JPH0841638A - スパッタ装置 - Google Patents
スパッタ装置Info
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- JPH0841638A JPH0841638A JP17630994A JP17630994A JPH0841638A JP H0841638 A JPH0841638 A JP H0841638A JP 17630994 A JP17630994 A JP 17630994A JP 17630994 A JP17630994 A JP 17630994A JP H0841638 A JPH0841638 A JP H0841638A
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- Japan
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- target
- light
- sputtering apparatus
- spot
- sputtering
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ターゲットの消費量を正確に測定でき、ター
ゲット寿命を正確に判断できる検知機能を備えたスパッ
タ装置に関し、ターゲットの消費量を三次元で認識する
ことにより、スパッタ条件などの違いによってターゲッ
トの減り方に偏りが生じた場合にも、ターゲットの交換
時期を正確に判断することができるスパッタ装置を提供
する。 【構成】 堆積すべき材料からなるターゲット10をス
パッタし、基板12上に薄膜を形成するスパッタ装置に
おいて、スポット状の光を発する光源14と、光源14
の光軸上に設けられ、スポット状の光を反射してターゲ
ット10に入射すると共に、スポット状の光の入射する
位置を自在に移動するミラー16と、ターゲット10に
より反射されたスポット状の光を検出する検出器18
と、検出器18により検出されたスポット状の光の位置
により、ターゲット10の消費量を算出する処理装置2
0とを有する。
ゲット寿命を正確に判断できる検知機能を備えたスパッ
タ装置に関し、ターゲットの消費量を三次元で認識する
ことにより、スパッタ条件などの違いによってターゲッ
トの減り方に偏りが生じた場合にも、ターゲットの交換
時期を正確に判断することができるスパッタ装置を提供
する。 【構成】 堆積すべき材料からなるターゲット10をス
パッタし、基板12上に薄膜を形成するスパッタ装置に
おいて、スポット状の光を発する光源14と、光源14
の光軸上に設けられ、スポット状の光を反射してターゲ
ット10に入射すると共に、スポット状の光の入射する
位置を自在に移動するミラー16と、ターゲット10に
より反射されたスポット状の光を検出する検出器18
と、検出器18により検出されたスポット状の光の位置
により、ターゲット10の消費量を算出する処理装置2
0とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜を形成するための
スパッタ装置に係わり、特にターゲットの消費量を正確
に測定でき、ターゲット寿命を正確に判断できる検知機
能を備えたスパッタ装置に関する。
スパッタ装置に係わり、特にターゲットの消費量を正確
に測定でき、ターゲット寿命を正確に判断できる検知機
能を備えたスパッタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程などにおいて薄膜
を形成するために用いるスパッタ装置は、堆積する膜の
材料からなるターゲットをアルゴン等の不活性ガスのイ
オンにより衝撃し、ターゲットからスパッタされた分子
を試料上に堆積するものである。このため、ターゲット
は使用にともなって徐々に減少するので、ターゲットの
状態を常に把握しておき、完全になくなる前に交換を行
う必要がある。
を形成するために用いるスパッタ装置は、堆積する膜の
材料からなるターゲットをアルゴン等の不活性ガスのイ
オンにより衝撃し、ターゲットからスパッタされた分子
を試料上に堆積するものである。このため、ターゲット
は使用にともなって徐々に減少するので、ターゲットの
状態を常に把握しておき、完全になくなる前に交換を行
う必要がある。
【0003】しかし、ターゲットの表面状態を処理ごと
に観察すると成膜処理の効率が大幅に悪化するため、通
常スパッタ装置のターゲット交換は、成膜した枚数やス
パッタ時の放電電力の積算電力とターゲットの消費量と
の関係を予め調査した上で、ターゲットの交換時期を予
測し、管理することにより行っていた。また、他の管理
方法としては、光源と、1次元CCDをスパッタ装置内
に設け、光源から発したスポット光をターゲット上に照
射し、その反射光を1次元CCDで検出し、1次元CC
Dに入射したスポット光の位置によりターゲットの状態
を観察する方法がある。即ち、図5に示すように、ター
ゲット10が全く減っていない状態では、ターゲット1
0により反射されたスポット光は1次元CCD28のA
点に入射するが、ターゲット10が減少した場合にはB
点に入射する。従って、A点とB点との距離からターゲ
ット10の消費量を予測することができるので、ターゲ
ット10がなくなる前にターゲット10を交換すること
ができる。
に観察すると成膜処理の効率が大幅に悪化するため、通
常スパッタ装置のターゲット交換は、成膜した枚数やス
パッタ時の放電電力の積算電力とターゲットの消費量と
の関係を予め調査した上で、ターゲットの交換時期を予
測し、管理することにより行っていた。また、他の管理
方法としては、光源と、1次元CCDをスパッタ装置内
に設け、光源から発したスポット光をターゲット上に照
射し、その反射光を1次元CCDで検出し、1次元CC
Dに入射したスポット光の位置によりターゲットの状態
を観察する方法がある。即ち、図5に示すように、ター
ゲット10が全く減っていない状態では、ターゲット1
0により反射されたスポット光は1次元CCD28のA
点に入射するが、ターゲット10が減少した場合にはB
点に入射する。従って、A点とB点との距離からターゲ
ット10の消費量を予測することができるので、ターゲ
ット10がなくなる前にターゲット10を交換すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スパッ
タ枚数やスパッタ時の放電電力の積算電力によりターゲ
ット10の消費量を管理する上記従来のスパッタ装置で
は、ターゲット10の表面状態を直接観察しない間接的
な判断であるため、スパッタ条件の違いにより、成膜し
た枚数や積算電力とターゲット10の消費量との関係が
変化した場合には、ターゲット10の状態を正確に知る
ことはできないといった問題があった。
タ枚数やスパッタ時の放電電力の積算電力によりターゲ
ット10の消費量を管理する上記従来のスパッタ装置で
は、ターゲット10の表面状態を直接観察しない間接的
な判断であるため、スパッタ条件の違いにより、成膜し
た枚数や積算電力とターゲット10の消費量との関係が
変化した場合には、ターゲット10の状態を正確に知る
ことはできないといった問題があった。
【0005】また、ターゲット10の減り方はスパッタ
条件などにより変化し、常に同じ場所が消費され易いと
は限らないので、光源と1次元CCD28を用いてター
ゲットの一部分の状態を観察し、ターゲット10の消費
量を管理する従来のスパッタ装置では、その情報が必ず
しもターゲット10の消費量を反映しているとは限らな
いといった問題があった。
条件などにより変化し、常に同じ場所が消費され易いと
は限らないので、光源と1次元CCD28を用いてター
ゲットの一部分の状態を観察し、ターゲット10の消費
量を管理する従来のスパッタ装置では、その情報が必ず
しもターゲット10の消費量を反映しているとは限らな
いといった問題があった。
【0006】また、このようにしてスパッタ条件が変化
したことによりターゲット10の交換時期を逸し、ター
ゲット10が完全になくなってしまった場合には、ター
ゲット10を支えるバッキングプレート26やターゲッ
ト10のボンディング材料までスパッタすることになる
ので、形成した薄膜中に不純物が混入し、例えば、半導
体装置の素子特性が劣化してしまうといった問題があっ
た。
したことによりターゲット10の交換時期を逸し、ター
ゲット10が完全になくなってしまった場合には、ター
ゲット10を支えるバッキングプレート26やターゲッ
ト10のボンディング材料までスパッタすることになる
ので、形成した薄膜中に不純物が混入し、例えば、半導
体装置の素子特性が劣化してしまうといった問題があっ
た。
【0007】本発明の目的は、ターゲットの消費量を三
次元で認識することにより、スパッタ条件などの違いに
よってターゲットの減り方に偏りが生じた場合にも、タ
ーゲットの交換時期を正確に判断することができるスパ
ッタ装置を提供することにある。
次元で認識することにより、スパッタ条件などの違いに
よってターゲットの減り方に偏りが生じた場合にも、タ
ーゲットの交換時期を正確に判断することができるスパ
ッタ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、堆積すべき
材料からなるターゲットをスパッタし、基板上に薄膜を
形成するスパッタ装置において、スポット状の光を発す
る光源と、前記光源の光軸上に設けられ、前記スポット
状の光を反射して前記ターゲットに入射すると共に、前
記スポット状の光の入射する位置を自在に移動するミラ
ーと、前記ターゲットにより反射された前記スポット状
の光を検出する検出器と、前記検出器により検出された
前記スポット状の光の位置により、前記ターゲットの消
費量を計測する計測器とを有することを特徴とするスパ
ッタ装置により達成される。
材料からなるターゲットをスパッタし、基板上に薄膜を
形成するスパッタ装置において、スポット状の光を発す
る光源と、前記光源の光軸上に設けられ、前記スポット
状の光を反射して前記ターゲットに入射すると共に、前
記スポット状の光の入射する位置を自在に移動するミラ
ーと、前記ターゲットにより反射された前記スポット状
の光を検出する検出器と、前記検出器により検出された
前記スポット状の光の位置により、前記ターゲットの消
費量を計測する計測器とを有することを特徴とするスパ
ッタ装置により達成される。
【0009】また、堆積すべき材料からなるターゲット
をスパッタし、基板上に薄膜を形成するスパッタ装置に
おいて、スリット光を発する光源と、前記光源から発せ
られ、前記ターゲットにより反射された光を検出する検
出器と、前記検出器により検出された光の位置及び形状
により、前記ターゲットの消費量を計測する計測器とを
有することを特徴とするスパッタ装置により達成され
る。
をスパッタし、基板上に薄膜を形成するスパッタ装置に
おいて、スリット光を発する光源と、前記光源から発せ
られ、前記ターゲットにより反射された光を検出する検
出器と、前記検出器により検出された光の位置及び形状
により、前記ターゲットの消費量を計測する計測器とを
有することを特徴とするスパッタ装置により達成され
る。
【0010】また、上記のスパッタ装置において、前記
光源の光軸上に設けられ、前記直線状の光を反射して前
記ターゲットに入射すると共に、前記直線状の光の入射
する位置を自在に移動するミラーをさらに有することを
特徴とするスパッタ装置により達成される。また、上記
のスパッタ装置において、前記スリット光は、直線状に
開口されたスリットを通して形成されたスリット光であ
ることを特徴とするスパッタ装置により達成される。
光源の光軸上に設けられ、前記直線状の光を反射して前
記ターゲットに入射すると共に、前記直線状の光の入射
する位置を自在に移動するミラーをさらに有することを
特徴とするスパッタ装置により達成される。また、上記
のスパッタ装置において、前記スリット光は、直線状に
開口されたスリットを通して形成されたスリット光であ
ることを特徴とするスパッタ装置により達成される。
【0011】また、上記のスパッタ装置において、前記
スリット光は、光を直線上に集光するシリンドリカルレ
ンズを通して形成されたスリット光であることを特徴と
するスパッタ装置により達成される。また、上記のスパ
ッタ装置において、計測された前記ターゲットの消費量
を、前記ターゲットの位置に対応して3次元的に表示す
る表示手段をさらに有することを特徴とするスパッタ装
置により達成される。
スリット光は、光を直線上に集光するシリンドリカルレ
ンズを通して形成されたスリット光であることを特徴と
するスパッタ装置により達成される。また、上記のスパ
ッタ装置において、計測された前記ターゲットの消費量
を、前記ターゲットの位置に対応して3次元的に表示す
る表示手段をさらに有することを特徴とするスパッタ装
置により達成される。
【0012】
【作用】本発明によれば、光源から発した光をターゲッ
トに照射し、ターゲットからの反射光によりターゲット
の消費量を計測する計測装置を有するスパッタ装置にお
いて、光源から発したスポット光をターゲットに入射す
る際に、光源とターゲットとの間にミラーを設け、ミラ
ーを傾けることによりターゲット上をスポット光が走査
できるようにしたので、ターゲットの形状を3次元情報
として得ることができる。
トに照射し、ターゲットからの反射光によりターゲット
の消費量を計測する計測装置を有するスパッタ装置にお
いて、光源から発したスポット光をターゲットに入射す
る際に、光源とターゲットとの間にミラーを設け、ミラ
ーを傾けることによりターゲット上をスポット光が走査
できるようにしたので、ターゲットの形状を3次元情報
として得ることができる。
【0013】また、このようにして得られた3次元情報
を用いてターゲットの消費量を算出することにより、ス
パッタ条件などの違いによってターゲットの減り方に偏
りが生じた場合にも、ターゲットの交換時期を正確に判
断することができる。また、このようにターゲットの交
換時期を正確に判断できるので、ターゲットを限界まで
使用することができる。
を用いてターゲットの消費量を算出することにより、ス
パッタ条件などの違いによってターゲットの減り方に偏
りが生じた場合にも、ターゲットの交換時期を正確に判
断することができる。また、このようにターゲットの交
換時期を正確に判断できるので、ターゲットを限界まで
使用することができる。
【0014】また、上記の測定結果を元にして、ターゲ
ットの厚さが十分でなくなった際にスパッタ装置にイン
ターロックをかけることができるので、ターゲットがな
くなった状態でスパッタすることがなくなり、形成する
薄膜に不純物が混入することを防止することができる。
さらに、光源から発した光を直線状の光に変えてターゲ
ットに入射したので、ターゲット上に形成される光切断
線からターゲットの形状に対応した2次元データを得る
ことができる。
ットの厚さが十分でなくなった際にスパッタ装置にイン
ターロックをかけることができるので、ターゲットがな
くなった状態でスパッタすることがなくなり、形成する
薄膜に不純物が混入することを防止することができる。
さらに、光源から発した光を直線状の光に変えてターゲ
ットに入射したので、ターゲット上に形成される光切断
線からターゲットの形状に対応した2次元データを得る
ことができる。
【0015】また、直線状の光を用いることにより、タ
ーゲット表面を一方向だけ走査すればターゲット形状の
3次元情報を得ることができるので、スポット光を用い
る場合よりも高速にターゲットの消費量を算出すること
ができる。
ーゲット表面を一方向だけ走査すればターゲット形状の
3次元情報を得ることができるので、スポット光を用い
る場合よりも高速にターゲットの消費量を算出すること
ができる。
【0016】
【実施例】本発明の第1の実施例によるスパッタ装置
を、図1乃至図3を用いて説明する。図1は本実施例に
よるスパッタ装置の概略図、図2は本実施例によるスパ
ッタ装置の原理説明図、図3は本実施例によるターゲッ
ト形状の測定例である。
を、図1乃至図3を用いて説明する。図1は本実施例に
よるスパッタ装置の概略図、図2は本実施例によるスパ
ッタ装置の原理説明図、図3は本実施例によるターゲッ
ト形状の測定例である。
【0017】堆積する膜の材料からなるターゲット10
が、薄膜を形成する試料12と対向して配置されてい
る。ターゲット10の近傍にはスポット光を発する光源
14が配置されている。光源14の光軸上には、光源1
4から発したスポット光を反射してターゲットに入射す
るためのミラー16が配置されている。ミラー16は、
反射した光がターゲット10上を走査できるように、直
行する2つの軸に沿って角度を調整できる可動機構(図
示せず)を有している。ターゲット10に入射し、ター
ゲット10により反射されるスポット光の光軸上には、
光の当たった位置を座標に変換して出力する二次元位置
検出素子(PSD)18が配置されている。PSD18
には、PSD18より出力された座標データを処理する
処理装置20が接続されている。さらに、処理装置20
には処理装置20により処理されたデータを表示する表
示装置30が接続されている。
が、薄膜を形成する試料12と対向して配置されてい
る。ターゲット10の近傍にはスポット光を発する光源
14が配置されている。光源14の光軸上には、光源1
4から発したスポット光を反射してターゲットに入射す
るためのミラー16が配置されている。ミラー16は、
反射した光がターゲット10上を走査できるように、直
行する2つの軸に沿って角度を調整できる可動機構(図
示せず)を有している。ターゲット10に入射し、ター
ゲット10により反射されるスポット光の光軸上には、
光の当たった位置を座標に変換して出力する二次元位置
検出素子(PSD)18が配置されている。PSD18
には、PSD18より出力された座標データを処理する
処理装置20が接続されている。さらに、処理装置20
には処理装置20により処理されたデータを表示する表
示装置30が接続されている。
【0018】次に、本実施例によるスパッタ装置の動作
を説明する。光源14より発せられたスポット光はミラ
ー16により反射され、ターゲット10に入射する。タ
ーゲット10に入射した光はターゲット10により反射
され、入射した光の位置やターゲット10の形状に対応
した、PSD18上のある一点に入射する。PSD18
により検出された光の位置により、その位置に対応した
座標データがPSD18から出力され、処理装置20に
よりデータの処理が行われる。
を説明する。光源14より発せられたスポット光はミラ
ー16により反射され、ターゲット10に入射する。タ
ーゲット10に入射した光はターゲット10により反射
され、入射した光の位置やターゲット10の形状に対応
した、PSD18上のある一点に入射する。PSD18
により検出された光の位置により、その位置に対応した
座標データがPSD18から出力され、処理装置20に
よりデータの処理が行われる。
【0019】ここで、ターゲット10に入射する光を、
例えば図2(a)に示すようにY軸方向に走査すると、
PSD18で検出される光は、ターゲット10に入射し
た光の位置とターゲット10の形状に対応した軌跡を描
くことになる。ターゲット10に凹部があれば、ターゲ
ットに入射する光の位置は、図2(b)に示すようにX
軸に沿ってマイナス方向にシフトするので、PSD18
に検出される光の軌跡は図2(c)のようになる。この
とき、X軸方向がターゲット10の深さ方向を、Y軸が
ターゲット10の表面に沿った方向を示している。
例えば図2(a)に示すようにY軸方向に走査すると、
PSD18で検出される光は、ターゲット10に入射し
た光の位置とターゲット10の形状に対応した軌跡を描
くことになる。ターゲット10に凹部があれば、ターゲ
ットに入射する光の位置は、図2(b)に示すようにX
軸に沿ってマイナス方向にシフトするので、PSD18
に検出される光の軌跡は図2(c)のようになる。この
とき、X軸方向がターゲット10の深さ方向を、Y軸が
ターゲット10の表面に沿った方向を示している。
【0020】このようにして、それぞれの位置における
光の座標をPSDを用いて記憶しながら、ターゲット1
0に入射する光をY軸方向に走査することにより、ター
ゲット形状に対応した2次元データを得ることができ
る。次いで、ミラー16をX軸方向に所定の間隔づつ移
動しながら同様の測定を繰り返し、図3に示すような複
数の2次元データを得る。これらの複数の2次元データ
は、異なる場所におけるターゲット形状を反映している
ので、これらを組み合わせることによりターゲット10
の形状に対応した3次元データを得ることができる。
光の座標をPSDを用いて記憶しながら、ターゲット1
0に入射する光をY軸方向に走査することにより、ター
ゲット形状に対応した2次元データを得ることができ
る。次いで、ミラー16をX軸方向に所定の間隔づつ移
動しながら同様の測定を繰り返し、図3に示すような複
数の2次元データを得る。これらの複数の2次元データ
は、異なる場所におけるターゲット形状を反映している
ので、これらを組み合わせることによりターゲット10
の形状に対応した3次元データを得ることができる。
【0021】このようにしてPSD18により得られた
3次元データを校正することにより、ターゲット10の
それぞれの位置における消費量を求めることができる。
また、上記の測定によりターゲット10の消費量を毎回
計測し、ターゲット10の厚さが一部分でも十分でなけ
ればアラームを出し、スパッタ装置にインターロックを
かけるようにすれば、ターゲット10がなくなった状態
でスパッタされることを防止することができる。
3次元データを校正することにより、ターゲット10の
それぞれの位置における消費量を求めることができる。
また、上記の測定によりターゲット10の消費量を毎回
計測し、ターゲット10の厚さが一部分でも十分でなけ
ればアラームを出し、スパッタ装置にインターロックを
かけるようにすれば、ターゲット10がなくなった状態
でスパッタされることを防止することができる。
【0022】このように、本実施例によれば、光源から
発したスポット光をターゲットに入射する際に、光源と
ターゲットとの間にミラーを設け、ミラーを傾けること
によりターゲット上をスポット光が走査できるようにし
たので、スパッタ装置の外部からターゲットの形状を3
次元情報として得ることができる。また、このようにし
て得られた3次元情報を用いてターゲット10のそれぞ
れの位置における消費量を算出することにより、スパッ
タ条件などの違いによってターゲットの減り方に偏りが
生じた場合にも、ターゲットの交換時期を正確に判断す
ることができる。
発したスポット光をターゲットに入射する際に、光源と
ターゲットとの間にミラーを設け、ミラーを傾けること
によりターゲット上をスポット光が走査できるようにし
たので、スパッタ装置の外部からターゲットの形状を3
次元情報として得ることができる。また、このようにし
て得られた3次元情報を用いてターゲット10のそれぞ
れの位置における消費量を算出することにより、スパッ
タ条件などの違いによってターゲットの減り方に偏りが
生じた場合にも、ターゲットの交換時期を正確に判断す
ることができる。
【0023】また、ターゲットの交換時期を正確に判断
できるので、ターゲットを限界まで使用することができ
る。また、上記の測定結果を元にして、ターゲットの厚
さが十分でなくなった際にスパッタ装置にインターロッ
クをかけることができるので、ターゲットがなくなった
状態でスパッタすることがなくなり、形成する薄膜に不
純物が混入することを防止することができる。
できるので、ターゲットを限界まで使用することができ
る。また、上記の測定結果を元にして、ターゲットの厚
さが十分でなくなった際にスパッタ装置にインターロッ
クをかけることができるので、ターゲットがなくなった
状態でスパッタすることがなくなり、形成する薄膜に不
純物が混入することを防止することができる。
【0024】また、本実施例により得られた3次元情報
を、3次元的に表示してもよい。例えば、PSDより出
力された座標データを元にして、ターゲット表面の形状
を、線により描かれたワイヤーフレーム等により表現
し、表示装置30に出力してもよい。次に本発明の第2
の実施例によるスパッタ装置を図4を用いて説明する。
を、3次元的に表示してもよい。例えば、PSDより出
力された座標データを元にして、ターゲット表面の形状
を、線により描かれたワイヤーフレーム等により表現
し、表示装置30に出力してもよい。次に本発明の第2
の実施例によるスパッタ装置を図4を用いて説明する。
【0025】図4は、本実施例によるスパッタ装置の概
略図である。本実施例によるスパッタ装置は、第1の実
施例と同一の原理に基づくものであるが、スポット光を
入射する代わりに直線状の光をターゲットに入射してい
るところに特徴がある。即ち、堆積する膜の材料からな
るターゲット10が、薄膜を形成する試料12と対向し
て配置されている。ターゲット10の近傍には、光源1
4と、光源14から発した光を直線状の光にするための
スリット22が配置されている。光源14の光軸上に
は、直線状の光を反射してターゲット10に入射するた
めのミラー16が配置されている。ミラー16は、反射
したスリット光がターゲット10の全面を走査できるよ
うに、スリット22の方向と直行する軸に沿って角度を
調整できる可動機構(図示せず)を有している。ターゲ
ット10に入射し、ターゲット10により反射されるス
リット光の光軸上には、光の当たった位置を座標に変換
して出力する二次元カメラ(CCDカメラなど)24が
配置されている。二次元カメラ24には、二次元カメラ
24より出力された座標データを処理する処理装置20
が接続されている。さらに、処理装置20には処理装置
20により処理されたデータを表示する表示装置30が
接続されている。
略図である。本実施例によるスパッタ装置は、第1の実
施例と同一の原理に基づくものであるが、スポット光を
入射する代わりに直線状の光をターゲットに入射してい
るところに特徴がある。即ち、堆積する膜の材料からな
るターゲット10が、薄膜を形成する試料12と対向し
て配置されている。ターゲット10の近傍には、光源1
4と、光源14から発した光を直線状の光にするための
スリット22が配置されている。光源14の光軸上に
は、直線状の光を反射してターゲット10に入射するた
めのミラー16が配置されている。ミラー16は、反射
したスリット光がターゲット10の全面を走査できるよ
うに、スリット22の方向と直行する軸に沿って角度を
調整できる可動機構(図示せず)を有している。ターゲ
ット10に入射し、ターゲット10により反射されるス
リット光の光軸上には、光の当たった位置を座標に変換
して出力する二次元カメラ(CCDカメラなど)24が
配置されている。二次元カメラ24には、二次元カメラ
24より出力された座標データを処理する処理装置20
が接続されている。さらに、処理装置20には処理装置
20により処理されたデータを表示する表示装置30が
接続されている。
【0026】次に、本実施例によるスパッタ装置の動作
を説明する。光源14より発せられた光はスリット22
により直線状になった後、ミラー16により反射され、
ターゲット10に入射する。これにより、ターゲット1
0上には、入射した光により光切断線が形成される。直
線状の光を入射して形成される光切断線は、第1の実施
例においてスポット光を走査した際の軌跡と等しくな
る。次いで、ターゲット10上に形成された光切断線が
二次元カメラ24により検出される。二次元カメラ24
に検出された光切断線の形状は、ターゲット10の形状
に対応しているので、二次元カメラ24により検出され
た光切断線の座標データから、ターゲット10の形状に
対応した2次元データを得ることができる。
を説明する。光源14より発せられた光はスリット22
により直線状になった後、ミラー16により反射され、
ターゲット10に入射する。これにより、ターゲット1
0上には、入射した光により光切断線が形成される。直
線状の光を入射して形成される光切断線は、第1の実施
例においてスポット光を走査した際の軌跡と等しくな
る。次いで、ターゲット10上に形成された光切断線が
二次元カメラ24により検出される。二次元カメラ24
に検出された光切断線の形状は、ターゲット10の形状
に対応しているので、二次元カメラ24により検出され
た光切断線の座標データから、ターゲット10の形状に
対応した2次元データを得ることができる。
【0027】次いで、第1の実施例と同様に、ミラー1
6をX軸方向に所定の間隔づつ移動しながら同様の測定
を繰り返し、複数の2次元データを得る(図3)。これ
らの複数の2次元データは、異なる場所におけるターゲ
ット形状を反映しているので、これらを組み合わせるこ
とによりターゲット10の形状に対応した3次元データ
を得ることができる。
6をX軸方向に所定の間隔づつ移動しながら同様の測定
を繰り返し、複数の2次元データを得る(図3)。これ
らの複数の2次元データは、異なる場所におけるターゲ
ット形状を反映しているので、これらを組み合わせるこ
とによりターゲット10の形状に対応した3次元データ
を得ることができる。
【0028】このように、本実施例によれば、直線状の
光を用いてターゲットに入射したので、ターゲット上に
形成される光切断線からターゲットの形状に対応した2
次元データを得ることができる。また、ターゲット表面
を一方向だけ走査すれば、ターゲット形状の3次元情報
を得ることができるので、スポット光を用いる場合より
も高速にターゲットの消費量を算出することができる。
光を用いてターゲットに入射したので、ターゲット上に
形成される光切断線からターゲットの形状に対応した2
次元データを得ることができる。また、ターゲット表面
を一方向だけ走査すれば、ターゲット形状の3次元情報
を得ることができるので、スポット光を用いる場合より
も高速にターゲットの消費量を算出することができる。
【0029】なお、本実施例では、スリットを用いて直
線状の光を形成したが、ターゲット上に光切断線が形成
できればよいので、他の方法により直線状の光を形成し
てもよい。例えば、シリンドリカルレンズを用いて光を
集光し、ターゲットに入射してもよい。
線状の光を形成したが、ターゲット上に光切断線が形成
できればよいので、他の方法により直線状の光を形成し
てもよい。例えば、シリンドリカルレンズを用いて光を
集光し、ターゲットに入射してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、光源から
発した光をターゲットに照射し、ターゲットからの反射
光によりターゲットの消費量を計測する計測装置を有す
るスパッタ装置において、光源から発したスポット光を
ターゲットに入射する際に、光源とターゲットとの間に
ミラーを設け、ミラーを傾けることによりターゲット上
をスポット光が走査できるようにしたので、スパッタ装
置の外部から、ターゲットの形状を3次元情報として得
ることができる。
発した光をターゲットに照射し、ターゲットからの反射
光によりターゲットの消費量を計測する計測装置を有す
るスパッタ装置において、光源から発したスポット光を
ターゲットに入射する際に、光源とターゲットとの間に
ミラーを設け、ミラーを傾けることによりターゲット上
をスポット光が走査できるようにしたので、スパッタ装
置の外部から、ターゲットの形状を3次元情報として得
ることができる。
【0031】また、このようにして得られた3次元情報
を用いてターゲット10の消費量を算出することによ
り、スパッタ条件などの違いによってターゲットの減り
方に偏りが生じた場合にも、ターゲットの交換時期を正
確に判断することができる。また、ターゲットの交換時
期を正確に判断できるので、ターゲットを限界まで使用
することができる。
を用いてターゲット10の消費量を算出することによ
り、スパッタ条件などの違いによってターゲットの減り
方に偏りが生じた場合にも、ターゲットの交換時期を正
確に判断することができる。また、ターゲットの交換時
期を正確に判断できるので、ターゲットを限界まで使用
することができる。
【0032】また、上記の測定結果を元にして、ターゲ
ットの厚さが十分でなくなった際にスパッタ装置にイン
ターロックをかけることができるので、ターゲットがな
くなった状態でスパッタすることがなくなり、形成する
薄膜に不純物が混入することを防止することができる。
さらに、光源から発した光を直線状の光に変えてターゲ
ットに入射したので、ターゲット上に形成される光切断
線からターゲットの形状に対応した2次元データを得る
ことができる。
ットの厚さが十分でなくなった際にスパッタ装置にイン
ターロックをかけることができるので、ターゲットがな
くなった状態でスパッタすることがなくなり、形成する
薄膜に不純物が混入することを防止することができる。
さらに、光源から発した光を直線状の光に変えてターゲ
ットに入射したので、ターゲット上に形成される光切断
線からターゲットの形状に対応した2次元データを得る
ことができる。
【0033】また、直線状の光を用いることにより、タ
ーゲット表面を一方向だけ走査すればターゲット形状の
3次元情報を得ることができるので、スポット光を用い
る場合よりも高速にターゲットの消費量を算出すること
ができる。
ーゲット表面を一方向だけ走査すればターゲット形状の
3次元情報を得ることができるので、スポット光を用い
る場合よりも高速にターゲットの消費量を算出すること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施例によるスパッタ装置の概
略図である。
略図である。
【図2】本発明の第1の実施例によるスパッタ装置の原
理説明図である。
理説明図である。
【図3】本発明の第1の実施例によるターゲット形状の
測定例を示す図である。
測定例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例によるスパッタ装置の概
略図である。
略図である。
【図5】従来のスパッタ装置におけるターゲット形状の
検査装置を示す図である。
検査装置を示す図である。
10…ターゲット 12…試料 14…光源 16…ミラー 18…二次元位置検出素子(PSD) 20…処理装置 22…スリット 24…2次元カメラ 26…バッキングプレート 28…1次元CCD 30…表示装置
Claims (6)
- 【請求項1】 堆積すべき材料からなるターゲットをス
パッタし、基板上に薄膜を形成するスパッタ装置におい
て、 スポット状の光を発する光源と、 前記光源の光軸上に設けられ、前記スポット状の光を反
射して前記ターゲットに入射すると共に、前記スポット
状の光の入射する位置を自在に移動するミラーと、 前記ターゲットにより反射された前記スポット状の光を
検出する検出器と、 前記検出器により検出された前記スポット状の光の位置
により、前記ターゲットの消費量を計測する計測器とを
有することを特徴とするスパッタ装置。 - 【請求項2】 堆積すべき材料からなるターゲットをス
パッタし、基板上に薄膜を形成するスパッタ装置におい
て、 スリット光を発する光源と、 前記光源から発せられ、前記ターゲットにより反射され
た光を検出する検出器と、 前記検出器により検出された光の位置及び形状により、
前記ターゲットの消費量を計測する計測器とを有するこ
とを特徴とするスパッタ装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のスパッタ装置において、 前記光源の光軸上に設けられ、前記直線状の光を反射し
て前記ターゲットに入射すると共に、前記直線状の光の
入射する位置を自在に移動するミラーをさらに有するこ
とを特徴とするスパッタ装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載のスパッタ装置にお
いて、 前記スリット光は、直線状に開口されたスリットを通し
て形成されたスリット光であることを特徴とするスパッ
タ装置。 - 【請求項5】 請求項2又は3記載のスパッタ装置にお
いて、 前記スリット光は、光を直線上に集光するシリンドリカ
ルレンズを通して形成されたスリット光であることを特
徴とするスパッタ装置。 - 【請求項6】 請求項1又は5記載のスパッタ装置にお
いて、 計測された前記ターゲットの消費量を、前記ターゲット
の位置に対応して3次元的に表示する表示手段をさらに
有することを特徴とするスパッタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17630994A JPH0841638A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | スパッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17630994A JPH0841638A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | スパッタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0841638A true JPH0841638A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16011339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17630994A Withdrawn JPH0841638A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | スパッタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0841638A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013511619A (ja) * | 2009-11-20 | 2013-04-04 | フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ | 基板をコートする装置及び方法 |
| WO2024176639A1 (ja) * | 2023-02-20 | 2024-08-29 | 株式会社ジャパンディスプレイ | スパッタ装置およびスパッタターゲットの評価方法 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP17630994A patent/JPH0841638A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013511619A (ja) * | 2009-11-20 | 2013-04-04 | フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ | 基板をコートする装置及び方法 |
| WO2024176639A1 (ja) * | 2023-02-20 | 2024-08-29 | 株式会社ジャパンディスプレイ | スパッタ装置およびスパッタターゲットの評価方法 |
| JPWO2024176639A1 (ja) * | 2023-02-20 | 2024-08-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |