JPH084163A - カーテンウォールにおける外気導入構造 - Google Patents
カーテンウォールにおける外気導入構造Info
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- JPH084163A JPH084163A JP13999894A JP13999894A JPH084163A JP H084163 A JPH084163 A JP H084163A JP 13999894 A JP13999894 A JP 13999894A JP 13999894 A JP13999894 A JP 13999894A JP H084163 A JPH084163 A JP H084163A
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工が容易でかつ耐候性も向上でき、十分な
外気を導入することもできるカーテンウォールの外気導
入構造を提供すること。 【構成】 PCパネルのサッシ下枠2A部分に、水切り
材11および水返し材12を平行かつ所定寸法離して配
置し、外気側開口16および等圧空間側開口17を有す
る外気導入空間15を形成する。水切り材11、水返し
材12に各開口16,17を結ぶ直線経路19を遮蔽す
る遮蔽部11A,12Bを空間15内に向かって突設す
る。遮蔽部11A,12Bにより開口16から外気とと
もに浸入した雨水は水切りされ、かつ開口16,17は
サッシ幅一杯に形成されるため、開口面積を十分大きく
できて容積の大きな空間も外気と等圧に維持される。
外気を導入することもできるカーテンウォールの外気導
入構造を提供すること。 【構成】 PCパネルのサッシ下枠2A部分に、水切り
材11および水返し材12を平行かつ所定寸法離して配
置し、外気側開口16および等圧空間側開口17を有す
る外気導入空間15を形成する。水切り材11、水返し
材12に各開口16,17を結ぶ直線経路19を遮蔽す
る遮蔽部11A,12Bを空間15内に向かって突設す
る。遮蔽部11A,12Bにより開口16から外気とと
もに浸入した雨水は水切りされ、かつ開口16,17は
サッシ幅一杯に形成されるため、開口面積を十分大きく
できて容積の大きな空間も外気と等圧に維持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PC(プレキャストコ
ンクリート)パネル、アルミパネル、ガラスサッシパネ
ル等の複数のパネルにより構成されるカーテンウォール
において、各パネル間に形成される漏水防止用の等圧空
間に外気を導入するための外気導入構造に関する。
ンクリート)パネル、アルミパネル、ガラスサッシパネ
ル等の複数のパネルにより構成されるカーテンウォール
において、各パネル間に形成される漏水防止用の等圧空
間に外気を導入するための外気導入構造に関する。
【0002】
【背景技術】複数のパネルにより構成されるカーテンウ
ォールにおいては、各パネル間を漏水が生じないように
シールする必要がある。近年では作業性が良く、シール
性能を長期間確保できるなどの利点を有する乾式シール
方式が多用されるようになった。ところで、PCパネル
を用いたPCカーテンウォールの乾式シール方式では、
通常上下に配置されるパネル間に設けられたレインバリ
ア用のシール材の一部を切断して開口することにより外
気を導入し、ウインドバリア用のシール材との空間を等
圧にしていた。しかしながら、このような外気導入構造
では開口部が外部に露出し、雨水が浸入しやすいため、
図1に示すように、PCパネル1の一部に開口窓を構成
するサッシ(建具)2が設けられる場合には、最も水が
かからないサッシ2の下枠水切り部分に、図3に示すよ
うな外気導入構造を設けていた。
ォールにおいては、各パネル間を漏水が生じないように
シールする必要がある。近年では作業性が良く、シール
性能を長期間確保できるなどの利点を有する乾式シール
方式が多用されるようになった。ところで、PCパネル
を用いたPCカーテンウォールの乾式シール方式では、
通常上下に配置されるパネル間に設けられたレインバリ
ア用のシール材の一部を切断して開口することにより外
気を導入し、ウインドバリア用のシール材との空間を等
圧にしていた。しかしながら、このような外気導入構造
では開口部が外部に露出し、雨水が浸入しやすいため、
図1に示すように、PCパネル1の一部に開口窓を構成
するサッシ(建具)2が設けられる場合には、最も水が
かからないサッシ2の下枠水切り部分に、図3に示すよ
うな外気導入構造を設けていた。
【0003】すなわち、上下に配置されるPCパネル1
の上側のパネル1に設けられたアルミサッシ2の下枠に
は中空(ホーロー)形状の水切り材31が取り付けられ
ている。この水切り材31の下面室外側には下側のPC
パネル1に当接するレインバリア用のシール材5が取り
付けられ、室内側にはウインドバリア用のシール材6が
取り付けられている。一方、PCパネル1の上面には、
前記水切り材31に当接するスプラッシュバリア7と、
前記シール材6に当接するウインドバリア用のシール材
8が取り付けられている。
の上側のパネル1に設けられたアルミサッシ2の下枠に
は中空(ホーロー)形状の水切り材31が取り付けられ
ている。この水切り材31の下面室外側には下側のPC
パネル1に当接するレインバリア用のシール材5が取り
付けられ、室内側にはウインドバリア用のシール材6が
取り付けられている。一方、PCパネル1の上面には、
前記水切り材31に当接するスプラッシュバリア7と、
前記シール材6に当接するウインドバリア用のシール材
8が取り付けられている。
【0004】水切り材31の中空部の室外側には、シー
ル材5よりも室外側に開口する外気側開口32が水切り
材31の長手方向に沿って所定間隔で複数形成されてい
る。一方、水切り材31の中空部の室内側には、レイン
バリア用のシール材5およびウインドバリア用のシール
材6,8間に形成された等圧空間9側に開口する等圧空
間側開口33が所定間隔で複数形成されている。この
際、前記各開口32,33は、開口32に外気とともに
雨水が浸入した際に開口33から等圧空間9内に漏水し
ないように、互いの開口位置が室内外方向に重ならない
ように千鳥加工により形成されていた。
ル材5よりも室外側に開口する外気側開口32が水切り
材31の長手方向に沿って所定間隔で複数形成されてい
る。一方、水切り材31の中空部の室内側には、レイン
バリア用のシール材5およびウインドバリア用のシール
材6,8間に形成された等圧空間9側に開口する等圧空
間側開口33が所定間隔で複数形成されている。この
際、前記各開口32,33は、開口32に外気とともに
雨水が浸入した際に開口33から等圧空間9内に漏水し
ないように、互いの開口位置が室内外方向に重ならない
ように千鳥加工により形成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな開口32,33は、機械加工により形成しなければ
ならないため、加工作業が煩雑で生産性が低く、コスト
も高くなるという問題があった。また、水切り材31の
中空部内面は表面処理できないため、雨水が浸入した場
合に耐候性が低いという問題もあった。さらに、各開口
32,33を千鳥加工する必要があるため、各開口3
2,33の開口面積をあまり大きくできず、特に図1に
示すように、PCパネル1の一部に設けられたサッシ2
の下枠部分のみに形成した開口32,33で、等圧空間
9およびこれに連通するPCパネル1外周の等圧空間1
0を外気と等圧にする必要がある場合、外気を十分に導
入できないという問題もあった。
うな開口32,33は、機械加工により形成しなければ
ならないため、加工作業が煩雑で生産性が低く、コスト
も高くなるという問題があった。また、水切り材31の
中空部内面は表面処理できないため、雨水が浸入した場
合に耐候性が低いという問題もあった。さらに、各開口
32,33を千鳥加工する必要があるため、各開口3
2,33の開口面積をあまり大きくできず、特に図1に
示すように、PCパネル1の一部に設けられたサッシ2
の下枠部分のみに形成した開口32,33で、等圧空間
9およびこれに連通するPCパネル1外周の等圧空間1
0を外気と等圧にする必要がある場合、外気を十分に導
入できないという問題もあった。
【0006】本発明の目的は、加工等が容易で生産性を
向上でき、かつ耐候性も向上できるとともに、十分な外
気を導入することができるカーテンウォールの外気導入
構造を提供することにある。
向上でき、かつ耐候性も向上できるとともに、十分な外
気を導入することができるカーテンウォールの外気導入
構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のパネル
で構成されるカーテンウォールにおいて、前記パネルに
設けられた建具の上辺および下辺の少なくとも一方に設
けられてパネル外周に形成される等圧空間に外気を導入
する外気導入構造であって、建具の幅寸法に合わせて上
部形材および下部形材を形成し、これら上部形材および
下部形材を互いに平行にかつ所定寸法離して配置して外
気導入空間を形成するとともに、前記上部形材および下
部形材の少なくとも一方に、外気導入空間の外気側開口
および等圧空間側開口を結ぶ直線経路を遮蔽する遮蔽部
を前記外気導入空間内に突設したことを特徴とするもの
である。この際、前記外気側開口は等圧空間側開口より
も低いレベル位置に形成されていることが好ましい。
で構成されるカーテンウォールにおいて、前記パネルに
設けられた建具の上辺および下辺の少なくとも一方に設
けられてパネル外周に形成される等圧空間に外気を導入
する外気導入構造であって、建具の幅寸法に合わせて上
部形材および下部形材を形成し、これら上部形材および
下部形材を互いに平行にかつ所定寸法離して配置して外
気導入空間を形成するとともに、前記上部形材および下
部形材の少なくとも一方に、外気導入空間の外気側開口
および等圧空間側開口を結ぶ直線経路を遮蔽する遮蔽部
を前記外気導入空間内に突設したことを特徴とするもの
である。この際、前記外気側開口は等圧空間側開口より
も低いレベル位置に形成されていることが好ましい。
【0008】
【作用】このような本発明においては、上部形材および
下部形材間に形成される外気側開口から外気導入空間、
等圧空間側開口を通して等圧空間内に外気が導入され
る。この等圧空間は、各パネル周囲の等圧空間に連通さ
れており、各等圧空間は外気導入により外気と等圧に維
持される。この際、各開口はアルミサッシ等の建具の幅
寸法一杯に形成されるため、その開口面積が大きくな
り、等圧空間の容積が大きくても等圧空間は確実に外気
と等圧に維持される。また、仮に外気側開口から雨水が
浸入しても、遮蔽部により遮られて等圧空間側開口まで
漏水することがなく、等圧空間内ひいてはウインドバリ
ア部を通して室内側に漏水することがない。
下部形材間に形成される外気側開口から外気導入空間、
等圧空間側開口を通して等圧空間内に外気が導入され
る。この等圧空間は、各パネル周囲の等圧空間に連通さ
れており、各等圧空間は外気導入により外気と等圧に維
持される。この際、各開口はアルミサッシ等の建具の幅
寸法一杯に形成されるため、その開口面積が大きくな
り、等圧空間の容積が大きくても等圧空間は確実に外気
と等圧に維持される。また、仮に外気側開口から雨水が
浸入しても、遮蔽部により遮られて等圧空間側開口まで
漏水することがなく、等圧空間内ひいてはウインドバリ
ア部を通して室内側に漏水することがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、本実施例において、前記従来例と同一あ
るいは相当構成部分には同一符号を付し、説明を省略あ
るいは簡略する。図1に示すように、本実施例の外気導
入構造が適用されるカーテンウォールは、一部にアルミ
サッシ2が設けられた複数のPCパネル1により構成さ
れている。PCパネル1の上部は、図2に示すように、
室内側が室外側に比べて高くなるように斜面を介して段
差が形成されている。また、PCパネル1のコンクリー
ト部分の外面には石材等の化粧パネル3が取り付けられ
ている。
明する。なお、本実施例において、前記従来例と同一あ
るいは相当構成部分には同一符号を付し、説明を省略あ
るいは簡略する。図1に示すように、本実施例の外気導
入構造が適用されるカーテンウォールは、一部にアルミ
サッシ2が設けられた複数のPCパネル1により構成さ
れている。PCパネル1の上部は、図2に示すように、
室内側が室外側に比べて高くなるように斜面を介して段
差が形成されている。また、PCパネル1のコンクリー
ト部分の外面には石材等の化粧パネル3が取り付けられ
ている。
【0010】一方、PCパネル1のアルミサッシ2の下
枠2Aには、上部形材である水切り材11が取り付けら
れている。この水切り材11の下側には、水切り材11
と平行にかつ水切り材11から所定寸法離れて下部形材
である水返し材12が配置されている。これら水切り材
11および水返し材12は、その両端がサッシ2の縦枠
にビス止めされており、お互いは直接連結されていな
い。但し、水切り材11、水返し材12の長手寸法が大
きい場合には、その長手方向中間部にピース状の連結部
材13を取り付けてもよい。
枠2Aには、上部形材である水切り材11が取り付けら
れている。この水切り材11の下側には、水切り材11
と平行にかつ水切り材11から所定寸法離れて下部形材
である水返し材12が配置されている。これら水切り材
11および水返し材12は、その両端がサッシ2の縦枠
にビス止めされており、お互いは直接連結されていな
い。但し、水切り材11、水返し材12の長手寸法が大
きい場合には、その長手方向中間部にピース状の連結部
材13を取り付けてもよい。
【0011】水切り材11の室内側下面には、その長手
方向全長にわたってウインドバリア用のシール材6が取
り付けられ、水返し材12の室外側下面には、その長手
方向全長にわたってレインバリア用のシール材5が取り
付けられている。また、PCパネル1の上面には、スプ
ラッシュバリア7およびウインドバリア用のシール材8
がその長手方向の全長にわたって取り付けられている。
これらの各シール材5〜8は、PCパネル1の設置によ
り、パネル1、水返し材12、シール材6,8等に当接
密着して水密性能を確保している。そして、レインバリ
アおよびウインドバリアの各シール材5,6,8間の空
間により、等圧空間9が形成されている。
方向全長にわたってウインドバリア用のシール材6が取
り付けられ、水返し材12の室外側下面には、その長手
方向全長にわたってレインバリア用のシール材5が取り
付けられている。また、PCパネル1の上面には、スプ
ラッシュバリア7およびウインドバリア用のシール材8
がその長手方向の全長にわたって取り付けられている。
これらの各シール材5〜8は、PCパネル1の設置によ
り、パネル1、水返し材12、シール材6,8等に当接
密着して水密性能を確保している。そして、レインバリ
アおよびウインドバリアの各シール材5,6,8間の空
間により、等圧空間9が形成されている。
【0012】水切り材11および水返し材12間には、
外気導入空間15が形成されている。外気導入空間15
の室外側つまり水返し材12の室外側端縁と水切り材1
1間に形成される隙間により下側に向かって開口された
外気側開口16が形成され、外気導入空間15の室内側
つまり水返し材12の室内側端縁と水切り材11間に形
成される隙間により等圧空間9側に向かって開口された
等圧空間側開口17が形成されている。
外気導入空間15が形成されている。外気導入空間15
の室外側つまり水返し材12の室外側端縁と水切り材1
1間に形成される隙間により下側に向かって開口された
外気側開口16が形成され、外気導入空間15の室内側
つまり水返し材12の室内側端縁と水切り材11間に形
成される隙間により等圧空間9側に向かって開口された
等圧空間側開口17が形成されている。
【0013】水切り材11には、外気導入空間15に向
かって水平方向に突設された第1遮蔽部11Aが外気側
開口16の上部位置に形成されている。一方、水返し材
12には、前記遮蔽部11Aの室内側端縁に対向するよ
うに形成された立ち上がり壁部12Aと、この壁部12
Aの上端から室外側に向かって水平方向に突設された第
2遮蔽部12Bとが形成されている。これにより、開口
16から開口17に向かう直線経路19は遮蔽部11
A,12Bにより遮られ、開口16からの外気は、遮蔽
部11A,12B部分の略S字状に形成された蛇行流路
18を通して開口17側に流れるように構成されてい
る。
かって水平方向に突設された第1遮蔽部11Aが外気側
開口16の上部位置に形成されている。一方、水返し材
12には、前記遮蔽部11Aの室内側端縁に対向するよ
うに形成された立ち上がり壁部12Aと、この壁部12
Aの上端から室外側に向かって水平方向に突設された第
2遮蔽部12Bとが形成されている。これにより、開口
16から開口17に向かう直線経路19は遮蔽部11
A,12Bにより遮られ、開口16からの外気は、遮蔽
部11A,12B部分の略S字状に形成された蛇行流路
18を通して開口17側に流れるように構成されてい
る。
【0014】このような本発明によれば、外気側開口1
6から外気導入空間1内の蛇行流路18を通して流れ込
んだ外気は、等圧空間側開口17から等圧空間9内に導
入され、これにより等圧空間9およびこれに連通された
PCパネルの外周部の等圧空間10を外気と等圧に維持
することができる。この際、各開口16,17は、サッ
シ2下枠の全長にわたって形成されるため、その開口面
積を最大限大きくでき、等圧空間9,10の容積が大き
い場合でも外気を十分に導入できて各空間9,10を確
実に外気と等圧状態に維持することができる。また、パ
ネル1の大きさに応じて開口16,17面積を変えるも
のではないため、様々な大きさのパネル1に本実施例の
外気導入構造を共通して利用することができる。さら
に、図3に示す従来例では、各開口32,33を形成す
るにあたって、等圧空間9,10の容積に応じた開口面
積の計算や、千鳥加工するための割付などを設計時にか
つ物件毎にそれぞれ行う必要があって手間であったが、
本実施例によれば、サッシ2の下枠全長にわたって開口
16,17を形成でき、確保が可能な最大限の開口面積
つまりは必要とされる開口面積以上の面積を常に確保で
きるため、開口面積の計算が必要なく、千鳥加工も不要
なため割付等も不要となり、設計作業をきわめて簡単に
行うことができる。
6から外気導入空間1内の蛇行流路18を通して流れ込
んだ外気は、等圧空間側開口17から等圧空間9内に導
入され、これにより等圧空間9およびこれに連通された
PCパネルの外周部の等圧空間10を外気と等圧に維持
することができる。この際、各開口16,17は、サッ
シ2下枠の全長にわたって形成されるため、その開口面
積を最大限大きくでき、等圧空間9,10の容積が大き
い場合でも外気を十分に導入できて各空間9,10を確
実に外気と等圧状態に維持することができる。また、パ
ネル1の大きさに応じて開口16,17面積を変えるも
のではないため、様々な大きさのパネル1に本実施例の
外気導入構造を共通して利用することができる。さら
に、図3に示す従来例では、各開口32,33を形成す
るにあたって、等圧空間9,10の容積に応じた開口面
積の計算や、千鳥加工するための割付などを設計時にか
つ物件毎にそれぞれ行う必要があって手間であったが、
本実施例によれば、サッシ2の下枠全長にわたって開口
16,17を形成でき、確保が可能な最大限の開口面積
つまりは必要とされる開口面積以上の面積を常に確保で
きるため、開口面積の計算が必要なく、千鳥加工も不要
なため割付等も不要となり、設計作業をきわめて簡単に
行うことができる。
【0015】また、従来のような中空のアルミ形材から
なる水切り材31を用いるのではなく、ソリッド材から
なる2枚の水切り材11、水返し材12を用いているの
で、従来のような開口32,33の穴明け加工を不要に
でき、工場での生産工程を簡略化でき生産性を向上で
き、コストも低減できる。さらに、中空部分がないた
め、各水切り材11および水返し材12をそれぞれ表面
処理することができて耐候性を向上でき、雨水等が外気
導入空間15内に入っても材料の変質などを防止するこ
とができる。
なる水切り材31を用いるのではなく、ソリッド材から
なる2枚の水切り材11、水返し材12を用いているの
で、従来のような開口32,33の穴明け加工を不要に
でき、工場での生産工程を簡略化でき生産性を向上で
き、コストも低減できる。さらに、中空部分がないた
め、各水切り材11および水返し材12をそれぞれ表面
処理することができて耐候性を向上でき、雨水等が外気
導入空間15内に入っても材料の変質などを防止するこ
とができる。
【0016】また、水切り材11および水返し材12に
形成される遮蔽部11A,12Bは、中空部内に形成す
る場合に比べて製造上の規制が少ないため、突出寸法が
大きくかつ複雑な形状にすることができる。このため、
蛇行流路18を複雑でかつ長い経路にできるため、外気
とともに雨水が開口16から浸入したとしても、蛇行流
路18を通過する途中でその立ち上がり壁12A等に衝
突することなどで水切りでき、開口17まで浸入するこ
とを効果的に防止することができる。その上、前記実施
例では、開口16を開口17よりも低い位置に形成して
いるため、その高さ分の水が外気導入空間15内に溜ま
らない限り開口17から等圧空間9内に雨水が浸入する
ことはなく、その漏水をほぼ完全に防止することができ
る。
形成される遮蔽部11A,12Bは、中空部内に形成す
る場合に比べて製造上の規制が少ないため、突出寸法が
大きくかつ複雑な形状にすることができる。このため、
蛇行流路18を複雑でかつ長い経路にできるため、外気
とともに雨水が開口16から浸入したとしても、蛇行流
路18を通過する途中でその立ち上がり壁12A等に衝
突することなどで水切りでき、開口17まで浸入するこ
とを効果的に防止することができる。その上、前記実施
例では、開口16を開口17よりも低い位置に形成して
いるため、その高さ分の水が外気導入空間15内に溜ま
らない限り開口17から等圧空間9内に雨水が浸入する
ことはなく、その漏水をほぼ完全に防止することができ
る。
【0017】さらに、前記実施例においては、スプラッ
シュバリア7を設けているので、シール材5から浸入し
た雨水をスプラッシュバリア7部分で防水でき、シール
材6,8への漏水を確実に防止することができる。この
際にも、シール材5はシール材6,8よりも低い位置に
あるため、その高さ分の雨水が等圧空間9内に溜まらな
い限り漏水しないため、シール材6,8から室内側への
漏水を確実に防止することができる。
シュバリア7を設けているので、シール材5から浸入し
た雨水をスプラッシュバリア7部分で防水でき、シール
材6,8への漏水を確実に防止することができる。この
際にも、シール材5はシール材6,8よりも低い位置に
あるため、その高さ分の雨水が等圧空間9内に溜まらな
い限り漏水しないため、シール材6,8から室内側への
漏水を確実に防止することができる。
【0018】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、本
発明の外気導入構造は、前記実施例のようにサッシ2の
下枠部分に設けられるものに限らず、サッシ2の上枠部
分に設けたり、上下枠にそれぞれ設けてもよい。但し、
サッシ2の下枠部分であれば水切りが設けられるため
に、外気側開口16に雨水が吹き込みにくい点で有利で
ある。
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、本
発明の外気導入構造は、前記実施例のようにサッシ2の
下枠部分に設けられるものに限らず、サッシ2の上枠部
分に設けたり、上下枠にそれぞれ設けてもよい。但し、
サッシ2の下枠部分であれば水切りが設けられるため
に、外気側開口16に雨水が吹き込みにくい点で有利で
ある。
【0019】また、遮蔽部の形状、数等は、前記実施例
に限らず、上部形材および下部形材の少なくとも一方
に、1つ以上の遮蔽部を形成していればよく、その具体
的な形状は実施にあたって適宜設定すればよい。この
際、本発明によれば、外気導入空間15を2つの形材で
構成しているので、遮蔽部11A,12Bの形状を複雑
にでき、かつ各形材に複数の遮蔽部を設けて組み合わせ
ることも容易に行え、蛇行流路18を複雑な形状にでき
て確実に漏水を防止できる点で有利である。さらに、ス
プラッシュバリア7、連結部材13は必ずしも必要では
なく、実施に当たって適宜設ければよい。特に、連結部
材13は、水返し材12の寸法が長くてシール材5やス
プラッシュバリア7の弾性力で水返し材12が湾曲する
場合などに、湾曲防止のために設ければよい。
に限らず、上部形材および下部形材の少なくとも一方
に、1つ以上の遮蔽部を形成していればよく、その具体
的な形状は実施にあたって適宜設定すればよい。この
際、本発明によれば、外気導入空間15を2つの形材で
構成しているので、遮蔽部11A,12Bの形状を複雑
にでき、かつ各形材に複数の遮蔽部を設けて組み合わせ
ることも容易に行え、蛇行流路18を複雑な形状にでき
て確実に漏水を防止できる点で有利である。さらに、ス
プラッシュバリア7、連結部材13は必ずしも必要では
なく、実施に当たって適宜設ければよい。特に、連結部
材13は、水返し材12の寸法が長くてシール材5やス
プラッシュバリア7の弾性力で水返し材12が湾曲する
場合などに、湾曲防止のために設ければよい。
【0020】また、上部形材および下部形材としては、
前記実施例のように水切り材11、水返し材12を利用
したものに限らず、サッシ2の上枠、下枠を利用しても
よい。さらに、本発明は、PCパネル1に限らず、サッ
シ2が設けられた各種材質のパネルに適用できる。
前記実施例のように水切り材11、水返し材12を利用
したものに限らず、サッシ2の上枠、下枠を利用しても
よい。さらに、本発明は、PCパネル1に限らず、サッ
シ2が設けられた各種材質のパネルに適用できる。
【0021】
【発明の効果】このような本発明によれば、ソリッド材
からなる2つの形材により外気導入空間を構成している
ので、穴明け加工が不要となって生産性を向上できると
ともに、表面処理が可能なため耐候性を向上することが
できる。また、アルミサッシ(建具)の幅寸法一杯に外
気側開口および等圧空間側開口を形成できるため、十分
な外気を導入でき、パネルサイズが大きくて等圧空間の
容積が大きい場合でも確実に外気と等圧に維持すること
ができる。
からなる2つの形材により外気導入空間を構成している
ので、穴明け加工が不要となって生産性を向上できると
ともに、表面処理が可能なため耐候性を向上することが
できる。また、アルミサッシ(建具)の幅寸法一杯に外
気側開口および等圧空間側開口を形成できるため、十分
な外気を導入でき、パネルサイズが大きくて等圧空間の
容積が大きい場合でも確実に外気と等圧に維持すること
ができる。
【図1】本発明が適用されるカーテンウォールの一部を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例の外気導入構造を示す縦断面
図である。
図である。
【図3】本発明の従来例の外気導入構造を示す縦断面図
である。
である。
1 PCパネル 2 サッシ 5 レインバリア用のシール材 6,8 ウインドバリア用のシール材 9,10 等圧空間 11 上部形材である水切り材 12 下部形材である水返し材 11A 第1遮蔽部 12B 第2遮蔽部 15 外気導入空間 16 外気側開口 17 等圧空間側開口 18 蛇行流路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のパネル(1)で構成されるカーテ
ンウォールにおいて、前記パネル(1)に設けられた建
具(2)の上辺および下辺の少なくとも一方に設けられ
てパネル(1)外周に形成される等圧空間(9),(1
0)に外気を導入する外気導入構造であって、建具
(2)の幅寸法に合わせて形成された上部形材(11)
と、この上部形材(11)に平行にかつ所定寸法離れて
配置された下部形材(12)とを備えるとともに、上部
形材(11)および下部形材(12)の少なくとも一方
には、上部形材(11)および下部形材(12)間に形
成される外気導入空間(15)内に向かって、外気導入
空間(15)の外気側開口(16)および等圧空間側開
口(17)を結ぶ直線経路(19)を遮蔽する遮蔽部
(11A),(12B)が突設されていることを特徴と
するカーテンウォールにおける外気導入構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13999894A JPH084163A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | カーテンウォールにおける外気導入構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13999894A JPH084163A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | カーテンウォールにおける外気導入構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH084163A true JPH084163A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15258559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13999894A Withdrawn JPH084163A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | カーテンウォールにおける外気導入構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084163A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6504857B1 (en) | 1999-07-09 | 2003-01-07 | Pentax Corporation | Laser diode deterioration detecting device |
| JP2003193753A (ja) * | 2001-12-28 | 2003-07-09 | Daiwa House Ind Co Ltd | 建具と壁との間の等圧止水構造、アタッチメント枠及び建具 |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP13999894A patent/JPH084163A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6504857B1 (en) | 1999-07-09 | 2003-01-07 | Pentax Corporation | Laser diode deterioration detecting device |
| JP2003193753A (ja) * | 2001-12-28 | 2003-07-09 | Daiwa House Ind Co Ltd | 建具と壁との間の等圧止水構造、アタッチメント枠及び建具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |