JPH0840101A - 運転操作機器の操作力調節装置 - Google Patents

運転操作機器の操作力調節装置

Info

Publication number
JPH0840101A
JPH0840101A JP17895094A JP17895094A JPH0840101A JP H0840101 A JPH0840101 A JP H0840101A JP 17895094 A JP17895094 A JP 17895094A JP 17895094 A JP17895094 A JP 17895094A JP H0840101 A JPH0840101 A JP H0840101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
operating
operating force
driver
adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17895094A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Sato
晴彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP17895094A priority Critical patent/JPH0840101A/ja
Publication of JPH0840101A publication Critical patent/JPH0840101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転者の諸要因、走行状態が変化しても人間
の感覚にあった最適な操作力を発生することが出来る運
転操作機器の操作力調節装置を提供する。 【構成】 本発明は、運転者が操作して自動車の状態を
変化させる運転操作機器の操作部13の操作力を調節す
る操作力調節装置であって、操作部13の操作力を変化
させる操作力調節手段55と、操作部13の操作力を検
出する操作力検出手段56と、運転者の精神的要因、身
体的要因、自動車の走行要因の少なくとも2つの要因に
応じて操作部13の操作力を決定し、決定した操作力と
操作力検出手段56が検出した操作力とから調節量を求
めて、この調節量に応じて操作力調節手段55を駆動す
る操作力決定手段57とを有することを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクセル、ブレーキ等
のペダル、変速機のシフト装置、各種のスイッチ等の運
転操作機器の操作力を人間の感覚に合った最適な値に調
節するための運転操作機器の操作力調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、特開平2−256523号公
報に記載のものと類似の変速機のシフト装置1を示す。
同図において、エンジン3に直結された自動変速機5
は、マニュアルレバー7の回動位置に応じてシフトレン
ジが切り換えられる。一方、シフト装置1は、シフトコ
ントローラ9と、このシフトコントローラ9と接続され
ると共に、ステアリングホイール11の周辺に配置され
た操作部13と、マニュアルレバー7の一端と連結され
たアクチュエータ15とを備えている。コントローラ9
には、マニュアルレバー7の回動位置を検出するインヒ
ビタスイッチ17と車速センサ19と、スロットル開度
センサ21とが接続されている。さらに、シフトコント
ローラ9には、イグニッションスイッチ23とブレーキ
作動センサ25とが接続されている。
【0003】操作部13は、図17に示すように、一対
のリンク27a、27bを介して操作部台座29に支持
されている。操作部台座29は、ステアリングコラムに
支持されている。操作部13には、操作体14に支持ブ
ロック31が取り付けられている。この支持ブロック3
1には、ピン33を介して各リンク27a、27bの一
端部が上下方向への相対回動が可能に連結されている。
また、各リンク27a、27bの他端部はそれぞれボー
ル形のピボット35を介して操作部台座29に支承され
ている。
【0004】一方のリンク27aの端部からは、アーム
37が延出されている。このアーム37と操作部台座2
9との間に、操作力を発生させると共に、各シフトレン
ジに操作部13をロックする操作力発生部39が設けら
れている。この操作力発生部39は、操作体14の位置
をシフトポジションP、R、N、D、3、2、1に対応
した位置に位置決めする。操作部台座29内には、ピボ
ット35を中心として上下方向、前後方向とに湾曲した
円弧面41が形成されている。また、アーム37の先端
にはチェックボール43が配置されている。チェックボ
ール43はスプリング45により円弧面41側へ常時付
勢されている。この場合、操作部13の操作力は、スプ
リング45、チェックボール43、円弧面41により発
生する。
【0005】他方のリンク27bの操作部台座29側に
扇形板47が連接され、この扇形板47には、ピボット
35を中心にして6対のA接点49が固定されている。
そして操作部13が上記のように位置決めされながら1
操作ピッチずつ操作されるのに伴い、操作部台座29に
設けられたB接点51が対応する一対のA接点49と順
次接触するようになっている。
【0006】このシフト装置1では、スプリング45、
チェックボール43、円弧面41により一定の操作力が
発生する操作部13を、運転者がステアリングホイール
11に手を掛けた状態で指先の動作により操作すること
で、シフトレンジを容易に切り換えることが出来るよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
フト装置1では、操作部13の操作力は一定であり、運
転者の精神的な状態や、身体的な条件、自動車の走行状
態が変化した場合に対して人間の感覚にあった操作力を
発生しているとは言いがたかった。
【0008】すなわち、運転者の精神状態は、常に一定
の状態であるとは限らず、速度が速いときや、混んでい
る道路を走行しているときは緊張しており、逆に、速度
が遅く、空いている道路を走行しているときは余裕があ
り、緊張度は低くなる。この場合、操作部の操作力が一
定であっても、操作する運転者の精神状態によって、重
く感じたり、軽く感じたりする。
【0009】また、運転者の身体的な条件において、同
じ操作力であっても、例えば体格の大きい人にとって
は、操作部の操作力が軽く感じ、逆に体格の小さい人に
とっては、操作力が重く感じたりする。
【0010】さらに、体格の大きい人の場合でも、上記
のように、緊張しているときと余裕のあるときとでは、
同じ操作力の操作部を操作しても、そのときの操作力の
感覚は異なって感じる。
【0011】また、自動車の走行状態によってシフト操
作を行う頻度が高いときと低いときとがある。例えば高
速道路を走行しているときと、曲りくねった道路やアッ
プダウンの激しい道路を走行しているときとではシフト
操作の頻度は異なる。このため、同じ操作力の操作部を
操作してもシフト操作を行う頻度により重く感じたり、
軽く感じたりする。
【0012】このように、操作部13の操作力が一定あ
っても、運転者の諸要因、走行状態が変化すると、重く
感じたり、軽く感じたりして人間の感覚に合わなくな
り、最適な操作力で操作することが出来ない。
【0013】そこで、本発明は、運転者の諸要因、走行
状態が変化しても人間の感覚にあった最適な操作力を発
生することが出来る運転操作機器の操作力調節装置の提
供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、運転者が操作して自動車の状態
を変化させる運転操作機器の操作部の操作力を調節する
操作力調節装置であって、前記操作部の操作力を変化さ
せる操作力調節手段と、前記操作部の操作力を検出する
操作力検出手段と、運転者の精神的要因、身体的要因、
自動車の走行要因の少なくとも2つの要因に応じて操作
部の操作力を決定し、決定した操作力と前記操作力検出
手段が検出した操作力とから調節量を求めて、この調節
量に応じて操作力調節手段を駆動する操作力決定手段と
を有することを特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、運転操作機器の操作部が変速機のポジショ
ン切換用の操作部であることを特徴としている。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、精神的要因は、車速、走行時間、単位時間
あたりにブレーキを操作する回数に応じて決定すること
を特徴としている。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、身体的要因は、運転者の身長、体重、操作
部を操作するときの上肢の状態に応じて決定することを
特徴としている。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、運転操作機器の操作部の操作ストロークを
調節する操作ストローク調節手段を設け、前記操作力決
定手段が決定した操作力と操作部の操作ストロークとの
積が一定の値となるように操作ストロークを決定し、操
作ストローク調節手段を駆動することを特徴としてい
る。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明であって、操作ストローク調節手段は、操作部の操作
レバーを回動自在に支持する回転支持部材と、この回転
支持部材を移動して操作レバーの回動中心を変化させる
回動中心調節部材と、回動中心調節部材を駆動する駆動
手段とからなることを特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1の発明によれば、運転者の精神的要
因、身体的要因、自動車の走行要因の少なくとも2つの
要因に応じて操作力決定手段は操作部の操作力を決定す
る。また、操作力決定手段は決定した操作力と操作力検
出手段により検出された操作力とから調節量を求めて、
この調節量に応じて操作力調節手段を駆動する。これに
より、人間の感覚に合った操作部の操作力を運転者の精
神的要因、身体的要因、自動車の走行要因の少なくとも
2の要因に応じて発生させることが出来る。
【0021】請求項2の発明によれば、運転者の精神的
要因、身体的要因、自動者の走行要因の少なくとも2つ
の要因に応じて自動変速機のポジション切換用の操作部
の操作力を操作力決定手段が決定する。そして、操作力
検出手段が検出した操作力と操作力決定手段が決定した
操作力とから調節量を求めて、この調節量に応じて操作
力決定手段は操作力調節手段を駆動する。
【0022】請求項3の発明によれば、運転者の精神的
要因を、車速、走行時間、単位時間あたりにブレーキを
操作する回数に応じて操作力決定手段が求める。すなわ
ち、車速が速いほど運転者は緊張し、精神的な負担は大
きくなる。また、走行時間が長くなるほど運転者は緊張
し精神的な負担が大きくなる。さらに、単位時間あたり
にブレーキを踏む回数が増える場合、交通密度が高いこ
と、すなわち混んでいる道路を走行していることを示し
ている。運転者は、交通密度が高くなれば緊張し精神的
な負担が大きくなる。このような条件から運転者の精神
的要因が求められて、操作部の操作力が決定される。
【0023】請求項4の発明によれば、運転者の身体的
要件を、運転者の身長、体重、操作部を操作するときの
上肢の状態に応じて求める。すなわち、身長が高けれ
ば、運転者の最大発揮力は大きくなる。また、体重が重
ければ、運転者の最大発揮力は大きくなる。また、手首
の角度から上肢の状態を求め場合、手首の角度が大きけ
れば運転者はシートの前方側に腰をずらした楽な姿勢で
着座していることを示し、楽な姿勢でシートに着座して
いるので最大発揮力は小さくなる。また、手首の角度が
小さければ運転者はシートの後方側に腰を引いた姿勢で
着座していることを示し、最大発揮力は大きくなる。こ
のような条件から運転者の身体的要因が求められて、操
作部の操作力が決定される。
【0024】請求項5記載の発明によれば、運転者の精
神的要因、身体的要因、走行要因の少なくとも2つの要
因に応じて運転操作機器の操作力を最適な操作力とする
と共に、操作部の操作ストロークを調節する操作ストロ
ーク調節手段により、操作ストロークを調節する。この
場合、最適な操作力と操作ストロークの積、すなわち運
転者が操作する運動量が一定となるように、操作ストロ
ークを変化させる。
【0025】請求項6記載の発明によれば、駆動手段に
より回動中心調節部材を駆動して、回転支持部材を移動
させることにより、操作レバーの回動中心が変化し、操
作力が変化すると共に操作レバーの操作ストロークを調
節することが出来る。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係る運転操作機器の操作力調
節装置の実施例について説明する。
【0027】第1実施例 第1実施例は、図16に示す自動変速機のシフト装置に
本発明を適用した例である。図1は本発明に係る操作力
調節装置の構成を示す。操作力調節装置53は、操作部
13の操作力を変化させる操作力調節手段55と、操作
部13の操作力を検出する操作力検出手段56と、運転
者の精神的要因、身体的要因、自動車の走行要因の少な
くとも2つの要因に応じて操作部の操作力を決定し、決
定した操作力と検出手段56が検出した操作力とから操
作力の調節量を求めて、この調節量に応じて操作力調節
手段55を駆動する操作力決定手段57とを有してい
る。
【0028】操作力調節手段55は、図2に示すよう
に、操作力調整部材59と、この操作力調整部材59を
駆動する駆動部61とからなる。操作力調整部材59
は、複数の半円状の切欠63、63、63が形成された
板状で、操作力発生部39の円弧面41が形成された操
作部台座29に重ねられている。複数の切欠63は、操
作部台座41の各ポジション(P、R、N、D)に設け
た溝67、67、67のピッチと等しい間隔で形成され
ている。そして、この切欠63を溝部67に位置させた
状態で、操作力調整部材59を図2の左右方向(矢印a
方向)に移動させて溝部67の深さを変化させることに
より操作力発生部39の発生する操作力が変化する。
【0029】すなわち、操作力調整部材59がスプリン
グ45と反対側に移動した状態(実線Aで示す位置)で
は、溝部67の深さが深くなり、チェックボール43の
溝部67への係合量は大きくなる。このため、チェック
ボール43が溝部67と溝部67との間の山部67aを
乗り越える量が大きくなるので、操作部13の操作力は
大きくなる。
【0030】また、操作力調整部材59をスプリング4
5側に移動させた状態(点線Bで示す位置)では、チェ
ックボール43の溝部67への係合量は小さくなる。こ
のため、チェックボール43が山部67aを乗り越える
量は小さくなるので、操作部13の操作力は小さくな
る。
【0031】操作力調整部材59が連結された駆動部6
1は、モータ、ソレノイド等で構成されている。この駆
動部61は、操作力決定手段57の制御部69と接続さ
れて、その駆動が制御される。また、操作力調整部材5
9の側部には、操作部台座29に操作力検出手段として
の位置検出器56が配設されている。位置検出器56
は、操作力決定手段57の制御部69と接続されてい
る。そして、位置検出器56によって操作力調整部材5
9の位置を求めることにより、操作部13が発生する操
作力が求められる。
【0032】操作力決定手段57は、制御部69と、こ
の制御部69に接続された複数の検出器(車速検出器7
1、走行時間検出器73、ブレーキ走行の有無検出器7
5、シート位置検出器77、体重検出器79、シート角
度検出器81、ステアリング位置検出器83、シフト位
置検出器93、ステアリング操作の有無検出器95、エ
ンジン回転数検出器97)とからなる。この制御部69
は各検出器71、73、75、77、79、81、8
3、93、95、97からの検出結果と、予め設定され
記憶されている精神的要因、身体的要因、走行要因との
関係から操作力係数K1〜K10をそれぞれ求める。
【0033】車速検出器71は、例えば自動車のスピー
ドメーターの表示のための車速センサが兼用されてい
る。走行時間検出器73は自動車が走り始めると時間の
計測を開始し、停止すると計測を停止するような検出器
が用いられている。また、ブレーキ走行の有無検出器7
5は、例えば、ブレーキを踏むと点灯するブレーキラン
プのON、OFF信号を用いることが出来る。
【0034】また、シート位置検出器77は、シートク
ッションの車体前後方向の位置を検出することによりシ
ートの位置を検出する。体重検出器79は、シートクッ
ションに埋設した歪みゲージが用いられている。
【0035】上記操作力係数K1〜K10は、以下に説
明する各要因に応じて求められる比例定数で、最終的に
掛け合わされて総合操作力係数Kが求められる。
【0036】以下、各要因について説明する。
【0037】<精神的要因>精神的要因は、車速、走行
時間、単位時間あたりにブレーキを踏む回数に応じて決
定される。図3(a)の実線で示すように、運転者の精
神的負担(緊張度)は、車速に比例して高くなり、車速
が速くなれば運転者の精神的負担(緊張度)は増加す
る。この関係から制御部69は、操作力係数(図におい
て点線で示す)K1を車速に対する緊張度に反比例した
値として求める。
【0038】また、図3(b)に示すように、運転者の
精神的負担(緊張度)は交通密度に比例して高くなり、
交通密度が高く混んでいる道路を走行している場合に
は、運転者の精神的負担(緊張度)は増加する。この関
係から制御部69は、操作力係数K2を交通密度に対す
る緊張度に反比例した値として求める。この場合、交通
密度は、図3(d)に示すように、単位時間当たりにブ
レーキを踏む回数に比例しており、ブレーキを踏む回数
が増えれば交通密度が高くなったことを示している。し
たがって、ブレーキ操作の有無検出器75の検出結果か
ら単位時間あたりにブレーキを踏む回数が得られ、この
回数に比例した交通密度が得られる。
【0039】さらに、図3(c)に示すように、運転者
の精神的負担(緊張度)は、走行時間に比例して高くな
り、走行時間が長くなれば運転者の緊張度は増加する。
この関係から制御部69は、操作力係数K3を走行時間
に対する緊張度に反比例した値として求める。
【0040】<身体的要因>身体的要因は、運転者の身
長、体重、操作部を操作するときの上肢の状態に応じて
決定される。図4(a)に示すように、運転者が発揮で
きる力(最大発揮力)は、身長が高いほど強い。これ
は、各部位の寸法が長い方が操作しやすいため、身長が
高いと運転者が発揮できる力は大きい。この関係から制
御部69は、操作力係数K4を、身長に対して比例した
値として求める。この場合、運転者の身長は、シート8
5のスライド位置Lに比例しているものとすると、シー
ト位置検出器77の検出結果により求めることが出来
る。すなわち、図5に示すように、運転者89が自身の
体格に合わせてシート85の位置を前後方向に移動する
と、移動した位置がシート位置検出器77により検出さ
れ、この検出結果により運転者89の身長が求められ
る。
【0041】また、図4(b)に示すように、運転者8
9が発揮できる力(最大発揮力)は、体重が重いほど強
い。これは、体重が大きい方が筋力が大きく力が強い。
この関係から制御部69は体重に対して比例した操作力
係数K5を求める。
【0042】さらに、図4(c)に示すように、運転者
89の発揮できる力(最大発揮力)は、手首角度が大き
いほど弱い。すなわち、手首が前腕に対し直線に近い方
が発揮できる力が大きい。この関係から制御部69は、
手首角度に反比例した操作力係数K6を求める。手首角
度θは、図6に示すように、水平線Sに対する運転者8
9の前腕89aの角度θ2から、ステアリングホイール
11と操作部13を結んだ線の水平線Sに対する角度θ
1との差で求められる。また、前腕89aの水平線Sに
対する角度θ2は、上記の方法で求めた運転者89の身
長と、シートバック91の垂直に対する角度θ3(図5
参照)とから運転者89の肩89bの位置を推定し、こ
の肩89bの位置と身長に比例している上腕89c、前
腕89aの寸法及びステアリングホイール11の位置関
係から求める。
【0043】<走行要因>走行要因は、車速、回転数、
スポーツ走行度に応じて決定される。図7(a)に示す
ように、操作部13を操作する必要性は車速から求め
る。すなわち、車速が遅い場合には、シフト操作する必
要性は高いが、車速が速い場合にはシフト操作をする必
要性は低い。このシフト操作の必要性と車速の関係を操
作力係数K7として求める。
【0044】また、図7(b)に示すように、シフトア
ップ(例えば1速から2速)をする必要性は、エンジン
の回転数から求める。すなわち、エンジンの回転数が低
い場合はシフトアップの必要性が高く、一定の回転数ま
で、シフトアップの必要性は少なくなるが、一定の回転
数を過ぎると、今度はシフトアップの必要性が高くな
る。このシフトアップの必要性と回転数の関係を操作力
係数K8として求める。
【0045】さらに、図7(c)に示すように、シフト
ダウン(例えば2速から1速)する必要性は、エンジン
の回転数から求める。すなわち、エンジンの回転数が低
い場合には、シフトダウンする必要性は高いが、エンジ
ンの回転数が高くなると、シフトダウンの必要性は低く
なる。このシフトダウンの必要性と回転数の関係を操作
力係数K9として求める。
【0046】図7(d)に示すように、シフトアップ、
ダウンの必要性は、スポーツ走行度から求める。スポー
ツ走行度は、単位時間あたりのステアリング操作の回数
を代用し、単位時間あたりのステアリング操作の回数が
多ければスポーツ走行しているとする。そして、スポー
ツ走行度が高い、すなわち、スポーツ走行している状態
が多ければ、シフトアップ、ダウンする必要性は高い。
このシフトアップ、ダウンの必要性とスポーツ走行度の
関係を操作力係数K10として求める。
【0047】次に、操作力決定手段57が運転者の精神
的要因、身体的要因、自動車の走行要因に応じて、操作
部13の最適な操作力を決定する手順について説明す
る。
【0048】図8に示すフローチャートは、制御部69
が、精神的要因、身体的要因、走行要因から操作力係数
K1〜K10を求め、最終的に総合操作力係数Kを求
め、この総合操作力係数Kに基づいて駆動部61を駆動
する手順を示す。
【0049】運転者89がシート85に座り、自身の体
格に合わせてシート位置、シートバック91の角度を調
節し、ステアリングホイール11に手を掛けると、シー
ト位置検出器77、シート角度検出器81、ステアリン
グ位置検出器83がシート位置、シート角度、ステアリ
ング位置を検出し、ステップS1でこれらの検出結果か
ら運転者の身長、上腕の角度θ2が推定されると共に、
体重検出器79から体重が求められる。
【0050】次に、ステップS2で求められた運転者の
身長、体重から図4(a)、(b)に示す操作力係数K
4、K5が求められる。さらに、ステップS3で、ステ
アリングホイール11の位置から手首角度θ(θ2−θ
1)が推定され、ステップS4で図4(c)により操作
力係数K6が計算される。
【0051】エンジンをスタートさせて自動車が走行を
開始すると、ステップ5でシフト位置、車速、回転数、
単位時間あたりに踏むブレーキの回数、ステアリング操
作の回数が読み込まれる、次に、ステップS6で、図3
(a)、(b)、(c)に示す操作力係数K1〜K3が
求められる。さらに、図7(a)、(b)、(c)、
(d)に示す操作力係数K7〜K10が求められる。そ
して、ステップ7で、求めた操作力係数K1〜K10を
掛け合わせて総合操作力係数Kを求める。
【0052】次に、ステップS8では、総合操作力係数
Kに基づいて操作部13の最適な操作力が求められ、こ
の操作力を得るための操作力調整部材59の位置が求め
られる。ステップ9では、操作力調整部材59の現在の
位置と最適な操作力が得られる位置との差(調節量)が
求められる。ステップ10で求められた調節量に応じて
駆動部61を駆動する。これにより、操作力調整部材5
9は、操作部13が最適な操作力を発生する位置に移動
する。そして、自動車が走行しているときは、ステップ
3以下が繰り返し実行されて、総合操作力係数Kが繰り
返し求められ、この総合操作力係数Kにより最適な操作
力が求められ、最適な操作力が得られるように駆動部6
1が駆動されて操作力調整部材59が移動する。
【0053】従って、自動車が走行している間は、操作
部13の発生する操作力は上記の手順が繰り返し実行さ
れて、常に変化して、各要因に応じた最適な操作力が発
生する。
【0054】本実施例によれば、運転者の諸要因が変化
しても、人間の感覚に合った操作力を操作部が発生する
ことが出来る。
【0055】なお、上記実施例では精神的要因、身体的
要因、走行要因の各要因から操作力係数K1〜K10を
求め、最適な操作力を求めたが、少なくとも2つの要因
から操作力係数を求めて、最適な操作力を求めても良
い。
【0056】また、上記実施例では、操作部13の操作
力を検出するのに、操作力調整部材59の位置を位置検
出器56により検出して操作力を間接的に求めたが他の
方法により操作部13の操作力を求めても良い。
【0057】第2実施例 次に図9及び図10を用いて第2実施例について説明す
る。図9はフロアタイプのシフト装置101の操作部の
操作力発生部99を示す正面図、図10は側面図であ
る。本実施例は、一般的なフロアタイプのシフト装置1
01に本発明に係る操作力調節装置を適用した例であ
る。
【0058】先ず、シフト装置101の操作力発生部9
9の構成を説明する。シフト装置101は、シフトレバ
ー105がフロアパネル135の下面側で軸受133を
介して矢印a方向に回動自在に支持されている。シフト
レバー105の下端部には、トランスミッションと結合
されたワイヤ134が連結されている。シフトレバー1
05の中間部からは、シフトロックピン129とチェッ
クピン121が突設されている。これらのチェックピン
121、シフトロックピン129は、フロアパネル13
5に固定されたポジションプレート117の貫通孔11
9内に突設されている。また、チェックピン121は、
貫通孔119の下部内壁に向けて圧縮コイルバネ123
により付勢されている。貫通孔119の下部内壁には、
複数の弧状の溝119a、119b・・・が形成されて
いる。これらの溝119a、119b・・・内にチェッ
クピン121が係合することにより、ポジション位置
(P、R、N、D、2、1)が設定される。
【0059】そして、シフトレバー105を矢印a方向
に回動させてチェックピン121を溝119aから溝1
19bに移動させる際に、溝119a、119b間の山
の部分を乗り越えることで、ポジション(P、R、N、
D、2、1)が切り換えられ節度感が得られる。また、
チェックピン121が圧縮コイルバネ123の付勢力に
抗して山の部分を乗り越えるときシフトレバー105の
操作力が発生する。このシフトレバー105の操作力
は、操作力調節装置103により調節されるようになっ
ている。
【0060】操作力調節装置103は、シフトレバー1
05の操作力を変化させる操作力調節手段107と、シ
フトレバー105の操作力を検出する操作力検出手段と
しての位置検出器106と、運転者の精神的要因、身体
的要因、自動車の走行要因の少なくとも2つの要因に応
じて操作部の操作力を決定し、決定した操作力と位置検
出器106が検出した操作力とから操作力の調節量を求
めて、この調節量に応じて操作力調節手段107を駆動
する操作力決定手段109とからなる。
【0061】操作力調節手段107は、操作力調整部材
111と、この操作力調整部材111を駆動する駆動部
113とからなる。操作力調整部材111は、一側部が
弧状に形成された長尺の板材で形成されている。この操
作力調整部材111は、長手方向の両側が、ガイド部材
115、115により上下方向にスライド自在に支持さ
れている。ガイド部材115、115は、シフト装置1
01のポジションプレート117の一面側に固定されて
いる。また、操作力調整部材111の弧状に形成された
一側部は、ポジションプレート117の複数の溝119
a、119b、119cに位置している。この操作力調
整部材111を上下動させることにより、溝119a、
119bの深さが変化して操作力発生部99の発生する
操作力が変化するようになっている。
【0062】すなわち、操作力調整部材111が圧縮コ
イルバネ123の反対側(下方)に移動すると、溝11
9a、119bの深さが深くなり、チェックピン121
の溝119a、119bへの係合量は大きくなる。この
ため、チェックピン121が溝119a、119b間の
山部を乗り越える量が大きくなるので、操作力は大きく
なる。
【0063】また、操作力調整部材111を圧縮コイル
バネ123側(上方)に移動させた状態では、チェック
ピン121の溝119a、119bの係合量は小さくな
る。このためチェックピン121が山部を乗り越える量
は小さくなるので、操作力は小さくなる。
【0064】操作力調整部材111が連結された駆動部
113は、例えばモータ、ソレノイド等で構成されてい
る。この駆動部113は、操作力決定手段109の制御
部69と接続されて、その駆動が制御される。また、操
作力調整部材111の一方の側部に、位置検出器106
が配設されている。この位置検出器106は、操作力調
整部材111の位置を検出して制御部69に検出結果を
伝達する。
【0065】操作力決定手段109は、前記第1実施例
の操作力決定手段57と同構成で、制御部69と、この
制御部69に接続された複数の検出器71、73、7
5、77、79、81、83、93、95、97とから
なる。そして、操作力決定手段109の制御部69は、
第1実施例と同様に図3(a)、(b)、(c)から操
作力係数K1〜K3を求め、図4(a)、(b)、
(c)から操作力係数K4〜K6を求め、図7(a)、
(b)、(c)、(d)から操作力係数K7〜K10を
求める。
【0066】なお、本実施例では、フロアタイプのシフ
ト装置101に操作力調節装置103を適用したので、
操作力係数K6を求める場合の前腕に対する手首角度θ
は、図12に示すように、フロアパネル135から立設
されるシフトレバー105を操作する際の手首角度θと
なる。この場合にも、水平に対する運転者89の前腕の
角度θ2から、水平に対する手首の角度θ1との差で求
められる。また、前腕89aの水平に対する角度θ2
は、運転者89の身長と、シートバック91の垂直に対
する角度θ3とから運転者89の肩89aの位置を推定
し、この肩89bの位置と身長に比例している上腕89
c、前腕89aの寸法及びシフトレバー105の位置関
係から求める。
【0067】この第2実施例においても、第1実施例に
おける図8に示す手順に従って精神的要因から操作力係
数K1〜K3、身体的要因からK4〜K6、走行要因か
らK7〜K10が求められる。そして、これらの操作力
係数K1〜K10を掛け合わせて総合操作力係数Kを求
める。次に、総合操作力係数Kに基づいて操作部の最適
な操作力が求められ、操作力調整部材111の位置が求
められる。さらに、操作力調整部材111の現在の位置
と最適な操作力が得られる位置との差(調節量)が求め
られ、この調節量に応じて駆動部113を駆動する。
【0068】これにより、操作力調整部材111は、操
作力発生部99が最適な操作力を発生する位置に移動す
る。そして、自動車が走行しているときは、上記の手順
が繰り返し実行されて、総合操作力係数Kが繰り返し求
められ、この総合操作力係数Kにより最適な操作力が求
められ、この最適な操作力が得られるように操作力調整
部材111を移動させるように駆動部113が駆動され
る。
【0069】本実施例によれば、上記実施例と同様に、
運転者の諸要因、走行状態が変化しても人間の感覚に合
った最適な操作力を発生することができる。
【0070】なお、図9及び図10において符号125
はシフトノブを示し、符号127はシフトロック解除ボ
タンを示す。さらに、符号129はシフトロックピンを
示し、符号131はシフトロックピン129が係合する
シフトロック溝を示す。
【0071】第3実施例 次に第3実施例について図13乃至図15を用いて説明
する。上記第1、第2実施例では、運転者の精神的要
因、身体的要因、自動車の走行要因に応じて操作部1
3、99の操作力のみを可変としたが、本実施例は、操
作部143の操作力に加えて操作ストロークも変化させ
る例である。
【0072】図13(a)に示すように、本実施例の操
作力調節装置141は、操作部143の操作力を変化さ
せる操作力調節手段145と、操作部143の操作スト
ロークを調節する操作ストローク調節手段147と、操
作部143の操作力を検出する操作力検出手段149
と、操作力決定手段151とを有している。操作力決定
手段151は、図13(b)に示すように、複数の検出
器(車速検出器71、走行時間検出器73、ブレーキ走
行の有無検出器75、シート位置検出器77、体重検出
器79、シート角度検出器81、ステアリング位置検出
器83、シフト位置検出器93、ステアリング操作の有
無検出器95、エンジン回転数検出器97)とからな
る。
【0073】そして、運転者の精神的要因、身体的要
因、自動車の走行要因の少なくとも2つの要因に応じて
操作部143の操作力を決定し、決定した操作力と検出
手段149が検出した操作力とから調節量を求めて、こ
の調節量に応じて操作力調節手段145を駆動すると共
に、決定した操作力と操作部の操作ストロークとの積が
一定の値となるように操作ストロークを決定し、操作ス
トローク調節手段147を駆動する。
【0074】先ず、本発明が適用された運転操作機器と
してのシフト装置137について説明する。図14に示
すように、シフト装置137のシフトレバー139の下
部には、ポジションピン153が突設されている。この
ポジションピン153は、フロアパネル155に固定さ
れたポジションプレート157の弧状切欠159内に挿
入されている。また、シフトレバー139の下端部に
は、図示しないトランスミッションと結合されたワイヤ
161が連結されている。
【0075】また、シフトレバー139の中間部は回転
支持部材163、163により支持されている。これら
の回転支持部材163、163は、シフトレバー139
の軸方向に対して交差する方向に沿って、シフトレバー
139の両側に配置され、シフトレバー139の左右方
向への移動を規制している。この回転支持部材163、
163は回転中心調節部材165に固定されている。
【0076】回転中心調節部材165は、一側にレール
部167が形成されている。レール部167は、ガイド
169に上下方向に移動自在に支持されている。ガイド
169は、フロアパネル155の下面側に固定されたベ
ース171に固定されている。また、回転中心調節部材
165の他側には、ラックギア173が形成されてい
る。このラックギア173には、ピニオンギア175が
噛み合っている。ピニオンギア175は、モータ177
の回転軸179に固定されている。モータ177の駆動
力によりピニオンギア175が回転すると、回転中心調
整材165が上下動する。回転中心調節部材165が上
下動すると、回転支持部材181、181が上下動し、
シフトレバー139の回動支点が変化する。
【0077】このシフト装置139において、操作力調
節手段145は、モータ177、ピニオンギア175、
ラックギア173とからなる。また、操作力検出手段1
49は、回転中心調節部材165の上下方向の位置を検
出する位置検出器183で構成されている。また、操作
ストローク調節手段147は、操作力調節手段145が
兼ねている。すなわち、操作力調節手段145は、回転
支持部材163を上下動させることにより、操作力を変
化させると共に、回動支点を上下動させて、シフトレバ
ー139の操作ストロークを変化させる。
【0078】すなわち、図15に示すように、回転中心
点位置がAのときのシフトレバー139のストロークを
Laとし、回転中心点位置Bのときのシフトレバー13
のストロークLbとすると、La<Lbとなる。また、
ストロークLaのときの操作力をFaとし、ストローク
Lbのときの操作力をFbとすると、Fa>Fbとな
る。このとき、操作ストロークと操作力との間には、F
a×La=Fb×Lbの関係があり、回転中心点位置A
のときの操作力FaとそのときのストロークLaとの積
は、回転中心点位置Bのときの操作力Fbとそのときの
ストロークLbとの積に等しい。従って、運転者がシフ
トレバーを操作するときの運動量は、操作力が変化して
も等しく、運転者の疲労は操作力が変化しても変わるこ
とがない。
【0079】例えば、操作力を大きくした場合で、シフ
ト操作を繁雑に行う場合は、手や指に疲労が生じる。そ
こで、身体の疲労は運動量に比例すると仮定すると、運
動量は使用した力と、この力を使っている時間との積で
表すことが出来る。そして、この運動量が一定となるよ
うに、操作部の操作ストローク(距離)を変化させるこ
とにより、運転者の疲労の増加を防止することが出来
る。
【0080】操作力決定手段151は、前述した実施例
と同構成で、図13(b)に示すように、制御部69
と、複数の検出器71、73、75、77、79、8
1、83、93、95、97とからなる。
【0081】制御部69は、上記各実施例と同様に、検
出器71、73、75、77、79、81、83、9
3、95、97からの検出結果と、予め設定されている
精神的要因、身体的要因、走行要因との関係から操作力
係数K1〜K10をそれぞれ決定する。さらに、これら
の操作力係数K1〜K10を掛け合わせて総合操作力係
数Kを求める。次に、総合操作力係数Kに基づいて操作
部143の最適な操作力が求められ、回転中心調節部材
165の位置が求められる。そして、操作力調整部材1
65の現在の位置と最適な操作力が得られる位置との差
(調節量)が求められる。この調節量に応じて、モータ
177が駆動される。
【0082】この場合、回転中心調節部材165の位置
が変化すると、操作ストロークも同時に変化するが、図
15に示すように、操作ストロークと操作力との間に
は、Fa×La=Fb×Lbの関係があり、回転中心点
位置Aのときの操作力FaとそのときのストロークLa
との積は、回転中心点位置Bのときの操作力Fbとその
ときのストロークLbとの積に等しい。従って、運転者
がシフトレバーを操作するときの運動量(ここでは、使
っている力×時間)は、操作力が変化しても等しく、運
転者の疲労は操作力が変化しても変わることがなく、疲
労が増加することがない。
【0083】また、本実施例では、回転中心点の位置を
変化させることにより、操作力、操作ストロークを同時
に変化させるので、シフトレバーのフロアパネルからの
高さが変わることがない。
【0084】なお、上記実施例では、操作力を変化させ
る操作力調節手段145が操作ストローク調節手段14
7を兼ねており、操作力を変化させるために回転支持部
材163を上下動させることで、運動量が一定のまま操
作ストロークが変化する例を示したが、これらの操作力
調節手段145及び操作ストローク調節手段147を各
々設けても良い。例えば、前述した第2実施例の操作力
調節手段103により操作力を変化させ、別構造の操作
ストローク調節手段により、一定の運動量となるように
シフトレバー105の長さを変化させて操作ストローク
を変化させるようにしても良い。
【0085】また、上記各実施例は、運転操作機器とし
てシフト装置に本発明を適用した例を示したが、他の運
転操作機器として、アクセル、ブレーキ等のペダル、各
種のスイッチ等にも本発明を適用することが出来る。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、操作力決定手段が運転者の精神的要因、身体
的要因、自動車の走行要因の少なくとも2つの要因に応
じて運転操作機器の最適な操作力を求めて、運転操作機
器の操作力を変化させるので、人間の感覚にあった最適
な操作力を発生させることが出来る。
【0087】請求項2の発明によれば、制御手段が運転
者の精神的要因、身体的要因、自動車の走行要因の少な
くとも2つの要因に応じて自動変速機のポジション切り
換え用の操作部の最適な操作力を求めて、操作部の操作
力を変化させるので、人間の感覚にあった最適な操作力
を発生させることが出来る。
【0088】請求項3の発明によれば、車速、走行時
間、単位時間あたりにブレーキを踏む回数に応じて運転
者の緊張度(精神的負担)が得られ、運転者の精神的要
因が求められるので、操作力に運転者の精神的要因を反
映させることが出来る。
【0089】請求項4の発明によれば、運転者の身長、
体重、操作部を操作するときの上肢の状態に応じて最大
発揮力が得られ、運転者の身体的要因が求められるの
で、運転者の身体的要因を反映させることが出来る。
【0090】請求項5の発明によれば、運転者の精神的
要因、身体的要因、自動車の走行要因の少なくとも2つ
の要因から求めた運転操作機器の操作部の最適な操作力
と操作部の操作ストロークとの積が一定となるように、
操作部の操作ストロークを変化させることにより、操作
部の操作力が変化しても運転者の運動量に変化がなく、
運転者の疲労が増加することなく最適な操作力を発生す
ることが出来る。
【0091】請求項6の発明によれば、回転中心調節部
材を駆動手段により駆動して、回転支持部材を移動させ
ることにより、操作部の操作レバーの回動中心が変化
し、操作レバーの操作ストロークを変化させることが出
来ると共に、操作ストロークとの積が一定となるように
操作力を変化させることが出来、運転者の疲労が増加す
ることなく、最適な操作力を発生することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操作力調節装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明に係る運転操作機器の操作力調節装置の
第1実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】制御手段が求める精神的要因を示し、(a)は
車速と緊張度との関係及びこの関係から得られる操作力
係数を示す線図、(b)は交通密度と緊張度との関係及
びこの関係から得られる操作力係数を示す線図、(c)
は走行時間と緊張度との関係及びこの関係から得られる
操作力係数を示す線図、(d)は単位時間あたりに踏む
ブレーキの回数と交通密度との関係を示す線図である。
【図4】制御手段が求める身体的要因を示し、(a)は
身長と最大発揮力との関係及びこの関係から得られる操
作力係数を示す線図、(b)は体重と最大発揮力との関
係及びこの関係から得られる操作力係数を示す線図、
(c)は手首角度と最大発揮力との関係及びこの関係か
ら得られる操作力係数を示す線図である。
【図5】運転者が座席に座った状態を示す側面図であ
る。
【図6】ステアリングホイールとこのステアリングホイ
ールに手をかけて操作部を操作している状態を示す側面
図である。
【図7】制御手段が求める走行要因を示し、(a)は車
速とシフトレバーの操作の必要性との関係及びこの関係
から得られる操作力係数を示す線図、(b)は回転数と
シフトアップの必要性との関係及びこの関係から得られ
る操作力係数を示す線図、(c)は回転数とシフトダウ
ンの必要性との関係及びこの関係から得られる操作力係
数を示す線図、(d)はスポーツ走行度とシフトアッ
プ、ダウンの必要性との関係及びこの関係から得られる
操作力係数を示す線図である。
【図8】制御手段が総合操作力係数を求めて、駆動手段
を駆動する手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明が適用された第2実施例のシフト装置と
操作力調節装置を示す正面図である。
【図10】本発明が適用された第2実施例のシフト装置
を示す側面図である。
【図11】第2実施例のシフト装置と乗員が着座した状
態を示す側面図である。
【図12】シフトレバーのシフトノブと、このシフトノ
ブに手を掛けて操作している状態を示す側面図である。
【図13】本発明が適用された第3実施例の操作力調節
装置を示し、(a)は構成を示すブロック図、(b)は
操作力決定手段の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明が適用された第3実施例のシフト装置
を示す正面図である。
【図15】回転中心位置と操作ストロークとの関係を示
す説明図である。
【図16】従来の自動変速器及び運転席の周囲を示すブ
ロック図である。
【図17】従来の操作部を示す正面図である。
【符号の説明】
13 操作部 39、99 操作力発生部 53、103、141 操作力調節装置 55、107、145 操作力調節手段 56、149 操作力検出手段 57、151 操作力決定手段 69、109 制御部 101、137 シフト装置 147 操作ストローク調節手段 163 回転支持部材 165 回転中心調節部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者が操作して自動車の状態を変化さ
    せる運転操作機器の操作部の操作力を調節する操作力調
    節装置であって、 前記操作部の操作力を変化させる操作力調節手段と、 前記操作部の操作力を検出する操作力検出手段と、 運転者の精神的要因、身体的要因、自動車の走行要因の
    少なくとも2つの要因に応じて前記操作部の操作力を決
    定し、決定した操作力と前記操作力検出手段が検出した
    操作力とから調節量を求めて、この調節量に応じて操作
    力調節手段を駆動する操作力決定手段と、 を有することを特徴とする運転操作機器の操作力調節装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記運転
    操作機器の操作部が変速機のポジション切換用の操作部
    であることを特徴とする運転操作機器の操作力調節装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明であって、前記精神
    的要因は、車速、走行時間、単位時間あたりにブレーキ
    を操作する回数に応じて決定することを特徴とする運転
    操作機器の操作力調節装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発明であって、前記身体
    的要因は、運転者の身長、体重、操作部を操作するとき
    の上肢の状態に応じて決定することを特徴とする運転操
    作機器の操作力調節装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の発明であって、前記運転
    操作機器の操作部の操作ストロークを調節する操作スト
    ローク調節手段を設け、前記操作力決定手段が決定した
    操作力と操作部の操作ストロークとの積が一定の値とな
    るように操作ストロークを決定し、操作ストローク調節
    手段を駆動することを特徴とする運転操作機器の操作力
    調節装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発明であって、前記操作
    ストローク調節手段は、操作部の操作レバーを回動自在
    に支持する回転支持部材と、この回転支持部材を移動し
    て操作レバーの回動中心を変化させる回動中心調節部材
    と、回動中心調節部材を駆動する駆動手段とからなるこ
    とを特徴とする運転操作機器の操作力調節装置。
JP17895094A 1994-07-29 1994-07-29 運転操作機器の操作力調節装置 Pending JPH0840101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17895094A JPH0840101A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 運転操作機器の操作力調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17895094A JPH0840101A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 運転操作機器の操作力調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0840101A true JPH0840101A (ja) 1996-02-13

Family

ID=16057494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17895094A Pending JPH0840101A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 運転操作機器の操作力調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0840101A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001191904A (ja) * 1999-12-14 2001-07-17 Ford Global Technol Inc ブレーキ・ペダル・フィールを変更可能な車両用ブレーキ・システム
JP2008189257A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Mitsubishi Motors Corp ブレーキアシスト装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001191904A (ja) * 1999-12-14 2001-07-17 Ford Global Technol Inc ブレーキ・ペダル・フィールを変更可能な車両用ブレーキ・システム
JP2008189257A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Mitsubishi Motors Corp ブレーキアシスト装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06504014A (ja) 自動車を駆動するサーボ装置の作動−制御器、集成装置および方法
JP2002059756A (ja) バイワイヤ方式の車両用シフトレバー装置
JP4858517B2 (ja) 自動車のペダル装置
JP5056185B2 (ja) 車両のシフト案内装置
EP4029741B1 (en) Driving assistance apparatus
JPH11202962A (ja) 調整可能アクセル・ペダル装置
JP7673409B2 (ja) 運転補助装置
JP2006160098A (ja) 自動変速機の変速操作装置
WO2020256026A1 (ja) 運転補助装置
JP2008204421A (ja) 自動車の携帯型運転補助装置
JP4858518B2 (ja) 自動車のペダル装置
JPH0840101A (ja) 運転操作機器の操作力調節装置
JP3145430B2 (ja) 自動車のドライビングポジション調整装置
CN206664363U (zh) 用于车辆的扶手组件、车辆中央控制台组件以及车辆
JP2002258959A (ja) 車両運転装置
JP3875546B2 (ja) 障害者用手動運転装置
JP3433505B2 (ja) 電動車
JP2734213B2 (ja) ペダル調整装置
JP2599861Y2 (ja) 自動車用変速装置の変速操作装置
JPS6354615A (ja) 自動車用ペダル
JP2006159964A (ja) 運転姿勢調節装置
JP2014193688A (ja) アクセルペダル装置
KR0118089Y1 (ko) 자동차의 운전자 발 받침 장치
US11434990B2 (en) Vehicle shift device with lateral and longitudinal motion
JP2932203B2 (ja) 自動車のドライビングポジション調整装置