JPH0841312A - 難燃性ポリアミド組成物 - Google Patents
難燃性ポリアミド組成物Info
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- JPH0841312A JPH0841312A JP12140295A JP12140295A JPH0841312A JP H0841312 A JPH0841312 A JP H0841312A JP 12140295 A JP12140295 A JP 12140295A JP 12140295 A JP12140295 A JP 12140295A JP H0841312 A JPH0841312 A JP H0841312A
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- polyamide composition
- polyamide
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L77/00—Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
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- C08K5/51—Phosphorus bound to oxygen
- C08K5/52—Phosphorus bound to oxygen only
- C08K5/521—Esters of phosphoric acids, e.g. of H3PO4
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L71/00—Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L71/08—Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives
- C08L71/10—Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives from phenols
- C08L71/12—Polyphenylene oxides
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- C08L77/12—Polyester-amides
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- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 予期しなかった難燃性を示す新規なポリアミ
ド組成物を提供する。 【構成】 ポリアミド類とポリフェニレンエーテルとに
基づくポリアミド組成物のポリマーマトリックスの中に
有機含燐化合物とポリシロキサン化合物とを配合する。
ド組成物を提供する。 【構成】 ポリアミド類とポリフェニレンエーテルとに
基づくポリアミド組成物のポリマーマトリックスの中に
有機含燐化合物とポリシロキサン化合物とを配合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なポリアミド組成物
に関する。より詳細には、このポリアミド組成物は有機
含燐化合物とポリシロキサン化合物とを含み、そしてこ
れは予期しなかったことに難燃性を示す。
に関する。より詳細には、このポリアミド組成物は有機
含燐化合物とポリシロキサン化合物とを含み、そしてこ
れは予期しなかったことに難燃性を示す。
【0002】
【従来の技術】ポリエーテル類、及び/又はポリフェニ
レンエーテル(PPE)を含むポリマー混合物は極めて
貴重な1群の熱可塑性エンジニヤリング樹脂を構成す
る。ポリフェニレンエーテルの樹脂は、化学的、物理的
及び電気的な諸性質のユニークな組み合わせによって特
徴付けられる。それらは例えば、多くの溶剤に対して抵
抗性があり、そして一般に高い対衝撃強度を示す。この
諸性質のユニークな組み合わせの結果として、ポリフェ
ニレンエーテルの樹脂は広範囲の産業上の用途に適して
いる。
レンエーテル(PPE)を含むポリマー混合物は極めて
貴重な1群の熱可塑性エンジニヤリング樹脂を構成す
る。ポリフェニレンエーテルの樹脂は、化学的、物理的
及び電気的な諸性質のユニークな組み合わせによって特
徴付けられる。それらは例えば、多くの溶剤に対して抵
抗性があり、そして一般に高い対衝撃強度を示す。この
諸性質のユニークな組み合わせの結果として、ポリフェ
ニレンエーテルの樹脂は広範囲の産業上の用途に適して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自身の特性的な対加水
分解安定性、寸法安定性及び誘電的特性を保ちながら高
い熱変形温度を有するポリマー混合物を作り出すために
種々の努力がなされてきた。特に、例えば自動車工業に
おいて高温度に曝される種々の部品に通常的に用いられ
るために高められた熱変形特性を有する、例えばポリア
ミド混合物のような非混和性の混合物が求められてい
る。
分解安定性、寸法安定性及び誘電的特性を保ちながら高
い熱変形温度を有するポリマー混合物を作り出すために
種々の努力がなされてきた。特に、例えば自動車工業に
おいて高温度に曝される種々の部品に通常的に用いられ
るために高められた熱変形特性を有する、例えばポリア
ミド混合物のような非混和性の混合物が求められてい
る。
【0004】種々の熱可塑性樹脂や混合物が上述した有
利な諸性質を有しているが、それらが難燃性を有してい
るならばこれは他の多くの有機ポリマー物質と同様に特
に望ましい。
利な諸性質を有しているが、それらが難燃性を有してい
るならばこれは他の多くの有機ポリマー物質と同様に特
に望ましい。
【0005】難燃性のそれらから作られた熱可塑性樹脂
及び樹脂混合物を作り出すことがますます重要になって
いる。そのような製造には通常、そのポリマー/混合物
にハロゲン含有難燃剤添加物を加えることが用いられ
る。しかしながら上記の難燃剤を含む混合物は常に環境
に対して優しくない。
及び樹脂混合物を作り出すことがますます重要になって
いる。そのような製造には通常、そのポリマー/混合物
にハロゲン含有難燃剤添加物を加えることが用いられ
る。しかしながら上記の難燃剤を含む混合物は常に環境
に対して優しくない。
【0006】従って本発明は、予期しないことに難燃性
並びに改善された耐熱抵抗性を示す新規なポリアミド組
成物を対象とするものである。
並びに改善された耐熱抵抗性を示す新規なポリアミド組
成物を対象とするものである。
【0007】難燃性を有するポリアミド組成物の製造の
ために種々の努力がなされてきた。米国特許第4,86
6,144号にはポリフェニレンエーテル/ポリアミド
の自己鎮火性の熱可塑性成型材料が開示されている。こ
の材料は、シアヌル酸、シアヌル酸誘導体及びそれらの
混合物のようなトリアジン化合物、及び好ましくは難燃
剤としてメラミン及び/又はメラミンシアヌレートを含
む。
ために種々の努力がなされてきた。米国特許第4,86
6,144号にはポリフェニレンエーテル/ポリアミド
の自己鎮火性の熱可塑性成型材料が開示されている。こ
の材料は、シアヌル酸、シアヌル酸誘導体及びそれらの
混合物のようなトリアジン化合物、及び好ましくは難燃
剤としてメラミン及び/又はメラミンシアヌレートを含
む。
【0008】他の研究者等は難燃性を改善するために種
々のポリアミド混合物に注目した。ヨーロッパ特許第0
436136号及び同第129825号は難燃性を高め
るために、燐含有化合物を含む、ポリフェニレンエーテ
ルとポリアミドとの混合物を記述している。
々のポリアミド混合物に注目した。ヨーロッパ特許第0
436136号及び同第129825号は難燃性を高め
るために、燐含有化合物を含む、ポリフェニレンエーテ
ルとポリアミドとの混合物を記述している。
【0009】更に他の、ヨーロッパ特許第036916
9号に記述されているようなものには、ポリシロキサン
と、ポリアミドと、ポリフェニレンエーテルとを含む、
難燃性を有するポリマー組成物が開示されている。
9号に記述されているようなものには、ポリシロキサン
と、ポリアミドと、ポリフェニレンエーテルとを含む、
難燃性を有するポリマー組成物が開示されている。
【0010】しかしながら本発明は上に記述したものと
は異なって特許を受けることができるものであり、すな
わち本発明の対象は、中でも有機含燐化合物とポリシロ
キサン化合物とを含む新規なポリアミド組成物であり、
その際これらポリアミド組成物は予期しなかったこと
に、難燃性と耐熱抵抗性とを示す。
は異なって特許を受けることができるものであり、すな
わち本発明の対象は、中でも有機含燐化合物とポリシロ
キサン化合物とを含む新規なポリアミド組成物であり、
その際これらポリアミド組成物は予期しなかったこと
に、難燃性と耐熱抵抗性とを示す。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は予期しないこと
に難燃性と改善された耐熱抵抗性とを示す新規なポリア
ミド組成物を対象とするものである。このようなポリア
ミド組成物は下記の各成分、すなわち a)ポリアミド類とポリフェニレンエーテルとを含む混
合物、 b)有機含燐化合物、及び c)ポリシロキサン化合物を含む。
に難燃性と改善された耐熱抵抗性とを示す新規なポリア
ミド組成物を対象とするものである。このようなポリア
ミド組成物は下記の各成分、すなわち a)ポリアミド類とポリフェニレンエーテルとを含む混
合物、 b)有機含燐化合物、及び c)ポリシロキサン化合物を含む。
【0012】本発明において難燃性とは、1.6mmで
のUL−94がV−0又はV−1であることを意味し、
そして改善された耐熱抵抗性とは、約150℃よりも高
いビカー値を意味し、その際ビカー値とはISO306
に従い特定されるプラスチック材料軟化開始温度であ
る。
のUL−94がV−0又はV−1であることを意味し、
そして改善された耐熱抵抗性とは、約150℃よりも高
いビカー値を意味し、その際ビカー値とはISO306
に従い特定されるプラスチック材料軟化開始温度であ
る。
【0013】本発明のポリアミド組成物はポリアミド類
とポリフェニレンエーテルとの混合物を含むのが好まし
いが、この組成物の中に、ポリメチルメタクリレート、
アクリロニトリルスチレンコポリマー、スチレン−アク
リロニトリル−ブタジエンコポリマーを含むアクリル性
ポリマー類、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ブチレー
ト類、ポリ脂肪族類、ポリカーボネート、及びポリエス
テル類、セルローズ、フェノール、アミノ及びエポキシ
の各樹脂を含むことも本発明の範囲に属する。本発明に
おいて用いられるポリフェニレンエーテル類は典型的に
は、2,6−キシレノール又は2,3,6−トリメチル
フェノールのような、少なくとも1種類のモノヒドロキ
シ芳香族化合物の酸化的カプリングによって作られる。
このようなカプリングには一般に種々の触媒系が使用さ
れ、それらは典型的には銅、マンガン又はコバルト化合
物のような、少なくとも1種類の重金属の化合物を、通
常は他の種々の物質と組み合わせて含む。
とポリフェニレンエーテルとの混合物を含むのが好まし
いが、この組成物の中に、ポリメチルメタクリレート、
アクリロニトリルスチレンコポリマー、スチレン−アク
リロニトリル−ブタジエンコポリマーを含むアクリル性
ポリマー類、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ブチレー
ト類、ポリ脂肪族類、ポリカーボネート、及びポリエス
テル類、セルローズ、フェノール、アミノ及びエポキシ
の各樹脂を含むことも本発明の範囲に属する。本発明に
おいて用いられるポリフェニレンエーテル類は典型的に
は、2,6−キシレノール又は2,3,6−トリメチル
フェノールのような、少なくとも1種類のモノヒドロキ
シ芳香族化合物の酸化的カプリングによって作られる。
このようなカプリングには一般に種々の触媒系が使用さ
れ、それらは典型的には銅、マンガン又はコバルト化合
物のような、少なくとも1種類の重金属の化合物を、通
常は他の種々の物質と組み合わせて含む。
【0014】更に、本発明の実施において用いるのに適
したポリフェニレンエーテルは対応するフェノール又は
その誘導体の前駆体を用いる多くの方法のいずれによっ
て作ってもよい。それらの製造例は米国特許第3,30
6,874号、同第3,306,875号、同第3,2
57,357号、同第3,257,358号、同第3,
337,501号及び同第3,787,361号に記述
されており、これらは全てここに参考文献として採用さ
れる。
したポリフェニレンエーテルは対応するフェノール又は
その誘導体の前駆体を用いる多くの方法のいずれによっ
て作ってもよい。それらの製造例は米国特許第3,30
6,874号、同第3,306,875号、同第3,2
57,357号、同第3,257,358号、同第3,
337,501号及び同第3,787,361号に記述
されており、これらは全てここに参考文献として採用さ
れる。
【0015】追加的な有用なポリフェニレンエーテル
は、少なくとも1個のアミノアルキル含有末端基を有す
る分子を含むものである。このアミノアルキル基は典型
的には水酸基に対してオルソの位置にある。このような
末端基を含む生成物は、ジ−n−ブチルアミン又はジメ
チルアミンのような適当な第1級及び第2級アミンをそ
の酸化的カプリング反応混合物の構成成分の1つとして
用いることによって得ることができる。またしばしば存
在するのは、典型的には副生物のジフェノキノンが存在
する反応混合物から、中でもハロゲン化銅−第2級又は
第3級アミンの系において得られる4−ヒドロキシビフ
ェニル末端基である。
は、少なくとも1個のアミノアルキル含有末端基を有す
る分子を含むものである。このアミノアルキル基は典型
的には水酸基に対してオルソの位置にある。このような
末端基を含む生成物は、ジ−n−ブチルアミン又はジメ
チルアミンのような適当な第1級及び第2級アミンをそ
の酸化的カプリング反応混合物の構成成分の1つとして
用いることによって得ることができる。またしばしば存
在するのは、典型的には副生物のジフェノキノンが存在
する反応混合物から、中でもハロゲン化銅−第2級又は
第3級アミンの系において得られる4−ヒドロキシビフ
ェニル末端基である。
【0016】本発明において用いられるポリアミド類
は、例えばカルボン酸基とアミノ基との間に少なくとも
2個の炭素原子を有するモノアミン−モノカルボン酸又
はそのラクタムを重合するか、又は少なくとも2個の炭
素原子のアミノ基を含むジアミンとジカルボン酸とを実
質的に等モル割合で重合させるか、或いはまた上にあげ
たモノアミノカルボン酸又はそのラクタムを実質的に等
モル割合のジアミン及びジカルボン酸と一緒に重合させ
ることによって得られる。このジカルボン酸はその官能
性誘導体、例えばエステル又は酸塩化物の形であること
ができる。
は、例えばカルボン酸基とアミノ基との間に少なくとも
2個の炭素原子を有するモノアミン−モノカルボン酸又
はそのラクタムを重合するか、又は少なくとも2個の炭
素原子のアミノ基を含むジアミンとジカルボン酸とを実
質的に等モル割合で重合させるか、或いはまた上にあげ
たモノアミノカルボン酸又はそのラクタムを実質的に等
モル割合のジアミン及びジカルボン酸と一緒に重合させ
ることによって得られる。このジカルボン酸はその官能
性誘導体、例えばエステル又は酸塩化物の形であること
ができる。
【0017】「実質的に等モル」割合(のジアミンとジ
カルボン酸)の語は、厳密な等モル割合と、通常的な生
成ポリアミドの粘度を安定化させるために包含される、
それからの僅かな偏差の両者をカバーするために用いら
れる。
カルボン酸)の語は、厳密な等モル割合と、通常的な生
成ポリアミドの粘度を安定化させるために包含される、
それからの僅かな偏差の両者をカバーするために用いら
れる。
【0018】ポリアミド類の製造に有用な上述したモノ
アミノモノカルボン酸又はそのラクタムの例は、アミノ
基とカルボン酸基との間に2個から16個までの炭素原
子を含む化合物を包含し、その際ラクタムの場合にはそ
れらの炭素原子が−CO−NH−の基とともに環を形成
する。アミノカルボン酸及びラクタムの個々の例として
はアミノカプロン酸、ブチロラクタム、ピバロラクタ
ム、カプロラクタム、カプリルラクタム、エナントラク
タム、ウンデカノラクタム、ドデカノラクタム及び3−
及び4−アミノ安息香酸があげられる。
アミノモノカルボン酸又はそのラクタムの例は、アミノ
基とカルボン酸基との間に2個から16個までの炭素原
子を含む化合物を包含し、その際ラクタムの場合にはそ
れらの炭素原子が−CO−NH−の基とともに環を形成
する。アミノカルボン酸及びラクタムの個々の例として
はアミノカプロン酸、ブチロラクタム、ピバロラクタ
ム、カプロラクタム、カプリルラクタム、エナントラク
タム、ウンデカノラクタム、ドデカノラクタム及び3−
及び4−アミノ安息香酸があげられる。
【0019】ポリアミドを作るのに用いるのに好ましい
ジアミン類は直鎖状及び分岐鎖状のアルキル、アリール
及びアルキル−アリールジアミン類を含む。このような
ジアミン類は、例えば一般式(I) H2 N(CH2 )n NH2 (I) で表されるそれらを含み、その際この式においてnは2
から16までの整数であり、これらは例えばトリメチレ
ンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレン
ジアミン、オクタメチレンジアミン、及び中でもヘキサ
メチレンジアミン並びにトリメチルヘキサメチレンジア
ミン、m−フェニレンジアミン、m−キシレンジアミン
等である。
ジアミン類は直鎖状及び分岐鎖状のアルキル、アリール
及びアルキル−アリールジアミン類を含む。このような
ジアミン類は、例えば一般式(I) H2 N(CH2 )n NH2 (I) で表されるそれらを含み、その際この式においてnは2
から16までの整数であり、これらは例えばトリメチレ
ンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレン
ジアミン、オクタメチレンジアミン、及び中でもヘキサ
メチレンジアミン並びにトリメチルヘキサメチレンジア
ミン、m−フェニレンジアミン、m−キシレンジアミン
等である。
【0020】ジカルボン酸類は芳香族のもの、例えばイ
ソフタル酸及びテレフタル酸であることができる。好ま
しいジカルボン酸は下記式(II)、すなわち HOOC−Y−COOH (II) の酸であり、この式においてYは少なくとも2個の炭素
原子を含む2価の脂肪族基を表わし、そしてそれらの酸
の例は、セバチン酸、オクタデカン二酸、スベリン酸、
グルタル酸、ピメリン酸及びアジピン酸である。
ソフタル酸及びテレフタル酸であることができる。好ま
しいジカルボン酸は下記式(II)、すなわち HOOC−Y−COOH (II) の酸であり、この式においてYは少なくとも2個の炭素
原子を含む2価の脂肪族基を表わし、そしてそれらの酸
の例は、セバチン酸、オクタデカン二酸、スベリン酸、
グルタル酸、ピメリン酸及びアジピン酸である。
【0021】本発明のポリアミド組成物において使用す
ることのできるポリアミド類(ナイロン類)の典型的な
例は、例えばポリアミド4/6、同6,6/6、同1
1,12,6/3、同6/3、同6/4、同6/10及
び同6,12並びにテレフタル酸及び/又はイソフタル
酸と、トリメチルヘキサメチレンジアミンとから得られ
るポリアミド、アジピン酸とm−キシレンジアミンとか
ら得られるポリアミド、アジピン酸、アゼライン酸及び
2,2−ビス−(p−アミノシクロヘキシル)プロパン
から得られるポリアミド、テレフタル酸及び/又はイソ
フタル酸及び/又はアジピン酸とヘキサメチレンジアミ
ンとの組み合わせから得られる半結晶性ポリアミド類、
テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とヘキサメチレン
ジアミン及び2−メチルペンタメチレンジアミンとから
得られる半結晶性ポリアミド類及びテレフタル酸と4,
4’−ジアミノ−ジシクロヘキシルメタンとから得られ
るポリアミド類を含む。上述のポリアミド類またはプレ
ポリマー類の2又はそれ以上の混合物及び/又はコポリ
マーも、それぞれ本発明の範囲内である。好ましいポリ
アミドはポリアミド6、6/6、6/10および4/
6、最も好ましいのはポリアミド6/6である。
ることのできるポリアミド類(ナイロン類)の典型的な
例は、例えばポリアミド4/6、同6,6/6、同1
1,12,6/3、同6/3、同6/4、同6/10及
び同6,12並びにテレフタル酸及び/又はイソフタル
酸と、トリメチルヘキサメチレンジアミンとから得られ
るポリアミド、アジピン酸とm−キシレンジアミンとか
ら得られるポリアミド、アジピン酸、アゼライン酸及び
2,2−ビス−(p−アミノシクロヘキシル)プロパン
から得られるポリアミド、テレフタル酸及び/又はイソ
フタル酸及び/又はアジピン酸とヘキサメチレンジアミ
ンとの組み合わせから得られる半結晶性ポリアミド類、
テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とヘキサメチレン
ジアミン及び2−メチルペンタメチレンジアミンとから
得られる半結晶性ポリアミド類及びテレフタル酸と4,
4’−ジアミノ−ジシクロヘキシルメタンとから得られ
るポリアミド類を含む。上述のポリアミド類またはプレ
ポリマー類の2又はそれ以上の混合物及び/又はコポリ
マーも、それぞれ本発明の範囲内である。好ましいポリ
アミドはポリアミド6、6/6、6/10および4/
6、最も好ましいのはポリアミド6/6である。
【0022】本文及び特許請求の範囲において「ポリア
ミド」の語を用いたのは、堅牢化された、又は超堅牢ポ
リアミドをも包含する意味であることを理解すべきであ
る。超堅牢ポリアミド又はより一般的に超堅牢ナイロン
として知られているものは、市販において例えばE.
I.duPont社からZytel STの商品名で入
手することができるか、又は、中でもEpsteinの
米国特許第4,174,358号、Novakの米国特
許第4,474,927号、Rouraの米国特許第
4,346,194号及びJoffrionの米国特許
第4,251,644号(これらはここで参考文献とし
て採用される)を含む多くの米国特許に従って作ること
ができる。これらの超堅牢ナイロンは1種以上のポリア
ミド類を1種以上のポリマー性又はコポリマー性のエラ
ストマー堅牢化剤と混合することにより作られる。好適
な堅牢化剤は上述した各米国特許及びCaywood,
Jr.の米国特許第3,884,882号及びSwig
erの米国特許第4,147,740号に開示されてお
り、そしてGalluci等によってJ. Appl.
Poly. Sci.,Vol. 27, 425−4
37 (1982)の「エポキシ変性したポリエチレン
の製造と諸反応」に開示されている(これらはここに参
考文献として採用される)。典型的にはこれらのエラス
トマー性ポリマー及びコポリマーは直鎖状又は分岐鎖状
であることができ、また芯/外包型グラフトコポリマー
を含むグラフトされたポリマー及びコポリマーであって
もよく、そして共重合によるか、又は予め形成されたポ
リマーの上にグラフトさせることによって、そのポリア
ミドマトリックスと相互作用することができるか、又は
これに固着することのできる、いくつかの官能性の及び
/又は活性の、あるいは高度に極性の基を有するモノマ
ーをその中に包含させてそのポリアミド重合物の堅牢性
を高めることによって特徴付けられる。
ミド」の語を用いたのは、堅牢化された、又は超堅牢ポ
リアミドをも包含する意味であることを理解すべきであ
る。超堅牢ポリアミド又はより一般的に超堅牢ナイロン
として知られているものは、市販において例えばE.
I.duPont社からZytel STの商品名で入
手することができるか、又は、中でもEpsteinの
米国特許第4,174,358号、Novakの米国特
許第4,474,927号、Rouraの米国特許第
4,346,194号及びJoffrionの米国特許
第4,251,644号(これらはここで参考文献とし
て採用される)を含む多くの米国特許に従って作ること
ができる。これらの超堅牢ナイロンは1種以上のポリア
ミド類を1種以上のポリマー性又はコポリマー性のエラ
ストマー堅牢化剤と混合することにより作られる。好適
な堅牢化剤は上述した各米国特許及びCaywood,
Jr.の米国特許第3,884,882号及びSwig
erの米国特許第4,147,740号に開示されてお
り、そしてGalluci等によってJ. Appl.
Poly. Sci.,Vol. 27, 425−4
37 (1982)の「エポキシ変性したポリエチレン
の製造と諸反応」に開示されている(これらはここに参
考文献として採用される)。典型的にはこれらのエラス
トマー性ポリマー及びコポリマーは直鎖状又は分岐鎖状
であることができ、また芯/外包型グラフトコポリマー
を含むグラフトされたポリマー及びコポリマーであって
もよく、そして共重合によるか、又は予め形成されたポ
リマーの上にグラフトさせることによって、そのポリア
ミドマトリックスと相互作用することができるか、又は
これに固着することのできる、いくつかの官能性の及び
/又は活性の、あるいは高度に極性の基を有するモノマ
ーをその中に包含させてそのポリアミド重合物の堅牢性
を高めることによって特徴付けられる。
【0023】その混合物の中に相容化剤を使用すること
も本発明の範囲に属する。このような相容化剤は、例え
ば芳香族及び脂肪族化合物のテトラカルボン酸類、環状
脂肪族化合物類、ジ無水物誘導体類及びハロゲン置換さ
れた無水フタル酸からなる群から選択された化合物を含
む。配合相容化のより詳細な記述は米国特許第4,82
6,933号に見いだすことができ、その開示はここに
参考文献として採用される。
も本発明の範囲に属する。このような相容化剤は、例え
ば芳香族及び脂肪族化合物のテトラカルボン酸類、環状
脂肪族化合物類、ジ無水物誘導体類及びハロゲン置換さ
れた無水フタル酸からなる群から選択された化合物を含
む。配合相容化のより詳細な記述は米国特許第4,82
6,933号に見いだすことができ、その開示はここに
参考文献として採用される。
【0024】ポリアミドのポリフェニレンエーテル単位
に対する配合比は約95ないし約5重量%、好ましくは
約70ないし約30重量%の後者に対して約5ないし約
95重量%、好ましくは約30ないし約70重量%の前
者である。
に対する配合比は約95ないし約5重量%、好ましくは
約70ないし約30重量%の後者に対して約5ないし約
95重量%、好ましくは約30ないし約70重量%の前
者である。
【0025】本発明において用いる混合物の製造方法は
特に制限されず、そして種々の通常的な方法が満足に用
いられる。しかしながら一般的には溶融混合法が望まし
い。溶融混合に要する時間及び温度は特に制限されず、
そしてそれらはその物質の組成に従って適正に決定する
ことができる。温度はポリフェニレンエーテルのポリア
ミドに対する配合比とともに若干変化するが、一般には
270ないし350℃の範囲内である。混合のためには
長時間及び/又は高い剪断率が望ましいけれども、樹脂
組成物の汚染が進行する。従って時間はこのような点を
考慮して決定すべきである。
特に制限されず、そして種々の通常的な方法が満足に用
いられる。しかしながら一般的には溶融混合法が望まし
い。溶融混合に要する時間及び温度は特に制限されず、
そしてそれらはその物質の組成に従って適正に決定する
ことができる。温度はポリフェニレンエーテルのポリア
ミドに対する配合比とともに若干変化するが、一般には
270ないし350℃の範囲内である。混合のためには
長時間及び/又は高い剪断率が望ましいけれども、樹脂
組成物の汚染が進行する。従って時間はこのような点を
考慮して決定すべきである。
【0026】溶融した粘性物質を取扱うことができるか
ぎり、いかなる溶融混合法を用いてもよい。この方法は
パッチ式の形、又は連続式の形で適用することができ
る。特別には、押出し機、バンバリミキサ、ローラミキ
サ、ニーダ等を使用することができる。
ぎり、いかなる溶融混合法を用いてもよい。この方法は
パッチ式の形、又は連続式の形で適用することができ
る。特別には、押出し機、バンバリミキサ、ローラミキ
サ、ニーダ等を使用することができる。
【0027】その配合段階において、ポリフェニレンエ
ーテル及びポリアミドの一方又は両方と相容性のあるエ
ラストマー性衝撃改質剤を包含することは本発明の範囲
に属する。
ーテル及びポリアミドの一方又は両方と相容性のあるエ
ラストマー性衝撃改質剤を包含することは本発明の範囲
に属する。
【0028】ポリフェニレンエーテル/ポリアミドの混
合物のための種々の衝撃改質剤は当業界においてよく知
られている。それらは典型的には、オレフィン類、ビニ
ル芳香族モノマー類、アクリル及びアルキルアクリル酸
並びにそれらのエステル誘導体及び共役ジエン類よりな
る群から選ばれる1つ以上のモノマーより導かれる。特
に好ましい衝撃改質剤は、室温において弾性を示す天然
及び合成のポリマー物質を含むゴム状の高分子量物質で
ある。それらはホモポリマー類と、ランダム共重合、ブ
ロック共重合、ラジアルブロック共重合、グラフト共重
合及び芯/外包共重合した物質を含むコポリマー類との
両方、及びそれらの組合わせを含む。
合物のための種々の衝撃改質剤は当業界においてよく知
られている。それらは典型的には、オレフィン類、ビニ
ル芳香族モノマー類、アクリル及びアルキルアクリル酸
並びにそれらのエステル誘導体及び共役ジエン類よりな
る群から選ばれる1つ以上のモノマーより導かれる。特
に好ましい衝撃改質剤は、室温において弾性を示す天然
及び合成のポリマー物質を含むゴム状の高分子量物質で
ある。それらはホモポリマー類と、ランダム共重合、ブ
ロック共重合、ラジアルブロック共重合、グラフト共重
合及び芯/外包共重合した物質を含むコポリマー類との
両方、及びそれらの組合わせを含む。
【0029】特に有用な群の衝撃改質剤はアルケニル芳
香族化合物及びジエン化合物のAB(ジブロック)及び
ABA(トリブロック)共重合物及び芯/外包グラフト
共重合物を含み、中でもスチレンブロックとブタジエン
又はイソプレンのブロックとを含むものである。共役ジ
エンのブロックは部分的に、又は完全に水素化されてい
ることができ、従ってそれらはエチレン−プロピレンブ
ロック等と表わすことができ、そしてオレフィンブロッ
ク共重合物のそれと似た性質を有する。この型のトリブ
ロック共重合物の例は、ポリスチレン/ポリブタジエン
/ポリスチレン(SBS)、水素化ポリスチレン/ポリ
ブタジエン/ポリスチレン(SEBS)、ポリスチレン
/ポリイソプレン/ポリスチレン(SIS)、ポリ(α
−メチルスチレン)/ポリブタジエン/ポリ(α−メチ
ルスチレン)及びポリ(α−メチルスチレン)/ポリイ
ソプレン/ポリ(α−メチルスチレン)である。特に好
ましいトリブロック共重合物は市販においてShell
社よりCARIFLEX(登録商標)、KRATON
D(登録商標)及びKRATON G(登録商標)とし
て入手できる。
香族化合物及びジエン化合物のAB(ジブロック)及び
ABA(トリブロック)共重合物及び芯/外包グラフト
共重合物を含み、中でもスチレンブロックとブタジエン
又はイソプレンのブロックとを含むものである。共役ジ
エンのブロックは部分的に、又は完全に水素化されてい
ることができ、従ってそれらはエチレン−プロピレンブ
ロック等と表わすことができ、そしてオレフィンブロッ
ク共重合物のそれと似た性質を有する。この型のトリブ
ロック共重合物の例は、ポリスチレン/ポリブタジエン
/ポリスチレン(SBS)、水素化ポリスチレン/ポリ
ブタジエン/ポリスチレン(SEBS)、ポリスチレン
/ポリイソプレン/ポリスチレン(SIS)、ポリ(α
−メチルスチレン)/ポリブタジエン/ポリ(α−メチ
ルスチレン)及びポリ(α−メチルスチレン)/ポリイ
ソプレン/ポリ(α−メチルスチレン)である。特に好
ましいトリブロック共重合物は市販においてShell
社よりCARIFLEX(登録商標)、KRATON
D(登録商標)及びKRATON G(登録商標)とし
て入手できる。
【0030】同様に衝撃改質剤として好適なものは、金
属イオンで全体的に、又は部分的に中和されていてもよ
いイオノマー樹脂類及び芯/外包型の種々のグラフト共
重合物である。後者は一般に主として共役のジエン又は
架橋化したアクリレートのゴム状芯と、その上に重合さ
せた、モノアルケニル芳香族モノマー及び/又はアクリ
ルモノマーだけから、あるいは他のビニルモノマー類と
組み合わせて導かれた1つ以上の外包部とを有する。使
用された樹脂の内部に入り組んだ網状組織が芯と外包と
の間の界面を特徴付けるようなコポリマー類、例えばG
eneralElectric Co.より入手でき、
そして米国特許第3,944,631号に記述されてい
るようなものが含まれる。
属イオンで全体的に、又は部分的に中和されていてもよ
いイオノマー樹脂類及び芯/外包型の種々のグラフト共
重合物である。後者は一般に主として共役のジエン又は
架橋化したアクリレートのゴム状芯と、その上に重合さ
せた、モノアルケニル芳香族モノマー及び/又はアクリ
ルモノマーだけから、あるいは他のビニルモノマー類と
組み合わせて導かれた1つ以上の外包部とを有する。使
用された樹脂の内部に入り組んだ網状組織が芯と外包と
の間の界面を特徴付けるようなコポリマー類、例えばG
eneralElectric Co.より入手でき、
そして米国特許第3,944,631号に記述されてい
るようなものが含まれる。
【0031】他の衝撃改質剤は、いくつかの極性基又は
活性官能基を有する単位の含まれた上述の型のもの、並
びに例えばThiokolゴム、ポリサルファイドゴ
ム、ポリウレタンゴム、ポリエーテルゴム(例えばポリ
プロピレンオキサイド)、エピクロロヒドリンゴム、エ
チレン−プロピレンゴム、種々の熱可塑性ポリエステル
エラストマー、及び熱可塑性エーテル−エステルエラス
トマーのような種々のポリマー類を含む。
活性官能基を有する単位の含まれた上述の型のもの、並
びに例えばThiokolゴム、ポリサルファイドゴ
ム、ポリウレタンゴム、ポリエーテルゴム(例えばポリ
プロピレンオキサイド)、エピクロロヒドリンゴム、エ
チレン−プロピレンゴム、種々の熱可塑性ポリエステル
エラストマー、及び熱可塑性エーテル−エステルエラス
トマーのような種々のポリマー類を含む。
【0032】追加的に、このポリアミドとポリフェニレ
ンエーテルとの混合物は、更に例えば官能性化したポリ
フェニレンエーテル類、ポリカルボン酸類、種々のエス
テル基、エポキシ基、無水物基、ゴム類あるいはこの混
合物の性質を改善するために用いられる他のいずれかの
通常的な基や部分を含むことができる。
ンエーテルとの混合物は、更に例えば官能性化したポリ
フェニレンエーテル類、ポリカルボン酸類、種々のエス
テル基、エポキシ基、無水物基、ゴム類あるいはこの混
合物の性質を改善するために用いられる他のいずれかの
通常的な基や部分を含むことができる。
【0033】本発明において使用することのできる有機
含燐化合物は、ポリアミド類と反応し、又は反応しない
ものを含めて、難燃性を高めるのに典型的に用いられる
いずれかのものである。1つの例は、下記式(II
I)、すなわち
含燐化合物は、ポリアミド類と反応し、又は反応しない
ものを含めて、難燃性を高めるのに典型的に用いられる
いずれかのものである。1つの例は、下記式(II
I)、すなわち
【0034】
【化3】 を有する市販において入手できる芳香族含燐化合物であ
り、その際この式においてnは独立に0又は1であり、
そして各Rは、少なくとも1個のRがアリールであるこ
とを条件として、独立にアルキル、シクロアルキル、ア
リール、アルキル置換アリール、ハロゲン置換アリー
ル、アリール置換アルキル及びハロゲンである。
り、その際この式においてnは独立に0又は1であり、
そして各Rは、少なくとも1個のRがアリールであるこ
とを条件として、独立にアルキル、シクロアルキル、ア
リール、アルキル置換アリール、ハロゲン置換アリー
ル、アリール置換アルキル及びハロゲンである。
【0035】式(III)で表される含燐化合物の代表
的な例は、燐酸フェニルビスドデシル、燐酸フェニルビ
スネオペンチル、燐酸フェニル−ビス(3,5,5’−
トリメチルヘキシル)、燐酸エチルジフェニル、燐酸−
2−エチル−ヘキシルジ(p−トリル)、燐酸ビス(2
−エチルヘキシル)p−トリル、燐酸トリトリル、燐酸
ビス−(4−エチルヘキシル)フェニル、燐酸トリ−
(ノニルフェニル)、燐酸ジ(ドデシル)p−トリル、
燐酸トリクレジル、燐酸トリフェニル、燐酸ジブチルフ
ェニル、燐酸2−クロロエチルジフェニル、燐酸p−ト
リルビス−(2,5,5’−トリメチルヘキシル)、燐
酸2−エチルヘキシルジフェニル等を含む。
的な例は、燐酸フェニルビスドデシル、燐酸フェニルビ
スネオペンチル、燐酸フェニル−ビス(3,5,5’−
トリメチルヘキシル)、燐酸エチルジフェニル、燐酸−
2−エチル−ヘキシルジ(p−トリル)、燐酸ビス(2
−エチルヘキシル)p−トリル、燐酸トリトリル、燐酸
ビス−(4−エチルヘキシル)フェニル、燐酸トリ−
(ノニルフェニル)、燐酸ジ(ドデシル)p−トリル、
燐酸トリクレジル、燐酸トリフェニル、燐酸ジブチルフ
ェニル、燐酸2−クロロエチルジフェニル、燐酸p−ト
リルビス−(2,5,5’−トリメチルヘキシル)、燐
酸2−エチルヘキシルジフェニル等を含む。
【0036】本発明において使用することのできる有機
含燐化合物の追加的な例は、米国特許第4,866,1
44号に記述されているそれらを含み、その開示はここ
に参考文献として採用される。
含燐化合物の追加的な例は、米国特許第4,866,1
44号に記述されているそれらを含み、その開示はここ
に参考文献として採用される。
【0037】本発明において用いられる好ましいポリシ
ロキサン化合物は市販で入手でき、そして下記式(I
V)、すなわち
ロキサン化合物は市販で入手でき、そして下記式(I
V)、すなわち
【0038】
【化4】 で表わされ、その際この式において各R1 はそれぞれ独
立にC1 −C5 のアルキル基、好ましくはメチル基であ
り、そしてR2 は、wが1であるときにR2 がC 1 −C
5 のアルキル基であって、wが0のときにN−(2−ア
ミノアルキル)−3−アミノアルキル基であることを条
件として、C1 −C5 のアルキル基であるか、又はN−
(2−アミノアルキル)−3−アミノアルキル基のよう
な第1級又は第2級のアミノ基である。R2 がメチル基
であるか、又はN−(2−アミノエチル)3−アミノプ
ロピル基であるのがしばしば好ましい。R3 は水素又は
C1−C5 のアルキル基、好ましくはメチル基である。
wは0又は1であり、x及びyはそれぞれ独立に1から
7までの整数であり、そしてzは0から7までの整数で
ある。式(IV)で表される化合物のいかなる組合わせ
も使用できることが指摘される。
立にC1 −C5 のアルキル基、好ましくはメチル基であ
り、そしてR2 は、wが1であるときにR2 がC 1 −C
5 のアルキル基であって、wが0のときにN−(2−ア
ミノアルキル)−3−アミノアルキル基であることを条
件として、C1 −C5 のアルキル基であるか、又はN−
(2−アミノアルキル)−3−アミノアルキル基のよう
な第1級又は第2級のアミノ基である。R2 がメチル基
であるか、又はN−(2−アミノエチル)3−アミノプ
ロピル基であるのがしばしば好ましい。R3 は水素又は
C1−C5 のアルキル基、好ましくはメチル基である。
wは0又は1であり、x及びyはそれぞれ独立に1から
7までの整数であり、そしてzは0から7までの整数で
ある。式(IV)で表される化合物のいかなる組合わせ
も使用できることが指摘される。
【0039】下記式(V)、すなわち
【0040】
【化5】 及び下記式(VI)、すなわち
【0041】
【化6】 で表されるポリシロキサンを使用することも本発明の範
囲に属し、これらの式においてm+nは5ないし200
0の値を有し、V1 ないしV15はそれぞれ互いに独立に
水素原子又は1ないし12個の炭素原子を有する下記の
群、すなわちそれぞれハロゲン化されていることのでき
るアルキル、アルコキシ、アルケニル、アリール、アラ
ルキル及びアルキルアリールの群から選ばれる1つを表
わし、X、X1 、X2 及びX3 はそれぞれ互いに独立
に、アルキレン、シクロアルキレン、アリーレン、アラ
ルキレン及びアルキルアリーレンの群から選ばれる1つ
を表わし、Z1 、Z2 及びZ3 はそれぞれ、下記の群、
すなわち−NV16V17、−NH−(CH2 )q −NV16
V17(但しV16及びV17は互いに独立に水素原子又は1
ないし12個の炭素原子を有するアルキル基を表わし、
qは1ないし10の値を有する)、脂肪族又は環状脂肪
族のエポキシド、カルボン酸基又はカルボン酸無水物基
の群から選ばれる1つをあらわし、そしてZ1 又はZ2
は水素原子を表わすが、その際式(V)の化合物は同時
にアミノ基とエポキシド基とを、又は同時にアミノ基と
カルボキシル基とを、あるいは同時にエポキシド基とカ
ルボン酸基又はカルボン酸無水物基とを含むことはでき
ない。
囲に属し、これらの式においてm+nは5ないし200
0の値を有し、V1 ないしV15はそれぞれ互いに独立に
水素原子又は1ないし12個の炭素原子を有する下記の
群、すなわちそれぞれハロゲン化されていることのでき
るアルキル、アルコキシ、アルケニル、アリール、アラ
ルキル及びアルキルアリールの群から選ばれる1つを表
わし、X、X1 、X2 及びX3 はそれぞれ互いに独立
に、アルキレン、シクロアルキレン、アリーレン、アラ
ルキレン及びアルキルアリーレンの群から選ばれる1つ
を表わし、Z1 、Z2 及びZ3 はそれぞれ、下記の群、
すなわち−NV16V17、−NH−(CH2 )q −NV16
V17(但しV16及びV17は互いに独立に水素原子又は1
ないし12個の炭素原子を有するアルキル基を表わし、
qは1ないし10の値を有する)、脂肪族又は環状脂肪
族のエポキシド、カルボン酸基又はカルボン酸無水物基
の群から選ばれる1つをあらわし、そしてZ1 又はZ2
は水素原子を表わすが、その際式(V)の化合物は同時
にアミノ基とエポキシド基とを、又は同時にアミノ基と
カルボキシル基とを、あるいは同時にエポキシド基とカ
ルボン酸基又はカルボン酸無水物基とを含むことはでき
ない。
【0042】本発明のポリアミド組成物はその組成物の
全重量に基づいて約60重量%だけの(no more than)ポ
リフェニレンエーテル−ポリアミド混合物(PPE−P
A)を含み、好ましくは約95重量%だけのPPE−P
Aを含む。更に、本発明のポリアミド組成物はしばしば
その組成物の全重量に基づいて約5重量%だけの含燐化
合物を含み、そして好ましくは約15重量%だけの含燐
化合物を含み、またこの組成物の全重量に基づいて約1
0重量%だけのポリシロキサン化合物を含み、そして好
ましくは約5重量%だけのポリシロキサン化合物を含
む。
全重量に基づいて約60重量%だけの(no more than)ポ
リフェニレンエーテル−ポリアミド混合物(PPE−P
A)を含み、好ましくは約95重量%だけのPPE−P
Aを含む。更に、本発明のポリアミド組成物はしばしば
その組成物の全重量に基づいて約5重量%だけの含燐化
合物を含み、そして好ましくは約15重量%だけの含燐
化合物を含み、またこの組成物の全重量に基づいて約1
0重量%だけのポリシロキサン化合物を含み、そして好
ましくは約5重量%だけのポリシロキサン化合物を含
む。
【0043】本発明のポリアミド組成物は充填材、追加
的難燃剤(例えばトリピペリジンホスフィンオキサイド
と水酸化マグネシウム又は水酸化アルミニウム)、顔
料、染料、安定化剤、帯電防止剤、結晶化助剤、離型剤
等のような、通常的な諸成分並びに、以上に記述してい
ない樹脂性成分を含むことができることも指摘される。
本発明において難燃性を高めるために用いることのでき
る他の添加物は、トリアリールホスフィンオキサイド及
び芳香族ピロ燐酸エステルを含む。トリアリールホスフ
ィンオキサイドの代表的例は、トリフェニルホスフィン
オキサイド、トリトリルホスフィンオキサイド、トリノ
ニルホスフィンオキサイド及びトリナフチルホスフィン
オキサイドを含む。トリフェニルホスフィンオキサイド
がしばしば好ましい。本発明において使用することので
きる芳香族ピロ燐酸エステルは下記式、すなわち
的難燃剤(例えばトリピペリジンホスフィンオキサイド
と水酸化マグネシウム又は水酸化アルミニウム)、顔
料、染料、安定化剤、帯電防止剤、結晶化助剤、離型剤
等のような、通常的な諸成分並びに、以上に記述してい
ない樹脂性成分を含むことができることも指摘される。
本発明において難燃性を高めるために用いることのでき
る他の添加物は、トリアリールホスフィンオキサイド及
び芳香族ピロ燐酸エステルを含む。トリアリールホスフ
ィンオキサイドの代表的例は、トリフェニルホスフィン
オキサイド、トリトリルホスフィンオキサイド、トリノ
ニルホスフィンオキサイド及びトリナフチルホスフィン
オキサイドを含む。トリフェニルホスフィンオキサイド
がしばしば好ましい。本発明において使用することので
きる芳香族ピロ燐酸エステルは下記式、すなわち
【0044】
【化7】 を有するが、この式においてそれぞれのA及びA1 は独
立に、置換され、又は置換されていない脂肪族、環状脂
肪族又は芳香族の残基であり、Qは各Aの中の炭素どう
しを結合している共有結合、あるいはCH2 、C(CH
3 )2 、S、SO 2 、CO、O及びN=Nよりなる群か
ら選ばれた架橋基であり、そしてtは0から4までの整
数である。
立に、置換され、又は置換されていない脂肪族、環状脂
肪族又は芳香族の残基であり、Qは各Aの中の炭素どう
しを結合している共有結合、あるいはCH2 、C(CH
3 )2 、S、SO 2 、CO、O及びN=Nよりなる群か
ら選ばれた架橋基であり、そしてtは0から4までの整
数である。
【0045】本発明において使用することのできる、難
燃性を高めるための追加的な添加物はIIA族の元素の
硫酸塩、中でも硫酸カルシウム及び硫酸バリウム及びI
IB族の元素の硼酸塩、中でも硼酸亜鉛を含む。メラミ
ンシアヌレートも使用できるけれども、これは必要では
ない。
燃性を高めるための追加的な添加物はIIA族の元素の
硫酸塩、中でも硫酸カルシウム及び硫酸バリウム及びI
IB族の元素の硼酸塩、中でも硼酸亜鉛を含む。メラミ
ンシアヌレートも使用できるけれども、これは必要では
ない。
【0046】
【実施例】以下の例は本発明の難燃性ポリアミド組成物
の製造を説明し、支援するものである。生成物の分子構
造はプロトン及び炭素13の核磁気共鳴分光学によって確
認できる。例 88gのポリフェニレンエーテル/ナイロン6/6配合
物(60/40)、2gの、式(IV)で表されるポリ
シロキサン〔w=0、x,y,z=5、R1 =メチル
基、R2 =N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロ
ピル基/w=0、x,y,z=5、R1 =メチル基、R
2 =メチル基/w=0、z=o、y=5、R1 =メチル
基、R2 =メチル基、R3 =水素/w=1、x,y,z
=5、R1=メチル基、R2 =メチル基(2/3/2/
1の混合物)〕、及び10gの燐酸トリフェニルをタン
ブルミキサで混合し、290℃において押し出すことに
よって難燃性ポリアミド組成物の粒状物を作った。この
粒状物を次に300℃に加熱し、そしてモールド成型し
て1.6mmUL棒体を形成させた。
の製造を説明し、支援するものである。生成物の分子構
造はプロトン及び炭素13の核磁気共鳴分光学によって確
認できる。例 88gのポリフェニレンエーテル/ナイロン6/6配合
物(60/40)、2gの、式(IV)で表されるポリ
シロキサン〔w=0、x,y,z=5、R1 =メチル
基、R2 =N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロ
ピル基/w=0、x,y,z=5、R1 =メチル基、R
2 =メチル基/w=0、z=o、y=5、R1 =メチル
基、R2 =メチル基、R3 =水素/w=1、x,y,z
=5、R1=メチル基、R2 =メチル基(2/3/2/
1の混合物)〕、及び10gの燐酸トリフェニルをタン
ブルミキサで混合し、290℃において押し出すことに
よって難燃性ポリアミド組成物の粒状物を作った。この
粒状物を次に300℃に加熱し、そしてモールド成型し
て1.6mmUL棒体を形成させた。
【0047】本発明のポリアミド組成物の予期されなか
った新しい優れた諸性質を示すために下記の表のデータ
が集められている。この新しい予期しなかった結果はこ
の組成物の中の燐酸エステル化合物及びポリシロキサン
化合物の相乗効果の結果である。ここで、種々の添加物
を用いた場合にポリフェニレンエーテル/ポリアミド配
合物の重量%は減少することも指摘される。
った新しい優れた諸性質を示すために下記の表のデータ
が集められている。この新しい予期しなかった結果はこ
の組成物の中の燐酸エステル化合物及びポリシロキサン
化合物の相乗効果の結果である。ここで、種々の添加物
を用いた場合にポリフェニレンエーテル/ポリアミド配
合物の重量%は減少することも指摘される。
【0048】 a):PPO/PA=60/40(コントロール) b):UL94が1.6mmにおいてV−1 c):ビカー値B120(ISO306)50N及び120℃/hr d):UL94が1.6mmにおいてV−2 e):メラミンシアヌレート6重量%を含み、PPO/PA=60/40の配合 物84重 量%
フロントページの続き (72)発明者 バルトロメウス・イエー・エム・ファン・ デル・ポエル オランダ国、4691、エルヘー、トーレン、 ヨンクヘール・ファン・フレーデンブルフ ラーン 6
Claims (10)
- 【請求項1】 下記の各成分、すなわち a)ポリアミド類とポリフェニレンエーテルとを含む混
合物、 b)有機含燐化合物、及び c)ポリシロキサン化合物 を含む、ポリアミド組成物。 - 【請求項2】 上記有機含燐化合物が下記式、すなわち 【化1】 を有し、その際この式において各nはそれぞれ独立に0
又は1であり、そして各Rは、少なくとも1個のRがア
リールであることを条件として、それぞれ独立にアルキ
ル、シクロアルキル、アリール、アルキル置換されたア
リール、ハロゲン置換されたアリール、アリール置換さ
れたアルキル又はハロゲンである、請求項1のポリアミ
ド組成物。 - 【請求項3】 上記ポリシロキサン化合物が下記式、す
なわち 【化2】 を有し、その際この式において各R1 は独立にC1 −C
5 のアルキル基であり、そしてR2 は、wが0であると
きにR2 がN−2−(2−アミノアルキル)−3−アミ
ノアルキルの基であることを条件として、C1 −C5 の
アルキル基か、又はN−(2−アミノアルキル)−3−
アミノアルキル基であり、R3 は水素又はC1 −C5 の
アルキル基であり、wは0又は1であり、x及びyはそ
れぞれ独立に1から7までの整数であり、そしてzは0
から7までの整数である、請求項1のポリアミド組成
物。 - 【請求項4】 R2 がメチル基であるか、又はN−(2
−アミノエチル)−3−アミノプロピル基である、請求
項3のポリアミド組成物。 - 【請求項5】 ポリアミド組成物が、このポリアミド組
成物の全重量に基づいて約60重量%だけの(no more t
han)、ポリアミド類とポリフェニレンエーテルとを含む
前記混合物を含む、請求項1のポリアミド組成物。 - 【請求項6】 ポリアミド組成物が、このポリアミド組
成物の全重量に基づいて約95重量%だけの(no more t
han)、ポリアミドとポリフェニレンエーテルとを含む前
記混合物を含む、請求項1のポリアミド組成物。 - 【請求項7】 ポリアミド類とポリフェニレンエーテル
とを含む前記混合物が、このポリアミドとポリフェニレ
ンエーテルとを含む混合物の全重量に基づいて約5ない
し約95重量%の前者及び約95ないし約5重量%の後
者よりなる、請求項1のポリアミド組成物。 - 【請求項8】 前記ポリアミド組成物が、このポリアミ
ド組成物の全重量に基づいて約15重量%だけの(no mo
re than)前記有機含燐化合物を含む、請求項1のポリア
ミド組成物。 - 【請求項9】 前記ポリアミド組成物が、このポリアミ
ド組成物の全重量に基づいて約10重量%だけの(no mo
re than)前記ポリシロキサン化合物を含む、請求項1の
ポリアミド組成物。 - 【請求項10】 前記ポリアミド組成物が更に添加物を
含む、請求項1のポリアミド組成物。
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| US284337 | 1994-08-02 |
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Cited By (1)
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-
1995
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|---|---|---|---|---|
| JP2008538253A (ja) * | 2003-07-09 | 2008-10-16 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 電子装置用のハウジングシェル |
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