JPH084009Y2 - 手術時に皮膚を引っ張って腹腔を拡開する装置 - Google Patents
手術時に皮膚を引っ張って腹腔を拡開する装置Info
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- JPH084009Y2 JPH084009Y2 JP1992054506U JP5450692U JPH084009Y2 JP H084009 Y2 JPH084009 Y2 JP H084009Y2 JP 1992054506 U JP1992054506 U JP 1992054506U JP 5450692 U JP5450692 U JP 5450692U JP H084009 Y2 JPH084009 Y2 JP H084009Y2
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- JP
- Japan
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- skin
- rod
- abdominal cavity
- wire
- locking groove
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Links
- 210000000683 abdominal cavity Anatomy 0.000 title claims description 27
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 title claims description 11
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 14
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 206010039580 Scar Diseases 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、手術時に皮膚を引っ
張って腹腔を拡開する装置に関し、とくに、皮膚を限ら
れた領域で小さく切り開き、皮膚をつり上げて腹腔を拡
開するときに使用する装置に関する。
張って腹腔を拡開する装置に関し、とくに、皮膚を限ら
れた領域で小さく切り開き、皮膚をつり上げて腹腔を拡
開するときに使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚の切開を小さくすることは、術後の
回復を早くすると共に、手術痕が残るのを少なくできる
特長がある。このことを実現するために、種々の装置が
開発されている。この方法で手術するときに大切なこと
は、小さく切開して、手術領域を十分に拡開することで
ある。現在は、腹腔内に加圧した炭酸ガスを圧入し、ガ
ス圧で腹腔を拡開している。すなわち、皮膚を小さく切
開し、切開した部分から炭酸ガスの供給管を腹腔に挿入
し、切開した部分をガス漏れしないように閉塞して、高
圧の炭酸ガスを圧入している。
回復を早くすると共に、手術痕が残るのを少なくできる
特長がある。このことを実現するために、種々の装置が
開発されている。この方法で手術するときに大切なこと
は、小さく切開して、手術領域を十分に拡開することで
ある。現在は、腹腔内に加圧した炭酸ガスを圧入し、ガ
ス圧で腹腔を拡開している。すなわち、皮膚を小さく切
開し、切開した部分から炭酸ガスの供給管を腹腔に挿入
し、切開した部分をガス漏れしないように閉塞して、高
圧の炭酸ガスを圧入している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この方法は、ガス圧に
よって腹腔を拡開できる特長はある。それは、腹腔内に
10kg/cm2以上の高圧ガスを圧入するからであ
る。しかしながら、ガス漏れして腹腔が狭くならないよ
うに、また、高圧の炭酸ガスが患者に与える影響を観察
しながら手術するので、多くの専門技術者を要し、取り
扱いが極めて難しく、さらに、高圧の炭酸ガスが人体に
与える影響が心配されている。皮膚の数カ所を引っ張っ
て腹腔を拡開できるなら、炭酸ガスによる悪害を解消で
きる。皮膚を引っ張ることは、皮膚に紐を挿通し、紐を
引き上げることによって実現できる。しかしながら、こ
の方法では、紐を挿通した皮膚の局部に極めて強い力が
作用するので、余り強く引っ張ることができない。この
ため、皮膚を広い領域で強く引っ張ることができず、十
分に腹腔を拡開できない欠点がある。
よって腹腔を拡開できる特長はある。それは、腹腔内に
10kg/cm2以上の高圧ガスを圧入するからであ
る。しかしながら、ガス漏れして腹腔が狭くならないよ
うに、また、高圧の炭酸ガスが患者に与える影響を観察
しながら手術するので、多くの専門技術者を要し、取り
扱いが極めて難しく、さらに、高圧の炭酸ガスが人体に
与える影響が心配されている。皮膚の数カ所を引っ張っ
て腹腔を拡開できるなら、炭酸ガスによる悪害を解消で
きる。皮膚を引っ張ることは、皮膚に紐を挿通し、紐を
引き上げることによって実現できる。しかしながら、こ
の方法では、紐を挿通した皮膚の局部に極めて強い力が
作用するので、余り強く引っ張ることができない。この
ため、皮膚を広い領域で強く引っ張ることができず、十
分に腹腔を拡開できない欠点がある。
【0004】この考案は、さらにこの欠点を解決するこ
とを目的に開発されたもので、この考案の重要な目的
は、簡単かつ容易に、しかも皮膚を広い領域で強く引っ
張って腹腔を拡開できる、手術時に皮膚を引っ張って腹
腔を拡開する装置を提供するにある。
とを目的に開発されたもので、この考案の重要な目的
は、簡単かつ容易に、しかも皮膚を広い領域で強く引っ
張って腹腔を拡開できる、手術時に皮膚を引っ張って腹
腔を拡開する装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の装置は、前述
の目的を達成するために下記の構成を備える。すなわ
ち、この考案の手術時に皮膚Hを引っ張って腹腔を拡開
する装置は、基台3と、この基台3に紐状部材7を介し
て連結された引張具8とを備える。引張具8は、紐状部
材7に連結されて2分岐された分岐ロッド2と、分岐ロ
ッド2の先端に脱着自在に連結された線材1とを備え
る。線材1を皮膚に貫通して両端を分岐ロッド2に連結
し、分岐ロッド2を紐状部材7で基台3に連結して、皮
膚Hを牽引するように構成されている。
の目的を達成するために下記の構成を備える。すなわ
ち、この考案の手術時に皮膚Hを引っ張って腹腔を拡開
する装置は、基台3と、この基台3に紐状部材7を介し
て連結された引張具8とを備える。引張具8は、紐状部
材7に連結されて2分岐された分岐ロッド2と、分岐ロ
ッド2の先端に脱着自在に連結された線材1とを備え
る。線材1を皮膚に貫通して両端を分岐ロッド2に連結
し、分岐ロッド2を紐状部材7で基台3に連結して、皮
膚Hを牽引するように構成されている。
【0006】さらに、この考案の請求項2に記載される
手術時に皮膚を引っ張って腹腔を拡開する装置は、下記
の構成を備えている。分岐ロッド2は係止溝9を有す
る。係止溝9の上方には雄ネジが設けられている。この
雄ネジにはナット10がねじ込まれている。ナット10
を締め付けて線材1を係止溝9に押圧して固定できるよ
うに構成されている。さらにまた、この考案の請求項3
に記載される装着は、下記の構成を備える。分岐ロッド
2は先端に鍔11を有し、鍔11の上方には線材1の係
止溝9を有する。係止溝9の上方には雄ネジが設けられ
ている。雄ネジにはナット10がねじ込まれている。ナ
ット10を締め付けて線材1を鍔11に挟着して固定で
きるように構成されている。
手術時に皮膚を引っ張って腹腔を拡開する装置は、下記
の構成を備えている。分岐ロッド2は係止溝9を有す
る。係止溝9の上方には雄ネジが設けられている。この
雄ネジにはナット10がねじ込まれている。ナット10
を締め付けて線材1を係止溝9に押圧して固定できるよ
うに構成されている。さらにまた、この考案の請求項3
に記載される装着は、下記の構成を備える。分岐ロッド
2は先端に鍔11を有し、鍔11の上方には線材1の係
止溝9を有する。係止溝9の上方には雄ネジが設けられ
ている。雄ネジにはナット10がねじ込まれている。ナ
ット10を締め付けて線材1を鍔11に挟着して固定で
きるように構成されている。
【0007】
【作用】この考案の手術時に皮膚Hを引っ張って腹腔を
拡開する装置は、図1に示すように線材1を皮膚Hに挿
通し、この線材1の両端を分岐ロッド2に連結して皮膚
Hを牽引する。両端を分岐ロッド2に連結した線材1
は、紐のように自由に変形せず、また、その両端を支持
することによって、皮膚Hを長い領域で引き上げること
ができる。また、線材1は、皮膚Hに挿通した後、分岐
ロッド2に連結できるので、簡単な操作で、皮膚を無理
なく、しかも、強く引っ張ることができる。
拡開する装置は、図1に示すように線材1を皮膚Hに挿
通し、この線材1の両端を分岐ロッド2に連結して皮膚
Hを牽引する。両端を分岐ロッド2に連結した線材1
は、紐のように自由に変形せず、また、その両端を支持
することによって、皮膚Hを長い領域で引き上げること
ができる。また、線材1は、皮膚Hに挿通した後、分岐
ロッド2に連結できるので、簡単な操作で、皮膚を無理
なく、しかも、強く引っ張ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。ただし、以下に示す実施例は、この考案の技術
思想を具体化するための装置を例示するものであって、
この考案の装置は、構成部品の材質、形状、構造、配置
を下記の構造に特定するものでない。この考案の装置
は、実用新案登録請求の範囲において、種々の変更を加
えることができる。
明する。ただし、以下に示す実施例は、この考案の技術
思想を具体化するための装置を例示するものであって、
この考案の装置は、構成部品の材質、形状、構造、配置
を下記の構造に特定するものでない。この考案の装置
は、実用新案登録請求の範囲において、種々の変更を加
えることができる。
【0009】さらに、この明細書は、実用新案登録請求
の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、「作
用の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に
示される部材に付記している。ただ、実用新案登録請求
の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するもの
では決してない。
の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、「作
用の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に
示される部材に付記している。ただ、実用新案登録請求
の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するもの
では決してない。
【0010】図2に示す手術時に皮膚Hを引っ張って腹
腔を拡開する装置は、基台3と、この基台3に紐状部材
7を介して連結された引張具8とを備える。
腔を拡開する装置は、基台3と、この基台3に紐状部材
7を介して連結された引張具8とを備える。
【0011】基台3は、手術台に固定される垂直ロッド
3Aと、垂直ロッド3Aの上端に固定される水平ロッド
3Bと、垂直ロッド3Aを手術台に固定する固定金具
(図示せず)とを備える。固定金具は、垂直ロッド3A
を手術台に固定できる全ての機構とすることができる。
水平ロッド3Bは、図3に示すように、先端部分にアー
ム3Cを連結している。アーム3Cは、水平面内で回動
できるように、水平ロッド3Bに連結されている。アー
ム3Cと水平ロッド3Bには、一定の間隔で引掛フック
4を固定している。この構造の基台3は、垂直ロッド3
Aを手術台に固定する位置を調整し、さらに、アーム3
Cを回転して、患者の皮膚の引っ張り位置を調整できる
特長がある。
3Aと、垂直ロッド3Aの上端に固定される水平ロッド
3Bと、垂直ロッド3Aを手術台に固定する固定金具
(図示せず)とを備える。固定金具は、垂直ロッド3A
を手術台に固定できる全ての機構とすることができる。
水平ロッド3Bは、図3に示すように、先端部分にアー
ム3Cを連結している。アーム3Cは、水平面内で回動
できるように、水平ロッド3Bに連結されている。アー
ム3Cと水平ロッド3Bには、一定の間隔で引掛フック
4を固定している。この構造の基台3は、垂直ロッド3
Aを手術台に固定する位置を調整し、さらに、アーム3
Cを回転して、患者の皮膚の引っ張り位置を調整できる
特長がある。
【0012】図4は垂直ロッド3Aの上端に水平ロッド
3Bを連結する構造を示している。この図に示す基台3
は、垂直ロッド3A上端の両側に、対向板5を固定して
いる。対向板5には回転軸6を固定し、回転軸6は水平
ロッド3Bが回転できるように水平ロッド3Bを貫通し
ている。回転軸6は、水平ロッド3Bを水平とした状態
で、水平ロッド3Bが垂直ロッド3Aの上端に当たって
停止する位置に設けられている。この構造の基台3は、
水平ロッド3Bを折り畳むことができるので、コンパク
トに収納、運搬できる特長がある。
3Bを連結する構造を示している。この図に示す基台3
は、垂直ロッド3A上端の両側に、対向板5を固定して
いる。対向板5には回転軸6を固定し、回転軸6は水平
ロッド3Bが回転できるように水平ロッド3Bを貫通し
ている。回転軸6は、水平ロッド3Bを水平とした状態
で、水平ロッド3Bが垂直ロッド3Aの上端に当たって
停止する位置に設けられている。この構造の基台3は、
水平ロッド3Bを折り畳むことができるので、コンパク
トに収納、運搬できる特長がある。
【0013】図5と図6は、紐状部材7を介して基台3
に吊り下げられる引張具8を示している。これ等の図に
示す引張具8は、全体の形状がコ字状に折曲されて、分
岐された分岐ロッド2と、分岐ロッド2の先端に脱着自
在に連結された線材1とを備える。分岐ロッド2は、コ
字状に折曲された中央に、紐状部材7を連結するフック
を固定している。分岐ロッド2の下端は、線材1を脱着
自在に連結するために、図6に示すように、係止溝9を
設けている。
に吊り下げられる引張具8を示している。これ等の図に
示す引張具8は、全体の形状がコ字状に折曲されて、分
岐された分岐ロッド2と、分岐ロッド2の先端に脱着自
在に連結された線材1とを備える。分岐ロッド2は、コ
字状に折曲された中央に、紐状部材7を連結するフック
を固定している。分岐ロッド2の下端は、線材1を脱着
自在に連結するために、図6に示すように、係止溝9を
設けている。
【0014】紐状部材7は、鎖が最も便利に使用でき
る。ただ、紐状部材7には、鎖に代わって紐、ロープ、
ワイヤー、金属線、細いロッド等も使用できる。
る。ただ、紐状部材7には、鎖に代わって紐、ロープ、
ワイヤー、金属線、細いロッド等も使用できる。
【0015】さらに、図7と図8には、線材1を確実に
固定できる引張具8を示している。この引張具8は、コ
字状に折曲されて2分岐された分岐ロッド2と、皮膚を
貫通する線材1と、線材1を分岐ロッド2に固定するナ
ット10とを備えている。分岐ロッド2は、図8に示す
ように、先端に鍔11を有し、鍔11の上方には線材1
の係止溝9を有し、係止溝9の上方には雄ネジを設けて
いる。係止溝9は、上端開口部を分岐ロッド2の側面に
位置させて斜めに設けられている。係止溝9を設けた部
分は、雄ネジ部よりも多少太く、鍔11よりは細い円柱
状としている。
固定できる引張具8を示している。この引張具8は、コ
字状に折曲されて2分岐された分岐ロッド2と、皮膚を
貫通する線材1と、線材1を分岐ロッド2に固定するナ
ット10とを備えている。分岐ロッド2は、図8に示す
ように、先端に鍔11を有し、鍔11の上方には線材1
の係止溝9を有し、係止溝9の上方には雄ネジを設けて
いる。係止溝9は、上端開口部を分岐ロッド2の側面に
位置させて斜めに設けられている。係止溝9を設けた部
分は、雄ネジ部よりも多少太く、鍔11よりは細い円柱
状としている。
【0016】雄ネジにはナット10がねじ込まれてい
る。ナット10は、ナット本体10Aと、ナット筒10
Bとで構成されている。ナット筒10Bは、係止溝9を
設けた円柱を挿入できる円筒状で、上端は雄ネジを挿通
できる内径に孔を開口している。ナット筒10Bと係止
溝9を設けた円柱との間には押しバネであるコイルスプ
リング12を内蔵させている。コイルスプリング12
は、ナット筒10Bを上方に押し上げている。この構造
の引張具8は、ナット本体10Aを緩めて上方に移動さ
せると、ナット筒10Bがコイルスプリングに上昇さ
れ、係止溝9の上端を開口できる。このため、線材1を
係止溝9に挿入するときに、ナット筒10Bを持ち上げ
る必要がなく、簡単に線材1を脱着できる特長がある。
る。ナット10は、ナット本体10Aと、ナット筒10
Bとで構成されている。ナット筒10Bは、係止溝9を
設けた円柱を挿入できる円筒状で、上端は雄ネジを挿通
できる内径に孔を開口している。ナット筒10Bと係止
溝9を設けた円柱との間には押しバネであるコイルスプ
リング12を内蔵させている。コイルスプリング12
は、ナット筒10Bを上方に押し上げている。この構造
の引張具8は、ナット本体10Aを緩めて上方に移動さ
せると、ナット筒10Bがコイルスプリングに上昇さ
れ、係止溝9の上端を開口できる。このため、線材1を
係止溝9に挿入するときに、ナット筒10Bを持ち上げ
る必要がなく、簡単に線材1を脱着できる特長がある。
【0017】図7と図8とに示す引張具8は、ナット1
0で線材1を鍔11に挟着して固定している。ただ、鍔
11を省略して、ナットで線材を係止溝に押圧して固定
することも可能である。
0で線材1を鍔11に挟着して固定している。ただ、鍔
11を省略して、ナットで線材を係止溝に押圧して固定
することも可能である。
【0018】
【考案の効果】この考案の手術時に皮膚を引っ張って腹
腔を拡開する装置は、皮膚に線材を挿通し、この線材の
両端を分岐ロッドに連結し、分岐ロッドを紐状部材で基
台に吊り下げて腹腔を拡開する。このため、この考案の
腹腔を拡開する装置は、皮膚の局部を強い力で引っ張る
ことなく、また、炭酸ガスのように難しい処理をするこ
となく、簡単かつ容易に、しかも力を分散して皮膚を広
い領域で強く引っ張って腹腔を大きく拡開できる特長が
ある。とくにこの考案の装置は、皮膚に挿通する線材の
両端を分岐ロッドに連結して皮膚を吊り上げるので、細
い線材を使用しても曲がることがなく、細い線材で皮膚
を強く吊り上げて腹腔を大きく拡開できる特長がある。
細い線材は皮膚を大きく切開しない。このため、この考
案の装置は、皮膚を極めて小さい領域で切開して腹腔を
大きく拡開し、手術領域を広くできるというこの種の装
置にとって極めて優れた特長を実現する。
腔を拡開する装置は、皮膚に線材を挿通し、この線材の
両端を分岐ロッドに連結し、分岐ロッドを紐状部材で基
台に吊り下げて腹腔を拡開する。このため、この考案の
腹腔を拡開する装置は、皮膚の局部を強い力で引っ張る
ことなく、また、炭酸ガスのように難しい処理をするこ
となく、簡単かつ容易に、しかも力を分散して皮膚を広
い領域で強く引っ張って腹腔を大きく拡開できる特長が
ある。とくにこの考案の装置は、皮膚に挿通する線材の
両端を分岐ロッドに連結して皮膚を吊り上げるので、細
い線材を使用しても曲がることがなく、細い線材で皮膚
を強く吊り上げて腹腔を大きく拡開できる特長がある。
細い線材は皮膚を大きく切開しない。このため、この考
案の装置は、皮膚を極めて小さい領域で切開して腹腔を
大きく拡開し、手術領域を広くできるというこの種の装
置にとって極めて優れた特長を実現する。
【図1】線材を皮膚に挿通して牽引する状態を示す断面
図
図
【図2】この考案の一実施例を示す腹腔を拡開する装置
の斜視図
の斜視図
【図3】水平ロッドを示す平面図
【図4】垂直ロッドと水平ロッドの連結部分を示す側面
図
図
【図5】この考案の一実施例にかかる引張具を示す正面
図
図
【図6】図5に示す引張具の断面図
【図7】この考案の他の実施例にかかる引張具の正面図
【図8】図7に示す引張具の分岐ロッド先端部分を示す
断面図
断面図
1…線材 2…分岐ロッド 3…基台 3A…垂直ロッド 3B…水平ロッド 3C
…アーム 4…引掛フック 5…対向板 6…回動軸 7…紐状部材 8…引張具 9…係止溝 10…ナット 10A…ナット本体 10B…
ナット筒 11…鍔 12…コイルスプリング H…皮膚
…アーム 4…引掛フック 5…対向板 6…回動軸 7…紐状部材 8…引張具 9…係止溝 10…ナット 10A…ナット本体 10B…
ナット筒 11…鍔 12…コイルスプリング H…皮膚
Claims (3)
- 【請求項1】 基台(3)と、この基台(3)に紐状部
材(7)を介して連結された引張具(8)とを備え、引
張具(8)は、紐状部材(7)に連結されて2分岐され
た分岐ロッド(2)と、分岐ロッド(2)の先端に脱着
自在に連結された線材(1)とを備え、線材(1)を皮
膚に貫通して両端を分岐ロッド(2)に連結し、分岐ロ
ッド(2)を紐状部材(7)で基台に連結して、皮膚を
牽引するように構成された皮膚を引っ張って腹腔を拡開
する装置。 - 【請求項2】 分岐ロッド(2)は線材(1)の係止溝
(9)を有し、係止溝(9)の上方には雄ネジが設けら
れており、この雄ネジにはナット(10)がねじ込まれ
ており、ナット(10)を締め付けて線材(1)を係止
溝(9)に押圧して固定できるように構成されてなる請
求項1に記載の手術時に皮膚を引っ張って腹腔を拡開す
る装置。 - 【請求項3】 分岐ロッド(2)は先端に鍔(11)を
有し、鍔(11)の上方には線材(1)の係止溝(9)
を有し、係止溝(9)の上方には雄ネジが設けられてお
り、この雄ネジにはナット(10)がねじ込まれてお
り、ナット(10)を締め付けて線材(1)を鍔(1
1)に挟着して固定できるように構成されてなる請求項
1に記載の手術時に皮膚を引っ張って腹腔を拡開する装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992054506U JPH084009Y2 (ja) | 1992-07-11 | 1992-07-11 | 手術時に皮膚を引っ張って腹腔を拡開する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992054506U JPH084009Y2 (ja) | 1992-07-11 | 1992-07-11 | 手術時に皮膚を引っ張って腹腔を拡開する装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH069610U JPH069610U (ja) | 1994-02-08 |
| JPH084009Y2 true JPH084009Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=12972529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992054506U Expired - Lifetime JPH084009Y2 (ja) | 1992-07-11 | 1992-07-11 | 手術時に皮膚を引っ張って腹腔を拡開する装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084009Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4865019A (en) * | 1988-02-25 | 1989-09-12 | Phillips Steven J | Retractor apparatus for use in harvesting mammary arteries during heart by-pass surgery |
| JP2613801B2 (ja) * | 1989-03-13 | 1997-05-28 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 手術用器具支持装置 |
-
1992
- 1992-07-11 JP JP1992054506U patent/JPH084009Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH069610U (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |