には、上皿
7が取り付けられるものである。取付用凹部250の下
部左右であって後述する突起部259の左右に形成され
る嵌合取付部260には、突起部259の上辺から側辺
に沿って載置される着座部材269が取り付けられるも
のである。
【0077】突起部259は、取付用凹部250の下部
ほぼ中央に架橋状に突設されるものであり、特に上皿7
の構成上必要とされる構成ではなく、前記着座部材26
9を載置(実際に載置しているわけではなく、載置され
たように見える)するものである。ただし、突起部25
9を突起させることにより、上皿取付板6の強度及び剛
性を飛躍的に高めていることには、相違ないし、成形時
の歪みも防止し得るものである。取付ボス266は、上
記突起部259の左右両端上部に突設されるものであ
り、これは、前記したように装飾補強板270の嵌合取
付ボス279が挿入されるものであり、上皿取付板6と
装飾補強板270とを正確に且つ強固に固定するもので
ある。なお、上皿取付板6の上辺には、防犯用フランジ
267が形成されており、この防犯用フランジ267が
透明板保持枠4の前記防犯用水平リブ232及び金属補
強板233と協働してピアノ線等の不正具の侵入を阻止
している。
【0078】以上で上皿取付板6の前面から見える構成
について説明したが、上皿取付板6の裏面構成につい
て、上皿取付板6の裏面側は、その周囲に補強フランジ
が周設されており、上皿取付板6の全体の強度及び剛性
を高めている。そして、軸支側の補強フランジの上下に
は、ピン挿入穴261とピン支持穴262とが形成さ
れ、上方のピン挿入穴261には、前記したように中ヒ
ンジ部材113のヒンジピン117が挿入され、下方の
ピン支持穴262には、スプリング264によって下方
に付勢される軸支ピン263が挿入されるようになって
いる。なお、スプリング264の一端は、下方のピン支
持穴262の側方に突設される係止ボス265に係止さ
れるようになっている。また、上方のピン挿入穴261
と下方の軸支ピン263とによって枠基体3に軸支され
る構造については、前述した通りである。
【0079】また、上皿取付板6の裏面には、前記上皿
連通口251の裏面に玉誘導部材286が取り付けられ
るようになっている。玉誘導部材286は、断面四角形
の筒状に形成され、上皿取付板6を閉じた状態で枠基体
3の前記上皿連通口23と上皿7とを連通するようにな
っている。また、前記玉送り部材用取付穴257に臨む
ように打球供給装置287が取り付けられている。この
打球供給装置287には、打球発射装置340の打球杆
343の往復動作に連動して上下動する玉送り昇降杆3
44によって揺動する玉送り揺動部材(符号なし)が揺
動自在に設けられ、この玉送り揺動部材が揺動すること
により打玉を1個ずつ発射点レール130上に落下せし
めるものである。更に、上皿取付板6の開放側端部の裏
面には、上皿取付板6の施錠を行う錠止め装置288が
取り付けられている。この錠止め装置288は、L字型
基板288aの側辺に上下方向に摺動可能なスライド杆
289を取り付け、該スライド杆289に上下2か所の
フック部291を形成すると共にその上端に押圧部29
2を設ける。また、スライド杆289には、L字型基板
288aとの間に差し渡されるスプリング290により
常時上方向に付勢されている。しかして、上皿取付板6
の施錠を開放するためには、前記透明板保持枠4を開放
した状態で上皿取付板6の一端部内側の上部に臨んでい
る押圧部292を押し下げることによりスライド杆28
9をスプリング290の付勢力に抗して下降させ、これ
によってフック部291と枠基体3に固着される前記係
止金具135との係合状態を解除することにより、上皿
取付板6を開放することができる。
【0080】次に、前記玉抜きレバー動作枠254に取
り付けられる玉抜き装置の構成について説明する。前記
玉抜きレバー動作枠254には、楕円形状の操作レバー
281が対応して設けられる。操作レバー281には、
連結ボスが設けられ、該連結ボスが上皿取付板6に貫通
して作動部材284に連結される。作動部材284の先
端部は、玉抜きレバー連結穴255を介して上皿取付板
6の裏面に突出している玉抜き弁283に連結されてい
る。なお、操作レバー281は、玉抜きレバー動作枠2
54内に収納されるわけではなく、装飾補強板270に
形成される玉抜きレバー操作開口275に収納案内され
るようになっている。
【0081】しかして、操作レバー281を操作したと
きには、玉抜き弁283が移動して上皿7の下流側底面
が開放されるので、上皿7に貯留された玉が前記玉抜き
穴256から前記溢れ玉誘導部材125の玉抜き用開口
126に入り、最終的に下皿8に導かれる。なお、上記
した作動部材284は、金属製のカバー285によって
被覆されている。このカバー体285は、作動部材28
4のほぼ全域を被覆すると同時に上皿取付板6を閉じた
状態で前記発射点レール130の側壁を構成するものと
なるので、発射点レール130を打ち出された打玉がカ
バー体285によって上皿取付板6の裏側内に落ちない
ように案内する機能も併せ有するものである。
【0082】次に、上皿取付板6を構成する部材であっ
て前記上皿取付板6の前面に積層的に取り付けられる合
成樹脂製の装飾補強板270について説明する。装飾補
強板270は、上辺部が凹状の円弧状凹部271を有す
る板状に成形され、その周縁に後方に突設される補強フ
ランジが周設されて全体の強度・剛性を高めている。ま
た、装飾補強板270には、前記上皿取付板6の上皿連
通口251、窓252,253、玉抜きレバー動作枠2
54、玉抜きレバー連結穴255、玉抜き穴256にそ
れぞれ対応する上皿連通口272、窓273,274、
玉抜きレバー操作開口275、玉抜きレバー連結穴27
7、玉抜き穴278が開設させている。
【0083】しかして、前記窓273,274と上皿取
付板6の窓252,253との間には、透明部材280
が挿入され、該透明部材280の前方楕円レンズ部の一
部が窓273,274に嵌合して固定されるようになっ
ている。また、玉抜きレバー操作開口275には、前記
操作レバー281が臨むようになっている。また、装飾
補強板270には、上記した以外に前記玉抜きレバー連
結穴277のやや上部に金属板挿入孔276が穿設さ
れ、この金属板挿入孔276に摩耗防止用金属板282
が装着される。このように装着される摩耗防止用金属板
282は、上皿7を上皿取付板6に装着したときに、流
下する玉が接触する側壁に対応し、この側壁部分の摩耗
を防止するために装着されるものである。
【0084】更に、装飾補強板270の前面には、上皿
取付板6の前記取付ボス266に対応する位置に嵌合取
付ボス279が突設されている。しかして、この嵌合取
付ボス279には、上皿7に形成される図示しない嵌合
取付ボスの先端が嵌合されて前記取付ボス266が嵌合
取付ボス279内に挿入された状態で上皿取付板6の裏
面側からビスを取付ボス266に差し込んで螺着するこ
とにより上皿7と装飾補強板270と上皿取付板6とが
一体的に止着されるものである。
【0085】装飾補強板270は、概ね上記した通りで
あり、上皿取付板6への取付も前述した通りであって、
嵌合取付部260への嵌合螺着によってより強固に止着
されるばかりでなく、この強固に止着された積層的な構
造により上皿取付板6の強度・剛性を金属板に比しても
見劣りしない程度に向上せしめることができる。また、
上皿取付板6と装飾補強板270を成形する合成樹脂の
色合いをいろいろ変えてコーディネイトすることによ
り、上皿取付板6の装飾の高度化も容易に達成すること
ができる。
【0086】以上、実施例に係る弾球遊技機1の構成及
び作用について説明してきたが、本実施例によれば、従
来の前面枠に対応する枠基体3に対して従来のガラス板
保持枠や上皿前面扉板に対応する透明板保持枠4や上皿
取付板6が直接開閉自在に設けられているので、従来の
金枠に対応する構成要素が不必要であると共に、枠基体
3の側部に透明板保持枠4や上皿取付板6を開閉自在に
軸支するためのヒンジ部材104,113,119を位
置決めして取り付けるヒンジ取付凹部48,49,50
を一体的に形成したので、組付作業の簡略化及び組付精
度の向上を図ることができる。
【0087】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、従来の前面枠に対応する枠基体
に対して従来のガラス板保持枠や上皿前面扉板に対応す
る開閉部材が直接開閉自在に設けられているので、従来
の金枠に対応する構成要素が不必要であると共に、枠基
体の側部に開閉部材を開閉自在に軸支するためのヒンジ
部材を位置決めして取り付ける位置決め取付部を一体的
に形成したので、組付作業の簡略化及び組付精度の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る弾球遊技機の正面図である。
【図2】枠基体及び透明板保持枠を開放した状態の弾球
遊技機の斜視図である。
【図3】枠基体の前面側に取り付けられる各種の構成要
素を分離して示す斜視図である。
【図4】枠基体の裏面側の構成を示す斜視図である。
【図5】枠基体の正面図である。
【図6】枠基体の背面図である。
【図7】各種の部品を装着した状態での枠基体の正面図
である。
【図8】外枠と枠基体との上方部分での開閉支持構造を
示す断面図である。
【図9】外枠と枠基体と透明板保持枠との上方部分での
開閉支持構造を示す分解斜視図である。
【図10】外枠と枠基体との下方部分での開閉支持構造
を示す分解斜視図である。
【図11】透明板保持枠の下部及び上皿取付板の上部の
軸支構造を示す分解斜視図である。
【図12】上皿取付板6の下部の軸支構造を示す分解斜
視図である。
【図13】正面から見た主枠構成部材と各装飾部材との
関係を示す分解斜視図である。
【図14】背面から見た透明板保持枠の分解斜視図であ
る。
【図15】透明板保持枠を枠基体に対して閉じた状態を
示す部分断面図である。
【図16】上皿取付板の分解斜視図である。
【図17】上皿取付板の背面図である。
【図18】下皿の取付状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 2 外枠 3 枠基体 4 透明板保持枠(開閉部材) 5 遊技盤 6 上皿取付板(開閉部材) 7 上皿 8 下皿 9 操作ハンドル 21 遊技盤収納部(遊技盤固定部) 48 上ヒンジ取付凹部(位置決め取付部) 48a 取付穴 49 中ヒンジ取付凹部(位置決め取付部) 49a 取付穴 49b 位置決め突起 50 下ヒンジ取付凹部(位置決め取付部) 50a 取付穴 50b 位置決め突起 75 取付凹部(位置決め取付部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠に対して開閉自在であり且つ遊技盤
    を固定する遊技盤固定部が設けられた枠基体と、該枠基
    体に対して開閉自在に設けられる開閉部材と、を有する
    弾球遊技機において、 前記枠基体は、合成樹脂によって成形されると共に、そ
    の側部に前記開閉部材を開閉自在に軸支するためのヒン
    ジ部材を位置決めして取り付ける位置決め取付部を一体
    的に形成したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記位置決め取付部は、前記ヒンジ部材
    の外周形状に合致する凹状の取付凹部であり、該取付凹
    部内に少なくとも前記ヒンジ部材をビスで止着するため
    の取付穴を一体的に穿設形成したことを特徴とする請求
    項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記開閉部材は、前記遊技盤の前方を覆
    う透明板を保持する透明板保持枠、又は弾発すべき打玉
    を貯留し且つ1個ずつ打玉を発射位置に供給する上皿が
    取り付けられる上皿取付板のいずれか一方、又は両方で
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾
    球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記枠基体には、前記上皿取付板の下方
    に下皿と操作ハンドルと灰皿を取付得るように構成する
    と共に、それらを位置決めして取り付ける位置決め取付
    部を一体的に形成したことを特徴とする請求項3記載の
    弾球遊技機。
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