JPH083941A - 透光防音パネル - Google Patents
透光防音パネルInfo
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- JPH083941A JPH083941A JP16269094A JP16269094A JPH083941A JP H083941 A JPH083941 A JP H083941A JP 16269094 A JP16269094 A JP 16269094A JP 16269094 A JP16269094 A JP 16269094A JP H083941 A JPH083941 A JP H083941A
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- Japan
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- frame
- translucent
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- plate
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- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 道路の側部に立設される防音壁用の透光防音
パネルを得る。 【構成】 透光板110及び120の短尺の1辺11
3,123をフレーム400,500に固定し、長尺側
の上縁111,121及び下縁112,122をフレー
ム200,300に差し込む。残る短尺の1辺114,
124を押えフレーム600で挟持する。上縁111,
121及び下縁112,122は、抜止め突起115,
116及び125,126がフレーム本体210,31
0の凹溝211,311内に位置するので、上下のフレ
ーム200,300から抜け出すことがない。 【効果】 2枚一組で透光板110,120をフレーム
200〜600に装着する構造のため、作業性に優れた
サイズの小さな透光板110,120で大きな面積をも
つ彩光窓をもつ透光防音壁が構築される。
パネルを得る。 【構成】 透光板110及び120の短尺の1辺11
3,123をフレーム400,500に固定し、長尺側
の上縁111,121及び下縁112,122をフレー
ム200,300に差し込む。残る短尺の1辺114,
124を押えフレーム600で挟持する。上縁111,
121及び下縁112,122は、抜止め突起115,
116及び125,126がフレーム本体210,31
0の凹溝211,311内に位置するので、上下のフレ
ーム200,300から抜け出すことがない。 【効果】 2枚一組で透光板110,120をフレーム
200〜600に装着する構造のため、作業性に優れた
サイズの小さな透光板110,120で大きな面積をも
つ彩光窓をもつ透光防音壁が構築される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路の側部に立てられ
る透光性の防音壁に使用される透光防音パネル及び構築
された透光防音壁に関する。
る透光性の防音壁に使用される透光防音パネル及び構築
された透光防音壁に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅地域等では、車両の騒音が周囲に放
散することを防止するため、高速道路等の側部に防音壁
が立てられている。最近の防音壁では、運転者及び同乗
車に与える印象を改善するため透光性のパネルが使用さ
れ始めている。透光パネルとしては、ポリカーボネート
等の強化合成樹脂板がある。透光パネルは、金属製のフ
レームで四辺が支持された状態で防音壁の骨格を構成す
る形鋼等の強度部材に組み込まれる。敷設された防音壁
は、気象条件によっては大きな風圧が加わり、撓むこと
がある。撓みによって支持部から離脱すると、車両が走
行している道路側や路傍の住居,構造物,田畑等に透光
パネルが落下する。その結果、自動車,通行人等に極め
て大きな危険を与える。
散することを防止するため、高速道路等の側部に防音壁
が立てられている。最近の防音壁では、運転者及び同乗
車に与える印象を改善するため透光性のパネルが使用さ
れ始めている。透光パネルとしては、ポリカーボネート
等の強化合成樹脂板がある。透光パネルは、金属製のフ
レームで四辺が支持された状態で防音壁の骨格を構成す
る形鋼等の強度部材に組み込まれる。敷設された防音壁
は、気象条件によっては大きな風圧が加わり、撓むこと
がある。撓みによって支持部から離脱すると、車両が走
行している道路側や路傍の住居,構造物,田畑等に透光
パネルが落下する。その結果、自動車,通行人等に極め
て大きな危険を与える。
【0003】透光パネルの落下を防止するためには、大
きな物理的拘束力を透光パネルの四辺に与える支持部が
必要とされていた。しかし、このような支持機構は、一
般的に複雑な構造にならざるを得ず、防音壁のコストを
上昇させることは勿論、複雑で手数のかかる施工作業が
要求される。そこで、簡単な機構によって透光パネルを
固定するため、種々のフレームが従来から提案されてい
る。たとえば、特開昭64−1807号公報では、内側
に凹部を形成した四角形状のフレームを使用し、ボル
ト,ネジ等を使用することなく透光パネルの四辺をフレ
ームの内側凹部に差し込んでいる。また、フレームの断
面形状に工夫を加え、透光パネルのかかる風圧に耐える
構造としている。特開平4−302608号公報では、
透光パネルの1辺を固定し、残りの3辺を挟持したフレ
ームが紹介されている。
きな物理的拘束力を透光パネルの四辺に与える支持部が
必要とされていた。しかし、このような支持機構は、一
般的に複雑な構造にならざるを得ず、防音壁のコストを
上昇させることは勿論、複雑で手数のかかる施工作業が
要求される。そこで、簡単な機構によって透光パネルを
固定するため、種々のフレームが従来から提案されてい
る。たとえば、特開昭64−1807号公報では、内側
に凹部を形成した四角形状のフレームを使用し、ボル
ト,ネジ等を使用することなく透光パネルの四辺をフレ
ームの内側凹部に差し込んでいる。また、フレームの断
面形状に工夫を加え、透光パネルのかかる風圧に耐える
構造としている。特開平4−302608号公報では、
透光パネルの1辺を固定し、残りの3辺を挟持したフレ
ームが紹介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】敷設された透光パネル
には、風圧の他に、機械的な衝撃や温度差に起因する膨
張・収縮等が加わる。風圧は、四辺を挟持した透光パネ
ルである程度耐えることができる。しかし、特開昭64
−1807号公報のように耐風圧を主題とした挟持構造
では、車両の衝突によって破壊した透光板が脱落しやす
い。この点、特開平4−302608号公報のように透
光パネルの1辺を固定した構造では、透光パネルに加え
られた機械的な衝撃が反固定側に逃がされるため、透光
パネルの破壊が防止される。また、外れた透光パネルが
落下することも、固定部によって防止されるため、周辺
に与える危険が少なくなる。しかし、特開平4−302
608号公報では、機械的衝撃による透光パネルの破
損,落下を主題としていることから、透光パネルの上辺
をフレームに固定した吊り下げ構造を採用している。こ
の構造では、湾曲しやすい長辺側が固定されているため
変形に対する柔軟性に欠ける。
には、風圧の他に、機械的な衝撃や温度差に起因する膨
張・収縮等が加わる。風圧は、四辺を挟持した透光パネ
ルである程度耐えることができる。しかし、特開昭64
−1807号公報のように耐風圧を主題とした挟持構造
では、車両の衝突によって破壊した透光板が脱落しやす
い。この点、特開平4−302608号公報のように透
光パネルの1辺を固定した構造では、透光パネルに加え
られた機械的な衝撃が反固定側に逃がされるため、透光
パネルの破壊が防止される。また、外れた透光パネルが
落下することも、固定部によって防止されるため、周辺
に与える危険が少なくなる。しかし、特開平4−302
608号公報では、機械的衝撃による透光パネルの破
損,落下を主題としていることから、透光パネルの上辺
をフレームに固定した吊り下げ構造を採用している。こ
の構造では、湾曲しやすい長辺側が固定されているため
変形に対する柔軟性に欠ける。
【0005】すなわち、透光パネルは、日照時の温度上
昇や夜間,冬期等の温度降下によって膨張・収縮を繰り
返すものであるが、膨張・収縮の影響は、透光パネルの
長辺側ほど大きく現れ易い。このような長辺が固定され
ていると、膨張・収縮に起因した応力が透光パネルの材
質強度を超えたとき、透光パネルにひび割れ,欠け等の
欠陥を発生させる。また、応力によって変質や結晶化が
促進され、透光パネルが失透する原因ともなる。本発明
者等は、このような問題を解消すべく、透光パネルの短
辺側を固定する方式を採用することにより、機械的衝撃
や膨張・収縮に対する抵抗力を高めると共に、簡単な施
工で防音壁が構築される透光防音パネルを特願平5−2
3800号で提案した。この透光防音パネルでは、風圧
や温度変化に起因した膨張・収縮によるパネル本体の変
形がパネル本体の長手方向に沿ったスライドにより吸収
され、パネル本体の合成樹脂を変質又は結晶化させる応
力として残留しない。したがって、長期間にわたってパ
ネル本体の透明度が維持されると共に、耐久性が向上し
た透光防音壁が構築される。本発明は、先願で提案した
透光防音パネルを更に改良するものであり、透光パネル
を2枚一組として枠の一区画に嵌め込む方式を採用する
ことにより、運搬,保管,施工,補修等を容易にするこ
とを目的とする。
昇や夜間,冬期等の温度降下によって膨張・収縮を繰り
返すものであるが、膨張・収縮の影響は、透光パネルの
長辺側ほど大きく現れ易い。このような長辺が固定され
ていると、膨張・収縮に起因した応力が透光パネルの材
質強度を超えたとき、透光パネルにひび割れ,欠け等の
欠陥を発生させる。また、応力によって変質や結晶化が
促進され、透光パネルが失透する原因ともなる。本発明
者等は、このような問題を解消すべく、透光パネルの短
辺側を固定する方式を採用することにより、機械的衝撃
や膨張・収縮に対する抵抗力を高めると共に、簡単な施
工で防音壁が構築される透光防音パネルを特願平5−2
3800号で提案した。この透光防音パネルでは、風圧
や温度変化に起因した膨張・収縮によるパネル本体の変
形がパネル本体の長手方向に沿ったスライドにより吸収
され、パネル本体の合成樹脂を変質又は結晶化させる応
力として残留しない。したがって、長期間にわたってパ
ネル本体の透明度が維持されると共に、耐久性が向上し
た透光防音壁が構築される。本発明は、先願で提案した
透光防音パネルを更に改良するものであり、透光パネル
を2枚一組として枠の一区画に嵌め込む方式を採用する
ことにより、運搬,保管,施工,補修等を容易にするこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の透光防音パネル
は、その目的を達成するため、合成樹脂製の矩形状透光
板を2枚一組として上下及び左右のフレームで透光板の
縁部を挟持又は固定した透光防音パネルであって、各透
光板の短辺側1辺が短辺側フレームに固定され、前記短
辺側1辺を挟む長辺側2辺がそれぞれの長辺側フレーム
に挟持され、該長辺側フレームの中央部に差し渡された
押えフレームで前記短辺側1辺に対向する短辺側1辺が
挟持されている。長辺側フレームは、二つの係止片及び
一つの押え片が一体化された押え部材と、前記係止片が
差し込まれる係止凹部と前記押え片が差し込まれる凹溝
が一体成形されたフレーム本体とを備え、前記凹溝に透
光板の縁部を差し込み、前記係止凹部に前記係止片を係
合させたとき、前記透光板の表面に前記押え片が弾圧さ
れる。フレーム本体は、透光板差し込み部となる狭間隙
が凹溝の奥部に設けられており、前記凹溝から前記透光
板差し込み部に至る内壁の角部にアールがつけられてい
る。
は、その目的を達成するため、合成樹脂製の矩形状透光
板を2枚一組として上下及び左右のフレームで透光板の
縁部を挟持又は固定した透光防音パネルであって、各透
光板の短辺側1辺が短辺側フレームに固定され、前記短
辺側1辺を挟む長辺側2辺がそれぞれの長辺側フレーム
に挟持され、該長辺側フレームの中央部に差し渡された
押えフレームで前記短辺側1辺に対向する短辺側1辺が
挟持されている。長辺側フレームは、二つの係止片及び
一つの押え片が一体化された押え部材と、前記係止片が
差し込まれる係止凹部と前記押え片が差し込まれる凹溝
が一体成形されたフレーム本体とを備え、前記凹溝に透
光板の縁部を差し込み、前記係止凹部に前記係止片を係
合させたとき、前記透光板の表面に前記押え片が弾圧さ
れる。フレーム本体は、透光板差し込み部となる狭間隙
が凹溝の奥部に設けられており、前記凹溝から前記透光
板差し込み部に至る内壁の角部にアールがつけられてい
る。
【0007】短辺側フレームは、コ字型断面で区画され
たワイヤ収容空間部に起立するストッパー片及びワイヤ
収容空間部の側壁から突出した固着片が一体成形された
フレーム本体と、前記固着片に固着される第1起立片,
差し込まれた透光板の縁部に直接接触する第2起立片及
び先端に装着した弾性体を介して透光板に接触する第3
起立片が一体成形されたE型断面をもつ押え部材とを備
えている。ストッパー片は、透光板の縁部に形成された
ストレートなネジ挿通孔を介して起立片のネジ孔にねじ
込まれた固定ネジの先端部を受け止め、前記透光板の表
面から前記固定ネジの頭部を離間させた状態に維持す
る。固定ネジで固定された透光板は、起立片の表面から
離間し、固定ネジでフレーム本体をネジきりする際に発
生する切り粉の収容空間となる隙間を形成する。
たワイヤ収容空間部に起立するストッパー片及びワイヤ
収容空間部の側壁から突出した固着片が一体成形された
フレーム本体と、前記固着片に固着される第1起立片,
差し込まれた透光板の縁部に直接接触する第2起立片及
び先端に装着した弾性体を介して透光板に接触する第3
起立片が一体成形されたE型断面をもつ押え部材とを備
えている。ストッパー片は、透光板の縁部に形成された
ストレートなネジ挿通孔を介して起立片のネジ孔にねじ
込まれた固定ネジの先端部を受け止め、前記透光板の表
面から前記固定ネジの頭部を離間させた状態に維持す
る。固定ネジで固定された透光板は、起立片の表面から
離間し、固定ネジでフレーム本体をネジきりする際に発
生する切り粉の収容空間となる隙間を形成する。
【0008】短辺側フレーム本体の上下両端には、ワイ
ヤ収容空間部の上下開口をふさぐようにワイヤガイドが
固着され、ワイヤガイドに形成したワイヤ挿通孔を通し
てワイヤ収容空間にワイヤが挿通される。押えフレーム
は、長辺側フレームに両端部が固着され、長手方向に沿
って中央部に突条が形成されたフレーム本体と、前記突
条に嵌り合う突起が形成された平板部の幅方向両端が屈
曲した押え部となっている押えフレームとを備え、前記
突条と前記平板部との接触によって一定距離に維持され
た間隙に透光板の縁部が差し込まれ、押え部により遮光
板が押えられている。押えフレームの幅方向両端部に形
成した押え部は、弾性体が装着され、この弾性体を介し
て透光板の縁部表面を押えている。以上のフレーム本
体,押えフレーム及びワイヤガイド等、アルミ材の押出
し成形によってそれぞれ一体物として製造される。
ヤ収容空間部の上下開口をふさぐようにワイヤガイドが
固着され、ワイヤガイドに形成したワイヤ挿通孔を通し
てワイヤ収容空間にワイヤが挿通される。押えフレーム
は、長辺側フレームに両端部が固着され、長手方向に沿
って中央部に突条が形成されたフレーム本体と、前記突
条に嵌り合う突起が形成された平板部の幅方向両端が屈
曲した押え部となっている押えフレームとを備え、前記
突条と前記平板部との接触によって一定距離に維持され
た間隙に透光板の縁部が差し込まれ、押え部により遮光
板が押えられている。押えフレームの幅方向両端部に形
成した押え部は、弾性体が装着され、この弾性体を介し
て透光板の縁部表面を押えている。以上のフレーム本
体,押えフレーム及びワイヤガイド等、アルミ材の押出
し成形によってそれぞれ一体物として製造される。
【0009】フレームで区画された矩形状空間部に透光
板を嵌め込んだパネルは、構築しようとする防音壁の高
さに応じて多段に積み重ねられた透孔防音壁となる。こ
のとき、下段側上フレームの車道側角部に形成された積
載用の肩部に上段側上フレームの車道側角部から突出し
ている積載片を噛み合わせることにより、下段側防音壁
部材に対し上段側防音壁部材が位置合わせされる。ま
た、下段側の上フレームと上段側の下フレームとの接触
面を外側に向かって下降させ、上段側防音壁部材を外側
に付勢する。多段に積載された透光防音壁は、パネル固
定用バネを介して骨格となるH型鋼で支持される。パネ
ル固定用バネをは、上段側下フレームと下段側上フレー
ムとの間に止め部が差し込まれ、H型鋼と前記下段側上
フレームとの間に介装される。また、大気に露出したフ
レームの上面は、ゴミ,ホコリ等が雨水や散水によって
洗い流されるように、外側に向かって下方に傾斜してい
る。
板を嵌め込んだパネルは、構築しようとする防音壁の高
さに応じて多段に積み重ねられた透孔防音壁となる。こ
のとき、下段側上フレームの車道側角部に形成された積
載用の肩部に上段側上フレームの車道側角部から突出し
ている積載片を噛み合わせることにより、下段側防音壁
部材に対し上段側防音壁部材が位置合わせされる。ま
た、下段側の上フレームと上段側の下フレームとの接触
面を外側に向かって下降させ、上段側防音壁部材を外側
に付勢する。多段に積載された透光防音壁は、パネル固
定用バネを介して骨格となるH型鋼で支持される。パネ
ル固定用バネをは、上段側下フレームと下段側上フレー
ムとの間に止め部が差し込まれ、H型鋼と前記下段側上
フレームとの間に介装される。また、大気に露出したフ
レームの上面は、ゴミ,ホコリ等が雨水や散水によって
洗い流されるように、外側に向かって下方に傾斜してい
る。
【0010】本発明に従った透光防音パネルは、たとえ
ば図1に示すように、パネル本体100の上下2辺を上
フレーム200及び下フレーム300で挟持し、左右2
辺を縦フレームである右フレーム400及び左フレーム
500で支持している。パネル本体100は、たとえば
横2m及び縦1mのサイズに成形したポリカーボネート
等の透光板110,120を2枚一組として使用する。
透光板110は、右縁が右フレーム400に固定された
状態で上縁及び下縁が上下フレーム200,300に差
し込まれる。同様に、透光板120は、左縁が左フレー
ム500に固定された状態で上縁及び下縁が上下フレー
ム200,300に差し込まれる。自由端となっている
透光板110の左縁及び透光板120の右縁は、上フレ
ーム200と下フレーム300との間に差し渡された押
えフレーム600の間に差し込まれる。
ば図1に示すように、パネル本体100の上下2辺を上
フレーム200及び下フレーム300で挟持し、左右2
辺を縦フレームである右フレーム400及び左フレーム
500で支持している。パネル本体100は、たとえば
横2m及び縦1mのサイズに成形したポリカーボネート
等の透光板110,120を2枚一組として使用する。
透光板110は、右縁が右フレーム400に固定された
状態で上縁及び下縁が上下フレーム200,300に差
し込まれる。同様に、透光板120は、左縁が左フレー
ム500に固定された状態で上縁及び下縁が上下フレー
ム200,300に差し込まれる。自由端となっている
透光板110の左縁及び透光板120の右縁は、上フレ
ーム200と下フレーム300との間に差し渡された押
えフレーム600の間に差し込まれる。
【0011】透光板110,120を2枚一組として使
用することにより、フレーム(200〜400)の一区
画に取り付けられる透光板として大きなサイズをもつも
のを使用する必要がなくなる。そのため、透光板そのも
のの運搬,保管,施工,補修等が容易になる。この点、
先願で提案したように、フレーム(200〜400)の
一区画に1枚の透光板を装着する方式では、透光板の運
搬や透孔防音パネルの組立てに困難さがある。透光板1
10には、上縁111及び下縁112に沿って複数の抜
止め突起115,115・・及び116,116・・・
が形成されている。右縁113は、平坦な表面になって
おり、右フレーム400に透光板110を固定するため
のストレートなネジ挿通孔117,117・・が形成さ
れている。左縁114は、平坦な表面になっており、押
えフレーム600の間に差し込まれる。他方の透光板1
20にも、上下縁121,122に抜止め突起125,
125・・及び126,126・・が形成され、左縁1
23にネジ挿通孔127,127・・が形成されてい
る。
用することにより、フレーム(200〜400)の一区
画に取り付けられる透光板として大きなサイズをもつも
のを使用する必要がなくなる。そのため、透光板そのも
のの運搬,保管,施工,補修等が容易になる。この点、
先願で提案したように、フレーム(200〜400)の
一区画に1枚の透光板を装着する方式では、透光板の運
搬や透孔防音パネルの組立てに困難さがある。透光板1
10には、上縁111及び下縁112に沿って複数の抜
止め突起115,115・・及び116,116・・・
が形成されている。右縁113は、平坦な表面になって
おり、右フレーム400に透光板110を固定するため
のストレートなネジ挿通孔117,117・・が形成さ
れている。左縁114は、平坦な表面になっており、押
えフレーム600の間に差し込まれる。他方の透光板1
20にも、上下縁121,122に抜止め突起125,
125・・及び126,126・・が形成され、左縁1
23にネジ挿通孔127,127・・が形成されてい
る。
【0012】透光板110を所定位置に保持する各フレ
ーム200〜600は、アルミ押出し形材型材で作られ
ている。透光板110,120の上縁111,121が
差し込まれる上フレーム200は、フレーム本体210
及び押え部材220を備えている。フレーム本体210
は、長手方向に伸びた凹溝211が上縁111,121
に対応する面に形成されており、仕切り壁212によっ
て大空洞部213及び小空洞部214に仕切られた中空
状になっている。この断面形状は、たとえば風圧による
捩りモーメントに耐える剛体強度をフレーム本体210
に与える。凹溝211は、図2に示すように一側が係止
壁215で区画され、係止壁215の反対側に係止凹部
216が設けられている。フレーム本体210の下側角
部に、多段組み用の肩部217が形成されている。な
お、大空洞部213及び小空洞部214には、補強用突
起218,218が適宜長手方向に形成されている。補
強用突起218,218は、先端が二股状になってお
り、その間に補強を兼ねるタップネジ541,542
(図5)が挿入される。
ーム200〜600は、アルミ押出し形材型材で作られ
ている。透光板110,120の上縁111,121が
差し込まれる上フレーム200は、フレーム本体210
及び押え部材220を備えている。フレーム本体210
は、長手方向に伸びた凹溝211が上縁111,121
に対応する面に形成されており、仕切り壁212によっ
て大空洞部213及び小空洞部214に仕切られた中空
状になっている。この断面形状は、たとえば風圧による
捩りモーメントに耐える剛体強度をフレーム本体210
に与える。凹溝211は、図2に示すように一側が係止
壁215で区画され、係止壁215の反対側に係止凹部
216が設けられている。フレーム本体210の下側角
部に、多段組み用の肩部217が形成されている。な
お、大空洞部213及び小空洞部214には、補強用突
起218,218が適宜長手方向に形成されている。補
強用突起218,218は、先端が二股状になってお
り、その間に補強を兼ねるタップネジ541,542
(図5)が挿入される。
【0013】凹溝211で形成される透光板差込み部2
30は、差し込まれる透光板110,120の厚みにほ
ぼ等しい幅をもった狭間隙231が凹溝211の上方に
設けられている。狭間隙231から凹溝211に至る内
壁232には、所定の曲率で湾曲したコーナーアール部
233が形成されている。コーナーアール部233は、
たとえばR=4mm以上の曲率半径をもっており、透光
板110,120を回転させながら差し込む作業を容易
にする上で有効に作用する。凹溝211の上部開口に
は、拘束片234が臨んでいる。拘束片234は、透光
板110,120の上縁111,121を透光板差込み
部230の狭間隙231に差し込んだとき、図2に実線
で示すように抜止め突起115,125より内側の透光
板110,120の表面に当接する。係止凹部216
に、押え部材220が装着される。押え部材220は、
図3に示すように、長尺の平坦基部221に一対の係止
片222,223を起立させている。また、係止片22
2の側方で、押え片224が平坦基部221の長手方向
に延びている。係止片222,223の間隙は、フレー
ム本体210に設けた係止凹部216の幅にほぼ等しく
設定されている。また、押え部材220は、フレーム本
体210の中央部に押えフレーム600がセットされる
ため、上フレーム200のほぼ半分の長さになってい
る。
30は、差し込まれる透光板110,120の厚みにほ
ぼ等しい幅をもった狭間隙231が凹溝211の上方に
設けられている。狭間隙231から凹溝211に至る内
壁232には、所定の曲率で湾曲したコーナーアール部
233が形成されている。コーナーアール部233は、
たとえばR=4mm以上の曲率半径をもっており、透光
板110,120を回転させながら差し込む作業を容易
にする上で有効に作用する。凹溝211の上部開口に
は、拘束片234が臨んでいる。拘束片234は、透光
板110,120の上縁111,121を透光板差込み
部230の狭間隙231に差し込んだとき、図2に実線
で示すように抜止め突起115,125より内側の透光
板110,120の表面に当接する。係止凹部216
に、押え部材220が装着される。押え部材220は、
図3に示すように、長尺の平坦基部221に一対の係止
片222,223を起立させている。また、係止片22
2の側方で、押え片224が平坦基部221の長手方向
に延びている。係止片222,223の間隙は、フレー
ム本体210に設けた係止凹部216の幅にほぼ等しく
設定されている。また、押え部材220は、フレーム本
体210の中央部に押えフレーム600がセットされる
ため、上フレーム200のほぼ半分の長さになってい
る。
【0014】係止片222,223は、図4に示すよう
に。係止凹部216に押し込まれた状態で、係止凹部2
16の内壁に設けた係止突起219,219に噛み合う
先端屈曲部225,225をもっている。係止突起21
9,219と先端屈曲部225,225との噛み合いに
よって、フレーム本体210に対して押え部材220が
抜止めされる。このとき、押え片224は、凹溝211
に臨み、凹溝211に差し込まれている透光板110,
120の上縁111,121部分を弾性的に押圧する。
スプリングとして働く押え片224は、アルミ材の押し
出し成形によって押えフレーム220と一体成形されて
いる。そのため、スプリングを別途用意することがない
ので部品点数の増加を招くことなく、しかも押え部材2
20の装着、ひいては透光板110,120の縁部挟持
も簡単に行われる。
に。係止凹部216に押し込まれた状態で、係止凹部2
16の内壁に設けた係止突起219,219に噛み合う
先端屈曲部225,225をもっている。係止突起21
9,219と先端屈曲部225,225との噛み合いに
よって、フレーム本体210に対して押え部材220が
抜止めされる。このとき、押え片224は、凹溝211
に臨み、凹溝211に差し込まれている透光板110,
120の上縁111,121部分を弾性的に押圧する。
スプリングとして働く押え片224は、アルミ材の押し
出し成形によって押えフレーム220と一体成形されて
いる。そのため、スプリングを別途用意することがない
ので部品点数の増加を招くことなく、しかも押え部材2
20の装着、ひいては透光板110,120の縁部挟持
も簡単に行われる。
【0015】下フレーム300も、上フレーム200と
同様にフレーム本体310及び押え部材320を備えて
いる。フレーム本体310は、透光板110,120の
下縁112,122に対向する面に凹溝311が形成さ
れており、上フレーム200と同様な方式によって下縁
112,122を挟持する。フレーム本体310の下側
角部には、図1及び図4に示すように、多段に積み重ね
たとき上フレーム200の肩部217に嵌り合う積載片
317が下方向に突出している。左フレーム500は、
図1に示すようにフレーム本体510に押え部材520
を取り付ける構造をもっている。左フレーム500のフ
レーム本体510は、図5に示すようにほぼコ字型断面
で区画されたワイヤ収容空間部511を長手方向に延ば
している。コ字型断面の起立片512からは、コ字型断
面の底辺513と平行に固着片514が延びている。起
立片512と底辺513との角部には、底辺513から
若干延長した突出部515が設けられている。コ字型断
面の内部では、ストッパー片516が底辺513から起
立している。
同様にフレーム本体310及び押え部材320を備えて
いる。フレーム本体310は、透光板110,120の
下縁112,122に対向する面に凹溝311が形成さ
れており、上フレーム200と同様な方式によって下縁
112,122を挟持する。フレーム本体310の下側
角部には、図1及び図4に示すように、多段に積み重ね
たとき上フレーム200の肩部217に嵌り合う積載片
317が下方向に突出している。左フレーム500は、
図1に示すようにフレーム本体510に押え部材520
を取り付ける構造をもっている。左フレーム500のフ
レーム本体510は、図5に示すようにほぼコ字型断面
で区画されたワイヤ収容空間部511を長手方向に延ば
している。コ字型断面の起立片512からは、コ字型断
面の底辺513と平行に固着片514が延びている。起
立片512と底辺513との角部には、底辺513から
若干延長した突出部515が設けられている。コ字型断
面の内部では、ストッパー片516が底辺513から起
立している。
【0016】押え部材520は、底辺521から3個の
起立片522〜524が同一方向に起立したE型断面を
もっている。一方の端部にある第1起立片522は、最
も長く、フレーム本体510の固着片514に固定され
る。他方の端部にある第3起立片524は、最も短く、
その先端部に透光板押え用の弾性体525を装着してい
る。中間部の第2起立片523は、差し込まれた透光板
110,120の左側表面に直接接触するように、第1
起立片522と第3起立片524の中間の長さになって
いる。第2起立片522の長手方向に沿って、複数のネ
ジ挿通孔531,531・・が形成されている。ネジ挿
通孔531,531・・は、フレーム本体510の固着
片514に押え部材520の第1起立片522を重ね合
わせた状態で、固着片514に形成したネジ孔532に
一致する。このとき、固着片514に対する第1起立片
522の位置決めを行うため、起立片512は、固着片
514の起立部から若干延長した位置決め突起517を
備えている。
起立片522〜524が同一方向に起立したE型断面を
もっている。一方の端部にある第1起立片522は、最
も長く、フレーム本体510の固着片514に固定され
る。他方の端部にある第3起立片524は、最も短く、
その先端部に透光板押え用の弾性体525を装着してい
る。中間部の第2起立片523は、差し込まれた透光板
110,120の左側表面に直接接触するように、第1
起立片522と第3起立片524の中間の長さになって
いる。第2起立片522の長手方向に沿って、複数のネ
ジ挿通孔531,531・・が形成されている。ネジ挿
通孔531,531・・は、フレーム本体510の固着
片514に押え部材520の第1起立片522を重ね合
わせた状態で、固着片514に形成したネジ孔532に
一致する。このとき、固着片514に対する第1起立片
522の位置決めを行うため、起立片512は、固着片
514の起立部から若干延長した位置決め突起517を
備えている。
【0017】第1起立片522〜第3起立片524の上
下両端近傍には、タップネジ541,541が差し通さ
れるネジ挿通孔533,533が形成されている。フレ
ーム本体510側では、ネジ挿通孔533,533に対
応する切欠き534,534が固着片514の上下両端
近傍に形成されている。フレーム本体510の上下両端
には、ワイヤ収容空間部511を閉じるようにL型のワ
イヤガイド550,550が固着される。ワイヤガイド
550は、複数の透光板110,120を相互に連結す
るためのワイヤ720(図4参照)を挿通させるワイヤ
挿通孔551を底辺552に備えている。底辺552に
直交する起立片553には、ワイヤガイド550をフレ
ーム本体510の底辺513に固着するためのネジ挿通
孔554が形成されている。また、フレーム本体510
を介して上下フレーム200,300に連結するタップ
ネジ542,542・・を挿通するネジ挿通孔555が
形成されている。
下両端近傍には、タップネジ541,541が差し通さ
れるネジ挿通孔533,533が形成されている。フレ
ーム本体510側では、ネジ挿通孔533,533に対
応する切欠き534,534が固着片514の上下両端
近傍に形成されている。フレーム本体510の上下両端
には、ワイヤ収容空間部511を閉じるようにL型のワ
イヤガイド550,550が固着される。ワイヤガイド
550は、複数の透光板110,120を相互に連結す
るためのワイヤ720(図4参照)を挿通させるワイヤ
挿通孔551を底辺552に備えている。底辺552に
直交する起立片553には、ワイヤガイド550をフレ
ーム本体510の底辺513に固着するためのネジ挿通
孔554が形成されている。また、フレーム本体510
を介して上下フレーム200,300に連結するタップ
ネジ542,542・・を挿通するネジ挿通孔555が
形成されている。
【0018】ワイヤガイド550は、ネジ挿通孔55
4,554に挿通させた固着ネジ543,543をフレ
ーム本体510側のネジ孔535,535にねじ込むこ
とにより、フレーム本体510に固着される。タップネ
ジ542,542・・は、ワイヤガイド550のネジ挿
通孔555及びフレーム本体510のネジ挿通孔53
6,536・・を介して、上下フレーム200,300
のフレーム本体210,310に設けた補強用突起21
8,318に差し込まれる。ワイヤガイド550を介し
てワイヤ収容空間部511にワイヤ720を差し渡すと
き、従来使用されていたワイヤ挿通用のパイプが不要と
なり、ワイヤ720の挿通も容易になる。しかも、ワイ
ヤ収容空間部511は、アルミ材の押し出し成形によっ
て製造されたフレーム本体510の内側に設けられるた
め、ワイヤ720の挿通に便利な所定のサイズとなって
いる。
4,554に挿通させた固着ネジ543,543をフレ
ーム本体510側のネジ孔535,535にねじ込むこ
とにより、フレーム本体510に固着される。タップネ
ジ542,542・・は、ワイヤガイド550のネジ挿
通孔555及びフレーム本体510のネジ挿通孔53
6,536・・を介して、上下フレーム200,300
のフレーム本体210,310に設けた補強用突起21
8,318に差し込まれる。ワイヤガイド550を介し
てワイヤ収容空間部511にワイヤ720を差し渡すと
き、従来使用されていたワイヤ挿通用のパイプが不要と
なり、ワイヤ720の挿通も容易になる。しかも、ワイ
ヤ収容空間部511は、アルミ材の押し出し成形によっ
て製造されたフレーム本体510の内側に設けられるた
め、ワイヤ720の挿通に便利な所定のサイズとなって
いる。
【0019】押え部材520は、ネジ挿通孔531,5
31・・に挿通された固着ネジ544,544・・をフ
レーム本体510の固着片514に設けたネジ孔53
2,532・・にねじ込むことによりフレーム本体51
0に固着される。タップネジ541,541は、ネジ挿
通孔533及び切欠き534を介して上下フレーム20
0,300のフレーム本体210,310に設けた補強
用突起218,318に差し込まれる。右フレーム40
0も、左フレームと同様にフレーム本体410に押え部
材420に取り付ける構造になっており、押え部材42
0に弾性体425が装着されている。押えフレーム60
0は、フレーム本体610に押え部材620を組み合せ
た構造をもっている。フレーム本体610は、図6に示
すように、中央片611の両端に起立片612,613
が起立したほぼコ字型断面をもっている。中央片611
の中央部には、突条614がフレーム本体610の長手
方向に延びている。起立片612,613の上下両端近
傍には、ネジ挿通孔615,615が形成されている。
31・・に挿通された固着ネジ544,544・・をフ
レーム本体510の固着片514に設けたネジ孔53
2,532・・にねじ込むことによりフレーム本体51
0に固着される。タップネジ541,541は、ネジ挿
通孔533及び切欠き534を介して上下フレーム20
0,300のフレーム本体210,310に設けた補強
用突起218,318に差し込まれる。右フレーム40
0も、左フレームと同様にフレーム本体410に押え部
材420に取り付ける構造になっており、押え部材42
0に弾性体425が装着されている。押えフレーム60
0は、フレーム本体610に押え部材620を組み合せ
た構造をもっている。フレーム本体610は、図6に示
すように、中央片611の両端に起立片612,613
が起立したほぼコ字型断面をもっている。中央片611
の中央部には、突条614がフレーム本体610の長手
方向に延びている。起立片612,613の上下両端近
傍には、ネジ挿通孔615,615が形成されている。
【0020】押え部材620は、平板部621の両端が
若干屈曲した押え部622,623を備えている。平板
部621の中央には、フレーム本体610の突条614
に嵌り合う一対の突起624,624が形成されてい
る。突起624と624との間の位置で、所定間隙で複
数のネジ挿通孔625,625・・が平板部621に形
成されている。ネジ挿通孔625,625・・は、フレ
ーム本体610の突条614に設けたネジ孔616,6
16・・に対応する。フレーム本体610のコ字型断面
内部に、上下両端から取付け金具630,640が差し
込まれる。下側取付け金具640は、矩形上の内部空間
をもち、固着ネジ641,641を挿通するネジ受け突
起642が形成されている。また、取付け金具640の
側面には、フレーム本体610のネジ挿通孔615を介
して差し込まれた固着ネジ644がねじ込まれるネジ孔
645が形成されている。
若干屈曲した押え部622,623を備えている。平板
部621の中央には、フレーム本体610の突条614
に嵌り合う一対の突起624,624が形成されてい
る。突起624と624との間の位置で、所定間隙で複
数のネジ挿通孔625,625・・が平板部621に形
成されている。ネジ挿通孔625,625・・は、フレ
ーム本体610の突条614に設けたネジ孔616,6
16・・に対応する。フレーム本体610のコ字型断面
内部に、上下両端から取付け金具630,640が差し
込まれる。下側取付け金具640は、矩形上の内部空間
をもち、固着ネジ641,641を挿通するネジ受け突
起642が形成されている。また、取付け金具640の
側面には、フレーム本体610のネジ挿通孔615を介
して差し込まれた固着ネジ644がねじ込まれるネジ孔
645が形成されている。
【0021】下側取付け金具640は、ネジ受け突起6
42を介して挿通した固着ネジ641を係止凹部216
の背後にある補強用突起218にねじ込むことにより、
下フレーム300に固着される。上側取付け金具630
も、同様に上フレーム200の係止凹部216の背後に
ある補強用突起218に固着ネジ(図示せず)で取り付
けられる。次いで、フレーム200〜600で区画され
た空間部に透光板110,120を装着する作業を説明
する。なお、本発明に従った透光防音パネルは、工場段
階で組み立てられ、その状態で施工現場まで運搬され
る。施工現場では、防音壁の骨格となるH型鋼700の
間に差し込まれて据え付けられる。
42を介して挿通した固着ネジ641を係止凹部216
の背後にある補強用突起218にねじ込むことにより、
下フレーム300に固着される。上側取付け金具630
も、同様に上フレーム200の係止凹部216の背後に
ある補強用突起218に固着ネジ(図示せず)で取り付
けられる。次いで、フレーム200〜600で区画され
た空間部に透光板110,120を装着する作業を説明
する。なお、本発明に従った透光防音パネルは、工場段
階で組み立てられ、その状態で施工現場まで運搬され
る。施工現場では、防音壁の骨格となるH型鋼700の
間に差し込まれて据え付けられる。
【0022】透光板110を図2に一点鎖線で示すよう
に傾斜させ、上縁111を凹溝211から狭間隙231
に差し込む。次いで、実線で示すように透光板110を
垂直に回転・起立させると、拘束片234より上方に抜
止め突起115が位置する。この状態で係止凹部216
に押え部材220の係止片222,223を叩き込み、
係止片222,223と係止突起219,219を噛み
合わせる。これによって、押え部材220が抜止めされ
ると共に、図4に示すように押え片224が透光板11
0の表面に弾撥的に押し付けられる。したがって、透光
板110は、上縁111が狭間隙231に保持され、押
え片224の弾性力で拘束片234側に押し付けられ
る。そのため、拘束片234が抜止め突起115に噛み
合い、上縁111が透光板差込み部230から抜け落ち
ることが防止される。
に傾斜させ、上縁111を凹溝211から狭間隙231
に差し込む。次いで、実線で示すように透光板110を
垂直に回転・起立させると、拘束片234より上方に抜
止め突起115が位置する。この状態で係止凹部216
に押え部材220の係止片222,223を叩き込み、
係止片222,223と係止突起219,219を噛み
合わせる。これによって、押え部材220が抜止めされ
ると共に、図4に示すように押え片224が透光板11
0の表面に弾撥的に押し付けられる。したがって、透光
板110は、上縁111が狭間隙231に保持され、押
え片224の弾性力で拘束片234側に押し付けられ
る。そのため、拘束片234が抜止め突起115に噛み
合い、上縁111が透光板差込み部230から抜け落ち
ることが防止される。
【0023】この方式では、透光板110を水平方向に
スライドさせる必要がなく、回転によって透光板110
の上縁111を差し込むことができる。そのため、差込
み作業が非常に容易になる。また、コーナーアール部2
33によって傾斜した透光板110がスムーズに回転
し、上縁111が狭間隙231に嵌り込む。透光板11
0,120の下縁112,122は、同様に下フレーム
300に差し込まれる。透光板120の左縁123は、
図7に示すように、フレーム本体510と押え部材52
0との間に形成された空間部に差し込まれ、固定ネジ1
28で左フレーム500に固定される。固定ネジ128
は、フレーム本体510のネジ孔532をネジ切りしな
がら、起立片512にねじ込まれる。固定ネジ128の
ねじ込み量は、先端がストッパー片516に当接するこ
とにより規制される。そのため、固定ネジ128の頭が
透光板120の表面に接触することなく、固定ネジ12
8のねじ込みによる透光板120の破損が防止される。
スライドさせる必要がなく、回転によって透光板110
の上縁111を差し込むことができる。そのため、差込
み作業が非常に容易になる。また、コーナーアール部2
33によって傾斜した透光板110がスムーズに回転
し、上縁111が狭間隙231に嵌り込む。透光板11
0,120の下縁112,122は、同様に下フレーム
300に差し込まれる。透光板120の左縁123は、
図7に示すように、フレーム本体510と押え部材52
0との間に形成された空間部に差し込まれ、固定ネジ1
28で左フレーム500に固定される。固定ネジ128
は、フレーム本体510のネジ孔532をネジ切りしな
がら、起立片512にねじ込まれる。固定ネジ128の
ねじ込み量は、先端がストッパー片516に当接するこ
とにより規制される。そのため、固定ネジ128の頭が
透光板120の表面に接触することなく、固定ネジ12
8のねじ込みによる透光板120の破損が防止される。
【0024】透光板120の反対面も、フレーム本体5
10の突出部515が当接するため、若干の空隙をもっ
て起立片512から離間する。この間隙は、固定ネジ1
28で起立片512がネジ切りされたときに生じる切り
粉の逃がし場として働く。この状態で、第2起立片52
3及び第3起立片524に装着した弾性体525が透光
板120の表面に接触するように、押え部材520をセ
ットし、ネジで上下フレーム200,300及び左右フ
レーム400,500に固着する。透光板120の左縁
123近傍に設けたネジ挿通孔127は、固定ネジ12
8がねじ込まれるものではなく、固定ネジ128を差し
通すためのストレートな貫通孔である。そのため、透光
板120をネジ切り加工する必要がなく、固定部を簡単
に形成することができる。ネジ挿通孔127と固定ネジ
128との間の間隙は、予め合成樹脂塗料を比較的厚く
塗ったネジを使用し、その合成樹脂塗料で埋めることが
できる。或いは、接着剤を塗布したネジを固定ネジ12
8として使用し、接着剤によって間隙を充填しても良
い。
10の突出部515が当接するため、若干の空隙をもっ
て起立片512から離間する。この間隙は、固定ネジ1
28で起立片512がネジ切りされたときに生じる切り
粉の逃がし場として働く。この状態で、第2起立片52
3及び第3起立片524に装着した弾性体525が透光
板120の表面に接触するように、押え部材520をセ
ットし、ネジで上下フレーム200,300及び左右フ
レーム400,500に固着する。透光板120の左縁
123近傍に設けたネジ挿通孔127は、固定ネジ12
8がねじ込まれるものではなく、固定ネジ128を差し
通すためのストレートな貫通孔である。そのため、透光
板120をネジ切り加工する必要がなく、固定部を簡単
に形成することができる。ネジ挿通孔127と固定ネジ
128との間の間隙は、予め合成樹脂塗料を比較的厚く
塗ったネジを使用し、その合成樹脂塗料で埋めることが
できる。或いは、接着剤を塗布したネジを固定ネジ12
8として使用し、接着剤によって間隙を充填しても良
い。
【0025】透光板120を挟んだ左フレーム500
は、H形鋼700のフランジ701と702との間に配
置される。フランジ702と左フレーム500のフレー
ム本体510との間に、緩衝材として働くパネル固定用
バネ710が介装される。他方の透光板110も、同様
な方式で右フレーム400のフレーム本体410と押え
部材420との間に挟持される。このようにして、透光
板120は、左縁123が左フレーム500に固定さ
れ、上縁121及び下縁122がそれぞれ上フレーム2
00及び下フレーム300に差し込まれる。残る右縁1
24は、図8に示すように、押えフレーム600のフレ
ーム本体610と押え部材620との間に維持される。
このとき、押え部材620の両端にある押え部622,
623に弾性体626,627を装着し、弾性体62
6,627で透光板110の左縁114及び透光板12
0の右縁124を押えることもできる。弾性体626,
627の使用によって、金属製の押え部622,623
との直接的な摩擦接触に起因する透光板110,120
の損傷が防止される。
は、H形鋼700のフランジ701と702との間に配
置される。フランジ702と左フレーム500のフレー
ム本体510との間に、緩衝材として働くパネル固定用
バネ710が介装される。他方の透光板110も、同様
な方式で右フレーム400のフレーム本体410と押え
部材420との間に挟持される。このようにして、透光
板120は、左縁123が左フレーム500に固定さ
れ、上縁121及び下縁122がそれぞれ上フレーム2
00及び下フレーム300に差し込まれる。残る右縁1
24は、図8に示すように、押えフレーム600のフレ
ーム本体610と押え部材620との間に維持される。
このとき、押え部材620の両端にある押え部622,
623に弾性体626,627を装着し、弾性体62
6,627で透光板110の左縁114及び透光板12
0の右縁124を押えることもできる。弾性体626,
627の使用によって、金属製の押え部622,623
との直接的な摩擦接触に起因する透光板110,120
の損傷が防止される。
【0026】透光板110,120を2枚一組として装
着したフレーム200〜600は、図9に示すように、
防音壁の骨格となるH型鋼700,700の隣接間に配
置される。押え部材220,320が透光板110,1
20に関し道路の外側となるように、高速道路等の側部
に立設される。これにより、防音壁の各種器具が車道側
に露出せず、見栄えの良い仕上りとなる。また、H形鋼
700とフレーム200,300との間に板バネ710
が介装されているので、防音壁に車両が接触又は衝突し
ても多少の衝撃は、板バネ710,710の弾性変形で
吸収される。板バネ710,710は、H型鋼700に
パネルを堅固にセットする上でも有効である。図9の配
置では、透光板110は、固定ボルト128によって右
側が右フレーム400に固定され、熱膨張に起因した伸
縮を吸収するように押えフレーム600に向けてスライ
ド可能になっている。他方の透光板120も、同様に固
定ボルト128によって左側が左フレーム500に固定
され、押えフレーム600に向けてスライドできる。H
形鋼700,700は、単位パネルの大きさに応じ約4
m間隔でコンクリート基礎730(図11)に立設され
る。H形鋼700,700の高さは、積み上げられる単
位パネルの段数に応じて定められる。
着したフレーム200〜600は、図9に示すように、
防音壁の骨格となるH型鋼700,700の隣接間に配
置される。押え部材220,320が透光板110,1
20に関し道路の外側となるように、高速道路等の側部
に立設される。これにより、防音壁の各種器具が車道側
に露出せず、見栄えの良い仕上りとなる。また、H形鋼
700とフレーム200,300との間に板バネ710
が介装されているので、防音壁に車両が接触又は衝突し
ても多少の衝撃は、板バネ710,710の弾性変形で
吸収される。板バネ710,710は、H型鋼700に
パネルを堅固にセットする上でも有効である。図9の配
置では、透光板110は、固定ボルト128によって右
側が右フレーム400に固定され、熱膨張に起因した伸
縮を吸収するように押えフレーム600に向けてスライ
ド可能になっている。他方の透光板120も、同様に固
定ボルト128によって左側が左フレーム500に固定
され、押えフレーム600に向けてスライドできる。H
形鋼700,700は、単位パネルの大きさに応じ約4
m間隔でコンクリート基礎730(図11)に立設され
る。H形鋼700,700の高さは、積み上げられる単
位パネルの段数に応じて定められる。
【0027】或いは、1枚の透光板110を装着したフ
レーム200〜500を、図10に示すように約2m間
隔で設けたH型鋼700と700の間に配置してもよ
い。この場合には、透光板110の一側を固定ネジ12
8でフレーム500に固定するが、他側はフレーム本体
310にネジ止めすることなく、フレーム本体310と
押え部材320との間に差し込まれる。透光板110,
120をフレーム200〜600に装着して一体化した
透光壁部材は、構築しようとする防音壁の高さに応じた
段数で積載される。たとえば、図11では、下段側透光
壁部材740に上段側透光壁部材750を積み重ねた2
段構造をとっている。
レーム200〜500を、図10に示すように約2m間
隔で設けたH型鋼700と700の間に配置してもよ
い。この場合には、透光板110の一側を固定ネジ12
8でフレーム500に固定するが、他側はフレーム本体
310にネジ止めすることなく、フレーム本体310と
押え部材320との間に差し込まれる。透光板110,
120をフレーム200〜600に装着して一体化した
透光壁部材は、構築しようとする防音壁の高さに応じた
段数で積載される。たとえば、図11では、下段側透光
壁部材740に上段側透光壁部材750を積み重ねた2
段構造をとっている。
【0028】積載状態では、図4に示すように、下段側
の上フレーム200の肩部217に上段側の下フレーム
300の積載片317が嵌り込み、上フレーム200及
び下フレーム300が外側に向かって下向きに傾斜して
いることと相俟つて、両フレーム200,300の位置
関係が固定される。肩部217と積載片317との嵌合
いは、車道側の騒音が防音壁を通して外部に伝播される
ことを防止する上でも有効である。透光壁部材740,
750の車道側から外方向へのズレは、H型鋼700と
上フレーム200の外面との間に差込まれたパネル固定
用バネ710によって防止される。パネル固定用バネ7
10は、車道側から防音壁に加えられる弾性変形によっ
て吸収し、衝撃による破損から防音壁を保護する。パネ
ル固定用バネ710は、透光壁部材740,750の接
触部にセットされる場合、図4に示すように一端が止め
部711として上フレーム200と下フレーム300と
の間に差し込まれることにより所定位置に維持される。
パネル固定用バネ710の弾力部712は、H型鋼70
0と上フレーム200との間で弾圧され、その反作用と
して車道側に向かった弾性力を下フレーム200に加え
る。
の上フレーム200の肩部217に上段側の下フレーム
300の積載片317が嵌り込み、上フレーム200及
び下フレーム300が外側に向かって下向きに傾斜して
いることと相俟つて、両フレーム200,300の位置
関係が固定される。肩部217と積載片317との嵌合
いは、車道側の騒音が防音壁を通して外部に伝播される
ことを防止する上でも有効である。透光壁部材740,
750の車道側から外方向へのズレは、H型鋼700と
上フレーム200の外面との間に差込まれたパネル固定
用バネ710によって防止される。パネル固定用バネ7
10は、車道側から防音壁に加えられる弾性変形によっ
て吸収し、衝撃による破損から防音壁を保護する。パネ
ル固定用バネ710は、透光壁部材740,750の接
触部にセットされる場合、図4に示すように一端が止め
部711として上フレーム200と下フレーム300と
の間に差し込まれることにより所定位置に維持される。
パネル固定用バネ710の弾力部712は、H型鋼70
0と上フレーム200との間で弾圧され、その反作用と
して車道側に向かった弾性力を下フレーム200に加え
る。
【0029】H型鋼700,700の間に配置された透
光壁部材740,750は、ワイヤガイド550のワイ
ヤ挿通孔551から縦フレーム400,500のワイヤ
収容空間部411,511に挿通されたワイヤ720に
より相互に連結されている。ワイヤ720は、H型鋼7
00の上面に固着した天板703に一端が固定されてい
る。これにより、何らかの衝撃でH型鋼700,700
から透光壁部材740,750が外れても、透光板11
0,120又はその破片が周囲に飛散する虞れがない。
各透光壁部材740,750の露出上面742,75
1,752は、図11に示すように外側に向かって下降
した傾斜面になっている。露出上面742,751,7
52に溜ったゴミやホコリ等は、雨水や散水によって押
し流されるとき、透光板110,120から離れた位置
を落下する。そのため、透光板110,120は、ゴミ
等の付着に起因した透明度の低下がなく、長期間にわた
って優れた透明度及び彩光性を維持する。
光壁部材740,750は、ワイヤガイド550のワイ
ヤ挿通孔551から縦フレーム400,500のワイヤ
収容空間部411,511に挿通されたワイヤ720に
より相互に連結されている。ワイヤ720は、H型鋼7
00の上面に固着した天板703に一端が固定されてい
る。これにより、何らかの衝撃でH型鋼700,700
から透光壁部材740,750が外れても、透光板11
0,120又はその破片が周囲に飛散する虞れがない。
各透光壁部材740,750の露出上面742,75
1,752は、図11に示すように外側に向かって下降
した傾斜面になっている。露出上面742,751,7
52に溜ったゴミやホコリ等は、雨水や散水によって押
し流されるとき、透光板110,120から離れた位置
を落下する。そのため、透光板110,120は、ゴミ
等の付着に起因した透明度の低下がなく、長期間にわた
って優れた透明度及び彩光性を維持する。
【0030】フレーム200〜600の各部材は、耐食
性,軽量性,加工性等を考慮してアルミ又はアルミ合金
の押出し形材が使用される。他方、パネル本体100
は、透光性の良好なポリカーボネート等の合成樹脂板が
使用される。そのため、パネル本体100の各透光板1
10,120は、フレーム200,300,400,5
00に比較して約3倍程度の大きな熱膨張率をもってい
る。大きな熱膨張差のため、矩形状の枠で各透光板11
0,120の四辺を固定又は挟持すると、透光パネル本
体100が変形し易くなる。その結果、透光パネル本体
100が波打ち、外観が劣化する。また、変形しないま
でも、熱応力によって合成樹脂が変質又は失透する。こ
の点、本発明では、透光板110の右縁113及び透光
板120の左縁123だけを拘束し、他の縁111,1
12,114及び121,122,124をフレーム4
00〜600に差し込む方式としているので、昇温によ
る膨張や冷却による収縮は、フレーム200,300内
における縁111,112及び121,122のスライ
ド運動で吸収される。
性,軽量性,加工性等を考慮してアルミ又はアルミ合金
の押出し形材が使用される。他方、パネル本体100
は、透光性の良好なポリカーボネート等の合成樹脂板が
使用される。そのため、パネル本体100の各透光板1
10,120は、フレーム200,300,400,5
00に比較して約3倍程度の大きな熱膨張率をもってい
る。大きな熱膨張差のため、矩形状の枠で各透光板11
0,120の四辺を固定又は挟持すると、透光パネル本
体100が変形し易くなる。その結果、透光パネル本体
100が波打ち、外観が劣化する。また、変形しないま
でも、熱応力によって合成樹脂が変質又は失透する。こ
の点、本発明では、透光板110の右縁113及び透光
板120の左縁123だけを拘束し、他の縁111,1
12,114及び121,122,124をフレーム4
00〜600に差し込む方式としているので、昇温によ
る膨張や冷却による収縮は、フレーム200,300内
における縁111,112及び121,122のスライ
ド運動で吸収される。
【0031】この拘束状態は、風圧に対しても効果的で
ある。透光板110に風圧Fが加わると、図12に示す
ように透光板110の長辺側(上下の縁111,11
2)に沿って大きく撓み、短辺側(左右の縁113,1
14)に沿った撓み量は少ない。この風圧Fによる変形
量を考慮すると、上下の縁111,112をスライド可
能にフレーム200,300で挟持し、上下の縁11
1,112を滑らせることにより撓みを吸収することが
効果的である。そして、撓み量の少ない短辺側(11
3)を固着し、破損時における破片の飛散防止を図る。
これに対し、撓み量の大きな上縁111又は下縁112
を拘束する方式では、風圧Fが応力となって透光板11
0に作用するので、破損等の欠陥を発生させ易い。
ある。透光板110に風圧Fが加わると、図12に示す
ように透光板110の長辺側(上下の縁111,11
2)に沿って大きく撓み、短辺側(左右の縁113,1
14)に沿った撓み量は少ない。この風圧Fによる変形
量を考慮すると、上下の縁111,112をスライド可
能にフレーム200,300で挟持し、上下の縁11
1,112を滑らせることにより撓みを吸収することが
効果的である。そして、撓み量の少ない短辺側(11
3)を固着し、破損時における破片の飛散防止を図る。
これに対し、撓み量の大きな上縁111又は下縁112
を拘束する方式では、風圧Fが応力となって透光板11
0に作用するので、破損等の欠陥を発生させ易い。
【0032】また、分割型のフレーム200〜600を
基本としていることから、透光板110,120に対す
る組付けも確実に行われる。しかも、各透光壁部材74
0,750に2枚一組の透光板110,120を嵌め込
むことを1ユニットとしているので、1枚当りの透光板
のサイズを小さくし、透光板そのものの運搬,保管,施
工,補修等を容易に行うことができる。特に、分割型
は、曲面型の防音壁を構築する場合に有効である。すな
わち、曲面型の防音壁では、左右のフレーム400,5
00が所定の曲率で曲ったものが使用されるが、分割型
であるため曲げ加工が容易になる。
基本としていることから、透光板110,120に対す
る組付けも確実に行われる。しかも、各透光壁部材74
0,750に2枚一組の透光板110,120を嵌め込
むことを1ユニットとしているので、1枚当りの透光板
のサイズを小さくし、透光板そのものの運搬,保管,施
工,補修等を容易に行うことができる。特に、分割型
は、曲面型の防音壁を構築する場合に有効である。すな
わち、曲面型の防音壁では、左右のフレーム400,5
00が所定の曲率で曲ったものが使用されるが、分割型
であるため曲げ加工が容易になる。
【0033】
【実施例】高さ1000mm,長さ1960mm及び板
厚5mmのポリカーボネートを透光板110,120と
して使用した。6063合金を、図1に示した断面形状
を持つフレーム本体210,310,410,510,
610及び押え部材220,320,420,520,
620に押出し成形し、T5 処理後、膜厚9μmの陽極
酸化皮膜及び膜厚7μmの電着塗膜を設けた。なお、左
右のフレーム400,500には、同一の断面形状を持
つ押出し材を使用した。各フレーム200〜600の平
均厚みは、2mmに設定した。先ず、上フレーム200
の係止凹部216の背後にある補強用突起218に取付
け金具630を2個の固着ネジ541,541で取り付
け、同様に下側取付け金具640を下フレーム300の
補強用突起218に取り付ける。押えフレーム600の
フレーム本体610を、固着ネジ644で取付け金具6
30,640に固着する。
厚5mmのポリカーボネートを透光板110,120と
して使用した。6063合金を、図1に示した断面形状
を持つフレーム本体210,310,410,510,
610及び押え部材220,320,420,520,
620に押出し成形し、T5 処理後、膜厚9μmの陽極
酸化皮膜及び膜厚7μmの電着塗膜を設けた。なお、左
右のフレーム400,500には、同一の断面形状を持
つ押出し材を使用した。各フレーム200〜600の平
均厚みは、2mmに設定した。先ず、上フレーム200
の係止凹部216の背後にある補強用突起218に取付
け金具630を2個の固着ネジ541,541で取り付
け、同様に下側取付け金具640を下フレーム300の
補強用突起218に取り付ける。押えフレーム600の
フレーム本体610を、固着ネジ644で取付け金具6
30,640に固着する。
【0034】金具630が取り付けられたフレーム本体
210の凹溝211に透光板110,120の上部を回
転させながら入れ、上縁111,121を狭間隙231
に差し込む。透光板110の端部114と透光板120
の端部124は、フレーム本体610の突条614の左
右に位置する。この状態で透光板110,120は、上
縁111,121が上フレーム200の狭間隙231に
係止されているが、下縁112,122が開放されてい
る。下フレーム300に押えフレーム600の取付け金
具640を固着した後、下フレーム300のフレーム本
体310を回転させながら開放されている下縁112,
122に差し込み、押えフレーム600のフレーム本体
610を取付け金具640に固着ネジ644で取り付け
る。上下のワイヤガイド550,550と共に、左右フ
レーム400,500のフレーム本体410,510を
上下フレーム200,300にネジ止めする。そして、
透光板120のネジ挿通孔127を固定ネジ128で突
起片512にネジ止めする。他方の透光板110も同様
にネジ挿通孔117を介して右フレーム300側の突起
片(図示せず)にネジ止めする。
210の凹溝211に透光板110,120の上部を回
転させながら入れ、上縁111,121を狭間隙231
に差し込む。透光板110の端部114と透光板120
の端部124は、フレーム本体610の突条614の左
右に位置する。この状態で透光板110,120は、上
縁111,121が上フレーム200の狭間隙231に
係止されているが、下縁112,122が開放されてい
る。下フレーム300に押えフレーム600の取付け金
具640を固着した後、下フレーム300のフレーム本
体310を回転させながら開放されている下縁112,
122に差し込み、押えフレーム600のフレーム本体
610を取付け金具640に固着ネジ644で取り付け
る。上下のワイヤガイド550,550と共に、左右フ
レーム400,500のフレーム本体410,510を
上下フレーム200,300にネジ止めする。そして、
透光板120のネジ挿通孔127を固定ネジ128で突
起片512にネジ止めする。他方の透光板110も同様
にネジ挿通孔117を介して右フレーム300側の突起
片(図示せず)にネジ止めする。
【0035】その後、押え部材420,520をフレー
ム本体410,510にネジ止めすると、透光板11
0,120が押え部材420,520で押さえられる。
押え部材420,520をフレーム本体410,510
に押し付けながらセットする際、たとえば押え部材52
0の第3起立片524に弾性体525を、同様に押え部
材420に弾性体425を必要に応じて装着させる。こ
れによって、押えフレーム600を縦桟としフレーム2
00〜500を輪郭にする矩形状パネルが形成される。
透光板110,120は、押え部材620をフレーム本
体610に押し付けながらネジ止めし、フレーム本体6
10と押え部材620との間で透光板110の左縁11
4及び透光板120の右縁124を挟むことにより矩形
パネルに挟持される。フレーム本体210の係止凹部2
16に2本の押え部材220を叩き込み、透光板11
0,120の上縁近傍の表面に押え片224を弾圧す
る。下フレーム300に対しても同様に2本の押え部材
320を叩き込み、透光板110,120の下縁11
2,122を抜止めする。
ム本体410,510にネジ止めすると、透光板11
0,120が押え部材420,520で押さえられる。
押え部材420,520をフレーム本体410,510
に押し付けながらセットする際、たとえば押え部材52
0の第3起立片524に弾性体525を、同様に押え部
材420に弾性体425を必要に応じて装着させる。こ
れによって、押えフレーム600を縦桟としフレーム2
00〜500を輪郭にする矩形状パネルが形成される。
透光板110,120は、押え部材620をフレーム本
体610に押し付けながらネジ止めし、フレーム本体6
10と押え部材620との間で透光板110の左縁11
4及び透光板120の右縁124を挟むことにより矩形
パネルに挟持される。フレーム本体210の係止凹部2
16に2本の押え部材220を叩き込み、透光板11
0,120の上縁近傍の表面に押え片224を弾圧す
る。下フレーム300に対しても同様に2本の押え部材
320を叩き込み、透光板110,120の下縁11
2,122を抜止めする。
【0036】このようにして組み立てられたパネル本体
を施工現場に運搬し、ワイヤ収容空間部にワイヤ720
を通して必要枚数のパネル本体を連結する。連結された
パネル本体は、H型鋼700の間に重ねてセットされ、
後ろ側からバネ710で押える。そして、たるんでいる
ワイヤ720を引っ張ることによって、多数のパネル本
体をH型鋼700の間に整列状態で多段に積層する。こ
のようにして、各透光板110,120の四辺にフレー
ム200〜600を組み付け、単位パネルを組み立て
た。このとき、上縁111,121及び下縁112,1
22からの距離30mmだけ、透光板110,120が
凹溝211,311に差し込まれた。
を施工現場に運搬し、ワイヤ収容空間部にワイヤ720
を通して必要枚数のパネル本体を連結する。連結された
パネル本体は、H型鋼700の間に重ねてセットされ、
後ろ側からバネ710で押える。そして、たるんでいる
ワイヤ720を引っ張ることによって、多数のパネル本
体をH型鋼700の間に整列状態で多段に積層する。こ
のようにして、各透光板110,120の四辺にフレー
ム200〜600を組み付け、単位パネルを組み立て
た。このとき、上縁111,121及び下縁112,1
22からの距離30mmだけ、透光板110,120が
凹溝211,311に差し込まれた。
【0037】フレーム200〜600が組み付けられた
透光板110,120の全面に砂袋を載せ、透光板11
0,120に均等な荷重重200kg/m2 を加えた。
荷重200kg/m2 は、風速約55m/秒に相当す
る。透光板110,120は、200kg/m2 の荷重
を加えても、フレーム200〜600から各縁が外れる
ことはなかった。そして、図13に示すように、荷重を
加える前の透光板110,120の中心点A及び各フレ
ーム200,300,400,500の中心点B〜E
と、変位した位置A’〜E’とを測定し、フレーム20
0〜600から滑り出した透光板110の長さを判定し
た。また、各点における撓み量も測定した。滑り出し量
及び撓み量の実測値を、透光板110,120に加えた
荷重で整理して表1に示す。
透光板110,120の全面に砂袋を載せ、透光板11
0,120に均等な荷重重200kg/m2 を加えた。
荷重200kg/m2 は、風速約55m/秒に相当す
る。透光板110,120は、200kg/m2 の荷重
を加えても、フレーム200〜600から各縁が外れる
ことはなかった。そして、図13に示すように、荷重を
加える前の透光板110,120の中心点A及び各フレ
ーム200,300,400,500の中心点B〜E
と、変位した位置A’〜E’とを測定し、フレーム20
0〜600から滑り出した透光板110の長さを判定し
た。また、各点における撓み量も測定した。滑り出し量
及び撓み量の実測値を、透光板110,120に加えた
荷重で整理して表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1から明らかなように、透光板110,
120の中心点Aにおける滑り出し量及び撓み量が最も
大きくなっている。しかし、透光板110,120の各
縁111〜114,121〜124の中心点B〜Eで
は、上縁111,121及び下縁112,122に若干
の撓みがみられるものの、実質的な変化は見られなかっ
た。このことから、透光板110,120が固定側フレ
ーム400,500を起点として押えフレーム600側
から若干引き出されることによって撓みが吸収されてい
ることが判る。
120の中心点Aにおける滑り出し量及び撓み量が最も
大きくなっている。しかし、透光板110,120の各
縁111〜114,121〜124の中心点B〜Eで
は、上縁111,121及び下縁112,122に若干
の撓みがみられるものの、実質的な変化は見られなかっ
た。このことから、透光板110,120が固定側フレ
ーム400,500を起点として押えフレーム600側
から若干引き出されることによって撓みが吸収されてい
ることが判る。
【0040】表1に示した撓みと滑り出し量との関係
は、フレーム200〜600を組み付けた透光板11
0,120を0〜50℃の範囲で加熱・冷却を繰り返し
た場合にも同様であった。このように、短辺に当る一側
を固定し、他の縁をスライド可能にフレーム200,3
00,600で挟持するとき、風圧や温度によって加え
られる変形が十分に吸収され、透光板110,120の
破損が防止される。また、応力が放散されることから、
透光板110,120の材質が変質又は結晶化すること
なく、長期間にわたって良好な透明度が維持された。し
かも、2枚一組の透光板110,120を組み込むこと
から、施工作業が容易で、しかも大きな彩光窓を設ける
ことができた。
は、フレーム200〜600を組み付けた透光板11
0,120を0〜50℃の範囲で加熱・冷却を繰り返し
た場合にも同様であった。このように、短辺に当る一側
を固定し、他の縁をスライド可能にフレーム200,3
00,600で挟持するとき、風圧や温度によって加え
られる変形が十分に吸収され、透光板110,120の
破損が防止される。また、応力が放散されることから、
透光板110,120の材質が変質又は結晶化すること
なく、長期間にわたって良好な透明度が維持された。し
かも、2枚一組の透光板110,120を組み込むこと
から、施工作業が容易で、しかも大きな彩光窓を設ける
ことができた。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の透光防
音パネルにおいては、2枚一組としたパネル本体の一方
の短尺側縁部だけをフレームに固定し、反対側の縁を押
えフレームに、長尺側縁部をフレームの隙間に差し込む
方式を採用している。そのため、透光板2枚に相当する
大きなサイズの彩光窓を構築でき、使用する透光板のサ
イズが小さくて済むことから運搬,保管,施工,補修等
も優れたものとなる。また、上下のフレームにパネル本
体の上縁及び下縁を差し込み、押え片が一体成形された
押え部材をフレーム本体に装着する方式を採用している
ので、パネル本体の抜止めが容易に行われる。
音パネルにおいては、2枚一組としたパネル本体の一方
の短尺側縁部だけをフレームに固定し、反対側の縁を押
えフレームに、長尺側縁部をフレームの隙間に差し込む
方式を採用している。そのため、透光板2枚に相当する
大きなサイズの彩光窓を構築でき、使用する透光板のサ
イズが小さくて済むことから運搬,保管,施工,補修等
も優れたものとなる。また、上下のフレームにパネル本
体の上縁及び下縁を差し込み、押え片が一体成形された
押え部材をフレーム本体に装着する方式を採用している
ので、パネル本体の抜止めが容易に行われる。
【0042】透光パネルに加わる風圧や温度変化に起因
した膨張・収縮によるパネル本体の変形は、各透光板が
長尺方向にスライドすることにより吸収され、パネル本
体の合成樹脂を変質又は結晶化させる応力として残留し
ない。したがって、長期間にわたってパネル本体の透明
度が維持されると共に、破損に対して抵抗力のある透光
防音パネルが得られる。しかも、各フレーム共にフレー
ム本体及び押え部材の分割型としていることから、特に
曲面型の透光防音パネル等に適したフレームが容易に形
成される。
した膨張・収縮によるパネル本体の変形は、各透光板が
長尺方向にスライドすることにより吸収され、パネル本
体の合成樹脂を変質又は結晶化させる応力として残留し
ない。したがって、長期間にわたってパネル本体の透明
度が維持されると共に、破損に対して抵抗力のある透光
防音パネルが得られる。しかも、各フレーム共にフレー
ム本体及び押え部材の分割型としていることから、特に
曲面型の透光防音パネル等に適したフレームが容易に形
成される。
【図1】 本発明に従った透光防音パネルの分解斜視図
【図2】 上フレームに透光板を差し込んでいる状態
【図3】 上フレームのフレーム本体に装着される押え
部材
部材
【図4】 フレームを透光板に組み付けた透光防音壁部
材を多段に積載した状態
材を多段に積載した状態
【図5】 左フレームの分解斜視図
【図6】 押えフレームの分解斜視図
【図7】 左フレームに挟持された透光板の左縁
【図8】 押えフレームに挟持された透光板の縁
【図9】 透光板を2枚一組として備えた透光パネル
を、防音壁の骨格となるH型鋼の間に配置した状態
を、防音壁の骨格となるH型鋼の間に配置した状態
【図10】 1枚の透光板を装着した透光パネルをH型
鋼の間に配置した状態
鋼の間に配置した状態
【図11】 透光パネルを多段に積載した防音壁の側断
面図
面図
【図12】 風圧によって変形したパネル本体
【図13】 実施例で変位を測定したパネル本体の測定
点
点
100:パネル本体 110,120:透光板 1
11,121:上縁 112,122:下縁 113,124:右縁 1
14,123:左縁 115,116,125,126:抜止め突起 12
8:固定ネジ 200:上フレーム(長辺側) 210:フレーム本
体 211:凹溝 216:係止凹部 220:押え部材 224:押
え片 231:上縁が差し込まれる狭間隙 300:下フレーム(長辺側) 310:フレーム本
体 311:凹溝 316:係止凹部 320:押え部材 400:右フレーム(短辺側) 410:フレーム本
体 420:押え部材 500:左フレーム(短辺側) 510:フレーム本
体 511:ワイヤ収容空間部 514:固着片
516:ストッパー片 520:押え部材 522:第1起立片 523:第2起立片 52
4:第3起立片 525:弾性体 530:ワイヤ
ガイド 600:押えフレーム 610:フレーム本体 6
20:押え部材 530,540:取付け金具 4
25,525,626,627:弾性体 700:H型鋼 710:パネル固定用バネ 72
0:ワイヤ 730:コンクリート基礎 740:
下側透光壁部材 750:上側透光壁部材 751,752:外側に向かって下降したフレームの露
出面
11,121:上縁 112,122:下縁 113,124:右縁 1
14,123:左縁 115,116,125,126:抜止め突起 12
8:固定ネジ 200:上フレーム(長辺側) 210:フレーム本
体 211:凹溝 216:係止凹部 220:押え部材 224:押
え片 231:上縁が差し込まれる狭間隙 300:下フレーム(長辺側) 310:フレーム本
体 311:凹溝 316:係止凹部 320:押え部材 400:右フレーム(短辺側) 410:フレーム本
体 420:押え部材 500:左フレーム(短辺側) 510:フレーム本
体 511:ワイヤ収容空間部 514:固着片
516:ストッパー片 520:押え部材 522:第1起立片 523:第2起立片 52
4:第3起立片 525:弾性体 530:ワイヤ
ガイド 600:押えフレーム 610:フレーム本体 6
20:押え部材 530,540:取付け金具 4
25,525,626,627:弾性体 700:H型鋼 710:パネル固定用バネ 72
0:ワイヤ 730:コンクリート基礎 740:
下側透光壁部材 750:上側透光壁部材 751,752:外側に向かって下降したフレームの露
出面
Claims (13)
- 【請求項1】 合成樹脂製の矩形状透光板を2枚一組と
して上下及び左右のフレームで透光板の縁部を挟持又は
固定した透光防音パネルであって、各透光板の短辺側1
辺が短辺側フレームに固定され、前記短辺側1辺を挟む
長辺側2辺がそれぞれの長辺側フレームに挟持され、該
長辺側フレームの中央部に差し渡された押えフレームで
前記短辺側1辺に対向する短辺側1辺が挟持されている
透光防音パネル。 - 【請求項2】 請求項1記載の長辺側フレームは、二つ
の係止片及び一つの押え片と一体化された押え部材と、
前記係止片が差し込まれる係止凹部と前記押え片が差し
込まれる凹溝が一体成形されたフレーム本体とを備え、
前記凹溝に透光板の縁部を差し込み、前記係止凹部に前
記係止片を係合させたとき、前記透光板の表面に前記押
え片が弾圧される透光防音パネル。 - 【請求項3】 請求項2記載のフレーム本体は、透光板
差込み部となる狭間隙が凹溝の奥部に設けられており、
前記凹溝から前記狭間隙に至る内壁の角部にコーナーア
ール部がつけられている透光防音パネル。 - 【請求項4】 請求項1記載の短辺側フレームは、コ字
型断面で区画されたワイヤ収容空間部に起立するストッ
パー片及びワイヤ収容空間部の側壁から突出した固着片
が一体成形されたフレーム本体と、前記固着片に固着さ
れる第1起立片,差し込まれた透光板の縁部に直接接触
する第2起立片及び先端に装着した弾性体を介して透光
板に接触する第3起立片が一体成形されたE型断面をも
つ押え部材とを備えている透光防音パネル。 - 【請求項5】 請求項4記載のストッパー片は、透光板
の縁部に形成されたストレートなネジ挿通孔を介して起
立片のネジ孔にねじ込まれた固定ネジの先端部を受け止
め、前記透光板の表面から前記固定ネジの頭部を離間さ
せた状態に維持する透光防音パネル。 - 【請求項6】 請求項5記載の固定ネジで固定された透
光板は、起立片の表面から離間している透光防音パネ
ル。 - 【請求項7】 請求項4記載のフレーム本体の上下両端
に、ワイヤ収容空間部の上下開口部をふさぐように、ワ
イヤ挿通孔が形成されたワイヤガイドが固着される透光
防音パネル。 - 【請求項8】 請求項1記載の押えフレームは、長辺側
フレームに両端部が固着され、長手方向に沿って中央部
に突条が形成されたフレーム本体と、前記突条に嵌り合
う突起が形成された平板部の幅方向両端が屈曲した押え
部となっている押えフレームとを備え、前記突条と前記
平板部との接触によって一定距離に維持された間隙に透
光板の縁部が差し込まれ、前期押え部により遮光板が押
えられている透光防音パネル。 - 【請求項9】 請求項8記載の押えフレームは、押え部
に装着した弾性体を介して透光板の縁部表面を押えてい
る透光防音パネル。 - 【請求項10】 請求項1〜8の何れかに記載のフレー
ム本体,押えフレーム及びワイヤガイドに、アルミ材の
押出し成形品を使用する透光防音パネル。 - 【請求項11】 矩形状に組み立てたフレームで透光板
の一辺を固定し、残る3辺をスライド可能に挟持した透
光壁部材を多段に積載した透光防音壁であって、下段側
上フレームと上段側下フレームとの接触面が外側に向か
って下降し、前記上フレームの車道側角部に積載用の肩
部が形成され、該肩部に嵌り込む積載片が前記下フレー
ムの車道側角部から下方に突出している透光防音壁。 - 【請求項12】 請求項11記載の多段に積載された透
光防音壁の上段側下フレームと下段側上フレームとの間
に止め部が差し込まれたパネル固定用バネを、前記透光
防音壁を支持する骨格となるH型鋼と前記下段側上フレ
ームとの間に介装している透光防音壁。 - 【請求項13】 請求項11記載の多段に積載された透
光防音壁において、大気に露出したフレームの上面は外
側に向かって下方に傾斜している透光防音壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16269094A JPH083941A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 透光防音パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16269094A JPH083941A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 透光防音パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH083941A true JPH083941A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15759454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16269094A Pending JPH083941A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 透光防音パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083941A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100895894B1 (ko) * | 2008-06-26 | 2009-05-04 | 주식회사 국제금속 | 도로방음벽용 투명판 조립체 |
| JP2014237957A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 積水樹脂株式会社 | 柵部材支持構造 |
| JP2015117513A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | Jfe建材株式会社 | 防音パネル |
| KR20240116378A (ko) * | 2023-01-20 | 2024-07-29 | 이근식 | 제작 및 설치가 용이한 방음판 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP16269094A patent/JPH083941A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100895894B1 (ko) * | 2008-06-26 | 2009-05-04 | 주식회사 국제금속 | 도로방음벽용 투명판 조립체 |
| JP2014237957A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 積水樹脂株式会社 | 柵部材支持構造 |
| JP2015117513A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | Jfe建材株式会社 | 防音パネル |
| KR20240116378A (ko) * | 2023-01-20 | 2024-07-29 | 이근식 | 제작 및 설치가 용이한 방음판 |
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