JPH0840326A - スタンド装置を備えた自動二輪車 - Google Patents
スタンド装置を備えた自動二輪車Info
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- JPH0840326A JPH0840326A JP20015794A JP20015794A JPH0840326A JP H0840326 A JPH0840326 A JP H0840326A JP 20015794 A JP20015794 A JP 20015794A JP 20015794 A JP20015794 A JP 20015794A JP H0840326 A JPH0840326 A JP H0840326A
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- Japan
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- stand device
- leg
- footrest
- vehicle
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】この発明は、スタンド装置を簡単に昇降するこ
とのできる、スタンド装置を備えた自動二輪車を提供す
る。 【構成】本発明のスタンド装置10は、ハンドル3とシ
ート60との間に低床な足載せ台51を備え、この足載
せ台51の下方に昇降自在に構成されたスタンド装置1
0を設けると共に、シート60下方から足載せ台の足載
せ面51aの側部にかけて車体カバー50で覆った自動
二輪車において、該車体カバーの足載せ面51a付近に
おける外側面の前記スタンド装置10の昇降端に対応す
る位置に凹部52を設けて構成されている。このため、
凹部に沿うようにスタンド装置の昇降端に向かって足を
運ぶだけで、容易に脚体の端部に足を掛けて押し下げる
ことができる。
とのできる、スタンド装置を備えた自動二輪車を提供す
る。 【構成】本発明のスタンド装置10は、ハンドル3とシ
ート60との間に低床な足載せ台51を備え、この足載
せ台51の下方に昇降自在に構成されたスタンド装置1
0を設けると共に、シート60下方から足載せ台の足載
せ面51aの側部にかけて車体カバー50で覆った自動
二輪車において、該車体カバーの足載せ面51a付近に
おける外側面の前記スタンド装置10の昇降端に対応す
る位置に凹部52を設けて構成されている。このため、
凹部に沿うようにスタンド装置の昇降端に向かって足を
運ぶだけで、容易に脚体の端部に足を掛けて押し下げる
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタンド装置を備えた
自動二輪車の改良に関する。
自動二輪車の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車用のスタンド装置としては、
脚体を路面に接地するまで回動し、脚体が路面に接地し
た後、該脚体の接地点を支点にして車両の後部を斜め上
方に引き上げて、後輪をリフトアップした状態で車両を
垂直に起立させるいわゆるメインスタンドがある。しか
し、近年自動二輪車は一般に広く利用されるようにな
り、女性や老人等も利用する機会が増えてきているの
で、重量の大きな車両を引き上げて後輪をリフトアップ
しなければ使用できないように構成してあることは特に
女性等には不利である。また、当該自動二輪車をビジネ
ス用として使用する場合には、頻繁な乗り降りに際し、
その都度車両から降りた後に後輪をリフトアップさせる
という操作が非常に繁雑になる。操作の簡単なサイドス
タンドもあるが、これは車両を傾けた状態で起立させて
おくものであるので大容量の荷物を積んでおくには限界
がある。上記問題を解決する方法としては、本出願人が
出願した平成5年特許願第196426号に開示したス
タンド装置付き自動二輪車がある。この自動二輪車のス
タンド装置は、自動二輪車の車体の底部に設けられる左
右一対の脚体を備え、この脚体を車体底部に収納された
位置から昇降可能に構成し、車両を後輪をリフトアップ
した状態で起立させるだけでなく、ワンウェイ機構によ
って車両を前後輪接地した状態で起立させることができ
るようされ、収納された脚体を降ろす時には脚体の昇降
端を使用者が足で押し下げて降ろすように構成されてい
た。これによれば、後輪をリフトアップさせることなく
車両を垂直に起立させておくことができる。
脚体を路面に接地するまで回動し、脚体が路面に接地し
た後、該脚体の接地点を支点にして車両の後部を斜め上
方に引き上げて、後輪をリフトアップした状態で車両を
垂直に起立させるいわゆるメインスタンドがある。しか
し、近年自動二輪車は一般に広く利用されるようにな
り、女性や老人等も利用する機会が増えてきているの
で、重量の大きな車両を引き上げて後輪をリフトアップ
しなければ使用できないように構成してあることは特に
女性等には不利である。また、当該自動二輪車をビジネ
ス用として使用する場合には、頻繁な乗り降りに際し、
その都度車両から降りた後に後輪をリフトアップさせる
という操作が非常に繁雑になる。操作の簡単なサイドス
タンドもあるが、これは車両を傾けた状態で起立させて
おくものであるので大容量の荷物を積んでおくには限界
がある。上記問題を解決する方法としては、本出願人が
出願した平成5年特許願第196426号に開示したス
タンド装置付き自動二輪車がある。この自動二輪車のス
タンド装置は、自動二輪車の車体の底部に設けられる左
右一対の脚体を備え、この脚体を車体底部に収納された
位置から昇降可能に構成し、車両を後輪をリフトアップ
した状態で起立させるだけでなく、ワンウェイ機構によ
って車両を前後輪接地した状態で起立させることができ
るようされ、収納された脚体を降ろす時には脚体の昇降
端を使用者が足で押し下げて降ろすように構成されてい
た。これによれば、後輪をリフトアップさせることなく
車両を垂直に起立させておくことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に構成された従来のスタンド装置を備えた自動二輪車
は、スタンド装置の脚体が車両の足載せ台の下方に位置
するため、脚体を収納した時に脚体が足載せ台の下方に
隠れてしまい、スタンド装置の脚体を降ろすために前述
のように使用者が足で脚体の昇降端を押し下げる際に、
足が脚体の昇降端に掛けずらいという操作性の上での問
題点があった。上記した問題を解決する方法としては、
スタンド装置の脚体の昇降端に足掛け用のバー等を設
け、この足掛け用のバーを車体外報に大きく突出させる
ことが考えられるが、車体の引き回しを考えると好まし
くない。また、上記した問題を解決する別の方法として
は、足載せ面を大きく切り欠き、ここにスタンド装置の
脚体の昇降端を位置させることも考えられるが足載せス
ペースが切り欠いた分狭くなるという不利な点がある。
そこで、本発明は上記した従来の問題点を解決し、スタ
ンド装置を簡単に昇降することのできる、スタンド装置
を備えた自動二輪車を提供することを目的としている。
に構成された従来のスタンド装置を備えた自動二輪車
は、スタンド装置の脚体が車両の足載せ台の下方に位置
するため、脚体を収納した時に脚体が足載せ台の下方に
隠れてしまい、スタンド装置の脚体を降ろすために前述
のように使用者が足で脚体の昇降端を押し下げる際に、
足が脚体の昇降端に掛けずらいという操作性の上での問
題点があった。上記した問題を解決する方法としては、
スタンド装置の脚体の昇降端に足掛け用のバー等を設
け、この足掛け用のバーを車体外報に大きく突出させる
ことが考えられるが、車体の引き回しを考えると好まし
くない。また、上記した問題を解決する別の方法として
は、足載せ面を大きく切り欠き、ここにスタンド装置の
脚体の昇降端を位置させることも考えられるが足載せス
ペースが切り欠いた分狭くなるという不利な点がある。
そこで、本発明は上記した従来の問題点を解決し、スタ
ンド装置を簡単に昇降することのできる、スタンド装置
を備えた自動二輪車を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動二輪車用スタンド装置は、ハンドルと
シートとの間に低床な足載せ台を備え、この足載せ面の
下方に昇降自在に構成されたスタンド装置を設ると共
に、シート下方から足載せ台の足載せ面の側部にかけて
車体カバーで覆った自動二輪車において、該車体カバー
の足載せ面付近における外側面の前記スタンド装置の昇
降端に対応する位置に凹部を設けたことを特徴とするも
のである。
に、本発明の自動二輪車用スタンド装置は、ハンドルと
シートとの間に低床な足載せ台を備え、この足載せ面の
下方に昇降自在に構成されたスタンド装置を設ると共
に、シート下方から足載せ台の足載せ面の側部にかけて
車体カバーで覆った自動二輪車において、該車体カバー
の足載せ面付近における外側面の前記スタンド装置の昇
降端に対応する位置に凹部を設けたことを特徴とするも
のである。
【0005】
【作用】上記したように構成された本発明のスタンド装
置を備えた自動二輪車によれば、使用者は自動二輪車を
駐車又は停車させたい時に乗車状態のまま車体カバーの
外側面に形成された凹部に沿うようにして、スタンド装
置の昇降端に足を運びスタンド装置の昇降端に足を掛け
てスタンド装置を降ろすことができる。また、足載せ面
は何等切り欠かれることはなく、広い足載せスペースを
確保できると共に、スタンド装置の昇降端が車体外方に
大きく飛び出すことはなく、スタンド装置の昇降端の上
部は足載せ面又は車体カバーで覆われているため、使用
者が意識して前記車体カバー外側面の凹部に沿うように
足を運ばない限りスタンド装置の昇降端に足が掛かるこ
とはない。
置を備えた自動二輪車によれば、使用者は自動二輪車を
駐車又は停車させたい時に乗車状態のまま車体カバーの
外側面に形成された凹部に沿うようにして、スタンド装
置の昇降端に足を運びスタンド装置の昇降端に足を掛け
てスタンド装置を降ろすことができる。また、足載せ面
は何等切り欠かれることはなく、広い足載せスペースを
確保できると共に、スタンド装置の昇降端が車体外方に
大きく飛び出すことはなく、スタンド装置の昇降端の上
部は足載せ面又は車体カバーで覆われているため、使用
者が意識して前記車体カバー外側面の凹部に沿うように
足を運ばない限りスタンド装置の昇降端に足が掛かるこ
とはない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は本発明のスタンド装置を備えた自動
二輪車の一実施例の概略側面図を示している。図中1は
自動二輪車本体を、2は車体フレームを各々示してい
る。車体フレーム2は、ヘッドパイプ2a、ダウンチュ
ーブ2b、リアフレーム2cとから構成されている。リ
アフレーム2cはダウンチューブ2bの途中から左右一
対に設けられ、ダウンチューブ2bの後端は左右のリア
フレーム2c間に架設されたクロスパイプ2dに溶接さ
れている(図2参照)。ヘッドパイプ2aには上部にハ
ンドル3を有するステアリング軸4が回動自在に軸支さ
れている。ステアリング軸4は下端に左右一対のフロン
トフォーク5が設けられており、このフロントフォーク
5で前輪6を支持している。車両後方にはエンジンと伝
動ケースと後輪9が一体的に構成され、車体フレーム2
に対して揺動自在とされた、いわゆるユニットスイング
式エンジン7が配設されており、このエンジン7はその
前端がリアフレーム2cに設けられたブラケット2eに
リンク7aを介して軸支され、その後側が緩衝器8を介
してリアフレーム2cに懸架されている。また、該エン
ジン7に設けられた後輪9には伝動ケース内に収納され
たVベルト変速機によって、遠心クラッチを介してエン
ジンの動力が伝達される。また、エンジン7の前部には
メインスタンド7bが設けられている。このメインスタ
ンド7bは図2(a),(b)に示すようにエンジン7
の下端に回動自在に軸支されている。また伝動ケース7
cの下端にはL字状に折り曲げられたブラケット7dが
固定されており、このブラケット7dには緩衝材として
のゴム体7eが装着されている。そしてメインスタンド
7bには断面コ字状のブラケット7fが固定されてお
り、メインスタンド7bを収納した時にこのブラケット
7fの上面が前記ゴム体7eの底面に当接するように構
成され、メインスタンド7bが不図示のばねの作用で収
納される時の衝撃や走行中のメインスタンド7のバタツ
キによる衝撃等を前記ブラケット7fの上面とゴム体7
eの底面とで受けるようにしている。このメインスタン
ド7bは、車両を起立させるときに後輪9をリフトアッ
プした状態で車両を垂直に保持し、後輪9のメンテナン
スやレーシング等を行えるようにしている。
て説明する。図1は本発明のスタンド装置を備えた自動
二輪車の一実施例の概略側面図を示している。図中1は
自動二輪車本体を、2は車体フレームを各々示してい
る。車体フレーム2は、ヘッドパイプ2a、ダウンチュ
ーブ2b、リアフレーム2cとから構成されている。リ
アフレーム2cはダウンチューブ2bの途中から左右一
対に設けられ、ダウンチューブ2bの後端は左右のリア
フレーム2c間に架設されたクロスパイプ2dに溶接さ
れている(図2参照)。ヘッドパイプ2aには上部にハ
ンドル3を有するステアリング軸4が回動自在に軸支さ
れている。ステアリング軸4は下端に左右一対のフロン
トフォーク5が設けられており、このフロントフォーク
5で前輪6を支持している。車両後方にはエンジンと伝
動ケースと後輪9が一体的に構成され、車体フレーム2
に対して揺動自在とされた、いわゆるユニットスイング
式エンジン7が配設されており、このエンジン7はその
前端がリアフレーム2cに設けられたブラケット2eに
リンク7aを介して軸支され、その後側が緩衝器8を介
してリアフレーム2cに懸架されている。また、該エン
ジン7に設けられた後輪9には伝動ケース内に収納され
たVベルト変速機によって、遠心クラッチを介してエン
ジンの動力が伝達される。また、エンジン7の前部には
メインスタンド7bが設けられている。このメインスタ
ンド7bは図2(a),(b)に示すようにエンジン7
の下端に回動自在に軸支されている。また伝動ケース7
cの下端にはL字状に折り曲げられたブラケット7dが
固定されており、このブラケット7dには緩衝材として
のゴム体7eが装着されている。そしてメインスタンド
7bには断面コ字状のブラケット7fが固定されてお
り、メインスタンド7bを収納した時にこのブラケット
7fの上面が前記ゴム体7eの底面に当接するように構
成され、メインスタンド7bが不図示のばねの作用で収
納される時の衝撃や走行中のメインスタンド7のバタツ
キによる衝撃等を前記ブラケット7fの上面とゴム体7
eの底面とで受けるようにしている。このメインスタン
ド7bは、車両を起立させるときに後輪9をリフトアッ
プした状態で車両を垂直に保持し、後輪9のメンテナン
スやレーシング等を行えるようにしている。
【0007】以下、スタンド装置10について図3〜図
11を参照して説明する。図3はスタンド装置取付部の
詳細を示す概略平面図、図4及び図5はスタンド装置1
0の構成の詳細を示す拡大左側面図であり、図4はスタ
ンド装置10が収納されている状態を、図5はスタンド
装置10が作動している状態を各々示している。また、
図6は図5におけるA−A断面図、図7は後輪用ブレー
キレバーの概略斜視図を各々示している。図中10は本
発明のスタンド装置の一実施例を示している。このスタ
ンド装置10は、リアフレーム2cに回動自在に取り付
けられた脚体11と、脚体11の昇降(回動)動作を規
制する規制手段20と、主に脚体11を収納させる作動
機構40とから構成されている。脚体11は、一端がリ
アフレーム2cに固定されたブラケット2fに回動自在
に支持された脚部材12と、車体フレーム2に回動自在
に支持されたレバー14と、該レバー14と脚部材12
のそれぞれ回動端側に回動自在に連結されたリンク13
とからなり、これらによって4接リンクが構成されてい
る。前記脚部材12の他端は脚体11の昇降端を構成し
ている。この昇降端は、脚体12の端部に取り付けられ
たL字状の接地プレート12dと接地プレート12dか
ら脚部材12にかけて固定された一本のパイプを屈曲し
て成る足掛け部材12cとを含んでいる。前記接地プレ
ート12dは脚体11を降ろした時に路面に接地して車
両をささえ、また、前記足掛け部材12cは脚体11を
降ろす時に使用者が足をかけられるように接地プレート
12dより車体外方に突出している。前記リンク13及
びレバー14は端部同士が回動自在に連結され、リンク
13の他端は左右一対の脚部材12の間に連結されたク
ロス部材12aに固定されている。レバー14の他端
は、車体右側のリアフレーム2c(R)のブラケット2
gにブラケット2hを介して固定された回転軸15に回
動自在に嵌合された回転筒16(図3参照)に固定され
ている。また、脚部材12のリアフレーム2c側の端部
には制御スイッチ用つめ部12bが形成されており、こ
のつめ部12bで脚体11が収納されている時にはリア
フレーム2cのブラケット2fに取り付けられた制御ス
イッチ17をONにし、脚体11が降りている時には制
御スイッチ17をOFFにする。制御スイッチ17は脚
部材12のつめ部12bによるスイッチのON/OFF
で脚体11の昇降状態を判断し不図示の制御装置にその
情報を送り、脚体11が降ろされている時には、遠心ク
ラッチが繋がらないようにエンジン回転数を一定の値以
下に維持する失火制御を行い、脚体11が収納されてい
る時にはこの制御を中止する。即ち、後述するように本
実施例のスタンド装置では、前後輪接地状態で、車両が
起立可能となっているため、当該スタンドを収納せず
に、走行することができないようになっている。
11を参照して説明する。図3はスタンド装置取付部の
詳細を示す概略平面図、図4及び図5はスタンド装置1
0の構成の詳細を示す拡大左側面図であり、図4はスタ
ンド装置10が収納されている状態を、図5はスタンド
装置10が作動している状態を各々示している。また、
図6は図5におけるA−A断面図、図7は後輪用ブレー
キレバーの概略斜視図を各々示している。図中10は本
発明のスタンド装置の一実施例を示している。このスタ
ンド装置10は、リアフレーム2cに回動自在に取り付
けられた脚体11と、脚体11の昇降(回動)動作を規
制する規制手段20と、主に脚体11を収納させる作動
機構40とから構成されている。脚体11は、一端がリ
アフレーム2cに固定されたブラケット2fに回動自在
に支持された脚部材12と、車体フレーム2に回動自在
に支持されたレバー14と、該レバー14と脚部材12
のそれぞれ回動端側に回動自在に連結されたリンク13
とからなり、これらによって4接リンクが構成されてい
る。前記脚部材12の他端は脚体11の昇降端を構成し
ている。この昇降端は、脚体12の端部に取り付けられ
たL字状の接地プレート12dと接地プレート12dか
ら脚部材12にかけて固定された一本のパイプを屈曲し
て成る足掛け部材12cとを含んでいる。前記接地プレ
ート12dは脚体11を降ろした時に路面に接地して車
両をささえ、また、前記足掛け部材12cは脚体11を
降ろす時に使用者が足をかけられるように接地プレート
12dより車体外方に突出している。前記リンク13及
びレバー14は端部同士が回動自在に連結され、リンク
13の他端は左右一対の脚部材12の間に連結されたク
ロス部材12aに固定されている。レバー14の他端
は、車体右側のリアフレーム2c(R)のブラケット2
gにブラケット2hを介して固定された回転軸15に回
動自在に嵌合された回転筒16(図3参照)に固定され
ている。また、脚部材12のリアフレーム2c側の端部
には制御スイッチ用つめ部12bが形成されており、こ
のつめ部12bで脚体11が収納されている時にはリア
フレーム2cのブラケット2fに取り付けられた制御ス
イッチ17をONにし、脚体11が降りている時には制
御スイッチ17をOFFにする。制御スイッチ17は脚
部材12のつめ部12bによるスイッチのON/OFF
で脚体11の昇降状態を判断し不図示の制御装置にその
情報を送り、脚体11が降ろされている時には、遠心ク
ラッチが繋がらないようにエンジン回転数を一定の値以
下に維持する失火制御を行い、脚体11が収納されてい
る時にはこの制御を中止する。即ち、後述するように本
実施例のスタンド装置では、前後輪接地状態で、車両が
起立可能となっているため、当該スタンドを収納せず
に、走行することができないようになっている。
【0008】次に規制手段20について説明する。規制
手段20は車体左側のリアフレーム2c(L)とダウン
チューブ2bとの間に位置するように設けられ、収納ケ
ース21内に収納され、泥や粉塵が入り込まないように
されている。収納ケース21はアルミダイキャスト製の
上方が開口した箱型本体21aとゴム製の蓋21bとか
ら構成されている。この収納ケース21は、その箱型本
体21aを、ダウンチューブ2bが溶接されているクロ
スパイプ2dに固定されたブラケット2iと、リアフレ
ーム2c(R)とダウンチューブ2bとの間を連結する
クロス板2jとにボルト(符号なし)で固定することに
よって車体フレーム2に取り付けられている。規制手段
20は、脚部材12に連結されたレバー14の動きを一
方向、即ち脚体11を降ろす方向への回動は許容し、逆
方向の回動を阻止する役割を果たすラチェット機構を備
えている(図8,9参照、図8(a),(b)及び図9
はこのラチェット機構を含む規制手段20における主な
構成要素の動きを時経的に表した動作図である。)。こ
のラチェット機構は扇状つめ部材22とこの扇状つめ部
材22の回転を一方向に規制する一対の規制つめ23と
から構成されている。扇状つめ部材22は板状本体22
aと該板状本体22aを両側から挟み込むように固定さ
れた一対のつめ体22bとから構成されている。前記つ
め体22bは各々その外周に複数の歯が形成されてい
る。また、前記一対のつめ体22bは各々板状本体22
aに装着した時に一方のつめ体22bの歯が他方のつめ
体22bの歯の位置と若干ずれるように複数の歯が形成
されており、これによって脚体11の位置を細かに設定
できるようにしている。前記板状本体22aは脚体11
のレバー14と同じく回転筒16に固定され、脚体11
の動きに連動して回動するように構成されている。ま
た、収納ケース21に設けられた回転軸21cには一対
の規制つめ23と規制つめ23の間に配置された解除プ
レート24が各々独立して回転できるように軸支されて
いる。前記一対の規制つめ23は各々スプリング23a
によって常時扇状つめ部材22側に付勢されており、脚
体11が所定の位置まで回転すると、前記規制つめ23
の先端が前記扇状つめ部材22に取付られた一対のつめ
体22bに噛込んで扇状つめ部材22を、脚体11が収
納する方向に回転できないように規制する。前記解除プ
レート24には長孔24aが穿設され、また、前記一対
の規制つめ23には各々解除プレート24側に突出する
突起23bが設けられており、これらの突起23bは前
記長孔24aに挿入されている。さらに解除プレート2
4には(ラチェット用)解除ワイヤ25が連結してい
る。この解除ワイヤ25は後輪ブレーキレバー26aの
下側に位置する解除レバー(図示せず)に連結してい
る。前記解除レバーはブレーキレバー26aと同じ軸で
回転するように設けられ、ブレーキレバー26aに設け
られたピン26bを下に押し下げると、ブレーキレバー
26aと係合し、これと一体になって回動して解除ワイ
ヤ25を引っ張るように構成されている(図7参照)。
従って、解除プレート24は後輪ブレーキの操作と連動
して操作され、前記解除ワイヤ25に引っ張られると、
その長孔24aの周壁に前記規制つめ23の突起23b
を係止させて規制つめ23をスプリング23aの力に抗
して規制つめ23を図4,5及び8上左周りに回転さ
せ、規制つめ23の扇状つめ部材22との係合を解除さ
せる。また、一対の規制つめ23の外側には、回転軸2
1cに回転自在に軸支された規制部材27が配設されて
いる。この規制部材27は断面コ字状の形状をしてお
り、その上端が前記扇状つめ部材22と直接当接する規
制部分27bになっている。この規制部分27bは板状
に限られることなく扇状つめ部材22の肩部22cを規
制部材27がなめらかに移動できるように周囲にゴムが
張り付けられたローラにしてもよい。この規制部材27
は回転軸21cを中心に回動し、後輪ブレーキがかかっ
ていないときに脚体11が降りないように、後輪ブレー
キと連動して扇状つめ部材22の動きを規制する。規制
部材27の車体左側の壁面には外側に向かって伸びるピ
ン27aが設けられており、このピン27aを介して後
輪ブレーキ本体(図示せず)に繋がるブレーキワイヤ2
8とブレーキレバー26aに繋がるブレーキワイヤ26
が連結している。ブレーキ本体側のブレーキワイヤ28
は連結部材28aを備えており、この連結部材28aに
穿設された孔(符号なし)に前記ピン27aを挿入して
規制部材27と連結している。また、ブレーキレバー2
6a側のブレーキワイヤ26も先端に長孔を備えた連結
部材26bを備えており、この連結部材26bの長孔に
前記ピン27aを通して規制部材27と連結し、ブレー
キレバー26aの操作に応じて規制部材27を図面上左
周りに回動させる。ブレーキレバー26の連結部材26
bと収納ケース21の壁面との間にはスプリング29が
設けられており、このスプリング29によって連結部材
26bは常時規制部材27側に付勢されている。
手段20は車体左側のリアフレーム2c(L)とダウン
チューブ2bとの間に位置するように設けられ、収納ケ
ース21内に収納され、泥や粉塵が入り込まないように
されている。収納ケース21はアルミダイキャスト製の
上方が開口した箱型本体21aとゴム製の蓋21bとか
ら構成されている。この収納ケース21は、その箱型本
体21aを、ダウンチューブ2bが溶接されているクロ
スパイプ2dに固定されたブラケット2iと、リアフレ
ーム2c(R)とダウンチューブ2bとの間を連結する
クロス板2jとにボルト(符号なし)で固定することに
よって車体フレーム2に取り付けられている。規制手段
20は、脚部材12に連結されたレバー14の動きを一
方向、即ち脚体11を降ろす方向への回動は許容し、逆
方向の回動を阻止する役割を果たすラチェット機構を備
えている(図8,9参照、図8(a),(b)及び図9
はこのラチェット機構を含む規制手段20における主な
構成要素の動きを時経的に表した動作図である。)。こ
のラチェット機構は扇状つめ部材22とこの扇状つめ部
材22の回転を一方向に規制する一対の規制つめ23と
から構成されている。扇状つめ部材22は板状本体22
aと該板状本体22aを両側から挟み込むように固定さ
れた一対のつめ体22bとから構成されている。前記つ
め体22bは各々その外周に複数の歯が形成されてい
る。また、前記一対のつめ体22bは各々板状本体22
aに装着した時に一方のつめ体22bの歯が他方のつめ
体22bの歯の位置と若干ずれるように複数の歯が形成
されており、これによって脚体11の位置を細かに設定
できるようにしている。前記板状本体22aは脚体11
のレバー14と同じく回転筒16に固定され、脚体11
の動きに連動して回動するように構成されている。ま
た、収納ケース21に設けられた回転軸21cには一対
の規制つめ23と規制つめ23の間に配置された解除プ
レート24が各々独立して回転できるように軸支されて
いる。前記一対の規制つめ23は各々スプリング23a
によって常時扇状つめ部材22側に付勢されており、脚
体11が所定の位置まで回転すると、前記規制つめ23
の先端が前記扇状つめ部材22に取付られた一対のつめ
体22bに噛込んで扇状つめ部材22を、脚体11が収
納する方向に回転できないように規制する。前記解除プ
レート24には長孔24aが穿設され、また、前記一対
の規制つめ23には各々解除プレート24側に突出する
突起23bが設けられており、これらの突起23bは前
記長孔24aに挿入されている。さらに解除プレート2
4には(ラチェット用)解除ワイヤ25が連結してい
る。この解除ワイヤ25は後輪ブレーキレバー26aの
下側に位置する解除レバー(図示せず)に連結してい
る。前記解除レバーはブレーキレバー26aと同じ軸で
回転するように設けられ、ブレーキレバー26aに設け
られたピン26bを下に押し下げると、ブレーキレバー
26aと係合し、これと一体になって回動して解除ワイ
ヤ25を引っ張るように構成されている(図7参照)。
従って、解除プレート24は後輪ブレーキの操作と連動
して操作され、前記解除ワイヤ25に引っ張られると、
その長孔24aの周壁に前記規制つめ23の突起23b
を係止させて規制つめ23をスプリング23aの力に抗
して規制つめ23を図4,5及び8上左周りに回転さ
せ、規制つめ23の扇状つめ部材22との係合を解除さ
せる。また、一対の規制つめ23の外側には、回転軸2
1cに回転自在に軸支された規制部材27が配設されて
いる。この規制部材27は断面コ字状の形状をしてお
り、その上端が前記扇状つめ部材22と直接当接する規
制部分27bになっている。この規制部分27bは板状
に限られることなく扇状つめ部材22の肩部22cを規
制部材27がなめらかに移動できるように周囲にゴムが
張り付けられたローラにしてもよい。この規制部材27
は回転軸21cを中心に回動し、後輪ブレーキがかかっ
ていないときに脚体11が降りないように、後輪ブレー
キと連動して扇状つめ部材22の動きを規制する。規制
部材27の車体左側の壁面には外側に向かって伸びるピ
ン27aが設けられており、このピン27aを介して後
輪ブレーキ本体(図示せず)に繋がるブレーキワイヤ2
8とブレーキレバー26aに繋がるブレーキワイヤ26
が連結している。ブレーキ本体側のブレーキワイヤ28
は連結部材28aを備えており、この連結部材28aに
穿設された孔(符号なし)に前記ピン27aを挿入して
規制部材27と連結している。また、ブレーキレバー2
6a側のブレーキワイヤ26も先端に長孔を備えた連結
部材26bを備えており、この連結部材26bの長孔に
前記ピン27aを通して規制部材27と連結し、ブレー
キレバー26aの操作に応じて規制部材27を図面上左
周りに回動させる。ブレーキレバー26の連結部材26
bと収納ケース21の壁面との間にはスプリング29が
設けられており、このスプリング29によって連結部材
26bは常時規制部材27側に付勢されている。
【0009】以上のように構成された規制手段20の作
用について図8及び図9を参照して説明する。図8
(a)は脚体11が収納されている時の規制手段20の
状態を示す概略図で、図面に示すようにこの状態では使
用者が脚体11を降ろすために脚部材12の足掛け部材
12cに足を掛けて押し下げようとしても、規制部材2
7が扇状つめ部材22の肩部22cを係止しているの
で、扇状つめ部材22(即ち、この扇状つめ部材22が
取り付けられている回転筒16)を回転させることがで
きずに脚体11を降ろすことはできない。ここで、ブレ
ーキレバー26aを引き、ブレーキワイヤ26を引っ張
ると、規制部材27を回転軸21cを中心に図面上左周
りに回転させて扇状つめ部材22との係合を解除すると
共に、ブレーキ本体側のブレーキワイヤ28を引っ張っ
て後輪にブレーキをかける。この状態で使用者が車両に
乗車した状態のまま脚体11を足で押し下げると、図8
(b)に示すように脚体11(レバー14)と共に扇状
つめ部材22を回転させ、前記規制部材27を扇状つめ
部材22の肩部22cによってブレーキワイヤ28を引
っ張ったままの状態に規制し、後輪ブレーキをかけたま
まの状態に保持する。この状態でブレーキレバー26a
を離すと、ブレーキレバー26aを離した時点でスプリ
ング29がブレーキワイヤ26が扇状つめ部材22側に
押し戻してブレーキレバー26aを元の位置に戻し、ブ
レーキレバー26aがバタつくのが防止される(図9参
照)。そして、図8(b)の状態から使用者がさらに脚
体11の足掛け部材12cを足で押し下げてレバー14
を回動させると、扇状つめ部材22がこの脚体11の動
きに連動して規制つめ23をスプリング23aの力に抗
して図8上左方向に押しのけながら回転し、規制つめ2
3の先端が扇状つめ部材22のつめ体22bに形成され
た歯に噛み込んで扇状つめ部材22(即ち脚体11)
が、脚体11を収納する方向に回転できないように規制
できる状態になる。従って、脚体11を、その接地プレ
ート12dが地面に当接する位置まで回転させると、前
述のラチェット機構の作用で脚体11の動きを脚体11
が収納する方向には回転できないように規制して、車両
を前後輪接地した状態で起立させることができる。扇状
つめ部材22のつめ体22bの幅Hは、少なくとも脚体
11が車両を前後輪接地した状態で起立させる前の状態
から車両を後輪をリフトアップした状態で起立させる位
置までの回転に対応している。従って、車両に対する荷
物の積載状態に応じて車両の車高が変化した場合でも、
それに対応して脚体11で車両を前後輪が接地した状態
で起立させることが可能になる。図9は、脚体11を上
述した車両を前後輪接地した状態で起立させる位置まで
降ろした状態から、さらに、使用者が車両からおりて後
輪9をリフトアップした状態で車両を起立させる位置ま
で回転させた後の状態を示している。さらに、後述する
収納用ペダル41を操作して脚体11を収納する場合に
は前述した操作でブレーキレバー26aと共に解除レバ
ーを引いて、解除ワイヤ25を引っ張り、解除プレート
24を介してスプリング23aの力に抗して規制つめ2
3を図面上左周りに回転させて扇状つめ部材22の規制
を解除した後脚体11を収納して図8(a)に示した状
態に戻る。
用について図8及び図9を参照して説明する。図8
(a)は脚体11が収納されている時の規制手段20の
状態を示す概略図で、図面に示すようにこの状態では使
用者が脚体11を降ろすために脚部材12の足掛け部材
12cに足を掛けて押し下げようとしても、規制部材2
7が扇状つめ部材22の肩部22cを係止しているの
で、扇状つめ部材22(即ち、この扇状つめ部材22が
取り付けられている回転筒16)を回転させることがで
きずに脚体11を降ろすことはできない。ここで、ブレ
ーキレバー26aを引き、ブレーキワイヤ26を引っ張
ると、規制部材27を回転軸21cを中心に図面上左周
りに回転させて扇状つめ部材22との係合を解除すると
共に、ブレーキ本体側のブレーキワイヤ28を引っ張っ
て後輪にブレーキをかける。この状態で使用者が車両に
乗車した状態のまま脚体11を足で押し下げると、図8
(b)に示すように脚体11(レバー14)と共に扇状
つめ部材22を回転させ、前記規制部材27を扇状つめ
部材22の肩部22cによってブレーキワイヤ28を引
っ張ったままの状態に規制し、後輪ブレーキをかけたま
まの状態に保持する。この状態でブレーキレバー26a
を離すと、ブレーキレバー26aを離した時点でスプリ
ング29がブレーキワイヤ26が扇状つめ部材22側に
押し戻してブレーキレバー26aを元の位置に戻し、ブ
レーキレバー26aがバタつくのが防止される(図9参
照)。そして、図8(b)の状態から使用者がさらに脚
体11の足掛け部材12cを足で押し下げてレバー14
を回動させると、扇状つめ部材22がこの脚体11の動
きに連動して規制つめ23をスプリング23aの力に抗
して図8上左方向に押しのけながら回転し、規制つめ2
3の先端が扇状つめ部材22のつめ体22bに形成され
た歯に噛み込んで扇状つめ部材22(即ち脚体11)
が、脚体11を収納する方向に回転できないように規制
できる状態になる。従って、脚体11を、その接地プレ
ート12dが地面に当接する位置まで回転させると、前
述のラチェット機構の作用で脚体11の動きを脚体11
が収納する方向には回転できないように規制して、車両
を前後輪接地した状態で起立させることができる。扇状
つめ部材22のつめ体22bの幅Hは、少なくとも脚体
11が車両を前後輪接地した状態で起立させる前の状態
から車両を後輪をリフトアップした状態で起立させる位
置までの回転に対応している。従って、車両に対する荷
物の積載状態に応じて車両の車高が変化した場合でも、
それに対応して脚体11で車両を前後輪が接地した状態
で起立させることが可能になる。図9は、脚体11を上
述した車両を前後輪接地した状態で起立させる位置まで
降ろした状態から、さらに、使用者が車両からおりて後
輪9をリフトアップした状態で車両を起立させる位置ま
で回転させた後の状態を示している。さらに、後述する
収納用ペダル41を操作して脚体11を収納する場合に
は前述した操作でブレーキレバー26aと共に解除レバ
ーを引いて、解除ワイヤ25を引っ張り、解除プレート
24を介してスプリング23aの力に抗して規制つめ2
3を図面上左周りに回転させて扇状つめ部材22の規制
を解除した後脚体11を収納して図8(a)に示した状
態に戻る。
【0010】次に、作動手段40について説明する。図
10及び図11はスタンド装置10の構成の詳細を示す
拡大右側面図であり、図10はスタンド装置10が収納
されている状態を、図11はスタンド装置10が降りて
いる状態を各々示している。作動手段40は、収納用ペ
ダル41、ブラケット43及びオイルダンパ44とから
構成されている。図2及び図6を参照するとわかるよう
に、ダウンチューブ2bの車体右側に設けられた外方に
突出するピン2kには収納用ペダル41が回転自在に取
り付けられている。この収納用ペダル41は、板状本体
41aと、板状本体41aの両側に板状本体41aを挟
み込むように取り付けられた一対の規制部分41bとか
ら構成されており、前記板状本体41aは一端に踏板4
1cが、他端には(収納ペダル用)解除ワイヤ42が各
々取り付けられている。前記踏板41cは板状本体41
aの一端の折り曲げ部分にボルト等の適当な固定部材で
固定され、上面には滑り止めが形成されている。前記解
除ワイヤ42は、前記板状本体41aの両側に設けられ
た一対の規制部分41bの間を通って伸びるように配置
され、この規制部分41bにガイドされながら移動する
ように構成されている。また、解除ワイヤ42は、その
一端が前述のように収納用ペダル41の板状本体41a
に連結されており、他端が脚体11のレバー14及び扇
状つめ部材22と結合している回転筒16に固定された
ブラケット43に固定されている。また、前記ブラケッ
ト43とリアフレーム2cとの間にはオイルダンパ44
が設けられている。前記このオイルダンパ44は圧縮ば
ねとして機能し、かつ伸びる時にのみ減衰作用をするよ
うに構成されている。
10及び図11はスタンド装置10の構成の詳細を示す
拡大右側面図であり、図10はスタンド装置10が収納
されている状態を、図11はスタンド装置10が降りて
いる状態を各々示している。作動手段40は、収納用ペ
ダル41、ブラケット43及びオイルダンパ44とから
構成されている。図2及び図6を参照するとわかるよう
に、ダウンチューブ2bの車体右側に設けられた外方に
突出するピン2kには収納用ペダル41が回転自在に取
り付けられている。この収納用ペダル41は、板状本体
41aと、板状本体41aの両側に板状本体41aを挟
み込むように取り付けられた一対の規制部分41bとか
ら構成されており、前記板状本体41aは一端に踏板4
1cが、他端には(収納ペダル用)解除ワイヤ42が各
々取り付けられている。前記踏板41cは板状本体41
aの一端の折り曲げ部分にボルト等の適当な固定部材で
固定され、上面には滑り止めが形成されている。前記解
除ワイヤ42は、前記板状本体41aの両側に設けられ
た一対の規制部分41bの間を通って伸びるように配置
され、この規制部分41bにガイドされながら移動する
ように構成されている。また、解除ワイヤ42は、その
一端が前述のように収納用ペダル41の板状本体41a
に連結されており、他端が脚体11のレバー14及び扇
状つめ部材22と結合している回転筒16に固定された
ブラケット43に固定されている。また、前記ブラケッ
ト43とリアフレーム2cとの間にはオイルダンパ44
が設けられている。前記このオイルダンパ44は圧縮ば
ねとして機能し、かつ伸びる時にのみ減衰作用をするよ
うに構成されている。
【0011】以上のように構成された作動手段40の作
用について説明すると、脚体11が収納されている時に
は、収納用ペダル41が、その踏板41cが後述する車
体カバー50の一部で形成される足載せ台51の足載せ
面51aに形成されたスリット51b内に収まるよう
に、具体的には足載せ面51aとほぼ面一になるように
位置している。この状態において、前記オイルダンパ4
4は、そのブラケット43側の支点Aが、リアフレーム
2c側の支点Bとブラケット43の回転中心Cとを結ぶ
線よりも下側に位置するのでブラケット43を図10,
11上右周りに回転させるように作用している。この状
態から前述のようにブレーキをかけて規制部材27を解
除し、使用者が足で脚体11の足掛け部材12cを脚体
11が降りる方向に踏み込むと、回転筒16を介して前
記脚体11の動きに連動してブラケット43が図10,
11上左周りに回転し始める。この時オイルダンパ44
はその支点Aが前記した支点Bとブラケット43の回転
中心Cとを結ぶ線より下側に位置している間は、脚体1
1を収納する方向に、即ちブラケット43を図10,1
1上左周りに回すように作用するのであるが、支点A
が、支点Bと回転中心Cとを結ぶ線を越えてその上側に
きた後は、今度はブラケット43を積極的に図10,1
1上左回りに回すように、即ち、脚体11を降ろす方向
に、その伸び力が作用して、脚体11を降ろす操作を補
助する。そしてこのブラケット43の回転に伴って、ブ
ラケット43によって解除ワイヤ42が図10,11上
左方向に引っ張られ、収納用ペダル41はピン2kを中
心に図10,11上右方向に回転する。収納用ペダル4
1が図10,11上右方向に回転すると、収納用ペダル
41に設けられた踏板41が前記足載せ面51aから後
述する足載せ空間S内に、車体の前後方向に対して前下
がりになるように上昇する。以上のようにして、起立さ
れた脚体11はその昇降端12cが車両を停車させる路
面に接地した後も、常時オイルダンパ44の圧縮ばね作
用で路面に向かって押圧された状態になっているので、
車両を前後輪6,9が路面に接地した状態で起立させた
時に、足掛け部材12cと路面との間に砂利等が挟まっ
ていて、その後何らかのショックを受けて足掛け部材1
2cと路面との間の砂利等の状態に変化があった場合で
も、脚体11が路面の変化に追従して自動的に回動し、
車両を常に安定した状態で垂直に保持する。そして、脚
体11を収納する場合には、前述の操作で規制つめ23
を解除した状態で、使用者が収納用ペダル41の踏板4
1cを踏むと収納用ペダル41がピン2kを中心に回転
して、解除ワイヤ42を巻き込むように引っ張り、ブラ
ケット43を図面上左周りに回転させて脚体11を収納
する。この場合にも、圧縮バネ44の支点Aが、支点B
と回転中心Cとを結ぶ線を越えて下側にいくまでは使用
者の力によって収納用ペダル41を回動させなければな
らないが、前記支点Aが、支点Bと回転中心Cとを結ぶ
線を越えて下側にいった後はオイルダンパ44の力で自
動的に脚体11を収納することができるように構成され
ている。前記オイルダンパ44は上述の作用の他、脚体
11が、車両を後輪をリフトアップした状態で起立させ
る位置まで回動した後、それ以上脚体11が図11上右
方向に回らないように脚体11の動きを規制する役割
と、その脚体11の動作をゆるやかにするダンパの役割
とを果たす。また、前記脚体11は収納時にリアフレー
ム2cに設けられたゴム製の規制体2nに脚部材12が
当接して脚体11がそれ以上図4上右方向に回らないよ
うに構成されている。
用について説明すると、脚体11が収納されている時に
は、収納用ペダル41が、その踏板41cが後述する車
体カバー50の一部で形成される足載せ台51の足載せ
面51aに形成されたスリット51b内に収まるよう
に、具体的には足載せ面51aとほぼ面一になるように
位置している。この状態において、前記オイルダンパ4
4は、そのブラケット43側の支点Aが、リアフレーム
2c側の支点Bとブラケット43の回転中心Cとを結ぶ
線よりも下側に位置するのでブラケット43を図10,
11上右周りに回転させるように作用している。この状
態から前述のようにブレーキをかけて規制部材27を解
除し、使用者が足で脚体11の足掛け部材12cを脚体
11が降りる方向に踏み込むと、回転筒16を介して前
記脚体11の動きに連動してブラケット43が図10,
11上左周りに回転し始める。この時オイルダンパ44
はその支点Aが前記した支点Bとブラケット43の回転
中心Cとを結ぶ線より下側に位置している間は、脚体1
1を収納する方向に、即ちブラケット43を図10,1
1上左周りに回すように作用するのであるが、支点A
が、支点Bと回転中心Cとを結ぶ線を越えてその上側に
きた後は、今度はブラケット43を積極的に図10,1
1上左回りに回すように、即ち、脚体11を降ろす方向
に、その伸び力が作用して、脚体11を降ろす操作を補
助する。そしてこのブラケット43の回転に伴って、ブ
ラケット43によって解除ワイヤ42が図10,11上
左方向に引っ張られ、収納用ペダル41はピン2kを中
心に図10,11上右方向に回転する。収納用ペダル4
1が図10,11上右方向に回転すると、収納用ペダル
41に設けられた踏板41が前記足載せ面51aから後
述する足載せ空間S内に、車体の前後方向に対して前下
がりになるように上昇する。以上のようにして、起立さ
れた脚体11はその昇降端12cが車両を停車させる路
面に接地した後も、常時オイルダンパ44の圧縮ばね作
用で路面に向かって押圧された状態になっているので、
車両を前後輪6,9が路面に接地した状態で起立させた
時に、足掛け部材12cと路面との間に砂利等が挟まっ
ていて、その後何らかのショックを受けて足掛け部材1
2cと路面との間の砂利等の状態に変化があった場合で
も、脚体11が路面の変化に追従して自動的に回動し、
車両を常に安定した状態で垂直に保持する。そして、脚
体11を収納する場合には、前述の操作で規制つめ23
を解除した状態で、使用者が収納用ペダル41の踏板4
1cを踏むと収納用ペダル41がピン2kを中心に回転
して、解除ワイヤ42を巻き込むように引っ張り、ブラ
ケット43を図面上左周りに回転させて脚体11を収納
する。この場合にも、圧縮バネ44の支点Aが、支点B
と回転中心Cとを結ぶ線を越えて下側にいくまでは使用
者の力によって収納用ペダル41を回動させなければな
らないが、前記支点Aが、支点Bと回転中心Cとを結ぶ
線を越えて下側にいった後はオイルダンパ44の力で自
動的に脚体11を収納することができるように構成され
ている。前記オイルダンパ44は上述の作用の他、脚体
11が、車両を後輪をリフトアップした状態で起立させ
る位置まで回動した後、それ以上脚体11が図11上右
方向に回らないように脚体11の動きを規制する役割
と、その脚体11の動作をゆるやかにするダンパの役割
とを果たす。また、前記脚体11は収納時にリアフレー
ム2cに設けられたゴム製の規制体2nに脚部材12が
当接して脚体11がそれ以上図4上右方向に回らないよ
うに構成されている。
【0012】次に、車体カバーと上記スタンド装置10
との関係について説明する。図12及び図13は車体カ
バーを含む自動二輪車本体1の概略側面図及び概略上面
図を、図14は車体フレーム2、スタンド装置10及び
車体ケース50の位置関係を示した自動二輪車1の概略
平面図である。この自動二輪車1は、車体の略中央付近
の低床な位置に足載せ台51が形成されており、ハンド
ル3、ステアリング軸4及びフロントフォーク5等から
なる前側部分とシート60を備えた後側部分と前記足載
せ面51とで囲まれた空間を足載せ空間Sとしている。
図中50は車体カバーを示しており、この車体カバー5
0は図面に示すように前記ヘッドパイプ2aの周囲を覆
う前面カバー50a及び後ろ側カバー50bと、足載せ
台51とシート下方を覆う中央カバー50dと左右一対
のサイドカバー50cとこのサイドカバー50eの下に
ねじ止めされた下部カバーから構成されている。そして
前記下部カバー50cの上部が足載せ台51の上端に位
置する足載せ面51aまで張り出している(図13参
照)。スタンド装置10は以上のように形成された車体
カバー50の下部カバー50cにおける脚体11の足掛
け部材12cに対応する位置には内側にへこんだ凹部5
2が形成されている。この凹部52は使用者がシートに
着座した状態でスタンド装置10の足掛け部材12cに
足が容易にかけられるように形成されている。
との関係について説明する。図12及び図13は車体カ
バーを含む自動二輪車本体1の概略側面図及び概略上面
図を、図14は車体フレーム2、スタンド装置10及び
車体ケース50の位置関係を示した自動二輪車1の概略
平面図である。この自動二輪車1は、車体の略中央付近
の低床な位置に足載せ台51が形成されており、ハンド
ル3、ステアリング軸4及びフロントフォーク5等から
なる前側部分とシート60を備えた後側部分と前記足載
せ面51とで囲まれた空間を足載せ空間Sとしている。
図中50は車体カバーを示しており、この車体カバー5
0は図面に示すように前記ヘッドパイプ2aの周囲を覆
う前面カバー50a及び後ろ側カバー50bと、足載せ
台51とシート下方を覆う中央カバー50dと左右一対
のサイドカバー50cとこのサイドカバー50eの下に
ねじ止めされた下部カバーから構成されている。そして
前記下部カバー50cの上部が足載せ台51の上端に位
置する足載せ面51aまで張り出している(図13参
照)。スタンド装置10は以上のように形成された車体
カバー50の下部カバー50cにおける脚体11の足掛
け部材12cに対応する位置には内側にへこんだ凹部5
2が形成されている。この凹部52は使用者がシートに
着座した状態でスタンド装置10の足掛け部材12cに
足が容易にかけられるように形成されている。
【0013】従って、スタンド装置10の足掛け部材1
2cはその上部が車体カバー50の一部(50c)によ
って覆われているので、使用者が意識して脚体11に足
を運ばない限り、その足掛け部材12cに使用者の足が
当たることがなく、かつ使用者はスタンド装置10が必
要な時には、前記下部カバー50cの側面形状に沿って
脚体11に足を運ぶだけで、スタンド装置10の足掛け
部材12cに容易に足が掛けて押し下げることができ
る。また、前述したスタンド装置10における収納用ペ
ダル41の踏板41cは図13に示すように足載せ面5
1aの略中央付近後側に配置され、図12に仮想線で示
すようにスタンド装置10の脚体11を降ろした時に、
足載せ面51aの比較的後側に車体の前後方向に対して
前下がりになるように上がるので、足載せ空間Sを減ら
すことがなく、かつ使用者がシート60に着座した姿勢
で無理なく踏み込むことができる。この自動二輪車1は
前記足載せ空間Sに適当な荷物を搭載できるように、ヘ
ッドパイプ2aにフック61が固定されている(図1及
び図11参照)。
2cはその上部が車体カバー50の一部(50c)によ
って覆われているので、使用者が意識して脚体11に足
を運ばない限り、その足掛け部材12cに使用者の足が
当たることがなく、かつ使用者はスタンド装置10が必
要な時には、前記下部カバー50cの側面形状に沿って
脚体11に足を運ぶだけで、スタンド装置10の足掛け
部材12cに容易に足が掛けて押し下げることができ
る。また、前述したスタンド装置10における収納用ペ
ダル41の踏板41cは図13に示すように足載せ面5
1aの略中央付近後側に配置され、図12に仮想線で示
すようにスタンド装置10の脚体11を降ろした時に、
足載せ面51aの比較的後側に車体の前後方向に対して
前下がりになるように上がるので、足載せ空間Sを減ら
すことがなく、かつ使用者がシート60に着座した姿勢
で無理なく踏み込むことができる。この自動二輪車1は
前記足載せ空間Sに適当な荷物を搭載できるように、ヘ
ッドパイプ2aにフック61が固定されている(図1及
び図11参照)。
【0014】以下、図15(a),(b),(c)を参
照してフック61の取付状態について説明する。図15
(a)は車両のフック61の取付部分をヘッドパイプ2
aの軸方向に切断した概略断面図、図15(b)は図1
5(a)におけるB−B断面図、図15(c)はフック
61単品の概略斜視図を各々示している。図面に示すよ
うに、ヘッドパイプ2aには断面コ字状のブラケット2
mが溶接されており、このブラケット2mの壁面内側に
は上下に2つのナット62が固定されている。また、車
体カバー50の後側カバー50bにおける前記ブラケッ
ト2mに対応する位置は内側にへこんだ凹部63が形成
されており、さらにこの凹部63の底面63aには開口
63bが設けられている。フック61は図15(c)に
示すように一本のパイプを屈曲させて形成されており、
両側の端部61aに取付用ブラケット64が溶接されて
いる。以上のように構成されたフック61は、取付用ブ
ラケット64を金属製のスペーサ65を介してボルト6
6で前記コ字状ブラケット2mに固定することによって
車両に取付られる。上記したフック61の構造によれ
ば、車体カバー50にフック取付用の凹部63を形成し
ているので、フック61を上述のように一本のパイプを
屈曲させて形成したため折り曲げ部分の影響でフック6
1の幅H2が大きくなっている場合でも、フック61が
車両の足載せ空間Sに飛び出しすぎることはないという
効果を奏し、また、側方から見たときに凹部63によっ
てフック61の取付部分が隠れるので外観がよくなると
いう効果を奏する。さらに、車体カバー50のフック6
1の取付部分に凹部63を設けることによって、フック
61に荷物をつり下げる場合にも凹部63があるので、
荷物のつり下げ部分がフック61の取付部分に干渉する
ことはない。
照してフック61の取付状態について説明する。図15
(a)は車両のフック61の取付部分をヘッドパイプ2
aの軸方向に切断した概略断面図、図15(b)は図1
5(a)におけるB−B断面図、図15(c)はフック
61単品の概略斜視図を各々示している。図面に示すよ
うに、ヘッドパイプ2aには断面コ字状のブラケット2
mが溶接されており、このブラケット2mの壁面内側に
は上下に2つのナット62が固定されている。また、車
体カバー50の後側カバー50bにおける前記ブラケッ
ト2mに対応する位置は内側にへこんだ凹部63が形成
されており、さらにこの凹部63の底面63aには開口
63bが設けられている。フック61は図15(c)に
示すように一本のパイプを屈曲させて形成されており、
両側の端部61aに取付用ブラケット64が溶接されて
いる。以上のように構成されたフック61は、取付用ブ
ラケット64を金属製のスペーサ65を介してボルト6
6で前記コ字状ブラケット2mに固定することによって
車両に取付られる。上記したフック61の構造によれ
ば、車体カバー50にフック取付用の凹部63を形成し
ているので、フック61を上述のように一本のパイプを
屈曲させて形成したため折り曲げ部分の影響でフック6
1の幅H2が大きくなっている場合でも、フック61が
車両の足載せ空間Sに飛び出しすぎることはないという
効果を奏し、また、側方から見たときに凹部63によっ
てフック61の取付部分が隠れるので外観がよくなると
いう効果を奏する。さらに、車体カバー50のフック6
1の取付部分に凹部63を設けることによって、フック
61に荷物をつり下げる場合にも凹部63があるので、
荷物のつり下げ部分がフック61の取付部分に干渉する
ことはない。
【0015】本実施例では、車両を前後輪を接地した状
態でも起立させることのできるスタンド装置を備えた自
動二輪車を例にあげて説明しているが、スタンド装置の
構成は本実施例に限定されることなく任意のスタンド装
置でよく、例えば、従来公知の構造のサイドスタンドに
適用してもよい。また、本実施例では車両の足載せ台を
車体カバー50が覆うように構成された自動二輪車を例
にあげて説明しているが、この車両の構成は本実施例に
限定されることなく任意の構成でよく、例えば足載せ台
と車体カバーが一体になっている自動二輪車に適用して
もよい。さらに、本実施例では、踏板41cを備えた収
納用ペダル41が足載せ面51aの後方に位置するスタ
ンド装置を用いて説明しているが、スタンド装置の構成
は本実施例に限定されることなく、例えば踏板が足載せ
面の前方に位置するように収納用ペダルを設けたスタン
ド装置に適用してもよい。
態でも起立させることのできるスタンド装置を備えた自
動二輪車を例にあげて説明しているが、スタンド装置の
構成は本実施例に限定されることなく任意のスタンド装
置でよく、例えば、従来公知の構造のサイドスタンドに
適用してもよい。また、本実施例では車両の足載せ台を
車体カバー50が覆うように構成された自動二輪車を例
にあげて説明しているが、この車両の構成は本実施例に
限定されることなく任意の構成でよく、例えば足載せ台
と車体カバーが一体になっている自動二輪車に適用して
もよい。さらに、本実施例では、踏板41cを備えた収
納用ペダル41が足載せ面51aの後方に位置するスタ
ンド装置を用いて説明しているが、スタンド装置の構成
は本実施例に限定されることなく、例えば踏板が足載せ
面の前方に位置するように収納用ペダルを設けたスタン
ド装置に適用してもよい。
【0016】さらにまた、本実施例では収納用ペダル4
1の踏板41cが車両の前後方向に対して前下がりにな
るように足載せ空間Sに飛び出る形式のスタンド装置を
用いて説明しているが、スタンド装置の構成は本実施例
に限定されることなく、例えば踏板が車両の前後方向に
対して後ろ下がりになるように足載せ空間Sに飛び出る
形式のスタンド装置に適用してもよい。
1の踏板41cが車両の前後方向に対して前下がりにな
るように足載せ空間Sに飛び出る形式のスタンド装置を
用いて説明しているが、スタンド装置の構成は本実施例
に限定されることなく、例えば踏板が車両の前後方向に
対して後ろ下がりになるように足載せ空間Sに飛び出る
形式のスタンド装置に適用してもよい。
【0017】また、本実施例では、収納用ペダル41の
踏板41cが足載せ面51aと略面一になるように足載
せ台41に収納される形式のスタンド装置を用いて説明
しているが、スタンド装置の構成は本実施例に限定され
ることなく、例えば収納時に足載せ面上に置かれたよう
な状態になるようにされたスタンド装置に適用してもよ
い。
踏板41cが足載せ面51aと略面一になるように足載
せ台41に収納される形式のスタンド装置を用いて説明
しているが、スタンド装置の構成は本実施例に限定され
ることなく、例えば収納時に足載せ面上に置かれたよう
な状態になるようにされたスタンド装置に適用してもよ
い。
【0018】本実施例のスタンド装置は、オイルダンパ
44を利用して、収納用ペダル41の操作を補助してい
るので、一定の位置まで使用者の力を加えると後は自動
的に脚体11の収納、開脚を行うことができ、非常に操
作性がよいという効果を奏する。
44を利用して、収納用ペダル41の操作を補助してい
るので、一定の位置まで使用者の力を加えると後は自動
的に脚体11の収納、開脚を行うことができ、非常に操
作性がよいという効果を奏する。
【0019】また、本実施例のスタンド装置は、オイル
ダンパ44の内部に伸び方向にのみ減衰作用をするエア
ダンパを設けているので、脚体11の開閉を行う時に大
きな衝撃音を生ずることなく、その開閉作用を補助する
ことができるという効果をそうする。さらに、本実施例
のスタンド装置を備えた自動二輪車によれば、足掛け部
材12cと対応する部分に凹部52を設け、かつスタン
ド装置を前後輪を接地した状態で車両を起立させること
ができるように構成しているので、使用者は車両に着座
したまま、脚体11を降ろして車両を起立させることが
できる。
ダンパ44の内部に伸び方向にのみ減衰作用をするエア
ダンパを設けているので、脚体11の開閉を行う時に大
きな衝撃音を生ずることなく、その開閉作用を補助する
ことができるという効果をそうする。さらに、本実施例
のスタンド装置を備えた自動二輪車によれば、足掛け部
材12cと対応する部分に凹部52を設け、かつスタン
ド装置を前後輪を接地した状態で車両を起立させること
ができるように構成しているので、使用者は車両に着座
したまま、脚体11を降ろして車両を起立させることが
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明のスタンド装置を備えた自動二輪
車用によれば、ハンドルとシートとの間に低床な足載せ
台を備え、この足載せ面の下方に昇降自在に構成された
スタンド装置を設ると共に、シート下方から足載せ台の
足載せ面の側部にかけて車体カバーで覆った自動二輪車
において、該車体カバーの足載せ面付近における外側面
の前記スタンド装置の昇降端に対応する位置に凹部を設
けているので、使用者は自動二輪車を駐車又は停車させ
たい時に車体カバーの外側面のスタンド装置の昇降端に
対応する位置に設けられた凹部に沿うようにスタンド装
置の昇降端に向かって足を運ぶだけで、容易に脚体の端
部に足を掛けて押し下げることができるという効果を奏
する。また、スタンド装置が収納されている時には昇降
端の上側を車体カバーの外側面が覆っているので、使用
者が意識して昇降端に足を運ばない限りスタンド装置の
昇降端に足がかかることがなく、使用者の意に反してス
タンド装置が降りることはないという効果を奏する。さ
らに、車体カバーに凹部を形成することによってスタン
ド装置の昇降の操作性を向上させているので、例え、ス
タンド装置の昇降端が足載せ面の下方に位置する場合で
も足載せ面に対応する車体カバーを切り欠く必要がない
ので足載せ面の面積を減らすことはないという効果を奏
する。
車用によれば、ハンドルとシートとの間に低床な足載せ
台を備え、この足載せ面の下方に昇降自在に構成された
スタンド装置を設ると共に、シート下方から足載せ台の
足載せ面の側部にかけて車体カバーで覆った自動二輪車
において、該車体カバーの足載せ面付近における外側面
の前記スタンド装置の昇降端に対応する位置に凹部を設
けているので、使用者は自動二輪車を駐車又は停車させ
たい時に車体カバーの外側面のスタンド装置の昇降端に
対応する位置に設けられた凹部に沿うようにスタンド装
置の昇降端に向かって足を運ぶだけで、容易に脚体の端
部に足を掛けて押し下げることができるという効果を奏
する。また、スタンド装置が収納されている時には昇降
端の上側を車体カバーの外側面が覆っているので、使用
者が意識して昇降端に足を運ばない限りスタンド装置の
昇降端に足がかかることがなく、使用者の意に反してス
タンド装置が降りることはないという効果を奏する。さ
らに、車体カバーに凹部を形成することによってスタン
ド装置の昇降の操作性を向上させているので、例え、ス
タンド装置の昇降端が足載せ面の下方に位置する場合で
も足載せ面に対応する車体カバーを切り欠く必要がない
ので足載せ面の面積を減らすことはないという効果を奏
する。
【図1】 本発明のスタンド装置を備えた自動二輪車の
一実施例の概略側面図を示している。
一実施例の概略側面図を示している。
【図2】 (a)はメインスタンドが収納されている時
のメインスタンド7bを概略拡大図、(b)はメインス
タンドが降ろされたときのメインスタンド7bの概略拡
大図を示している。
のメインスタンド7bを概略拡大図、(b)はメインス
タンドが降ろされたときのメインスタンド7bの概略拡
大図を示している。
【図3】 スタンド装置取付部の詳細を示す概略上面図
を示している。
を示している。
【図4】 スタンド装置10が収納されている状態を示
すスタンド装置10付近の拡大右側面図を示している。
すスタンド装置10付近の拡大右側面図を示している。
【図5】 スタンド装置10が開いている状態を示すス
タンド装置10付近の拡大右側面図を示している。
タンド装置10付近の拡大右側面図を示している。
【図6】 図4におけるA−A断面図を示している。
【図7】 ブレーキレバーの概略斜視図
【図8】 (a),(b)はラチェット機構を含む規制
手段20における主な構成要素の動きを時経的に表した
動作図である。
手段20における主な構成要素の動きを時経的に表した
動作図である。
【図9】 (a),(b)はラチェット機構を含む規制
手段20における主な構成要素の動きを時経的に表した
動作図である。
手段20における主な構成要素の動きを時経的に表した
動作図である。
【図10】 スタンド装置10が収納されている状態を
示すスタンド装置10付近の拡大左側面図を示してい
る。
示すスタンド装置10付近の拡大左側面図を示してい
る。
【図11】スタンド装置10が降ろされている状態を示
すスタンド装置10付近の拡大左側面図を示している。
すスタンド装置10付近の拡大左側面図を示している。
【図12】 車体カバーを含む自動二輪車本体1の概略
側面図である。
側面図である。
【図13】 車体カバーを含む自動二輪車本体1の概略
上面図である。
上面図である。
【図14】 図14は車体フレーム2、スタンド装置1
0及び車体ケース50の位置関係を示した自動二輪車1
の概略平面図である。
0及び車体ケース50の位置関係を示した自動二輪車1
の概略平面図である。
【図15】 (a)は車両のフック61の取付部分をヘ
ッドパイプ2aの軸方向に切断した概略断面図、(b)
は図15(a)におけるB−B断面図、(c)はフック
61単品の概略斜視図を各々示している。
ッドパイプ2aの軸方向に切断した概略断面図、(b)
は図15(a)におけるB−B断面図、(c)はフック
61単品の概略斜視図を各々示している。
1 自動二輪車本体 2 車体フレーム 2a ヘッドパイプ 2b ダウンチューブ 2c リアフレーム 2d クロスパイプ 2e ブラケット(エンジン7用) 2f ブラケット(脚部材12用) 2g ブラケット(リアフレーム2c(L)側) 2h ブラケット(回転軸15側) 2i ブラケット(収納ケース21用) 2j ブラケット(収納ケース21用 2k ピン(収納用ペダル用) 2m ブラケット(フック61用) 2n ゴム製の規制体 3 ハンドル 4 ステアリング軸 5 フロントフォーク 6 前輪 7 エンジン 7a リンク 7b メインスタンド 7c 伝動ケース 7d ブラケット(ゴム体7e用) 7e ゴム体 7f ブラケット(メインスタンド7b側) 8 リアショックアブソーバ 9 後輪 10 スタンド装置 11 脚体 12 脚部材 12a クロス部材 12b 制御スイッチ用つめ部 12c 足掛け部材 12d 接地プレート 13 リンク 14 レバー 15 回転軸 16 回転筒 17 制御スイッチ 20 規制手段 21 収納ケース 21a 箱型本体 21b 蓋 21c 回転軸(つめ体22b; 22 扇状つめ部材 22a 板状本体 22b つめ体 23 規制つめ 23a スプリング(規制つめ用) 23b 突起 24 解除プレート 24a 長孔 25 解除ワイヤ幅(規制つめ用) 26 ブレーキワイヤ(ブレーキレバー側) 26a ブレーキレバー 26b 連結部材 26c ピン(ブレーキレバー) 27 規制部材 27a ピン 27b 規制部分 28 ブレーキワイヤ(ブレーキ本体側) 28a 連結部材 29 スプリング(連結部材26b用) 40 作動手段 41 収納用ペダル 41a 板状本体 41b 規制部分 41c 踏板 42 解除ワイヤ(収納ペダル用) 43 ブラケット(解除ワイヤ42:圧縮バネ44) 44 圧縮バネ A 回転支点(圧縮バネ44のブラケット43側) B 回転支点(圧縮バネ44のリアフレーム2c側) C 回転中心(ブラケット43) 50 車体カバー 50a 前面カバー 50b 後側カバー 50c 下部カバー 50d 中央カバー 50e サイドカバー 51 足乗せ台 51a 足載せ面 51c スリット 52 凹部 60 シート 61 フック S 足乗せ空間
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドルとシートとの間に低床な足載せ
台を備え、この足載せ台の下方に昇降自在に構成された
スタンド装置を設ると共に、シート下方から足載せ台の
足載せ面の側部にかけて車体カバーで覆った自動二輪車
において、 該車体カバーの足載せ面付近における外側面の前記スタ
ンド装置の昇降端に対応する位置に凹部を設けたことを
特徴とするスタンド装置を備えた自動二輪車。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20015794A JPH0840326A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | スタンド装置を備えた自動二輪車 |
| TW83107998A TW284730B (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20015794A JPH0840326A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | スタンド装置を備えた自動二輪車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0840326A true JPH0840326A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16419744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20015794A Pending JPH0840326A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | スタンド装置を備えた自動二輪車 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0840326A (ja) |
| TW (1) | TW284730B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010149829A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Umeda Motors Corp | オートバイのサイドスタンド作動ステップ |
| WO2018079068A1 (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-03 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | 作動機構 |
-
1994
- 1994-08-02 JP JP20015794A patent/JPH0840326A/ja active Pending
- 1994-08-31 TW TW83107998A patent/TW284730B/zh active
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010149829A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Umeda Motors Corp | オートバイのサイドスタンド作動ステップ |
| WO2018079068A1 (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-03 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | 作動機構 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW284730B (ja) | 1996-09-01 |
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