JPH0838818A - トップフィード型連続式真空プリコート濾過方法および装置 - Google Patents
トップフィード型連続式真空プリコート濾過方法および装置Info
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- JPH0838818A JPH0838818A JP6181176A JP18117694A JPH0838818A JP H0838818 A JPH0838818 A JP H0838818A JP 6181176 A JP6181176 A JP 6181176A JP 18117694 A JP18117694 A JP 18117694A JP H0838818 A JPH0838818 A JP H0838818A
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Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 濾過処理容量を著しく増大でき、濾過作業能
率を大幅に向上させ得るトップフィード型連続式真空プ
リコート濾過方法を提供すること。 【構成】 回転を与えたフィルタドラム11の上方よ
り、濾過原液28をフィルタドラム11の上面における
軸方向にほぼ一様に連続して流し込み、フィルタドラム
11のプリコート層17により固形分と液分とに分離
し、固形分をプリコート層17上で捕捉し、液分をフィ
ルタドラム11の内部に吸引すると同時に固形分をケー
キ状に脱水処理し、その脱水ケーキ層29を前記プリコ
ート層17から剥離して取り出すようにした。
率を大幅に向上させ得るトップフィード型連続式真空プ
リコート濾過方法を提供すること。 【構成】 回転を与えたフィルタドラム11の上方よ
り、濾過原液28をフィルタドラム11の上面における
軸方向にほぼ一様に連続して流し込み、フィルタドラム
11のプリコート層17により固形分と液分とに分離
し、固形分をプリコート層17上で捕捉し、液分をフィ
ルタドラム11の内部に吸引すると同時に固形分をケー
キ状に脱水処理し、その脱水ケーキ層29を前記プリコ
ート層17から剥離して取り出すようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濾過原液としての懸濁
液を固液に分離する連続式真空プリコート濾過方法およ
び装置に係り、特に懸濁液の処理容量を大幅に増大さ
せ、作業能率の向上を図るために好適なトップフィード
型連続式真空プリコート濾過方法および装置に関する。
液を固液に分離する連続式真空プリコート濾過方法およ
び装置に係り、特に懸濁液の処理容量を大幅に増大さ
せ、作業能率の向上を図るために好適なトップフィード
型連続式真空プリコート濾過方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、懸濁液を固液に分離する技術とし
て、本発明の発明者等により連続式真空プリコート濾過
装置が開発され、また改善が加えられている。
て、本発明の発明者等により連続式真空プリコート濾過
装置が開発され、また改善が加えられている。
【0003】図22は前記連続式真空プリコート濾過装
置の概要を示す系統図、図23はフィルタタンクとフィ
ルタドラムとその周辺部の構造を示す縦断側面図、図2
4は図23の縦断正面図、図25は図23のY部分の拡
大図、図26は連続式真空プリコート濾過装置の作用説
明図である。
置の概要を示す系統図、図23はフィルタタンクとフィ
ルタドラムとその周辺部の構造を示す縦断側面図、図2
4は図23の縦断正面図、図25は図23のY部分の拡
大図、図26は連続式真空プリコート濾過装置の作用説
明図である。
【0004】その図22〜図26に示す連続式真空プリ
コート濾過装置では、助剤供給設備1を有する助剤調整
タンク2と、処理すべき懸濁液である濾過原液28を溜
める原液貯留タンク3と、洗浄水タンク4と、各タンク
の流出側に設けられたバルブ6,7,8および供給ポン
プ9を有する原液等供給配管5と、濾過処理時に濾過原
液28を入れるフィルタタンク10と、このフィルタタ
ンク10内の濾過原液28に一部を浸漬させるフィルタ
ドラム11と、濾液等の吸引ボックス21および吸引パ
イプ22と、濾液30の分離タンク23と、真空ポンプ
24および濾液ポンプ25と、濾過された脱水ケーキ層
29を剥離するアドバンシングナイフ26と、ケーキダ
クト27とを備えている。
コート濾過装置では、助剤供給設備1を有する助剤調整
タンク2と、処理すべき懸濁液である濾過原液28を溜
める原液貯留タンク3と、洗浄水タンク4と、各タンク
の流出側に設けられたバルブ6,7,8および供給ポン
プ9を有する原液等供給配管5と、濾過処理時に濾過原
液28を入れるフィルタタンク10と、このフィルタタ
ンク10内の濾過原液28に一部を浸漬させるフィルタ
ドラム11と、濾液等の吸引ボックス21および吸引パ
イプ22と、濾液30の分離タンク23と、真空ポンプ
24および濾液ポンプ25と、濾過された脱水ケーキ層
29を剥離するアドバンシングナイフ26と、ケーキダ
クト27とを備えている。
【0005】前記フィルタドラム11は、図25に示す
ように、ドラム本体12と、これの外周に取り付けられ
た支持板13と、その外周に装着された金網14と、さ
らにその外周に積層されかつコーキング材16を介して
止着された濾布15と、濾布15の外周面に施されたプ
リコート層17とを有している。また、フィルタドラム
11には多枝型の濾液管18がドラム本体12の内周面
に等間隔をおいて複数個設けられている。各濾液管18
は、前記吸引ボックス21に集約されている。さらに、
フィルタドラム11のドラム本体12の中心部には、図
23に示すように、シャフト19が取り付けられてい
る。このシャフト19は、軸受20a,20bに支持さ
れ、かつ回転駆動源(図示せず)に連結されている。こ
れにより、前記フィルタドラム11は回転可能に設置さ
れている。
ように、ドラム本体12と、これの外周に取り付けられ
た支持板13と、その外周に装着された金網14と、さ
らにその外周に積層されかつコーキング材16を介して
止着された濾布15と、濾布15の外周面に施されたプ
リコート層17とを有している。また、フィルタドラム
11には多枝型の濾液管18がドラム本体12の内周面
に等間隔をおいて複数個設けられている。各濾液管18
は、前記吸引ボックス21に集約されている。さらに、
フィルタドラム11のドラム本体12の中心部には、図
23に示すように、シャフト19が取り付けられてい
る。このシャフト19は、軸受20a,20bに支持さ
れ、かつ回転駆動源(図示せず)に連結されている。こ
れにより、前記フィルタドラム11は回転可能に設置さ
れている。
【0006】そして、この連続式真空プリコート濾過装
置では、濾過原液28の処理に先立って、フィルタドラ
ム11のドラム本体12に取り付けられた濾布15の外
周面にプリコート層17を形成する。このプリコート層
17を形成するには、まず図22に示す助剤供給設備1
から助剤調整タンク2に、例えば珪藻土を焼成したもの
を主成分とする助剤を入れ、水と一緒に攪拌する。つい
で、助剤調整タンク2の流出側に設けられたバルブ6を
開け、他のバルブ7,8を閉め、供給ポンプ9を運転
し、原液等供給配管5を通じてフィルタタンク10に助
剤の入った懸濁液を供給し、この懸濁液中にフィルタド
ラム11におけるドラム本体12の外周面の一部を浸漬
させる。この状態で、ドラム本体12を回転させ、ドラ
ム本体12の外周面に支持板13および金網14をはさ
んで取り付けられた濾布15の外周面に前記助剤を付着
させる。このとき、真空ポンプ24を運転し、吸引パイ
プ22,吸引ボックス21および濾液管18を通じてド
ラム本体12の外周面から内部に前記懸濁液を吸引し、
懸濁液中の助剤を前記濾布15に濾過吸着させ、濾液3
0はいったん分離タンク23に入れた後、濾液ポンプ2
5により排出される。このようにして、フィルタドラム
11の最外周面に、この例では珪藻土の焼成したものを
主成分とするプリコート層17を例えば50〜100m
mの厚さに形成する。
置では、濾過原液28の処理に先立って、フィルタドラ
ム11のドラム本体12に取り付けられた濾布15の外
周面にプリコート層17を形成する。このプリコート層
17を形成するには、まず図22に示す助剤供給設備1
から助剤調整タンク2に、例えば珪藻土を焼成したもの
を主成分とする助剤を入れ、水と一緒に攪拌する。つい
で、助剤調整タンク2の流出側に設けられたバルブ6を
開け、他のバルブ7,8を閉め、供給ポンプ9を運転
し、原液等供給配管5を通じてフィルタタンク10に助
剤の入った懸濁液を供給し、この懸濁液中にフィルタド
ラム11におけるドラム本体12の外周面の一部を浸漬
させる。この状態で、ドラム本体12を回転させ、ドラ
ム本体12の外周面に支持板13および金網14をはさ
んで取り付けられた濾布15の外周面に前記助剤を付着
させる。このとき、真空ポンプ24を運転し、吸引パイ
プ22,吸引ボックス21および濾液管18を通じてド
ラム本体12の外周面から内部に前記懸濁液を吸引し、
懸濁液中の助剤を前記濾布15に濾過吸着させ、濾液3
0はいったん分離タンク23に入れた後、濾液ポンプ2
5により排出される。このようにして、フィルタドラム
11の最外周面に、この例では珪藻土の焼成したものを
主成分とするプリコート層17を例えば50〜100m
mの厚さに形成する。
【0007】前述のごとく、フィルタドラム11の最外
周面にプリコート層17を形成した後、濾過原液28を
濾過処理する場合には、次のようにして行う。つまり、
助剤調整タンク2の流出側のバルブ6を閉め、原液貯留
タンク3の流出側のバルブ7を開け、供給ポンプ9を運
転し、原液等供給配管5を通じてフィルタタンク10に
濾過原液28を供給する。
周面にプリコート層17を形成した後、濾過原液28を
濾過処理する場合には、次のようにして行う。つまり、
助剤調整タンク2の流出側のバルブ6を閉め、原液貯留
タンク3の流出側のバルブ7を開け、供給ポンプ9を運
転し、原液等供給配管5を通じてフィルタタンク10に
濾過原液28を供給する。
【0008】この連続式真空プリコート濾過方法では、
例えば次のような濾過原液28を取り扱い、次のように
処理する。すなわち、 化学工場,食品工場等の製造プセス中における固液
分離処理、 各種工場等から排出される懸濁液から微生物,固形
分を分離し除去する水処理、 生活雑廃水,畜産場のし尿等の浄化処理、 土木建築現場から排出される泥水,上・下水処理場
で取り扱う水から固形分を分離し除去する水処理、 湖沼,河川,港湾等における底泥,アオコ,赤潮等
を除去する水処理、等である。
例えば次のような濾過原液28を取り扱い、次のように
処理する。すなわち、 化学工場,食品工場等の製造プセス中における固液
分離処理、 各種工場等から排出される懸濁液から微生物,固形
分を分離し除去する水処理、 生活雑廃水,畜産場のし尿等の浄化処理、 土木建築現場から排出される泥水,上・下水処理場
で取り扱う水から固形分を分離し除去する水処理、 湖沼,河川,港湾等における底泥,アオコ,赤潮等
を除去する水処理、等である。
【0009】そして、この連続式真空プリコート濾過方
法では、フィルタドラム11を図26に示す矢印a方向
に、例えば1rpmの速度でゆっくり回転させる。前記
フィルタドラム11を回転させるに伴い、フィルタドラ
ム11は図26に示すように、濾過吸着工程A→ケーキ
脱水工程B→脱水ケーキ層剥離工程→通気乾燥(スルー
ドライング)期Cの順に移行する。
法では、フィルタドラム11を図26に示す矢印a方向
に、例えば1rpmの速度でゆっくり回転させる。前記
フィルタドラム11を回転させるに伴い、フィルタドラ
ム11は図26に示すように、濾過吸着工程A→ケーキ
脱水工程B→脱水ケーキ層剥離工程→通気乾燥(スルー
ドライング)期Cの順に移行する。
【0010】前記濾過吸着工程Aでは、プリコート層1
7の表面に濾過原液28中の固形物が濾過吸着され、ケ
ーキが形成される。一方、濾液は図25に示すプリコー
ト層17→濾布15→金網14→濾液管18を通り、図
23に示す吸引ボックス21→吸引パイプ22を経て、
図22に示す分離タンク23に溜められ、時宜に濾液ポ
ンプ25により汲み上げられ、排出される。
7の表面に濾過原液28中の固形物が濾過吸着され、ケ
ーキが形成される。一方、濾液は図25に示すプリコー
ト層17→濾布15→金網14→濾液管18を通り、図
23に示す吸引ボックス21→吸引パイプ22を経て、
図22に示す分離タンク23に溜められ、時宜に濾液ポ
ンプ25により汲み上げられ、排出される。
【0011】前記ケーキ脱水工程Bでは、プリコート層
17の表面上に形成されたケーキが通気脱水される。こ
れにより、プリコート層17の表面に、例えば1〜2m
m程度の脱水ケーキ層29が形成される。
17の表面上に形成されたケーキが通気脱水される。こ
れにより、プリコート層17の表面に、例えば1〜2m
m程度の脱水ケーキ層29が形成される。
【0012】前記脱水ケーキ層剥離工程では、図22,
図24および図26に示すアドバンシングナイフ26に
より、脱水ケーキ層29をプリコート層17の表面と一
緒に削り取り、図22に示すケーキダクト27を介して
外部に取り出す。前記アドバンシングナイフ26は、常
に例えば1分間に60〜120μmの速度で前進するよ
うになっている。このアドバンシングナイフ26によ
り、脱水ケーキ層29と共にプリコート層17の表面が
例えば60〜120μmの厚さで削り取られる。これに
より、プリコート層17は目詰まりした層が削り取ら
れ、新しいプリコート面が露出するため、再び濾過が可
能となり、したがって連続濾過ができることになる。
図24および図26に示すアドバンシングナイフ26に
より、脱水ケーキ層29をプリコート層17の表面と一
緒に削り取り、図22に示すケーキダクト27を介して
外部に取り出す。前記アドバンシングナイフ26は、常
に例えば1分間に60〜120μmの速度で前進するよ
うになっている。このアドバンシングナイフ26によ
り、脱水ケーキ層29と共にプリコート層17の表面が
例えば60〜120μmの厚さで削り取られる。これに
より、プリコート層17は目詰まりした層が削り取ら
れ、新しいプリコート面が露出するため、再び濾過が可
能となり、したがって連続濾過ができることになる。
【0013】前記通気乾燥期Cでは、脱水ケーキ層29
の剥離後のプリコート層17を真空引きする。前工程
で、アドバンシングナイフ26により脱水ケーキ層29
と一緒に、プリコート層17の目詰まりした部分を削り
取ってしまうので、この通気乾燥期Cではいっぺんに空
気を多量に吸い込むため、脱水ケーキ層剥離後のプリコ
ート層17は十分に脱水され、次の濾過吸着工程Aに良
い結果を与える。
の剥離後のプリコート層17を真空引きする。前工程
で、アドバンシングナイフ26により脱水ケーキ層29
と一緒に、プリコート層17の目詰まりした部分を削り
取ってしまうので、この通気乾燥期Cではいっぺんに空
気を多量に吸い込むため、脱水ケーキ層剥離後のプリコ
ート層17は十分に脱水され、次の濾過吸着工程Aに良
い結果を与える。
【0014】前述のごとく、プリコート層17は例えば
1分間に60〜120μmの速度で削り取られる結果、
3.6〜7.2mm/hrの速度で厚さが減って行くこ
とになり、濾過助剤が連続的に消費される。前記プリコ
ート層17が所定厚さ以下に薄くなったときは、再生す
る。
1分間に60〜120μmの速度で削り取られる結果、
3.6〜7.2mm/hrの速度で厚さが減って行くこ
とになり、濾過助剤が連続的に消費される。前記プリコ
ート層17が所定厚さ以下に薄くなったときは、再生す
る。
【0015】このプリコート層17の再生時には、まず
フィルタタンク10内の濾過原液28を抜き出し、それ
を原液貯留タンク3にいったん戻す。ついで、原液貯留
タンク3の流出側のバルブ7を閉め、洗浄水タンク4の
流出側のバルブ8を開け、供給ポンプ9を運転し、洗浄
水タンク4からフィルタタンク10内に洗浄水を入れ、
フィルタドラム11を回転させ、フィルタドラム11を
洗浄する。
フィルタタンク10内の濾過原液28を抜き出し、それ
を原液貯留タンク3にいったん戻す。ついで、原液貯留
タンク3の流出側のバルブ7を閉め、洗浄水タンク4の
流出側のバルブ8を開け、供給ポンプ9を運転し、洗浄
水タンク4からフィルタタンク10内に洗浄水を入れ、
フィルタドラム11を回転させ、フィルタドラム11を
洗浄する。
【0016】ついで、前述の初期のプリコート層17の
形成時と同様の要領で、フィルタドラム11の濾布15
の外周面にプリコート層17を再生する。
形成時と同様の要領で、フィルタドラム11の濾布15
の外周面にプリコート層17を再生する。
【0017】前記濾過原液28の濾過処理が終了したと
きも、前述の要領でフィルタドラム11を洗浄する。
きも、前述の要領でフィルタドラム11を洗浄する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では図23,図24に示すように、フィルタタンク1
0内に処理すべき濾過原液28を供給し、この濾過原液
28にフィルタドラム11の一部を浸漬させ、濾過し脱
水処理する方式を採っている。このため、濾過処理量を
増大させるには、(1) フィルタドラム11の回転速
度を上げる、(2) フィルタタンク10内の濾過原液
28に対するフィルタドラム11の浸漬率dを、例えば
d=0.472(θ=170°)に増大させる、のいず
れかの方式を採用している。
術では図23,図24に示すように、フィルタタンク1
0内に処理すべき濾過原液28を供給し、この濾過原液
28にフィルタドラム11の一部を浸漬させ、濾過し脱
水処理する方式を採っている。このため、濾過処理量を
増大させるには、(1) フィルタドラム11の回転速
度を上げる、(2) フィルタタンク10内の濾過原液
28に対するフィルタドラム11の浸漬率dを、例えば
d=0.472(θ=170°)に増大させる、のいず
れかの方式を採用している。
【0019】なお、フィルタドラム11の浸漬率dは、
次の数1で求められる。
次の数1で求められる。
【0020】
【数1】
【0021】しかし、フィルタドラム11の回転速度を
上げると、濾過した固形分の脱水が十分行われず、脱水
ケーキ層29の含水率が高くなり、脱水ケーキ層29の
後処理に手数が掛かることになる。したがって、フィル
タドラム11の回転速度を上げるとしても、自ら限界が
ある。
上げると、濾過した固形分の脱水が十分行われず、脱水
ケーキ層29の含水率が高くなり、脱水ケーキ層29の
後処理に手数が掛かることになる。したがって、フィル
タドラム11の回転速度を上げるとしても、自ら限界が
ある。
【0022】また、フィルタドラム11の浸漬率dを上
げるためには、フィルタタンク10内の濾過原液28の
水位を上げなければならない。しかし、フィルタタンク
10内の濾過原液28の水位を上げると、図24から分
かるように、通気乾燥期Cが短くなる。通気乾燥期Cが
短くなると、プリコート層17の脱水が不十分になり、
そのまま次の濾過吸着工程に入ってしまうため、濾過性
能の低下を招くことになる。
げるためには、フィルタタンク10内の濾過原液28の
水位を上げなければならない。しかし、フィルタタンク
10内の濾過原液28の水位を上げると、図24から分
かるように、通気乾燥期Cが短くなる。通気乾燥期Cが
短くなると、プリコート層17の脱水が不十分になり、
そのまま次の濾過吸着工程に入ってしまうため、濾過性
能の低下を招くことになる。
【0023】結局、従来の連続式真空プリコート濾過装
置では、濾過処理容量を上げるために、前記(1),
(2)のいずれの方式を採用しても、プリコート層17
により濾過し分離したケーキを十分脱水できず、また濾
過性能の低下を招き、作業能率が十分に上がらないとい
う問題があった。
置では、濾過処理容量を上げるために、前記(1),
(2)のいずれの方式を採用しても、プリコート層17
により濾過し分離したケーキを十分脱水できず、また濾
過性能の低下を招き、作業能率が十分に上がらないとい
う問題があった。
【0024】本発明の目的は、前記従来技術の問題を解
決し、濾過処理容量を著しく増大でき、濾過作業能率を
大幅に向上させ得るトップフィード型連続式真空プリコ
ート濾過方法を提供することにある。
決し、濾過処理容量を著しく増大でき、濾過作業能率を
大幅に向上させ得るトップフィード型連続式真空プリコ
ート濾過方法を提供することにある。
【0025】また、本発明の他の目的は、濾過作業能率
の向上のほかに、フィルタドラムへのプリコート層の形
成能率の向上をも図り得るトップフィード型連続式真空
プリコート濾過方法を提供することにある。
の向上のほかに、フィルタドラムへのプリコート層の形
成能率の向上をも図り得るトップフィード型連続式真空
プリコート濾過方法を提供することにある。
【0026】さらに、本発明の他の目的は前記本発明方
法を的確に実施し得るトップフィード型連続式真空プリ
コート濾過装置を提供することにある。
法を的確に実施し得るトップフィード型連続式真空プリ
コート濾過装置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】前記目的は、回転を与え
たフィルタドラムの上方より、濾過原液をフィルタドラ
ムの上面における軸方向にほぼ一様に連続して流し込
み、フィルタドラムのプリコート層により固形分と液分
とに分離し、固形分をプリコート層上で捕捉し、液分を
フィルタドラムの内部に吸引すると同時に固形分をケー
キ状に脱水処理し、その脱水ケーキ層を前記プリコート
層から剥離して取り出すようにしたことにより、達成さ
れる。
たフィルタドラムの上方より、濾過原液をフィルタドラ
ムの上面における軸方向にほぼ一様に連続して流し込
み、フィルタドラムのプリコート層により固形分と液分
とに分離し、固形分をプリコート層上で捕捉し、液分を
フィルタドラムの内部に吸引すると同時に固形分をケー
キ状に脱水処理し、その脱水ケーキ層を前記プリコート
層から剥離して取り出すようにしたことにより、達成さ
れる。
【0028】また、前記目的はフィルタドラムの一部を
フィルタタンク内の懸濁液中に浸漬させるとともに、フ
ィルタタンク内の液位を調整可能としたことにより、達
成される。
フィルタタンク内の懸濁液中に浸漬させるとともに、フ
ィルタタンク内の液位を調整可能としたことにより、達
成される。
【0029】また、前記目的は濾過原液に所定量の凝集
剤を添加し、攪拌混合したうえで、前記フィルタドラム
の上方から流し込み、濾過処理するようにしたことによ
り、達成される。
剤を添加し、攪拌混合したうえで、前記フィルタドラム
の上方から流し込み、濾過処理するようにしたことによ
り、達成される。
【0030】さらに、前記目的はフィルタドラムへのプ
リコート層の形成時に、濾過原液に代えて、プリコート
形成用助剤の懸濁液を、フィルタドラムの上方よりフィ
ルタドラムの軸方向にほぼ一様に流し込みプリコートす
るようにしたことによって、達成される。
リコート層の形成時に、濾過原液に代えて、プリコート
形成用助剤の懸濁液を、フィルタドラムの上方よりフィ
ルタドラムの軸方向にほぼ一様に流し込みプリコートす
るようにしたことによって、達成される。
【0031】前記目的は、連続式真空プリコート濾過装
置のフィルタドラムの上方に、トップフィード用流出装
置を設置し、このトップフィード用流出装置に濾過原液
供給装置を接続するとともに、前記トップフィード用流
出装置に、フィルタドラムの軸方向にほぼ一様に濾過原
液を流し込む手段を設けたことにより、達成される。
置のフィルタドラムの上方に、トップフィード用流出装
置を設置し、このトップフィード用流出装置に濾過原液
供給装置を接続するとともに、前記トップフィード用流
出装置に、フィルタドラムの軸方向にほぼ一様に濾過原
液を流し込む手段を設けたことにより、達成される。
【0032】また、前記目的は連続式真空プリコート濾
過装置のフィルタドラムの上方にトップフィード用流出
装置を設置し、このトップフィード用流出装置にフィル
タドラムの軸方向にほぼ一様に濾過原液を流し込む手段
を設け、濾過原液と凝集剤とを攪拌する機能を有する凝
集タンクを設置し、前記トップフィード用流出装置と凝
集タンクとを凝集剤入り原液供給配管により接続したこ
とにより、達成される。
過装置のフィルタドラムの上方にトップフィード用流出
装置を設置し、このトップフィード用流出装置にフィル
タドラムの軸方向にほぼ一様に濾過原液を流し込む手段
を設け、濾過原液と凝集剤とを攪拌する機能を有する凝
集タンクを設置し、前記トップフィード用流出装置と凝
集タンクとを凝集剤入り原液供給配管により接続したこ
とにより、達成される。
【0033】また、前記目的はトップフィード用流出装
置に、オーバフロー管を設けたことにより、達成され
る。
置に、オーバフロー管を設けたことにより、達成され
る。
【0034】また、前記目的は連続式真空プリコート濾
過装置のフィルタタンクに、懸濁液の液位を調整する液
位調整手段を設ける一方、フィルタドラムの上方にトッ
プフィード用流出装置を設置し、このトップフィード用
流出装置に濾過原液供給装置を接続するとともに、前記
トップフィード用流出装置に、フィルタドラムの軸方向
にほぼ一様に濾過原液を流し込む手段を設けたことによ
り、達成される。
過装置のフィルタタンクに、懸濁液の液位を調整する液
位調整手段を設ける一方、フィルタドラムの上方にトッ
プフィード用流出装置を設置し、このトップフィード用
流出装置に濾過原液供給装置を接続するとともに、前記
トップフィード用流出装置に、フィルタドラムの軸方向
にほぼ一様に濾過原液を流し込む手段を設けたことによ
り、達成される。
【0035】また、前記目的は前記トップフィード用流
出装置に、フィルタドラムの上方外周に沿ってトップフ
ィード用流出装置の位置を調整する位置調整手段を付設
したことにより、達成される。
出装置に、フィルタドラムの上方外周に沿ってトップフ
ィード用流出装置の位置を調整する位置調整手段を付設
したことにより、達成される。
【0036】さらに、前記目的は前記トップフィード用
流出装置に前記濾過原液供給装置のほかに、プリコート
形成用の助剤供給装置を接続するとともに、濾過原液の
供給と助剤の供給とを選択的に切り替える切り替え手段
を設けたことにより、達成される。
流出装置に前記濾過原液供給装置のほかに、プリコート
形成用の助剤供給装置を接続するとともに、濾過原液の
供給と助剤の供給とを選択的に切り替える切り替え手段
を設けたことにより、達成される。
【0037】そして、前記目的は前記濾過原液を流し込
む手段に、濾過原液の流出量の調整手段を取り付けたこ
とにより、達成される。
む手段に、濾過原液の流出量の調整手段を取り付けたこ
とにより、達成される。
【0038】
【作用】本発明方法では、回転を与えたフィルタドラム
の上方より、濾過原液をフィルタドラムの上面における
軸方向にほぼ一様に連続して流し込むようにしている。
これにより、本発明方法ではフィルタドラムのプリコー
ト層の表面で濾過原液を直接受け止め、固形分をその沈
降方向に濾過吸着し、液分をフィルタドラムの上面から
内部に向かって透過して来る方向に真空吸引し、固液に
分離することができる。したがって、フィルタドラムの
下部側で固形分の沈降方向とは逆方向に濾過吸着し、脱
水処理する従来技術に比較して、本発明方法は合理的な
方式により能率良く固液に分離することができる外、含
水率が低い脱水ケーキが得られる。また、本発明方法で
はトップフィード方式としたことにより、従来技術では
吸引できなかった大きなフロックでも濾過吸着すること
ができる。さらに、本発明ではフィルタドラムの浸漬率
を小さくし、場合によっては浸漬率を零にし、通気乾燥
期を大幅に長く取ることができる。したがって、脱水ケ
ーキ層剥離後のプリコート層に多量の空気を透過させて
脱水乾燥させ、プリコート層の濾過機能を良好に回復さ
せることができる。その結果、これらが相俟って、濾過
原液の処理能率を大幅に改善することができる。
の上方より、濾過原液をフィルタドラムの上面における
軸方向にほぼ一様に連続して流し込むようにしている。
これにより、本発明方法ではフィルタドラムのプリコー
ト層の表面で濾過原液を直接受け止め、固形分をその沈
降方向に濾過吸着し、液分をフィルタドラムの上面から
内部に向かって透過して来る方向に真空吸引し、固液に
分離することができる。したがって、フィルタドラムの
下部側で固形分の沈降方向とは逆方向に濾過吸着し、脱
水処理する従来技術に比較して、本発明方法は合理的な
方式により能率良く固液に分離することができる外、含
水率が低い脱水ケーキが得られる。また、本発明方法で
はトップフィード方式としたことにより、従来技術では
吸引できなかった大きなフロックでも濾過吸着すること
ができる。さらに、本発明ではフィルタドラムの浸漬率
を小さくし、場合によっては浸漬率を零にし、通気乾燥
期を大幅に長く取ることができる。したがって、脱水ケ
ーキ層剥離後のプリコート層に多量の空気を透過させて
脱水乾燥させ、プリコート層の濾過機能を良好に回復さ
せることができる。その結果、これらが相俟って、濾過
原液の処理能率を大幅に改善することができる。
【0039】また、本発明方法では前記フィルタドラム
の一部をフィルタタンク内の懸濁液中に浸漬させ、前記
フィルタタンク内の液位を調整可能としている。その結
果、本発明方法ではフィルタタンク内に供給された濾過
原液である懸濁液に浸漬されたフィルタドラムの部分で
懸濁液中の固形分を濾過吸着し、そのケーキを脱水した
後、トップフィード方式によりフィルタドラムの上方よ
り供給された濾過原液の固形分を濾過吸着し、前記フィ
ルタタンク内で濾過吸着されたケーキの上に、トップフ
ィード方式により濾過吸着されたケーキを積層し、これ
ら2層のケーキを脱水し、脱水ケーキ層剥離工程に送付
することになる。このように、フィルタドラム内の懸濁
液に浸漬されたフィルタドラムの部分による固液分離
と、トップフィード方式による固液分離との都合二つの
処理工程で濾過処理するようにしていること、トップフ
ィード方式により前述のごとく合理的に処理できるこ
と、トップフィード方式を併用することにより、フィル
タタンク内での濾過吸着工程を短くし、その分プリコー
ト層の通気乾燥期およびケーキ脱水工程を長く取ること
ができることとにより、濾過原液の処理能率を高めるこ
とができるし、脱水ケーキの含水率を低くすることがで
きる。さらに、本発明方法ではフィルタタンク内の液位
を調整可能にしているので、フィルタドラムの浸漬率を
最適な値に、簡単に調整することができる。
の一部をフィルタタンク内の懸濁液中に浸漬させ、前記
フィルタタンク内の液位を調整可能としている。その結
果、本発明方法ではフィルタタンク内に供給された濾過
原液である懸濁液に浸漬されたフィルタドラムの部分で
懸濁液中の固形分を濾過吸着し、そのケーキを脱水した
後、トップフィード方式によりフィルタドラムの上方よ
り供給された濾過原液の固形分を濾過吸着し、前記フィ
ルタタンク内で濾過吸着されたケーキの上に、トップフ
ィード方式により濾過吸着されたケーキを積層し、これ
ら2層のケーキを脱水し、脱水ケーキ層剥離工程に送付
することになる。このように、フィルタドラム内の懸濁
液に浸漬されたフィルタドラムの部分による固液分離
と、トップフィード方式による固液分離との都合二つの
処理工程で濾過処理するようにしていること、トップフ
ィード方式により前述のごとく合理的に処理できるこ
と、トップフィード方式を併用することにより、フィル
タタンク内での濾過吸着工程を短くし、その分プリコー
ト層の通気乾燥期およびケーキ脱水工程を長く取ること
ができることとにより、濾過原液の処理能率を高めるこ
とができるし、脱水ケーキの含水率を低くすることがで
きる。さらに、本発明方法ではフィルタタンク内の液位
を調整可能にしているので、フィルタドラムの浸漬率を
最適な値に、簡単に調整することができる。
【0040】また、本発明方法では濾過原液に所定量の
凝集剤を添加し、攪拌混合したうえでフィルタドラムの
上方から流し込むようにしている。一般に、凝集剤は水
に溶解しにくい、つまり溶けるのに時間がかかる、溶解
度も低いという性質がある。このため、あらかじめ多量
の水に溶かして水溶液を作り、これを原液供給配管の途
中に注入したり、凝集タンクを設け、これに供給したり
する。これに対して、本発明方法ではトップフィード方
式にしたことにより、凝集剤を粉体のまま凝集タンクに
投入し、すなわち濾過原液に対して高濃度で凝集剤を添
加し、懸濁粒子群を凝集させてフィルタドラムの上方に
導き、その上方から流し込み、濾過処理することができ
る。その結果、従来技術ではフロックが大きいと濾過吸
着に支障をきたしていたが、本発明方法ではトップフィ
ード方式を採っていることにより、フロックを大きくす
れば大きくする程、濾過吸着が向上するので、フロック
をできるだけ大きくし、処理能率を高めることができ
る。さらにまた、従来技術では凝集剤の低濃度の添加で
は凝集しにくい懸濁液であっても、本発明方法では濾過
原液に凝集剤を高濃度で添加し、凝集効果を高め、フロ
ックを形成させて処理能率を向上させることが可能とな
る。
凝集剤を添加し、攪拌混合したうえでフィルタドラムの
上方から流し込むようにしている。一般に、凝集剤は水
に溶解しにくい、つまり溶けるのに時間がかかる、溶解
度も低いという性質がある。このため、あらかじめ多量
の水に溶かして水溶液を作り、これを原液供給配管の途
中に注入したり、凝集タンクを設け、これに供給したり
する。これに対して、本発明方法ではトップフィード方
式にしたことにより、凝集剤を粉体のまま凝集タンクに
投入し、すなわち濾過原液に対して高濃度で凝集剤を添
加し、懸濁粒子群を凝集させてフィルタドラムの上方に
導き、その上方から流し込み、濾過処理することができ
る。その結果、従来技術ではフロックが大きいと濾過吸
着に支障をきたしていたが、本発明方法ではトップフィ
ード方式を採っていることにより、フロックを大きくす
れば大きくする程、濾過吸着が向上するので、フロック
をできるだけ大きくし、処理能率を高めることができ
る。さらにまた、従来技術では凝集剤の低濃度の添加で
は凝集しにくい懸濁液であっても、本発明方法では濾過
原液に凝集剤を高濃度で添加し、凝集効果を高め、フロ
ックを形成させて処理能率を向上させることが可能とな
る。
【0041】また、本発明方法ではフィルタドラムへの
プリコート層の形成時に、濾過原液に代えて、助剤懸濁
液をフィルタドラムの上方より流し込むようにしてい
る。トップフィード方式をプリコート層の形成に利用す
ることにより、濾過原液中の固形分を効率良く濾過吸着
できることと同じ原理で、フィルタドラムの外周面に助
剤を効率良くプリコートすることができる。
プリコート層の形成時に、濾過原液に代えて、助剤懸濁
液をフィルタドラムの上方より流し込むようにしてい
る。トップフィード方式をプリコート層の形成に利用す
ることにより、濾過原液中の固形分を効率良く濾過吸着
できることと同じ原理で、フィルタドラムの外周面に助
剤を効率良くプリコートすることができる。
【0042】また、本発明装置ではフィルタドラムの上
方に、トップフィード用流出装置を設置している。そし
て、前記トップフィード用流出装置に、濾過原液供給装
置を接続し、しかもフィルタドラムの軸方向にほぼ一様
に濾過原液を流し込む手段を設けている。そこで、濾過
原液を濾過処理する際、濾過原液供給装置からトップフ
ィード用流出装置に濾過原液を供給し、その濾過原液を
流し込む手段を通じて、フィルタドラムの上方より、し
かもフィルタドラムの軸方向にほぼ一様に流し込む。こ
れにより、本発明装置によればフィルタドラムの上方よ
り、的確に濾過原液をフィルタドラムの上面における軸
方向にほぼ一様に連続して流し込み、濾過処理すること
ができる。
方に、トップフィード用流出装置を設置している。そし
て、前記トップフィード用流出装置に、濾過原液供給装
置を接続し、しかもフィルタドラムの軸方向にほぼ一様
に濾過原液を流し込む手段を設けている。そこで、濾過
原液を濾過処理する際、濾過原液供給装置からトップフ
ィード用流出装置に濾過原液を供給し、その濾過原液を
流し込む手段を通じて、フィルタドラムの上方より、し
かもフィルタドラムの軸方向にほぼ一様に流し込む。こ
れにより、本発明装置によればフィルタドラムの上方よ
り、的確に濾過原液をフィルタドラムの上面における軸
方向にほぼ一様に連続して流し込み、濾過処理すること
ができる。
【0043】また、本発明装置では連続式真空プリコー
ト濾過装置のフィルタドラムの上方にトップフィード用
流出装置を設置するとともに、濾過原液と凝集剤とを攪
拌する機能を有する凝集タンクを設置している。そし
て、前記トップフィード用流出装置と凝集タンクとを凝
集剤入り原液供給配管により接続している。そこで、本
発明装置では凝集タンクに濾過原液を入れ、これに凝集
剤を例えば粉体のままで投入し、攪拌する。すなわち、
凝集剤を溶解するための水を使わず、濾過原液に凝集剤
を直接投入し、攪拌する。これにより、濾過原液に対し
て高濃度で凝集剤を添加することができる。その結果、
低濃度では凝集しにくい懸濁液であっても、高濃度で凝
集剤を添加しているので、凝集剤の効果の発現により、
効率良くフロックを形成することができる。そして、凝
集剤入り原液供給配管を通じて、前記凝集剤が添加され
た濾過原液をトップフィード用流出装置に供給し、この
トップフィード用流出装置から濾過原液を流し込む手段
を通じてフィルタドラムの上方より前記凝集剤入り濾過
原液を軸方向にほぼ一様に流し込む。このように、濾過
原液に凝集剤を添加し、フロックを大きく形成したうえ
でフィルタドラムの上方より供給するようにしており、
トップフィード方式によりフロックを大きくした方がよ
り良く濾過吸着でき、また通常は濾過しにくい固形分で
あっても、効率良く濾過処理することができる。
ト濾過装置のフィルタドラムの上方にトップフィード用
流出装置を設置するとともに、濾過原液と凝集剤とを攪
拌する機能を有する凝集タンクを設置している。そし
て、前記トップフィード用流出装置と凝集タンクとを凝
集剤入り原液供給配管により接続している。そこで、本
発明装置では凝集タンクに濾過原液を入れ、これに凝集
剤を例えば粉体のままで投入し、攪拌する。すなわち、
凝集剤を溶解するための水を使わず、濾過原液に凝集剤
を直接投入し、攪拌する。これにより、濾過原液に対し
て高濃度で凝集剤を添加することができる。その結果、
低濃度では凝集しにくい懸濁液であっても、高濃度で凝
集剤を添加しているので、凝集剤の効果の発現により、
効率良くフロックを形成することができる。そして、凝
集剤入り原液供給配管を通じて、前記凝集剤が添加され
た濾過原液をトップフィード用流出装置に供給し、この
トップフィード用流出装置から濾過原液を流し込む手段
を通じてフィルタドラムの上方より前記凝集剤入り濾過
原液を軸方向にほぼ一様に流し込む。このように、濾過
原液に凝集剤を添加し、フロックを大きく形成したうえ
でフィルタドラムの上方より供給するようにしており、
トップフィード方式によりフロックを大きくした方がよ
り良く濾過吸着でき、また通常は濾過しにくい固形分で
あっても、効率良く濾過処理することができる。
【0044】また、本発明装置では前記トップフィード
用流出装置にオーバフロー管を設けている。このオーバ
フロー管により、トップフィード用流出装置内の流量を
調節し、トップフィードでの濾過原液供給量を調節する
ことができる。ところで、トップフィード用流出装置内
の濾過原液に一定速度以上の流速がないと、固形分が沈
積してしまい、トップフィード用流出装置や濾過原液を
流し込む手段が詰まってしまう。これが、オーバフロー
管を設けたことにより、トップフィード用流出装置内の
濾過原液の一定流速を確保することができ、トップフィ
ード用流出装置内での濾過原液の固形分の沈積を防止す
ることができる。
用流出装置にオーバフロー管を設けている。このオーバ
フロー管により、トップフィード用流出装置内の流量を
調節し、トップフィードでの濾過原液供給量を調節する
ことができる。ところで、トップフィード用流出装置内
の濾過原液に一定速度以上の流速がないと、固形分が沈
積してしまい、トップフィード用流出装置や濾過原液を
流し込む手段が詰まってしまう。これが、オーバフロー
管を設けたことにより、トップフィード用流出装置内の
濾過原液の一定流速を確保することができ、トップフィ
ード用流出装置内での濾過原液の固形分の沈積を防止す
ることができる。
【0045】また、本発明装置では連続式真空プリコー
ト濾過装置のフィルタタンクに、懸濁液の液位調整手段
を設けている。この液位調整手段により、フィルタタン
ク内の懸濁液の液位を調整することによって、フィルタ
タンク内の懸濁液に対するフィルタドラムの浸漬率を、
濾過原液の濾過特性に合わせて適正に調整することがで
きる。
ト濾過装置のフィルタタンクに、懸濁液の液位調整手段
を設けている。この液位調整手段により、フィルタタン
ク内の懸濁液の液位を調整することによって、フィルタ
タンク内の懸濁液に対するフィルタドラムの浸漬率を、
濾過原液の濾過特性に合わせて適正に調整することがで
きる。
【0046】また、本発明装置ではトップフィード用流
出装置に、フィルタドラムの上方外周に沿ってトップフ
ィード用流出装置の位置を調整する位置調整手段を付設
している。したがって、本発明装置によれば、トップフ
ィード用流出装置をフィルタドラムの上方における外周
の最適位置にセットし、そのトップフィード用流出装置
より濾過原液を流し込んで濾過処理することが可能とな
る。
出装置に、フィルタドラムの上方外周に沿ってトップフ
ィード用流出装置の位置を調整する位置調整手段を付設
している。したがって、本発明装置によれば、トップフ
ィード用流出装置をフィルタドラムの上方における外周
の最適位置にセットし、そのトップフィード用流出装置
より濾過原液を流し込んで濾過処理することが可能とな
る。
【0047】さらに、本発明装置ではトップフィード用
流出装置に、濾過原液供給装置と、プリコート形成用の
助剤供給装置とを接続している。そして、濾過原液の濾
過処理時には、濾過原液供給装置よりトップフィード用
流出装置に濾過原液を供給し、その濾過原液をフィルタ
ドラムの上方より流し込む。また、フィルタドラムの最
外周面にプリコート層の形成時には、助剤供給装置から
トップフィード用流出装置にプリコート形成用の助剤を
供給し、その助剤をフィルタドラムの上方より流し込
む。これにより、トップフィード方式に基づいて濾過原
液の濾過処理のほかに、フィルタドラムへのプリコート
層の形成をも能率良く行うことができる。
流出装置に、濾過原液供給装置と、プリコート形成用の
助剤供給装置とを接続している。そして、濾過原液の濾
過処理時には、濾過原液供給装置よりトップフィード用
流出装置に濾過原液を供給し、その濾過原液をフィルタ
ドラムの上方より流し込む。また、フィルタドラムの最
外周面にプリコート層の形成時には、助剤供給装置から
トップフィード用流出装置にプリコート形成用の助剤を
供給し、その助剤をフィルタドラムの上方より流し込
む。これにより、トップフィード方式に基づいて濾過原
液の濾過処理のほかに、フィルタドラムへのプリコート
層の形成をも能率良く行うことができる。
【0048】そして、本発明装置では濾過原液を流し込
む手段に、濾過原液の流出量の調整手段を取り付けてお
り、この調整手段により装置全体の濾過特性に合わせ
て、濾過原液の流出量を適正に調整することができる。
む手段に、濾過原液の流出量の調整手段を取り付けてお
り、この調整手段により装置全体の濾過特性に合わせ
て、濾過原液の流出量を適正に調整することができる。
【0049】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0050】図1〜図5は本発明トップフィード型連続
式真空プリコート濾過方法を実施するための装置の一例
を示すもので、図1は縦断側面図、図2は図1の縦断正
面図、図3はトップフィード用流出装置とフィルタドラ
ムとの関係を示す斜視図、図4は同トップフィード用流
出装置の縦断正面図、図5は図1のX部分の拡大斜視図
であって、オーバフロー用堰の斜視図である。なお、図
27はこの実施例における作用説明図である。
式真空プリコート濾過方法を実施するための装置の一例
を示すもので、図1は縦断側面図、図2は図1の縦断正
面図、図3はトップフィード用流出装置とフィルタドラ
ムとの関係を示す斜視図、図4は同トップフィード用流
出装置の縦断正面図、図5は図1のX部分の拡大斜視図
であって、オーバフロー用堰の斜視図である。なお、図
27はこの実施例における作用説明図である。
【0051】この実施例では、助剤調整タンク(図示せ
ず)と、原液貯留タンク3と、洗浄水タンク(図示せ
ず)と、フィルタタンク10と、このフィルタタンク1
0内の懸濁液中に一部を浸漬させて設置されたフィルタ
ドラム11と、このフィルタドラム11の側部に設けら
れたアドバンシングナイフ26と、前記フィルタドラム
11の上方に設置されたトップフィード用流出装置33
と、前記原液貯留タンク3とトップフィード用流出装置
33およびフィルタタンク10とを結ぶ濾過原液供給装
置36と、前記フィルタタンク10内に取り付けられた
液位調整手段であるオーバフロー用堰46とを配備して
いる。
ず)と、原液貯留タンク3と、洗浄水タンク(図示せ
ず)と、フィルタタンク10と、このフィルタタンク1
0内の懸濁液中に一部を浸漬させて設置されたフィルタ
ドラム11と、このフィルタドラム11の側部に設けら
れたアドバンシングナイフ26と、前記フィルタドラム
11の上方に設置されたトップフィード用流出装置33
と、前記原液貯留タンク3とトップフィード用流出装置
33およびフィルタタンク10とを結ぶ濾過原液供給装
置36と、前記フィルタタンク10内に取り付けられた
液位調整手段であるオーバフロー用堰46とを配備して
いる。
【0052】前記助剤調整タンクは、図22に示すもの
と同様、助剤供給設備を有し、かつバルブおよび供給ポ
ンプを有する供給配管を介してフィルタタンク10に接
続されているが、この実施例では省略されている。
と同様、助剤供給設備を有し、かつバルブおよび供給ポ
ンプを有する供給配管を介してフィルタタンク10に接
続されているが、この実施例では省略されている。
【0053】前記洗浄水タンクも、図22に示すものと
同様、バルブを有し、かつ前記助剤調整タンクと共通の
供給ポンプを有する供給配管を介してフィルタタンク1
0に接続されているが、この実施例ではこれも省略され
ている。
同様、バルブを有し、かつ前記助剤調整タンクと共通の
供給ポンプを有する供給配管を介してフィルタタンク1
0に接続されているが、この実施例ではこれも省略され
ている。
【0054】前記フィルタタンク10内の収容液32
は、この実施例ではプリコート形成時には前記助剤調整
タンクから供給されたプリコート形成用助剤の懸濁液で
あり、濾過原液28の濾過処理時には原液貯留タンク3
とトップフィード用流出装置33およびフィルタタンク
10とを結ぶ濾過原液供給装置36からフィルタタンク
10に送入された濾過原液28であり、フィルタドラム
11の洗浄時には洗浄水タンク4から供給された洗浄水
である。
は、この実施例ではプリコート形成時には前記助剤調整
タンクから供給されたプリコート形成用助剤の懸濁液で
あり、濾過原液28の濾過処理時には原液貯留タンク3
とトップフィード用流出装置33およびフィルタタンク
10とを結ぶ濾過原液供給装置36からフィルタタンク
10に送入された濾過原液28であり、フィルタドラム
11の洗浄時には洗浄水タンク4から供給された洗浄水
である。
【0055】前記フィルタドラム11は、前記図23に
示すものと同様に構成され、しかも図23に示すものと
同様に支持されている。それ故、この実施例におけるフ
ィルタドラム11について、図23に示すものと同じ部
材には同じ符号を付けて示し、これ以上の説明を省略す
る。
示すものと同様に構成され、しかも図23に示すものと
同様に支持されている。それ故、この実施例におけるフ
ィルタドラム11について、図23に示すものと同じ部
材には同じ符号を付けて示し、これ以上の説明を省略す
る。
【0056】前記トップフィード用流出装置33は、図
1,図2および図3から分かるように、フィルタドラム
11の上方に所定の間隔をおいて設置されている。この
トップフィード用流出装置33には、濾過原液28をフ
ィルタドラム11の軸方向にほぼ一様に流し込む手段が
設けられている。
1,図2および図3から分かるように、フィルタドラム
11の上方に所定の間隔をおいて設置されている。この
トップフィード用流出装置33には、濾過原液28をフ
ィルタドラム11の軸方向にほぼ一様に流し込む手段が
設けられている。
【0057】前記濾過原液28をフィルタドラム11の
軸方向にほぼ一様に流し込む手段は、この実施例では図
3および図4に示すように、トップフィード用流出装置
33であるパイプの長さ方向に等間隔をおいて円形で多
数の流出孔34を設けて構成されている。前記流出孔3
4は、トップフィード用流出装置33であるパイプの斜
め下向きに形成されている。
軸方向にほぼ一様に流し込む手段は、この実施例では図
3および図4に示すように、トップフィード用流出装置
33であるパイプの長さ方向に等間隔をおいて円形で多
数の流出孔34を設けて構成されている。前記流出孔3
4は、トップフィード用流出装置33であるパイプの斜
め下向きに形成されている。
【0058】また、前記トップフィード用流出装置33
には、位置調整手段(図示せず)が付設されている。そ
して、前記トップフィード用流出装置33は前記位置調
整手段を介して、フィルタドラム11に対して相対的に
前記流出孔34の姿勢を変えずに、フィルタドラム11
の上方外周において、フィルタドラム11と同心円上の
軌跡35に沿って位置を調整し得るように取り付けられ
ている。
には、位置調整手段(図示せず)が付設されている。そ
して、前記トップフィード用流出装置33は前記位置調
整手段を介して、フィルタドラム11に対して相対的に
前記流出孔34の姿勢を変えずに、フィルタドラム11
の上方外周において、フィルタドラム11と同心円上の
軌跡35に沿って位置を調整し得るように取り付けられ
ている。
【0059】前記原液貯留タンク3およびフィルタタン
ク10とトップフィード用流出装置33とを結ぶ濾過原
液供給装置36は、図1に示すように、原液供給配管3
7と、オーバフロー配管38,40と、分岐配管39と
を有している。前記濾過原液供給配管37には、供給ポ
ンプ41とバルブ42とが設けられていて、原液貯留タ
ンク3から濾過原液28を汲み上げ、トップフィード用
流出装置33に供給するようになっている。前記オーバ
フロー配管38,40は、バルブ43,45を有し、ト
ップフィード用流出装置33内に供給された濾過原液2
8の余剰分を原液貯留タンク3に戻すかまたはフィルタ
タンク10に流すようになっている。前記分岐配管39
は、濾過原液供給配管37の途中に接続され、かつバル
ブ44を有し、前記濾過原液供給配管37から濾過原液
28の一部を抽出し、フィルタタンク10に送入するよ
うになっている。
ク10とトップフィード用流出装置33とを結ぶ濾過原
液供給装置36は、図1に示すように、原液供給配管3
7と、オーバフロー配管38,40と、分岐配管39と
を有している。前記濾過原液供給配管37には、供給ポ
ンプ41とバルブ42とが設けられていて、原液貯留タ
ンク3から濾過原液28を汲み上げ、トップフィード用
流出装置33に供給するようになっている。前記オーバ
フロー配管38,40は、バルブ43,45を有し、ト
ップフィード用流出装置33内に供給された濾過原液2
8の余剰分を原液貯留タンク3に戻すかまたはフィルタ
タンク10に流すようになっている。前記分岐配管39
は、濾過原液供給配管37の途中に接続され、かつバル
ブ44を有し、前記濾過原液供給配管37から濾過原液
28の一部を抽出し、フィルタタンク10に送入するよ
うになっている。
【0060】前記濾過原液供給配管37に設けられたバ
ルブ42の開度を調整することにより、トップフィード
用流出装置33に供給する濾過原液28の量を調整し、
オーバフロー配管38,40に設けられたバルブ43,
45の開度を調整することにより、トップフィード用流
出装置33内の濾過原液28の量を調整し、分岐配管3
9に設けられたバルブ44の開度を調整することによ
り、原液供給配管37から分岐し、フィルタタンク10
内に送入する濾過原液28の量を調整し得るようになっ
ている。
ルブ42の開度を調整することにより、トップフィード
用流出装置33に供給する濾過原液28の量を調整し、
オーバフロー配管38,40に設けられたバルブ43,
45の開度を調整することにより、トップフィード用流
出装置33内の濾過原液28の量を調整し、分岐配管3
9に設けられたバルブ44の開度を調整することによ
り、原液供給配管37から分岐し、フィルタタンク10
内に送入する濾過原液28の量を調整し得るようになっ
ている。
【0061】前記フィルタタンク10内の濾過原液(懸
濁液)28の液位調整手段であるオーバフロー用堰46
は、図1および図5に示すように、窓48を有する仕切
り枠47と、複数枚の堰板50と、ドレン管51とを有
して構成されている。前記仕切り枠47は、フィルタタ
ンク10の内壁の所定位置に取り付けられている。前記
窓48は、仕切り枠47におけるフィルタタンク10の
内部寄りの壁に形成されている。前記窓48の幅方向の
両側には、堰板用の止め溝49が設けられている。前記
堰板50は、スラット型に形成されていて、複数枚用意
され、前記止め溝49に適宜枚数装着することにより、
フィルタタンク10内の濾過原液28の液位を調整する
ようになっている。そして、前記濾過原液28の液位を
調整することにより、濾過原液28にフィルタドラム1
1の浸漬率を調整し得るようにしている。前記ドレン管
51は、最上段の堰板50を越えて仕切り枠47内に流
入して来た濾過原液28を、この実施例では原液貯留タ
ンク3に送入するようにしている。
濁液)28の液位調整手段であるオーバフロー用堰46
は、図1および図5に示すように、窓48を有する仕切
り枠47と、複数枚の堰板50と、ドレン管51とを有
して構成されている。前記仕切り枠47は、フィルタタ
ンク10の内壁の所定位置に取り付けられている。前記
窓48は、仕切り枠47におけるフィルタタンク10の
内部寄りの壁に形成されている。前記窓48の幅方向の
両側には、堰板用の止め溝49が設けられている。前記
堰板50は、スラット型に形成されていて、複数枚用意
され、前記止め溝49に適宜枚数装着することにより、
フィルタタンク10内の濾過原液28の液位を調整する
ようになっている。そして、前記濾過原液28の液位を
調整することにより、濾過原液28にフィルタドラム1
1の浸漬率を調整し得るようにしている。前記ドレン管
51は、最上段の堰板50を越えて仕切り枠47内に流
入して来た濾過原液28を、この実施例では原液貯留タ
ンク3に送入するようにしている。
【0062】次に、前記装置の作用に関連して本発明方
法の一実施態様を説明する。
法の一実施態様を説明する。
【0063】濾過原液28の濾過処理に先立って、フィ
ルタドラム11のドラム本体12の最外周に、プリコー
ト層17を例えば50〜100mmの厚さに形成する。
ルタドラム11のドラム本体12の最外周に、プリコー
ト層17を例えば50〜100mmの厚さに形成する。
【0064】次に、真空ポンプ(図22参照)を運転
し、吸引パイプ22,吸引ボックス21および濾液管1
8を通じてフィルタドラム11の内部に濾液30を吸引
可能に作動させる。また、フィルタドラム11を図2,
図3および図27に示す矢印a方向にゆっくり、例えば
1rpmの速度で回転させる。
し、吸引パイプ22,吸引ボックス21および濾液管1
8を通じてフィルタドラム11の内部に濾液30を吸引
可能に作動させる。また、フィルタドラム11を図2,
図3および図27に示す矢印a方向にゆっくり、例えば
1rpmの速度で回転させる。
【0065】ついで、濾過原液供給装置36の濾過原液
供給配管37に設けられている供給ポンプ41を運転
し、原液貯留タンク3から濾過原液供給配管37を通じ
てトップフィード用流出装置33に濾過原液28を供給
する一方、分岐配管39,オーバフロー配管40を通じ
て濾過原液28の一部を分岐させ、フィルタタンク10
内に送入する。また、濾過原液供給配管37,オーバフ
ロー配管38,40および分岐配管39に設けられてい
るバルブ42〜45を調整し、当該配管を流れる濾過原
液28の流量を適正に調整する。さらに、フィルタタン
ク10内に取り付けられているオーバフロー用堰46の
堰板50の嵌め込み枚数を適宜調整し、フィルタタンク
10内の濾過原液28の液位を調整し、この濾過原液2
8中にフィルタドラム11が例えば3分の1以下の浸漬
率で浸漬するようにセットし、図2に示す通気乾燥期を
十分長く確保する。さらにまた、トップフィード用流出
装置33の位置調整手段(図示せず)を操作し、フィル
タドラム11の上方において、トップフィード用流出装
置33をフィルタドラム11と同心円上の軌跡35に沿
って、相対的に姿勢を変えずに位置を調整し、流出孔3
4の列より濾過原液28をフィルタドラム11に対して
適正位置から流し込み得るようにセットする。
供給配管37に設けられている供給ポンプ41を運転
し、原液貯留タンク3から濾過原液供給配管37を通じ
てトップフィード用流出装置33に濾過原液28を供給
する一方、分岐配管39,オーバフロー配管40を通じ
て濾過原液28の一部を分岐させ、フィルタタンク10
内に送入する。また、濾過原液供給配管37,オーバフ
ロー配管38,40および分岐配管39に設けられてい
るバルブ42〜45を調整し、当該配管を流れる濾過原
液28の流量を適正に調整する。さらに、フィルタタン
ク10内に取り付けられているオーバフロー用堰46の
堰板50の嵌め込み枚数を適宜調整し、フィルタタンク
10内の濾過原液28の液位を調整し、この濾過原液2
8中にフィルタドラム11が例えば3分の1以下の浸漬
率で浸漬するようにセットし、図2に示す通気乾燥期を
十分長く確保する。さらにまた、トップフィード用流出
装置33の位置調整手段(図示せず)を操作し、フィル
タドラム11の上方において、トップフィード用流出装
置33をフィルタドラム11と同心円上の軌跡35に沿
って、相対的に姿勢を変えずに位置を調整し、流出孔3
4の列より濾過原液28をフィルタドラム11に対して
適正位置から流し込み得るようにセットする。
【0066】このとき、トップフィード用流出装置33
に設けられている多数の流出孔34から濾過原液28を
流し込むと、図1および図3から分かるように、前記濾
過原液28がフィルタドラム11の上方よりこのフィル
タドラム11の軸方向にほぼ一様に流下する。
に設けられている多数の流出孔34から濾過原液28を
流し込むと、図1および図3から分かるように、前記濾
過原液28がフィルタドラム11の上方よりこのフィル
タドラム11の軸方向にほぼ一様に流下する。
【0067】かかる運転状態において、この実施例では
図27に示すように、フィルタドラム11におけるフィ
ルタタンク10内の濾過原液28に浸漬されている部分
による濾過吸着工程A、ケーキ脱水工程B、トップフィ
ードによる濾過吸着工程D、ケーキ脱水工程E、脱水ケ
ーキ層剥離工程、通気乾燥期Cの順に移行する。
図27に示すように、フィルタドラム11におけるフィ
ルタタンク10内の濾過原液28に浸漬されている部分
による濾過吸着工程A、ケーキ脱水工程B、トップフィ
ードによる濾過吸着工程D、ケーキ脱水工程E、脱水ケ
ーキ層剥離工程、通気乾燥期Cの順に移行する。
【0068】前記濾過吸着工程Aでは、フィルタタンク
10内の濾過原液28に浸漬されたフィルタドラム11
の部分により、従来の連続式真空プリコート濾過方法と
同じ要領で濾過原液28が固液分離処理される。
10内の濾過原液28に浸漬されたフィルタドラム11
の部分により、従来の連続式真空プリコート濾過方法と
同じ要領で濾過原液28が固液分離処理される。
【0069】前記ケーキ脱水工程Bでは、前記濾過吸着
工程Aでフィルタドラム11のプリコート層17で濾過
吸着されたケーキが従来の連続式真空プリコート濾過方
法と同じ要領で脱水され、脱水ケーキ層29が形成され
る。
工程Aでフィルタドラム11のプリコート層17で濾過
吸着されたケーキが従来の連続式真空プリコート濾過方
法と同じ要領で脱水され、脱水ケーキ層29が形成され
る。
【0070】前記トップフィードによる濾過吸着工程D
では、トップフィード用流出装置33から濾過原液を流
し込む手段である流出孔34の列を通じてフィルタドラ
ム11の上方より濾過原液28が供給され、その濾過原
液28はフィルタドラム11のプリコート層17により
固液分離処理され、固形分は前工程で脱水処理された脱
水ケーキ層29の上にケーキとして積層され、濾液30
は真空引きされ、プリコート層17を透過し、フィルタ
ドラム11の内部に吸引され、外部に排出される。
では、トップフィード用流出装置33から濾過原液を流
し込む手段である流出孔34の列を通じてフィルタドラ
ム11の上方より濾過原液28が供給され、その濾過原
液28はフィルタドラム11のプリコート層17により
固液分離処理され、固形分は前工程で脱水処理された脱
水ケーキ層29の上にケーキとして積層され、濾液30
は真空引きされ、プリコート層17を透過し、フィルタ
ドラム11の内部に吸引され、外部に排出される。
【0071】前記ケーキ脱水工程Eでは、前記ケーキ脱
水工程Bと同じ要領で1層目および2層目のケーキが同
時に脱水処理される。
水工程Bと同じ要領で1層目および2層目のケーキが同
時に脱水処理される。
【0072】この実施例では、前記2回の濾過吸着工程
A,Dおよびケーキ脱水工程B,Eを経ることにより、
フィルタドラム11のプリコート層17の表面に、例え
ば3〜4mmの厚さで含水率60%以下の脱水ケーキ層
29が形成される。
A,Dおよびケーキ脱水工程B,Eを経ることにより、
フィルタドラム11のプリコート層17の表面に、例え
ば3〜4mmの厚さで含水率60%以下の脱水ケーキ層
29が形成される。
【0073】前記脱水ケーキ層剥離工程では、前工程で
脱水処理された脱水ケーキ層29をアドバンシングナイ
フ26により剥離する。このとき、従来の連続式真空プ
リコート濾過方向と同様、アドバンシングナイフ26を
常に例えば1分間に60〜120μmの速度で前進さ
せ、前記脱水ケーキ層29と一緒に、プリコート層17
の表面を例えば60〜120μmの厚さで削り取り、図
22に示すケーキダクト27を通じて排出させる。これ
により、常に新しいプリコート面が露出され、プリコー
ト層17の目詰まりが防止される。
脱水処理された脱水ケーキ層29をアドバンシングナイ
フ26により剥離する。このとき、従来の連続式真空プ
リコート濾過方向と同様、アドバンシングナイフ26を
常に例えば1分間に60〜120μmの速度で前進さ
せ、前記脱水ケーキ層29と一緒に、プリコート層17
の表面を例えば60〜120μmの厚さで削り取り、図
22に示すケーキダクト27を通じて排出させる。これ
により、常に新しいプリコート面が露出され、プリコー
ト層17の目詰まりが防止される。
【0074】前記通気乾燥期Cでは、前工程で脱水ケー
キ層29を剥離した後のプリコート層17を従来の連続
式真空プリコート濾過方法と同じ要領で真空引きし、フ
ィルタドラム11の外部から内部に向かって空気を吸い
込み、プリコート層17を脱水し、乾燥させる。
キ層29を剥離した後のプリコート層17を従来の連続
式真空プリコート濾過方法と同じ要領で真空引きし、フ
ィルタドラム11の外部から内部に向かって空気を吸い
込み、プリコート層17を脱水し、乾燥させる。
【0075】ところで、この実施例ではトップフィード
方式を採用したことにより、フィルタタンク10内の濾
過原液28に対するフィルタドラム11の浸漬率dを大
幅に小さくすることができ、これにより通気乾燥期Cを
長く取ることができる。その結果、この実施例では通気
乾燥期Cでプリコート層17に多量の空気を吸い込み、
十分に脱水し乾燥させることができる。
方式を採用したことにより、フィルタタンク10内の濾
過原液28に対するフィルタドラム11の浸漬率dを大
幅に小さくすることができ、これにより通気乾燥期Cを
長く取ることができる。その結果、この実施例では通気
乾燥期Cでプリコート層17に多量の空気を吸い込み、
十分に脱水し乾燥させることができる。
【0076】以上のように、この実施例ではフィルタド
ラム11の上方に設置されたトップフィード用流出装置
33内に濾過原液28を送り込み、しかも前記トップフ
ィード用流出装置33に設けられた多数の流出孔34を
通じてフィルタドラム11の上方より濾過原液28をフ
ィルタドラム11の軸方向にほぼ一様に連続して流し込
むようにしており、濾過原液28の濾過吸着処理を図2
7に示すごとく、濾過吸着工程AおよびDの2回にわた
って行うことができるし、場合によってはトップフィー
ド方式による濾過吸着工程Dのみで行うこともできる。
そして、このトップフィード方式ではフィルタドラム1
1のプリコート層17の表面で濾過原液28を直接受け
止め、固形分を濾過吸着し、固形分をその沈降方向に濾
過吸着し、液分をフィルタドラム11の上面から内部に
向かって透過して来る方向に真空引きし、固液に分離す
ることができる。したがって、フィルタドラム11の下
部側で固形分の沈降方向とは逆方向に濾過吸着し、脱水
処理する従来技術に比較して、本発明のこの実施例では
合理的な方式により能率良く固液に分離することができ
る外、含水率が例えば60%以下の低い脱水ケーキが得
られる。また、この実施例によればトップフィード方式
としたことにより、従来技術では吸引できなかった大き
なフロックでも濾過吸着することができる。しかも、フ
ィルタドラム11の浸漬率dを小さくし、場合によって
は浸漬率dを零にし、通気乾燥期Cを大幅に大きく取る
ことができるので、脱水ケーキ層剥離後のプリコート層
17に多量の空気を透過させて脱水乾燥させ、プリコー
ト層17の濾過機能を良好に回復させることができる。
その結果、これらが相俟って、表1からも分かるよう
に、濾過処理容量を著しく増大させることができ、ひい
ては作業能率を大幅に向上させることができる。
ラム11の上方に設置されたトップフィード用流出装置
33内に濾過原液28を送り込み、しかも前記トップフ
ィード用流出装置33に設けられた多数の流出孔34を
通じてフィルタドラム11の上方より濾過原液28をフ
ィルタドラム11の軸方向にほぼ一様に連続して流し込
むようにしており、濾過原液28の濾過吸着処理を図2
7に示すごとく、濾過吸着工程AおよびDの2回にわた
って行うことができるし、場合によってはトップフィー
ド方式による濾過吸着工程Dのみで行うこともできる。
そして、このトップフィード方式ではフィルタドラム1
1のプリコート層17の表面で濾過原液28を直接受け
止め、固形分を濾過吸着し、固形分をその沈降方向に濾
過吸着し、液分をフィルタドラム11の上面から内部に
向かって透過して来る方向に真空引きし、固液に分離す
ることができる。したがって、フィルタドラム11の下
部側で固形分の沈降方向とは逆方向に濾過吸着し、脱水
処理する従来技術に比較して、本発明のこの実施例では
合理的な方式により能率良く固液に分離することができ
る外、含水率が例えば60%以下の低い脱水ケーキが得
られる。また、この実施例によればトップフィード方式
としたことにより、従来技術では吸引できなかった大き
なフロックでも濾過吸着することができる。しかも、フ
ィルタドラム11の浸漬率dを小さくし、場合によって
は浸漬率dを零にし、通気乾燥期Cを大幅に大きく取る
ことができるので、脱水ケーキ層剥離後のプリコート層
17に多量の空気を透過させて脱水乾燥させ、プリコー
ト層17の濾過機能を良好に回復させることができる。
その結果、これらが相俟って、表1からも分かるよう
に、濾過処理容量を著しく増大させることができ、ひい
ては作業能率を大幅に向上させることができる。
【0077】
【表1】
【0078】また、この実施例ではフィルタタンク10
内の濾過原液28の液位調整手段として、フィルタタン
ク10内にオーバフロー用堰46を取り付け、仕切り枠
47に形成された窓48に嵌め込む堰板50の枚数を変
えることにより、フィルタタンク10内の濾過原液28
を最上段の堰板50を越えてオーバフローするように
し、フィルタタンク10内の濾過原液28の液位を調整
するようにしている。これにより、フィルタタンク10
内の濾過原液28中へのフィルタドラム11の浸漬率d
を、装置全体の濾過特性に合わせて適正に調整すること
が可能となる。
内の濾過原液28の液位調整手段として、フィルタタン
ク10内にオーバフロー用堰46を取り付け、仕切り枠
47に形成された窓48に嵌め込む堰板50の枚数を変
えることにより、フィルタタンク10内の濾過原液28
を最上段の堰板50を越えてオーバフローするように
し、フィルタタンク10内の濾過原液28の液位を調整
するようにしている。これにより、フィルタタンク10
内の濾過原液28中へのフィルタドラム11の浸漬率d
を、装置全体の濾過特性に合わせて適正に調整すること
が可能となる。
【0079】さらに、この実施例ではトップフィード用
流出装置33を位置調整手段により、フィルタドラム1
1の上方においてフィルタドラム11と同心円上の軌跡
35に沿って調整し得るようにしている。これにより、
トップフィード用流出装置33をフィルタドラム11の
上方における外周の最適位置にセットし、そのトップフ
ィード用流出装置33より濾過原液28を流し込んで濾
過処理することが可能となる。
流出装置33を位置調整手段により、フィルタドラム1
1の上方においてフィルタドラム11と同心円上の軌跡
35に沿って調整し得るようにしている。これにより、
トップフィード用流出装置33をフィルタドラム11の
上方における外周の最適位置にセットし、そのトップフ
ィード用流出装置33より濾過原液28を流し込んで濾
過処理することが可能となる。
【0080】ところで、トップフィード用流出装置33
内に余り多くの濾過原液28を供給すると、その濾過原
液28が停滞し、固形分がトップフィード用流出装置3
3内の底部に沈積し、詰まってしまうおそれがある。一
方、トップフィード用流出装置33への濾過原液28の
供給量が少なく、一定速度以上の流速がない場合も、固
形分が沈積し、トップフィード用流出装置33や流出孔
34が詰まってしまうおそれがある。そこで、この実施
例ではトップフィード用流出装置33にオーバフロー配
管38,40を接続し、トップフィード用流出装置33
内の濾過原液28の流量を調節すると同時に、一定流速
を確保するようにしている。これにより、トップフィー
ド用流出装置33内での濾過原液28の固形分の沈積を
防止し、濾過原液28をフィルタドラム11の上方へス
ムーズに供給することができる。
内に余り多くの濾過原液28を供給すると、その濾過原
液28が停滞し、固形分がトップフィード用流出装置3
3内の底部に沈積し、詰まってしまうおそれがある。一
方、トップフィード用流出装置33への濾過原液28の
供給量が少なく、一定速度以上の流速がない場合も、固
形分が沈積し、トップフィード用流出装置33や流出孔
34が詰まってしまうおそれがある。そこで、この実施
例ではトップフィード用流出装置33にオーバフロー配
管38,40を接続し、トップフィード用流出装置33
内の濾過原液28の流量を調節すると同時に、一定流速
を確保するようにしている。これにより、トップフィー
ド用流出装置33内での濾過原液28の固形分の沈積を
防止し、濾過原液28をフィルタドラム11の上方へス
ムーズに供給することができる。
【0081】なお、この実施例の他の作用については、
前記図22に示す連続式真空プリコート濾過装置と同様
である。
前記図22に示す連続式真空プリコート濾過装置と同様
である。
【0082】次に、図6は本発明の他の実施例を示す一
部縦断側面図である。
部縦断側面図である。
【0083】この図6に示す実施例では、原液貯留タン
クに代えて、凝集タンク52が設置されている。この凝
集タンク52には、処理原液供給ポンプ54を有する原
液供給配管53と、凝集剤定量供給フィーダ55とが接
続されている。また、凝集タンク52の内部には、邪魔
板56と、モータ58を備えた攪拌機57とが設けられ
ている。さらに、凝集タンク52には濾過原液供給装置
36が接続されている。
クに代えて、凝集タンク52が設置されている。この凝
集タンク52には、処理原液供給ポンプ54を有する原
液供給配管53と、凝集剤定量供給フィーダ55とが接
続されている。また、凝集タンク52の内部には、邪魔
板56と、モータ58を備えた攪拌機57とが設けられ
ている。さらに、凝集タンク52には濾過原液供給装置
36が接続されている。
【0084】前記原液供給配管53と処理原液供給ポン
プ54とにより、凝集タンク52に濾過原液を供給する
ようになっている。
プ54とにより、凝集タンク52に濾過原液を供給する
ようになっている。
【0085】前記凝集剤定量供給フィーダ55は、濾過
原液の濾過特性を改善するために好適な凝集剤を一定
量、凝集タンク52に供給するようになっている。
原液の濾過特性を改善するために好適な凝集剤を一定
量、凝集タンク52に供給するようになっている。
【0086】前記邪魔板56は、凝集タンク52の内周
面に、等間隔をおいて設けられている。
面に、等間隔をおいて設けられている。
【0087】前記攪拌機57は、前記濾過原液と凝集剤
とを攪拌し、邪魔板56と協働して掻き混ぜ、凝集処理
された濾過原液28′を調製するようになっている。
とを攪拌し、邪魔板56と協働して掻き混ぜ、凝集処理
された濾過原液28′を調製するようになっている。
【0088】本発明のこの実施例では、凝集タンク52
内に原液供給配管53および処理原液供給ポンプ54に
より濾過原液28を注入する。一方、凝集剤定量供給フ
ィーダ55により、所定量の凝集剤を粉体のまま添加す
る。ついで、モータ58を駆動させ、攪拌機57により
攪拌する。このとき、邪魔板56と攪拌機57の相乗作
用により、濾過原液28と凝集剤とが攪拌され、凝集剤
の凝集効果により濾過原液28の粒子同士がくっつき、
フロックが形成される。
内に原液供給配管53および処理原液供給ポンプ54に
より濾過原液28を注入する。一方、凝集剤定量供給フ
ィーダ55により、所定量の凝集剤を粉体のまま添加す
る。ついで、モータ58を駆動させ、攪拌機57により
攪拌する。このとき、邪魔板56と攪拌機57の相乗作
用により、濾過原液28と凝集剤とが攪拌され、凝集剤
の凝集効果により濾過原液28の粒子同士がくっつき、
フロックが形成される。
【0089】このように凝集処理された濾過原液28′
を凝集タンク52から供給ポンプ41により汲み上げ、
図1〜図5に示す実施例と同様、濾過原液供給装置36
を通じてトップフィード用流出装置33に供給し、濾過
原液を流し込む手段である流出孔34の列を通じてフィ
ルタドラム11の上方から流し込み、固液に分離処理す
る。
を凝集タンク52から供給ポンプ41により汲み上げ、
図1〜図5に示す実施例と同様、濾過原液供給装置36
を通じてトップフィード用流出装置33に供給し、濾過
原液を流し込む手段である流出孔34の列を通じてフィ
ルタドラム11の上方から流し込み、固液に分離処理す
る。
【0090】一般に、濾過原液等の懸濁液に凝集剤を添
加し、粒子同士を凝集させ、フロックを形成して濾過処
理すれば処理能率が上昇する。しかし、従来の連続式真
空プリコート濾過方式では、濾過原液28に凝集剤の水
溶液を添加,攪拌し、懸濁液を凝集させた後にフィルタ
タンク10に供給し、濾過原液28内に浸漬されたフィ
ルタドラム11の部分で吸い上げて濾過処理するように
しているため、フロックを大きくするとそのフロックを
吸い上げることができない。
加し、粒子同士を凝集させ、フロックを形成して濾過処
理すれば処理能率が上昇する。しかし、従来の連続式真
空プリコート濾過方式では、濾過原液28に凝集剤の水
溶液を添加,攪拌し、懸濁液を凝集させた後にフィルタ
タンク10に供給し、濾過原液28内に浸漬されたフィ
ルタドラム11の部分で吸い上げて濾過処理するように
しているため、フロックを大きくするとそのフロックを
吸い上げることができない。
【0091】これに対して、この実施例では濾過原液2
8に凝集剤を例えば粉体のままで投入し、攪拌するよう
にしているので、高濃度で凝集剤を添加することができ
る。本発明ではトップフィード方式を採用しているた
め、これによってフロックを大きくしても効率良く濾過
処理することができるし、また低濃度では凝集しにくい
懸濁液でも、高濃度で凝集剤を添加することによって効
果的に凝集させることができ、濾過処理することが可能
となる。
8に凝集剤を例えば粉体のままで投入し、攪拌するよう
にしているので、高濃度で凝集剤を添加することができ
る。本発明ではトップフィード方式を採用しているた
め、これによってフロックを大きくしても効率良く濾過
処理することができるし、また低濃度では凝集しにくい
懸濁液でも、高濃度で凝集剤を添加することによって効
果的に凝集させることができ、濾過処理することが可能
となる。
【0092】また、凝集剤の添加方法として、濾過原液
供給配管37の途中に注入する方法も用いることができ
る。
供給配管37の途中に注入する方法も用いることができ
る。
【0093】ついで、図7は本発明の別の実施例を示す
一部縦断側面図である。
一部縦断側面図である。
【0094】この図7に示す実施例では、原液貯留タン
ク3のほかに、助剤調整タンク59が設置されている。
この助剤調整タンク59には、助剤供給フィーダ60
と、バルブ62を有する水供給配管61と、助剤入り懸
濁液供給配管66とが接続されている。また、助剤調整
タンク59の内部にはモータ64を有する攪拌機63が
設けられている。
ク3のほかに、助剤調整タンク59が設置されている。
この助剤調整タンク59には、助剤供給フィーダ60
と、バルブ62を有する水供給配管61と、助剤入り懸
濁液供給配管66とが接続されている。また、助剤調整
タンク59の内部にはモータ64を有する攪拌機63が
設けられている。
【0095】前記助剤供給フィーダ60は、助剤調整タ
ンク59内に、プリコート用の助剤を供給するようにな
っている。助剤として使用されているものには、前記珪
藻土のほかに、例えばパーライト,セルロース繊維,炭
素粉末,木粉がある。
ンク59内に、プリコート用の助剤を供給するようにな
っている。助剤として使用されているものには、前記珪
藻土のほかに、例えばパーライト,セルロース繊維,炭
素粉末,木粉がある。
【0096】前記水供給配管61は、助剤調整タンク5
9内に、助剤入り懸濁液を調製するための水を供給する
ようになっている。
9内に、助剤入り懸濁液を調製するための水を供給する
ようになっている。
【0097】前記攪拌機63は、助剤調整タンク59内
に供給された助剤と水とを攪拌し、混合させてプリコー
ト形成用の助剤入り懸濁液65を調製する。
に供給された助剤と水とを攪拌し、混合させてプリコー
ト形成用の助剤入り懸濁液65を調製する。
【0098】前記助剤懸濁液供給配管66は、濾過原液
供給装置36における濾過原液供給配管37の途中に接
続されている。前記濾過原液供給配管37にはバルブ6
7が設けられ、助剤懸濁液供給配管66にはバルブ68
が設けられている。これらのバルブ67,68は、濾過
原液28の供給時にはバルブ67が開,バルブ68が閉
に操作され、助剤懸濁液65の供給時にはバルブ68が
開,バルブ67が閉に操作される。なお、この実施例で
は前記濾過原液供給装置36に設けられた供給ポンプ4
1を、濾過原液28の供給と助剤懸濁液65の供給とに
共通に使用するようにしている。
供給装置36における濾過原液供給配管37の途中に接
続されている。前記濾過原液供給配管37にはバルブ6
7が設けられ、助剤懸濁液供給配管66にはバルブ68
が設けられている。これらのバルブ67,68は、濾過
原液28の供給時にはバルブ67が開,バルブ68が閉
に操作され、助剤懸濁液65の供給時にはバルブ68が
開,バルブ67が閉に操作される。なお、この実施例で
は前記濾過原液供給装置36に設けられた供給ポンプ4
1を、濾過原液28の供給と助剤懸濁液65の供給とに
共通に使用するようにしている。
【0099】この図7に示す実施例では、フィルタドラ
ム11の最外周面にプリコート層17を形成する場合に
は、助剤調整タンク59に助剤供給フィーダ60からは
プリコート形成用の助剤を供給し、水供給配管61から
は水を供給する。ついで、攪拌機63により前記助剤と
水とを攪拌し、助剤懸濁液65を調製する。そして、濾
過原液供給装置36の濾過原液供給配管37の上流側の
バルブ67を閉め、他のバルブ42〜45のうちの少な
くともバルブ42,44,45を開け、助剤懸濁液供給
配管66のバルブ68を開け、供給ポンプ41を運転
し、前記助剤調整タンク59から助剤懸濁液65を汲み
上げ、トップフィード用流出装置33に送入すると同時
に、濾過原液供給装置36の分岐配管39を通じてフィ
ルタタンク10にも送入する。
ム11の最外周面にプリコート層17を形成する場合に
は、助剤調整タンク59に助剤供給フィーダ60からは
プリコート形成用の助剤を供給し、水供給配管61から
は水を供給する。ついで、攪拌機63により前記助剤と
水とを攪拌し、助剤懸濁液65を調製する。そして、濾
過原液供給装置36の濾過原液供給配管37の上流側の
バルブ67を閉め、他のバルブ42〜45のうちの少な
くともバルブ42,44,45を開け、助剤懸濁液供給
配管66のバルブ68を開け、供給ポンプ41を運転
し、前記助剤調整タンク59から助剤懸濁液65を汲み
上げ、トップフィード用流出装置33に送入すると同時
に、濾過原液供給装置36の分岐配管39を通じてフィ
ルタタンク10にも送入する。
【0100】そして、フィルタドラム11をゆっくり回
転させ、フィルタドラム11の上方からトップフィード
用流出装置33の多数の流出孔34を通じて助剤懸濁液
65を流し込み、フィルタドラム11の濾布(図25参
照)上で助剤を捕捉し、水をフィルタドラム11のドラ
ム本体12の内部に吸引して脱水し、助剤によりプリコ
ート層17を形成する。
転させ、フィルタドラム11の上方からトップフィード
用流出装置33の多数の流出孔34を通じて助剤懸濁液
65を流し込み、フィルタドラム11の濾布(図25参
照)上で助剤を捕捉し、水をフィルタドラム11のドラ
ム本体12の内部に吸引して脱水し、助剤によりプリコ
ート層17を形成する。
【0101】ついで、フィルタドラム11に形成された
プリコート層17を十分脱水させた後、フィルタタンク
10内の助剤懸濁液65中に送り込み、ここでも助剤を
捕捉しつつ水を吸引して脱水し、助剤によりプリコート
層17を形成する。
プリコート層17を十分脱水させた後、フィルタタンク
10内の助剤懸濁液65中に送り込み、ここでも助剤を
捕捉しつつ水を吸引して脱水し、助剤によりプリコート
層17を形成する。
【0102】これにより、前述のトップフィード方式に
よる濾過吸着処理と同じ原理で、フィルタドラム11の
濾布15の外周面に、プリコート層17を能率良く形成
することができる。
よる濾過吸着処理と同じ原理で、フィルタドラム11の
濾布15の外周面に、プリコート層17を能率良く形成
することができる。
【0103】この実施例において、プリコート層17の
形成後、濾過原液28を濾過処理する場合には、助剤懸
濁液供給配管66のバルブ68を閉じ、濾過原液供給配
管37の上流側のバルブ67を開け、あとは前記図1〜
図5に示す実施例の場合と同様に運転することにより、
所期の濾過処理を行うことができる。
形成後、濾過原液28を濾過処理する場合には、助剤懸
濁液供給配管66のバルブ68を閉じ、濾過原液供給配
管37の上流側のバルブ67を開け、あとは前記図1〜
図5に示す実施例の場合と同様に運転することにより、
所期の濾過処理を行うことができる。
【0104】次に、図8〜図21は本発明装置における
トップフィード用流出装置とフィルタドラムに対する濾
過原液の流し込み手段の色々な実施例を示す図である。
トップフィード用流出装置とフィルタドラムに対する濾
過原液の流し込み手段の色々な実施例を示す図である。
【0105】その図8および図9に示す実施例では、ト
ップフィード用流出装置は円形のパイプ69で形成さ
れ、濾過原液28の流し込み手段は前記パイプ69の斜
め下向きに、しかもパイプ69の軸方向に等間隔をおい
て設けられた逆三角形の多数の流出孔70により形成さ
れている。
ップフィード用流出装置は円形のパイプ69で形成さ
れ、濾過原液28の流し込み手段は前記パイプ69の斜
め下向きに、しかもパイプ69の軸方向に等間隔をおい
て設けられた逆三角形の多数の流出孔70により形成さ
れている。
【0106】また、図10および図11に示す実施例で
は、トップフィード用流出装置は円形のパイプ69で形
成され、濾過原液28の流し込み手段は前記パイプ69
の斜め下向きに、しかもパイプ69の軸方向に等間隔を
おいて設けられた逆三角形の多数の流出孔70と、前記
パイプ69の下部からフィルタドラム11側に伸びる分
散板71とにより形成され、分散板71により濾過原液
28をフィルタドラム11の軸方向に一様に流し込むよ
うにしている。
は、トップフィード用流出装置は円形のパイプ69で形
成され、濾過原液28の流し込み手段は前記パイプ69
の斜め下向きに、しかもパイプ69の軸方向に等間隔を
おいて設けられた逆三角形の多数の流出孔70と、前記
パイプ69の下部からフィルタドラム11側に伸びる分
散板71とにより形成され、分散板71により濾過原液
28をフィルタドラム11の軸方向に一様に流し込むよ
うにしている。
【0107】また、図12および図13に示す実施例で
は、トップフィード用流出装置は円形のパイプ69で形
成され、濾過原液28の流し込み手段は前記パイプ69
の斜め下向きに、しかもパイプ69の軸方向に等間隔を
おいて設けられた逆三角形の多数の流出孔70と、フィ
ルタドラム11側に堰板72′を設けた分散板72とに
より構成され、濾過原液28を堰板72′からオーバフ
ローさせ、フィルタドラム11の軸方向に一様に流し込
むようにしている。
は、トップフィード用流出装置は円形のパイプ69で形
成され、濾過原液28の流し込み手段は前記パイプ69
の斜め下向きに、しかもパイプ69の軸方向に等間隔を
おいて設けられた逆三角形の多数の流出孔70と、フィ
ルタドラム11側に堰板72′を設けた分散板72とに
より構成され、濾過原液28を堰板72′からオーバフ
ローさせ、フィルタドラム11の軸方向に一様に流し込
むようにしている。
【0108】また、図14および図15に示す実施例で
は、トップフィード用流出装置が樋73と、供給管74
と、樋内原液量調整管76とを備えて構成されている。
前記樋73は、断面逆三角形に形成されている。前記供
給管74は、樋73内に水平に伸びており、この樋73
内の部分の下側に、軸方向に等間隔をおいて濾過原液2
8の噴出孔75が設けられており、この噴出孔75から
樋73の逆三角形の底部に向かって濾過原液28を勢い
よく噴射させ、攪拌することにより、濾過原液28の固
形分が沈積しないようにしている。一方、濾過原液28
の流し込み手段は前記樋73のフィルタドラム11側の
側板に、長さ方向に一定のピッチで設けられた多数のノ
ッチ77により形成されており、かかる多数のノッチ7
7からオーバフローさせることにより、濾過原液28を
フィルタドラム11の軸方向に一様に流し込むようにし
ている。
は、トップフィード用流出装置が樋73と、供給管74
と、樋内原液量調整管76とを備えて構成されている。
前記樋73は、断面逆三角形に形成されている。前記供
給管74は、樋73内に水平に伸びており、この樋73
内の部分の下側に、軸方向に等間隔をおいて濾過原液2
8の噴出孔75が設けられており、この噴出孔75から
樋73の逆三角形の底部に向かって濾過原液28を勢い
よく噴射させ、攪拌することにより、濾過原液28の固
形分が沈積しないようにしている。一方、濾過原液28
の流し込み手段は前記樋73のフィルタドラム11側の
側板に、長さ方向に一定のピッチで設けられた多数のノ
ッチ77により形成されており、かかる多数のノッチ7
7からオーバフローさせることにより、濾過原液28を
フィルタドラム11の軸方向に一様に流し込むようにし
ている。
【0109】また、図16および図17に示す実施例で
は、トップフィード用流出装置が前記図14および図1
5に示す実施例の供給管74に代えて、樋73の長さ方
向に等間隔をおいて複数の供給管78が配置されてい
る。各供給管78の出口側端部は、下向きに曲成され、
樋73の下方から底部に向かって濾過原液28を流下さ
せ、樋73内の濾過原液28を攪拌し、固形分が沈積し
ないようにしている。この図16および図17に示す実
施例の他の構成,作用については、前記図14および図
15に示す実施例と同様である。
は、トップフィード用流出装置が前記図14および図1
5に示す実施例の供給管74に代えて、樋73の長さ方
向に等間隔をおいて複数の供給管78が配置されてい
る。各供給管78の出口側端部は、下向きに曲成され、
樋73の下方から底部に向かって濾過原液28を流下さ
せ、樋73内の濾過原液28を攪拌し、固形分が沈積し
ないようにしている。この図16および図17に示す実
施例の他の構成,作用については、前記図14および図
15に示す実施例と同様である。
【0110】また、図18および図19に示す実施例で
は、トップフィード用流出装置が断面逆三角形の樋79
と、供給管81と、樋内原液量調整管82とを有して構
成されている。一方、濾過原液28の流し込み手段は、
前記樋79の底部からフィルタドラム11に向かって設
けられたノズル状の流出スリット80により形成されて
おり、この流出スリット80よりフィルタドラム11の
斜め上方から濾過原液28を、フィルタドラム11の軸
方向に一様に流し込むようにしている。
は、トップフィード用流出装置が断面逆三角形の樋79
と、供給管81と、樋内原液量調整管82とを有して構
成されている。一方、濾過原液28の流し込み手段は、
前記樋79の底部からフィルタドラム11に向かって設
けられたノズル状の流出スリット80により形成されて
おり、この流出スリット80よりフィルタドラム11の
斜め上方から濾過原液28を、フィルタドラム11の軸
方向に一様に流し込むようにしている。
【0111】さらに、図20および図21に示す実施例
では、前記図8および図9に示す多数の流出孔70を有
するトップフィード用流出装置であるパイプ69の外側
に、前記流出孔70に対応する形状のノッチ84を有す
る原液調整用リング83がパイプ69の周りに回動可能
に嵌合されている。そして、原液調整用リング83を一
斉に、または個々に回動させ、流出孔70から流出する
濾過原液28の流量および流出レベルを調整し得るよう
にしている。なお、この図20および図21に示す原液
調整用リング83は、例えば図3および図4に示すトッ
プフィード用流出装置33であるパイプにも適用するこ
とができる。
では、前記図8および図9に示す多数の流出孔70を有
するトップフィード用流出装置であるパイプ69の外側
に、前記流出孔70に対応する形状のノッチ84を有す
る原液調整用リング83がパイプ69の周りに回動可能
に嵌合されている。そして、原液調整用リング83を一
斉に、または個々に回動させ、流出孔70から流出する
濾過原液28の流量および流出レベルを調整し得るよう
にしている。なお、この図20および図21に示す原液
調整用リング83は、例えば図3および図4に示すトッ
プフィード用流出装置33であるパイプにも適用するこ
とができる。
【0112】かかる図20および図21に示す実施例に
よれば、装置全体の濾過特性に合わせて、濾過原液28
の流し込み量を調整することができる。
よれば、装置全体の濾過特性に合わせて、濾過原液28
の流し込み量を調整することができる。
【0113】また、図8〜図21に示す各実施例とも、
位置調整手段(図示せず)を介して、フィルタドラム1
1の外方において、フィルタドラム11と同心円上の軌
跡(図4参照)に沿って、フィルタドラム11に対して
相対的に姿勢を変えずに移動させ、濾過原液28の流し
込み位置を調整し得るように取り付けてもよい。
位置調整手段(図示せず)を介して、フィルタドラム1
1の外方において、フィルタドラム11と同心円上の軌
跡(図4参照)に沿って、フィルタドラム11に対して
相対的に姿勢を変えずに移動させ、濾過原液28の流し
込み位置を調整し得るように取り付けてもよい。
【0114】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1記載の発
明によれば、回転を与えたフィルタドラムの上方より、
濾過原液をフィルタドラムの上面における軸方向にほぼ
一様に連続して流し込むようにしており、フィルタドラ
ムのプリコート層の表面で濾過原液を直接受け止め、固
形分をその沈降方向に濾過吸着し、液分をフィルタドラ
ムの上面から内部に向かって透過して来る方向に真空吸
引し、固液に分離するようにしているので、合理的な方
式により能率良く固液に分離し得る効果を有する外、含
水率の低い脱水ケーキが得られる効果もある。また、本
発明方法ではトップフィード方式としたことにより、従
来技術では吸引できなかった大きなフロックでも濾過吸
着することができる外、フィルタドラムの浸漬率を小さ
くし、場合によっては浸漬率を零にし、通気乾燥期を大
幅に長くすることができ、これにより脱水ケーキ層剥離
後のプリコート層に多量の空気を透過させて脱水乾燥さ
せ、プリコート層の濾過機能を良好に回復させることが
できる結果、濾過原液の処理能率を大幅に改善し得る効
果がある。
明によれば、回転を与えたフィルタドラムの上方より、
濾過原液をフィルタドラムの上面における軸方向にほぼ
一様に連続して流し込むようにしており、フィルタドラ
ムのプリコート層の表面で濾過原液を直接受け止め、固
形分をその沈降方向に濾過吸着し、液分をフィルタドラ
ムの上面から内部に向かって透過して来る方向に真空吸
引し、固液に分離するようにしているので、合理的な方
式により能率良く固液に分離し得る効果を有する外、含
水率の低い脱水ケーキが得られる効果もある。また、本
発明方法ではトップフィード方式としたことにより、従
来技術では吸引できなかった大きなフロックでも濾過吸
着することができる外、フィルタドラムの浸漬率を小さ
くし、場合によっては浸漬率を零にし、通気乾燥期を大
幅に長くすることができ、これにより脱水ケーキ層剥離
後のプリコート層に多量の空気を透過させて脱水乾燥さ
せ、プリコート層の濾過機能を良好に回復させることが
できる結果、濾過原液の処理能率を大幅に改善し得る効
果がある。
【0115】また、本発明の請求項2記載の発明によれ
ば、フィルタドラムの一部をフィルタタンク内の懸濁液
中に浸漬させ、フィルタタンク内の液位を調整可能とし
ており、フィルタタンク内に供給された濾過原液である
懸濁液に浸漬されたフィルタドラムの部分で懸濁液中の
固形分を濾過吸着し、そのケーキを脱水した後、トップ
フィード方式によりフィルタドラムの上方より供給され
た濾過原液の固形分を濾過吸着し、前記フィルタタンク
内で濾過吸着されたケーキの上に、トップフィード方式
により吸着されたケーキを積層し、これら2層のケーキ
を脱水し、脱水ケーキ層剥離工程に送付するようにして
いるので、フィルタドラム内の懸濁液に浸漬されたフィ
ルタドラムの部分による固液分離と、トップフィード方
式による固液分離との都合二つの処理工程で濾過処理す
るようにしていること、トップフィード方式により前述
のごとく合理的に処理できること、トップフィード方式
を併用することにより、フィルタタンク内での濾過吸着
工程を短くし、その分プリコート層の通気乾燥期および
ケーキ脱水工程を長く取ることができることとにより、
濾過原液の処理能率を高め得る効果を有する外、脱水ケ
ーキの含水率を低くすることができるという効果があ
り、しかもフィルタタンク内の液位を調整可能にしてい
るので、フィルタドラムの浸漬率を最適な値に、簡単に
調整し得る効果もある。
ば、フィルタドラムの一部をフィルタタンク内の懸濁液
中に浸漬させ、フィルタタンク内の液位を調整可能とし
ており、フィルタタンク内に供給された濾過原液である
懸濁液に浸漬されたフィルタドラムの部分で懸濁液中の
固形分を濾過吸着し、そのケーキを脱水した後、トップ
フィード方式によりフィルタドラムの上方より供給され
た濾過原液の固形分を濾過吸着し、前記フィルタタンク
内で濾過吸着されたケーキの上に、トップフィード方式
により吸着されたケーキを積層し、これら2層のケーキ
を脱水し、脱水ケーキ層剥離工程に送付するようにして
いるので、フィルタドラム内の懸濁液に浸漬されたフィ
ルタドラムの部分による固液分離と、トップフィード方
式による固液分離との都合二つの処理工程で濾過処理す
るようにしていること、トップフィード方式により前述
のごとく合理的に処理できること、トップフィード方式
を併用することにより、フィルタタンク内での濾過吸着
工程を短くし、その分プリコート層の通気乾燥期および
ケーキ脱水工程を長く取ることができることとにより、
濾過原液の処理能率を高め得る効果を有する外、脱水ケ
ーキの含水率を低くすることができるという効果があ
り、しかもフィルタタンク内の液位を調整可能にしてい
るので、フィルタドラムの浸漬率を最適な値に、簡単に
調整し得る効果もある。
【0116】また、本発明の請求項3記載の発明によれ
ば、濾過原液に所定量の凝集剤を添加し、攪拌混合した
うえでフィルタドラムの上方から流し込み、濾過処理す
るようにしており、濾過原液に凝集剤を例えば粉体のま
ま高濃度で添加し、その凝集剤の凝集効果により濾過原
液中の固形分のフロックを大きくし濾過しやすい性質に
変え、トップフィード方式により、フィルタドラムの上
方から流し込んで濾過処理することができるので、濾過
処理能率を大幅に改善し得る効果があり、凝集剤の低濃
度の添加では凝集しにくい性質の濾過原液でも、凝集剤
を高濃度に添加し、濾過しやすい性質に変え、良好に濾
過処理し得る効果もある。
ば、濾過原液に所定量の凝集剤を添加し、攪拌混合した
うえでフィルタドラムの上方から流し込み、濾過処理す
るようにしており、濾過原液に凝集剤を例えば粉体のま
ま高濃度で添加し、その凝集剤の凝集効果により濾過原
液中の固形分のフロックを大きくし濾過しやすい性質に
変え、トップフィード方式により、フィルタドラムの上
方から流し込んで濾過処理することができるので、濾過
処理能率を大幅に改善し得る効果があり、凝集剤の低濃
度の添加では凝集しにくい性質の濾過原液でも、凝集剤
を高濃度に添加し、濾過しやすい性質に変え、良好に濾
過処理し得る効果もある。
【0117】さらに、本発明の請求項4記載の発明によ
れば、フィルタドラムへのプリコート層の形成時に、濾
過原液に代えて、プリコート形成用助剤の懸濁液をフィ
ルタドラムの上方より流し込みプリコートするようにし
ており、トップフィード方式の濾過原理を利用してプリ
コート層を能率良く形成し得る効果がある。
れば、フィルタドラムへのプリコート層の形成時に、濾
過原液に代えて、プリコート形成用助剤の懸濁液をフィ
ルタドラムの上方より流し込みプリコートするようにし
ており、トップフィード方式の濾過原理を利用してプリ
コート層を能率良く形成し得る効果がある。
【0118】また、本発明の請求項5記載の発明によれ
ば、フィルタドラムの上方にトップフィード用流出装置
を設置し、このトップフィード用流出装置に濾過原液供
給装置を接続するとともに、フィルタドラムの軸方向に
ほぼ一様に濾過原液を流し込む手段を設けており、濾過
原液供給装置からトップフィード用流出装置に濾過原液
を供給し、その濾過原液を流し込む手段を通じてフィル
タドラムの上方より的確に、かつフィルタドラムの上面
における軸方向にほぼ一様に連続して流し込み、能率良
く濾過処理し得る効果がある。
ば、フィルタドラムの上方にトップフィード用流出装置
を設置し、このトップフィード用流出装置に濾過原液供
給装置を接続するとともに、フィルタドラムの軸方向に
ほぼ一様に濾過原液を流し込む手段を設けており、濾過
原液供給装置からトップフィード用流出装置に濾過原液
を供給し、その濾過原液を流し込む手段を通じてフィル
タドラムの上方より的確に、かつフィルタドラムの上面
における軸方向にほぼ一様に連続して流し込み、能率良
く濾過処理し得る効果がある。
【0119】また、本発明の請求項6記載の発明によれ
ば、連続式真空プリコート濾過装置のフィルタドラムの
上方にトップフィード用流出装置を設置するとともに、
濾過原液と凝集剤とを攪拌する機能を有する凝集タンク
を設置し、トップフィード用流出装置と凝集タンクとを
凝集剤入り原液供給配管により接続しており、凝集剤の
添加により大きなフロックを形成しても、トップフィー
ド方式によりその大きなフロックを持った濾過原液をフ
ィルタドラムの上方から流し込んで濾過処理できるの
で、濾過処理能率を大幅に向上させ得る効果を有する
外、凝集剤の低濃度の添加では凝集しにくい濾過原液で
あっても、凝集剤を高濃度で添加し、凝集させて濾過処
理し得る効果がある。
ば、連続式真空プリコート濾過装置のフィルタドラムの
上方にトップフィード用流出装置を設置するとともに、
濾過原液と凝集剤とを攪拌する機能を有する凝集タンク
を設置し、トップフィード用流出装置と凝集タンクとを
凝集剤入り原液供給配管により接続しており、凝集剤の
添加により大きなフロックを形成しても、トップフィー
ド方式によりその大きなフロックを持った濾過原液をフ
ィルタドラムの上方から流し込んで濾過処理できるの
で、濾過処理能率を大幅に向上させ得る効果を有する
外、凝集剤の低濃度の添加では凝集しにくい濾過原液で
あっても、凝集剤を高濃度で添加し、凝集させて濾過処
理し得る効果がある。
【0120】また、本発明の請求項7記載の発明によれ
ば、前記トップフィード用流出装置にオーバフロー管を
設け、このオーバフロー管によりトップフィード用流出
装置内の流量を調節し、トップフィードでの濾過原液供
給量を調節するようにしているので、トップフィード用
流出装置内の濾過原液の一定流速を確保し、トップフィ
ード用流出装置内の濾過原液の固形分の沈積を防止し得
る効果がある。
ば、前記トップフィード用流出装置にオーバフロー管を
設け、このオーバフロー管によりトップフィード用流出
装置内の流量を調節し、トップフィードでの濾過原液供
給量を調節するようにしているので、トップフィード用
流出装置内の濾過原液の一定流速を確保し、トップフィ
ード用流出装置内の濾過原液の固形分の沈積を防止し得
る効果がある。
【0121】また、本発明の請求項8記載の発明によれ
ば、連続式真空プリコート濾過装置のフィルタタンク
に、懸濁液の液位調整手段を設けており、この液位調整
手段によりフィルタタンク内の懸濁液の液位を調整する
ことによって、フィルタタンク内の懸濁液へのフィルタ
ドラムの浸漬率を、装置全体の濾過特性に合わせて適正
にかつ簡単に調整し得る効果がある。
ば、連続式真空プリコート濾過装置のフィルタタンク
に、懸濁液の液位調整手段を設けており、この液位調整
手段によりフィルタタンク内の懸濁液の液位を調整する
ことによって、フィルタタンク内の懸濁液へのフィルタ
ドラムの浸漬率を、装置全体の濾過特性に合わせて適正
にかつ簡単に調整し得る効果がある。
【0122】また、本発明の請求項9記載の発明によれ
ば、トップフィード用流出装置に、フィルタドラムの上
方外周に沿ってトップフィード用流出装置の位置を調整
する位置調整手段を付設しているので、トップフィード
用流出装置をフィルタドラムの上方における外周の最適
位置にセットし、そのトップフィード用流出装置より濾
過原液を流し込んで濾過処理し得る効果がある。
ば、トップフィード用流出装置に、フィルタドラムの上
方外周に沿ってトップフィード用流出装置の位置を調整
する位置調整手段を付設しているので、トップフィード
用流出装置をフィルタドラムの上方における外周の最適
位置にセットし、そのトップフィード用流出装置より濾
過原液を流し込んで濾過処理し得る効果がある。
【0123】さらに、本発明の請求項10記載の発明に
よれば、トップフィード用流出装置に濾過原液供給装置
と、プリコート形成用の助剤供給装置とを接続するとと
もに、濾過原液の供給と助剤の供給とを選択的に切り替
える切り替え手段を設けているので、プリコート層の形
成時に助剤の供給に切り替えることにより、トップフィ
ード方式を利用して、濾過原液の濾過吸着と同じ原理で
プリコート層を能率良く形成し得る効果がある。
よれば、トップフィード用流出装置に濾過原液供給装置
と、プリコート形成用の助剤供給装置とを接続するとと
もに、濾過原液の供給と助剤の供給とを選択的に切り替
える切り替え手段を設けているので、プリコート層の形
成時に助剤の供給に切り替えることにより、トップフィ
ード方式を利用して、濾過原液の濾過吸着と同じ原理で
プリコート層を能率良く形成し得る効果がある。
【0124】そして、本発明の請求項11記載の発明に
よれば、濾過原液を流し込む手段に、濾過原液の流出量
の調整手段を取り付けているので、装置全体の濾過特性
に合わせて、濾過原液の流出量を適正に調整し得る効果
がある。
よれば、濾過原液を流し込む手段に、濾過原液の流出量
の調整手段を取り付けているので、装置全体の濾過特性
に合わせて、濾過原液の流出量を適正に調整し得る効果
がある。
【図1】本発明トップフィード型連続式真空プリコート
濾過方法を実施するための装置の一例を示す縦断側面図
である。
濾過方法を実施するための装置の一例を示す縦断側面図
である。
【図2】図1の縦断正面図である。
【図3】図1に示す実施例におけるトップフィード用流
出装置とフィルタドラムとの関係を示す斜視図である。
出装置とフィルタドラムとの関係を示す斜視図である。
【図4】図3に示すトップフィード用流出装置の縦断正
面図である。
面図である。
【図5】図1のX部分の拡大斜視図である。
【図6】本発明装置の他の実施例を示す一部縦断側面図
である。
である。
【図7】本発明装置の別の実施例を示す一部縦断側面図
である。
である。
【図8】トップフィード用流出装置と濾過原液の流し込
み手段の他の実施例を示す斜視図である。
み手段の他の実施例を示す斜視図である。
【図9】図8の縦断正面図である。
【図10】トップフィード用流出装置と濾過原液の流し
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
【図11】図10の縦断正面図である。
【図12】トップフィード用流出装置と濾過原液の流し
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
【図13】図12の縦断正面図である。
【図14】トップフィード用流出装置と濾過原液の流し
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
【図15】図14の縦断正面図である。
【図16】トップフィード用流出装置と濾過原液の流し
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
【図17】図16の縦断正面図である。
【図18】トップフィード用流出装置と濾過原液の流し
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
【図19】図18の縦断正面図である。
【図20】トップフィード用流出装置と濾過原液の流し
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
込み手段の他の実施例を示す斜視図である。
【図21】図20の縦断正面図である。
【図22】従来の連続式真空プリコート濾過装置を示す
系統図である。
系統図である。
【図23】図22に示す装置のフィルタタンクとフィル
タドラムとその周辺部の構造を示す縦断側面図である。
タドラムとその周辺部の構造を示す縦断側面図である。
【図24】図23の縦断正面図である。
【図25】図23のY部分の拡大図である。
【図26】従来技術の作用説明図である。
【図27】本発明における図1,図2に示す実施例の作
用説明図である。
用説明図である。
3…原液貯留タンク、10…フィルタタンク、11…フ
ィルタドラム、12…ドラム本体、17…プリコート
層、18…濾液管、19…フィルタドラムのシャフト、
20a,20b…シャフトの軸受、21…吸引ボック
ス、22…吸引パイプ、26…アドバンシングナイフ、
28…濾過原液、29…脱水ケーキ層、33…トップフ
ィード用流出装置、34…濾過原液を流し込む手段であ
る流出孔、35…トップフィード用流出装置を位置調整
するときの軌跡、36…濾過原液供給装置、37…濾過
原液供給配管、38,40…濾過原液のオーバフロー配
管、39…同分岐配管、41…同供給ポンプ、42〜4
5…バルブ、46…フィルタタンク内の濾過原液の液位
調整手段であるオーバフロー用堰、A…フィルタドラム
におけるフィルタタンク内の濾過原液に浸漬された部分
による濾過吸着工程、B…ケーキ脱水工程、D…トップ
フィード方式による濾過吸着工程、E…ケーキ脱水工
程、C…通気乾燥期、52…凝集タンク、53…原液供
給配管、54…処理原液供給ポンプ、55…凝集剤定量
供給フィーダ、57…攪拌機、28′…凝集処理された
濾過原液、59…助剤調整タンク、60…助剤供給フィ
ーダ、61…水供給配管、63…攪拌機、65…プリコ
ート形成用の助剤懸濁液、66…助剤懸濁液供給配管、
67,68…バルブ、69…トップフィード用流出装置
を形成しているパイプ、70…濾過原液の流し込み手段
である流出孔、71,72…同分散板、73…トップフ
ィード用流出装置を形成している樋、74…同供給管、
75…濾過原液の噴出孔、76…樋内原液量調整管、7
7…濾過原液の流し込み手段であるノッチ、78…濾過
原液の供給管、79…同じく樋、80…濾過原液の流し
込み手段である流出スリット、81…濾過原液の供給
管、82…樋内原液量調整管、83…原液調整用リン
グ。
ィルタドラム、12…ドラム本体、17…プリコート
層、18…濾液管、19…フィルタドラムのシャフト、
20a,20b…シャフトの軸受、21…吸引ボック
ス、22…吸引パイプ、26…アドバンシングナイフ、
28…濾過原液、29…脱水ケーキ層、33…トップフ
ィード用流出装置、34…濾過原液を流し込む手段であ
る流出孔、35…トップフィード用流出装置を位置調整
するときの軌跡、36…濾過原液供給装置、37…濾過
原液供給配管、38,40…濾過原液のオーバフロー配
管、39…同分岐配管、41…同供給ポンプ、42〜4
5…バルブ、46…フィルタタンク内の濾過原液の液位
調整手段であるオーバフロー用堰、A…フィルタドラム
におけるフィルタタンク内の濾過原液に浸漬された部分
による濾過吸着工程、B…ケーキ脱水工程、D…トップ
フィード方式による濾過吸着工程、E…ケーキ脱水工
程、C…通気乾燥期、52…凝集タンク、53…原液供
給配管、54…処理原液供給ポンプ、55…凝集剤定量
供給フィーダ、57…攪拌機、28′…凝集処理された
濾過原液、59…助剤調整タンク、60…助剤供給フィ
ーダ、61…水供給配管、63…攪拌機、65…プリコ
ート形成用の助剤懸濁液、66…助剤懸濁液供給配管、
67,68…バルブ、69…トップフィード用流出装置
を形成しているパイプ、70…濾過原液の流し込み手段
である流出孔、71,72…同分散板、73…トップフ
ィード用流出装置を形成している樋、74…同供給管、
75…濾過原液の噴出孔、76…樋内原液量調整管、7
7…濾過原液の流し込み手段であるノッチ、78…濾過
原液の供給管、79…同じく樋、80…濾過原液の流し
込み手段である流出スリット、81…濾過原液の供給
管、82…樋内原液量調整管、83…原液調整用リン
グ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 33/44 33/58 24/38 33/70 36/00 37/02 B D E F
Claims (11)
- 【請求項1】 回転を与えたフィルタドラムの上方よ
り、濾過原液をフィルタドラムの上面における軸方向に
ほぼ一様に連続して流し込み、フィルタドラムのプリコ
ート層により固形分と液分とに分離し、固形分をプリコ
ート層上で捕捉し、液分をフィルタドラムの内部に吸引
すると同時に固形分をケーキ状に脱水処理し、その脱水
ケーキ層を前記プリコート層から剥離して取り出すこと
を特徴とするトップフィード型連続式真空プリコート濾
過方法。 - 【請求項2】 前記フィルタドラムの一部をフィルタタ
ンク内の懸濁液中に浸漬させるとともに、フィルタタン
ク内の液位を調整可能としたことを特徴とする請求項1
記載のトップフィード型連続式真空プリコート濾過方
法。 - 【請求項3】 前記濾過原液に所定量の凝集剤を添加
し、攪拌混合したうえで、前記フィルタドラムの上方か
ら流し込み、濾過処理することを特徴とする請求項1記
載のトップフィード型連続式真空プリコート濾過方法。 - 【請求項4】 前記フィルタドラムへのプリコート層の
形成時に、濾過原液に代えて、プリコート形成用助剤の
懸濁液を、フィルタドラムの上方よりフィルタドラムの
軸方向にほぼ一様に流し込みプリコートすることを特徴
とする請求項1記載のトップフィード型連続式真空プリ
コート濾過方法。 - 【請求項5】 連続式真空プリコート濾過装置のフィル
タドラムの上方に、トップフィード用流出装置を設置
し、このトップフィード用流出装置に濾過原液供給装置
を接続するとともに、前記トップフィード用流出装置
に、フィルタドラムの軸方向にほぼ一様に濾過原液を流
し込む手段を設けたことを特徴とするトップフィード型
連続式真空プリコート濾過装置。 - 【請求項6】 連続式真空プリコート濾過装置のフィル
タドラムの上方にトップフィード用流出装置を設置し、
このトップフィード用流出装置にフィルタドラムの軸方
向にほぼ一様に濾過原液を流し込む手段を設け、濾過原
液と凝集剤とを攪拌する機能を有する凝集タンクを設置
し、前記トップフィード用流出装置と凝集タンクとを凝
集剤入り原液供給配管により接続したことを特徴とする
トップフィード型連続式真空プリコート濾過装置。 - 【請求項7】 前記トップフィード用流出装置に、オー
バフロー管を設けたことを特徴とする請求項5記載のト
ップフィード型連続式真空プリコート濾過装置。 - 【請求項8】 連続式真空プリコート濾過装置のフィル
タタンクに、懸濁液の液位を調整する液位調整手段を設
ける一方、フィルタドラムの上方にトップフィード用流
出装置を設置し、このトップフィード用流出装置に濾過
原液供給装置を接続するとともに、前記トップフィード
用流出装置に、フィルタドラムの軸方向にほぼ一様に濾
過原液を流し込む手段を設けたことを特徴とするトップ
フィード型連続式真空プリコート濾過装置。 - 【請求項9】 前記トップフィード用流出装置に、フィ
ルタドラムの上方外周に沿ってトップフィード用流出装
置の位置を調整する位置調整手段を付設したことを特徴
とする請求項5〜8のいずれかに記載のトップフィード
型連続式真空プリコート濾過装置。 - 【請求項10】 前記トップフィード用流出装置に前記
濾過原液供給装置のほかに、プリコート形成用の助剤供
給装置を接続するとともに、濾過原液の供給と助剤の供
給とを選択的に切り替える切り替え手段を設けたことを
特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のトップフィ
ード型連続式真空プリコート濾過装置。 - 【請求項11】 前記濾過原液を流し込む手段に、濾過
原液の流出量の調整手段を取り付けたことを特徴とする
請求項5〜8のいずれかに記載のトップフィード型連続
式真空プリコート濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181176A JPH0838818A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | トップフィード型連続式真空プリコート濾過方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181176A JPH0838818A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | トップフィード型連続式真空プリコート濾過方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0838818A true JPH0838818A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16096218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6181176A Pending JPH0838818A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | トップフィード型連続式真空プリコート濾過方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0838818A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101113900B1 (ko) * | 2009-10-14 | 2012-02-29 | 네오텍스(주) | 로터리 분리장치 |
| JP2012192344A (ja) * | 2011-03-16 | 2012-10-11 | Sintokogio Ltd | 廃水処理設備および廃水処理方法 |
| JP2013208574A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Fujita Corp | 固液分離装置 |
| JP2013208573A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Fujita Corp | 固液分離装置 |
| CN110327687A (zh) * | 2019-06-17 | 2019-10-15 | 吉林鸿展流体科技有限公司 | 一种不间断式过滤系统 |
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1994
- 1994-08-02 JP JP6181176A patent/JPH0838818A/ja active Pending
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